将来の見通しに関する注意事項本書において当社が開示する経営戦略計画業績予想将来の予測や方針に関する情報研究開発に関する情報等につきましては全て将来を見込んだ見解ですこれらの情報は開示時点で当社が入手している情報に基づく一定の前提仮定及び将来の予測等を基礎に当社が判断したものであり

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えいじろうすわ
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1 第一三共の現況と成長戦略第一三共株式会社コーポレートコミュニケーション部 IRグループ白武智子日時 :2017 年 3 月 23 日 ( 木 ) 会場 : 日本投資環境研究所

2 将来の見通しに関する注意事項本書において当社が開示する経営戦略計画業績予想将来の予測や方針に関する情報研究開発に関する情報等につきましては全て将来を見込んだ見解ですこれらの情報は開示時点で当社が入手している情報に基づく一定の前提仮定及び将来の予測等を基礎に当社が判断したものでありこれらには様々なリスク及び不確実性が内在しております従いまして実際の当社の業績は当社の見解や開示内容から大きくかい離する可能性があることをご留意願いますまた本書において当初設定した目標は全て実現することを保証しているものではありませんなお実際の結果等にかかわらず当社は本書の日付以降において本書に記述された内容を随時更新する義務を負うものではなくかかる方針も有していません当社は本書に記載された内容について合理的な注意を払うよう努めておりますが記載された情報の内容の正確性適切性網羅性実現可能性等について当社は何ら保証するものではありませんまた本書に記載されている当社グループ以外の企業団体その他に係る情報は公開情報等を用いて作成ないし記載したものでありかかる情報の正確性適切性網羅性実現可能性等について当社は独自の検証を行っておらずまたこれを何ら保証するものではありません本書に記載の情報は今後予告なく変更されることがあります従いまして本書又は本書に記載の情報の利用については他の方法により入手した情報とも照合し利用者の判断においてご利用ください本書は米国又は日本国内外を問わずいかなる証券についての取得申込みの勧誘又は販売の申込みではありません本書は投資家判断の参考となる情報の公開のみを目的としており投資に関する最終決定はご自身の責任においてご判断ください当社は本書に記載された情報の誤り等によって生じた損害について一切責任を負うものではありません 1

3 2 本日お話しする内容医薬品市場について第一三共の現況第一三共の成長戦略 ~ 2025 年ビジョンと第 4 期中期経営計画 ~

4 医薬品市場について

5 *1 世界の医薬品市場 (2015 年 ) 米国 28.2% 40.2% 欧州主要 5 カ国中国 *2 7.3% 日本 10.8% 13.5% その他 *3 世界の医薬品市場は約 1 兆 688 億ドル規模 ( 約 128 兆円 $=120 円換算 ) うち日本は約 7% を占める ( 約 9 兆円 ) 2016 IMS ヘルス IMS Global Use of Medicines 2020 Report (Market Prognosis September 2015) をもとに作成無断転載禁止 *1:2015 年 1 月 -6 月実績値 7 月 -12 月予測値 *2: ドイツフランスイタリアスペインイギリスの合計値 *3:IMS Market Prognosis における米国欧州主要 5 カ国中国日本以外の合計値 4

6 世界の製薬企業ランキング (2015 年 ) トップ10 日本企業のランキング (50 位まで ) ( 単位 : 百万ドル ) 順位企業名医薬品売上高 1 ファイザー ( 米国 ) 44,547 2 ノバルティス ( スイス ) 43,415 3 ロシュ ( スイス ) 41,071 4 サノフィ ( フランス ) 34,804 5 メルク ( 米国 ) 34,782 6 ギリアドサイエンシズ ( 米国 ) 32,639 7 ジョンソン & ジョンソン ( 米国 ) 31,430 8 グラクソスミスクライン ( 英国 ) 27,754 9 アストラゼネカ ( 英国 ) 24, アッヴィ ( 米国 ) 22,859 順位企業名医薬品売上高 17 武田薬品工業 13, アステラス製薬 11, 大塚ホールディングス 8, 第一三共 7, エーザイ 4, 中外製薬 4, 田辺三菱製薬 3, 大日本住友製薬 2, 塩野義製薬 2,507 * 医療用医薬品ワクチン造影剤等の売上をまとめており大衆薬 (OTC) や動物薬検査薬などを除外 *2015 年の為替レートは年平均レート出典 :NEW Pharma Future(Vol1, 2016 年 6-7 月号 ) 編集発行 : 研ファーマブレーン 5

