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1 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対応マニュアル 京都府 平成 23 年 11 月 京都府森林保全課

2 目 次 Ⅰ 概要 1 趣旨 p 1 2 調査実施対応基準 p 1 Ⅱ 野鳥サーベイランス p 3 1 鳥類生息状況等調査 p 4 別記第 1 号様式 : 鳥類生息状況等調査票 p 5 2 死亡野鳥等調査 p 6 (1) 死亡野鳥等の回収 p 6 (2) 回収地点周辺の消毒 p 6 (3) 死亡野鳥等調査個票の作成 p 6 別記第 2 号様式 : 死亡野鳥等調査個票 p 7 (4) 検査試料の採取 p 9 (5) 簡易検査の実施と判定 p11 (6) 輸送用スワブの作成と送付 p12 別記第 3 号様式 : 死亡野鳥等調査用紙 p13 (7) 死亡野鳥の検体の保管 p14 (8) 死亡野鳥の検体及び試料採取用具等の処分 p14 (9) 遺伝子検査機関の検査結果通知 p14 (10) 公表 p14 (11) 傷病野鳥の取り扱い p16 1 傷病野鳥の回収 2 傷病野鳥の簡易検査の実施 3 簡易検査実施後の措置 (12) 調査資材の備蓄基準 p18 3 糞便採取調査 p19 別記第 4 号様式 : 糞便採取調査用紙 p20 Ⅲ 参 考 1 高病原性鳥インフルエンザウイルスに対し感染リスクの高い種 p21 2 平成 22 年度の野鳥サーベイランス p27 3 鳥インフルエンザに係る啓発資料 ( 環境省 ) p29 4 関係機関連絡先 p30 5 高病原性鳥インフルエンザ対策関係のホームページ p30

3 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対応マニュアル 京都府 このマニュアルは 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル ( 平成 23 年 9 月 5 日付け環境省自然環境局長通知 ) に沿って 府内に飛来及び生息する野鳥における高病原性鳥インフルエンザ ( 以下 鳥インフルエンザ という ) ウイルスの府内への侵入を監視することにより 鳥インフルエンザの家きんや人への感染予防及び感染拡大防止並びに希少鳥類 個体群の保全及び生物多様性の保全を図ることを目的とする Ⅰ 概要 1 趣旨府は環境省から野鳥における高病原性鳥インフルエンザの対応レベル ( 表 1) について通知があった場合 市町村等の協力を得て 対応レベルに応じた野鳥サーベイランスを行い ( 表 2) 高病原性鳥インフルエンザウイルスの府内への侵入の早期発見 感染範囲の把握 野鳥の防疫対策を推進するとともに 調査結果に基づく正しい情報を府民に提供していくことにより社会的不安の解消を図る 表 1 発生状況に応じた対応レベルの概要 発生状況 対象地 全国発生地周辺 ( 発生地から半径 10km 以内を基本 ) 通常時対応レベル 1 国内発生時 ( 単発時 ) 対応レベル 2 国内複数箇所発生時対応レベル 3 野鳥監視重点区域に指定 近隣国発生時等対応レベル 2 又は 3 必要に応じて野鳥監視重点区域を指定 ここでの 発生 とは 糞便における高病原性鳥インフルエンザウイルスの分離も含む 2 調査実施対応基準表 2 対応レベルの実施内容 ウイルス保有状況調査 対応レベル 鳥類生息状況等調査 死亡野鳥等調査 リスク種 1 リスク種 2 リスク種 3 その他の種 糞便採取調査 対応レベル1 情報収集 日常監視 1 羽以上 3 羽以上 10 羽以上 10 羽以上 対応レベル2 監視強化 ( 巡視調査 ) 1 羽以上 1 羽以上 10 羽以上 10 羽以上 対応レベル3 監視強化 ( 巡視調査 ) 1 羽以上 1 羽以上 5 羽以上 10 羽以上 野鳥監視重点区域 発生地対応 1 羽以上 1 羽以上 3 羽以上 3 羽以上 10 月 12 月 2 月 4 月の各 20 日以降に調査箇所 1 地点で水鳥の糞便を採取し 遺伝子検査機関でウイルス保有状況を調査 死亡野鳥等調査は 同一場所 ( 見渡せる範囲程度を目安とする ) で 3 日間 ( 複数羽の場合は大量死あるいは連続して死亡が確認された時点から 3 日間以内 ) の合計羽数が表の数以上の死亡個体等 ( 衰弱個体を含む ) が発見された場合に実施する ただし 原因が他の要因であることが明瞭なものや腐敗して試料採取が不可能なものは除く 1

4 表 3 リスク種 リスク種 1 (18 種 ) カモ目カモ科 タカ目タカ科 タカ目ハヤブサ科 シジュウカラガン ( ) オジロワシ ハヤブサ マガン オオワシ チョウゲンボウ ヒシクイ オオタカ コブハクチョウ ( 外来鳥 ) ハイタカ オオハクチョウ ノスリ コハクチョウ サシバ オシドリ クマタカ キンクロハジロ チュウヒ 重度の神経症状が観察された水鳥類重度の神経症状とは 首を傾けてふらついたり 首をのけぞらせて立っていられなくなるような状態 リスク種 2 (16 種 ) カイツブリ目カイツブリ科 カモ目カモ科 ツル目ツル科 チドリ目カモメ科 カイツブリ マガモ タンチョウ ユリカモメ ハジロカイツブリ オナガガモ ナベヅル フクロウ目フクロウ科 カンムリカイツブリ ホシハジロ マナヅル ワシミミズク ( ) スズガモ ツル目クイナ科 コノハズク バン フクロウ オオバン ペリカン目ウ科 カモ目カモ科 チドリ目カモメ科 タカ目 カワウ ( リスク種 1,2 以外の全種 ) ( リスク種 1,2 以外の全種 ) ( リスク種 1,2 以外の全種 ) コウノトリ目サギ科 ( 全種 ) アメリカズグロカモメ セグロカモメ オオセグ ミサゴ ハチクマ トビ アカハラダカ ツミ ケ サンカノゴイ ヨシゴイ ロカモメ ワシカモメ シ アシノスリ イヌワシ オオヨシゴイ ミゾゴイ ロカモメ カモメ ウミネ ハイイロチュウヒ チゴ ゴイサギ ササゴイ ア コ ミツユビカモメ ハ ハヤブサ コチョウゲン カガシラサギ アマサ ジロクロハラアジサシ ボウ ギ ダイサギ チュウサ アジサシ セグロアジ ギ コサギ カラシラサ サシ コアジサシ ギ クロサギ アオサ ギ ムラサキサギ コクガン サカツラガン アカツクシガモ ツクシガモ カルガモ コガモ トモエガモ ヨシガモ オカヨシガモ ヒドリガモ アメリカヒドリ シマアジ ハシビロガモ オオホシハジロ アカハジロ クロガモ ビロードキンクロ シノリガモ ホオジロガモ ミコアイサ ウミアイサ カワアイサ リスク種 3 その他の種 リスク種 1~3 以外の鳥類すべて フクロウ目 ( リスク種 1,2 以外の全種 ) トラフズク コミミズク オオコノハズク アオバズク ( 注 ) リスク種 1,2 の ( ) は 府内では見られない野鳥 ( 京都府自然環境目録 2002 未掲載種 ) リスク種 3の目 科名全種とあるものは 府内で見られる種 ( 京都府自然環境目録 2002 掲載種 ) のみ掲載 一重下線は絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律の国内希少野生動物種 二重下線は府絶滅のおそれのある野生生物の保全に関する条例の指定希少野生生物 ( オオタカは両方 ) 2

