スライド 1

Size: px

Start display at page:

Download "スライド 1"

もりよりみょうだに
5 years ago
Views:

1 企業価値向上経営の深化を目指して 2018年4月証券会社コード 2502

2 本日のご説明内容 1 アサヒグループの概要と経営方針 2 事業別概況と取組み 3 株主投資家様向けの取組み

3 1 アサヒグループの概要と経営方針

4 アサヒグループの会社概要商号設立資本金従業員連結子会社アサヒグループホールディングス株式会社昭和 24 年 (1949 年 )9 月 1 日前身 : 有限会社大阪麦酒 ( 明治 22 年 (1889 年 )) 182,531 百万円 30,864 名 ( 連結 ) 146 社 2017 年 12 月 31 日現在東京都墨田区の本社ビル 1

5 事業別売上収益事業別構成比主要商品 2017年12月期売上収益 2兆849億円酒類事業国際事業食品事業飲料事業 2

6 事業別売上収益の推移国内収益基盤の盤石化と国際事業の成長エンジン化の推進 ( 億円 ) 21,400 国際事業食品事業飲料事業酒類事業 < 日本基準 > <IFRS> 2018(E) 3

7 業績推移当期利益は 17 期連続の最高益更新 ( 億円 ) 21,400 売上収益 2,200 事業利益 1,420 当期利益 ( ) < 日本基準 > <IFRS> 2018(E) ( ) 当期利益は親会社の所有者に帰属する当期利益について記載 4

長期ビジョンの概要食の感動 ( おいしさ喜び新しさ ) を通じて世界で信頼される企業グループを目指す酒類を中核とする総合飲料食品グループとして国内では高付加価値化を基軸とするリーディングカンパニーを目指すとともに日本発の強みを活かすグローバルプレイヤーとして独自のポジションを確立する事業別売上推移と成長イメージ国際食品飲料酒類グローバルプレイヤーへの挑戦

8 長期ビジョンの概要食の感動 ( おいしさ喜び新しさ ) を通じて世界で信頼される企業グループを目指す酒類を中核とする総合飲料食品グループとして国内では高付加価値化を基軸とするリーディングカンパニーを目指すとともに日本発の強みを活かすグローバルプレイヤーとして独自のポジションを確立する事業別売上推移と成長イメージ国際食品飲料酒類グローバルプレイヤーへの挑戦高付加価値化のリーディングカンパニー全てのステークホルダーの満足を追求し持続的な企業価値の向上を図る顧客取引先社会社員株主ステークホルダーに対するビジョン国内で培った強みを基に新たな価値創造を続け日本をはじめとしてグローバルでもエリアNo.1の顧客満足を獲得する取引先や提携先とも新たな価値創造を通じて共に成長できる関係を構築する事業を通じた健全な食文化の発展など社会的課題の解決に貢献する社員が自身の成長と会社の成長を実感し活き活きと働ける環境を構築する持続的な利益創出と株主還元により企業価値 ( 株式価値 ) の向上を図る 5

9 中期経営方針の概要持続的成長を目指した企業価値向上経営の深化国内収益基盤の盤石化と国際事業の成長エンジン化による稼ぐ力の強化高付加価値化差別化を軸としたイノベーションの促進とリーダーシップの発揮事業統合やバリューチェーンの高度化による収益構造改革ビジネスモデルの進化日本発の強みを活かす海外を中心とした成長基盤の獲得資本コストを踏まえた資産資本効率の向上エクイティスプレッド (ROE- 株主資本コスト ) を重視した資本効率の向上 ROIC( 投下資本利益率 ) を活用した事業管理事業ポートフォリオの再構築サステナビリティの向上を目指した ESG への取り組み強化自然社会関係資本や人材など見えない資本の高度化 CSV 戦略への発展企業価値向上経営の実行に資する攻めのコーポレートガバナンスの推進上記重点課題をエンゲージメントアジェンダとして建設的な対話を促進する 6

