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1 けんこう帯広 21 中間 平成 20 年 2 月 帯広市

2 目 次 1 けんこう帯広 21 策定趣旨とその動向 中間の目的等 けんこう帯広 21 分野別中間実績値 ( ベースライン値は策定時の現状値 )...2 1) 栄養 食生活 ) 身体活動 運動 ) 歯の健康 ) 休養 睡眠 ストレス うつ病 ) アルコール ) たばこ ) 糖尿病 循環器疾患 ) がん 今後取り組むべき課題等...7 参考帯広市における死亡と健康寿命...8 1) 死亡数 死亡率 ) 平均寿命 健康寿命

3 1 けんこう帯広 21 策定趣旨とその動向平成 12 年 国は生活習慣病やその原因となる生活習慣の改善等に関する課題について目標値を設定し 国民が主体的に取り組める新たな国民健康づくり運動として 健康日本 21 (21 世紀における国民健康づくり運動 ) を 翌 13 年には 北海道が すこやか北海道 21 を策定した 帯広市においても こうした動向を踏まえ生活習慣を改善し疾病の予防や健康寿命の延伸を図るため 市民の健康づくりの指針として 平成 13 年度に けんこう帯広 21 を策定した その後 国民の健康増進を総合的に推進するために 平成 14 年 健康増進法 が制定され 国民保健の向上に向けて国等の責務を明らかにするとともに 国の基本方針や都道府県健康増進計画 市町村健康増進計画 ( 努力義務 ) の策定などが定められた なお 健康日本 21 及び すこやか北海道 21 については 健康増進法の趣旨等を踏まえながら 国は平成 18 年度 北海道は平成 17 年度に中間をおこなっている また 近年 内臓脂肪型肥満が生活習慣病の発症リスクを高めることが判明し メタボリックシンドローム ( 内臓脂肪症候群 ) の概念が取り入れられ 医療制度改正と相俟って新たな健康診査等 ( 特定健診 特定保健指導 ) が平成 20 年度から実施される予定である 2 中間の目的等 けんこう帯広 21 の中間の目的は 設定した目標を達成するための活動を適切にして 今後の対策に反映させるものである 特に 目標達成状況と関連する促進 阻害要因等を探ることにより 改善にあたっての課題を明らかにし 健康づくり対策の推進に資するものである 3 けんこう帯広 21 分野別中間実績値 ( ベースライン値は策定時の現状値 ) 1) 栄養 食生活適正な栄養を摂取することは健康づくりの基本であり 過剰 過少摂取による 肥満 や やせ は健康に悪影響を与える 適正体重を知っている人の割合 52.3% 47.3% 90% 以上 男性 (20~60 歳代 ) の肥満 29.2% 30.4% 15% 以下 女性 (40~60 歳代 ) の肥満 21.1% 19.8% 15% 以下 女性 20 歳代のやせ 26.0% 24.0% 15% 以下 男性 20 歳代の朝食の欠食 25.0% 23.0% 15% 以下 男性 30 歳代の朝食の欠食 24.5% 35.0% 15% 以下 肥満の割合が 男性 20~60 歳代では増加しているのに対して 40~60 歳代の女性では 減少している また 20 歳代の女性ではやせの割合が減少している 朝食を欠食し ほとんど食べない割合が 30 歳代男性で増加している 男性に比べて女性は良好な傾向を示しているが 依然として 20 歳代 30 歳代男性の朝 食欠食の割合が高く 適正体重を知ってもらうことと合わせて啓発が必要である - 2 -

