税金読本(4-1)株式譲渡益課税の仕組み

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1 72 株式譲渡益課税の仕組み 株式譲渡益課税の全体像上場一般 株式等 は 大きく 上場株式等 と 一般株式等 に分けることができ その2つで課税のしくみが異なります 本章では株式等に係る税制を説明しま 株式等 上場株式等 一般株式等 の範囲 税法上の 株式等 上場株式等 一般株式等 の範囲は次の図のとおりです 株式等のうち上場株式等に該当しないものを一般株式等と呼びます 2016 年 1 月 1 日以後 株式等や上場株式等の範囲が変更されています 株式等と上場株式等の範囲 株式 ( 新株予約権などを含む ) 出資株式投信 公社債投信公社債 ( 新株予約権付社債を含む ) 特定受益証券発行信託の受益権社債的受益権外国法人に係る上記のものなど 株式等のうち上場株式等以外のものを 一般株式等 と呼ぶ ( ) 下線部が 2016 年 1 月 1 日以後追加されたもの 株式等 4-1 すが 上場株式等と一般株式等に共通する説明については上場一般のマークを 上場株式等のみに対する説明については 上場一般のマークをつけています 上場株式等 には 上場株式だけでなく特定公社債 公募株式投信 公募公社債投信 ETF ETNなども含まれます 一般株式等 には 非上場株式のほか 一般公社債 私募株式投信 私募公社債投信などが含まれます 上場株式等 上場株式 ( 上場新株予約権などを含む ) 日本銀行出資証券信金中金等の上場優先出資証券公募株式投信 ETF 上場 RET ETN 上場ベンチャーファンド公募公社債投信上場新株予約権付社債外国上場株式特定公社債公募または上場された社債的受益権 など 株式譲渡益課税の計算の流れ 上場株式等と一般株式等の譲渡益には 原則として申告分離課税が適用されます 申告分離課税とは 上場株式等 ( または一般株式等 ) の譲渡損益を他の所得と区分して計算し 算出された税額を申告納税する方法です 給与所得や事業所得などと区分して計算するだけでなく 上場株式等の譲渡損益と一般株式等の譲渡損 1/2 特例については 2008 年 4 月 29 日以前に取得した分に適用されます 2 その年の総所得金額等から控除しきれない場合に控除されます 株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 益も区分して計算します なお 上場株式等または一般株式等の譲渡による所得は 譲渡所得 雑所得 事業所得のいずれかとなります ( どの区分となるかは次ページ参照 ) が これら3 区分の所得を総称して譲渡所得等と呼びます 株式等の譲渡所得等に係る税額計算の流れ上場株式等の譲渡損益一般株式等の譲渡損益譲渡所得雑所得事業所得譲渡所得雑所得事業所得 所得間の損益通算 ( 82 ページ ) 所得間の損益通算 ( 82 ページ ) 特定中小会社株式の取得に要した金額の控除等 ( 90 ページ ) 特定中小会社株式の譲渡所得の 1/2 特例の適用 ( 93 ページ ) ( 過年度の ) 特定中小会社株式に係る譲渡損失の繰越控除の適用 ( 93 ページ ) 上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除 ( 83 ページ ) 金額が負の場合 ( 過年度の ) 雑損失の繰越控除の適用 ( 26 ページ ) 2 上場株式等の譲渡所得等 上場株式等の配当等との損益通算 繰越控除が可能 ( 83 ページ ) 金額が正の場合 各種所得控除 ( 28 ページ ) 2 上場株式等の譲渡所得等に係る課税所得金額 一般株式等の譲渡所得等 金額が正の場合 一般株式等の譲渡所得等に係る課税所得金額 税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) 金額が負の場合 なかったものとみなす 印の付いている所得税については 別途復興特別所得税の課税も行われます 復興特別所得税の税率は基準所得税額の2.1% です 詳しくは 46ページを参照してください 73

