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1 神戸製鉄所火力発電所 ( 仮称 ) 設置計画 計画段階環境配慮書 平成 26 年 12 月 株式会社神戸製鋼所

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3 目 次 第 1 章 第一種事業を実施しようとする者の名称 代表者の氏名及び主たる事業所の所在地 1-1( 1) 第 2 章 第一種事業の目的及び内容 2-1( 3) 2.1 第一種事業の目的 2-1( 3) 2.2 第一種事業の内容 2-2( 4) 第一種事業の名称 2-2( 4) 第一種事業により設置される発電所の原動力の種類 2-2( 4) 第一種事業により設置される発電所の出力 2-2( 4) 第一種事業の実施が想定される区域及びその面積 2-2( 4) 第一種事業により設置される発電所の設備の配置計画の概要 2-2( 4) 構造等の複数案に関する事項 2-7( 9) 第一種事業に係る電気工作物その他の設備に係る事項 2-7( 9) 第一種事業に係る工事の実施に係る期間および工程計画の概要 2-11( 13) その他の事項 2-11( 13) 第 3 章 事業実施想定区域及びその周囲の概況 3-1( 15) 3.1 自然的状況 3-1( 15) 大気環境の状況 3-1( 15) 水環境の状況 3-38( 52) 土壌及び地盤の状況 3-70( 84) 地形及び地質の状況 3-73( 87) 動植物の生息又は生育 植生及び生態系の状況 3-83( 97) 景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況 3-124(138) 3.2 社会的状況 3-130(144) 人口及び産業の状況 3-130(144) 土地利用の状況 3-137(151) 河川 湖沼及び海域の利用並びに地下水の利用の状況 3-141(155) 交通の状況 3-145(159) 学校 病院その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設の配置の状況及び住宅の配置の概況 3-148(162) 下水道の整備状況 3-151(165) 廃棄物の状況 3-152(166) 環境の保全を目的として法令等により指定された地域その他の対象及び当該対象に係る規制の内容その他の環境の保全に関する施策の内容 3-158(172) 第 4 章 第一種事業に係る計画段階配慮事項に関する調査 予測及び評価の結果 4-1(219) 4.1 計画段階配慮事項の選定及び理由 4-1(219) 計画段階配慮事項の選定 4-1(219) 選定の理由 4-4(222) 4.2 調査 予測及び評価の手法の選定及び理由 4-7(225) 目次 -1

4 4.3 調査 予測及び評価の結果 4-8(226) 大気質 ( 硫黄酸化物 窒素酸化物 浮遊粒子状物質 ) 4-8(226) 動物 ( 海域に生息する動物 ) 4-24(242) 植物 ( 海域に生育する植物 ) 4-27(245) 景観 4-28(246) 4.4 総合評価 4-43(261) 第 5 章 計画段階環境配慮書を委託した事業者の名称 代表者の氏名及び主たる事業所の所在地 5-1(263) 目次 -2

5 第 1 章 第一種事業を実施しようとする者の名称 代表者の氏名及び主たる事業所の所在地

6

7 第 1 章 第一種事業を実施しようとする者の名称 代表者の氏名及び主たる事業所の所在地 事業者の名称 : 株式会社神戸製鋼所 代表者の氏名 : 代表取締役社長 川崎 博也 主たる事務所の所在地 : 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2 丁目 2 番 4 号 1-1 (1)

8 1-2 (2)

9 第 2 章 第一種事業の目的及び内容

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11 第 2 章 第一種事業の目的及び内容 2.1 第一種事業の目的当社神戸製鉄所は 昭和 34 年の高炉火入れ以降 銑鋼一貫製鉄所として操業してきた 平成 7 年には 電気事業法 が改正され 入札制度の下で一般企業等が電力卸供給事業に参入することが可能となり 関西電力株式会社 ( 以下 関西電力 という ) による電力卸供給入札募集が実施された 当社は この入札募集に応募 落札者となり 発電規模 140 万 kw の石炭火力発電所 ( 神鋼神戸発電所 ) を神戸製鉄所内に建設し 平成 14 年に 1 号機を運転開始以降 地元神戸市の電力自給率の向上に貢献している また 昨年 5 月には鋼材事業の構造改革を決定し 神戸製鉄所の高炉をはじめとする上工程設備を休止し 加古川製鉄所に集約することで鋼材事業の競争力強化を図るとともに その休止する高炉跡地の活用策として火力発電所の増設による電力供給事業の拡大の可能性を検討してきた 本年 3 月 関西電力は 火力発電所の高経年化への対応及び経済性向上の観点より火力電源入札募集を発表した 当社は 神鋼神戸発電所で長年培った大型石炭火力設備の安定操業のノウハウとともに 製鉄所の岸壁や石炭荷揚げ設備等のインフラを有している 神戸製鉄所の高炉跡地において これらを活用した石炭火力発電設備の導入を計画し 本年 11 月 同社の火力電源入札に応募した 今回の事業計画は 最新鋭の発電技術である超々臨界圧発電設備を導入することに加え 電力需要地の神戸市及び阪神地域に近接した電源立地であることから 電源の高効率化 低炭素化に貢献することができる 加えて 安価な電力を大量かつ安定的に供給することで 地域経済の更なる安定 発展に貢献できるものと考えている また 最新の環境対策を実施し環境保全協定を遵守することはもとより 景観や地域社会との共生等にも配慮し 企業市民としての役割も果たしていきたいと考えている 本年 4 月に閣議決定された エネルギー基本計画 では 石炭は 安定供給性や経済性に優れた重要なベースロード電源の燃料として再評価されており 高効率石炭火力発電の有効利用等により環境負荷を低減しつつ活用していくエネルギー源である とされている また 石炭火力発電については 老朽火力発電所のリプレースや新増設による利用可能な最新技術の導入を促進する とされており 当社の事業計画はその方向性にも沿ったものと考えている なお 運転開始は 新設 1 号機は平成 33 年度 新設 2 号機は平成 34 年度を予定している 2-1 (3)

12 2.2 第一種事業の内容 第一種事業の名称 神戸製鉄所火力発電所 ( 仮称 ) 設置計画 第一種事業により設置される発電所の原動力の種類 汽力 ( 石炭火力 ) 第一種事業により設置される発電所の出力 発電所の出力は 第 表のとおりである 第 表 発電所の原動力種類及び出力 項目 神戸製鉄所火力発電所 ( 参考 ) 神鋼神戸発電株式会社 神鋼神戸発電所 新設 1 号機新設 2 号機 1 号機 2 号機 原動力の種類汽力同左汽力同左 出力約 65 万 kw 同左 70 万 kw 同左 第一種事業の実施が想定される区域及びその面積所在地 : 兵庫県神戸市灘区灘浜東町 2 番地事業実施想定区域面積 : 約 100 万 m 2 ( 神戸製鉄所火力発電所設置予定地約 20 万 m 2 ) 事業実施想定区域の位置図及びその周囲の状況は第 図のとおりである 第一種事業により設置される発電所の設備の配置計画の概要発電所の設備の配置計画の概要は 第 図のとおりである 新たに設置する発電設備は 神戸製鉄所の高炉設備等を撤去した跡地等の狭隘な敷地を利用して配置することから 単一案の計画とした なお 港湾設備 揚貯運炭設備の一部については 既設設備を有効利用する計画である 2-2 (4)

13 第 図 (1) 事業実施想定区域の位置 2-3 (5)

14 第 図 (2) 事業実施想定区域の位置及びその周辺の状況 2-4 (6)

15 第 図 (3) 発電設備の設置予定地及びその周辺の状況 発電設備の設置予定地 事業実施想定区域 国土地理院撮影の空中写真 ( 平成 21 年撮影 ) ( 国土地理院ホームページ ) より作成 2-5 (7)

16 第 図発電設備の配置計画の概要 2-6 (8)

17 2.2.6 構造等の複数案に関する事項本事業により 硫黄酸化物 窒素酸化物及びばいじんが排出されること また 神戸港と六甲山の山並みが一体となった神戸らしい都市景観の形成をめざす神戸市内での立地となることから ばい煙の拡散状況及び景観に配慮するため 発電設備等の構造について 煙突高さに係る複数案を設定した 煙突高さについては 隣接する神鋼神戸発電所と同じ 150mを計画しているが 計画施設供用後の煙突位置が 神鋼神戸発電所の煙突よりも南側の配置となることから 海側から見た六甲山の山並みへの影響を考慮し 計画より 30m 低くした煙突高さ 120m(A 案 ) と 神鋼神戸発電所と同じ煙突高さ 150m(B 案 ) また比較対象として計画より 30m 高くした煙突高さ 180m(C 案 ) の3 案について 煙突高さによる環境への影響の違いを検討した 第一種事業に係る電気工作物その他の設備に係る事項 1. 主要機器等の種類 主な機器等の種類は 第 表のとおりである 第 表 主要な機器等の種類 項目 ( 参考 ) 神鋼神戸発電株式会社神戸製鉄所火力発電所神鋼神戸発電所新設 1 号機新設 2 号機 1 号機 2 号機 ボイラー 種類 超々臨界圧再熱式貫流型 同左 超臨界圧再熱式貫流型 同左 蒸気タービン 種類 再熱復水型 同左 再熱復水型 同左 容量 約 650,000kW 同左 700,000kW 同左 発電機 種類 横軸円筒回転界磁型 同左 横軸円筒回転界磁型 同左 主変圧器 種類 導油風冷式 同左 導油風冷式 同左 燃料貯蔵設備 種類 屋内式貯炭設備 同左 屋内式貯炭設備 同左 石炭灰貯蔵設備 種類 屋内式貯蔵設備 同左 鋼板製円筒型 同左 石こう貯蔵設備 種類 屋内式貯蔵設備 同左 鋼板製円筒型 同左 2. 発電用燃料の種類発電用燃料は 石炭にて計画する 既存の港湾設備を有効利用して船舶により受け入れ 発電所内の屋内式貯炭設備に貯蔵する計画である 3. ばい煙に関する事項ばい煙に関する事項については 第 表のとおりである 以下の環境保全措置を講じることにより 施設の稼働に伴う大気質への影響を抑制する 排煙脱硫装置を設置して 硫黄酸化物の濃度及び排出量を可能な限り低減する 排煙脱硝装置を設置して 窒素酸化物の濃度及び排出量を可能な限り低減する 集じん装置を設置して ばいじんの濃度及び排出量を可能な限り低減する 上記設備について適切な運転管理及び定期的な点検により性能維持に努める 2-7 (9)

18 第 表 ばい煙に関する事項 ( 参考 ) 神鋼神戸発電株式会社神戸製鉄所火力発電所項目単位神鋼神戸発電所 新設 1 号機 新設 2 号機 1 号機 2 号機 種類 - 2 筒身集合型 2 筒身集合型 煙突 A 案 :120 地上高 m B 案 : C 案 :180 排出ガス量 湿り 約 2,200 同左 2,420 同左 乾き 10 3 m 3 N/h 約 2,000 同左 2,143 同左 煙突出口ガス 温度 90 同左 90 同左 速度 m/s 30 同左 30 同左 硫黄酸化物 排出濃度 ppm 13 同左 24 同左 排出量 m 3 N/h 約 26 同左 51.4 同左 窒素酸化物 排出濃度 ppm 20 同左 24 同左 排出量 m 3 N/h 約 42 同左 54.5 同左 ばいじん 排出濃度 mg/m 3 N 5 同左 10 同左 排出量 kg/h 約 11 同左 22.7 同左 注 : 窒素酸化物及びばいじんの排出濃度は 乾きガスベースでO 2 濃度 6% 換算値である 4. 復水器の冷却水に関する事項復水器の冷却水に関する事項は 第 表のとおりである 冷却方式は海水冷却方式を採用し 神戸港内の海水を深層取水して 同港内へ表層放水する 取放水の温度差は7 以下とし 海生生物への影響を低減する 第 表 復水器の冷却水に関する事項 ( 参考 ) 神鋼神戸発電株式会社神戸製鉄所火力発電所項目単位神鋼神戸発電所 新設 1 号機 新設 2 号機 1 号機 2 号機 復水器冷却方式 - 海水冷却 同左 海水冷却 同左 冷却水取放 取水方式 - 深層取水 同左 深層取水 同左 水方式 放水方式 - 表層放水 同左 表層放水 同左 冷却水使用量 m 3 /s 約 30 同左 32.5 同左 取放水温度差 7 以下 同左 7 以下 同左 2-8 (10)

19 5. 用水に関する事項 発電所で使用する工業用水及び飲料水は 神戸市工業用水道 神戸市水道から神戸製鉄所経由 で受水する計画である 工業用水は 7,600m 3 / 日程度 飲料水は 4~8m 3 / 日程度を想定している 6. 一般排水に関する事項 施設の稼働に伴って発生する一般排水は 新たに設置する排水処理設備で適切な処理を行った 後 海域に排出する 7. 騒音 振動に関する事項騒音発生源としては ボイラー タービン 発電機 送風機 ポンプ等があり 建屋内への設置又は低騒音型機器の採用等の適切な対策を講じることにより 騒音の低減を図る また 振動の発生源となる機器については 基礎を強固なものとする等の適切な対策を講じ 振動の低減を図る 8. 石炭粉じん 石炭灰に関する事項燃料の石炭は密閉型サイロに貯蔵し コンベアによりボイラーへ輸送する計画である 揚炭設備及びコンベアは 飛散防止を考慮した密閉構造とし 石炭粉じん飛散防止対策を行う計画である 発電所の稼働に伴い発生する石炭灰については 屋内式貯蔵設備に保管し セメント原料等として有効利用する計画である 9. 資材等の搬出入の方法 (1) 工事用資材等の運搬方法ボイラー タービン 発電機 変圧器 鉄骨類などの大型資材等は海上輸送 その他の小型機器類 工事用資材については陸上輸送により運搬する計画である 海上輸送による資材等の搬入は 神戸製鉄所南側の岸壁より行う計画である また 資材等の搬出入車両及び工事関係者の通勤車両の通行には 第 図に示す主要道路等を利用する計画である (2) 運転開始後の資材の運搬方法等陸上輸送としては 発電所の補修用資材 運転用薬品等の運搬車両 従業員の通勤車両等があり 主要な交通ルートは第 図に示す主要道路等を利用する計画である また 石炭灰 石こうの搬出については 主に海上輸送により運搬する計画である 2-9 (11)

20 第 図 主要な交通ルート 2-10 (12)

21 全体工程新設1号機試運転新設2号機2.2.8 第一種事業に係る工事の実施に係る期間および工程計画の概要工事工程は第 表のとおりである 主要な工事としては ボイラー設備 タービン発電機設備 取放水設備 石炭灰貯蔵設備 煙突 排ガス処理設備等の設置に係る基礎工事 本体工事がある 用地としては既存の製鉄所敷地を活用し 新規の埋め立て 造成や森林の伐採は行わない 第 表 工事工程 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 新設 1 号機着工 新設 1 号機運転開始 基礎工事 本体工事 新設 2 号機着工 新設 2 号機運転開始 基礎工事 本体工事 試運転 その他の事項 1. 景観対策 神戸市都市景観条例 ( 昭和 53 年 10 月 20 日条例第 59 号 ) に基づき 建屋の色彩等について周辺環境との調和に配慮する また 煙突等による圧迫感の低減を図るとともに眺望景観に配慮する 2. 緑化対策 工場立地法 ( 昭和 34 年 3 月 20 日法律第 24 号 ) 神戸市建築物等における環境配慮の 推進に関する条例 ( 平成 24 年 3 月 20 日条例第 45 号 ) に基づき 必要な緑地等を整備する 3. 産業廃棄物 発生量の抑制及び発生した廃棄物の有効利用に努め 有効利用が困難なものは関係法令に基づ き適切に処理する 4. 土壌汚染 工事中及び運転開始後において 土壌汚染の原因となる物質は使用しない 5. 地盤沈下 地盤沈下の原因となる地下水の汲み上げは行わない 6. 温室効果ガス温室効果ガス ( 二酸化炭素 ) については 石炭を燃料とする最新鋭の発電技術 ( 経済性 信頼性において問題なく商用プラントとして既に運転開始をしている最新鋭の発電技術 ) である超々臨界圧発電設備の導入により 発電電力量当たりの二酸化炭素排出量を低減する計画である 2-11 (13)

22 2-12 (14)

23 第 3 章 事業実施想定区域及びその周囲の概況

24

25 第 3 章事業実施想定区域及びその周囲の概況事業実施想定区域の位置する神戸市及びその周辺の自然的状況及び社会的状況について 環境要素ごとに影響を受けるおそれがあると考えられる範囲を対象に入手可能な最新の文献その他の資料により情報を収集した また 市町村単位の統計等については 関連する環境要素の範囲を包含する市町村単位で引用した 3.1 自然的状況 大気環境の状況 1. 気象の状況 (1) 気候特性 神戸市を含む兵庫県南東部の気候は 年間を通じて温暖 少雨の瀬戸内気候区と 大都市特有 の都市気候の特徴が現れる 雨が少なく湿度が低いため乾燥し 海岸に近いため暑さや寒さも比 較的しのぎやすくなっている 特に冬季は少雨 多照が特徴であるが 梅雨期には大阪湾を北上 する暖湿気流と六甲山地の影響で 局地的な大雨が降ることもある 神戸の気候は 瀬戸内海気候帯に属し 全般的に冬は温暖で夏は涼しいという特徴をもってい る また 六甲山系南側の既成市街地の夏季の風系は 南西からの海風で形成され 夜間には 北東からの陸風に加え 六甲山系の涼しい空気が斜面に沿って市街地に下降してくる 兵庫県の地勢 気候 ( 神戸地方気象台ホームページ ) 神戸市都市計画マスタープラン ( 神戸市 平成 23 年 ) より作成 (2) 気象概要事業実施想定区域の最寄りの気象官署として西約 3kmに神戸地方気象台があり 平成 25 年における風配図をみると 西南西及び西の風の出現頻度が高くなっている 神戸地方気象台の位置及び風配図は 第 図のとおりである 同気象台の月別平年値 ( 統計期間 1981~2010 年 風向は 1990~2010 年 ) は 第 表のとおりである 平均気温は 16.7 平均風速は 3.2m/s 年間降水量は 1,216.2mmとなっている 3-1 (15)

26 第 図 神戸地方気象台の位置及び風配図 3-2 (16)

27 第 表 神戸地方気象台の月別平年値 月 年 項目 平均気温 ( ) 日最高気温の平均 ( ) 日最低気温の平均 ( ) 神戸地方気象台 平均風速 (m/s) 最多風向 ( 方位 ) 降水量 (mm) 日照時間 ( 時間 ) 1 月 西 月 西 月 北 月 東北東 月 東北東 月 西南西 月 西南西 月 南西 月 東北東 月 北 月 北 月 西 全年 北 1, ,995.1 統計期間 ( 資料年数 ) 1981~2010 (30) 1981~2010 (30) 1981~2010 (30) 1981~2010 (30) 1990~2010 (21) 1981~2010 (30) 1981~2010 (30) 気象統計情報 ( 気象庁ホームページ ) より作成 2. 大気質の状況 (1) 大気汚染発生源の状況平成 24 年度末現在 神戸市 阪神南地域及び兵庫県における 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 ( 平成 7 年兵庫県条例第 28 号 ) に基づく届出状況は 第 表のとおりである ばい煙発生施設については 法規制対象の工場等は神戸市では 861 事業場 2,100 施設 阪神南地域では 426 事業場 1,343 施設 兵庫県では 3,284 事業場 9,127 施設となっている 第 表ばい煙発生施設等の届出状況 ( 平成 24 年度 ) 項目 工場 事業場数 工場 事業場数 施設数 神戸市阪神南地域兵庫県 施設数 工場 事業場数 施設数 工場 事業場数 施設数 大気汚染防止法 861 2, ,343 3,284 9,127 環境の保全と創造に関する条例 注 :1. 阪神南地域 とは 芦屋市 尼崎市 西宮市を示す 2. - は データがないことを示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) 平成 24 年度神戸市環境基本計画年次報告書 ( 神戸市 平成 26 年 ) より作成 3-3 (17)

28 (2) 大気質の状況大気質の状況については 事業実施想定区域を中心とする半径 20kmの範囲内 ( 以下 20km 圏内 という ) を既存資料により整理した 大気汚染常時測定局の位置は第 図 測定項目は第 表のとおりである 平成 25 年度末現在 20km 圏内には一般環境大気測定局 ( 以下 一般局 という )33 局及び自動車排出ガス測定局 ( 以下 自排局 という )23 局の計 56 局があり 二酸化硫黄 二酸化窒素 浮遊粒子状物質等の測定が行われている また 有害大気汚染物質等については 定期的に一般局等において測定が行われている 3-4 (18)

29 第 図 大気汚染常時測定局の位置 3-5 (19)

30 種別 一般局 市町名 第 表 (1) 大気汚染常時測定局の測定項目 ( 平成 25 年度 ) 図中番号 測定局 所在地 設置主体 用途地域 二酸化硫黄 二酸化窒素 測定項目 神戸市 1 東灘住吉東町 5 丁目神戸市商 2 六甲アイランド向洋町中 6 丁目神戸市住 3 灘浜新在家南町 5 丁目神戸市準工 4 住吉南住吉南町 1 丁目神戸市住 5 港島港島中町 8 丁目神戸市準工 6 灘神ノ木通 3 丁目神戸市商 7 葺合熊内町 1 丁目神戸市住 8 兵庫南部御崎町 1 丁目神戸市住 9 長田北町 3 丁目神戸市工 10 須磨行幸町 3 丁目神戸市住 11 白川台白川台 5 丁目神戸市住 12 垂水大町 2 丁目神戸市住 13 押部谷桜が丘東町 5 丁目神戸市住 14 北鈴蘭台西町 1 丁目神戸市商 15 北神藤原台北町 1 丁目神戸市住 芦屋市 16 潮見小学校潮見町 1-2 芦屋市住 17 打出浜小学校新浜町 8-2 芦屋市住 18 朝日ヶ丘小学校朝日ヶ丘町 10 番 10 号兵庫県住 尼崎市 19 市立立花北小学校 ( 北部 ) 栗山町 2 丁目 6 番 1 号尼崎市住 20 国設尼崎 ( 中部 ) 東難波町 4 丁目 9-12 国住 21 城内高校 ( 南部 ) 北城内 47 の 1 尼崎市住 西宮市 22 西宮市役所六湛寺町 10 番 3 号西宮市商 23 鳴尾支所鳴尾町 3 丁目 5 番 14 号西宮市住 24 瓦木公民館瓦林町 8 番 1 号西宮市住 25 甲陵中学校上甲東園 2 丁目 11 番 20 号西宮市住 26 山口小学校山口町下山口 4 丁目 23 番 1 西宮市住 27 浜甲子園浜甲子園 2 丁目 16 番 23 号西宮市住 伊丹市 28 伊丹市役所千僧 1 丁目 1 番地兵庫県住 宝塚市 29 よりあいひろば小林 3 丁目 5 番 22 号兵庫県住 30 長尾測定局山本東 宝塚市住 大阪市 31 此花区役所春日出北 大阪市住 32 淀中学校大和田 大阪市住 33 南港中央公園南港東 8 丁目大阪市準工 注 :1. 平成 26 年 3 月 31 日現在の測定状況を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 次のとおりである 住 : 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 8 条に定めるもののうち 第 1 種 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種 第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種 第 2 種住居地域及び準住居地域に該当する地域商 : 同条に定めるもののうち 近隣商業地域及び商業地域に該当する地域準工 : 同条に定めるもののうち 準工業地域に該当する地域工 : 同条に定めるもののうち 工業地域に該当する地域 環境数値データベース測定局データ ( 独立行政法人国立環境研究所ホームページ ) 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) より作成 一酸化炭素 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 光化学オキシダント 3-6 (20)

31 種別 自排局 市町名 第 表 (2) 大気汚染常時測定局の測定項目 ( 平成 25 年度 ) 図中番号 測定局 所在地 設置主体 用途地域 二酸化硫黄 二酸化窒素 測定項目 神戸市 34 東部自排青木 4 丁目神戸市住 35 西部自排中島町 1 丁目神戸市住 36 垂水自排平磯 1 丁目神戸市住 37 北神自排八多町中神戸市準工 38 中部自排小野柄通 2 丁目神戸市商 芦屋市 39 打出打出町 2 番 13 号兵庫県商 40 宮川小学校浜町 1-9 芦屋市住 尼崎市 41 国設尼崎自排東本町 4 丁目 47 番地先国準工 42 浜田大庄北 5 丁目 2 の 1 地先尼崎市住 43 武庫川武庫川町 1 の 25 尼崎市住 44 武庫荘総合高校武庫之荘 尼崎市住 45 砂田こども広場南塚口町 7 の 17 尼崎市住 46 上坂部西公園東塚口町 2 の 2 尼崎市住 47 園和小学校東園田町 4-79 尼崎市住 西宮市 48 六湛寺六湛寺町 10 番 3 号西宮市商 49 津門川津門川町 6 番 20 号西宮市商 50 河原河原町 1 番 31 号西宮市住 51 甲子園甲子園 7 番町 15 番 7 号西宮市商 52 塩瀬名塩新町 1 番地西宮市商 伊丹市 53 緑ヶ丘高台 4 丁目の 5 兵庫県準工 宝塚市 54 栄町栄町 1 丁目 16 番 2 号兵庫県商 川西市 55 加茂加茂 5 丁目 63-1 兵庫県準工 大阪市 56 出来島小学校出来島 大阪市住 注 :1. 平成 26 年 3 月 31 日現在の測定状況を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 次のとおりである 住 : 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 8 条に定めるもののうち 第 1 種 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種 第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種 第 2 種住居地域及び準住居地域に該当する地域商 : 同条に定めるもののうち 近隣商業地域及び商業地域に該当する地域準工 : 同条に定めるもののうち 準工業地域に該当する地域工 : 同条に定めるもののうち 工業地域に該当する地域 環境数値データベース測定局データ ( 独立行政法人国立環境研究所ホームページ ) 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) より作成 一酸化炭素 浮遊粒子状物質 微小粒子状物質 光化学オキシダント 3-7 (21)

32 1 二酸化硫黄 (SO 2) 二酸化硫黄の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 21 局 自排局 7 局の計 28 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では年平均値は 0.001~0.006ppm 日平均値の2% 除外値は 0.004~0.014ppm 1 時間値の最高値は 0.015~ 0.041ppmであり 自排局では年平均値は 0.001~0.004ppm 日平均値の2% 除外値は 0.004~ 0.008ppm 1 時間値の最高値は 0.016~0.025ppmとなっており 年間有効測定時間未満の1 局を *1 *2 除く全ての測定局で環境基準の長期的評価及び短期的評価に適合している また 事業実施想定区域を中心とする半径 10kmの範囲内 ( 以下 10km 圏内 という ) における一般局 (9 局 ) 及び自排局 (4 局 ) の平成 21~25 年度の年平均値の経年変化は第 表及び第 図のとおりであり ほぼ横ばい傾向で推移している *1 環境基準の長期的評価 :1 日平均値の年間 2% 除外値が 0.04ppm 以下であること ただし 1 日平均値が 0.04ppm を超えた日が 2 日以上連続しないこと *2 環境基準の短期的評価 :1 時間値の 1 日平均値が 0.04ppm 以下であり かつ 1 時間値が 0.1ppm 以下であること 3-8 (22)

33 種別 一般局 自排局 市町名 図中番号 第 表二酸化硫黄の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 測定局名 用途地域 年平均値 1 時間値が 0.1ppm を超えた時間数 日平均値 0 が 0.04ppm を超えた日数 1 時間値の最高値 日平均値の 2% 除外値 日平均値が環境基準の 0.04ppm 長期的評価を超えた日がによる 2 日以上日平均値が連続した 0.04ppm をことの有無超えた日数 (ppm) ( 時間 ) ( 日 ) (ppm) (ppm) 有 無 ( 日 ) 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 港島 準工 兵庫南部 住 垂水 住 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 尼崎市 19 市立立花北小学校 住 国設尼崎 住 城内高校 住 (0.003) (0) (0) (0.019) (0.007) ( ) (0) 西宮市 22 西宮市役所 商 鳴尾支所 住 瓦木公民館 住 甲陵中学校 住 山口小学校 住 浜甲子園 住 宝塚市 29 よりあいひろば 住 大阪市 31 此花区役所 住 淀中学校 住 南港中央公園 準工 神戸市 34 東部自排 住 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 西宮市 49 津門川 商 甲子園 商 伊丹市 53 緑ヶ丘 準工 大阪市 56 出来島小学校 住 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 3.( ) は 年間有効測定時間数 (6,000 時間 ) に達していない測定局の値を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-9 (23)

34 第 表二酸化硫黄の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) ( 単位 :ppm) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 5 か年平均値 一般局 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 港島 準工 兵庫南部 住 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 西宮市 22 西宮市役所 商 浜甲子園 住 自排局 神戸市 34 東部自排 住 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 西宮市 49 津門川 商 注 :1.10km 圏内の測定局における年平均値を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 (ppm) 第 図二酸化硫黄の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 一般局 自排局 注 :10km 圏内の測定局における年平均値の平均を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 3-10 (24)

35 2 二酸化窒素 (NO 2) 二酸化窒素の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 33 局 自排局 22 局の計 55 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では年平均値は 0.008~0.025ppm 日平均値の年間 98% 値は 0.019~0.051ppm 1 時間値の最高値は ~0.092ppmであり 自排局では年平均値は 0.016~0.034ppm 日平均値の年間 98% 値は 0.030~ 0.058ppm 1 時間値の最高値は 0.065~0.131ppmとなっており 年間有効測定時間未満の3 局を *1 除く全ての測定局で環境基準の評価に適合している また 事業実施想定区域の 10km 圏内における一般局 (15 局 ) 及び自排局 (6 局 ) の平成 21~ 25 年度の年平均値の経年変化は第 表及び第 図のとおりであり 緩やかな減少傾向で推移している *1 環境基準の評価 :1 日平均値の年間 98% 値が 0.06ppm を超えないこと 環境基準 :1 時間値の 1 日平均値が 0.04ppm から 0.06ppm までのゾーン内又はそれ以下であること 3-11 (25)

36 第 表 (1) 二酸化窒素の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 年平均値 1 時間値の最高値 1 時間値が 0.2ppm を超えた時間数 1 時間値が 0.1ppm 以上 0.2ppm 以下の時間数 日平均値が 0.06ppm を超えた日数 日平均値が 0.04ppm 以上 0.06ppm 以下の日数 日平均値の年間 98% 値 98% 値評価による日平均値が 0.06ppm を超えた日数 一般局 (ppm) (ppm) ( 時間 ) ( 時間 ) ( 日 ) ( 日 ) (ppm) ( 日 ) 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 住吉南 住 港島 準工 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 (0.015) (0.078) (0) (0) (0) (4) (0.038) (0) 9 長田 工 須磨 住 白川台 住 垂水 住 押部谷 住 北 商 北神 住 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 朝日ヶ丘小学校 住 尼崎市 19 市立立花北小学校 住 国設尼崎 住 城内高校 住 (0.021) (0.084) (0) (0) (0) (3) (0.036) (0) 西宮市 22 西宮市役所 商 鳴尾支所 住 瓦木公民館 住 甲陵中学校 住 山口小学校 住 浜甲子園 住 伊丹市 28 伊丹市役所 住 宝塚市 29 よりあいひろば 住 長尾測定局 住 (0.009) (0.075) (0) (0) (0) (0) (0.024) (0) 大阪市 31 此花区役所 住 淀中学校 住 南港中央公園 準工 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 3.( ) は 年間有効測定時間数 (6,000 時間 ) に達していない測定局の値を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-12 (26)

37 第 表 (2) 二酸化窒素の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 年平均値 1 時間値の最高値 1 時間値が 0.2ppm を超えた時間数 1 時間値が 0.1ppm 以上 0.2ppm 以下の時間数 日平均値が 0.06ppm を超えた日数 日平均値が 0.04ppm 以上 0.06ppm 以下の日数 日平均値の年間 98% 値 98% 値評価による日平均値が 0.06ppm を超えた日数 自排局 (ppm) (ppm) ( 時間 ) ( 時間 ) ( 日 ) ( 日 ) (ppm) ( 日 ) 神戸市 34 東部自排 住 西部自排 住 垂水自排 住 北神自排 準工 中部自排 商 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 尼崎市 42 浜田 住 武庫川 住 武庫荘総合高校 住 砂田こども広場 住 上坂部西公園 住 園和小学校 住 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 河原 住 甲子園 商 塩瀬 商 伊丹市 53 緑ヶ丘 準工 宝塚市 54 栄町 商 川西市 55 加茂 準工 大阪市 56 出来島小学校 住 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-13 (27)

38 第 表二酸化窒素の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) ( 単位 :ppm) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 5 か年平均値 一般局 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 住吉南 住 港島 準工 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 (0.015) 長田 工 北 商 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 朝日ヶ丘小学校 住 西宮市 22 西宮市役所 商 浜甲子園 住 自排局 神戸市 34 東部自排 住 中部自排 商 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 注 :1.10km 圏内の測定局における年平均値を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 第 表の表注を参照 4.( ) は 年間有効測定時間数 (6,000 時間 ) に達していない測定局の値を示し 5か年平均値の算出対象から除外した 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 第 図二酸化窒素の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) (ppm) 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 一般局 自排局 注 :10km 圏内の測定局における年平均値の平均を示す ただし 平成 25 年度の兵庫南部測定局は 年間有効測定時間数が 6,000 時間に達していなかったため 平均の算出対象から除外 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 3-14 (28)

39 3 一酸化炭素 (CO) 一酸化炭素の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 2 局 自排局 17 局の計 19 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では年平均値は 0.3~0.4ppm 日平均値の2% 除外値は 0.6~0.7ppm 1 時間値の最高値は 1.2~2.1ppmであり 自排局では年平均値は 0.3~0.6ppm 日平均値の2% 除外値は 0.6~1.0ppm 1 時間値の最 *1 *2 高値は 1.2~3.1ppmとなっており 全ての測定局で環境基準の長期的評価及び短期的評価に適合している また 事業実施想定区域の 10km 圏内における一般局 (1 局 ) 及び自排局 (5 局 ) の平成 21~ 25 年度の年平均値の経年変化は 第 表及び第 図のとおりであり 一般局では減少傾向 自排局も緩やかな減少傾向で推移している *1 環境基準の長期的評価 :1 日平均値の年間 2% 除外値が 10ppm 以下であること ただし 1 日平均値が 10ppm を超えた日が 2 日以上連続しないこと *2 環境基準の短期的評価 :1 時間値の 1 日平均値が 10ppm 以下であり かつ 1 時間値の 8 時間平均値が 20ppm 以下であること 種別 一般局 自排局 市町名 図中番号 第 表一酸化炭素の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 測定局名 用途地域 日平均値が 環境基準の 年平均値 8 時間値が日平均値が 10ppm を長期的評価日平均値 1 時間値 20ppm を 10ppm を超えた日数によるの2% の最高値超えた超えたが2 日以上日平均値が除外値回数日数連続したこ 10ppm を超 との有無 えた日数 (ppm) (ppm) ( 回 ) ( 日 ) (ppm) 有 無 ( 日 ) 尼崎市 20 国設尼崎 住 西宮市 27 浜甲子園 住 神戸市 34 東部自排 住 垂水自排 住 北神自排 準工 中部自排 商 芦屋市 39 打出 商 尼崎市 41 国設尼崎自排 準工 武庫川 住 砂田こども広場 住 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 河原 住 甲子園 商 塩瀬 商 伊丹市 53 緑ヶ丘 準工 宝塚市 54 栄町 商 川西市 55 加茂 準工 大阪市 56 出来島小学校 住 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-15 (29)

40 第 表一酸化炭素の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) ( 単位 :ppm) 種別 市町名 図中用途 5か年測定局名平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度番号地域平均値 一般局 西宮市 27 浜甲子園 住 自排局 神戸市 34 東部自排 住 中部自排 商 芦屋市 39 打出 商 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 注 :1.10km 圏内の測定局における年平均値を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 第 図一酸化炭素の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) (ppm) 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 一般局 自排局 注 :10km 圏内の測定局における年平均値の平均を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 3-16 (30)

41 4 浮遊粒子状物質 (SPM) 浮遊粒子状物質の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 31 局 自排局 18 局の計 49 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では年平均値は 0.016~0.031mg/m 3 日平均値の2% 除外値は 0.045~0.077mg/m 3 1 時間値の最高値は 0.086~0.223mg/m 3 であり 自排局では年平均値は 0.020~0.025mg/m 3 日平均値の2% 除外値は 0.048~0.070mg/m 3 1 時間値の最高値は 0.093~0.219mg/m 3 となっており 一般局では年間有効測定時間未満の1 局を除く 30 局中 29 局 自排局では 18 局中 17 局が環境基準の長期的評 *1 価に適合しており 一般局では年間有効測定時間未満の1 局を除く 30 局中 29 局 自排局で *2 は 18 局中 14 局が環境基準の短期的評価に適合している また 事業実施想定区域の 10km 圏内における一般局 (14 局 ) 及び自排局 (6 局 ) の平成 21~ 25 年度の年平均値の経年変化は 第 表及び第 図のとおりであり ほぼ横ばい傾向で推移している *1 環境基準の長期的評価 :1 日平均値の年間 2% 除外値が 0.10mg/m 3 以下であること ただし 1 日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日が 2 日以上連続しないこと *2 環境基準の短期的評価 :1 時間値の 1 日平均値が 0.10mg/m 3 以下であり かつ 1 時間値が 0.20mg/m 3 以下であること 3-17 (31)

42 種別 一般局 市町名 図番号 第 表 (1) 浮遊粒子状物質の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 測定局名 用途地域 年平均値 1 時間値の最高値 1 時間値が 0.20mg/m 3 を超えた時間数 日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日数 日平均値の 2% 除外値 日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日が 2 日以上連続したことの有無 環境基準の長期的評価による日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日数 (mg/m 3 ) (mg/m 3 ) ( 時間 ) ( 日 ) (mg/m 3 ) 有 無 ( 日 ) 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 港島 準工 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 長田 工 須磨 住 白川台 住 垂水 住 押部谷 住 北 商 北神 住 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 朝日ヶ丘小学校 住 尼崎市 19 市立立花北小学校 住 国設尼崎 住 城内高校 住 (0.031) (0.133) (0) (0) (0.068) ( ) (0) 西宮市 22 西宮市役所 商 鳴尾支所 住 瓦木公民館 住 甲陵中学校 住 山口小学校 住 浜甲子園 住 伊丹市 28 伊丹市役所 住 宝塚市 29 よりあいひろば 住 大阪市 31 此花区役所 住 淀中学校 住 南港中央公園 準工 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 3.( ) は 年間有効測定時間数 (6,000 時間 ) に達していない測定局の値を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-18 (32)

43 種別 自排局 市町名 図番号 第 表 (2) 浮遊粒子状物質の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 測定局名 用途地域 年平均値 1 時間値の最高値 1 時間値が 0.20mg/m 3 を超えた時間数 日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日数 日平均値の 2% 除外値 日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日が 2 日以上連続したことの有無 環境基準の長期的評価による日平均値が 0.10mg/m 3 を超えた日数 (mg/m 3 ) (mg/m 3 ) ( 時間 ) ( 日 ) (mg/m 3 ) 有 無 ( 日 ) 神戸市 34 東部自排 住 西部自排 住 垂水自排 住 北神自排 準工 中部自排 商 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 尼崎市 43 武庫川 住 砂田こども広場 住 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 河原 住 甲子園 商 塩瀬 商 伊丹市 53 緑ヶ丘 準工 宝塚市 54 栄町 商 川西市 55 加茂 準工 大阪市 56 出来島小学校 住 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-19 (33)

44 第 表浮遊粒子状物質の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) ( 単位 :mg/m 3 ) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 5 か年平均値 一般局 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 港島 準工 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 長田 工 北 商 芦屋市 16 潮見小学校 住 打出浜小学校 住 朝日ヶ丘小学校 住 西宮市 22 西宮市役所 商 浜甲子園 住 自排局 神戸市 34 東部自排 住 中部自排 商 * 芦屋市 39 打出 商 宮川小学校 住 西宮市 48 六湛寺 商 津門川 商 注 :1.10km 圏内の測定局における年平均値を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 第 表の表注を参照 4. * は 出典に記載のないものを示し 5 か年平均値の算出対象から除外した 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 第 図浮遊粒子状物質の経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) (mg/m 3 ) 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 一般局 自排局 注 :10km 圏内の測定局における年平均値の平均を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 3-20 (34)

45 5 微小粒子状物質 (PM2.5) 微小粒子状物質の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 18 局 自排局 14 局の計 32 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では年 平均値は 11.1~19.0μg/m 3 日平均値の年間 98% 値は 33.7~43.9μg/m 3 であり 自排局では年平 均値は 12.3~19.6μg/m 3 日平均値の年間 98% 値は 32.8~48.0μg/m 3 となっており 一般局 18 局の内 年間有効測定日数未満の 5 局を除く 13 局中 6 局 ( 約 46%) で環境基準の長期基準 *1 に 適合しているが 年間有効測定日数未満の 1 局を除く全ての自排局で環境基準の長期基準 *1 に 適合していない 一般局 18 局の内 年間有効測定日数未満の 5 局を除く 13 局中 1 局 ( 約 8%) で環境基準の短期基準 *2 に適合しているが 年間有効測定日数未満の 1 局を除く全ての自排局 で環境基準の短期基準 *2 に適合していない *1 環境基準の長期基準 :1 年平均値が 15μg/m 3 以下であること *2 環境基準の短期基準 :1 日平均値の年間 98% 値が 35μg/m 3 以下であること 環境基準:1 年平均値が 15μg/m 3 以下であり かつ 1 日平均値が 35μg/m 3 以下であること 種別 一般局 自排局 第 表微小粒子状物質の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 年平均値 日平均値の年間 98% 値 日平均値が 35μg/m 3 を超えた日数 (μg/m 3 ) (μg/m 3 ) ( 日 ) 神戸市 1 東灘 商 六甲アイランド 住 灘浜 準工 港島 準工 灘 商 葺合 住 (13.1) (39.6) (11) 8 兵庫南部 住 長田 工 (14.4) (40.3) (13) 10 須磨 住 白川台 住 垂水 住 北神 住 芦屋市 18 朝日ヶ丘小学校 住 (12.3) (37.2) (4) 尼崎市 20 国設尼崎 住 伊丹市 28 伊丹市役所 住 (11.1) (37.0) (4) 宝塚市 29 よりあいひろば 住 (12.2) (36.1) (4) 大阪市 31 此花区役所 住 南港中央公園 準工 神戸市 34 東部自排 住 西部自排 住 垂水自排 住 芦屋市 39 打出 商 尼崎市 41 国設尼崎自排 準工 武庫川 住 砂田こども広場 住 西宮市 49 津門川 商 甲子園 商 塩瀬 商 (12.3) (32.8) (3) 伊丹市 53 緑ヶ丘 準工 宝塚市 54 栄町 商 川西市 55 加茂 準工 大阪市 56 出来島小学校 住 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 3.( ) は 年間有効測定日数 (250 日 ) に達していない測定局の値を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-21 (35)

