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1 第 3 章 震災の教訓として活用できる構造物等調査 3-1. 調査の目的 3-2. 調査の方法 3-3. 調査結果 (1) 概要 (2) 各事例の内容 (3) 災害遺構の取り扱いに関する住民意向

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3 3-1. 調査の目的 東日本大震災による被害の記録及び教訓の伝承のために活用することが考えられる被災事例 ( 被災した構造物 被災による影響を顕著に示す自然地物 地形など ) について整理を行った 3-2. 調査の方法震災による被害の記録及び教訓の伝承のために活用することが考えられる被災事例のうち 復興計画に記されているものや 新聞 テレビ等のメディアにて報道され 比較的認知度の高いものを選定した 選定した事例は 1 津波により破壊された施設や構造物 2 津波により移動し 取り残された施設 3 津波により変貌した自然地物 の3タイプにした なお 調査途中で対象物が撤去された場合は その経緯などを取りまとめた また 新聞記事などから 災害遺構の取り扱いに関する住民意向について調査した 3-3. 調査結果 (1) 概要震災による被害の記録及び教訓の伝承のために活用することが考えられる被災事例として 21 事例を収集し 表 3-1の通りタイプ分けを行った 1 津波により破壊された施設や構造物 11 事例 2 津波により移動し 取り残された施設 4 事例 3 津波により変貌した自然地物 6 事例 なお このうち 被災自治体の復興計画の中で震災の遺構として残すことが計画されている事例は 以下の 1 市 1 町 4 事例であった 高田松原道の駅 ( 陸前高田市 ) 女川サプリメント ( 女川町 ) 女川交番 ( 女川町 ) 江島共済会館 ( 女川町 ) I-3-1

4 表 3-1 事例一覧 市町村名 No. 事例名称 普代村 1 まついそ公園 1 2 太田名部漁港 1 岩手県 大槌町 3 観光船はまゆり ( 釜石市 ) 2 4 一本松 3 陸前高田市 5 高田松原地区 3 6 高田松原道の駅 1 気仙沼市 7 第 18 共徳丸 2 南三陸町 8 防災対策庁舎 1 石巻市 9 雄勝公民館と観光バス 2 10 門脇小学校 1 11 女川サプリメント 1 女川町 12 女川交番 1 宮城県 13 江島共済会館 1 仙台市 14 荒浜小学校 1 名取市 15 蔵王丸 2 16 あんどん松 3 17 貞山堀 3 岩沼市 18 地盤沈下と湿地 3 19 住宅基礎 1 山元町 20 中浜小学校 1 福島県相馬市 21 松川浦 3 I-3-2

5 図 3-1 事例位置 I-3-3

6 (2) 各事例の内容 事例名称 1. まついそ公園 No.1 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地 岩手県 普代村 まついそ公園は 周辺地域と一体的な景観の保持を図るため 自然の岩礁を残し 天然石張りの緩傾斜護岸や 県産の間伐材を用いるなど各所にきめ細かい工夫が施されていた公園で 漁業者のリフレッシュの場や地域住民 都市部住民との交流の場を提供していた 岩手県普代村は 東日本大震災において 震度 4 津波高約 7~9m 津波の遡上高が最大 25.5m あった地域である まついそ公園においては 公園施設は四阿等 一部を除いて破壊された 平成 24 年 8 月現在では まだ復旧にいたっていない 被災前後のまついそ公園 ( 上 : 被災前 下 : 被災後 (2012.8)) 四阿や舗装を除いて 津波により破壊されている ( 出典 : ) ( 出典 : まついそ公園 位置図 : 岩手県普代村堀内地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料普代村災害復興計画 ( 案 )( 平成 23 年 9 月 29 日 ) I-3-4

7 2. 太田名部漁港 1 津波により破壊された施設や構造物所在地岩手県普代村 堤防 No.2 太田名部漁港は 村の水産物流通の中心漁港で 定置網 延縄 刺網の沿海漁業とワカメ コンブの藻類養殖業が主体に営まれている 本港の整備は 昭和 24 年に始まり 昭和 26 年に修築事業に着手し 平成 13 年度まで継続して漁港の拡充強化を進めてきた 平成 7 年には 災害に強い漁港漁村づくり事業 にも指定され 耐震岸壁が整備されている 集落は 明治 29 年 昭和 8 年の2 度の津波被害を被り漁港背後の高台に移転している 平成 4 年 ~13 年度にかけて漁業集落環境整備事業を実施し 集落道 汚水処理施設等を整備した 平成 14 年度からは 港内の静穏度確保と流通機能の強化等に対応した整備を広域漁港整備事業により推進している 岩手県普代村は 東日本大震災において 震度 4 津波高約 7~9m 津波の遡上高が最大 25.5m あった地域であり 太田名部漁港は 津波により壊滅的な被害を受けた場所である 集落と漁港の間に整備された 12.5m の堤防により 集落には津波が襲って来ず 津波被害がほとんど無かったため 堤防の海側と陸側で津波被害が対照的な場所である 堤防から海側の太田名部漁港は津波被害を受けたが 堤防の背後に見える集落は 津波被害を受けなかった ( 位置図 : 岩手県普代村第 7 地割明神地区 ( 出典 :google マップ ) 太田名部漁港 備考 参考資料読売オンライン いわてわかめ 三陸水産ブログ I-3-5

