先進的林業機械緊急実証・普及事業 事業計画

Size: px
Start display at page:

Download "先進的林業機械緊急実証・普及事業 事業計画"

Transcription

1 平成 24 年度補正林野庁補助事業先進的林業機械緊急実証 普及事業事業計画 前田商行株式会社 1

2 1. 取組のポイント 事業のねらい 2 ( 本取組により改善しようとする点 取組課題 ) 十分なタワー高さと主索長 荷吊り能力を備え 6 輪駆動トラックをベースとしたタワーヤーダシステムを導入し 低密度路網でも機動性が高く 高生産性 低コストな架線集材作業を実現する 主索の長スパン化により 路網密度が低い地域における集材可能範囲の拡大を目指す また これによって谷を跨いだ架設が可能となり 架線高が確保できて全木による間伐作業が効率化するとともに残存木損傷も低減される 次に 機械の高出力化により 全木材の上げ荷に対応し 1 荷あたりの材積を増量させるとともに 搬器速度を向上しサイクルタイムを短縮させる さらに 上げ荷と下げ荷でそれぞれ専用搬器を使用することにより両方の索張り簡略化と能率向上を同時に実現する これらの目標を達成するため 現在オーストリアを中心とした中欧山岳林地域で使用されている トラック搭載の大型タワーヤーダとエンジン内蔵の高性能搬器を組み合わせたシステムをベースとし 当地域に適合するように改良した架線作業システムを開発する タワーヤーダの大型化によって ベースとなるトラックも大型化し 作業道における登坂能力や走破性を高めるために 6 輪駆動とする必要があるが 海外メーカー標準のトラックは当事業体の 3.5m 作業道には大きすぎるため ショートホイールベースの機種を選択し これに積載できるようタワーヤーダユニットを新しく設計 制作する また 本システムを導入することにより 長スパンによる 2 伐 4 残の列状間伐に残存列の定性間伐を組み合わせた間伐作業と 飛躍的な生産性の向上は見込めない森林については帯状の小面積皆伐作業に取り組みたい

3 1. 取組のポイント 事業のねらい - 現行作業システムと新システムとの比較図 - 現行システム 新システム 期待される効果 プロセッサは搭載せず別機械とする 集材可能範囲の拡大 生産性の改善間伐 :( 現状 )4.3 ( 目標 )6.5m 3 / 人日皆伐 :( 現状 )6.0 ( 目標 ) 10m 3 / 人日 未利用バイオマスの安定供給 森林所有者の所得改善 地域森林林業の活性化 タワーヤーダ : 三菱重工 MTY400 タワー高 :7.4m 架線を高く張れない 直引力 :2t 大径材に対応できない ( 林内造材により能率低下 ) 主索長 :400m 谷越え架設が困難 奥地の集材が困難 自走式搬器 : ウッドライナー 2000 最大吊り上げ荷重 :2t 大径全木材の吊上げ困難 上げ荷では能力半減 3 タワーヤーダ : コンラッド Yarder3000 Limited Edition タワー高 :12m 十分な架線高の確保 直引力 :2.8t 大径材全木集材が可能に 引張速度 :5m/s 高速搬送で生産性向上 主索長 :800m 谷越え架設により架線高確保 集材可能範囲の拡大 引寄せ索 :600m m の上げ荷はウッドライナー使用 上げ荷用搬器 : リフトライナー 4000 最大吊り上げ荷重 :4t 大型タワーヤーダで強力 高速に牽引 下げ荷用搬器 : ウッドライナー 3000 最大吊り上げ荷重 :3t 下げ荷集材で高速走行可能 ( 事業体で導入済み ) 事業体の取り組み 森林集約化 900ha(H24 現在 ) タワーヤーダを想定した幅員 3.5m 作業道の整備 バイオマス発電所との未利用材供給協定の締結

4 1. 取組のポイント 事業のねらい - 導入予定の上げ荷用搬器性能表 - 4

5 1. 取組のポイント 事業のねらい - 所有している下げ荷用搬器性能表 - 5

6 1. 取組のポイント 事業のねらい - 所有している下げ荷用搬器性能表 - 6

7 1. 取組のポイント 事業の全体像 ( 導入しようとする機械及び作業システムの概要と選定理由 ) オーストリア コンラッド社 (Konrad Forsttechnik GmbH) 製のトラック搭載型タワーヤーダを当地域の実情に適合するように新規開発し 上げ荷用にエンジン搭載型リモコン搬器 ( リフトライナー 4000) と 下げ荷用に自走式搬器 ( ウッドライナー 3000) を組み合わせて導入する ウッドライナー 3000 は既に当事業体で所有しているため これを使用する ベースとなるトラックはショートホイールベースの 6 輪駆動仕様とし 車両を軽量化して作業道の走破性と小回り性能を高める 主索はウッドライナー用の特殊な 8 ストランドワイヤロープ ( 直径 22mm) を 800m 装備し長スパンの集材を可能とする タワー高は 12m とし 800m の集材にも耐えられる強度に設計する 引寄索の直引力は 2.8t(28kN) で 機体質量の増加を抑えるために容量は 600m とした このため 上げ荷の 600~800m の集材には引寄索不要のウッドライナー 3000 を使用することとした 上げ荷用搬器であるリフトライナーはエンジンと荷吊索ドラムを内蔵しており 最大吊り上げ能力は 4t で タワーヤーダの引寄索を巻き上げて走行する 下げ荷用の自走式搬器であるウッドライナーは最大吊り上げ能力が 3t で 走行用プーリーに主索を巻き付けることで走行する 搬器を使い分けることで 上げ荷では主索と引寄索 下げ荷では主索のみで架設が可能となるため 架設撤去作業の省力化とタワーヤーダの軽量化を図り かつそれぞれ機械の能力を十分に生かすことができる 主索の延長と タワーヤーダ 搬器双方の能力向上により 従来の作業システムより広い搬出区域からの全木集材が可能となる 作業システムはチェーンソー伐倒 タワーヤーダ集材 プロセッサ造材 フォワーダ小運搬で タワーヤーダは既存の幅員 3.5m の作業道から直接架設して 2 伐 4 残の列状間伐と残存列の定性間伐を組み合わせた間伐作業を行う 今後 小面積皆伐の事業地あれば 当事業体で取り組んでいる省力 効率的な更新方法を組み合わせた一体作業を実践する予定である コンラッド社を選定した理由としては 先進的なタワーヤーダ + プロセッサのコンビマシンを製造していること 大径全木材に対応可能な大型高性能なリモコン搬器を製造していること 自走式搬器およびプロセッサを当事業体に導入した実績があることが挙げられる 特に自走式搬器については平成 9 年に日本で最初に導入し 要望した改良点を製品に反映させる等 コンラッド社とは長年にわたり連携しているため 今回の事業についても多くの協力を得られるものと考えられる 7

8 1. 取組のポイント 事業の全体像 8

9 1. 取組のポイント 事業の全体像 9

10 2. 導入する機械や作業システムの詳細 導入する機械の内容や特長 機械の名称タワーヤーダ 型式 Yader 3000 Limited Edition メーカー名 Konrad Forsttechnik GmbH メーカー住所等 ( - ) A-9451 Preitenegg, 52 Austria TEL:+43/(0)664/ FAX:+43/(0)4354/ franz.bojer@forsttechnik.at 生 産 国 オーストリア 機械の性能 ベース車両 :6 輪駆動トラック ( ショートホイールベース ) 主索 : 鋼心 8 ストランドロープ径 22mm 800m タワー高 :12m 引寄索 : 容量 600m 直引力 2.8t 速度 5m/s( 実搬器 ) 開発予定図面を添付 機械の名称エンジン内蔵リモコン搬器 型式 Skyline Crane Liftliner 4000( リフトライナー 4000) メーカー名 Konrad Forsttechnik GmbH メーカー住所等 ( - ) A-9451 Preitenegg, 52 Austria TEL:+43/(0)664/ FAX:+43/(0)4354/ 生産国オーストリア franz.bojer@forsttechnik.at 機械の性能 主索径 :20 mm または 22 mm 内蔵荷吊り索 : 径 12mm 100m ウインチ引張り力 4t ラジコン制御荷吊りは内蔵エンジンとウインチで行い 走行はタワーヤーダのウインチで行う 10

11 2. 導入する機械や作業システムの詳細 導入する機械の内容や特長 - 開発予定図面 - 11

12 2. 導入する機械や作業システムの詳細 機械の改良点 ( 改良点 ) 作業路上の走破性向上のために ベーストラックを6WD(3 軸 6 輪駆動 ) とし ホイールベースの短い機種を選定する サブフレームの構造を変更し 軽量化を図る タワー高 12m 主索容量 800m 引寄索容量 600m 引寄索最大直引力 2.8tとする 12 上げ荷と下げ荷で搬器を使い分けるため 主索はウッドライナー用の鋼心 8 ストランドロープ ( 直径 22mm) を装備し 巻量は 800m とする ( 見込む効果 ) ベーストラックの走破性向上と小サイズ化 計量化を図ることで 日本国内の小規模な林道 林業作業路における活動が円滑に行えるようになる また タワーヤーダの長スパン 高出力化により 限られた路網の中でも集材可能な森林の面積を増やすことができる これらの効果により 大規模なコストを投下して実施していた架線集材作業や 路網開設が必要だったスウィングヤーダの作業を一括して 新システムに置き換えることが可能となる 近年国内に導入された高性能なタワーヤーダに関しては 生産性向上の効果については確認できるが 林道環境への適応についてはトラックベース 牽引式の双方で課題が残っていると考える 今回の開発により 地形特性や林道環境への適応性を飛躍的に向上させる

13 2. 導入する機械や作業システムの詳細 作業システムの開発計画 13 新システム導入のための環境整備新システムの事業地を確保するため 地域の森林の更なる集約化 団地化に努めるとともに 団地内ではトラックベースのタワーヤーダが走行可能な幅員 3.5m の開設を進める 路網開設に当たっては 作業に有利な上げ荷を多く行うために尾根筋への開設を基本とし 走行の容易さと路上での作業を考慮した路線形状と 20t 近い車重に対応した路体強度を備えるよう設計 作設する 連絡体制の構築事業を円滑に推進するため 事業参画者間 ( 運営委員会 ) 機械の設計製作体制 ( 前田商行 KFT Agency Japan 株式会社又はコンラッド日本営業 コンラッド本社 ) サポート体制 ( ミズモト建機 KFT Agency Japan 株式会社 コンラッド本社 ) についての協力体制および連絡体制を構築する 特に日本とオーストリア間の連絡をスムーズに行うための体制を協議する 設計 制作安全基準 法令 交通制限等に関して日本とヨーロッパの違いについての情報交換を緊密に行ったうえで日本および当事業地域の実情に適合した性能を有する機械を設計 制作する 製作期間中は 構築した連絡体制に基づき進捗について定期的に連絡を取るとともに 問題が発生した場合には緊密に連携し速やかな解決を図る 機械の性能確認と各種研修の実施納品され次第検品を行い オーストリア コンラッド社から技術者を招聘して性能試験およびオペレーター研修 技術サポート研修を行う 作業システムの検証作業日報調査による全体像の把握と モデル林分における詳細な功程分析を行うことで 新作業システムの導入効果を多角的に評価する 運営委員会の開催運営委員会では事業の進捗に関する報告を行い それに基づき事業計画を調整する また 作業システム検証計画の策定と結果の分析 評価を行う 現地検討会の開催現地での作業視察と意見交換会による議論を通して 新作業システムへの理解の促進と普及 および新作業システムの更なる改善を図る