46 6 光化学オキシダント (O X) 光化学オキシダントの測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 27 局 自排局 1 局の計 28 局で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 一般局では昼間の1 時間値の年平均値は 0.027~0.038ppm 昼間の1 時間値が 0.06ppmを超えた時間数は 226~560 時間であり 自排局では昼間の1 時間値の年平均値は 0.024ppm 昼間の1 時間値が *1 0.06ppmを超えた時間数は 234 時間となっており 全ての測定局で環境基準の評価に適合していない なお 平成 25 年度の光化学スモッグ広報等発令状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) によると 平成 25 年度に神戸市及び芦屋市で光化学スモッグ予報及び注意報の発令はない また 事業実施想定区域の 10km 圏内における一般局 (9 局 ) の平成 21~25 年度の昼間の1 時間値の年平均値の経年変化は 第 表及び第 図のとおりであり ほぼ横ばいで推移している *1 環境基準の評価 : 昼間 (6 時から 20 時まで ) の 1 時間値が 0.06ppm 以下であること 環境基準 :1 時間値が 0.06ppm 以下であること 3-22 (36)

47 種別 一般局 自排局 市町名 第 表光化学オキシダントの測定結果 ( 平成 25 年度 ) 図中番号 測定局名 用途地域 昼間の 1 時間値の年平均値 昼間の 1 時間値の最高値 昼間の1 時間値が0.06ppm を超えた日数と時間数 昼間の1 時間値が0.12ppm 以上の日数と時間数 昼間の日最高 1 時間値の年平均値 (ppm) (ppm) ( 日 ) ( 時間 ) ( 日 ) ( 時間 ) (ppm) 神戸市 1 東灘 商 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 長田 工 須磨 住 白川台 住 垂水 住 押部谷 住 北 商 北神 住 芦屋市 18 朝日ヶ丘小学校 住 尼崎市 19 市立立花北小学校 住 国設尼崎 住 城内高校 住 西宮市 22 西宮市役所 商 鳴尾支所 住 瓦木公民館 住 甲陵中学校 住 山口小学校 住 浜甲子園 住 伊丹市 28 伊丹市役所 住 宝塚市 29 よりあいひろば 住 長尾測定局 住 大阪市 31 此花区役所 住 淀中学校 住 南港中央公園 準工 西宮市 52 塩瀬商 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 25 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 3-23 (37)

48 第 表光化学オキシダントの経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) ( 単位 :ppm) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 5 か年平均値 一般局 神戸市 1 東灘 商 灘 商 葺合 住 兵庫南部 住 長田 工 北 商 芦屋市 18 朝日ヶ丘小学校 住 西宮市 22 西宮市役所 商 浜甲子園 住 注 :1.10km 圏内の測定局における昼間の1 時間値の年平均値を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 用途地域は 第 表の表注を参照 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版 日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 第 図光化学オキシダントの経年変化 ( 平成 21~25 年度 ) (ppm) 平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度 一般局 注 :10km 圏内の測定局における年平均値の平均を示す 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) 平成 24 年版日本の大気汚染状況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 3-24 (38)

49 7 降下ばいじん事業実施想定区域周辺の神戸市市街地における降下ばいじんの測定地点は 1 地点で測定されている 平成 20~24 年度の降下ばいじんの年平均値の経年変化は 第 表及び第 図のとおりであり 増減しながらも減少傾向となっている なお 降下ばいじんについては 環境基準は定められていない 第 表降下ばいじんの経年変化 ( 平成 20~24 年度 ) ( 単位 :t/km 2 /30 日 ) 種別 市町名 図中番号 測定局名 用途地域 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 5 か年平均値 一般局神戸市 3 灘浜準工 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 用途地域は 第 表の表注を参照 平成 24 年度神戸市大気汚染調査報告第 55 報 ( 神戸市 平成 25 年 ) より作成 第 図降下ばいじんの経年変化 ( 平成 20~24 年度 ) (t/km 2 /30 日 ) 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 一般局 平成 24 年度神戸市大気汚染調査報告第 55 報 ( 神戸市 平成 25 年 ) より作成 3-25 (39)

50 8 有害大気汚染物質環境基準が定められている有害大気汚染物質 ( ベンゼン トリクロロエチレン テトラクロロエチレン ジクロロメタン ) の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において 12 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 年平均値はベンゼンが 0.94~ 1.6μg/m 3 トリクロロエチレンが 0.077~1.0 μg/m 3 テトラクロロエチレンが 0.085~1.2μg/m 3 ジクロロメタンが 0.58~1.6μg/m 3 の範囲となっており 全ての測定点で環境基準に適合している 第 表 (1) 有害大気汚染物質の測定結果 ( 平成 24 年度 ) 測定項目市町名測定点名区分 ベンゼン トリクロロエチレン 年平均値 (μg/m 3 ) 神戸市東灘一般 0.94 環境基準 (μg/m 3 ) 灘浜固定 1.1 兵庫南部固定 0.94 長田一般 1.0 東部自排沿道 1.1 芦屋市宮川小学校沿道 以下尼崎市城内高校一般 1.3 武庫川沿道 1.6 西宮市西宮市役所一般 1.3 甲子園沿道 1.3 塩瀬沿道 1.2 大阪市出来島小学校沿道 1.6 神戸市東灘一般 0.18 灘浜固定 0.11 兵庫南部 (VOC 重複 ) 固定 0.19 兵庫南部固定 0.17 長田一般 0.18 適否 東部自排沿道 以下 芦屋市宮川小学校沿道 0.26 尼崎市城内高校一般 1.0 武庫川沿道 0.30 西宮市西宮市役所一般 0.11 塩瀬沿道 注 :1. 区分の 一般 は一般環境 固定 は発生源周辺 沿道 は沿道を示す 2. 平均値の欄には当該地点における複数回の測定結果の算術平均値を記載した ただし 検出下限値未満のデータが存在する場合には 原則として 当該検出下限値に 1/2 を乗じて得られた値を用いて平均値を算出した 3. 適否欄の は 環境基準適合を示す 平成 24 年度大気汚染状況について有害大気汚染物質モニタリング調査結果 ( 資料編 ) ( 環境省ホームページ ) より作成 3-26 (40)

51 第 表 (2) 有害大気汚染物質の測定結果 ( 平成 24 年度 ) 測定項目市町名測定点名区分 テトラクロロエチレン ジクロロメタン 年平均値 (μg/m 3 ) 神戸市東灘一般 1.2 環境基準 (μg/m 3 ) 灘浜固定 0.43 兵庫南部固定 0.17 長田一般 0.58 東部自排沿道 以下芦屋市宮川小学校沿道 0.26 尼崎市城内高校一般 0.21 武庫川沿道 0.15 西宮市西宮市役所一般 0.31 塩瀬沿道 神戸市東灘一般 0.80 灘浜固定 0.87 兵庫南部 (VOC 重複 ) 固定 0.97 兵庫南部固定 0.95 長田一般 1.2 適否 東部自排沿道 以下 芦屋市宮川小学校沿道 1.2 尼崎市城内高校一般 1.6 武庫川沿道 1.0 西宮市西宮市役所一般 0.75 塩瀬沿道 0.58 注 :1. 区分の 一般 は一般環境 固定 は発生源周辺 沿道 は沿道を示す 2. 平均値の欄には当該地点における複数回の測定結果の算術平均値を記載した ただし 検出下限値未満のデータが存在する場合には 原則として 当該検出下限値に 1/2 を乗じて得られた値を用いて平均値を算出した 3. 適否欄の は 環境基準適合を示す 平成 24 年度大気汚染状況について有害大気汚染物質モニタリング調査結果 ( 資料編 ) ( 環境省ホームページ ) より作成 3-27 (41)

52 9 ダイオキシン類ダイオキシン類の測定結果は第 表のとおりであり 20km 圏内において一般局 6 局とその他 3 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 年平均値は ~ 0.14pg-TEQ/m 3 の範囲となっており 全ての測定点で環境基準に適合している 第 表ダイオキシン類の測定結果 ( 平成 24 年度 ) 市町名 図中番号 測定点名 年平均値 (pg-teq/m 3 ) 環境基準 (pg-teq/m 3 ) 神戸市 3 灘浜 兵庫南部 芦屋市 - 山手小学校 尼崎市 21 城内高校 以下西宮市 22 西宮市役所 山口小学校 鳴尾浜周辺 伊丹市 - 消防局 0.14 大阪市 32 淀中学校 注 :1. 適否欄の は 環境基準適合を示す 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 図中番号の - は 大気汚染常時測定局以外の測定局を示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) 平成 24 年度環境データ集 ( 大阪市ホームページ ) より作成 適否 10 大気汚染に係る苦情の発生状況大気汚染に係る平成 20 年度から平成 24 年度における苦情の発生状況は 第 表のとおりである 神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の大気汚染に係る苦情の発生状況は 神戸市では 116 件 芦屋市では 2 件 兵庫県では 488 件となっている 第 表大気汚染に係る苦情発生状況 ( 平成 20~24 年度 ) ( 単位 : 件 ) 区 分 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 神戸市 芦屋市 兵庫県 平成 21~25 年度版 環境白書 ( 兵庫県 平成 21~ 平成 25 年 ) より作成 3-28 (42)

53 3. 騒音の状況 (1) 騒音発生源の状況平成 24 年度末現在 神戸市 阪神南地域及び兵庫県における 騒音規制法 ( 昭和 43 年法律第 98 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づく届出状況は 第 表のとおりである 騒音発生施設については 法規制対象の工場等は神戸市では 1,896 工場等の 12,323 施設 阪神南地域では 8,312 施設 兵庫県では 78,730 施設となっている 第 表騒音発生施設等の届出状況 ( 平成 24 年度 ) 項目 特定工場等数 工場 事業場数 施設数 神戸市阪神南地域兵庫県 特定施設数 特定工場等数 特定施設数 特定工場等数 特定施設数 騒音規制法 1,896 12,323-8,312-78,730 環境の保全と創造に関する条例 1, 注 :1. 阪神南地域 とは 芦屋市 尼崎市 西宮市を示す 2. - は データがないことを示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) 平成 24 年度神戸市環境基本計画年次報告書 ( 神戸市 平成 26 年 ) より作成 (2) 環境騒音の状況環境騒音測定点の位置は第 図 測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域周辺において 11 地点で測定が行われている 平成 21 年度の測定結果によると 昼間の時間帯 (6:00~22:00) は8 地点 夜間の時間帯 (22:00~ 翌日 6:00) は8 地点 昼間及び夜間の両時間帯は6 地点で環境基準に適合している 3-29 (43)

54 第 表環境騒音の測定結果 ( 平成 21 年度 ) 図中番号 測定地点 用途地域 地環域境の基類準型の 昼間 (6:00~22:00) 騒音レベル 環境基準 適否 ( 単位 : デシベル ) 夜間 (22:00~ 翌日 6:00) 騒音レベル (L Aeq) (L Aeq) 環境基準 適否 1 住吉小学校第 1 種中高層 A 西浜公園準工業 C 岡本中公園第 1 種低層 A 中野南公園第 1 種中高層 A 向洋西公園第 1 種住居 B 灘小学校第 1 種住居 B 畑原公園第 1 種中高層 A 福住公園第 1 種中高層 A 熊山公園第 1 種中高層 A 二宮公園近隣商業 C 港島小学校第 1 種住居 B 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 環境基準の地域の類型は 第 表を参照 3. 適否の欄 は 環境基準適合を示す 平成 21 年度都市環境騒音調査報告書 ( 概要版 ) ( 神戸市 平成 22 年 ) より作成 3-30 (44)

55 第 図 環境騒音測定点の位置 3-31 (45)

56 (3) 道路交通騒音の状況道路交通騒音測定点の位置は第 図 測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域周辺の主要な道路において 13 地点で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 12 地点で環境基準に適合している 1 地点のみ環境基準に適合していないが 騒音規制法に定める自動車騒音の要請限度 * は下回っている * 自動車騒音の要請限度 : 騒音規制法 の規定により 市町村長は 自動車騒音が要請限度を超えていることにより道路周辺の生活環境が著しく損なわれると認めるときは 都道府県公安委員会に対し 道路交通法の規定による措置をとるよう要請できる 第 表 (1) 道路交通騒音の測定結果 ( 平成 25 年度 ) ( 単位 : デシベル ) 図中番号 測定地点 路線名 車線数 用途地域 地環域境の基類準型の 区要域請の限区度分の 地道域路のに区面分する 騒音レベル (LAeq) 昼間 (6:00~22:00) 環境基準 適否 要請限度 適否 騒音レベル (LAeq) 夜間 (22:00~ 翌日 6:00) 環境基準 適否 要請限度 適否 1 東灘区御影塚町 2 丁目 国道 43 号線 阪神高速道路神戸西宮線 6,4 準工業 C c 近接 東灘区青木 4 丁目 国道 43 号線 阪神高速道路神戸西宮線 6,4 2 住居 B b 近接 東灘区住吉東町 5 丁目国道 2 号線 4 近隣商業 C c 近接 東灘区御影本町 6 丁目市道弓場線 4 1 住居 B b 近接 灘区高徳町 2 丁目 市道神戸六甲線 ( 高羽線 ) 4 1 中高層 A a 近接 灘区神ノ木通 3 丁目 市道長田楠日尾線 4 近隣商業 C c 近接 灘区船寺通 3 丁目国道 2 号線 4 近隣商業 C c 近接 灘区鶴甲 4 丁目県道灘三田線 4 1 中高層 A a 近接 中央区熊内町 3 丁目 市道長田楠日尾線 ( 原田線 ) 4 2 住居 B b 近接 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 環境基準の地域の類型は第 表 要請限度の区域の区分は第 表を参照 3. 道路に面する地域の区分における 近接 とは 幹線交通を担う道路に近接する空間 を示す 4. 適否欄の は 環境基準適合又は要請限度を下回っていることを示す 平成 25 年度神戸市の大気質 水質 騒音 公害苦情処理等の状況及び生物の確認状況 ( 神戸市ホームページ ) 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-32 (46)

57 第 表 (2) 道路交通騒音の測定結果 ( 平成 25 年度 ) ( 単位 : デシベル ) 図中番号 測定地点 路線名 車線数 用途地域 地環域境の基類準型の 区要域請の限区度分の 地道域路のに区面分する 騒音レベル (LAeq) 昼間 (6:00~22:00) 環境基準 適否 要請限度 適否 騒音レベル (LAeq) 夜間 (22:00~ 翌日 6:00) 環境基準 適否 要請限度 適否 10 中央区神若通 7 丁目 市道生田川箕谷線 ( 新神戸トンネル ) 8 2 住居 B b 近接 中央区吾妻通 4 丁目国道 2 号線 10 近隣商業 C c 近接 中央区大日通 1 丁目市道山手幹線 6 2 住居 B b 近接 中央区脇浜海岸通 3 丁目 市道梅香浜辺脇浜線 阪神高速道路神戸西宮線 6,4 準工業 C c 近接 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 環境基準の地域の類型は第 表 要請限度の区域の区分は第 表を参照 3. 道路に面する地域の区分における 近接 とは 幹線交通を担う道路に近接する空間 を示す 4. 適否欄の は 環境基準適合又は要請限度を下回っていることを示す 平成 25 年度神戸市の大気質 水質 騒音 公害苦情処理等の状況及び生物の確認状況 ( 神戸市ホームページ ) 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (4) 騒音に係る苦情の発生状況騒音に係る平成 20 年度から平成 24 年度における苦情の発生状況は 第 表のとおりである 神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の騒音に係る苦情の発生状況は 神戸市では 105 件 芦屋市では 26 件 兵庫県では 383 件となっている 第 表騒音に係る苦情発生状況 ( 平成 20~24 年度 ) ( 単位 : 件 ) 区 分 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 神戸市 芦屋市 兵庫県 平成 21~25 年度版 環境白書 ( 兵庫県 平成 21~ 平成 25 年 ) より作成 3-33 (47)

58 第 図 道路交通騒音 振動測定点の位置 3-34 (48)

59 4. 振動の状況 (1) 振動発生源の状況平成 24 年度末現在 神戸市 阪神南地域及び兵庫県における 振動規制法 ( 昭和 51 年法律第 64 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づく届出状況は 第 表のとおりである 振動発生施設については 法規制対象の工場等は神戸市では 567 工場等の 2,382 施設 阪神南地域では 4,584 施設 兵庫県では 42,937 施設となっている 第 表振動発生施設等の届出状況 ( 平成 24 年度 ) 項目 特定工場等数 工場 事業場数 施設数 神戸市阪神南地域兵庫県 特定施設数 特定工場等数 特定施設数 特定工場等数 特定施設数 振動規制法 567 2,382-4,584-42,937 環境の保全と創造に関する条例 注 :1. 阪神南地域 とは 芦屋市 尼崎市 西宮市を示す 2. - は データがないことを示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) 平成 24 年度神戸市環境基本計画年次報告書 ( 神戸市 平成 26 年 ) より作成 (2) 道路交通振動の状況道路交通振動測定点の位置は第 図 測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域周辺の主要な道路において6 地点で測定が行われている 平成 25 年度の測定結果によると 昼間の時間帯 ( 午前 8 時 ~ 午後 7 時 ) 及び夜間の時間帯 ( 午後 7 時 ~ 翌日の午前 8 時 ) とも6 地点全てで要請限度 * を下回っている * 道路交通振動の要請限度 : 振動規制法 の規定により 市町村長は 道路交通振動が要請限度を超えていることにより道路周辺の生活環境が著しく損なわれると認めるときは 都道府県公安委員会に対し 道路交通法の規定による措置をとるよう要請できる 3-35 (49)

60 第 表道路交通振動の測定結果 ( 平成 25 年度 ) ( 単位 : デシベル ) 図中番号 測定地点 路線名 車線数 区要域請の限区度分の 昼間 (8:00~19:00) 振動レベル 要請限度 適否 夜間 (19:00~ 翌日 8:00) 振動レベル 要請限度 適否 1 東灘区御影塚町 2 丁目 国道 43 号線 阪神高速道路神戸西宮線 6, 4 第 2 種 東灘区青木 4 丁目 国道 43 号線 阪神高速道路神戸西宮線 6, 4 第 1 種 東灘区住吉東町 5 丁目 国道 2 号線 4 第 2 種 灘区高徳町 2 丁目 市道神戸六甲線 ( 高羽線 ) 4 第 1 種 灘区神ノ木通 3 丁目 市道長田楠日尾線 4 第 2 種 灘区鶴甲 4 丁目県道灘三田線 4 第 1 種 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 要請限度の区域の区分は第 表を参照 3. 適否欄の は 要請限度を下回っていることを示す 平成 25 年度神戸市の大気質 水質 騒音 公害苦情処理等の状況及び生物の確認状況 ( 神戸市ホームページ ) 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (3) 振動に係る苦情の発生状況振動に係る平成 20 年度から平成 24 年度における苦情の発生状況は 第 表のとおりである 神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の振動に係る苦情の発生状況は 神戸市では 19 件 芦屋市では2 件 兵庫県では 36 件となっている 第 表振動に係る苦情発生状況 ( 平成 20~24 年度 ) ( 単位 : 件 ) 区 分 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 神戸市 芦屋市 兵庫県 平成 21~25 年度版 環境白書 ( 兵庫県 平成 21~ 平成 25 年 ) より作成 3-36 (50)

61 5. その他の大気に係る環境の状況 (1) 悪臭に係る苦情の発生状況悪臭に係る平成 20 年度から平成 24 年度における苦情の発生状況は 第 表のとおりである 神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の悪臭に係る苦情の発生状況は 神戸市では 48 件 芦屋市では4 件 兵庫県では 250 件となっている 第 表悪臭に係る苦情発生状況 ( 平成 20~24 年度 ) ( 単位 : 件 ) 区 分 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 神戸市 芦屋市 兵庫県 平成 21~25 年度版 環境白書 ( 兵庫県 平成 21~ 平成 25 年 ) より作成 3-37 (51)

62 3.1.2 水環境の状況 1. 水象の状況 (1) 海象の概況事業実施想定区域が位置する大阪湾沿岸は 全般的に瀬戸内型の気候に区分され 温暖で穏やかな気候であるが 夏季から秋季にかけて台風の経路となり 高潮 波浪の影響を受けることもある 大阪湾沿岸は 長径 58km 短径 26kmの楕円状をした大阪湾の北側から東側を取り囲んでおり 常時の風波は小さい 潮流は 下げ潮時には明石海峡から大阪湾に流入し湾全体に広がり 主流は淡路島沿いに友ヶ島水道に向かう 上げ潮時にはほぼ逆の流れとなる 恒流については 明石海峡東側の沖の瀬を中心とする時計回りの循環流が特徴となっている 海岸線は工業専用地域としての利用が多い埋立地が多く 人工的な地形となっている 大阪湾沿岸海岸保全基本計画 ( 大阪府 兵庫県 平成 14 年 ) より作成 (2) 潮位 事業実施想定区域の周辺海域における潮位については 次のとおりである 1 観測場所潮位観測の位置は 第 図のとおりである 事業実施想定区域の最寄りの潮位観測所として 西南西約 5.5kmに神戸検潮所がある 2 観測結果 神戸検潮所における潮位は 第 図のとおりである a. 平均潮位 平成 21~25 年の平均潮位は T.P.( 東京湾平均海面 )+19.1cm となっている b. 朔望平均満潮位及び朔望平均干潮位 平成 21~25 年の朔望平均満潮位及び朔望平均干潮位は T.P. からそれぞれ +84.3cm -69.8cm 潮位差は 154.1cm となっている c. 高極潮位 大正 15~ 平成 25 年の高極潮位は昭和 36 年 9 月 16 日に T.P cm が記録されている 3-38 (52)

63 第 図 潮位観測の位置 3-39 (53)

64 第 図 神戸検潮所における潮位 注 :1. 各平均潮位の統計は 平成 21~ 平成 25 年の 5 年平均である 2. 高極潮位統計期間は 大正 15~ 平成 25 年である 潮汐 海面水位のデータ ( 気象庁ホームページ ) より作成 (3) 流向及び流速 ( 流況 ) 事業実施想定区域の周辺海域における潮流は 第 図のとおりである 事業実施想定区域が位置する神戸市沖の潮流は 神戸から南方に引いた一線の東側海域では 流速は概ね 0.5 ノット ( 約 26cm/s) を超えることはなく 流向は日によって著しく変化し一定しない 事業実施想定区域の前面海域においては 明石海峡の東流最強時には東に 0.4 ノット ( 約 21cm/s) 西流最強時には西に 0.5 ノット ( 約 26cm/s) の潮流がみられる 3-40 (54)

65 第 図 潮流 3-41 (55)

66 (4) 流入河川事業実施想定区域の周辺海域の流入河川の位置は 第 図のとおりである 事業実施想定区域から北東約 0.7kmに二級河川の天神川及び石屋川 北方約 0.5kmに二級河川の高羽川 西方約 0.9kmに二級河川の都賀川がある 3-42 (56)

67 3-43 (57)

68 2. 水質の状況 (1) 水質汚濁発生源の状況平成 26 年 4 月現在の神戸市及び平成 24 年度末現在の兵庫県における 水質汚濁防止法 ( 昭和 45 年法律第 138 号 ) 及び 瀬戸内海環境保全特別措置法 ( 昭和 48 年法律第 110 号 ) に基づく届出状況は 第 表のとおりである 法規制対象の事業場については 神戸市では 1,052 事業場 兵庫県では 9,741 事業場となっている 第 表 水質汚濁防止法等に基づく届出状況 項目 神戸市 事業所数 兵庫県 水質汚濁防止法 1,052 9,256 瀬戸内海環境保全特別措置法 注 :1. - は データがないことを示す 2. 兵庫県は平成 24 年度末現在の値 神戸市は平成 26 年 4 月の値である 水質汚濁に関する特定施設 ( 神戸市ホームページ ) 平成 25 年版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (2) 水質の状況 1 海域事業実施想定区域の周辺海域における水質測定点の位置 ( 海域 ) は第 図のとおりである 平成 24 年度に兵庫県による4 地点 神戸市による 13 地点の計 17 地点の水質測定点で 水素イオン濃度 溶存酸素量 化学的酸素要求量等の測定が行われている a. 生活環境の保全に関する項目 ( 生活環境項目 海域 ) 生活環境の保全に関する項目 ( 生活環境項目 海域 ) の測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において 17 地点で測定が行われている 平成 24 年度における環境基準点 4 地点の測定結果によると 化学的酸素要求量では神戸市東部沖 1( 測定点 1) で 全窒素及び全燐では全ての地点で環境基準に適合している その他の 13 地点については 化学的酸素要求量の 75% 値では9 地点で 全窒素及び全燐の平均値では全ての調査点で環境基準値を下回っている 事業実施想定区域に最も近い調査点である第 2 工区南六甲大橋 ( 測定点 5) その沖合の環境基準点である神戸市東部沖 1( 測定点 1) 及び神戸市東部沖 2( 測定点 2) の3 地点における化学的酸素要求量の 75% 値 全窒素及び全燐の経年変化は第 図のとおりである 化学的酸素要求量は神戸市東部沖 1( 測定点 1) 及び神戸市東部沖 2( 測定点 2) では横ばいで推移しているが 第 2 工区南六甲大橋 ( 測定点 5) では減少している 全窒素及び全燐は神戸市東部沖 1( 測定点 1) 神戸市東部沖 2( 測定点 2) 及び第 2 工区南六甲大橋 ( 測定点 5) では減少している 3-44 (58)

69 第 図水質測定点の位置 ( 海域 ) 3-45 (59)

70 第 表 (1) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 海域類型 水素イオン濃度 ph 溶存酸素量 DO (mg/l) 最小最大 m/n 最小最大 m/n 平均最小最大 m/n 化学的酸素要求量 COD (mg/l) 日間平均値平均中央値 75% 値 適否 環境基準 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 C / / / mg/L 以下 B / / / mg/L 以下 A / / / mg/L 以下 B / / / mg/L 以下 C / / / C / / / 神戸港東神戸大橋 C / / / 六甲アイランド南沖合 (3) C /12 < / / mg/L 以下 9 第 4 工区南沖合 (1) C / / / ポートアイランド東第 6 防波堤北 C / / / 神戸港中央 C / / / ポートアイランド南沖合 (1) B / / / 第一防波堤南沖合 B / / / 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) B / / / B / / / B / / / A / / / 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 海域類型は 第 表 (4) を参照 2. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 3. 化学的酸素要求量 (COD) の 75% 値とは n 個の日間平均値を小さいものから順に並べたときの (0.75 n) 番目に当たる値である 4. 適否欄の評価は 環境基準点で行った また は環境基準適合を - は評価を行わなかった又はデータがないことを示す 5. ゴシック体は 化学的酸素要求量 (COD) の環境基準点を示す 6. 水質データは全層を用いた 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) 平成 25 年版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3mg/L 以下 2mg/L 以下 3-46 (60)

71 第 表 (2) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 海域類型 ノルマルヘキサン抽出物質 油分等 (mg/l) 大腸菌群数 (MPN/100mL) 最小最大 m/n 最小最大 m/n 平均 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 C B A < / B C / C <0.5 <0.5 -/ / C / C <0.5 <0.5 -/ / C < / C / C / B < / B / 第 4 工区南沖合 (2) B / 六甲アイランド南観測塔 B < / 六甲アイランド南沖合 (2) B ND ND -/ / ポートアイランド南沖合 (3) A ND ND -/2 < / 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 海域類型は 第 表 (4) を参照 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す また m が - の時は 環境基準がないことを示す 4. ND は 定量限界を下回っていることを示す 5. - は 調査が実施されていないことを示す 6. 水質データは全層を用いた 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-47 (61)

72 第 表 (3) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 海域類型 全窒素 T-N (mg/l) 最小最大 m/n 平均適否 環境基準 全燐 T-P (mg/l) 最小最大 m/n 平均適否 環境基準 1 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > Ⅳ / mg/L 以下 / mg/L 以下 2 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > Ⅲ / mg/L 以下 / mg/L 以下 3 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > Ⅱ / mg/L 以下 / mg/L 以下 4 西宮市沖 2 < 兵庫県 > Ⅲ / mg/L 以下 / mg/L 以下 5 第 2 工区南六甲大橋 Ⅳ / / 葦合港摩耶大橋 Ⅳ / / 神戸港東神戸大橋 Ⅳ / / 六甲アイランド南沖合 (3) 1mg/L Ⅳ / / 以下 0.09mg/L 以下 9 第 4 工区南沖合 (1) Ⅳ / / ポートアイランド東第 6 防波堤北 Ⅳ / / 神戸港中央 Ⅳ / / ポートアイランド南沖合 (1) Ⅲ / / 第一防波堤南沖合 Ⅲ / / 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 0.6mg/L Ⅲ / / 以下 Ⅲ / / Ⅲ / / Ⅱ / mg/L 以下 / mg/L 以下 0.03mg/L 以下 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 海域類型は 第 表 (4) を参照 2. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 3. 適否欄の評価は 環境基準点で行った また は環境基準適合を - は評価を行わなかった又はデータがないことを示す 4. - は 調査が実施されていないことを示す 5. ゴシック体は 全窒素 (T-N) 及び全燐 (T-P) の環境基準点を示す 6. 水質データは全層を用いた 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) 平成 25 年版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-48 (62)

73 第 表 (4) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 全亜鉛 T-Zn (mg/l) 最小最大平均 < 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 水質データは全層を用いた 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-49 (63)

74 第 図化学的酸素要求量 全窒素及び全燐の経年変化 ( 平成 20~24 年度 ) (m g/l) 化学的酸素要求量 (COD) 神戸市東部沖 1 神戸市東部沖 2 第 2 工区南六甲大橋 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 (m g/l) 全窒素 (T-N) 神戸市東部沖 1 神戸市東部沖 第 2 工区南六甲大橋 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 (m g/l) 全燐 (T-P) 神戸市東部沖 1 神戸市東部沖 2 第 2 工区南六甲大橋 平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度平成 24 年度 注 :1. 化学的酸素要求量 (COD) は 75% 値を示す 2. 全窒素 (T-N) 及び全燐 (T-P) は 年平均値を示す 平成 20~24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 22~26 年 ) より作成 3-50 (64)

75 b. 人の健康の保護に関する項目 ( 健康項目 海域 ) 人の健康の保護に関する項目の測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において 17 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると いずれの項目も全ての地点で環境基準に適合している 第 表 (1) 水質の測定結果 ( 健康項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 カドミウム (mg/l) [0.003mg/L 以下 ] 全シアン (mg/l) [ 検出されないこと ] 鉛 (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] 六価クロム (mg/l) [0.05mg/L 以下 ] 砒素 (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] 総水銀 (mg/l) [0.0005mg/L 以下 ] アルキル水銀 (mg/l) [ 検出されないこと ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 ND 0/ < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 - - < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 - - < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < / < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 - - < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 - - < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < /2 - - < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < / 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 4. ND は 定量限界を下回っていることを示す 5. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-51 (65)

76 第 表 (2) 水質の測定結果 ( 健康項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 PCB (mg/l) [ 検出されないこと ] ジクロロメタン (mg/l) [0.02mg/L 以下 ] 四塩化炭素 (mg/l) [0.002mg/L 以下 ] 1,2- ジクロロエタン (mg/l) [0.004mg/L 以下 ] 1,1- ジクロロエチレン (mg/l) [0.1mg/L 以下 ] シス -1,2- ジクロロエチレン (mg/l) [0.04mg/L 以下 ] 1,1,1- トリクロロエタン (mg/l) [1mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < / ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < / ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < / 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 4. ND は 定量限界を下回っていることを示す 5. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-52 (66)

77 第 表 (3) 水質の測定結果 ( 健康項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 1,1,2- トリクロロエタン (mg/l) [0.006mg/L 以下 ] トリクロロエチレン (mg/l) [0.03mg/L 以下 ] テトラクロロエチレン (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] 1,3- ジクロロプロペン (mg/l) [0.002mg/L 以下 ] チウラム (mg/l) [0.006mg/L 以下 ] シマジン (mg/l) [0.003mg/L 以下 ] チオベンカルブ (mg/l) [0.02mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /2 < /2 < /2 < / < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < / < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < / 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 4. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-53 (67)

78 第 表 (4) 水質の測定結果 ( 健康項目 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 第 2 工区南六甲大橋 葦合港摩耶大橋 神戸港東神戸大橋 六甲アイランド南沖合 (3) 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 ベンゼン (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] セレン (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 (mg/l) [10mg/L 以下 ] 1,4- ジオキサン (mg/l) [0.05mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /2 < / /4 < / / / /4 - - < /2 < / /12 < /2 < /2 < / /12 < /2 < /2 < / /12 < / / < /2 < / /36 < /2 < /2 < / /36 < /2 < /2 < / /36 < /2 < /2 < / /36 < / / 第 4 工区南沖合 (2) / 六甲アイランド南観測塔 / 六甲アイランド南沖合 (2) / ポートアイランド南沖合 (3) / 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総 検体数を示す 4. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-54 (68)

79 c. ダイオキシン類 ( 海域 ) 水質の測定結果 ( ダイオキシン類 海域 ) は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において7 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 全ての地点で環境基準に適合している 第 表水質の測定結果 ( ダイオキシン類 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 1 3 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 測定値 (pg-teq/l) 適否 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第 4 工区南沖合 (2) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 適否欄の は 環境基準 (1pg-TEQ/L 以下 ) 適合を示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 d. 水温 ( 海域 ) 水温 ( 表層 ) の測定結果 ( 海域 ) は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において4 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 表層における水温は 8.9~28.8 の範囲にあり 8 9 月に高く 2 3 月に低い季節変化を示している 第 表水温 ( 表層 ) の測定結果 ( 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > ( 単位 : ) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 西宮市沖 2 < 兵庫県 > 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 調査結果は 表層 ( 海面下 0.5m 層 ) の測定値 (1 回 / 月 ) を示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-55 (69)

80 2 河川事業実施想定区域の周辺海域の流入河川における水質測定点の位置 ( 河川 ) は 第 図のとおりである 兵庫県で1 地点 神戸市で 10 地点の計 11 地点の水質測定点で 水素イオン濃度 溶存酸素量 生物化学的酸素要求量等の測定が行われている a. 生活環境の保全に関する項目 ( 生活環境項目 河川 ) 生活環境の保全に関する項目 ( 生活環境項目 河川 ) の測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域の流入河川において 11 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 河川の代表的な汚濁指標である生物化学的酸素要求量の 75% 値については 類型指定されている河川がなく <0.5~2.3mg/Lであった 3-56 (70)

81 第 図水質測定点の位置 ( 河川 ) 3-57 (71)

82 第 表 (1) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 流域名 ( 水域名 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 類型 水素イオン濃度 [ph] 溶存酸素量 [DO] (mg/l) 最小最大 m/n 最小最大 m/n 平均最小最大 m/n 生物化学的酸素要求量 [BOD] (mg/l) 日間平均値 平均中央値 75% 値 適否 環境基準 1 芦屋川 ( 芦屋川 ) 業平橋 < 兵庫県 > / /4 9.3 < /4 0.6 <0.5 <0.5-2 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 / / / 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 / / / 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 / /12 10 < / 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 / / / 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 / / / 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 / / / 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 / / / 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 / / / 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 / /12 10 < / 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 / /12 10 <0.5 <0.5 -/12 <0.5 <0.5 <0.5 - 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 類型は 第 表 (2) を参照 また 類型欄の - は 類型指定がないことを示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す また m が - の時は 環境基準がないことを示す 4. 生物化学的酸素要求量 (BOD) の 75% 値とは n 個の日間平均値を小さいものから順に並べたときの (0.75 n) 番目にくる値である 5. 適否欄の評価は 環境基準点で行うこととし - は評価を行わなかった又はデータがないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-58 (72)

83 第 表 (2) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 水域名 ( 河川名等 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 類型 浮遊物質量 [SS] (mg/l) 大腸菌群数 (MPN/100mL) 最小最大 m/n 平均最小最大 m/n 平均 1 芦屋川 ( 芦屋川 ) 業平橋 < 兵庫県 > - <1 1 -/ / 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 / / 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 /4 1 < / 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 - <1 8 -/ / 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 - <1 3 -/ / 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 - <1 1 -/ / 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 - <1 2 -/ / 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 - <1 3 -/ / 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 / / 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 - <1 2 -/ / 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 - <1 2 -/ / 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 類型は 第 表 (2) を参照 また 類型欄の - は 類型指定がないことを示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す また m が - の時は 環境基準がないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-59 (73)

84 第 表 (3) 水質の測定結果 ( 生活環境項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 水域名 ( 河川名等 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 類型 全窒素 [T-N] (mg/l) 全燐 [T-P] (mg/l) 全亜鉛 [T-Zn] (mg/l) 最小最大 m/n 平均最小最大 m/n 平均最小最大 m/n 平均 1 芦屋川 ( 芦屋川 ) 業平橋 < 兵庫県 > / < / < / 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 / / / 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 / / / 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 / / < / 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 / / / 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 / < / / 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 / / / 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 / / / 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 / / / 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 / / < / 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 / < / <0.001 < /2 <0.001 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 類型欄の - は 類型指定がないことを示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す また m が - の時は 環境基準がないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-60 (74)

85 b. 人の健康の保護に関する項目 ( 健康項目 河川 ) 人の健康の保護に関する項目 ( 健康項目 河川 ) の測定結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域の流入河川において 11 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 1 地点でふっ素が環境基準を超過したが その他の項目は全ての地点で環境基準に適合している 第 表 (1) 水質の測定結果 ( 健康項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 1 水域名 ( 河川名等 ) 芦屋川 ( 芦屋川 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 業平橋 < 兵庫県 > カドミウム (mg/l) 全シアン (mg/l) 鉛 (mg/l) 六価クロム (mg/l) 砒素 (mg/l) 総水銀 (mg/l) アルキル水銀 (mg/l) [0.003mg/L 以下 ] [ 検出されないこと ] [0.01mg/L 以下 ] [0.05mg/L 以下 ] [0.01mg/L 以下 ] [0.0005mg/L 以下 ] [ 検出されないこと ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 ND 0/1 2 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/ /1 < / 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/ /1 < / 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < / 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/ /1 < / 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/ /1 < / 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 < /1 ND 0/1 < /1 <0.01 0/ /1 < / 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < / 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 < /1 ND 0/ /1 <0.01 0/ /1 < / 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 < /2 ND 0/2 < /2 <0.01 0/ /2 < / 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 < /2 ND 0/1 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /1 - - 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 3. ND は 定量限界を下回っていることを示す 4. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-61 (75)

86 第 表 (2) 水質の測定結果 ( 健康項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 水域名 ( 河川名等 ) 測定点名 < 調査実施主体 > PCB ジクロロメタン (mg/l) 四塩化炭素 1,2- ジクロロエタン (mg/l) 1,1- ジクロロエチレン (mg/l) シス-1,2- ジクロロエチレン (mg/l) 1,1,1- トリクロロエタン (mg/l) (mg/l) (mg/l) [ 検出されないこと ] [0.02mg/L 以下 ] [0.002mg/L 以下 ] [0.004mg/L 以下 ] [0.1mg/L 以下 ] [0.04mg/L 以下 ] [1mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 1 芦屋川 ( 芦屋川 ) 業平橋 < 兵庫県 > ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 2 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 3 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 4 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 ND 0/2 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 5 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 6 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 7 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 8 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 ND 0/2 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 9 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 ND 0/1 < /1 < /1 < /1 <0.01 0/1 < /1 < /1 10 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 ND 0/2 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 11 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 ND 0/1 < /2 < /2 < /2 <0.01 0/2 < /2 < /2 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 4. ND は 定量限界を下回っていることを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-62 (76)

87 第 表 (3) 水質の測定結果 ( 健康項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 1 水域名 ( 河川名等 ) 芦屋川 ( 芦屋川 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 業平橋 < 兵庫県 > 1,1,2- トリクロロエタン (mg/l) トリクロロエチレン (mg/l) テトラクロロエチレン (mg/l) 1,3- ジクロロプロペン (mg/l) チウラム シマジン チオベンカルブ (mg/l) (mg/l) (mg/l) [0.006mg/L 以下 ] [0.03mg/L 以下 ] [0.01mg/L 以下 ] [0.002mg/L 以下 ] [0.006mg/L 以下 ] [0.003mg/L 以下 ] [0.02mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /1 < /1 < /1 < / 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 3 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 4 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 5 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 6 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 7 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 8 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 9 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 < /1 10 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 11 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 < /2 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 4. - は 調査が実施されていないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-63 (77)

