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1 資料 1 新たな加 原料乳 産者補給 制度について 農林 産省 産局畜産部 乳乳製品課

2 協 酪メーカー農農協 事業協同組合等酪農家改正畜産経営安定法における 乳流通 ( イメージ ) 第 1 号対象事業者 = 乳を集めて乳業に販売する事業者 農協連 酪連等第 1 号対象事業者 ( 指定団体 乳販売業者等 ) 指定事業者 (1 は 2 以上の都道府県の区域で集乳を拒否しない事業者 ) 乳業 消費者 第 2 号対象事業者 = 乳業に直接 乳を販売する酪農家 第 3 号対象事業者 = 乳製品を加 販売する酪農家 対象事業者 ( 第 1 3 号 ) は 毎年度 乳 は乳製品の年間販売計画を作成して農林 産 に提出し 基準を満たしていると認められれば 加 に仕向けた量に応じて 産者補給 等が交付 ( 交付対象数量が上限 ) 第 1 号対象事業者のうち 集乳を拒否しない等の要件を満たす事業者は 指定事業者 として指定され 加 に仕向けた量に応じて集送乳調整 が交付 1

3 次 1 新たな加 原料乳 産者補給 制度の全体像 新たな制度の概要 P3 6 事乳県 産者補給 の交付 P 事乳県 集送乳調整 の交付 P11 13 指 県 ( 申出を拒むことができる正当な理由 ) その他 P14 乳県 加 原料乳 産者補給 制度に関する窓 の設置 P15 事乳県 2 産者補給 等の交付の詳細 産者補給 等の交付 続き P 事乳県 年間販売計画の作成 P 事乳 MPSシステムの改修 (alicからの連絡事項) P23 25 事乳県 3 平成 30 年度加 原料乳 産者経営安定対策事業 ( 案 )P26 27 事 = 乳 産者の に関係する事項 2= 乳業に直接 乳を販売する 乳 産者の に関係する事項 ( 第 2 号対象事業者 ) 3= 乳製品を加 販売する 乳 産者の に関係する事項 ( 第 3 号対象事業者 ) 事 = 乳受託販売 は 乳買取販売業務を う事業者の に関係する事項 ( 第 1 号対象事業者 ) 指 = 第 1 号対象事業者のうち 指定申請を う に関係する事項 ( 指定事業者 ) 乳 = 乳業者の に関係する事項県 = 都道府県庁の職員の に関係する事項 2

4 1 新たな加 原料乳 産者補給 制度の全体像

5 原料乳 産者補給 等暫定措置法施 新たな制度の概要 1 乳流通に関する法的枠組みの変遷 1960 年代 規模な 産者団体が乱 し 乳業者と個別に乳価交渉を実施 これらの 産者団体は乳価交渉 が弱く 産者と乳業者との間の乳価紛争が多発していた そのため 暫定措置として 1966 年 乳価の低い加 原料乳に限り 指定団体を通じて 産者補給 を交付することとし 加 原料乳 産者補給 等暫定措置法 ( 以下 暫定措置法 ) が新たに制定された (2001 年に 部改正 ) 本の農業の強化を 的として 2016 年 11 政府により 乳流通改 の 針を含む 農業競争 強化プログラム が決定 規模な 産者団体の乱 個別団体毎や取引乳業者毎に集乳 乳製品需給の緩和等による乳価の値下げ 乳価紛争の多発 激化 1966 年 4 加改正暫定措置法 (1966 年 ) (2001 年 ) 2001 年 年 11 改正暫定措置法施 政府の農林 産業 地域の活 創造本部の決定 指定 乳 産者団体の設 ( 全国 47 団体 ) 都道府県域を越えた広域指定 現在の指定団体は 効率化や乳価交 指定団体による 元集 団体の指定 ( 全国 10 団体 ) 渉 の強化を図り 今後も機能を適正に荷多元販売発揮 指定団体のみを補給 対象とする現 飲 向け乳価は の 加 原料乳価も の交渉への 式は 直し 産者が出荷先等を 交渉で決定 加 原料乳 移 由に選べる環境を整備し 産者が経営価は国が決定感覚を持って所得を増 させていく 条件不利地域の 産者についても 確実に集乳が われるようにする必要 的確 加 原料乳 産者補給 の算な集乳や集乳経費のプール処理を確保で の交付 ( 不 払 式 ) 定 法の変更 ( 固定払い 式 ) きる公正な基準を定め 該当する農協等度加 原料乳 産者補給 等暫定措置法に集乳経費を補助 指定団体農業競争 強化プログラム 乳取引経営安定制3