2 74 Q 株式等の譲渡益の所得区分 株式等の譲渡による所得は 譲渡所得のほか 事業所得や雑所得に区分されることもあるのですか? 所得区分が異なることによって何か違いはありますか? 株式等の譲渡による所得金額は 譲渡所得 事業所得または雑所得に区分した上で計算することとされています 個人が株式等を譲渡した場合には そのほとんどが譲渡所得に該当するものと思われます 税法上は その株式等の譲渡が営利を目的として継続的に行われているかどうかによって判定することとされています 具体的には 売買の回数 数量 金額 取引の種類 資金の調達方法などの状況から 営利を目的として継続的に行われていると判定された場合は 事業所得または雑所得となります ただし 次の 1 2 の所得については譲渡所得として差し支えないこととされています 1 上場株式等で所有期間が1 年を超えるものの譲渡による所得 2 一般株式等の譲渡による所得 上場株式等に係る譲渡所得等の金額の計算上 信用取引等の方法による上場株式等の譲渡による所得など上記 1に掲げる所得以外の上場株式等の譲渡による所得がある場合には 当該部分は事業所得または雑所得として取り扱って差し支えないこととされています 株式等の譲渡による所得が どの所得に区分されるかによって 次のような取扱いの違いが生じます 口座管理料や投資顧問料を必要経費として控除できる 相続により取得した株式等を譲渡した際の所得計算において 一定の相続税額を取得費に加算することができる ( 77ページ参照 ) 譲渡所得 上場 事業所得 雑所得 一般 所得金額の計算の原則上場一般 株式等の譲渡による所得金額の計算は 基本的に 株式等の譲渡による収入金額から 取得費をはじめ株式等の取得に要した費用などを控除して算出します 株式等の譲渡による事業所得 譲渡所得 株式等の譲渡による収入金額 株式等の取得価額 ( または取得費株式等の譲渡のため に要した委託手数料 雑所得に分けて計算します ( 注 ) なお 株式等の譲渡損益の帰属時期は原則として受渡日です ただし 約定日を用いて確定申告することも可能です 株式等を取得するために要した負債の利子の額 2 手数料等各種経費 管理費 その他経費 に係る消費税等 ) 口座管理料などの管理費を控除できるのは 事業所得または雑所得に該当する場合です 2 株式等を購入した際の委託手数料やそれにかかる消費税などは取得価額または取得費に含まれます 取得価額 ( または取得費 ) の計算上場一般 (1) 取得価額 ( または取得費 ) の計算の原則 株式等の譲渡による所得金額を算出する際には 取得価額 ( または取得費 ) の 計算が重要です 取得価額は 株式等の取得形態によって 次のようになります 区分取得価額 1 金銭の払込みにより取得した株式等 (2 に該当するものを除く ) 2 有利な払込金額により株式を取得する権利 ( ストック オプションを除く ) の行使により取得した株式等 3 株主等として新たな払込み等を要しないで取得した株 2 式 新株予約権 新投資口予約権 4 購入した株式等 (2 に該当するものを除く ) 5 上記 1 4 以外の方法で取得した株式等 払い込んだ金銭の額 有利な払込金額により株式を取得する権利に係る払込期日または給付期日における価額 ( 注 ) 申告分離課税の対象となる株式等の譲渡による所得は 総合課税のような 50 万円の特別控除はなく 長期譲渡所得の税負担軽減措置 ( 所有期間が 5 年を超える場合における 1/2 課税 ) もありません ゼロ 3 購入の代価 取得時におけるその株式等の取得のために通常要する価額 新株予約権の行使により取得した株式等である場合にはその新株予約権の取得価額を含むこととし 金銭の払込みによる取得のために要した費用がある場合にはその費用の額を加算します 2 他の株主等に損害を及ぼすおそれがないと認められる場合に限ります 3 購入手数料 購入のために要した通信費 名義書換料 購入手数料にかかる消費税等などを含めた金額です 75