88 第 表 (4) 水質の測定結果 ( 健康項目 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 1 水域名 ( 河川名等 ) 芦屋川 ( 芦屋川 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 業平橋 < 兵庫県 > ベンゼン セレン 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 (mg/l) ふっ素 ほう素 1,4- ジオキサン (mg/l) (mg/l) (mg/l) (mg/l) (mg/l) [0.01mg/L 以下 ] [0.01mg/L 以下 ] [10mg/L 以下 ] [0.8mg/L 以下 ] [1mg/L 以下 ] [0.05mg/L 以下 ] 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n 最大 m/n < /1 < / / /1 <0.05 0/1 < /1 2 要玄寺川 ( 高橋川 ) 琴田橋 < /1 < / / / /1 < /1 3 天上川 ( 天上川 ) 天上川橋 < /1 < / / / /1 < /1 4 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 < /2 < / / /2 <0.05 0/2 < /2 5 天神川 ( 天神川 ) 辰巳下橋 < /1 < / / /1 <0.05 0/1 < /1 6 石屋川 ( 石屋川 ) 石屋川橋 < /1 < / / /1 <0.05 0/1 < /1 7 高羽川 ( 高羽川 ) 玉利橋 < /1 < / / / /1 < /1 8 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 < /2 < / / /2 <0.05 0/2 < /2 9 西郷川 ( 西郷川 ) 西郷川流末 < /1 < / / / /1 < /1 10 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 < /2 < / / / /2 < /2 11 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 < /2 < / / /12 <0.05 0/2 < /2 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2.[ ] 内は 環境基準を示す 3. m/n 欄の m は環境基準値を超える検体数を n は総検体数を示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 3-64 (78)

89 c. ダイオキシン類 ( 河川 ) 水質の測定結果 ( ダイオキシン類 河川 ) は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域の流入河川において4 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 全ての地点において環境基準 (1pg-TEQ/L 以下 ) に適合している 第 表水質の測定結果 ( ダイオキシン類 河川 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 水域名 ( 河川名等 ) 測定点名 < 調査実施主体 > 測定値 (pg-teq/l) 適否 4 住吉川 ( 住吉川 ) 住吉川橋 都賀川 ( 都賀川 ) 昌平橋 生田川 ( 生田川 ) 小野柄橋 生田川 ( 生田川 ) 布引水源池上流 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 適否欄の は 環境基準 (1pg-TEQ/L 以下 ) 適合を示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3 地下水 a. 地下水質地下水質の測定結果は第 表のとおりであり 兵庫県が実施している 地下水の水質測定計画 により 神戸市において概況調査 9 地点 継続監視調査 3 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 概況調査の9 地点とも全ての項目で環境基準に適合している 継続監視調査では2 地点で砒素が 1 地点でテトラクロロエチレンが 2 地点でふっ素が 1 地点でほう素が環境基準に適合していない 3-65 (79)

90 項目 調査種別 第 表地下水測定結果 ( 平成 24 年度 ) 区分 環境基準 測定点数 概況調査 超過測定点数 継続監視調査 測定点数 超過測定点数 カドミウム 0.003mg/L 以下 全シアン 検出されないこと 鉛 0.01mg/L 以下 六価クロム 0.05mg/L 以下 砒素 0.01mg/L 以下 総水銀 mg/L 以下 アルキル水銀 検出されないこと PCB 検出されないこと ジクロロメタン 0.02mg/L 以下 四塩化炭素 0.002mg/L 以下 塩化ビニルモノマー 0.002mg/L 以下 ,2- ジクロロエタン 0.004mg/L 以下 ,1- ジクロロエチレン 0.1mg/L 以下 ,2- ジクロロエチレン 0.04mg/L 以下 ,1,1- トリクロロエタン 1mg/L 以下 ,1,2- トリクロロエタン 0.006mg/L 以下 トリクロロエチレン 0.03mg/L 以下 テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下 ,3- ジクロロプロペン 0.002mg/L 以下 チウラム 0.006mg/L 以下 シマジン 0.003mg/L 以下 チオベンカルブ 0.02mg/L 以下 ベンゼン 0.01mg/L 以下 セレン 0.01mg/L 以下 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L 以下 ふっ素 0.8mg/L 以下 ほう素 1mg/L 以下 ,4- ジオキサン 0.05mg/L 以下 注 : - は測定が行われていないことを示す 平成 24 年度公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 b. ダイオキシン類 ( 地下水 ) 地下水のダイオキシン類の測定結果は第 表のとおりであり 神戸市において 4 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 全ての地点において 0.037pg-TEQ/L であり 環境基準 (1pg-TEQ/L 以下 ) に適合している 第 表地下水のダイオキシン類測定結果 ( 平成 24 年度 ) 測定点名 測定値 環境基準 神戸市東灘区御影本町 神戸市灘区王子町 神戸市中央区雲井通 以下 神戸市兵庫区中之島 (3) 水質汚濁に係る苦情の発生状況 平成 25 年度版 ( 単位 :pg-teq/l) 環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の水質汚濁に係る苦情の発生状況は 神戸市 では 50 件 芦屋市では 0 件 兵庫県では 307 件となっている 平成 25 年度版 環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-66 (80)

91 3. 水底の底質の状況 ( 海域 ) 事業実施想定区域の周辺海域における底質測定点の位置は第 図 測定結果は第 表のとおりである 底質については 事業実施想定区域の周辺海域において平成 24 年度では 9 地点 平成 25 年度では 1 地点で測定が行われている 底質の暫定除去基準値が定められているPCBについては 10 地点中 4 地点で測定され 0.009~0.055mg/kgの範囲であり 全ての地点で暫定除去基準値 (10mg/kg 以上 ) に比べ低濃度となっている また 底質の測定結果 ( ダイオキシン類 海域 ) は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において7 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 全ての地点で環境基準に適合している 第 表底質の測定結果 ( 海域 )( 平成 年度 ) 図中番号 測定点名 < 調査実施主体 > 含水率 (%) 強熱減量 (%) 化学的酸素要求量 COD (mg/g) 硫化物 (mg/g) PCB (mg/kg) 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市東部沖 2 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 西宮市沖 2 < 兵庫県 > ポートアイランド南沖合 (1) 第一防波堤南沖合 第 4 工区南沖合 (2) 六甲アイランド南観測塔 六甲アイランド南沖合 (2) ポートアイランド南沖合 (3) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 表中の数値は 乾燥泥当たりの濃度である 3. - は 調査が実施されていないことを示す 4. 調査地点 1~16 は平成 24 年度 調査地点 17 は平成 25 年度の調査結果を示す 平成 24 年度 公共用水域の水質等測定結果報告書 ( 兵庫県 平成 26 年 ) 平成 24 年度 環境水質 ( 神戸市 平成 25 年 ) 平成 25 年度 環境水質 ( 神戸市 平成 26 年 ) より作成 3-67 (81)

92 第 表底質の測定結果 ( ダイオキシン類 海域 )( 平成 24 年度 ) 図中番号 1 3 測定点名 < 調査実施主体 > 神戸市東部沖 1 < 兵庫県 > 神戸市中央部沖 < 兵庫県 > 測定値 (pg-teq/g) 適否 第 4 工区南沖合 (1) ポートアイランド東第 6 防波堤北 神戸港中央 ポートアイランド南沖合 (1) 第 4 工区南沖合 (2) 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 適否欄の は 環境基準 (150pg-TEQ/g 以下 ) 適合を示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-68 (82)

93 第 図 水底の底質測定点の位置 3-69 (83)

94 3.1.3 土壌及び地盤の状況 1. 土壌の状況 (1) 土壌汚染の状況事業実施想定区域の周辺における土壌のダイオキシン類測定点の位置は第 図 測定結果は第 表のとおりであり 2 地点で測定が行われている 平成 24 年度の測定結果によると 全ての地点で環境基準に適合している 第 表土壌のダイオキシン類の測定結果 ( 平成 24 年度 ) 図中番号 測定点名 測定値 (pg-teq/g) 適否 1 深江南町公園 王子公園 0.45 注 :1. 図中番号は 第 図を参照 2. 測定値は 乾燥泥当たりの濃度である 3. 適否欄の は 環境基準 (1,000pg-TEQ/g 以下 ) 適合を示す 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-70 (84)

95 第 図 土壌のダイオキシン類測定点の位置 3-71 (85)

96 (2) 事業実施想定区域の土地利用履歴事業実施想定区域の敷地は 昭和 20 年代後半から 30 年代に公有水面埋め立てによって造成された埋立地で 造成完了後は神戸製鉄所の用地として利用してきた 発電設備設置予定地は 平成 29 年に予定している製鉄所の上工程設備休止後の高炉等の跡地を活用する また 敷地西側の一部は 平成 12 年から神鋼神戸発電所として利用されている (3) 土壌汚染に係る苦情の発生状況神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の土壌汚染に係る苦情の発生状況は 神戸市では0 件 芦屋市では0 件 兵庫県では4 件となっている 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 2. 地盤の状況 (1) 地盤沈下の状況事業実施想定区域の周辺を含む神戸市 芦屋市において 平成 24 年度に地盤沈下に関する情報はない 平成 24 年度全国の地盤沈下地域の概況 ( 環境省 平成 25 年 ) より作成 (2) 地盤沈下に係る苦情の発生状況神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の地盤沈下に係る苦情の発生状況は 神戸市では0 件 芦屋市では0 件 兵庫県では0 件となっている 平成 25 年度版環境白書 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 3-72 (86)

97 3.1.4 地形及び地質の状況 1. 地形の状況 (1) 陸上の地形事業実施想定区域及びその周辺における地勢は 第 図のとおりである 事業実施想定区域は 兵庫県の東部 神戸市域のやや東寄りにあたり 神戸市域は六甲山を中心にした広大な地域に広がっている 現在では住宅地は 六甲山地北部から西部の丘陵地にまで広がっているが 依然として六甲山地南側の幅 3km 程度の細長い低地部が市の中心であり 市街地が海岸から山麓にいたるまでほとんど切れ目なく続いている 近年では 海岸部や海上を埋め立て 神戸の特徴ともいえる港湾施設の拡充や市街地の拡大がはかられている 六甲山地南麓の低地部は 地形的にみて山地から丘陵 扇状地 海岸低地 人工埋立地に大きく分けられ それぞれの境目は地層境界ともほぼ一致している 神戸の地形 地質 ( 神戸市ホームページ ) より作成 事業実施想定区域及びその周辺における地形分類は 第 図のとおりである 事業実施想定区域の位置する海岸部は埋立地となっており 北部後背地は沿岸低地が続く 山地から海岸方向に幅の狭い ゆるい傾斜地形とその南側に東西方向に細長く延びる海岸低地部とから構成されている 山麓に近い部分は 丘陵や段丘などから成り 芦屋川 住吉川 石屋川 都賀川 生田川などのそれぞれの河川の流域は扇状地形を形成し 河口付近には沿岸砂州が形成されている (2) 海底の地形 事業実施想定区域の周辺海域における海底の地形は 第 図のとおりであり 前面海域 の水深は約 10m~ 約 15m となっている 3-73 (87)

98 第 図 地勢 3-74 (88)

99 第 図 地形分類 3-75 (89)

100 図海底の地形及び底質 3-76 (90)

101 2. 地質の状況 (1) 陸上の地質事業実施想定区域及びその周辺における表層地質は 第 図のとおりである 事業実施想定区域の位置する海岸部は埋立地となっており 北部後背地の低地は礫及び砂からなる低位段丘となっている また 山地は六甲花崗岩や角閃黒雲母花崗閃緑岩となっている 事業実施想定区域及びその周辺における表層土壌は 第 図のとおりである 事業実施想定区域の位置する海岸部からその背後地の市街地にかけておおむね未区分地となっている 山地は褐色森林土や受食土となっている (2) 海底の底質 事業実施想定区域の周辺海域における海底の底質は第 図のとおりであり 主に泥 石 となっている 3-77 (91)

102 第 図 表層地質 3-78 (92)

103 第 図 表層土壌 3-79 (93)

104 3. 重要な地形 地質事業実施想定区域及びその周辺における重要な地形 地質の選定基準は第 表 重要な地形及び地質の状況は第 表 それらの位置は第 図のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における重要な地形及び地質として 高座の滝 ロックガーデン等 12 件ある 第 表 重要な地形及び地質の選定基準 選定基準 カテゴリー a b c d e 文化財保護法 ( 昭和 25 年法律第 214 号 ) 及び 兵庫県文化財保護条例 ( 昭和 39 年兵庫県条例第 58 号 ) 神戸市文化財の保護及び文化財等を取り巻く文化環境の保全に関する条例 ( 平成 9 年神戸市条例第 50 号 ) により指定されているもの 環境省の 第 3 回自然環境保全基礎調査 にとりあげられているもの 日本の典型地形 ( 国土地理院技術資料 ) にとりあげられているもの 日本の地形レッドデータブック第 1 集 - 危機にある地形 - ( 古今書院 平成 12 年 ) において選定されているもの保存すべき地形 兵庫県版レッドデータブック において 重要な地形及び地質として選定されているもの 国指定特別天然記念物 ( 特別 ) 国指定天然記念物 ( 国天 ) 兵庫県指定天然記念物 ( 県天 ) 神戸市指定天然記念物 ( 市天 ) 地形 地質 自然環境に係る自然景観資源 典型地形 変動地形 火山地形 河川のつくる地形 気候を反映した地形 海岸地形 地質を反映した地形 その他の重要な地形 規模的 質的にすぐれており 貴重性の程度が最も高く全国的価値に相当するもの (Aランク) Aランクに準ずるもので 地方的価値 都道府県的価値に相当するもの (Bランク) Bランクに準ずるもので 市町村的価値に相当するもの (Cランク) ( 地質のみ ) 温泉 湧水などのように地質以外の分野の自然現象のうち 地質との関連性があり重要とみなされるもの ( 要注目 ) 3-80 (94)

105 第 表 事業実施想定区域周辺における重要な地形及び地質の状況 図中番号 名称 項目 重要な地形及び地質選定状況 a b c d e 1 高座の滝 滝 ロックガーデン ( 地形 ) 断崖 岸壁 バ 2 ッドランド 花崗岩地形 ( 地質 ) 岩石 節理 風化 浸食 B 3 布引滝 鼓ヶ滝 滝 4 芦屋川の天井川地形 天井川 B 5 住吉川の天井川地形 天井川 B 6 石屋川の天井川地形 天井川 C 7 御影町の撓曲崖 露頭 活断層地形 断層露頭 B C 8 諏訪山断層 ( 地形 ) 断層 ( 地質 ) 断層 B 9 六甲山地 準平原遺物 10 渦ヶ森スラスト 断層 県天 B 11 五助橋断層 岩石 断層 A 12 布引断層 岩石 断層 脈 A 重要な地形及び地質 (12 件 ) 注 : 重要な地形及び地質の選定基準は表 参照 第 3 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成元年 ) 日本の典型地形国土地理院技術資料 ( 国土地理院ホームページ ) 日本の地形レッドデータブック第 1 集 - 危機にある地形 - ( 古今書院 平成 12 年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2011 ( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫県 平成 23 年 ) より作成 3-81 (95)

106 第 図 重要な地形及び地質の位置 3-82 (96)

107 3.1.5 動植物の生息又は生育 植生及び生態系の状況 1. 動物の生息の状況 (1) 動物相の概要 ( 陸域 ) 兵庫県立人と自然の博物館 自然環境モノグラフ2 号 兵庫県における鳥類の分布と変遷 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 18 年 ) 兵庫県立人と自然の博物館 自然環境モノグラ フ4 号 兵庫県の淡水魚 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 20 年 )( 以下本文において 自 然環境モノグラフ という ) 及び 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) * ( 以下本文において 神鋼神戸発電所環境影響評価書 という ) 等に基づいて 事業実施想定区域及びその周辺における動物相の概要 ( 陸域 ) を整理した 動物調査範囲 地 点 ルートの位置 ( 陸域 ) は 第 図のとおりである 自然環境モノグラフ における鳥類については神戸市及び芦屋市を対象とし 淡水魚類につ いては生田川 西郷川 都賀川 石屋川 住吉川を対象とした * 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) は 神戸市環境影響評価等に関 する条例 ( 平成 9 年 10 月条例第 29 号 ) に基づき作成 届出したものである 3-83 (97)

108 第 図動植物調査範囲 地点 ルートの位置 ( 陸域 ) 3-84 (98)

109 1 哺乳類相哺乳類相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における哺乳類の出現種として 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると アブラコウモリ イノシシの2 目 2 科 2 種が確認されている 第 表 哺乳類相の調査結果 目科種 コウモリ ヒナコウモリ アブラコウモリ ウシ イノシシ イノシシ 出現種数 2 目 2 科 2 種 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本野生鳥獣目録 ( 環境省 平成 14 年 ) に従った 2. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 2 鳥類相鳥類相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における鳥類の出現種として 自然環境モノグラフ によると ウズラ ツクシガモ等の 17 目 47 科 157 種 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると ヒドリガモ キジバト等の8 目 21 科 43 種が確認されている 第 表 鳥類相の調査結果 参考文献目科種出現種 自然環境モノグラフ 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ウズラ ツクシガモ カイツブリ キジバト カワウ ミゾゴイ クイナ ホトトギス ヨタカ アマツバメ タゲリ ヤマシギ タマシギ ユリカモメ ミサゴ ハチクマ フクロウ アカショウビン ブッポウソウ アリスイ チョウゲンボウ サンショウクイ サンコウチョウ モズ カケス キクイタダキ コガラ ヒバリ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ センダイムシクイ メジロ オオヨシキリ セッカ キレンジャク ミソサザイ ムクドリ カワガラス トラツグミ カヤクグリ ニュウナイスズメ キセキレイ アトリ ホオジロ ソウシチョウ等ヒドリガモ キジバト カワウ ササゴイ ユリカモメ トビ コゲラ モズ ハシボソガラス ヤマガラ ツバメ ヒヨドリ ウグイス エナガ メジロ ムクドリ シロハラ スズメ キセキレイ カワラヒワ アオジ等改訂第 7 版 ( 日本鳥学会 平成 24 年 ) に従った 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本鳥類目録 2. 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県立人と自然の博物館自然環境モノグラフ2 号兵庫県における鳥類の分布と変遷 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 18 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-85 (99)

110 3 爬虫類相爬虫類相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における爬虫類の出現種として 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると ニホンヤモリ ニホントカゲ等の1 目 3 科 3 種が確認されている 第 表 爬虫類相の調査結果 目科種 トカゲ ヤモリ ニホンヤモリ トカゲ ニホントカゲ ナミヘビ アオダイショウ 出現種数 1 目 3 科 3 種 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本産爬虫両生類標準和名 ( 日本爬虫両棲類学会 平成 26 年 ) に従った 2. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 4 両生類相両生類相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における両生類の出現種として 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると ウシガエル ツチガエルの1 目 1 科 2 種が確認されている 第 表 両生類相の調査結果 目科種 カエル アカガエル ウシガエル ツチガエル 出現種数 1 目 1 科 2 種 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本産爬虫両生類標準和名 ( 日本爬虫両棲類学会 平成 26 年 ) に従った 2. ウシガエルは 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 ( 平成 16 年法律第 78 号 ) に基づく特定外来生物に該当する 3. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-86 (100)

111 5 昆虫類相昆虫類相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における昆虫類の出現種として 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると カゲロウ目 トンボ目等の 16 目 80 科 199 種が確認されている 第 表 昆虫類相の調査結果 目科数種数 カゲロウ 4 5 トンボ 4 9 ゴキブリ 1 1 カマキリ 1 2 シロアリ 1 1 バッタ 5 7 ハサミムシ 1 3 カワゲラ 1 1 カメムシ ヘビトンボ 1 1 アミメカゲロウ 1 1 コウチュウ ハチ 7 30 ハエ 9 14 トビケラ 4 4 チョウ 9 23 出現種数 16 目 80 科 199 種 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本産野生生物目録 - 本邦産野生動植物の種の現状 -( 無脊椎動物編 Ⅱ) ( 環境庁 平成 7 年 ) に従った 2. 科名又は属名のみ明らかな種については 1 種として計数した 3. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-87 (101)

112 6 淡水魚類相淡水魚類相の調査結果は 第 表のとおりである 淡水魚類の出現種としては 自然環境モノグラフ によると ウナギ コイ等の4 目 9 科 15 種が確認されている 第 表 淡水魚類相の調査結果 目科種 ウナギウナギウナギ コイコイコイ ドジョウ フナ属 サケアユアユ サケ オイカワ オイカワ属 タカハヤ ドジョウ サツキマス スズキスズキオヤニラミ サンフィッシュ ボラ ハゼ 出現種数 オオクチバス ボラ ミミズハゼ カワヨシノボリ ヨシノボリ属 4 目 9 科 15 種 注 :1. 分類及び配列は 原則として 日本産魚類検索 全種の同定 第二版 ( 東海大学出版会 平成 12 年 ) に従った 2. 属名のみ明らかな種については1 種として計数した 3. オオクチバスは 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 ( 平成 16 年法律第 78 号 ) に基づく特定外来生物に該当する 4. 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県立人と自然の博物館 自然環境モノグラフ4 号 兵庫県の淡水魚 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 20 年 ) より作成 3-88 (102)

113 (2) 重要な種及び注目すべき生息地の概要 ( 陸域 ) 事業実施想定区域及びその周辺において確認された種について 学術上又は希少性の観点から重要な種及び注目すべき生息地の概要 ( 陸域 ) を整理した 重要な種の選定根拠は第 表のとおりである 第 表 (1) 重要な種の選定根拠 全国 兵庫県対象各市 文化財保護法 ( 昭和 25 年法律第 214 号 ) により指定されているもの 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 ( 平成 4 年法律第 75 号 ) により指定されているもの環境省の レッドリスト に掲載されているもの 兵庫県文化財保護条例 ( 昭和 39 年兵庫県条例第 58 号 ) 及び対象各市の文化財保護条例により指定されているもの 選定根拠 特天 : 特別天然記念物 天 : 天然記念物 国内希少 : 国内希少野生動植物 国際希少 : 国際希少野生動植物 EX: 絶滅 EW: 野生絶滅 CR: 絶滅危惧 ⅠA 類 EN: 絶滅危惧 ⅠB 類 VU: 絶滅危惧 Ⅱ 類 NT: 準絶滅危惧 DD: 情報不足 LP: 絶滅のおそれのある地域個体群 県指定天然記念物 市指定天然記念物 参考文献等 国指定文化財等データベース ( 文化庁ホームページ ) 天然記念物緊急調査植生図 主要動植物地図兵庫県 ( 文化庁 昭和 45 年 ) 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令 ( 平成 5 年政令第 17 号 ) 哺乳類 鳥類 爬虫類 両生類 昆虫類 貝類 無脊椎動物 植物 Ⅰ( 維管束植物 ) のレッドリスト ( 環境省 平成 24 年 ) 淡水魚類のレッドリスト ( 環境省 平成 25 年 ) 神戸の文化財 ( 神戸市ホームページ ) 市内の文化財 ( 芦屋市ホームページ ) 3-89 (103)

114 第 表 (2) 重要な種の選定根拠 兵庫県 対象各市 兵庫県の レッドデータブック 及び レッドリスト ( 昆虫類 ) に掲載されているもの 神戸市の レッドデータブック に掲載されているもの 選定根拠 見ない: 今見られない ( 兵庫県内での確認記録 標本があるなど かつては生息 生育していたと考えられるが 現在は見られなくなり 生息 生育の可能性がないと考えられる種 )( 鳥類 昆虫類以外 ) 絶滅 : 絶滅 ( 鳥類 昆虫類 )( 今見られない に同じ ) A :Aランク( 環境省の レッドリスト の絶滅危惧 Ⅰ 類に相当 ) B :Bランク( 環境省の レッドリスト の絶滅危惧 Ⅱ 類に相当 ) C :Cランク( 環境省の レッドリスト の準絶滅危惧に相当 ) 要注目: 要注目種 ( 最近減少の著しい種 優れた自然環境の指標となる種などの貴重種に準ずる種 ) 地域限: 地域限定貴重種 ( 兵庫県全域で見ると貴重とはいえないが 兵庫県内の特定の地域においてはA B C 要注目のいずれかのランクに該当する程度の貴重性を有する種 ) 要調査: 要調査種 ( 環境省の レッドリスト の情報不足に相当 ) 今 : 今見られない ( 神戸市内での確認記録 標本があるなど かつては生息 生育していたと考えられるが 現在は見られなくなり 生息 生育の可能性がないと考えられる種 ) A :Aランク( 神戸市内において絶滅の危機に瀕している種など 緊急の保全対策 厳重な保全対策の必要な種 ) B :Bランク( 神戸市内において絶滅の危険が増大している種など 生息環境 自生地などの保全が必要な種 ) C :Cランク( 神戸市内において存続基盤が脆弱な種 極力生息環境 自生地などの保全が必要な種 ) D :Dランク( 最近減少の著しい種 優れた自然環境の指標となる種などの貴重種に準ずる要注目種 ) 要調査: 要調査種 参考文献等 改訂 兵庫の貴重な自然 - 兵庫県版レッドデータブック ( 兵庫県 平成 15 年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2013 ( 鳥類 ) ( 兵庫県 平成 25 年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2012 ( 昆虫類 ) ( 兵庫県 平成 24 年 ) 2003 年以降のリストの変更等 ( 兵庫の環境ホームページ ) 神戸の希少な野生動植物神戸版レッドデータ 2010 ( 神戸市ホームページ ) 3-90 (104)

115 動物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果は 第 ~ 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺における動物 ( 陸域 ) の重要な種として 鳥類はウズラ ツクシガモ等の 77 種 爬虫類はニホントカゲ アオダイショウの2 種 両生類はツチガエル1 種 昆虫類はアキアカネ ヤマトクロスジヘビトンボ等の4 種 淡水魚類はウナギ ドジョウ等の5 種が確認されている 事業実施想定区域の周辺における注目すべき生息地の位置は第 図のとおりであり 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2011( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫県 平成 23 年 ) に基づく重要な生態系として 六甲山 が選定されている また 第 4 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成 7 年 ) に基づく鳥類の集団繁殖地及び集団ねぐらは事業実施想定区域周辺にはない 第 表 (1) 鳥類の重要な種の調査結果 目名 科名 種名 選定根拠全国兵庫神戸 キジ キジ ウズラ VU A 要調査 ヤマドリ - 要注目 - カモ カモ ツクシガモ VU - - オシドリ DD B C ヨシガモ - - C アメリカヒドリ - 要注目 - トモエガモ VU C B ペリカン サギ ミゾゴイ VU A A ゴイサギ - - B ササゴイ - C A アマサギ - - B ダイサギ - - B チュウサギ NT C B コサギ - - B ツル クイナ クイナ - 要調査 B ヒクイナ NT B B カッコウ カッコウ ホトトギス - - B ツツドリ - - B カッコウ - - C ヨタカ ヨタカ ヨタカ NT A B アマツバメ アマツバメ ヒメアマツバメ - B - チドリ チドリ タゲリ - - B ケリ DD - - イカルチドリ - B B コチドリ - - C シロチドリ VU A B シギ ヤマシギ - B C アオシギ - B B タシギ - B B クサシギ - - C タカブシギ VU B C イソシギ - C - タマシギ タマシギ VU B B カモメ コアジサシ 国際希少 VU B B アジサシ - 要注目 C タカ ミサゴ ミサゴ NT A C タカ ハチクマ NT B B 3-91 (105)

116 第 表 (2) 鳥類の重要な種の調査結果 目名 科名 種名 選定根拠全国兵庫神戸 タカ タカ ツミ - B C ハイタカ NT C C オオタカ 国内希少 NT B B サシバ VU B A ノスリ - B C イヌワシ 国内希少 EN A - フクロウ フクロウ フクロウ - - C アオバズク - B B トラフズク - B B コミミズク - B B ブッポウソウ カワセミ アカショウビン - B C カワセミ - 要注目 - ヤマセミ - B A ブッポウソウ ブッポウソウ EN A C キツツキ キツツキ アリスイ - B C アカゲラ - C C アオゲラ - C C ハヤブサ ハヤブサ チョウゲンボウ - - D コチョウゲンボウ - C B ハヤブサ 国内希少 VU B A スズメ サンショウクイ サンショウクイ VU C B カササギヒタキ サンコウチョウ - - C モズ アカモズ EN B - カラス コクマルガラス - C - シジュウカラ コガラ - 要注目 - ヨシキリ オオヨシキリ - 要注目 B ミソサザイ ミソサザイ - - C カワガラス カワガラス - C B ヒタキ トラツグミ - - C コルリ - B - ルリビタキ - A - コサメビタキ - C C キビタキ - 要注目 - オオルリ - 要注目 - イワヒバリ カヤクグリ - A C アトリ イスカ - 要調査 - ホオジロ ホオアカ - A - アオジ - A - クロジ - B D オオジュリン - - C 合 計 10 目 15 科 23 種 13 目 27 科 58 種 13 目 25 科 59 種 14 目 30 科 77 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 神戸市のレッドデータにおいて 鳥類では 繁殖 通過 越冬の個体群ごとの選定を行っているため 複数の個体群で選定されている種が存在する したがって 重複選定種で かつランクの異なるランクづけがなされた種については高い方のランクで表示している 3. 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県立人と自然の博物館自然環境モノグラフ2 号兵庫県における鳥類の分布と変遷 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 18 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-92 (106)

117 第 表 爬虫類の重要な種の調査結果 目科種 選定根拠 全国兵庫県神戸市 トカゲヤモリニホントカゲ - - D ナミヘビアオダイショウ - - D 0 目 0 科 0 種 0 目 0 科 0 種 1 目 2 科 2 種合計 1 目 2 科 2 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 第 表 両生類の重要な種の調査結果 目科種 選定根拠 全国兵庫県神戸市 カエルアカガエルツチガエル - C B 0 目 0 科 0 種 1 目 1 科 1 種 1 目 1 科 1 種合計 1 目 1 科 1 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 第 表 昆虫類の重要な種の調査結果 目科種 選定根拠 全国兵庫県神戸市 トンボトンボアキアカネ - 要注目要調査 ヘビトンボ ヘビトンボ ヤマトクロスジヘビトンボ - - 要調査 ハチ スズメバチ ヤマトアシナガバチ DD - - ミツバチクロマルハナバチ NT 目 2 科 2 種 1 目 1 科 1 種 2 目 2 科 2 種合計 3 目 4 科 4 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 調査範囲は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-93 (107)

118 第 表 淡水魚類の重要な種の調査結果 目科種 選定根拠 全国兵庫県神戸市 ウナギウナギウナギ EN - C コイドジョウドジョウ DD B C サケアユアユ - - C スズキ スズキ オヤニラミ EN B - ハゼ ミミズハゼ - 要調査 C 合 計 3 目 3 科 3 種 2 目 3 科 3 種 4 目 4 科 4 種 4 目 5 科 5 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県人と自然の博物館 自然環境モノグラフ 4 号 ( 兵庫県人と自然の博物館 平成 20 年 ) より作成 3-94 (108)

119 第 図 注目すべき生息地の位置 3-95 (109)

120 (3) 動物相の概要 ( 海域 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 に基づいて 事業実施想定区域の周辺海域における動物相 の概要 ( 海域 ) を整理した 動物調査地点の位置 ( 海域 ) は 第 図のとおりである 1 魚等の遊泳動物魚等の遊泳動物の調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における魚等の遊泳動物の主な出現種として 小型底びき網ではスジハゼ ヒイラギ等が 刺網ではメナダ マコガレイ等が確認されている 第 表 (1) 魚等の遊泳動物 ( 小型底びき網 ) の調査結果 調査項目 総出現種類数 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 魚類 イカ タコ類 合計 平均出現個体数 ( 個体 / 網 ) 主な出現種 (%) 魚類 72(3,236.2) 59(3,272.7) 225(4,657.0) 358(5,108.6) イカ タコ類 1( 5.0) 6( 34.5) 1( 13.9) 8( 73.2) 合計 73(3,241.2) 65(3,307.2) 226(4,670.8) 366(5,181.8) 魚類 マアシ (88.3) シロク チ (27.1) テンシ クタ イ (20.9) スス キ (16.3) マエソ (12.4) マアシ ( 8.5) ヒイラキ (64.3) シロク チ (23.3) スシ ハセ (53.9) テンシ クタ イ (14.1) シロク チ (10.9) ハタタテヌメリ ( 9.3) 第 表 (2) 魚等の遊泳動物 ( 刺網 ) の調査結果 調査項目 総出現種類数 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 魚類 イカ タコ類 平均出現個体数 ( 個体 / 網 ) 主な出現種 (%) 合計 魚類 21(11,104.6) 9(2,564.0) 5(1,493.3) 8(2,847.4) イカ タコ類 0( 0.0) 0( 0.0) 0( 0.0) 1( 155.1) 合計 21(11,104.6) 9(2,564.0) 5(1,493.3) 9(3,002.5) 魚類 メナタ (50.0) カタクチイワシ (16.7) ホ ラ (11.9) クロタ イ (23.5) シロク チ (17.6) カタクチイワシ (11.8) カサコ (11.8) ウミタナコ (33.3) メハ ル (22.2) カサコ (22.2) クロタ イ (11.1) メイタカ レイ (11.1) マコカ レイ (47.1) ウマス ラハキ (17.6) シロク チ (11.8) 注 :1. 内の数値は 四季を通じての出現種類数を示す 2. 平均出現個体数の ( ) 内の数値は 湿重量 (g/ 網 ) を示す 3. 主な出現種の ( ) 内の数値は 総出現個体数に対する組成比率 (%) を示す 4. 主な出現種は 組成比率で上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 5. 平均出現個体数は 四捨五入の関係で 合計が一致しないことがある 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-96 (110)

121 第 図動植物調査地点の位置 ( 海域 ) 3-97 (111)

122 2 潮間帯生物 ( 動物 ) 潮間帯生物 ( 動物 : ベルトトランセクト調査 ) の調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における潮間帯生物 ( 動物 ) の主な出現種として 軟体動物門のムラサキイガイ 節足動物門のイワフジツボ等が確認されている また 潮間帯生物 ( 動物 : 枠取り調査 ) の調査結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域における潮間帯生物 ( 動物 ) の主な出現種として 軟体動物門のムラサキイガイ その他のHaliplanella spp. 等が確認されている 第 表 潮間帯生物 ( 動物 : ベルトトランセクト調査 ) の調査結果 種類数 主な出現種 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 環形動物門 軟体動物門 節足動物門 その他 合計 環形動物門 カンサ シコ カイ科 軟体動物門 ムラサキイカ イムラサキイカ イムラサキイカ イムラサキイカ イマカ キ 節足動物門 イワフシ ツホ イワフシ ツホ イワフシ ツホ イワフシ ツホ その他 イソキ ンチャク目イソキ ンチャク目ヒト ロ虫綱 注 : 主な出現種は 総被度に対する被度比 (%) で上位 5 種のうち 5% 以上のものを記載した 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-98 (112)

123 第 表 潮間帯生物 ( 動物 : 枠取り調査 ) の調査結果 調査項目 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 環形動物門 2,465 3,613 2,205 3,412 平均出現個体数 ( 個体 /m 2 ) 軟体動物門 47,156 17,855 12, ,861 節足動物門 21,033 7,050 6,429 42,871 その他 21,839 21,915 6,170 2,864 合計 92,494 50,433 27, ,008 環形動物門 組成比率 (%) 主な出現種 (%) 軟体動物門 節足動物門 その他 ムラサキイカ イ (45.7) ムラサキイカ イ (27.1) ムラサキイカ イ (36.0) ムラサキイカ イ (79.6) 軟体動物門コウロエンカワヒハ リカ イ ( 6.5) コウロエンカワヒハ リカ イ ( 7.4) 節足動物門フトメリタヨコエヒ ( 7.2) イワフシ ツホ ( 8.2) ウミミス ムシ ( 6.2) Haliplanella spp. Haliplanella spp. Haliplanella spp. その他 (20.3) (40.7) (19.8) 注 :1. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 2. 主な出現種の ( ) 内の数値は 総出現個体数に対する組成比率 (%) を示す 3. 主な出現種は 組成比率で上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 4. 平均出現個体数は四捨五入の関係で 合計が一致しないことがある 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 3-99 (113)

124 3 底生生物 ( マクロベントス ) 底生生物 ( マクロベントス ) の調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における底生生物 ( マクロベントス ) の主な出現種として 環形動物門の Paraprionospio sp.(a 型 ) 等が確認されている 第 表 底生生物 ( マクロベントス ) の調査結果 調査項目 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 環形動物門 435 5,269 3,818 3,495 平均出現個体数 ( 個体 /m 2 ) 軟体動物門 節足動物門 その他 合計 435 5,278 3,833 3,576 環形動物門 組成比率 (%) 軟体動物門 節足動物門 主な出現種 (%) その他 環形動物門 Paraprionospio sp. (A 型 ) (87.3) Lumbrineris longifolia ( 6.6) ハナオカカキ コ カイ ( 5.2) Paraprionospio sp. (A 型 ) (98.4) Paraprionospio sp. (A 型 ) (95.8) Paraprionospio sp. (A 型 ) (87.5) 注 :1. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 2. 主な出現種の ( ) 内の数値は 総個体数に対する組成比率 (%) を示す 3. 主な出現種は 上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 4. 平均出現個体数は 四捨五入の関係で 合計が一致しないことがある 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (114)

125 4 底生生物 ( メガロベントス ) 底生生物 ( メガロベントス ) の調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における底生生物 ( メガロベントス ) の主な出現種として 甲殻類のシャコ フタホシイシガニ等が確認されている 第 表 底生生物 ( メガロベントス ) の調査結果 調査項目 総出現種類数 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 甲殻類 軟体類 その他 合計 甲殻類 15(289.1) 130(630.3) 13(62.6) 641(2,139.4) 平均出現個体数 ( 個体 / 網 ) 主な出現種 (%) 軟体類 2( 14.1) 38( 93.2) 4(31.8) 0( 0 ) その他 0( 0 ) 0( 0 ) 0( 0 ) 2( 98.4) 合計 17(303.2) 168(723.5) 17(94.4) 642(2,237.7) 甲殻類 軟体類 イシカ ニ (50.0) シャコ (29.4) サルエヒ (33.7) ヒメカ サ ミ (17.9) シャコ (14.9) フタホシイシカ ニ (36.4) シャコ (27.3) ヒメカ サ ミ ( 6.1) ムラサキイカ イ (11.8) ムラサキイカ イ (22.4) ムラサキイカ イ (21.2) シャコ (41.7) フタホシイシカ ニ (25.5) テナカ テッホ ウエヒ (16.3) 注 :1. 内の数値は 四季を通じての出現種類数を示す 2. 平均出現個体数の ( ) 内の数値は 湿重量 (g/ 網 ) を示す 3. 主な出現種の ( ) 内の数値は 総出現個体数に対する組成比率 (%) を示す 4. 主な出現種は 組成比率で上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 5. 平均出現個体数は 四捨五入の関係で 合計が一致しないことがある 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (115)

126 5 動物プランクトン動物プランクトンの調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における動物プランクトンの主な出現種として 甲殻綱の Evadne nordmanni Evadne tergestina Oithona davisae 等が確認されている 第 表 動物プランクトンの調査結果 調査期間 夏季 秋季 冬季 春季 調査項目 ( 平成 8 年 8 月 ) ( 平成 8 年 11 月 ) ( 平成 9 年 2 月 ) ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 平均 108,047 20,085 12,460 46,162 上層最小 ~ 最大 7,732~233,183 8,617~47,016 4,660~22,100 16,914~77,358 層別出現平均 40,899 8,435 8,417 19,863 下個体数 ( 個体 /m 3 層最小 ~ ) 最大 7,158~98,000 5,002~17,750 4,491~19,394 1,662~48,377 平均 74,468 14,260 10,438 33,013 全層最小 ~ 最大 7,158~233,183 5,002~47,016 4,491~22,100 1,662~77,358 主な出現種 (%) 上層 下層 甲殻綱 卵及び幼生 甲殻綱 尾索綱 Evadne tergestina (34.2) Penilia avirostris (20.0) Oithona davisae (19.9) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 ( 6.5) Microsetella norvegica ( 5.7) Oithona davisae (23.9) Penilia avirostris (17.8) Evadne tergestina (12.3) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 ( 7.0) Paracalanus spp. (28.1) Oithona spp. (15.0) Paracalanus parvus ( 8.4) Microsetella norvegica ( 8.2) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 ( 7.8) Paracalanus spp. (20.1) Oithona spp. (19.5) Microsetella norvegica ( 7.6) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 ( 7.5) Oikopleura sp.( 8.6) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (16.0) Oithona davisae ( 9.7) Microsetella norvegica ( 9.2) Centropages abdominalis ( 8.7) 二枚貝綱アンホ 期幼生 (11.4) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (13.4) Microsetella norvegica (10.9) Oithona davisae ( 9.8) Oithona spp. ( 7.1) Evadne nordmanni (72.5) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (10.8) Oithona spp. ( 5.1) Evadne nordmanni (44.8) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (18.9) Oithona spp. (15.3) 全層 卵及び幼生 甲殻綱 尾索綱 多毛綱トロコフォラ幼生 ( 9.9) Evadne tergestina (28.2) Oithona davisae (21.0) Penilia avirostris (19.4) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 ( 6.6) Microsetella norvegica ( 6.0) Paracalanus spp. (25.7) Oithona spp. (16.3) Microsetella norvegica ( 8.0) Paracalanus parvus ( 7.9) Oikopleura spp.( 8.0) 二枚貝綱アンホ 期幼生 (15.2) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (15.0) Microsetella norvegica ( 9.9) Oithona davisae ( 9.8) Oithona spp. ( 6.4) Evadne nordmanni (64.2) カイアシ亜綱のノーフ リウス期幼生 (13.2) Oithona spp. ( 8.1) 卵及び幼生 二枚貝綱 アンホ 期幼生 (12.9) 注 :1. 採集層は上層が海面下 5m 海面 下層が海面下 10m 5m である 2. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 3. 主な出現種の ( ) 内の数値は 層別の総出現個数に対する組成比率 (%) を示す 4. 主な出現種は 組成比率で上位 5 種のうち 5% 以上のものを記載した 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (116)