6 新たな制度の概要 2 今回の 乳流通改 の 直しの背景 乳の需給は 暫定措置法制定時 (1960 年代 ) とは異なり 近年は飲 乳等向けは少 化や競合する他飲料の消費の増加等から減少 クリームやチーズなどの乳製品の消費は増加し 今後も増加が 込まれる これらの消費者ニーズに対応する必要がある 途別処理量の推移 千トン 6,000 5,152 乳等向け 5,000 3,984 4,000 乳製品向け 3,000 3,186 脱脂粉乳 バター向け 3,238 2,000 2,365 1,548 液状乳製品向け 1, チーズ向け 1, 年度 資料 : 農林 産省 乳乳製品統計 中央酪農会議 途別販売実績 ( 独 ) 農畜産振興機構調べ 乳の 産量の推移 900 万トン 都府県 北海道 全国 資料 : 農林 産省 乳乳製品統計 年度 乳取扱量の推移 単位 : 万トン H20 年度 H25 年度 H28 年度 乳 産量 指定団体 (96.3%) (96.8%) (96.3%) 指定団体以外 29.7 (3.7%) 24.2 (3.2%) 27.4 (3.7%) 4

7 改正の内容 新たな制度の概要 3 今回の 直しの内容 ( 改正法の公布 :2017 年 6 16 施 :2018 年 4 1 ) 暫定措置法制定当時の状況から きく変化したことから 現 の暫定措置法に基づく 産者補給 制度を 恒久的な制度として新たに位置づける 酪農家が創意 夫を かせる環境を整備するため 指定団体を経由せずに加 原料乳として仕向けた場合にも 産者補給 を交付する 条件不利地域における集送乳が 今後も安定的かつ確実に われるよう 集乳を拒まない対象事業者を指定し 集送乳調整 を交付する 効果 産者補給 制度が安定的な制度となり 畜産経営の安定に寄与 産者補給 の交付対象の拡 により 1 産者の 乳の出荷先等の選択肢が広がる 創意 夫による所得向上の機会を創出しやすくなる 2 現在の指定団体である農協 農協連の 流通コストの削減や乳価交渉の努 を促進する 3 これまで飲 向けばかりに出荷していた者を バター等の加 原料乳向けにも販売する 向に誘導 指定事業者は安定的な集送乳を引き続き実施 需給状況に応じた乳製品の安定供給の確保 畜産経営の安定を図る 5

8 新たな制度の概要 4 改正畜産経営安定法の施 に向けたスケジュール ( イメージ ) 政省令パブリ クコメント政省令の公布事務 続き改正法の施 交付対象数量の配分年間販売計画の提出年間販売計画の作成下審査乳業 産者との契約定款等基本約款の変更業務規程の策定指定事業者の指定に係る申請年間販売計画の審査指定事業者の指定指定申請の審査 随時申請可能局 通知の発出 産者補給 交付関係指定事業者の指定関係

9 年間販売計画の記載事項 添付書類 産者補給 の交付 1 年間販売計画の作成 記載事項 添付書類 対象事業者の概要( 名称 住所 契約 産者数等 ) 乳業との契約書の写し 取り扱う 乳の 産される地域( 都道府県 ) 年間の ごとの 途別の販売予定数量を証する書類( 乳 年間の ごとの 途別の販売予定数量 価格( 総括表 業者ごとの契約数量 前年度実績等 ) 乳業者ごとの個表 ) 乳検査体制( 検査項 検査施設等 ) 等 産者補給 の交付の業務の内容 ( 必要に応じて 農林 産 が法第 5 条第 3 項の規定 特定乳製品の製造に係る施設の概要による交付対象数量の通知をするかどうかの判断に関し必要と認める書類の提出を求める ) 年間販売計画のイメージ 別記様式第 1 号別紙 2 別添乳業者 全国連委託別年間販売計画個別表 ( 個表 ) 整理番号 ( 単位 :kg 円/kg) 乳業者名項目年間 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月販売予定数量特定乳製品向け ( 加工原料乳 ) 前年度見込み販売予定価格販売予定数量脱脂粉乳 バター等向け前年度見込み販売予定価格販売予定数量チーズ向け前年度見込み販売予定価格販売予定数量クリーム等向け前年度見込み生販売予定価格乳の販売予定数量販クリーム向け前年度見込み売計販売予定価格画販売予定数量濃縮乳向け前年度見込み販売予定価格販売予定数量脱脂濃縮乳向け前年度見込み販売予定価格販売予定数量飲用牛乳等向け前年度見込み販売予定価格販売予定数量発酵乳等向け前年度見込み販売予定価格 続きの流れ 農畜産業振興事業交付 ( 独 ) 農畜産業振興機構 産者補給交付 等 乳 年間販売計画提出対象事業実績報告 交付申請 乳代 + 補給 国 交付対象事業者 数量通知 交付対象数量配分数量認定 乳代 数量報告 乳 数量通知 機構のシステムを いて乳業者と交付対象事業者からの数量報告等を突合 都道府県 数量報告 合計販売予定数量合計前年度見込み 産者 乳業者 7