14 3. 本取組により改善しようとする点 現行のシステムの問題点 課題 14 現行のシステムは路網が十分でないため チェーンソー伐倒 架線系集材が中心である 4 輪駆動の 4t トラックをベースとした国産タワーヤーダに 搬器としてコンラッド社の自走式搬器であるウッドライナー 2000 を組み合わせて使用している タワーヤーダについては ウインチ直引力を標準仕様である 1.2t から 2.0t へ増強しており 搬器の吊上げ能力 2t とあわせてシステム全体として 2t の集材能力を有している しかしながら 大径材に対して能力が不足しており 特に上げ荷作業では搬器のけん引走行能力が大幅に低下するため 全木材の集材が困難な場合が多く発生している そのため 林内でのチェーンソーによる枝払いや造材作業が必要となり 生産性を落としている 3t の能力を持つウッドライナー 3000 も所有しているが 主索径および容量 タワーの強度が不足しているためタワーヤーダと組み合わせて使用することができない 前述したように 当該地域の立木は大径化しており さらに今後稼働予定のバイオマス発電施設へ効率的に未利用材を供給していくためには全木集材が必要であることから 大型で高出力なタワーヤーダおよび搬器が必要である また 現行のタワーの高さは 7.6m 主索長は 400m であるため タワーの高さとスパン長の不足で十分な架線の高さを確保することができない このため残存木に損傷を与える場合がある そのうえ 作業道から離れた林地では スパン長の不足により間伐材を搬出できずに切り捨てとなっている区域も多く 地域資源を十分活用しているとは言えない 現状では 間伐材を出せない遠隔林分の集材を考えたとき 集材機を使った集材ではコストが合わないため 高効率な機械と作業システムを導入し 集材可能面積を拡大して事業量の確保を図ることが課題となっている 十分な架線高さを確保するためには 谷を跨いだ架設が可能な主索長と タワーの高さを上げる必要がある しかし 現在日本で生産されているタワーヤーダには 十分なタワー高および主索長と ウッドライナー 3000 の能力を生かせる機体強度を備えた機種が存在しない

15 3. 本取組により改善しようとする点 現行のシステムの問題点 課題 15

16 3. 本取組により改善しようとする点 機械の改良により見込む効果 当事業体の事業地は地形や気象条件の影響から林道 作業道の開設が困難であるため 無理な路線の開設は環境の破壊をともなう危険性がある そのため今後 路網密度が飛躍的に増加することは考えにくい 長スパンのタワーヤーダを導入することによって 限られた路網からアクセスする森林が増加することが期待される最大の効果である また 生産性が大幅に向上して コストの低下が図られることから 新生産システム事業の展開によって求められている木材の安定的な供給が 低コストで実施できるようになる 同時に 林地残材などの未利用材をバイオマス発電施設に低コストで供給することも可能となる 具体的には 新システムにおける間伐の生産性は 6.5m3/ 人日 小面積皆伐は 10m3/ 人日と それぞれ従来の約 2 倍の生産性を目標とする 小面積皆伐を実施することで 高林齢化している当地域の森林が少しずつ更新されていくこととなる その結果 さまざまな世代の人工林がモザイク状に混ざった人工林となり 施業の循環が図られ 森林が若さを取り戻し活性化する 苗畑事業などの造林事業も活性化することが期待される 森林環境も多様なものとなり生物多様性にも好ましい影響をあたえるものと考えられる さらに次世代林の間伐や皆伐においても帯状の伐区に対して 同様の搬出方法を実行できるというメリットもある 最新のタワーヤーダは操作が簡単なリモコンや自動走行機能 多くの安全装置を備えているため 従来の架線集材作業と比べて労働環境 労働安全の改善が図られる また 新しい技術を導入して試行錯誤することで職員の技術 知識および問題解決能力の向上が図られ 研修会や現地検討会を通して他の事業体への普及を行うことで地域の技術レベルが向上すると期待される 今回提案する作業システムは 従来から行われてきた作業システムの基本的な形を踏襲しながらも 今までできなかった搬出範囲の拡大と生産性の向上を行うことができる そのため 地域の森林所有者に対する集約化の取り組みの際も理解のしやすいシステムであると思われる システム導入による生産性の向上とともに 集約化による施業地の拡大がさらなる生産性の向上につながり 地域の林業活動が活性化し 森林環境にも好ましい影響を与えることになる 16

17 3. 本取組により改善しようとする点 作業システムの検証の手法 データ収集 検証の計画 17 1 作業日報調査による全体像の把握 詳細な作業日報を作成し 集計する 日々の記録の他に 架設 1 線ごとのスパン 支間傾斜 中間サポートの設置数などの作業条件についても可能な限り細かく記録することで 事業地全体での生産性を把握する また 事業地面積あるいは路網延長に対する集材面積の割合などの分析を通して集材可能範囲の比較検証を行う さらに 未利用バイオマスの発生量を概算して記録集計することで バイオマスの年間供給可能量を推定する 2 功程調査による集材作業の詳細な分析 モデル林分を設定し 地形測量と林分調査 ビデオカメラを使用した作業観測および要素作業分析を行い サイクルタイムと作業功程を明らかにする モデル林分は新システムの能力を検証するためできるだけ長いスパンで架設できる現場を選定し 架設撤去作業を含めた詳細な作業分析を行うことで 長スパン化と機械の能力向上が生産性に及ぼす効果を総合的に判断することができる 3 コスト分析 得られた生産性と日報調査による稼働データ 所要人工数などから生産コストを算出し 高価な大型機械の導入が生産コストに及ぼす影響を検証する また 未利用バイオマスの供給を実施した場合のコスト分析も同時に行い 全木集材の実施による事業収支への影響を評価する

18 4. 取組地域の森林 林業の現状 地域の森林 林業の概況 当事業体は 三重 和歌山 奈良の 3 県をまたぐ熊野川流域を中心に林業を行っている この地域は 300 年を超える植林の歴史があり 温暖多雨な気候と良質な土壌に恵まれ スギの大径材生産を中心とする 熊野林業 が発展してきた地域である 平成 23 年度版三重県林業統計書によると 熊野地域 ( 熊野市 御浜町 紀宝町 ) の森林面積は約 41,250ha であり このうち 77% が人工林である また 人工林の樹種別面積比率はスギ 51.3% ヒノキ 46.8% その他 1.9% となっている 従来から スギ大径材生産を中心に発展してきた地域であるが 近年では木材価格の低迷などから伐期が延長され 立木はより大径化する傾向となっている 一方で 近年の新生産システム事業の展開により工場への安定的な原木供給が求められているとともに H26 年度には三重県松阪市に三重エネウッド ( 株 ) による木質バイオマス発電所が稼働予定であり 未利用材に対する需要も高まっていくことが期待される 既に当事業体は三重エネウッドとの間で年間 5,000t の未利用材供給の協定を結んでおり 当地域の大径化した間伐材等を効率的に全木搬出することが当面の重要課題となっている 一方 路網の開設状況は 材価の低迷による森林所有者の施業意欲が低下しているうえ 地形が急峻で年間降水量も 3,000 mmを超える多雨地域であるため 作業道の開設が難しく 路網密度が低い状況が続いていた しかし 森林整備加速化事業等の補助事業により 昨年度は 900ha の集約化団地内において タワーヤーダによる集材を想定した幅員 3.5m の作業道を 2,200m 開設した 平成 25 年度は 同規格の作業道を 3,000m 開設 ( 総延長は 5,000m) し 間伐材 4,000m3 を搬出する計画である また H26 年度以降も延長 3,000m の作業道開設を計画している 18

19 4. 取組地域の森林 林業の現状 導入機械が普及した場合に見込まれる地域への影響 波及効果 今回提案する作業システムは地形が急峻複雑なために林道や作業道の開設が困難な地域で かつ人工林が高齢化しつつある地域において適用可能なシステムである 今回の事業実施により得られた知見は 作業マニュアル等により公表することに加えて 現地検討会後も見学や研修の受け入れにより普及をはかりたい 19

20 5. スケジュール 項目 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 1. 国内外の先進的林業機械の導入 具体的な仕様の決定 発注 製造 納入 検品 2. 林業機械の改良または改善 ( 機能の付加 ) 新型機の開発であるため 機械製作中も Konrad 社と緊密に連絡を取り合い 発生した問題に対しては速やかに解決を図る 3. 林業機械の保守改良のための技術的サポート体制の構築 協力体制 連絡体制の確立 技術情報 取扱いなどに関する情報共有 メンテナンスの実践 問題点の抽出 解決策の検討 4. 林業機械を用いた事業規模ベースでの作業システムの開発 評価 従来型作業システム 作業日報等によるデータ収集 現地調査 新作業システム 作業日報等によるデータ収集 現地調査 5. 林業機械の運転 操作 メンテナンス等に係るオペレーターの訓練 納入後速やかに 6. 取組推進のための運営委員会及び新作業システム等に関する現地検討会の開催 運営委員会 具体的仕様の検討 事業計画の策定 検証方法 スケジュールの検討 検証結果の検討 評価 現地検討会 7. 実施内容に係る報告書の作成 20

21 前田商行株式会社本社 : 三重県南牟婁郡紀宝町鵜殿 459 番地の 1 事務所 : 和歌山県新宮市船町 1 丁目 1-15 電話 : mail: office@maedashoko.com 21

先進的林業機械緊急実証・普及事業

先進的林業機械緊急実証・普及事業 先進的林業機械緊急実証 普及事業取組み説明資料 MAN YARDER 4000-JAPAN LIFTLINER 4000 WOODLINER 3000 による集材の効率化 前田商行株式会社 1 1. 事業の背景 課題 2 1 事業体と地域の森林 林業の概況 前田商行株式会社 創業 : 昭和 23 年前田木材工業 ( 株 ) 昭和 47 年に社名を前田商行 ( 株 ) に変更 資本金 :1,200 万円

More information

平成24年度補正 林野庁補助事業  先進的林業機械緊急実証・普及事業 取組の概要

平成24年度補正 林野庁補助事業  先進的林業機械緊急実証・普及事業 取組の概要 平成 24 年度補正林野庁補助事業先進的林業機械緊急実証 普及事業の取組み タワーヤーダと自走搬器による集材作業 平成 26 年 2 月 27 日株式会社カネキ木材 1. 取組地域の森林 林業の現状 (1) 地域の森林 林業の概況 当該地域内の森林は急峻 急傾斜な地形が多く 勾配 30 度以上の区域では高密な道づくりが困難であり 出材を見送るケースも多い 位置 : (2) 自社の機械化 作業システムの問題点

More information

Microsoft PowerPoint - 1-2国有林研修会資料(新城森林組合)

Microsoft PowerPoint - 1-2国有林研修会資料(新城森林組合) 主索ウインチ付スイングヤーダと繊維ロープの導入による索張り距離の延長と集材作業の安全化 効率化 株式会社南星機械 IWS-20DY1 + 東京製綱繊維ロープ株式会社エースラインHD026B 1 1 当組合の現状 愛知県東部に位置する新城市を管内としている 森林面積 41,661ha( 森林率 84%) その内人工林 28,7 12ha( 人工林率 72%) である 齢級構成は 9 齢級 ~10 齢級をピークとする山型を形成している

More information

長野県林総セ研報第 25 号 (211) 表 -1 と調査工程一覧 樹種 面積調査工程 (ha) 伐倒木寄集材造材集搬 佐久穂 カラマツ 富士見 カラマツ 28.4 伊那 アカマツ 1.25 天龍 スギ 1.25 開田 カラマツ 塩尻 カラマツ 5.53 白馬 1 スギ 6.

