税金読本(4-3)配当課税の仕組み

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1 98 上場株式等の配当所得 配当課税の仕組み 上場株式等の配当所得に対しては 20.31( 所得税 住民税 ) の源泉徴収が行われます ( 配当所得の収入すべき時期は 配当を支払う法人の株主総会や取締役会などの決議があった日となります くわしくは 99ページ参照 ) 源泉徴収の後 上場株式等の配当所得について確定申告をする場合には 総合課税または申告分離課税のいずれか一方を選択します 確定申告をしない場合には 源泉徴収のみで課税関係が終了する申告不要制度を選択することができます ただし 上場株式等の配当所得であっても 大口株主 ( 内国法人の発行済株式数の3% 以上を保有している個人株主 ) が支払いを受けるものについては 課税上は一般株式等の配当所得と同様の扱いとなり 源泉徴収税率は20.42%( 所得税のみ ) で原則として総合課税となります 確定申告する場合確定申告をする場合 申告する上場株式等の配当所得の全額について 総合課税と申告分離課税のいずれかを選択しなければならず 申告する上場株式等の配当所得のうちの一部を申告分離課税 残りの部分を総合課税にすることはできません 総合課税を選択した場合 配当控除 ( 100ページ参照 ) が適用されます 一方 申告分離課税を選択した場合 上場株式 4-3 源泉徴収と課税方法上場一般 等の譲渡損との損益通算ができますが 配当控除の適用はありません 一般株式等の配当所得や大口株主が受け取る上場株式等の配当所得について総合課税が適用されている場合でも 上場株式等の配当所得 ( 大口株主の受取配当等を除く ) について 申告分離課税を選択することも可能です 申告不要を選択した場合申告不要を選択した場合 源泉徴収のみで課税が終了するため 実質的に源泉分離課税と同じといえます 申告不要の利用に手続きは必要ありません 単にその配当を確定申告しなければよいのです 申告不要については 銘柄ごと 1 回に支払いを受ける配当等の額ごとに選択できます ただし 源泉徴収ありの特定口座内に受け入れた配当等については 口座ごとに選択します 所得税と住民税で異なる課税方式の選択可なお 上場株式等の配当所得における総合課税 申告分離課税 申告不要制度の3つの課税制度は所得税と住民税でそれぞれ選択することも可能です 所得税の確定申告書のみを提出した場合 または所得税で申告不要制度を選択し住民税の申告書を提出しなかった場合は 自動的に所得税で選択した課税方式が住民税の課税方式とみなされます 住民税において所得税と異なる課税方式を選択するには 所得税の確定申告書とは別に住民税の申告書を提出する必要 一般株式等の配当所得 一般株式等の配当所得に対する税金は 20.42%( 所得税のみ ) の源泉徴収が行われます 一般株式等の配当所得は 所得税について1 銘柄あたり1 回に受ける配当額が10 万円 ( 年 1 回配当の場合 ) 以 配当所得の課税方式 上場株式等 一般株式等 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 所得区分所得税の課税方式住民税の課税方式備考 大口株主に該当しない場合 大口株主 ( 発行済み株式の 3% 以上保有 ) に該当し 少額配当 に該当しない場合 大口株主かつ少額配当 に該当する場合 申告不要制度 申告分離課税 総合課税から納税者が選択 総合課税総合課税 申告不要制度 総合課税から納税者が選択 少額配当 に該当しない場合総合課税総合課税 少額配当 の場合 申告不要制度 総合課税から納税者が選択 少額配当とは 1 銘柄 1 回あたりの配当額が次の基準額以下となる配当所得をいいます 配当の計算期間の月数基準額 =10 万円 12 配当の計算期間の月数 直前の配当に関する基準日の翌日から今回の配当に関する基準日までの月数 (12ヵ月超の場合は12ヵ月とし 1ヵ月未満の場合は1ヵ月とする ) 2 所得税と住民税で異なる課税方式とするには 所得税の確定申告書と住民税の申告書の両方の提出が必要です 手続きについては 66ページを参照してください 3 