10 産者補給 の交付 2 年間販売計画の基準の考え 年間を通じた 途別の需要に基づく安定取引は 加 原料乳への仕向け予定数量が最も少ない であっても 年間の加 原料乳仕向け予定総数量を 12 等分した数量の概ね 2 割が加 原料乳に仕向けられていることを基本とする 途別の需要に基づく安定取引の結果として 我が国における 毎 の加 原料乳仕向け数量はおおよそ平均値 ±80%(20% 180%) の範囲内で変動しているところ (H23 28) これを踏まえ 最も少ない であっても 最低限 加 原料乳に仕向けるべき数量は 年間の加 原料乳仕向け予定総数量を 12 等分した数量 (= 平均 ) の 20% を基本的な考え とする 年間で加 原料乳に 120t 仕向ける場合 ( イメージ ) 年間の加 原料乳仕向け数量の平均 10t 20% 2t 飲 乳向け需要が多い夏場でも年間平均の 20% は仕向ける計画とする必要 8

11 産者補給 の交付 3 年間販売計画の基準の考え ( イメージ ) 飲用牛乳等仕向け 加 原料乳仕向け 20% 年間の加 原料乳仕向け数量の平均 9

12 産者補給 の交付 4 事業実績の報告 確認 ごと 対象事業者 乳業 場等からの実績報告を都道府県において検証 突合 四半期ごと 毎 検証した数量を国が認定し 補給 等を交付 対象事業者は国に実績報告 ( 数量 価格 ) 年度ごと 対象事業者は 国に事業に要した経費 ( 1kg 当の集送乳経費 販売経費 検査経費 その他経費 ) を報告 農林 産 が特に必要と認める場合には 随時 国に対する実績報告を求めることが可能 対象事業者は 産者に対し 実績 ( 数量 価格 事業に要した経費 (1kg 当の集送乳経費 販売経費 検査経費 その他経費 )) を報告 やむを得ない例 減少 抗 物質残留事故などのため 乳 産量 ( 出荷量 ) が減少 地震 台 等の災害や疾病等 増加 天候不順や 品事故等による全国的な飲 乳の消費減退 地震 台 等の災害や疾病 販売している乳製品の当初の想定以上に ヒット 牧場新設 新規就農等による年度途中から 乳の取扱量の増加等 必要に応じて実績報告に加え 理由書を提出を求める 幅な減少 やむを得ないと認められない場合 残期間の交付対象数量を削減 幅な増加 やむを得ないと認められる場合 必要に応じて残期間の交付対象数量を追加 ( 総交付対象数量の範囲内 ) 計画に べ実績が 幅に増加 減少 (20% が 安 ) 確認 検証 個別の状況に応じて 指導 助 報告徴求 検査が可能 偽りその他の不正の 段により補給 等の交付を受けた 3 年以下の懲役 は 100 万円以下の罰 報告拒否 虚偽報告 検査拒否 妨害 30 万円以下の罰 関係法令違反 補給 等の交付停 返還 罰 刑以上の場合は 3 年間の交付資格停 10

