(Microsoft Word - 24\224N\223x\225\361\215\220\217\221\215\305\217I\224\ )

Size: px
Start display at page:

Download "(Microsoft Word - 24\224N\223x\225\361\215\220\217\221\215\305\217I\224\ )"

Transcription

1 平成 24 年度化学物質安全確保 国際規制対策推進等 冷媒管理体制実証モデル事業 報告書 平成 25 年 3 月 29 日 一般社団法人オゾン層 気候保護産業協議会 1

2 目次 Ⅰ. 事業の目的 3 Ⅱ. 事業内容及び実施方法 3 1. 業務用冷凍空調機器の所在 冷媒補充 定期点検等に関するデータ収集 2. 収集した実証データの分析と冷媒管理体制構築に向けた技術要素等の検討 3. 委員会の運営 4. 冷媒管理の仕組みに向けた課題の抽出 効果の定量化に向けた検討 Ⅲ. 調査のまとめ 6 1. 調査対象 2. 冷媒漏えいの確認 3. 設備施工メンテナンス事業者アンケート 4. 排出削減の評価 5. 現地調査 Ⅳ. 調査内容 7 1. 調査期間 2. 調査の方法 3. 調査の結果 Ⅴ. 設備施工メンテナンス事業者アンケート 調査の方法 2. 調査の結果 Ⅵ. 排出削減の評価 定期点検の効果評価 2. 漏えい速度の推定 3. 排出削減量の評価方法 4. 排出削減量の評価結果 Ⅶ. 現地調査 調査目的 2. 調査結果 補足資料 56 資料 1 漏えい設備と事象の一覧 資料 2 高圧ガス保安協会の漏えい事故原因との対比 2

3 Ⅰ. 事業の目的 モントリオール議定書による特定フロンの生産消費規制の進行に伴い 冷凍空調機器に使用されている冷媒の市中バンクの構成は 特定フロンから代替フロンに急速に移行しつつある したがって 当該バンクからの代替フロン排出量の急激な増加が見込まれ 2020 年には代替フロン等 3 ガス排出量全体の 70% を占めると推計されており この分野に関しての新たな対策が急務となっている 平成 21 年 3 月の経済産業省調査で明らかにされたように 冷凍空調機器からの排出は業務用機器での使用時排出がその過半を占めている さらに フロン回収破壊法に基づく機器廃棄時の冷媒回収率が約 3 割程度と低位にあることも要因の一つとなっている そのため 経済産業省では産業構造審議会化学 バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会において冷媒対策を重点においた HFC 等の排出抑制対策を検討し 平成 23 年 2 月における中間論点整理では 業務用冷凍空調機器の冷媒の使用時排出の抑制と廃棄時回収の強化を推し進めるために 世界最高水準の冷媒管理の仕組みを構築するための以下の実証モデル事業を実施することを取りまとめた 経済産業省では 平成 23 年度に冷媒管理体制構築のための実証モデル事業について調査を実施し 機器メーカー 設備事業者団体の作成するガイドラインに基づく定期点検 冷媒回収 充てん履歴の記録等冷媒管理の取組について試行を実施し 冷媒管理の取組は 冷媒漏えいの早期発見 冷媒排出量の把握に役立つことを明らかにした 本調査は それに続くもので 冷媒管理について 制度化を検討する際に必要な点検の実施等に係るデータ収集及び分析 制度化に向けた技術的要求事項の抽出等に関する調査を行うものである Ⅱ. 事業内容及び実施方法 1. 業務用冷凍空調機器の所在 冷媒補充 定期点検等に関するデータ収集 実証モデル事業の実施に際して 制度化に向けた検討を行うために必要な冷媒管理体制における対策の費用対効果 技術的要求事項を検証するためのデータ収集を 実際に稼働中の業務用冷凍空調設備を対象に実施する 実証データ収集を行うべき対象となる対策項目は下記の 1~6 までの項目とする < 検討項目 > 1 一定規模以上の機器の所在把握について 2 設備事業者等のサポートのもとユーザーによる機器への冷媒充てん量及び補充量の把握とその履歴の記録について 3

4 3 機器の機種や規模に応じたメンテナンスによる漏えいの早期発見 修理について 4 1~3 を元にした 冷媒回収向上に関する事項について 5 1~4 に関する排出量削減効果とコスト負担に関する事項について 6 その他 1~3 の取組を実際に制度化し継続的に行う場合の技術的項目の検討に必要な事項について 2. 収集した実証データの分析と冷媒管理体制構築に向けた技術要素等の検討 分析及び効果検証については 経済産業省による中間論点整理の趣旨を踏まえ 冷媒管理体制の構築方法を具体化することが出来るような形で実施する また 実証モデル事業は平成 23 年度にも実施しているため その報告書の内容を踏まえ 検討を進め 事業実施に当たっては 中間論点整理の趣旨 産業構造審議会等における検討状況を踏まえ 制度の実効性も含めた効果的な内容となるように努める < 検討項目 > 収集した実証データについて 集計分析を行い 冷媒管理体制構築に向けた制度化の検討を行う際に必要な課題の抽出とその効果の定量化に向けた検討に資するための基礎資料とする 特に 下記の項目について検討を行う 1 業界団体の作成したガイドラインに定められている事項について 制度化を検討する際の必要十分な技術要素を検討するために必要な事項 2 夏季の冷凍空調機器に対する負荷が高い期間における冷媒管理の検証 3 これまで定期的な保守契約等による冷媒管理を実施していた機器と今回初めて定期的な冷媒管理を実施した機器との差異 4 実証データの分析内容を踏まえ 制度化を行う場合の社会的影響 制度の対象などの課題の分析 3. 委員会の運営 本事業における検討に際しては 関連する業務用冷凍空調機器のメーカー 設備事業者 ユーザー団体 関係行政機関等をメンバーとする委員会を設置し 冷凍空調機器の使用時排出の抑制及び廃棄時回収強化を効果的に行うことができる冷媒管理の仕組みの具体化に向けた課題の抽出 効果の定量化 制度化に向けた技術要素等の検討を行うと共に 事業の円滑な運営に資するための連絡調整を行う 冷凍空調機器のメンテナンス等に関するデータ収集について その方法 結果の整理等について 当該運営委員会に諮ることによって 調査方法などについて改善提案を行うと同時にその結果をモデル事業の実施方針等に反映させる 4

5 4. 冷媒管理の仕組みに向けた課題の抽出 効果の定量化に向けた検討 これら 1~3 の検討を踏まえ 効果的に機器使用時の冷媒排出を抑制し 廃棄時回収を強化するための冷媒管理の仕組みの制度化の検討に必要な課題の抽出 効果の定量化 データの収集分析 改善策案についてとりまとめる さらに 平成 23 年度の結果を生かして上記の検討を進める 5

6 Ⅲ. 調査のまとめ 1. 調査対象 1 今年度から開始され 市中で稼働している業務用冷凍空調機器を新規とし 昨年度のモデル事業の対象機器 設備でメンテナンス契約や日常保守を行っている機器 設備を継続とした 2 機器の分類で別置型冷蔵ショーケースが 36% を占める 3 初期冷媒充填量は 200kg 未満が 18% 100kg 未満が 16% を占める 4 使用冷媒の種類は R22 が 69% R410A が 17% を占める 2. 冷媒漏えいの確認 1 漏えいが確認された割合は 継続で 2.10% 新規で 11.3% でありメンテナンス契約や日常保守の効果が出ている 2 漏えい部位としては 空調用では室外機が 64% を占めているが 冷凍用 プロセス冷却用では 室内機が 45% を占めている 3 点検で漏えいが確認されても修理がされない割合は約 9% あった 4 漏えいが発見された後 修理を行った設備中 約半年間経過後の観察の中で 97% の設備に同一機器からの漏えい再発は見られなかった 3% は未確認 5 今回の点検で実際に要した点検費用の算術平均は \21,877/ 回であった また 初期充填量と点検費用との相関関係は明確でない 6 将来 年 2 回の定期点検が実施される場合に想定される定期点検のみのコストは メンテナンス契約あると \25,283/ 年 1 回分 \12,642 であり メンテナンス契約がないと \38,229/ 年 1 回分 \19,115 であった メンテナンス契約がある場合では 作業負荷が低減され 定期点検コストが低下するものと考えられる 7 漏えい個所 原因の類似性は高く 今回対象設備の漏えい個所の 70% がフレア部 ロウ付け部 継手などの配管接合部で生じていた 3. 設備施工メンテナンス事業者へのアンケート上記 2~4の補強データとして設備施工メンテナンス事業者へのアンケートを実施した その結果 当該アンケート調査と実際の定期点検結果は 点検で漏えいが確認されても修理がされない割合および後述の漏えい速度について ほぼ同様な結果が得られた 4. 排出削減の評価 1 漏えい速度の平均値を評価する方法は 今回及び昨年度の複数回充填の事例から推定した 2 記録簿に記載された補充の期間より漏えい速度を推定した その結果は中央値で 0.12kg/day 算術平均値で 0.23kg/day となった 6

7 3 前回充填記録のある設備の調査から平均的な経過年月は 2.8 年であり 2.5 年間は再漏えいが起こらないと推定した 4 定期点検を行う事による冷媒排出削減量は 2.5 年間で新規の場合では kg で 継続の場合では kg 漏えい削減率は双方とも約 80% となった 5. 現地調査 1 設置から経年の長い設備からの漏えいは 明らかな経年劣化 不適切な改修工事 冷凍設備以外の問題が起因している 2 設置から経年の短い設備からの漏えいは 外的要因による損傷 メーカーの設計 製造不良 工事上での配慮不足に起因している 3 漏えい個所は多くの場合 フレア継手 コイル 多くはUベンド部 液ハンマーによる配管損傷で発生しており ヒヤリングでは特に フレア等の継手部についての改善意見が聞かれた 工事 補修ノウハウの集積と普及が漏えい低減につながると考えられる Ⅳ. 調査内容 1. 調査期間 平成 24 年 7 月 25 日 平成 25 年 3 月 29 日 2. 調査の方法 業務用冷凍空調機器の所在 冷媒補充 定期点検等に関する実証データ収集の具体的方法 1 調査対象機器および点検頻度等 : 市中で稼働している業務用冷凍空調機器を対象とし 基本的に定期的な点検メンテナンスが行われていないと考えられる 500 台以上を対象とする 定期的な点検メンテナンスが行われていない機器とは メーカー 設備業者等による日常保守やメンテナンス契約が行われていないものであって 修理等がオンコールで実施されるものを指す さらに 定期的な点検メンテナンスが行われている機器 200 台以上 昨年度対象機器の継続 も対象とする これらの機器は 概ね冷媒充填量 10kg 程度以上を対象とするが 事業者の都合によって例外も認める これらの対象機器は 地域の設備事業者により構成されている全国団体および業務用冷凍空調機器メーカーの協力を得て選定する 対象機器の所在 用途 機器属性は把握するが 所有者 使用者等の情報は原則匿名とする 7

8 点検は可能な限り 7 月下旬までに初回 概ね 2 ヶ月後に 2 回目を実施し 年度末に本年度の冷媒補充あるいは修理履歴を報告していただくという計 3 回程度の点検等報告を依頼する 点検期日は 事業者にとって最も繁忙期にあたるため 多少の尤度を認める 2 点検方法等 : これら設備事業者等のサポートのもとユーザーあるいはその代行者による機器への冷媒充てん量及び補充量の把握とその履歴の記録並びに修理等の履歴記録を行う 記録内容については 昨年度のモデル事業でも採用した当該事業者団体が作成した点検記録簿 図 1 の内容に従う あるいはそれに準ずるものとする 点検実施者は 当該設備事業者団体がメーカー団体の協力を得て設けている点検資格あるいは同等技能を有する資格者をもってこれに当てることで 技術水準を確保する 予定点検実施者が必要とする場合は 適宜当該技術の講習等を設備事業者団体の協力を得て実施する 3 漏えいの発見 修理について : 漏えい発見後の修理等の処置については 原則として所有者の意向を踏まえ 設備事業者団体あるいはメーカー団体作成のガイドラインに従うものとする この結果から 機器の機種や規模に応じたメンテナンスによる漏えいの早期発見 修理について整理する 4 冷媒回収向上について : 1~3 の結果を基に 整備時等の冷媒回収向上等に関する事項についてまとめる ただし この場合の整備時回収については 漏えい状況や使用冷媒種類等について考慮して評価するものとする 5 排出量削減効果と必要コストについて : 調査対象機器について定期点検実施による排出量削減効果をまとめる 調査対象機器を担当した定期点検実施者に依頼し 当該検査に係るコストを調査する また 制度化実現の場合の定期点検コストも調査する 図 2 参照 : 例えば 2 回 / 年の点検義務付けが行われた場合というような条件を付して ただし この調査に対する回答は当該事業者にとっては機微にわたる部分であり 基本的に任意回答とする予定でもあるため 機器全数の結果が得られない場合がある コスト評価は単なる実質の作業時間ではなく 出張費 材料費 技術料などの大まかな費目が判る様にし 最終的なユーザー負担額が明らかとなるようなものになるように努める 8

9 様式 4 冷媒漏えい点検記録簿 専用版 年 6 月 1 日 ~ 年 1 0 月 3 1 日 施設所有者コード 施設名称 A 系統名 設置事業者 会社名 所在地 管理番号 施設所在地 TEL 使用機器 分類 製品区分 機器構成 運転管理責任者 TEL 下欄記載 用途 設置方式 漏えい 会社名 責任者 設置年月日 保守契約 検知装置 点検 請負者 所在地 TEL 合計充てん量合計回収量合計排出量排出係数 % 冷媒量 kg 使用冷媒 初期総充填量 kg 0.0 点検周期基準 期間 月 作業年月日 点検理由 出荷時初期充填量 設置時追加充填量 充填量 kg 回収量 kg 回数点検方法監視 検知手段 漏えい有無 点検時間 Hr センサー型式 センサー感度 点検者名 資格者証 No. 確認者 漏えい内容 処置の記録 使用機器の構成 [2011/6/20] 作業分 [ ] 作業分 [ ] 作業分 [ ] 作業分 [ ] 作業分 [ ] 作業分 [ ] 作業分 漏えい部位 部品 箇所漏えい部位 部品 箇所漏えい部位 部品 箇所漏えい部位 部品 箇所漏えい部位 部品 箇所 部位部位部位 部位識別記号 修理時の冷媒処置 部位識別記号 修理時の冷媒処置 部位識別記号 部品部品部品部品部品部品 箇所箇所箇所 考えられる第 1 要因 考えられる第 1 要因 修理時の冷媒処置 部位 部位識別記号 箇所 修理時の冷媒処置 漏えい部位 部品 箇所漏えい部位 部品 箇所 No No No No No No No 部位 部位識別記号 箇所 修理時の冷媒処置 部位 部位識別記号 箇所 考えられる第 1 要因考えられる第 1 要因考えられる第 1 要因考えられる第 1 要因 修理時の冷媒処置 部位 部位識別記号 部品 箇所 考えられる第 1 要因 第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置第 1 要因に対する処置 添付資料の有無添付資料の有無添付資料の有無添付資料の有無添付資料の有無添付資料の有無添付資料の有無 管理者が付与した管理者が付与した機器の種類識別記号機器メーカ名製品機種名製造番号機器の種類識別記号機器メーカ名製品機種名製造番号 室外機 1 室外機 2 室内機 1 室内機 2 室内機 3 室内機 4 室内機 5 室内機 6 室内機 7 室内機 8 修理時の冷媒処置 備考 : 上記の紫色セル部は AI18 以外は全て自動入力です 特に 合計充てん量 合計回収量 合計排出量 の欄には数値入力しないこと 図 1 冷媒漏えい点検記録簿 9

10 定期点検制度創設を仮定した費用コストに関するアンケート 平成 24 年度冷媒管理実証モデル事業にご協力いただきありがとうございます 今回の点検に要した費用に関する下記のアンケートにお答えください の欄は必ず入力してくだの欄はご意見があれば入力してください 次の入力欄に移動するには キーまたは Tab キーを押してください なお 本アンケートに記載される 調査対象機器の所有者及び使用者 点検者実施者等の情報は 一切公表される事はありません また アンケートの費用等の情報は 個々の情報として公表されることはありません 集計された資料としてのみ政府機関に報告されます yyyy/mm/dd 施設所有者コード検査日 1. 今回の点検に要した費用今回の一回分について発生した費用をお書き下さい 技術料 出張費材料費諸経費総額 2. 年 2 回の定期点検の法制度が創設された場合の顧客への予想請求額 二回分の予想料金をお書き下さい また メンテナンス契約とは 当該設備について フルメンテナンス契約 部分メンテナンス契約など何らかの保守契約を貴社が獲得している状況を想定してください 1 メンテナンス契約はなく 定期点検のみを依頼された場合 2 回 定期点検料 2 メンテナンス契約がある場合の定期点検部分 2 回 の請求額 定期点検料の部分の料金 3. その他のご意見 費用に関してなにかコメントがあればご記入ください ご協力ありがとうございました 一般社団法人オゾン層 気候保護産業協議会 図 2 アンケート用紙 10

11 3. 調査結果 データ収集結果の概要を以下に示す 新規とは : 今年度から開始された対象機器 設備で 市中で稼働している業務用冷凍空調機器であって 基本的に定期的な点検メンテナンスが行われていないと考えられる機器 設備 定期的な点検メンテナンスが行われていない機器とは 設備業者等による日常保守やメンテナンス契約が行われていないものであって 修理等がオンコール対応で実施されるものを指す 継続とは : 昨年度のモデル事業の対象機器 設備であって メンテナンス契約や日常保守を行っている機器 設備 修理などの処置について : 漏えい発見後の処置については 以下のような要請を点検者に対して行っている 本点検調査での漏えい発見後の修理等の処置については 原則として所有者の意向を踏まえ 日本冷凍空調設備工業連合会あるいはメーカー団体である日本冷凍空調工業会作成のガイド ラインに従って下さい しかし 所有者 使用者の意向が他にあるときはそれに従って下さ い その場合 処置方法とその理由等については 上記記録簿の備考欄に記載をお願いしま す このようなデータ収集 即ち 記録簿への記入とその保管を行う事に依って 設備機器の規模 設置年次 所在などの把握が可能であることが明らかとなった また 設備事業者等のサポートのもとユーザーによる機器への冷媒充てん量及び補充量の把握とその履歴の記録を行うことが出来 さらには漏えいの早期発見 修理に繋がると共に 当該設備の所在把握が行われる事から 設備廃棄時の冷媒回収率の向上にも寄与すると考えられる 3.1 本調査で対象とした機器 熱源 の台数 表 1 本調査で対象とした機器 継続 新規 合計 年 03 月 13 日現在 11