所得税で申告不要とする場合は 住民税の申告書の提出が必要です 手続きについては 66ページを参照してください 配当所得の計算と収入時期上場一般 配当所得の計算株式の配当による配当所得の金額は 原則として その年に受け取った配当金額がそのまま配当所得の金額となります ただし 株式を取得するために要した 2があります ( 詳しい手続きについては 66ページ参照 ) 下のときにのみ申告不要を選択できます 住民税の特別徴収は行われず 総合課税となります 所得税において確定申告を行っていない場合には 住民税について申告書の提出が必要となります 申告不要制度所得税と住民税で 申告分離課税異なる課税方式と 総合課税 2 することも可能から納税者が選択所得税のみ申告不総合課税要とすることも可 3 能所得税のみ申告不総合課税要とすることも可 3 能借入金の利子 ( 譲渡した株式等を取得するために要した借入金の利子は除きます ) がある場合には その借入金の利子のうちその年に元本を有していた期間に対応する金額を控除した額が 配当所得の金 年度改正所得税住民税株式N

2 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 100 額となります ( 確定申告する場合 ) 配当所得の収入すべき時期 配当所得の金額は 配当を支払う法人 総合課税の対象となる配当所得 ( 源泉徴収される前の配当金額 負債利子がある場合は負債利子控除後の金額 ) は 配当金額に応じた税額控除を受けることができます これを配当控除といいます 申告分離課税 申告不要を選択した上場株式等の配当所得は 配当控除の適用はありません 配当について源泉徴収された所得税と配当控除額が 納付税額の計算上 控除されます 配当控除額は 配当所得の12.8%( 所得税 住民税 2.8% 課税総所得金 ( 注 1)( 注額等 2) が1,000 万円を超えている の株主総会その他正当な権限を有する機関の決議があった日に収入があったものとすることとされています 総合課税と配当控除上場一般 配当控除額の計算例 1,000 万円 配当所得を加えると その他の所得 800 万円 その他の所得 930 万円 配当 150 万円 その他の所得 1,050 万円 配当 150 万円 a 部分は所得税 住民税 1.4%) です 例えば 配当所得以外のが930 万円の人に150 万円の配当所得があるとすると の部分に対応する配当所得 70 万円についてはその 12.8% の8.96 万円 それを超える部分に対応する配当所得 80 万円についてはその 6.4% の5.12 万円 全体で14.08 万円を算出税額から差し引くことができます 上場株式等の配当所得について配当控除を受けるために総合課税を選択するか 申告不要を選択するかについては 次ページのQ&をご覧下さい a=70 万円 b=80 万円 配当 150 万円 配当控除率配当控除額 所得税 住民税 2.8% 所得税 a について b について 住民税 a について 2.8% b について 1.4% 所得税 住民税 1.4% 所得税 15 万円 住民税 4.2 万円 合計 19.2 万円 所得税 a について 7 万円 b について 4 万円住民税 a について 1.96 万円 b について 1.12 万円合計 万円 所得税 7.5 万円 住民税 2.1 万円 合計 9.6 万円 ( 注 1) 課税総所得金額等が1,000 万円を超えるかどうかは 土地 建物等の課税譲渡所得 株式等にかかる課税譲渡所得等 申告分離課税を選択した上場株式等にかかる課税配当所得の金額 先物取引にかかる課税雑所得等の金額を課税総所得金額に加えた合計額によることになります 課税退職所得や課税山林所得の金額は含まれません 本書では これらを といいます ( 注 2) 所得税と住民税では 扶養控除などの人的控除額に差があることから 同じ収入金額でも住民税の方が 通常 は大きくなりますが ここでは 便宜的に同じ金額として取り扱っています b Q 総合課税と申告不要の選択 上場株式の配当について 総合課税とすべきか申告不要とすべきか迷って います どのようにして判断すればよいのでしょうか? 