13 指定事業者の指定の考え 集送乳調整 の交付 1 指定事業者の指定 例えば 酪農家の牧場所在地が乳業 場から距離が遠いこと等により相対的に い集送乳経費を要する区域を含め 指定申請に係る地域 ( 法第 10 条第 1 項の地域をいう 以下同じ ) 内であまねく集送乳を うことを確保するというために交付するものという集送乳調整 の趣旨を踏まえ 指定事業者の指定に当たっては 事業者の申請について 総合的に判断 産局 通知 P.2 2(1) 第 号対象事業者の指定の要件の主な留意点を参照 法第 10 条 ( 第 号対象事業者の指定 ) 第 条都道府県知事 ( 第五条第 項第 号ロの地域が の都道府県の区域を超える第 号対象事業者の場合にあつては 農林 産 第 条第 項並びに第 三条第 項及び第 項において同じ ) は 次の各号に掲げる要件のいずれにも該当すると認められる第 号対象事業者を その申請により 指定事業者として指定することができる 産者補給 の交付の業務及び集送乳調整 に係る業務を適正かつ確実に実施できると認められること 定款その他の基本約款において 乳受託販売に係る委託 は 乳買取販売に係る売渡しが年間を通じて安定的に われる 込みがない場合その他の農林 産省令で定める正当な理由がある場合を除き 第五条第 項第 号ロの地域内で 産される 乳についての 乳受託販売に係る委託 は 乳買取販売に係る売渡しの申出を拒んではならない旨が定められていること 三前号の地域が は 以上の都道府県の区域 ( その区域の 然的経済的条件に照らして 当該区域において 体として集送乳をすることが困難と認められる場合において 農林 産 が都道府県知事の意 を聴いて当該区域を分けて区域を定めたときは その区域 ) を単位とするものであること 四 産者補給 の交付の業務及び集送乳調整 に係る業務に関する規程 ( 以下 業務規程 という ) において 産者補給 及び集送乳調整 の 額の算定及びその交付の 法 集送乳に係る経費の算定の 法その他の事項が農林 産省令で定める基準に従い定められていること 五第 三条第 項 は第 項の規定により指定を解除され その解除の から 年を経過しない者でないこと 2 前項の申請には 農林 産省令で定めるところにより 定款その他の基本約款及び業務規程を添付しなければならない 3 乳 産者団体は 第 項の申請をする場合には あらかじめ その申請及び業務規程につき 総会の議決を経なければならない 11

14 集送乳調整 の交付 2 指定事業者の指定 施 規則第 19 条 ( 正当な理由に関する指定の要件 ) 第 九条法第 条第 項第 号の農林 産省令で定める正当な理由は 次に掲げるものとする 当該委託 は売渡しの申出に係る 乳の数量が 季節的な変動要因を超えて増減していること 当該委託 は売渡しの申出が 短期間の取引を求めるものであること 短期間の例 : 飲 需要が減少する年末年始のみ等 三当該委託 は売渡しが特定の 途への 乳販売を条件とするものであること 特定 途の例 : 飲 乳向けのみを条件とするような場合特定の乳業者への販売のみを条件とするような場合等 四当該委託 は売渡しの申出に係る 乳の品質が 当該指定事業者が統 的に定める基準に適合しないものであること 統 的に定める基準の例 : 無脂乳固形分の含有 率等の乳成分 体細胞数等の 乳の品質に関わる規格等 五当該委託 は売渡しの申出に係る 乳の数量が 当事者が合意することなく 当該指定事業者との間で約定された数量から 幅に増減していること 六当該委託 は売渡しの申出が 業務規程において 乳買取販売のみを うこととしている指定事業者に対する委託の申出若しくは業務規程において 乳受託販売のみを うこととしている指定事業者に対する売渡しの申出であること は次条第 号から第三号までに掲げる業務規程の基準に適合しない申出であること 七当該委託 は売渡しの申出を つた者が 当該申出に関し偽りその他不正の 為を つたこと 該当する場合の例 : 契約上明記された 乳 産に係る農薬等の使 の記録及び保管が適正に われないため 事業者が改善を要求したにもかかわらず 依然として措置がとられない場合等 当該委託 は売渡しが法令の規定 は公の秩序若しくは善良の 俗に反するものであること 当事者間の合意があれば 全量委託など様々な契約の形態が可能 ( 強制した場合には独占禁 法違反となる可能性 ) 正当な理由について 問い合わせ窓 への問い合わせや現場への聞き取り等により 具体的な事例を分類した上で例 例えば 12 つのバルクからそれぞれに出荷 21 つのバルクから隔 でそれぞれに出荷 3 農場別に出荷等の 法は正当な理由には当たらないと考えられる 12