8 3. 観光船はまゆり ( 釜石市 ) No.3 2 津波により移動し 取り残された施設 所在地 岩手県 大槌町 陸中海岸初の双胴型高速旅客船である釜石市所属の観光船 はまゆり (109t 200 人乗り ) は 揺れの少ない双胴型高速船で 釜石湾絶景めぐり 三貫島めぐりなどの観光船として利用されていた 岩手造船所から 150m 程はなれた 2 階建ての民宿の屋根に陸揚げされてしまった観光船 はまゆり 岩手県大槌町は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 10mを超えた津波に見舞われた地域で 沿岸部の市街地は甚大な被害を受けた この津波により 観光船 はまゆり は 震災当日 定期検査のために赤浜地区の岩手造船所で陸に揚げられていたところを津波にさらわれた 第 2 波が来たときには防波堤を越えて内陸へ押し流され 岩手造船所から北に約 150m にある 2 階建ての民宿の屋根に引っかかり その上に乗る形でほぼ無傷のまま止まった 備考 位置図 : 岩手県大槌町赤浜地区 ( 出典 :google マップ ) 観光船 はまゆり は 平成 23 年 5 月に撤去 6 月に解体された しかし 地元住民からは 平成 24 年 3 月では解体されたはまゆりを復元する案がでている 参考資料 観光船はまゆり wikipedia 大槌町読売オンライン HP 読売オンライン HP 朝日新聞朝刊 33 面 2012 年 3 月 19 日 ( 岩手全県 ) 文化タクシー HP 観光船はまゆり 岩手造船所から民宿建物まで流された I-3-6

9 4. 一本松 No.4 3 津波により変貌した自然地物 所在地 岩手県 陸前高田市 高田松原は江戸時代に 1667 年 ( 寛文 7 年 ) 高田の豪商 菅野杢之助によって植栽され 仙台藩と住民の協力によって 6,200 本のクロマツが植えられたのが始まりである その後 享保年間 ( 年 ) には松坂新右衛門による増林が行われ 以来 クロマツとアカマツからなる合計 7 万本もの松林は 岩手県を代表する防潮林となり 景勝の一つとなった その白砂青松の景観は広く評価された 現在においては国の名勝や陸中海岸国立公園に地域指定され 様々な環境評価 施設評価の選定地となっていた 2009 年 ( 平成 21 年 ) には 104 万人の観光客が訪れるなど観光地として賑わっていた 陸前高田市の高田松原地域は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高は約 16 m にも及んだ地域で 松原はその大津波に呑み込まれ 7 万本あった樹木が 1 本松 のみを残してなぎ倒されてしまった この奇跡的に 1 本だけ倒れずに残った松は 震災直後から 復興のシンボル と捉えられ 希望の松 希望の一本松 ど根性松 奇跡の一本松 などと称されるようになった 高田松原に残された一本松 (H 撮影 ) 一本松位置図 : 岩手県陸前高田市高田松原地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 平成 23 年 12 月に 根腐れ等により 回復が難しいとの判断がされている 参考資料 読売新聞 陸前高田市震災復興計画 I-3-7

10 5. 高田松原地区 No.5 3 津波により変貌した自然地物 所在地 岩手県 陸前高田市 高田松原は 太平洋に面した三陸海岸の南寄りに位置する 三陸海岸南部はリアス式海岸が続き 西の唐桑半島と東の広田半島に挟まれた広田湾の北奥に陸前高田市のある小さな平野が広がっている この平野は山が海に迫る地形が続く三陸海岸では最大級のものである 広田湾奥には気仙川が流れこんでおり その運ぶ土砂で形成された砂州には高田松原と呼ばれる松原が東西に続いていた 高田松原の北に古川沼があり その先の山麓に中心市街地があり その北には氷上山がそびえる また 広田半島には椿島などの景勝がある GPS( 全地球測位システム ) を用いた国土地理院の調査の結果 高田松原地区の地盤沈下は 小友町西の坊で -84cm( 市街地中最大 ) 米崎町高畑で -58cm 気仙町双六で -53cm であった 高田松原があった地域は地盤沈下により水没してしまい 古川沼と海が一体となってしまっている ( 出典 : 国土地理院 ) 海と貝のミュージアム B&G 高田海洋センター周辺においても 周辺が地盤沈下により 湿地となっている (H 撮影 ) 高田松原地区 備考 参考資料 位置図 : 岩手県陸前高田市高田松原地区 ( 出典 :YAHOO! 地図 ) 国土地理院 岩手日報 I-3-8