長野県林総セ研報第 25 号 (211) 表 -1 と調査工程一覧 樹種 面積調査工程 (ha) 伐倒木寄集材造材集搬 佐久穂 カラマツ 富士見 カラマツ 28.4 伊那 アカマツ 1.25 天龍 スギ 1.25 開田 カラマツ 塩尻 カラマツ 5.53 白馬 1 スギ 6. 作業工程別の調査 宮崎隆幸 今井信 * 白石立 * 実際に実施している間伐作業を対象に, 伐倒, 木寄集材, 造材, 集搬の各工程についてを調査した 伐倒作業のは11.7~111.18m 3 / 人 日であった また, 木寄集材作業のは, グラップルローダの直取り方式が81.78m 3 / 人 日で最も高く, タワーヤーダが3.66m 3 / 人 日と低かったが平均木寄距離は136mと最も長かった

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 国有林野事業における木材の販売に係る提案募集 ( マーケットサウンディング ) 提案の取りまとめと課題の整理 平成 29 年 12 月 26 日 ( 火 ) 民間提案募集における取組状況について 未来投資戦略 2017 林業の成長産業化に向けた先駆的な取組として 国有林野において 民間が長期 大ロットで伐採から販売までを一括して行うことにより現行より有利な立木資産の売却となる手法の可能性を検証するため

More information

様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県

様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県 様式 2 作成年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 福井県 第 1. 基本的事項 1. 都道府県の森林整備及び林業 木材産業の現状と課題 12 万 ha に及ぶ人工林が 順次 利用可能な段階を迎えてきているが 十分に利用されている状況にはない このような中 木質バイオマス発電の導入により A 材から C 材余すことなく利用できる環境が整ったことから

More information

かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン 第 1 目的等 1 目的 本ガイドラインは 近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ 労働安全衛生関係法令と相まって かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施 新

かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン 第 1 目的等 1 目的 本ガイドラインは 近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ 労働安全衛生関係法令と相まって かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施 新 かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン 第 1 目的等 1 目的 本ガイドラインは 近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ 労働安全衛生関係法令と相まって かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施 新たに開発された機械器具等の使用等安全な作業方法の徹底 かかり木を一時的に放置する場合の措置の徹底等安全対策として必要な措置を講ずることにより

More information

新間伐システム作業マニュアル(徳島県)/表紙

新間伐システム作業マニュアル(徳島県)/表紙 2 伐倒作業 作業全体を安全で効率的に行うためには 最初の伐倒作業が重要です 作業に先立って まず全班員で下見をし 互いに相談しながら作業方法を決めましょう 1 選木方法 列状間伐の選木は木の形質の良否に関係なく 伐採列の幅と間隔 残存列の幅 で決め ます 間伐率は3分の1が基本です 水源涵養保安林では 間伐率の上限が材積で3 5 に 定められていますが 2残1伐なら合致します 例えば立木密度が1

More information

Microsoft Word - 機械化林業 No.489.doc

Microsoft Word - 機械化林業 No.489.doc 機械化林業 No.489 1994.8 タワーヤーダ, プロセッサの普及定着に向けて - 高性能機械モデル団地設定システム化調査事業 - 徳島県林業総合技術センター 主任専門技術員松尾宗雄 機械化林業 No.489 1994.8 タワーヤーダ, プロセッサの普及定着に向けて - 高性能機械モデル団地設定システム化調査事業 - 徳島県林業総合技術センター主任専門技術員松尾宗雄 1 はじめに本県では高性能林業機械

More information

58

58 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 第Ⅳ章 林業と山村

More information

<4D F736F F D C195CA94AD955C905897D1918D8CA493B98E788F8A>

<4D F736F F D C195CA94AD955C905897D1918D8CA493B98E788F8A> 先進林業機械導入事業で道内 3 地区に導入される機械と高効率作業システムについて ( 独 ) 森林総合研究所北海道支所佐々木尚三 1. はじめに図 -1はおなじみのグラフですが わが国の素材生産コストを 北欧 オーストリアと比較したものです この図からわかるように わが国の素材生産コストは スウェーデン フィンランドの 4.5 倍 地形条件等が似ているオーストリアと比較しても 2 倍になっています

More information

xii 1 2 3 4 5 6 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 資料Ⅰ 17 路網整備の推進について 専ら森林施業の用に供し 木材輸送機能を強化する林道 主として森林施業を行うために利用さ れる恒久的公共施設 10トン積トラックや林業用車両 大型 ホイールフォワーダ等 の走行を想定 必要最小限の規格 構造を有する丈夫 で簡易な道 導入する作業システムに対応し

More information

架線系作業システムの過去・現在・未来

架線系作業システムの過去・現在・未来 次世代林業に向けた新たな架線集材その展望と課題 高知大学教育研究部自然科学系農学部門 後藤純一 新たな架線集材システム検討会和歌山県 2015/ 02/26 講演の流れ 林業活動を取り巻く状況の変化 架線か車両か, 地形的特徴からみた分類 架線集材技術の変遷 1. 第一次タワーヤーダ導入期の課題 2. 最近導入されているタワーヤーダはどこが違うのか 3. 最新の開発動向 将来の展望は? 林業活動の変遷

More information

オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率であり

オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率であり オーストリア林業から学ぶ 長野県林業大学校 いとう 2 学年伊藤 ひらさわ平沢 ほりべ堀部 けいすけ圭介 きみひこ公彦 たいせい 泰正 要旨私たち長野県林業大学校では 昨年の 7 月にオーストリアで 8 日間 森林 林業の研修を行なって来ました オーストリアは日本よりも狭い国土面積 低い森林率でありながら 環境に配慮した森林施業や持続的な森林利用 低コストな森林施業などを実現し 先進的な林業を行なっていました

More information

立木販売のご案内 ~ 多くの森林が主伐期を迎える中で立木販売を進めています ~ 四国森林管理局

立木販売のご案内 ~ 多くの森林が主伐期を迎える中で立木販売を進めています ~ 四国森林管理局 立木販売のご案内 ~ 多くの森林が主伐期を迎える中で立木販売を進めています ~ 四国森林管理局 立木販売のご案内 はじめに 四国の多くの森林が主伐期を迎えており 四国森林管理局では 国有林の伐採予定箇所の立木販売と伐採後の造林を推進しています 立木販売には 次の 3 つの種類があります 1 立木販売 : 森林管理署 ( 所 ) が立木販売物件を公告し 一般競争入札によって立木の購入者を決定し 売買契約を締結し販売する方法です

More information

整理番号 10 便益集計表 ( 森林整備事業 ) 事業名 : 森林居住環境整備事業 都道府県名 : 奈良県 地域 ( 地区 ) 名 : 上北山村地区 ( 単位 : 千円 ) 大区分 中区分 評価額 備考 木材生産等便益 森林整備経費縮減等便益 災害等軽減便益 木材生産等経費縮減便益木材利用増進便益木

整理番号 10 便益集計表 ( 森林整備事業 ) 事業名 : 森林居住環境整備事業 都道府県名 : 奈良県 地域 ( 地区 ) 名 : 上北山村地区 ( 単位 : 千円 ) 大区分 中区分 評価額 備考 木材生産等便益 森林整備経費縮減等便益 災害等軽減便益 木材生産等経費縮減便益木材利用増進便益木 整理番号 10 便益集計表 ( 森林整備事業 ) 事業名 : 森林居住環境整備事業 都道府県名 : 奈良県 地域 ( 地区 ) 名 : 上北山村地区 ( 単位 : 千円 ) 大区分 中区分 評価額 備考 木材生産等便益 森林整備経費縮減等便益 災害等軽減便益 木材生産等経費縮減便益木材利用増進便益木材生産確保 増進便益造林作業経費縮減便益森林管理等経費縮減便益森林整備促進便益災害復旧経費縮減便益 3,364

More information

Chapter 3 3 章森林経営信託制度と木造化 木質化 ~ 岐阜県御嵩町の取り組み ~ P 岐阜県御嵩町における森林経営信託方式の紹介 P 森林経営信託方式と木造化 木質化 030

Chapter 3 3 章森林経営信託制度と木造化 木質化 ~ 岐阜県御嵩町の取り組み ~ P 岐阜県御嵩町における森林経営信託方式の紹介 P 森林経営信託方式と木造化 木質化 030 Chapter 3 3 章森林経営信託制度と木造化 木質化 ~ 岐阜県御嵩町の取り組み ~ P031 1. 岐阜県御嵩町における森林経営信託方式の紹介 P031 2. 森林経営信託方式と木造化 木質化 030 [ 第 3 章 ] 森林経営信託制度と木造化 木質化 ~ 岐阜県御嵩町の取り組み ~ 環境モデル都市の取り組みから 森林経営信託へ 町有林の整備が 公共木造施設建設へ向けて効率的に木材調達へつながる事例である

More information

植栽については ヘクタール当たりの植栽本数を標準的な 本から 本や 本に減らす低密度植栽が各地で試行されている 低密度植栽は 苗木や植栽の費用の削減だけでなく 下刈の省力化や保育間伐の省略等 全般的な費用の縮減につながることが見込まれるが 植栽木の生存率や成長 材質への影響等の実績をみながら 取組を

植栽については ヘクタール当たりの植栽本数を標準的な 本から 本や 本に減らす低密度植栽が各地で試行されている 低密度植栽は 苗木や植栽の費用の削減だけでなく 下刈の省力化や保育間伐の省略等 全般的な費用の縮減につながることが見込まれるが 植栽木の生存率や成長 材質への影響等の実績をみながら 取組を 第 Ⅰ 章 林業の再生に向けた生産性向上の取組 2 林業の生産性向上の取組 造林 保育については 昭和 ~ 年代のよう * な大面積での拡大造林が行われることはないが これまで造成した人工林が利用期を迎えるに当たり 森林資源の循環的な利用を図っていくためには 伐採後の再造林が一層重要になる スギ人工林の造成 保育には 植栽から 年生 宮崎県の林業事業体 M 社では 平成 () 年度 低コスト林業経営等実証事業

More information

森林育成学特論Ⅰ

森林育成学特論Ⅰ 林地特性 地域特性に合ったきめ細やかな管理 天然林も里山も人工林も, それぞれに重要な生態系サービスがあり, それぞれが不可欠 どこをどのように利用していくか? 各林分の条件に合わせた, 最適な森林の姿 現在, 人工林である場所 木の質 立地の良い場所 木材生産林として整備木の質は良いが立地の悪い場所 路網整備 施業法見直し木の質は悪いが立地の良い場所 植え替え 里山化など木の質 立地の悪い場所 天然林への誘導

More information

< F2D96D88DDE90B68E E968BC68EC08E7B977697CC2848>

< F2D96D88DDE90B68E E968BC68EC08E7B977697CC2848> 奈良県木材生産推進事業実施要領 制定平成 23 年 8 月 23 日林第 376 号改正平成 27 年 4 月 1 日林第 31 号 計画的 安定的な木材生産による持続可能な林業の確立を目指すとともに年間を通じた作業量を確保することによる林業従事者の安定雇用を図ることを目的に実施する奈良県木材生産推進事業の円滑な執行のため 奈良県木材生産推進事業実施要綱 ( 平成 23 年 8 月 23 日林第 375

More information

スライド 1

スライド 1 木質バイオマス利用のための 近年 森林整備の促進や地球温暖化防止の観点から 木質バイオマスの利用が拡大しつつありますが 未利用間伐材や伐採現場における土場残材などのいわゆる林地残材 ( 林地未利用材 ) の活用については 集荷コストの面などから進んでいません 森林バイオマスエネルギー利用量 道では 北海道森林づくり基本計画 において 木質バイオマスエネルギーの利用量を 67 万 m3 に増加させることを目標としており

More information

再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林

再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林 再造林 育林の低コスト化に関する指針 育林の低コスト化に関する指針平成 27 年 3 月高知県林業振興 環境部 1 指針の目的平成 24 年 9 月に策定した 皆伐と更新の指針 では 伐採時期を迎えた人工林を皆伐した後 再造林の適地と判断される伐採跡地では 森林資源の持続的な利用を図るうえでも再造林を進めていくことを基本としています しかしながら 植栽から 50 年生までの造林 保育に要する経費は

More information

I

I 山村維持の核となる次世代林業を支持する 技術の開発方向に関する調査事業 報告書 平成 27 年 3 月 林野庁 目次 山村維持の核となる次世代林業を支持する 1 技術の開発方向に関する調査事業 1 報告書 1 平成 27 年 3 月 1 目次 3 I. はじめに 1 1. 背景 目的 1 2. 事業実施内容 1 II. 高性能林業機械開発 導入事例の調査 2 1. 調査対象とする高性能林業機械導入事業の概要