15 集送乳調整 の交付 3 指定事業者の指定 施 規則第 20 条 ( 業務規程に関する指定の要件 ) 第 条法第 条第 項第四号の農林 産省令で定める基準は 次に掲げるものとする 産者補給 及び集送乳調整 の 額の算定及びその交付の 法については 独 政法 農畜産業振興機構 ( 以下 機構 という ) から交付を受けた 産者補給交付 及び集送乳調整 の 額に相当する 額を それぞれ 産者補給 及び集送乳調整 として 当該第 号対象事業者に 乳受託販売に係る委託 は 乳買取販売に係る売渡しをした者に対し その委託 は売渡しに係る 乳の数量を基準として交付することとしていること 集送乳に係る経費の算定の 法については 集送乳に要した経費について 乳受託販売に係る委託 は 乳買取販売に係る売渡しを つた者間での平準化の措置がとられていること 三 乳受託販売に係る委託 は 乳買取販売に係る売渡しを う者と契約を締結するに当たつては 当該契約に係る 乳の キログラム当たりの集送乳に要する経費の額及びそのうち 乳の 産者が負担する額を いずれも明らかにすることとしていること 四正当な理由に当たるものを除き 委託 は売渡しを受ける条件を付していないと認められること 施 規則第 21 条 ( 指定申請書及び業務規程の提出 ) 第 条法第 条第 項の規定による指定申請書並びに定款その他の基本約款及び業務規程の提出は 次に掲げる書類を添えてしなければならない 乳 産者団体にあつては 法第 条第三項に規定する議決をした総会の議事録の写し 当該第 号対象事業者が法第五条第 項第 号ロの地域内の全部 は 部分の区域から集送乳を い は う 込みが確実であると認められることを証する書類その他都道府県知事 ( 同号ロの地域が の都道府県の区域を超える第 号対象事業者にあつては 農林 産 ) が法第 条第 項の規定による指定をするかどうかの判断に関し必要と認める書類 13

16 その他 現 制度を踏襲する主な事項 加 原料乳の対象となる乳製品 ( 法第 2 条第 2 項 ) 脱脂粉乳 バター チーズ クリーム等 ( 施 令第 2 条 ) 対象事業者ごとの 産者補給 等の交付対象となる加 原料乳数量の認定 法 ( 法第 7 条第 1 項 ) 毎 乳業 場ごとに 乳の搬 実績 乳製品の製造実績等を検証 突合し 四半期ごとに認定 ( 施 令第 5 6 条 ) 農畜産業振興機構による乳製品の輸 売渡し ( 法第 17 第 26 条 ) 指定乳製品等の 札による売渡しの 続等を規定 ( 施 令第 9 条 第 15 条 ) 指定団体における員外利 の制限の緩和 農協法上の 20/100 の制限を 100/100 まで緩和 14

17 加 原料乳 産者補給 制度に関する問い合わせ窓 の設置 農 省 HP に加 原料乳 産者補給 制度に関する問い合わせ窓 を設置 (10 27 ( )) HP 掲載場所 : ホーム > 産 > 畜産部ホームページ > 乳 乳製品 > 加 原料乳 産者補給 制度について > 加 原料乳 産者補給 制度に関する問合せ窓 この問い合わせ窓 は 産者をはじめとした幅広い酪農 乳業関係者の皆様と農林 産省を結び 新たな加 原料乳 産者補給 制度に円滑に移 するために設置したもの 平成 30 年 4 の新制度への移 に先 ち 1 補給 の交付を受けようとする事業者 ( 産者等 ) の には 事前に年間販売計画を提出していただく 2 集送乳調整 の交付を受ける事業者として 定の地域から集送乳を拒まずに う事業者の には 事前に申請し 指定を受けていただく必要があること等から こうした 続きに関連して 乳取引契約の締結や各種準備 続き等をあらかじめ進めていただく必要 こうしたことを踏まえ 改正された畜産経営安定法や関係する政省令 通知等の解釈を教えてほしい 分たちが進めようとしている取組が 今回の改正法や政省令 通知 ( 指定事業者が 乳取引の申出を拒むことが出来る正当な理由など ) 等の考え と合っているか知りたいといったことを含め 制度全体について 疑問点や御相談等をお伝えください 内容によっては メールで回答させていただくことや 直接電話で連絡をとってお話をお伺いすることもありますので 御協 ください 15