3 76 同一銘柄の株式等を2 回以上にわたって取得した場合には 銘柄ごとに1 単位当たりの取得価額を算出し この金額を基に所得金額を計算します 1 単位当たりの取得価額は 所得の区分に応じて 総平均法または総平均法に準ずる方法に 1 株式等の譲渡による所得が事業所得の場合 2 株式等の譲渡による所得が譲渡所得または雑所得の場合 取得価額および税額の計算例 より算出します いずれの方法も 取得価額の総額を譲渡直前の保有株式数で割って算出しますが 計算の基礎となる期間が異なるほか 総平均法に準ずる方法では 譲渡のつど 取得価額を算出します 算出方法 総平均法譲渡のあった年 (1 月 12 月 ) を基礎として 年初に有していたものの取得価額の総額と年中に取得したものの取得価額の総額との合計額を その株式等の総数で割って計算した金額を1 単位当たりの取得価額とする方法 総平均法に準ずる方法その株式等を最初に取得したとき ( その後すでにその株式等の一部を譲渡している場合には 直前の譲渡のとき ) から譲渡のときまでの期間を基礎とし 最初に取得したとき ( または直前の譲渡のとき ) に有していたものの取得価額の総額とその期間内に取得したものの取得価額の総額との合計額を その株式等の総数 ( 譲渡直前の保有数 ) で割って計算した金額を1 単位当たりの取得価額とする方法 売買年月日等売買の別数量単価金額 年 11 月 日取得 3,000 株 1,680 円 5,040,000 円 年 3 月 日 株式分割 300 株 (1:1.1) 年 6 月 日譲渡 2,000 株 1,750 円 3,500,000 円 年 7 月 日取得 5,000 株 1,700 円 8,500,000 円 年 10 月 日取得 3,000 株 1,760 円 5,280,000 円 年 12 月 日譲渡 5,000 株 1,790 円 8,950,000 円 総平均法 ⑴3 で譲渡した 2,000 株 6 で譲渡した 5,000 株の取得価額 5,040,000 円 8,500,000 円 5,280,000 円 3,000 株 300 株 5,000 株 3,000 株 =1,666 円 ( 端数切上げ ) 7,000 株 =11,662,000 円 (2,000 株 5,000 株 ) ⑵3および6で譲渡したことによる譲渡益および税額譲渡益 =(3,500,000 円 8,950,000 円 ) 11,662,000 円 =788,000 円所得税額 =788,000 円 15% =118,200 円住民税額 =788,000 円 5%=39,400 円 総平均法に準ずる方法 ⑴3 で譲渡した 2,000 株の取得価額および譲渡益 5,040,000 円 2,000 株 =1,528 円 ( 端数切上げ ) 2,000 株 =3,056,000 円 3,000 株 300 株 譲渡益 =3,500,000 円 3,056,000 円 =444,000 円 ⑵3の譲渡後の1,300 株の取得価額 1,528 円 1,300 株 =1,986,400 円 ⑶6で譲渡した5,000 株の取得価額および譲渡益 1,986,400 円 8,500,000 円 5,280,000 円 5,000 株 =1,696 円 ( 端数切上げ ) 5,000 株 1,300 株 5,000 株 3,000 株 =8,480,000 円譲渡益 =8,950,000 円 8,480,000 円 =470,000 円 ⑷3および6で譲渡したことによる税額所得税額 =(444,000 円 470,000 円 ) 15% =137,100 円住民税額 =(444,000 円 470,000 円 ) 5%=45,700 円 このほか 基準所得税額の2.1% の復興特別所得税が課されます 譲渡した株式等の取得価額の計算にあたっては 2002 年 12 月 31 日以前に源泉分離課税の適用を受けた株式等の取得価額も含めて計算します 2 購入の際の委託手数料やそれにかかる消費税等は取得価額に含まれますが 上記の例では便宜上これらの金額を考慮していません (2) 購入等以外の方法により取得した場合の取得価額 株式等の取得は 購入や払込みにより取得するものばかりとは限りません 払込みや購入等以外の方法により取得した株式等の取得価額は 次のようになります (1) 相続や贈与により取得した場合相続 ( 限定承認に係るものを除く ) や贈与または遺贈 ( 包括遺贈のうち限定承認に係るものを除く ) により株式等を取得した場合には 被相続人または贈与をした人 ( 以下 被相続人等 ) の取得価額をそのまま引き継ぎます 被相続人等の取得価額がわからない場合には 被相続人等が名義書換を行った日をもとに取得価額を計算することも可能です なお 相続によって取得した株式等を 相続開始日の翌日から相続税の申告書の提出期限の翌日以後 