11 6. 高田松原道の駅 No.6 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地 岩手県 陸前高田市 道の駅高田松原は 岩手県陸前高田市の国道 45 号上にある道の駅であり 観光 道路情報の提供や 高田松原物産館での地場産の物品販売などを行っていた 陸前高田市の高田松原地域は 東日本大震災において 浸水高約 15m を超える津波に見舞われ 沿岸部の建物 樹林等は甚大な被害を受けた 高田松原道の駅においては 建物は残されたものの 内部の商用施設等は破壊され 平成 24 年 3 月現在 休館中である 被災した高田松原道の駅 ( 通称 : タピック 45) は 周囲の建物や樹林がほとんど流されてしまうなか 流されずに残った数少ない施設である 津波被害により 施設の機能は失われ現在休館中である (H 撮影 ) 高田松原道の駅 備考 位置図 : 岩手県陸前高田市高田松原地区 ( 出典 :YAHOO! 地図 ) 陸前高田市の震災復興計画においては 道の駅を被災建物の保存として計画している 参考資料国土交通省東北地方整備局 岩手日報 陸前高田市震災復興計画 ( 平成 23 年 12 月 ) I-3-9

12 7. 第 18 共徳丸 No.7 2 津波により移動し 取り残された施設 所在地宮城県 気仙沼市 第 18 共徳丸は 全長約 60 メートル 総トン数約 330 トンの巻き網漁船である 福島県いわき市の 儀助漁業 所有で 震災時は定期検査のため寄港していた 陸揚げされた第 18 共徳丸 第 18 共徳丸 気仙沼市は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 10m を超える津波に見舞われ 沿岸部の市街地は甚大な被害を受けた 津波により 建物が流されるほか 湾に停泊中の漁船等も陸へ流され そのまま取り残されてしまったものもがある 停泊中の第 18 共徳丸も津波に流され 陸上に取り残されたもののひとつである 気仙沼漁港に停泊していたが 北へ約 500 メートルに位置する JR 鹿折唐桑駅前まで流された 港から JR 鹿折唐桑駅前まで流された 位置図 : 宮城県気仙沼市気仙沼港 ( 出典 :YAHOO! 地図 ) 備考 気仙沼市の復興計画では 具体名はないが 船舶などをそのまま現存保存する ことを計画している また 新聞では 住民からは 船が悪いわけではないが あの船を見ると 悔しさがこみ上げてくる といった声が相次いだ ( 平成 23 年 12 月 10 日 ) と報じるなど 遺構保存については様々な意見がでている 参考資料 河北新報社 HP MSN 産経ニュース ブログ報知 HP YOMIURI ONLINE (2011 年 12 月 10 日 03 時 06 分 ) I-3-10

13 8. 防災対策庁舎 No.8 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地宮城県 南三陸町 防災対策庁舎は 3 階建て ( 地上から約 12m) で 平成 8 年に竣工し 耐震性は確保されていた建築物である 防災対策庁舎の位置は 昭和 35 年 (1960 年 ) のチリ地震津波の際に 2.4m の浸水深を記録した浸水想定区域内に位置していた 南三陸町の防災対策庁舎は 津波被害で 3 屋上まで津波被害を受け その鉄骨が残されている 防災対策庁舎 南三陸町は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域である 役場庁舎に隣接した防災対策庁舎は 東日本大震災の当日は 地震発生後 町長をはじめ幹部クラスの職員は 役場庁舎に隣接した防災対策庁舎の 2 階にある危機管理課に参集し 対応にあたった 危機管理課の職員は防災行政無線で避難の呼びかけを行っていたが 津波の来襲により屋上に避難を開始した 15 時 25 分頃には防災対策庁舎屋上も津波にのみ込まれ 助かった職員は 10 人程であった 位置図 : 宮城県南三陸町志津川地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料 2011 年 9 月 20 日付けの新聞では 町は防災対策庁舎を取り壊す方針であることを報じている 地域防災計画における地震 津波対策の充実 強化に関する検討会資料 朝日新聞社 HP I-3-11