5 死亡野鳥発見の場合試料の送付Ⅱ 野鳥サーベイランス鳥インフルエンザウイルスの府内への侵入を早期発見し 感染状況を把握するため 府は国 市町村 地域住民 獣医療機関 狩猟団体 野鳥保護団体など関係機関と連携して 鳥類生息状況等調査死亡野鳥等調査 糞便採取調査などの野鳥サーベイランスを行う 死亡野鳥等調査 府 民 調査実施対応基準 鳥類生息状況等調査 渡り鳥の飛来状況や異常の監視を行う ( 対応レベル 2 3) 内容 : 監視強化重点箇所の巡視対象 : ため池 河川 湾 ねぐらなど回数 : 週 1 回実施機関 : 広域振興局等 市町村 通報 野鳥の異常の判断 ( 広域振興局等 ) 死亡野鳥の回収回収地点の消毒 試料の採取 ( 気管スワブ クロアカスワブ ) 簡易検査の実施 警察署 対応レベルの実施内容 対応 リスク種 レベル 他 レベル1 1 羽 3 羽 10 羽 10 羽 レベル2 1 羽 1 羽 10 羽 10 羽 レベル3 1 羽 1 羽 5 羽 10 羽 リスク種シジュウカラガン, マガン, ヒシクイ, コリブハクチョウ, オオハクチョウ, コハクスチョウ, オシドリ, キンクロハジロ, オジクロワシ, オオワシ, オオタカ, ハイタカ, 種ノスリ, サシバ, クマタカ, チュウヒ, ハ 1 ヤブサ, チョウゲンボウ (18 種 ), 重度の神経症状の水鳥類 カイツブリ, ハジロカイツブリ, カンムリリカイツブリ, マガモ, オナガガモ, ホシスハジロ, スズガモ, タンチョウ, ナベヅクル, マナヅル, バン, オオバン, ユリカ種モメ, ワシミミズク, コノハズク, フクロ 2 ウ (16 種 ) リスカワウ, サギ科全種, リスク種 1 2 以ク外のカモ科全種 カモメ科全種 タカ目種全種 フクロウ目全種 3 他その他鳥類すべて 対応レベルは 環境省からの通知による 家畜保健衛生所 判定 陽性 陰性 糞便採取調査 確定検査 遺伝子検査 渡り鳥の糞便のウイルス保有状況を調べる 鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター ウイルス分離,HA 亜型 NA 亜型の特定,( 病原性試験 ) 陰性 陽性 国立環境研究所 A 型インフルエンザウイルス検査 陽性 陰性 内容 : 糞便の採取 送付対象種 : カモ類時期 :10 月,12 月,2 月 4 月の20 日以降に実施する 採取数 :100 個の糞を採取採取地 : ため池 (1 箇所 ) 実施機関 : 森林保全課 野鳥監視重点区域に指定 ( 環境省 ) 陽性の死亡野鳥回収地点から 半径 10km 圏内 野鳥の異常監視の強化 死亡野鳥等調査の対象種拡大 簡易検査 遺伝子検査の陽性で仮指定 対応レベル 野鳥監視重点区域 リスク種 他 1 羽 1 羽 3 羽 3 羽 高病原性鳥インフルエンザウイルスの 家きんや人への感染予防 感染拡大防止 希少鳥類 個体群 生物多様性の保全 図 1 高病原性鳥インフルエンザに係る野鳥サーベイランスの流れ 3

6 1 鳥類生息状況等調査渡り鳥の飛来状況や野鳥の生息状況の調査及び異常の監視を行うため 鳥類生息状況等調査を行う 渡り鳥が多く飛来するため池 河川 湾のほか 鳥類のねぐらがある地域や猛禽類の営巣地 野鳥の生息密度が特に高い地域などを監視強化重点箇所に表 4に沿って選定し 広域振興局及び京都林務事務所 ( 以下 広域振興局等 という ) において 重点的に監視を行う ( 対応レベル1) 対応レベルが強化された場合に備えて 広域振興局等は 毎年予め監視強化重点箇所の位置や経路の確認 地元市町村等との情報交換を行うとともに 日常監視の範囲で地域住民や野鳥保護団体 緑の指導員 ( 鳥獣保護員 ) などの協力を得て 野鳥の異常の有無についての情報収集に努める ( 対応レベル2 及び3) 対応レベルが2 及び3となった場合 広域振興局等は監視強化重点箇所を週 1 回巡視して衰弱又は死亡野鳥の有無 飛来数 ( 推定値 ) その他野鳥の異常の有無などを調査し その結果を鳥類生息状況等調査票 ( 別記第 1 号様式 ) にとりまとめ 森林保全課に提出する なお 監視強化重点箇所は 表 4に示すとおり 国内発生時では第 1 次重点箇所を 府内もしくは近隣府県で発生時には第 2 次重点箇所を対象とする ( 野鳥監視重点区域 ) 野鳥監視重点区域 ( 半径 10km 圏内 ) について野鳥の異常の監視を強化するため 広域振興局等は表 4に示す第 3 次重点箇所の衰弱又は死亡野鳥の有無 飛来数 ( 推定値 ) その他野鳥の異常の有無などを調査し 鳥類生息状況等調査票( 別記第 1 号様式 ) にとりまとめて森林保全課に提出する 表 4 監視強化重点箇所の区分 対応レベル 国内発生時 対応レベル 2 3 府内 近隣府県発生時 野鳥監視重点区域 ( 発生地から 10km 圏内 ) 第 1 次重点箇所第 2 次重点箇所第 3 次重点箇所 水鳥が 100 羽以上飛来する湖沼 水鳥が 50 羽以上飛来する湖沼 水鳥が飛来する湖沼 監視強化重点箇所 リスク種 1 2 が集団飛来する湖沼 リスク種 が集団飛来する湖沼 鳥のねぐら コロニー 鳥のねぐら コロニー 猛禽類営巣地 野鳥の生息密度が特に高い地域 湖沼とは ため池 ダム湖 河川 沼のほか 湾や内海なども含む 4

7 平成 年度鳥類生息状況等調査票 別記第 1 号様式 調査要領 1 渡り鳥が多く飛来する河川 ため池 湾 鳥類のねぐら 猛禽類の営巣地 野鳥の生息密度が特に高い地域などを監視強化重点箇所に選定 2 監視強化重点箇所における衰弱又は死亡野鳥の有無 飛来数 ( 推定値 ) その他野鳥の異常の有無などを確認する 3 週 1 回巡回して調査を行い 森林保全課に調査票を提出する 市町村名 重点箇所名 区分 位置 第回第回巡回日調査結果推定飛来数主な野鳥巡回日調査結果推定飛来数主な野鳥 例 市 川 河川 橋付近 1/1 異常なし 0 羽 マガモ 公所名 5