7 日本の医薬品市場の構成医薬品約 90%* 約 10%* 医療用医薬品医師の処方箋が必要公定価格 ( 薬価 ) OTC 医薬品等一般用医薬品や配置用家庭薬など薬局やドラッグストアなどで購入可能個別ブランドとして宣伝が可能新薬 ( イノベーティブ医薬品 ) 約 90%* 約 10%* 後発医薬品 ( ジェネリック医薬品 ) 製品名 (Brand Name) 一般名 (Generic Name) * 金額ベースの市場割合 6

8 薬が患者さんのお手元に届くまで新薬開発 : 9 ~ 17 年探索研究非臨床試験臨床試験 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 承認審査新薬発売化合物のうち新薬になるのはわずか 1/30,000 再審査期間 (8 年 ~ 最長 10 年 ) 特許権存続期間 (20 年 )+ 延長 ( 最長 5 年 ) 長期収載品独占販売期間ジェネリック開発 3~4 年製剤化研究生物学的同等性試験等承認審査 GE 発売 7

9 第一三共の現況

10 9 会社概要商設号第一三共株式会社立 2005 年 9 月 ~ 三共と第一製薬の共同持株会社として設立 ~ 三共 1899 年 ~ 第一製薬 1915 年 ~ 株式上場東証一部 ( 証券コード :4568) 株式売買単位 100 株代表者代表取締役社長兼 CEO 中山讓治

11 10 企業理念革新的医薬品を継続的に創出し多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する

12 グループ従業員数 2016年12月末現在世界中で約15,000名の社員が働いています日本 8700 欧州 1800 北米ドイツイギリスアイルランドフランススペインポルトガルイタリアオランダベルギーオーストリアスイストルコアジア中国韓国台湾香港タイインド中南米ブラジル - ベネズエラ 11

13 12 連結業績の概要 ( 単位 : 億円 ) 2015 年度実績対売上収益比率売上収益 9, 売上原価 3, % 販売費一般管理費 3, % 研究開発費 2, % 営業利益 1, % 税引前利益 1, % 当期利益 ( 親会社帰属 ) 2015 年度末 % 純資産総資産自己資本比率 12,335 億円 19,005 億円 64.8%

14 地域別売上収益構成比 2015年度その他地域 618億円前期比 0.5%増日本 8% 28% 6% 5,745億円前期比 4.6%増 58% 北米欧州 747億円前期比 5.2%減 9,864億円 2,754億円前期比 19.8%増グループ売上収益全地域 13

15 日本の事業 2015年度売上収益４つの事業を通じ様々な医療ニーズや社会の流れに的確に対応することで日本の医療に総合的に貢献その他 OTC医薬品 534億円 5% 第一三共ヘルスケアセルフメディケーションを推進し健康寿命の伸長に貢献新薬 4,394億円第一三共 9% 信頼される医療パートナーとして先進医療の進歩に貢献 6% 3% 5,745億円 76% 日本における売上収益ワクチン 368億円北里第一三共ワクチンジャパンワクチン保健衛生の向上に貢献ジェネリック 185億円第一三共エスファ超高齢化時代の国民医療に貢献 14

16 15 日本の新薬事業の主な製品高血圧症治療剤などの循環器領域の治療剤をはじめとする豊富な製品ラインアップ高血圧症治療剤オルメテック一般名 : オルメサルタン抗凝固剤リクシアナ一般名 : エドキサバン循環器領域抗血小板剤エフィエント一般名 : プラスグレル 2 型糖尿病治療剤テネリア一般名 : テネリグリプチン抗潰瘍剤ネキシウム一般名 : エソメプラゾールアルツハイマー型認知症治療剤メマリー一般名 : メマンチン骨粗鬆症治療剤プラリア一般名 : デノスマブがん骨転移による骨病変治療剤ランマーク一般名 : デノスマブ