12 3.2 調査対象となった機器の分類 台数 n=1,478 工場用パッケージエアコン, 1 空調用チリングユニット, 18 ルームエアコン, 2 無回答, 2 ガスヒートポンプ, 1 産業用パッケージエアコン, 50 ビル用パッケージエアコン, 155 店舗用パッケージエアコン, 260 冷水機, 1 冷凍機 レシプロ, 1 内蔵型ショーケース, 3 製氷機, 5 輸送用冷凍冷蔵ユニット, 11 冷凍冷蔵用チリングユニット, 15 業務用冷蔵庫, 17 遠心式冷凍機, 20 コンデンシングユニット, 148 スクリュー冷凍機, 49 冷凍冷蔵ユニット, 191 別置型ショーケース, 528 別置型ショーケース % 冷凍冷蔵ユニット % コンデンシングユニット % スクリュー冷凍機 3.32 % 遠心式冷凍機 1.35 % 業務用冷蔵庫 1.15 % 冷凍冷蔵用チリングユニット 1.01 % 輸送用冷凍冷蔵ユニット 0.74 % 製氷機 0.34 % 内蔵型ショーケース 0.20 % 冷凍機 レシプロ 0.07 % 冷水機 0.07 % 店舗用パッケージエアコン % ビル用パッケージエアコン % 産業用パッケージエアコン 3.38 % 空調用チリングユニット 1.22 % 工場用パッケージエアコン 0.07 % ルームエアコン 0.14 % ガスヒートポンプ 0.07 % 無回答 0.14 % 全 1478 台 図 3 調査対象となった機器の分類 n=1,478 店舗用パッケージエアコン, 2009 冷凍機 レシプロ, 30 内蔵型ショーケース, 4 冷水機, 5 製氷機, 375 輸送用冷凍冷蔵ユニット, 398 冷凍冷蔵用チリングユニット, 818 業務用冷蔵庫, 154 遠心式冷凍機, 1920 スクリュー冷凍機, 5761 コンデンシングユニット, 4513 空調用チリングユニット, 504 工場用パッケージエアコン, 産業用パッケージエアコン, 冷凍冷蔵ユニット, ビル用パッケージエアコン, 4277 ルームエアコン, 2 ガスヒートポンプ, 12 無回答, 19 別置型ショーケース, 別置型ショーケース % 冷凍冷蔵ユニット % コンデンシングユニット 5.88 % スクリュー冷凍機 7.50 % 遠心式冷凍機 2.50 % 業務用冷蔵庫 0.20 % 冷凍冷蔵用チリングユニット 1.07 % 輸送用冷凍冷蔵ユニット 0.52 % 製氷機 0.49 % 内蔵型ショーケース 0.01 % 冷凍機 レシプロ 0.04 % 冷水機 0.01 % 店舗用パッケージエアコン 2.62 % ビル用パッケージエアコン 5.57 % 産業用パッケージエアコン 1.28 % 空調用チリングユニット 0.66 % 工場用パッケージエアコン 0.00 % ルームエアコン 0.00 % ガスヒートポンプ 0.02 % 無回答 0.02 % 全 kg 図 4 機器別初期充填量 12

13 3.3 調査対象となった機器の分類 初期冷媒充填量 n=1, kg 未満, 8 300kg 未満, 19 10kg 未満, kg 未満, kg 未満, kg 未満, kg 未満, kg 未満, kg 未満 0.54 % 300kg 未満 1.29 % 200kg 未満 % 100kg 未満 % 50kg 未満 8.25 % 40kg 未満 5.62 % 30kg 未満 % 20kg 未満 % 10kg 未満 % 全 1478 台 40kg 未満, 83 図 5 機器の初期冷媒充填量分布 3.4 調査対象となった機器の使用冷媒の種類 全体 n=1,478 R-502, 1 その他, 6 不明, 2 無回答, 7 R-410A, 254 R-407C, 43 R-404A, 131 R-401A, 2 R-123, 10 R-22, 1022 R % R % R-401A 0.14 % R-404A 8.86 % R-407C 2.91 % R-410A % R % その他 0.41 % 不明 0.14 % 無回答 0.47 % 全 1478 台 図 6 機器の使用冷媒の種類 13

14 3.5 調査対象となった機器の使用冷媒の種類 機器の種類別 空調用 n=498 不明, 6 R-410A, 224 R-407C, 37 R-404A, 1 R-22, 218 R-401A, 2 R-123, 10 R % R % R-401A 0.40 % R-404A 0.20 % R-407C 7.43 % R-410A % 不明 1.20 % 全 498 台 図 7 空調用の冷媒の種類 冷凍用 プロセス冷却用 n=980 R-410A, 30 R-502, 1 その他, 6 不明, 3 R-407C, 6 R-404A, 130 R-22, 804 R % R-404A % R-407C 0.61 % R-410A 3.06 % R % その他 0.61 % 不明 0.31 % 全 980 台 図 8 冷凍用 プロセス冷却用の冷媒の種類 14

15 3.6 現状での調査結果のまとめ 調査対象設備中 冷媒漏えいが確認された機器 設備を表 2 表 4 に示す 表 2 は全体 表 3 は昨年度から継続の機器 設備 表 4 は新規対象設備である 図中 漏えい量 = 充塡量 - 回収量で計算されている 表 2 冷媒漏えいが確認された機器の概要 前回 継続 新規 対象熱源数 漏えいが確認された熱源数 % 2.10% 11.03% 施設者所有コード 表 3 冷媒漏えいが確認された機器の概要 継続 分類 初期充填量 kg 充填量 kg 回収量 kg 漏えい量 kg 箇所 要因 修理の有無 修理後漏えいが認められない機器 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 B 別置型ショーケース ろう付け部その他有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 B 産業用パッケージエアコン ろう付け部振動有 B 産業用パッケージエアコン 溶接部振動有 B 産業用パッケージエアコン 部品表面 配管含 振動有 B 産業用パッケージエアコン 無 B 空調用チリングユニット フレア部 フレア 経年劣化 疲労 有 15

16 施設者所有コード 表 4 冷媒漏えいが確認された機器の概要 新規 分類 初期充填量 kg 充填量 kg 回収量 kg 漏えい量 kg 箇所 要因 修理の有無 修理後漏えいが認められない機器 B 別置型ショーケース ろう付け部振動有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 経年劣化 疲労 有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 経年劣化 疲労 有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 B 別置型ショーケース ろう付け部振動有 B 別置型ショーケース ろう付け部振動有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 振動有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 経年劣化 疲労 有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年劣化 へたり 有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年劣化 へたり 有 B 別置型ショーケース 有 B 別置型ショーケース フレア部 ナット 熱膨張 収縮有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 別置型ショーケース 無 B 別置型ショーケース 溶接部きず こすれ有 B 別置型ショーケース フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 別置型ショーケース 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B 別置型ショーケース 部品表面 配管含 きず こすれ有 B 別置型ショーケース 部品表面 配管含 経年腐食有 B 別置型ショーケース 経年劣化 疲労 有 B 別置型ショーケース ろう付け部経年腐食有 A-MD 別置型ショーケース 高圧側配管経年劣化有 A-OK 別置型ショーケース ろう付け部振動有 A-OK 別置型ショーケース 溶接部有 A-OK 別置型ショーケース 経年腐食有 A-OK 別置型ショーケース 溶接部有 A-OK 別置型ショーケース 溶接部経年劣化 疲労 有 A-OK 別置型ショーケース 部品表面 配管含 きず こすれ有 B 冷凍冷蔵ユニット ろう付け部振動有 B 冷凍冷蔵ユニット フレア部 フレア 経年劣化 へたり 有 A-NR 冷凍冷蔵ユニット ろう付け部経年腐食有 A-NR 冷凍冷蔵ユニット 部品表面 配管含 きず こすれ有 A-NR 冷凍冷蔵ユニット 部品表面 配管含 きず こすれ有 A-NR 冷凍冷蔵ユニット ろう付け部熱膨張 収縮有 B 冷凍冷蔵ユニット 有 B 冷凍冷蔵ユニット 無 B 冷凍冷蔵ユニット フレア部 フレア 経年劣化 疲労 有 B 冷凍冷蔵ユニット フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B コンデンシングユニット フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B コンデンシングユニット 無 B コンデンシングユニット 無 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 きず こすれ有 B コンデンシングユニット フレア部 ナット 経年劣化 へたり 有 B コンデンシングユニット フレア部 ナット 振動有 B コンデンシングユニット 溶接部経年劣化 疲労 有 B コンデンシングユニット 溶接部経年腐食有 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 経年腐食有 16

17 表 4 冷媒漏えいが確認された機器の概要 新規 つづき 施設者所有コード 分類 初期充填量 kg 充填量 kg 回収量 kg 漏えい量 kg B コンデンシングユニット 経年腐食有 B コンデンシングユニット フレア部 ナット 経年劣化 疲労 有 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 経年腐食有 B コンデンシングユニット ろう付け部経年劣化 疲労 有 B コンデンシングユニット ろう付け部経年腐食有 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B コンデンシングユニット 部品表面 配管含 その他有 B スクリュー冷凍機 部品表面 配管含 振動有 B スクリュー冷凍機 フレア部 ナット 経年劣化 へたり 有 B スクリュー冷凍機 フレア部 ナット 振動有 B スクリュー冷凍機 フランジシート部締め付け不足有 A-FK 遠心式冷凍機 溶接部経年腐食有 A-FK 遠心式冷凍機 溶接部経年腐食有 B 業務用冷蔵庫 フレア部 フレア 振動有 B 業務用冷蔵庫 部品表面 配管含 経年腐食有 B 業務用冷蔵庫 ろう付け部経年腐食有 B 業務用冷蔵庫 ろう付け部経年腐食有 B 業務用冷蔵庫 フレア部 フレア 振動有 B 冷凍冷蔵用チリングユニット ろう付け部設置環境不備有 B 冷凍冷蔵用チリングユニット 溶接部設置環境不備有 B 製氷機 経年腐食有 B 製氷機 フレア部 フレア 振動有 B 内蔵型ショーケース フレア部 ナット 振動有 B 冷凍機 レシプロ 無 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 ナット 振動有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 ナット 振動有 B 店舗用パッケージエアコン 無 B 店舗用パッケージエアコン 溶接部経年劣化 疲労 有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 振動有 B 店舗用パッケージエアコン 溶接部経年劣化 へたり 有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 フレア 熱膨張 収縮有 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B 店舗用パッケージエアコン フランジシート部経年劣化 へたり 有 B 店舗用パッケージエアコン 溶接部きず こすれ有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年劣化 へたり 有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部振動有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部振動有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部振動有 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン 無 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン 経年腐食有 B 店舗用パッケージエアコン ろう付け部経年劣化 疲労 有 箇所 要因 修理の有無 修理後漏えいが認められない機器 17

18 表 4 冷媒漏えいが確認された機器の概要 新規 つづき 施設者所有コード 分類 初期充填量 kg 充填量 kg 回収量 kg 漏えい量 kg 箇所 要因 修理の有無 修理後漏えいが認められない機器 B 店舗用パッケージエアコン 不明有 B 産業用パッケージエアコン 有 B 店舗用パッケージエアコン 振動有 B 店舗用パッケージエアコン 振動有 B 店舗用パッケージエアコン フレア部 フレア 振動有 B 店舗用パッケージエアコン 無 B 店舗用パッケージエアコン 部品表面 配管含 きず こすれ有 B ビル用パッケージエアコン フレア部 ナット 経年劣化 疲労 有 B ビル用パッケージエアコン 継手ねじ部きず こすれ有 B ビル用パッケージエアコン 部品表面 配管含 きず こすれ有 B ビル用パッケージエアコン 部品表面 配管含 きず こすれ有 B ビル用パッケージエアコン 有 B 産業用パッケージエアコン フレア部 フレア 振動有 B 産業用パッケージエアコン 部品表面 配管含 きず こすれ有 B 産業用パッケージエアコン 部品表面 配管含 経年劣化 へたり 有 B 産業用パッケージエアコン 無 B 空調用チリングユニット 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B 空調用チリングユニット アンロータ ハ ルフ 振動有 B 空調用チリングユニット アンロータ ハ ルフ 振動有 B 空調用チリングユニット 部品表面 配管含 経年劣化 へたり 有 B 空調用チリングユニット 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 有 B ルームエアコン 無 註 1: 印は 修理を実施し 修理直後の点検で漏えいが無いと確認されてから 3 月 15 日の時点で 漏えいの再発が認められなかった機器 印のないものは 未確認あるいは修理が実施されなかった機器 18

19 3.7 漏えい部位および箇所とその考えられる要因 吐出配管, 1 不明, 3 n=144 室内機, 50 一体型機器, 17 現地施工配管, 22 室外機, 51 一体型機器 % 現地施工配管 % 室外機 % 室内機 % 吐出配管 0.69 % 不明 2.08 % 全 144 件 図 9 漏えい部位 n=59 室内機, 12 一体型機器, 6 現地施工配管, 3 室外機, 38 一体型機器 % 現地施工配管 5.08 % 室外機 % 室内機 % 全 59 件 図 10 漏えい部位 空調用 n=85 吐出配管, 1 不明, 3 室内機, 38 一体型機器, 11 現地施工配管, 19 室外機, 13 一体型機器 % 現地施工配管 % 室外機 % 室内機 % 吐出配管 1.18 % 不明 3.53 % 全 85 件 図 11 漏えい部位 冷凍用 プロセス冷却用 19

20 不明, 1 弁類, 2 溶接部, 22 配管, 32 無回答, 15 接手, 3 フレア部, 37 ろう付け部, 32 接手 2.08 % フレア部 % ろう付け部 % 配管 % 溶接部 % 弁類 1.39 % 不明 0.69 % 無回答 % 全 144 件 n=144 図 12 漏えい箇所 接手, 2 不明, 1 弁類, 2 無回答, 6 フレア部, 16 溶接部, 9 ろう付け部, 8 配管, 15 接手 % フレア部 % ろう付け部 % 配管 % 溶接部 % 弁類 % 不明 % 無回答 % 全 59 件 n=59 図 13 漏えい箇所 空調用 接手, 1 n=85 溶接部, 13 配管, 17 無回答, 9 フレア部, 21 ろう付け部, 24 接手 1.18 % フレア部 % ろう付け部 % 配管 % 溶接部 % 弁類 0.00 % 不明 0.00 % 無回答 % 全 85 件 図 14 漏えい箇所 冷凍用 プロセス冷却用 20

21 n=144 熱膨張 収縮, 10 締め付け不足, 2 設置環境不備, 3 その他, 2 無回答, 21 振動, 31 きず こすれ, 12 経年劣化 疲労, 21 経年腐食, 31 経年劣化, 1 経年劣化 へたり, 10 きず こすれ 8.33 % 経年腐食 % 経年劣化 0.69 % 経年劣化 へたり 6.94 % 経年劣化 疲労 % 振動 % 設置環境不備 2.08 % 締め付け不足 1.39 % 熱膨張 収縮 6.94 % その他 1.39 % 無回答 % 全 144 件 図 15 考えられる要因 n=59 無回答, 15 熱膨張 収縮, 4 振動, 15 きず こすれ, 6 経年腐食, 6 経年劣化 へたり, 5 経年劣化 疲労, 8 きず こすれ % 経年腐食 % 経年劣化 へたり % 経年劣化 疲労 % 振動 % 熱膨張 収縮 % 無回答 % 全 59 件 図 16 考えられる要因 空調用 n=85 熱膨張 収縮, 6 締め付け不足, 2 設置環境不備, 3 その他, 2 振動, 16 無回答, 6 きず こすれ, 6 経年劣化 疲労, 13 経年腐食, 25 経年劣化, 1 経年劣化 へたり, 5 きず こすれ 7.06 % 経年腐食 % 経年劣化 1.18 % 経年劣化 へたり 5.88 % 経年劣化 疲労 % 振動 % 設置環境不備 3.53 % 締め付け不足 2.35 % 熱膨張 収縮 7.06 % その他 2.35 % 無回答 7.06 % 全 85 件 図 17 考えられる要因 冷凍用 プロセス冷却用 21

22 漏えい事象発生は図 12- 図 14 に示す漏えい個所について 特徴的である フレア 継手 ロウ付け 溶接部などの機械継ぎ手や接合部での漏えいが 70% を占める 後述の聞き取り調査によっても 温度変化の大きい膨張弁フレア継手からの漏えい事故が多いとされており それ以外の部位でも弛み 締め付け過多による破損 工事不良などによる事故が多い 複数の設備工事業者は リスクが大きいことから 膨張弁部位にはフレア継手は絶対に使用せず ロウ付け継手とするとの工事規格を採用しているところもある一方で 他の業者は メンテナンスに便利との理由でフレア継手を使うことが標準となっている場合もあり 見解が統一されていない 次に多いのが 振動による配管破損である その多くがサポート類 支持具など の欠損であり 水撃による配管損傷も多い すなわち これらの原因は 設置 補修工事の適正な規格化と定期点検などの予防保全処置で効果が見込める 他には経年による腐食 疲労があるが これらも交換時期を部品毎に明らかにし 定期的な部品交換の実施を促すなどの対策を行う必要がある 22

23 3.8 修理が実施された割合とその後の経過 n=129 修理無, 11 修理有 % 修理無 8.53 % 修理有, 118 全 129 件 図 18 点検で漏えいが確認され修理が実施された割合 n=118 修理後漏えいが未確認の機器, 4 修理後漏えいが認められない機器 % 修理後漏えいが認められない機器, 114 修理後漏えいが未確認の機器 3.39 % 全 118 件 図 19 全点検で修理後漏えいが認められない機器の割合 註 : ここで 修理後漏えいが認められない機器とは 修理を実施し 修理直後の点検で漏えいが無いと確認されてから現在 2013 年 3 月 15 日 に至るまで 漏えいが認められなかった機器 設備 今回の定期点検で 冷媒漏えいが発見された機器 設備は 129 件であり その内 90% 強の設備は漏えい修理が行われ 残りの 10% は漏えい修理が実施されなかった また 修理が行われた 118 件の内 未確認の 3 件を除き 現在 2013 年 3 月 15 日 までに 漏えい再発は認められなかった 23