8 2 死亡野鳥等調査鳥インフルエンザウイルスの府内への侵入を早期に発見することは 野鳥によるウイルスの感染拡大を予防する上で重要であることから 府は市町村の協力を得て 死亡野鳥等を対象とした鳥インフルエンザウイルスの保有状況調査を実施する (1) 死亡野鳥等の回収広域振興局等は 府民から表 3のリスク種に該当する死亡野鳥等に関する通報を受けた場合には 関係市町村と連携して 表 2の対応レベルの実施内容に応じて 死亡野鳥等を回収し 鳥インフルエンザウイルスの簡易検査を実施する ただし 衝突死など鳥インフルエンザ以外の要因が明らかな場合や死後日数が経過し検体が腐敗 変敗している場合 回収羽数に該当しない場合は 原則として回収及び検査は行わない なお 通報者等が死亡野鳥等の回収を強く希望する場合は ウイルス検査を行わないことを告げた上で回収する 回収に際しては 次の事項に留意する アゴム手袋とマスク 長靴を着用し 死亡野鳥等には素手で触らないこと イ死亡野鳥等は厚手のビニール袋に入れて口をしばり 袋の表面をアルコール消毒した上でさらにビニール袋で覆い 密封すること ウ使用したゴム手袋等は アルコールで消毒後ビニール袋に入れて焼却処分する (2) 回収地点周辺の消毒死亡野鳥等を回収した場合は 原則として発見現場周辺を消毒する 消毒する範囲は回収地点から半径 1m 程度とし 使用する消毒薬は消毒対象に適した薬品等を使用する なお 消毒は陸域のみ行い 生物が生息する水域では行わない 調査員等がウイルスを運んで感染を拡大させることがないよう 回収地点を離れる際には 必ず靴や車両 ( タイヤ ) を消毒してから移動する ( 消毒薬品例 ) 土の消毒 : 消石灰又は逆性石けん製剤の散布アスファルトなどの消毒 : 逆性石けん製剤の散布靴底の消毒 : 逆性石けん製剤の散布や踏み込み消毒槽の使用車両 ( タイヤ ) の消毒 : 逆性石けん製剤の噴霧手指等の消毒 : 消毒用アルコール検査器具類の消毒 : 消毒用アルコール 逆性石けん製剤 (3) 死亡野鳥等調査個票の作成広域振興局等は死亡野鳥等を回収した際は 個体ごとに検体番号を付し 死亡野鳥等調査個票 ( 別記第 2 号様式 ) を作成する 6

9 振興局等名 : 死亡野鳥等調査個票 別記第 2 号様式 検体番号 1 死亡野鳥等の回収 受付年月日 時間平成年月日午前 午後時頃 発見者 ( 通知者 ) 氏名 連絡先 死亡野鳥等の発見日時平成年月日午前 午後時頃 死亡野鳥等の発見状況 ( 種名 ) 発見羽数 リスク種 1 リスク種 2 リスク種 3 発見状況死亡個体衰弱 ( 傷病 ) 個体 死亡野鳥等の状態 ( 損傷や腐敗の状況 複数死亡の場合の相互距離 散乱状況など ) 死亡野鳥等の発見場所市町村地内 周辺環境の状況等河川 ため池 森林草地農地道路宅地その他 ( ) 野鳥監視重点区域が野鳥監視重点区域の指定されている場合 10km 圏内 10km 圏外 対応者職氏名 2 簡易検査 検査者所属 職氏名 受付回収 羽 簡易検査 実施日時平成年月日午前 午後時頃 検査結果 気管スワブ 陰性 陽性 不明 クロアカスワブ 陰性 陽性 不明 実施日時 平成 年 月 日 午前 午後 時頃 簡易検査 ( 再検査 ) 検査結果 気管スワブ 陰性 陽性 不明 クロアカスワブ 陰性 陽性 不明 家畜防疫員の判定 判定結果適当 不適当 要確定検査 判定者所属 職氏名 7

10 3 遺伝子検査 ( 簡易検査が陰性の場合 ) 遺伝子検査機関 試料送付日平成年月日 遺伝子検査結果 平成年月日通知 陰性 陽性 ( 確定検査へ ) 4 確定検査 ( 簡易検査が陽性の場合 ) 確定検査機関 試料送付日平成年月日 確定検査結果 平成年月日通知 陰性 陽性 5 写真 ( 簡易検査陽性の場合に記録のこと ) 発見場所の遠景 発見場所の近景 野鳥の全身 野鳥の特徴的部位等 ( 種名判読のため ) 8

11 検体番号の採番方法 京都府 (26)+ 月 (2 桁 )+ 地域番号 (A~F)+ 通し番号 (3 桁 ) 注 1) 記載例 :2612 A 月に採取された山城広域振興局管内での当年度 32 番目の検体注 2) 地域番号は 死亡野鳥等が発見された管内の記号とする A: 山城広域振興局管内 B: 京都林務事務所管内 C: 南丹広域振興局管内 D: 中丹広域振興局管内 E: 丹後広域振興局管内 F: その他注 3) 通し番号 (3 けた ) は 各広域振興局等ごとの当年度の通し番号とする (4) 検査試料の採取広域振興局等は 府民の通報により回収した死亡野鳥等を管内の家畜保健衛生所 ( 京都林務事務所にあっては山城家畜保健衛生所 ) の指導を受けた上で 原則として回収場所等の現地において試料採取を行う ただし 現地での試料採取が困難な場合 ( 過度に住民の不安感をあおるおそれのある場合やウイルス拡散のおそれがある場合など ) や広域振興局等に直接死亡野鳥等が持ち込まれた場合は 広域振興局等施設において試料採取を行う 試料の採取方法 死亡野鳥等から採取する試料は 1 個体につき 簡易検査キット付属の綿棒で気管スワブ及びクロアカ ( 総排泄腔 ) スワブを各 1 試料ずつ 輸送用培地付属の綿棒で気管スワブ及びクロアカ ( 総排泄腔 ) スワブを各 1 試料ずつ 計 4 試料を採取する ( 図 2 図 3) 1 気管スワブ (T) の採取方法死亡野鳥の口を開け 舌を鉗子等で引き出し 気管内に綿棒を挿入し 綿棒を2~3 回前後回転させぬぐい液を採取する 2クロアカスワブ (C) の採取方法クロアカ ( 総排泄腔 ) に綿棒を挿入し 綿棒を2~3 回前後回転させぬぐい液を採取する 3 死亡個体が多い場合は できるだけ新鮮なものを4~5 個体選び 試料を採取する 4ウイルスの排出は一般に総排泄腔よりも気管の方が多いため いずれかしか検査できない場合は 気管スワブの採取を優先する 9

12 図 2 試料 ( スワブ ) 採取の方法 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル ( 環境省自然保護局平成 23 年 9 月 ) 図 3 気管スワブを採取する部位 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル ( 環境省自然保護局平成 23 年 9 月 ) 10

13 (5) 簡易検査の実施と判定広域振興局等は 試料採取後 簡易検査用スワブ ( 気管スワブ 1 試料 クロアカスワブ 1 試料 ) について インフルエンザウイルス簡易検査キットにより検査を行う 検査は気管スワブとクロアカスワブを別々に行うこととし 検査の判定の色が不明瞭であったり 陽性対照 ( レファレンス ) が発色しなかったり 不自然な結果の場合は再度実施する ( 判定結果は写真撮影しておくことが望ましい ) 簡易検査の結果 陽性反応が出た場合や判定が困難な場合は 家畜防疫員の判定を受け確定しなければならない 簡易検査の結果が A 型インフルエンザ陽性と判定された場合は 広域振興局等は直ちに森林保全課に連絡する 森林保全課はすみやかに庁内関係課や環境省にその旨報告する 簡易検査陽性の場合の死亡野鳥等発見場所の措置 広域振興局等は死亡野鳥等の発見地点周辺半径 5mの消毒を行う 可能であれば市町村 警察などと連携して柵やロープで立ち入りを制限する 市町村 家畜保健衛生所と連携して周辺住民に情報提供し注意喚起する 市町村と連携して死亡野鳥等への接触者を調査する なお 簡易検査を行った死亡野鳥等の個体ごとに 発見場所や状況 簡易検査の結果などを記した死亡野鳥等調査用紙 ( 別記第 3 号様式 ) を作成し 輸送用スワブに添付して遺伝子検査機関又は確定検査機関に送付するとともに 森林保全課あて死亡野鳥等調査個票 ( 別記第 2 号様式 ) とともに提出する 森林保全課は 近畿地方環境事務所に死亡野鳥等調査用紙 ( 別記第 3 号様式 ) で検査機関への検査依頼状況について報告する ( エスプラインAインフルエンザ使用例 ) 簡易検査キットの使用方法や判定方法については メーカーや製品により異なるため 実際に使用する製品の添付文書を必ず読んでから行うこと 図 4 簡易検査の実施及び判定方法出典 : 富士レビオ株式会社パンフレット 11