上場 一般 また 投資信託や ETF の分配金は 上場株式の配当の場合と同じと考えてよいのでしょうか? 上場株式等の配当所得については 総合課税 申告分離課税 申告不要の選択制になっています また 所得税と住民税で異なる課税方式を選 択することも可能となっています 申告分離課税を選択した場合 その年や過年度の上場株式等の譲渡損と損益通算 ( 繰越控除 ) することができます いずれの適用も受けない場合は 上場株式等の配当所得について 総合課税か申告不要のいずれかを選択することが有利になるものと考えられます 所得税と住民税で異なる課税方式を選択することも考慮に入れると 考えうる選択肢は 両方とも申告不要 (B) 両方とも総合課税 所得税は総合課税で住民税は申告不要 の3つが挙げられます ここでは これら3つの課税方式について 商品別にどが最も税率が低くなるかを検討します なお ここでは単純な税率の比較を紹介しますが 申告不要を選択した配当所得が合計所得金額などに含まれないのに対し 総合課税を選択した配当所得はこれに含まれる点にも注意が必要です ( 116ページ参照 ) 正味税率の比較配当控除率 ( 表 1) を考慮して 商品の類型ごとに別に3つの課税方式による正味税率を試算したものが表 2 表 5です これらをまとめた表が表 6になります 表 6を見ると が330 万円以下の場合は 上場株式等となる全ての商品の配当所得について 所得税は総合課税で住民税は申告不要 を選択すると最も正味税率が低くなります 他方 がの場合は 上場株式等となる全ての商品の配当所得について 両方とも申告不要 を選択することで最も正味税率が低くなります 悩ましいのが が の場合です この場合は 商品類型ごとに 課税方式の有利 不利が変わってきます 配当所得は原則として1 銘柄 1 回の配当 分配金ごとに申告の有無を選択できますが 源泉徴収ありの特定口座に配当所得を受け入れている場合は 当該配当所得は特定口座単位で申告の有無を選択しなければなりません なお 所得税で確定申告し総合課税を選択した場合 住民税の申告書を提出しないと自動的に住民税も総合課税となってしまいます このため 所得税は総合課税で住民税は申告不要 という課税方式を選択するには 所得税の確定申告書のほかに 住民税の申告書の提出も必要です 住民税の申告書の提出方法については 66ページを参照してください 101

3 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 102 [ 表 1] 商品類型ごとの配当控除率 商品類型 商品の種類 配当控除率所得税住民税 Ⅰ 日本株 日本株 ETF 2 2.8% Ⅱ 公募株式投資信託のうち株式以外の割合 外貨建資産の割合がいずれも50% 以下のもの 1.4% Ⅲ 公募株式投資信託のうちⅡ Ⅳのいずれにも該当しないもの % Ⅳ 公募株式投資信託のうち株式以外の割合 外貨建資産の割合のいずれかまたは両方が7 超のもの Ⅴ 配当所得を生じさせる上場株式等のうちⅠ Ⅳのいずれにも該当しないもの ( 外国株 RET ETN 国内 ETFでⅠ Ⅳに該当しないもの 外国 ETFなど ) がの場合の率です がの場合はこの半分です 2 日本株 ETFとは 正確には 特定株式投資信託のうち特定外貨建等証券投資信託以外のもの をいいます [ 表 2] 配当所得の課税方式の選択 ( 商品類型 Ⅰ の場合 ) 330 万円以下 1,800 万円以下 両方とも申告不要 所得税 復興特別所得税 所得税復興特別所住民税住民税合計 ( 復興特別所得税除く ) 正味税率得税込みのの合計 (2)(1+2) 配当正味所得税の正配当正味税税率 (3+4) 控除率税率味税率 (3) 税率控除率率 (4) 所得税は総合課税で住民税は申告不要 正味税率の合計 (3+2) 7.2% 7.2% 20% 10.21% 17.41% 15.21% 2.8% 7.2% 23% 13% % % % 33% 23% % % % 33% 28% % % % 1.4% 8.6% 40% ,000 万円超 4 40% 40.84% 49.44% 45.84% 配当所得に係る税額から控除し切れない分は 他の所得に係る税額から控除する形となります 