127 6 卵 稚仔魚卵 稚仔魚の調査結果は第 ~20 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における魚卵 稚仔魚の主な出現種として 魚卵では不明卵を除くとカタクチイワシ コノシロ等 稚仔魚ではイカナゴ カサゴ等が確認されている 第 表 魚卵の調査結果 調査項目 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 平均出現個数 ( 個 /1000m 3 ) 59, ,637 層別出現個数 ( 個 /1000m 3 ) 表層 中層 全層 平均 93, ,202 最小 ~ 最大 5,143~260,667 0~87 0~2 183~165,396 平均 25, ,073 最小 ~ 最大 4,152~48,286 0~127 0~2 257~159,760 平均 59, ,637 最小 ~ 最大 表層 4,152~260,667 0~127 0~2 183~165,369 カタクチイワシ (81.0) 不明卵 A (14.5) カタクチイワシ (80.7) 不明卵 B (13.8) スス キ属 (50.0) 不明卵 D (50.0) コノシロ (92.1) カタクチイワシ ( 6.4) 主な出現種 (%) 中層 カタクチイワシ (77.5) 不明卵 A (18.8) カタクチイワシ (46.4) 不明卵 B (41.8) 不明卵 C (10.3) スス キ属 (100) コノシロ (93.1) カタクチイワシ ( 5.2) 全層 カタクチイワシ (80.2) 不明卵 A (15.4) カタクチイワシ (62.9) 不明卵 B (28.3) 不明卵 C ( 7.5) スス キ属 (71.4) 不明卵 D (28.6) コノシロ (92.6) カタクチイワシ ( 5.8) 注 :1. 採集層は表層が海面下 0.5m 層 中層が海面下 5m 層である 卵の種類形状卵径 (mm) 油球の数 2. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 不明卵 A 球形 0.58~ 平均出現個体数の+は 1 個体 /1000m 3 不明卵 B 球形 0.76~ 未満を示す 不明卵 C 球形 0.85~ 主な出現種の ( ) 内の数値は 層別の総出現個数に対する不明卵 D 球形 組成比率 (%) を示す 5. 主な出現種は 上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 6. 不明卵の特徴は右表の通りである 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (117)

128 第 表 稚仔の調査結果 調査項目 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 平均出現個数 ( 個 /1000m 3 ) , 層別出現個体数 ( 個体 /m 3 ) 表層 中層 全層 主な出現種 (%) 平均 , 最小 ~ 最大 85~1,992 1~ ~19,504 77~1,926 平均 , 最小 ~ 最大 17~843 11~457 1,110~8, ~2,044 平均 , 最小 ~ 最大 表層 中層 全層 17~1,992 1~ ~19,504 77~2,044 サッハ (40.2) カタクチイワシ (26.8) ソコタ ルマカ レイ ( 9.9) シロキ ス ( 7.0) イソキ ンホ ( 5.2) カタクチイワシ (47.9) サッハ (25.2) ハセ 科 ( 5.4) ソコタ ルマカ レイ ( 5.3) サッハ (35.1) カタクチイワシ (34.0) ソコタ ルマカ レイ ( 8.4) シロキ ス ( 5.5) カサコ (40.9) イソキ ンホ (27.6) キチヌ (10.0) ネス ッホ 科 ( 8.7) ハセ 科 ( 5.4) ネス ッホ 科 (30.2) カサコ (26.8) イソキ ンホ (17.5) ハセ 科 ( 8.5) ヒメタ ラ ( 5.5) カサコ (31.1) ネス ッホ 科 (23.6) イソキ ンホ (20.6) ハセ 科 ( 7.5) キチヌ ( 6.5) イカナコ (97.9) カサコ (91.0) コノシロ ( 7.3) イカナコ (86.1) ハセ 科 ( 7.4) カサコ (71.8) ハセ 科 (19.5) コノシロ ( 5.0) イカナコ (93.0) カサコ (80.6) ハセ 科 (10.6) コノシロ ( 6.1) 注 :1. 採集層は表層が海面下 0.5m 層 中層が海面下 5m 層である 2. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 3. 主な出現種の ( ) 内の数値は 層別の総出現個数に対する組成比率 (%) を示す 4. 主な出現種は 上位 5 種のうち 5% 以上のものを記載した 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (118)

129 (4) 重要な種及び注目すべき生息地の概要 ( 海域 ) 海域の動物について 第 表及び 日本の希少な野生水生生物に関するデータブック ( 水産庁 平成 12 年 ) に基づき 学術上又は希少性の観点から重要な種及び注目すべき生息地を整理した 事業実施想定区域の周辺海域において重要な種及び注目すべき生息地は確認されていない また 天然記念物緊急調査植生図 主要動植物地図兵庫県 ( 文化庁 昭和 45 年 ) 等に基づく天然記念物の指定はなく 学術上貴重な海生生物の生息は確認されていない さらに 事業実施想定区域の周辺海域において 第 4 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成 7 年 ) に基づくサンゴ礁の分布は確認されていない (119)

130 2. 植物の生育の状況 (1) 植物相及び植生の概要 ( 陸域 ) 兵庫県産維管束植物 ( 福岡 黒崎 高橋 平成 11~21 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 及び 自然環境保全基礎調査植生調査情報提供 (1/25,000 植生図神戸首部 西宮 神戸南部 有馬 宝塚 ) ( 環境省ホームページ ) に基づいて 事業実施想定区域及びその周辺における植物相及び植生の概要 ( 陸域 ) を整理した 植物調査地点の位置 ( 陸域 ) は 第 図のとおりである 兵庫県産維管束植物 については神戸市灘区 東灘区 中央区 芦屋市及び摂津を対象とした 1 植物相植物相の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺におけるシダ植物以上の高等植物の出現種として 兵庫県産維管束植物 によると 145 科 1,343 種 神鋼神戸発電所環境影響評価書 によると 94 科 368 種が確認されている 第 表 植物相の調査結果 区分 参考文献 兵庫県産維管束植物 神鋼神戸発電所環境影響評価書 分類 科 種 科 種 シダ植物 種子植物 裸子植物 被子植物 双子葉植物 離弁花類 合弁花類 単子葉植物 出現種数 145 科 1,343 種 94 科 368 種 注 : 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県産維管束植物 ( 福岡 黒崎 高橋 平成 11~21 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 2 植生事業実施想定区域及びその周辺における現存植生は 第 図のとおりである 事業実施想定区域及びその近傍は工場地帯となっており その周辺の平地では市街地が広く分布している 事業実施想定区域の北側の山地ではシイ カシ二次林 モチツツジ-アカマツ群集が優占している (120)

131 第 図 現存植生 (121)

132 (2) 重要な種及び重要な群落等の概要 ( 陸域 ) 事業実施想定区域及びその周辺において確認された種について 学術上又は希少性の観点から重要な種及び重要な群落等の概要 ( 陸域 ) を整理した 重要な種及び重要な群落等の選定根拠は第 表のとおりである 第 表 (1) 重要な種及び重要な群落等の選定根拠 全国 兵庫県 対象各市 文化財保護法 ( 昭和 25 年法律第 214 号 ) により指定されているもの 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 ( 平成 4 年法律第 75 号 ) により指定されているもの 環境省の レッドリスト に掲載されているもの 環境省の自然環境保全基礎調査にとりあげられているもの 兵庫県文化財保護条例 ( 昭和 39 年兵庫県条例第 58 号 ) 及び対象各市の文化財保護条例により指定されているもの 神戸市市民公園条例 ( 昭和 51 年神戸市条例第 16 号により指定されているもの及び 緑ゆたかな美しいまちづくり条例 ( 昭和 48 年芦屋市条例第 1 号 ) により指定されているもの 選定根拠 特天 : 特別天然記念物 天 : 天然記念物 国内希少 : 国内希少野生動植物 国際希少 : 国際希少野生動植物 EX: 絶滅 EW: 野生絶滅 CR: 絶滅危惧 ⅠA 類 EN: 絶滅危惧 ⅠB 類 VU: 絶滅危惧 Ⅱ 類 NT: 準絶滅危惧 DD: 情報不足 LP: 絶滅のおそれのある地域個体群 特定植物群落 巨樹 巨木林 県指定天然記念物 市指定天然記念物 市民の木 市民の森 保護樹 参考文献等 国指定文化財等データベース ( 文化庁ホームページ ) 天然記念物緊急調査植生図 主要動植物地図兵庫県 ( 文化庁 昭和 45 年 ) 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令 ( 平成 5 年政令第 17 号 ) 哺乳類 鳥類 爬虫類 両生類 昆虫類 貝類 無脊椎動物 植物 Ⅰ( 維管束植物 ) のレッドリスト ( 環境省 平成 24 年 ) 第 3 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成元年 ) 第 4 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成 7 年 ) 神戸の文化財 ( 神戸市ホームページ ) 文化財 ( 芦屋市ホームページ ) 市民の木 市民の森 ( 神戸市ホームページ ) 保護樹等 ( 芦屋市ホームページ ) (122)

133 第 表 (2) 重要な種及び重要な群落等の選定根拠 兵庫県 対象各市 兵庫県 対象各市 兵庫県の レッドデータブック に掲載されているもの 神戸市の レッドデータブック に掲載されているもの 選定根拠 植物 絶滅 : 絶滅種 ( 野生絶滅種を含む ) A :A ランク ( 兵庫県内において絶滅の危機に瀕している種など 緊急の保全対策 厳重な保全対策の必要な種 ) B :B ランク ( 兵庫県内において絶滅の危険が増大している種など 極力生息環境 自生地などの保全が必要な種 ) C :C ランク ( 兵庫県内において存続基盤が脆弱な種 ) 要調査 : 要調査種 植物群落 A :Aランク( 規模的 質的にすぐれており貴重性の程度が最も高く 全国的価値に相当するもの ) B :Bランク(Aランクに準ずるもので 地方的価値 都道府県的価値に相当するもの ) C :Cランク(Bランクに準ずるもので 市町村的価値に相当するもの ) 要注目: 要注目の群落 ( 人間生活との関わりを密接に示すもの 地元の人に愛されているものなど 貴重なものに準ずるものとして保全に配慮すべきもの ) 植物 今 : 今見られない ( 神戸市内での確認記録 標本があるなど かつては生息 生育していたと考えられるが 現在は見られなくなり 生息 生育の可能性がないと考えられる種 ) A :Aランク( 神戸市内において絶滅の危機に瀕している種など 緊急の保全対策 厳重な保全対策の必要な種 ) B :Bランク( 神戸市内において絶滅の危険が増大している種など 生息環境 自生地などの保全が必要な種 ) C :Cランク( 神戸市内において存続基盤が脆弱な種 極力生息環境 自生地などの保全が必要な種 ) D :Dランク( 最近減少の著しい種 優れた自然環境の指標となる種などの貴重種に準ずる要注目種 ) 要調査: 要調査種 植物群落 A :A ランク ( 規模的 質的にすぐれており貴重性の程度が最も高く 全国的価値に相当する群落 ) B :B ランク (A ランクに準ずるもので 地方的価値 都道府県的価値に相当する群落 ) C :C ランク (B ランクに準ずるもので 市町村的価値に相当する群落 ) D :D ランク ( 人間生活との関わりを密接に示す群落 地元の人に愛されている群落 地域の生態系を支える群落等 貴重なものに準ずるものとして保全に配慮すべき群落 ) 参考文献等 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2010( 植物 植物群落 ) ( 兵庫県 平成 22 年 ) 神戸の希少な野生動植物神戸版レッドデータ 2010 ( 神戸市ホームページ ) (123)

134 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果は 第 表のとおりである 事業実施想定区域及 びその周辺における植物 ( 陸域 ) の重要な種として マンネンスギ アカハナワラビ等の 73 科 213 種が確認されている 第 表 (1) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類 科名 種名 選定根拠全国兵庫県神戸市 シダ植物 ヒカゲノカズラ マンネンスギ - B A ハナヤスリ アカハナワラビ - A 要調査 ゼンマイ ヤシャゼンマイ - B A コバノイシカグマ オウレンシダ - B B イシカグマ - C B ツルシダ タマシダ - B - ミズワラビ ヒメウラジロ VU A - チャセンシダ シモツケヌリトラノオ - A - オクタマシダ VU A A オシダ アツギノヌカイタチシダマガイ - A A ナガサキシダモドキ - A - チャボイノデ - A A ネッコイノデ - 要調査 今 ヒメシダ イワハリガネワラビ - - C メシダ ナチシケシダ - - C エビラシダ - A A ケキンモウワラビ - A - ウラボシ ミヤマノキシノブ - C 今 デンジソウ デンジソウ VU A A サンショウモ サンショウモ VU A A 双子葉植物離弁花類 カバノキ ミズメ - - C ブナ ブナ - - B ニレ コバノチョウセンエノキ - - C ハマミズナ ツルナ - - C ナデシコ カワラナデシコ - - C マツブサ マツブサ - - C ヤマグルマ ヤマグルマ - - C キンポウゲ カザグルマ NT B - オキナグサ VU A A オトコゼリ - B A シギンカラマツ - B A メギ トキワイカリソウ - - C スイレン コウホネ - A - オグラコウホネ VU B - ウマノスズクサ ヒメカンアオイ - - C ボタン ベニバナヤマシャクヤク VU A - オトギリソウ オオトモエソウ - 絶滅 要調査 ミズオトギリ - - B モウセンゴケ イシモチソウ NT C B コモウセンゴケ - C C (124)

135 第 表 (2) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類 科名 種名 選定根拠全国兵庫県神戸市 双子葉植物離弁花類 ケシ キケマン - - C アブラナ ミチバタガラシ - C B マンサク コウヤミズキ - B A ベンケイソウ ツメレンゲ NT C C キリンソウ - B - タイトゴメ - C - マルバマンネングサ - - C ウンゼンマンネングサ VU A A ユキノシタ ウメバチソウ - - B バラ イワキンバイ - B A ツチグリ VU B B テリハキンバイ - B B ツルキンバイ - A A モリイバラ - C C マヤクサイチゴ - - B バライチゴ - - B ナガボノワレモコウ - A - マメ ミヤマトベラ - A A ツルフジバカマ - A A カタバミ エゾタチカタバミ - - 要調査 ハマビシ ハマビシ EN A 今 ヒメハギ カキノハグサ - B B カエデ カジカエデ - C A モチノキ クロソヨゴ - - C クロウメモドキ オオクマヤナギ - C C シナノキ ヘラノキ - A A ヒシ ヒメビシ VU A - セリ ノダケ - - B ドクゼリ - A 今 イブキボウフウ - - C カノツメソウ - A A 双子葉植物合弁花類 イチヤクソウ ウメガサソウ - - C シャクジョウソウ - C B ツツジ サラサドウダン - B - サツキ - A A ヒカゲツツジ - C B ユキグニミツバツツジ - C C シロヤシオ - B - ハイノキ クロミノニシゴリ - A - モクセイ セッツイボタ - 要調査 - マチン ホウライカズラ - C B ミツガシワ アサザ NT B 今 キョウチクトウ ケテイカカズラ - 要調査 (125)

136 第 表 (3) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類 科名 種名 選定根拠全国兵庫県神戸市 双子葉植物合弁花類 ガガイモ フナバラソウ VU B A クサナギオゴケ VU A A タチカモメヅル - - C スズサイコ NT - C アカネ オオアリドオシ - - A ルリミノキ - A - イナモリソウ - - C シロバナイナモリソウ - 絶滅 今 ヒルガオ アオイゴケ - - 要調査 シソ タニジャコウソウ NT A 今 ヤマジソ NT - 要調査 ナツノタムラソウ - A - ミゾコウジュ NT C - ヤマジノタツナミソウ - A - イガタツナミソウ - C - ヤマタツナミソウ - - C ナス ヤマホオズキ EN A A ヤマホロシ - C C ゴマノハグサ ウンラン - A 今 ゴマノハグサ VU A A ヒキヨモギ - - C オオヒキヨモギ VU - - イヌノフグリ VU C C ハマウツボ オオナンバンギセル - B B キヨスミウツボ - B B タヌキモ イヌタヌキモ NT - - ムラサキミミカキグサ NT C B スイカズラ キンキヒョウタンボク EN A 要調査 ヤマシグレ - - C ニシキウツギ - C 要調査 マツムシソウ マツムシソウ - A A キキョウ サワギキョウ - - C キク テイショウソウ - C C ヒメシオン - A A オケラ - C C モミジガサ - - C ミヤマコウモリソウ EN A A シマカンギク - - B ノジギク - C A カセンソウ - C B タカサゴソウ VU A A フクオウソウ - B B ホクチアザミ - - A (126)

137 第 表 (4) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類 科名 種名 選定根拠全国兵庫県神戸市 双子葉植物合弁花類 キク ミヤコアザミ - C 要調査 キクアザミ - B B アオヤギバナ - A A ヤブレガサモドキ EN A A オナモミ VU 絶滅 今 単子葉植物 トチカガミ マルミスブタ VU B A トチカガミ NT A 今 ヒルムシロ コバノヒルムシロ VU B B オオミズヒキモ - A - ツツイトモ VU - - ホンゴウソウ ホンゴウソウ VU B A ウエマツソウ VU A A ユリ キジカクシ - - B ミノコバイモ VU A - カンザシギボウシ - C C ヒメユリ EN 要調査 要調査 コオニユリ - - B ノシラン - B B オオバジャノヒゲ - 要調査 - ミズアオイ ミズアオイ NT A - アヤメ ヒメシャガ NT A - ヒナノシャクジョウ ヒナノボンボリ CR 絶滅 今 イネ ハネガヤ - A - ミズタカモジ VU A - ヒメコヌカグサ NT - - ヒロハノコヌカグサ - C 要調査 ホッスガヤ - C C ツクシガヤ VU A - ヒナザサ NT - C イトスズメガヤ - 要調査 - コゴメカゼクサ - 要調査 - ヒロハノドジョウツナギ - A A コウボウ - C C ミヤマネズミガヤ - - 要調査 タチネズミガヤ - C C モロコシガヤ - C B ヒゲシバ - - C サトイモ ホソバテンナンショウ - C C ハリママムシグサ VU B B アオオニテンナンショウ - - 要調査 ユキモチソウ VU A A オオマムシグサ - - 要調査 カヤツリグサ オオナキリスゲ - C C (127)

138 第 表 (5) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類 科名 種名 選定根拠全国兵庫県神戸市 単子葉植物 カヤツリグサ ニッコウハリスゲ - A - ウマスゲ - A - コウヤハリスゲ - A - ヒメミコシガヤ CR A A ヤガミスゲ - A 要調査 ホザキマスクサ VU 絶滅 - マメスゲ - C B サトヤマハリスゲ - 要調査 B ベニイトスゲ - C C カンエンガヤツリ VU 要調査 - ヌマガヤツリ - 要調査 - サギスゲ - A - イソヤマテンツキ - C 要調査 ミカヅキグサ - C C トラノハナヒゲ - B A オオイヌノハナヒゲ - - C ハタベカンガレイ VU 要調査 - シズイ - B A フトイ - 要調査 C ラン ヒナラン EN B B イワチドリ EN A - ムギラン NT - C ギンラン - C C キンラン VU C C ササバギンラン - B A サイハイラン - - C トケンラン VU A - マヤラン VU A A カキラン - C C アケボノシュスラン - - B サギソウ NT B B ミズトンボ VU C C ムカゴソウ EN B 今 ムヨウラン - C C ジガバチソウ - - C アオフタバラン - B A フウラン VU A A ヨウラクラン - A A ウチョウラン VU A A コバノトンボソウ - C C トキソウ NT C C ヤマトキソウ - C C クモラン - B B (128)

139 第 表 (6) 植物 ( 陸域 ) の重要な種の調査結果 分類科名種名 選定根拠 全国兵庫県神戸市 単子葉植物ランヒトツボクロ - B B 出現種数 31 科 65 種 57 科 162 種 73 科 213 種 63 科 166 種 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 調査範囲は 第 図を参照 兵庫県産維管束植物 ( 福岡 黒崎 高橋 平成 11~21 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 また 重要な群落等の調査結果は第 表 位置は第 図のとおりである 事業 実施想定区域の周辺において 摩耶山のシイ林 岡本 素戔鳴神社のアラカシ - ヒメユズリハ林 神前の大クス等 35 件が選定されている 第 (1) 表 重要な群落等の調査結果 図中番号 種等 場所 全国 選定根拠 兵庫県 1 摩耶山のシイ林神戸市灘区摩耶山町 ( 摩耶山 ) 特定 B - 2 岡本 素戔鳴神社のアラカシ - ヒメユズリハ林 3 神前の大クス 4 妙善寺のソテツ 5 弓弦羽神社のムクノキ 6 鷺の森のケヤキ 神戸市東灘区本山町岡本 ( 素戔鳴神社 ) 神戸市灘区神前町 ( 春日神社 ) 神戸市灘区新在家南町 ( 妙善寺 ) 神戸市東灘区御影町御影字弓弦羽ノ森 1810( 弓弦羽神社 ) 神戸市東灘区本山北町 ( 鷺宮八幡宮 ) 神戸市芦屋市 特定 C - 巨樹県指定市民の木 - - 市指定 - - 市指定 - - 市指定市民の木 7 着生植物個体群 神戸市中央区葦合町 ( 布引の滝 ) - B - 8 ヤマモモ群落 神戸市東灘区本山町北畑 ( 保久良神社 ) - C - 9 東明八幡神社のクスノキ 神戸市東灘区御影塚町 ( 東明八幡神社 ) - - 市民の木 10 雀の松原のクロマツ 神戸市東灘区魚崎西町 ( 魚崎西町市民公園 ) - - 市民の木 11 西国街道名残のクロマツ 神戸市東灘区御影中町 5-1 ( 御影中学校西側校門前歩道上 ) - - 市民の木 12 本住吉神社のムクノキ 神戸市東灘区住吉宮町 ( 本住吉神社 ) - - 市民の木 13 住吉川沿いのクロマツ 神戸市東灘区魚崎北町 ( 住吉川左岸線歩道上 ) - - 市民の木 14 丹生神社のクスノキ神戸市灘区高羽町 4-2-2( 丹生神社 ) - - 市民の木 (129)

140 第 (2) 表 重要な群落等の調査結果 図中番号 種等 場所 全国 選定根拠 兵庫県 神戸市芦屋市 15 厳島神社のムクノキ 神戸市東灘区西平野字伊賀塚 49 ( 厳島神社 ) - - 市民の木 16 中勝寺のイチョウ 神戸市東灘区御影町郡家字千本田 ( 中勝寺 ) - - 市民の木 17 村上邸のムクノキ 神戸市東灘区西岡本 市民の木 18 要玄寺のモチノキ 19 森稲荷神社のアカマツ 20 松蔭千と勢会館のクスノキ 神戸市東灘区本山北町 ( 要玄寺 ) 神戸市東灘区森北町 ( 稲荷神社 ) 神戸市灘区青谷町 4-4 ( 松蔭女子学院松蔭千と勢会館 ) - - 市民の木 - - 市民の木 - - 市民の木 21 敏馬神社神戸市灘区岩屋中町 市民の森 22 河内国魂神社 ( 五毛天神 ) 神戸市灘区国玉通 市民の森 23 大土神社 神戸市灘区鶴甲 市民の森 24 十善寺 神戸市灘区一王山町 市民の森 25 弓弦羽神社 神戸市東灘区御影町御影字弓弦羽ノ森 市民の森 26 保久良神社 神戸市東灘区本山町北畑ザクガ原 860 同字祓御 市民の森 27 クスノキ芦屋市津知町 7( 津知公園 ) - - 保護樹 28 クスノキ芦屋市公光町 19( 公光公園 ) - - 保護樹 29 ケヤキ芦屋市三条町 179( 八幡神社 ) - - 保護樹 30 ヒマラヤスギ芦屋市西芦屋町 保護樹 31 エノキ芦屋市西山町 保護樹 32 クスノキ芦屋市西山町 33( 安楽寺 ) - - 保護樹 33 クロガネモチ芦屋市西山町 33( 安楽寺 ) - - 保護樹 34 クスノキ芦屋市山芦屋町 保護樹 35 メタセコイヤ芦屋市山芦屋町 39( 山芦屋公園 ) - - 保護樹 合計 3 件 5 件 31 件 注 :1. 選定根拠欄の内容は 第 表に基づく 2. 図中番号は 第 図を参照 第 3 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成元年 ) 第 4 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成 7 年 ) 神戸の文化財 ( 神戸市ホームページ ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2010( 植物 植物群落 ) ( 兵庫県 平成 22 年 ) 市民の木 市民の森 ( 神戸市ホームページ ) 保護樹等 ( 芦屋市ホームページ ) より作成 35 件 (130)

141 第 図 重要な群落等の位置 (131)

142 (3) 植物相の概要 ( 海域 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 に基づいて 事業実施想定区域の周辺海域おける植物相の 概要 ( 海域 ) を整理した 植物調査地点の位置 ( 海域 ) は 第 図のとおりである 1 潮間帯生物 ( 植物 ) 潮間帯生物 ( 植物 : ベルトトランセクト調査 ) の調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における潮間帯生物 ( 植物 ) の主な出現種として 緑藻植物門のアオノリ属 その他の藍藻綱等が確認されている また 潮間帯生物 ( 植物 : 枠取り調査 ) の調査結果は第 表のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域における潮間帯生物 ( 動物 ) の主な出現種として緑藻植物門のアナアオサ ウスバアオノリ 紅藻植物門のアマノリ属等が確認されている 第 表 潮間帯生物 ( 植物 : ベルトトランセクト調査 ) の調査結果 種類数 主な出現種 調査期間 夏季秋季冬季春季 ( 平成 8 年 8 月 ) ( 平成 8 年 11 月 ) ( 平成 9 年 2 月 ) ( 平成 9 年 5 月 ) 緑藻植物門 褐藻植物門 紅藻植物門 その他 合計 緑藻植物門 アオノリ属アナアオサアオノリ属アオノリ属アナアオサ 紅藻植物門 アマノリ属 その他藍藻綱藍藻綱藍藻綱藍藻綱 注 : 主な出現種は 総被度に対する被度比率 (%) で上位 5 種のうち 5% 以上のものを記載した 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (132)

143 第 表 潮間帯生物 ( 植物 : 枠取り調査 ) の調査結果 調査項目 調査期間 夏季 ( 平成 8 年 8 月 ) 秋季 ( 平成 8 年 11 月 ) 冬季 ( 平成 9 年 2 月 ) 春季 ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 平均出現湿重量 (g/m 2 ) 組成比率 (%) 主な出現種 (%) 緑藻植物門 褐藻植物門 紅藻植物門 その他 合計 緑藻植物門 褐藻植物門 紅藻植物門 その他 緑藻植物門 アナアオサ (91.2) ヒラアオノリ ( 7.8) リホ ンアオサ (75.2) アナアオサ (18.8) アナアオサ (14.4) ヒラアオノリ (10.6) ウスハ アオノリ ( 5.3) ウスハ アオノリ (43.2) ヒラアオノリ (24.6) アナアオサ ( 9.5) 紅藻植物門アマノリ属 (63.3) アマノリ属 (15.7) その他 Lyngbya spp. ( 5.3) 注 :1. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 2. 平均出現湿重量の+は 0.1g/m 2 未満を示す 3. 組成比率の+は 0.1% 未満を示す 4. 主な出現種の ( ) 内の数値は 総出現湿重量に対する組成比率 (%) を示す 5. 主な出現種は 組成比率で上位 5 種のうち5% 以上のものを記載した 6. 平均出現湿重量は四捨五入の関係で 合計が一致しないことがある 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (133)

144 2 植物プランクトン植物プランクトンの調査結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域における植物プランクトンの主な出現種として 珪藻綱の Skeletonema costatum Thalassiosira spp. 渦鞭毛藻綱のProrocentrum minimum 等が確認されている 第 表 植物プランクトンの調査結果 調査期間 夏季 秋季 冬季 春季 調査項目 ( 平成 8 年 8 月 ) ( 平成 8 年 11 月 ) ( 平成 9 年 2 月 ) ( 平成 9 年 5 月 ) 総出現種類数 平均 23,075,750 19,950 4,750,057 8,194,743 表層最小 ~ 最大 10,340,000~33,947,500 6,100~35,500 2,315,700~10,397, ,200~24,255,900 層別出現平均 2,734,493 15,436 3,594, ,614 下細胞数層最小 ~ ( 細胞 /L) 最大 363,700~7,755,800 7,900~28,100 1,912,100~5,788,500 88,200~590,600 平均 12,905,121 17,693 4,172,157 4,221,179 全層最小 ~ 最大 363,700~33,947,500 6,100~35,500 1,912,100~10,397,300 88,200~24,255,900 表層 渦鞭毛藻綱 珪藻綱 Gymnodinium spp. ( 8.8) Skeletonema costatum (51.0) Thalassiosira spp. (31.7) Skeletonema costatum (17.0) Skeletonema costatum (82.9) Chaetoceros didymum ( 5.1) Prorocentrum minimum (52.2) Scrippsiella spp. ( 6.5) 主な出現種 (%) 下層 全層 その他 渦鞭毛藻綱 不明鞭毛藻類 (70.3) 不明鞭毛藻類 (33.7) Prorocentrum minimum (29.7) Skeletonema costatum (67.0) Skeletonema costatum (29.3) Skeletonema costatum (78.0) Skeletonema costatum (33.2) 珪藻綱 Thalassiosira spp. (20.2) Chaetoceros didymum ( 6.7) Leptocylindrus danicus ( 7.2) その他 不明鞭毛藻類 (54.9) 不明鞭毛藻類 (27.9) 渦鞭毛藻綱 珪藻綱 その他 Gymnodinium spp. ( 7.9) Skeletonema costatum (52.7) Thalassiosira spp. (30.5) Skeletonema costatum (22.3) Skeletonema costatum (80.8) Chaetoceros didymum ( 5.8) Prorocentrum minimum (51.5) Scrippsiella spp. ( 6.3) 不明鞭毛藻類 (63.6) 不明鞭毛藻類 (33.5) 注 :1. 採集層は表層が海面下 0.5m 層 下層が海面下 10m 層である 2. 内の数値は四季を通じての出現種類数を示す 3. 主な出現種の ( ) 内の数値は 層別の総出現細胞数に対する組成比率 (%) を示す 4. 主な出現種は 上位 5 種のうち 5% 以上のものを記載した 5. 従来 Skeletonema costatum とされていた種は 近年の研究において光学顕微鏡で区別できない複数の種からなることが明らかになっているが 文献等調査結果については出典の記述のままとした 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (134)

145 (4) 注目すべき生育地の概要 ( 海域 ) 海域の植物について 第 表 日本の希少な野生水生生物に関するデータブック ( 水産庁 平成 12 年 ) 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況( 第 1 巻干潟 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 及び 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況 ( 第 2 巻藻場 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) に基づき 学術上又は希少性の観点から注目すべき生息地を整理した 事業実施想定区域の周辺海域において 学術上又は希少性の観点から注目すべき生育地として干潟及び藻場は確認されていない なお 第 図に示すように 神戸港港湾区域において事業実施想定区域から西南西方向約 15kmの位置に藻場 ( 神戸市須磨 ) が確認されている 第 図 藻場の分布 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況( 第 2 巻藻場 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 神戸港港湾計画について ( 神戸市ホームページ ) 神戸港便覧 2013/2014 ( 神戸市 平成 25 年 ) より作成 (135)

146 3. 生態系の状況事業実施想定区域及びその周辺の現存植生は第 図 地勢は第 図のとおりである 事業実施想定区域の位置する神戸市及び芦屋市は 六甲山地の南側に位置し 東西に細長い山麓台地と中小河川によって作られた扇状地群で構成されている 扇状地群には山麓から海に向かって住宅地 住 商 工複合地帯 工業 港湾地の3 地区が分布している既成市街地が形成されている 事業実施想定区域は利用区分としては工場地帯で 人工建造物が優占する区域となっており 草地 樹林地等の自然的な環境は少ない 事業実施想定区域が含まれる平野部における生態系の食物連鎖は 第 図に示すとおりである 市街地の神社林 公園においては 生産者ではエノキ-ムクノキ群落 クスノキ植林 クロマツ植林 修景植栽樹群 路傍雑草群落等が 下位消費者ではコウチュウ カメムシ目等の昆虫類等が 上位消費者ではイノシシ等の哺乳類 ハシブトガラス等の鳥類が主要な構成種となっている また 河川周辺においては 生産者では水際植生 付着藻類が 下位消費者ではカワゲラ トンボ目等の昆虫類 オイカワ等の魚類が 上位消費者ではコサギ等の鳥類が主要な構成種となっている 兵庫県立人と自然の博物館自然環境モノグラフ2 号兵庫県における鳥類の分布と変遷 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 18 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (136)

147 第 図 生態系の食物連鎖 哺乳類 鳥類 鳥類 上位消費者 イノシシ ハシブトガラス ハシボソガラス コサギ アオサギ ヒヨドリ メジロ コゲラ カワラヒワ キジバト 鳥類 ドバト ムクドリ スズメ ツバメ 哺乳類 アブラコウモリ 爬虫類 アオダイショウ ニホントカゲ ニホンヤモリ 両生類 ウシガエル ツチガエル 魚類 オイカワ アユ カワヨシノボリ ボラ 下位消費者 昆虫類 コウチュウ カメムシ ハチ チョウ バッタ目 昆虫類 カワゲラ トンボ ハエ目 生産者 エノキ -ムクノキ群落クスノキ植林クロマツ植林修景植栽樹群 路傍雑草群落水際植生付着藻類 類型区分 樹林地 草地 人工建造物 草地 開放水面 利用区分神社林公園市街地工場地帯 河川 海面 事業区分周辺地域事業実施想定区域周辺地域 兵庫県立人と自然の博物館自然環境モノグラフ2 号兵庫県における鳥類の分布と変遷 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 18 年 ) 兵庫県立人と自然の博物館自然環境モノグラフ4 号兵庫県の淡水魚 ( 兵庫県立人と自然の博物館 平成 20 年 ) 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) より作成 (137)

148 3.1.6 景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況 1. 景観の状況事業実施想定区域を中心とした半径約 5kmの範囲を対象に既存資料により眺望点や景観資源の状況を整理した 事業実施想定区域は臨海工業地帯の埋立地に位置し 周辺には港湾関連施設や工場施設等が存在し 工業地特有の景観となっている 事業実施想定区域及びその周辺における眺望点の一覧は第 表 位置は第 図のとおりであり 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山頂駅 ) 神戸市役所 1 号館展望ロビー 等がある 第 表 眺望点の一覧 図中番号名称図中番号名称 1 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山頂駅 ) 18 六甲アイランド北公園 2 神戸市役所 1 号館展望ロビー 19 六甲アイランド リバーモール 3 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 航路上 20 御影公会堂付近 4 JR 西日本六甲道駅 21 篠原橋付近 ( 都賀川 ) 5 保久良神社 22 長峰坂 6 表六甲ドライブウェイ鉢巻展望台 23 灘丸山公園 7 掬星台展望台 24 神戸布引ロープウェイ 8 住吉台展望公園 25 新神戸駅 9 神戸大学正門前 26 ポートアイランド北公園 10 五鬼城山展望公園 27 ポートライナー 11 布引ハーブ園 展望広場 28 虹の駅 12 六甲ライナー マリンパーク駅 29 岡本梅林 ( 公園 ) 13 六甲大橋 30 阪神電鉄住吉駅 14 処女塚古墳 31 阪神電鉄御影駅 15 阪神電鉄大石駅 32 阪神電鉄石屋川駅 16 白鶴美術館付近 33 阪神電鉄新在家駅 17 住吉橋付近 34 阪神電鉄西灘駅 注 : 図中番号は 第 図を参照 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選 MAP ( 神戸市 平成 24 年 ) まるごと六甲山 ( 国立公園六甲山地区整備促進協議会 平成 25 年 ) 県別マップル28 兵庫県道路地図 ( 旺文社 平成 26 年 ) より作成 (138)

149 事業実施想定区域及びその周辺における景観資源の一覧は第 表 位置は第 図のとおりであり 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2011( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫県 平成 23 年 ) で貴重な自然景観に選定されている 六甲山系の準平原 断層 アカマツ林 ロックガーデン 等がある 第 表 景観資源の一覧 図中番号 分類 自然景観 名称 六甲山系の準平原 断層 アカマツ林 ロックガーデン 保久良神社の森 摩耶山 鼓が滝 布引渓谷 布引の滝 処女塚古墳 2 西求女塚古墳 3 旧ハンター住宅 4 六甲八幡神社 5 伝平野備前守忠勝参り墓石室 6 旧乾家住宅主屋 ガレージ 土蔵 塀 待合所 7 渦ヶ森スラスト ( 衝上断層 ) 8 徳光院 9 人文景観布引水源地水道施設 10 小林家住宅 ( 旧シャープ住宅 ) 11 旧神戸居留地十五番館 12 日吉神社石祠 13 芦屋会下山弥生時代住居跡 14 芦屋廃寺塔心礎 15 旧山邑家住宅 ( 淀川製鋼所迎賓館 ) 16 伝猿丸太夫之墓 17 徳川大坂城毛利家採石場出土刻印石 注 : 図中番号は 第 図を参照 第 3 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成元年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2011 ( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫県 平成 23 年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドリスト 2011 ( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫の環境ホームページ ) 神戸市文化財マップ ( 神戸市 平成 21 年 ) 芦屋市内の指定文化財 ( 芦屋市ホームページ ) より作成 (139)

150 第 図 眺望点の位置 (140)

151 第 図 景観資源の位置 (141)

152 2. 人と自然との触れ合いの活動の場事業実施想定区域及びその周辺の人と自然との触れ合いの活動の場の状況を既存資料により整理した 事業実施想定区域及びその周辺における人と自然との触れ合いの活動の場の一覧は第 表 位置は第 図のとおりであり 灘浜緑地 五鬼城山展望公園 等がある また 後背地の六甲山系には多くの登山コースがある 第 表 人と自然との触れ合いの活動の場の一覧 図中番号 1 灘浜緑地 2 五鬼城山展望公園 名称 3 布引渓谷 布引ハーブ園 4 摩耶自然観察園 5 摩耶山市立自然の家 6 六甲山牧場 7 県立六甲山自然保護センター 注 : 図中番号は 第 図を参照 まるごと六甲山 ( 国立公園六甲山地区整備促進協議会 平成 25 年 ) 県別マップル 28 兵庫県道路地図 ( 旺文社 平成 26 年 ) より作成 (142)

153 第 図 人と自然との触れ合いの活動の場の位置 (143)

154 3.2 社会的状況 人口及び産業の状況 1. 人口の状況事業実施想定区域の位置する神戸市 芦屋市及び兵庫県の人口等は第 表 人口の推移は第 表 人口動態は第 表のとおりである 平成 25 年 10 月 1 日現在の神戸市における人口は 1,539,751 人 世帯数が 690,863 世帯となっており 兵庫県全体に対してそれぞれ約 28% 約 30% を占めている 芦屋市における人口は 94,404 人 世帯数が 40,604 世帯となっており 兵庫県全体に対してともに約 2% となっている 人口の推移は神戸市 芦屋市及び兵庫県ともにほぼ横ばいとなっている 人口動態は神戸市 兵庫県では減少しているが 芦屋市では増加している 第 表人口 人口密度及び世帯数の現況 ( 平成 25 年 ) 項目 人口 ( 人 ) 人口密度 世帯数 県 市 総数 男 女 ( 人 /km 2 ) ( 世帯 ) 神戸市 1,539, , ,151 2, ,863 芦屋市 94,404 42,755 51,649 5, ,604 兵庫県 5,556,788 2,654,321 2,902, ,294,200 注 :1. 人口及び世帯数は 平成 25 年 10 月 1 日現在の値を示す 2. 人口密度算出に用いた神戸市の面積は km 2 芦屋市の面積は 18.47km 2 兵庫県の面積は 8,396.39km 2 である なお 神戸市 芦屋市の面積は 国土地理院 平成 24 年全国都道府県市区町村別面積調 では境界未定となっているため 平成 24 年全国都道府県市区町村別面積調 の参考値による 推計人口兵庫県 ( 兵庫県ホームページ ) より作成 第 表人口の推移 ( 平成 21~25 年 ) ( 単位 : 人 ) 年県 市 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 神戸市 1,536,685 1,544,200 1,544,496 1,542,128 1,539,751 芦屋市 93,305 93,238 93,760 94,358 94,404 兵庫県 5,599,359 5,588,133 5,582,038 5,571,096 5,556,788 注 : 各年 10 月 1 日現在の値を示す 平成 22 年は 国勢調査人口等基本集計結果 ( 確定値 ) の値である 推計人口兵庫県 ( 兵庫県ホームページ ) 平成 22 年国勢調査人口等基本集計結果 ( 確定値 ) ( 兵庫県ホームページ ) より作成 第 表人口動態 ( 平成 24 年 ) 項目自然増減 ( 人 ) 社会増減 ( 人 ) 県 市出生死亡増減転入転出増減 純増減 神戸市 12,636 15,109-2,473 77,964 78, ,846 芦屋市 ,026 5, 兵庫県 47,026 54,432-7, , ,164-3,585-10,991 注 : 転入 転出には その他の増減 ( 国籍変更等 ) を含む 兵庫県の人口の動き ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (144)