4 今後の取り組み 肥満 ( 適正体重 ) 対策については 特定健診 特定保健指導の手法を活用し保健指導を推進する 欠食に対しては 食生活改善推進員等の社会資源を活用するほか 帯広市食育推進計画に基づきバランスガイドの普及などに取り組む 2) 身体活動 運動 身体活動 運動は活動的な生活のための体力づくりとなり 定期的に運動することで心身のリフ レッシュや適正体重の維持に役立ち 生活習慣病の予防に有効とされている 週 2 回以上運動している人 32.8% 35.9% 43% 夏と冬の運動差のない人 30.5% 32.5% 40% 歩いて 5 分以内の距離で自家用車を利用する人 60 歳以上で外出について積極的な態度をもつ人 ( 男性 ) 25.6% 21.7% 20% 56.2% 70.0% 70% 60 歳以上で外出について積極的な 62.1% 68.4% 70% 態度をもつ人 ( 女性 ) 週に2 回以上運動をする人や夏と冬の運動差のない人が増加するなど 総じて良好な傾向にある 60 歳以上の男女ともに積極的に外出する人の値が上昇しており 高齢者の身体活動 運動を通じた健康への意識は高まっている 運動の内容としては 運動習慣として身につきやすい散歩 体操が増加している 今後の取り組み 地域での健康教育や介護予防事業などを通じて 誰もが参加できる健康づくり運動の推進を図る 健康運動指導士や健康づくり推進員等との連携を強化して 運動習慣の普及拡大を図る 3) 歯の健康 歯と口腔の健康は 単に栄養の摂取ということだけでなく 食事や会話を楽しむなど健やかで 豊かな生活を送る上で不可欠である 70 歳代 ~80 歳代の残存歯数 13.5 歯 14.4 歯 20 歯以上 60 歳代の残存歯数 18.7 歯 18.4 歯 24 歯以上 6024 の推進 ( 残存歯 24 歯以上 ) 42.2 % 41.2 % 60% - 3 -

5 残存歯数は 男女ともに 70~80 歳代を除いて減少しており 特に 60 歳以上の男性の減少が著しい 歯を失うことは 生活の質 (QOL) の低下を招くとともに 全身の健康にも影響を及ぼすことから歯の健康を推進する必要がある 今後の取り組み 健康教育などにより歯科検診の受診を勧奨する 介護予防事業における口腔機能などの向上対策を推進する 歯科医師 歯科衛生士と連携して 治療から予防へ の意識啓発に努める 4) 休養 睡眠 ストレス うつ病休養は栄養 運動とともに健康づくりの 3 本柱と言われ 十分な休養は活動的な生活の基礎となっている ベースライン値中間実績値目標値 睡眠によって休養が 全くとれていな い あまりとれていない 人 21.8% 23.3% 20% 以下 ストレスを発散できる人 66.6% 60.7% 増加 睡眠時間については 8 時間以上の割合が減少し 6~7 時間の割合が増加するなど全体的に減少傾向にある このため 睡眠により休養のとれない人が増加している ストレスを感じた人の割合は前回の調査結果とほぼ同じだが ストレスを発散できない人の割合は増えている ストレスの発散については 男性では散歩 食事 ゲーム パソコンで 女性ではゲーム 旅行などで発散する割合が増加している 眠りを助けるために睡眠補助食品やアルコールを使う人は全体的に減少しているが 20 ~30 歳代で増加していることから 休養がとれる睡眠習慣の実践を促進する必要がある 今後の取り組み 質の良い睡眠を得るため 適切な運動習慣やストレス解消などの意識啓発と実践促進に努める 5) アルコール 飲酒は適度であれば 心身のリラックスや円滑なコミにケーションに役立つが 過剰になると肝 機能障害など健康を害するため 個々が適量を守る意識啓発が重要である 習慣的多量飲酒者の割合 ( 男性 ) 14.8% 11.2% 11.8% 習慣的多量飲酒者の割合 ( 女性 ) 3.2% 1.1% 2.6% 未成年者の飲酒率 8.2% 2.1% 0% - 4 -