2 配当控除以外の税額控除はないものとして計算しています % 未満の端数が出る場合は四捨五入により0.001% 単位で表示しています 上記 上記 [ 表 3] 配当所得の課税方式の選択 ( 商品類型 Ⅱ の場合 ) 両方とも申告不要 所得税は総合課税で住民税は申告不要 所得税 所得税復興特別所住民税復興特別住民税合計 ( 復興特別所得税除く ) 正味税率正味税率の得税込みのの合計合計所得税 (2)(1+2) 配当 正味 所得税の正配当 正味税 (3+4) (3+2) 税率控除率税率味税率 (3) 税率控除率率 (4) 8.6% 上記 万円以下 と 20% % 8.6% が同値 23% 18% % % % % 28% % % % 上記 33% % % % 1,800 万円以下 % 9.3% 40% % % % 4,000 万円超 % % % 配当控除以外の税額控除はないものとして計算しています % 未満の端数が出る場合は四捨五入により 0.001% 単位で表示しています [ 表 4] 配当所得の課税方式の選択 ( 商品類型 Ⅲ の場合 ) 両方とも申告不要 所得税は総合課税で住民税は申告不要 所得税 所得税復興特別所住民税復興特別住民税合計 ( 復興特別所得税除く ) 正味税率正味税率の得税込みのの合計合計所得税 (2)(1+2) 配当 正味 所得税の正配当正味税 (3+4) (3+2) 税率控除率税率味税率 (3) 税率控除率率 (4) % % 7.553% 上記 % % % 330 万円以下 20% % % % % 9.3% 23% % % % % % % % 上記 1,800 万円以下 33% % % % % % % % 4,000 万円超 % % % 配当控除以外の税額控除はないものとして計算しています % 未満の端数が出る場合は四捨五入により 0.001% 単位で表示しています 103

4 104 [ 表 5] 配当所得の課税方式の選択 ( 商品類型 Ⅳ Ⅴ の場合 ) 両方とも申告不要 所得税は総合課税で住民税は申告不要 所得税 所得税復興特別所住民税復興特別住民税合計 ( 復興特別所得税除く ) 正味税率正味税率の得税込みのの合計合計所得税 (2)(1+2) 配当正味所得税の正配当 正味税 (3+4) (3+2) 税率控除率税率味税率 (3) 税率控除率率 (4) 上記 10.21% 20.21% 15.21% 330 万円以下 20% 20% 20.42% 30.42% % 23% 23% % % % % 0% 33% 33% % % % 上記 1,800 万円以下 33% 33% % % % 40% 40% 40.84% 50.84% 45.84% 4,000 万円超 配当控除以外の税額控除はないものとして計算しています % 未満の端数が出る場合は四捨五入により0.001% 単位で表示しています [ 表 6] 配当所得の課税方式の選択 ( 商品類型 Ⅰ~Ⅴ のまとめ ) 商品類型 Ⅰ 商品類型 Ⅱ 商品類型 Ⅲ Ⅳ Ⅴ 所得税は総合課税で 330 万円以下 所得税は総合課税で住民税は申告不要 住民税は申告不要 と が同値 1,800 万円以下 4,000 万円超 両方とも申告不要 両方とも申告不要 所得税は総合課税で住民税は申告不要 両方とも申告不要 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 譲渡損失の損益通算 繰越控除上場一般 損益通算 申告分離課税を選択した上場株式等の 配当所得については 上場株式等の譲渡損と通算することができます 申告分離課税を選択した場合も 総合課税を選択した場合と同様に 上場株式等の配当等は 合計所得金額 ( 40ページCheck Point! 