155 2. 産業の状況 (1) 産業構造及び産業配置神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 22 年における産業大分類別就業者数は 第 表のとおりである 神戸市では総就業者数 665,482 人に対して 第 3 次産業が 488,217 人 ( 総数の約 73%) と最も多くなっている 芦屋市では総就業者数 40,469 人に対して 第 3 次産業が 32,073 人 ( 総数の約 79%) と最も多くなっている また 兵庫県の総就業者数は 2,489,617 人であり 神戸市はその約 27% を 芦屋市はその約 2% を占めている 第 表産業大分類別就業者数 ( 平成 22 年 ) ( 単位 : 人 ) 項目分類不能総就業者数第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業県 市の産業 神戸市 665,482 4, , ,217 48,360 芦屋市 40, ,213 32,073 2,094 兵庫県 2,489,617 49, ,889 1,680, ,573 注 : 平成 22 年 10 月 1 日現在の値である 兵庫県統計書平成 24 年 (2012) ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (2) 生産量及び生産額等 1 農業神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 22 年における農家数は 第 表のとおりである 神戸市では農家総数 5,057 戸に対して 第 2 種兼業農家が 2,509 戸 ( 総数の約 50%) と最も多くなっている 芦屋市では農家総数 5 戸に対して 第 2 種兼業農家が3 戸 ( 総数の約 60%) と最も多くなっている また 兵庫県の農家の総数は 95,499 戸であり 神戸市はその約 5% を 芦屋市はその 0.1% 未満を占めている 第 表農家数 ( 平成 22 年 ) ( 単位 : 戸 ) 項目 販売農家 総数自給的農家兼業専業県 市第 1 種兼業第 2 種兼業小計 合計 神戸市 5,057 1, ,509 2,936 3,748 芦屋市 兵庫県 95,499 38,706 11,334 4,480 40,979 45,459 56,793 注 :1. 平成 22 年 2 月 1 日現在の値である 2. 自給的農家とは経営耕地面積が 30a 未満かつ農産物販売金額が 50 万円未満の農家を示す 3. 販売農家とは経営耕地面積が 30a 以上又は農産物販売金額が 50 万円以上の農家を示す 4. 第 1 種兼業とは農業所得を主とする兼業農家を 第 2 種兼業とは農業所得を従とする兼業農家を示す 兵庫県統計書平成 24 年 (2012) ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (145)

156 神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 24 年における主要な農作物収穫量は 第 表のとおりである 主要な農作物収穫量について市別の統計値のないもが多く 神戸市では米の収穫量が 12,000tと最も多く 次いで野菜の 5,964tとなっている また 兵庫県では 米の収穫量が 194,300tと最も多く 次いで野菜の 232,761tとなっている 第 表主要な農作物収穫量 ( 平成 24 年 ) 県 市項目 神戸市 芦屋市 兵庫県 米 (t) 12, ,300 麦類 (t) 22-4,890 豆類 (t) 49 3,631 そば (t) なたね (t) x - 9 飼料作物 (t) 102,260 野菜 (t) 5, ,761 果樹 (t) 4,005 工芸農作物 ( 茶 )(t) 花き ( 千本 ) 100,500 注 :1. 統計数値は 原則として暦年 ( 平成 24 年 1 月 1 日 ~12 月 31 日 ) であるが 項目によっては会計年度やその他個別の調査の調査時期によるものがある 2. 花き以外は収穫量 花きは出荷量を示す 3. - は事実のないもの は事実不詳又は調査を欠くもの x は秘密保護上統計数値が公表されていないもの 空欄は統計値がないものを示す 平成 24~25 年近畿農林水産統計年報 ( 近畿農政局ホームページ ) より作成 (146)

157 2 水産業神戸市 芦屋市及び兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の平成 20 年における主とする漁業種類別の経営体数は 第 表のとおりである 神戸市では主とする漁業種類別の経営体数の合計 209 経営体に対して 釣が 50 経営体 ( 神戸市合計の約 24%) と最も多く 次いで船びき網が 41 経営体 ( 同約 20%) となっている 芦屋市では主とする漁業種類別の経営体は 1 経営体のみとなっている また 兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の主とする漁業種類別の経営体数の合計は 3,272 経営体であり 神戸市はその約 6% 芦屋市はその 0.1% 未満を占めている 第 表主とする漁業種類別経営体数 ( 平成 20 年 ) 県 市兵庫県神戸市芦屋市項目 ( 瀬戸内海区 ) 小型底びき網 37 x 1,154 船びき網 41 x 327 中 小型まき網 - x 3 その他の刺網 21 x 308 小型定置網 - x 70 その他の網漁業 - x 2 その他のはえ縄 - x 59 釣 50 x 600 潜水器漁業 7 x 9 採貝 採藻 1 x 19 その他の漁業 20 x 281 海面養殖 32 x 440 合計 ,272 注 :1. - は事実のないもの x は秘密保護上統計数値が公表されていないものを示す 2. 兵庫県は 瀬戸内海区を示す 2008 年漁業センサス第 2 巻海面漁業に関する統計 ( 都道府県編 ) ( 農林水産省 平成 22 年 ) 2008 年漁業センサス第 3 巻海面漁業に関する統計 ( 市区町村編 ) ( 農林水産省 平成 22 年 ) より作成 (147)

158 神戸市 芦屋市及び兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の平成 24 年における漁業種類別の漁獲量は 第 表のとおりである 神戸市では漁獲量合計 4,159tに対して 船びき網が 2,869t( 合計の約 69%) と最も多くなっている また 兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の漁獲量合計は 41,368tであり 神戸市はその約 10% を占めている 神戸市 芦屋市及び兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の平成 24 年における魚種別の漁獲量は 第 表のとおりである 神戸市の漁獲量は 魚類が 3,828tで このうちしらすが最も多く漁獲されており 魚類以外ではたこ類 いか類 その他の水産動物類等が漁獲されている また 兵庫県 ( 瀬戸内海区 ) の平成 24 年における漁獲量は 魚類が 36,362tであり 神戸市はその約 11% を占めている 第 表漁業種類別漁獲量 ( 平成 24 年 ) ( 単位 :t) 県 市兵庫県神戸市芦屋市項目 ( 瀬戸内海区 ) 小型底びき網 495-8,847 船びき網 2,869 x 25,756 中 小型まき網 - - 1,893 その他の刺網 275 x 1,365 小型定置網 その他の網漁業 x - x その他のはえ縄 x - x 釣 24-1,109 採貝採藻 x - 49 上記以外の漁業 291-1,354 合計 4,159 x 41,368 注 :1. - は事実のないもの x は秘密保護上統計数値が公表されていないものを示す 2. 兵庫県は 瀬戸内海区を示す 海面漁業生産統計調査 ( 農林水産省ホームページ ) より作成 (148)

159 第 表魚種別漁獲量 ( 平成 24 年 ) ( 単位 :t) 県 市兵庫県神戸市芦屋市項目 ( 瀬戸内海区 ) 合計 4,159 x 41,368 魚類 3,828 x 36,362 さめ類 - x 13 このしろ 34 x 48 マイワシ 48 x 194 ウルメイワシ 8 x 9 カタクチイワシ しらす 1,854 x 13,483 マアジ 107 x 451 むろあじ類 27 x 727 さば類 9 x 334 ぶり類 12 x 178 ヒラメ 9 x 132 かれい類 118 x 932 あなご類 64 x 475 タチウオ 118 x 570 マダイ 73 x 803 チダイ キダイ - x 5 クロダイ ヘダイ 129 x 351 いさき 0 x 2 さわら類 22 x 338 すずき類 127 x 1,134 イカナゴ 819 x 11,620 ふぐ類 8 x 73 上記以外の魚類 243 x 3,505 えび類 24 x 547 イセエビ 0 x 12 クルマエビ 0 x 18 上記以外のえび類 24 x 517 かに類 14 x 102 がざみ類 14 x 84 上記以外のかに類 貝類 19 x 171 あわび類 11 x 30 サザエ 6 x 57 あさり類 上記以外の貝類 2 x 82 いか類 32 x 851 たこ類 140 x 2,658 うに類 その他の水産動物類 97 x 625 海藻類 4 x 35 注 :1. - は事実のないもの x は秘密保護上統計数値が公表されていないものを示す 2. 漁獲量が 1t 未満の場合は 0 と表示する 3. 漁獲量 0 の計算処理の関係で魚類 えび類等の漁獲量は 魚種別の漁獲量合計と合わない場合がある 海面漁業生産統計調査 ( 農林水産省ホームページ ) より作成 (149)

160 3 製造業神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 24 年における製造業の事業所数 従業者数及び製造品出荷額等は 第 表のとおりである 神戸市の事業所数は 1,754 所 従業者数は 65,430 人 製造品出荷額等は 2,866,785 百万円であり それぞれ兵庫県全体の約 19% 約 19% 約 20% を占めている 芦屋市の事業所数は 17 所 従業者数は 238 人 製造品出荷額等は 2,694 百万円であり それぞれ兵庫県全体の約 0.2% 約 0.1% 0.1% 未満を占めている 第 表製造業の事業所数 従業者数及び製造品出荷額等 ( 平成 24 年 ) 県 市 項目 事業所数 ( 所 ) 従業者数 ( 人 ) 製造品出荷額等 ( 百万円 ) 神戸市 1,754 65,430 2,866,785 芦屋市 ,694 兵庫県 9, ,687 14,347,022 注 :1. 平成 24 年 12 月 31 日現在の従業者 4 人以上の事業所の値を示す 2. 製造品出荷額等は 平成 24 年の値を示す 平成 24 年工業統計調査結果 ( 確報 ) ( 兵庫県ホームページ ) より作成 4 商業 神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 19 年における商業の事業所数 従業者数及び平成 18 年度に おける年間商品販売額は 第 表のとおりである 神戸市の事業所数は 19,232 所 従業 者数は 146,219 人 年間商品販売額は 5,861,796 百万円であり それぞれ兵庫県全体の約 31% 約 34% 約 44% を占めている 芦屋市の事業所数は 723 所 従業者数は 4,786 人 年間商品販 売額は 108,199 百万円であり いずれも兵庫県全体の約 1% を占めている 第 表 県 市 項目 商業の事業所数 従業者数及び年間商品販売額 ( 平成 18 年度 19 年 ) 事業所数 ( 所 ) 従業者数 ( 人 ) 年間商品販売額 ( 百万円 ) 神戸市 19, ,219 5,861,796 芦屋市 723 4, ,199 兵庫県 61, ,283 13,269,264 注 :1. 事業所数及び従業者数は 平成 19 年 6 月 1 日現在の値を示す 2. 年間商品販売額は 平成 18 年度の値を示す 兵庫県の商業平成 19 年商業統計調査結果 ( 確報 ) ( 兵庫県ホームページ ) より作成 (150)

161 3.2.2 土地利用の状況 1. 土地利用状況神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 24 年度における土地利用区分別の面積は第 表 事業実施想定区域及びその周辺の土地利用の現況は第 図のとおりである 土地利用区分別の面積は 神戸市では雑種地が 15,011ha( 神戸市全体の約 27%) と最も多く 次いで山林が 13,795ha( 同約 25%) となっている 芦屋市では宅地が 670ha( 芦屋市全体の約 36%) と最も多く 次いで山林が 156ha( 同約 8%) となっている 第 表土地利用区分別面積 ( 平成 24 年度 ) ( 単位 :ha) 県 市項目 神戸市 芦屋市 兵庫県 田 4, ,076 畑 ,085 宅地 11, ,620 鉱泉地 池沼 ,473 山林 13, ,210 牧場 原野 ,452 雑種地 ( 鉄軌道用地含む ) 15, ,212 その他 ( 課税分無 ) 8, ,997 総面積 55,226 1, ,639 注 :1. 総面積は 国土交通省国土地理院 全国都道府県市区町村別面積調 ( 平成 24 年 10 月 1 日現在 ) による 2. 土地利用区分別面積は 固定資産課税台帳記載面積 ( 平成 25 年 1 月 1 日現在 ) によるため 合計は 国土地理院による総面積と必ずしも一致しない 兵庫県統計書平成 24 年 (2012) ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (151)

162 第 図 土地利用の現況 (152)

163 2. 土地利用規制の状況神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 25 年における用途地域別の面積は第 表 都市計画法 に基づく用途地域の指定状況は第 図のとおりである 用途地域別の面積は 神戸市では低層住居専用地域が 6,544ha( 神戸市全体の約 32%) と最も多く 次いで中高層住居専用地域が 4,265ha( 同約 21%) となっている 芦屋市では中高層住居専用地域が 441ha( 芦屋市全体の約 46%) と最も多く 次いで低層住居専用地域が 299ha( 同約 31%) となっている なお 事業実施想定区域は工業専用地域に指定されている 第 表用途地域別面積 ( 平成 25 年 ) ( 単位 :ha) 県 市項目 神戸市 芦屋市 兵庫県 低層住居専用地域 6, ,772 中高層住居専用地域 4, ,158 住居地域 3, ,224 準住居地域 近隣商業地域 ,756 商業地域 ,737 準工業地域 2, ,383 工業地域 ,390 工業専用地域 1, ,506 合計 20, ,833 注 :1. 平成 25 年 3 月末現在の値である 2. 低層住居専用地域は第一種低層及び第二種低層住居専用地域の合計を 中高層住居専用地域は第一種中高層及び第二種中高層住居専用地域の合計を 住居地域は第一種 第二種住居地域の合計を示す 3. 合計は 四捨五入の関係で内訳の合計と一致しないことがある 兵庫県統計書平成 24 年 (2012) ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (153)

164 第 図 用途地域の指定状況 (154)

165 3.2.3 河川 湖沼及び海域の利用並びに地下水の利用の状況 1. 河川及び湖沼の利用状況事業実施想定区域の周辺海域に流入する主な河川は 第 図のとおりであり 二級河川の石屋川 都賀川 住吉川がある また 上記河川には内水面漁業権は設定されていない 2. 海域の利用状況事業実施想定区域の周辺海域の海域利用の状況は 第 図のとおりである 事業実施想定区域の周辺海域は 港則法 ( 昭和 23 年法律第 174 号 ) に基づく阪神港神戸区港域に属し 港湾法 ( 昭和 25 年法律第 218 号 ) に基づく国際戦略港湾の神戸港港湾区域に指定されている 神戸港内には神戸中央航路等の航路が設定されており 年間約 40 千隻の船舶の入出港がある なお 事業実施想定区域の周辺海域には 漁港法 ( 昭和 25 年法律第 137 号 ) に基づく漁港はない 事業実施想定区域の周辺海域における共同漁業権の内容及び位置は 第 表及び第 図のとおりである 第 表 共同漁業権の内容 免許番号 免許の内容漁業種類漁業の名称漁業の時期漁業権者 わかめ漁業 2/1~6/30 共第 1 号 第 1 種 てんぐさ かき あさり あわび とこぶし さざえ うちむらさき のがい ばい にし いがい はまぐり うに なまこ たこ えむし漁業ばかがい あかがい まてがい た兵庫漁業協同組合いらぎ みるくい さるぼう おお 1/1~12/31 神戸市漁業協同組合 共第 3 号 第 2 種 建網 いかかご網 雑魚かご網漁業 1/1~12/31 神戸市漁業協同組合兵庫漁業協同組合 注 : 免許存続期間は 平成 25 年 9 月 1 日から平成 35 年 8 月 31 日までである 兵庫県公報 平成 25 年 3 月 12 日号外 ( 兵庫県 平成 25 年 ) 兵庫県公報 平成 25 年 9 月 13 日号外 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (155)

166 第 図 海域利用の状況 (156)

167 第 図 共同漁業権の位置 (157)

168 3. 地下水の利用状況神戸市 芦屋市及び兵庫県における平成 24 年度の地下水の利用状況は 第 表のとおりである なお 神戸市 芦屋市では条例による地下水の採取規制は行われていない 県 市 第 表地下水採取量 ( 平成 24 年度 ) 項目 工業用 ( 千 m 3 / 日 ) 上水道用 ( 千 m 3 / 年 ) 神戸市 芦屋市 0 0 兵庫県 ,388 注 :1. 工業用は 工業統計における従業員 30 人以上事業所内で工業生産に使用される操業 1 日当たりの用水量のうち 水源を井戸水としている量を示す 2. 上水道用は 上水道施設の実績年間取水量のうち 水源を地下水としている量を示す 平成 24 年工業統計調査結果 ( 確報 ) ( 兵庫県ホームページ ) 平成 24 年度水道施設現況調書 ( 兵庫県ホームページ ) より作成 (158)

169 3.2.4 交通の状況 1. 陸上交通 (1) 道路事業実施想定区域の周辺における主要な交通網及び交通量測定点の位置は 第 図のとおりである 主要な道路としては 高速道路として阪神高速 5 号湾岸線 阪神高速 3 号神戸線が概ね東西に 幹線道路として一般国道 2 号 一般国道 43 号 市道山手幹線が概ね東西に走っている その他に 一般県道灘三田線が南東から北西に走っている 平成 22 年度における事業実施想定区域の周辺の交通量調査結果は 第 表のとおりである 平日の昼間の 12 時間 (7~19 時 ) 道路交通量が最も多いのは阪神高速 3 号神戸線の観測地点である真砂通 2 丁目 ( 生田川 ~ 摩耶 ) で 68,486 台となっている 図中番号 1 2 第 表 (1) 交通量の測定結果 ( 平成 22 年度 ) 路線名 阪神高速 5 号湾岸線 測定点名 交通量 ( 台 ) 平日 魚崎浜町 ( 魚崎浜 住吉浜 ~ 深江浜 ) 35,476 向洋町東 3 丁目 ( 六甲アイランド~ 魚崎浜 住吉浜 ) 6,831 魚崎南町 1 丁目 ( 魚崎 ~ 深江 ) 66, 阪神高速 3 号神戸線 ( 兵庫県道高速神戸西宮線 ) 御影石町 1 丁目 ( 摩耶 ~ 魚崎 ) 真砂通 2 丁目 ( 生田川 ~ 摩耶 ) 60,024 68,486 6 小野浜町 ( 京橋 ~ 生田川 ) 60,112 7 住吉東町 5 丁目 22,338 8 琵琶町 3 丁目 26,362 9 脇浜町 2 丁目 58,994 一般国道 2 号小野柄通 1 丁目 ( 新生田川橋交差点西 10 29,812 側 ) 11 八幡通 3 丁目 7, 一般国道 2 号 ( 浜手バイパス ) 浜辺通 2 丁目 25, 深江本町 2 丁目 43, 一般国道 43 号 御影塚町 1 丁目 42, 大石東町 2 丁目 48, 一般国道 174 号 新港町 22, 六甲山町中一里山 770 明石神戸宝塚線 18 六甲山町 (1034 番地 ) 1, 神戸明石線 三宮町 1 丁目 25, 加納町 2 丁目 15, 新神戸停車場線 加納町 2 丁目 17, 加納町 6 丁目 19, 鶴甲 4 丁目 14, 灘三田線六甲山町南六甲 ( 六甲山トンネル料金所データ ) 15, 摩耶埠頭線 味泥町 13, 東灘芦屋線 深江南町 4 丁目 20, (159)

170 図中番号 27 第 表 (2) 交通量の測定結果 ( 平成 22 年度 ) 路線名 交通量 ( 台 ) 測定点名平日中郷町 3 丁目 12, 神戸六甲線 篠原北町 1 丁目 9, 六甲山町南六甲 1, 上筒井通 5 丁目 10,792 長田楠日尾線 31 水道筋 4 丁目 19, 高羽町 5 丁目 7, 山麓線 国玉通 3 丁目 2, 野崎通 7 丁目 7, 魚崎南町 1 丁目 8,928 魚崎幹線 36 魚崎中町 1 丁目 5, 森北町 2 丁目 9, 岡本 1 丁目 14,819 山手幹線 39 弓木町 1 丁目 16, 国香通 5 丁目 ( 二宮橋交差点東側 ) 14, 磯上通 2 丁目 13, 生田川右岸線 小野柄通 1 丁目 ( 新生田川橋交差点南側 ) 13, 小野柄通 1 丁目 ( 新生田川橋交差点北側 ) 12, 灘浜東町 14,389 灘浜住吉川線 45 住吉南町 4 丁目 9, 弓場線 御影本町 4 丁目 7, 神若線 旗塚通 7 丁目 ( 神若橋交差点東側 ) 3, 鳴尾御影線 深江北町 4 丁目 5, 灘浜脇浜線 脇浜海岸通 3 丁目 13, 商船学校線 本山中町 1 丁目 5,964 注 :1. 調査は 平成 22 年 10 月 26 日に実施されている 2. 図中番号は 第 図を参照 3. 数値は 昼間の 12 時間 (7~19 時 ) の往復交通量を示す 平成 22 年度道路交通センサス ( 神戸市ホームページ ) より作成 (2) 鉄道事業実施想定区域の周辺における鉄道の位置は 第 図のとおりである 鉄道については JR 神戸線 阪急神戸本線 阪神本線等が東西に走っている 事業実施想定区域の最寄り駅は 阪神電気鉄道 ( 阪神電鉄 ) 阪神本線新在家駅である 2. 海上交通事業実施想定区域の周辺海域における航路の位置は 第 図のとおりである 航路としては 港則法 に基づく神戸中央航路 新港航路 神戸西航路 東神戸航路が設定されている 神戸港における平成 24 年の入港船舶数等は 第 表のとおりである 第 表海上交通の状況 ( 平成 24 年 ) 船舶外 内貿貨物港湾隻数 ( 隻 ) 総トン数 (t) 輸移出量 (t) 輸移入量 (t) 神戸港 40, ,145,092 38,148,581 49,056,526 平成 24 年兵庫県港湾統計年報 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (160)

171 第 図 主要な交通網及び交通量測定点の位置 (161)

172 3.2.5 学校 病院その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設の配置の状況及び住宅の配置の概況 1. 学校 病院等事業実施想定区域の周辺における学校 病院その他の環境の保全について 配慮が特に必要な施設の施設数は第 表 事業実施想定区域周辺の学校等の位置は第 図 病院等の位置は第 図のとおりである 事業実施想定区域の最寄りの学校等については 事業実施想定区域の北北西約 1.1kmに神戸さくら保育園 西北西約 1.3kmに神戸市立西郷小学校 北西約 1.3kmに烏帽子中学校がある 病院等については 西北西約 1.5kmに田所病院 北北西約 1.2kmに井上医院 北東約 1.1kmに特別養護老人ホームロングステージ御影がある 2. 住宅事業実施想定区域の周辺における住宅の配置の状況については 第 図のとおりである 事業実施想定区域の最寄りでは北約 0.9kmの新在家が準住居地域に指定されており 発電設備の設置予定地から最寄りの住居までの距離は北北西約 0.4kmである 第 表 学校 病院等の施設数 区分 児童福祉施設 学校教育施設 社会教育施設 保育所 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 短期大学大学 養護学校 図書館 神戸市 芦屋市 区分 医療施設高齢者福祉施設病院診療所特別養護老人ホーム 神戸市 芦屋市 注 : 施設数は 第 図の範囲内を計上している 市内保育所一覧 ( 神戸市ホームページ ) 兵庫県立学校一覧 ( 兵庫県教育委員会ホームページ ) 平成 25 年度事業概要 ( 神戸市教育委員会 平成 26 年 ) 校区一覧 ( 神戸市ホームページ ) 神戸市立学校園校区別一覧 ( 神戸市ホームページ ) 芦屋市内の保育所一覧 ( 芦屋市ホームページ ) 各園の紹介 ( 兵庫県私立幼稚園協会ホームページ ) 芦屋市立学校園一覧 ( 芦屋市ホームページ ) 神戸市市立公立高校一覧 ( 神戸市ホームページ ) 兵庫県の私立高校 ( ナレッジステーションホームページ ) 私立中学校 ( ナレッジステーションホームページ ) 特別支援学校 ( 神戸市ホームページ ) 市内の図書館一覧 ( 神戸市ホームページ ) 国土数値情報( 公共施設 福祉施設 医療施設データ ) ( 国土交通省 GISホームページ ) 兵庫県病院名簿 ( 兵庫県 平成 26 年 ) 高齢者福祉施設一覧 ( 兵庫県ホームページ ) 等より作成 (162)

173 第 図 学校等の位置 (163)

174 第 図 病院等の位置 (164)

175 3.2.6 下水道の整備状況神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 24 年度末における下水道の概要は 第 表のとおりである 下水道普及率は 神戸市では 98.7% 芦屋市では 100% 兵庫県では 92% となっている 県 市 第 表下水道の概要 ( 平成 24 年度 ) 項目 処理人口 ( 千人 ) 下水道 普及率 (%) 神 戸 市 1, 芦 屋 市 兵 庫 県 5, 注 : 平成 24 年度末の値である 第 90 回神戸市統計書平成 25 年度版 ( 神戸市 平成 26 年 ) 平成 25 年版芦屋市統計書 ( 芦屋市 平成 26 年 ) 平成 24 年度末の汚水処理人口普及状況 ( 農林水産省 国土交通省 環境省 平成 25 年 ) より作成 (165)

176 3.2.7 廃棄物の状況 1. 一般廃棄物神戸市 芦屋市及び兵庫県の平成 24 年度における一般廃棄物の状況は 第 表のとおりである 神戸市の一般廃棄物処理量は約 51 万 tであり このうち直接焼却量は約 44 万 t( 神戸市一般廃棄物処理量の約 87%) となっている 芦屋市の一般廃棄物処理量は約 3 万 tであり このうち直接焼却量は約 3 万 t( 芦屋市一般廃棄物処理量の約 89%) となっている また 兵庫県全体の一般廃棄物処理量は約 186 万 tであり このうち直接焼却量は約 158 万 t( 兵庫県一般廃棄物処理量の約 85%) となっている 第 表一般廃棄物の状況 ( 平成 24 年度 ) 項目 一般廃棄物総排出量 (t) 一般廃棄物処理量 (t) 県 市 神戸市芦屋市兵庫県 計画収集量 481,369 27,718 1,679,688 直接搬入量 31,276 5, ,739 集団回収量 69,862 4, ,125 合計 582,507 37,069 2,033,532 直接焼却量 444,363 29,083 1,577,900 直接最終処分量 12, ,707 焼却以外の中間処理量 55,712 2, ,201 直接資源化量 0 1,322 45,242 合計 512,645 32,801 1,859,050 平成 24 年度 兵庫県の一般廃棄物処理 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (166)

177 2. 産業廃棄物 (1) 産業廃棄物の状況 * 神戸市 芦屋市の位置する阪神地域及び兵庫県の平成 21 年度における産業廃棄物の業種別排出量の状況は 第 表のとおりである 神戸市における産業廃棄物の排出量は約 370 万 tであり このうち電気 ガス 熱供給 水道業が約 158 万 t( 排出量合計の約 43%) で最も多く 次いで製造業が約 127 万 t( 同約 34%) となっている 阪神地域 * における産業廃棄物の排出量は約 130 万 tであり このうち電気 ガス 熱供給 水道業が約 79 万 t( 排出量合計の約 61%) で最も多く 次いで製造業が約 25 万 t ( 同約 19%) となっている また 兵庫県の産業廃棄物の排出量は約 2,439 万 tであり このうち製造業が約 1,207 万 t( 排出量合計の約 50%) で最も多く 次いで電気 ガス 熱供給 水道業が約 838 万 t( 同約 34%) となっている * 阪神地域 : 芦屋市 伊丹市 川西市 宝塚市 三田市 猪名川町を含む地域 業種 一次産業 二次産業 三次産業 第 表産業廃棄物の業種別排出量 ( 平成 21 年度 ) 地域 神戸市 阪神地域 兵庫県 (t) (t) (t) 農業 - - 1,286,448 漁業 - - 3,599 計 - - 1,290,047 鉱業 建設業 744, ,318 2,331,090 製造業 1,269, ,772 12,072,629 計 2,014, ,091 14,403,821 電気 ガス 熱供給 水道業 1,579, ,240 8,379,456 情報通信業 8, ,920 運輸 郵便業 14,267 1,484 29,148 卸売 小売業 44,898 13, ,900 金融業 保険業 不動産業 物品賃貸業 7,127 2,306 18,179 学術研究 専門 技術サービス業 ,285 宿泊業 飲食サービス業 8,315 2,356 21,989 生活関連サービス業 娯楽業 ,097 教育 学習支援業 医療 福祉 5,423 1,431 15,866 複合サービス業 サービス業 ( 他に分類されないもの ) 16,233 3,108 41,071 計 1,687, ,907 8,691,152 合計 3,701,184 1,296,998 24,385,019 注 :1. 計及び合計は 四捨五入の関係で内訳の合計と一致しないことがある 2. 神戸市 阪神地域については 一次産業は含まない 兵庫県廃棄物処理計画資料編 ( 兵庫県 平成 25 年 ) より作成 (167)

178 (2) 産業廃棄物処理施設の立地状況事業実施想定区域を中心とした半径約 50km 以内の市町にある産業廃棄物処理施設数は第 表 立地状況は第 図のとおりであり 中間処理施設が 846 施設 最終処分場が 21 施設ある 第 表 (1) 産業廃棄物処理施設数 県 市 町 種類 中間処理施設 ( 単位 : 施設 ) 最終処分場 兵庫県 神戸市 46 5 芦屋市 0 0 尼崎市 49 0 西宮市 7 0 宝塚市 1 0 伊丹市 7 0 明石市 10 1 高砂市 8 0 姫路市 83 1 洲本市 4 0 加古川市 12 0 西脇市 6 1 三木市 11 1 川西市 3 0 小野市 5 0 三田市 9 0 加西市 8 0 篠山市 1 0 丹波市 11 0 淡路市 6 0 加東市 8 1 猪名川町 0 0 多可町 2 0 播磨町 5 0 福崎町 1 0 稲美町 8 0 大阪府 大阪市 吹田市 0 0 高槻市 14 0 茨木市 4 0 摂津市 14 0 島本町 0 0 豊中市 0 0 池田市 1 0 箕面市 1 0 豊能町 0 0 能勢町 2 0 守口市 1 0 枚方市 11 0 寝屋川市 6 0 大東市 (168)

179 第 表 (2) 産業廃棄物処理施設数 ( 単位 : 施設 ) 種類県 市 町 中間処理施設 最終処分場 大阪府 門真市 9 0 四條畷市 1 0 交野市 2 0 八尾市 30 0 柏原市 10 1 東大阪市 10 0 富田林市 1 0 河内長野市 1 0 松原市 9 0 羽曳野市 2 0 藤井寺市 0 0 大阪狭山市 1 0 太子町 0 0 河南町 1 0 千早赤阪村 5 0 堺市 53 0 泉大津市 5 0 和泉市 9 1 高石市 4 0 忠岡町 2 0 岸和田市 15 0 貝塚市 5 0 泉佐野市 3 0 泉南市 2 0 阪南市 2 0 熊取町 0 0 田尻町 1 0 岬 町 0 0 京都府 京都市 38 0 宇治市 4 1 亀岡市 13 0 城陽市 5 0 向日市 4 0 長岡京市 5 0 八幡市 4 0 京田辺市 6 0 南丹市 7 1 木津川市 1 0 大山崎町 1 0 井手町 1 0 精華町 0 0 京丹波町 7 2 奈良県 奈良市 6 0 大和高田市 1 0 大和郡山市 5 0 御所市 4 1 生駒市 (169)

180 第 表 (3) 産業廃棄物処理施設数 ( 単位 : 施設 ) 種類県 市 町 中間処理施設 最終処分場 奈良県 香芝市 0 0 葛城市 3 0 平群町 1 1 三郷町 0 0 斑鳩町 0 0 安堵町 0 0 川西町 1 0 三宅町 0 0 上牧町 2 0 王寺町 0 0 広陵町 0 0 河合町 0 0 和歌山県 和歌山市 43 0 橋本市 5 0 紀の川市 7 3 岩出市 2 0 かつらぎ町 1 0 合計 国土数値情報 ( 廃棄物処理施設データ平成 24 年度 ) ( 国土交通省 GIS ホームページ ) より作成 (170)

181 第 図 産業廃棄物処理施設の立地状況 (171)

182 3.2.8 環境の保全を目的として法令等により指定された地域その他の対象及び当該対象に係る規制の内容その他の環境の保全に関する施策の内容 1. 公害関係法令等 (1) 環境基準等 1 大気汚染大気汚染に係る環境基準は 環境基本法 ( 平成 5 年法律第 91 号 ) に基づき 第 表のとおり定められている なお 各環境基準は 工業専用地域 車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については適用されない 第 表 大気汚染に係る環境基準 物質 環境上の条件 評価方法 1 時間値の1 日平均値が0.04ppm 以下であ 短期的評価 1 時間値の1 日平均値が0.04ppm 以下であり かつ 1 時間値が0.1ppm 以下であること 二酸化いおうり かつ 1 時間値が0.1ppm 以下である 1 日平均値の年間 2% 除外値が0.04ppm 以下で長期的こと あること ただし 1 日平均値が0.04ppmを超評価えた日が2 日以上連続しないこと 一酸化炭素 浮遊粒子状物質 光化学オキシダント 二酸化窒素 ベンゼン トリクロロエチレンテトラクロロエチレンジクロロメタン 微小粒子状物質 1 時間値の 1 日平均値が 10ppm 以下であり かつ 1 時間値の 8 時間平均値が 20ppm 以下であること 1 時間値の 1 日平均値が 0.10mg/m 3 以下であり かつ 1 時間値が 0.20mg/m 3 以下であること 1 時間値が 0.06ppm 以下であること 1 時間値の 1 日平均値が 0.04ppm から 0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下であること 1 年平均値が 0.003mg/m 3 以下であること 1 年平均値が0.2mg/m 3 以下であること 1 年平均値が0.2mg/m 3 以下であること 1 年平均値が0.15mg/m 3 以下であること 1 年平均値が 15μg/m 3 以下であり かつ 1 日平均値が 35μg/m 3 以下であること 短期的評価 長期的評価 短期的評価 長期的評価 1 時間値の1 日平均値が10ppm 以下であり かつ 1 時間値の8 時間平均値が20ppm 以下であること 1 日平均値の年間 2% 除外値が10ppm 以下であること ただし 1 日平均値が10ppmを超えた日が2 日以上連続しないこと 1 時間値の 1 日平均値が 0.10mg/m 3 以下であり かつ 1 時間値が0.20mg/m 3 以下であること 1 日平均値の年間 2% 除外値が0.10mg/m 3 以下であること ただし 1 日平均値が0.10mg/m 3 を超えた日が2 日以上連続しないこと 昼間 (6 時から 20 時まで ) の 1 時間値が 0.06ppm 以下であること 1 日平均値の年間 98% 値が 0.06ppm を超えないこと 短期基準として 1 日平均値の年間 98% 値が 35μg/m 3 以下であること 長期基準として 1 年平均値が 15μg/m 3 以下であること 備考 1. 浮遊粒子状物質とは 大気中に浮遊する粒子状物質であって その粒径が 10μm 以下のものをいう 2. 光化学オキシダントとは オゾン パーオキシアセチルナイトレートその他の光化学反応により生成される酸化性 物質 ( 中性ヨウ化カリウム溶液からヨウ素を遊離するものに限り 二酸化窒素を除く ) をいう 3. 微小粒子状物質とは 大気中に浮遊する粒子状物質であって 粒径が 2.5μm の粒子を 50% の割合で分離できる分 粒装置を用いて より粒径の大きい粒子を除去した後に採取される粒子をいう 大気の汚染に係る環境基準について ( 昭和 48 年環境庁告示第 25 号 ) 二酸化窒素に係る環境基準について ( 昭和 53 年環境庁告示第 38 号 ) ベンゼン等による大気の汚染に係る環境基準について ( 平成 9 年環境庁告示第 4 号 ) 微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境基準について ( 平成 21 年環境省告示第 33 号 ) より作成 (172)

183 2 騒音騒音に係る環境基準は 環境基本法 に基づき 第 表のとおり定められている 事業実施想定区域及びその周辺における類型指定の状況は 第 図のとおりである 第 表 騒音に係る環境基準 a. 道路に面する地域以外の地域 地域の類型 基準値昼間夜間 AA 50デシベル以下 40デシベル以下 A 及びB 55デシベル以下 45デシベル以下 C 60デシベル以下 50デシベル以下 注 :1. 時間の区分は 昼間を午前 6 時から午後 10 時までの間とし 夜間を午後 10 時から翌日の午前 6 時ま での間とする 2.AAを当てはめる地域は 療養施設 社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要 する地域とする 3.Aを当てはめる地域は 専ら住居の用に供される地域とする 4.Bを当てはめる地域は 主として住居の用に供される地域とする 5.Cを当てはめる地域は 相当数の住居と併せて商業 工業等の用に供される地域とする b. 道路に面する地域 地域の区分 基準値昼間夜間 A 地域のうち2 車線以上の車線を有する道路に面する地域 60デシベル以下 55デシベル以下 B 地域のうち2 車線以上の車線を有する道路に面する地域及びC 地域のうち車線を有する道路に面する地域 65デシベル以下 60デシベル以下 備考 車線とは 1 縦列の自動車が安全かつ円滑に走行するために必要な一定の幅員を有する帯状の 車道部分をいう この場合において 幹線交通を担う道路に近接する空間については 上表にかかわらず 特例として次表の基準値の欄に掲げるとおりとする 基準値昼間夜間 70デシベル以下 65デシベル以下 備考 個別の住居等において騒音の影響を受けやすい面の窓を主として閉めた生活が営まれていると認められるときは 屋内へ透過する騒音に係る基準 ( 昼間にあっては45デシベル以下 夜間にあっては40デシベル以下 ) によることができる 注 : 幹線交通を担う道路 及び 幹線交通を担う道路に近接する空間 については 環境庁大気保全局長通知 ( 平成 10 年環大企第 257 号 ) により 次のとおり定められている (1) 幹線交通を担う道路 とは 高速自動車道 一般国道 都道府県道及び市町村道( 市町村道にあっては4 車線以上の区間に限る ) 等 (2) 幹線交通を担う道路に近接する空間 とは 以下のように車線数の区分に応じて道路の敷地境界線からの距離によりその範囲が特定される 2 車線以下の車線を有する幹線交通を担う道路 :15m 2 車線を超える車線を有する幹線交通を担う道路 :20m 騒音に係る環境基準について ( 平成 10 年環境庁告示第 64 号 ) より作成 (173)

184 第 図環境基準の類型指定 ( 騒音 ) (174)

185 3 水質汚濁水質汚濁に係る環境基準は 環境基本法 に基づき 第 表のとおり定められている このうち 人の健康の保護に関する環境基準 は 全公共用水域に 生活環境の保全に関する環境基準 は 各公共用水域が該当する水域類型ごとに定められている 事業実施想定区域の周辺海域における類型指定の状況は 第 図のとおりであり 一般項目についてはC 類型に 栄養塩類についてはⅣ 類型に 水生生物についてはA 類型に指定されている なお 全亜鉛 ノニルフェノール 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩の類型は未指定である 地下水についても水質汚濁に係る環境基準が定められており 第 表のとおり定められている 第 表 (1) 水質汚濁に係る環境基準 a. 人の健康の保護に関する環境基準項目 基準値 項目 基準値 カドミウム 0.003mg/L 以下 1,1,2- トリクロロエタン 0.006mg/L 以下 全シアン 検出されないこと トリクロロエチレン 0.01mg/L 以下 鉛 0.01mg/L 以下 テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下 六価クロム 0.05mg/L 以下 1,3- ジクロロプロペン 0.002mg/L 以下 砒素 0.01mg/L 以下 チウラム 0.006mg/L 以下 総水銀 mg/L 以下 シマジン 0.003mg/L 以下 アルキル水銀 検出されないこと チオベンカルブ 0.02mg/L 以下 PCB 検出されないこと ベンゼン 0.01mg/L 以下 ジクロロメタン 0.02mg/L 以下 セレン 0.01mg/L 以下 四塩化炭素 0.002mg/L 以下 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L 以下 1,2- ジクロロエタン 0.004mg/L 以下 ふっ素 0.8mg/L 以下 1,1- ジクロロエチレン 0.1mg/L 以下 ほう素 1mg/L 以下 シス-1,2- ジクロロエチレン 0.04mg/L 以下 1,4- ジオキサン 0.05mg/L 以下 1,1,1- トリクロロエタン 1mg/L 以下 備考 1. 基準値は年間平均値とする ただし 全シアンに係る基準値については 最高値とする 2. 検出されないこと とは 本告示の測定方法の項に掲げる方法により測定した場合において その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう 3. 海域については ふっ素及びほう素の基準値は適用しない 4. 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は 規格 又は により測定された硝酸イオンの濃度に換算係数 を乗じたものと規格 43.1 により測定された亜硝酸イオンの濃度に換算係数 を乗じたものの和とする 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年環境庁告示第 59 号 ) より作成 (175)

186 第 表 (2) 水質汚濁に係る環境基準 b. 生活環境の保全に関する環境基準 ( 河川 一般項目 ) 項目利用目的の適応性 類型 AA A B C D E 水道 1 級 自然環境保全及びA 以下の欄に掲げるもの水道 2 級 水産 1 級 水浴及びB 以下の欄に掲げるもの水道 3 級 水産 2 級及びC 以下の欄に掲げるもの水産 3 級 工業用水 1 級及びD 以下の欄に掲げるもの工業用水 2 級 農業用水及びEの欄に掲げるもの 工業用水 3 級 環境保全 水素イオン濃度 (ph) 6.5 以上 8.5 以下 6.5 以上 8.5 以下 6.5 以上 8.5 以下 6.5 以上 8.5 以下 6.0 以上 8.5 以下 6.0 以上 8.5 以下 生物化学的酸素要求量 (BOD) 基準値 浮遊物質量 (SS) 溶存酸素量 (DO) 1mg/L 以下 25mg/L 以下 7.5mg/L 以上 2mg/L 以下 25mg/L 以下 7.5mg/L 以上 3mg/L 以下 25mg/L 以下 5mg/L 以上 大腸菌群数 50MPN /100mL 以下 1,000MPN /100mL 以下 5,000MPN /100mL 以下 5mg/L 以下 50mg/L 以下 5mg/L 以上 - 8mg/L 以下 100mg/L 以下 2mg/L 以上 - 10mg/L 以下 ごみ等の浮遊が認められないこと 2mg/L 以上 - 備考 1. 基準値は 日間平均値とする ( 湖沼 海域もこれに準ずる ) 2. 農業用利水点については 水素イオン濃度 6.0 以上 7.5 以下 溶存酸素量 5mg/L 以上とする ( 湖沼もこれに準ずる ) 注 :1. 自然環境保全 : 自然探勝等の環境保全 2. 水 道 1 級 : ろ過等による簡易な浄水操作を行うもの 水 道 2 級 : 沈殿ろ過等による通常の浄水操作を行うもの 水 道 3 級 : 前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの 3. 水 産 1 級 : ヤマメ イワナ等貧腐水性水域の水産生物用並びに水産 2 級及び水産 3 級の水産生物用 水 産 2 級 : サケ科魚類及びアユ等貧腐水性水域の水産生物用及び水産 3 級の水産生物用 水 産 3 級 : コイ フナ等 β- 中腐水性水域の水産生物用 4. 工業用水 1 級 : 沈殿等による通常の浄水操作を行うもの 工業用水 2 級 : 薬品注入等による高度の浄水操作を行うもの 工業用水 3 級 : 特殊の浄水操作を行うもの 5. 環境保全 : 国民の日常生活 ( 沿岸の遊歩等を含む ) において不快感を生じない限度 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年環境庁告示第 59 号 ) より作成 (176)