More information

1 森林の立木竹の伐採 造林並びに間伐及び保育に関する事項 植林する樹木は 杉 桧に限らず広葉樹も計画的に取り入れた方が良いと思う 1 Ⅱ-1-(3)- アに示しているとおり 人工造林に当たっては 適地適木を旨としており 針葉樹に限らず広葉樹も含め 自然条件等に適合した樹種を選定することとしていると

1 森林の立木竹の伐採 造林並びに間伐及び保育に関する事項 植林する樹木は 杉 桧に限らず広葉樹も計画的に取り入れた方が良いと思う 1 Ⅱ-1-(3)- アに示しているとおり 人工造林に当たっては 適地適木を旨としており 針葉樹に限らず広葉樹も含め 自然条件等に適合した樹種を選定することとしていると 全国森林計画 ( 変更案 ) に寄せられた意見の概要と意見に対する考え方 ( 詳細 ) 処理の結果の凡例及び項目数 (20 項目 ) 1: 趣旨を取り入れているもの ( 6 項目 ) 2: 趣旨の一部を取り入れているもの ( 6 項目 ) 3: 修正するもの ( 0 項目 ) 4: その他 今後の検討課題等 ( 8 項目 ) 該当箇所意見の概要処理の結果意見に対する考え方 まえがき 山村地域の高齢化

More information

第 1. 基本的事項 1. 都道府県の森林整備及び林業 木材産業の現状と課題 1 森林整備の現状と課題本県の人工林面積の主な樹種別の構成割合は スギ 71% アテ 12% マツ 9% である 齢級構成は 10~11 齢級をピークとした偏った構成となっており 保育や間伐を必要とする 9 齢級以下のもの

第 1. 基本的事項 1. 都道府県の森林整備及び林業 木材産業の現状と課題 1 森林整備の現状と課題本県の人工林面積の主な樹種別の構成割合は スギ 71% アテ 12% マツ 9% である 齢級構成は 10~11 齢級をピークとした偏った構成となっており 保育や間伐を必要とする 9 齢級以下のもの 様式 2 作成年度 平成 28 年度 森林整備加速化 林業再生基金変更事業計画書 区分 : 強い林業 木材産業構築緊急対策 区分 : 林業成長産業化総合対策 石川県 第 1. 基本的事項 1. 都道府県の森林整備及び林業 木材産業の現状と課題 1 森林整備の現状と課題本県の人工林面積の主な樹種別の構成割合は スギ 71% アテ 12% マツ 9% である 齢級構成は 10~11 齢級をピークとした偏った構成となっており

More information

林業のサプライチェーン 2 IoT により 林業サプライチェーン ( 造林から伐採 搬出 運搬 搬入 利用 ) を見える化を図り 林業の省力化 効率化 安全 持続性を目指す 植林 森林管理 伐採 枝払い 玉切り 森林からの搬出 積み込み 製材 合板 コマツの林業機械ビジネス 公道運搬 バイオマス 木

林業のサプライチェーン 2 IoT により 林業サプライチェーン ( 造林から伐採 搬出 運搬 搬入 利用 ) を見える化を図り 林業の省力化 効率化 安全 持続性を目指す 植林 森林管理 伐採 枝払い 玉切り 森林からの搬出 積み込み 製材 合板 コマツの林業機械ビジネス 公道運搬 バイオマス 木 未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済 インフラ 会合 ( 農林水産業 )( 第 9 回 ) 1 コマツが目指す日本のスマート林業 (IoT を活用したサプライチェーンの効率化 ) [ 本日のサマリ ] 1. 北欧におけるサプライチェーン見える化の例 2. コマツのハーベスタと出力される造材データ 3. IoT を利用した石川県でのスマート林業構築取り組み 2018 年 3 月 14 日コマツ

More information

利用することをいう (4) 林業事業者森林において森林施業 ( 伐採, 植栽, 保育その他の森林における施業をいう 第 12 条において同じ ) を行う者をいう (5) 木材産業事業者木材の加工又は流通に関する事業を行う者をいう (6) 建築関係事業者建築物の設計又は施工に関する事業を行う者をいう

利用することをいう (4) 林業事業者森林において森林施業 ( 伐採, 植栽, 保育その他の森林における施業をいう 第 12 条において同じ ) を行う者をいう (5) 木材産業事業者木材の加工又は流通に関する事業を行う者をいう (6) 建築関係事業者建築物の設計又は施工に関する事業を行う者をいう 森林資源の循環利用の促進に関するかごしま県民条例 本県の森林は, 県土の約 6 割を占め, 本県森林面積の5 割を占めるスギ ヒノキ等の人工林は, その多くが本格的な利用期を迎えている これらの森林に群生する樹木などの森林資源は, 土砂災害の防止, 水源の涵養, 生物多様性の保全, 地球温暖化の防止など森林の有する公益的機能を発揮するだけでなく, 森は海の恋人 と称されるように, 森林の生み出す養分が川を流れ海に供給されることで,

More information

1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所 事業性等 )

1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所 事業性等 ) 参考資料 4 自動走行に関する取組について 平成 2 8 年 1 2 月 経 済 産 業 省 国 土 交 通 省 1 日本再興戦略 2016 改革 2020 隊列走行の実現 隊列走行活用事業モデルの明確化ニーズの明確化 ( 実施場所 事業性等 ) 技術開発 実証 制度 事業環境検討プロジェクト工程表技高齢者等の移動手段の確保 ( ラストワンマイル自動走行 ) 事業モデルの明確化 ( 実施主体 場所

More information

目 次 平成 27 年度九州森林管理局重点取組事項 1 公益重視の管理経営の一層の推進 1 森林資源の循環利用による多面的機能の維持増進 ページ 1 2 国民生活の安全 安心の確保に向けた取組 (1) 民国連携した治山事業 (2) 海岸防災林の整備に向けた検討 (3) 木材の利用推進及び生物多様性保

目 次 平成 27 年度九州森林管理局重点取組事項 1 公益重視の管理経営の一層の推進 1 森林資源の循環利用による多面的機能の維持増進 ページ 1 2 国民生活の安全 安心の確保に向けた取組 (1) 民国連携した治山事業 (2) 海岸防災林の整備に向けた検討 (3) 木材の利用推進及び生物多様性保 目 次 平成 27 年度九州森林管理局重点取組事項 1 公益重視の管理経営の一層の推進 1 森林資源の循環利用による多面的機能の維持増進 ページ 1 2 国民生活の安全 安心の確保に向けた取組 (1) 民国連携した治山事業 (2) 海岸防災林の整備に向けた検討 (3) 木材の利用推進及び生物多様性保全に資する治山事業の推進 2 3 生物多様性の保全等に向けた取組 (1) 奄美 琉球における生物多様性保全の取組

More information

モバイルマッパー 6 の測位方法は 各頂点において GPS が安定するまで 30 秒待ち そ の後 30 秒間データの記録を行うという操作説明書で推奨されている方法で行いました ガ ーミン GPS についても GPS が安定するまで 30 秒待ち測点を行いました 面積測量結果は以下の表のとおりです

モバイルマッパー 6 の測位方法は 各頂点において GPS が安定するまで 30 秒待ち そ の後 30 秒間データの記録を行うという操作説明書で推奨されている方法で行いました ガ ーミン GPS についても GPS が安定するまで 30 秒待ち測点を行いました 面積測量結果は以下の表のとおりです 高機能 GPS( モバイルマッパー 6) の活用方法について 後志森林管理署宮田英明北野喜彦野崎龍彦 1 課題を取り上げた背景国有林野事業ではこれまでにも現場業務に GPS(GARMIN 社 etrex Venture 以下ガーミン GPS) を導入してきましたが 現場業務における GPSの活用状況は必ずしも高くはなく 森林内における測位精度が低い 地図情報を取り込め 現在地が分かるようになると便利

More information

(印刷用セット版)車両系木材伐出機械安衛則等改正ハ゜ンフレット

(印刷用セット版)車両系木材伐出機械安衛則等改正ハ゜ンフレット 木材伐出機械等を使用して作業を行う事業者の皆さまへ 平成 26 年 6 月 1 日に 改正 労働安全衛生規則 が施行され 木材伐出機械等も規制の対象になりました 平成 26 年 6 月 1 日から 伐木等機械 走行集材機械 架線集材機械 ( 以下 車両系木材伐出機械 という ) 簡易架線集材装置は 労働安全衛生法令 ( 安衛法令 ) 上の木材伐出機械等として 新たに規制の対象となりました これまでは

More information

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 30 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 30 年度 森林整事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 区分標準単価前生樹等植栽樹種植栽本数 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機 全ての樹種 281,039 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル 全ての樹種 79,087 拡大造林 再造林 スギ ヒノキ 2,000~ 418,304 ( 植栽のみ ) (

More information

目次 1. 目的 研修概要 研修日程表 研修内容 別紙資料...13 別紙 1 受講生に対する事前アンケート...13 別紙 2 受講生に対する確認テスト...14 別紙 3 作業計画記入表...15 別紙 4 必要器材 器具一覧表 ( 架線計

目次 1. 目的 研修概要 研修日程表 研修内容 別紙資料...13 別紙 1 受講生に対する事前アンケート...13 別紙 2 受講生に対する確認テスト...14 別紙 3 作業計画記入表...15 別紙 4 必要器材 器具一覧表 ( 架線計 林野庁委託事業 平成 26 年度 緑の雇用 現場技能者育成対策事業のうち林業機械 作業システム高度化技能者育成事業 ( 架線作業システム高度技能者育成 ) 資料編 高度架線技能者育成プログラム 平成 27 年 3 月 林野庁 目次 1. 目的...3 2. 研修概要...3 3. 研修日程表...4 4. 研修内容...5 5. 別紙資料...13 別紙 1 受講生に対する事前アンケート...13

More information

Microsoft PowerPoint - 奈良井国有林での収穫調査へのICTドローン活用Ver1

Microsoft PowerPoint - 奈良井国有林での収穫調査へのICTドローン活用Ver1 奈良井国有林での収穫調査の ICT ドローン活用 林野庁中部森林管理局中信森林管理署 岩塚伸人 中部森林管理局の概要 中部森林管理局は 富山県 長野県 岐阜県 愛知県の 4 県にまたがる国有林を管理しています 国有林の管轄面積は 65 万 6 千 ha におよび 太平洋側の海岸縁から 日本の屋根 と言われる日本アルプスの山岳地帯まで分布し その多くは地形が急峻な脊梁山脈や河川の源流域に分布しています

More information

00表紙目次はじめに

00表紙目次はじめに 2015 3 11 2326 4 23 24 25 26 2006 45 ID GPS ID 2014 286 142 86 36 19 25-80~90 100 47 -DBH- - 1 - DBH30~40cm DBH50cm 30 286 285 H 50m H25~30m - 200~400 /ha 1,000 /ha - 0.2~0.3-20 006 - - -DB BH - - - -

More information

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要) 地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ

More information

与党の平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日 ) に記載された事項 森林吸収源対策の財源確保に係る森林環境税 ( 仮称 ) の創設について 第一 平成 29 年度税制改正の基本的考え方 6 森林吸収源対策 2020 年度及び2020 年以降の温室効果ガス削減目標の達成に向

与党の平成 29 年度税制改正大綱 ( 平成 28 年 12 月 8 日 ) に記載された事項 森林吸収源対策の財源確保に係る森林環境税 ( 仮称 ) の創設について 第一 平成 29 年度税制改正の基本的考え方 6 森林吸収源対策 2020 年度及び2020 年以降の温室効果ガス削減目標の達成に向 平成 28 年 12 月 22 日林野庁 平成 29 年度 林野庁税制改正事項 新規 拡充事項 山林に係る相続税の納税猶予制度について 次の見直しを行う ( 相続税 ) 1 森林経営計画に定められている区域に存する山林のうち同一の小流域内に存するものの面積が5ha未満である一定の山林を 納税猶予の適用対象に加える 2 猶予期間中に身体障害等のやむを得ない事情により林業経営の継続が困難となったときは