3 年を経過する日までの間に譲渡した場合には 譲渡した株式等に対応する相続税額を取得費に加えることができる特例があります ( 譲渡益が譲渡所得に区分される場合のみ ) ( 注 ) (2) ストック オプションの行使により取得した場合いわゆる税制適格ストック オプションの場合 権利行使時に課税されることはなく 権利行使により取得した株式を売却するときまで課税の繰延べが認められています この場合 ストック オプションの行使により取得した株式の取得価額については 株式の買取価格 ( 権利行使価格 ) が取得価額とみなされます ( 87 ( 注 ) 相続等により取得した株式等と同一銘柄の株式等を有しており 特例の適用期限内にこれらの株式等の一 部を譲渡した場合は 相続等により取得した株式等から譲渡したものとすることも認められます 77

4 付表株式投資と税金 譲渡益 配当課税の原則 ページ参照 ) 一方 税制非適格ストック オプションの権利行使により取得した株式は 権利行使日の価額が取得価額となります (3) 従業員持株会を通じて取得した場合従業員持株会を通じて取得した株式の取得価額は その株式を従業員持株会が取得したときの価額によることが原則とされています 従業員持株会に加入している場合には 同一銘柄の株式を複数回にわたって取得しているのが一般的です そのため 従業員持株会を通じて取得した株式については 総平均法に準ずる方法により取得価額を算出することとなります ( 従業員持株会を通じて取得した株式の譲渡による所得が 譲渡所得に該当することを前提としています ) 新株予約権付社債の権利行使により取得した株式の取得価額 株式 1 株につき払い込むべき金額 (6) 他社株転換可能債 (EB) の償還により取得した場合他社株転換可能債 (EB) の償還により取得した上場株式については 他社株転換可能債の償還日における上場株式の株価が取得価額となります (7) 無償で交付された場合の新株予約権の取得価額 新株予約権の行使による上場株式等の取得価額保有する上場株式等に対して 新株予約権が無償交付された場合 当該新株予約権の取得価額は原則として0になります ( 75ページの3に該当します なお (4) 新株予約権の権利行使により取得した株式の取得価額新株予約権の権利行使により取得した株式の取得価額は 払込みをした金銭の額 ( 当該新株予約権の取得価額を含むものとし その金銭の払込みによる取得のために要した費用がある場合には その費用の額を加算した金額 ) です (5) 新株予約権付社債の権利行使により取得した場合新株予約権付社債に係る新株予約権の権利行使により取得した株式 1 株当たりの取得価額は 下のようになります ( 新株予約権の行使により発行される株式の発行価額が新株予約権付社債発行時の発行法人の株価を基礎として合理的に定められている場合に限ります ) 新株予約権付社債の権利行使直前の取得価額が新株予約権付社債の額面金額を超える場合のその超える部分の金額 権利行使により取得した株式の数 ライツ イシューについては 112ページ参照 ) したがって 無償新株予約権を権利行使して取得した株式の取得価額は 権利行使の際に払い込んだ金銭の額となります (8) 生命保険相互会社の株式会社化により取得した場合加入していた生命保険の会社が相互会社から株式会社に変わり 株式が割当てられた場合 割当てられた株式の 売出価格 割当株数 ( の整数部分 ) が取得価額になります ( 75ページの5に該当します ) Q 取得価額がわからない場合 2上場一般場株式等の取得聞ベ価記ー券事ス会認79 購入時の取引報告書などを処分してしまったため取得価額がわかりません このような場合には どのようにして取得価額を計算すればいいのですか? 