187 第 表 (3) 水質汚濁に係る環境基準 c. 生活環境の保全に関する環境基準 ( 河川 全亜鉛 ノニルフェノール 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩 ) 類型 項目 水生生物の生息状況の適応性 全亜鉛 基準値 ノニルフェノール 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩 生物 A 生物特 A 生物 B 生物特 B イワナ サケマス等比較的低温域を好む水生生物及びこれらの餌生物が生息する水域生物 Aの水域のうち 生物 Aの欄に掲げる水生生物の産卵場 ( 繁殖場 ) 又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域コイ フナ等比較的高温域を好む水生生物及びこれらの餌生物が生息する水域 生物 A 又は生物 B の水域のうち 生物 B の欄に掲げる水生生物の産卵場 ( 繁殖場 ) 又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域 0.03mg/L 以下 0.001mg/L 以下 0.03mg/L 以下 0.03mg/L 以下 mg/L 以下 0.02mg/L 以下 0.03mg/L 以下 0.002mg/L 以下 0.05mg/L 以下 0.03mg/L 以下 0.002mg/L 以下 0.04mg/L 以下 備考 基準値は 年間平均値とする ( 湖沼 海域もこれに準ずる ) 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年環境庁告示第 59 号 ) より作成 (177)

188 第 表 (4) 水質汚濁に係る環境基準 d. 生活環境の保全に関する環境基準 ( 海域 一般項目 ) 項目利用目的の適応性 類型 A B C 水産 1 級 水浴 自然環境保全及び B 以下の欄に掲げるもの水産 2 級 工業用水及びCの欄に掲げるもの 環境保全 水素イオン濃度 (ph) 7.8 以上 8.3 以下 7.8 以上 8.3 以下 7.0 以上 8.3 以下 化学的酸素要求量 (COD) 2mg/L 以下 基準値 溶存酸素量 (DO) 7.5mg/L 以上 大腸菌群数 1,000MPN /100mL 以下 3mg/L 以下 5mg/L 以上 - n- ヘキサン抽出物質 ( 油分等 ) 検出されないこと 検出されないこと 8mg/L 以下 2mg/L 以上 - - 備考 水産 1 級のうち 生食用原料カキの養殖の利水点については 大腸菌群数 70MPN/100mL 以下とする 注 :1. 自然環境保全 : 自然探勝等の環境保全 2. 水産 1 級 : マダイ ブリ ワカメ等の水産生物用及び水産 2 級の水産生物用水産 2 級 : ボラ ノリ等の水産生物用 3. 環境保全 : 国民の日常生活 ( 沿岸の遊歩等を含む ) において不快感を生じない限度 e. 生活環境の保全に関する環境基準 ( 海域 栄養塩類 ) 項目利用目的の適応性類型自然環境保全及びⅡ 以下の欄に掲げるもの Ⅰ ( 水産 2 種及び3 種を除く ) 水産 1 種 水浴及びⅢ 以下の欄に掲げるもの Ⅱ ( 水産 2 種及び3 種を除く ) 水産 2 種及びⅣの欄に掲げるもの Ⅲ ( 水産 3 種を除く ) 水産 3 種 Ⅳ 工業用水生物生息環境保全 全窒素 0.2mg/L 以下 0.3mg/L 以下 0.6mg/L 以下 1mg/L 以下 基準値 全燐 0.02mg/L 以下 0.03mg/L 以下 0.05mg/L 以下 0.09mg/L 以下 備考 1. 基準値は 年間平均値とする 2. 水域類型の指定は 海洋植物プランクトンの著しい増殖を生ずるおそれがある海域について行うものとする 注 :1. 自然環境保全 : 自然探勝等の環境保全 2. 水産 1 種 : 底生魚介類を含め多様な水産生物がバランス良く かつ 安定して漁獲される水産 2 種 : 一部の底生魚介類を除き 魚類を中心とした水産生物が多獲される水産 3 種 : 汚濁に強い特定の水産生物が主に漁獲される 3. 生物生息環境保全 : 年間を通して底生生物が生息できる限度 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年環境庁告示第 59 号 ) より作成 (178)

189 第 表 (5) 水質汚濁に係る環境基準 f. 生活環境の保全に関する環境基準 ( 海域 全亜鉛 ノニルフェノール 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩 ) 基準値 類型 項目 水生生物の生息状況の適応性 全亜鉛 ノニルフェノール 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩 生物 A 水生生物の生息する水域 0.02mg/L 以下 0.001mg/L 以下 0.01mg/L 以下 生物特 A 生物 A の水域のうち 水生生物の産卵場 ( 繁殖場 ) 又は幼稚仔の生育場として特に保全が必要な水域 0.01mg/L 以下 mg/L 以下 0.006mg/L 以下 備考 基準値は 年間平均値とする 水質汚濁に係る環境基準について ( 昭和 46 年環境庁告示第 59 号 ) より作成 第 表 地下水の水質汚濁に係る環境基準 a. 人の健康の保護に関する環境基準 ( 地下水 ) 項目 基準値 項目 基準値 カドミウム 0.003mg/L 以下 1,1,1- トリクロロエタン 1mg/L 以下 全シアン 検出されないこと 1,1,2- トリクロロエタン 0.006mg/L 以下 鉛 0.01mg/L 以下 トリクロロエチレン 0.01mg/L 以下 六価クロム 0.05mg/L 以下 テトラクロロエチレン 0.01mg/L 以下 砒素 0.01mg/L 以下 1,3- ジクロロプロペン 0.002mg/L 以下 総水銀 mg/L 以下 チウラム 0.006mg/L 以下 アルキル水銀 検出されないこと シマジン 0.003mg/L 以下 PCB 検出されないこと チオベンカルブ 0.02mg/L 以下 ジクロロメタン 0.02mg/L 以下 ベンゼン 0.01mg/L 以下 四塩化炭素 0.002mg/L 以下 セレン 0.01mg/L 以下 塩化ビニルモノマー 0.002mg/L 以下 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L 以下 1,2- ジクロロエタン 0.004mg/L 以下 ふっ素 0.8mg/L 以下 1,1- ジクロロエチレン 0.1mg/L 以下 ほう素 1mg/L 以下 1,2- ジクロロエチレン 0.04mg/L 以下 1,4- ジオキサン 0.05mg/L 以下 備考 1. 基準値は年間平均値とする ただし 全シアンに係る基準値については 最高値とする 2. 検出されないこと とは 本告示の測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において その結果が当該方法の定量限界を下回ることをいう 3. 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の濃度は 規格 K0102 の 又は により測定された硝酸イオンの濃度に換算係数 を乗じたものと規格 K0102 の 43.1 により測定された亜硝酸イオンの濃度に換算係数 を乗じたものの和とする 4.1,2- ジクロロエチレンの濃度は 規格 K0125 の 又は により測定されたシス体の濃度と規格 K0125 の 又は により測定されたトランス体の濃度の和とする 地下水の水質汚濁に係る環境基準について ( 平成 9 年環境庁告示第 10 号 ) より作成 (179)

190 第 図環境基準の類型指定 ( 海域 河川 ) (180)

191 4 土壌汚染土壌の汚染に係る環境基準は 環境基本法 に基づき 第 表のとおり定められている 第 表 土壌の汚染に係る環境基準 項目 環境上の条件 カドミウム 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり かつ 農用地においては 米 1kgにつき0.4mg 以下であること 全シアン 検液中に検出されないこと 有機燐 検液中に検出されないこと 鉛 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること 六価クロム 検液 1Lにつき 0.05mg 以下であること 砒素 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であり かつ 農用地 ( 田に限る ) においては 土壌 1 kgにつき15mg 未満であること 総水銀 検液 1Lにつき mg 以下であること アルキル水銀 検液中に検出されないこと PCB 検液中に検出されないこと 銅 農用地 ( 田に限る ) において 土壌 1kgにつき125mg 未満であること ジクロロメタン 検液 1Lにつき 0.02mg 以下であること 四塩化炭素 検液 1Lにつき 0.002mg 以下であること 1,2-ジクロロエタン 検液 1Lにつき 0.004mg 以下であること 1,1-ジクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.1mg 以下であること シス-1,2-ジクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.04mg 以下であること 1,1,1-トリクロロエタン 検液 1Lにつき1mg 以下であること 1,1,2-トリクロロエタン 検液 1Lにつき 0.006mg 以下であること トリクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.03mg 以下であること テトラクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること 1,3-ジクロロプロペン 検液 1Lにつき 0.002mg 以下であること チウラム 検液 1Lにつき 0.006mg 以下であること シマジン 検液 1Lにつき 0.003mg 以下であること チオベンカルブ 検液 1Lにつき 0.02mg 以下であること ベンゼン 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること セレン 検液 1Lにつき 0.01mg 以下であること ふっ素 検液 1Lにつき 0.8mg 以下であること ほう素 検液 1Lにつき1mg 以下であること 備考 1. 環境上の条件のうち検液中濃度に係るものにあっては 本告示の付表に定める方法により検液を作成し これを用い て測定を行うものとする 2. カドミウム 鉛 六価クロム 砒素 総水銀 セレン ふっ素及びほう素に係る環境上の条件のうち検液中濃度に係 る値にあっては 汚染土壌が地下水面から離れており かつ 原状において当該地下水中のこれらの物質の濃度がそ れぞれ地下水 1L につき 0.01mg 0.01mg 0.05mg 0.01mg mg 0.01mg 0.8mg 及び 1mg を超えていない場合 には それぞれ検液 1L につき 0.03mg 0.03mg 0.15mg 0.03mg mg 0.03mg 2.4mg 及び 3mg とする 3. 検液中に検出されないこと とは 本告示の測定方法の欄に掲げる方法により測定した場合において その結果が 当該方法の定量限界を下回ることをいう 4. 有機燐とは パラチオン メチルパラチオン メチルジメトン及び EPN をいう 注 : これらの環境基準は 汚染が専ら自然的原因によることが明らかであると認められる場所及び原材料の堆積場 廃棄物の埋立地その他の上表の項目の欄に掲げる項目に係る物質の利用又は処分を目的として現にこれらを集積している施設に係る土壌については 適用しない 土壌の汚染に係る環境基準について ( 平成 3 年環境庁告示第 46 号 ) より作成 (181)

192 5 ダイオキシン類 ダイオキシン類に係る環境基準は ダイオキシン類対策特別措置法 ( 平成 11 年法律第 105 号 ) に基づき 第 表のとおり定められている 第 表ダイオキシン類による大気の汚染 水質の汚濁 ( 水底の底質の汚染を含む ) 及び土壌の汚染に係る環境基準媒体基準値 大気 0.6pg-TEQ/m 3 以下 水質 ( 水底の底質を除く ) 水底の底質 1pg-TEQ/L 以下 150pg-TEQ/g 以下 土壌 1,000pg-TEQ/g 以下 備考 1. 基準値は 2,3,7,8- 四塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンの毒性に換算した値とする 2. 大気及び水質 ( 水底の底質を除く ) の基準値は 年間平均値とする 3. 土壌中に含まれるダイオキシン類をソックスレー抽出又は高圧流体抽出し 高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計 ガスクロマトグラフ四重極形質量分析計又はガスクロマトグラフ三次元四重極形質量分析計により測定する方法 ( この表の土壌の欄に掲げる測定方法を除く 以下 簡易測定方法 という ) により測定した値 ( 以下 簡易測定値 という ) に2を乗じた値を上限 簡易測定値に0.5を乗じた値を下限とし その範囲内の値をこの表の土壌の欄に掲げる測定方法により測定した値とみなす 4. 土壌にあっては 環境基準が達成されている場合であって 土壌中のダイオキシン類の量が 250pg-TEQ/g 以上の場合 ( 簡易測定方法により測定した場合にあっては 簡易測定値に2を乗じた値が250pg-TEQ/g 以上の場合 ) には 必要な調査を実施することとする 注 :1. 大気の汚染に係る環境基準は 工業専用地域 車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については適用しない 2. 水質の汚濁 ( 水底の底質の汚染を除く ) に係る環境基準は 公共用水域及び地下水について適用する 3. 水底の底質の汚染に係る環境基準は 公共用水域の水底の底質について適用する 4. 土壌の汚染に係る環境基準は 廃棄物の埋立地その他の場所であって 外部から適切に区別されている施設に係る土壌については適用しない ダイオキシン類による大気の汚染 水質の汚濁( 水底の底質の汚染を含む ) 及び土壌の汚染に係る環境基準について ( 平成 11 年環境庁告示第 68 号 ) より作成 (182)

193 (2) 規制基準等 1 大気汚染大気汚染に関しては 大気汚染防止法 ( 昭和 43 年法律第 97 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 ( 平成 7 年兵庫県条例第 28 号 ) に基づき 規制が行われている a. 硫黄酸化物に関する基準硫黄酸化物については 大気汚染防止法 により 地域の区分ごとに定められた規制基準が適用されている 対象事業に適用される排出基準は以下のとおりである なお 環境の保全と創造に関する条例 においても法と同じ基準が定められている q=k 10-3 H e 2 算式の符号 q : 硫黄酸化物の量 (m 3 N/h) K : 地域ごとに定められる値 ( 対象事業に適用される値 :1.17) H e : 次の算式によるものとする H e=h o+0.65(h m+h t) Q V H m= V 1 H t= Q (T-288) (2.30 logj+ -1) J 1 V J= ( )+1 Q V T-288 H e H o Q V T : 補正された排出口の高さ (m) : 排出口の実高さ (m) : 温度 15 における排出ガスの流量 (m 3 /s) : 排出ガスの排出速度 (m/s) : 排出ガスの温度 (K) また 事業実施想定区域の位置する神戸市は 大気汚染防止法 第 5 条の 2 第 1 項の規定 に基づく地域に指定されており 硫黄酸化物の総量規制基準が適用される b. ばいじんに関する基準ばいじんについては 大気汚染防止法 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき ばい煙発生施設の種類 使用燃料の種類及び規模ごとに定められた排出基準が適用される 対象事業に適用される排出基準は 第 表のとおりである (183)

194 第 表 (1) ばいじんに係る規制基準 物質 規制対象施設 排出基準 ばいじん 石炭燃焼ボイラー ( 排出ガス量 20 万 m 3 N/h 以上 ) 0.10g/m 3 N 注 : ばいじんの量は 以下の式により算出されたものとする 21-O n C = 21-O s C s C : ばいじんの量 (g) O n: 石炭燃焼ボイラーの場合は 6(%) O s: 排出ガス中の酸素の濃度 ( 当該濃度が 20% を超える場合にあっては 20% とする )(%) C s: 日本工業規格 Z8808 に定める方法により測定されたばいじんの量 (g) 大気汚染防止法施行令 ( 昭和 43 年政令第 329 号 ) 大気汚染防止法施行規則 ( 昭和 46 年厚生省 通商産業省令第 1 号 ) より作成 第 表 (2) ばいじんに係る規制基準 物質 規制対象施設 排出基準 ばいじん その他のもの 0.40g/m 3 N 環境の保全と創造に関する条例の規定に基づく工場等における規制基準 ( 平成 8 年兵庫県告示第 542 号 ) より作成 c. 窒素酸化物に関する基準窒素酸化物については 大気汚染防止法 に基づき ばい煙発生施設の種類 使用燃料の種類及び規模ごとに定められた排出基準が適用される 対象事業に適用される排出基準は 第 表のとおりである なお 事業実施想定区域の位置する神戸市は 同法規定に基づく総量規制地域に指定されていないが 阪神地域窒素酸化物総量削減基本方針 ( 平成 5 年兵庫県告示第 1730 号の 3) の規定に基づき 窒素酸化物排出量を指導する工場 事業場の規模及び指導基準等に関し 大規模工場 事業場に係る窒素酸化物総量指導指針 ( 平成 5 年兵庫県告示第 1730 号の 5) が定められている 第 表 窒素酸化物に係る規制基準 物質 規制対象施設 排出基準 窒素酸化物 固体燃料の燃焼ボイラー ( 排ガス量 70 万 m 3 N/h 以上 ) 200cm 3 /m 3 N 注 : 窒素酸化物の量は 以下の式により算出されたものとする 21-O n C = 21-O s C s C : 窒素酸化物の量 (cm 3 ) O n: 固体燃料の燃焼ボイラーの場合は 6(%) O s: 排出ガス中の酸素の濃度 ( 当該濃度が 20% を超える場合にあっては 20% とする )(%) C s: 日本工業規格 K0104 に定める方法により測定された窒素酸化物の濃度を温度が零度であって圧力が 1 気圧の状態における排出ガス 1m 3 中の量に換算したもの (cm 3 ) 大気汚染防止法施行令 ( 昭和 43 年政令第 329 号 ) 大気汚染防止法施行規則 ( 昭和 46 年厚生省 通商産業省令第 1 号 ) より作成 (184)

195 d. 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域神戸市は 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法 ( 平成 4 年法律第 70 号 ) の対策地域に指定されている また 神戸市の東灘区及び灘区は 環境の保全と創造に関する条例 において 排出基準を満たさない自動車の運行を規制する特別対策地域に指定されている 2 騒音騒音に関しては 騒音規制法 ( 昭和 43 年法律第 98 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 規制する地域 ( 指定地域 ) を指定して工場騒音 建設作業騒音 自動車騒音に対して規制が行われている a. 工場騒音の規制基準工場騒音については 騒音規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 指定地域内の特定工場等に対して規制が行われている 事業実施想定区域及びその周辺における特定工場等の騒音に係る規制基準は第 表 指定区域の指定状況は第 図のとおりであり 環境の保全と創造に関する条例 における指定地域及び基準値は 騒音規制法 と同じものが定められている 事業実施想定区域は臨港地区であり 騒音規制法 の特定工場等において発生する騒音の規制基準は適用されないが 環境の保全と創造に関する条例 では 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 8 条第 1 項第 1 号及び第 9 号に掲げる工業専用地域又は臨港地区が第 2 種区域 第 3 種区域又は第 4 種区域と隣接する場合 各区域との境界線から 100 メートルの区域内における規制基準は 第 4 種区域の規制基準が適用されることから 事業実施想定区域の北側に第 4 種区域の規制基準が適用される 第 表 特定工場等の騒音に係る規制基準 区域の区分 時間の区分 昼間朝夕夜間 午前 8 時から午後 6 時まで 午前 6 時から午前 8 時まで午後 6 時から午後 10 時まで 午後 10 時から翌日の午前 6 時まで 第 1 種区域 50 デシベル 45 デシベル 40 デシベル第 2 種区域 60 デシベル 50 デシベル 45 デシベル第 3 種区域 65 デシベル 60 デシベル 50 デシベル第 4 種区域 70 デシベル 70 デシベル 60 デシベル 備考 1. この表の区域の区分は 騒音規制法第 3 条第 1 項に基づき神戸市が指定する地域の区分によるものとする 2. 第 2 種区域 第 3 種区域又は第 4 種区域の区域内に所在する学校教育法第 1 条に規定する学校 児童福祉法第 7 条第 1 項に規定する保育所 医療法第 1 条の 5 第 1 項に規定する病院及び同条第 2 項に規定する診療所のうち患者を入院させるための施設を有するもの 図書館法第 2 条第 1 項に規定する図書館並びに老人福祉法第 5 条の 3 に規定する特別養護老人ホームの敷地の周囲おおむね 50m の区域内における当該基準は この表の値から 5 デシベルを減じた値とする 騒音規制法による騒音を防止することにより住民の生活環境を保全する必要がある地域の指定 ( 平成 25 年神戸市告示第 819 号 ) 騒音規制法の規定に基づく時間及び区域の区分ごとの規制基準の指定 ( 昭和 61 年神戸市告示第 253 号 ) 騒音規制法の規定に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定 ( 平成 24 年芦屋市告示第 44 号 ) 平成 24 年芦屋市告示第 44 号の一部改正 ( 平成 26 年芦屋市告示第 106 号 ) 環境の保全と創造に関する条例の規定に基づく工場等における規制基準 ( 平成 8 年兵庫県告示第 542 号 ) より作成 (185)

196 b. 建設作業騒音の規制基準特定建設作業については 騒音規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 で規定する特定建設作業に対して規制が行われている 特定建設作業に伴って発生する騒音に係る規制基準は第 表のとおりであり 環境の保全と創造に関する条例 においても法に基づくものと同じ基準値が定められている 事業実施想定区域は臨港地区であり 騒音規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 の特定建設作業に伴って発生する騒音の規制基準は適用されない 第 表 特定建設作業に伴って発生する騒音に係る規制基準 規制の種別 区域 規制基準 騒音の基準値 第 1 号及び第 2 号 85デシベル 作業時間 第 1 号午後 7 時から翌日の午前 7 時の時間内でないこと第 2 号午後 10 時から翌日の午前 6 時の時間内でないこと 1 日当たりの 第 1 号 10 時間を超えないこと 作業時間 第 2 号 14 時間を超えないこと 作業期間 第 1 号及び第 2 号 連続 6 日を超えないこと 作業日 第 1 号及び第 2 号 日曜日その他の休日でないこと 備考 1. 基準値は 特定建設作業の場所の敷地の境界線での値 2. 第 1 号の区域及び第 2 号の区域は 次のとおりである (1) 第 1 号の区域 1 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 市街化調整区域 2 工業地域及び工業専用地域 ( 内陸部に限る ) のうち学校教育法第 1 条に規定する学校 児童福祉法第 7 条第 1 項に規定する保育所 医療法第 1 条の5 第 1 項に規定する病院及び同条第 2 項に規定する診療所のうち患者を入院させるための施設を有するもの 図書館法第 2 条第 1 項に規定する図書館並びに老人福祉法第 5 条の3 に規定する特別養護老人ホームの敷地の周囲おおむね 80m 以内の区域内 (2) 第 2 号の区域工業地域及び工業専用地域 ( 第 1 号の区域を除く ) 特定建設作業に伴って発生する騒音の規制に関する基準 ( 昭和 43 年厚生省 建設省告示第 1 号 ) 特定建設作業に伴って発生する騒音の規制に関する基準の別表第 1 号の区域の指定 ( 昭和 61 年神戸市告示第 254 号 ) 特定建設作業に伴って発生する騒音の規制に関する基準の別表第 1 号の市長が指定した区域 ( 平成 24 年芦屋市告示第 44-3 号 ) 環境の保全と創造に関する条例の規定に基づく特定建設作業に伴って発生する騒音又は振動の基準 ( 平成 13 年兵庫県告示第 274 号 ) より作成 (186)

197 第 図 騒音の規制区域指定状況 (187)

198 c. 自動車騒音の要請限度 自動車騒音については 騒音規制法 により要請限度が第 表のとおり定められ ており 区域の指定状況は第 図のとおりである 第 表 自動車騒音の要請限度 時間の区分 昼間 夜間 午前 6 時から 午後 10 時から 区域の区分 午後 10 時まで 翌日の午前 6 時まで 1.a 区域及びb 区域のうち一車線を有する道路に面する区域 65デシベル 55デシベル 2.a 区域のうち二車線以上の車線を有する道路に面する区域 70デシベル 65デシベル 3.b 区域のうち二車線以上の車線を有する道路に面する区域及びc 区域のうち車線を有する道路に面する区域 75デシベル 70デシベル 備考 1. 上表に掲げる区域のうち幹線交通を担う道路に近接する区域 (2 車線以下の車線を有する道路の場合は道路 の敷地の境界線から 15m 2 車線を超える車線を有する道路の場合は道路の敷地の境界線から 20mまでの範 囲をいう ) に係る限度は 上表にかかわらず 昼間においては 75デシベル 夜間においては 70デシベルと する 2.a 区域 : (1) 騒音規制法の地域指定及び区域の区分について ( 昭和 61 年神戸市告示第 252 号 以下 神戸市告示第 252 号 という ) により指定された地域のうち 第 1 種区域として区分した区域 (2) 神戸市告示第 252 号において指定された地域のうち 第 2 種区域 ( 第 1 種中高層住居専用地域及び第 2 種 中高層住居専用地域に限る ) として区分した区域 3.b 区域 : 神戸市告示第 252 号において指定された地域のうち 第 2 種区域 (2の(2) に掲げる地域を除 く ) として区分した区域 4.c 区域 : 神戸市告示第 252 号において指定された地域のうち 第 3 種区域及び第 4 種区域として区分した区域 騒音規制法第 17 条第 1 項の規定に基づく指定地域内における自動車騒音の限度を定める省令 ( 平成 12 年総理府令第 15 号 ) 騒音規制法第 17 条第 1 項の規定に基づく指定地域内における自動車騒音の限度を定める省令別表の 備考欄に規定する区域の指定 ( 平成 13 年神戸市告示第 313 号 ) 自動車騒音の限度を定める省令に係る区域の指定 ( 平成 24 年芦屋市告示第 44-2 号 ) より作成 (188)

199 第 図 自動車騒音の要請限度区域指定状況 (189)

200 3 振動振動に関しては 振動規制法 ( 昭和 51 年法律第 64 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 規制する地域 ( 指定地域 ) を指定して工場振動 建設作業振動 自動車振動に対して規制が行われている a. 工場振動の規制基準工場振動については 振動規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 指定地域内の特定工場等に対して規制が行われている 事業実施想定区域及びその周辺における特定工場等の振動に係る規制基準は第 表 指定区域の指定状況は第 図のとおりであり 環境の保全と創造に関する条例 における指定地域及び基準値は 振動規制法 と同じものが定められている 事業実施想定区域は臨港地区であり 振動規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 の特定工場等において発生する振動の規制基準は適用されない 第 表 特定工場等の振動に係る規制基準 時間の区分 昼間 夜間 区域の区分 午前 8 時から午後 7 時まで 午後 7 時から翌日の午前 8 時まで 第 1 種区域 60デシベル 55デシベル 第 2 種区域 65デシベル 60デシベル 備考 1. 第 1 種区域及び第 2 種区域は 次の都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) に定められた地域である (1) 第 1 種区域 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域及び市街化調整区域 (2) 第 2 種区域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 工業地域 2. 第 1 種区域 第 2 種区域の区域内に所在する学校教育法第 1 条に規定する学校 児童福祉法第 7 条 第 1 項に規定する保育所 医療法第 1 条の5 第 1 項に規定する病院及び同条第 2 項に規定する診療 所のうち患者を入院させるための施設を有するもの 図書館法第 2 条第 1 項に規定する図書館並び に老人福祉法第 5 条の3に規定する特別養護老人ホームの敷地の周囲おおむね50mの区域内におけ る当該基準は この表の値から5デシベルを減じた値とする 振動規制法による振動を防止することにより住民の生活環境を 保全する必要がある地域の指定 ( 平成 25 年神戸市告示第 818 号 ) 振動規制法の規定に基づく時間及び区域の区分ごとの規制基準の指定 ( 昭和 61 年神戸市告示第 257 号 ) 振動規制法の規定に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定 ( 平成 24 年芦屋市告示第 43 号 ) 平成 24 年芦屋市告示第 43 号の一部改正 ( 平成 26 年芦屋市告示第 104 号 ) 環境の保全と創造に関する条例の規定に基づく工場等における規制基準 ( 平成 8 年兵庫県告示第 542 号 ) より作成 (190)

201 第 図 振動の規制区域指定状況及び道路交通振動の要請限度区域指定状況 (191)

202 b. 建設作業振動の規制基準建設作業振動については 振動規制法 で規定する特定建設作業に対して規制が行われている 特定建設作業に伴って発生する振動に係る規制基準は第 表のとおりであり 環境の保全と創造に関する条例 においても法に基づくものと同じ基準値が定められている 事業実施想定区域は臨港地区であり 振動規制法 及び 環境の保全と創造に関する条例 の特定建設作業に伴って発生する振動の規制基準は適用されない 第 表 特定建設作業に伴って発生する振動に係る規制基準 規制の種別 区域 規制基準 振動の基準値 第 1 号及び第 2 号 75デシベル 作業時間 第 1 号午後 7 時から翌日の午前 7 時の時間内でないこと第 2 号午後 10 時から翌日の午前 6 時の時間内でないこと 1 日当たりの 第 1 号 10 時間を超えないこと 作業時間 第 2 号 14 時間を超えないこと 作業期間 第 1 号及び第 2 号 連続 6 日を超えないこと 作業日 第 1 号及び第 2 号 日曜日その他の休日でないこと 備考 1. 基準値は 特定建設作業の場所の敷地の境界線での値 2. 第 1 号の区域及び第 2 号の区域は 次のとおりである (1) 第 1 号の区域 1 第 1 種低層住居専用地域 第 2 種低層住居専用地域 第 1 種中高層住居専用地域 第 2 種中高層住居専用地域 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域 準住居地域 近隣商業地域 商業地域 準工業地域 市街化調整区域 2 工業地域の区域のうち 学校教育法第 1 条に規定する学校 児童福祉法第 7 条第 1 項に規定する保育所 医療法第 1 条の5 第 1 項に規定する病院及び同条第 2 項に規定する診療所のうち患者を入院させるための施設を有するもの 図書館法第 2 条第 1 項に規定する図書館並びに老人福祉法第 5 条の3に規定する特別養護老人ホームの敷地の周囲おおむね 80m 以内の区域内 (2) 第 2 号の区域工業地域の一部 ( 第 1 号の区域を除く ) 振動規制法施行規則 ( 昭和 51 年総理府令第 58 号 ) 振動規制法施行規則別表第 1の付表の第 1 号の区域の指定 ( 昭和 61 年神戸市告示第 258 号 ) 振動規制法施行規則別表第 1の付表の1の市長が指定した区域 ( 平成 24 年芦屋市告示第 43-2 号 ) より作成 c. 道路交通振動の要請限度 道路交通振動については 振動規制法 により要請限度が第 表のとおり定めら れており 区域の指定状況は第 図のとおりである (192)

203 第 表 道路交通振動に係る要請限度 時間の区分 昼間 夜間 区域の区分 午前 8 時から午後 7 時まで 午後 7 時から翌日の午前 8 時まで 第 1 種区域 65デシベル 60デシベル 第 2 種区域 70デシベル 65デシベル 注 : 第 1 種区域及び第 2 種区域は 第 表の備考 1 のとおりである 振動規制法施行規則 ( 昭和 51 年総理府令第 58 号 ) 振動規制法施行規則別表第 2 の備考 1 の区域及び備考 2 の時間の指定 ( 昭和 61 年神戸市告示第 259 号 ) 振動規制法施行規則別表第 2 の備考 1 の区域及び同表備考 2 の時間 ( 平成 24 年芦屋市告示第 43-3 号 ) より作成 4 悪臭悪臭に関しては 悪臭防止法 ( 昭和 46 年法律第 91 号 ) に基づき 工場その他の事業場から排出される悪臭物質の排出規制が行われている 工場 事業場から排出される悪臭規制は 物質濃度規制 と 臭気指数規制 による規制方式があり 各々の自治体はいずれかの方式を選択して規制を行っている 神戸市では 臭気指数 により規制を行っており 規制基準は第 表 調査範囲の周辺地域における悪臭の規制地域の指定状況は 第 図のとおりである 芦屋市では 物質濃度 により規制を行っており 対象事業において使用 排出する悪臭物質としてはアンモニアがある アンモニアの敷地境界線の地表における規制基準等は第 表のとおりであり 規制地域は市内全域である 事業実施想定区域は 神戸市における規制基準の第 3 種区域に指定されている (193)

204 第 表 神戸市における特定悪臭物質の規制基準 (1) 敷地境界線上の規制基準 ( 第 1 号規制 ) 地域の区分 規制基準 第 1 種区域臭気指数 10 第 2 種区域臭気指数 15 第 3 種区域臭気指数 18 [ 備考 ] 1. 第 1 種区域都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 ) 第 8 条第 1 項第 1 号に規定する第 1 種低層住居専用地域, 第 2 種低層住居専用地域, 第 1 種中高層住居専用地域, 第 2 種中高層住居専用地域, 第 1 種住居地域, 第 2 種住居地域, 準住居地域として定められた地域 ( 都市計画法第 8 条第 1 項第 9 号に規定する臨港地区として定められた地区を除く ) 2. 第 2 種区域都市計画法第 8 条第 1 項第 1 号に規定する近隣商業地域, 商業地域, 準工業地域として定められた地域 ( 都市計画法第 8 条第 1 項第 9 号に規定する臨港地区として定められた地区を除く ) 3. 第 3 種区域都市計画法第 7 条第 1 項に規定する市街化調整区域として定められた区域, 都市計画法第 8 条第 1 項第 1 号に規定する工業地域, 工業専用地域として定められた地域, 都市計画法第 8 条第 1 項第 9 号に規定する臨港地区として定められた地区 (2) 気体排出口における規制基準 ( 第 2 号規制 ) 敷地境界基準を基礎として 悪臭防止法施行規則 ( 昭和 47 年総理府令第 39 号 ) 第 6 条の 2 に定める方法により算出した臭気排出強度又は臭気指数 気体排出口における規制基準 ( 法第 4 条第 2 項第 2 号による規制基準 ) 指標 : 臭気排出強度排出口高さ建物の影響などを考慮した規制式により 建物条件や 15m 以上の場合排ガスの流量等を基に算出 排出口高さ 15m 未満の場合 指標 : 臭気指数流量を測定しない簡易な算定方法により 排出ガスの臭気指数を算出 (3) 排水の規制基準 ( 第 3 号規制 ) 敷地境界基準を基礎として 悪臭防止法施行規則第 6 条の 3 に定める方法により算出した 臭気指数 排出水の規制基準 ( 法第 4 条第 2 項第 3 号による規制基準 ) 地域区分 基準値 = 第 1 号規制基準値 +16 第 1 種区域 臭気指数 26 第 2 種区域 臭気指数 31 第 3 種区域 臭気指数 34 悪臭防止法の規定による規制地域の指定等 ( 平成 24 年神戸市告示第 423 号 ) 工場 事業場の悪臭 ( 臭気指数 ) 規制について ( 神戸市 平成 25 年 ) より作成 (194)

205 第 表 芦屋市における特定悪臭物質の規制基準 (1) 敷地境界線上の規制基準 特定悪臭物質の種類 ( 単位 :ppm) 規制基準 アンモニア 1 悪臭防止法の規定に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定 ( 平成 24 年芦屋市告示第 41 号 ) より作成 (2) 排出口における規制基準 q=0.108 H e2 Cm q : 流量 (m 3 N/h) H e : 補正された排出口の高さ (m) Cm: 敷地境界の基準値 (ppm) 排出口の高さ補正は 次の算式により行うものとする (5m 未満となる場合については この式は適用しないものとする ) H e=h o+0.65(h m+h t) Q V H m= V 1 H t= Q (T-288) (2.30 logj+ -1) J 1 V J= ( )+1 Q V T-288 H e : 補正された排出口の高さ (m) H o : 排出口の実高さ (m) Q : 温度 15 における排出ガスの流量 (m 3 /s) V : 排出ガスの排出速度 (m/s) T : 排出ガスの温度 (K) (195)

206 第 図 悪臭の規制地域指定状況 (196)

207 5 水質汚濁水質汚濁に関しては 水質汚濁防止法 ( 昭和 45 年法律第 138 号 ) 瀬戸内海環境保全特別措置法 ( 昭和 48 年法律第 110 号 ) 及び 環境の保全と創造に関する条例 に基づき規制が行われている 特定施設を有する事業場に対しては 水質汚濁防止法 に基づき 全国一律の排水基準等が適用されるとともに 水質汚濁防止法第 3 条第 3 項の排水基準に関する条例 に基づき 兵庫県域を対象とする上乗せ排水基準が適用される また 環境の保全と創造に関する条例 に定める工場等に対しては 環境の保全と創造に関する条例 に基づく排出基準が適用される さらに 事業場からの日最大排水量が 50m 3 以上の場合は 水質汚濁防止法 に規定される指定地域内事業場に該当し 同法に基づく総量規制基準が適用される 排水基準は第 表 総量規制基準は第 表のとおりである 第 表 (1) 水質汚濁に係る排水基準 項目 水質汚濁防止法環境の保全と創造に排水基準上乗せ排水基準関する条例 水素イオン濃度 (ph) ( 海域 ) ( 海域 ) 以上 9.0 以下 5.0 以上 9.0 以下 化学的酸素要求量 (COD) 1Lにつき 160mg ( 日間平均 120mg) 1Lにつき 20mg ( 日間平均 10mg) 1Lにつき 100mg ( 日間平均 80mg) 浮遊物質量 (SS) 1Lにつき 200mg ( 日間平均 150mg) 1Lにつき 40mg ( 日間平均 30mg) 1Lにつき 90mg ( 日間平均 70mg) ノルマルヘキサン抽出物質含 1Lにつき5mg 1Lにつき 1.5mg 1Lにつき5mg 有量 ( 鉱油類含有量 ) フェノール類含有量 1Lにつき5mg 1Lにつき1mg 1Lにつき5mg 銅含有量 1Lにつき3mg - 1Lにつき3mg 亜鉛含有量 1Lにつき2mg - 1Lにつき5mg 溶解性鉄含有量 1Lにつき 10mg - 1Lにつき 10mg 溶解性マンガン含有量 1Lにつき 10mg - 1Lにつき 10mg クロム含有量 1Lにつき2mg - 1Lにつき2mg ふっ素含有量 - 1Lにつき 15mg 大腸菌群数 1cm 3 につき 1cm 3 につき - 日間平均 3,000 個日間平均 3,000 個 窒素含有量 1Lにつき 120mg ( 日間平均 60mg) - - 燐含有量 1Lにつき 16mg ( 日間平均 8mg) - - 注 : 上乗せ排水基準の欄の値は 対象事業を実施する事業場の主たる業種又は施設の区分である鉄鋼業に供する施設 ( 排水量 10,000m3以上のもの ) に対する基準値である 排水基準を定める省令 ( 昭和 46 年総理府令第 35 号 ) 水質汚濁防止法第 3 条第 3 項の排水基準に関する条例 ( 昭和 49 年兵庫県条例第 18 号 ) 環境の保全と創造に関する条例 ( 平成 7 年兵庫県条例第 28 号 ) より作成 (197)

208 第 表 (2) 水質汚濁に係る排水基準 項目 カドミウム及びその化合物 シアン化合物 有機燐化合物 ( パラチオン メチルパラチオン メチルジメトン及びEPNに限る ) 水質汚濁防止法 環境の保全と創造 排水基準 上乗せ排水基準 に関する条例 1Lにつきカドミウ 1Lにつきカドミウ 1Lにつきカドミウ ム 0.03mg ム 0.05mg ム 0.05mg 1Lにつきシアン 1Lにつきシアン 1Lにつきシアン 1mg 0.7mg 1mg 1Lにつき1mg 1Lにつき 0.7mg 1Lにつき1mg 鉛及びその化合物 1Lにつき鉛 0.1mg 1Lにつき鉛 0.7mg 1Lにつき鉛 0.1mg 六価クロム化合物 1Lにつき六価クロム 0.5mg 1Lにつき六価クロム 0.35mg 1Lにつき六価クロム 0.5mg 砒素及びその化合物 1Lにつき砒素 0.1mg 1Lにつき砒素 0.35mg 1Lにつき砒素 0.1mg 水銀及びアルキル水銀その他の水 1Lにつき水銀 1Lにつき水銀 - 銀化合物 0.005mg 0.005mg アルキル水銀化合物 検出されないこと - 検出されないこと ポリ塩化ビフェニル 1Lにつき 0.003mg - 1Lにつき 0.003mg トリクロロエチレン 1Lにつき 0.3mg - 1Lにつき 0.3mg テトラクロロエチレン 1Lにつき 0.1mg - 1Lにつき 0.1mg ジクロロメタン 1Lにつき 0.2mg - 1Lにつき 0.2mg 四塩化炭素 1Lにつき 0.02mg - 1Lにつき 0.02mg 1,2-ジクロロエタン 1Lにつき 0.04mg - 1Lにつき 0.04mg 1,1-ジクロロエチレン 1Lにつき1mg - 1Lにつき 0.2mg シス-1,2-ジクロロエチレン 1Lにつき 0.4mg - 1Lにつき 0.4mg 1,1,1-トリクロロエタン 1Lにつき3mg - 1Lにつき3mg 1,1,2-トリクロロエタン 1Lにつき 0.06mg - 1Lにつき 0.06mg 1,3-ジクロロプロペン 1Lにつき 0.02mg - 1Lにつき 0.02mg チウラム 1Lにつき 0.06mg - 1Lにつき 0.06mg シマジン 1Lにつき 0.03mg - 1Lにつき 0.03mg チオベンカルブ 1Lにつき 0.2mg - 1Lにつき 0.2mg ベンゼン 1Lにつき 0.1mg - 1Lにつき 0.1mg セレン及びその化合物 1Lにつきセレン 1Lにつきセレン - 0.1mg 0.1mg ほう素及びその化合物 ( 海域 )1Lにつきほう素 230mg - - ふっ素及びその化合物 ( 海域 )1Lにつきふっ素 15mg - - アンモニア アンモニウム化合物 亜硝酸化合物及び硝酸化合物 1Lにつきアンモニア性窒素に 0.4 を乗 じたもの 亜硝酸性 - - 窒素及び硝酸性窒素の合計量 100mg 1,4-ジオキサン 1Lにつき 0.5mg - - 注 : 上乗せ排水基準の欄の値は 対象事業を実施する事業場が該当する既設特定事業場に対する基準値である 排水基準を定める省令 ( 昭和 46 年総理府令第 35 号 ) 水質汚濁防止法第 3 条第 3 項の排水基準に関する条例 ( 昭和 49 年兵庫県条例第 18 号 ) 環境の保全と創造に関する条例 ( 平成 7 年兵庫県条例第 28 号 ) より作成 (198)