17 16 第一三共ヘルスケア製品 (OTC 医薬品等 ) 新ルル A ゴールド DX ロキソニン S エージーアレルカットロキソニン S テープクリーンデンタルミノン全身シャンプー

18 第一三共統合以来の業績推移 ( 単位 : 億円 ) 売上収益営業利益 8,801 8,035 8,055 7,955 7,636 8,130 8,991 9,194 9,864 1,568 1,304 1,076 1, 第 1 期中期経営計画第 2 期中期経営計画第 3 期中期経営計画統合シナジー創出と成長基盤の拡充グローバルハイブリッドビジネスの推進パテントクリフを越えた持続的成長の実現ランバクシーを除く業績推移 17

19 18 株価推移 (2014 年 4 月以降 ) 第一三共株価 ( 円 ) 2,500 日経 225 株価 ( 円 ) 25, 年 2 月末株価 2,560.5 円 2,000 20,000 一株あたり純資産 1,801.9 円配当利回り 2.7% ( 年 70 円 ) 時価総額 1 兆 8,154 億円 1,500 15,000 手元資金約 7,000 億円経営方針の転換 < 中期経営方針 > 第 4 期中期経営計画発表 1,000 10,000

20 第一三共の成長戦略 ~ 2025 年ビジョンと第 4 期中期経営計画 ~

21 2025 年ビジョンがんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業がん事業を中心とするスペシャルティ * 領域での事業が中核 (* 病院専門医で処方される医薬品 ) 各国市場に適合したリージョナルバリュー * 製品が豊富 (* 各地域の事業戦略に適合した製品 ) SOC * を変革する先進的な製品パイプラインが充実 (* スタンタートオフケア = 現在の医学では最善とされ広く用いられている治療法 ) 効率的な経営による高い株主価値 20

22 主要死因別死亡率の年次推移 ( 日本 ) ( 対人口 10 万人 ) ( 人 ) がんがん悪性新生物心疾患肺炎脳血管疾患老衰年ごと各年 ( 年 ) 出所 : 厚生労働省人口動態統計より医薬産業政策研究所にて作成 21

23 全世界の治療領域別市場動向 (2015 年 ) グローバルでのがん市場規模年間約 9 兆 6 千億円 ($=115 円換算 ) ランク治療領域 * 全世界の処方箋薬 OTC 薬の売上 2015 ($ Bn) 成長率 *2 1 抗がん剤 % 2 抗ウイルス剤 % 3 抗リウマチ剤 % 4 糖尿病治療薬 % 5 気管支拡張薬 % 6 高血圧治療薬 % 出典 :EvaluatePharma (World Preview 2016,Outlook to 2022 および World Preview 2015,Outlook to 2020) *1 治療領域の名称は原文では英語表記だったものを弊社にて和訳しました原文の表記は以下の通りですランク 1 から順に Oncology,Anti-virals,Anti-rheumatics,Anti-diabetics,Bronchodilators,Anti-hypertensives *2 成長率は対 2014 年比により算出 22

24 23 第 4 期中期経営計画の位置づけ 2025 年ビジョン循環器や感染症等世界中で使われる薬を生み出してきた 2016~2020 第 4 期中計 [ 転換 ] がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業へ

25 24 第 4 期中期経営計画 2 つの課題経営課題 1 オルメサルタンパテントクリフの克服経営課題 2 持続的成長基盤の確立

26 25 パテントクリフとは特許の崖特許権満了時の売上収益推移グラフ ( イメージ ) 特許権満了ジェネリック医薬品発売

27 26 オルメサルタンの特許満了連結売上収益の 29% を占めるオルメサルタンの特許期間が 2016 年以降世界各国で順次満了オルメサルタンのグローバル売上収益 (2015 年度 ) 9,864 億円 2,841 億円 29% ,116 グローバル売上収益 2,220 億円その他欧州米国日本 2015 年度 2016 年度 ( 予想 )

28 第４期中期経営計画経営課題１オルメサルタンパテントクリフ*1の克服経営課題２持続的成長基盤の確立売上収益 1兆1,000 パテントクリフ億円売上収益売上収益 9,864 9,400 億円億円既存主力製品の成長加速営業利益 1,650 億円営業利益 1,304 億円 2015年度実績営業利益コスト削減 1,000 億円 2017年度目標 * パテンクリフ特許の崖特許満了による売上と利益の減少後期開発パイプライン新薬候補価値向上 ROE８以上の実現 2020年度目標 27