取引報告書などがなく取得価額がわからない場合 上場株式等であれば まずは購入した証券会社に問い合わせてみましょう 証券会社では 取引記録の10 年間の保存が義務づけられています 証券会社に問い合わせてもわからない場合は 取得価額を証明できるような周辺資料 ( 例えば買付け時の代金の振込みを証明する預金通帳や振込票など ) から 取得価額を計算することも認められます 周辺資料もない場合には 名義書換日から取得価額を確定することも可能です つまり 名義書換日を取得日とみなし 当時の株価を調べることにより取得価額を確定するわけです 長期間にわたり株式等を保有している場合や 取得の時期 価額に関する書類が不備で取得価額を推認できる資料がない場合など 取得価額がどうしても不明な場合は 上場株式等と一般株式等のいずれも 譲渡による収入金額の5% を取得価額として計算することが認められています 上場株式等の取得価額の確定方法 上義証書換日社のの確デ認ータあり ( 出所 ) 国税庁資料をもとに作成 なし 顧客勘定元帳 ( 証券会社 ) あり なし名取値株券電子化後手元に得の残った株券の裏面時確額なし期等や株主名簿 複本のに当よ時株式異動証明書るの( 株式の発行会社 ) 終新本人の手控え ( 例 : 日記帳や預金通帳 ) あり ( 証券代行会社 ) 名義書換の日をもって取得時期として差し支えありません ( 注 ) 株式等の譲渡による所得が譲渡所得にあたる場合で 1952( 昭和 27) 年 12 月 31 日以前から引続き所有している株式等が含まれているときは 上場株式等であればその取得費は 1952( 昭和 27) 年 12 月の公表最終価格等とするなどの特例があります 018年度改正所得税住民税株式把握取引報告書 N 債券投資信託特定口座外国証券デリバティブ年金 財形相続税贈与税財産評価不動産必須知識78

5 80 (3) 株主割当増資 株式分割などが行われた際の取得価額の修正 株主割当増資 株式分割等により新株を取得した場合 株主はその銘柄につき取得価額の修正を行わなくてはなりません 具体的な計算方法は次の通りです 株主割当増資等に伴う取得価額の修正 株主割当増資 株式分割等で取得した新株を譲渡した場合 修正された取得価額をもとに譲渡損益および税額を算出します 1 株主割当増資の場合 ( 金銭の払込みを要するものに限る ) 修正後の旧株 1 株の従 1 株当たり = 前の取得価額 { 新株 1 株の旧株 1 株につき取 払込金額得した新株の数 } 取得価額旧株 1 株につき取得した新株の数 1 2 株式分割 株式併合 株式無償割当ての場合 ( 株式無償割当てに関しては 旧株と同一種類の株式を取得した場合に限る ) 株式分割 株式併合 株式旧株 1 株の従前の取得価額 旧株の数無償割当て後の所有株式 = 株式分割 株式併合 株式無償 1 株当たり取得価額割当て後の所有株式の数 3 合併の場合 ( 合併法人又は合併親法人の株式以外の資産の交付がないものに限る ) 旧株 1 株の従旧株 1 株に対応する旧株 1 株当た合併法人株式又は 2 前の取得価額みなし配当等の金額りの取得費用合併親法人株式 1 = 旧株 1 株について取得した合併法人株式株当たり取得価額又は合併親法人株式の数 3 4 分割型分割または株式分配の場合 ( 分割承継法人 分割承継親法人または完全子法人の株式以外の資産の交付がないものに限る ) () 分割承継法人株式 分割承継親法人株式 または完全子法人株式 ( 以下 この4() において 新株 という ) 新株の1 株当たり取得価額 = 所有株式 1 株の従前の取得価額 4 純資産移転割合 所有株式 1 株について取得した新株の数 (B) 分割型分割または株式分配を行った法人の株式 分割型分割または株式分配を行った法人の株式の 1 株あたりの取得価額 新株 1 株に対応するみなし配当等の金額 新株 1 株当たりの 取得費用 所有株式 1 株の 4 = (1 純資産移転割合 ) 従前の取得価額 5 資本の払戻しの場合資本の払戻し後の = 1 株当たり取得価額 { 資本の払戻しにより減少した資本剰余金の額 } 旧株 1 株の従旧株 1 株の従および金銭以外の資産の価額の合計額 前の取得価額前の取得価額株式発行法人の ( 資産の帳簿価額 負債 ( 新株予約権を含む ) の帳簿価額 ) 合併の直前に合併法人の発行済株式若しくは出資 ( 自己株式を除く ) の全部を保有する法人 2 非適格合併又は非適格分割に伴い利益の配当等として交付を受けたものとみなされる金額等がある場合 3 分割型分割の直前に分割承継法人の発行済株式若しくは出資 ( 自己株式を除く ) の全部を保有する法人 分割法人の ( 移転資産の帳簿価額 移転負債の帳簿価額 ) 4 分割型分割の場合 純資産移転割合 = 分割法人の ( 資産の帳簿価額 負債 ( 新株予約権を含む ) の帳簿価額 ) 