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1 平成 29 年度 商取引適正化 製品安全に係る事業 ( 屋外式カセットストーブの基準策定 ) 報告書 平成 30 年 2 月 一般財団法人日本ガス機器検査協会

2 目次 1. 総論 目的 基準策定の方法について 評価体制 審議経過 実機での試験の概要 目的 供試品の選定について 試験項目の検討 試験結果 仕様基準の妥当性確認 屋外式カセットストーブの仕様基準の策定 屋外式カセットストーブの仕様基準案 仕様基準と器具省令別表第 3の対比表案 委員から出された意見の概要 仕様基準の検討概要 ( 委員会の開催概要 ) 参考資料

3 1. 総論 1.1 目的 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 ( 昭和 42 年法律第 149 号 ) においては 同法の対象とする 液化石油ガス器具等 を定め 安全性の確保のため 技術上の基準を満たすこと等を規定している 技術上の基準は 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 昭和 43 年通商産業省令第 23 号以下 省令 という ) 別表第 3にこれを定めているが 同表は 液化石油ガス器具等 が満たす安全性能 ( 性能基準 ) を示しており この性能を満たす例としての仕様基準を通達 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈について ( 商局第 3 号以下 通達 という ) の別添 5に定めている 通達別添 5 中 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄には 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のもの ( 以下 組込型ストーブ という ) として 屋内で使用される組込型のストーブの仕様基準はあるが 屋外で使用される容器 ( カセットボンベのこと ) を使用するストーブの仕様基準はない 又 屋外式のストーブの仕様基準はあるが これはカセットボンベを使用することを前提としたものとはなっていない 以上より 屋外式カセットストーブは屋外式ストーブに分類されるため 液化石油ガス器具等 に該当するものの 基準がないため規制の対象から外れた運用となっていた こうしたことから 今年度は屋外式カセットストーブの仕様基準案の策定を行い 通達の改正に資することを目的とする - 1 -

4 1.2 基準策定の方法について 学識経験者 製造事業者 消費者等によって構成される委員会を組織し 屋外式カセットストーブの仕様基準案の検討を行った また 仕様基準案は 実際に販売されている商品に適用が可能であり 現実的なものとする必要があるため 市場に販売されている屋外式カセットストーブを10 型式程度購入し (1 型式につき2 台程度購入 ) 試験を行い 仕様基準案として定める項目や基準値の検討及び評価を行った なお 仕様基準案は以下の条件に基づいて策定を行った 1 屋外式カセットストーブについて 組込型 ( カセットボンベが本体に組み込まれるもの ) 直結型 ( カセットボンベとバーナー部を直接接続するもの ) 及び分離型 ( カセットボンベとバーナー部を硬質管以外の管により接続するもの ) の仕様基準を策定すること 2 具体的な材料 構造 性能等について規定することとし 省令別表第 3の安全性能 ( 性能基準 ) を満たすものとすること 3 策定に当たっては通達別添 5 中の組込型ストーブ及び屋外式ストーブの仕様基準を踏まえ検討を行うこととし 策定する仕様基準は実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること 4 特定の企業に有利なものとならないようにすること 5 体裁については 通達別添 5に準じたものとすること - 2 -

5 1.3 評価体制 屋外式カセットストーブの仕様基準案策定にあたっては 高度な専門的知識や消費者の観点からの意見を必要とする場合がある このような状況に対処するため 学識経験者 業界団体 及び消費者等で構成する 屋外式カセットストーブ基準策定委員会 を設け 審議を行った 屋外式カセットストーブ基準策定委員会のメンバー構成は 次のとおりである 屋外式カセットストーブ基準策定委員会 委員長堀守雄拓殖大学名誉教授 委員委員委員委員委員委員委員委員委員 池田正慶独立行政法人国民生活センター小方秀夫株式会社ニチネン篠崎直美主婦連合会嶋田憲孝株式会社旭製作所田瀬明彦株式会社新越ワークス土井正次株式会社千石端山純子特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟村上洋介東邦金属工業株式会社丹羽哲也一般財団法人日本ガス機器検査協会 - 3 -

6 1.4 審議経過 屋外式カセットストーブ基準策定委員会第 1 回平成 29 年 9 月 14 日 ( 木 ) 〇委員会規約の制定について〇屋外式カセットストーブの概要について〇屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討概要について (1) 基準の検討 (2) 実験計画 第 2 回平成 29 年 12 月 13 日 ( 水 ) 〇屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 (2) 散水試験及び有風試験に関する実験結果 (3) 屋外式カセットストーブの基準案について 第 3 回平成 30 年 1 月 23 日 ( 火 ) 〇屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 (2) 屋外式カセットストーブの仕様基準案 (3) 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) - 4 -

7 2. 実機での試験の概要 2.1 目的屋外式カセットストーブの基準策定にあたって 策定する基準は 実際に販売されている商品に適用が可能であり 現実的なものとするため 市場に販売されている製品を10 型式程度購入し 試験を行い 仕様基準として定める項目や基準値の検討及び評価を行うことを目的とする 2.2 供試品の選定について日本国内で販売されている屋外式カセットストーブについて 様々なブランド 種別 形状及び構造の製品を偏りなく選定した なお 製品は各型式 2 台購入した 購入した製品は表 1-1のとおりである ( 注 1) 表 1-1 購入した製品 識別 A B 種類 組込型 組込型 寸法 使用時 : 約 mm 使用時 / 幅 195 奥行 190 高さ 390(mm) 点火方式 ガス消費量 圧電点火 40~50 g/h 圧電点火式 1.6kW(1400kcal/h) 115g/h *1 *1: 気温 20~25 時 最大火力で使用したときの 30 分間 実測値を 1 時間の消費量に換算 安全装置 圧力感知安全装置 ( 閉止型 ) 外観写真 ( 注 1): 寸法 点火方式 ガス消費量 安全装置については取扱説明書から転記した - 5 -

8 表 1-1 購入した製品 ( 注 1) ( 続き ) 識別 C D 種類組込型組込型 寸法 点火方式ガス消費量 安全装置 ( 使用状態 ) 258mm( 幅 ) 208mm( 奥行 ) 294mm( 高さ ) 圧電点火方式 約 1.0kW( 約 850kcal/h 約 72g/h) 圧力感知安全装置 ( 容器離脱型 ) 転倒時消火装置 立ち消え安全装置 電圧着火方式 80g/hr 外観写真 識別 E F 種類組込型直結型 寸法幅 230mm 奥行 195mm 高さ 190mm 約 φ (h)cm 点火方式 圧電点火方式 圧電点火式 ガス消費量 安全装置 約 70 g/h 圧力感知安全装置 約 55.2g/h[660kcal/h] ( レギュラー缶使用時 ) 外観写真 ( 注 1): 寸法 点火方式 ガス消費量 安全装置については取扱説明書から転記した - 6 -

9 表 1-1 購入した製品 ( 注 1) ( 続き ) 識別 G H 種類直結型組込型 寸法 点火方式ガス消費量 安全装置 幅 170 奥行 240 高さ 320mm ( 使用時 ST-760 ST-700 装着時 ) 圧電点火方式 mm(Inner box) 圧電自動点火 71g/h 外観写真 識別 I J 種類直結型直結型 寸法 ( 使用時 ) 約 ( 高さ )mm カセットボンベ含む 点火方式 圧電点火方式 ガス消費量 最大ガス消費量 ( 周囲温度 20 )) レギュラーガス :64g/h プレミアムガス :68g/h 安全装置 外観写真 ( 注 1): 寸法 点火方式 ガス消費量 安全装置については取扱説明書から転記した - 7 -

10 2.3 試験項目の検討 屋外式カセットストーブの仕様基準について 実機を用いて実力値を把握の上検討することと したため どのような項目を実施するか 以下のとおり選定した 総論屋外式カセットストーブは通達別添 5 中 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の屋外式ストーブに分類されるが 屋外式ストーブの仕様基準はカセットボンベを使用することを前提としたものとはなっていない 一方 カセットボンベを使用することを前提としたものの基準が 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のもの ( 以下 組込型ストーブ という ) として規定されているが これは開放式 ( 屋内で使用されるもの ) を前提としたものである 以上のことから 屋外式カセットストーブは 屋外式ストーブ及び組込型ストーブの仕様基準を踏まえ検討を行い 屋外用として必要な項目 及び カセットボンベを使用するガス燃焼機器として必要な項目 を仕様基準として規定する必要がある また カセットボンベを使用するガス燃焼機器には 特定液化石油ガス器具等にカートリッジガスこんろがある 従って 実機の試験項目を検討する上で 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の屋外式ストーブ及び組込型ストーブ カートリッジガスこんろの仕様基準を参考とした なお 試験項目の検討にあたり 以下のものは除外することとした 1 適用ガス用容器 ( 注 2) を使用するもの 液化石油ガスを充塡した容器を使用する製品のうち 既に基準が規定されて いる 屋外式ストーブ との違いを明確にし 適用除外ガス用容器を使用する 構造のものを対象とする仕様基準にするため 適用ガス用容器を使用するものは対 象外とすることとした ( 注 2): 適用ガス用容器とは 平成 9 年通商産業省告示第 139 号 ( 高圧ガス保安法施行令関係告示 ) 第 4 条第 1 号又は第 3 号に該当する液化石油ガスを充塡した容器 ( 適用除外ガス用容器 という ) 以外の容器 2 交流電源を使用するもの現在 交流電源を使用するものは製造されていない 屋外式カセットストーブは持ち運び可能なポータブル機器であり 屋外において交流電源を使用することは考えにくい そのため 屋外式カセットストーブの試験項目の検討においては 交流電源を使用するものは対象外とすることとした 3 開放式のものに特有の項目開放式のものに特有の項目として 表示液化石油ガス消費量が7キロワット以下であること 不完全燃焼を防止する機能を有すること と規定されているが これらの項目は屋内で使用する機器に対する項目である 特に不完全燃焼に関しては 屋外の場合 排気ガスの滞留や不完全燃焼による一酸化炭素の充満は起こりにくく 中毒事故に繋がるとは考えにくい また 電装基板を有するものにあっては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること の基準も規定されているが この基準は安全装置とつながる電装基板のはんだ部割れが原因で 安全装置の不正改造が起こったことから規定されたものである 屋 - 8 -

11 内用のものは不完全燃焼やガス漏れなどが発生したときの危険度が高いため 不完全燃焼防止のための安全装置の搭載が義務づけされているとともに不完全燃焼防止装置などの安全装置とつながる電装基板の基準や不正改造防止に関する基準が規定されている 一方 屋外式のものは不完全燃焼やガス漏れなどが発生しても拡散しやすいため不完全燃焼防止のための安全装置を搭載した製品がないのが現状である さらに 屋外式カセットストーブに搭載されている安全装置としては 組込型の圧力安全装置だけである 現状の圧力安全装置は機械的制御となっており はんだ割れが関係することはない そのため 屋外式カセットストーブの試験項目の検討においては 開放式のものに特有の項目は対象外とすることとした ただし 開放式のものに特有の項目を対象外としたことによる不完全燃焼を防止する機能の搭載は規定しない方向だが 屋外で必ず使用することが安全上最も重要であるため 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告表示を設けることを検討した 4 鳥等の異物に関する項目屋外式のものは ケーシングは 鳥等の異物が入らない措置が講じられていること と規定されているが 屋外に常設する機器を想定して規定されている項目である 屋外式カセットストーブは持ち運び可能なポータブル機器であり 常設する機器のように外に置いたまま機器から離れて放置することはない また 屋外式であるため 空間を暖めるものではなく 暖を取るためには機器の前に人がいることになる こうした状況下で鳥等の異物が入ることは考えにくいため 屋外式カセットストーブの試験項目の検討においては 鳥等の異物に関する項目は対象外とすることとした 屋外式カセットストーブの実機での試験項目 (P105 以降参照 以下 同じ ) の項番 1 耐熱性 について: 省令では 通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする との技術上の基準があり これら確認する上で必要な基本的な項目であるため 選定した ただし 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブでは 液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) 熱交換部及び空気調整器は 温度 500 度において溶融しないこと 組込型ストーブでは ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと カートリッジガスこんろでは ノズルホルダーからパイロットバーナー又はメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあっては メーンバーナー ) までの液化石油ガスの通る部分 空気調節器 ごとく及び汁受けにあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充塡した容器と燃焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造のこんろ ( 以下 分離型こんろ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと となっており それぞれで少しずつ基準が異なる そのため 比較検討することとした - 9 -

12 2.3.3 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 2 耐食性 について: 省令では 通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする との技術上の基準があり これら確認する上で必要な基本的な項目であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 3 ほうろうで耐食表面処理されたバーナーの耐衝撃 について : 省令では 通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする との技術上の基準があり これら確認する上で必要な基本的な項目であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 4 耐ガス性 について: 省令では 通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする との技術上の基準があり これら確認する上で必要な基本的な項目であるため 選定した カートリッジガスこんろでは 液化石油ガスに侵されないものであることの確認としては質量変化は規定しているものの ガス透過量の項目まで規定している日本工業規格 ( 以下 JIS という ) を引用していない 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブでは ガス透過量の項目を含むJISを引用しており 両者を比較検討することとした 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 5 点火性能 について : ガス燃焼機器で規定されている基本的な項目であり 乾電池又は圧電素子を用いて点火を行 うものの点火操作を確認する上で必要な項目であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 6 点火動作が自動的に行われるもの及びパイロットレスのものの安全に点火することの確認 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブで規定されている基準であるが カートリッジガスこんろでは規定されていない ストーブとして必要な項目であるかを検討するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 7 放電装置の電極部の位置 高圧配線の被覆 電極の固定 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器の省令において規定されている基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 8 爆発的着火及び着火の迅速確実 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器の省令において規定されている基準であるため 選定した

13 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 9 立ち消え安全装置の有無 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブでは 立ち消え安全装置を有することと規定しているため ストーブとして必要な項目であるか検討するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 10 立ち消え安全装置の炎検出部の機能 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブでは 立ち消え安全装置を有することと規定しており ストーブとして必要な項目であるか検討するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 11 立ち消え安全装置の閉弁 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブでは 立ち消え安全装置を有することと規定しており ストーブとして必要な項目であるか検討するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 12 再点火型立ち消え安全装置の機能 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブでは 立ち消え安全装置を有することと規定しており ストーブとして必要な項目であるか検討するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 13 散水試験 について: 密閉式と屋外式ストーブでは 散水したときの消火の有無や点火性能を確認する基準が規定されている 製品の実力値を把握した上で規定の必要性の有無を検討するため 選定した なお ガス燃焼機器のJISに準じた方法での散水量 3.0ミリメートル毎分以外に 散水量を 0.9ミリメートル毎分に変更した場合の実験なども含めて検討することとした 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 14 燃焼状態試験 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器の省令において規定されている基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 15 有風時の消火 逆火 炎のあふれ について : 屋外式ストーブでは 風速 15メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと と規定されている 製品の実力値を把握した上で規定の必要性の有無を検討するため 選定した なお 屋外式カセットストーブは持ち運び可能なポータブル機器であるため 常設タイプの屋外式ストーブと異なり製品自体が小さい そのため 製品そのものが風速 15メートル毎秒以下の風を受けたときに飛ばされないかなどの耐風性を確認した上で検討することとした

14 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 16 ガス通路の気密性( 器具栓の出口から炎口 ) について: 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブで規定されている基本的な基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 17 ガス通路の気密性 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されている基本的な基準であり カセットボンベを使用する製品として必要な項目であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 18 ガス通路の気密性( 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合 ) について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されている基本的な基準であり カセットボンベを使用する製品として必要な項目であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 19 傾斜試験 について: 省令では 液化石油器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に影響を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないようの 適切な設計その他の措置が講じられているものとする との技術上の基準があり 特に機器自体が有する不安定性による転倒に関して確認するには必要な項目である また 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器において規定されている基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 20 放射体の固定 について : ストーブとして特有の項目であり 現在流通している製品に放射方向が変えられるものがあるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 21 放射体のガード について : ストーブとして特有の項目であり 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブに規定されているため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 22 燃焼面が金属網性のものの構造 について : ストーブとして特有の項目であり 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブに規定されているため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 23 断続燃焼試験 につい て : 長時間燃焼させることが想定されるガス燃焼機器 ( ストーブや給湯器など ) において規定さ