6 全体的には 男女ともに飲酒しない割合が増えているが 20~40 歳代では 1 日 60g 以上の飲酒の割合が増加している 20~40 歳代での適度な飲酒や 未成年者の飲酒防止の取り組みが必要である 今後の取り組み 未成年者の飲酒防止と習慣的な多量飲酒者を減らすため 健康教育等で引き続き意識啓発に努める 6) たばこ 喫煙は 予防可能な単一かつ最大の病気の原因 (WHO) とされ 喫煙者だけでなく 受動喫 煙により子どもや非喫煙者の健康にも影響することがわかっている 喫煙率 ( 男性 ) 54.2% 37.2% 減少 喫煙率 ( 女性 ) 23.7% 21.3% 減少 喫煙率 (10 代 ) 5.1% 6.3% 0% 男性の喫煙率は減少し大きく改善されたが 女性は微減にとどまっている 禁煙の方法については 男女とも 自分の力でやめられる 割合が減少し 代わって男性 では 職場などが分煙禁煙対策を進める 女性では 医師などによる禁煙教育 の割合が 増加している 帯広市の女性の喫煙率は全国 全道平均と比べて高いことから 喫煙率の減少にむけて 未成年者の喫煙防止とともに効果的な対策を講じる必要がある 今後の取り組み 無理なく禁煙支援が受けられるよう 健康教育の実施や相談体制の整備などに努める 健康づくり推進員等と連携して 未成年者の喫煙防止活動を促進する 参考 成人喫煙率国 ( 男性 ) H % H % 減少 成人喫煙率国 ( 女性 ) H % H % 減少 H16 道の健康づくり道民調査 ( 男性 ) 57.0% 44.8% 全国平均以下 H16 道の健康づくり道民調査 ( 女性 ) 16.3% 12.1% 同上 帯広市内の公共施設の禁煙 0ヶ所 - 100% - 5 -

7 7) 糖尿病 循環器疾患 循環器疾患は 初期の段階では無症状であることが多いため 健康診断等で早期に発見する ことが重要である 基本健康診査受診率 26.1% 32.7% 40% 基本健康診査受診者のうち 40 歳以上で HbA1c が 6% 以上の人 ( 男性 ) 基本健康診査受診者のうち 40 歳以上で HbA1cが 6% 以上の人 ( 女性 ) 11.0% 15.3% 5.4% 8.1% 11% 現状維持 5.4% 現状維持 全ての年代で毎年検診を受けている人の割合が増えており 特に 30~50 歳代の割合が増加している 基本健康診査の受診率は 目標の達成に努める必要がある 過去に患ったことのある疾患については 高血圧 心臓病の割合は減少しているが 脳卒中や癌にかかったことがある割合が増加している 基本健康診査受診者のうち 40 歳以上で HbA1c が 6% 以上の人が男女ともに増加しており 糖尿病の予防を促進する必要がある 今後の取り組み メタボリックシンドロームの概念や生活習慣病に関する知識などについて普及啓発に努める 健診受診率の向上と食事や運動の自己管理を推進する 特定健診 特定保健指導において受診勧奨と個別指導を実施する 8) がん がんは全死亡原因の第一位であり 発症の初期には自覚症状がないことが多いことから 生活 習慣病予防の取り組みと併せ 検診による早期発見 早期治療などが重要である がん検診受診率 胃がん 16.6% 17.2% 25.0% 肺がん 19.5% 18.6% 29.0% 大腸がん 17.5% 17.7% 26.0% 子宮がん 18.5% 25.0% 28.0% 乳がん 8.7% 15.0% 13.0% - 6 -