29 28 戦略目標 ~ 持続的成長基盤の確立に向けて ~ 1 エドキサバン ( 日本製品名 : リクシアナ ) の成長 2 日本 No.1 カンパニーとしての成長 3 米国事業の拡大 6 つの戦略目標 4 利益創出力の強化 5 がん事業の立上げ確立 6 SOC を変革する先進的新薬の継続的創出 ( 現在の医学では最善とされ広く用いられている治療法 )

30 1 エドキサバン ( リクシアナ ) の成長中長期成長の柱へ育成 2020 年度までに売上収益 1,200 億円以上へその他日欧抗凝固剤エドキサバン ( 日本製品名 : リクシアナ ) 150 億円年度市場を上回る順調な売上の伸長新規処方患者シェアの拡大販売国の拡大 29

31 30 1 エドキサバン ( リクシアナ ) の成長抗凝固剤リクシアナ静脈や心房内で血液が固まることを抑えます静脈血栓 ( 血液の固まり ) 治療薬血流抗凝固剤リクシアナ心房細動による血液の固まりが原因となる脳梗塞等の予防及び肺塞栓症やいわゆるエコノミークラス症候群の治療予防に用いられます

32 1 エドキサバン ( リクシアナ ) の成長日本における成長新規の経口抗凝固剤の市場は順調に拡大中リクシアナの売上シェアも 14.3% まで伸長 ( 暦年ベース ) ( 億円 ) 1,655 1,500 1, % 1, % % リクシアナ年 2015 年 2016 年 Copyright 2017 QuintilesIMS. JPM 2014 年 1 月年 12 月をもとに作成無断転載禁止 31

33 2 日本 No.1 カンパニーとして成長主力製品の成長 2020 年度までに売上収益 2,430 億円以上へ ( 主要 6 品目合計 ) 2,260 億円シェア No.1 抗潰瘍剤ネキシウムシェア No.1 アルツハイマー型認知症治療剤メマリー 1,711 億円シェア No.1 シェア No.1 骨粗鬆症治療剤プラリアがん骨転移による骨病変治療剤ランマーク抗血小板剤エフィエント 2 型糖尿病治療剤テネリア 32 32

35 34 2 日本 No.1 カンパニーとして成長 2016 年度主な取り組み状況 2016 年 8 月抗てんかん剤ビムパットの発売および効能追加申請 2016 年 7 月 Amgen 社からのバイオ後続品 (9 品目 ) の導入 4 年連続医師からの MR 評価 No.1 の獲得 ( 株式会社アンテリオ調査 )

36 35 3 米国事業の拡大第一三共 Inc.(DSI) ( ニュージャージー州 ) 主力領域を循環器領域から疼痛領域がん領域へ転換ルイトポルドファーマシューティカルズ Inc.(LPI) ( ニューヨーク州 ) 鉄欠乏性貧血領域及びジェネリック注射剤に強み

鉄欠乏性貧血治療剤インジェクタファー 910 億円 2016 年度 Inspirion

37 3 米国事業の拡大第一三共 Inc. 疼痛領域での事業拡大ルイトポルド鉄欠乏性貧血領域の成長 2020 年度までに売上収益 1,000 億円以上へ 2020 年度までに売上収益 1,500 億円 * へミロガバリン 1,200 億円ジェネリック注射剤他モバンティック CL-108 鉄欠乏性貧血治療剤インジェクタファー 910 億円 2016 年度 Inspirion 社からオピオイド鎮痛薬 ( 乱用防止製剤 ) 2 剤を導入 20 億円億円 * ルイトポルド合計売上 36

38 37 4 利益創出力の強化 ~2015 年度秋田工場売却日本構造改革米国営業体制再編欧州営業体制再編研究開発体制再編利益創出原価販管費研究開発費中計での実現グローバル生産体制最適化調達機能の強化グループ全体での大幅なコスト削減効率化 2016 年度主な取り組み状況国内外の 4 つの研究開発拠点の閉鎖 ( 機能集約 ) を決定