More information

平成 25 年度農林水産省委託業務報告書 平成 25 年度 水資源循環の見える化 調査 検討事業 報告書 平成 26 年 3 月 みずほ情報総研株式会社

平成 25 年度農林水産省委託業務報告書 平成 25 年度 水資源循環の見える化 調査 検討事業 報告書 平成 26 年 3 月 みずほ情報総研株式会社 平成 25 年度農林水産省委託業務報告書 平成 25 年度 水資源循環の見える化 調査 検討事業 報告書 平成 26 年 3 月 みずほ情報総研株式会社 はじめに 今世紀は 水の世紀 と呼ばれ 世界の人口増加 社会の発展に伴い 水需要が増加するなかで 水資源の不足に対する懸念が高まっているところである また 近年 局地的な豪雨や極端な小雨による渇水などを契機として 水問題に対する国民の関心も高まっている

More information

H28秋_24地方税財源

H28秋_24地方税財源 次世代に向けて持続可能な地方税財政基盤の確立について 1. 提案 要望項目 提案 要望先 総務省 (1) 地方交付税総額の確保 充実 減少等特別対策事業費等における取組の成果を反映した算定 減少等特別対策事業費 における 取組の成果 へ配分の段階的引き上げ 地域の元気創造事業費 における 地域活性化分 へ配分の重点化 緊急防災 減災事業債の延長および対象事業等の拡大 老朽化対策に係る地方財政計画における所要総額の確保

More information

ネットワーク高速化装置「日立WANアクセラレータ」のラインアップを強化し、国内外の小規模拠点向けに「オフィスモデル」を新たに追加

ネットワーク高速化装置「日立WANアクセラレータ」のラインアップを強化し、国内外の小規模拠点向けに「オフィスモデル」を新たに追加 6 月 12 日 株式会社日立製作所 ネットワーク高速化装置 日立 WAN アクセラレータ のラインアップを強化し 国内外の小規模拠点向けに オフィスモデル を新たに追加あわせて 国内外のデータセンター向けに リモートバックアップモデル の新タイプを販売開始 日立 WAN アクセラレータオフィスモデル 株式会社日立製作所 ( 執行役社長 : 中西宏明 / 以下 日立 ) は このたび 企業の複数拠点間のデータ通信速度を大幅に向上するネットワーク高速化装置

More information

Taro-01概要1,2頁0613.jtd

Taro-01概要1,2頁0613.jtd 平成 23 年 3 月 29 日 平成 21 年度食料 農林水産業 農山漁村に関する意向調査林業経営に関する意向調査結果 この調査は 平成 22 年 3 月上旬から4 月上旬にかけて 2005 年農林業センサスで把握された林家を母集団として 保有山林面積規模別に信頼度 回収率を勘案して決定した1,607 名に対して実施し 1,013 名から回答を得た結果である 調査結果の概要 1 今後 5 年間の主伐及びその後の植林の実施に関する意向

More information

目 次 林業作業に対する安衛法令上の規制の概要 車両系木材伐出機械に係る労働災害発生状況と問題点 車両系木材伐出機械に係る改正労働安全衛生規則の内容 木材伐出機械等の運転の業務に係る特別教育 ( カリキュラム ) 2

目 次 林業作業に対する安衛法令上の規制の概要 車両系木材伐出機械に係る労働災害発生状況と問題点 車両系木材伐出機械に係る改正労働安全衛生規則の内容 木材伐出機械等の運転の業務に係る特別教育 ( カリキュラム ) 2 木材伐出機械等に係る 改正労働安全衛生規則等 の概要 厚生労働省 1 目 次 林業作業に対する安衛法令上の規制の概要 車両系木材伐出機械に係る労働災害発生状況と問題点 車両系木材伐出機械に係る改正労働安全衛生規則の内容 木材伐出機械等の運転の業務に係る特別教育 ( カリキュラム ) 2 林業作業に対する安衛法令上の規制の概要 (1) 作業主任者の選任一定以上の機械集材装置又は運材索道による集材 運材作業等について

More information

資料 H3ロケットの開発状況について

資料 H3ロケットの開発状況について 資料 25-3-1 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 25 回 )H28.2.2 H3 ロケットの開発状況について 平成 28(2016) 年 2 月 2 日宇宙航空研究開発機構 理事 山本静夫 執行役 布野泰広 H3プロジェクトチーム 岡田匡史 ご説明内容 第 22 回宇宙開発利用部会 ( 平成 27 年 7 月 2 日 ) では 1 機体形態の選定 および 2 機体名称

More information

見積整理

見積整理 未利用木質資源有効活用推進事業事務局運営業務仕様書 1. 総則本業務は 契約書 設計書 本仕様書に従い実施する 2. 目的人工林や里山林といった森林において 間伐や不用木 不良木伐採の施業を実施した際に 搬出コストに見合う良材のみが搬出され 曲がり材や枝葉の多くは林内に放置される一方 これらの未利用材は 近年 チップ原料や燃料用資源としての需要が高まっている 大阪府内でも 毎年約 1 万立方メートルの間伐材等が森林から搬出

More information

第3章 森林施業提案書 第6部 図 6-5 森林施業提案書のイメージ 2 工程別標準単価による現場作業費の見積り 現場作業費の見積りは 工程別標準単価方式で費用を積み上げます 工程別標準単価とは 現場作業を路網開設 伐倒 造材 集材といった作業工程に分解したうえ で それぞれの工程について 開設延長

第3章 森林施業提案書 第6部 図 6-5 森林施業提案書のイメージ 2 工程別標準単価による現場作業費の見積り 現場作業費の見積りは 工程別標準単価方式で費用を積み上げます 工程別標準単価とは 現場作業を路網開設 伐倒 造材 集材といった作業工程に分解したうえ で それぞれの工程について 開設延長 第6部 第3章 森林施業提案書 森林所有者へ提示する森林施業提案書は 大きく2つの項目から成り立っています ①施業内容 森林の現況と 予定している施業の内容 森林作業道の開設延長 間伐率 搬出材 積など ②事業収支 施業にかかる経費と 補助金 木材売上げによる見込みの収支 森林施業提案書は 現場の技術力と収支分析 市況に裏打ちされた森林の概況説明書兼見積書で あり 林業事業体のノウハウが詰まったものです

More information

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成

平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182, ,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成 平成31年度予算概算決定額 森林整備事業 治山事業 林野公共事業 (平成30年度1次補正予算額5,199百万円 182,734 180,049 百万円 平成30年度第2次補正予算額 32,528百万円) 臨時 特別の措置 として31年度概算決定額44,128百万円を別途措置 対策のポイント 林業の成長産業化と森林資源の適切な管理を実現するため 新たな森林管理システムが導入される地域 を中心に 間伐や路網整備

More information

列状間伐の伐採幅と労働生産性及び列状間伐後の残存木の状況 水田展洋 水戸辺栄三郎 梅田久男 要旨列状間伐の伐採幅と労働生産性の関係を把握するため,1 列伐倒と2 列伐倒の実証試験を行った その結果, 伐倒作業, 集材作業とも 1 列伐倒よりも2 列伐倒の方が労働生産性が向上した 集材作業についてウイ

列状間伐の伐採幅と労働生産性及び列状間伐後の残存木の状況 水田展洋 水戸辺栄三郎 梅田久男 要旨列状間伐の伐採幅と労働生産性の関係を把握するため,1 列伐倒と2 列伐倒の実証試験を行った その結果, 伐倒作業, 集材作業とも 1 列伐倒よりも2 列伐倒の方が労働生産性が向上した 集材作業についてウイ 列状間伐の伐採幅と労働生産性及び列状間伐後の残存木の状況 水田展洋 水戸辺栄三郎 梅田久男 要旨列状間伐の伐採幅と労働生産性の関係を把握するため,1 列伐倒と2 列伐倒の実証試験を行った その結果, 伐倒作業, 集材作業とも 1 列伐倒よりも2 列伐倒の方が労働生産性が向上した 集材作業についてウインチ集材とランニングスカイライン集材で比較すると, スパン長 5m 以下ではウインチ集材が, それ以上ではランニングスカイライン集材が有利であることが示唆された

More information

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案 既認定案件による国民負担 の抑制に向けた対応 ( バイオマス比率の変更への対応 ) 2018 12 21 日資源エネルギー庁 バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については

More information

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課

平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 平成 28 年度 森林整備事業 ( 造林 ) 標準単価 京都府農林水産部林務課 人工造林等 (1ha 当り ) 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 刈り払い機全ての樹種 272,335 拡大造林 再造林 ( 地拵えのみ ) 機械地拵え : グラップル全ての樹種 76,751 拡大造林 再造林スギ ヒノキ 2,000~ 394,804 ( 植栽のみ ) 2,500~ 493,505 3,000~ 592,206

More information

欄の記載方法について 原則として 都道府県毎の天然更新完了基準に定められた更新調査 ( 標準地調査 ) の結果を元に造林本数欄に更新本数を記載する ただし 調査せずとも天然更新完了基準を明らかに満たしていると判断できる場合 ( 例えば 小面積の伐採等 ) には 造林地の写真その他の更新状況のわかる資

欄の記載方法について 原則として 都道府県毎の天然更新完了基準に定められた更新調査 ( 標準地調査 ) の結果を元に造林本数欄に更新本数を記載する ただし 調査せずとも天然更新完了基準を明らかに満たしていると判断できる場合 ( 例えば 小面積の伐採等 ) には 造林地の写真その他の更新状況のわかる資 1 報告書の記載要領 森林法施行規則の規定に基づき 申請書等の様式を定める件 ( 昭和 37 年 7 月 2 日農林省告示第 851 号 ) 6の2 規則第 14 条の2の報告書の様式 伐採 造林に係る森林が所在する市町村の長あてとなっているか? 市町村長殿 記載の内容と森林簿情報に齟齬はないか? 住所報告者氏名 年月日 年月日に提出した伐採及び伐採後の造林の届出書に係る森林につき次のとおり伐採及び伐採後の造林を実施したので

More information

森林法等の一部を改正する法律案の概要 国内の森林資源が本格的な利用期を迎えている中 住宅用など従来需要に加えて CLT( 直交集成板 ) や木質バイオマスなど国産材の需要の創出と拡大が進展 木材自給率は H14 年の19% を底に上昇傾向で推移し H26 年は31% まで回復 一方 木材価格の低迷

森林法等の一部を改正する法律案の概要 国内の森林資源が本格的な利用期を迎えている中 住宅用など従来需要に加えて CLT( 直交集成板 ) や木質バイオマスなど国産材の需要の創出と拡大が進展 木材自給率は H14 年の19% を底に上昇傾向で推移し H26 年は31% まで回復 一方 木材価格の低迷 森林法等の一部を改正する法律案の概要 国内の森林資源が本格的な利用期を迎えている中 住宅用など従来需要に加えて CLT( 直交集成板 ) や木質バイオマスなど国産材の需要の創出と拡大が進展 木材自給率は H14 年の19% を底に上昇傾向で推移し H26 年は31% まで回復 一方 木材価格の低迷 森林所有者の世代交代 山村地域の過疎化等により森林経営意欲が低下している中で 国産材の安定的かつ低コストでの供給が十分に行われていない状況

More information

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装 本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装置の限界を心得て正しく使用するために 支援装置の限界とメーカーによる作動等の違いを明確にさせ 支援装置に頼り過ぎた運転にならないように指導しましょう

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 地域医療構想調整会議について 資料 1-2 医療法の規定 第 30 条の 14 都道府県は 構想区域その他の当該都道府県の知事が適当と認める区域ごとに 診療に関する学識経験者の団体その他の医療関係者 医療保険者その他の関係者との協議の場を設け 関係者との連携を図りつつ 医療計画において定める将来の病床数の必要量を達成するための方策その他の地域医療構想の達成を推進するために必要な事項について協議を行うものとする