14 (6) 輸送用スワブの作成と送付輸送用スワブ ( 気管スワブ 1 試料 クロアカスワブ 1 試料 ) は ウイルス輸送用培地にそれぞれ入れて蓋で密閉し サンプル管に検体番号とスワブの区分 (TまたはC) を油性ペンで記入する ( 常温保存 ) 広域振興局等は 図 5のとおり ウイルス輸送培地に入れたスワブ ( 気管スワブ クロアカスワブ各 1 試料 ) を1 個体分ごとにビニール袋に入れ 国連規格輸送用容器に封入するとともに その外箱に送付する死亡個体等の情報のみを記載した死亡野鳥等調査用紙 ( 別記第 3 号様式 ) を添付して検査機関あてに送付する 簡易検査陽性の場合 死亡個体から採取したスワブは 確定検査機関あて直ちに送付する 陰性の個体のスワブについては 数個体分をまとめて遺伝子検査機関に送付することも可とするが 2~3 日以内には送付する 簡易検査が陽性の場合 確定検査機関 鳥取市湖山町南 4 丁目 101 番地 TEL/FAX 鳥取大学農学部附属鳥由来人獣共通感染症疫学研究センター 簡易検査が陰性の場合 遺伝子検査機関 茨城県つくば市小野川 16-2 TEL 独立行政法人国立環境研究所環境試料タイムカプセル棟 死亡野鳥等 1 個体 気管スワブ 1 本 国指定の検査機関が変更される場合は 別途通知する 死亡野鳥等のスワブの送付方法 クロアカスワブ 1 本 国連規格輸送用容器に入れる ( 保冷剤や緩衝材は入れない ) 検体番号とスワブの区分を記載 検体番号とスワブの区分を記載 ウイルス輸送培地 サンプル番号を記載したラベル 個体ごとにビニール袋に入れる サンプル番号を記載したラベル 検体番号は 京都府 (26)+ 月 (2 桁 )+ 地域番号 (A ~F)+ 通し番号 (3 桁 ) スワブの区分は 気管スワブ (T) クロアカスワブ (C) 死亡野鳥等調査用紙を必ず外箱に同梱する 調査用紙には送付する死亡個体の情報のみを記入する 検査機関への輸送は ウイルス輸送培地を使用する BD ユニバーサルバイラルトランスポート (BD UVT) など サンプル番号を記載したラベル サンプル番号を記載したラベル 外箱に入れる 図 5 死亡野鳥等のスワブの送付方法 12

15 3 月 21 日陰性 1 羽 1 1 行に 1 個体の情報を記録し スワブ採取場所 ( クロアカ採取の場合 :C 欄に 1 気管採取の場合 :T 欄に 1 採取しなければ 0) を記入する 2 簡易検査結果が陰性の個体については 検体は遺伝子検査機関 ( 国立環境研究所 ) に 死亡野鳥等調査報告書は 森林保全課 ( 近畿地方環境事務所 ) と遺伝子検査機関に送付する 3 検体番号 : 都道府県番号 (26)+ 月 (2 桁 )+ 実施機関記号 ( アルファベット )+ 野鳥の個体整理番号 (3 桁実施機関通し番号 ) 4 確定検査において陽性と転じることもあるため 死亡個体に関する情報をできるかぎり記録にとどめ 死亡個体については検査結果確定まで冷凍保存する 5 発見場所については できるだけ詳しく記載し 地図に位置をおとすとともに 簡易検査陽性の場合は発見場所の写真を撮影する 6 鳥の状態は 死亡野鳥の損傷 腐敗等の状態を記入する 7 備考欄には 複数の鳥が死んでいた場合に相互の距離や散乱状況を また発見時点あるいはその前に特段の気象情報があれば記載する 検査日 簡易検査結果 別記第 3 号様式 検査羽数 鳥の状態 死体で発見 備考 平成年度死亡野鳥等調査用紙 ( 京都府 ) 公所名検体番号 採取部位 C T 発見場所鳥の種類 発見羽数 発見日 発見時刻 発見者収容者収容日検査の実施者 例 山城広域振興局 2601A 市 町 ( 池 ) オシドリ 1 羽 3 月 21 日 11:00 集落住民からの通報 山城広域振興局農林商工部職員 3 月 21 日 山城広域振興局農林商工部職員 合計 0 羽 0 羽

16 (7) 死亡野鳥の検体の保管試料採取が終了した死亡野鳥は 簡易検査結果が陽性 陰性に関わらず 脚に検体番号を記入したタッグを付け 国の遺伝子検査又は確定検査が判明するまで 原則として広域振興局等で冷凍保管 (-20 程度 ) する インフルエンザウイルスは凍結しても死なないため 包装を厳重に行う必要がある 死亡野鳥の検体の保管は厚手のビニール袋に入れて口をしばり 袋の表面をアルコール消毒した上でさらにビニール袋で覆い密封して冷凍保管すること なお 死亡野鳥の検体を冷凍保管できない場合は 予備として気管スワブ クロアカスワブを各 1 試料を追加採取し ウイルス輸送用培地にそれぞれ入れて密閉し サンプル管に検体番号とスワブの区分 (TまたはC) を油性ペンで記入して 国の遺伝子検査又は確定検査が判明するまで冷凍保管する (8) 死亡野鳥の検体及び試料採取用具等の処分簡易検査で使用したスワブや検査キットの廃棄は アルコール等で十分に消毒し ビニール袋に密閉して袋面をさらに消毒して 家畜保健衛生所で感染性廃棄物として焼却処理する 死亡野鳥等の回収や試料採取に使用した使い捨て用のゴム手袋 マスクなどは 同様の消毒方法で十分消毒し 簡易検査結果が陽性の場合は家畜保健衛生所で感染性廃棄物として 陰性の場合は市町村の協力により焼却処理する 冷凍保管している死亡野鳥や予備として保管しているスワブは 国の遺伝子検査又は確定検査の結果が確定した後 陽性の場合は家畜保健衛生所で感染性廃棄物として 陰性の場合は市町村の協力により焼却処理する (9) 遺伝子検査機関の検査結果通知簡易検査陰性の試料については 遺伝子検査機関で検査が行われるが 環境省から陽性の結果が府に通知された場合は すみやかに府内連絡体制に沿って連絡を行い 発生時対応を行う なお 遺伝子検査陰性の場合の確認は 定期的に森林保全課から近畿地方環境事務所に結果を照会し 広域振興局等あて検査結果を通知する (10) 公表府は 簡易検査で陽性が確認された場合や環境省から遺伝子検査や確定検査で陽性が判明したと通知があった場合は 環境省とも調整の上 すみやかに経過及び対応について公表し 府民への注意喚起を行う ただし 簡易検査や遺伝子検査段階での陽性であっても 病原性の高低が未確定の段階であり 確定検査で陰性となりうることについては 公表の段階で十分に説明を行う 簡易検査等陽性の場合の公表文例 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス陽性判定ついて ( 簡易検査 ) ( お知らせ ) 市内の死亡野鳥について簡易検査を実施したところ A 型インフルエンザウイルス陽性と判定されたため 検体から採材した試料を確定検査機関に送付しましたのでお知らせします 14