39 5 がん事業の立上げ確立パイプライン ( 新薬候補 ) 拡充 2025 年度までに売上収益 3,000 億円規模へ 2020 年度までに売上収益 400 億円以上へ

40 5 がん事業の立上げ確立がん領域での大きな変革 DS-8201 フラッグシップアセット新たなフランチャイズ強力なリサーチエンジンオンコロジー研究開発グローバルヘッドアントワンイヴェル戦略的投資 39

41 40 5 がん事業の立上げ確立第一三共がん領域の新しい 2 つのフランチャイズ抗体薬物複合体 (ADC) 独自技術の開発開発技術の応用急性骨髄性白血病 (AML) 複数の新規薬剤の開発

42 5 がん事業の立上げ確立抗体薬物複合体 (ADC) 第一三共独自の技術 1 前世代 ADCの 2 倍の薬物搭載による効果増強 G 2 強い効果と特徴的な性質薬物抗体薬物複合体標的がん細胞の表面の抗原と結合し H 薬物を特異的に送達リンカー抗体 * 血中での高い安定性を保ち薬物と抗体を一体化抗原正常細胞がん細胞がん細胞 * 抗体 : 特定の異物である抗原に作用することで生体の防御に関わっている分子抗体は医薬品としても用いられており抗体医薬品もしくはバイオ医薬品と呼ばれる 41

43 42 5 がん事業の立上げ確立次世代の抗体薬物複合体 (ADC) DS-8201(HER2 ADC) フラッグシップアセット : 第一三共にがん領域で強みをもたらす鍵乳がんグローバルで承認を目指す胃がん患者さんの未充足ニーズが高い日本で承認を目指す FDA 優先承認審査指定

44 欧州臨床腫瘍学会 (ESMO) ハイライト演題 43 43

45 44 5 がん事業の立上げ確立 DS-8201: 乳がん胃がんで高い腫瘍縮小率 DS-8201 治療の最良効果 ( 臨床試験フェーズ 1) 縮小腫瘍縮小率 (%) 投与量 (mg/kg) B: 乳がん G: 胃がん B B G G B B B G B B B B B B B B B G B G Source: Tamura-K et al., abstract 4585 (LBA17), ESMO 2016

46 5 がん事業の立上げ確立 ADC フランチャイズ : 自社パイプライン ( 新薬候補 ) 臨床段階抗体標的可能性の有る適応症研究前臨床臨床試験フェーズ 1 HER2 (DS-8201) 乳がん胃がん HER3 (U3-1402) 乳がん非小細胞肺がん (NSCLC) TROP2 (DS-1062) 固形がん B7-H3 (DS-7300) 固形がんプロジェクト 5 固形がんプロジェクト 6 固形がん Note: 本書において当社が開示する開発中の化合物は治験薬であり開発中の適応症治療薬として FDA 等の規制当局によって承認されてはおりませんこれらの化合物は対象地域においてまだ有効性と安全性が確立されておらず開発中の適応症で市販されることを保証するものではありません 45

47 6 SOC を変革する先進的新薬創出重点領域がん ( がん免疫を含む ) 次世代領域疼痛中枢神経系疾患心不全腎障害希少疾患 SOC * を変革する先進的新薬創出 * SOC: スタンタートオフケアの略現在の医学では最善とされ広く用いられている治療法 46

48 47 6 SOC を変革する先進的新薬創出研究開発の加速に向けた先進的技術の導入及び提携がん治療ウイルス G47Δ( デルタ ) がん細胞でのみ増殖しがん細胞を攻撃する特別なウィルス先駆け審査指定の獲得東京大学医科学研究所藤堂教授と共同開発バイスペシフィック抗体がん免疫治療薬の研究開発へ活用カナダ Zymeworks 社と提携核酸医薬細胞治療遺伝性希少疾患デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤 (DS-5141b) Orphan Disease Treatment Institute と共同開発虚血性心不全の細胞治療薬ハートセル英国 Celixir 社から導入毛細血管幹細胞 (CapSCs) 旭川医科大学と共同開発がん領域細胞治療薬 ( 遺伝子改変免疫細胞療法 ) 米国 Kite 社と提携