14 9. 雄勝公民館と観光バス No.9 2 津波により移動し 取り残された施設 所在地宮城県 石巻市 雄勝公民館は 昭和 52 年に開館した鉄筋コンクリート造 2 階建 敷地面積 6,869 平方メートル 建物延床面積 1,519 平方メートルの石巻市営の施設である 左 : 雄勝公民館に取り残された観光バス右 : 撤去される観光バス 雄勝公民館と観光バス 宮城県石巻市は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域であり 沿岸部の市街地は甚大な被害を受けた 津波により 建物や自動車等 様々なものが流された それらの一つとして観光バスも流され 引き波の際に 石巻市雄勝町にある 2 階建ての公民館屋上に取り残されたものが本事例である 位置図 : 宮城県石巻市雄勝地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 宮城県石巻市は 平成 24 年 3 月 10 日 東日本大震災から 1 年を前に 津波に流されて同市雄勝町の公民館屋上にのったままになっていた大型バスを撤去している 参考資料 読売オンライン 石巻市 MSN 産経ニュース I-3-12

15 10. 門脇小学校 No.10 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地宮城県 石巻市 門脇小学校は 明治 6 年創設の歴史ある学校で 地域に親しまれてきた教育施設である 門脇小学校 津波被災および火災に見舞われた状況がそのままの状態で残されている (H 撮影 ) 宮城県石巻市は 東日本大震災において震度 6 弱 浸水高 10m を超える津波に見舞われた 特に門脇小学校が位置する南浜地区は沿岸部に住宅地が広がっており甚大な被害を受けた 門脇小学校の校舎は 津波被災とともに 火災被害にも見舞われている 避難した児童らは 平成 24 年 3 月現在においても 被災した小学校校舎へは戻れず 授業は 門脇中学校の校舎を間借りして行っている 門脇小学校 位置図 : 宮城県石巻市南浜地区 ( 出典 :google マップ ) 門脇小学校周辺の状況 ( 日和山より撮影 平成 24 年 3 月 8 日 ) 備考 参考資料 門脇小学校 HP I-3-13

16 11~13. 女川サプリメント, 女川交番, 江島共済会館 1 津波により破壊された施設や構造物 No.11~13 所在地宮城県 女川町 女川町は 日本有数の漁港である女川漁港を中心に 女川湾沿いに市街地が発展した集落である 女川湾内では ギンザケを始め ウニ アワビ ホヤ ホタテガイ カキなどの養殖漁業が行なわれており また ワカメの養殖は 日本における発祥地として知られている 女川サプリメント : 女川湾に隣接して立地している商業施設 女川交番 : 鉄筋コンクリート 2 階の石巻警察署管内の交番 江島共済会館 : 女川町の施設で鉄骨造 宮城県女川町は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 14.8m の津波に見舞われた地域であり 市街地は甚大な被害を受けた 津波により多くの建物が破壊され 流出した 女川サプリメント 女川交番 江島共済会館 は 津波に倒された施設であり それぞれ倒れる方向が異なるなど 被害状況が異なる また 同じ地域で異なる被害を受けていることから 専門家からは保存して研究資料にするべきなどの声も上がっている 女川交番女川サフ リメント江島共済館位置図 : 宮城県女川町女川浜地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料 女川町復興計画では 遺構としての保存を計画中である また 町では遺構保存事業として募金を募っている 女川町復興計画 ( 案 ) 朝日新聞朝刊 13 面 2011 年 12 月 13 日 ( 新聞 ) 女川町復興計画ホームページ I-3-14

17 14. 荒浜小学校 No.14 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地 宮城県 仙台市 仙台市立荒浜小学校は 鉄筋コンクリート造 3 階建ての校舎で 震災前の児童数は 91 人であった 沿岸部に位置するものの 市内で津波避難所に指定されている唯一の小学校である 荒浜小学校は 津波に耐え 残った施設のひとつ 周辺の多くの家屋は流されるなどの被害を受けた ( 宮城県荒浜地区周辺は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域である 荒浜地区は 海岸に面し 低層住宅を中心とした市街地であり 震災に伴う津波によって鉄筋コンクリート造 4 階建ての荒浜小学校を残して甚大な被害となった 荒浜小学校は 津波避難所に指定され 発災時には 400 名もの避難者が 3 階と屋上に避難し 避難所に避難した住民は全て助かった 荒浜小学 位置図 : 宮城県仙台市荒浜地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料 荒浜小学校 HP MSN 産経ニュース 北日本新聞 I-3-15

18 15. 蔵王丸 No.15 2 津波により移動し 取り残された施設 所在地宮城県 名取市 蔵王丸 は 宮城県 名取閖上港の釣り船である 蔵王丸 : 定員 18 名 全長 18.8 m 重量 13 トン 陸に取り残された蔵王丸 (H23.8) 宮城県名取市周辺は 東日本大震災において 震度 6 強 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域であり 名取市の沿岸部の閖上地区などの市街地は甚大な被害を受けた また 津波により 湾に停泊中の漁船等も陸へ流され そのまま取り残されてしまったものがある 蔵王丸も流され 陸上に取り残されたもののひとつで 塩釜 亘理線沿い名取市下増田の道路際にまで流された 蔵王丸 蔵王丸が取り残された場所 閖上港から名取市下増田まで流された 位置図 : 宮城県名取市増田地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料 蔵王丸 こころの染織 I-3-16