17 1 これまでの主な経緯 (1) 検体を回収した年月日 (2) 検体を回収した場所 (3) 死亡野鳥の種類 羽数 2 今後の対応について検体回収地周辺の監視強化 < 広域振興局又は京都林務事務所 森林保全課 > 今後 環境省が ( 確定検査機関 ) において高病原性鳥インフルエンザの確定検査を実施しますが 検査結果判明まで数日から1 週間程度かかる見込みです なお 現時点において病性は未確定であり 確定検査の結果陰性となることもあります 報道機関へのお願い 現場での取材は ウイルスの拡散や感染を防ぐ観点から 厳に慎むようお願いします 確定検査陽性の場合の公表文例 野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出について ( お知らせ ) 環境省同時発表 月 日に京都府 市 で回収された の試料から 高病原性鳥インフルエンザウイルス (H5N1 亜型 ) が検出されたとの報告が 本日 検査を行っていた ( 確定検査機関 ) からありましたので お知らせします なお 鳥インフルエンザウイルスは 感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて 通常では人には感染しないと考えられています 日常生活においては 鳥の排世物等に触れた後には手洗いとうがいをしていただければ 過度に心配する必要はありませんので 冷静な行動をお願いいたします 1 これまでの主な経緯 (1) 検体を引き取った年月日 (2) 検体を引き取った場所 (3) 野鳥の種類 羽数 (4) 検査結果 (5) 周辺の状況 2 今後の対応について環境省 地元自治体及び 大学と連携して 以下について早急に対応 (1) 総合調整 < 環境省 > 現地情報の収集 専門家の意見聴取等を通じて 全体の進行管理や連絡調整を実施 (2) 検出地点周辺の調査 < 広域振興局又は京都林務事務所 森林保全課 大学 > 1 高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された 周辺において 野鳥における異常がないかについて監視を実施 2 高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された 周辺において カモ類の糞の採取分析等により ウイルス保有状況について追加調査を実施 (3) 検出地点周辺への立ち入り制限 < 市 > 本日 10 時より 市 ( 町村 ) への立ち入りを制限( 進入路の通行止 ) 報道機関へのお願い 鳥インフルエンザウイルスは 現場で取材される際などに靴底や車両を通じて拡散する懸念がありますので 周辺への立ち入りや取材は厳に慎むようお願いします 今後とも 本件に関する情報提供に努めますので 家きん生産者等の関係者や消費者が 根拠のない噂などにより混乱することがないよう ご協力をお願いします 15

18 (11) 傷病野鳥の取り扱い傷病鳥獣の野生復帰や鳥獣保護思想の普及啓発に資するため 府では京都市動物園 福知山市動物園 京都府獣医師会 京都市獣医師会の協力を得て傷病鳥獣の救護事業に取り組んでいる これら救護機関や獣医師会指定の動物病院 ( 以下 救護施設 という ) には府民から多くの傷病野鳥等が持ち込まれ 治療や保護飼育が行われている 国内において鳥インフルエンザが野鳥から発生した場合 救護施設に衰弱した野鳥の救護要請が急増することが予想されるが 救護施設の飼育鳥への感染防止のため 未然に鳥インフルエンザに感染した野鳥の搬入を防ぐ措置を行う必要がある そのため 図 6に示すとおり表 1の対応レベルが2となった段階で リスク種 1, 2の傷病野鳥 もしくは それ以外の種で死亡個体も含め5 羽以上同一場所で発見された傷病野鳥 ( 以下 リスク傷病野鳥 という ) の救護については 原則として簡易検査を行い 陰性を確認した上で救護対応を行う 1 傷病野鳥の回収対応レベルが2 及び3で リスク傷病野鳥の救護要請が救護施設にあった場合 救護施設は広域振興局等に連絡し 広域振興局等は関係市町村と連携して傷病野鳥を回収する 2 傷病野鳥の簡易検査の実施回収したリスク傷病野鳥について 広域振興局等は2の (5) 簡易検査の実施と判定 (p11) に準じて簡易検査を行い 死亡野鳥等調査個票 ( 別記第 2 号様式 ) を作成して森林保全課あて提出する リスク傷病野鳥であっても 衰弱原因が衝突など鳥インフルエンザ以外の要因が明らかな場合などは 救護施設の獣医師と協議の上 簡易検査は行わずに救護施設に搬入することとする またリスク傷病野鳥以外であっても 救護施設の獣医師が鳥インフルエンザウイルスに感染の症状があると判断した場合などは 広域振興局等において簡易検査を行う 京都市獣医師会指定の動物病院では 傷病野鳥の治療に当たり緊急を要する場合 可能な動物病院では自ら簡易検査を実施し 治療を行うこととする 野鳥監視重点区域 ( 発生地から半径 10km 圏内 ) で回収された傷病野鳥は 明らかに外傷によるものである場合を除き 原則として救護施設に搬入しない 3 簡易検査実施後の措置簡易検査の結果が陰性であった場合は 救護施設の獣医師と協議して傷病野鳥を搬入する 救護施設に搬入された傷病野鳥については 治療 保護飼育 放鳥などの通常の救護対応を行う 簡易検査陽性の場合は救護施設には搬入せず 広域振興局等は2の (6) の 輸送用スワブの作成と送付 (p12) に準じて輸送用スワブを採取し 確定検査機関に送付する 以降の手続きは 2の (7) から (10) に準じて行う なお 簡易検査陽性の傷病野鳥の取扱いについて 広域振興局等は森林保全課と協議して対応する 16

19 病野鳥の回収 判定 傷簡易検査等の実施傷病野鳥救護施設での救護また 種の保存法の国内希少野生動物種については その希少性や生息状況等に よって個別に対応方法の判断が必要な場合も想定されることから それらの対応については 森林保全課は近畿地方環境事務所と協議する リスク傷病野鳥 リスク種 羽以上同時発見の傷病野鳥 確定検査 ( 気管スワブ クロアカスワブ各 1 試料 ) 京都市内 京都市獣医師会指定動物病院 治療 市町村 京都市内 回収 搬送 家畜保健衛生所 陰性 獣医師の指示がある場合 京都林務事務所 連絡 傷病野鳥の回収 ( 広域振興局等 ) リスク 簡易検査実施 陽性 府民 警察など傷病野鳥の発見 保護 その他の傷病野鳥 通常の救護 広域振興局 通報 救護施設の受け入れ ( 救護施設の獣医師と協議 ) 京都市以南 異常の判定 京都市動物園 ( 救護センター ) 保護飼育 治療 陰性 回収 亀岡以北 福知山市動物園 治療 保護飼育 救護施設 京都市動物園 福知山市動物園 京都府獣医師会指定動物病院 京都市獣医師会指定動物病院 外傷など 山城管内亀岡以北 通常の救護 京都府獣医師会指定動物病院 亀岡以北 山城管内 治療 京都林務事務所 放鳥 広域振興局 図 6 傷病野鳥の取り扱い ( 対応レベル 2 3 の場合 ) 17

20 (12) 調査資材の備蓄基準各振興局等は 表 5に示すとおり死亡野鳥等調査に必要な資材の備蓄状況について在庫管理し 不足する資材があれば 毎年 9 月 1 日までに森林保全課あてに報告する 特にインフルエンザ簡易検査キットやウイルス輸送用培地については 使用期限に注意し 使用期限の切れたものは使用しない 表 5 死亡野鳥等調査資材の備蓄基準 ( 各広域振興局等あたりの必要数量 ) 品名 必要数量 備考 インフルエンザ簡易検査キット 50 セット 使用期限が翌年 4 月以降まであるもの (25 羽分 ) ウイルス輸送用培地 & スワブセット 50 セット 使用期限が翌年 4 月以降まであるもの (25 羽分 ) 国連規格輸送用容器 2 個 厚手ビニール袋 (70L) 100 枚 防護マスク N95 50 枚 使い捨てビニール手袋 50 枚 長靴 3 足 感染防護服セット 3セット 防護服 手袋 マスク ゴーグルなど 消石灰 1 袋 土壌消毒用 消毒用アルコール (70 %) 2 本 手指消毒用 逆性石けん製剤 1 缶 18 リットル缶 噴霧器 1 台 消毒薬散布用 18