参照 ) に含まれることに (2) 損益通算の順序 上場株式等の譲渡損失の損益通算を行う場合に 上場株式等の譲渡による所得および申告分離課税を選択した上場株式 1 上場株式等の譲渡による所得 2 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得および利子所得 (3) 繰越控除 上場株式等の譲渡損については 同じ年の上場株式等の配当等だけでなく 翌年以降 3 年間の上場株式等の配当等と通 (4) 損益通算 繰越控除と適用税率 例えば 上場株式等の配当所得 ( 申告分離課税 ) が年 150 万円あり 他に上場株式等の譲渡損が60 万円ある場合 控除後の配当所得 90 万円に対して20%( 所得税 1 住民税 ) の税率が適用されます 税負担は18 万円 (=90 万円 20% 他に復興特別所得税) となります なります 損益通算が行われる場合 損益通算後の金額 ( 利益の場合に限ります ) が合計所得金額に含まれます 上場株式等の配当所得であっても申告不要や総合課税を選択した場合は損益通算の対象となりません 等の配当所得 ( および利子所得 ) があるときには 次の順序で控除の対象とすることとされています 算することも認められます ( 注 ) 繰越控除の順序については 次ページCheck Point! を参照して下さい 繰越控除の適用がある場合 つまり 前年以前から繰り越されてきた上場株式等の譲渡損失がその年の上場株式等の譲渡所得等や配当等から控除しきれた場合には その控除後の金額に対して 20% ( 所得税 1 住民税 ) の税率が適用されます ( 注 ) 通算する前の上場株式等の配当等の金額が 合計所得金額 ( 40ページCheck Point! 参照 ) に含まれます 105

5 106 上場株式等の譲渡損失を繰越控除する場合の取扱い上場一般 2018 年において上場株式等の譲渡所得等および配当所得 利子所得があり 2015 年 分から2017 年分の各年から繰り越された上場株式等の譲渡損失を控除する場合の取り扱 いについては以下のようになります この場合 2015 年に発生した損失から順次控除にあてていきます また 繰越損失を 控除する際には 譲渡益に限らず 上場株式等の配当からも控除することが可能です そ の際 繰り越した損失は 次の1 2の順に控除します 繰り越された各年の上場株式等の譲渡損失の金額 2015 年発生分 2016 年発生分 2017 年発生分 500,000 円 200,000 円 100,000 円 2018 年分の上場株式等の譲渡所得等および申告分離課税を選択した上場株式等の 配当所得 利子所得の金額 1 上場株式等の譲渡所得等 2 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得 利子所得 700,000 円 200,000 円 2015 年分の損失 1 上場株式等の譲渡所得等 700,000 円 500,000 円 2016 年分の損失 200,000 円 2 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得 利子所得 200,000 円 2017 年分の損失 100,000 円申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得 利子所得 100,000 円 総合課税 申告分離課税 申告不要の比較 ( 上場株式等の配当等 ) 確定申告をする 上場 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 一般 確定申告をしない 総合課税申告分離課税 ( 申告不要制度適用 ) 負債利子控除ありなし 税率 超過累進税率 20%( 所得税 1 住民税 ) 配当控除ありなし 上場株式等の譲渡損失との損益通算 扶養控除等の判定 源泉徴収税率 なし 合計所得金額に含まれる あり 合計所得金額に含まれ る 所得税 住民税 下記源泉徴収税率と同じ 特定口座の場合は口座内で損益通算可能 合計所得金額に含まれない 上場株式等に係る譲渡損失と上場株式等に係る配当所得との損益通算の特例の適用を受けている場合にはその適用後で 上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除の適用を受けている場合にはその適用前の金額 みなし配当上場一般 みなし配当は 法人に留保されていた利益が 企業組織再編や自己株式取得など一定の事由を契機として その法人の株主に移転したと考えられる場合に発生します 具体的には 以下の事由に伴い株主に対して交付される金銭等の額が その交付の基因となった株式に対応する資本金等の額を超える場合の その超える部分の金額をいいます みなし配当に対する課税方法は 通常の配当と基本的に同じです ただし みなし配当に関しては その計算期間は 12ヵ月と取り扱われます したがって 大口株主が保有する上場株式等に係るみなし配当や 一般株式等に係るみなし配当に関しては 1 回当たりのみなし配当金額が10 万円以下である場合に限り 申告不要を選択できることとなります 107