10 中期経営方針のガイドラインと進捗主要指標の考え方ガイドライン 2015 年実績 3 年程度を想定したガイドライン 18 年予想含む進捗売上収益 18,574 億円主力事業の安定成長 - 事業再編 + 新規 M&A - 事業利益 1,351 億円既存事業 ( 一桁台後半の年平均成長率 )+ 新規 M&A 効果 17.6% ( 既存のみ 6.6%) E P S 円年平均 10% 程度の成長 23.1% ( 調整後 21.3%) R O E 8.8% 10% 以上の水準の維持向上 11.9% ( 調整後 13.8%) 各指標は 2016 年期末の IFRS 移行の影響を加味しております為替影響や一時的な特別損益等の特殊要因は除くベースとなります財務キャッシュフローのガイドライン 2016 年 ~2018 年の累計ガイドライン 18 年予想含む進捗キャッシュフロー成長投資株主還元創出 CF:4,700 億円以上 ( 営業 CF+ 最大化施策 + 資産の見直し ) 設備投資 :1,800~2,200 億円 M&A など成長基盤の獲得に積極投資 ( 大型の資金需要が発生する際は DE レシオ 1 倍程度を許容 ) 2018 年までに配当性向 30%(IFRS 基準 ) を目指した安定的な増配成長投資とのバランスに鑑みた機動的な自社株買い創出 CF:9,100 億円設備投資 :2,400 億円成長投資 :12,000 億円 (DE レシオ :0.86) 29%( 特殊要因除く 30%) 7

11 中期経営方針のガイドラインのローリング主要指標の考え方ガイドライン 2017 年実績 2018 年以降のガイドライン (3 年程度を想定 ) 売上収益 20,849 億円既存事業の安定成長 - 事業ポートフォリオ再構築 + 新規 M&A 事業利益 1,964 億円 CAGR( 年平均成長率 ): 一桁台半ば~ 後半 E P S( 調整後 ) 円 CAGR( 年平均成長率 ): 一桁台半ば~ 後半 R O E( 調整後 ) 13.7% 13% 以上の水準の維持 EPS ROE は事業ポートフォリオの再構築や為替変動など一時的な特殊要因を除くベース事業利益 18,574 1,351 17,069 売上収益 1,485 20,849 1,964 EPS 調整後 EPS ( 億円 ) ROE 調整後 ROE 14.2% 13.8% ( 円 ) 21, % 13.7% 11.9% 2, % (E) (E) < 日本基準 > <IFRS> <IFRS> < 日本基準 > 8

12 財務キャッシュフロー方針のローリング財務キャッシュフローのガイドライン 2018 年以降のガイドライン (3 年程度を想定 ) キャッシュフロー債務削減成長投資株主還元 FCF: 年平均 1,400 億円以上資産整理効果 : 1,000 億円程度 (2018 年見込み ) Net debt/ebitda: 2019 年末までに 3 倍程度 Net DE レシオ : 2018 年末までに 1 倍以下財務体質強化を優先しつつ成長基盤拡大に向けた M&A を検討連結配当性向 30%( ) を目処とした安定的な増配算出する当期利益は事業ポートフォリオの再構築などの特殊要因を除くベース <Net DE レシオ Net debt/ebitda 推移 > < 日本基準 > <IFRS> 9

13 2 事業別概況と取組み

14 ビール類シェア推移 (%) ビール類 ( ビール発泡酒新ジャンル ) シェアの推移 2001 年本生発売トップシェア獲得! 1987 年スーパードライ発売 2017 年 10

15 ビール類の取組みビール市場の活性化に向けた取組み新たな需要の創造に向けた挑戦スーパードライの価値向上ビールの定義変更へファーストエントリー瞬冷辛口グランマイルド季節限定スペシャルパッケージ新ジャンルにおける地位向上に向けた取組みクリアアサヒのブランド基盤の強化欧州ビール欧州プレミアムビールの本格展開クリアアサヒブランド販売数量推移万函クリアアサヒ贅沢0 プライムリッチその他 4, % 25.7% 糖質0 新ジャンル市場33.0% 当社シェア 30.0% 28.0% 26.2% 3, % 2, % 1, % 0 8.0% (E) 当社の新ジャンルシェアは課税出荷数量をベースに算出しております 11

16 酒税比較 350ml 当たりの酒税比較 * 価格は大手コンビニエンスチェーンの店頭想定価格 < 酒税改定スケジュール ( 予定 )> 小売価格 221 ビール 77 円円発泡酒 47 円 47 酒税 37.8 新ジャンル 28 円 28 麦芽 50% 以上麦芽 25% 未満麦芽 0% リキュールタイフ 2017 年 2020 年 10 月 2023 年 10 月 2026 年 10 月 12