21 3 糞便採取調査渡り鳥の鳥インフルエンザウイルスの保有状況を調べ 府内へのウイルスの侵入を早期に発見するため 渡り鳥が多く飛来するため池 1 箇所において糞便採取調査を毎年 10 月 12 月 2 月 4 月の20 日以降に実施する ウイルスは乾燥 高温 日光に弱くこれらの条件下にあると死滅するため 天候は曇りで気温の低い日を調査日とすることがのぞましい カモ類の新鮮な糞便を採取し サンプル管 1 本につき糞便 5 個体分を管の7 割程度まで入れ キャップを閉めて20 検体 ( 糞便計 100 個 ) 作成する 水中に落ちているものや乾燥したものは ウイルスが死滅している可能性が高いため 採取しない サンプル管に油性ペンでサンプル番号を記入し チャック式ビニール袋にサンプル管 20 検体を入れて密閉し ビニール袋にも油性ペンで調査日と調査場所を記載する それらを図 6のとおり 国連規格輸送用容器に入れ 糞便採取調査用紙 ( 別記第 4 号様式 ) を外箱に添付して遺伝子検査機関に送付する 糞便採取調査用紙は近畿地方環境事務所あてにも送付する 環境省から森林保全課に 確定検査の結果が陽性であった旨の通知があった場合は すみやかに畜産部局等関係機関に連絡するとともに 環境省と調整して検査結果について公表する また 直ちに当該ため池から半径 10km 圏内を野鳥監視重点区域と見なして野鳥サーベイランスなどの発生地対応を行い 周辺の監視体制を強化する サンプル番号の採番方法 京都府 (26)+ 採取月 (2 桁 )+ サンプル番号 (01 ~ 20) 記載例 : ( 京都府で 10 月に採取された 1 本目のサンプル ) 遺伝子検査機関 茨城県つくば市小野川 16-2 TEL 独立行政法人国立環境研究所環境試料タイムカプセル棟野鳥糞便サンプルの送付方法 国連規格輸送用容器に入れる ( 保冷剤や緩衝材は入れない ) 外箱に入れる サンプル番号を記載したラベル 糞便はチューブの 7 割程度まで入れる ( チューブ一杯に入れると糞乳剤を調整するのが困難になります ) 糞便採取調査用紙を必ず同梱する 図 7 野鳥糞便サンプルの 送付方法 19

22 調査県名 都道府県番号 : 京都府 26 調査地名 : 調査日時 : 糞便採取調査用紙 ( サンプル ( 糞 ) 採取用 ) 調査者氏名 : * 種名サンプル番号糞の個数備考 別記第 4 号様式 ( 緯度経度標高 ) 平成年月日時分 ~ 時分 サンプル ( 糞 ) を採取した鳥種 * 種名はわかる範囲で記述 複数の種類が生息し特定が困難な場合 生息数の多い上位 2 種を記述 判別が困難な場合 カモ類 ハクチョウ類等の区別まででも可 1. サンプル管には 都道府県番号 採取月 (09~05) サンプル番号 (01~20) の順で記述する <サンプル管への記入例 > ( 京都府で10 月に採取された1 本目のサンプル ) 2. サンプル番号は サンプル管につける番号のこと 1つのサンプル管に 5 個体分ずつサンプル ( 糞 ) を採取するので 100 個体分で基本的に通し番号は (01~20) となる なお ハクチョウ類の糞は大きいため 一部を採取する 3. 調査用紙はサンプルと共に検査機関に送付する また 情報共有のため 地方環境事務所にも送付する 4. サンプルは採取後 3 日以内に検査機関に到着するよう冷蔵便で送る 3 日以内に届けられない場合は ドライアイスで冷凍保存し 冷凍便 (-20 ) で送る 5. 調査は 調査月の 20 日以降に実施する 20

23 Ⅲ 参考 1 高病原性鳥インフルエンザウイルスに対し感染リスクの高い種 リスク種 1 シジュウカラガン (Branta canadensis) 特徴 頭から頸は黒く 頬から喉に白斑がある 胸 腹は灰褐色 下腹 下尾筒は白い 足は黒色 分布 宮城県に定期渡来 少数が越冬 マガン (Anser albifrons) 特徴 嘴はピンク まれにオレンジ 嘴基部周辺が白い 足はオレンジ 全身が黒褐色 下面はやや淡い 腹に黒斑 分布 北海道を通過して本州で越冬 ヒシクイ (Anser fabalis) 特徴 嘴は黒く先に橙味を帯び 先端は黒 頭部から上面 胸 脇は暗褐色で 腹から体下面 上尾筒 下尾筒は白 足はオレンジ 分布 冬鳥として局地的に渡来 コブハクチョウ (Cygnus olor) 特徴 全身は白い 細長い頸 嘴はオレンジ 基部には黒いこぶがある 足は黒い 分布 元は飼われていたものが各地で野生化 オオハクチョウ (Cygnus cygnus) 特徴 全身は白い 細長い頸 嘴は先端が黒く 基部は黄色 コハクチョウよりも黄色の面積が広い 足は黒い 分布 関東以北で越冬 コハクチョウ (Cygnus columbianus) 特徴 全身は白い オオハクチョウに比べて短めの頸 嘴は先端が黒く 基部は黄色 オオハクチョウよりも黄色の面積が狭い 足は黒い 分布 主に北海道 本州で越冬 21 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

24 リスク種 1 オシドリ (Aix galericulata) 特徴 嘴は紅色で先端は白 顔は白く 頸には栗色の筋状の羽 脇は黄褐色で 三列風切羽には特徴的な銀杏羽 分布 主に本州中部地方以北で繁殖し 冬は西日本で越冬するものが多い キンクロハジロ (Aythya fuligula) 特徴 嘴は青灰色で先端は黒い 虹彩は黄色 頭は紫色光沢があり 後頭に房状の冠羽 分布 主に冬鳥 全国で越冬 撮影 : 小林靖英 オジロワシ (Haliaeetus albicilla) 特徴 全体的に褐色味を帯び 体の下方になるほど体色が濃い 尾は短く白色 嘴と足は淡黄色 分布 日本では北海道の北 東部で少数が繁殖するが 多くは冬鳥として北日本に飛来 オオワシ (Haliaeetus pelagicus) 特徴 体は全体的に黒褐色だが 額 翼前縁 腰 尾 上 下尾筒が白色 嘴は大きく橙黄色 分布 日本へは冬鳥として主に北日本に渡来する 撮影 : 小林靖英 オオタカ (Accipiter gentilis) ハイタカ (Accipiter nisus) 特徴 嘴基部と足は黄色 虹彩はオレンジ色または黄色 特徴 オス成鳥はキジバトと同大 頭部から上面は灰青上面は暗青灰色 下面は白く黒褐色の横斑がある 白色の色 体下面は白く 胸から腹に橙褐色の横斑がある 眉斑が目立つ 分布 留鳥として四国以北に分布する他 全国的に冬鳥 分布 留鳥としてほぼ全国で繁殖するが 南西諸島ではとして渡来 まれな冬鳥 22 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

25 リスク種 1 撮影 :( 財 ) 自然環境撮影 : 小林靖英研究センター ノスリ (Buteo buteo) 特徴 嘴は黒褐色で太い顎線がある 上面は褐色味が強く 下腹に褐色の斑がある 飛翔時には翼角に暗黒色に斑が目立つ 分布 主に留鳥として本州中部以北で繁殖 四国 九州以南では冬鳥として飛来 サシバ (Butastur indicus) 特徴 眉斑は不明瞭 胸は茶褐色 腹から仮面は幅広い褐色の斑 全身は黒褐色 喉は白いが 黒い縦線が目立つ 分布 本州 四国 九州に夏鳥として飛来 クマタカ (Spizaetus nipalensis) 特徴 後頭に冠羽がある 胸は白く 黒褐色の縦斑がある 飛翔時に翼の幅が広く見える 分布 九州以北で留鳥 撮影 :( 財 ) 自然環境撮影 : 岸久司研究センター チュウヒ (Circus spilonotus) 特徴 全体が褐色であるが 雌雄共に個体による羽色の変異が多い 帆翔時には翼を浅いV 字型にして飛ぶ 分布 本州以南に冬鳥として飛来 本州中部以北で局地的に繁殖 撮影 : 堤朗 ハヤブサ (Falco peregrinus) チョウゲンボウ (Falco tinnunculus) 特徴 状面は暗青灰色 下面は白く 黒褐色の横斑があ 特徴 背と翼上面は茶褐色で黒褐色の斑がある 頭と尾る 頬に目立つひげ状の黒斑がある は青灰色 眼先から下へひげ状の黒斑がある 分布 留鳥として九州以北で繁殖するほか 全国に冬鳥 分布 全国に冬鳥として飛来するほか 主に東日本で繁として飛来 殖もする 23 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