24 3.9 整備時冷媒回収 今回 定期点検で冷媒漏えいが発見され 何らかの修理が行われた設備について その際の冷媒回収状況をまとめた n=129 回収あり, 26 補充のみ, 103 補充のみ % 回収あり % 全 129 件 図 20 整備時の冷媒の回収の有無 n=103 n=26 R-404A, 4 R-123, 3 R-410A, 4 その他, 1 R-410A, 5 R-407A, 2 R-22, 91 R-404A, 1 R-22, 18 回収なし 補充のみ 回収あり 図 21 整備時の冷媒回収の有無と冷媒種 24

25 定期点検で冷媒漏えいが発見されて何らかの修理が行われ 冷媒が充塡された 129 の機器 設備の中で 整備時回収が行われた設備は 26 台 25% 単に冷媒の追加補充が行われた設備は 103 台 75% であった 整備時回収が行われず 単に冷媒の追加補充が行われた設備の冷媒種は その殆どが R-2290% 強 で単一成分の冷媒であったが R-410A,R-404A の混合冷媒も 10% 弱存在した 整備時回収が行われ その後冷媒充塡が行われた設備の冷媒種は その 70% が R-22 30% が R-410A,R-404A の混合冷媒であった これは 図 6 に示した今回の対象設備の冷媒種別分布に一致している 単一成分では 多くの場合追加補充で冷媒充塡が行われていることが判る このことから 今後 市中ストックの冷媒が徐々に HFC 混合冷媒に移行するにつれ 整備時回収量は増加していくものと考えられる 25

26 26 n=107 図 22 経年と漏えい箇所註 : 全対象熱源数から設置年度が記載されていない 398 設備を排除している フレア部 ナット 部品表面 配管含 溶接部 空白 フレア部 ナット 部品表面 配管含 フレア部 フレア ろう付け部フレア部 フレア フレア部 フレア ろう付け部部品表面 配管含 フランジシート部フレア部 ナット フレア部 フレア ろう付け部高圧側配管部品表面 配管含 溶接部ろう付け部部品表面 配管含 フレア部 ナット ろう付け部部品表面 配管含 フレア部 フレア ろう付け部溶接部 空白 ろう付け部部品表面 配管含 溶接部部品表面 配管含 空白 部品表面 配管含 空白 フレア部 フレア ろう付け部継手ねじ部部品表面 配管含 フレア部 フレア ろう付け部部品表面 配管含 溶接部フランジシート部フレア部 ナット 部品表面 配管含 溶接部 空白 フレア部 フレア ろう付け部部品表面 配管含 溶接部溶接部ろう付け部フレア部 ナット フレア部 フレア ろう付け部ろう付け部 空白 アンロータバ ルフ 部品表面 配管含 部品表面 配管含 ろう付け部部品表面 配管含 部品表面 配管含 フレア部 フレア 部品表面 配管含 頻度頻度頻度頻度 n=108 n=108 n=108 n= 熱源数熱源数熱源数熱源数台

27 27 n=107 図 23 経年と漏えい要因註 : 全対象熱源数から設置年度が記載されていない 398 設備を排除している 経年劣化 疲労 振動 空白 きず こすれ振動経年劣化 疲労 振動経年劣化 疲労 振動きず こすれ経年腐食振動熱膨張 収縮経年腐食経年劣化経年劣化 へたり 経年劣化 疲労 振動締め付け不足 空白 経年腐食経年腐食経年劣化 疲労 振動経年腐食経年劣化 へたり 経年劣化 疲労 振動きず こすれ経年腐食経年劣化 疲労 経年腐食振動 空白 経年劣化 へたり 経年劣化 疲労 きず こすれ経年腐食振動熱膨張 収縮きず こすれその他経年腐食設置環境不備締め付け不足熱膨張 収縮きず こすれ経年腐食経年劣化 へたり 経年劣化 疲労 振動熱膨張 収縮きず こすれ経年腐食経年劣化 疲労 振動経年腐食振動経年劣化 へたり 振動経年腐食経年腐食その他経年劣化 疲労 振動経年劣化 疲労 経年劣化 へたり 経年劣化 疲労 経年劣化 へたり 熱膨張 収縮きず こすれ 頻度頻度頻度頻度 n=108 n=108 n=108 n= 熱源数熱源数熱源数熱源数台

28 3.10 点検費用に関する検費用に関するアンケートの結果 今回の点検に実際に要した費用 一回分 n= 円以上, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円以上 4.93 % 円未満 1.41 % 円未満 3.52 % 円未満 4.23 % 円未満 2.11 % 円未満 2.82 % 円未満 % 円未満 % 円未満 % 円未満 7.75 % 全 142 件 図 24 今回の点検に要した費用 n=102 註 円用費 今回の平均初期充填量 kg 算術平均値 \21, 初期充填量 kg 図 25 初期充塡量と今回の点検費用 註 28

29 n= 度 50 頻 図 18 今回の点検に要した費用の頻度分布 費用 図 26 今回の点検に要した費用の頻度分布 註 : 図 25 の平均コスト算出では 明らかに修理コストを含んでいると思われる 材料費が \10,000 を超過する事例 20 件を排除している 今回の点検に要した費用の平均値は 図 25 に示した算術平均値を用いる事にした \21,877/ 回 図 25 で明らかな様に 初期充塡量 すなわち設備の大きさ と点検費用の間に明確な相関は無い 29

30 メンテナンス契約の有無により想定される点検費用 2 回分 *1 n=192 メンテナンス契約無 円未満, 円未満, 円未満, 円以上, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円以上 % 円未満 1.56 % 円未満 0.52 % 円未満 9.38 % 円未満 4.69 % 円未満 9.90 % 円未満 % 円未満 % 円未満 % 円未満 1.56 % 全 192 件 図 27 メンテナンス契約なしの場合の費用分布 n= 円用費 今回の平均初期充填量 kg 算術平均値 \38, 初期充填量 kg 図 28 初期充填量とメンテナンス契約なしの場合の点検費用 30

31 n= 度頻 費用 図 29 メンテナンス契約なしの場合の費用の頻度分布 将来 年に 2 回の定期点検が義務化された場合に想定される定期点検コストは \38,229/2 回で 単純には一回あたり \19,115 となった この場合も初期充塡量と点検費用との相関関係は明確でない 31

32 メンテナンス契約有 n= 円以上, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円未満, 円以上 3.76 % 円未満 1.50 % 円未満 0.75 % 円未満 0.75 % 円未満 5.26 % 円未満 % 円未満 % 円未満 9.02 % 全 133 件 図 30 メンテナンス契約有の場合の費用分布 n= 円用費 今回の平均初期充填量 46.19kg 初期充填量 kg 算術平均値 \25,283 図 31 初期充填量とメンテナンス契約ありの場合の費用 32

33 n= 度頻 費用 図 32 メンテナンス契約ありの場合の点検費用の頻度分布 図 31 に示す様に メンテナンス契約がある場合 将来 年に 2 回の定期点検が義務化された場合に想定される定期点検のみのコストは \25,283/2 回で 単純には一回あたり \12,642 と比較的安価となった このことは メンテナンス契約がある場合に実質的な作業負荷から 定期点検コストが低下することを示していると考えられる また この場合も初期充塡量と点検費用との相関関係は明確でなかった 註 : メンテナンス契約の有無により想定される点検費用とは 図 2 のアンケート用紙に示した質問 年二回の定期点検制度が創設された場合の顧客への予想請求額 に対する回答である メンテ契約有りとは 当該設備についてフルメンテナンス契約 保守契約など何らかのメンテナンス契約を貴社が獲得している場合を想定して下さい の場合の定期点検部分 年 2 回 の予想請求額 33

34 Ⅴ. 設備施工メンテナンス事業者へのアンケート 点検とは別に 市中事業者に対して 以下のようなアンケート調査を実施し 今回の点検に係る評価結果と対比して考察する アンケート内容は 漏えい速度 漏えい原因 その後の処置である 1. 調査の方法 具体的方法は 地域の事業者団体に協力をお願いして 実際の設備施工 メンテナンスに携われる方にアンケートを実施し 経験的に冷媒の漏れ速度や漏れの原因について回答してもらった また 漏えいが発見されても修理しない場合の理由 あなたが経験的に遭遇した について匿名回答を依頼した 1 漏えい速度に関して : 市中で稼働している業務用冷凍空調機器に関して 漏えい速度をビル用マルチと冷凍冷蔵機器を対象に 今までの経験された冷媒漏れについて平均的な冷媒漏えい速度をアンケート調査した 2 漏えいの原因あるいは部位について : 漏えいの部位と原因及び考えられる理由についてアンケート調査した 3 漏えい事象があると考えられた場合の処置について : 漏えい発見後の修理等の割合と処置をしない場合その原因について アンケート調査した 4 その他 : 最後に設備工事に携わった経験年数とご意見あれば自由に回答してもらった なお 実際のアンケート調査用紙を 図 33 に示す 34

35 図 33 アンケート用紙 35

36 2. 調査の結果 2.1 パネラーのスペック 調査にご協力いただきました方々のスペックを明確にするために 設備工事経験年数を調査した n=136 図 34 設備工事経験年数の頻度分布 今回のアンケート調査にご協力いただいた方々の設備工事経験年数分布は図 34 の通りで 算術平均値 21 年 中央値で 20 年 であり経験年数は十分な方々のご回答結果と考えられる なお 経験年数が 10 年未満は 26 人で全体の約 2 割に満たなかった 36

37 2.2 漏えい個所および要因とその考えられる原因 n=137 その他, 4% 不明, 0% 無回答, 0% 弁類, 3% 溶接部, 6% 継手, 0% 配管, 47% フレア部, 31% ろう付け部, 8% 継手 0% フレア部 31% ろう付け部 8% 配管 47% 溶接部 6% 弁類 3% その他 4% 不明 0% 無回答 0% 図 35 漏えい個所 n=137 室外機内, 2% 本体内銅管, 3% コンプレッサー, 2% 稼働部 弁, 3% 継手ねじ部, 0% 溶接部, 6% 圧力計接続配管, 2% 配管, 12% ろう付け部, 8% フレア継手, 31% 熱交換器配管, 30% フレア継手 31% 熱交換器配管 30% 圧力計接続配管 2% ろう付け部 8% 溶接部 6% 継手ねじ部 0% 稼働部 弁 3% コンフ レッサー 2% 配管 12% 室外機内 2% 本体内銅管 3% 図 36 漏えい個所 詳細 図 35 に示す様に 漏えい個所については フレア部 ろう付け部 溶 37

38 接部 の配管接合部が全体の約 50% を占めている 配管の中には 熱交換器配管 圧力計接続配管や本体内銅管が含まれている また その他には コンプレッサーや室外機内などがある 図 36 に漏えい箇所の詳細内容を示す これらの調査結果は 図 に示す 今回の点検モデル事業結果と概ね一致する n=137 図 37 漏えい要因 図 37 の漏えい要因については 腐食 振動 加工不良 で約 70% を占めている この結果は 図 に示す今回の点検モデル事業結果と概ね一致する 38

39 n=137 図 38 考えられる原因 図 38 で考えられる原因として 一番多いのは 経年劣化 で 42% 次に 工事不良 で 31% 製品瑕疵 の 12% を加えると 85% を占めている 39

40 2.3 修理が実施された割合 n=136 図 39 修理を行う割合 図 39 に示す様に 漏えいが発見された場合 90% 以上修理するとの回答が 136 の中の 87 あった また その分布は図 40 であり 算術平均値では 82% が修理を実施 中央値では 90% となっている すなわち 算術平均では 18% は修理が実施されないことになる このことは 図 18 に示す今回の点検モデル事業結果と近似している 図 40 修理する頻度分布 40

41 2.4 漏えいしても修理しない事由 n=219 複数回答有 図 41 漏えいしても修理しない事由 漏えいしても修理しない事由の調査を図 41 に示す 物理的に修理が困難な事例 : 漏えい個所特定が困難 修理が実質的に困難な部位 は 合せて 44% であり それ以外は人為的理由である 2.5 漏えい速度の推定 今回の点検モデル事業の漏えい事象の中で 実際に補充が行われている事例にて 漏えい速度を推定している 後述 本アンケート調査でも経験的な漏えい速度を質問した 当該漏えいは ピンホール 割れ 亀裂 継ぎ手などのゆるみ 抜け 配管腐食などが全て含まれている 41

42 漏えい速度 kg/day 図 42 漏えい速度の頻度分布 kg/day 図 42 に漏えい速度の頻度分布を示す 頻度分布は漏えい速度 0.1kg/day 以下が圧倒的に多い 歪度の大きい分布となっている また 不定や該当なく不明も多く 故障の箇所によりケースバイケースであることも否めない ここでは ビルマルチの場合を図 43 に 冷凍冷蔵庫の場合を図 44 に示す 1.0 kg/day を超えた場合は 明らかに急激な損傷による漏えいであり それを除いた集団の平均値でもって 今回調査の平均的な漏えい速度とした 平均的な漏えい速度は ビルマルチでは 0.10kg/day 冷凍冷蔵庫では 0.24 kg/day である 42

43 図 43 漏えい速度の頻度分布 ビルマルチ 漏えい速度の中央値は 0.028kg/day つまり 1.2g/h 算術平均値では 0.10kg/day つまり 4.2g/h となった a y k g / d 度 速い え 漏 算術平均値 0.24 中央値 事象番号 モニター番号 図 44 漏えい速度の頻度分布 冷凍冷蔵庫 漏えい速度の中央値は 0.083kg/day つまり 3.5g/h 算術平均値では 0.24kg/day つまり 10g/h となった 43

44 2.5 その他の意見 今回のアンケートの中で その他にも多くの意見が寄せられた 中でも 点検の制度設計に関するもの 点検に関する技術的なポイントを指摘するもの 漏えい速度に関する経験的な感覚などについての意見が多かった 主な意見は次の通りある 1 定期点検制度を適切に運用するためには そのための条件整備が必要である すなわち 工事 保守の技術向上を図るための教育プログラムの充実が必要である 2 配管固定方法に課題がある それらを含めて定期的な点検整備で漏えい件数は減少すると思う 3 漏えい理由は 製品瑕疵と工事不良が主 修理せず様子を見るケースがある 4 フロン漏えい点検は必要だが 認知度が低く行政からの手本や支援が必要と思う 5 保守契約をしているユーザーは良いが 未契約のユーザー程理解がなく修理もやらせてもらえない 漏れがあれば 追加チャージでその場がしのげれば OK というユーザーも存在する 6 納入後 3 年 ~5 年程度は漏えいほとんどないが フレア フランジ部は 2 年に 1-2kg 漏えいする場合がある 7 基本的に漏えいは少ないと思う しかし例外として何らかの力が加わったり 腐食したりすることによる冷媒漏えいが多いと思う 8 冷凍能力低下で連絡があってから対応する場合が多く 定期点検で 事前に漏えい個所発見できれば 効果的 9 経済的な面が優先され 修理が十分なされていないケースがある 10 施工時冷媒配管気密試験を行い漏れはない 11 メーカーの軽量化設計により ろう付け部の漏えい箇所の修理困難な箇所が増えている 12 近年 使用に適しない冷媒が流通している 冷媒への信用が薄い 13 漏えいが 0 となることはなく どう管理するかが課題 44

45 Ⅵ. 排出削減の評価 1. 定期点検の効果評価 排出削減評価のロジック 今回の漏えい発見データから 冷媒充塡は行われているが等量の回収が実施されているもの および単純な修理事例を控除する 漏えいが起こっている設備の中で 今回および昨年度の複数回充填のある事例について 漏えい速度の平均値を評価する 漏えいが確認された設備のデータから 前項の平均漏えい速度を用いて それらの年間漏えい量を推定する 今回の漏えい発見のデータから漏えい修理の有無とその割合を評価する 漏えい事象データの全てについて 上記漏えい速度を用いて年間の排出量を評価する = 点検が行われ無い場合の排出量 漏えいデータの全てについて 点検時補充量と上記漏えい速度および前記漏えい修理の割合を用いて年間の排出量を評価する = 点検が行われた場合の排出量 点検が行われ無い場合の排出量から点検が行われた場合の排出量を差し引いたものを 今回の調査における排出削減量予測値とする 45

46 2. 漏えい速度の推定 番事象号 表 5 漏えい速度一覧 漏えい速度 kg/day 初期充填量 kg 算術平均値 中央値 今回のモデル事業の漏えい事象 一部昨年度の結果を含む の中で 繰り返し補充が行われているケースに着目し 漏えい速度を推定した 評価が可能な事象は 43 ケース 同一設備で複数回評価あり であった 当該漏えいは ピンホール 割れ 亀裂 継ぎ手などのゆるみ 抜け 配管腐食などが全て含まれている 各事象の漏えい速度の推定は 記録簿に記入された n 回目の補充と n+1 回目の補充が行われた間の期間で n+1 回目の補充量を除したものを漏えい速度とした また 漏えい速度が 2.0kg/day を上回った 4 事象については 漏えい個所が修理されずに冷媒の補充のみで対応するとは考え難く 修理必須な急速漏えいであるとして 漏えい速度推定から排除し 39 のケースで漏えい速度を評価する事にした 表 7 に当該漏えい事象を示す この結果は 専門家へのアンケート調査結果とかなり近似している 今回は 表 5 の結果を用いて 今回モデル事業での平均的な漏えい速度を推定する 46

47 図 45 漏えい速度の頻度分布 図 45 に漏えい速度の頻度分布を示す 頻度分布は漏えい速度 0.1kg/day 以下が圧倒的に多く 歪度の大きい分布となっている 平均的な漏えい速度を推定しようとする場合 図 45 のような正規分布からかけ離れたケースでは その算術平均値を平均的な漏えい速度とすることには無理が有る ここでは 図 46 に示すその集団の中央値 0.12kg/day をもって 今回調査の平均的な漏えい速度とすることとした 算術平均値 図 46 漏えい速度の推定 47

48 ただし 漏えい事象の中で 漏えい速度が 2kg/day 以上のもの 4 サンプルは 修理必須な急速漏えいとして それらを除外している 漏えい速度の中央値は 0.12kg/day つまり 5g/h 算術平均値は 0.23kg/day つまり 9.6g/h となった 参考のために 当該中央値の漏えい速度 0.12kg/day を用いて 漏れ部の平均孔径 相当直径 を評価すると 概算約 15μ0.02mm 程度となる R22 の 30 飽和圧力でガスが漏えいと仮定 48