15 れている基準であり 屋外式カセットストーブにおいても同様であるため選定した なお 開 放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準と組込型ストーブの基準では内容が異なるが カセットボンベを使用する機器であるため 組込型ストーブの基準で確認することとした 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 24 製品表示 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろを はじめとしたガス燃焼機器の省令において規定されている基本的な基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 25 消火性能 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用する ガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 26 容器の接合の構造( 軸方向 ) について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろの組込型のもので規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 27 容器の接合の構造( スプリング ) について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろの組込型のもので規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 28 容器の接合の構造( 圧力安全装置 ) について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろの組込型のもので規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 29 容器の接合の構造( ガスの滞留 ) について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろの組込型のもので規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 30 器具ガバナー 及び項番 31 器具ガバナー又は減圧機構 について: 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろの組込型のものでは 器具ガバナーを有することが規定され カートリッジガスこんろの直結型及び分離型では 器具ガバナー又は減圧機構を有することと規定している カセットボンベを使用する機器としていずれの構造であるかを確認するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 32 耐圧性 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用する

16 ガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 33 予備容器が入らない構造 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 34 燃焼器から放出される液化石油ガスがたまる部分の構造 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 35 各部の温度上昇 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器において規定されている基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 36 容器内圧力 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 37 液化石油ガスの状態 について : 組込型ストーブでは 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること と規定され カートリッジガスこんろでは 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあってはこの限りでない と規定されている 基準としては気化機能の有無による違いはあるが カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 38 反復使用試験 について : 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス燃焼機器において規定されている基本的な基準であるため 選定した なお 安全装置及び立ち消え安全装置については 有するもののみ試験を実施することとした 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 39 落下試験及び振動試験 について : 落下試験は持ち運び可能なポータブル機器において必要な項目であり 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されているため 選定した また 振動試験は開放式若しくは

17 密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろをはじめとしたガス 燃焼機器において規定されているため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 40 誤装着試験 について : 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器で特に組込型のもの特有の基準であるため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 41 容器の接合の構造( 器具栓が開いた状態で容器を接続してもガスが漏れないこと ) 及び項番 42 容器の接合の構造 ( 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器を接合することができないこと ) について : 組込型ストーブでは 器具栓が開いた状態で容器を接続してもガスが漏れないこと と規定されており カートリッジガスこんろでは 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器を接合することができないこと 規定されている いずれも組込型のものを対象としているが 設計思想が異なる カセットボンベを使用するガス燃焼機器で特に組込型のもの特有の基準であり どのような構造のものがあるか確認するため 選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 43 分離型の引張試験 について : カートリッジガスこんろにおいて規定されている基準であり 液化石油ガスを充塡した容器と燃焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造の屋外式カセットストーブ ( 以下 分離型屋外式カセットストーブ という ) を想定して選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 44 適用除外ガス用容器と接合する硬質管以外の管の耐圧試験 引張試験 液化石油ガスに侵されないもの について : カートリッジガスこんろにおいて規定されている基準であり 分離型屋外式カセットストーブを想定して選定した 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 45 空気調節器 について : カートリッジガスこんろにおいて規定されている基準であり 空気調節器を有する機器があるか確認するため 選定した

18 2.4 試験結果購入した機器に対して 4.1 実機での試験基準に示す試験方法に基づいて試験を行い 合格型式数と不合格型式数で整理した結果を表 1-2に示す なお 材料試験や破壊試験等で実施が困難な項目並びに対象となる製品がない項目については試験を省略した 表 1-2 試験結果 ( 注 3) No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引 の適正化に関する法律及び関係政省 結果 ( 型式 ) 備考 令の運用及び解釈の項目 合格 不合格 1 耐熱性 2 耐食性 3 ほうろうで耐食表面処理されたバーナーの耐衝撃 4 シール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムの耐ガス性 5 点火性能 9 0 対象外 :1 型式 6 爆発的点火 9 0 対象外 :1 型式 7(1) 放電装置の電極部の位置 9 0 対象外 :1 型式 7(2) 高圧配線の被覆 9 0 対象外 :1 型式 7(3) 電極の固定 9 0 対象外 :1 型式 8 爆発的着火及び着火の迅速確実 立ち消え安全装置の有無 立ち消え安全装置の炎検出部の機能 1 0 立ち消え安全装置のないもの :9 型式 ( 注 3) : 材料試験 破壊試験 その他の理由で試験の実施が困難なため 試験を実施しなかった項目 : 購入品に基準の対象となる製品がなかったため試験を実施しなかった項目

19 表 1-2 試験結果 ( 続き ) ( 注 3) No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引 の適正化に関する法律及び関係政省 結果 ( 型式 ) 備考 令の運用及び解釈の項目 合格 不合格 11 立ち消え安全装置の閉弁 1 0 立ち消え安全装置のないもの :9 型式 12 再点火型立ち消え安全装置 13 散水試験 ( 電気点火性能散水量 :3.0mm/min) 散水試験 ( 消火散水量 :3.0mm/min) 散水試験 ( 電気点火性能散水量 :0.9mm/min) 散水試験 ( 消火散水量 :0.9mm/min) 2 7 対象外 :1 型式 対象外 :1 型式 燃焼状態試験 有風時の消火 逆火 炎のあふれ ( 風速 2.5 メートル毎秒 ) 有風時の消火 逆火 炎のあふれ ( 風速 5 メートル毎秒 ) 有風時の消火 逆火 炎のあふれ ( 風速 10 メートル毎秒 ) 有風時の消火 逆火 炎のあふれ ( 風速 15 メートル毎秒 ) ガス通路の気密性 ( 器具栓の出口から炎口 ) ガス通路の気密性 ガス通路の気密性 ( 容器と燃焼器又は 硬質管以外の管との接合 ) 傾斜試験 (20 で規定した場合 ) 7 3 不適合の 3 型式は直結型 傾斜試験 ( 組込型 :20 直結型 分 離型 :10 で規定した場合 ) 8 2 不適合の 2 型式は直結型 20 放射体の固定 4 0 対象外 :6 型式 ( 注 3) : 材料試験 破壊試験 その他の理由で試験の実施が困難なため 試験を実施しなかった項目 : 購入品に基準の対象となる製品がなかったため試験を実施しなかった項目

20 表 1-2 試験結果 ( 続き ) ( 注 3) No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引 の適正化に関する法律及び関係政省 結果 ( 型式 ) 備考 令の運用及び解釈の項目 合格 不合格 21 放射体のガード 燃焼面が金属網性のものの構造 6 0 対象外 4 型式 23 断続燃焼試験 製品表示 消火性能 容器の接合の構造 ( 軸方向 ) 組込型限定 5 1 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 27 容器の接合の構造 ( スプリング ) 組込型限定 6 0 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 28 容器の接合の構造 ( 圧力安全装置 ) 組込型限定 4 2 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 29 容器の接合の構造 ( ガスの滞留 ) 組込型限定 6 0 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 30 器具ガバナーの構造 組込型限定 5 1 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 31 適用除外ガス用容器と接合するもの の器具ガバナー又は減圧機構 4 0 直結型 分離型の基準 ( 対象外 : 6 型式 ) 32 耐圧性 予備容器が入らない構造 燃焼器から放出される液化石油ガス がたまる部分の構造 35 各部の温度上昇 容器内の圧力 液化石油ガスの状態 10 0 気化機能のあるもの :1 型式 ( 注 3) : 材料試験 破壊試験 その他の理由で試験の実施が困難なため 試験を実施しなかった項目 : 購入品に基準の対象となる製品がなかったため試験を実施しなかった項目

21 表 1-2 試験結果 ( 続き ) ( 注 3) No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引 の適正化に関する法律及び関係政省 結果 ( 型式 ) 備考 令の運用及び解釈の項目 合格 不合格 38 反復使用試験 ( 器具栓 ) 10 0 反復使用試験 ( 点火装置 ) 9 0 対象外 :1 型式 反復使用試験 ( 安全装置 ) 4 1 反復使用試験 ( 器具ガバナー ) 5 0 反復使用試験 ( 接合部 ) 組込型限定 6 0 反復使用試験 ( 立ち消え安全装置 ) 1 0 安全装置を備えているもの :5 型式 (1 型式は No.28 の基準を満足しない ) 器具ガバナーを備えているもの :5 型式 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 立ち消え安全装置のないもの :9 型式 39 落下試験及び振動試験 誤装着試験 組込型限定 4 1 容器の接合の構造 ( 器具栓が開いた状 41 態で容器を接続してもガス漏れがな 1 1 いこと ) 組込型限定 容器の接合の構造 ( 器具栓が閉じた状 42 態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと ) 4 2 組込型限定 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) *2: 未実施 :1 型式 (1 型式は構造 (No.26) で不適合のため試験実施不可 ) 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 接合できない 構造 :4 型式 ) 組込型の基準 ( 対象外 :4 型式 ) 43 分離型の引張試験分離型の基準 44 適用除外ガス用容器と接合する硬質 管以外の管の耐圧試験 引張試験 液 化石油ガスに侵されないもの 分離型の基準 45 空気調節器の構造 10 0 ( 注 3) : 材料試験 破壊試験 その他の理由で試験の実施が困難なため 試験を実施しなかった項目 : 購入品に基準の対象となる製品がなかったため試験を実施しなかった項目

22 2.5 仕様基準の妥当性確認実機での試験項目の検討に基づき試験を実施した結果 仕様基準の妥当性を以下のとおり検証し 屋外式カセットストーブの仕様基準 ( 案 ) を提言する なお 基準 ( 案 ) の検討及び検証の際に用いた資料 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連品目の現行基準の比較表 を参考までにP31~P44に示す 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 1 耐熱性 について: 通常試験を実施する際には 申請者が提出する材質一覧表などと併せて確認を行っている 今回は 実機の購入だけでは全ての材質の確認ができないため 試験は実施していないが 参考とする基準としてどの品目が妥当であるかの検討を行った ガス通路部の温度として 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブでは 液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) は 温度 500 度において溶融しないこと と規定しているが 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろでは ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと と規定しており 適用される温度範囲が異なる 屋外式カセットストーブはその構造が組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろに近く 構成部品等も類似している また 今回基準策定にあたって 現在流通製品はないものの 分離型屋外式カセットストーブにも適用可能な基準とすることとしており 分離型屋外式カセットストーブの硬質管以外の管については カートリッジガスこんろ同様 耐熱性の対象から除く必要がある 以上のことから 屋外式カセットストーブの仕様基準にあっては ストーブとして必要ではない部品である 空気調節器 ごとく 汁受け を除く カートリッジガスこんろの基準を参考にして規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 2 耐食性 について: 通常試験を実施する際には 申請者が提出する材質一覧表などと併せて確認を行っている 今回は 実機の購入だけでは全ての材質の確認ができないため 試験は実施していないが 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろ全て同じ基準が規定されていることから 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 3 ほうろうで耐食表面処理されたバーナーの耐衝撃 について : 現在流通製品がないため 試験は実施していないが 材質としてほうろうの製品を製造する可能性も考えられるとのことから 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 4 耐ガス性 について : 通常試験を実施する際には 申請者が提出する材質一覧表などと併せて確認を行っている

23 今回は 実機の購入だけでは全ての材質の確認ができないため 試験は実施していないが 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろに規定されている項目である カートリッジガスこんろについて 質量変化は規定されているものの ガス透過量は規定されていない しかし 本製品はストーブであるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じてガス透過量も含む基準を規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 5 点火性能 について: 実機による試験を実施したところ 放電装置を持たない1 型式を除く残りの9 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える なお 基準の内容については 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及び組込型ストーブの場合 交流電源を含む内容としている 2.3.1において 交流電源を使用するものは 基準策定の対象外としたため 乾電池又は圧電素子を対象としているカートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 6 点火動作が自動的に行われるもの及びパイロットレスのものの安全に点火することの確認 について : 実機による試験を実施したところ 放電装置を持たない1 型式を除く残りの9 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える なお 基準の内容については 他のガス燃焼機器においても規定されている基準であり 開放式若しは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 7 放電装置の電極部の位置 高圧配線の被覆 電極の固定 について : 実機による試験を実施したところ 放電装置を持たない1 型式を除く残りの9 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 基準の内容については 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろのいずれにおいても基準の内容は同じであるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 8 爆発的着火及び着火の迅速確実 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 基準の内容については 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろのいずれにおいても基準の内容は同じであるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 9 立ち消え安全装置の有無 について : 今回実機として購入した製品の中には 立ち消え安全装置を備えている製品は 1 型式だけで

24 あった よって 当該基準を規定した場合にはほとんどの製品は設計から見直す必要がある また 部品点数も増えるためコストの観点で製品として成り立たなくなることが考えられ 国内メーカーは撤退することが予想される その場合 海外から廉価な粗悪品が入ってくること等により事故の危険が増すおそれがある 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること 特定の企業に有利なものとならないようにすること という条件がある 屋外式カセットストーブは人の手足を局所的に暖める目的で使われるため 万が一火が消えたとしてもすぐに認識できる 以上のことから 屋外式カセットストーブにあっては 立ち消え安全装置の有無の項目は規定しないことを提言する ただし 立ち消え安全装置の有無の項目は規定しないが 安全性の観点からガスが滞留しやすい場所で使用しないよう 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示するよう 別途表示事項の規定を設けることを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 10 立ち消え安全装置の炎検出部の機能 について : 2.5.9と同様の理由により 屋外式カセットストーブにあっては 立ち消え安全装置の炎検出部の機能の項目は規定しないことを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 11 立ち消え安全装置の閉弁 について : 2.5.9と同様の理由により 屋外式カセットストーブにあっては 立ち消え安全装置の閉弁の項目は規定しないことを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 12 再点火型立ち消え安全装置の機能 について : 2.5.9と同様の理由により 屋外式カセットストーブにあっては 再点火型立ち消え安全装置の機能の項目は規定しないことを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 13 散水試験 について: 実機による試験を実施したところ 3.0ミリメートル毎分 (180ミリメートル毎時) の散水量はもちろんのこと 散水量が少ない0.9ミリメートル毎分 (54ミリメートル毎時) の場合においても10 型式中 5 型式が基準を満たさなかった また 調節可能な範囲でできるだけ小雨の状態 (8ミリメート毎時程度) も再現した実験を参考として行ったが 3 型式が点火性能の基準を満たさなかった 雨が降った場合に 屋外式カセットストーブのような持ち運び可能なポータブル製品を雨の中で使用し続けることは考えにくく また 雨の中に製品を放置することも考えにくい また 人の手足を局所的に暖める目的で使われるため 万が一火が消えたとしてもすぐに認識できる 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件もあり 散水試験自体は規定しないことを提言する ただし 使用者に雨の中でも使用可能な製品であるとの誤解を招かないためにも 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 雨の中では使用しない 旨の注意事項が表示されていること

25 という表示の基準を別途規定することを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 14 燃焼状態試験 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 基準の内容について 特に理論乾燥一酸化炭素濃度の基準は 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ及びカートリッジガスこんろではともに0.14パーセント以下である 一方 組込型ストーブの理論乾燥一酸化炭素濃度の基準は0.03パーセント以下であるが これは一酸化炭素が拡散しにくい屋内用であることを踏まえての基準であり 屋外式カセットストーブは屋外専用であるため 0.14パーセント以下という基準で問題ないと考える 以上のことから 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での検討試験項目の項番 15 有風時の消火 逆火 炎のあふれ について : 実機による試験を実施したところ 定格充塡量の容器を接続した場合に10 型式全て風速 1 5メートル毎秒での耐風性を有していることを確認した 続けて風速を2.5メートル毎秒 5メートル毎秒 10メートル毎秒 15メートル毎秒の4 段階で有風時の消火 逆火 炎のあふれを確認したところ 風速が最も小さい2.5メートル毎秒の場合でも10 型式中 3 型式が炎のあふれで不合格となることが分かった 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件があるが 屋外式カセットストーブは屋外専用であり 屋外での使用状態として常に無風であることは考えにくい 不合格の要因である炎のあふれについては 液化石油ガス消費量の調整などで炎の大きさなどを変えられることから 少なくとも風速が最も小さい2.5メートル毎秒は満足できると考え 2.5メートル毎秒の有風試験を規定するべきであると提言する また 2.5メートル毎秒以上の弱風から15メートル毎秒のような強風までの範囲について 炎のあふれや消火などの現象が見られる型式が大半であったため 使用者に対し こうした状況下での注意を促す必要性がある 別途 製品表示として 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 風などにより炎のあふれや消火などが発生した場合には直ちに使用を中止する 旨の注意事項が表示されていること という基準を規定し 弱風から強風域までの使用状態を包含できる規定とするべきであると考え 注意事項の表示も併せて 提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 16 ガス通路の気密性( 器具栓の出口から炎口 ) について: 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 17 ガス通路の気密性 に ついて :

