日清食品グループ中期経営計画 UNITE FOOD POWERS 2012

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1 日清食品グループ 中期経営計画 2010 年 1 月 12 日

2 目 次 1 右上スライド NO. グループ理念 / 目指すべき姿 2 中期経営計画策定の背景 3 長期ビジョンの概要 UNITE FOOD POWERS 2012 基本方針 Global Expansion 定量目標 事業別戦略 財務戦略 安全 安心体制安心体制 社会貢献活動 百福士プロジェクト ~8 9~

3 グループ理念 / 目指すべき姿 2 グループ理念 私たち日清食品グループは さまざまな 食 の可能性を追求し 夢のあるおいしさを創造していきます さらに 人類を 食 の楽しみや喜びで満たすことを通じて 社会や地球に貢献します 2018 年目指すべき姿 No.1 ブランドの集合体

4 中期経営計画策定の背景 3 ブランディングコーポレーション実現に向け 国内で培った 技術力 マーケティング力 収益力 の結集と海外展開 中期経営計画 背景 創業 50 周年 (2008 年 ) を迎え 第 2 創業期のスタート HD 制導入とプラットフォーム整備による支援体制の完成 10 年に 1 度の新技術開発による 成長原動力の確立 外部環境 消費者 国内少子高齢化/ 世界人口の増加 食の 安全 安心 品質 への拘り 所得減少による節約傾向 流通 流通の再編による上位集中 小売 メーカーのグローバル化 業態の変革 経済 世界的な景気低迷 投機マネーによる 資材価格の乱高下制度 IFRS 導入に伴う会計制度の変更 BRICs+VISTA の影響力の拡大

5 長期ビジョンの概要 HD 制スタート グループ経営基盤の整備 2012 UFP2012 将来のグループ収益基盤構築 新技術の導入 既存設備の刷新 海外事業の拡大 2018 UFP 目指すべき姿 No.1ブランドの集合体へ 海外即席めん事業成長加速 2009 年度 (2010 年 3 月期 ) 2012 年度目標 2018 年度 - 売上高 3,780 億円 - 売上高 4,300 億円 - 売上高 7,000 億円 - 営業利益 265 億円 - 営業利益 355 億円 - 営業利益 600 億円

6 基本方針 5 1. 技術イノベーション力 と マーケティング力 の更なる拡充によりブランディングを加速 技術イノベーション力 ライトめん技術 太ストレート製法 スーパーノンフライ製法の深堀り マーケティング力 独自の商品開発力 ユニークなプロモーション力 提案型営業力 2. 海外力 の拡大 各国で現地化の深耕 グループ経営資源の海外展開による事業構造の強化 3. CSR 活動 の推進 安全 安心 体制の更なる強化 100 の社会貢献活動を実施する 百福士プロジェクト の推進

7 Global Expansion 6 欧州 中国 512 米州 ドイツ ロサンゼルス 香港 アジア 358 シンガポール 日本 <グラフ> 即席めん総需要 ( 億食 ) ( 当社予測値 )

8 定量目標 ( グループ連結 ) 7 ( 単位 : 億円 ) 2009 年度 2010 年度 前年比 2011 年度 前年比 2012 年度 前年比 12/09 比 売上高 3,780 3, % 4, % 4, % 113.8% 営業利益 % % % 134.0% ( 退職給付の影響を除いた営業利益 ) (337) (305) 90.5% (327) 107.2% (362) 110.7% 107.4% 経常利益 % % % 129.0% 当期利益 % % % 135.1% EBITDA % % % 141.1% 1% ( 退職給付の影響を除いた EBITDA) (437) (445) 101.8% (487) 109.4% (522) 107.2% 119.5% EPS 160 円 173 円 108.1% 1% 203 円 117.5% 216 円 106.4% 135.1% 1% ROE 6.6% 7.1% - 7.9% - 8.0% - - 設備投資額 % % % - 減価償却費 % % % - EBITDA= 営業利益 + 減価償却費

9 定量目標 ( 事業別 ) 8 ( 単位 : 億円 ) 2009 年度 2010 年度前年比 2011 年度前年比 2012 年度前年比 12/09 比 売上高 2,399 2, % 2, % 2, % 109.8% 国内即席めん 営業利益 % % % 106.8% EBITDA % % % 116.7% 売上高 % % % 137.3% 海外即席めん 営業利益 % % % 142.9% EBITDA % % % 147.8% 売上高 % % % 108.9% チルド 冷凍食品 営業利益 % % % 100.0% EBITDA % 0% % % 140.0% 0% 売上高 % % % 117.4% 菓子 飲料 外食 営業利益 % 0% % % 3% 164.7% EBITDA % % % 161.5% グループ連結合計と上記事業別の合計との差額は退職給付の影響額及び HD とその他子会社収益等です

10 事業別戦略 ( 国内即席めん事業 ) 年度 2012 年度 12/09 比 売上高 2,399 億円 2,635 億円 109.8% 営業利益 265 億円 283 億円 106.8% EBITDA 329 億円 384 億円 116.7% 基本方針 1. グループ中核としての収益力強化 2. 新技術による総需要の拡大 3. 日清食品と明星食品の競争構造によるシナジー拡大食 戦略 需要創造イノベーション 3C 戦略 消費者の全要求への対応 新規需要の開墾 新規大型ブランドの創造 既存需要の深耕 既存ブランドの新たな需要創造