49 48 成長投資と株主還元成長投資を優先しつつ株主還元も充実運転資金等成長投資設備投資株主還元 ( 配当 + 自己株式取得 ) 研究開発費 9,000 億円 5 ケ年計画の原資約 2 兆 2 千億円事業開発投資 5,000 億円

49 株主還元方針安定的な配当 ( 年間 70 円以上 ) 安定的な配当年間配当額の推移 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2017 2016 年度 ( 予定 ) 機動的な自己株式取得自己株式取得実績

50 49 株主還元方針安定的な配当 ( 年間 70 円以上 ) 安定的な配当年間配当額の推移 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度年度 ( 予定 ) 機動的な自己株式取得自己株式取得実績 <2015 年度 > 約 500 億円 / 約 2,065 万株総還元性向 100% 以上 <2016 年度 > 約 500 億円 / 約 2,025 万株総還元性向 =( 配当 + 自己株式取得総額 )/ 当期利益 ( 親会社帰属 )

51 第４期中期経営計画再掲経営課題１オルメサルタンパテントクリフ*1の克服経営課題２持続的成長基盤の確立売上収益 1兆1,000 パテントクリフ億円売上収益売上収益 9,864 9,400 億円億円既存主力製品の成長加速営業利益 1,650 億円営業利益 1,304 億円 2015年度実績営業利益コスト削減 1,000 億円 2017年度目標 * パテンクリフ特許の崖特許満了による売上と利益の減少後期開発パイプライン新薬候補価値向上 ROE８以上の実現 2020年度目標 50

51 CSR 活動 ( 企業の社会的責任 ) 社会の一員として第一三共だからできることを希少疾患への取り組みビオプテン精神発達障害等の中枢神経障害を引き起こす先天的な遺伝子異常が原因の高フェニルアラニン血症の治療剤 8 万人に 1 人発症ギャバロン髄注 ~ 髄腔内バクロフェン投与 (ITB) 治療 ~ 脳や脊髄の神経の損傷により脊髄での反射が亢進し強い痙縮

52 51 CSR 活動 ( 企業の社会的責任 ) 社会の一員として第一三共だからできることを希少疾患への取り組みビオプテン精神発達障害等の中枢神経障害を引き起こす先天的な遺伝子異常が原因の高フェニルアラニン血症の治療剤 8 万人に 1 人発症ギャバロン髄注 ~ 髄腔内バクロフェン投与 (ITB) 治療 ~ 脳や脊髄の神経の損傷により脊髄での反射が亢進し強い痙縮 ( 筋肉が硬くこわばること ) が現れる重度痙性麻痺の治療剤国内推定患者数 1~2 万人デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬の開発筋萎縮の進行により各種運動障害が起きるとともに最終的には心不全呼吸不全等により多くが 20~30 歳代で死に至る極めて重篤な遺伝性希少疾患の治療薬新生男児の約 3,500 人に 1 人発症臨床試験 ( フェーズ 1/2) 推進中

INDEX 01 : 株主説明会を開催しました 02 : ニュースリリースピックアップ 03 : 第一三共からのお知らせ

53 第一三共 IR メールマガジン IR 情報を中心としたウェブサイト更新情報や第一三共についての情報を月 2 回 ( 原則第 1 第 3 金曜日 ) お届けしますウェブサイトからご登録ください! INDEX 01 : 株主説明会を開催しました 02 : ニュースリリースピックアップ 03 : 第一三共からのお知らせ 04 : 皆様からの声 2017 年 2 月 24 日号第一三共メルマガ

54 本資料に関するお問い合わせ先第一三共株式会社コーポレートコミュニケーション部 TEL: ( 株主投資家様専用電話 )

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<4D F736F F F696E74202D F8E4F A B834B E C815B8FD88C E096BE89EF816992A 第一三共株式会社 (4568) の現況第一三共株式会社会社説明会コーポレートコミュニケーション部 IRグループ大西高範開催日時 : 2016 年 2 月 23 日 ( 火 ) 14:00 会場 : 三菱 UFJモルガンスタンレー証券株式会社町田支店本日お話しする内容製薬業界の現況第一三共のご紹介第一三共の経営課題研究開発の現況と次期主力品 2014 年度業績と2015 年度予想株主還元策