6 付表株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 1 合併 ( 適格合併を除く ) 2 分割型分割 ( 適格分割型分割を除く ) 3 株式分配 ( 適格株式分配を除く ) 4 資本の払戻し ( 剰余金の配当のうち分割型分割によるもの以外のもの ) または解散による残余財産の分配 5 自己の株式の取得 ( 金融商品取引所の開設する市場における購入による取得等を除く ) 6 社員の退社又は脱退による持分の払戻し 7 組織変更 ( 組織変更をした法人の株式以外の資産が交付されるものに限る ) 対価の交付が省略されたと認められる非適格合併又は非適格分割型分割の場合も その省略された対価を配当等とみなして みなし配当を計算します みなし配当と譲渡益の計算方法 みなし配当の算出方法 みなし配当額 = 交付された金銭その他の資産の価額の合計額 例えば 自己株式の取得の場合 上記計算式の は 株式発行法人が1 種類のみの株式を発行しているか 2 種類 1 発行している株式が 1 種類のみの場合 = 自己株式取得等の直前における発行法人の資本金等 の額 ( 取得資本金額 ) ( 注 ) 2 発行している株式が 2 種類以上の場合 = 自己株式取得等の直前における自己株式取得等に係る株式と同じ種類の株式 に係る資本金等の額 ( 種類資本金額 ) ( 注 ) ( 注 ) 当該価格が 0 以下の場合は 0 その法人の資本金等の額のうち 金銭等の交付の基因となったその法人の株式に対応する部分 以上の株式を発行しているかにより 次のように計算します 自己株式取得に応じた株主等が有していた株式数 発行済株式等の総数 自己株式取得に応じた株主等が有していた取得を行う株式と同じ種類の株式に係る株式数その種類の株式の総数 2買株取式価の格109 取得資本金額 (2) 株式譲渡益の算出方法株主が発行法人から交付される金銭等のうち みなし配当以外の部分 すなわち資本金等の額から支払われる金額が株 式の譲渡代金となります この譲渡代金が 譲渡した株式の取得価額を超える場合には その超過額が株式の譲渡益となります 例えば 以下のような資本構成の 社 ( 発行済株式数 4,000 万株 全て普通株 ) が1 株 1,000 円で600 万株の自己株式を取得した場合 自己株式の取得に応じた株主の1 株当たりのみな し配当額および譲渡損益は次のようになります ( 自己株式の取得に応じた株主の取得価額は 500 円とします ) 社の純資産の部の株主資本 自己株式取得直前 自己株式取得直後 1 資本金 200 億円 200 億円 2 資本剰余金 ⑴ 資本準備金 80 億円 80 億円 ⑵その他資本剰余金 20 億円 20 億円 3 利益剰余金 ⑴ 利益準備金 40 億円 40 億円 ⑵その他利益剰余金任意積立金繰越利益剰余金 160 億円 160 億円 4 自己株式 0 60 億円 株主資本合計 500 億円 440 億円 ( 注 ) 設例の簡素化のため 当期利益や配当の支払は考慮していません みなし配当額の計算 取得資本金額 =(200 億円 +80 億円 +20 億円 ) 4,000 万株 =750 円 1 株当たりのみなし配当額 =1,000 円 750 円 =250 円 譲渡損益の計算 1 株当たりの譲渡代金 =1,000 円 250 円 ( みなし配当額 )=750 円 1 株当たりの譲渡損益 =750 円 500 円 =250 円 取得価額 1, 円 己円自(250 円 ) みなし配当 =250 円 譲渡益 =250 円 750 円 自己株式の 018年度改正所得税住民税株式N 債券投資信託特定口座外国証券デリバティブ年金 財形相続税贈与税財産評価不動産必須知識108