More information

マイクロソフトの最新OS「Windows Server® 2008 R2」、「Windows® 7」プレインストールモデルを販売開始

マイクロソフトの最新OS「Windows Server® 2008 R2」、「Windows® 7」プレインストールモデルを販売開始 マイクロソフトの最新 OS Windows Server 008 R Windows 7 を販売開始 009 年 10 月 8 日 株式会社日立製作所 BladeSymphony BS000 BS30 HA8000 シリーズ HA8000/RS0 クライアントブレード FLORA bd500 株式会社日立製作所 ( 執行役会長兼執行役社長 : 川村隆 / 以下 日立 ) は このたび 統合サービスプラットフォーム

More information

<4D F736F F D FED E9197BF32816A95F18D908F91967B95D22E646F63>

<4D F736F F D FED E9197BF32816A95F18D908F91967B95D22E646F63> 第 3 章木質バイオマス発電 1 木質バイオマスバイオマスの現状 本県のバイオマスの賦存量は, 木質系が全体の約 3/4 を占めており, その中では, 製材残材 が最も多く, 次いで 建設資材廃材, 林地残材 の量が多い また, 製材残材 や 建設資材廃材 は, 原材料の確保やコスト面での優位性が高いことから, 既に活用が進んでいるものと考えられる 一方, 林地残材 については, 賦存量は多いものの,

More information

いて一市町村当たり2 箇所の計 18 箇所で それぞれ実施してきています これまでの調査の結果 環境放射線量 ( 空間線量率 ) は 調査開始時の平成 26 年度から平成 29 年度までの変化率の平均は 44.5% となっています 計算により求められる物理学的減衰による低減率 35.1% と比較する

いて一市町村当たり2 箇所の計 18 箇所で それぞれ実施してきています これまでの調査の結果 環境放射線量 ( 空間線量率 ) は 調査開始時の平成 26 年度から平成 29 年度までの変化率の平均は 44.5% となっています 計算により求められる物理学的減衰による低減率 35.1% と比較する 森林管理署長等が語る! 皆様 初めまして 森林放射性物質汚染対策センター所長の橋本と申します 当センターは 東京電力福島第一原子力発電所事故を受け 国有林における放射性物質汚染対策を円滑に実施するため 関東森林管理局の組織として平成 24 年 4 月に設置されました 主な業務は 1 国有林内の除染事業 2 国有林における環境放射線モニタリング調査事業 3 旧避難指示区域における林業再生のための実証事業

More information

一方 明るい話題もあります 平成 20 年 4 月うきは市は 福岡県初の森林セラピー基地として認定されました 筑後川支流の巨瀬川源流に位置し 水源の森百選にも選ばれた 調音の滝公園 日本棚田百選に選ばれた つづら棚田 などが人気コースとして 年間通じ多くの方々に癒しの時間を提供しています 現在 森林

一方 明るい話題もあります 平成 20 年 4 月うきは市は 福岡県初の森林セラピー基地として認定されました 筑後川支流の巨瀬川源流に位置し 水源の森百選にも選ばれた 調音の滝公園 日本棚田百選に選ばれた つづら棚田 などが人気コースとして 年間通じ多くの方々に癒しの時間を提供しています 現在 森林 平成 22 年度 林業グループ活動 研究事例集 全林研会長賞 福岡県 うきは市林業研究グループ 所在地 福岡県うきは市浮羽町設立 昭和 37 年 4 月会員 男 35 人 年齢 18 歳 ~ 58 歳平均 40 歳 主なプロジェクト 低コスト林業の推進 林業技術技能の向上 地域社会への貢献と森林環境教育 ウキウキうきは地域とともに走るうきは林研 1. 地域の概要うきは市は福岡県中部 筑後平野の東部に位置し

More information

目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 検査 6 ( 最終ページ :11)

目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 検査 6 ( 最終ページ :11) 地仕 ( 材 )-21 強化プラスチック複合管用管枕標準仕様書 昭和 55 年 10 月 7 日制定 平成 25 年 7 月 1 日 ( 改定 04) 東京電力パワーグリッド株式会社 目次 1. 適用範囲 1 2. 引用規格 1 3. 種類 1 4. 性能 2 5. 構造 2 6. 形状 寸法 3 7. 材料 3 8. 特性 4 9. 試験方法 6 10. 検査 6 ( 最終ページ :11) 強化プラスチック複合管用管枕標準仕様書

More information

林業活性化の課題 ~ 路網整備と木の徹底的な利用の促進 ~ 農林水産委員会調査室 いなぐま稲熊 としかず利和 1. はじめに我が国の森林における樹木の蓄積量は 高度成長期の大規模な植林活動等もあって 量的には充実しつつある しかし 現在の林業は 木材価格の低下により 立木を伐採して販売しても 伐出コ

林業活性化の課題 ~ 路網整備と木の徹底的な利用の促進 ~ 農林水産委員会調査室 いなぐま稲熊 としかず利和 1. はじめに我が国の森林における樹木の蓄積量は 高度成長期の大規模な植林活動等もあって 量的には充実しつつある しかし 現在の林業は 木材価格の低下により 立木を伐採して販売しても 伐出コ 林業活性化の課題 ~ 路網整備と木の徹底的な利用の促進 ~ 農林水産委員会調査室 いなぐま稲熊 としかず利和 1. はじめに我が国の森林における樹木の蓄積量は 高度成長期の大規模な植林活動等もあって 量的には充実しつつある しかし 現在の林業は 木材価格の低下により 立木を伐採して販売しても 伐出コスト等を差し引くと森林所有者の手元にほとんど利益は残らないという厳しい状況に置かれている 原木の販売で利益が出てこないことは

More information

第 3 章林業編 Ⅰ 基本的な考え方 1 目指す姿県産材 40 万 m 3 が, 社会において有効な資源として継続的に利活用されるとともに, 林業の利益率を改善することで, 産業として自立できる林業経営の確立を目指します 2 目指す姿の実現に向けた取組の方向性 県内に存する民有林のスギ ヒノキ人工林

第 3 章林業編 Ⅰ 基本的な考え方 1 目指す姿県産材 40 万 m 3 が, 社会において有効な資源として継続的に利活用されるとともに, 林業の利益率を改善することで, 産業として自立できる林業経営の確立を目指します 2 目指す姿の実現に向けた取組の方向性 県内に存する民有林のスギ ヒノキ人工林 第 3 章林業編 Ⅰ 基本的な考え方 1 目指す姿県産材 40 万 m 3 が, 社会において有効な資源として継続的に利活用されるとともに, 林業の利益率を改善することで, 産業として自立できる林業経営の確立を目指します 2 目指す姿の実現に向けた取組の方向性 県内に存する民有林のスギ ヒノキ人工林 14 万 ha のうち, 林業経営により木材生産が可能な森林において, 適切な維持管理を行うことにより,

More information

HLX_CI改訂_表1_4_仕上がりイメージ

HLX_CI改訂_表1_4_仕上がりイメージ 800HLX / 1000HLX / 1500HLX 2014 2000 2 http://www.hsc-cranes.co 6-9-3 Tel:03-3845-1396 Fax:03-3845-1394 1804 01T.JA201 1500HLX 800HLX 1000HLX HLX 02 03 HLX PERFORMANCE 13.5t HD 13.5t 1000HLX 1500HLX800HLX11t

More information

国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点

国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点 国有林における生物多様性の定量化について 林野庁国有林野部経営企画課国有林野生態系保全室兼光修平 1 はじめに生物多様性保全に対する関心や期待の高まりの中 林野庁は平成 21 年 7 月に 森林における生物多様性の保全及び持続可能な利用の推進方策 をまとめ 森林計画策定プロセスの一層の透明化等の観点から 生物多様性の評価軸となる指標の設定を通じた科学的分析の必要性を示しました しかし 生物多様性の指標は

More information

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ

3. 市街化調整区域における土地利用の調整に関し必要な事項 区域毎の面積 ( 単位 : m2 ) 区域名 市街化区域 市街化調整区域 合計 ( 別紙 ) 用途区分別面積は 市町村の農業振興地域整備計画で定められている用途区分別の面積を記入すること 土地利用調整区域毎に市街化区域と市街化調整区域それぞ 土地利用調整計画の様式例 記載要領 土地利用調整計画の様式例 第 1 土地利用調整区域 1. 所在 面積区域名 所在 地番 面積 市町村 大字 字 ( m2 ) 対象区域が分かるよう 所在を明らかにした図面を添付する 記載要領 それぞれの土地利用調整区域を区別するため 区域名を記載すること 土地利用調整区域毎に地番単位で記載すること 対象区域が分かるよう 10,000 分の1~25,000 分の 1の市町村地形図を用いて

More information

バイオ燃料

バイオ燃料 別添 1 熱利用エコ燃料の導入量の目安の考え方 (1) 短期的な導入量 2010 年度の導入量目標は 京都議定書目標達成計画により定められているので ここでは 各バイオマスのエコ燃料への変換可能量を試算した これらのエコ燃料変換可能量の数字から 目標達成に必要となる熱利用比率を算定した なお エコ燃料変換可能量は 各バイオマスを既存の技術を用いてすべて熱利用した場合を仮定した数字であり 実際にはバイオマスの性状に応じて熱利用以外のマテリアル利用も行われていることから

More information

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料

日本機械学会 生産システム部門研究発表講演会 2015 資料 ( 社 ) 日本機械学会生産システム部門研究発表講演会 2015 製造オペレーションマネジメント入門 ~ISA-95 が製造業を変える ~ 事例による説明 2015-3-16 Ver.1 IEC/SC65E/JWG5 国内委員アズビル株式会社村手恒夫 目次 事例によるケーススタディの目的 事例 : 果汁入り飲料水製造工場 情報システム構築の流れ 1. 対象問題のドメインと階層の確認 2. 生産現場での課題の調査と整理

More information

<4D F736F F F696E74202D A957A A81798CBB8FEA8C9F8FD8826F A DB91B6817A2E505054>

<4D F736F F F696E74202D A957A A81798CBB8FEA8C9F8FD8826F A DB91B6817A2E505054> モデル事業検証 PT( 中間報告 ) ICT 導入技術の調査 検証対象とした建設 ICT モデル工事 1 盛土工 A 工事 ( 河川 ) 建設 ICT モデル工事 B 工事 ( 河川 ) 捲き出し 3DMC ブルドーザ 3DMC ブルドーザ 従来ブルドーザ GNSS 受信機 GNSS 受信機 標尺 締固め 3DMG ローラ 3DMG ローラ 従来ローラ GNSS 受信機 GNSS 受信機 標尺 特筆すべき

More information

3 最近の製作実績 3.1 中部電力 納入移動式変電所 第 1 表 第 1 図 3.2 国内電力会社納入 Tr 車 第 1 表 中部電力 納入 Tr 車の仕様 Tr 車の寸法と質量, 及び変圧器の主な仕様を示す 項目 仕様 寸法 W2480 H3480 L9305mm 質量 総質量 19.85t(

3 最近の製作実績 3.1 中部電力 納入移動式変電所 第 1 表 第 1 図 3.2 国内電力会社納入 Tr 車 第 1 表 中部電力 納入 Tr 車の仕様 Tr 車の寸法と質量, 及び変圧器の主な仕様を示す 項目 仕様 寸法 W2480 H3480 L9305mm 質量 総質量 19.85t( 変圧器新製品紹 介概要 最近の移動用変圧器 佐野貴弘 Takahiro Sano 森健太郎 Kentaro Mori キーワード 移動用変圧器, 移動式変電所 大規模災害への備えとして, 移動用変圧器及び移動用変電所の需要が高まっている さらに, 機動性確保及び運用開始までの作業時間短縮のため, 軽量化 大容量化 多機能化 汎用化などが要求されている これらの要求に対応するため, 耐熱材料を採用したハイブリッド絶縁

More information

平成 29 年 7 月 地域別木質チップ市場価格 ( 平成 29 年 4 月時点 ) 北東北 -2.7~ ~1.7 南東北 -0.8~ ~ ~1.0 変動なし 北関東 1.0~ ~ ~1.8 変化なし 中関東 6.5~ ~2.8