26 リスク種 2 カイツブリ (Tachybaptus ruficollis) 特徴 太くて黒い嘴 基部は黄白色 尾は非常に短く体は丸い 全体は黒褐色で 頭から頸にかけて赤褐色 分布 北海道から南西諸島まで広く繁殖 北日本では夏鳥 それ以南では留鳥 ハジロカイツブリ (Podiceps nigricollis) 特徴 黒くてやや上に反った嘴 冬羽では 頭から背中は黒褐色 顔から胸にかけて白い 分布 冬鳥として九州以北に飛来 カンムリカイツブリ (Podiceps cristatus) 特徴 嘴はピンク色 頭上は冠羽 頬に赤褐色と黒色の扇状に広がる飾り羽 ( 写真は夏羽 ) 分布 青森県と琵琶湖で繁殖が記録されているが ほとんどは冬鳥として九州以北に渡来する マガモ (Anas platyrhynchos) 特徴 嘴は黄色 足は濃いオレンジ色 頭は暗緑色 頸に細い白の輪 胸は茶色 分布 冬鳥として全国に渡来する 北海道などでは少数が繁殖 オナガガモ (Anas acuta) 特徴 嘴は黒く 両側は青灰色 頭部から後頸にかけてチョコレート色 頸と胸は白い 尾羽は黒色で細長い 分布 全国的に冬鳥として飛来 ホシハジロ (Aythya ferina) 特徴 嘴は黒く 中ほどは鉛色 足は鉛色 頭から頸は赤茶色 上 下面とも灰色で 細かい黒い波状の斑がある 胸と尻は黒 分布 主に冬鳥 全国に飛来 24 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

27 リスク種 2 スズガモ (Aythya marila) 特徴 オス成鳥の頭部は緑や紫の光沢色 胸と上 下尾筒は黒い 背は白いが細かく黒い波状斑がある 脇と腹は白色 分布 全国的に冬鳥として飛来 タンチョウ (Grus japonensis) 特徴 頭頂には赤い皮膚が露出している 体と尾 眼の後から後頸にかけた部分が白い 眼の前から喉 頸と次列 三列風切羽が黒い 足も黒色 分布 北海道東部の釧路湿原などで繁殖し 留鳥として生息 ナベヅル (Grus monacha) 特徴 嘴は黄色みを帯びる 額が黒く 眼の上は赤色 頭部から頸は白く その他の部分は灰黒色 分布 冬鳥として 鹿児島県出水地方と山口県周南市に渡来する マナヅル (Grus vipio) 特徴 眼の周囲の皮膚が赤く露出している 頭頂から後頸にかけて白く 頸から胸 腹 下尾筒までと背は灰白色 足は淡紅色 分布 冬鳥として 鹿児島県出水地方に渡来 撮影 : 川上貢 バン (Gallinula chloropus) オオバン (Fulica atra) 特徴 嘴と額は赤で 嘴の先端は黄色 足は黄緑色で腿 特徴 嘴と額は白い 全身黒色 は赤い 前身は黒く 上面は褐色味がある 脇腹に白斑が 分布 ほぼ全国で繁殖し 本州以南で越冬 ある 分布 関東以北では夏鳥 それ以南では留鳥 25 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

28 リスク種 2 ユリカモメ (Larus ridibundus) 特徴 細くて暗赤色の嘴 足は赤い 全身は淡い青灰色 夏羽の頭部は褐色味の黒 分布 ほぼ全国に冬鳥として飛来 ワシミミズク (Bubo bubo) 特徴 羽角がある 全体は茶褐色 頭 胸には黒褐色の縦斑 腹には細かい横じま 分布 北海道北部で繁殖 撮影 : 増田正和 コノハズク (Otus scops) 特徴 褐色型と赤色型がある 羽角がある 虹彩は黄色 分布 九州以北に夏鳥として飛来 フクロウ (Strix uralensis) 特徴 頭部から背は灰褐色で 褐色の縦斑が密にある 胸から体下面は淡灰褐色で褐色の縦斑がある 顔にはハート型の縁取りがある 羽角はない 分布 留鳥として九州以北に分布 26 出典 : 野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル簡易版 ( 環境省自然保護局 )

29 ゴイサギマガモカラダイサギダイサギオナガガモホシハジロホシハジロカワウマガモシドリハヤブサアオサギコサギユリカモメノスリヨドゴイサギガモその他2 平成 22 年度の野鳥サーベイランス 平成 22 年度は 野鳥や家きんから高病原性鳥インフルエンザの発生が全国で相次ぎ 本府では府内にウイルスが侵入した場合の早期発見を行うため 死亡野鳥等調査 監視強化重点箇所調査 糞便調査などを行って監視体制の強化を図った その結果 平成 23 年 2 月に相楽郡精華町のけいはんな記念公園で回収されたハヤブサの死亡個体 1 羽から H5N1 亜型 強毒タイプの鳥インフルエンザウイルスが確認され 関係機関連携のもと防除対策の徹底を行った 死亡野鳥等調査 死亡野鳥等のウイルス保有状況を調査 国内の湖沼で野鳥の糞から 高病原性鳥インフルエンザが 30 検出され 国の警戒レベルが 25 警戒時( レベル2) とな検20 ったことを受け 本府では平 成 22 年 11 月 9 日に死亡野 鳥等の引き取り窓口を設置 以来 警戒レベルが 通常時 週 2 週 3 週 4 週 5 週 6 週 7 週 8 週 9 週 10 週 11 週 12 週 13 週 14 週 15 週 16 週 17 週 18 週 19 週 20 週 21 週 22 週 23 週 24 週 25 週目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目目 ~11 ~11 ~11 ~12 ~12 ~12 ~12 ~ 1 ~ 1 ~ 1 ~ 1 ~ 1 ~ 2 ~ 2 ~ 2 ~ 2 ~ 3 ~ 3 ~ 3 ~ 3 ~ 4 ~ 4 ~ 4 ~ 4 ~ 5 月 14 月 21 月 28 月 5 月 12 月 19 月 26 月 3 月 9 月 16 月 23 月 30 月 6 月 13 月 20 月 27 ( レベル1) となる平成 23 月 6 月 13 月 21 月 27 月 3 月 10 月 17 月 24 月 1 日日日日日日日日日日日日日日日日年 6 月 3 日までの間に 152 羽の死亡野鳥等を回収し 簡図 8 死亡野鳥等調査の実施件数の推移 40 易検査を行った その結果 38 羽 35 遺伝子検査機関の検査でも陰 30 性であった個体は 151 羽 確 25 ( 羽 ) 定検査機関で陽性が確認され ( は 感染リスクの高い31 種以外 ) 20 羽 羽たのは ハヤブサ 1 羽であっ 15 羽 15 た 簡易検査を行った野鳥の 10 7 羽 7 羽 6 羽 5 羽 5 羽うち 43 % がサギ類でアオサ 5 4 羽 4 羽 4 羽 3 羽 3 羽 2 羽 2 羽 2 羽 1 羽 1 羽 1 羽 1 羽 1 羽 1 羽 1 羽 1 羽 0 ギが大部分を占めた 調査のアマホコケコハチリュスウ時期は 1 月から 2 月がピークリ モカヒ簡易検査を実施した死亡野鳥数 ワ で全体の 68 % となっている 査件数0 陽性 陰性 カラカワウダイサギヒヨドゴイサギオシドリガモオサギシハジロ図 9 ユリカモメカワラヒサシバコサギノスリハヤブサキンクロハジロオナガガモオオタカブハクチョウ野鳥種別の死亡野鳥等調査実施件数 カルガコノハズクイタハクチョウ 週 ~ 5 月 8 27 週目 ~ 5 月 アオサギ アオサそギの他ス オ カそラの他ス ヒリ マ11 ~ 12 月 (14 羽 ) 1 ~ 2 月 (103 羽 ) 3 ~ 6 月 (35 羽 ) 27