209 第 表 (1) 水質汚濁防止法による総量規制基準 ( 化学的酸素要求量 ) 項番号業種その他の区分備考区分 179 熱間圧延業 (182 の項 及び 183 の項に掲げ るものを除く ) 201 電気めっき業 試験研究機関 ( 水質 汚濁防止法施行規則 に規定するもの ) 前項までに分類され ないもの 指定地域内事業場のし尿または雑排水 (221 及び 222 の項に掲げるものを除 く ) 他に分類されない食料品製造業 その他 の製造業 鉄道業 水道業 ( 下水道業を 除く ) 及び上記のもの以外のもの 業種 コード 工程 232 オ 232 カ 区分 C 値 Cco 20 Cci 20 Ccj 20 Cco 40 Cci 40 Ccj 40 Cco 20 Cci 20 Ccj 20 Cco 70 Cci 30 Ccj 30 Cco 30 Cci 20 Ccj 20 備考 総量規制基準値の算定式は以下のとおり Lc=(Cco Qco+Cci Qci+Ccj Qcj) 10-3 Lc: 排出が許容される汚濁負荷量 (kg/ 日 ) Cco Cci Ccj: 業種その他の区分ごとに定められた化学的酸素要求量 (mg/l) Qco Qci Qcj: 上記特定施設の設置又は構造等の変更時期ごとの特定排出水の量 (m 3 / 日 ) 注 : 対象事業を実施する事業場の施設が該当する 業種その他の区分及び備考区分の C 値を示す 化学的酸素要求量に係る総量規制基準 ( 平成 19 年兵庫県告示第 733 号 ) より作成 (199)

210 第 表 (2) 水質汚濁防止法による総量規制基準 ( 窒素含有量 ) 項番号業種その他の区分備考区分 業種 コード 工程 区分 C 値 179 熱間圧延業 (182 の 項及び 183 の項に掲 げるものを除く ) 179 Cno 15 Cni 電気めっき業 201 Cno 20 Cni 試験研究機関 ( 水質 汚濁防止法施行規則 に規定するもの ) 前項までに分類され ないもの 指定地域内事業場のし尿または雑排水 (221 及び 222 の項に掲げるものを除 く ) 他に分類されない食料品製造業 その他 の製造業 鉄道業 水道業 ( 下水道業を 除く ) 及び上記のもの以外のもの オ 232 カ Cno 20 Cni 10 Cno 60 Cni 10 Cno 60 Cni 10 備考 総量規制基準値の算定式は以下のとおり Ln=(Cno Qno+Cni Qni) 10-3 Ln: 排出が許容される汚濁負荷量 (kg/ 日 ) Cno Cni: 業種その他の区分ごとに定められた窒素含有量 (mg/l) Qno Qni: 上記特定施設の設置又は構造等の変更時期ごとの特定排出水の量 (m 3 / 日 ) 注 : 対象事業を実施する事業場の施設が該当する 業種その他の区分及び備考区分の C 値を示す 窒素含有量に係る総量規制基準 ( 平成 19 年兵庫県告示第 734 号 ) より作成 (200)

211 第 表 (3) 水質汚濁防止法による総量規制基準 ( りん含有量 ) 項番号業種その他の区分備考区分 業種 コード 工程 区分 C 値 179 熱間圧延業 (182 の項 及び 183 の項に掲げる ものを除く ) 179 Cpo 1 Cpi 電気めっき業 201 Cpo 1.5 Cpi 試験研究機関 ( 水質 汚濁防止法施行規則 に規定するもの ) 前項までに分類され ないもの 指定地域内事業場のし尿または雑排水 (221 及び 222 の項に掲げるものを除 く ) 他に分類されない食料品製造業 その他 の製造業 鉄道業 水道業 ( 下水道業を 除く ) 及び上記のもの以外のもの オ 232 カ Cpo 2 Cpi 1 Cpo 6 Cpi 1 Cpo 6 Cpi 1 備考 総量規制基準値の算定式は以下のとおり Lp=(Cpo Qpo+Cpi Qpi) 10-3 Lp: 排出が許容される汚濁負荷量 (kg/ 日 ) Cpo Cpi: 業種その他の区分ごとに定められたりん含有量 (mg/l) Qpo Qpi: 上記特定施設の設置又は構造等の変更時期ごとの特定排出水の量 (m 3 / 日 ) 注 : 対象事業を実施する事業場の施設が該当する 業種その他の区分及び備考区分の C 値を示す りん含有量に係る総量規制基準 ( 平成 19 年兵庫県告示第 735 号 ) より作成 (201)

212 6 地盤沈下地盤沈下については 工業用水法 ( 昭和 31 年法律第 146 号 ) 及び 建築物用地下水の採取の規制に関する法律 ( 昭和 37 年法律第 100 号 ) に基づき 地下水の採取について規制が行われているが 神戸市は規制対象地域に指定されていない 7 土壌汚染土壌汚染については 土壌汚染対策法 ( 平成 14 年法律第 53 号 ) に基づき 特定有害物質の濃度基準が定められており 土壌溶出量基準及び土壌含有量基準は第 表のとおりである なお 事業実施想定区域は 有害物質使用特定施設の設置及び廃止はこれまでになく また 土壌汚染対策法 に基づく要措置区域又は形質変更時要届出区域となっていない 第 表 土壌溶出量基準と土壌含有量基準 項目 土壌溶出量基準 土壌含有量基準 カドミウム及びその化合物 検液 1Lにつき0.01mg 以下 土壌 1kgにつき150mg 以下 六価クロム化合物 検液 1Lにつき0.05mg 以下 土壌 1kgにつき250mg 以下 シマジン 検液 1Lにつき0.003mg 以下 - シアン化合物 検出されないこと 土壌 1kgにつき遊離シアン 50mg 以下 チオベンカルブ 検液 1Lにつき 0.02mg 以下 - 四塩化炭素 検液 1Lにつき 0.002mg 以下 - 1,2-ジクロロエタン 検液 1Lにつき 0.004mg 以下 - 1,1-ジクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.1mg 以下 - シス-1,2-ジクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.04mg 以下 - 1,3-ジクロロプロペン 検液 1Lにつき 0.002mg 以下 - ジクロロメタン 検液 1Lにつき 0.02mg 以下 - 水銀及びその化合物 検液 1Lにつき mg 以下であり かつアルキル水銀 土壌 1kgにつき15mg 以下 が検出されないこと セレン及びその化合物 検液 1Lにつき 0.01mg 以下 土壌 1kgにつき150mg 以下 テトラクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.01mg 以下 - チウラム 検液 1Lにつき 0.006mg 以下 - 1,1,1-トリクロロエタン 検液 1Lにつき1mg 以下 - 1,1,2-トリクロロエタン 検液 1Lにつき 0.006mg 以下 - トリクロロエチレン 検液 1Lにつき 0.03mg 以下 - 鉛及びその化合物 検液 1Lにつき 0.01mg 以下 土壌 1kgにつき150mg 以下 砒素及びその化合物 検液 1Lにつき 0.01mg 以下 土壌 1kgにつき150mg 以下 ふっ素及びその化合物 検液 1Lにつき 0.8mg 以下 土壌 1kgにつき4,000mg 以下 ベンゼン 検液 1Lにつき 0.01mg 以下 - ほう素及びその化合物 検液 1Lにつき1mg 以下 土壌 1kgにつき4,000mg 以下 ポリ塩化ビフェニル 検液中に検出されないこと - 有機りん化合物 検液中に検出されないこと - 土壌汚染対策法施行規則 ( 平成 14 年環境省令第 29 号 ) より作成 8 産業廃棄物産業廃棄物については 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ( 昭和 45 年法律第 137 号 ) に基づき 事業活動に伴って生じた廃棄物のうち燃え殻 汚泥 廃油 廃酸 廃アルカリ 廃プラスチック類その他政令で定める廃棄物を排出する事業者は 自らの責任において適正に処理しなければならない (202)

213 9 残土残土については 産業廃棄物等の不適正な処理の防止に関する条例 ( 平成 15 年兵庫県条例第 23 号 ) に基づき 土砂の搬出の場合には搬入搬出管理簿の作成 一定規模 (1,000m 2 ) 以上の土砂埋立て等を行う場合には知事の許可が必要となる 10 日照日照については 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 及び 神戸市民の住環境等をまもりそだてる条例 ( 平成 6 年神戸市条例第 51 号 ) に基づき 日影規制時間が定められており 地域別日影規制時間は第 表のとおりである 第 表 地域別日影規制時間 地域又は区域 対象区域 都市計画法における建築物の延べ面積に対する割合に関する都市計画が定められた地域 対象建築物 平均地盤面からの高さ 5m< 敷地境界線からの水平距離 10m 日影規制時間 敷地境界線からの水平距離 >10m 第 1 種低層住居専用地域又は第 2 種低層住居専用地域 10 分の 8 の地域 10 分の 10 及び 10 分の 15 の地域 軒高 >7m 又は地上階数 3 1.5m 第 1 種中高層住居専用地域又は第 2 種中高層住居専用地域 10 分の 10 及び 10 分の 15 の地域 10 分の 20 及び 10 分の 30 の地域 建築物高さ >10m 4m 第 1 種住居地域 第 2 種住居地域又は準住居地域 10 分の 20 の地域 建築物高さ>10m 4m 10 分の 30 の地域 5 3 近隣商業地域 10 分の 20 の地域建築物高さ >10m 4m 5 3 準工業地域 10 分の 20 の地域建築物高さ >10m 4m 5 3 用途地域の指定のない区域建築物高さ >10m 4m 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 神戸市民の住環境等をまもりそだてる条例 ( 平成 6 年神戸市条例第 51 号 ) より作成 (203)

214 (3) その他 環境保全計画等 1 第 4 次兵庫県環境基本計画兵庫県では 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 平成 8 年 6 月に 兵庫県環境基本計画 を策定した 平成 14 年 5 月には 21 世紀の環境適合型社会の実現を目指して 新たに生じてきた環境問題にも的確に対応するため 新しい環境保全 創造に関する指針となる 新兵庫県環境基本計画 を策定し 平成 20 年 12 月には 新兵庫県環境基本計画 を改定し 第 3 次兵庫県環境基本計画 を策定した 平成 26 年 3 月には 地球温暖化や生物多様性等の新たな環境課題を踏まえ 兵庫県が目指すべき持続可能な社会の将来像及び県として重点的に取り組むべき施策を明らかにするため 第 4 次兵庫県環境基本計画 を策定している この概要は 第 表のとおりである 第 表 第 4 次兵庫県環境基本計画 の概要 項目 計画の期間 基本理念 概要計画期間は 平成 52 年頃を展望しつつ 概ね 10 年間 ( 平成 35 年度まで ) とし 社会経済情勢や環境問題の変化などに適切に対応するため 原則として5 年毎に見直しを行うこととする 地域力で創る環境先導社会 豊かで美しいひょうご の実現 当面の目標として平成 30 年度を目標年次とした 重点目標 を設定し その達成に向けた施策を集中的に進める 重点目標 低炭素 平成 32 年度の県内温室効果ガス総排出量 6% 削減 ( 平成 17 年度比 ) 自然共生 野生動物による 深刻 な農業被害を受けている集落割合をシカ 3% 以下 イノシシ 4% 以下とする 里山林整備面積 30% 増 ( 平成 23 年度比 ) 県内藻場等面積 3% 増 ( 平成 23 年度比 ) 循環 一般廃棄物最終処分量 10% 削減 ( 平成 23 年度比 ) 産業廃棄物最終処分量 32% 削減 ( 平成 22 年度比 ) 安全 快適 河川 海域 湖沼における水のきれいさ ( 環境基準 )100% 達成大気のきれいさ ( 環境基準 )100% 達成 第 4 次兵庫県環境基本計画 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (204)

215 2 第 3 次兵庫県地球温暖化防止推進計画兵庫県では 環境の保全と創造に関する条例 に基づき 平成 12 年 7 月に 新兵庫県地球温暖化防止推進計画 を策定した 平成 25 年 6 月には 兵庫県地球温暖化対策方針 ~ 当面取り組むべき施策の方向性 ~ を策定し その後 平成 25 年 11 月に国の削減目標が示されたことを受け 平成 26 年 3 月に低炭素社会の実現を目指す 第 3 次兵庫県地球温暖化防止推進計画 を策定している この概要は 第 表のとおりである 第 表 第 3 次兵庫県地球温暖化防止推進計画 の概要 項目 計画の期間及び目標 施策展開の 6 つの対策方針 重点的な取組 概要 計画の期間 平成 25 年 11 月に国の平成 32 年度の削減目標が示されたことを受け 本計画の対象期間も同様に 策定から平成 32 年度までとする 目標 平成 32 年度に温室効果ガス排出量を平成 17 年度比で6% 削減する ( 平成 2 年度比 3% 削減 ) ( 電力排出係数は 直近の平成 24 年度の値に設定 ) 方針 1 再生可能エネルギーの導入拡大 方針 2 日常生活や経済活動からの温室効果ガス排出削減 方針 3 低炭素型まちづくりの推進 方針 4 CO 2 吸収源としての森林の機能強化 方針 5 次世代の担い手づくり 方針 6 地球温暖化による影響への適応 再生可能エネルギーの導入目標の設定 再生可能エネルギーは 温室効果ガス削減に資することはもとより エネルギーの自立性向上や地域資源の有効活用の観点からも導入を拡大するべきであることから 再生可能エネルギーの導入実績等を踏まえ 当面の発電に係る導入目標を次のとおり設定する 2020 年度末までに県内の再生可能エネルギーを新たに 100 万 kw 導入する ~ ひょうご 100 万キロワット創出プラン ~ 第 3 次兵庫県地球温暖化防止推進計画 ( 兵庫県 平成 26 年 ) より作成 (205)

216 3 兵庫県地域公害防止計画兵庫県では 昭和 47 年度に兵庫県東部地域公害防止計画を策定して以来 阪神 播磨地方の臨海部の人口や産業が集積した地域を対象として公害防止計画を策定し 総合的かつ計画的な公害防止対策事業を展開してきた 平成 24 年 3 月には さらに改善を要する地域もあることから 平成 23~32 年度を計画期間とする 兵庫県地域公害防止計画 を策定し 公害防止対策を推進している この概要は 第 表のとおりである 第 表 兵庫県地域公害防止計画の概要 項目対象地域目標主要課題計画期間 概要 神戸市 尼崎市 西宮市 伊丹市 加古川市 宝塚市 川西市 環境基準の達成 (1) 交通公害国道 43 号線をはじめとする大気汚染及び騒音の著しい道路沿道や山陽新幹線鉄道沿線における交通公害の防止を図る (2) 海域の水質汚濁大阪湾等の COD に係る水質汚濁 窒素及びりんによる富栄養化の防止を図る 平成 23~32 年度 兵庫地域公害防止計画 ( 兵庫県 平成 24 年 ) より作成 (206)

217 4 神戸市環境基本計画神戸市では 平成 8 年 3 月に 神戸市民の環境をまもる条例 第 7 条に基づき 神戸市環境保全基本計画 を策定し その後 新たな環境施策を展開するため 平成 14 年 3 月に 平成 22 年を目標年次とする 新 神戸市環境基本計画 として改定した 平成 23 年 2 月には 目標年次 ( 平成 22 年度 ) を迎えるにあたり G8 環境大臣会合の開催 日本版グリーンニューディールの発信など 地球規模の大きな潮流の変化を十分に見据えて 神戸市の環境施策を健全で恵み豊かな環境が将来世代に継承される都市の構築を目指すものへと変革させていくため 神戸市環境基本計画 を改定している この概要は 第 表のとおりである 第 表 神戸市環境基本計画 の概要 項目計画の期間望ましい環境像基本方針 概要 計画の期間は 平成 23 年度から平成 32 年度までの 10 年間とする ただし 環境の状況や社会情勢の変化 国の動向等に柔軟かつ適切に対応するため 概ね 5 年後に見直すこととする 自然と太陽のめぐみを未来につなぐまち 神戸 1. 低炭素社会 の実現 2. 循環型社会 の実現 3. 自然共生社会 の実現 4. 公害のない健全で快適な地域環境の確保 5. 全ての主体の協働と参画 神戸市環境基本計画 ( 神戸市 平成 23 年 ) より作成 (207)

218 5 神戸市地球温暖化防止実行計画神戸市では 地球温暖化対策をめぐる国内外の情勢の変化に対応し 地球温暖化対策の推進に関する法律 に基づいて 地球温暖化防止に係る取組を進めてきた しかし 神戸市の各計画である 神戸市地域新エネルギービジョン ( 平成 10 年 3 月策定 ) 神戸市地球温暖化防止地域推進計画 ( 平成 12 年 3 月策定 ) 神戸市役所 CO 2 ダイエット作戦 ( 平成 13 年 3 月策定 平成 18 年 2 月改定 ) 温室効果ガス削減目標達成のためのアクションプログラム ( 平成 20 年 3 月策定 ) がいずれも平成 22 年度で計画期間が終了することから 同法第 20 条の 3に基づき 平成 23 年 2 月に 神戸市地球温暖化防止実行計画 を新たに策定している この概要は 第 表のとおりである 第 表 項目 神戸市地球温暖化防止実行計画 の概要 概要 計画の期間平成 23 年度 ~ 平成 32 年度 (10 年間 ) 基本理念スマートチャレンジ! みんなで創る低炭素都市 こうべ 基本方針 計画の目標 1. 市民の健康で文化的な生活の維持 向上を目指す 2. 市域での対策を通じて世界の地球温暖化対策に貢献する 3. 市民 事業者 市の 協働と参画 により取組を推進する 4. 神戸の自然的 社会的条件を活かした施策を推進する 1. 温室効果ガスの削減目標 中間目標( 平成 27 年度 ) 神戸市域 : 基準年度 ( 平成 2 年度 ) 比で 10% 以上削減 (CO 2 換算 ) 市の事務事業 : 基準年度 ( 平成 2 年度 ) 比で 25% 以上削減 (CO 2 換算 ) 中期目標( 平成 32 年度 ) 神戸市域 : 基準年度 ( 平成 2 年度 ) 比で 25% 以上削減 (CO 2 換算 ) 市の事務事業 : 基準年度 ( 平成 2 年度 ) 比で 30% 以上削減 (CO 2 換算 ) 長期目標( 平成 62 年度 ) 神戸市域 : 基準年度 ( 平成 2 年度 ) 比で 80% 以上削減 (CO 2 換算 ) 2. 再生可能エネルギーの導入目標 中期目標 ( 平成 32 年度 ) 神戸市域 : 神戸市域におけるエネルギー消費量の 10% 以上導入市の事務事業 : 市の事務事業におけるエネルギー消費量の 30% 以上導入 ( 売電 供給分を含む ) 神戸市地球温暖化防止実行計画 ( 神戸市 平成 23 年 ) より作成 (208)

219 6 第 2 次芦屋市環境計画芦屋市では 阪神 淡路大震災により 長年にわたって築き上げてきた住宅都市としての基盤が壊滅的な打撃を受けたが この未曾有の災害に市をあげて復旧 復興に取り組んでいる中で 平成 7 年 9 月に 芦屋市環境計画 を策定した 平成 17 年 7 月には 地球温暖化の進行や生物多様性の減少など 依然 多くの問題を抱えている状況を踏まえ 策定から 10 年を経過した 芦屋市環境計画 を見直し 第 2 次芦屋市環境計画 を策定している この概要は 第 表のとおりである 第 表 第 2 次芦屋市環境計画 の概要 項目計画の期間目指す環境の姿計画策定の視点 概要本計画の目標年次は おおむね平成 26 年度 ( 平成 17 年度から 10 か年計画 ) とする ただし 社会経済情勢の変化や科学技術の進展 また これに伴い環境問題が大きく変化した場合には 適宜 見直しを行う 人と環境とのすこやかな関わりを誇る都市 あしや ~ エコ (ECO) ライフ (LIFE) ミュージアム (MUSEUM)~ 地域の個性を活かす 生態系と次世代へ配慮する 地球環境保全に貢献する 循環型社会の構築を目指す 市民 事業者 市の参画と協働による より良い環境の創造を目指す 基本目標 Ⅰ 芦屋エコライフの普及芦屋市の環境課題や芦屋市が目指す環境の姿を共有し それぞれの立場で実行すべき取組を考え 行動していくライフスタイルを芦屋エコライフと定義し その普及を目指す 基本目標 Ⅱ 人と自然とのふれあいの推進芦屋市の自然が持つ潜在的価値を認識し その保全及び創造に資する生活や事業活動の推進を目指す なお 人と自然とのふれあいは 人が自然の価値を認識するために推進すべき活動であるが 自然に対して影響を与える側面を併せ持つことに配慮する 基本目標 基本目標 Ⅲ 環境への負荷の低減人間の活動による環境への負荷は 私たちの暮らしに影響を与えるだけでなく 負の遺産として次世代にもたらされる恐れや 地球環境問題の要因となる恐れがあることを認識し 環境に与える負荷の少ない社会の実現を目指す 基本目標 Ⅳ 美しいまちなみの保全国際文化住宅都市という特性に配慮し 環境の保全という視点に立った 芦屋市の美しいまちなみの保全及び創造を目指す また 本計画においては まちなみの美化及び緑化について特に重視する 基本目標 Ⅴ 参画と協働の推進市民 事業者 市の各主体が それぞれの立場を互いに尊重しながら その特性に応じた取組を進め 良好な環境を保全 創造するため 参画と協働を推進する 第 2 次芦屋市環境計画 ( 芦屋市 平成 17 年 ) より作成 (209)

220 2. 自然関係法令等神戸市 芦屋市並びに事業実施想定区域及びその周辺における自然関係法令等による地域指定の状況は第 表のとおりであり 事業実施想定区域及びその周辺における文化財の一覧は第 表 文化財の位置は第 図 自然公園区域の指定状況は第 図 特別緑地保全地区等の指定状況は第 図 鳥獣保護区等の位置は第 図 風致地区の位置は第 図 景観保護関係区域及び国土防災関係区域の位置は第 図のとおりである 第 表 (1) 自然関係法令等による地域指定の状況 自然保護 文化財保護 地域その他の対象 神戸市 指定等の有無事業実事業実芦施想定施想定屋区域よ区域よ市り5km り1km 関係法令等 自然公園国立公園 国定公園 自然公園法 県立自然公園 兵庫県立自然公園条例 自然環境原生自然環境保全地域 保全地域自然環境保全地域 自然環境保全法 自然環境保全地域 環境緑地保全地域 環境の保全と創造に関する条例 ( 兵庫県 ) 自然海浜保全地区 緑豊かな環境形成地域 緑豊かな地域環境の形成に関する条例 ( 兵庫県 ) 自然再生事業計画 自然再生推進法 自然遺産 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約 ( 世界遺産条約 ) 緑地特別緑地保全地区 緑地協定 都市緑地法 近郊緑地保全区域 近畿圏の保全区域の整備に関する法律 緑地の保存区域 - 緑地の保全区域 - 緑地の保全 育成及び市民の利用に関する条例 ( 神戸市 ) 緑地の育成区域 - 生産緑地地区 生産緑地法 動植物保護 生息地等保護区 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律 鳥獣保護区特別保護地区 鳥獣保護区 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律特定猟具使用禁止区域 ( 銃器 ) 登録簿に掲げられる特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約 ( ラム 湿地の区域サール条約 ) 保護水面 水産資源保護法 防除実施計画 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律 文化遺産 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約 ( 世界遺産条約 ) 国指定 文化財保護法 建造物 県指定 兵庫県文化財保護条例 石造物神戸市文化財の保護及び文化財等を取り巻く文化環境の保全に関市指定 する条例 芦屋市文化財保護条例 国指定 文化財保護法 県指定 兵庫県文化財保護条例史跡 名勝神戸市文化財の保護及び文化財等を取り巻く文化環境の保全に関市指定 する条例 芦屋市文化財保護条例 国指定 文化財保護法 県指定 兵庫県文化財保護条例天然記念物神戸市文化財の保護及び文化財等を取り巻く文化環境の保全に関市指定 する条例 芦屋市文化財保護条例 (210)

221 第 表 (2) 自然関係法令等による地域指定の状況 景観保護 国土防災 地域その他の対象 戸関係法令等神市市指定等の有無 芦事業実屋事業実 施想定施想定区域よ区域よ り5km り1km 歴史的風土保存区域 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法 風致地区 都市計画法 景観計画区域 景観地区 景観法 景観形成地区 広域景観形成地域 星空景観形成地域 景観の形成等に関する条例 ( 兵庫県 ) 景観形成重要建造物 景観計画区域 - 都市景観形成地域 - 沿道景観形成地区 - 街角景観形成地区 - 神戸市都市景観条例 ( 神戸市 ) 広場景観形成地区 - 景観形成重要建築物等周辺地区 - 伝統的建造物群保存地区 - 景観地区 - 景観形成地区 - 芦屋市都市景観条例 ( 芦屋市 ) 保安林 森林法 海岸保全区域 海岸法 砂防指定地 砂防法 急傾斜地崩壊危険区域 急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律 地すべり防止区域 地すべり等防止法 注 :1. は指定有りを は指定無しを - は関係法令対象外の市を示す 2. 防除実施計画における実施区域は神戸市 芦屋市ともに全域である 都市緑化データベース ( 国土交通省ホームページ ) 兵庫県自然公園条例 ( 兵庫県ホームページ ) 等より作成 (211)

222 第 表 事業実施想定区域及びその周辺における文化財の一覧 図中番号 区分種別名称 1 国指定文化財史跡処女塚古墳 2 国指定文化財史跡西求女塚古墳 3 国指定文化財重要文化財 建造物旧ハンター住宅 4 国指定文化財重要文化財 建造物徳光院多宝塔 5 国指定文化財重要文化財 建造物布引水源地水道施設 6 国指定文化財重要文化財 建造物小林家住宅 ( 旧シャープ住宅 ) 7 国指定文化財重要文化財 建造物旧神戸居留地十五番館 8 国指定文化財史跡会下山遺跡 9 国指定文化財重要文化財 建造物旧山邑家住宅 ( 淀川製鋼所迎賓館 ) 10 県指定文化財天然記念物神前の大クス 11 県指定文化財建造物六甲八幡神社厄神宮本殿 12 県指定文化財天然記念物渦ヶ森スラスト ( 衝上断層 ) 13 県指定文化財史跡芦屋廃寺塔心礎 14 市指定文化財天然記念物妙善寺のソテツ 15 市指定文化財石造物伝平野備前守忠勝参り墓石室 16 市指定文化財天然記念物弓弦羽神社のムクノキ 17 市指定文化財建造物旧乾家住宅主屋 ガレージ 土蔵 塀 待合所 18 市指定文化財天然記念物鷺の森のケヤキ 19 市指定文化財史跡日吉神社石祠 20 市指定文化財史跡伝猿丸太夫之墓 21 市指定文化財史跡徳川大坂城毛利家採石場出土刻印石 注 : 図中番号は 図 を参照 神戸市の文化財 ( 神戸市ホームページ ) 神戸市文化財マップ ( 神戸市 平成 21 年 ) 芦屋市内の指定文化財 ( 芦屋市ホームページ ) より作成 (212)

223 第 図 文化財の位置 (213)

224 第 図 自然公園区域の指定状況 (214)

225 第 図 特別緑地保全地区等の指定状況 (215)

226 第 図 鳥獣保護区等の位置 (216)

227 第 図 風致地区の位置 (217)

228 第 図 景観保護関係区域及び国土防災関係区域の位置 (218)

229 第 4 章 第一種事業に係る計画段階配慮事項に関する 調査 予測及び評価の結果

230

231 第 4 章第一種事業に係る計画段階配慮事項に関する調査 予測及び評価の結果 4.1 計画段階配慮事項の選定及び理由 計画段階配慮事項の選定計画段階配慮事項は 発電所の設置又は変更の工事の事業に係る計画段階配慮事項の選定並びに当該計画段階配慮事項に係る調査 予測及び評価の手法に関する指針 環境影響評価の項目並びに当該項目に係る調査 予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針並びに環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令 ( 平成 10 年通商産業省令第 54 号 )( 以下 発電所アセス省令という ) に基づき 本事業に関する事業特性及び地域特性を踏まえて 影響要因と環境要素を検討し 選定した 1. 主な事業特性 (1) 工事の実施に関する内容 ボイラー設備 タービン発電機設備 煙突 排ガス処理設備 取放水設備等の設置工事を行う ボイラー設備 タービン発電機設備 煙突 排ガス処理設備等の基礎工事では掘削を行う 掘削に伴い発生する土砂は マウンドの盛土材等として有効利用する計画であり 事業実施想定区域外へは搬出しない 取放水設備の設置工事に伴い浚渫を行う 建設工事等に必要な資材等の搬出入 工事関係者の通勤 産業廃棄物( 廃材等 ) の搬出を行う (2) 土地又は工作物の存在及び供用に関する内容 発電設備の設置予定地は 神戸製鉄所構内の高炉跡地等の狭隘な敷地を利用して配置し 港湾設備等の一部については 既存設備を有効利用する計画である 燃料は石炭であり 燃料の燃焼に伴い 硫黄酸化物 窒素酸化物及びばいじんが発生するが 排煙脱硫装置 排煙脱硝装置及び集じん装置により適正に処理した後 煙突より排出する 燃料の搬送 貯蔵設備は全て密閉構造とし 石炭粉じんの飛散を防止する 騒音については 発生源となる機器を建屋内に設置又は低騒音型機器を採用する等により 適切な保全措置を講じる 一般排水については 新たに設置する排水処理設備で適切な処理を行った後 海域に排水する 復水器の冷却方式は 深層取水及び表層放水による海水冷却方式を採用し 取放水温度差は 7 以下とする 地盤沈下の原因となる地下水の汲み上げは行わない 工場立地法 ( 昭和 34 年 3 月 20 日法律第 24 号 ) 神戸市建築物等における環境配慮の推進に関する条例 ( 平成 24 年 3 月 20 日条例第 45 号 ) に基づき 必要な緑地等を整備する 景観については 神戸市都市景観条例等に基づいたものとし 煙突等による圧迫感の低減を図るとともに 建屋の色彩等について 周辺の景観との調和を図り 眺望景観に配慮する 産業廃棄物については 発生量の抑制及び発生した廃棄物の有効利用に努め 有効利用が困難なものは 関係法令に基づき適正に処理する 定期検査時等の資材等の搬出入 工事関係者等の通勤 発電所関連車両の出入り 産業廃棄物の処理のための搬出がある 温室効果ガス( 二酸化炭素 ) については 石炭を燃料とする最新鋭の発電技術 ( 経済性 信頼性において問題なく商用プラントとして既に運転開始をしている最新鋭の発電技術 ) である超々臨界圧発電設備の導入により 発電電力量当たりの二酸化炭素排出量を低減する計画である 4-1 (219)

232 2. 主な地域特性 事業実施想定区域を中心とする半径 20kmの範囲内において 一般環境大気測定局 ( 以下 一般局 という ) が 33 局あり 二酸化硫黄 二酸化窒素 浮遊粒子状物質等の測定が行われている 以下に 平成 25 年度の測定結果における環境基準の適合状況を示す 二酸化硫黄は 一般局 21 局で測定されており 年間有効測定時間未満の1 局を除く全ての測定局で環境基準の長期的評価及び短期的評価に適合している 二酸化窒素は 一般局 33 局で測定が行われており 年間有効測定時間未満の3 局を除く全ての測定局で環境基準の評価に適合している 浮遊粒子状物質は 一般局 31 局で測定が行われており 年間有効測定時間未満の1 局を除く 30 局中 29 局で環境基準の長期的評価及び短期的評価に適合している 大気質の至近 5 年の年平均値の経年変化は 二酸化硫黄及び浮遊粒子状物質ではほぼ横ばい傾向であり 二酸化窒素では緩やかな減少傾向である 事業実施想定区域周辺の環境騒音は 11 地点で測定されており 昼夜間の両時間帯では6 地点で環境基準に適合している 事業実施想定区域周辺の主要な道路の道路交通騒音は 13 地点中 12 地点で環境基準に適合している 道路交通振動は6 地点全てで要請限度を下回っている 事業実施想定区域周辺の海域の水質は 17 地点で測定されており 環境基準点 4 地点では化学的酸素要求量は1 地点で 全窒素及び全燐はすべての地点で環境基準に適合している 放水口前面の海域には 藻場 干潟はなく 漁業権は設定されていないが 事業実施想定区域から西南西方向約 15kmの位置に藻場 ( 神戸市須磨 ) が確認されている 発電設備の設置予定地から最寄りの住居までの距離は北北西約 0.4kmである 発電設備の設置予定地は 都市計画法 に基づく用途地域の工業専用地域に指定されている 本事業による主な事業特性及び地域特性は 次のとおりであり これらの特性を勘案した結果 計画段階配慮事項を第 表に示すとおり選定した 4-2 (220)

233 工事の実施土地又は工作物の存在及び供用工事用資材等の搬出入地形改変及び施設建設機械の稼働造成等の施工による一時的な影響廃棄物の発生材等の搬出入第 表 計画段階配慮事項の選定 環境要素の区分 影響要因の区分 の存資施設の稼働排排温機ガ排械ス水水等の在稼働環境の自然的構成 大気環境 大気質 硫黄酸化物 要素の良好な状態 窒素酸化物 の保持を旨として 浮遊粒子状物質 調査 予測及び評価されるべき環境 石炭粉じん粉じん等 要素 騒音 騒音 振動 振動 水環境 水質 水の汚れ富栄養化水の濁り水温 底質 有害物質 その他 流向及び流速 生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全を旨として調査 予測及び評価されるべき環境要素 人と自然との豊かな触れ合いの確保を旨として調査 予測及び評価されるべき環境要素 環境への負荷の量の程度により予測及び評価されるべき環境要素 注 :1. その他の環境 動物 植物 生態系景観 地形及び地質 人と自然との触れ合いの活動の場 廃棄物等 温室効果ガス等 重要な地形及び地質 重要な種及び注目すべき生息地 ( 海域に生息するものを除く ) 海域に生息する動物重要な種及び重要な群落 ( 海域に生育するものを除く ) 海域に生育する植物地域を特徴づける生態系 主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観 主要な人と自然との触れ合いの活動の場 産業廃棄物 残土 二酸化炭素 は 発電所アセス省令の参考項目を示す 2. は 計画段階配慮事項として選定する項目を示す 4-3 (221)

234 4.1.2 選定の理由計画段階配慮事項として選定する理由は第 表のとおりである また 計画段階配慮事項として選定しない理由は第 表のとおりである なお 工事の実施に係る項目については 工事中の影響は一時的で短期間であること 適切な環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であると考えられることから 計画段階配慮事項としては選定しないこととした 第 表 計画段階配慮事項として選定する理由 項目環境要素の区分硫黄酸化物窒素酸化物大気質浮遊粒子状物質 影響要因の区分施設の稼働 ( 排ガス ) 施設の稼働 ( 排ガス ) 施設の稼働 ( 排ガス ) 計画段階配慮事項として選定する理由 排煙脱硝装置 排煙脱硫装置及び集じん装置を設置することから 重大な影響を受ける可能性がある環境要素はないと考えられるが 煙突高さによる大気質への影響の違いを把握するため 計画段階配慮事項として選定する 動物 植物 景観 海域に生息する動物 海域に生育する植物 主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観 施設の稼働 ( 温排水 ) 施設の稼働 ( 温排水 ) 地形改変及び施設の存在 新たな施設の稼働による温排水の放流に伴い事業実施想定区域及びその周辺に生息する動物への重大な影響の可能性が考えられることから 計画段階配慮事項として選定する 新たな施設の稼働による温排水の放流に伴い事業実施想定区域及びその周辺に生育する植物への重大な影響の可能性が考えられることから 計画段階配慮事項として選定する 新たな施設の存在に伴い眺望景観への重大な影響の可能性が考えられること また煙突高さによる眺望景観への影響の違いを把握するため 計画段階配慮事項として選定する 4-4 (222)

235 第 表 (1) 計画段階配慮事項として選定しない理由 項目環境要素の区分 窒素酸化物 影響要因の区分 資材等の搬出入 環境影響評価の項目として選定しない理由 資材等の搬出入により窒素酸化物の影響が考えられるが 定期検査工程の調整等により発電所関係車両台数を平準化し ピーク時台数の低減を図る等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 大気環境 水環境 大気質騒音振動水質その他 石炭粉じん 粉じん等 騒音 振動 水の汚れ 富栄養化 水温 流向及び流速 地形改変及び施設の存在 施設の稼働 ( 機械等の稼働 ) 資材等の搬出入 施設の稼働 ( 機械等の稼働 ) 資材等の搬出入 施設の稼働 ( 機械等の稼働 ) 資材等の搬出入 施設の稼働 ( 排水 ) 施設の稼働 ( 排水 ) 施設の稼働 ( 温排水 ) 地形改変及び施設の存在 施設の稼働 ( 温排水 ) 施設の存在及び施設の稼働により石炭粉じんの影響が考えられるが 石炭貯蔵及び搬送設備の密閉化等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 資材等の搬出入により粉じん等の影響が考えられるが 定期検査工程の調整等により発電所関係車両台数を平準化し ピーク時台数の低減を図る等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により騒音の影響が考えられるが 建屋内への設置又は低騒音型機器を採用すること等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 資材等の搬出入により騒音の影響が考えられるが 定期検査工程の調整等により発電所関係車両台数を平準化し ピーク時台数の低減を図る等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により振動の影響が考えられるが 振動の発生源となる機器の基礎を強固にすること等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 資材等の搬出入により振動の影響が考えられるが 定期検査工程の調整等により発電所関係車両台数を平準化し ピーク時台数の低減を図る等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により水の汚れ及び富栄養化の影響が考えられるが 排水処理施設で適切に処理後排出する等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により水の汚れ及び富栄養化の影響が考えられるが 排水処理施設で適切に処理後排出する等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により水温への影響が考えられるが 温排水は取放水温度差を7 以下とすることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 地形改変及び施設の存在により流向及び流速への影響が考えられるが 取放水設備の設置は必要最小限にすること等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により流向及び流速への影響が考えられるが 新たに設置する取放水口から 低流速で取放水すること等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 4-5 (223)

236 第 表 (2) 計画段階配慮事項として選定しない理由 項目環境要素の区分 影響要因の区分 環境影響評価の項目として選定しない理由 その他の環境 地形及び地質 重要な地形及び地質 地形改変及び施設の存在 事業実施想定区域に自然環境保全上重要な地形及び地質は存在しないことから 計画段階配慮事項として選定しない 動物 植物 生態系 人と自然との触れ合いの活動の場 重要な種及び注目すべき生息地 ( 海域に生息するものを除く ) 重要な種及び重要な群落 ( 海域に生育するものを除く ) 地域を特徴づける生態系 地形改変及び施設の存在 地形改変及び施設の存在 地形改変及び施設の存在 地形改変及び施設の存在主要な人と自然との触れ合いの活動の資材等の搬出入場 廃棄物等産業廃棄物廃棄物の発生 温室効果ガス 二酸化炭素 施設の稼働 ( 排ガス ) 事業実施想定区域及びその周辺は 工場立地を目的とした工業専用地域の造成地であり そのほとんどが人工建造物及び道路に被覆されていることから 計画段階配慮事項として選定しない 事業実施想定区域及びその周辺は 工場立地を目的とした工業専用地域の造成地であり そのほとんどが人工建造物及び道路に被覆されていることから 計画段階配慮事項として選定しない なお 現地調査等により重要な種等が確認された場合には適切な処置を講ずる 事業実施想定区域及びその周辺は 工場立地を目的とした工業専用地域の造成地であり そのほとんどが人工建造物及び道路に被覆されていること 当該区域及びその近傍には重要な自然環境のまとまりは存在しないことから 計画段階配慮事項として選定しない 事業実施想定区域には人と自然との触れ合いの活動の場が存在しないことから 計画段階配慮事項として選定しない 資材等の搬出入により人と自然との触れ合いの活動の場への影響が考えられるが 定期検査工程の調整等によりピーク時の発電所関係車両台数の低減を図る等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 事業活動により廃棄物等の発生が考えられるが 発生した廃棄物の有効利用に努め 有効利用が困難なものは 関係法令に基づく適正処理等の環境保全措置を講じることにより環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 施設の稼働により二酸化炭素の発生が考えられるが 石炭を燃料とする最新鋭の発電技術 ( 経済性 信頼性において問題なく商用プラントとして既に運転開始をしている最新鋭の発電技術 ) である超々臨界圧発電設備を導入することにより発電電力量当たりの二酸化炭素排出量を低減し 環境への影響を低減することが可能であるため 計画段階配慮事項として選定しない 4-6 (224)