17 ビール類以外の酒類の取組みビール類以外カテゴリーの売上収益構成比推移ビールテイスト清涼飲料の強化億円 2年連続でノンアルコールビールテイスト売上No.1* を達成ノンアル他焼酎ワイン RTD 洋酒ドライゼロブランド出典インテージSRI ビールテイスト清涼飲料市場７業態計 SM CVS 酒DS HC DRUG 一般酒店業務用酒店集計期間 2016年1月 2017年12月売上金額シェアカテゴリー別の売上収益は従来の日本会計基準ベースの数値を使用 RTDカテゴリーの売上金額シェア推移億円 500 アサヒもぎたて収穫後24時間以内搾汁高アルコール9%の飲みごたえもぎたてウィルキンソンRTD 10.8% その他アサヒ市場シェア 10.8% % % 200 アサヒ贅沢搾り 3/20新発売果実1/2個分以上の果汁を使用 E 出典インテージSRI 低アルコール市場全国量販3業態計 SM CVS 酒DS 集計期間 2014年1月 2017年12月売上金額シェア売上金額推移は弊社実績計画値を使用 2018年シェアは弊社見込み 13

18 飲料事業の概況売上収益と事業利益率推移日本基準 2017年販売数量会社別シェア IFRS 主力６ブランドの販売数量構成比推移出典当社推定健康領域の強化特定保健用食品機能性表示食品乳酸菌 14

19 食品事業の概況売上収益と事業利益率推移日本基準 IFRS 15

西欧事業の概況中期的な事業戦略 Growth Engines & Rockets

国でのプレミアム化をロケットとして成長し続ける < 主要地域別方針 > ( イタリア ) メインストリーム

ブランドを活用したポートフォリオの多様化と地域特性に応じたエリア戦略の拡大 ( 英国 ) 高付加価値カテゴリー (

20 西欧事業の概況中期的な事業戦略 Growth Engines & Rockets 自らの強みとこれまでの成功モデルを活用することでイタリアオランダ英国を安定的な成長エンジンにすると共に第 3 国でのプレミアム化をロケットとして成長し続ける < 主要地域別方針 > ( イタリア ) メインストリームプレミアムカテゴリーでの Peroni の基盤強化と付加価値カテゴリーでのブランド育成 ( オランダ ) Grolsch ブランドを活用したポートフォリオの多様化と地域特性に応じたエリア戦略の拡大 ( 英国 ) 高付加価値カテゴリー ( プレミアムクラフトビール ) に特化したブランド戦略と展開エリアの拡大 ( 第三国 ) 成長性の高いプレミアム市場に集中したグローバルブランドの拡大展開売上収益事業別構成比 (2017 年 ) 16

21 中東欧事業の概況中期的な事業戦略マーケットリーダーのポジションを活かした母国でのプレミアム化とミックス向上戦略の推進 Pilsner Urquell Kozel などグローバルブランドの拡大展開と新たな成長カテゴリーの創出 < 主要地域別方針 > ( チェコ ) 全価格帯での圧倒的なブランド力と強固な製造販売基盤に基づくキャッシュ創出力の維持拡大 ( ポーランド ) カテゴリープロダクトミックスの向上を軸とした着実な成長と競争力の向上 ( 第三国 ) ドイツ韓国など既存の主力市場に加え日本などの新規注力市場でのプレミアムブランドの拡大売上収益事業別構成比 (2017 年 4-12 月 ) 17

22 欧州におけるスーパードライ展開ブランド戦略物性的価値と情緒的価値の訴求によるプレミアム市場でのプレゼンスの確立 <ターゲット層 > 1: The Enrichment Seeker - 人生をポジティブに楽しむ人々 2: Male & Female -ヤングエグゼクティブ 3: Premium Drinker プレミアムビールユーザー < 拡大展開していく上でのKey factor> 1: Provenance - Japan s NO.1 Beer 2: Authenticity 生ビールなど日本品質の実現 3: Aspiration - ターゲット層からの熱狂的支持物性的価値自社製造 ( パドバ ) による鮮度向上情緒的価値プロモーション展開による情報発信強化プレミアムを演出するツール飲むとき品質の向上 18

