こくどきょうじんか なぜ 国 強靱化なのですか? 災害の教訓 本は 度重なる 災害により 様々な被害がもたらされてきましたが 災害から得られた教訓を踏まえて対策が強化されてきました 1923 年の関東 震災は M7.9の巨 地震が近代化した 都圏を襲った初めての 災害であり 広い範囲で被害が発 しま

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1 国 強靱化とは? ~ 強くて しなやかなニッポンへ ~ 平成 26 年 2 内閣官房国 強靭化推進室

2 こくどきょうじんか なぜ 国 強靱化なのですか? 災害の教訓 本は 度重なる 災害により 様々な被害がもたらされてきましたが 災害から得られた教訓を踏まえて対策が強化されてきました 1923 年の関東 震災は M7.9の巨 地震が近代化した 都圏を襲った初めての 災害であり 広い範囲で被害が発 しました また 規模 災が発 し 死亡者の約 9 割が 災で亡くなりました この教訓を踏まえて 焼失した街区に幅の広い街路を整備して延焼を防ぐ都市計画が採 されました 1995 年の阪神 淡路 震災は 観測史上最 の震度 7の直下型地震が初めて 都市を直撃し 死者数の約 8 割の が家屋の圧壊等により亡くなり 密集市街地を中 とした 規模な市街地延焼 災の発 速道路の 架橋の倒壊等 多 な 的 物的被害が発 しました こうした教訓から 住宅 建築物の耐震化 造住宅密集市街地対策を強化するとともに インフラの耐震性強化に着 しました また 家屋倒壊で家の下敷きになった の多くが 近所の 々によって救出されたことなどから 助 共助 の 切さが認識されました 2011 年の東 本 震災は 観測史上最 のM9.0の巨 地震と最 の遡上 が40mを越える 津波となり 防波堤など津波を遅らせる等の効果がありましたが 完全に防ぐことができず 多くの が死亡 不明となる 災害となりました また 帰宅困難者の発 ガソリン不 などが深刻な問題となりました 釜 の奇跡 のように ごろからの防災教育に基づいた避難 動が命を救った例もありました 東 本 震災は これまでの 防護 という発想によるインフラ整備中 の防災対策だけでは 限界があることを教訓として残しました そ 関東 震災での 災 ( 写真提供 : 国 科学博物館 ) 阪神 速道路の 架橋の倒壊 ( 写真提供 : 神 市 ) 消防局職員と消防団員による 不明者の捜索活動 ( 写真提供 : 仙台市 ) このような想定外とも える 規模 然災害等には とにかく 命を守り また経済社会への被害が致命的なものにならず迅速に回復する 強さとしなやかさ を備えた国 経済社会システムを構築するという発想が重要です 今後 発 が予想されている巨 地震 南海トラフ巨 地震被害想定 ( 陸側ケース ) 全壊 焼失棟数 : 最 約 238 万 6 千棟死者 : 最 約 32 万 3 千 経済的被害 : 約 214 兆円資産等の直接被害約 169 兆円 産 サービス低下による被害約 45 兆円 都直下地震被害想定 ( 都 南部直下地震 (M7.3)) 全壊 焼失棟数 : 最 約 61 万棟死者 : 最 約 2 万 3 千 経済的被害 : 約 95 兆円資産等の直接被害約 47 兆円 産 サービス低下による被害約 48 兆円 都心南部直下地震 (M7.3) の震度分布 ( 出典 : 南海トラフ巨 地震対策検討ワーキンググループ第 次報告 ( 内閣府防災 )) ( 出典 : 都直下地震対策検討ワーキンググループ最終報告 ( 内閣府防災 )) 1

3 国 強靱化とは何ですか? 強靭性とは何ですか? 強くてしなやか という意味です 例えば... 強靱な 体とは 邪やインフルエンザにかかりにくい健康な体という抵抗 と 万 かかったと しても症状が軽く早く回復できること 強靱な 然環境とは 湿原が異常気象などの環境の きな変化に対して 態系を保つ抵抗 を持 ち 洪 や ばつがあっても影響が さく速やかに回復できること イチロー選 は 々の努 の積み重ねにより獲得した 卓越した打撃技術はもちろん 故障しな い強靱な 体と精神 によって のプロ野球の第 線で 年活躍することにつながっている ぜいじゃく 強靭性の反対語は 脆弱性 例えば... 脆弱な 態系とは 環境要因 ( 例えば温暖化 ) などの影響を受けやすい 態系のこと 情報セキュリティ分野の脆弱性とは システム ネットワーク アプリケーション は関連する プロトコルのセキュリティを損なうような 情報漏えいなどにつながる可能性がある弱点やエラー のこと 本近海のプレート運動は 島弧に強いゆがみを与え世界でも有数の地震多発帯 活動多発帯 といった 然災害の場を形成し また地殻の上昇も加わって 常に脆弱な地盤をもつ 本列島を 作り上げている 強靱な国 経済社会システムとは何ですか? 強靱な国土 経済社会システムとは 私たちの国土や経済 暮らしが 災害や事故などに より致命的な被害を負わない強さと 速やかに回復するしなやかさをもつこと 国 強靱化の基本 標 1. 命の保護が最 限図られること 2. 国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること 3. 国 の財産及び公共施設に係る被害の最 化 4. 迅速な復旧復興 2