49 3. 排出削減量の評価方法 漏えい修理を実施する場合 機内冷媒量 冷媒補充量 残存冷媒量 補充修理 点検 時間 修理を実施しない場合 機内冷媒量 漏えい速度 0.12kg/d 初期充塡量の 65% 補充 点検 補充 時間 補充 図 47 修理の有無による冷媒補充と機内冷媒量の考え方 49

50 図 47 に修理の有無による冷媒補充と機内冷媒量の考え方を示す この模式図は以下の仮定で年間補充量 排出量 を評価しようするものである この場合 冷媒漏えいの修理を行った場合 再漏えいが起こるのは平均的に見てどの程度の期間なのかを評価する必要がある しかし これについては十分な資料が存在しない そこで 設備工事事業者団体である日本冷凍空調設備工業連合会に対して 今回のモデル事業対象設備も含め 前回充塡記録のある設備の調査を依頼した 表 6 に示す様に 充塡記録のあるものは少なく 10 例に止まったが その平均的な経過年月は 2.8 年であった このことから 今回の評価では 漏えい修理を行った場合は 2.5 年間は再漏えいが起こらないという推定をする 表 6 再漏えい期間の推定 排出削減効果の推定は 以下の様に行う 冷媒補充量は 点検日より 2.5 年間 前述 で評価する 補充量を排出量とする 点検して漏えい発見後修理された設備は その 2.5 年間は再漏えいがないものとする 前述 したがって 漏えい修理を行った設備の 2.5 年間の予測補充量は 点検 修理時の補充量のみとなる 漏えい修理を行わない設備の漏えい速度は 0.12kg/day 図 45 参照 とする 当該設備の再充塡のタイミングは 機内冷媒量が初期充塡量の 65% に達した時とする EPA の Clean Air Act セクション 608 Industrial Process 50

51 Refrigeration Leak Repair Audit Checklist の冷媒回路の修理トリガーとなる冷媒漏えい割合より引用 すなわち 修理を行わない設備の年間予測補充量は 下式となる R= r+int{s 365/I 0.35} I 0.35 ここに R: 年間補充量 kg r: 点検後の補充量 kg I: 初期充塡量 kg S: 漏えい速度 kg/day 0.35:1- 再充塡のタイミングの機内冷媒残存割合 0.65 以上のことから 本モデル事業における 定期点検による冷媒排出削減量は 以下の A: 定期点検を行った場合の排出量 B: 定期点検を行わない場合の排出量を算出し B-A を当該排出削減量とした A 上記のように評価される漏えい修理を行った設備の 2.5 年間の予測補充量に修理を行わなかった設備の 2.5 年間の予測補充量を加えたものを 定期点検を実施した場合の予測排出量とする B 定期点検を行わない場合は 全ての設備が漏えい補修を行わず冷媒補充のみであるとし 漏えいのある全設備に単純に平均的漏えい速度 0.12kg/day を適用し 漏えい量の総和を予測排出量とする 51

52 4. 排出削減量の評価結果 表 7 に今回のモデル事業対象設備について 定期点検が行われた場合の年間予測漏えい量と排出係数を示す 表 8 に定期点検が行われない場合の年間予測漏えい量と排出係数を示す 表 7 定期点検を行った場合の予測漏えい量 n=1,478 継続 新規 対象熱源数 台 初期冷媒充填量の総和 kg 漏えい事象台数 台 内修理有り 内修理無し 1 10 漏えい台数比率 A 2.5 年間予測漏えい量 kg 2.10% 11.03% 修理有り 修理無し 表 8 定期点検を行わない場合の予測漏えい量と漏えい削減量継続 n=1,478 新規 対象熱源数 台 初期冷媒充填量の総和 kg 漏えい事象台数漏えい台数比率 B 2.5 年間予測漏えい量 kg 漏えい削減量 kg B-A 漏えい削減量 kg 削減率 % 11.03%

53 表 7,8 より 定期点検を行う事による冷媒排出削減量は 新規の場合では両表中の 2.5 年間の予測漏えい量の差 kg の kg で 継続の場合では kg 漏えい削減率は双方とも約 80% となった 53

54 Ⅶ. 現地調査 1. 調査目的 今回の点検モデル事業の対象設備について 漏えい事象が確認されたものについて 実際に現地調査を実施した 現地調査では設備の漏えい個所 原因を確認すると共に 担当者にヒヤリングも実施した 調査の目的を以下に示す 設備設置から経年の短い設備から漏えいが起こっている それは如何なる理由によるものか 経年の長い設備との漏えい原因の差異はなにか 図 を見ると 特定個所からの漏えいが多いように感じられる 現実にそのようなことはあるのか 2. 調査結果 調査結果を表 9 に示す 表 9 の 1 3 は設置経年が 25 年以上の設備 4 8 は設置経年が数年の設備である これらから 以下の事が判明する 設置経年が長い設備の漏えいは 明らかな経年劣化 不適切な改修工事 冷凍設備以外の問題が起因している さらに 当事者からのヒヤリングによれば これらは適切なメンテナンス 適切な工事ノウハウがあれば防げただろうという意見があった 設置経年が若い設備の漏えいは 外的要因による損傷 メーカーの設計 製造不良 工事上での配慮不足に起因していた このように両者には特徴的な差異が見られた また ヒヤリングによれば 漏えい個所は 多くの場合 フレア継ぎ手 コイル 多くは U ベンド部 液ハンマーによる配管損傷で発生しており 今後 このような工事ノウハウの集積と普及が漏えい低減につながる また 補 2 に示したように 高圧ガス保安協会が公表している冷媒漏えい事故の箇所 原因を分析すると それらは 今回の調査結果に類似しており そのことからも 前項に示した検討が今後必要なことが示唆される 54

55 表 9 現地調査事例 1 漏え充填漏え保守い量漏えい発漏えい経年使用機器用途冷媒量い部状況契約 k 見経緯箇所 kg 品 g 25 年 '86/6 コンデンシングユニット 冷凍冷蔵ショーケース スーパー 冷なし R- 凍 冷 22 蔵 油のにじみ その 後ガス検知器 三方電磁弁 プランジャーシャフト摺動部の亀裂 クリップピンこすれにより プランジャシャフト上端部に微細亀裂発生 原因など 明らかな経年劣化 スチールシャフトの損傷 古いコンデンシングユニット 日常メンテなし 保守メンテはその都度 冷却不良など 実施 レシーバーにより 70% 位ロスしないと 性能低下に至らない 即ち発見できない 2 34 年 '78/10 コンデンシングユニット 冷凍冷蔵ショーケース スーパー 冷なし R- 凍 冷 22 蔵 冷却不足から漏え い疑い ガス検 液配管 配管表面の亀裂 液配管 立て管 がガス配管とこすれ 明らかに不適切な空冷への改修工事 長大な空中配て表面に亀裂発生管 不適切なインバータの採用で過大振動励起 不十分 運転中の振動により配管同士が接な配管サポート サードパーティ業者 触摩耗を起こした 不十分なサポート スーパーは経年 35 年でも壊れるまで使う顧客も多い 治具 保守メンテはその都度 冷却不良など 実施 点検なし 空冷コンデンサへの改修で長大な空中配管 不適当なインバータの採用 3 26 年 1986/7 コンデンシングユニット 半密閉 2 段 研究施設 鶏肉質冷凍 有り R- 2 回 22 / 年 サイトグラスに気泡が出ていることから 漏えい発見 冷却器下部に着氷進行し 液配管が 原因は 冷凍設備ではなく庫内設備の問題 着氷の原潰され損傷 亀裂 漏えい 因はエアカット弁の劣化によるシール不良が原因と想定 恒久策として今回エアカット弁を交換した 4 2 年別置形 2010/10 ショーケー ス スーパー 冷なし R- 凍 冷 22 蔵 冷却不足から漏え い疑い ガス検 冷却器キャピラリ管 配管表面の亀裂 ケース内ファンが外的要因 落下物? により損傷 変形 これにより過大振動が発生しキャピラリ管が液配管に接触し摩耗 漏えいに至った 新型の一体空冷コンデンシングユニット ケース内配管も適切にサポート 原因は明らかな外的要因 店員が誤ってファンブレードを損傷 機械は新型 配管も適切 5 4 年 6 5 年 ルームエアコン 空調用 PAC 重塩害仕様 工場空調用 工場空調用 なし なし R- 410 A R- 410 A 冷却不良 - - 冷えが悪い 室外機 熱交換機下部に油漏れの痕跡 室外機 コイル側板部 ガス漏れ検知されず 原因は当初から冷媒不足 移設機 本機は他業者による移設機で ポンプダウンせずに移設された可能性 当初から冷媒不足 コイル測板と銅管の接触部に微細な亀裂 なかなか漏えい部を特定できず 原因は明かに設計 製造不良 コイルのヘヤピン管と側板のクリアランスあるいは側板のバリの問題 7 コンデンシングユニッ 4 年未満ト 75KW 2009/5 冷却器 常 用 - 25 冷凍野なし菜工場 R- 404 A 冷却不良あり 目視外 #### 40.0 観検査で漏えいを確認 膨張弁 4 時間サイクルでホットガスデフロス 原因は明らかに工事配慮不足 膨張弁にフレア継ぎト -45 ~+65 のヒートショックに手 ホットガスでフロストで熱応力過大なのに より 均圧管フレア部が破断 均圧管の必要性も疑問 電子膨張弁の採用も検討する均圧管べき フレア部 8 コンデンシングユニッ 2 年未満ト 冷却器 2009/9 常用 - 25 キノコ栽培工なし場 R- 404 A 液配管の目視外 観で配管損傷確認 液配管 エルボ部 電磁弁と膨張弁間の液配管エルボに亀裂発生を確認 原因は電磁弁切替時の液ハンマー 原因は明らかに工事配慮不足 液ハンマーが予想される部位にエルボ 55

56 補足資料資料 1 漏えい設備と事象の一覧 施設者所有コード初期充填量設置年月日使用冷媒経年充填量回収量漏えい処置作業部位部品箇所要因処置 B /4/1 R /7/18 室外機 熱交換器 ろう付け部 振動 溶接補修 B /4/1 R /8/27 室内機 熱交換器 溶接部 振動 溶接補修 B /4/1 R /8/24 室内機 冷媒配管 部品表面 配管含 振動 溶接補修 B /4/1 R /7/18 現地施工配管 圧力 連成計 フレア部 フレア 経年劣化 疲労 フレア部再加工 B /6/1 R /7/22 現地施工配管 冷媒配管 ろう付け部 振動 溶接補修 B /6/1 R /9/6 現地施工配管 膨張弁 フレア部 フレア 経年劣化 疲労 フレア部再加工 B /6/1 R /7/23 一体型機器 膨張弁 フレア部 フレア 経年劣化 疲労 溶接補修 B R B /12/1 R-410A /7/30 室外機 冷媒配管 フレア部 ナット 振動 増し締め B /12/1 R-410A /7/30 室外機 冷媒配管 フレア部 ナット 振動 増し締め B R B /4/1 R-410A /7/20 室外機 圧縮機 溶接部 経年劣化 疲労 部品ごと交換 2012/8/8 室外機 圧縮機 溶接部 B R /7/19 室外機 冷媒配管 フレア部 ナット 経年劣化 疲労 増し締め 2012/7/25 室外機 冷媒配管 フレア部 ナット B R /7/20 室外機 冷媒配管 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 フレア部再加工 2012/7/27 室外機 冷媒配管 フレア部 フレア B R /7/20 室外機 キャヒ ラリー管 部品表面 配管含 振動 部品ごと交換 2012/7/24 室外機 キャヒ ラリー管 溶接部 B /4/1 R /7/20 室外機 不明 溶接部 経年劣化 へたり 増し締め 2012/8/8 室外機 不明 溶接部 B R /7/25 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 増し締め 2012/8/9 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア B /8/1 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 増し締め 2012/8/9 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア B R-410A /7/26 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 増し締め 2012/7/30 室外機 冷媒配管 フレア部 フレア B /4/1 R /7/12 室外機 熱交換器 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 部品ごと交換 2012/7/26 室外機 熱交換器 溶接部 B R /7/27 一体型機器 圧縮機 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 部品ごと交換 2012/7/30 一体型機器 圧縮機 溶接部 B /4/1 R-410A /8/6 室外機 圧力計 フレア部 フレア 振動 部品ごと交換 2012/8/10 室外機 圧力計 フレア部 フレア A-FK /12/15 R /8/8 現地施工配管 冷媒配管 溶接部 経年腐食 溶接補修 A-FK /12/15 R /8/28 室内機 電磁弁 溶接部 経年腐食 部品ごと交換 B その他 20 0 B /10/1 R B /10/1 R B /9/30 R-404A /7/2 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 B /12/31 R-404A /7/7 室内機 熱交換器 部品表面 配管含 振動 ろう付け補修 B /6/1 R /7/6 室内機 膨張弁 フレア部 ナット 経年劣化 へたり 増し締め B /2/28 R /7/10 室外機 圧力 連成計 フレア部 ナット 振動 フレア部再加工 B /6/30 R /7/13 室外機 膨張弁 フレア部 ナット 経年劣化 へたり フレア部再加工 B /2/28 R /7/27 室外機 空冷凝縮器 溶接部 経年劣化 疲労 ろう付け補修 B /5/31 R-404A /7/23 室内機 膨張弁 フレア部 ナット 振動 配管支持施工 B /2/1 R B /2/1 R /8/15 一体型機器 熱交換器 ろう付け部 その他 ろう付け補修 B /2/1 R /5/22 一体型機器 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /2/1 R /7/20 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /10/1 R /7/2 室内機 熱交換器 ろう付け部 振動 ろう付け補修 B /6/8 R /7/6 室内機 熱交換器 ろう付け部 振動 ろう付け補修 B /6/8 R /7/6 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /6/8 R /7/6 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /10/1 R /7/13 室外機 ドライヤ フレア部 フレア 振動 フレア部再加工 B /9/1 R /7/12 室外機 ドライヤ フレア部 フレア 振動 フレア部再加工 B /3/1 R-404A /7/2 室内機 熱交換器 ろう付け部 振動 ろう付け補修 B /10/1 R /7/10 室内機 冷媒配管 部品表面 配管含 経年腐食 部品ごと交換 B /10/1 R /7/10 室内機 冷媒配管 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /10/1 R /7/10 室内機 冷媒配管 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B R /7/20 室外機 冷媒配管 フレア部 フレア 経年劣化 へたり フレア部再加工 A-NR /1/1 R /7/20 現地施工配管 冷媒配管 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 A-NR /1/1 R /10/23 室内機 熱交換器 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 A-NR R /7/26 室内機 熱交換器 ろう付け部 熱膨張 収縮 ろう付け補修 B /5/4 R /7/31 室外機 その他 サービスフランジシート部 経年劣化 へたり 増し締め B /5/30 R /7/27 室外機 熱交換器 溶接部 きず こすれ 部品ごと交換 B /3/25 R-407C /7/2 室外機 受液器 レシーハ ろう付け部 経年腐食 部品ごと交換 B R /6/20 室外機 ボールバルブ1フ部品表面 配管含 経年劣化 へたり 増し締め B /7/1 R /7/14 室内機 膨張弁 フレア部 フレア 経年劣化 疲労 フレア部再加工 B /11/20 R /7/8 現地施工配管 冷媒配管 ろう付け部 経年劣化 へたり ろう付け補修 B /11/6 R /7/14 一体型機器 圧力 連成計 ろう付け部 経年劣化 へたり ろう付け補修 B /11/20 R /7/30 室内機 膨張弁 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 フレア部再加工 B /6/3 R /7/20 現地施工配管 バルブ フランジシート部 締め付け不足 増し締め B /4/22 R /8/10 室外機 空冷凝縮器 ろう付け部 設置環境不備 /8/17 室外機 空冷凝縮器 ろう付け部 設置環境不備 溶接補修 B /4/22 R /8/16 室外機 空冷凝縮器 溶接部 設置環境不備 溶接補修 B /10/20 R /8/3 室内機 熱交換器 2012/8/5 室内機 熱交換器 2012/8/10 室内機 熱交換器 溶接部 振動 ろう付け補修 B /3/15 R /7/25 室内機 熱交換器 /8/3 室内機 熱交換器 /8/15 室内機 熱交換器 部品表面 配管含 振動 溶接補修 B /6/3 R /8/8 室内機 冷媒配管 フレア部 ナット 熱膨張 収縮 フレア部再加工 B /2/1 R /7/26 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 フレア部再加工 B /6/4 R /7/25 室内機 熱交換器 溶接部 経年腐食 溶接補修 /8/5 室内機 熱交換器 溶接部 経年腐食 溶接補修 /8/10 室内機 熱交換器 溶接部 経年腐食 溶接補修 B /10/7 R B /4/1 R /7/21 室外機 冷媒配管 ろう付け部 振動 ろう付け補修 56