株式分配の場合 純資産移転割合 = 株式等を取得するために要した負債の利子 完全子法人株式の帳簿価額株式分配を行った法人の ( 資産の帳簿価額 負債 ( 新株予約権を含む ) の帳簿価額 ) 借入金で株式等を購入した場合には その年に支払った負債の利子を 配当収入か株式等の譲渡による収入金額のいずれかから控除することができます 配当収入から控除するか 譲渡による収入金額から控除するかは次によります 1 その年中に譲渡しなかった株式等を取得するために要した負債の利子 2 譲渡した株式等を取得するために要した負債の利子 配当等の収入金額から控除 譲渡にかかる必要経費 ( 譲渡費用 ) に算入 負債の利子を配当等の収入金額から差し引く際には 借入金で取得した株式だけでなく自己資金で取得した株式の配当からも差し引くことができます 配当等の額から差し引くことができる負債の利子の額が配当等の額を超えるとき ( 配当所得が赤字のとき ) は その超える部分のうち一定額を株式等にかかる譲渡所得等の金額の計算において差し引くことができます 負債の利子を配当収入から控除するのか 譲渡による収入金額から控除するのかを区分することが困難な場合は 次の式によって区分することができます 1 2 配当所得の金額の計算上控除すべき負債の利子の金額 = 株式等 を取得するために要した負債の利子の総額 株式等にかかる譲渡所得等 株式等を取得するためにの金額の計算上控除すべき = 要した負債の利子の総額負債の利子の金額 = 配当所得の収入金額 上場 一般 配当所得の収入金額 負債の利子を差し引く前の株式等にかかる譲渡所得等の金額 負債の利子を差し引 負債の利子を差し引く前 く前の株式等にかか 2 の総合課税の株式等に る譲渡所得等の金額 かかる事業所得等の金額 を付した 株式等 には申告分離課税の対象とならない株式等も含みます たとえば 株式形態のゴルフ会員権の譲渡による所得の基因となる株式等などです 2 株式形態のゴルフ会員権の譲渡による所得の基因となる株式等などで 事業所得または雑所得に区分されるものをいいます 3 1 により算出された金額が 配当所得の金額の計算上控除すべき負債の利子の金額となりますが 配当等の収入について申告不要制度の適用を受ける上場株式等を取得するために要した負債の利子に相当する部分の金額は除かれます 81

6 82 内部通算 ( 所得区分内での損益通算 ) 上場一般 これまで 本章では 1 回の株式等のこれを内部通算と言います 譲渡ごとに その所得 ( 損益 ) をどのよ例えば 上場株式と特定公社債 公募うに計算するかを説明してきました 株式投信 公募公社債投信は全て 上場所得税は1 年間の所得に対して課税す株式等 に含まれますので 所得区分がるものですので 実際の所得を確定する同じであれば これらの譲渡による損益ためには 1 年間の全ての株式等の譲渡は全て合算して計算します 同様に 非による所得を計算する必要があります 上場株式と一般公社債 私募株式投信 まず 上場株式等と一般株式等の区分私募公社債投信は全て 一般株式等 にごと また 譲渡所得 雑所得 事業所含まれますので 所得区分が同じであれ得の各所得区分ごとに 1 年間の全てのば これらの譲渡による損益は全て合算譲渡による所得 ( 損益 ) を通算します して計算します 所得間の損益通算上場一般 上場株式等の場合 上場株式等の譲渡による譲渡所得 雑 税の対象となります ( 73ページの税額 所得 事業所得の各所得金額のうちに損失が生じたものがあるときは 上場株式等の譲渡による他の所得の金額から控除 計算の流れに記載した諸控除が適用できる場合もあります ) 他方 損失が残った場合は その損失 することができます ( 所得間の損益通算 ) が特定譲渡 ( 83ページ ) によるもので この結果 所得が残った場合は 上場株式等の譲渡所得等として税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の申告分離課 ある場合に限り 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得 利子所得と損益通算ができます 一般株式等の場合 一般株式等の譲渡による譲渡所得 雑 税 15% 住民税 5%) の申告分離課税 所得 事業所得の各所得金額のうちに損 