18

19 2 産者補給 等の交付の詳細

20 機密性 情報 1 年間販売計画の提出 産者補給 等の交付 続き 1 産者補給 集送乳調整 の交付スキーム 農林 産 確認 イ乳業との契約書の写しロ取扱予定数量の裏付け さらに年間を通じた 途別の需要に基づく数量か確認ハ乳質検査の実施状況等 2 交付対象数量の算出 通知 再配分 四半期ごとに実績を確認 3 実績等を報告 2ʼ 交付対象数量を通知 3ʼ 乳処理量等の報告 3ʼ 実績等を通知 4 加 原料乳の数量を認定 知事 3 乳処理量等の報告 ( 政令 ) 3 実績等を報告 5 産者補給交付 乳業 4 加 原料乳認定数量を通知 ( 独 ) 農畜産業振興機構 加 原料乳の販売 補給 等財源 5 産者補給 限り 第 1 号対象事業者 ( 農協 農協連 株式会社等 ) 乳の委託 は売渡し 5 産者補給 産者 6 実績等を報告 第 2 号対象事業者 ( 乳業に直接販売 ) 4 の加 原料乳の数量認定については その活動範囲が 1 県内である場合は知事 複数の県にまたがる場合は が う 集送乳調整 は 指定事業者に対して 認定された加 原料乳数量に基づき 5 産者補給 の交付にあわせて交付 第 3 号対象事業者 ( ら乳製品を製造 販売 ) 16

21 農林 産 知事 2 3 を通知加 原料乳認定数量を通知 産者補給 等の交付 続き 2 交付 続き等 ( 案 ) 第 1 3 号対象事業者 1年間販売計画 前年度( 2 中) 2交付対象数量通知 年度当初 事業実施に要した経費の報告 年度終了後 販売数量 価格の実績報告 四半期毎 4交付対象数量変更通知 随時 ( 独 ) 農畜産業振興機構 ( 機構 ) 補給 等財源加 原料乳の数量算出 毎 (認定は四半期毎) ❶交付申請12を添付 頃 知事へ報告❸交付変更申請4を添付 随時 知事へ報告❷交付決定通知 ❶後 ❹交付変更通知 ❸後 ❺ 払請求 概算 精算 知事へ報告❻補給交付 等 払 ❺毎 ❼実績報告 ❻毎 知事へ報告乳業への搬 数量 集乳数量等の報告 毎 加 原料乳の数量算出 毎 (認定は四半期毎) 2 を通知乳業 ( 第 3 号対象事業者含 ) 乳の処理量等の報告 毎 3 乳販売畜産経営安定法 施 規則に基づく畜産経営安定法施 令 認定事務実施要領に基づく機構の交付要綱に基づく 17

22 1年間販売計画の提出( 参考 ) 年間販売計画の作成 1 年間販売計画の提出から実績報告までの流れ 2年間販売計画の審査2 中 3 中審査後 当初予算成 後 3交付対象数量の配分毎 毎 ( 上 下旬 ) 会計年度終了後 456乳加対数業 象量 原事等場の料業を別通乳の報搬知の実告 数績 量報乳等告四半期 対象事業者の 続き (1 4 6) 1 産者補給 等の交付を受けようとする対象事業者は 乳等の販売に関する計画 ( 以下 年間販売計画 という ) を作成し 農林 産 ( 以下 という ) に提出 4 交付対象数量の通知を受けた対象事業者 ( 以下 交付対象事業者 という ) は 毎 は都道府県知事 ( 以下 知事 という ) に乳業 場別に搬 した 乳数量等を報告 6 交付対象事業者は (1) 乳 は特定乳製品の販売数量及び価格を四半期終了後 (2) 対象事業に要した経費 ( 販売 数料 集乳 送乳 CS 乳質検査費 ) を毎会計年度終了後 2 ヶ 以内に に報告 政の 続き (2 3 5) 2 は 年間販売計画が施 規則第 14 条各号に規程する基準に合致するものであるかを審査交付対象数量の通知の判断に関し (1) 必要と認める書類を対象事業者から徴収 (2) 必要と認める場合には 年間販売計画の修正 再提出を要求 3 は 年間販売計画のうち適当と認めた数量に応じて総交付対象数量を事業者ごとに按分し 通知販売予定数量の合計が総交付対象数量に達しないときは残余を調整 として留保 は 総交付対象数量を超えない範囲で交付対象数量を変更できる 5 は知事は 交付対象事業者及び乳業 場からの報告の突合結果に基づき 加 原料乳の数量を算出し 毎 交付対象事業者ごとに通知また は知事は四半期ごとに加 原料乳の数量を認定 18