237 4.2 調査 予測及び評価の手法の選定及び理由計画段階配慮事項に関する調査 予測及び評価の手法は 発電所アセス省令 及び 発電所に係る環境影響評価の手引平成 19 年 1 月改訂 ( 経済産業省原子力安全 保安院 平成 19 年 ) を参考とし 本事業による事業特性及び地域特性を踏まえ選定した 計画段階配慮事項に関する調査 予測及び評価の手法は 第 表のとおりである 第 表 選定した計画段階配慮事項の調査 予測及び評価の手法 環境要素影響要因調査の手法予測の手法評価の手法 大気質 ( 硫黄酸化施設の稼働物 窒素酸化物 ( 排ガス ) 浮遊粒子状物質 ) 動物 ( 海域に生息する動物 ) 植物 ( 海域に生育する植物 ) 施設の稼働 ( 温排水 ) 施設の稼働 ( 温排水 ) 景観 ( 主要な眺望点及び景観資源並地形改変及びびに主要な眺望景施設の存在観 ) 既存資料の整理により大気質及び気象の状況を把握する 既存資料の整理により周辺海域に生息する動物の重要な種及び干潟 藻場等の分布を把握する 既存資料の整理により周辺海域に生育する植物の重要な種及び干潟 藻場等の分布を把握する 既存資料の整理により眺望点及び景観資源の状況を把握する 窒素酸化物総量規制マニュアル ( 新版 ) 等に基づく数値シミュレーション解析により 年平均値を予測する 温排水拡散面積 (3 以上上昇域 ) の推定結果を踏まえ 生息環境の変化の程度を把握した上で 海域に生息する動物の重要な種及び干潟 藻場等への影響を定性的に予測する 温排水拡散面積 (3 以上上昇域 ) の推定結果を踏まえ 生育環境の変化の程度を把握した上で 海域に生育する植物の重要な種及び干潟 藻場等への影響を定性的に予測する 眺望点及び景観資源と事業実施想区域の位置関係を把握することにより 直接改変及び景観資源の眺望の変化を予測する また 主な眺望点から発電所設備 ( 煙突 ) を見たときの眺望の変化を垂直視角及び眺望景観イメージ図を作成し予測する 最大着地濃度とバックグラウンド濃度との比較を行うと共に 大気の汚染に係る環境基準について 及び 二酸化窒素に係る環境基準について との整合が図られているかを検討する 温排水拡散状況の変化が 海域に生息する動物に及ぼす影響の程度について 将来の温排水拡散面積を用いて定性的に評価する 温排水拡散状況の変化が 海域に生育する植物に及ぼす影響の程度について 将来の温排水拡散面積を用いて定性的に評価する 地形改変については眺望点及び景観資源の直接改変の有無 施設の存在 ( 煙突高さ ) については 主な眺望点からの眺望景観の変化の程度を評価する 4-7 (225)

238 4.3 調査 予測及び評価の結果 大気質 ( 硫黄酸化物 窒素酸化物 浮遊粒子状物質 ) 1. 施設の稼働 ( 排ガス ) (1) 調査 1 調査方法 a. 気象の状況既存文献調査により 予測に用いる風向 風速 日射量及び放射収支量の情報を収集及び整理した 風向及び風速は 事業実施想定区域の最寄りの灘浜大気測定局の平成 25 年度の測定値を調査した 日射量及び放射収支量は 事業実施想定区域の最寄りの灘大気測定局の平成 25 年度の測定値を調査した 灘浜大気測定局及び灘大気測定局の位置は 第 図のとおりである b. 大気質の濃度の状況既存文献調査により 事業実施想定区域を中心とした半径 20kmの範囲内 ( 以下 20km 圏内という ) における二酸化硫黄 二酸化窒素 浮遊粒子状物質の平成 25 年度の測定結果を調査した 大気質の測定位置は 第 図のとおりである 4-8 (226)

239 第 図大気環境の調査地点 ( 気象 大気質 ) 4-9 (227)

240 2 調査結果 a. 気象の状況灘浜大気測定局における平成 25 年度の気象観測結果は 第 表 第 図のとおりである 灘大気測定局における日射量及び放射収支量の調査結果は 第 表のとおりである また これらの風向 風速 日射量及び放射収支量の調査結果から分類した大気安定度出現頻度は 第 表のとおりである 第 表灘浜大気測定局における気象観測結果 ( 平成 25 年度 ) 項目 月 平成 25 年 平成 26 年 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 全年 平均風速 m/s 最多風向出現率 - (%) WSW 20.3 ENE 15.6 SW 17.5 WSW 30.8 SW 26.2 ENE 19.7 ENE 25.3 WSW 21.7 WSW 24.3 WSW 14.2 ENE 20.2 ENE 11.7 WSW 14.4 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) より作成 第 図灘浜大気測定局における年間風配図 ( 平成 25 年度 ) 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) より作成 4-10 (228)

241 第 表灘大気測定局における気象観測結果 ( 平成 25 年度 ) 月項目日射量 (MJ/(m 2 日)) 放射収支量 (MJ/(m 2 日)) 平成 25 年 平成 26 年 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 ( 月平均 ) 注 :1. 放射収支量は 夜間について記載した 2. 昼間及び夜間の区分は 各月の平均的な日出 日入時間をもとに下表のとおり設定した 兵庫県大気環境の状況 ( 兵庫の環境ホームページ ) より作成 全年 季節月昼間夜間季節月昼間夜間 春季 夏季 3 月 7~18 時 19~6 時 9 月 6~18 時 19~5 時 4 月 6~18 時 19~5 時 秋季 10 月 7~17 時 18~6 時 5 月 5~19 時 20~4 時 11 月 7~17 時 18~6 時 6 月 5~19 時 20~4 時 12 月 8~17 時 18~7 時 7 月 5~19 時 20~4 時 冬季 1 月 8~17 時 18~7 時 8 月 6~18 時 19~5 時 2 月 7~17 時 18~6 時 第 表大気安定度出現頻度 ( 平成 25 年度 ) 項目不安定中立安定 大気安定度 A A-B B B-C C C-D D E F G 年間出現頻度 2.5% 9.8% 11.7% 2.9% 4.6% 1.0% 30.6% 3.0% 4.7% 29.3% 26.9% 36.1% 37.0% 注 : 出現頻度は 四捨五入の関係で合計が一致しないことがある b. 大気質の濃度の状況大気質の状況は 第 3 章 事業実施想定区域及びその周囲の概況 3.1 自然的状況 大気環境の状況 2. 大気質の状況 (2) 大気質の状況 第 表 二酸化硫黄の測 定結果 ( 平成 25 年度 ) 第 表 (1) 二酸化窒素の測定結果 ( 平成 25 年度 ) 第 表 (1) 浮遊粒子状物質の測定結果 ( 平成 25 年度 ) のとおりである 4-11 (229)

242 (2) 年平均値の予測 1 予測方法 窒素酸化物総量規制マニュアル 新版 ( 公害対策研究センター 平成 12 年 )( 以下 NOxマニュアル という ) 等に基づく方法により予測した a. 計算式 予測の計算式は 第 表のとおりである 第 表 予測の計算式 項目 有効煙突高さの計算式 拡散計算式 有風時 CONCAWE 式で求めた排ガス上 プルームの長期平均式 ( 風速 2.0m/s 以上 ) 昇高さ 有風時 ( 風速 0.5~1.9m/s) 無風時 ( 風速 0.4m/s 以下 ) Briggs 式とCONCAWE 式で求めた排ガス上昇高さから 代表風速における値を線形内挿した排ガス上昇高さ 簡易パフ式 b. 煙源の諸元及び予測のケース 煙源の諸元は 第 表のとおりである 第 表 煙源の諸元 排出量 項目 単位 新設 1 号機 新設 2 号機 煙突実高さ m A 案 :120 B 案 :150 C 案 :180 排ガス量 ( 湿り ) 10 3 m 3 N/h 2,200 同左 排ガス温度 90 同左 硫黄酸化物 m 3 N/h 26 同左 窒素酸化物 m 3 N/h 42 同左 ばいじん kg/h 11 同左 年間利用率 % 80 c. 気象の条件風向及び風速は 灘浜大気測定局の平成 25 年度の測定データを用いた 日射量及び放射収支量は 灘大気測定局の平成 25 年度の測定データを用いた 上層の風速は 以下の式で風速補正し 煙突頭頂部の上層風を推計して用いた なお べき指数は 神鋼神戸発電所環境影響評価書 に記載されている現地調査データにより設定された第 表に示す値を用いた U z=u S Z Z S P [ 記号 ] U z U S Z Z S P : 高度 zにおける推計風速 (m/s) : 地上風速 (m/s) : 推計高度 (m) : 基準高度 (=15m) : 大気安定度によるべき指数 4-12 (230)

243 第 表 大気安定度別べき指数 大気安定度 A~B-C C~D( 昼 ) D( 夜 )~E F~G p 出典 : 神鋼神戸発電所環境影響評価書 ( 株式会社神戸製鋼所 平成 10 年 ) 上層の大気安定度は 第 表に示す地上の大気安定度との関係を用いて設定した 第 表 地上と上層の大気安定度の関係 地上 A A-B B B-C C C-D D( 昼 ) D( 夜 ) E F G 上層 B B-C C C-D D E F d. 拡散パラメータ有風時の拡散パラメータは NOxマニュアル に示されたパスキル ギフォード線図の近似関数を用い 無風時の拡散パラメータは NOxマニュアル に示されたパスキル安定度に対応した拡散パラメータを用いた 2 予測結果 複数案における最大着地濃度の年平均値予測結果は 第 表及び第 図 ~ 第 図のとおりである 項目 ( 単位 ) 二酸化硫黄 (ppm) 二酸化窒素 (ppm) 浮遊粒子状物質 (mg/m 3 ) 第 表予測結果 ( 最大着地濃度 : 年平均値 ) 予測ケース 最大着地濃度 (a) A 案 ( 煙突高さ 120m) バックグラウンド濃度 (b) 将来予測環境濃度 (c=a+b) ( ) B 案 ( 煙突高さ 150m) ( ) ( ) C 案 ( 煙突高さ 180m) ( ) A 案 ( 煙突高さ 120m) ( ) B 案 ( 煙突高さ 150m) ( ) ( ) C 案 ( 煙突高さ 180m) ( ) A 案 ( 煙突高さ 120m) ( ) B 案 ( 煙突高さ 150m) ( ) ( ) C 案 ( 煙突高さ 180m) ( ) 発電所煙突と最大着地濃度地点の距離 約 5.7km 約 6.0km 約 6.2km 約 5.7km 約 6.0km 約 6.2km 約 5.7km 約 6.0km 約 6.2km 発電所煙突から見た最大着地濃度の方位 北北東 北北東 北北東 北北東 北北東 北北東 北北東 北北東 北北東 注 : バックグラウンド濃度は 最大着地濃度地点が発電所煙突から 10km 圏内に出現していることから 発電設備の設置予定地から 10km 圏内の一般環境大気測定局における平成 21 年度から平成 25 年度の年平均値の平均値を上段に示し 各測定局の 5 か年平均値の最小値から最大値の範囲を ( ) 内に示す また 将来予測環境濃度の項についても同様に平均値を上段に示し 最小値から最大値の範囲を ( ) 内に示す 4-13 (231)

244 第 図 (1) 二酸化硫黄の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[A 案 :120m 煙突 ] 4-14 (232)

245 第 図 (2) 二酸化硫黄の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[B 案 :150m 煙突 ] 4-15 (233)

246 第 図 (3) 二酸化硫黄の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[C 案 :180m 煙突 ] 4-16 (234)

247 第 図 (1) 二酸化窒素の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[A 案 :120m 煙突 ] 4-17 (235)

248 第 図 (2) 二酸化窒素の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[B 案 :150m 煙突 ] 4-18 (236)

249 第 図 (3) 二酸化窒素の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[C 案 :180m 煙突 ] 4-19 (237)

250 第 図 (1) 浮遊粒子状物質の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[A 案 :120m 煙突 ] 4-20 (238)

251 第 図 (2) 浮遊粒子状物質の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[B 案 :150m 煙突 ] 4-21 (239)

252 第 図 (3) 浮遊粒子状物質の地上濃度の予測結果 ( 年平均値 )[C 案 :180m 煙突 ] 4-22 (240)

253 (3) 評価評価は 最大着地濃度をバックグラウンド濃度と対比するとともに 最大着地濃度地点における将来予測環境濃度を 環境基準を年平均値に換算した値 ( 以下 環境基準の年平均相当値 という ) と比較することにより行った 比較結果は第 表のとおりである 各物質の最大着地濃度は 予測ケースで比較すると 煙突高さが高いほど極わずかに低くなる結果であり いずれの案もバックグラウンド濃度に比べ極めて小さくなっている また バックグラウンド濃度の平均値で算出した将来予測環境濃度について 環境基準の年平均相当値と比較すると 二酸化硫黄の将来予測環境濃度は ~ ppmであり いずれの案も環境基準の年平均相当値 (0.0182ppm) に適合している 二酸化窒素の将来予測環境濃度は ~ ppmであり いずれの案も環境基準の年平均相当値 (0.0293ppm) に適合している 浮遊粒子状物質の将来予測環境濃度は ~ mg/m 3 であり いずれの案も環境基準の年平均相当値 (0.0328mg/m 3 ) に適合している 第 表 年平均値予測結果と環境基準との対比 項目 ( 単位 ) 予測ケース 最大着地濃度 (a) バックグラウンド濃度 (b) 将来予測環境濃度 (c=a+b) 寄与率 (a/c) 環境基準の年平均相当値 二酸化硫黄 (ppm) 二酸化窒素 (ppm) 浮遊粒子状物質 (mg/m 3 ) A 案 ( 煙突高さ 120m) % ( ) (1.3%-3.1%) B 案 ( 煙突高さ 150m) % ( ) ( ) (1.1%-2.8%) C 案 ( 煙突高さ 180m) % ( ) (1.0%-2.6%) A 案 ( 煙突高さ 120m) % ( ) (0.4%-1.2%) B 案 ( 煙突高さ 150m) % ( ) ( ) (0.4%-1.0%) C 案 ( 煙突高さ 180m) % ( ) (0.4%-0.9%) A 案 ( 煙突高さ 120m) % ( ) (0.1%-0.2%) B 案 ( 煙突高さ 150m) % ( ) ( ) (0.09%-0.1%) C 案 ( 煙突高さ 180m) % ( ) (0.08%-0.1%) ppm ppm mg/m 3 注 :1. バックグラウンド濃度は 最大着地濃度地点が発電所煙突から 10km 圏内に出現していることから 発電設備の設置予定地から 10km 圏内の一般環境大気測定局における平成 21 年度から平成 25 年度の年平均値の平均値を上段に示し 各測定局の 5 か年平均値の最小値から最大値の範囲を ( ) 内に示す また 将来予測環境濃度 寄与率の項についても同様に平均値を上段に示し 最小値から最大値の範囲を ( ) 内に示す 2. 環境基準の年平均相当値は 発電設備の設置予定地から 20km 圏内の一般環境大気測定局における平成 21 年度から平成 25 年度の測定値に基づき作成した次式により求めた 二酸化硫黄 :y=0.4649x (y: 年平均値 (ppm) x: 日平均値の 2% 除外値 (ppm)) 二酸化窒素 :y=0.5424x (y: 年平均値 (ppm) x: 日平均値の年間 98% 値 (ppm)) 浮遊粒子状物質 :y=0.2543x (y: 年平均値 (mg/m 3 ) x: 日平均値の 2% 除外値 (mg/m 3 )) 4-23 (241)

254 4.3.2 動物 ( 海域に生息する動物 ) 1. 施設の稼働 ( 温排水 ) (1) 調査 1 調査方法 神鋼神戸発電所環境影響評価書 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況( 第 1 巻干潟 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 及び 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況 ( 第 2 巻藻場 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 等に記載されている調査結果について概要を整理することにより 事業実施想定区域の周辺海域における重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁の分布を把握した 2 調査結果調査結果は 動植物の生息又は生育 植物及び生態系の状況 1. 動物の状況 (3) 動物相の概要 ( 海域 ) 及び (4) 重要な種及び注目すべき生息地の概要 ( 海域 ) 及び 動植物の生息又は生育 植物及び生態系の状況 2. 植物の生育の状況 (4) 注目すべき生育地の概要 ( 海域 ) のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において 重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁は確認されていない なお 神戸港港湾区域において事業実施想定区域から西南西方向約 15kmの位置に藻場 ( 神戸市須磨 ) が確認されている ( 第 図を参照 ) 4-24 (242)

255 (2) 予測 1 予測方法温排水による水温上昇面積 (3 以上上昇域 ) を推計するとともに 計画施設供用後の温排水拡散包絡範囲を推定し 重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁への影響を予測した 本事業で温排水を放流する神戸港には 神鋼神戸発電所が既に立地しており 神鋼神戸発電所環境影響評価書 において温排水拡散面積及び拡散範囲を予測している ここでは 発電所に係る環境影響評価の手引平成 19 年 1 月改訂 ( 経済産業省原子力安全 保安院 平成 19 年 ) に記載の 火力 原子力発電所 施設の稼働 ( 温排水 ) の水温への影響評価について を参考に 放水量と温排水拡散面積が比例関係にあるとみなして 神鋼神戸発電所環境影響評価書 の放水量と計画施設供用後の放水量の比率に従って温排水による水温上昇面積 (3 以上上昇域 ) を推計した 神鋼神戸発電所環境影響評価書 と計画施設供用後の温排水に係る諸元は 第 表に示すとおりである 第 表 温排水に係る諸元 神鋼神戸発電所環境影響評価書 計画施設供用後 項目 単位 既設製鉄所 神鋼神戸発電所 合計 既設製鉄所 神鋼神戸発電所 神戸製鉄所火力発電所 合計 放水量 m 3 /s 約 60 約 放水方式 - 表層放水表層放水 取放水温度差 7 以下 7 以下 4-25 (243)

256 2 予測結果計画施設供用後の3 以上上昇域の面積を推計した結果は第 表のとおりである 神鋼神戸発電所環境影響評価書 の予測結果と比較して約 4.4km 2 増加し 3 以上上昇域の面積は約 11.0km 2 となる 六甲アイランド ポートアイランド等の埋立地及び防波堤等で囲まれた神戸製鉄所前面の近傍海域の面積は約 23km 2 であることから 温排水による3 以上上昇域 ( 最大拡散範囲 ) は 神戸製鉄所前面の近傍海域に留まると推定される 文献調査の結果 事業実施想定区域の周辺海域には 重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁は存在しないことから 温排水による影響は少ないものと考えられる 第 表 3 以上上昇域の面積の推定結果 項目 単位 神鋼神戸発電所環境影響評価書予測結果 計画施設供用後 増加分 放水量 m 3 /s 77.2 約 約 以上上昇域の面積 km 約 11.0 約 4.4 注 : 計画施設供用後の 3 以上上昇域の面積は 以下の式により算出した 3 以上上昇域の面積 = 評価書予測結果の 3 以上上昇域の面積 ( 供用後の放水量 評価書の放水量 ) (3) 評価温排水による3 以上上昇域 ( 最大拡散範囲 ) は 神戸港内の神戸製鉄所前面の近傍海域に留まると予測されること また事業実施想定区域の周辺海域には 重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁は存在しないことから 温排水が重要な種及び注目すべき生息地 干潟 藻場 サンゴ礁に及ぼす重大な影響はないものと評価する 4-26 (244)

257 4.3.3 植物 ( 海域に生育する植物 ) 1. 施設の稼働 ( 温排水 ) (1) 調査 1 調査方法 神鋼神戸発電所環境影響評価書 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況( 第 1 巻干潟 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 及び 日本の干潟 藻場 サンゴ礁の現況 ( 第 2 巻藻場 ) ( 環境庁 平成 6 年 ) 等に記載されている調査結果について概要を整理することにより事業実施想定区域周辺海域における重要な種及び重要な群落 干潟 藻場 サンゴ礁の分布を把握した 2 調査結果調査結果は 動植物の生息又は生育 植物及び生態系の状況 1. 動物の状況 (4) 重要な種及び注目すべき生息地の概要 ( 海域 ) 及び 動植物の生息又は生育 植物及び生態系の状況 2. 植物の生育の状況 (3) 植物相の概要 ( 海域 ) 及び (4) 注目すべき生育地の概要 ( 海域 ) のとおりであり 事業実施想定区域の周辺海域において 重要な種及び重要な群落の分布 干潟 藻場 サンゴ礁は確認されていない なお 神戸港港湾区域において 事業実施想定区域から西南西方向約 15kmの位置に藻場が確認されている ( 第 図を参照 ) (2) 予測 1 予測方法温排水による水温上昇面積 (3 以上上昇域 ) を推計するとともに 計画施設供用後の温排水拡散包絡範囲を推定し 重要な種及び重要な群落の分布 干潟 藻場 サンゴ礁への影響を予測した 計画施設供用後の温排水による水温上昇面積 (3 以上上昇域 ) の推計 及び温排水拡散包絡範囲の推定方法は 動物 ( 海域に生息する動物 ) 1. 施設の稼働 ( 温排水 ) (2) 予測 1 予測方法 のとおりである 2 予測結果 計画施設供用後の3 以上上昇域の面積 及び温排水拡散包絡範囲の推定結果は 動物 ( 海域に生息する動物 ) 1. 施設の稼働 ( 温排水 ) (2) 予測 2 予測結果 のとおり である 温排水による3 以上上昇域 ( 最大拡散範囲 ) は 神戸製鉄所前面の近傍海域に留まると推定 される 文献調査の結果 事業実施想定区域の周辺海域には 重要な種及び重要な群落の分布 干潟 藻場 サンゴ礁は存在しないことから 温排水による影響は少ないものと考えられる (3) 評価温排水による3 以上上昇域 ( 最大拡散範囲 ) は 神戸港内の神戸製鉄所前面の近傍海域に留まると予測されること また事業実施想定区域の周辺海域には 重要な種及び重要な群落の分布 干潟 藻場 サンゴ礁は存在しないことから 温排水が重要な種及び重要な群落の分布 干潟 藻場 サンゴ礁に及ぼす重大な影響はないものと評価する 4-27 (245)

258 4.3.4 景観 1. 地形改変及び施設の存在 (1) 調査 1 調査方法 神鋼神戸発電所環境影響評価書 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選 MAP ( 神戸市 平成 24 年 ) まるごと六甲山 ( 国立公園六甲山地区整備促進協議会 平成 25 年 ) 第 3 回自然環境保全基礎調査兵庫県自然環境情報図 ( 環境庁 平成元年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドデータブック 2011( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫県 平成 23 年 ) 神戸市文化財マップ ( 神戸市 平成 21 年 ) 芦屋市内の指定文化財 ( 芦屋市ホームページ ) の既存資料調査により 事業実施想定区域周辺の眺望点及び景観資源の分布を把握した また 眺望点の現地踏査により 計画施設供用後の計画施設の視認状況を確認 整理した 2 調査結果事業実施想定区域及びその周辺には 眺望点として六甲展望台 ( 六甲ケーブル山上駅 ) 神戸市役所 1 号館展望ロビー 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 航路上等の 34 地点がある 眺望点 34 地点の内 計画施設供用後の煙突位置周辺が視認可能な地点は 26 地点であった これら眺望点の概要は第 表 眺望点の位置は第 図のとおりである 事業実施想定区域及びその周辺には 景観資源として自然景観資源が6 箇所 人文景観資源として 17 箇所が存在する これら景観資源の概要は第 表 景観資源の位置は第 図のとおりである 4-28 (246)

259 第 表 眺望点の概要 図番号 眺望点名 方向 距離 視認状況 眺望点の概要 1 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山上駅 ) 北 約 5.6km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 2 神戸市役所 1 号館展望ロビー 西南西 約 4.8km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 3 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 西南西 約 3.7km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 航路上 4 JR 西日本六甲道駅 北北西 約 1.6km 西日本旅客鉄道神戸線の六甲道駅 5 保久良神社 北東 約 4.8km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 6 表六甲ドライブウ表六甲ドライブウェイの途中にあり 六甲山の北北西約 5.6km ェイ鉢巻展望台中腹に位置する展望台 7 掬星台展望台 北西 約 5.1km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 8 住吉台展望公園 北北東 約 4.5km 正面に六甲アイランドが眺望できる公園 9 神戸大学正門前 北北西 約 3.1km 神戸大学六甲台第 1 キャンパスの正門 10 五鬼城山展望公園 北西 約 3.7km 摩耶山の山腹にある公園で 3つの展望台がある 11 布引ハーブ園 展望広場 西北西 約 5.3km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 12 六甲ライナー マ神戸新交通六甲アイランド線の六甲アイランド南東約 2.9km リンパーク駅にある終着駅 13 六甲大橋 東 約 2.0km 昭和 52 年に開通した世界初のダブルデッキ構造の橋 14 処女塚古墳 北 約 1.1km 3 世紀後半に造られた全長約 66mの前方後円墳 15 阪神電鉄大石駅 西北西 約 1.5km 阪神電気鉄道阪神本線の大石駅 16 白鶴美術館付近 北北東 約 3.4km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 17 住吉橋付近 北東 約 2.8km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 18 六甲アイランド北公園 東南東 約 2.2km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 19 六甲アイランド リバーモール 南東 約 2.5km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 20 御影公会堂付近 北 約 1.5km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 21 篠原橋付近 ( 都賀川 ) 北西 約 2.1km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 22 長峰坂 北西 約 3.1km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 23 灘丸山公園 北西 約 3.5km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 24 神戸布引ロープウェイ 西北西 約 5.1km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 25 新神戸駅 西 約 4.5km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 26 ポートアイランド北公園 南西 約 4.7km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 27 ポートライナー 南西 約 4.7km 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選のひとつ 28 虹の駅 北西 約 4.2km 摩耶山へ登るケーブルとロープウェイの乗り継ぎ駅 29 岡本梅林 ( 公園 ) 北東 約 4.2km 梅の名所として知られている公園 30 阪神電鉄住吉駅 北東 約 1.9km 阪神電気鉄道阪神本線の住吉駅 31 阪神電鉄御影駅 北北東 約 1.7km 阪神電気鉄道阪神本線の御影駅 32 阪神電鉄石屋川駅 北北東 約 1.3km 阪神電気鉄道阪神本線の石屋川駅 33 阪神電鉄新在家駅 北北西 約 1.1km 阪神電気鉄道阪神本線の新在家駅 34 阪神電鉄西灘駅 西北西 約 2.0km 阪神電気鉄道阪神本線の西灘駅 注 : 視認状況については 将来の計画施設周辺が視認できる場合は できない場合は とした 4-29 (247)

260 区分図番号景観資源名方向距離景観資源の概要自第 表 景観資源の概要 然景観1 六甲山頂は風化した花崗岩から成る隆起した準平六甲山系の準平原 断北約 5.3km 原で 南縁には六甲断層系が発達し 六甲山の花層 アカマツ林崗岩土壌に適したアカマツ林が多く見られる 2 ロックガーデン 北東 約 6.0km 花崗岩山地特有の岩塊 岩塔が続く岩場 3 保久良神社の森 北東 約 4.8km 金鳥山中腹にある保久良神社周辺の森で 環境緑地保全地域に指定されている 4 摩耶山 北西 約 5.2km 瀬戸内海国立公園内の六甲山地の中央に位置する標高 702mの山 5 鼓が滝 西 約 4.8km 人文景観大都市の近くでありながら大小の滝が続く渓谷 6 布引渓谷 布引の滝西約 4.9km 1 処女塚古墳北約 1.0km 全長約 66mの前方後方墳で 二段築成で 3 世紀後半に造られた 標高 6mの海岸沿いに立地する全長約 98mの前方 2 西求女塚古墳 西 約 1.8km 後方であり 畿内の大王勢力との関わりをもつ豪族の墓として古墳時代前期 (3 世紀後半 ) に築造されたと考えられている 3 旧ハンター住宅 西北西 約 3.0km 明治 22 年頃建設された現存する神戸の異人館の中では最大規模のものの1つ 4 六甲八幡神社 北北西 約 2.2km 戦国期に荒廃していたのを 天正末年に村民が協力して再建したといわれ 本殿東隣にある厄神宮本殿は三間社流造 本瓦葺で墨書の銘板が残されている 5 伝平野備前守忠勝参り鎌倉時代後期に造られ 一石で造られた屋根石 北北東約 2.5km 墓石室両側壁石 奥壁石 底石の5 石で構成された石室 6 昭和 11 年頃 乾汽船株式会社を設立した乾旧乾家住宅主屋 ガ新治氏の自宅として建築された鉄筋コンクレージ 土蔵 塀 待北北東約 3.3km リート造 2 階建ての神戸を代表とする近合所代建築の 1 つ 7 六甲山地は第四紀 ( 200 万年前 ~ 現在 ) の渦ヶ森スラスト ( 衝上北約 4.2km 地殻変動で形成された地形で この変動を断層 ) 顕著に露見させている断層である 8 徳光院 西 約 4.7km 県下最古の多宝塔があり 徳光院及びその周辺も文化財に指定されている 9 布引水源地水道施設 西 約 5.2km 神戸市水道創設時の水源地施設群で 明治 33 年に日本で7 番目となる近代水道施設である 10 小林家住宅 ( 旧シャー神戸のアメリカ総領事であったハンター シャー西約 5.2km プ住宅 ) プ氏の邸宅として 明治 36 年に建築された 11 旧神戸居留地十五番館 西南西 約 5.2km 旧居留地内に唯一残る居留地時代の商館で 当初はアメリカ領事館であった 12 日吉神社石祠 東北東 約 5.6km 四注寄棟形式の石祠屋根に 永世十七年 (1520 年 ) の紀年銘他文字がある芦屋市内最古の金石文 13 芦屋会下山弥生時代住標高 160~200mの表六甲山系の尾根上にある 弥北東約 6.0km 居跡生時代の高地性集落の跡 14 芦屋廃寺塔心礎 北東 約 6.2km 7 世紀末頃創建の芦屋廃寺の塔の中心礎石 15 旧山邑家住宅 ( 淀川製大正 13 年に建築され 鉄筋コンクリート造として北東約 6.5km 鋼所迎賓館 ) 全国で初めて国の重要文化財に指定された 16 伝猿丸太夫之墓 北東 約 7.0km 芦屋神社社殿の裏庭にある宝塔 17 徳川大坂城毛利家採石 1620~1629 年の徳川大坂城の築城時に石垣用とし北東約 7.4km 場出土刻印石て採石された石材 神戸らしい眺望景観 50 選 10 選 MAP ( 神戸市 平成 24 年 ) 兵庫の貴重な自然兵庫県版レッドリスト 2011( 地形 地質 自然景観 生態系 ) ( 兵庫の環境ホームページ ) 神戸市文化財マップ ( 神戸市 平成 21 年 ) 芦屋市内の指定文化財 ( 芦屋市ホームページ ) より作成 4-30 (248)

261 第 図 眺望点の位置 4-31 (249)

262 第 図 景観資源の位置 4-32 (250)

263 (2) 予測 1 予測方法事業実施想定区域と眺望点及び景観資源について図示し その位置関係から直接改変の有無を把握した また眺望景観については 計画施設供用後の煙突位置周辺が視認可能な眺望点 (26 地点 ) から煙突計画地点を見たときの垂直視角 ( 仰角及び俯角 ) を算出し比較するとともに 主要な眺望点として 神戸らしい眺望景観を代表する山側 ( 六甲山頂 ) からの景観 海側 ( 神戸港遊覧船等 ) からの景観 市街地からの都市景観について 神鋼神戸発電所環境影響評価書 を参考に 六甲展望台 ( 眺望点 1) 神戸市役所 1 号館展望ロビー ( 眺望点 2) 神戸港遊覧船 ( 眺望点 3) JR 六甲道駅 ( 眺望点 4) を選定するとともに 今回の事業計画 ( 計画施設供用後の煙突は 隣接する神鋼神戸発電所の煙突の南東部に位置する ) を考慮し 煙突高さによる影響の違いをみるため 視認性が良好な 六甲アイランド北公園 ( 眺望点 1 8) 阪神石屋川駅( 眺望点 32) の事業実施想定区域近傍 2 地点を加えた 合計 6 地点について眺望景観イメージ図を作成し 複数案における眺望景観の変化を比較した 垂直視角の考え方は 第 図のとおりである 垂直視角は事業実施想定区域の特性から標高を考慮して算出した 垂直視角による比較には 景観対策ガイドライン ( 案 ) (UHV 送電特別委員会環境部会立地分科会 昭和 56 年 ) の送電鉄塔の見え方を参考とした 第 図 垂直視角の考え方 2 予測結果 a. 眺望点及び景観資源事業実施想定区域及びその周辺の眺望点及び景観資源は 第 図及び第 図のとおりである 眺望点は 事業実施想定区域周辺に 34 地点が存在するが 直接改変はない 景観資源は 事業実施想定区域周辺に 23 箇所が存在するが 直接改変はない b. 眺望景観 (a) 垂直視角計画施設供用後の煙突位置周辺が視認可能な眺望点 (26 地点 ) から煙突計画地点までの距離と垂直視角は 第 表のとおりである 垂直視角の範囲はA 案 ( 煙突高さ :120m) では 1.2~6.2 度 B 案 ( 同 :150m) では 1.5~7.8 度 C 案 ( 同 :180m) では 1.8~9.3 度と予測され 景観対策ガイドライン ( 案 ) において 場合によっては景観的に気になり出す といわれている垂直視角が 2.0 度以上の地点数は A 案が 14 地点 B 案が 17 地点 C 案が 23 地点となっており A 案 B 案 C 案の順に 2.0 度以上となる地点数が多くなる またC 案においては 距離が最も近い眺望点 14 及び眺望点 33( 煙突計画地点までの距離 : 約 1.1km) における垂直視角は約 9.3 度と予測され 眼いっぱいに大きくなり 圧迫感を受けるようになる といわれている 10 度に近い角度に該当する 4-33 (251)

264 第 表 計画施設供用後の煙突位置周辺が視認可能な眺望点からの距離と最大垂直視角 図番号 眺望点名 煙突計画地点までの距離 (km) 標高 (m) A 案 (120m) 煙突の最大垂直視角 ( 度 ) B 案 (150m) C 案 (180m) 1 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山上駅 ) 約 5.6 約 740 約 1.2 約 1.5 約 神戸市役所 1 号館展望ロビー 約 4.8 約 100 約 1.4 約 1.8 約 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 航路上 約 3.7 約 5 約 1.9 約 2.3 約 JR 西日本六甲道駅 約 1.6 約 30 約 4.3 約 5.4 約 表六甲ドライブウェイ鉢巻展望台 約 5.6 約 660 約 1.2 約 1.5 約 掬星台展望台 約 5.1 約 690 約 1.3 約 1.7 約 住吉台展望公園 約 4.5 約 260 約 1.5 約 1.9 約 神戸大学正門前 約 3.1 約 160 約 2.2 約 2.8 約 五鬼城山展望公園 約 3.7 約 260 約 1.9 約 2.3 約 布引ハーブ園 展望広場 約 5.3 約 390 約 1.3 約 1.6 約 六甲ライナー, マリンパーク駅 約 2.9 約 15 約 2.4 約 3.0 約 六甲大橋 約 2.0 約 20 約 3.4 約 4.3 約 処女塚古墳 約 1.1 約 4 約 6.2 約 7.8 約 阪神電鉄大石駅 約 1.5 約 19 約 4.6 約 5.7 約 六甲アイランド北公園 約 2.2 約 2 約 3.1 約 3.9 約 御影公会堂付近 約 1.5 約 15 約 4.6 約 5.7 約 長峰坂 約 3.1 約 130 約 2.2 約 2.8 約 灘丸山公園 約 3.5 約 150 約 2.0 約 2.5 約 神戸布引ロープウェイ 約 5.1 約 240 約 1.3 約 1.7 約 ポートアイランド北公園 約 4.7 約 3 約 1.5 約 1.8 約 ポートライナー 約 4.7 約 25 約 1.5 約 1.8 約 虹の駅 約 4.2 約 450 約 1.6 約 2.0 約 阪神電鉄住吉駅 約 1.9 約 14 約 3.6 約 4.5 約 阪神電鉄御影駅 約 1.7 約 18 約 4.0 約 5.0 約 阪神電鉄石屋川駅 約 1.3 約 20 約 5.3 約 6.6 約 阪神電鉄新在家駅 約 1.1 約 16 約 6.2 約 7.8 約 9.3 ( 参考 ) 送電鉄塔の見え方 垂直視角 鉄塔の場合の見え方 0.5 度 輪郭がやっとわかる 季節と時間 ( 夏の午後 ) の条件は悪く ガスのせいもある 1 度 十分見えるけれど 景観的にはほとんど気にならない ガスがかかって見えにくい シルエットになっている場合には良く見え 場合によっては景観的に気になり出す シルエット 1.5~2 度 にならず さらに環境融和塗色がされている場合には ほとんど気にならない 光線の加減によ っては見えないこともある 3 度 比較的細部まで見えるようになり 気になる 圧迫感は受けない 5~6 度 やや大きく見え 景観的にも大きい影響がある ( 構図を乱す ) 架線もよく見えるようになる 圧迫感はあまり受けない ( 上限か ) 10~12 度 眼いっぱいに大きくなり 圧迫感を受けるようにようになる 平坦なところでは垂直方向の景観要素としては際立った存在になり周囲の景観とは調和しえない 20 度 見上げるような仰角になり 圧迫感も強くなる 景観対策ガイドライン ( 案 ) (UHV 送電特別委員会環境部会立地分科会 昭和 56 年 ) より作成 4-34 (252)

265 (b) 眺望景観イメージ図事業実施想定区域周辺における主要な眺望点 (6 地点 : 眺望点 1 眺望点 2 眺望点 3 眺望点 4 眺望点 18 眺望点 32) における眺望景観イメージ図は第 図に 予測結果は第 表のとおりである 事業実施想定区域から約 5km 離れた遠景 ( 眺望点 1 眺望点 2) においては 垂直視角が約 2 度以下となり眺望景観の変化は小さいと予測する それより近い中 近景の眺望点においては A 案 ( 煙突高さ :120m) B 案 ( 同 :150m) C 案 ( 同 :180m) の順で 煙突高さの違いによる眺望景観の変化の程度に影響がみられ 事業実施想定区域の近傍では眺望景観の変化の程度がより大きくなるものと予測する 第 表 眺望景観イメージ図による予測結果 図番号眺望点名眺望景観の変化の状況 1 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山上駅 ) 2 神戸市役所 1 号館展望ロビー 3 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 航路上 4 JR 西日本六甲道駅 18 六甲アイランド北公園 32 阪神電鉄石屋川駅 六甲山から瀬戸内海を望む眺望景観で 計画施設は港湾施設や工場とともに視認される 垂直視角は最大でも約 2 度となり 計画施設 ( 煙突 ) の高さが増しても眺望景観の変化の程度は小さいと予測する 神戸市役所の 24 階から望む眺望景観で 計画施設は市街地の後背に視認される 垂直視角は最大でも約 2 度となり 計画施設 ( 煙突 ) の高さが増しても眺望景観の変化の程度は小さいと予測する 遊覧船から望む眺望景観で 計画施設は空と海の境に視認され 計画施設 ( 煙突 ) の高さが増すと眺望景観の変化の程度は大きくなると予測する 計画施設 ( 煙突 ) の位置は 六甲山系の山並みの東端となり 山並みは遮らない 市街地にある駅のホームから望む眺望景観で 計画施設は高層建築物の後背に視認され 計画施設 ( 煙突 ) の高さが増すと眺望景観の変化の程度は大きくなると予測する 埋立地にある公園から望む眺望景観で 計画施設は港湾施設や工場とともに視認され 計画施設 ( 煙突 ) の高さによっては山の稜線を越え 眺望景観の変化の程度はより大きくなると予測する 六甲山系の山並みを遮らない計画施設 ( 煙突 ) の高さは 120mであった 市街地にある駅のホームから望む眺望景観で 眺望点 4より計画施設に近い 計画施設 ( 煙突 ) は駅周辺の建築物の後背に視認され 計画施設 ( 煙突 ) の高さが増すと眺望景観の変化の程度は大きくなると予測する 神戸製鉄所及び隣接する神鋼神戸発電所の既存煙突の高さと比較して 計画施設 ( 煙突 ) の高さが 120m 150mでは 眺望景観の変化の程度は同等または同等以下となると予測される 注 : 眺望点 14 及び眺望点 33 については 建物 高速道路等により視野の大部分が遮られ 計画施設周辺の視認性が低いことから 事業実施想定区域近傍 ( 山側 ) の眺望点としては眺望点 32 を選定した 4-35 (253)

266 第 図 (1) 眺望景観の状況 眺望点 1 遠景 六甲展望台 ( 六甲ケーブル山頂駅 ) A 案 ( 煙突高さ 120m) B 案 ( 煙突高さ 150m) C 案 ( 煙突高さ 180m) 計画施設供用後の煙突計画地点及び高さを赤線で表示 4-36 (254)

267 眺望点 2 遠景 神戸市役所 1 号館展望ロビー A 案 ( 煙突高さ 120m) 第 図 (2) 眺望景観の状況 B 案 ( 煙突高さ 150m) C 案 ( 煙突高さ 180m) 計画施設供用後の煙突計画地点及び高さを赤線で表示 4-37 (255)

268 第 図 (3) 眺望景観の状況 眺望点 3 中 近景 神戸港遊覧船 ( 神戸ベイクルーズ ) 航路上 A 案 ( 煙突高さ 120m) B 案 ( 煙突高さ 150m) C 案 ( 煙突高さ 180m) 計画施設供用後の煙突計画地点及び高さを赤線で表示 4-38 (256)

269 第 図 (4) 眺望景観の状況 眺望点 4 中 近景 JR 西日本六甲道駅 A 案 ( 煙突高さ 120m) B 案 ( 煙突高さ 150m) C 案 ( 煙突高さ 180m) 計画施設供用後の煙突計画地点及び高さを赤線で表示 4-39 (257)

270 第 図 (5) 眺望景観の状況 眺望点 18 中 近景 六甲アイランド北公園 A 案 ( 煙突高さ 120m) B 案 ( 煙突高さ 150m) C 案 ( 煙突高さ 180m) 計画施設供用後の煙突計画地点及び高さを赤線で表示 4-40 (258)

 

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