7 110 相続した非上場株式のみなし配当課税の特例相続または遺贈 ( 相続等 ) により取得なし配当ではなく 譲渡所得として課税した非上場株式を発行会社へ譲渡し か ( 申告分離課税 ) されます つ 次のすべてに該当する場合には み 相続等により取得した株式で相続税があること 相続開始日の翌日から相続税の申告書の提出期限の翌日以後 3 年を経過する日までの間に発行会社に譲渡するものであること 2004 年 4 月 1 日以後に相続等により取得した株式であること資本剰余金を原資とする配当 ( 資本の払戻し ) があった場合の課税関係通常 配当は発行会社の利益剰余金を定申告が必要になります ( 注 ) 原資として支払われますが 資本剰余金また 保有する株式について資本の払を原資として支払われることもあります 戻しがあった場合 その払戻しがあった資本剰余金を原資とする配当 ( みなし日 ( その払戻しに係る剰余金の配当がそ配当 部分を除く ) については 株式等の効力を生ずる日 ) 以後の当該株式に係に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる取得価額については 当該株式を発行ます した法人の純資産減少割合に基づき 次当該資本の払戻しの金額から取得費をページの算式により取得価額の調整 ( 減控除して譲渡所得等が発生する場合 確額 ) を行います ( 注 ) 資本の払い戻しが特定口座内の上場株式に係るものだったとしても 特定口座内での計算が行われない場合 資本の払い戻しに伴って発生した譲渡所得等は 一般口座における譲渡所得等とみなされ 原則として確定申告が必要です ( 216ページ参照 ) ただし 例えば 特定口座( 源泉徴収口座 ) のみで株式の取引を行っている給与所得者 ( 給与を1か所から受けていて その給与の収入金額が2,000 万円以下である者等に限る ) が 当該源泉徴収口座での取引につき申告不要制度を選択し かつ 資本の払戻しによる株式等に係る譲渡所得等の金額を含む所得金額 ( 給与所得 退職所得を除く ) の合計額が20 万円以下の場合などは 確定申告を行う必要はありません ( 49ページ参照 ) 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 個人株主に対して資本の払戻し ( 資本剰余金の減少 ) があった場合の課税関係資本金等の金額以外の 2 1金額からみなし配当の金額交なる部分付をC 受株式等に係るけ譲渡所得等の金額る 資本金等の金株式等に係る譲渡金額 から銭所得等の収入金額なる部分 B とみなされる金額等取得価額 資本金等の金額は 発行会社が株主から払込みを受けた金額等で 資本剰余金を含みます 株式等に係る譲渡所得等の金額 株式等に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる金額 = 1 資本の払戻しにより交付を受ける金銭等 2みなし配当の金額の価額の合計額 B 取得価額 = 旧株の従前の取得価額の合計額 純資産減少割合 C 株式等に係る譲渡所得等の金額 = 株式等に係る譲渡所得等の収入金額とみなされる金額 B 取得価額 ( 注 1) 資本の払戻しに係る 純資産減少割合 は 次の算式により算出した割合 ( 小数点以下 3 位未満は切上げ ) をいいます 算式 その法人の資本の払戻しにより減少した資本剰余金の額 純資産減少割合 = その法人の資産の帳簿価額 その法人の負債 ( 新株予約権に係る義務を含む ) の帳簿価額 この純資産減少割合は 資本の払戻しを行った法人 ( 株式の発行法人 ) から その払戻しを受けた株主に対して通知されます ( 注 2) Cの金額は Bの金額がの金額を上回る場合は 譲渡損失の額となります 取得価額の調整 ( 資本の払戻しがあった後のその有する株式 ( 旧株 ) の取得価額の調整 ) 旧株 1 株当たりの取得価額 = 旧株 1 株の従前の取得価額 旧株 1 株の従前の取得価額 純資産減少割合 111

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