26 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 基準の内容について 屋外式カセットストーブでは液化石油ガスを充塡した容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 以下 直結型屋外式カセットストーブ という ) があり また 現在流通製品はないが分離型屋外式カセットストーブも想定している そのため 直結型及び分離型について基準を書き分けて規定しているカートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 18 ガス通路の気密性( 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合 ) について: 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 19 傾斜試験 について: 実機による試験を実施したところ 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブに準じて 角度 20 度 で判定すると10 型式中 3 型式が不合格となった この不合格となった製品はいずれも直結型屋外式カセットストーブであり 構造上 角度 20 度 の基準を規定することは難しい 直結型のものが製造されているカートリッジガスこんろの 角度 10 度 の基準では 3 型式中 1 型式が合格 2 型式が不合格となった 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件があるが 機器自体が有する不安定性による転倒がない設計という観点では 最低でも 角度 10 度 は担保すべきと考える 直結型屋外式カセットストーブでは接続する容器が機器を支えており 充塡された液化石油ガスの残量が少なくなると不安定になりやすいが 機器の転倒防止のために容器に取り付ける補助部品などを改良したり附属させることが可能であり 製品として対応可能と考える 以上のことから 当該基準を規定することとし 基準の内容は 液化石油ガスを充塡した容器が組み込まれる屋外式カセットストーブ ( 以下 組込型屋外式カセットストーブ という ) は開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて 角度 20 度 の基準を規定し 直結型屋外式カセットストーブ及び分離型屋外式カセットストーブはカートリッジガスこんろの基準に準じて 角度 10 度 の基準を規定することを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 20 放射体の固定 について : 実機による試験を実施したところ 放射方向が変えられる4 型式は全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える ストーブとして特有の項目であるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 21 放射体のガード について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える ストーブとして特有の項目であるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する

27 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 22 燃焼面が金属網性のものの構造 について : 実機による試験を実施したところ 燃焼面が金属網製のものである6 型式は全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える ストーブとして特有の項目であるため 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 23 断続燃焼試験 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 長時間燃焼させることが想定されるガス燃焼機器では必要な基準であるため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると考えられる 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 24 製品表示 について: 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したものはなかったが 現状 どの程度の表示がされているかということは把握できた 製品表示は機器として基本的に必要な基準であるため 規定することが妥当であると提言する その際 必要事項については 屋外特有の事項やカセットボンベを使用する機器として特有の事項があるため 各品目から抜粋してまとめる必要があると考える そこで 組込型ストーブの基準に準じて機器本体に 型式 液化石油ガス消費量( 単位キロワット ) 使用すべき容器の名称 届出事業者の氏名又は名称 製造年月 製造番号 の表示を 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの基準に準じて 屋外式特有の 屋外式 が表示されていることとし カートリッジガスこんろの基準に準じて 燃焼器又は容器の見やすい箇所に 使用上の注意に関する事項 が表示されていることとすることが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 25 消火性能 について: 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える そのため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 26 容器の接合の構造( 軸方向 ) について: 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式のうち 5 型式が合格 1 型式が不合格となった 不合格の1 型式は大きな構造の見直しを図らなくても対応可能であると考えられるため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 27 容器の接合の構造( スプリング ) について: 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定するこ

28 とが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 28 容器の接合の構造( 圧力安全装置 ) について: 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式のうち 4 型式が合格 2 型式が不合格となった 不合格のもののうち 1 型式は海外製のものであり 圧力安全装置の作動圧力の設定範囲が高いことが原因であるが その設定値の調節は可能であると考える もう1 型式はそもそも圧力安全装置を持たない製品であり 圧力安全装置を備えるためには大きな設計変更が必要であると考えられる 圧力安全装置の基準はカートリッジガスこんろのように 容器を覆うような大きな調理器具等が使用され 容器が加熱されるおそれがあるものに対して特に有効である また 組込型ストーブのように室内の雰囲気温度が高くなり容器温度が上がる可能性のあるものにも必要である 一方 屋外式カセットストーブは 冬季や寒冷地での屋外使用であることと 機器上部に調理器具等が置かれることがないことから 容器が加熱される使用状態は考えにくい ただし 容器が組み込まれるという観点では 庫内に熱がこもったりした場合に容器の圧力が上がらないようにするために 本項目は規定する必要があると考える 容器を組み込んだ部分の雰囲気温度が上がらない構造 ( 庫内に熱がこもらない構造 ) の製品については本項目を要求する必要はないため ただし書きを追加することで 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件も満たすと考える 以上のことから 本項目は組込型ストーブの基準に準じて圧力安全装置を備える基準と一部庫内に熱がこもらない構造のものは ただし書きを設け当該基準を除外することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 29 容器の接合の構造( ガスの滞留 ) について: 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える そのため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 30 器具ガバナー 及び項番 31 器具ガバナー又は減圧機構 について: 実機による試験を実施し 組込型屋外式カセットストーブは器具ガバナーを有するかどうかを確認したところ 6 型式のうち 5 型式が合格 1 型式が不合格となった 直結型屋外式カセットストーブは器具ガバナー又は減圧機構を有するかどうかを確認したところ 4 型式全て合格した 組込型屋外式カセットストーブで1 型式不合格となったものは器具ガバナーは持たないが 減圧機構は有していることが確認された 器具ガバナーの機能としては 減圧することと圧力調整をすることであり 減圧機構は減圧のみの機能である カートリッジガスこんろの特に組込型のものでは 調理機器として一定の火力を保ちながら調理する機能が求められており 構造上の違いによって基準を分けているが 屋外式カセットストーブにおいては 減圧のみでも安全上支障はないと考える 以上のことから 組込型 直結型 分離型の違いによって必要とする構造を分けて規定するのではなく まとめて 器具ガバナー又は減圧機構を有すること と規定することが妥当であると提言する

29 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 32 耐圧性 について: 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える 基準の内容については 屋外式カセットストーブでは構造上 器具ガバナー又は減圧機構を有することと規定することを提言しているため 本項目においても圧力がかかる部分の記載としては器具ガバナーに限定している組込型ストーブではなく 器具ガバナー又は減圧機構と記載しているカートリッジガスこんろの方が適切である そのため カートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 33 予備容器が入らない構造 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 34 燃焼器から放出される液化石油ガスがたまる部分の構造 について : 燃焼器から放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積の確認では図面を用いたり 機器を分解するなどして行うが 今回は購入台数が限られているため分解しての確認が難しく 試験は実施していない 実機による試験は実施していないものの 組込型ストーブ及びカートリッジガスこんろで規定されており カセットボンベを使用するガス燃焼機器特有の基準である そのため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 35 各部の温度上昇 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 36 容器内圧力 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 37 液化石油ガスの状態 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える その際 基準の内容については 1 型式気化する機能を有するものであったため カートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 38 反復使用試験 について : (1) 器具栓実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定す

30 ることは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提 言する (2) 点火装置実機による試験を実施したところ 放電装置を持たない1 型式を除く残りの9 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考える なお 基準の内容については 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの場合 交流電源を含む内容としている 2.3.1において 交流電源を使用するものは 基準策定の対象外としたため 乾電池又は圧電素子を対象としているカートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する (3) 安全装置実機による試験を実施したところ 安全装置を備えているもの5 型式のうち 4 型式が合格 1 型式が不合格だった (3) の圧力安全装置の基準同様 不合格の 1 型式については 作動圧力の設定範囲によるものであるため 調整可能と考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する なお 組込型屋外式カセットストーブで圧力安全装置を備えていないもの ( 今回は1 型式該当 ) は (3) の基準のただし書き部分を満たすことで 本項目の対象外とする (4) 器具ガバナー実機による試験を実施したところ 器具ガバナーを備えているもの5 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する (5) 接合部実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する (6) 立ち消え安全装置実機による試験を実施したところ 立ち消え安全装置もの1 型式は基準を合格した しかし 2.5.9の立ち消え安全装置の有無の基準は規定しないことを提言していることから 本項目も規定しないことを提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 39 落下試験及び振動試験 について : 実機による試験を実施したところ 10 型式全て基準を合格したため 本項目を規定することは問題ないと考え 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する

31 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 40 誤装着試験 について : 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式のうち 4 型式は合格したたが 1 型式は不合格 もう1 型式は2.5.26(1) 軸方向において不合格であり 構造的に試験を行うことができないため 実施しなかった 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件があるが 本項目は誤った位置で容器が接続されると安全上大きな問題があり 過去にカートリッジガスこんろではこの項目において基準が強化された経緯がある カートリッジガスこんろで基準が強化された際には 基準を満たす仕様に変更しており 屋外式カセットストーブにおいても対応可能と考える そのため 組込型ストーブの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 41 容器の接合の構造( 器具栓が開いた状態で容器を接続してもガスが漏れないこと ) 及び項番 42 容器の接合の構造 ( 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器を接合することができないこと ) について : 組込型ストーブの基準とカートリッジガスこんろの基準は いずれも組込型のものを対象としているが そもそもの設計思想が異なる 組込型ストーブは 立ち消え安全装置を有することが規定されているため 器具栓が開いた状態で容器を接合しても立ち消え安全装置の弁でガスの通過を防ぐことができる 一方 カートリッジガスこんろでは立ち消え安全装置を有することが規定されていないため 器具栓が開いた状態ではガスが通過し漏れてしまう そのため 立ち消え安全装置を有していなくても安全に容器を接合するためには 器具栓が閉じた状態でなければ操作できない構造としている いずれも安全に使用するための構造を備えているため どちらか一方を満たす構造であれば問題ないと提言する 実機による試験を実施したところ 組込型屋外式カセットストーブ6 型式のうち 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器を接合することができないこと の基準では 4 型式が合格 2 型式が不合格となった 更にこの2 型式について 器具栓が開いた状態で容器を接続してもガスが漏れないこと の基準で確認したところ 1 型式は合格したが もう1 型式は不合格となった 両方の基準に不合格となった1 型式がこれらの基準に対応するためには 大きな設計変更が必要であり 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件の点でも このまま基準を規定することが難しいと考えられた そのため 使用者に注意を促すためにも 容器収納庫周囲の見やすい箇所に容易に消えない方法で 容器を装着する前に器具栓が閉じていることを確認する 旨の注意事項を表示することで当分の間対応することが妥当であると提言する ただし いずれは構造としてどちらかの基準を満たすものとすることが望ましいため この注意事項の表示対応は一時的なものとして 経過期間を設けることも併せて提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 43 分離型の引張試験 について : 現在流通製品がないため 試験は実施していないが 分離型屋外式カセットストーブを製造する可能性も考えられるとのことから カートリッジガスこんろの基準に準じて規定すること

32 が妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 44 適用除外ガス用容器と接合する硬質管以外の管の耐圧試験 引張試験 液化石油ガスに侵されないもの について : 現在流通製品がないため 試験は実施していないが 分離型屋外式カセットストーブを製造する可能性も考えられるとのことから カートリッジガスこんろの基準に準じて規定することが妥当であると提言する 屋外式カセットストーブの実機での試験項目の項番 45 空気調節器 について : 実機により試験を実施したところ 10 型式全て合格であり 通常の使用状態において設置位置が変化しないものであった この結果を踏まえて規定するか検討したが 本項目はカートリッジガスこんろと一般ガスこんろにしか規定されておらず ストーブとして必要な項目とは言いがたい また 屋外式カセットストーブには設置位置が変化する空気調節器を備えるものがない よって 本項目は規定する必要がないと提言する

33 No. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連品目の現行基準の比較表 1 1 液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その 他の気密保持部材は除く ) 熱交換部及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと ただし 液化石 油ガスの取入部が技術的内容の欄の23の図 1 又は図 2の形状のものの液化石油ガスの取入部については 温 度 350 度において溶融しないこと (1) 記号について : 対象 : 要検討 : 実験実施 : 基本性能確認の実施 -: 実施 ( 規定 ) なし : 引用した基準 : 検討した基準 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあつては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあつては温度 350 度において溶融しないこと 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 - 備考 500 : ノズルホルダーからバーナーまでのガス通路部 熱交換部 空気調節器 350 : ガスの取り入れ部からノズルホルダーの入口までのガス通路部 器具栓 ノズルホルダーからパイロットバーナー及びメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあっては メーンバーナー ) までの液化石油ガスの通る部分 空気調節器 ごとく及び汁受けにあっては温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充塡した容器と燃焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造のこんろ ( 以下 分離型こんろ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 技術的内容の欄の 2 において同じ ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において それぞれ溶融しないこと 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 組込型ストーブとカートリッジガスこんろの規定を引用 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式のもののケーシング並びに密閉式のものの給排気部にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあっては 衝撃に耐えること 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう - 屋外式特有ほうろうのものに適用 4 4 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう ( 透過量は除く ) - 組込型ストーブの規定を引用

34 No. 5 5 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したとき 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 通常の点火操作 とは 日本工業格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう 6 6 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が 5 度から 35 度の間の状態をいう 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 の試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 8 8 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 1 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 2 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 9 9 立ち消え安全装置を有すること 立ち消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 炎の検出部が機能しなかったとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう

35 No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう (2) パイロットバーナー等に再点火しなかった場合には 点火操作をした時から 1 分以内に閉弁すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること 開放式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること 屋内式特有 (1) 技術上の基準の欄の 35 の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 表示液化石油ガス消費量 という ) が 7 キロワット以下であること (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.05 パーセント以下でバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロメーンバーナーの一次空気吸引口が閉そくして燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.05 パーセント以上になる状態において バーナーに点火したときから 90 秒以内にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ハ装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること ニ強制対流型のものにあつては装置が作動したことを知らせる機能を有すること 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあっては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲 屋外式特有 げる基準に適合すること (1) 散水中 バーナーが消火しないこと (2) 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあっては 散水終了後 技術的内容の欄の 5 に定める基準に適合すること

36 No. 14 続き 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 (3) 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 散水終了後 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有すること 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 交流電源を使用するものなし 密閉式のもののうち外壁用のものの給排気筒トップ及び屋外式のもののケーシングは 鳥等の異物が入らない措置が講じられていること 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること 事項 基準 - リフティングないこと 消火ないこと 逆火ないこと 屋外式特有 基本的には組込型ストーブの規定を引用した ただし 理論乾燥一酸化炭素濃度については屋外式の基準を引用した すすの発生 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと ( 熱交換部は除く ) 理論乾燥一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 という ) 開放式のものにあつては 0.03 パーセント以下であること 屋外式のものにあつては 0.14 パーセント以下であること (0.03% 以下 ) (0.14% 以下 ) (0.14% 以下 ) ( 注 ) 開放式のものにあつては 液化石油ガス量が最小になる状態においても上表の基準の欄に掲げる基準に適合すること 1 リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 2 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 3 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう 4 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう 5 すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう (4 は除く ) 屋外式のものにあっては 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 15 メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 屋外式特有 ( 風速条件は要検討 )

37 No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 19 (10) 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (1) 組込型こんろの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 (2) 分離型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 (3) 直結型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 20 (11) 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9 メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあつては 安全装置が作動するまでの圧力とする 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること 直結 分離特有 (2) 分離型こんろの場合 ロ適用ガス用容器に係るものの場合 容器と硬質管以外の管との接合部から調整器の高圧側までの部分については 1.56 メガパスカル 調整器の低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 - 分離型に適用 (3) 直結型こんろの場合 ロ適用ガス用容器に係るものの場合 容器と燃焼器との接合部から器具栓までの部分については 1.56 メガパスカル 器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 - 直結型に適用

38 No の 2 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 開放式のものであつて電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 - - 備考 屋内式特有 移動して使用できるものにあつては いずれの方向に傾けても20 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が 変化しないこと 10 カートリッジガスこんろは いずれの方向に傾けても 10 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと 放射方向が変えられるものにあっては 使用中自然に動かないように放射体を固定できること 放射型のものにあつては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう 燃焼面が金属網製のものにあつては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次 に掲げる基準に適合すること (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること 装置 回数 点火装置 6000 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (12000 回 ) 組込型ストーブの規定を引用 (1) 液化石油ガスの通る部分にあっては 技術的内容の欄の26に定める基準に適合すること (2) 熱交換部にあっては 使用上支障のある変化がないこと (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術的内容の欄の18に定める基準に適合すること 組込型ストーブの規定を引用