19 16. あんどん松 No.16 3 津波により変貌した自然地物 所在地 宮城県 名取市 あんどん松は 名取川河口近くの南側堤防沿いに 140m に渡って続くクロマツ並木である 樹高 25m 以上 幹周 3m 以上の木も多く 現存する日本全国のクロマツ並木の中でも特筆される事例である 伊達藩によって遠州 ( 現在の静岡県 ) から取り寄せ植えた松木の一部と伝えられているクロマツ並木は すでに 250 年を超える歴史を重ねている 名取市では 閖上土手の松並 の名称で登録文化財に登録 ( 平成 19 年 1 月 31 日登録 ) している 洪水に対応した堤防の拡幅が計画され 堤防整備に合わせた松並木の保全計画が検討されていた 宮城県名取市周辺は 東日本大震災において 震度 6 強 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域であり 名取市の沿岸部の閖上地区などの市街地は甚大な被害を受けた この被害が大きかった閖上地区にある 市登録文化財 閖上土手の松並 ( あんどん松 ) のクロマツ 46 本は 1 本も欠けることなく震災前と同じ姿をとどめた これはあんどん松が周囲より高い土手に位置していたために耐え残ったとされており 微高地による被害軽減と低地部の危険性を示している あんどん松は 被害の大きかった閖上地区に位置しているが 被害が小さく 全ての松が津波に耐えた miyagi.jp/natori100/024.htm 震災後の閖上地区 ( 平成 24 年 3 月 9 日撮影 ) 住宅が密集する DID 地区であったが ほとんどの建物が甚大な被害をうけ 現在は更地である 閖上地区 あんどん松 位置図 : 宮城県名取市閖上地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 あんどん松が残った要因として 堤防で津波の直撃を防ぐことができたのではないか 貴重な文化財が残って良かった ( 文化振興課 ) と新聞で報じてられている 参考資料 なとり百選 河北新報 (2011 年 06 月 18 日 ) 仙台河川国道事務所 I-3-17

20 17. 貞山堀 No.17 3 津波により変貌した自然地物 所在地宮城県 石巻市 ~ 岩沼市 貞山掘は 宮城県の仙台湾沿いにある運河で 江戸時代から明治時代にかけて数次の工事によって作られた複数の堀 ( 運河 ) が連結して一続きになったものである 最初の堀が仙台藩伊達政宗の命により開削されたため 政宗の諡 ( おくりな ) の貞山に因んで 明治時代に貞山堀と名付けられた 江戸時代は 米等の舟運として使われ 明治以降は 蒸気船の通路としても利用された 近年では ボートやカヌーなど地域のレクリエーションの場 良好な景観として 地域に親しまれていた 貞山堀が位置する仙台湾周辺は 東日本大震災において 浸水高 10m を超える津波に見舞われた地域が多く 貞山堀も護岸の崩壊 並木の倒木などの被害を受けている また 浸水護岸 カヌー ボート利用の桟橋等のも破壊されている 東松島付近の貞山堀 ( 東名運河 ) 護岸が破壊され 松並木が倒木 流出されるなどの被害を受けた ( 平成 23 年 5 月 30 日撮影 ) 貞山堀位置図 : 仙台湾 ( 石巻市 ~ 岩沼市 ) ( 出典 :google マップ ) 備考 貞山堀は 津波の被害を受けたが その骨格となる水路は残された このため その保全が望まれている 名取市の復興計画では貞山堀を活用した水上アクセスルートの計画が 岩沼市では 貞山堀と海岸の間にメモリアルパークの計画がなされている 参考資料 貞山運河津波被害からの知見とハード対策の方向性の考察 朝日新聞 I-3-18

21 18. 地盤沈下と湿地 No.18 3 津波により変貌した自然地物 所在地 宮城県 名取市 ~ 岩沼市 仙台湾に面する海岸地域には 海岸防災林が計画的に植林されており 白砂青松といわれる美しい松林がある 名取市から岩沼市の間では 200~500m 程度の幅を持った松林が連続しており 良好な景観を呈していた 海岸林の背後にできた湿地 (H 撮影 ) 名取市 岩沼市周辺は 東日本大震災において 震度 6 津波浸水高 7m 以上の津波に見舞われた地域であり 海岸防災林が大きな被害を受けた 特に 岩沼市周辺では 約 40cm の地盤沈下が起きており 海岸防災林の林床や 後背地に 湿地ができている 海岸林の中にできた湿地 (H 撮影 ) 備考 参考資料津波被害からの知見とハード対策の方向性の考察 朝日新聞 国土地理院 I-3-19