57 資料 1 つづき 漏えい設備と事象の一覧 施設者所有コード 初期充填量設置年月日使用冷媒 経年 充填量 回収量漏えい処置作業 部位 部品 箇所 要因 処置 B /4/1 R /7/20 室外機 冷媒配管 ろう付け部 振動 ろう付け補修 B /4/1 R /7/20 室外機 冷媒配管 ろう付け部 振動 ろう付け補修 B /11/30 R B /11/30 R B /6/26 R /8/5 現地施工配管 電磁弁 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 部品ごと交換 B /10/14 R /8/22 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 B R /8/10 室外機 アキュームレータ 部品表面 配管含 経年腐食 部品ごと交換 B R /8/10 室内機 冷媒配管 ろう付け部 経年腐食 溶接補修 B /5/1 R /7/3 室内機 熱交換器 部品表面 配管含 経年腐食 ろう付け補修 B /8/1 R-410A /8/3 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 きず こすれ 溶接補修 B /4/1 R /7/6 室外機 熱交換器 部品表面 配管含 経年腐食 溶接補修 B /8/1 R /7/6 室内機 熱交換器 経年腐食 部品ごと交換 B R B /10/1 R /8/17 室外機 熱交換器 部品表面 配管含 経年劣化 へたり ろう付け補修 B R-410A B /2/3 R /6/13 一体型機器 液面計 サイトク ラスフレア部 ナット 振動 増し締め /7/20 一体型機器 吐出サーヒ スハ ルフ 経年劣化 疲労 増し締め /8/4 一体型機器 熱交換器 部品表面 配管含 経年腐食 ろう付け補修 B /9/11 R /8/1 室外機 サービスバルブ 経年劣化 疲労 増し締め B /3/9 R-404A /7/6 現地施工配管 電磁弁 フレア部 ナット 経年劣化 疲労 部品ごと交換 B /6/9 R /4/21 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 経年腐食 溶接補修 B /3/27 R /8/29 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /12/5 R /6/20 現地施工配管 膨張弁 ろう付け部 経年劣化 疲労 配管支持施工 B /5/20 R /6/20 現地施工配管 電磁弁 フレア部 フレア 経年劣化 疲労 溶接補修 B /7/1 R /6/20 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年腐食 ろう付け補修 B /6/30 R /6/20 室外機 圧縮機 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 ガスケット交換 B /5/3 R /6/20 熱交換器 経年腐食 部品ごと交換 B /12/10 R /6/20 一体型機器 圧力スイッチ フレア部 フレア 振動 フレア部再加工 B /5/1 R /6/20 室外機 圧力 連成計 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 部品ごと交換 B /3/1 R /8/11 室外機 キャヒ ラリーチューフ 継手ねじ部 きず こすれ ろう付け補修 B /3/1 R /9/4 室外機 熱交換器 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 B /3/1 R /8/9 室外機 圧縮機 部品表面 配管含 経年腐食 部品ごと交換 B /3/1 R /8/10 室外機 その他 分流管 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 B R-407C /7/19 室外機 圧縮機 部品ごと交換 B R /5/23 室外機 ドライヤ 部品表面 配管含 経年腐食 部品ごと交換 2012/6/12 室内機 膨張弁 部品ごと交換 B R /7/23 室内機 冷媒配管 フレア部 フレア 振動 フレア部再加工 B R /4/25 現地施工配管 冷媒配管 経年腐食 カ ス補充のみ B R /6/19 室内機 熱交換器 ろう付け部 経年劣化 疲労 カ ス補充のみ B R /7/4 室外機 不明 カ ス補充のみ B R /7/13 室内機 発見出来ず カ ス補充のみ 2012/8/13 室内機 冷媒配管 ろう付け部 経年劣化 疲労 B R /7/5 室外機 発見出来ず 振動 増し締め B R /7/5 室外機 発見出来ず 振動 増し締め B /5/1 R /5/2 一体型機器 圧縮機 アンロータ ハ ルフ 振動 部品ごと交換 B /5/1 R /5/2 一体型機器 圧縮機 アンロータ ハ ルフ 振動 部品ごと交換 B /4/1 R /5/31 一体型機器 キャヒ ラリチューフ 部品表面 配管含 経年劣化 へたり 溶接補修 B /4/1 R /7/6 一体型機器 四方弁 部品表面 配管含 経年劣化 疲労 部品ごと交換 B /5/15 R /7/29 室外機 冷媒配管 フレア部 フレア 振動 増し締め B /1/20 R /7/29 室内機 膨張弁 フレア部 フレア 熱膨張 収縮 増し締め B /1/20 R B /7/1 R-410A B /7/1 R /7/14 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 その他 部品ごと交換 B /1/20 R /6/10 室外機 冷媒配管 部品表面 配管含 きず こすれ ろう付け補修 A-MD /11/13 R /7/19 吐出配管 配管 高圧側配管 経年劣化 配管支持 A-Ok R /10/4 室内機 冷媒配管 ろう付け部 振動 ろう付け補修 A-OK R /8/16 室内機 熱交換器 溶接部 経年劣化 疲労 溶接補修 A-OK R /6/3 現地施工配管 冷媒配管 部品表面 配管含 きず こすれ 溶接補修 57

58 資料 2 高圧ガス保安協会の漏えい事故原因との対比 過去 10 年程度の間に高圧ガス保安協会に届け出があり 当該協会が公表している資料から冷媒漏えい事故の漏えい個所とその原因に付いてまとめた結果を補図 1 に示す n=370 弁類, 45 その他, 19 継手, 74 溶接部, 22 配管, 141 フレア部, 32 ろう付け部, 37 継手 % フレア部 8.65 % ろう付け部 % 配管 % 溶接部 5.95 % 弁類 % その他 5.14 % 補図 1 漏えい個所 n=370 不明, 2 その他, 52 摩耗, 2 経年劣化, 81 経年劣化 % 振動 % 腐食, 93 振動, 70 工事不良 % 製造不良 6.22 % 腐食 % 摩耗 0.54 % 製造不良, 23 工事不良, 47 不明 0.54 % その他 % 補図 2 考えられる要因 58

59 高圧ガス保安協会 :KHK に報告された冷媒事故報告は 今回のモデル事業の結果に類似している 即ち フレア 継手 ロウ付け 溶接部などの機械継ぎ手や接合部での漏えいは 50% 程度で比率が大きい 一方 配管部位からの漏えいも多く これはモデル事業における比率より大きい これは KHK の対象設備は 登録あるいは報告義務のある 1 種 2 種の大型設備で 直膨設備は比較的少なく その多くがターボ スクリュー冷凍機を用いたチラーあるいはブラインクーラーであることに起因していると考えられる すなわち コンデンサーも水冷 二次側冷却も水 ブラインー冷媒熱交換器を用いているため 水質管理が不十分な場合 腐食が起こり易いためと思われる また 水 - 冷媒熱交換器では多管式熱交換器が使われるケースが多く 特に古い設備では 管本数も多くなり それらが隠蔽されているために発見が困難であることも原因の一つと考えられる フレア部の漏えいがモデル事業の例に比べて少なく 継手の割合が多い これは配管口径が大型設備のために太く 継手形式が異なるためと思われる 以上 59

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション フロン排出抑制法 概要 第一種特定製品管理者の役割について 1 1. 法律の目的 概要 3 2. 第一種特定製品とは 9 3. 管理者の役割 14 4. 第一種特定製品の点検 17 5. フロン類の漏えい防止措置 28 6. 点検 整備等の記録の保存 30 7. 漏えい量の把握 報告 33 8. その他 37 目次 2 1. 法律の目的 概要 3 1. 法律の目的 概要 特定フロン (CFC HCFC)

More information

<4D F736F F D E918A6990A793788A CEB0D1CDDFB0BCDE8C668DDA816A E31302E318CF68A4A2E646F63>

<4D F736F F D E918A6990A793788A CEB0D1CDDFB0BCDE8C668DDA816A E31302E318CF68A4A2E646F63> 冷媒フロン類取扱技術者. この資格は冷凍空調業界団体が認定する民間資格です 冷凍空調を熟知し 冷媒フロンを取り扱うプロフェッショナルの資格 [ 資格制度概要 ] 新しい資格制度創設の背景と経緯 業務用冷凍空調機器からの 冷媒漏えい 問題は地球温暖化防止の観点から 国内外でも大きな問題として取り上げられております そして 冷媒の適切な管理のために平成 25 年 6 月 改正フロン法 が公布されました

More information

H1

H1 1 1 3 2 4 3 9 4 10 5 11 2 1 3 2 4 2 5 http://www.env.go.jp/earth/ozone/cfc/law/kaisei_h27/index.html 6 2 7 8 3 9 4 10 5 11 12 13 14 15 16 17 フロン類算定漏えい量等の報告書の作成 出力 REMAC を活用することで 一定量以上漏えいした場合に毎年度 国への報告が必要

More information

170221_2(2)

170221_2(2) 69 69 3. 機器の点検について ( 簡易点検 定期点検 ) 一般財団法人日本冷媒 環境保全機構 果たすべき役割と責務 70 情報処理センター 管理者の判断の基準 ❶ 機器の適切な設置 適正な使用環境の維持 確保 ❷ 機器の定期的な点検 ❸ フロン類漏えい時の対処 ❹ 機器の整備の記録 保存 充塡に関する基準 依頼 回収 充塡 再生業者 管理者 充塡回収業者 再生証明書 整備者 依頼 破壊証明書

More information

別紙 十分な知見を有する者について 1. 定期点検について専門点検 ( 簡易点検により 漏えい又は故障等を確認した場合に 可能な限り速やかに実施することとされている ) 及び定期点検については フロン類の性状及び取扱いの方法並びにエアコンディショナー 冷蔵機器及び冷凍機器の構造並びに運転方法について

別紙 十分な知見を有する者について 1. 定期点検について専門点検 ( 簡易点検により 漏えい又は故障等を確認した場合に 可能な限り速やかに実施することとされている ) 及び定期点検については フロン類の性状及び取扱いの方法並びにエアコンディショナー 冷蔵機器及び冷凍機器の構造並びに運転方法について 別紙 十分な知見を有する者について 1. 定期点検について専門点検 ( 簡易点検により 漏えい又は故障等を確認した場合に 可能な限り速やかに実施することとされている ) 及び定期点検については フロン類の性状及び取扱いの方法並びにエアコンディショナー 冷蔵機器及び冷凍機器の構造並びに運転方法について十分な知見を有する者が 検査を自ら行い又は検査に立ち会うこととされている ここで 十分な知見を有する者に求められる具体的な知識は

More information

( 社 ) 日本冷凍空調設備工業連合会 ( 以下日設連と略 ) では, 不活性フルオロカーボンを冷媒とする業務用冷凍空調機器の使用時漏えいを削減するため, 以下の規程並びにガイドラインを制定した ( 制定日時 : 平成 22 年 10 月 1 日 ) (1) 業務用冷凍空調機器フルオロカーボン漏えい

( 社 ) 日本冷凍空調設備工業連合会 ( 以下日設連と略 ) では, 不活性フルオロカーボンを冷媒とする業務用冷凍空調機器の使用時漏えいを削減するため, 以下の規程並びにガイドラインを制定した ( 制定日時 : 平成 22 年 10 月 1 日 ) (1) 業務用冷凍空調機器フルオロカーボン漏えい 業務用冷凍空調機器漏えい点検 修理に関わる規程 ガイドラインの概要 平成 22 年 10 月 ( 社 ) 日本冷凍空調設備工業連合会 ( 以下日設連と略 ) では, 不活性フルオロカーボンを冷媒とする業務用冷凍空調機器の使用時漏えいを削減するため, 以下の規程並びにガイドラインを制定した ( 制定日時 : 平成 22 年 10 月 1 日 ) (1) 業務用冷凍空調機器フルオロカーボン漏えい点検資格者規程

More information

別紙1:第一種特定製品の種類

別紙1:第一種特定製品の種類 ( 別紙 1) 第一種特定製品の主な例 ( 日本標準商品分類 ) 分類番号 商品名 (1) エアコンディショナー 562119 自動車用エアコンディショナー ( 自動車リサイクル法の対象の製品を除く ) 道路運送車両法第 3 条に規定する小型自動車又は軽自動車であって 二輪車のもの ( 側車付きのものを含む ) 道路運送車両法第 3 条に規定する大型特殊自動車及び小型特殊自動車 被けん引車 56212

More information

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度

別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度 別紙 フロン排出抑制法に基づく平成 28 年度のフロン類の再生量等及び破壊量等の集計結果について 環境省 1. 再生量等の集計結果 (1) 再生量フロン排出抑制法に基づき第一種フロン類再生業者から報告のあった平成 28 年度におけるフロン類の再生量の合計は約 1,248 トンであり 平成 27 年度の再生量 ( 約 965 トン ) と比較して29.4% の増加となりました ( 表 1 表 5 図

More information

第一種特定製品をお持ちの方へフロン排出抑制法に関するお知らせ 秋田県生活環境部環境管理課大気 水質班 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコン 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であって 冷媒としてフ ロン類が使用されているもの 業務用のエアコン パッケージエアコン ビル空調用ターボ冷凍機

第一種特定製品をお持ちの方へフロン排出抑制法に関するお知らせ 秋田県生活環境部環境管理課大気 水質班 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコン 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であって 冷媒としてフ ロン類が使用されているもの 業務用のエアコン パッケージエアコン ビル空調用ターボ冷凍機 第一種特定製品をお持ちの方へフロン排出抑制法に関するお知らせ 秋田県生活環境部環境管理課大気 水質班 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコン 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であって 冷媒としてフ ロン類が使用されているもの 業務用のエアコン パッケージエアコン ビル空調用ターボ冷凍機 チラー スクリュー冷凍機 ガスヒートポンプエアコン スポットエアコン等 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器

More information

フロン回収・破壊法の改正内容等について

フロン回収・破壊法の改正内容等について フロン回収 破壊法の改正内容等について 1. 法改正の趣旨 要点エアコンディショナー 冷蔵機器等に冷媒として充てんされているフロン類は 地球のオゾン層を破壊し 又は地球温暖化を促進する物質であり 充てんされた機器から大気中に漏出させないように管理することが必要です このため 特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律 ( 平成 13 年法律第 64 号 以下 法 という ) は

More information

業務用のエアコンや冷凍 冷蔵庫を使用されている皆様へ 平成 27 年 4 月よりフロン排出抑制法が施行され 新たにフロン類使用機器の管理方法に関する基準の遵守が必要となります 高い温室効果を持つフロン類 (HFC 等 ) の排出量が冷凍空調機器の冷媒用途を中心に 今後増加していくと見込まれていること

業務用のエアコンや冷凍 冷蔵庫を使用されている皆様へ 平成 27 年 4 月よりフロン排出抑制法が施行され 新たにフロン類使用機器の管理方法に関する基準の遵守が必要となります 高い温室効果を持つフロン類 (HFC 等 ) の排出量が冷凍空調機器の冷媒用途を中心に 今後増加していくと見込まれていること 業務用のエアコンや冷凍 冷蔵庫を使用されている皆様へ 平成 27 年 4 月よりフロン排出抑制法が施行され 新たにフロン類使用機器の管理方法に関する基準の遵守が必要となります 高い温室効果を持つフロン類 (HFC 等 ) の排出量が冷凍空調機器の冷媒用途を中心に 今後増加していくと見込まれていることを背景に フロン類の使用製品の利用時の漏えい管理等も法律の対象とするよう 平成 25 年 6 月にフロン回収

More information

製品取付穴 4 φ12.5 290 82 147 15 サービススペース 天 井 100mm以上 585 555 340 64 28 蒸発器 電気品箱 運 転 あげる 運転 ドレンパン ストレーナ ドライヤ リモコンスイッチ 庫内温度 冷 蔵 庫 側 面 図 コード5m リモコンスイッチに付属 382 ドレンパイプ φ25od 注 サービススペースは100mm以上 庫外 凝縮器吸込空気 温度の限界は

More information

岐阜県 ( 県主催説明会等での質問 ) フロン排出抑制法 Q&A No. 大分類小分類質問回答 1 全般法対象機器 第一種特定製品とは具体的にどのような製品か ( 真空脱脂洗浄機は第一種特定製品となるのか 工場で使用するドライヤーは第一種特定製品になるのか等 ) 国 Q&A No.1 業務用のエアコ

岐阜県 ( 県主催説明会等での質問 ) フロン排出抑制法 Q&A No. 大分類小分類質問回答 1 全般法対象機器 第一種特定製品とは具体的にどのような製品か ( 真空脱脂洗浄機は第一種特定製品となるのか 工場で使用するドライヤーは第一種特定製品になるのか等 ) 国 Q&A No.1 業務用のエアコ フロン排出抑制法 Q&A 1 全般法対象機器 第一種特定製品とは具体的にどのような製品か ( 真空脱脂洗浄機は第一種特定製品となるのか 工場で使用するドライヤーは第一種特定製品になるのか等 ) 国 Q&A No.1 業務用のエアコン ( 空調機器 ) 及び冷凍 冷蔵機器であって 冷媒としてフロン類が使用されているものが対象です ( 法律で 第一種特定製品 と呼んでいます ) なお 家庭用のエアコン

More information

目次 Ⅰ. すべての機器ユーザーの皆様へ 1. 背景 2 2. 簡易点検 について 2 3. 手引きの内容 3 4. ショーケース 業務用冷凍冷蔵庫例 4 5. 別置型と一体 ( 内蔵 ) 型との違い 5 Ⅱ. 簡易点検 ( 漏えいチェック ) の方法 1. 冷凍冷蔵ショーケース 業務用冷凍冷蔵庫

目次 Ⅰ. すべての機器ユーザーの皆様へ 1. 背景 2 2. 簡易点検 について 2 3. 手引きの内容 3 4. ショーケース 業務用冷凍冷蔵庫例 4 5. 別置型と一体 ( 内蔵 ) 型との違い 5 Ⅱ. 簡易点検 ( 漏えいチェック ) の方法 1. 冷凍冷蔵ショーケース 業務用冷凍冷蔵庫 業務用冷凍空調機器ユーザーによる 簡易点検の手引き 改正フロン法対応 ( フロン類の漏えい点検 ) 冷凍冷蔵ショーケース業務用冷凍冷蔵庫編 目次 Ⅰ. すべての機器ユーザーの皆様へ 1. 背景 2 2. 簡易点検 について 2 3. 手引きの内容 3 4. ショーケース 業務用冷凍冷蔵庫例 4 5. 別置型と一体 ( 内蔵 ) 型との違い 5 Ⅱ. 簡易点検 ( 漏えいチェック ) の方法 1. 冷凍冷蔵ショーケース

More information

ガスヒートポンプエアコン メンテナンス契約のおすすめ|2018年11月

ガスヒートポンプエアコン メンテナンス契約のおすすめ|2018年11月 GAS HEAT PUMP AIR CONDITIONER Maintenance Service パナソニックのメンテナンスサービス 的なメンテナンスでずっと快適運転 メンテナンス 契約有 好調 維持 メンテナンス 契約無 快適運転 まだ まだ 故障 修理 もう ダメ フロン漏えい 買替 故障 修理 好調維持 故障 修理 経済性 安 心 提 案 トラブルの予防 修理対応 的に メンテナンス 機器のベストコンディションを維持

More information

フロン類充塡回収業者

フロン類充塡回収業者 1 1 第一種特定製品 管理者の役割と責務 2 2 目次 1. はじめに 2. 管理者とは 3. 管理者が守るべき判断の基準 1 機器の設置と使用環境 2 機器の点検 3 フロン漏えい時の適切な対処 4 整備の記録と保存 ( 点検 整備記録簿の作成 ) 4. フロンの漏えい量報告 5. 充塡証明書 回収証明書について 6. 情報処理センターと電子的冷媒管理システム 7. 回収したフロンと再生 破壊証明書