23 オセアニア事業の概況売上収益と事業利益率推移現地通貨ベースコストダウン統合シナジー含むの実績と予想コストダウン 2016年 2017年 2018年予想年 18億円 32億円 10億円 50億円以上 3ヶ年予想成長カテゴリーでの取組み豪州水会社別市場シェア輸入プレミアムビールブランド別市場シェア 2017年 2017年スーパードライペローニ市場シェア推移前年比 23% ＰＢ内約80 が当社前年比 30% 市場の2017年前年比+23% 出典 Aztec,数量ベース出典 Aztec,金額ベース出典 Aztec,金額ベース 19

ESG への取組み CSV(Creating Shared Value) 戦略への発展食と健康環境人と社会長年取り組んできた乳酸菌の研究や微生物応用技術をはじめ

アサヒグループのさまざまなブランドが持つ健康価値を強化しこれまでの知見を活かした新たな提案にチャレンジしていきますアサヒグループは

農産物の収量の増加や品質の向上に効果がありますこの農業資材を活用することにより環境保全型農業の実現や温室効果ガスの削減などに貢献することが可能になります

24 ESG への取組み CSV(Creating Shared Value) 戦略への発展食と健康環境人と社会長年取り組んできた乳酸菌の研究や微生物応用技術をはじめアサヒグループが独自で開発した素材や技術を商品開発に取り入れています確かなエビデンスに裏付けされた特定保健用食品機能性表示食品といった商品はもちろんアサヒグループのさまざまなブランドが持つ健康価値を強化しこれまでの知見を活かした新たな提案にチャレンジしていきますアサヒグループはビール醸造の副産物である酵母細胞壁を活用した農業資材の開発を進めていますこの農業資材はビール酵母の細胞壁が持つ植物の免疫力を高める力を活用したもので農産物の収量の増加や品質の向上に効果がありますこの農業資材を活用することにより環境保全型農業の実現や温室効果ガスの削減などに貢献することが可能になりますアサヒグループは東日本大震災復興支援活動の一環として被災地に新たな産業や交流を生み出すことを目的とした希望の大麦プロジェクトを行っていますこれは被災地で大麦を栽培し収穫した大麦を商品に加工して販売する取組みで一般社団法人東松島みらいとし機構とともに取り組んでいます 20

25 3 株主投資家様向けの取組み

26 株主還元方針成長投資とのバランスを取りながら安定的な株主還元を実施 2018 年以降のガイドライン (3 年程度を想定 ) 株主還元連結配当性向 30%( ) を目処とした安定的な増配算出する当期利益は事業ポートフォリオの再構築などの特殊要因を除くベース < 日本基準 > <IFRS> 21

27 株主優待制度保有株式数に応じて選択肢の中からお好みの優待品をひとつお選びいただきます選択肢優待品３種類環境基金東日本大震災復興支援活動への寄附株主様限定酒類商品プレミアムビール詰め合わせ清涼飲料水食品詰め合わせ 100株以上500株未満 1,000円相当 500株以上1,000株未満 2,000円相当 1,000株以上 3,000円相当アサヒグループ環境基金水の惑星へのご参加東日本大震災復興支援活動への寄附画像は2017年12月期の1,000円相当の優待品 22

28 株価動向長期ビジョンを更新中期経営方針を発表欧州事業 M&A を発表上場来高値を更新中期経営計画 2015 発表リーマンショック東日本大震災安倍内閣発足 2007 年 12 月末終値を 100 とする日足終値ベース 23

29 本資料のいかなる情報も弊社株式の購入や売却などを勧誘するものではありませんまた本資料に記載された意見や予測等は資料作成時点での弊社の判断でありその情報の正確性を保証するものではなく今後予告なしに変更されることがあります万が一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても弊社および情報提供者は一切責任を負いませんのでご承知おきください

2017 年決算 2018 年予想の概要取締役兼執行役員 (CFO) 濱田賢司

2017 年決算 2018 年予想の概要取締役兼執行役員 (CFO) 濱田賢司 2017 年 12 月期決算説明資料 2017 年総括 2018 年方針 2018 年 2 月 2017 年決算 2018 年予想の概要取締役兼執行役員 (CFO) 濱田賢司決算ハイライト ( 億円 ) 2017 年 2018 年予想前年比予想比前年比酒類事業 9,689 78 0.8% 36 9,630 46 0.5% 飲料事業 3,745 106 2.9% 2 3,697 48 1.3%