22 19. 住宅基礎 No.19 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地 津波被災地各所 津波等の被害にあった市街地は 三陸リアス式海岸では 入江に張り付いた市街地 仙台湾平地では 海岸林の後背地に立地する集落がある また 石巻市や東松島市のように 大規模な市街地が海岸に立地している地域もあり 様々な立地形態の住宅が存在していた 住宅基礎だけが取り残されている ( 岩沼市 仙台空港周辺 H 撮影 ) 名取市 東日本大震災において 東北地方の広い範囲に 10m を超える津波が押し寄せ 多くの家屋を破壊 流出した 特に沿岸に近いほど その被害は大きく 住宅基礎を残して 多くの家屋が流された 残された住宅基礎は 道路とともに 市街地の痕跡をとどめている 岩沼市被害が大きかった集落位置図 : 宮城県仙台空港周辺 ( 出典 :YAHOO! 地図 ) 備考 参考資料 I-3-20

23 20. 中浜小学校 No.20 1 津波により破壊された施設や構造物 所在地 宮城県 山元町 中浜小学校は 児童 59 名 教職員 14 名の山元町立の小学校である 校舎は 鉄筋コンクリート造 2 階建で 地震防災対策特別措置法等に基づいた耐震診断の結果 新建築基準 耐震適合とされていた 宮城県山元町は 東日本大震災において 震度 5 強 浸水高 5~7m の津波に見舞われた地域であり 海岸線から約 1km の範囲では ほとんどの建物が一部を残して流出する甚大な被害を受けた 沿岸部の平野に立地する中浜小および山下第二小の 2 校が津波で被災し 中浜小は 2 階天井まで浸水した 学校周辺の住宅地も 大きな被害を受けており ほとんどの住宅が残っていない 中浜小では 児童 59 名 教職員 14 名 地域住民合わせて約 90 人が屋上に避難し 全員が無事に救助された 津波被害を受けた中浜小学校 1ef142ffab118c63f430/ 中浜小学校位置図 : 宮城県山元町中浜地区 ( 出典 :google マップ ) 備考 参考資料山元町立小学校 中学校施設の耐震状況について 宮城県山元町学校再開の現状ヒアリング 視察報告 山元町復興計画 (H23.12): 山本町 HP I-3-21

24 21. 松川浦 No.21 3 津波により変貌した自然地物 所在地 福島県 相馬市 松川浦は 古くは万葉集にもうたわれ 江戸時代は中村藩の遊休所であった 宇多川と小泉川の河口にできた潟湖で 美しい風景を有している 海苔 アサリの養殖が行われている自然のなかで 四季を通じて楽しむことができる観光スポットでもある 大小の島や岩が点在する風光明媚な風景は 小松島とも評され日本百景のひとつに数えられ 松川浦県立自然公園にも指定されている また 汽水湖で多様な環境があるため 希少な動植物の宝庫でもあった 津波により破壊された護岸 (H 撮影 ) 復旧途中の松川浦の護岸 (H 撮影 ) 福島県相馬市は 東日本大震災において 震度 6 弱 浸水高 5~10m 程度の津波に見舞われた地域であり 沿岸部は甚大な被害を受けた 松川浦では 海と松川浦を隔てる砂州に整備された並木や道路が 大きな被害を受けた 松川浦の護岸も多くは破壊されている また 松川浦内は 漁業の場であったが ほとんどの施設が被害にあった また松川浦に生息する生物相も大きな影響を受けるなど 多方面において被害を受けている 備考 参考資料 位置図 : 福島県相馬市松川浦 ( 出典 :google マップ ) 松川浦津波の被災地 松川浦で地形調査を実施 毎日新聞 松川浦 I-3-22