4 適切な組合せ国 強靱化をどう進めるのですか? より強く よりしなやかになるために 脆弱性を評価し 計画的に実施します リスクを特定 分析 目標に照らし脆弱性を特定 脆弱性評価 対応方策の検討 重点化 優先順位を付け実施 結果の評価 強さ と しなやかさ を持った安全 安 な国 地域 経済社会の構築に向け PDCAサイクルを繰り返し 直しながら 国 の強靱化を推進します 1) 強靱化が 指すべき 標を明確にした上で 主たるリスクを特定 分析 2) リスクシナリオと影響を分析 評価した上で 標に照らして脆弱性を特定 3) 脆弱性を分析 評価し 脆弱性を克服するための課題とリスクに対する対応 策を検討 4) 課題解決のために必要な政策の 直しを うとともに 対応 策について 重点化 優先順位を付けて計画的に実施 5) その結果を適正に評価し 全体の取組を 直し 改善 ソフトとハードの組合せ ソフト対策をこれまで以上に重視します 国 の強靱化に当たっては これまで以上にソフト対策を重視する必要があります 災害リスクや地域の状況等に応じて ソフト対策 と ハード対策 を適切に組み合わせて効果的に取り組みます 害 津波対策 ( 例 ) ソフト施策 ハザードマップの作成 避難訓練の実施 活 ハード施策 河川 海岸堤防の整備 迅速かつ円滑な避難施設 避難路等の整備 施策の重点化 の減少等による国 の需要の変化 社会資本の 朽化等を踏まえるとともに 財政資 の効率的な使 による施策の持続的な使 による施策の持続的な実施に配慮して 施策の重点化を図ることとしています 国の役割の きさ 影響の きさと緊急度の観点から プログラムにより回避すべき起こってはならない事態のうち重点化すべき 15 のプログラム * を選定し 特に重点的に取り組んでいます 3 *15 のプログラムがターゲットにしている起こってはならない事態 : 裏表紙参照

5 平常時にも有効に活 できる 夫 対策を講じる際には 災害時などに防災 減災等の効果を発揮するだけではなく 景観への配慮や地域での利 など平常時においても活 できるよう 夫することも 切です 海岸防災林の整備 ( 例 ) 住 間企業とも連携 助 共助 及び 公助 を適切に組み合わせ 国 地 公共団体と住 間企業等が適切に連携し 役割分担して取り組むことが必要です 住宅 建築物の耐震化 ( 例 ) 耐震フレームで補強された校舎 住宅等の耐震改修や家具の固定 齢者の家の家具固定をするボランティア ( 出典 : わがやネット ) 公共施設等の耐震化 正しく理解し 動するために 災害時に速やかに避難するなど正しく理解し 動できるよう 供たちや地域住 など我々国 が 強くしなやかに き抜く を備えた強靱な 本 づくりを 指して 防災教育などのリスクコミュニケーションに取り組むことが かせません 防災教育 ( 例 ) 徒が地域防災訓練に参加 ( 出典 : 学校施設の防災 強化プロジェクト **) 防災マップづくり 地域住 との合同避難訓練 ( 出典 :H24 部科学 書**) ( 出典 : きる を育む防災教育の展開**) (** 部科学省 ) 4

6 強くしなやかな国 活の実現を図るための防災 減災等に資する国 強靱化基本法 概 要 的 基本理念 規模 然災害等に備えるには 事前防災 減災と迅速な復旧 復興に資する施策の総合的 計画的な実施が重要であり 国際競争 向上に資する 必要な施策は 明確な 標のもと 現状の評価を うことを通じて策定 国の各種計画に位置付ける ( 国 強靱化基本計画は その指針となる ) 基本 針 1 命の保護が最 限図られる 2 国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持される 3 国 の財産及び公共施設に係る被害を最 化する 4 迅速な復旧復興を可能とする 5 ソフト ハード施策の組み合わせによる国 強靱化推進のための体制を整備する 6 助 共助 公助の適切な組み合わせによる取組を基本とし 特に重 性 緊急性が い場合は国が中核的な役割を果たす 7 実施される施策は 国 需要の変化や社会資本の 朽化等を踏まえるとともに 重点化を図る 基本計画 脆弱性評価 地域計画 国 強靱化に係る指針として基本計画を定め 国 強靱化に関しては 国の他の計画は本計画を基本とする (=アンブレラ計画) ( 具体的な事業は記載せず 基本計画を指針として他の計画で位置づけ ) 計画の策定に先 ち 脆弱性に関する評価を実施し その結果の検証を うとともに 地 公共団体等の意 も聴取 都道府県 市町村は 当該都道府県 市町村の他の計画の指針となる国 強靱化地域計画を定めることができる (=アンブレラ計画) 国 強靱化を推進するための国の体制強くしなやかな国 活の実現を図るための防災 減災等に資する国 強靱化基本法に基づき 内閣総理 を本部 とし 全ての が参加する国 強靱化推進本部 ( 第 1 回 ) を平成 25 年 に開催しました 同本部では 基本計画の基となり 強靱化の施策の推進 関係する国の計画等の指針となる国 強靱化政策 綱と 基本計画策定に先 ち実施する脆弱性評価の指針が決定されました 国 強靱化推進本部本部 : 内閣総理 副本部 : 内閣官房 官国 強靱化担当 国 交通 本部員 : 上記以外の全 5