More information

1

1 酸素などの断熱圧縮と摩擦熱による高圧ガス事故の注意事項について高圧ガス保安協会 1. 目的高圧ガス事故 ( 喪失 盗難を除く災害 ) の統計と解析の結果 高圧ガス事故の 90% が漏えい事象であり 8% が漏えいの先行なしの爆発 火災 破裂 破損事象 ( 以下 爆発 火災事象など という ) である 1) なかでも 酸素 支燃性ガスの場合に 主にバルブを急に開く操作 ( 以下 急開き操作 という )

More information

第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について フロン類の漏えい防止対策が必要です 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコンディショナー 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であ って 冷媒としてフロン類が使用されているもの 管理者とは原則として 当該製品の所有権を有する者 ( 所有者 )

第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について フロン類の漏えい防止対策が必要です 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコンディショナー 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であ って 冷媒としてフロン類が使用されているもの 管理者とは原則として 当該製品の所有権を有する者 ( 所有者 ) 第一種特定製品の管理者が取り組むべき措置について フロン類の漏えい防止対策が必要です 第一種特定製品とは 1 業務用のエアコンディショナー 1 及び 2 業務用の冷蔵機器及び冷凍機器であ って 冷媒としてフロン類が使用されているもの 管理者とは原則として 当該製品の所有権を有する者 ( 所有者 ) が管理者となります ただし 例外として 契約書等の書面において 保守 修繕の責務を所有者以外が負うこととされている場合は

More information

水冷式冷却専用チラー5~20馬力

水冷式冷却専用チラー5~20馬力 2008 東芝キヤリア空調機器ハンドブック セントラル空調システム R407C RUW P1502 P2242 P3002 P4502 P6002 Ⅰ. 標準形 1. 仕様表 4 2. 外形図 5 3. 配線図 6 4. 使用範囲 10 5. 性能特性 5 ー 1. 能力線表の見方 11 5 ー 2. 能力線図 12 5 ー 3. 能力表 15 6. 水圧損失 20 7. 内部構造図 21 8. 冷媒配管系統図

More information

Lubricated Compressor

Lubricated Compressor Lubricated Compressor L u b r i c a t e d C o m p r e s s o r 最新技術で未来をみつめ 世界に貢献する加地テック 水冷 冷 給油式 コンプレッサ 本シリーズは 過去約 70 年にわたる技術と実績に基づき製 作した 信頼性を誇る高性能コンプレッサです 当社は 高圧ガス取締法に基づく高圧ガス設備試験 製造認 定事業所 ( 経済産業大臣認定番号

More information

シーメンス株式会社 DF/PD サービス作業 の保証について 1/3 対象サービス現地訪問 / 派遣サービス ( フィールドサービス ) 出張 訪問サービスにおける故障復旧 診断 点検修理サービス ( リペアサービス ) 当社修理工場に引き取っての製品修理 診断 点検 改造 無償保証期間お引渡し後

シーメンス株式会社 DF/PD サービス作業 の保証について 1/3 対象サービス現地訪問 / 派遣サービス ( フィールドサービス ) 出張 訪問サービスにおける故障復旧 診断 点検修理サービス ( リペアサービス ) 当社修理工場に引き取っての製品修理 診断 点検 改造 無償保証期間お引渡し後 シーメンス株式会社 DF/PD サービス作業 の保証について 1/3 対象サービス現地訪問 / 派遣サービス ( フィールドサービス ) 出張 訪問サービスにおける故障復旧 診断 点検修理サービス ( リペアサービス ) 当社修理工場に引き取っての製品修理 診断 点検 改造 無償保証期間お引渡し後 6ヶ月未満とさせて頂きます 保証範囲修理 改造 点検に際して交換 手入れを実施した部分に起因する機能障害が発生した場合に限ります

More information

<4D F736F F D F8E9197BF F935F90AE979D82BB82CC E9F90A291E38ED4816A E312E646F6378>

<4D F736F F D F8E9197BF F935F90AE979D82BB82CC E9F90A291E38ED4816A E312E646F6378> 資料 3 自動車における 3R の推進 質の向上に向けた取組について 1. 背景自動車リサイクル制度の導入後 使用済自動車の全体のリサイクル率は大きく向上し 10 0% に近い水準を達成したと評価される一方で 今後は第三次循環基本計画に掲げられているように リサイクルよりも優先順位の高い2R( リデュース リユース ) の取組強化やリサイクルの質の向上を推進していくことが求められている また 次世代自動車の使用済自動車としての排出が拡大する中で

More information

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社

ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社 ネットワーク保守サービス 契約約款 2016 年 4 月 関西国際空港情報通信ネットワーク株式会社 目次 第 1 条 ( 目的 )... 1 第 2 条 ( 提供地域 )... 1 第 3 条 ( 申込みの方法 )... 1 第 4 条 ( 保守対象とする設備 )... 1 第 5 条 ( 保守サービスの内容 )... 1 第 6 条 ( 予備機器の取り扱い )... 2 第 7 条 ( 予備配線設備の取り扱い

More information

() Cl,H2S,NH3,NOx,Sox 1 1 7 .. W......................... + .............. + .............. + (VAL) (REF) (Et) (CAP) (SC) (CT) (SH) (SR1) (SR2) ... P35 3-6-3 ....... +..............

More information

 ガスヒーポン(GHP)

 ガスヒーポン(GHP) 箕面市公共施設管理業務委託 15-5 箕面市立小中学校 ガスヒートポンプエアコン保守点検業務委託仕様書 - 0 - 箕面市公共施設管理業務委託 15-5 ガスヒートポンプエアコン保守点検業務委託仕様書 箕面市立の小中学校のガスヒートポンプエアコンの保守点検業務については 以下の内容により実施するものとする ( 保守業務等 ) 第 1 条箕面市 ( 以下 甲 という ) は 条件票に記載の建物に設置された甲の管理する

More information

( 考慮すべき視点 ) 内管について 都市ガスでは需要家の所有資産であるがガス事業者に技術基準適合維持義務を課しており 所有資産と保安責任区分とは一致していない LPガスでは 一般にガスメータの出口より先の消費設備までが需要家の資産であり 資産区分と保安責任区分が一致している 欧米ではガスメータを境

( 考慮すべき視点 ) 内管について 都市ガスでは需要家の所有資産であるがガス事業者に技術基準適合維持義務を課しており 所有資産と保安責任区分とは一致していない LPガスでは 一般にガスメータの出口より先の消費設備までが需要家の資産であり 資産区分と保安責任区分が一致している 欧米ではガスメータを境 各論点について 参考資料 1-1 論点 1 技術基準適合維持義務について 論点 1-1 現在 需要家資産である内管の技術基準適合維持義務をガス事業者に課しているが 大口供給及び小口供給のそれぞれ (A から D まで ) につき 資産所有区分と保安責任区分の整合についてどう考えるか ( 自己が所有している内管は 所有者自らが保安責任を負うべきとし 内管の保安責任をガス事業者から需要家に移管するのが適切か

More information

OM

OM OM1-6110-0100 ご注文 ご使用に際してのご承諾事項 平素は当社の製品をご愛用いただき誠にありがとうございます さて 本資料により当社製品 ( システム機器 フィールド機器 コントロールバルブ 制御機器 ) をご注文 ご使用いただく際 見積書 契約書 カタログ 仕様書 取扱説明書などに特記事項のない場合には 次のとおりとさせていただきます

More information

<4D F736F F F696E74202D EA96E589C694688CAD91538D9190E096BE89EF8E9197BF E >

<4D F736F F F696E74202D EA96E589C694688CAD91538D9190E096BE89EF8E9197BF E > 資料 3 フロン類漏えい防止対策と省エネ対策のポイント 平成 29 年度フロン排出抑制法に関する説明会 もくじ Ⅰ. フロン漏えい対策の必要性 Ⅱ. 機器点検と省エネルギー Ⅲ. 定期点検 Ⅳ. 漏えい事例 Ⅴ. まとめ その他 ( 出典 : 平成 27 年度 フロン排出抑制法説明会資料 から一部抜粋 ) 2 もくじ Ⅰ. フロン漏えい対策の必要性 1. 冷凍サイクルの仕組み 2. 機器の経年劣化の例

More information

図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22

図 維持管理の流れと診断の位置付け 1) 22 22 第 2 章. 調査 診断技術 2.1 維持管理における調査 診断の位置付け (1) 土木構造物の維持管理コンクリート部材や鋼部材で構成される土木構造物は 立地環境や作用外力の影響により経年とともに性能が低下する場合が多い このため あらかじめ設定された予定供用年数までは構造物に要求される性能を満足するように適切に維持管理を行うことが必要となる 土木構造物の要求性能とは 構造物の供用目的や重要度等を考慮して設定するものである

More information

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378>

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378> リサイクル部品に関するアンケートの調査結果について < 目的 > < 期間 > < 対象 > < 方法 > リサイクル部品に対する自動車ユーザーの意識や利用実態を把握し 一層の活用を推進するとともに アンケート結果を公表し リサイクル部品に対する認知度を高める 2013 年 10 月 1 日 ( 火 )~11 月 30 日 ( 土 ) 一般消費者 (10 代以上の男女 10,477 人 ) インターネットおよびはがき

More information

事例8_ホール素子

事例8_ホール素子 省エネルギーその 7- ホール素子 ホール IC 1. 調査の目的エアコンの室内機と室外機には空調を行うための FAN 用のモータが搭載されている モータには DC ブラシレスモータと AC モータ ( 誘導モータ ) とがある DC ブラシレスモータを搭載したエアコンはインバータエアコンと呼ばれ 電力の周波数を変えてモータの回転数を制御できることから 非インバータエアコン (AC モータを搭載 )

More information

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等

昇降機の状況等 ( 第二面 ) 1. 昇降機に係る確認済証交付年月日等 イ. 確認済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ロ. 確認済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) ハ. 検査済証交付年月日 昭和 平成年月日第号 ニ. 検査済証交付者 建築主事 指定確認検査機関 ( ) 2. 検査日等 第三十六号の三様式 ( 第六条関係 )(A4) 定期検査報告書 ( 昇降機 ) ( 第一面 ) 建築基準法第 12 条第 3 項の規定により 定期検査の結果を報告します この報告書に記載の事項は事実に相違ありません 特定行政庁様平成年月日 報告者氏名 検査者氏名 印 印 1. 所有者 イ. 氏名のフリガナ ロ. 氏名 ハ. 郵便番号 ニ. 住所 ホ. 電話番号 2. 管理者 イ. 氏名のフリガナ ロ.

More information

日消装発第 号初版 : 平成 22 年 10 月 14 日改訂 1: 平成 24 年 9 月 12 日一般社団法人日本消火装置工業会 容器弁の安全性 に係る点検について Q&A Q1: 容器弁の安全性 の点検対象は? A1: 不活性ガス消火設備 ハロゲン化物消火設備 粉末消火設備 パッケ

日消装発第 号初版 : 平成 22 年 10 月 14 日改訂 1: 平成 24 年 9 月 12 日一般社団法人日本消火装置工業会 容器弁の安全性 に係る点検について Q&A Q1: 容器弁の安全性 の点検対象は? A1: 不活性ガス消火設備 ハロゲン化物消火設備 粉末消火設備 パッケ 日消装発第 24-25 号初版 : 平成 22 年 10 月 14 日改訂 1: 平成 24 年 9 月 12 日一般社団法人日本消火装置工業会 容器弁の安全性 に係る点検について Q&A Q1: 容器弁の安全性 の点検対象は? A1: 不活性ガス消火設備 ハロゲン化物消火設備 粉末消火設備 パッケージ型消火設備 及び パッケージ型自動消火設備 の貯蔵容器 加圧用ガス容器及び起動用ガス容器の容器弁のうち

More information

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt

HIGIS 3/プレゼンテーション資料/J_GrayA.ppt フロン排出抑制法の概要について ~ 管理者 ( ユーザーなど ) に求められること ~ 2015 年 10 月日立アプライアンス株式会社 0 フロン排出抑制法の全体像 フロン類の製造から廃棄まで ライフサイクル全体を包括的な対策を実施するよう 平成 27 年 4 月 フロン回収 破壊法が改正施行されました GWP= 地球温暖化係数 フロンメーカー 再生品 再生品 低 G W P 1 フロン類の転換

More information

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要) 地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ

More information

電気工事用オートブレーカ・漏電遮断器 D,DGシリーズ

電気工事用オートブレーカ・漏電遮断器 D,DGシリーズ DISTRIBUTION D,DG D103D / 100 W K DG103D / 100-30MA W K D33D D53D D63D D103D 4,220 5,650 8,110 14,600 23,000 D123D 24,200 D153D 35,500 D203D D253D 43,000 D403D 89,200 D603D D32D D52D D62D D102D 210,000

More information

PA10-02-標準マルチ(UX).xls

PA10-02-標準マルチ(UX).xls 性能 外形寸法 送風装置 仕様書 図面記号 - 台数 形名 標準ビル用マルチ UXシリーズ組合せ室外ユニット 馬力 総合品番 PA-P0UX 構成室外ユニット U-P00UX U-P80UX 冷 房能力 kw.0 暖房 標準 kw. 能力 低温 kw. ( 冷房標準 ). OP ( 暖房標準 ).8 ( 冷暖平均 ). 高さ mm,8,8 幅 mm,000 0 奥行 mm 0 0 製品質量 kg 8

More information

フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況

フロン類製造業者等の フロン類の使用合理化の状況 資料 1 フロン類製造業者等の フロン類使用合理化計画 の取組状況等について 平成 29 年 12 月 18 日 経済産業省オゾン層保護等推進室 今年度における実績報告徴収の方法 今年度も引き続き フロン類製造業者等のフロン類の使用合理化の状況について フォローアップを実施 全てのフロン類製造業者等からフロン類出荷相当量の実績報告を受けることは困難なため 以下の方法により 対象事業者を抽出し 平成

More information

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車

新システム概念図 変更点及び今後の課題 新システムの検討にあたっては 当初 シールを用いた徴収方法を検討していたが 関係者との調整の結果 以下のような変更及び課題が生じている 1 変更点 : 製品価格に内部化する費用の性質発炎筒の流通は 主として 新車搭載用として自動車製造業者等 交換用として自動車 資料 5-2 使用済自動車からの廃発炎筒処理システムについて 平成 24 年 8 月 10 日 日本保安炎筒工業会 破砕施設での発炎筒 由来の発火事故の危険性が問題提起されたことを受け 日本保安炎筒工業会 ( 以下 当会 ) は 使用済自動車の処理段階からの廃発炎筒回収を進めるため 自主的なプログラムとして 安全管理プログラム を創設した 当プログラムでは 廃発炎筒の流通段階から廃棄段階までの安全性を総点検し

More information

Q5: 点検で不合格になった場合は? A5: 点検で不合格になった容器弁は 新品の容器弁に更新する必要があります Q6: 点検ではなく更新することはできるの? A6: 更新することはできます 更新した場合は 容器弁の安全性 の点検は必要ありません 劣化の著しいものや当工業会が交換を推奨する期間 (1

Q5: 点検で不合格になった場合は? A5: 点検で不合格になった容器弁は 新品の容器弁に更新する必要があります Q6: 点検ではなく更新することはできるの? A6: 更新することはできます 更新した場合は 容器弁の安全性 の点検は必要ありません 劣化の著しいものや当工業会が交換を推奨する期間 (1 日消装発第 24 25 号初版 : 平成 22 年 10 月 14 日改訂 1: 平成 24 年 9 月 12 日改訂 2: 平成 25 年 12 月 20 日一般社団法人日本消火装置工業会 容器弁の安全性 に係る点検について Q&A Q1: 容器弁の安全性 の点検対象は? A1: 不活性ガス消火設備 ハロゲン化物消火設備 粉末消火設備 パッケージ型消火設備 及び パッケージ型自動消火設備 の貯蔵容器

More information

板橋区環境マネジメント関係文書文書番号 ページ 1/7 1 目的エアコンや冷蔵庫等の冷媒として使用されているフロン類 ( フルオロカーボン ) は オゾン層を破壊する物質として モントリオール議定書やオゾン層保護法により 生産量の段階的な削減などが行われてきた その後 特定家庭用機器再商

板橋区環境マネジメント関係文書文書番号 ページ 1/7 1 目的エアコンや冷蔵庫等の冷媒として使用されているフロン類 ( フルオロカーボン ) は オゾン層を破壊する物質として モントリオール議定書やオゾン層保護法により 生産量の段階的な削減などが行われてきた その後 特定家庭用機器再商 文書番号 8-1-1 VER.12 施行年月日内容施行年月日内容 平成 9 年 3 月 31 日制定平成 20 年 4 月 1 日一部改訂 平成 10 年 10 月 15 日一部改訂平成 23 年 4 月 1 日一部改訂 改訂 履歴 平成 10 年 11 月 16 日一部改訂平成 24 年 4 月 1 日一部改訂 平成 13 年 2 月 1 日一部改訂平成 27 年 4 月 1 日一部改訂 平成 14

More information

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4

平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1, % 非上場企業 3,170 1,364 4 環境にやさしい企業行動調査結果 ( 平成 27 年度における取組に関する調査結果 ) 概要版 平成 29 年 3 月 環境省 平成 27 年度 環境にやさしい企業行動調査 結果のまとめ 調査期間 平成 28 年 10 月 28 日 ( 金 )~ 平成 28 年 12 月 28 日 ( 水 ) 調査対象及び回収状況 : 調査対象 回収数 回収率 上場企業 1,004 539 53.7% 非上場企業 3,170

More information

項目 コンプレッサに関する下記 4 つの法令についてご紹介します 騒音規制法 振動規制法 第二種圧力容器 フロン排出抑制法 水質汚濁防止法 下水道法 Corporation, Inc. All rights reserved 2

項目 コンプレッサに関する下記 4 つの法令についてご紹介します 騒音規制法 振動規制法 第二種圧力容器 フロン排出抑制法 水質汚濁防止法 下水道法 Corporation, Inc. All rights reserved 2 知らなきゃ損する! ~ コンプレッサに関する法令 ~ 2017 年 7 月アネスト岩田コンプレッサ ( 株 ) Corporation, Inc. All rights reserved 1 項目 コンプレッサに関する下記 4 つの法令についてご紹介します 騒音規制法 振動規制法 第二種圧力容器 フロン排出抑制法 水質汚濁防止法 下水道法 Corporation, Inc. All rights reserved