39 No. 28 続き (14) 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返すことなどをいう 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 イ液化石油ガスの通る部分にあつては (10) 及び (11) に定める基準に適合すること ロ逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 18 に定める基準に適合すること 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 密閉燃焼式のものにあっては外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用等の別 屋外式のものにあっては屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化 石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数( 電動機又 は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること 並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること 開放式のものにあつては 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 十分な換気をしないと死亡事故 の2 に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること - - (19) 機器本体の見やすい箇所に型式 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 使用すべき容器の名称 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること 屋内式特有 組込型ストーブ特有 1 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 2 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 3 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 4 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関す事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項

40 No. 29 続き 31 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 カートリッジガスこんろ特有 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 2 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 3 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 4 使用上の注意に関する事項 は 燃焼器の見やすい箇所に表示することを原則とするが 燃焼器の表示箇所が小さくて燃焼器に表示することが極めて困難な場合に限って 容器の見やすい箇所に表示してもよいこととする なお 表示事項は 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ誤使用しないことに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のもの ( 以下 組込型ストーブ という ) にあつては 技術上の基準の欄の (2) (1) 26(3) 26(4) (1) 32(3) 32(4) 32(5) 32(6) 32(7) 及び 35 を除く各項に適合するほか 次の (1) から (19) までに適合すること - - 屋外式カセットストーブの該当項目を規定 31 (2) 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること 32 (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること イ燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと ロ容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと 組込型特有 組込型特有

41 No. 32 続き 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 ハ容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下 高圧部 という ) の中の圧力が 0.4 メガパスカル以上 0.6 メガパスカル以下の圧力になつたときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと ニ容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 組込型特有 組込型特有 33 (4) 器具ガバナーを有すること 組込型特有 適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (2) 分離型こんろ及び液化石油ガスを充てんした容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 組込型こんろを除く 以下 直結型こんろ という ) は 器具ガバナー又は減圧機構を有すること 直結 分離特有直結型 分離型に適用 適用ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること 直結 分離特有 (1) 分離型こんろは 調整器を有すること (2) 直結型こんろは 減圧機構を有すること - - 分離型に適用 直結型に適用 36 (5) 容器と器具ガバナーとの間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナーの高圧側は 1.3メガパスカル以上の 圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 24 適用除外ガス用容器に係るこんろの容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 37 (6) 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造であること 38 (7) 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造の組込型ストーブにあつては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が 1 立方センチメートル以下であること -

42 No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 39 (8) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 測定個所温度 ( 単位度 ) 乾電池の表面 20 つまみ類 金属の部分 25 その他の部分 35 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 105 機器の下面 背面及び側面に面した木壁の表面 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 2 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう ロ器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない ( イ ) 器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ (10) に定める基準に適合すること ( ロ ) 点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ カートリッジガスこんろの項の技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること ( ハ ) 器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の 8 パーセント以下であること (9) 容器内の圧力は0.4メガパスカルを超えないこと 41 (12) 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること 24 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあつてはこの限りでない

43 No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 42 (13) 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること イ器具栓については (10) に定める基準に適合すること ロ点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること ハ圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び (3)( ハ ) に定める基準に適合すること ニ器具ガバナーについては その位置に応じて (10) 及び (11) に定める基準に適合すること 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 備考 反復使用試験は組込型ストーブの規定を引用した ホ容器と燃焼器との接合部については (11) に定める基準に適合すること ヘ立ち消え安全装置については弁が (10) に定める基準に適合すること 装置 回数 器具栓 6, 点火装置 6,000 安全装置 1,000 器具ガバナー 30,000 容器と燃焼器との接合部 6,000 立ち消え安全装置 1,000 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 液化石油ガス漏れがないこと及び使用上支障のある欠陥がないこと - 組込型特有組込型に適用 (2) 点火装置については 技術的内容の欄の 4 に定める基準に適合すること (3) 安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び技術的内容の欄の 8(4) に定める基準に適合すること - -

44 No. 42 続き 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 (4) 器具ガバナーについては 液化石油ガス漏れがないこと及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 8 パーセント以下であること (5) 組込型こんろの容器と燃焼器との接合部については 技術的内容の欄の 23 に定める基準に適合すること 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) ( 試験前後の調整圧力の変化が 8% 以下も確認 ) 試験実施項目 - 備考 装置 回数 器具栓 12, 点火装置 12,000 - 安全装置 1,000 - 器具ガバナー 30,000 - 容器と燃焼器との接合部 6,000 - ( 注 ) 組込型こんろの器具ガバナーにあっては 常用の圧力における 30,000 回の反復使用試験及び安全機能が作動する圧力における 1,000 回の反復使用試験に耐えること 組込型特有組込型に適用 カートリッジガスこんろ特有 1 反復使用 については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.12 反復使用試験により行うこととする 2 使用上支障のある欠陥 とは 器具栓が固くなり回転しなくなる 破損する等をいう 3 安全装置について 液化石油ガス漏れがない とは 安全装置の弁を通して漏れる空気の量が 0.55 リットル毎時以下であることをいう - 43 (15) 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術上の基準の欄の 18 36(10) 及び (11) に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 振動及び落下試験により確認することとする 44 (16) 燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合には接合ができないこと 45 (17) バーナーの空気口は 一次空気口のほか一次空気口の近くにごみなどによる目づまりが生じないようにするための補助空気口を 2 カ所有すること - 組込型特有組込型に適用

45 No. 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 46 (18) 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと (2) 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 分離型こんろの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の管と燃焼器との接合部は 平成 9 年通商産業省告示第 139 号 ( 高圧ガス保安法施行令関係告示 ) 第 4 条第 1 号又は第 3 号に該当する液化石油ガスを充てんした容器 ( 以下 適用除外ガス用容器 という ) に係るものにあつては 30 ニュートン 適用除外ガス用容器以外の容器 ( 以下 適用ガス用容器 という ) に係るものにあつては 100 ニュートンの引張試験に耐えるものであること 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 容器と調整器との間の管にあつては 次に掲げ る基準に適合するものであること (1) ホースは 次に掲げる基準に適合するゴムであること イ内層は 次に掲げる試験液及び空気の中に 24 時間以上放置したとき 使用上支障のあるぜい化 膨潤 軟化 収縮等の変化が生じないものであること ( イ ) プロパン 50 パーセント以上 80 パーセント以下 プロピレン 10 パーセント以上 40 パーセント以下及びブタジエン 2 パーセント以上の混合液で温度零下 20 度以下のもの 試験実施項目 〇 備考 組込型特有組込型に適用 分離特有分離型に適用 分離特有分離型に適用 分離特有分離型に適用 ( ロ ) プロパン 50 パーセント以上 80 パーセント以下 プロピレン 10 パーセント以上 40 パーセント以下及びブタジエン 2 パーセント以上の混合液で温度 40 度以上のもの ( ハ ) 温度零下 25 度以下の空気 ロ内層及び外層は 次に規定する引張強さ及び耐老化性を有するものであること ( イ ) 日本工業規格 K6251(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム 引張特性の求め方に定める規格に適合する方法により試験を行つたとき 引張強さ 8 メガパスカル以上 伸びが 200 パーセント以上であること ( ロ ) 日本工業規格 K6257(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム 熱老化特性の求め方の 4.3 試験方法に定める促進老化試験 A 法 (AA 2) に定める規格に適合する方法により試験温度を 69 度以上 71 度以下 試験時間を 96 時間として試験を行つたとき 引張強さの低下率が 25 パーセント以下であること ハ日本工業規格 K6347 1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPG ホース ) 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の 8.5 外面層の静的オゾン劣化試験に定める規格に適合する方法によりオゾン濃度を 45pph m 以上 55pphm 以下 試験温度を 38 度以上 42 度以下 試験時間を 96 時間 伸びを 20 パーセントとして試験を行つたとき 使用上支障のあるき裂等が生じないものであること 〇 〇 〇 分離特有分離型に適用 分離特有分離型に適用 分離特有分離型に適用

46 No. 50 続き 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈 ( 抜粋 ) 省令の技術的内容及び運用解釈 ニ日本工業規格 K6347 1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPG ホース ) 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の 高圧ホースのガス透過試験に定める規格に適合する方法により試験温度を 45 度以上 50 度以下 試験時間を 120 時間 試験ガスをブタンとして試験を行つたとき 高圧ホースを 1 時間に透過する液化石油ガスの量が長さ 1 メートルにつき 30 ミリリットル以下であるものであること 屋外式の項目 組込型ストーブの項目 屋外式カセットカートリッジガストーブ基準スこんろの項目事務局 ( 案 ) 試験実施項目 - 備考 分離特有分離型に適用 (2) 高圧ホースのゴムの部分 ( ホースの部分を除く ) は (1) イに定める基準に適合すること - 分離特有分離型に適用 (3) 高圧ホースの金属の部分は 次に掲げる基準に適合すること イ日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の 3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を 24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行つたとき 腐食がないか若しくはレイティングナンバ 9.8 から 6 までの腐食面積率である耐食性のある金属又は表面に耐食処理を施した金属であること - 分離特有分離型に適用 ロ使用上支障のあるすその他の欠陥がないこと - 分離特有分離型に適用 (4) 2.60 メガパスカルの圧力を 1 分間以上加えた後 漏れ又は使用上支障のある変形がないこと (5) 1.56 メガパスカルの圧力を加えた後 液化石油ガス漏れがないこと - - 分離特有分離型に適用 分離特有分離型に適用 (6) 温度零下 25 度以下の状態において (5) に定める基準に適合すること - 分離特有分離型に適用 (7) 200 ニュートンの引張力を 5 分間以上加えた後 (5) に定める基準に適合すること - 分離特有分離型に適用 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の 11 の基準に適合すること - 分離特有分離型に適用 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること カートリッジガスこんろ特有 カートリッジガスこんろ特有

47 3. 屋外式カセットストーブの仕様基準の策定 3.1 屋外式カセットストーブの仕様基準案屋外式カセットストーブ基準策定委員会で承認された基準案を表 2-1に示す 同様に 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈について ( 商局第 3 号以下 通達 という ) の別添 5の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案を表 2-2に示す 表 2-2は現行の通達に今回検討した基準案を反映させた形である よって 現行の基準と検討した基準を識別するために 検討した部分に下線を記した なお 表 2-1の10(2) 及び表 2-2の37(3) ロの基準 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 又は 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと ただし 容器収納庫周囲の見やすい箇所に容易に消えない方法で 容器を装着する前に器具栓が閉じていることを確認する 旨の注意事項が表示されているものにあっては この限りでない にあっては ただし書き部分が通達の施行後 3 年間に限り有効である旨の経過措置を設けることで承認された 今回承認された基準案は 屋外式カートリッジガスストーブの定義を 屋外式ストーブのうち適用除外ガス用容器を使用する構造のもの としたものである また 製品の特性上 交流電源を使用する製品が開発される可能性は極めて低いことから 当該仕様の製品を対象から外した基準とした 加えて 検討段階で カセットストーブ という名称が登録商標であること分かったため 屋外式カートリッジガスストーブ という名称へ変更した

48 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 1 ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化 石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シー ル材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充塡した容器と燃 焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造の屋外式カートリッジガスストーブ ( 以下 分離 型屋外式カートリッジガスストーブ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 2 に おいて同じ ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと 2 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分及び屋外式のもののケー シングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性の ある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面 に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもののケーシングにあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 3 ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあっては 衝撃に耐えること 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう 4 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 5 乾電池又は圧電素子を用いて点火を行うものにあっては 通常の点火操作を10 回繰り返したとき8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 通常の点火操作 とは 日本工業格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう 6 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあっては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が5 度から35 度の間の状態をいう 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が85デシベルを超えないことをいう

49 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 7 放電装置を用いて点火を行うものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 の試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 3 0 秒以上連続して触れていないことをいう (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により 被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線につい ては 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 8 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行ったとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 1 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 2 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 9 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること 10 液化石油ガスを充塡した容器が組み込まれる構造の屋外式カートリッジガスストーブ ( 以下 組 込型屋外式カートリッジガスストーブ という ) にあっては 次に掲げる基準に適合する構造 であること (1) 燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと (2) 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 又は 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと ただし 容器収納庫周囲 の見やすい箇所に容易に消えない方法で 容器を装着する前に器具栓が閉じていることを 確認する 旨の注意事項が表示されているものにあっては この限りでない (3) 容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと (4) 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下 高 圧部 という ) の中の圧力が 0.4 メガパスカル以上 0.6 メガパスカル以下の圧力に なったときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された 後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと ただし 容器の温度が上がることのない構造のものにあっては この限りでない 容器の温度が上がることのない構造 とは 機器の一面が常に開放された状態で機器に装着 した容器の全体が見える構造のものをいう (5) 容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと

50 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 11 分離型屋外式カートリッジガスストーブの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の 管と燃焼器との接合部は 30 ニュートンの引張試験に耐えるものであること 12 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む ) であって容器と接合するものにあっ ては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること 13 いずれの方向に傾けても次に掲げる角度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと (1) 組込型屋外式カートリッジガスストーブは20 度 (2) 分離型屋外式カートリッジガスストーブ及び容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 組込型屋外式カートリッジガスストーブを除く 以下 直結型屋外式カートリッジガスストーブ という ) は10 度 14 放射方向が変えられるものにあっては 使用中自然に動かないように放射体を固定できること 15 放射型のものにあっては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミ リメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう 16 燃焼面が金属網製のものにあっては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること 17 器具ガバナー又は減圧機構を有すること 18 容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 19 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造であること 20 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造 の屋外式カートリッジガスストーブにあっては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内 容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が 1 立方センチメートル以下であること

51 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 21 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適 合すること 事項 基準 リフティング ないこと 消火 ないこと 逆火 ないこと 黄炎の熱交換部 すすの発生 理論乾燥一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下 燃焼ガス中の一酸化炭素濃 度 という ) への接触及びすすの発生がないこと 0.14パーセント以下であること 1リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに1/3を超えないことをいう 2 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 3 逆火がないこととは 点火して30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう 4 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の1 分間のうち30 秒以下であることをいう 5すすの発生がないこととは 点火して30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう 22 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 2.5 メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと

52 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 23 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲 げる温度を加えた温度 測定個所温度 ( 単位度 ) 乾電池の表面 20 つまみ類 金属の部分 25 その他の部分 35 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 105 機器の下面 背面及び側面に面した木壁の表面 65 1 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 2 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう ロ器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあっては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあっては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない ( イ ) 器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S21 47(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 26に定める基準に適合すること ( ロ ) 点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6. 14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 5に定める基準に適合すること ( ハ ) 器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6. 14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること 24 容器内の圧力は0.4メガパスカルを超えないこと 25 器具栓の出口から炎口までの部分にあっては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと

53 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 26 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (1) 組込型屋外式カートリッジガスストーブ及び直結型屋外式カートリッジガスストーブの場合 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常 用の圧力 (2) 分離型屋外式カートリッジガスストーブの場合 容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分につ いては 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分につい ては常用の圧力 27 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあっては 安全装置が作動するまでの圧力とする 28 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあってはこの限りでない 29 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること イ器具栓については 26に定める基準に適合すること ロ点火装置については 5に定める基準に適合すること ハ圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び10(4) に定める基準に適合すること ニ器具ガバナーについては その位置に応じて26 及び27に定める基準に適合すること ホ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部については 27に定める基準に適合すること 装置 回数 器具栓 6,000 点火装置 6,000 安全装置 1,000 器具ガバナー 30,000 組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部 6,