30 監視強化重点箇所調査 渡り鳥の飛来状況や野鳥の異常を監視 国内の養鶏場で鳥インフルエンザ感染が疑われる事例が発生したことから 京都府高病原性鳥インフルエンザ対策庁内連絡会議が開催され それを受けて渡り鳥の飛来状況や野鳥の異常を監視するため 渡り鳥が多数飛来するため池や河川などで監視強化重点箇所調査を行った 10,000 羽 9,000 羽 8,000 羽 7,000 羽 6,000 羽 5,000 羽 4,000 羽 3,000 羽 2,000 羽 1,000 羽 0 羽 3,850 5,097 9,058 9,004 8,392 8,512 8,424 7,758 7,774 7,177 6,826 6,544 6,410 6,471 6,520 5,499 飛来確認数 ( 羽 ) 3,839 1,778 1, 広域振興局等ごとに監視強化重点 図 10 監視強化重点箇所における野鳥飛来確認数 箇所を選定し 11 月 30 日から 12 表 6 監視強化重点箇所 ( 平成 22 年度 ) 市町村実施箇所月 1 日にかけて第 1 回巡視を 128 箇所で開始 翌年 5 月 30 日まで 22 週間に渡って巡視を行った 京都市 渡り鳥の飛来に伴って順次監視強 化重点箇所を追加し 1 月下旬 ~ 3 月下旬までのピーク時には最大 143 箇所の巡視を行ない 渡り鳥の飛来確認数は 2 月に最大 9,058 長岡京市大山崎町宇治市 大山崎町ー御茶屋池喜撰山ダム湖 天ヶ瀬ダム湖 宇治川 - 宇治橋下流 宇治川 - 宇治橋付近 宇治川 - 宇治山田 宇治川 - 志津川仙郷谷 志津川 木幡池 羽を確認した その後 4 月に入 八幡市桂川 宇治川 木津川南山城村名張川 - 高山ダム 精華町永谷池 山田池 下狛新池 今池 二野池 古池 大池 狛池 鳥池ると渡り鳥が渡去し 急速に飛来井手町大正池 確認数が減少した 木津川市 五領池 水干池 皿池 荒神塚池 新池 尺八池 - 北区大宮 賀茂川 - 北区柊野 賀茂川 - 北区御薗橋 深泥池 - 北区上賀茂 宝ヶ池 - 左京区松ヶ崎 賀茂川 - 北山大橋 賀茂川 - 北大路橋 賀茂川 - 出雲路橋 鴨川 - 加茂大橋 鴨川 - 荒神橋 岡崎水道局前 - 左京区岡崎 鴨川 - 三条大橋下流 鴨川 - 五条大橋 鴨川 - 七条大橋 広沢池 - 右京区嵯峨 大沢池 - 右京区嵯峨 桂川 - 右京区渡月橋 桂川 - 西京区松尾橋 桂川 - 西京区上野橋 桂川 - 西京区西大橋 桂川 - 西京区桂橋 ( 八条 ) 桂川 - 西京区 JR 鉄橋付近 ( 牛ヶ瀬 ) 桂川 - 伏見区久我 桂川 - 久世橋 (171 号線 ) 山科川ー伏見区小栗栖 菖蒲谷池ー右京区観音寺 桂川ー西京区徳大寺町 桂川ー西京区桂上野 宇治川ー伏見区隠元橋 観月橋京都競馬場 小倉池ー右京区嵯峨 旧安祥寺川 宇治川 - 伏見区観月橋上流 宇治川 - 伏見区淀 桂川 - 伏見区宮前橋 桂川 - 伏見区羽束師橋 洛西 ( カラスねぐら ) 小畑川 - 長岡京市 八条ケ池 - 長岡天満宮 観音寺池 - 光明寺 長池 谷田池 - 光明寺 放生池 - 光明寺 宇治市 半白池 白川 笠取川 宇治合流点 志津川 久御山町 古川 城陽市 城陽石産 大日産業 京田辺市 地内山池 上古溜池 宇治田原町 宇治川 田原川合流点 くつわ池 亀岡市南丹市京丹波町福知山市舞鶴市綾部市宮津市与謝野町京丹後市 中山池 西山池 南郷池 西川 年谷川 茱萸谷池 新池 大池 平の沢池 ( 上池 中池 下池 ) 大堰川( 月読橋 ) 八木大橋 下池 富栄池 日吉ダム 岩上池 園部川 新池粟谷池 岩谷池 高屋川 由良川 八ツ谷池 大滝池 谷山池 新宮池 北谷池由良川 牧川尾の内池 由良川 舞鶴湾 伊佐津川 与保呂池上林川 由良川 犀川 舟山池 荒山阿蘇海野田川離湖 久美浜湾 糞便調査 渡り鳥糞便のウイルス保有状況調査 表 7 糞便採取実績 ( 平成 22 年度 ) 採取日 検体数 糞個数 結果 採取地 地内山池 ( 京田辺市大住 ) H 検体 68 個 陰性 環境省のマニュアルに従って 1 箇月毎 H 検体 100 個 陰性 に糞便を採取し 遺伝子検査機関に送付 H 検体 100 個 陰性 して調査を実施 国立環境研究所での検 H 検体 90 個 陰性 査結果はすべて陰性であった 28

31 3 鳥インフルエンザに係る啓発資料 ( 環境省 ) 29

32 4 関係機関連絡先 山城広域振興局農林商工部森づくり推進室 tel fax 南丹広域振興局農林商工部森づくり推進室 tel fax 中丹広域振興局農林商工部森づくり推進室 tel fax 丹後広域振興局農林商工部森づくり推進室 tel fax 京都林務事務所林務課 tel fax 山城家畜保健衛生所防疫課 tel fax 南丹家畜保健衛生所防疫課 tel fax 中丹家畜保健衛生所防疫課 tel fax 丹後家畜保健衛生所防疫課 tel fax 農林水産部森林保全課野生鳥獣担当 tel fax 農林水産部畜産課家畜衛生担当 tel fax 近畿地方環境事務所野生生物課 tel fax 高病原性鳥インフルエンザ対策関係のホームページ 環境省 農林水産省 厚生労働省 国立感染症研究所感染症情報センター ( 財 ) 日本野鳥の会 30

33 野鳥における高病原性鳥インフルエンザ対応マニュアル 京都府 発行日平成 23(2011) 年 11 月 1 日編集発行京都府農林水産部森林保全課野生鳥獣担当 京都市上京区下立売通新町西入薮之内町電話 FAX shinrinhozen@pref.kyoto.lg.jp

リスク種 表 3 リスク種 リスク種 1(18 種 ) カモ目カモ科ヒシクイマガンシジュウカラガンコブハクチョウコハクチョウオオハクチョウオシドリキンクロハジロ 重度の神経症状 * が観察された水鳥類リスク種 2(17 種 ) カモ目カモ科マガモオナガガモトモエガモホシハジロスズガモカイツブリ目カイ

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