More information

事例2_自動車用材料

事例2_自動車用材料 省エネルギーその 1- 自動車用材料 ( 炭素繊維複合材料 ) 1. 調査の目的自動車用材料としての炭素繊維複合材料 (CFRP) は 様々な箇所に使用されている 炭素繊維複合材料を用いることにより 従来と同じ強度 安全性を保ちつつ自動車の軽量化が可能となる CFRP 自動車は 車体の 17% に炭素繊維複合材料を使用しても 従来自動車以上の強度を発揮することができる さらに炭素繊維複合材料を使用することによって機体の重量を低減することができ

More information

JCM1211特集01.indd

JCM1211特集01.indd 工事の品質確保に向けた新たな管理体制について 国土交通省大臣官房技術調査課工事監視官石川雄一 1. はじめに国土交通省直轄工事における品質確保及び生産性向上に関する諸課題への対応については 入札 契約段階 施工段階 工事の精算段階の各段階において種々の取り組みがなされているところである このうち 施工段階における取り組みについては 施工効率の向上 品質確保 キャッシュフローの改善 情報化施工技術の推進

More information

目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の A B 共有化のメリットについて 4. 指定引取場所の A B 共有化に伴う統合のメリットについて 5. 指定引取場所の A B 共有化 統合について留意すべき点 6. 離島にお

目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の A B 共有化のメリットについて 4. 指定引取場所の A B 共有化に伴う統合のメリットについて 5. 指定引取場所の A B 共有化 統合について留意すべき点 6. 離島にお 資料 4 収集運搬システムの改善策 ( 離島問題を含めて ) の検討について 産業構造審議会環境部会廃棄物 リサイクル小委員会電気 電子機器リサイクルワーキンググループ中央環境審議会廃棄物 リサイクル部会家電リサイクル制度評価検討小委員会第 11 回合同会合 平成 19 年 7 月 30 日 目次 1. 指定引取場所の適正配置原則について 2.A B 両グループの指定引取場所の現状について 3. 指定引取場所の

More information

平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 省エネルギー効果計算について 平成 28 年 7 月 2.0 版

平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 省エネルギー効果計算について 平成 28 年 7 月 2.0 版 平成 27 年度補正予算中小企業等の省エネ 生産性革命投資促進事業費補助金 設備別省エネルギー効果計算の手引き 平成 28 年 7 月 2.0 版 更新履歴 No. 版番 更新日 更新ページ 更新内容 1 1.0 2016/02/29 新規作成 2 1.1 2016/03/28 P.8 能力増減および設備数増減の取り扱い 例 4に注釈を追加 3 2.0 2016/07/29 P.5 6 3 次公募新たに補助対象に追加される

More information

News Release 安全とあなたの未来を支えます 1 / 年 6 月 27 日 NIT E ( ナイト ) 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ( 東京 ) エアコン 扇風機の事故にご注意ください ~ 関東甲信越における事故を中心に ~ 1. 関東甲信越地方のエアコ

News Release 安全とあなたの未来を支えます 1 / 年 6 月 27 日 NIT E ( ナイト ) 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ( 東京 ) エアコン 扇風機の事故にご注意ください ~ 関東甲信越における事故を中心に ~ 1. 関東甲信越地方のエアコ News Release 1 / 6 2019 年 6 月 27 日 NIT E ( ナイト ) 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ( 東京 ) エアコン 扇風機の事故にご注意ください ~ 関東甲信越における事故を中心に ~ 1. 関東甲信越地方のエアコン 扇風機による事故 (1) 年度別事故発生件数と被害状況 2013 年度から 2017 年度までの 5 年間で NITE( ナイト

More information

夏期節電手法のご紹介 に関する資料の見方 節電メニューの説明 節電メニューの概要について説明しています 計算例 節電効果をお客さま自身にて理解し試算できるよう, 試算条件や計算式等を記載しております ( 注 : ある条件下による試算事例であり, 各々の建物の運用状況等によって節電効果は異なります )

夏期節電手法のご紹介 に関する資料の見方 節電メニューの説明 節電メニューの概要について説明しています 計算例 節電効果をお客さま自身にて理解し試算できるよう, 試算条件や計算式等を記載しております ( 注 : ある条件下による試算事例であり, 各々の建物の運用状況等によって節電効果は異なります ) 夏期節電手法のご紹介 今夏の節電を実施する際の具体的な手法をご紹介いたします 実行しやすく, すぐ取り組める 事例を中心に計算例やも合わせて記載しております 本手法をに, 確実な節電を実施してくださいますようお願いいたします ご注意 一定の条件で試算しておりますので, 施設の利用状況や運用状況等によって実際と異なる場合がございます 安全衛生および管理上において, 不適切なものとならないようご注意ください

More information

内部統制ガイドラインについて 資料

内部統制ガイドラインについて 資料 内部統制ガイドラインについて 資料 内部統制ガイドライン ( 案 ) のフレーム (Ⅲ)( 再掲 ) Ⅲ 内部統制体制の整備 1 全庁的な体制の整備 2 内部統制の PDCA サイクル 内部統制推進部局 各部局 方針の策定 公表 主要リスクを基に団体における取組の方針を設定 全庁的な体制や作業のよりどころとなる決まりを決定し 文書化 議会や住民等に対する説明責任として公表 統制環境 全庁的な体制の整備

More information

社会通信教育に関する実態調査 報告書

社会通信教育に関する実態調査 報告書 平成 22 年度文部科学省委託調査 社会通信教育に関する調査研究 社会通信教育に関する実態調査 報告書 平成 23 年 3 月 株式会社日本能率協会総合研究所 目次 I 調査の概要... 1 1 調査目的... 1 2 調査内容... 1 (1) 社会通信教育の実施団体に対する調査... 1 (2) 社会通信教育の受講者への調査... 2 (3) 社会通信教育の利用企業への調査... 2 3 調査の流れ...

More information

帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表 苦情処理記録票 不具合等に関する報告書 回収処理記録票 教育訓練実施記録票

帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表 苦情処理記録票 不具合等に関する報告書 回収処理記録票 教育訓練実施記録票 高度管理医療機器等販売業管理帳簿 作成例 ( 営業者名 ) ( 営業者住所 ) ( 営業所名 ) ( 営業所所在地 ) 平成 22 年 12 月前橋市保健所保健総務課医事薬事係 帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表

More information

平成○○年○○月○○日

平成○○年○○月○○日 環境省同時発表 平成 29 年 7 月 21 日 フロン排出抑制法に基づくフロン類の再生量等及び破壊量等の 集計結果 ( 平成 28 年度分 ) を取りまとめました 平成 27 年 4 月に施行された フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律 ( 以下 フロン排出抑制法 という ) に基づき 第一種フロン類再生業者は フロン類の再生量等の報告 を フロン類破壊業者は フロン類の破壊量等の報告

More information

業務用空調から産業用まで 圧倒的な効率で省エネやCO2排出量削減に 貢献するKOBELCOのヒートポンプ ラインナップ一覧 業界最高効率の高い省エネ性 シリーズ 全機種インバータを搭載し 全負荷から部分 機 種 総合COP 冷房 供給温度 暖房 熱回収 冷温同時 製氷 冷媒 ページ HEMⅡ -10

業務用空調から産業用まで 圧倒的な効率で省エネやCO2排出量削減に 貢献するKOBELCOのヒートポンプ ラインナップ一覧 業界最高効率の高い省エネ性 シリーズ 全機種インバータを搭載し 全負荷から部分 機 種 総合COP 冷房 供給温度 暖房 熱回収 冷温同時 製氷 冷媒 ページ HEMⅡ -10 Heat Pump General Catalog http://www.kobelco.co.jp/products/standard_compressors/heatpump/ RSEDgeneral1802-20 technotree 業務用空調から産業用まで 圧倒的な効率で省エネやCO2排出量削減に 貢献するKOBELCOのヒートポンプ ラインナップ一覧 業界最高効率の高い省エネ性 シリーズ

More information

( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む

( 選定提案 ) は 利用者に貸与しようと福祉用具の種目の候補が決まった後で 具体的な提案品目 ( 商品名 ) を検討する際に用いる つまり ( 選定提案 ) に記載されるのは 候補となる福祉用具を利用者に対して提案 説明を行う内容である 平成 30 年度の制度改正では 提案する種目 ( 付属品含む 第 5 章 様式の確定とガイドラインの作成 1. ふくせん福祉用具サービス計画書( 選定提案 ) の様式の確定第 2 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の様式の検討 第 3 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の検証 第 4 章 ふくせん福祉用具サービス計画書 ( 選定提案 ) の普及啓発を踏まえて ( 選定提案 ) の様式を確定した ふくせん福祉用具サービス計画書(

More information

生産ライン・設備機器メーカー双方の課題をIoTで解決!

生産ライン・設備機器メーカー双方の課題をIoTで解決! 第 28 回設計 製造ソリューション展 生産ライン 設備機器メーカー双方の課題を IoT で解決! 2017/6/21-23 株式会社日立ソリューションズ社会イノベーションシステム事業部社会イノベーション基盤開発本部第 1 部 1. IoT とは / 製造業における IoT の活用 1 1-1.IoT とは? モノのデータ ( の収集 ) 新たな価値を生む 価値 設備の遠隔監視故障予兆検知生産ラインの稼働率向上

More information

PPTVIEW

PPTVIEW 日本におけるにおける ビルと住宅住宅の電気設備の保守管理保守管理と検査 中部電気保安協会保安部 業務内容 日本全国の電気保安協会 調査業務 ( 一般家庭など ) 電力会社から委託を受け住宅などの電気安全診断を実施 保安業務 ( ビル 工場など ) 電気設備設置者から委託を受け保安管理業務を実施 広報業務電気の安全使用に関した広報業務を実施 電気工作物発表内容 1 電気工作物の構成 2 電気工作物の保安体制

More information

の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方

の差については確認できないが 一般的に定温で流通している弁当の管理方法等についてアンケートにより調査した その結果 大部分の事業者が管理温度の設定理由として JAS 規格と同様に食味等の品質の低下及び微生物の繁殖を抑えることを挙げ 許容差は JAS 規格と同様に ±2 としていた また 温度の測定方 定温管理流通加工食品の日本農林規格に係る規格調査結果 独立行政法人農林水産消費安全技術センター 1 品質の現況 (1) 製品の概要民間の高度な流通管理を促進するとともに 流通方法に特色のある農林物資について消費者の選択に資するため 流通の方法についての基準を内容とする JAS 規格として 平成 21 年 4 月 16 日に定温管理流通加工食品の日本農林規格が制定された 定温管理流通加工食品の流通行程とは

More information

医療機器添付文書の手引書第 5 版 第 3 章第 3 節 < テンプレート > についての補足解説 1. パルスオキシメータ (WG2 6.1から6.4) テンプレートを利用する場合 以下 5 点の解説を参照すること パルスオキシメータ ( 本体 ) 6.2 パルスオキシメータ ( 一体

医療機器添付文書の手引書第 5 版 第 3 章第 3 節 < テンプレート > についての補足解説 1. パルスオキシメータ (WG2 6.1から6.4) テンプレートを利用する場合 以下 5 点の解説を参照すること パルスオキシメータ ( 本体 ) 6.2 パルスオキシメータ ( 一体 医療機器添付文書の手引書第 5 版 第 3 章第 3 節 < テンプレート > についての補足解説 1. パルスオキシメータ (WG2 6.1から6.4) テンプレートを利用する場合 以下 5 点の解説を参照すること 1 6.1 パルスオキシメータ ( 本体 ) 6.2 パルスオキシメータ ( 一体型アラームなし ) 及び 6.3 再使用可能なパルスオキシメータプローブの 保守 点検に係る事項 に関して局長通知では

More information

AMOLEA yd

AMOLEA yd 技術資料 AMOLEA X,Y シリーズ 2016 年 12 月 はじめに 現在 空調機器や自動車などの冷媒に使用されているハイドロフルオロカーボン (HFC) は GWP が高く 環境 負荷が大きいことから 世界的に使用が見直されています 日米欧等の先進国では既に独自の HFC 規制が始まっ ており 新興国を含めた規制の導入が国際的にも議論されていることはご既承の通りです AMOLEA ( アモレア

More information

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容 容器包装リサイクル法に基づく 第 8 期江戸川区分別収集計画 平成 28 年 6 月 江戸川区 目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器包装廃棄物の収集に係る分別の区分

More information

<4D F736F F D F8CF897A C888DB8E9D8D FB8DF482CC8C9F93A22E646F63>

<4D F736F F D F8CF897A C888DB8E9D8D FB8DF482CC8C9F93A22E646F63> 効率的な維持更新方策の検討 財団法人漁港漁場漁村技術研究所第 1 調査研究部吉野真史 1. 調査実施年度 : 平成 16 年度 ~ 平成 17 年度 2. 緒言 ( まえがき ) 本調査は 漁港及び漁場施設における既存ストック量の調査を行い 外郭施設及び係留施設等のストック量を把握するとともに 今後見込まれる施設の維持に関するコストの推計を行うことを目的とする 3. 調査方法 (1) 既存ストック量調査漁港及び漁場施設を対象とし

More information

HPIS

HPIS HPIS 設備等のリスクマネジメントに 関する技術者の認証基準 Certification Procedure of Risk Management Engineer for Plant and Equipment HPIS F 102:2017 2017 年 11 月 28 日改正 一般社団法人日本高圧力技術協会 High Pressure Institute of Japan HPIS F102:20XX

More information

様式第 1 ( 裏面 ) 第 5 条第 3 項関係 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の別 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の構造 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の設備 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の使用の方法 施設において製造され 使用され 若し

様式第 1 ( 裏面 ) 第 5 条第 3 項関係 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の別 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の構造 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の設備 有害物質使用特定施設又は有害物質貯蔵指定施設の使用の方法 施設において製造され 使用され 若し 様式第 1( 第 3 条関係 )( 表面 ) 特定施設 ( 有害物質貯蔵指定施設 ) 設置 ( 使用 変更 ) 届出書 年月日 西宮市長様届出者氏名又は名称及び住所並びに法人にあってはその代表者の氏名 氏名又は名称 住所 代表者の氏名 印 水質汚濁防止法第 5 条第 1 項 第 2 項又は第 3 項 ( 第 6 条第 1 項又は第 2 項 第 7 条 ) の規定に より 特定施設 ( 有害物質貯蔵指定施設

More information

資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1. 小規模附属物点検要領の構成 目次 1. 適用範囲 2. 点検の目的 3. 用語の定義 4. 点検の基本的な考え方 5. 片持ち式 5-1 点検等の方法 5-2 点検の頻度 5-3 点検の体制 5-4 対策の要否の判定 5-5

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 設備小委 43-2 5 号機スプリングハンガーおよびコンスタントハンガーの指示値に関する質問回答について 平成 22 年 8 月 11 日 スプリングハンガーおよびコンスタントハンガーについて スプリングハンガーおよびコンスタントハンガーは 配管を上部支持構造物より吊ることで 配管の重量を支持することを目的として設置されている 地震荷重は受け持たず 自重のみを支持するものであり 熱による配管変位を拘束しない構造となっている

More information

社団法人日本生産技能労務協会

社団法人日本生産技能労務協会 Press Release 一般社団法人日本生産技能労務協会 報道関係者各位 平成 30 年 11 月 19 日一般社団法人日本生産技能労務協会専務理事新宅友穂電話 :03-6721-5361 URL:http://www.js-gino.org/ 平成 30 年 10 月度製造請負 派遣事業動向調査結果 一般社団法人日本生産技能労務協会は 製造請負 派遣業の事業主団体として 会員企業を対象に製造請負

More information

スライド 1

スライド 1 菓子業界における賞味期限設定 納入 販売期限 返品に関する アンケート調査結果等の概要 ( 任 ) 全日本菓子協会が実施したアンケート調査結果等を基に農林水産省総合食料局でとりまとめたものである 平成 年 月 日 調査方法について 1 賞味期限設定の実態に関する調査 ( 注 ) 全日本菓子協会会員企業のうち流通菓子を取り扱っている 31 企業及び会員 5 団体に対してアンケート調査を実施し 5 企業から回答があった

More information

調査の目的 全国の自動はかりの設置 使用状況等の実態把握 この度の計量制度見直しにより 平成 年 月より順次 取引又は証明に使用される自動はかりを検定の対象とすることとなった 検定システムを構築するには これらの 自動はかり の全国的な設置状況の実態を把握し 検定に必要なリソースを検討するため 全国

調査の目的 全国の自動はかりの設置 使用状況等の実態把握 この度の計量制度見直しにより 平成 年 月より順次 取引又は証明に使用される自動はかりを検定の対象とすることとなった 検定システムを構築するには これらの 自動はかり の全国的な設置状況の実態を把握し 検定に必要なリソースを検討するため 全国 自動はかり実態調査調査概要 平成 年 月経済産業省産業技術環境局計量行政室 調査の目的 全国の自動はかりの設置 使用状況等の実態把握 この度の計量制度見直しにより 平成 年 月より順次 取引又は証明に使用される自動はかりを検定の対象とすることとなった 検定システムを構築するには これらの 自動はかり の全国的な設置状況の実態を把握し 検定に必要なリソースを検討するため 全国に存在する自動はかりの数や種類などの最新の実態を把握する必要がある

More information

付属書Ⅰ 取引先様取組み評価書

付属書Ⅰ 取引先様取組み評価書 富士電機グリーン調達ガイドライン 付属書 Ⅰ 取引先様取組み評価書 第 5.0.1 版 2016 年 12 月 富士電機株式会社 目次 Ⅰ. 環境保全への取組みの評価 2 1. 環境マネジメントシステムを認証取得している取引先様への評価 2. 環境マネジメントシステムを認証取得していない取引先様への評価 Ⅱ. 製品含有化学物質の管理状況の評価 3 1. 製品含有化学物質管理体制の構築状況 2. 製品含有化学物質の管理状況

More information

食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を

食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を 食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を図ることとし このための体制及び施設 ( 建物 機械 装置をいう 以下同じ ) の整備を行うこととする

More information

<4D F736F F D D F944D8CF08AB78AED82CC E682E889C AB834B A682A DC58F4994C

<4D F736F F D D F944D8CF08AB78AED82CC E682E889C AB834B A682A DC58F4994C 整理番号 2017-138 発生日時 2017 年 5 月 5 日 ( 金 ) 0 時 40 分施設名称連続再生式接触改質装置 ガスの種類および名称液化石油ガス ( 原料 : 重質ナフサ ) 高圧ガス事故概要報告事故の呼称熱交換器のフランジより可燃性ガス漏えい 火災事故発生場所三重県四日市市 機器熱交換器 事故発生事象 1 次 ) 漏えい 2 2 次 ) 火災 材質本体フランジ :SFVC2A ボルト