54 表 2-1 屋外式カートリッジガスストーブの仕様基準案 ( 続き ) 省令基準を満たす技術的内容の例 ( 屋外式カートリッジガスストーブ ) で囲った部分は技術的内容の例の備考に規定する事項である 30 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返すことなどをいう イ液化石油ガスの通る部分にあっては 26 及び 27 に定める基準に適合すること ロ逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 21 に定める基準に適合すること 31 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 及び 27 に定める基準 に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 日本工業規格 S2147(2 009) カセットこんろの 振動及び落下試験により確認することとする 32 組込型屋外式カートリッジガスストーブの燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合には接合ができないこと 33 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること 34 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 雨の中では使用しない 及び 風などにより炎のあふれや消火などが発生した場合は直ちに使用を中止する 旨の注意事項並びに誤使用しないことに関する事項が表示されていること 35 機器本体の見やすい箇所に型式 屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 使用すべき容器の名称 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること 1 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 2 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 3 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 4 使用上の注意に関する事項 は 燃焼器の見やすい箇所に表示することを原則とするが 燃焼器の表示箇所が小さくて燃焼器に表示することが極めて困難な場合に限って 容器の見やすい箇所に表示してもよいこととする なお 表示事項は 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ点火 消火等器具の操作に関する事項ロ点検 掃除に関する事項

55 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 開放式若しくは 密閉式又は屋外 式ストーブ 1 液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部 分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は 除く ) 熱交換部及び空気調節器は 温度 500 度において溶融 しないこと ただし 液化石油ガスの取入部が技術的内容の欄の2 3の図 1 又は図 2の形状のものの液化石油ガスの取入部については 温度 350 度において溶融しないこと 2 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 3 ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあっては 衝撃に耐えること 4 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 5 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあっては 通常の点火操作を10 回繰り返したとき8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 6 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあっては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が5 度から35 度の間の状態をいう 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 7 放電装置を用いて点火を行うものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が50メグオ

56 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) ーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間隙以上の距離が保持されていれば足りる (3) 電極は 位置及び電極間隙が容易に変化しないように固定されていること 8 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行ったとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2)1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 9 立ち消え安全装置を有すること 10 立ち消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかったとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 11 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかった時及びバーナーが消火した時から2.5 分以内に閉弁すること (2) 密閉式のもののうち強制給排気式のものにあっては バーナーが消火した後 再び点火操作をしたとき爆発的に点火しないこと 12 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと (2) パイロットバーナー等に再点火しなかった場合には 点火操作をした時から1 分以内に閉弁すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から1 分以内に閉弁すること 13 交流電源を使用するものであって 停電の際パイロットバーナ

57 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) ー等の炎が消えるものにあっては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 14 開放式のものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (1) 技術的内容の欄の35の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 表示液化石油ガス消費量 という ) が7キロワット以下であること (2) 不完全燃焼を防止する機能であって 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05パーセント以下でバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロメーンバーナーの一次空気吸引口が閉塞して燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05パーセント以上になる状態において バーナーに点火したときから90 秒以内にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ハ装置が正常に機能しなかったとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること ニ強制対流型のものにあっては装置が作動したことを知らせる機能を有すること 15 密閉式のものの給排気部は 気密性を有すること 16 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあっては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 散水中 バーナーが消火しないこと

58 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) (2) 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあっては 散水終了後 技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること (3) 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 散水終了後 1メグオーム以上の絶縁抵抗を有すること 17 密閉式のもののうち外壁用のものの給排気筒トップ及び屋外式のもののケーシングは 鳥等の異物が入らない措置が講じられていること 18 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること 事項 基準 リフティング ないこと 消火 ないこと 逆火 ないこと すすの発生 燃焼ガス中の一酸化炭素 濃度 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 開放式のものにあっては 0. 03パーセント以下であるこ と 密閉式又は屋外式のものにあっては 0.14パーセント以下であること ( 注 ) 開放式のものにあっては 液化石油ガス量が最小になる状態

59 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) においても上表の基準の欄に掲げる基準に適合すること 19 密閉式のもののうち共用給排気筒用のもの以外のものにあっては 通常の使用状態において 次に掲げる基準に適合すること (1) 給排気筒トップに風速 15メートル毎秒以下 ( チャンバー用のものにあっては 風速 10メートル毎秒以下 ) の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと (2) 給排気筒トップに風速 5メートル毎秒の風を受けたとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.28パーセント以下であること 20 密閉式のもののうち共用給排気筒用のものにあっては 通常の使用状態において 風速 1メートル毎秒以下の降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 21 屋外式のものにあっては 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 15メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 22 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと なお 強制対流型のもので停電の際メーンバーナーへの液化石油ガスの通路が閉ざされる構造のもの以外のものにあっては 停電の際においても同様とする (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 測定箇所 温度 ( 単位度 ) 乾電池の表面 20 つまみ類 金属の部分 その他の部分

60 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類 及び排ガス排出部を除く ) の表面 105 液化石油ガスの取入部 ( ねじにより管と 接続されるものを除く ) の表面 20 機器の下面 ( つり下げ型のものにあって は 上面 ) 背面及び側面に面した木壁 65 の表面 壁貫通部の表面 65 (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあっては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあっては試験室の温度に35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2 010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術的内容の欄の26(4)( 器具栓にあっては 技術的内容の欄の26(3)) に定める基準に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(201 0) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(

61 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 0) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の5パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 23 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるもの以外のものにあっては 液化石油ガスの取入部は 図 1 又は図 2の形状であること 図 1 ソケット 図 2 プラグ 24 液化石油ガスの取入部が技術的内容の欄の23の図 1 及び図 2 の形状のものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (1) プラグ又はソケットの着脱が 円滑かつ確実にできるものであること

62 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) (2) プラグ又はソケットを接続した状態において プラグ又はソケットに10ニュートン センチメートルのねじり力又は10 0ニュートンの引張力若しくはせん断力がかかったとき 4. 2キロパスカルの圧力において気密性を有すること (3) プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に15 0ニュートンの引張力又はせん断力がかかったとき プラグ又はソケットが抜けず かつ 使用上支障がある欠陥を生じないこと 25 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるものにあっては 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじを使用すること 26 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分にあっては 4.2キロパスカルの圧力において器具栓の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあっては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあっては 栓を閉じたとき 4.2キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあっては 弁を閉じたとき 4.2キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること 27 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 27の2 開放式のものであって電装基板を有するものにあっては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 28 移動して使用できるものにあっては いずれの方向に傾けても

63 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 20 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと 29 放射方向が変えられるものにあっては 使用中自然に動かないように放射体を固定できること 30 放射型のものにあっては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること 31 燃焼面が金属網製のものにあっては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること 32 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術的内容の欄の26(3) に定める基準に適合すること (2) 点火装置については 技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること (3) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術的内容の欄の26(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術的内容の欄の12(1) に定める基準に適合すること (4) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術的内容の欄の26(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の5 パーセントに30パスカルを加えた値以下であること (5) 自動消火装置については 弁が技術的内容の欄の26(4) に定める基準に適合すること (6) 液化石油ガスの取入部については 技術的内容の欄の24(3) に定める基準に適合すること (7) 不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術的内容の欄の14(2) イ及びロに定める基準に適合すること 装置 回数

64 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 器具栓 自動温度調節器により作動するもの 上記以外のもの 30,000 6,000 点火装置 6,000 立ち消え安全装置 1,000 器具ガバナー 30,000 自動消火装置 温度を感知して作動するもの 一定時間の経過により作動するもの 30,000 2,000 液化石油ガスの取入部 ( 技術的内容の欄 の 23 の図 1 及び図 2 の形状のものに 6,000 限る ) 不完全燃焼防止機能に係る装置 1, 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあっては 技術的内容の欄の26 に定める基準に適合すること (2) 熱交換部にあっては 使用上支障のある変化がないこと (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術的内容の欄の1 8に定める基準に適合すること 34 輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術的内容の欄の26 に定める基準に適合すること 験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること

65 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 35 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 密閉燃焼式のものにあっては外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用等の別 屋外式のものにあっては屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること 35の2 開放式のものにあっては 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること 36 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のもの ( 以下 組込型ストーブ という ) にあっては 技術的内容の欄の1 3 11(2) (1) 26(3) 26(4) (1) 32(3) 32(4) 32(5) 32(6) 32(7) 及び35を除く各項に適合するほか 次の (1) から (19) までに適合すること (1) ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと (2) 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること イ燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと

66 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) ロ容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと ハ容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下 高圧部 という ) の中の圧力が0. 4メガパスカル以上 0.6メガパスカル以下の圧力になったときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと ニ容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと (4) 器具ガバナーを有すること (5) 容器と器具ガバナーとの間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナーの高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと (6) 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造であること (7) 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造の組込型ストーブにあっては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が1 立方センチメートル以下であること (8) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 測定箇所 温度 ( 単位度 ) 乾電池の表面

67 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) つまみ類 金属の部分 25 その他の部分 35 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類 を除く ) の表面 105 機器の下面 背面及び側面に面した木壁 の表面 65 ロ器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあっては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあっては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない ( イ ) 器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6. 14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ (10) に定める基準に適合すること ( ロ ) 点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(200 9) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ カートリッジガスこんろの項の技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること ( ハ ) 器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(200 9) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験

68 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること (9) 容器内の圧力は0.4メガパスカルを超えないこと (10) 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 (11) 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあっては 安全装置が作動するまでの圧力とする (12) 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること (13) 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること イ器具栓については (10) に定める基準に適合すること ロ点火装置については 技術的内容の欄の5に定める基準に適合すること ハ圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び (3) ハに定める基準に適合すること ニ器具ガバナーについては その位置に応じて (10) 及び (1 1) に定める基準に適合すること ホ容器と燃焼器との接合部については (11) に定める基準に適合すること ヘ立ち消え安全装置については弁が (10) に定める基準に適合すること 装置 回数

69 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 器具栓 6,000 点火装置 6,000 安全装置 1,000 器具ガバナー 30,000 容器と燃焼器との接合部 6,000 立ち消え安全装置 6,000 不完全燃焼防止機能に係る装置 1,000 (14) 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること イ液化石油ガスの通る部分にあっては (10) 及び (11) に定める基準に適合すること ロ逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術的内容の欄の1 8に定める基準に適合すること (15) 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術的内容の欄の18 36(10) 及び (11) に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと (16) 燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合には接合ができないこと (17) バーナーの空気口は 一次空気口のほか一次空気口の近くにごみなどによる目詰まりが生じないようにするための補助空気口を2カ所有すること (18) 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと (19) 機器本体の見やすい箇所に型式 液化石油ガス消費量 ( 単

70 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 位キロワット ) 定格電圧及び定格消費電力( 交流電源を使用するものに限る ) 使用すべき容器の名称 定格周波数( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること 37 屋外式のもののうち適用除外ガス用容器を使用する構造のもの ( 以下 屋外式カートリッジガスストーブ という ) にあっては 技術的内容の欄の (1) 26(3) 26(4) 27 27の の2 36(1) 36(3) 36(4) 36(5) 36(7) 36(8) 36(10) 36(12) 36(13) 36(14) 36(15) 36(16) 36 (17) 36(18) 36(19) を除く各項に適合するほか 次の (1) から (20) までに適合すること (1) ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充塡した容器と燃焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造の屋外式カートリッジガスストーブ ( 以下 分離型屋外式カートリッジガスストーブ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 技術的内容の欄の2において同じ ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと (2) 乾電池又は圧電素子を用いて点火を行うものにあっては 通常の点火操作を10 回繰り返したとき8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと (3) 液化石油ガスを充塡した容器が組み込まれる構造の屋外式カ

71 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) ートリッジガスストーブ ( 以下 組込型屋外式カートリッジガスストーブ という ) にあっては 次に掲げる基準に適合する構造であること イ燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと ロ器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 又は 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと ただし 容器収納庫周囲の見やすい箇所に容易に消えない方法で 容器を装着する前に器具栓が閉じていることを確認する 旨の注意事項が表示されているものにあっては この限りでない ハ容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと ニ高圧部の中の圧力が 0.4メガパスカル以上 0.6メガパスカル以下の圧力になったときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと ただし 容器の温度が上がることのない構造のものにあっては この限りでない ホ容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと (4) 分離型屋外式カートリッジガスストーブの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の管と燃焼器との接合部は 3 0ニュートンの引張試験に耐えるものであること (5) 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む ) であって容器と接合するものにあっては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること (6) いずれの方向に傾けても次に掲げる角度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと イ組込型屋外式カートリッジガスストーブは20 度ロ分離型屋外式カートリッジガスストーブ及び容器が燃焼器に

72 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 直接取り付けられる構造のもの ( 組込型屋外式カートリッジガスストーブを除く 以下 直結型屋外式カートリッジガスストーブ という ) は10 度 (7) 器具ガバナー又は減圧機構を有すること (8) 容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと (9) 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造の屋外式カートリッジガスストーブにあっては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が1 立方センチメートル以下であること (10) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 測定箇所温度 ( 単位度 ) 乾電池の表面 20 つまみ類 金属の部分 25 その他の部分 35 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ 類を除く ) の表面

73 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 機器の下面 背面及び側面に面した 木壁の表面 65 ロ器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあっては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあっては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない ( イ ) 器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 37(12) に定める基準に適合すること ( ロ ) 点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(20 09) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく 37(2) に定める基準に適合すること ( ハ ) 器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(20 09) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること (11) 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 2.5メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと (12) 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること イ組込型屋外式カートリッジガスストーブ及び直結型屋外式

74 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) カートリッジガスストーブの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ分離型屋外式カートリッジガスストーブの場合容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 (13) 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあってはこの限りでない (14) 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること イ器具栓については 37(12) に定める基準に適合すること ロ点火装置については 37(2) に定める基準に適合すること ハ圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び3 7(3) ニに定める基準に適合すること ニ器具ガバナーについては その位置に応じて技術的内容の欄の 36(11) 及び37(12) に定める基準に適合すること ホ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部については 技術的内容の欄の36(11) に定める基準に適合すること 装置 回数

75 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 器具栓 6,000 点火装置 6,000 安全装置 1,000 器具ガバナー 30,000 組込型屋外式カートリッジガスストー ブの容器と燃焼器との接合部 6,000 (15) 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること イ液化石油ガスの通る部分にあっては 技術的内容の欄の36 (11) 及び37(12) に定める基準に適合すること ロ逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術的内容の欄の1 8に定める基準に適合すること (16) 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術的内容の欄の18 36(11) 及び37(12) に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと (17) 組込型屋外式カートリッジガスストーブの燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合には接合ができないこと (18) 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること (19) 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 雨の中では使用しない 及び 風などにより炎のあふれや消火などが発生した場合は直ちに使用を中止する 旨の注意事項並びに誤使用しないことに関する事項が表示されていること

76 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) (20) 機器本体の見やすい箇所に型式 屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 使用すべき容器の名称 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ( 備考 ) [ 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ ] 2について 表面 とは 液化石油ガスの通る部分( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式のもののケーシング並びに密閉式のものの給排気部にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 3について 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう 4について 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 5について 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう 6について 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が85デシベルを超えないことをいう 7について 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10の試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が1 分間に30 秒以上連続して触れていないことをいう 8について (1) 確実に着火 とは 5 回行って5 回とも着火することとする (2) 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が85デシベルを超えないことをいう

77 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 10について 炎の検出部が機能しなかったとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう 11について 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が85デシベルを超えないことをいう 12について 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が8 5デシベルを超えないことをいう 13について 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう 15について 気密性を有する とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の気密構成部の気密 ( 密閉式に適用 ) の性能を満たすことをいう 18について (1) リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに1/3を超えないことをいう (2) 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう (3) 逆火がないこととは 点火して30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう (4) 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の1 分間のうち30 秒以下であることをいう (5) すすの発生がないこととは 点火して30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう

78 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 22について (1) 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする (2) 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう 23について図 1における φ3.1±0.1 は プラグの弁を押すための棒の最大外接円の径を示し 当該棒がプラグの弁に接触する面から1ミリメートル以内の部分とする 27について 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう 27の2について 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう 30について 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう 33について 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し3 分間休止する操作を1 回として これを150 回以上繰り返すことなどをいう 34について 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする 35について (1) 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい (2) 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい (3) 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい (4) 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること

79 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項 ( 開放式に限る ) ニ点検 掃除に関する事項 36(8) について (1) 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする (2) 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう 36(14) について 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し3 分間休止する操作を1 回として これを150 回以上繰り返すことなどをいう 36(15) について 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 日本工業規格 S21 47(2009) カセットこんろの6.2.3 振動及び落下試験により確認することとする 36(19) について (1) 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい (2) 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい (3) 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい (4) 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 37(2) について 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう

80 表 2-2 通達の別添 5 の 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ の欄に反映させた形の基準案 ( 続き ) 37(3) について 容器の温度が上がることのない構造 とは 機器の一面が常に開放された状態で機器に装着した容器の全体が見える構造のものをいう 37(10) について (1) 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする (2) 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう 37(15) について 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し3 分間休止する操作を1 回として これを150 回以上繰り返すことなどをいう 37(16) について 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 日本工業規格 S21 47(2009) カセットこんろの6.2.3 振動及び落下試験により確認することとする 37(20) について (1) 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい (2) 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい (3) 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい (4) 使用上の注意に関する事項 は 燃焼器の見やすい箇所に表示することを原則とするが 燃焼器の表示箇所が小さくて燃焼器に表示することが極めて困難な場合に限って 容器の見やすい箇所に表示してもよいこととする なお 表示事項は 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ点火 消火等器具の操作に関する事項ロ点検 掃除に関する事項

81 3.2 仕様基準と器具省令別表第 3 の対比表案 屋外式カセットストーブ基準策定委員会で承認された器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術 的内容 ) の対比表案を表 2-3 に示す 表 2-3 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表案 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 別表第 3) の技術上の基準 1 一 般 要 求 事 項 (1) 安全原則イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用解釈について ( 別添 5) の技術的内容の項目 - - (2) 安全機能 を有する設 計等 イ液化石油ガス器具等は 1(1) の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 37(7) 器具ガバナー又は減圧機構の有無 37(13) 容器から取り出す液化石油ガスの状態 ロ液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによつてはその安全性の確保が困難であると認められるときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに附属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする (3) 供用期間中における安全機能の維持 ハ別表第一第十四号又は第十六号の液化石油ガス器具等にあつては ガス漏れ又は地震による被害を防止するための機能を有するよう設計されるものとする 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 37(14) イロハニホ反復使用試験 (4) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 36(6) 予備容器の組込みができない構造 37(2) 点火性能 37(3) ロ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合時の器具栓の状態 37(17) 組込型屋外式カートリッジガスストーブの燃焼器と容器の適正な接続

82 表 2-3 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表案 ( 続き ) 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 別表第 3) の技術上の基準 (5) 耐熱性等 を有する部 品及び材料 の使用 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用解釈について ( 別添 5) の技術的内容の項目 2 耐食性 3 ほうろうバーナーの強度 4 耐ガス性 31 金属網製の燃焼面の掃除 37(1) 耐熱性 37(10) ロ各部の温度上昇 ( 部品に対する耐熱性 ) 37(3) イ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部の構造 ( 容器の移動方向 ) 37(3) ハ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部の構造 ( スプリングの使用の有無 ) 37(5) 硬質管以外の管の試験 2 危険源に対する保護 (1) 火災の危 険源からの 保護 液化石油ガス器具等には 発火又は発熱によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 37(10) イ各部の温度上昇 ( 乾電池 木壁 ) 26(2)36(11)37(12) 液化石油ガス通路の気密 37(3) ホ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部の構造 ( ガスの滞留 ) 37(15) イ断続燃焼試験 ( 液化石油ガス通路の気密 ) (2) 火傷の防 止 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 30 放射体のガード 37(10) イ各部の温度上昇 ( つまみ類 手の触れるおそれのある部分 ) 36(9) 容器内圧力 37(8) 耐圧性 37(9) 燃焼器からの液化石油ガスの放出 (3) 液化石油ガス器具等自体又は外部から加わる作用によつて生じる機械的な動作を原因とする危害の防止 イ液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする ロ液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの作用により生じる危険源によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 37(6) 傾斜試験 7(3) 放電装置の電極の固定 29 放射体の固定 37(4) 分離型こんろの接合部の引張試験 37(16) 落下試験及び振動試験

83 表 2-3 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表案 ( 続き ) 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 別表第 3) の技術上の基準 (4) 無監視状 態での運転 を考慮した 安全設計 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用解釈について ( 別添 5) の技術的内容の項目 37(3) ニ組込型屋外式カートリッジガスストーブの容器と燃焼器との接合部の構造 ( 高圧になったときの液化石油ガスの供給停止 ) (5) 始動 再始動及び停止による危害の防止 イ液化石油ガス器具等は 不意な始動によつて人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする ロ液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする ハ液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6 点火動作が自動的に行われるもの及びパイロットレスのものの安全に点火することの確認 8(1)(2) 着火性能 ( 確実な着火及び爆発的着火の有無 火移り ) 36(2) 消火性 (6) 異常燃焼又は有害な燃焼ガスの発生による危害の防止 (7) 感電に対する保護 (8) 絶縁性能の保持 (9) ガス漏れによる被害の防止 (10) 地震による被害の防止 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 異常燃焼又は有害な燃焼ガスの発生により人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐこと ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 別表第一第十四号の液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において ガス漏れを検知し 遅滞なく警報を発するように設計されているものとする 別表第一第十六号の液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 震度五相当以上の地震を検知したときに 遅滞なくガスの通路を遮断するように設計されているものとする 7(1) 放電装置の電極部の位置 18 燃焼状態試験 ( リフティング 消火 逆火 すすの発生 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 ) 37(11) 有風時の炎の安定性 37(15) ロ断続燃焼試験後の ( 逆火及び一酸化炭素濃度 ) 7(2) 放電装置の高圧配線の被覆

84 表 2-3 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表案 ( 続き ) 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 別表第 3) の技術上の基準 3 表 示 (1) 一般液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする (2) 個別の規 定 イ 3(1) の規定による表示には 次の ( イ ) から ( ニ ) に掲げる液化石油ガス器具等の区分に応じ それぞれ ( イ ) から ( ニ ) に定める事項を含むこと ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 別表第一第五号の液化石油ガス器具等使用すべきふろがまの型式 ( ニ ) 別表第一第十号及び第十三号の液化石油ガス器具等のうち 開放式のもの原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用解釈について ( 別添 5) の技術的内容の項目 37(18) 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある旨 37(19) 注意事項及び誤使用しないことに関する事項 37(20) 表示 ロ 3(2) イ ( イ ) 又は ( ロ ) の規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号の液化石油ガス器具等であつて 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ 3(2) イ ( ハ ) の規定により表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる

85 3.3 委員から出された意見の概要 第 1 回から第 3 回までの屋外式カセットストーブ基準策定委員会で委員並びに関係者から提言 のあった意見を表 2-4にまとめた なお 表 2-4には 委員会での発言に限らず 意見募集期 間中に頂いた意見も含む 表 2-4 委員並びに関係者から出された意見の概要 No 意見の概要 対応 1 パッキン類のオゾン試験に係る基準は規定しなくても問題ないか 以下の理由により オゾン試験に係る基準は規定しない 理由 1オゾン劣化は屋外式カセットストーブに限った事象ではないが 他の政令指定品目では当該基準は規定されていない 2 同様の事項を カセットこんろ及び組込型ストーブ JIS 原案作成委員会 で議論し 規定しなかった経緯がある 3オゾン劣化が原因の事故と特定できる事例がない 2 屋外で使用するからと言って必ずしも安全 とは限らないので 立ち消え安全装置に関す る基準は規定した方がよいのではないか 以下の理由により 立ち消え安全装置に関する基準は規定しない 理由 1 屋外式カセットストーブは人の手足を局所的に暖める目的で使われるため 万が一火が消えたとしてもすぐに認識できる 2 本事業で購入した製品で 立ち消え安全装置を備えている製品は1 型式だけである よって 当該基準を規定した場合にはほとんどの製品は設計から見直す必要がある また 部品点数も増えるためコストの観点で製品として成り立たなくなることが予想される 3 立ち消え安全装置に関する基準を規定した場合には2の理由により国内メーカーは撤退することが予想される その場合 海外から廉価な粗悪品が入ってくること等により事故の危険が増すおそれがある 4 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること 特定の企業に有利なものとならないようにすること という条件がある

86 表 2-4 委員並びに関係者から出された意見の概要 ( 続き ) No 意見の概要 対応 3 対象製品は屋外用途だが玄関先等での使用も合理的に予見可能な誤使用である よって 一酸化炭素中毒対策に係る基準を規定した方がよいのではないか 以下の理由により 不完全燃焼防止に関する基準は規定せず 警告表示の基準を設ける 理由 1 一酸化炭素中毒対策としては不完全燃焼防止装置の装着が考えられるが 現在販売されている屋外式カセットストーブに不完全燃焼防止装置は搭載されていない よって 当該基準を規定した場合には 各メーカーは製品を設計段階から見直す必要がある また 部品点数も増えるためコスト的に製品として成り立たなくなることが予想される 2 不完全燃焼防止機能に関する基準を規定した場合には1の理由により国内メーカーは撤退することが予想される その場合 海外から廉価な粗悪品が入ってくること等により事故の危険が増すおそれがある 3 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件がある 4しかしながら 屋内で使用されると非常に危険である 基準案 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 屋内やテント内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること 4 子ども ( 特に 幼児や小学校低学年 ) が指を入れてやけどをしないように 子どもの指が入らない ( 熱源に接触しない ) ような基準の設定は必要ないか 以下の基準を規定する 基準案 放射型のものにあっては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること ( 備考 ) 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう

87 表 2-4 委員並びに関係者から出された意見の概要 ( 続き ) No 意見の概要 対応 5 組込型には容器と燃焼器との接合時の器具栓の状態に関する基準があるが 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと とするか あるいは 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと のどちらかを満足すればよいという内容の基準を要望する どちらの規定でも 安全上 特に問題がないことと 組込型ストーブと異なる構造規制がかかると組込型ストーブを活用した設計ができないことが理由である 以下の基準を規定する 基準案 組込型の屋外式カセットストーブにあっては 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと または 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと ただし 容器収納庫周囲の見やすい箇所に容易に消えない方法で 容器を装着する前に器具栓が閉じていることを確認する 旨の注意事項が表示されているものにあっては この限りでない 6 少雨の試験基準は規定すべきでないか 以下の理由により 散水試験に係る基準は規定せず 注意表示の基準を規定する 理由 1 屋外式カセットストーブのような持ち運びできる製品を雨の中で使用することは考えにくく 雨の中に放置することも考えにくい 2 屋外式カセットストーブは人の手足を局所的に暖める目的で使われるため 万が一火が消えたとしてもすぐに認識できる 30.9mm/min の散水量で実験を実施したが 10 型式中 5 型式が基準を満たさなかった 4 策定する仕様基準の条件として 実際に販売されている商品に適用可能であり 現実的なものとすること という条件がある 基準案 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 雨の中では使用しない 旨の注意事項が表示されていること 7 ストーブ使用後のボンベの取り扱いに関す る表示基準は必要ないか 以下の理由により 当該表示の基準は規定しない 理由 他の品目 ( カートリッジガスこんろや組込型ストーブ ) でも同様の事項が考えられるが カートリッジガスこんろ及び組込型ストーブの基準には当該要求事項がない

88 表 2-4 委員並びに関係者から出された意見の概要 ( 続き ) No 意見の概要 対応 8 指定容器 ( ボンベ )1 本あたりの使用可能時間の目安表示に関する基準は必要ないか 以下の理由により 当該表示の基準は規定しない 理由 他の品目 ( カートリッジガスこんろや組込型ストーブ ) でも同様の事項が考えられるが カートリッジガスこんろ及び組込型ストーブの基準には当該要求事項がない 9 誤使用に関する注意表示の基準は必要ない か 以下の基準を規定する 基準案 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で誤使用しないことに関する事項が表示されていること 10 屋外用の製品であることが一目で分かる絵 表示などを表示させる基準が必要ではない か 以下の理由により 屋外式 の表示義務に関する基準は設けるが 絵表示までは規定しない 理由 1 安全確保上 屋外式であることを使用者に認識させる必要がある 2 現時点で広く一般に認識された屋外式特有の絵表示がない 基準案 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で屋外式である旨が表示されていること 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 屋内やテント内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で表示されていること

89 表 2-4 委員並びに関係者から出された意見の概要 ( 続き ) No 意見の概要 対応 11 誤使用しない旨の注意表示の基準について 誤使用の内容を具体的に記載した方がよいのではないか 屋外式カセットストーブの誤使用としては 調理や湯沸かしに使用すること 衣類等の乾燥のために使用すること 等が考えられるが 以下の理由により基準は 誤使用しないことに関する事項を表示すること とし 誤使用の具体的な内容までは技術的内容 ( 備考 を含む ) には規定しない 理由 1カートリッジガスこんろの技術的内容では使用上の注意に関する表示基準の一つに誤使用に関する事項を表示する旨が規定されている 2 他の品目の技術的内容にも誤使用を具体的に記した基準はない 12 ガス機器全般的に 位置を変えることができる空気調節器を搭載した製品は現在ほとんどないので 空気調節器に関する基準は規定する必要がないのではないか 以下の理由により当該基準は規定しない 理由 1 空気調節器の基準はカートリッジガスこんろと一般ガスこんろにしかない 2 今回購入した屋外式カセットストーブには設置位置を変えることができる空気調節器を搭載した製品はない 13 屋内やテント内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告表示の基準について 屋内やテント内の他 車内での使用も危険な使い方である よって 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある旨も基準に追加した方がよいのではないか 14 強風の中では使用しない旨の注意表示に関する基準を規定する件について 強風に至るまでの風速環境での安全性担保ができていないのではないか 15 組込型ストーブと屋外式カセットストーブの違いがよく分からない 見た目で屋外式カセットストーブであることが認識できるような基準を設けられないか 以下のとおり規定する 基準案( 修正案 ) 屋内やテント内 車内で使用すると死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること以下のとおり規定する 基準案( 修正案 ) 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 雨の中では使用しない 及び 風などにより炎のあふれや消火などが発生した場合は直ちに使用を中止する 旨の注意事項並びに誤使用しないことに関する事項が表示されていること 以下のとおり規定する 基準案 機器本体の見やすい箇所に屋外式である旨が表示されていること

90 3.4 仕様基準の検討概要 ( 委員会の開催概要 ) 屋外式カセットストーブ基準策定委員会の検討概要 ( 開催概要 ) として第 1 回から第 3 回の屋 外式カセットストーブ基準策定委員会議事録を以下に記す 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 第 2 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 第 3 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録

91 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 日 時 : 平成 29 年 9 月 14 日 ( 木 ) 15:00 ~ 17:05 場 所 : 一般財団法人日本ガス機器検査協会本部第 1 第 2 会議室 出席者 : ( 順不同 敬称略 ) 委員長 堀守雄 ( 拓殖大学名誉教授 ) 委 員 池田正慶 ( 独立行政法人国民生活センター ) 小方秀夫 ( 代理藤田寛也 : 株式会社ニチネン ) 篠崎直美 ( 主婦連合会 ) 嶋田憲孝 ( 株式会社旭製作所 ) 田瀬明彦 ( 株式会社新越ワークス ) 土井正次 ( 株式会社千石 ) 端山純子 ( 特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟 ) 村上洋介 ( 東邦金属工業株式会社 ) 丹羽哲也 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) オブザーバー 林崎公徳 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 邉見泰之 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 永田邦博 ( 経済産業省産業技術環境局国際標準課 ) 片岡孝浩 ( 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ) 五十嵐勝治 ( 東京消防庁 ) 榎本幸司 ( 一般社団法人日本ガス石油機器工業会 ) 前山幸康 ( 岩谷産業株式会社 ) 山本宏 ( 新富士バーナー株式会社 ) 事務局 鍋嶋康成 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) 添田早貴 ( ) 古松雪乃 ( ) 渡辺卓 ( ) ( 以上 22 名 ) 議 題 1. 事務局挨拶及び委員紹介 2. 委員長の選出 3. 屋外式カセットストーブ基準策定委員会について 4. 屋外式カセットストーブ基準策定委員会規約の制定について 5. 屋外式カセットストーブの概要について 6. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討概要について (1) 基準の検討 (2) 実験計画 7. その他