7 国 強靱化政策 綱 概 要 国 強靱化政策 綱について 国 強靱化基本計画の基となり 強靱化の施策の推進 関係する国の計画等の指針となるもの 第 1 章基本的考え 国 強靱化の理念 基本的な 針等 特に配慮すべき事項 第 2 章プログラムの推進 針 事前に備えるべき8の 標 起こってはならない45の事態 事態を回避する45のプログラム ( このうち重点化すべき15プログラム *) を選定 第 3 章施策分野の推進 針 45のプログラム推進及びより 期的な観点から必要な取組を 12の個別施策分野と3の横断的分野に分類して推進 策として取りまとめ (12の個別施策分野の推進 針の例) 1 政機能 / 警察 消防等 : 中央省庁全体の計画の策定 府省庁及び地 公共団体の業務継続計画の充実 2 住宅 都市 : 密集市街地の 災対策 住宅 学校等の耐震化 建築物の 周期地震動対策 3 保健医療 福祉 : 防災拠点における診療ユニットの活 地域における講習の充実 4エネルギー : 油 LPカ スサフ ライチェーンの機能確保 ( 訓練及び備蓄から供給までの 連の対策 ) 5 融 : 災害時の情報通信機能 電源等の確保 BCP/BCM 構築の促進 向上 6 情報通信 : 情報通信の相互依存関係の える化 期電 供給停 等の脆弱性評価と対策 7 産業構造 : グループBCPや業界 BCPの策定 実効性向上 地 強靱化 BCPの策定 8 交通 物流 : 代替輸送ルートの早期確保 ( リニア中央新幹線等 ) 9 農林 産 : 被災後における 料等の安定供給機能の維持のためのハード ソフト施策 10 国 保全 : 施設整備等と津波防災地域づくり等のソフト施策による被害最 化 11 環境 : 然環境を積極的に活 した防災 減災対策の推進 12 地利 ( 国 利 ): 多様な地域が 律性を め 国家 社会の諸機能を適切に分担し 国全体として 体的 有機的に協調して対応できる 律 分散 協調 型国 の形成 (3の横断的分野の推進 針の例) 1リスクコミュニケーション : 双 向のコミュニケーション 教育 訓練 啓発 ( 全世代が 涯にわたり継続 ) 2 朽化対策 : 個別施設ごとの 寿命化計画に基づく PDCAサイクルの構築 3 研究開発 : 材の育成 研究開発に対するインセンティブの導 *15 のプログラムがターゲットにしている起こってはならない事態 : 裏表紙参照 6

8 ターゲットにしている起こってはならない事態 都市での建物 交通施設等の複合的 規模倒壊や住宅密集地における 災による死傷者の発 広域にわたる 規模津波等による多数の死者の発 異常気象等による広域かつ 期的な市街地の浸 規模な 噴 砂災害( 深層崩壊 ) 等による多数の死傷者の発 のみならず 後年度にわたり国 の脆弱性が まる事態 情報伝達の不備等による避難 動の遅れ等で多数の死傷者の発 被災地での 料 飲料 等 命に関わる物資供給の 期停 衛隊 警察 消防 海保等の被災等による救助 救急活動等の絶対的不 都圏での中央官庁機能の機能不全 電 供給停 等による情報通信の 痺 期停 サプライチェーンの 断等による企業の 産 低下による国際競争 の低下 社会経済活動 サプライチェーンの維持に必要なエネルギー供給の停 太平洋ベルト地帯の幹線が分断する等 基幹的陸上海上交通ネットワークの機能停 料等の安定供給の停滞 電 供給ネットワーク( 発変電所 送配電設備 ) や 油 LPガスサプライチェーンの機能の停 農地 森林等の荒廃による被害の拡 ほか 内閣官房国 強靭化推進室 TEL ( 内線 45904) 初版 平成 26 年 2

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