23 別記様式第 1 号 年間販売計画総括表 乳を乳業者に販売する場合 乳年間販売計画総括表 年間販売計画の作成 4 年間販売計画の構成 集計 事業者の取引先ごとに個表を作成 乳業者 全国連委託別年間販売計画個別表 ( 個表 ) 裏付け 第 1 号対象事業者 第 2 号対象事業者 契約書の写し販売予定数量を証する書類 第 3 号対象事業者 乳製品を販売する場合 製品年間販売計画総括表 年間処理計画総括表 ( ら所有する施設で製造する場合 ) 年間処理計画総括表 ( ら所有する施設以外に製造委託する場合 ) 裏付け 裏付け 製造施設の処理能 を証する書類 乳製品製造委託契約書 別記様式第 2 号 対象事業者の概要 基本的事項 第 号対象事業者共通 設 年 資本構成 従業員数 組織図 格事項の確認等 第 1 号対象事業者 産者補給 の交付業務の内容 第 1 号対象事業者 乳の受託 買取販売数量及び契約 産者数 集送乳体制 乳の販売先 販売委託先 加 先 事業に係る事項 第 2 号対象事業者 第 3 号対象事業者 乳 産量 産された 乳の仕向け先 乳 産量 産された 乳の仕向け先 第 号対象事業者共通 乳の検査体制 19

24 ( 参考 ) 年間販売計画の作成 5 年間販売計画の作成フロー 第 1 号対象事業者 対象事業者 取引先 年間販売計画 添付書類 委託販売買取販売委託製造 年間販売計画総括表 個表を集計し 事業者全体の年間の各 ごとの 乳の 途別販売予定数量等を記載 乳業者 全国連委託別年間販売計画個別表 ( 個表 ) 第 1 号対象事業者 特定乳製品向け取引あり A 乳業 B 乳業 C 乳業 事業者ー乳業者の取引を基に個表を作成 契約書 ( 販売予定数量を証する書類 ) は 事業者 - 乳業を別に提出 飲 向け取引のみ 特定乳製品向け取引なし 全国連 全国連 い乳業ろ乳業は乳業 乳業 乳業 乳業 事業者 - 全国連の取引を基に個表を作成 契約書 ( 販売予定数量を証する書類 ) は 事業者 - 全国連を別に提出加えて 全国連を介して 乳を販売する乳業者のリスト ( 販売実績 ) を添付すること α 乳業 β 乳業 γ 乳業 事業者 - 乳業者の取引を基に個表を作成 契約書の提出は不要 注 : 直接取引関係のある乳業者に全国連を介して販売している場合は 乳業者の個表に寄せて集計注 : 個別については 乳業者 全国連別に作成することが基本であるが 総販売予定数量の下位 5% を占める乳業者分については個表をまとめることもできる 20

25 ( 参考 ) 年間販売計画の作成 6 年間販売計画の作成フロー 第 2 号対象事業者 対象事業者 取引先 年間販売計画 添付書類 ら直接販売 乳業者 全国連委託別年間販売計画個別表 ( 個表 ) 第 2 号対象事業者 特定乳製品向け取引あり A 乳業 B 乳業 C 乳業 事業者ー乳業者の取引を基に個表を作成 契約書 ( 販売予定数量を証する書類 ) は 事業者 - 乳業を別に提出 飲 向け取引のみ 特定乳製品向け取引なし α 乳業 β 乳業 γ 乳業 事業者ー乳業者の取引を基に個表を作成 契約書の提出は不要 1 号事業者経由の販売もある場合 年間販売計画総括表 個表を集計し 事業者全体の年間の各 ごとの 乳の 途別販売予定数量等を記載 第 1 号対象事業者 乳業 乳業 乳業 第 2 号事業者は 第 1 号事業者への委託 販売についても計画に記載 21

26 ( 参考 ) 年間販売計画の作成 6 年間販売計画の作成フロー 第 3 号対象事業者 対象事業者 加 施設 年間販売計画 添付書類 第 3 号対象事業者 ら製造販売 加 施設 ( 家 委託 ) 製造販売計画を基に作成 製造施設の処理能 を証する書類や乳製品製造委託契約書を添付 1 号事業者経由の販売もある場合 年間販売計画総括表 家 委託の 乳処理を集計し 事業者全体の年間の各 ごとの 乳の 途別処理予定数量等を記載 1 号事業者 乳業 乳業 乳業 第 3 号事業者は 第 1 号事業者への委託 販売についても計画に記載 22