92 配布資料 資料 No.1 屋外式カセットストーブ基準策定委員会の設置について 資料 No.2 屋外式カセットストーブ基準策定委員会規約 ( 案 ) 資料 No.3-1 資料 No.3-2 参考資料 1 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連の品目の基準の比較表 屋外式カセットストーブの散水試験及び有風試験について 平成 29 年度商取引適正化 製品安全に係る事業 ( 屋外式カセットストーブの基準策定 ) 事業内容 ( 仕様書 ) 別添 屋外式カセットストーブ基準策定委員会委員名簿 議事摘録 : 1. 事務局挨拶及び委員紹介事務局から 開会の挨拶及び多忙中の出席へのお礼があった後 出欠状況の報告があった 続いて 事務局から委員及びオブザーバーの紹介があった 2. 委員長の選出事務局から 堀委員に委員長をお願いしたい旨の提案があり 委員全員の承認により 堀委員が委員長に選出された 3. 屋外式カセットストーブ基準策定委員会について事務局から 資料 No.1 に基づき 屋外式カセットストーブ基準策定委員会に関して 検討の背景 主な検討内容 検討体制 スケジュールについて説明があった 4. 屋外式カセットストーブ基準策定委員会規約の制定について事務局から 資料 No.2 を用いて 屋外式カセットストーブ基準策定委員会規約 ( 案 ) について説明があった後 異議なく承認された 5. 屋外式カセットストーブの概要について事務局から 今回の事業用に購入した製品 (10 型式 ) を用いて屋外式カセットストーブの紹介があった後 以下の質疑応答があった 現在流通している製品はどの程度あるか 国内で製造しているもの以外に 海外の製品もインターネット販売等で売られているので 正確には分からない 〇屋外式カセットストーブは主にどの様なところで販売されているか 主にスポーツ量販店やインターネットで販売されている 〇購入した機器について感想を述べてほしい 今回購入した製品 10 型式の内 7 型式は国内の事業者の製品で 残り

93 の 3 型式は海外事業者の製品である 思っていたよりバリエーションが多く 構造的にも興味深いと思う 〇風が吹いて火が立ち消えたり転倒したりすることはないか 屋外式ストーブは風の影響を確認するために有風試験を実施している よって 屋外式カセットストーブについても同様の試験を試したいと考えている 詳細については後ほど説明する 〇今回購入した屋外式カセットストーブは全て放射型か? そうである 〇屋外式と屋内式の定義はあるか 屋内式は空間を暖める目的のものであり 屋外式は空間を暖めるのではなく 手元を局所的に暖める目的のものである 〇屋内式はある程度の安全装置がついているか 屋内式は立ち消え安全装置 不完全燃焼防止装置等の安全装置がついている 〇屋外式はどの程度安全装置を備えているか 現時点では各社の考え方によりそれぞれ違う どの程度の安全装置を求めていくかは本委員会で議論する必要がある 6. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討概要について (1) 基準の検討事務局から 資料 No.3-1 に基づき 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連品目の基準の比較表について説明があった後 以下の質疑応答があった 改めて記号の説明をしてもらいたい 資料 No.3-1 の 1 ページ目の表の上に記載しているとおり 〇 : 基準の対象とする : 基準を適用するかどうか検討する : 条件を変えて実験を実施する : 検査基準どおり試験を実施する : 試験を実施しない という意味である 資料 No.3-1 の No.4 にパッキン類の基準が規定されているがオゾン試験に係る基準は規定しなくてよいのか ガバナーの O リングが 2 年程度でオゾン劣化し事故となったケースがあるため 未然防止のためにも当該基準は必要ではないか 屋外式ストーブ 組込型ストーブ カートリッジガスこんろにはオゾン試験に係る基準は規定されていない よって 他の品目との兼ね合いも含めて検討する 〇組込型ストーブと屋外式カセットストーブの違いがよく分からない 見た目で屋外式カセットストーブであることが認識できるような基準を設けられないか 表示で屋外式か否かを識別するぐらいしかないのではないか 表示方法については検討の余地がある 〇 の項目についてはどのように検討する予定か

94 例えば 立消え安全装置を備えているものは 今回購入した機器には 1 型式しかない 備えているものは参考ではあるが 現状の性能を確認する 〇対応できない基準が規定されると生産を断念せざるを得なくなるため 資料 No.3-1 の の項目は慎重に検討をお願いしたい 国内メーカーが基準に対応できずに撤退した場合 海外から粗悪品が入ってくることも考えられる また 資料 No.1 の 2. 主な検討内容の 策定する仕様基準の条件 3 にも 実際に販売されている商品に適用可能な仕様基準とする 旨が記載されている 第 2 回委員会時には試験結果をある程度提示できると思うので その結果を参考にしつつ 慎重に検討して頂く 資料 No.3-1 で事務局案を示したので 持ち帰ってご確認頂き ご意見等があれば事務局まで連絡を頂きたい (2) 実験計画事務局から 資料 No.3-2 に基づき 屋外式カセットストーブの基準策定に係る実験計画の説明があった後 以下の質疑応答があった 有風試験 散水試験は据え置きで設置する屋外式ストーブを対象としたものであって 屋外式カセットストーブに対して同様の試験を適用するのは現実的ではないのではないか よって 製品の実力値を把握するためということであれば分かるが 実験自体にあまり意味がないのではないか 製品の実力を把握することで 問題点や危険なことがないか等を知っておきたいという思いがある ただし 雨の日や強風の中 使用し続けるかという前提条件に対する議論は確かにあると思う そのため 基準策定にあたって 使用方法や使用状況を整理する必要があると思うので それらについてもご意見を頂きたい 〇屋外式カセットストーブを対象にした有風試験 散水試験に関する実験を実施することにあまり意味がないのではないかという意見もでたが 製品の実力値を把握するために実験は実施することとする 散水試験について 3mm/min の降水量は実際の製品の実力値とはかけ離れた試験になることが想像される 降水量は変えることができるか 散水試験機のノズル径を調整することにより ある程度降水量を変えることができる 〇安全装置がついている製品もあるか 立消え安全装置や圧力感知安全装置がついているものはある 〇表示の基準に追加が必要な事項及び全体的に追加が必要な基準等があれば ご意見等を頂きたい 〇基準を検討するにあたって 実際に販売されている商品に適用できる仕様基準にするために 安全装置の基準を規定できないかもしれない その際には 安全装置がなくても安全を確保できる別の基準を規定することも検討してほしい 組込型ストーブや屋外式ストーブには規定されていない新たな基準を屋外式カセットストーブの基準として設けてもよい

95 7. その他 次回は 平成 29 年 12 月 13 日 ( 水 )15:00~(JIA 本部第 1 第 2 会議室 ) とする 〇基準案について 意見等があれば 10 月 31 日 ( 火 ) までに事務局へ連絡してほしい 以上

96 第 2 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 日 時 : 平成 29 年 12 月 13 日 ( 水 ) 14:55 ~ 16:45 場 所 : 一般財団法人日本ガス機器検査協会本部第 1 第 2 会議室 出席者 : ( 順不同 敬称略 ) 委員長 堀守雄 ( 拓殖大学名誉教授 ) 委 員 池田正慶 ( 独立行政法人国民生活センター ) 小方秀夫 ( 株式会社ニチネン ) 篠崎直美 ( 主婦連合会 ) 嶋田憲孝 ( 株式会社旭製作所 ) 田瀬明彦 ( 株式会社新越ワークス ) 土井正次 ( 株式会社千石 ) 端山純子 ( 特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟 ) 村上洋介 ( 東邦金属工業株式会社 ) 丹羽哲也 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) オブザーバー 林崎公徳 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 邉見泰之 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 片岡孝浩 ( 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ) 五十嵐勝治 ( 東京消防庁 ) 榎本幸司 ( 一般社団法人日本ガス石油機器工業会 ) 杉本剛志 ( コールマンジャパン株式会社 ) 山本宏 ( 新富士バーナー株式会社 ) 事務局 鍋嶋康成 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) 添田早貴 ( ) 古松雪乃 ( ) 渡辺卓 ( ) ( 以上 21 名 ) 議 題 1. 前回議事録 ( 案 ) の確認 2. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 (2) 散水試験及び有風試験に関する実験結果 (3) 屋外式カセットストーブの基準案について 3. その他

97 配布資料 資料 No.1 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 ( 案 ) 資料 No.2-1 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 資料 No.2-2 屋外式カセットストーブの散水試験及び有風試験に係る実験結果について資料 No 屋外式カセットストーブの技術的内容の例 ( 案 ) 資料 No 参考資料 1 参考資料 2-1 参考資料 2-2 参考資料 3 試験結果一覧 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連の品目の基準の比較表 ( 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会資料資料 No.3-1) 屋外式カセットストーブの散水試験及び有風試験について ( 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会資料資料 No.3-2) 雨と風の階級表 平成 29 年度商取引適正化 製品安全に係る事業 ( 屋外式カセットストーブの基準策定 ) 事業内容 ( 仕様書 ) 議事摘録 : 事務局挨拶事務局から開会の挨拶及び出欠状況の報告があった後 資料確認があった 1. 前回議事録 ( 案 ) の確認事務局から 資料 No.1 に基づき 前回議事録 ( 案 ) の 5. 屋外式カセットストーブの概要について 及び 6. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討概要について の通読があった後 議事録 ( 案 ) は異議なく承認された 2. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案事務局から 資料 No.2-1 参考資料 1 及び参考資料 3 を用いて 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案について説明があった後 以下の質疑応答があった 資料 No.2-1 No.4 の対応案について ストーブのガードに直径 70 ミリメートルの球が入るような隙間があってはならないという基準だが 70 ミリメートルの球が入る隙間は相当大きなものではないか 今回の事業で購入した製品の隙間はどの程度か 本事業で購入した製品に 70 ミリメートルの球が入るものはない 何れの製品も比較的密に格子が設けられている 〇散水試験の試験方法を教えてほしい 以下の 2 点を確認する試験である 1 機器の前後左右の 4 方向に 5 分間散水した後に電気点火性能を確認する

98 2 試験と機器の前後左右の 4 方向に 5 分間散水した後バーナに点火し 機器の正面に散水しながら 5 分間 目視によって消火しないことを確認する 機器本体の見やすい箇所へ表示する事項が多くなりそうだが 表示する場所はあるか 屋外式カセットストーブは直結型カートリッジガスこんろに比べると製品サイズが大きいので ケーシング等に表示できると考えている (2) 散水試験及び有風試験に関する実験結果事務局から 資料 No.2-2 参考資料 2-1 及び参考資料 2-2 を用いて 散水試験及び有風試験に関する実験結果について説明があった後 以下の質疑応答があった 今回の実験条件がどの程度かを参考資料 2-2 を用いて説明してほしい 散水試験について 3.0mm/min の散水量は参考資料 2-2 の 1 ページ目の表の 猛烈な雨 に該当する また 0.9mm/min は同表の 非常に激しい雨 に該当する 有風試験の 15m/s の風速は参考資料 2-2 の 2 ページ目の表の やや強い風 又は 強い風 に該当する 一方 2.5m/s の風速は参考資料 2-2 の 3 ページ目の表の風力階級 2 に該当し 陸上では顔に風を感じる程度の風である 同様に 5m/s の風速は風力階級 3 に該当し 木の葉や細かい小枝がたえず動く程度の風 10m/s の風速は風力階級 5 に該当し 池や沼の水面に波がしらが立つ程度の風である 散水試験はかなり厳しい条件で試験を実施しているのではないか 散水試験設備で調整可能な最小の量に調整しても 0.9mm/min であった ご指摘のとおり 0.9mm/min(54mm/h) でも相当な雨量のため JIS の試験方法に準じてはいないが JIA で実施できる簡易的な方法で何とか 8mm/h 程度の散水状態をつくり 参考までに実験を行った その結果 3 型式が電気点火性能の基準を満たさなかった 有風試験を行った印象を述べてほしい 15m/s の風速まで耐えられる製品もあったが 2.5m/s の風速で炎のあふれが発生した製品もあった 製品の構造等によって違いがあるという印象である 資料 No.2-2 の 2/2 ページについて表 2 の No.4 の試験と ( 参考 ) の No.1 の試験の違いは何か ( 参考 ) の No.1 は風速 15m/s の風の中で製品が転倒 ( 移動 ) しないかを確認するための予備実験である 一方 表 2 の No.4 は 15m/s の風を送り 消火 逆火 又は炎のあふれがないことを確認する試験である 有風試験について ガス消費量が小さい製品の方が消火しやすいという傾向はあったか ガス消費量と消火のしやすさという観点で結果を整理していないので即答はできない 製品毎に形状等が違うので一概には言えないが ガス消費

99 量が大きい製品の方が炎のあふれを起こしやすいように感じた 有風試験について 風をあてる向きを教えてほしい 参考資料 2-1 の 2 ページ図 2 に示すとおり 燃焼面に対して正面の位置と 45 の位置から風を送る試験である 屋外式カセットストーブは手元を局所的に暖める目的で使用されることを想定した設計となっている ストーブを使用している人が風よけとなるため 正面から強い風を受けることは考えにくい よって この試験は屋外式カセットストーブには適さないと考える (2) 屋外式カセットストーブの基準案について事務局から 資料 No 資料 No 参考資料 1 及び参考資料 3 を用いて 屋外式カセットストーブの基準案について説明があった後 以下の質疑応答があった 資料 No の 17 番の基準 屋外式カセットストーブは 器具ガバナー又は減圧機構を有すること は組込型屋外式カセットストーブ限定の基準という理解でよいか 当該基準は組込型屋外式カセットストーブ限定の基準ではなく 全ての屋外式カセットストーブを対象とした基準である 減圧機構という表現が分かりにくいが ノズルは減圧機構となる よって 本事業で購入した製品全てはこの基準にすれば基準を満足する 資料 No の 22 番について 風速 2.5 メートル毎秒以下の風を受けたとき とあるが 風速 2.5 メートル毎秒以上の風を受けたとき ではないか 最大で風速 2.5 メートル毎秒の風を受けたときでも 消火 逆火又は炎のあふれがないことという意味合いで 他の品目の規定にあわせた表現としている パラソルヒータなどの屋外式ストーブは 15 メートル毎秒以下という表現をしているが 当該製品に強風は適さないという意見もあるため 2.5 メートル毎秒以下とした 有風試験は壁を設置して試験を実施したか 壁がある方が厳しい試験か 参考資料 2-1 の 2 ページ図 2 に示すとおり 壁を設置して試験を実施した 壁がある方が厳しいか否かは一概には言えないが 燃焼機器の分野では風圧帯の概念を考慮し 壁を設置した試験方法が規定されている 雨を想定した基準は表示のみか そのとおりである 屋外式カセットストーブの事故はないか 過去にテント内で屋外式カセットストーブを使用したことによる事故があった 製品に原因がある事故はなかった 密閉空間での使用は危険度が高いと考えられるが これに対しては表示基準で対応するという考えか そのとおりである 危険度が高いので 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で表示されていること と規定した

100 表示事項が多いが問題ないか 対応できると考えている 資料 No の 5 ページの点線で囲われた部分に規定しない基準がまとめられているが 規定しなくても問題ないか 1 については適用容器に関する基準で 適用容器は屋外式カセットストーブの定義から外したため規定しなくても問題はない 2 は開放式特有の不完全燃焼防止装置に関する基準等であるため 規定する必要はない 3 は防鳥構造の基準であり 常設の製品を対象とした基準である よって 屋外式カセットストーブは持ち運びができる製品であるため 規定する必要はない 4 は立ち消え安全装置に関する基準であるが 製品の実力値及び基準を検討するにあたっての条件 実際に販売されている製品に適用可能なものであること により 規定することができない基準である 資料 No について 試験を実施できていない項目があるが 基準策定に影響を与えるような項目はないか 資料 No の No.42 の反復使用試験に時間がかかっている 現在実施できていない試験項目は反復使用試験が終わらないと取りかかれない項目だけである No.42 の反復使用試験も No.44 の誤装着試験も試験結果に関わらず規定する必要がある基準である よって 基準を検討する上で必要な試験項目については対応できていると考えている 3. その他 カセットストーブ が登録商標であることが分かった よって 次回までに他の表現 ( カートリッジガスストーブ 等 ) を用いて基準案を整理する 委員会名は変更しない 次回は 平成 30 年 1 月 23 日 ( 火 )15:00~ とする 場所は後日連絡する 〇基準案 その他全体を通して意見等があれば 1 月 5 日 ( 金 ) までに事務局へ連絡してほしい 以上