平成 29 年 7 月 地域別木質チップ市場価格 ( 平成 29 年 4 月時点 ) 北東北 -2.7~ ~1.7 南東北 -0.8~ ~ ~1.0 変動なし 北関東 1.0~ ~ ~1.8 変化なし 中関東 6.5~ ~2.8 平成 30 年 2 月 地域別木質チップ市場価格 ( 平成 29 年 10 月時点 ) 北東北 南東北 0.5~4.5 1.0~4.5-1.5~1.0 変動なし 北関東 0.5~4.0 2.3~5.0-0.6~2.0 変動なし 南関東 6.5~8.0-0.5~4.0-0.8~1.8 チップの余剰感が強く 値下げの動きもあり 燃料チップの飽和状態が続いている為 価格の低下を懸念している 生木チップの燃料が減ってきた

More information

平成20年度

平成20年度 第 3 章効率的な林地残材集荷システムモデルの提案 2 年間の事業を通して 伐採現場での集材方法 ( 全木 全幹集材など ) による違いから 現地チップ化 工場チップ化の違い 積み込み運搬方法のバリエーションまで様々な作業の実証を行うことができた これを踏まえて 効率的な林地残材集荷システムモデルを提案する ただし 報告書冒頭で記載したとおり ここで提示したモデルは 北海道におけるスタンダードシステムを示すには至っておらず

More information

速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1 速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1 1 最高速度規制の必要性 2 規制速度決定の基本的考え方 3 一般道路における速度規制基準の概要 4 最高速度規制の見直し状況 ( 平成 21 年度 ~23 年度 ) 5 最高速度違反による交通事故対策検討会の開催 2 1 最高速度規制の必要性 最高速度規制は 交通事故の抑止 ( 交通の安全 ) 交通の円滑化 道路交通に起因する障害の防止 の観点から 必要に応じて実施

More information

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添

【千葉県事業計画】別記様式第3号別添 別記様式第 3 号別添 ( 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 ) 攻めの農業実践緊急対策事業 都道府県事業計画書 事業実施主体名 : 千葉県農業再生協議会 事業実施年度 : 平成 26 年度 ( 別添様式 )( 別記様式第 3 号関係 ) 攻めの農業実践緊急対策事業都道府県事業計画 千葉県農業再生協議会 策定 : 26 年 7 月 22 日 変更 : 年 月 日 目標年度 : 平成 27

More information

Motor einer modernen Gesellschaft

Motor einer modernen Gesellschaft TUV TUV ラインランドジャパン鈑金塗装工場認証におけるエーミング関連項目骨子 10. エーミング 安全機能センサー類のキャリブレーション等の現状 > 現在 先進予防安全装置を搭載した車両の急速な普及により 車体修理後のエーミングの対応が求められている しかしながら現時点ではメーカー純正のスキャンツールやエーミング機器 またはそれに類する一部のアフターマーケット向けのそれらを使用するしかなく

More information

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3

( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 記載要領 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3 ( 参考様式 1) ( 新 ) 事業計画書 1 事業名 : 2 補助事業者名 : 3 事業実施主体名 : Ⅰ 事業計画 1 事業計画期間 : 年 月 ~ 年 月 事業計画期間とは 補助事業の開始から事業計画で掲げる目標を達成するまでに要する期間とし その期限は事業実施年 度の翌年度から 3~5 年間とする 2 事業計画期間内の投資予定額 : 千円 ( 年度 : 千円 年度 : 千円 年度 : 千円

More information

Microsoft Word - KPLAN7マニュアルver3

Microsoft Word - KPLAN7マニュアルver3 KPLAN7 取扱説明書 Version 3 森林総合研究所林業工学研究領域 はじめに KPLAN 7は集材架線設計を支援し 労働基準局提出の書類を作成するためのソフトウェアです 2000 年 10 月以降の労働基準局提出書類の単位系統一に対応し,SI 単位系での書類作成が可能です 集材架線を設計 設置する場合は 林業架線作業主任者 ( 林業架線技士 ) の免許が必要となります そのため 本ソフトウェアもこの免許取得者あるいはこれから免許を取得しようとする方など

More information

untitled

untitled [ 平成 28 年度予算の概要 ] 6 次世代施設園芸の地域展開の促進 2,540(2,008) 百万円 対策のポイント次世代施設園芸拠点で得られた知見を活用し 次世代施設園芸を各地域に展開するため 拠点の成果に関するセミナー等の情報発信 拠点における実践的な研修等の人材育成を支援するとともに 次世代型大規模園芸施設の整備を支援します < 背景 / 課題 > 我が国の施設園芸を次世代に向かって発展させるため

More information

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73>

< D92E8955C81698D488E968AC4979D816A2E786C73> 総括調査職員 7 工事監理委託業務成績評定採点表 -1[ 総括調査職員用 ] 業務名 平成 年度 工事監理業務 該当する評価項目のチェックボックスにチェックを入れる 配点 評価項目チェック数 = 劣 ( -1) 評価項目 工程管理能力 評価の視点 小計 1.. 実施計画 実施体制 配点 =1 やや劣 ( -.5) =2 普通 ( ) =3 やや優 ( +.5) =4 以上 優 ( +1) 1. 7.5

More information

介護ロボットの開発 普及に関する現状 社会保障費は増加の一途 ( 介護に係る社会保障費の推計 :2012 年 8.4 兆円 2025 年 19.8 兆円 ) 2025 年時点の介護職員の需給を推計すると 介護職員は 38 万人不足する見込み 持続的な財政及び社会保障システム維持のためには 介護需要増

介護ロボットの開発 普及に関する現状 社会保障費は増加の一途 ( 介護に係る社会保障費の推計 :2012 年 8.4 兆円 2025 年 19.8 兆円 ) 2025 年時点の介護職員の需給を推計すると 介護職員は 38 万人不足する見込み 持続的な財政及び社会保障システム維持のためには 介護需要増 H30 年度ロボット介護機器開発 標準化事業に向けて 平成 30 年 1 月 経済産業省製造産業局ロボット政策室 介護ロボットの開発 普及に関する現状 社会保障費は増加の一途 ( 介護に係る社会保障費の推計 :2012 年 8.4 兆円 2025 年 19.8 兆円 ) 2025 年時点の介護職員の需給を推計すると 介護職員は 38 万人不足する見込み 持続的な財政及び社会保障システム維持のためには

More information

目 次 1 林地台帳の公表 情報提供 1-1 公表 情報提供の範囲 1-2 公表の方法 1-3 情報提供の方法 2 林地台帳の修正 更新 2-1 修正申出の方法 2-2 情報の修正 更新手順 3 林地台帳管理システム 3-1 管理システムの機能 3-2 林地台帳情報と森林資源情報の連携 4. 運用マ

目 次 1 林地台帳の公表 情報提供 1-1 公表 情報提供の範囲 1-2 公表の方法 1-3 情報提供の方法 2 林地台帳の修正 更新 2-1 修正申出の方法 2-2 情報の修正 更新手順 3 林地台帳管理システム 3-1 管理システムの機能 3-2 林地台帳情報と森林資源情報の連携 4. 運用マ ( 資料 5) 林地台帳の運用 本資料は 現時点での検討状況を基に作成したものであり 今後 事務レベルの検討会等を経て成案を得ることとしています 平成 28 年 7 月 林野庁計画課 目 次 1 林地台帳の公表 情報提供 1-1 公表 情報提供の範囲 1-2 公表の方法 1-3 情報提供の方法 2 林地台帳の修正 更新 2-1 修正申出の方法 2-2 情報の修正 更新手順 3 林地台帳管理システム

More information

2 林業の現状と課題 (1) 林業生産の動向 我が国の林業産出額は 近年は約 4,500 億円前後で推移 木材生産額と栽培きのこ類生産額はほぼ半々 木材価格は高度経済成長に伴う需要の増大等の影響により 1980 年にピークを迎えた後 木材需要の低迷や輸入材との競合等により長期的に下落してきたが 近年

2 林業の現状と課題 (1) 林業生産の動向 我が国の林業産出額は 近年は約 4,500 億円前後で推移 木材生産額と栽培きのこ類生産額はほぼ半々 木材価格は高度経済成長に伴う需要の増大等の影響により 1980 年にピークを迎えた後 木材需要の低迷や輸入材との競合等により長期的に下落してきたが 近年 2 林業の現状と課題 (1) 林業生産の動向 我が国の林業産出額は 近年は約 4,5 億円前後で推移 木材生産額と栽培きのこ類生産額はほぼ半々 木材価格は高度経済成長に伴う需要の増大等の影響により 8 年にピークを迎えた後 木材需要の低迷や輸入材との競合等により長期的に下落してきたが 近年はおおむね横ばい 林業産出額の推移 木材価格の推移 樹種別国産材生産量 (216 年 ) ( 億円 ) 14,

More information

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019

Microsoft Word - (新)滝川都市計画用途地域指定基準121019 滝川都市計画用途地域指定基準 1 第一種低層住居専用地域 ア. 低層住宅に係る良好な住居の環境を保護することが必要な区域 イ. 計画的な住宅地開発が見込まれる区域で 良好な低層住宅に係る土地利用が予定されている区域 ウ. 相当規模の計画的な住宅開発が見込まれるが 土地利用計画の区分が困難な場合で 道路などの整備の関係から 当面建築行為が見込まれない場合は 開発区域全体を第一種低層住居専用地域とすることができる

More information

宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成 活動期間 : 平成 27~29 年度 ( 継続中 ) 1. 取組の背景震災により多くの生産基盤が失われ, それに起因する離農や全体的な担い手の減少, 高齢化の進行による生産力の低下が懸念されており, 持続可能な農業生産の展開を可能にする 地域営農シス

宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成 活動期間 : 平成 27~29 年度 ( 継続中 ) 1. 取組の背景震災により多くの生産基盤が失われ, それに起因する離農や全体的な担い手の減少, 高齢化の進行による生産力の低下が懸念されており, 持続可能な農業生産の展開を可能にする 地域営農シス 宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成活動期間 : 平成 27 年度 ~ 継続中 震災後, 沿岸部では, 新たな大規模土地利用型経営体が一気に設立し, 内陸部では, 農地集積による急激な面積拡大など, 経営の早期安定化や地域の中核を担う経営体としての育成が急務となった そこで, 県内に 4 つのモデル経営体を設置し, 省力 低コスト生産技術及び ICT の導入を支援し, 地域の中核を担う経営体としての育成を図った

More information

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継

大規模災害等に備えたバックアップや通信回線の考慮 庁舎内への保存等の構成について示すこと 1.5. 事業継続 事業者もしくは構成企業 製品製造元等の破綻等により サービスの継続が困難となった場合において それぞれのパターン毎に 具体的な対策を示すこと 事業者の破綻時には第三者へサービスの提供を引き継 企画提案書記載項目 企画提案書の作成にあたって 以下に示す各章 項の構成に則って作成すること 注意事項 各章 項毎に要件定義書 基本事項編 で示す 関連する仕様を満たすこと及び提案要求内容を含め提案を行うこと 全ての提案項目への記入は必須のものであり 記入のない項目については0 点として採点するため十分留意すること 企画提案書に記載する内容は全て本業務における実施義務事項として事業者が提示し かつ提案価格内で契約する前提になるものであることに留意すること

More information

<94B08F6F8B408A428D758F4B8A4A8DC388C493E C8EAE B E F12E786C73>

<94B08F6F8B408A428D758F4B8A4A8DC388C493E C8EAE B E F12E786C73> 車両系木材伐出機械運転業務特別教育 ( 学科 ) 講習の開催案内 当支部では 車両系木材伐出機械 ( フォワーダ等の走行集材機械 プロセッサ 木材グラップル等の伐木等機械 スイングヤーダ等の簡易架線集材装置等 ) の運転業務特別教育の学科講習を下記により開催しますので ご案内申し上げます 受講希望者は 申込期限 ( 下記 6) までに 受講申込書 によりお申込みください なお 申込期限を過ぎてからの申込は受付けかねますので