More information

1

1 1 2 < 調査実施項目 > Ⅰ 院内がん登録の組織体制 Ⅱ 院内がん登録の実施体制 Ⅲがん登録の方法 Ⅳ 集計 解析 報告書 Ⅴ 院内がん登録システムのソフト Ⅵ 院内がん登録の研修教育 3 1. 院内がん登録の組織 (1) 院内がん登録委員会について (2) 院内がん登録委員会の定期開催 施設数 16 14 3 施設数 16 14 12 12 2 10 なし 10 していない 8 8 6 13

More information

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答 資料 5 郵送調査と調査員調査の対象範囲の検討に係るアンケートについて サービス産業動向調査の開始前に実施した試験調査では 調査員調査の回収率が郵送調査のそれよりも高く 調査員調査が有効 との結論を得たため 小規模事業所については調査員調査を実施しているところである ところが 実際に調査を開始してみると 調査員調査の回収率が 事業従事者 10 人未満の小規模事業所を対象としているとはいえ 予想外に低迷している

More information

<93648EA593498B4C985E82C98AD682B782E E838A F E315F C668DDA95AA292E786C7378>

<93648EA593498B4C985E82C98AD682B782E E838A F E315F C668DDA95AA292E786C7378> 1 実施医療機関の長等の承諾 電磁的記録として扱う治験関連文書 ( 範囲 ) の承諾 SOP 等 施設の正式文書の記載 実施医療機関の長からの確認 実務担当者からの確認 電磁的記録の交付 受領手段の承諾 SOP 等 施設の正式文書の記載 実施医療機関の長からの確認 実務担当者からの確認 ( 版 :2013 年 9 月 1 日 ver2.0) 2 3 電磁的記録として扱う治験関連文書 電磁的記録の交付

More information

<4D F736F F F696E74202D E9197BF A A A905692E88AFA95F18D908F918DEC90AC B838B816990E096BE A2E >

<4D F736F F F696E74202D E9197BF A A A905692E88AFA95F18D908F918DEC90AC B838B816990E096BE A2E > 資料 2 ~ 新しい定期報告書作成 支援ツールについて ~ ( 目次 ) 目的 ( 省エネ法 ツール開発 ) 新ツールのメリット エクセル版ツールとの違い ダウンロードの方法 起動方法 新ツールで出来ること 注意をお願いしたい点 本社で 事業所データをまとめる方法 省エネ法 定期報告書作成セミナー用関東経済産業局省エネルギー対策課 ( 平成 25 年 6 月 ) 1 目的 ( 省エネ法 ツール開発

More information

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大 愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺の重大な社会問題を生じさせる危険性が高く その対策は極めて重要な課題である 平成 26 年 6 月に施行されたアルコール健康障害対策基本法において

More information

株式会社神戸製鋼所及びグループ会社、三菱マテリアル株式会社子会社の不適切行為に関する調査について

株式会社神戸製鋼所及びグループ会社、三菱マテリアル株式会社子会社の不適切行為に関する調査について 参 考 株式会社神 製鋼所及びグループ会社 三菱マテリアル株式会社 会社の 不適切 為に関する調査について 飯発電所 3,4 号機の調査結果 浜発電所 3,4 号機の調査状況 平成 30 年 2 1 神 製鋼所等および三菱マテリアル 会社の不適切 為に関するこれまでの経緯 1 神 製鋼所およびグループ会社 三菱マテリアルの 会社において 発注元との間で取り交わした製品仕様に適合していない 部の製品について検査証明書のデータ書換え等を

More information

第二種冷媒フロン類取扱技術者講習

第二種冷媒フロン類取扱技術者講習 こちらは第 2 種の募集要綱です 業務用冷凍空調機器 第二種冷媒フロン類取扱技術者講習 募集要綱 ( 様式 チェックリスト ) ( 受講者用 ) 一般財団法人日本冷媒 環境保全機構 140716 ( 様式 1) 業務用冷凍空調機器 設備の保守サービス等 実務経歴書 ( 第二種冷媒フロン類取扱技術者講習 ) 受講申請者の業務用冷凍空調機器 設備の保守サービス等の実務経験について相違ないことを証明します

More information

1 はじめに

1 はじめに 5.3 因子負荷量と因子軸の考察算出された因子負荷量から 新たなファクター として抽出された因子軸の意味を考察する 因子負荷量が0.4 以上の変数を目安としてグルーピングしている なお 因子分析の計算結果は添付資料を参照 5.3.1 経営課題 (A) 物販ネットビジネスの経営課題として3つの因子が抽出された 因子負荷量は表 5-4のとおりである 第 3 因子までの累積寄与率は44.9% であった 各因子

More information

1. 調査の背景 目的 (1) 本調査の背景 1 自動運転システムに関する技術開発が日進月歩で進化する中 自動運転システムの機能や性能限界等に関する消費者の認識状況 自動運転システムの普及に必要な社会的受容性への正しい理解等 解消すべき不安 ( リスク ) についての事前調査および議論がまだ広範かつ

1. 調査の背景 目的 (1) 本調査の背景 1 自動運転システムに関する技術開発が日進月歩で進化する中 自動運転システムの機能や性能限界等に関する消費者の認識状況 自動運転システムの普及に必要な社会的受容性への正しい理解等 解消すべき不安 ( リスク ) についての事前調査および議論がまだ広範かつ 自動走行システムの社会的受容性等に関する調査結果 ( 概要 ) について (2017 年度版 ) 2017 年 11 月 9 日 1. 調査の背景 目的 (1) 本調査の背景 1 自動運転システムに関する技術開発が日進月歩で進化する中 自動運転システムの機能や性能限界等に関する消費者の認識状況 自動運転システムの普及に必要な社会的受容性への正しい理解等 解消すべき不安 ( リスク ) についての事前調査および議論がまだ広範かつ十分に深まっているとまでは言えないと考えたことから

More information

(社)日本監査役協会

(社)日本監査役協会 問 21-1 監査人の監査報酬の追加払いの有無等監査人の監査報酬については 監査契約において 当該事業年度に係る監査報酬の見込み総額を予め定めることが一般的である一方 監査実績の結果如何によっては 監査時間の過不足により 監査報酬の 過少払い や ( 結果的な ) 過払い の事態が生じることも考えられます 貴社では 前年度において 監査時間の過不足に伴う監査報酬の 過少払い や 過払い の事態は生じましたか

More information

<4D F736F F F696E74202D202895CA8E86816A89638BC694E996A78AC7979D8EC091D492B28DB88A E >

<4D F736F F F696E74202D202895CA8E86816A89638BC694E996A78AC7979D8EC091D492B28DB88A E > 別紙 企業における営業秘密管理に関する実態調査結果概要 平成 29 年 3 17 経済産業省 Ⅰ. 調査の 的 背景 1. 背景 的 経済産業省及び独 政法 情報処理推進機構 (IPA) では 近年の営業秘密漏えいに関する 型訴訟事例が発 している状況等を受け 営業秘密の保護強化に資する有効な対策の促進を図るために 企業における漏えいの実態や営業秘密の管理に係る対策状況を把握するための調査を実施 併せて

More information

2015環境報告書_0610.indd

2015環境報告書_0610.indd F'S EO REPORT 5 生活者とお客様の 幸せ に貢献する環境先進企業をめざします フクシマは自然の恵みを伝える企業として 食材を育む自然 ( 大気 水 土壌 ) と社会 ( コト モノ ヒト ) に資する持続可能な開発を通じて環境に貢献します 大気 ヒト 自然 社会 土壌 水 コト モノ ontents 開拓者精神で環境社会へ貢献環境にやさしい製品 サービスを提供する エコ パートナー をめざします

More information

資料2 フロン類等対策の現状と課題及び今後の方向性について(案)

資料2	フロン類等対策の現状と課題及び今後の方向性について(案) 資料 2 フロン類等対策の現状と課題及び今後の方向性について ( 案 ) Ⅰ フロン類等対策に関する取組と進捗状況 1. オゾン層保護対策 地球全体のオゾン全量は 1980 年代から 1990 年代前半にかけて地球規模で大きく減尐し 現在も減尐した状態が継続している また 南極域上空のオゾンホールは 1980 年代から 1990 年代にかけて急激に拡大し その後もほぼ毎年大規模に形成しており 現時点でオゾンホールに縮小する兆しがあるとは判断できず

More information

国土技術政策総合研究所 研究資料

国土技術政策総合研究所 研究資料 Chapter 3. 空気調和設備の評価 1. 仕様を入力する空気調和設備の範囲 仕様を入力する空気調和設備の範囲は 図 3.1.1 に示すように 計算対象建物用途内に設置 されるすべての空気調和設備とする 図 3.1.1 仕様を入力する空気調和設備の範囲 ( 事務所等の例 ) 37 2. 評価の流れ モデル建物法入力支援ツールの入力項目と選択肢一覧を表 3.2.1 に示す また モデル建物法入力支援ツールの入力画面を図

More information

もくじ Ⅰ. フロン対策の必要性 Ⅱ. フロン排出抑制法について Ⅲ. 注意喚起 1

もくじ Ⅰ. フロン対策の必要性 Ⅱ. フロン排出抑制法について Ⅲ. 注意喚起 1 フロン排出抑制法の概要 ~ フロンに関するライフサイクル全体の取組 ~ 平成 28 年度 経済産業省オゾン層保護等推進室環境省フロン対策室 もくじ Ⅰ. フロン対策の必要性 Ⅱ. フロン排出抑制法について Ⅲ. 注意喚起 1 Ⅰ-1. フロン類とは何か フロン類とは フルオロカーボン ( フッ素と炭素の化合物 ) の総称であり CFC( クロロフルオロカーボン ) HCFC( ハイドロクロロフルオロカーボン

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション T13K707D 蜂谷亮祐 指導教員 赤林伸一教授 研究目的 住宅における冷暖房のエネルギー消費量は 住宅全体のエネルギー消費の約 1/ 4 を占め 冷暖房機器の運転効率の向上は省エネルギーの観点から極めて重要である 動力 照明他 38.1% 厨房 9.1% 冷房 % 2014 年度 34,330 MJ/ 世帯 暖房 22.9% 給湯 27.8% 24.9% 図世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移

More information

部分供給については 例えば 以下の3パターンが考えられる ( 別紙 1 参照 ) パターン1: 区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ( 又は他の小売電気事業者 ) が一定量のベース供給を行い 他の小売電気事業者 ( 又は区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ) がを行う供給

部分供給については 例えば 以下の3パターンが考えられる ( 別紙 1 参照 ) パターン1: 区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ( 又は他の小売電気事業者 ) が一定量のベース供給を行い 他の小売電気事業者 ( 又は区域において一般電気事業者であった小売電気事業者 ) がを行う供給 部分供給に関する指針 平成 24 年 12 月策定平成 28 年 3 月一部改訂資源エネルギー庁 1. 基本的な考え方 部分供給については 適正な電力取引についての指針 に規定されていたところ 実例が少なく 具体的な実施方法についての慣行が確立されてこなかった 平成 24 年 7 月に総合資源エネルギー調査会総合部会電力システム改革専門委員会が取りまとめた 電力システム改革の基本方針 において 部分供給に係る供給者間の役割分担や標準処理期間等についてガイドライン化するとされ

More information

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73> 4. 品質マネジメントシステム 4.1 一般要求事項 1 組織が品質マネジメントシステムを確立する上で必要としたプロセスは何ですか? 2 営業 / 購買 / 設計のプロセスについて 1このプロセスはどのプロセスと繋がっていますか? また関係していますか? 2このプロセスの役割と目的は何ですか? 3このプロセスの運用 管理の判断基準と 方法は何ですか? 4このプロセスの運用 管理での必要な資源と情報は何ですか?(

More information

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画 様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 24 年 6 月 5 日 山口県知事殿 提出者 住所山口県宇部市大字小串 1978-10 氏名宇部興産株式会社 エネルキ ー 環境事業部電力ヒ シ ネスユニット 電話番号 0836-31-5972 ユニット長藤本定雄 廃棄物の処理及び清掃に関する法律第 12 条第 9 項の規定に基づき 産業廃棄物の減量その他その処理に関する計画を作成したので

More information

バイオ燃料

バイオ燃料 別添 1 熱利用エコ燃料の導入量の目安の考え方 (1) 短期的な導入量 2010 年度の導入量目標は 京都議定書目標達成計画により定められているので ここでは 各バイオマスのエコ燃料への変換可能量を試算した これらのエコ燃料変換可能量の数字から 目標達成に必要となる熱利用比率を算定した なお エコ燃料変換可能量は 各バイオマスを既存の技術を用いてすべて熱利用した場合を仮定した数字であり 実際にはバイオマスの性状に応じて熱利用以外のマテリアル利用も行われていることから

More information

<4D F736F F D DC58F4994C5816A8C9A8DDE E9197BF88EA8EAE2E646F6378>

<4D F736F F D DC58F4994C5816A8C9A8DDE E9197BF88EA8EAE2E646F6378> 資料 7 断熱材の目標年度 区分及び目標年度 区分及び目標基準値について目標基準値について ( 案 ) 1. 目標年度について断熱材は 様々な部品から構成され技術改善要素が多数想定されるエネルギー消費機器と比較すると 性能向上手法については材質の改善 製造設備の改良等に限られている状況にある また 最も断熱性能が優れている建築材料の熱伝導率は 過去 5 年間改善がない状況にある 各メーカーが品質改良等建築材料の断熱性能の向上を行うためには

More information

様式第 2 号 ( 第 3 条 第 4 条 第 9 条 第 21 条及び第 23 条関係 ) 経歴書 1 氏名 2 生 3 現住所 4 経歴 期間自至 勤務先並びに職務内容又は業務内容 上のとおり相違ありません 氏名 印 注 1 不要の文字は 抹消すること 2 この用紙の大きさは 日本工業規格に定め

様式第 2 号 ( 第 3 条 第 4 条 第 9 条 第 21 条及び第 23 条関係 ) 経歴書 1 氏名 2 生 3 現住所 4 経歴 期間自至 勤務先並びに職務内容又は業務内容 上のとおり相違ありません 氏名 印 注 1 不要の文字は 抹消すること 2 この用紙の大きさは 日本工業規格に定め 様式第 1 号 ( 第 3 条 第 4 条及び第 23 条関係 ) 登録登録更新承認 申請書 氏名 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 名押印又は署名 ) 電話番号登録番号及び登録 ( 注 1) 第 38 条の2の2 第 1 項の登録電波法第 38 条の4 第 2 項の登録の更新第 38 条の 31 第 1 項の承認 を受けたいので 下のとおり申請します 1 事業の区分 2 事務所の名称及び所在地

More information

ブラザー純正消耗品のご案内

ブラザー純正消耗品のご案内 ブラザー純正インク トナーなどの消耗品は 製品本体の性能を十分に発揮するために研究を重ね 開発されています 製品を長くお使いいただくため 製品本体の性能を活かすため純正インク トナーをお使いください (P2 ) (P8 ) 1995-2010 Brother Industries, Ltd. / Brother Sales, Ltd. All Rights Reserved. P1 ブラザー純正インクは製品本体の性能を十分に発揮するために研究を重ね

More information

AM部会用資料(土木・建築構造物)

AM部会用資料(土木・建築構造物) 1. 検討ケース 1 現有資産の全更新を前提とした検討手法 現有資産を全て更新することを前提として 過去の更新履歴や診断と評価に基づいて更新需要を算定する検討手法であり 将来の更新需要のピークや規模を把握する上で 基本となる手法 A 案法定耐用年数で更新した場合 B 案企業団が実績等を基に独自で定めた年数で更新した場合 ( 以下 更新基準年数 ) 2 再構築や施設規模の適正化を考慮した検討手法 現有資産を全て更新することを前提とせず

More information

目次 1 フロン排出抑制法の概要 3 コマ 2 管理者への立入検査等 7 3 東京都のフロン対策 24 2

目次 1 フロン排出抑制法の概要 3 コマ 2 管理者への立入検査等 7 3 東京都のフロン対策 24 2 立入検査等を 実施しています 目次 1 フロン排出抑制法の概要 3 コマ 2 管理者への立入検査等 7 3 東京都のフロン対策 24 2 1 フロン排出抑制法の概要 3 東京都の現状 2014 年の都内の HFCs 排出量 ( 速報値 ) は 2000 年度比で 427.5% 増 単位 : 百万 t-co 2 CO2 HFCs 温室効果ガス全合計 2000 年度 2010 年度 2014 年度 (2000

More information

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス 閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他

4 推進体制別途添付いたします 5 公表の方法等 ホームページアドレス   閲覧場所 窓口で閲覧 所在地 冊 子 閲覧可能時間 冊子名 入手方法 その他 地球温暖化対策実施状況報告書 ( 報告先 ) 横浜市長 平成 25 年 7 月 31 日 住所東京都渋谷区神南 1-10-1 氏名 株式会社ドトールコーヒー代表取締役社長鳥羽豊 ( 法人の場合は 名称及び代表者の氏名 ) 横浜市生活環境の保全等に関する条例 ( 以下 条例 という ) 第 144 条第 2 項の規定により 次のとおり報告します 1 地球温暖化対策事業者等の概要 事業者の氏名又は名称株式会社ドトールコーヒー代表取締役社長鳥羽豊

More information

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応 ISO/FDIS 9001 ~ 認証審査における考え方 ~ 2015 年 7 月 14 日 23 日 JAB 認定センター 1 説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他

More information

<4D F736F F D C B835E815B81758EE58DF CC89F090E0208F4390B C52E646F63>

<4D F736F F D C B835E815B81758EE58DF CC89F090E0208F4390B C52E646F63> 昇降機 遊戯施設定期検査業務基準書 196 ページから 198 ページを差し替えてご利用下さい 2 共通 (3) 主索又は鎖主索又は鎖の検査では 最も摩耗若しくは摩損した部分の写真又は錆びた摩耗粉により谷部が赤錆色に見える部分を別添 1 様式に添付する必要があります 要是正又は要重点点検と判定した場合には当該箇所を撮影して添付してください 指摘が無い状態で 最も摩耗若しくは摩損した主索 ( 部分 )

More information