101 第 3 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 日 時 : 平成 30 年 1 月 23 日 ( 火 ) 15:00 ~ 16:45 場 所 : 一般財団法人日本ガス機器検査協会本部第 1 第 2 会議室 出席者 : ( 順不同 敬称略 ) 委員長 堀守雄 ( 拓殖大学名誉教授 ) 委 員 池田正慶 ( 独立行政法人国民生活センター ) 小方秀夫 ( 代理藤田寛也 : 株式会社ニチネン ) 篠崎直美 ( 主婦連合会 ) 嶋田憲孝 ( 株式会社旭製作所 ) 田瀬明彦 ( 株式会社新越ワークス ) 土井正次 ( 株式会社千石 ) 端山純子 ( 特定非営利活動法人東京都地域婦人団体連盟 ) 村上洋介 ( 東邦金属工業株式会社 ) 丹羽哲也 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) オブザーバー 林崎公徳 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 邉見泰之 ( 経済産業省産業保安グループ製品安全課 ) 永田邦博 ( 経済産業省産業技術環境局国際標準課 ) 片岡孝浩 ( 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ) 志村正樹 ( 東京消防庁 ) 榎本幸司 ( 一般社団法人日本ガス石油機器工業会 ) 前山幸康 ( 岩谷産業株式会社 ) 杉本剛志 ( コールマンジャパン株式会社 ) 久保雄太 ( コールマンジャパン株式会社 ) 山本宏 ( 新富士バーナー株式会社 ) 事務局 鍋嶋康成 ( 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ) 渡辺卓 ( ) 古松雪乃 ( ) 添田早貴 ( ) ( 以上 24 名 ) 議 題 1. 前回議事録 ( 案 ) の確認 2. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 (2) 屋外式カセットストーブの基準案 審議事項 (3) 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) 審議事項 3. その他

102 配付資料 資料 No.1 第 2 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会議事録 ( 案 ) 資料 No.2-1 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案 資料 No 屋外式カートリッジガスストーブの技術的内容の例 ( 案 ) 資料 No 試験結果一覧 資料 No 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用解釈について ( 別添 5)( 案 ) 資料 No.2-3 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) 参考資料 1 参考資料 2 屋外式カートリッジガスストーブの技術的内容の例 ( 案 ) 検討資料 屋外式カセットストーブの基準策定に係る関連の品目基準の比較表 ( 第 1 回屋外式カセットストーブ基準策定委員会資料資料 No.3-1) 議事摘録 : 事務局挨拶事務局から開会の挨拶及び出欠状況の報告があった後 資料確認があった 1. 前回議事録 ( 案 ) の確認事務局から 資料 No.1 に基づき 前回議事録 ( 案 ) の 2. 屋外式カセットストーブの基準策定の係る検討について 及び 3. その他 の通読があった後 議事録 ( 案 ) は異議なく承認された なお 委員長より以下の確認があった 試買試験は現時点で全て終了しているか 終了している 第 2 回委員会にて品目名を 屋外式カセットストーブ から 屋外式カートリッジガスストーブ に見直し 基準案についても整理するとのことだったが 今回の委員会資料に反映されているのか 基準案については 屋外式カートリッジガスストーブ に変更の上 資料に反映させた 2. 屋外式カセットストーブの基準策定に係る検討について (1) 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案事務局から 資料 No.2-1 及び参考資料 2 を用いて 屋外式カセットストーブ基準案に対するご意見と対応案について説明があった後 以下の質疑応答があった 表示事項として 屋内 や テント内 のほかに 車内 も追加した方が良いとの意見があったが 確かにアウトドア用の機器としては 車内 での使用も想定されるため注意表示が必要であり 規定した方が良いと考える

103 〇誤使用に関する事項は具体的な内容までは規定しないとのことだが 誤使用 という表現は一般的に使用される表現であり イメージがつきやすいという理解で良いか 独立行政法人製品評価技術基盤機構 ( 以下 NITE という ) による事故情報でも誤使用という表現が使われていると思うが 考え方としてはどうか NITE では事故原因に対する誤使用について 2 種類に分類している 一つは明らかに不適切で社会的にも非常識な使い方をしている場合 もう一つはうっかりミスなどの不注意の場合である 誤使用に対する認識として今回検討していた具体案も当てはまる内容であるため 今回は事務局の対応案の通りで良いと考える (2) 屋外式カセットストーブの基準案 審議事項 事務局から 資料 No 資料 No 資料 No 参考資料 1 及び参考資料 2 を用いて 屋外式カートリッジガスストーブの基準案について説明があり 以下の質疑応答があった後 屋外式カートリッジガスストーブの基準案は異議なく承認された 複数資料があるが 今回の委員会の審議報告としてどの資料が最終基準案であるか説明してほしい 資料 No が経済産業省へ報告する基準案の最終形式のものである ただし 委員会ではこの形式の場合 引用する項番などが飛び飛びになっているため 審議する上で分かり難い そのため 項番を順に並べて分かりやすい状態にしたものを資料 No として用意した 資料 No の構成を詳しく説明してほしい 1 ページから 11 ページまでがカートリッジガスこんろの技術的内容 その後に 11 品目 ( 記載は省略している ) があり 12 ページから開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの技術的内容が規定されている このストーブの品目の中に今回検討した屋外式カートリッジガスストーブも含まれており 27 ページから 33 ページまで当該基準を追加している また 33 ページの半ばから技術的内容の例の備考に記載する事項が規定されており 33 ページから 36 ページの 2 行目までがカートリッジガスこんろ 続いて 11 品目 ( 記載は省略している ) があり 36 ページからが開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの内容である 40 ページ 41 ページに屋外式カートリッジガスストーブに関する内容を追加している 資料 No の試買試験の結果を受けて不合格でも技術的に対応可能としている基準と 参考資料 1 で経過措置を設けるとした基準とではどのような違いがあるのか 技術的に対応可能とした基準は 若干の仕様変更で対応することができると考えたものである 一方 経過措置を設けるとしたものは 事務局としては設計変更など対応が容易ではないため 基準案において現在流通している製品を否定しない対応案を検討しなければならないと考えたものである

104 今回経過措置を設けたものは 安全上重要な基準であり 経済産業省より表示での対応ではなくゆくゆくは構造で対応してもらいたいとの要望を受け 参考資料 1 の 2 ページ目の 10(2) において 経過措置 ( 運用解釈の施行日から 3 年 ) を含んだ形で提案させて頂いた この件についてもご審議頂きたい 技術的に対応可能として規定した基準についてはメーカーに対応をお願いしなければならないが 事務局としては技術的に対応可能かも含めてこの基準案で問題ないか判断頂きたいということか そうである 屋外式カートリッジガスストーブでは表示事項が他の品目に比べて多いが 実際に全て表示可能か試みたか 実際に表示可能かまで試してないが 表示の項目は整理し ボリュームを確認した 表示スペースが少なく本体表示が難しい場合は カートリッジガスこんろと同様 金属プレートなどに表示して製品に取り付けることで対応可能と考えている 参考としてファイリングされている資料の写真は 今回の委員会用に第 2 回委員会以降 更新されているのか 第 2 回委員会と同じ写真であり 特に更新していない 写真を見ても形状が製品によって大きく異なるため 基準についても対応の可否が違ってくることが伺える その通りである (3) 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) 審議事項 事務局から 資料 No 及び資料 No.2-3 を用いて 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) について説明があり 以下の質疑応答があった後 器具省令 ( 技術上の基準 ) と解釈 ( 技術的内容 ) の対比表 ( 案 ) は異議なく承認された 資料 No.2-3 の 2/4 ページ及び 3/4 ページの一番右の技術的内容の項目の欄に 7(1)~7(3) の項目が振り分けられているが 資料 No の 7 とは対応していないのではないか 資料 No の 2 ページに記載されている項目 7 ではなく 12 ページに記載されている項目 7(1)~7(3) と対応している 3. その他 事務局より 基準策定の検討経過も含めて本事業の報告事項であるため 第 1 回 ~ 第 3 回までの委員会資料は 報告書として取りまとめて経済産業省へ提出し その後公表される旨のお知らせがあった また 経済産業省にて開催される製品安全小委員会においても資料が使用される可能性がある 委員構成や議事録などに委員 オブザーバーを含む関係者の氏名や所属等が記載されているため公開されることになるが ご了承頂きたい

105 特に不都合のある方はいなかった 事務局より 第 3 回委員会議事録案について 早急に作成の上関係者に送付するため 議事録案をご確認頂き ご意見等があれば平成 30 年 2 月 2 日までに連絡してほしい旨 及び本事業の報告書の提出期限は平成 30 年 2 月 28 日までである旨の連絡があった 委託元である経済産業省製品安全課の林崎様より 委員会をはじめとした本事業への協力等についてのお礼があった また 今後のスケジュールとして平成 30 年 2 月末提出の報告書を基に 別添 5 の液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令の運用について への反映を進め 3 月初旬にパブリックコメント 3 月中旬に製品安全小委員会合同部会での報告を行い 早々に基準策定できるようにしたいと考えている旨のコメントがあった さらに 基準案の中で 1 箇所 経過措置に関する対応部分があったが 製品全体としても PS マーク貼付の開始時期や現在流通している製品の経過措置なども検討しなければならないため 今後も引き続き関係団体には協力をお願いしたい旨も併せてコメントがあった 以上

106 4. 参考資料 実機での試験基準を参考資料として以下のとおり示す 実機での検討試験項目

107 4.1 実機での検討試験項目 No. 項目試験項目基準試験方法細則 1 2 耐熱性 耐食性 ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充塡した容器と燃焼器とを硬質管以外の管によって接合する構造の屋外式カートリッジガスストーブ ( 以下 分離型屋外式カートリッジガスストーブ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 2 において同じ ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶 融しないこと 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 技術上の基準に定めのある耐熱性の必要な材料については 次の方法により確認する (1) JIS に規定されている材料及びその他の材料で融点が明確なものについては その融点を調べる (2) 融点が明確でない材料については 試料をガス炉又は電気炉の中に入れ 炉内の温度を当該規定温度まで徐々に上げた後 当該規定温度に 1 時間保ち 溶融の有無を目視又は試料の温度上昇記録などによって調べる 技術上の基準に定めのある耐食性のある材料であること又は耐食性のある表面処理を施した材料であることを 次の方法により確認すること (1) JIS S 2092( 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 ) の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料であることを確認すること (2) JIS S 2092( 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 ) の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合しない材料については 次に掲げる方法により確認すること (1) について融点が温度 350 度以上又は 500 度以上の金属材料については 付表 1[ 耐熱性材料 ] に示す 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもののケーシングにあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう (a) 表面に塗装を施したもの以外のものについては JIS Z 2371 ( 塩水噴霧試験方法 ) の箇条 5( 装置 ) 及び箇条 9( 試験条件 ) に適合する装置及び条件とし 箇条 4( 試験用の塩溶液 ) に規定する塩溶液を 連続 24 時間噴霧した後 箇条 13( 試験結果の表し方 )a)( 腐食面積 ) によって 腐食がないか又はレイティングナンバ 9.8 から 6 までの腐食面積率であることを確認すること なお JIS Z 2371( 塩水噴霧試験方法 ) の箇条 4 及び箇条 9( 試験条 (b) 表面に塗装を施したものについては 塗装した試料 ( 寸法 130mm 100mm) の表面に片刃かみそりによって 5N の押圧で図 1 に示すクロスカットを入れ 試料の端面をシールし 2(2)(a) の条件で 24 時間噴霧した後 クロスカットラインの周囲 2.5mm 幅及び端面周囲 10mm 幅以外の部分における さび及び膨れの有無を調べる 次に水洗いし 室温の条件で 24 時間乾燥した後 クロスカット 1 ラインに JIS Z 1522( セロハン粘着テープ ) に規定するテープ幅 12mm のセロハン粘着テープを貼り これを塗装面に直角の方向に引き剝がした際のクロスカットラインの周囲 2.5mm 幅以外の部分の剝離の有無を調べる 図 1 塗膜の塩水噴霧試験用試験片

108 No. 項目試験項目基準試験方法細則 3 ほうろうで耐食表面処理されたバーナーの耐衝撃 ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあっては 衝撃に耐えること バーナの大きさに応じた木製の台上にバーナを固定し バーナの最も平らな部分に JIS B 1501( 転がり軸受 - 鋼球 ) に規定する呼び 1 7/16( 質量約 200g) の鋼球を 300mm の高さから力を加えずに落とし ほうろう部分の剝離のないことを確認すること 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剝離が生じないことをいう シール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムの耐ガス性 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスの通る部分に使用するパッキン類 シール材などの気密保持部材は 次による (1) パッキン類などの材料は 質量変化率が 20% 以内であり かつ 使用上支障のあるぜい化 軟化などがないこと 液化石油ガスに侵されない とは日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 4 あらかじめ質量を測定した 3 個の試料を温度 5 以上 25 以下の n- ペンタン中に 72 時間以上浸せきした後に n- ペンタンから取り出し 24 時間大気中に放置した後 3 個の試料の各々の質量を測定し 次式によって質量変化率を算出し 3 個の試料の相加平均値を求め確認すること また 使用上支障があるぜい化 軟化などの有無を目視などにより確認すること ΔM=(M-M 0 )/M ここに M : 質量変化率 (%) M : 試験後の質量 (g) M 0 : 試験前の質量 (g) (2) シール材は 質量変化率がガス温度 20 度の場合 10% 以内 ガス温度 4 度の場合 25% 以内であること シール材約 1g をアルミニウム板に一様に塗布し 24 時間常温中に放置した後 シール材の質量を測定し 図 2 に示すシール材の耐ガス試験装置の U 字管に入れ ガラス栓 A 及びガラス栓 B を開き 内部の空気をブタンガスで置換し ガラス栓 B を閉め U 字管のブタンの圧力を 5kPa に保ち かつ 温度 20 ±1 及び 4 ±1 で 1 時間放置した後 それぞれの温度におけるシール材の質量を測定し 次式によって質量変化率を算出し 確認すること ΔM=(M-M 0 )/M ここに M : 質量変化率 (%) M : 試験後の質量 (g) M 0 : 試験前の質量 (g) 図 2 シール材の耐ガス試験装置

109 No. 項目試験項目基準試験方法細則 (3) 液化石油ガスの通る部分に使用するゴムは n- ペンタンの 1 時間当たりの透過量が 5mg 以下であること ただし JIS B (O リング - 第 1 部 :O リング ) の表 2(O リングに用いる材料の種類及びその識別記号 ) の一般用ニトリルゴム (NBR) 燃料用ニトリルゴム (NBR) ふっ素ゴム (FKM) エチレンプロピレンゴム (EPDM) 及びシリコーンゴム (VMQ) に適合するものは 試験を省略することができる (a) 厚さ 2 mm 外径 19 mm 内径 8 mmの試料 3 個のそれぞれを図 3 に示す装置に装着し 厚さ 80% に圧縮した状態として n- ペンタン液 0.5g を充塡し 次に 装置全体を秤量した後 温度 23 ±2 の大気中に 24 時間放置した後 再度秤量し 3 個の試料の各々について n- ペンタンの時間当たりの透過量を算出し 3 個の試料の相加平均値を求め確認すること (b) (a) の試験後 装置内の n- ペンタン液を排出し 100 ±2 の恒温槽内に 7 日間放置した後 再度 (a) の試験を行い n- ペンタンの時間当たりの透過量を算出し 3 個の試料の相加平均値を求め確認すること 単位 mm 図 3 ゴム製パッキン類の耐ガス試験装置 ( 例 )

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HV PHV EV 向け推奨点検について 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会 近年増加傾向にあるハイブリッド車及び電気自動車等は 法定定期点検項目に設定されていない特殊装置が多く用いられており その性能の維持や安全性を確保するためには他の一般的な装置と同様に定期的な点検 整備が必要不可欠でありま HV PHV EV 向け推奨点検について 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会 近年増加傾向にあるハイブリッド車及び電気自動車等は 法定定期点検項目に設定されていない特殊装置が多く用いられており その性能の維持や安全性を確保するためには他の一般的な装置と同様に定期的な点検 整備が必要不可欠であります 当該 HV PHV EV 向け推奨点検は ハイブリッド車及び電気自動車の特殊装置に関して 幅広い車種に対応可能な点検メニューとして設定したものとなりますので

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<4D F736F F D2089CE8B438E DD94F58E7793B18AEE8F F38DFC90BB967B A2E646F63> 第 3 温風暖房機 1 用語の定義温風暖房機とは 燃焼室又は発熱体を有し 暖房を主目的とし温風を発生させるもので 燃焼ガス及び燃焼生成物が温風に混入しない構造の設備をいう 2 条例の運用条例によるほか次によること (1) 第 4 章. 第 1 節. 第 1の規定を準用する (2) 条例第 3 条第 1 項第 14 号アで規定する 風道の炉に近接する部分 とは 温風暖房機本体の接続部分から 風道の長さが2m

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