8 がん検診精密検査受診率 胃がん 70.1% 72.2% 80% 肺がん 76.0% 68.8% 80% 大腸がん 60.8% 62.8% 80% 子宮がん 73.5% 55.4% 80% 乳がん 39.3% 62.4% 60% ウイルス性肝炎検査 未実施 実施 実施 全ての年代で検診を受けている人の割合が増えており 特に 30~50 歳代で毎年受けて いる人の割合が増加している 過去に受けたことのある検診について 全体的には肺がん 結核検診の割合が減少し 子 宮がん検診 乳がん検診 大腸がん検診の割合が増えている いずれの検診も受診率が低いことから 受診勧奨の取り組みが必要である 今後の取り組み 各種がん検診の受診率向上と がん罹患を減らすための生活習慣 ( 禁煙 減塩等 ) の改 善など一次予防と合わせた保健指導を実施する 4 今後取り組むべき課題等けんこう帯広 21 の中間では 中間実績値を踏まえ 市民の主体的な健康づくりを促進するため 分野別課題として 目標達成に向けた今後の取り組みや方向性などについて整理をした 今般の医療構造改革などにより 生活習慣病とその原因となる生活習慣を改善する取り組みがますます重要になっているが 平成 20 年 4 月以降は 新たな生活習慣病対策の制度的な枠組みの中で実効性のある施策を講じていく必要がある そうした中 帯広市民の平均寿命は全道平均を上回っているものの 全国平均を下回っており 寝たきりや障害のある期間を除いた健康寿命もほぼ同じ状況にある また 死因別死亡率を見てみると 全国や全道と同様に悪性新生物 心疾患 脳血管疾患の三大死因が 6 割を占めており ( 平成 17 年版十勝地域保健情報年報 ) 三大死因の発症を予防し健康寿命の延伸を図るための取り組みを推し進める必要がある また 12 項目にわたる分野別目標の達成状況については 総じて満足が得られる結果とは言いがたいが 身体活動 運動やアルコールなどで改善が見られるものもある そのため 引き続き既定の施策を通して目標の達成に努めるほか メタボリックシンドロームに着目した効果的な検診 保健指導 ( ハイリスクアプローチ ) の実施や 食生活改善と運動習慣等の普及啓発 ( ポピュレーションアプローチ ) など新たに健康づくりの推進を図る必要がある 今後とも市民や行政 健康づくりに係る関係機関 団体が一体となって健康づくりを進めるという基本的な考え方のもとに取り組みを進め 最終に具体的な成果があがることを期待したい - 7 -

9 参考帯広市における死亡と健康寿命 1) 死亡数 死亡率 ( 死亡率は人口 10 万人あたりの死亡 ) 三大死因別死亡数 平成 17 年 死亡率 割合 平成 11 年 死亡率 割合 全死亡数 1,264 人 % 1,078 人 % 悪性新生物 426 人 % 349 人 心疾患 201 人 % 175 人 脳血管疾患 143 人 % 114 人 三大死因が全死亡数に占める割合は 平成 11 年は 59.2% であったが 平成 17 年は 60.9% と 1.7 ポイント増えていることから その原因となる生活習慣病予防の取り組みをより一層推進する必 要がある 2) 平均寿命 健康寿命 帯広市民の平均寿命において平成 10 年は男性 76.5 歳 女性 83.2 歳 ( 全国男性 77.6 歳 女性 84.0 歳 全道男性 77.3, 女性 84.3 歳 ) 平成 16 年度では男性 78.0 歳 女性 84.4 歳と伸び 全国 ( 男性 78.6 歳 女性 85.6 歳 ) 全道( 男性 77.7 歳, 女性 84.2 歳 ) と比較すると 男女とも全国では下回っているものの全道平均を上回っている 健康寿命 ( 平均寿命から寝たきりや障害で期間を除いたもの ) は 平成 16 年度 帯広市の男性 75.1 歳 女性 78.4 歳であり 全道平均男性 75.1 女性 78.8 歳とほぼ同じ数値となっている 障害期間 ( 寝たきりや障害である期間 ) については 帯広市は男性 2.9 年 女性 6.0 年となっており 全道平均男性 2.6 年 女性 5.4 年を上回っている 平均寿命平成 16 年平成 10 年 帯広市 全道平均 全国平均 男性 78.0 歳 76.5 歳 女性 84.4 歳 83.2 歳 男性 77.7 歳 77.3 歳 女性 84.2 歳 84.3 歳 男性 78.6 歳 77.6 歳 女性 85.6 歳 84.0 歳 - 8 -

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