の対象となります ( 73ページの税額計 失が生じたものがあるときは 一般株式等の譲渡による他の所得の金額から控除することができます ( 所得間の損益通算 ) この結果 所得が残った場合 一般株 算の流れに記載した諸控除が適用できる場合もあります ) 他方 損失が残った場合は その損失はなかったものとみなされます 式等の譲渡所得等として税率 20%( 所得 上場株式等の配当所得 利子所得との損益通算上場一般 所得間の損益通算後 上場株式等の譲渡損失が残った場合 その損失が下記の特定譲渡によるものである場合に限り 特定譲渡とは 上場株式等の譲渡損失のうち 上場株式等の配当等との損益通算後なお残った金額について 翌年以降最長 3 年間にわたって繰り越すことが認められ 上場株 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得および利子所得と損益通算ができます 1 証券会社等への売委託による譲渡 2 証券会社等への譲渡 3 公募株式投資信託 公募公社債投資信託の解約請求 買取請求 4 公募株式投資信託 公募公社債投資信託の償還 5 一定の組織再編に伴う譲渡等 6 特定公社債の元本の償還 ( 買入れ消却を含む ) 7 単元未満株式の買取請求による譲渡 8 新株予約権付社債 新株予約権等の発行会社への譲渡 9 端株の競売等による譲渡 10 信託されている上場株式等の外国証券業者等への売委託による譲渡 11 信託されている上場株式等の外国証券業者等への譲渡 ( ) 12 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例によるみなし譲渡 国外転出時みなし課税制度は住民税には適用されません 譲渡損失の繰越し上場一般 繰越控除の対象となる譲渡損失 繰り越すことのできる損失は 上記の特定譲渡により生じた上場株式等譲渡損失に限られます 前年以前から繰り越された損失をある年の所得から控除する際に 発生した年 繰越損失により控除する所得の順序 1 上場株式等の譲渡所得等 2 申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得および利子所得 式等の譲渡益及び申告分離課税を選択した上場株式等の配当所得及び利子所得から控除することができます が異なる繰越損失がある場合 先に発生した損失から順次控除にあてていきます その年の所得からの控除順序は次の通りです ( くわしくは 106ページCheck Point! 参照 ) 83

7 84 譲渡損失の繰越控除の適用手続き 譲渡損失の繰越控除の適用を受けるには 譲渡損失が生じた年の確定申告書に 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書 と 確定申告書付表 ( 上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用 ) を添付する必要があります また 繰り越した譲渡損失を控除する年の確定 Q 損失の申告を忘れていた場合 申告書にも 同様に2つの書類を添付する必要があります 譲渡損失が生じた年から繰越控除を受ける年まで継続して確定申告書を提出する必要があるため 確定申告書は上場株式等の売買を行っていない年についても提出しなければなりません 上場 一般 昨年 上場株式の譲渡損があったのですが 確定申告するのを忘れていました 今年は上場株式の譲渡益を得たのですが 昨年の譲渡損失により繰越控除することは可能ですか? 損失が発生した年における確定申告の有無と取引していた口座の種類により異なります 損失が発生した年に確定申告書を提出していなかった場合は 期限後申告により過去に発生した年の上場株式等の譲渡損失を申告することができ 当該譲渡損失は繰越控除の対象となります ただし 期限後申告の期限は損失が発生した年分の所得税の確定申告期限から5 年以内です なお 給与所得者で給与 退職所得以外の所得が20 万円以下の場合 所得税の確定申告は不要ですが 確定申告する場合にはこれらの所得も申告しなければなりません このことは期限後申告であっても同じですので注意が必要です 損失が発生した年に確定申告書を提出していた場合は その譲渡損失が一般口座または簡易申告口座 ( 源泉徴収なしの特定口座 ) で生じたものである場合に限り 更正の請求によって上場株式等の譲渡損失をあることとすることができます 請求により更正が行われた場合 当該譲渡損失について繰越控除の適用を受けることができます 更正の請求の期限も 損失が発生した年分の所得税の確定申告期限から5 年以内です 損失が発生した年に確定申告書を提出していて かつ その譲渡損失が源泉徴収口座 ( 源泉徴収ありの特定口座 ) で生じたものである場合は 確定申告書の提出後に上場株式等の譲渡損について申告していないことに気付いたとしても 繰越控除の対象とすることはできません 確定申告期限後に気付いた上場株式の譲渡損について繰越控除を受けるための手続き 損失が発生した年分の所得税について確定申告していた 損失が発生した年分の所得税について確定申告していなかった 株式の取得形態と取得日 源泉徴収口座で 生じた損失 一般口座または簡易申告 口座で生じた損失 更正の請求 期限後申告 期限後申告 証券会社を通じて購入した場合をはじめ 株式の取得形態と取得日の関係は次のようになっています 1 他から取得 2 払込みによる取得 取得形態 3 新株予約権の行使 ( 新株予約権付社債の新株予約権の行使を含む ) による取得 4 株式の分割 併合による取得及び株主割当てによる取得 5 株式無償割当てによる取得 6 新株予約権無償割当てにより取得した新株予約権 7 株式分配による取得 8 法人の合併 ( 分割 ) による取得 9 投資信託の受益権に係る投資信託の信託の併合による取得 10 特定受益証券発行信託の受益権に係る特定受益証券発行信託の信託の併合 ( 分割 ) による取得 11 組織変更による取得 12 株式交換 ( 株式移転 ) による取得 13 取得請求権付株式の請求権の行使の対価として交付された場合 取得日 受渡日 ( 納税者が約定日を取得日として確定申告した場合は約定日も可能 ) 払込期日 上場 新株予約権の行使日 取得の基因となった株式の取得日 取得の基因となった株式の取得日 ( 基因となった株式と異なる種類の株式が割り当てられた場合は 株式無償割当ての効力を生ずる日 ) 新株予約権無償割当ての効力を生ずる日 取得の基因となった株式の取得日 取得の基因となった株式の取得日 受益権の取得日 受益権の取得日 取得の基因となった株式の取得日 契約で定めたその効力を生ずる日 ( 株式移転完全親法人の設立登記の日 ) 請求権の行使日 一般 ( 表は次ページに続きます ) 85

8 取得形態 14 取得条項付株式の取得対価として交付された場合 15 全部取得条項付種類株式の取得対価として交付された場合 16 信用取引により買建てた株式を現引きした場合 17 相続 贈与による取得 18 他社株転換可能債 (EB) の償還 19 有価証券オプション取引 ( 証券取引所で取引されている個別株オプション取引 ) 買建コール オプションの権利行使による取得 売建プット オプションの義務の履行 ( 買方の権利行使 ) による取得 取得事由が生じた日 取得日 取得決議で定められた取得日 買建ての際の受渡日 ( または納税者が約定日を取得日として確定申告した場合は約定日 ) 被相続人 贈与者の取得日 当該社債の償還日 権利行使により取得した株式の売買決済日 ( 納税者の選択により権利行使日も可能 ) 義務の履行により取得した株式の売買決済日 ( 納税者の選択により義務の履行日も可能 ) 特定口座に受け入れる株式無償割当てにより取得した上場株式等について 取得の基因となった株式等の取得日が分からない場合で 1 特定口座内保管上場株式等以外の株式等を基因として割り当てられた上場株式等である場合 または 2 特定口座内保管上場株式等及び当該特定口座内保管上場株式等と同一銘柄の特定口座内保管上場株式等以外の株式等の双方に基因して割り当てられた上場株式等の場合については 株式無償割当ての効力を生ずる日 年度税制改正にて産業競争力強化法の改正を前提に 同法に基づく特別事業再編を自社株式を対価として行った場合の譲渡損益の繰り延べが規定されましたが この場合の株式の取得日については 2018 年 5 月現在 明らかになっていません ( 今後 通達にて示されるものと思われます ) 86

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