27 MPS システムの改修 1 新 MPS の概要 alic 作成資料 30 年度の補給 制度改正に対応するため 都道府県が う加 原料乳数量認定事務を 援するための MPS システムを改修します 内容は 平成 29 年 9 末時点のもので 改良のため変更する場合がありますので 予め御了承願います 1. 現 の MPS をベースに改修 MPS Ver を元に 平成 30 年度の制度改正に伴う変更部分に対して改修を うため 操作画 や操作 法は 現在の MPS Ver から きく変更されません 2.Windows10/Excel2016(32bit) に対応 OS Excel 2007 Excel 2010 Excel 2016 (32bit) Windows Vista (32bit 版 ) Windows7 (32bit 版 ) Windows10 (32bit 版 ) Windows10 (64bit 版 ) ( 追加 ) ( 追加 ) Excel 2016 は MPS 開発 語の関係で 32bit の予定です MPS 専 パソコンとして Windows10 をお考えの都道府県は 事前にお知らせ下さい 23

28 MPS システムの改修 1 新 MPS の概要 alic 作成資料 3. 乳業者報告システムも 現 をベースに改修 報告書 2 を元に 平成 30 年度の制度改正に伴う変更部分に対して改修を うため 操作画 や操作 法は 現在の 報告書 2 から きく変更されません 4. 3 に送受信テストを実施 新 MPS システムの稼働前に 都道府県システムと機構システムとの間で送受信テストを実施します 送受信テストを実施することで 都道府県側のパソコンで事前のインストール確認が出来るようにすると共に システムの送受信機能の確認を確実に います 実施時期は 平成 30 年 3 を予定しています テストにご協 をお願いする都道府県については 12 以降ご連絡します 5. システム問合せ対応の強化 現 システムからの変更点や操作不明点についてのご質問に具体的に対応するため システム会社が インストールから 1 年間 システムに係る問合せに対応します 24

29 alic 作成資料 MPS システムの改修 2 平成 30 年度新 MPS システム導 スケジュール ( 予定 ) 内容 29 年度 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 30 年度 1 改修業者の選定 契約 2 システム改修 3 送受信テスト 4 システム CD 発送 5 操作講習会 6 インストール支援 7 稼働 ( 平成 30 年 4 月分突合より ) 8 問合せ対応 25

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31 3 平成 30 年度加 原料乳 産者経営安定対策事業 ( 案 )

32 平成 30 年度における加 原料乳 産者経営安定対策事業 ( ナラシ事業 )( 案 ) 30 年度 4 からの制度改正により ナラシへの加 は 由 ( 収 保険との重複は不可 ) ( 現 ) 指定 乳 産者団体に出荷する者は 業務対象年間 ( 平成 年度 ) 中であることから 現 基 式を継続 ( 現 ) 指定 乳 産者団体以外の第 1 号対象事業者に出荷する者 第 2 3 号対象事業者を対象に直接交付 式を追加 現 基 式 (28 30 年度 ) (( 現 ) 指定 乳 産者団体に出荷する者 ) 産者 直接交付 式 (30 年度追加 込み ) (( 現 ) 指定 乳 産者団体以外に出荷する者 第 2 3 号対象事業者 ) 産者 産者積 契約の締結 産者拠出 の納付 補塡 の交付 ( 産者 1:alic3) ( 現 ) 指定 乳 産者団体 産者積 ( 産者 1:alic3) 参加申込 産者拠出 の納付等 補塡 の交付 ( 産者 1:alic3) 補助 交付 農畜産業振興機構 (alic) 農畜産業振興機構 (alic) 第 1 号対象事業者に参加申込み等の取り纏め等を担ってもらうかどうかは検討中 26

33 ( 参考 ) 平成 29 年度加 原料乳 産者経営安定対策事業 的 加 原料乳の取引価格が低落した場合の経営への影響緩和を 的に 産者と国が拠出して造成した積 から補塡 仕組み 全国平均取引価格 産者積 差額 A-3 年度 A-2 年度 A-1 年度 A 年度 産者国 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 拠出助成 ( 産者拠出 の 3 倍 ) 補塡 差額 8 割 補塡基準価格 ( 直近 3 年平均 ) 価格が低落した場合のセーフティネット措置 ( 平成 13 年度から脱脂粉乳 バター等向け 乳 平成 23 年度からチーズ向け 乳 平成 29 年度から液状乳製品向け 乳を対象に実施 ) 加 原料乳の全国平均取引価格が補塡基準価格 ( 直近 3 年間の全国平均取引価格の平均 ) を下回った場合に 産者に補塡 を交付 平成 30 年度から ナラシ加 を加 原料乳 産者補給 の交付要件とすることを 直し それに併せて 指定 乳 産者団体以外の補給 対象事業者も事業実施主体に位置付け 平成 29 年度の 産者拠出 単価は 20 銭 /kg 産者拠出 に残余が じた場合は無事戻しを う 27