25 (3) 災害遺構の取り扱いに関する住民意向災害遺構の取り扱いに関する住民意向は 新聞記事などの様々な機会を通じて取り上げられている 新聞記事によれば 被災住民の意向として 震災の辛い記憶が甦ることから災害遺構の撤去 解体を望む声がある一方で 震災の記録や教訓の伝承のために 保存や一度解体した遺構の復元希望なども出ているなど 様々な想いがあることが見て取れる 観光船はまゆり < 岩手県大槌町 > 朝日新聞朝刊 25 面 2011 年 4 月 23 日 ( 岩手全県 ) 大槌町の民宿に乗り上げた釜石市の観光船 はまゆり を 震災モニュメントとして保存する案が 地震などの専門家らの提言で浮上している 地元の財政的な理由もあり 保存されるかどうかは流動的だ ( 中略 ) 当初 民宿経営者や大槌町 船を持つ釜石市は解体する方針だった 阪神淡路大震災でも断層の保存を提唱した広島大学の中田高名誉教授 ( 地形学 ) が県などに 原爆ドームのように 当時を忘れない象徴として防災教育に活用できる などと保存を訴え 学識経験者の要望書を集め始めた 朝日新聞夕刊 12 面 2011 年 4 月 30 日 ( 東京本社 ) 民宿の上の船解体へ津波で岩手県大槌町の民宿の上に乗っかった釜石市所有の観光船 はまゆり の針路は 解体 となった モニュメントとして保存を求める声もあがったが この間も徐々に傾く船体 二次被害を恐れる市に加えて 保存も検討した県の判断も 解体やむなし 5 月早々にも解体工事が始まる見通しだ ( 後略 ) 岩手日報社 2011 年 5 月 1 日 ( インターネット ) 津波で流され 大槌町赤浜地区の民宿の上に乗り上げられている釜石市の観光船はまゆり ( 重量 200 トン ) 阪神淡路大震災などを研究した防災専門家の間では保存を求めている 一方 釜石市は 復旧の妨げになるとして撤去する方針を出している 地元の大槌町の被災者も つらい記憶がよみがえる などと早期撤去を求める声が根強いと報じている 朝日新聞朝刊 2012 年 12 月 15 日 ( 木 ) 東京本社岩手県大槌町赤浜で震災の津波のために民宿の屋根に乗り上げ その後解体された観光船 はまゆり をめぐり 地元住民が 14 日 船を縮減して屋根に戻そうという運動を始めた 震災当時のを立て札にして賛同者を募る ( 後略 ) 朝日新聞朝刊 33 面 2012 年 3 月 19 日 ( 岩手全県 ) 大槌町長 復興計画に盛る方向 大槌町は 18 日 復興に向けての土地利用計画説明会で 震災で同町赤浜の民宿の上に乗り その後解体された観光船 はまゆり を復元する方向で検討を進めていることを明らかにした はまゆり は 地元住民による 赤浜の復興を考える会 が復元を要望していたが 町側が始めて明言した 今後は 費用や管理について具体的に関係者と協議する 碇川豊町長は記者団に 地元の声を尊重して復興の実施計画に盛り込む方向で検討したい と述べた ( 後略 ) I-3-23

26 防災対策庁舎 < 宮城県南三陸町 > 朝日新聞夕刊 10 面 2011 年 9 月 20 日 ( 東京本社 ) 骨組みの防災庁舎解体へ東日本大震災の津波で骨組みだけとなった宮城県南三陸町の防災対策庁舎について 佐藤仁町長は 20 日 近く取り壊す方針を明らかにした 津波の被害と教訓を構成に伝える遺構として一時は保存が検討されたが 33 人の町職員が死亡 行方不明となり 遺族から つらい記憶がよみがえる との訴えが相次いでいた ( 後略 ) 朝日新聞朝刊 13 面 2011 年 12 月 13 日 ( 新聞 ) 佐藤仁南三陸町長談 遺族の方々は これからも ここ南三陸町で暮らしていかなければならない そんな遺族の方々が 庁舎の前を通る度に悲しい思いをするようであれば やはり防災対策庁舎は残せないという判断に至った 未来に何を語り継いでいくのか 町の復興計画でも大災害を忘れないためのモニュメントを作ることを明記したが どんな形にするのかは 住み続けていく人が真剣に考えていかなければいけない 女川サプリメント< 宮城県女川町 > 朝日新聞朝刊 13 面 2011 年 12 月 13 日 ( 新聞 ) 首藤伸夫女川町復興計画策定委員会アドバイザー談 保存が検討された4 棟は それぞれ倒れる向きが陸側だったり 海側だったり くいが引き抜かれていたのもある あそこで何が起きたのか 若い研究者が調査を続けている 避難ビルを建てても倒壊したのでは命にかかわる 女川の事例を解明して基準をつくるのは 日本だけでなく世界で役立つということだ 生々しい形で残すのはいたたまれないだろう 小山と樹林に囲まれた公園のモニュメントとして ふだんの生活では見えず 研究者が入っていけば見られるという風にならないか 最終的にどのようにするか 地元の人が議論して納得しない限り 保存は無理 残してくださればいい と祈るだけだ I-3-24