11 事業別戦略 ( 海外即席めん事業 1) 年度 2012 年度 12/09 比 売上高 536 億円 736 億円 137.3% 営業利益 35 億円 50 億円 142.9% EBITDA 46 億円 68 億円 147.8% 基本方針 1. 成長市場への革新的技術と資金の投入及び販売体制の強化 2. 革新的技術を活かした地域 No.1ブランド戦略の推進 ( 億食 ) < 即席めん世界総需要 > ( 当社予測値 ) ,009 1,070 総需要 アフリカ その他 米州 欧州 ロシア アジア 中国香港 日本

12 事業別戦略 ( 海外即席めん事業 2) 11 地域戦略 米州地域 収益力のあるブランド戦略の推進 新技術 高付加価値商品による新規顧客の開拓 CM 投入によるマーケットの拡大 生産能力増強 中国地域 新技術 高付加価値商品の開発とブランド育成 合弁パートナー ( 今麦郎 ) とのマーケットシナジーの最大追求 アジア地域 成長市場( ハラール BOP 等 ) への販売体制強化 ローカル市場を獲得できる地域 No.1 商品の開発 統括機能 ( 調達 開発 生産 販売 ) の拡充 欧州地域 独自技術を活かしたパスタ市場への参入 合弁パートナー( マルベン ) とのロシアNo.1 戦略の推進

13 事業別戦略 ( チルド 冷凍食品事業 ) 年度 2012 年度 12/09 比 売上高 495 億円 539 億円 108.9% 営業利益 13 億円 13 億円 100.0% EBITDA 20 億円 28 億円 140.0% 基本方針 チルド食品 ブランド創造と価格対応力の強化 冷凍食品 価格競争からの脱皮による収益構造基盤の強化 戦略 チルド食品 日清のラーメン屋さん 行列のできる店のラーメン つけ麺の達人 に次ぐ新規ブランドの創造 設備投資によるコスト対応力強化 冷凍食品 オープンプライス化の推進 需要増の見込める めん ジャンルの全価格帯へのエントリー 設備投資を積極的に行い 市販用 業務用全ジャンルへの取組み強化

14 事業別戦略 ( 菓子 飲料 外食事業 ) 年度 2012 年度 12/09 比 売上高 321 億円 377 億円 117.4% 営業利益 17 億円 28 億円 164.7% EBITDA 26 億円 42 億円 161.5% 基本方針 菓子 シスコーン ココナッツサブレに次ぐコアブランドの創造 飲料 ピルクルブランドの強化 外食 顧客ニーズにフィットした効率的店舗運営 戦略 菓子 新コンセプト商品の開発 シリアルNo.1を目指した付加価値商品開発の強化 シリアル生産能力増強及び菓子生産体制の強化 飲料 西日本への新工場建設による生産能力増強 ピルクルブランドの販売拡大 外食 ロードサイド型 味の民芸 のスクラップアンドビルド 麺専門店 水山 JinJin ぶぶか の積極出店

15 財務戦略 14 基本方針 各事業の成長戦略の確立とグループ価値の最大化を目指し IFRS 導入を見据えた財務戦略の実行 国内 7 事業会社 海外 4 地域 事業戦略実行による潤沢なキャッシュフローの創出 効率的な B/S の構築 保有資産の見直し ( 有価証券の圧縮 ) 資本効率の向上 配当性向の向上 技術イノベーション力 マーケティング力 海外力 を支えるドライブコアとしての 設備投資 (755 億円 ) 事業投資(300 億円 +α) 更なる収益力の向上 財務健全性の向上 自己株消却 (1,000 万株 ) 2009 年度記念配当 (+10 円 ) 2012 年度数値目標 ROE 8% 配当性向 40%

16 安全 安心体制 15 食品安全研究所を中心とした独自の品質保証体制の確立 カスタマー コミュニケーション センター (CCC) の設置 お客様の声 の蓄積と分析を行い 潜在リスクの発見と製品 サービスの改善につなげる 食品安全研究所 (2002 年 6 月設立 ) 日清 ( 上海 ) 食品安全研究開発有限公司 (2006 年 11 月設立 ) 農場 畜産農家 グループ内事業会社 経営層生産部門 マーケティンク 部研究部門 漁業場 周辺環境の調査と残留農薬の分析 周辺環境の調査と生育状況や水の管理 動物用医薬品の分析 飼料工場 周辺環境の調査と動物用医薬品の分析 飼料原料及び飼料の製造工程などの確認 CCC 原材料生産工場 お客様の声の一元管理潜在リスクの早期発見や製品やサービスの改善提案 お客様相談室 分析システムや検査法の開発などさまざまな研究を実施 お客様 生産工場 各工場間の品質管理 分析格差の調査と是正 原材料の残留農薬 動物用医薬品や発がん性物質 微生物 遺伝子組換え農作物などの検査

17 社会貢献活動 百福士プロジェクト 年の創業 50 周年を機に これからの 50 年間に合計 100 の 社会貢献活動を実施する 百福士プロジェクト をスタート プロジェクト進行状況 1. アフリカ事業化自立支援 Oishii プロジェクト 2. あやしいオヤジを 正しいオヤジに変える! プロジェクト 3. もしもの時のチキンラーメン カン プロジェクト 第 4 弾第 5 弾 2010 年 3 月 5 日発表予定

18 17 この資料に掲載しております当社の計画及び業績の見通し 戦略などは 発表日時点において把握できる情報から得られた当社の経営判断に基づいています あくまでも将来の予測であり 市場における価格競争の激化 事業環境をとりまく経済動向の変動 為替の変動 資本市場における相場の大幅な変動 他 様々なリスク及び不確定要因により 実際の業績と異なる可能性がございますことを 予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます < 問い合わせ先 > 日清食品ホールディングス株式会社管理本部広報部 東京都新宿区新宿 東京都新宿区新宿 TEL:(03) FAX:(03)