More information

npg2018JP_1011

npg2018JP_1011 環境に関わる責任 日本製紙グループでは バリューチェーンの各段階で発生する 環境負荷を可能な限り小さくすることを目指し 持続可能な循環型社会の構築に貢献していきます 評価指標 重要課題 日本製紙 株 斜里社有林 目標 達成状況 2017 年度 気候変動問題への取り組み 温室効果ガス排出量 2020年度までに2013年度比で10%削減する 3.9 削減 2020年度までに98%以上とする 98.6 自社林の森林認証取得率

More information

皆伐と更新に関する指針(案)

皆伐と更新に関する指針(案) 皆伐と更新に関する指針 平成 2 4 年 9 月 高知県林業振興 環境部 1 本指針の目的 本県の民有人工林の面積は約 30 万 ha に達し 民有林の 63% に及んでいます その齢級構成においては 10 齢級 (46~ 50 年生 ) 以上の面積が 60% 特に 9~ 11 齢級 (41 年生 ~ 55 年生 ) の人工林が全体の 54% を占めています 現在の齢級構成の不均衡 並びに市場が求める木材需要への対応を考えますと

More information

< F2D94AD D88EBF836F D83588FD896BE834B>

< F2D94AD D88EBF836F D83588FD896BE834B> 1 趣旨 発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン 平成 24 年 6 月林野庁 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法 ( 平成 23 年法律第 108 号 ) に基づく平成 24 年 6 月 18 日経済産業省告示第 139 号 ( 以下 告示 という ) において 再生可能エネルギー発電設備の区分ごとの調達価格等が定められ 木質バイオマスについても 告示の表第

More information

業種地質調査業務 (H29) 改正現行備考 第 1 章地質調査積算基準第 1 章地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 別表第 1 別表第 1 (1) 諸経費率標準値 (1) 諸経費率標準値 対象額 100 万円以下 100 万円を超え 3000 万円以下 3000

業種地質調査業務 (H29) 改正現行備考 第 1 章地質調査積算基準第 1 章地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 別表第 1 別表第 1 (1) 諸経費率標準値 (1) 諸経費率標準値 対象額 100 万円以下 100 万円を超え 3000 万円以下 3000 第 1 章地質調査積算基準第 1 章地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 第 1 節地質調査積算基準 別表第 1 別表第 1 (1) 諸経費率標準値 (1) 諸経費率標準値 対象額 100 万円以下 100 万円を超え 3000 万円以下 3000 万円を超えるもの 対象額 100 万円以下 100 万円を超え 3000 万円以下 3000 万円を超えるもの 適用区分等 下記の率とする (2)

More information

会社概要 (2017 年 3 月期 ) 社名 住友林業株式会社 創業 設立創業 1691 年設立 1948 年 資本金 27,672 百万円 従業員数連結 :17,802 名単体 :4,485 名 関係会社子会社 103 社 ( 海外 74 社 ) 関連会社 29 社 ( 海外 25 社 ) 売上高

会社概要 (2017 年 3 月期 ) 社名 住友林業株式会社 創業 設立創業 1691 年設立 1948 年 資本金 27,672 百万円 従業員数連結 :17,802 名単体 :4,485 名 関係会社子会社 103 社 ( 海外 74 社 ) 関連会社 29 社 ( 海外 25 社 ) 売上高 資料 3 住友林業グループの取り組み 歴史 沿革 木に関わる幅広い事業をグローバルに展開 1700 1800 1900 ( 年 ) 1691 創業 1894 大造林計画 樹立 1960 木材輸入業務本格化 拡大 1964 国内に本格的な合板製造会社設立 1975 木造注文住宅事業開始 1977 年緑化事業へ進出 1991 年筑波研究所設立 1948 年 住友林業の設立 1970 インドネシアに合板製造会社を設立

More information

<4D F736F F D208CA D192868AFA8AC7979D8C6F89638C7689E681402E727466>

<4D F736F F D208CA D192868AFA8AC7979D8C6F89638C7689E681402E727466> 第 1 期広島県県営林中期管理経営計画 [ 集中改革期間 ] ( 平成 26 年度 ~ 平成 30 年度 ) 広島県農林水産局 目 次 Ⅰ 管理経営の目標に関する事項 1 1 第 1 期県営林中期管理経営計画の実施方針 1 2 5 年後の経営改善目標 1 3 解決すべき課題 1 4 対策 2 Ⅱ 事業計画に関する事項 3 1 事業別計画量 3 2 木材生産 ( 利用間伐 ) 計画作成のプロセス 3

More information

スライド 1

スライド 1 宮崎県における木質バイオマス発電の現状 平成 27 年 6 月 26 日 宮崎県 山村 木材振興課長 石田 竹林 10 天然林 71,168 宮崎県の森林面積 その他 5,428 本県の森林面積は 県土の 76% を占める 590 千 ha うち 人工林面積は 346 千 ha と森林の約 6 割を占める 人工林 101,310 国有林 177,916 総数 590,009 人工林 244,315

More information

サーバプラットフォーム「BladeSymphony」、「HA8000シリーズ」の新モデルを販売開始

サーバプラットフォーム「BladeSymphony」、「HA8000シリーズ」の新モデルを販売開始 006 年 6 月 6 日 サーバプラットフォーム BladeSymphony シリーズ の新モデルを販売開始 最新のデュアルコアプロセッサーを採用 同時に シリーズ ではラインアップを一新 /70W /30W BladeSymphony BS30 日立製作所情報 通信グループ ( グループ長 &CEO: 篠本学 以下 日立 ) は 統合サービスプラットフォーム BladeSymphony およびアドバンストサーバ

More information

14_SCX900-2.xls

14_SCX900-2.xls SCX0-2 ( 日立住友 ) 全体図 ( 単位 :mm) 仕様クレーン仕様最大つり上げ荷重 t m 4.0 フロント リアドラムロープ掛数と吊上荷重 定格総荷重の最大値 (t) フック容量 (t) 8 本掛 7 本掛 6 本掛 5 本掛 4 本掛 3 本掛 2 本掛 1 本掛 基本ブーム長さ m 12.0 77.0 66.0 55.0 - - - 最長ブーム長さ m 60 50 - - - 50.0

More information

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題

平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題 平成 29 年 4 月 12 日サイバーセキュリティタスクフォース IoT セキュリティ対策に関する提言 あらゆるものがインターネット等のネットワークに接続される IoT/AI 時代が到来し それらに対するサイバーセキュリティの確保は 安心安全な国民生活や 社会経済活動確保の観点から極めて重要な課題となっている 特に IoT 機器については その性質から サイバー攻撃の対象になりやすく 我が国において

More information

<4D F736F F F696E74202D2091E682518FCD816997D18BC695D2816A5F8DC58F E68CDC816A8D6532>

<4D F736F F F696E74202D2091E682518FCD816997D18BC695D2816A5F8DC58F E68CDC816A8D6532> 2 めざす姿の実現実現に向けたけた今後今後の取組 (1 効率的な木材生産体制木材生産体制の構築 現状と課題 森林の所有と経営の分離を進めるための 低コスト林業団地 の取組は, 搬出間伐量の増加など一定の成果を上げつつありますが, 県内の人工林資源量に比べると木材の生産量はまだ不十分で提案型集約化施業の一層の推進により施業地を拡大し, 生産量を増加させることが必要です また, 木材の生産を担う林業事業体では,

More information

< F2D F A323393DE97C78CA796D88DDE90B68E599084>

< F2D F A323393DE97C78CA796D88DDE90B68E599084> 奈良県木材生産推進事業実施要領 制定平成 23 年 8 月 23 日林第 376 号 計画的 安定的な木材生産による持続可能な林業の確立を目指すとともに年間を通じた作業量を確保することによる林業従事者の安定雇用を図ることを目的に実施する奈良県木材生産推進事業の円滑な執行のため 奈良県木材生産推進事業実施要綱 ( 平成 23 年 8 月 23 日林第 375 号 以下 実施要綱 という ) 及び奈良県木材生産推進事業補助金交付要綱

More information

1 課題 目標 山陽小野田市のうち 山陽地区においては 5 つの集落営農法人が設立されている 小麦については新たに栽培開始する法人と作付面積を拡大させる法人があり これらの経営体質強化や収量向上等のため 既存資源の活用のシステム化を図る 山陽地区 水稲 大豆 小麦 野菜 農業生産法人 A 新規 農業

1 課題 目標 山陽小野田市のうち 山陽地区においては 5 つの集落営農法人が設立されている 小麦については新たに栽培開始する法人と作付面積を拡大させる法人があり これらの経営体質強化や収量向上等のため 既存資源の活用のシステム化を図る 山陽地区 水稲 大豆 小麦 野菜 農業生産法人 A 新規 農業 法人間連携 YUI システムの確立 波及 美祢農林事務所農業部河村剛英 1 課題 目標 宇部市及び山陽小野田市のほとんどの集落営農法人は 設立時から新たな土地利用型作物 ( 小麦 大豆 ) の導入を行っている しかしながら 経営初期の大型機械の装備等には経営上のリスクや課題がある 宇部市 山陽小野田市の法人組織 山陽地区 課題 1 新たに土地利用型作物を導入 土地利用型作物の面積拡大 機械装備のための投資が大

More information

アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」において最新テクノロジーを採用しシステム性能を強化

アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」において最新テクノロジーを採用しシステム性能を強化 1 月 16 日 アドバンストサーバ HA8000 シリーズ において最新テクノロジーを採用しシステム性能を強化 HA8000/130W HA8000/270 日立製作所情報 通信グループ ( グループ長 &CEO: 篠本学 以下日立 ) は アドバンストサーバ HA8000 シリーズ において プロセッサーをはじめとする最新のマルチコア (*1) プロセッサーや高速なシリアルディスクインタフェースなど最新テクノロジーを採用し

More information

Microsoft Word - 和歌山県森林・林業総合戦略【決定稿】

Microsoft Word - 和歌山県森林・林業総合戦略【決定稿】 和歌山県森林 林業総合戦略 ~ 新 紀州林業への挑戦 ~ 2017( 平成 29) 年 7 月 和歌山県農林水産部森林 林業局 目次 第 1 章総合戦略の基本事項... 1 1. 策定の趣旨... 1 2. 対象期間... 1 3. 素材生産量... 1 4. 進捗管理... 1 5. 森林ゾーニング... 2 第 2 章具体的な取組... 3 1. 適正な森林管理... 3 1 循環型林業の促進

More information

はじめに 構成シミュレーションと注文 受け取り 1

はじめに 構成シミュレーションと注文 受け取り 1 はじめに 構成シミュレーションと注文 受け取り 1 [mm] [mm] [mm] [kg/m] [m] [ C] E E Z Z ウェブガイド の使い方 製品写真の横に サイズや走行距離などの製品概要があります オレンジ色のカタログ クイックリンク (www.igus.co.jp/web/...) は オンラインの製品情報に直接つながり 製品の構成 比較 3D データ作成 寿命計算 見積り依頼をすることが可能です

More information

する (1) 事業内容ア不良木の淘汰については 育成しようとする樹木の立木本数の 20%( 地形等により気象害の発生が明らかに予想される場合又は施業体系から 20% 未満とすることが適切であると判断される場合は 10% ) 以上伐採する場合に補助対象とする イ伐採率については アに定める下限のほかに

する (1) 事業内容ア不良木の淘汰については 育成しようとする樹木の立木本数の 20%( 地形等により気象害の発生が明らかに予想される場合又は施業体系から 20% 未満とすることが適切であると判断される場合は 10% ) 以上伐採する場合に補助対象とする イ伐採率については アに定める下限のほかに 要領別紙 5 未利用間伐材利用促進対策事業 第 1 趣旨森林整備加速化 林業再生交付金を活用して間伐等の森林整備を実施し 木材加工施設や木質バイオマス利用施設に対して未利用間伐を安定的に供給するとともに 木材価格の安定化や資源の循環利用を通じて当県林業の成長産業化を図る 第 2 事業内容等 1 事業内容 (1) 伐倒 集材 ( 不用木の除去 ( 侵入竹を含む ) 不良木の淘汰 ( 育成しようとする樹木の一部を伐採することにより本数密度の調整

More information