27 第 18 共徳丸 < 宮城県気仙沼 > 読売新聞朝刊 38 面 2011 年 12 月 10 日港から約 800 メートルの JR 鹿折唐桑駅前にあるのは全長約 60 メートルの 第 18 共徳丸 ( 総トン数約 330 トン ) 福島県いわき市の 儀助漁業 所有で 震災時は定期検査で寄港していた ( 中略 ) 移動には高額な費用がかかるため 共徳丸も解体予定だったが 市は 6 月 津波被害を象徴する船として残したいと所有会社に申し出 管理下に置いた 国に支援を要請し 市の復興計画に船の保存を含む公園整備を盛り込んだ しかし 10 月に行われた地区内での法要では 船が悪いわけではないが あの船を見ると 悔しさがこみ上げてくる といった声が相次いだ 震災当日 住民は近くの高台から船が自宅を破壊していく様子を目撃していたからだ 市と自治会長や住民との意見交換では 後世に残そう との意見が出た一方 いつまで置いておくのか と強い反発も 市議の中にも 国の財源でできないなら反対 などの声がある 船を見に来る人は多く 大阪市の男性 (37) は先月 津波のすさまじさを実感できた と語っていた 気仙沼市の担当者は モニュメント化は復興に向けた街づくりの一つ 被災者の複雑な思いに配慮しながら進めていきたい と話している ( 後略 ) 雄勝公民館と観光バス< 宮城県石巻市 > 読売新聞朝刊 27 面 2011 年 5 月 26 日 ( 宮城 ) 屋上にバス後世へ宮城大の三橋勇教授 ( 観光学 ) らの調査チームが 25 日 2 階建ての建物の屋上に大型バスが乗り上げたままとなっている石巻市雄勝公民館を 被害を後世に伝える 防災モニュメント として現在のまま残すように同市などに提案した 高さ約 12 メートルの同公民館では現在も屋上にバスが乗り上げたまま 街を壊滅させた津波の大きさを物語っており 三橋教授らは 一部を保存し 津波の痕跡を伝える施設にすべき と調査チームを結成した この日 メンバーらは同公民館を訪れ 石巻市や復興を考える地元の住民団体の代表らと意見交換 三橋教授は まだ大変な状況だが 津波の痕跡を残すことを検討してほしい と提案 同教授らは 骨組みだけになった南三陸町防災対策庁舎なども候補として検討しているという 毎日新聞夕刊 8 面 2012 年 3 月 10 日 ( 東京 ) 宮城県石巻市雄勝町で 高さ約 7 メートルの公民館屋上に乗り上げた大型観光バスが 10 日 撤去された 東日本大震災の津波で押し流され そのままになっていたが 震災 1 年を前にクレーンでつり下ろした 公民館とともに解体する 地元の震災復興まちづくり協議会副会長 高橋頼雄さん (44) は あれで震災を思い出す人が多く 早い撤去を望んでいた 区切りになった と話した ( 後略 ) I-3-25

28 災害遺構全般 読売新聞夕刊 13 面 2011 年 5 月 31 日地元賛否 後世に教訓 嫌な思い出 激しく壊れた庁舎や公営住宅 バスがのった公民館 東日本大震災の惨禍を後世に語り継ぐため 象徴的な被災建築物を残そうという動きが出ている ただ 地元住民には あの日を思い出してしまう と拒否反応を示す人もおり 阪神大震災の経験者らは 家族を捜し続ける被災者にも配慮し 慎重に進めてほしい と訴えている ( 中略 ) 災害の記憶をとどめるため 長崎県南島原市は雲仙普賢岳の噴火災害で被災した家屋を保存し 土石流被災家屋保存公園とした 阪神大震災で地表に現れた野島断層が残る兵庫県 淡路島では 断層の近くに倒壊を免れた神戸市内の延焼防火壁を移設 北淡震災記念公園として公開している 阪神大震災の遺族や被災者らで作る認定 NPO 法人阪神淡路大震災 1 17 希望の灯り 代表で俳優の堀内正美さん (61) は 生き残った人の精神的な重荷になることもある 覆うなり ほかの場所に移すなりし 訪れたい人だけが見られるようにしては と語る 日航機墜落事故の遺族で組織する 8 12 連絡会 事務局長の美谷島邦子さん (64) は がれきの一部や震災の証言 映像は残すべきだが 災害からどんな教訓を得たのかや 慰霊の意義付けがないと意味がない 行政はそうした構想を練り 被災した方々に示す必要がある と話した 朝日新聞朝刊 13 面 2011 年 12 月 13 日 ( 新聞 ) 笠原一人京都工芸繊維大大学院助教談 阪神大震災の被災建造物はほとんど残っていません 保存されたのは 淡路島の露出した断層や神戸港の岸壁の一部ぐらい 神戸は密集した大都市で 復興を急ぐあまり 残す余裕がなかったのです 震災の体験者はいずれいなくなります 震災の記憶は 痕跡として建物などモノにしか残らない 出来事をきちんと後世に伝えるため 可能な限り残すべきだと思います そこから後の世代が様々な意味をくみ取り 歴史の層の厚い街づくりに生かしていくこともできます 震災や戦争など大きな出来事の記憶は 当事者だけのものではなく 人類全体の遺産です 遺構から 後世の人々は多くを学び 考えることができるんです I-3-26

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