経済産業省委託調査 平成 26 年度 商取引適正化 製品安全に係る事業報告書 ( ガス燃焼機器の安全規制に係る整合規格基準検討事業 ) 平成 27 年 3 月 一般財団法人日本ガス機器検査協会

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1 経済産業省委託調査 平成 26 年度 商取引適正化 製品安全に係る事業報告書 ( ガス燃焼機器の安全規制に係る整合規格基準検討事業 ) 平成 27 年 3 月 一般財団法人日本ガス機器検査協会

2 目次 1. 調査の概要 1.1 目的 検討方法 1 2. 整合規格として活用する JIS 規格の整理 2.1 性能規定化された省令案と現行省令基準 整合規格として活用する JIS 規格 2 3.JIS 規格の仕様値等の整理 3.1 JIS 案の整理 試験項目について 試験の結果 整合規格に対する試験項目と仕様値について 4. 考察 4.1 現行省令基準と JIS との整合について JIS がないものについて 4 5. まとめ 5.1 今後の JIS 整備計画 今後の課題 5 6. 別添別添 1 性能規定化された器具省令案と現行省令基準比較一覧表 6 別添 2 性能規定 現行省令基準及び JIS (1) 半密閉式瞬間湯沸器 8 (2) 半密閉式バーナー付ふろがま 27 (3) 半密閉式ストーブ 54 (4) 開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器 70 (5) 密閉式又は屋外式バーナー付ふろがま 89 (6) 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ 111 (7) 一般ガスこんろ 131 別添 3 別添 4 JIS 素案 (1) 組込型グリル等 146 (2) 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ 160 (3) 組込型ストーブ 176 (4) 省令対象業務用こんろ 187 試験実施製品及び試験結果 (1) 試験実施製品 204 (2) 試験結果 207

3 1. 調査の概要 1.1 目的ガス機器の安全性確保に関しては 2020 年を目標とした都市ガスの保安対策の方向性を示す ガス安全高度化計画 ( 平成 23 年 5 月 20 日公表 ) において 現在 ガス用品ごとに構造 材質や性能値を含む仕様規定となっている技術基準については 性能規定化を進め 新製品への迅速な対応を可能とするとともに 機器の製品事業者による安全対応への創意工夫や新技術の導入 新製品開発の自由度を高めることにより 安全な機器及び製品の開発を促していく必要がある とされたところ また 平成 24 年 6 月 12 日に開催された産業構造審議会消費経済部会製品安全小委員会及び消費経済審議会製品安全部会合同会議において 製品安全に係る規制体系見直しの検討状況として ガス事業法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律 ( 以下 液石法 という ) に基づくガス用品及び液化石油ガス器具等 ( 以下 ガス用品等 という ) については 平成 24 年度より 技術基準の性能規定化等に向けた課題等の整理を行った上で 全体コンセプトと今後のアクションプランの策定作業を開始する との方針が示された これらを踏まえ 平成 24 年度は 技術基準の性能規定化の全体コンセプト及び今後のアクションプランを策定し 平成 25 年度は アクションプランに基づき 性能規定化案の作成等を行った 本事業では 性能規定化への取り組みとして JIS 規格等の公的規格を整合規格として活用するために必要な調査等を行い 国による制度設計の具体化に役立てることを目的とする 1.2 検討方法ガス事業法及び液石法によるガス用品等安全規制の体系見直しに向けて これまでの調査結果を踏まえ アクションプランに沿って整合規格として活用する JIS 規格の整理及び JIS 規格の仕様値等の整理を行う 2. 整合規格として活用する JIS 規格の整理 JIS 規格と現行省令基準との整合性を確認の上 安全項目 ( 仕様値 試験条件等 ) について検討を行った なお 検討を行う対象品目はガス燃焼機器とする 現行省令基準 : 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令 ( 以下 器具省令 という ) 及びガス用品の技術上の基準等に関する省令の別表第 3 1

4 2.1 性能規定化された省令案と現行省令基準 最新の性能規定化された省令基準案を用いて 現行省令基準項目との対比を行った その対比表を別添 1 に示す 2.2 整合規格として活用する JIS 規格 2.1で作成した性能規定化された省令基準案と現行省令基準との対比に加え 現行省令基準の技術上の基準と JIS 規格との整合性を確認し 整合規格となり得る基準を整理した その結果を別添 2に示す なお 別添 2の表は器具省令をベースに作成した 3.JIS 規格の仕様値等の整理規制対象製品の中で整合規格として用いられる JIS がないものについて 一般財団法人日本ガス機器検査協会 ( 以下 JIA という ) の検査規程の関連試験基準及び試験方法を用いて試験を行うとともに 新たな JIS 規格として設定する項目と仕様値の検討を行った なお この検討の中で組込型カートリッジガスこんろについては JIS S 2147( カセットこんろ ) が存在するが 組込型カートリッジガスこんろであってもグリルや鉄板焼タイプ ( 以下 グリル等 という ) は適用範囲に入っていないことから このような製品については JIS がないものとして検討した 3.1 JIS 案の整理 2.1で作成した性能規定化された省令基準案と現行省令基準との対比に加え 以下の製品について 現行省令基準の技術上の基準と関連する JIA の検査規程を基に 整合規格となり得る JIS 素案を整理した その結果を別添 3に示す 1カートリッジこんろ ( 組込型グリル等 ) 2カートリッジこんろ ( 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ ) 3 開放式ストーブ ( 組込型ストーブ ) 4 一般ガスこんろ ( 省令対象業務用こんろ ) 3.2 試験項目について 3.1の1~4で市場から流通量が多い代表的な機器を中心に製品を購入し 整理された JIS 素案に基づき JIA 検査規程の検査の方法を用いて試験を行った 選定した製品及び試験の結果を別添 4 に示す 2

5 1 組込型グリル等組込型グリル等にあっては JIA A ( カートリッジガスこんろ適合性検査規程 ) に基づいた JIS 素案で試験を行った なお グリルパン 水入れ皿 鉄板や網など ( 以下 グリルパン等 という ) に対する耐熱性や耐食性試験は現行省令基準に規定されていないが ごとくに対しては耐熱性試験 汁受けに対しては耐熱性と耐食性試験が現行省令基準の中で規定されていることから グリルパン等に対する耐熱性や耐食性試験を追加で実施した 併せて グリルパン等の一般的な構造や表示についても追加で試験を実施した 追加の試験項目については JIA G ( カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 ) に基づいた JIS 素案で試験を行った 2 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ直結型及び分離型カートリッジガスこんろにあっては JIA A ( カートリッジガスこんろ適合性検査規程 ) に基づいた JIS 素案で試験を行った 3 組込型ストーブ組込型ストーブにあっては JIA F ( 組込型ストーブ検査規程 ) に基づいた JIS 素案で試験を行った なお 組込型ストーブに対する不完全燃焼防止装置の反復使用試験は現行省令基準に規定されていないが 組込型ストーブ以外の開放式のストーブに対しては当該試験が現行省令基準の中で規定されていることから 不完全燃焼防止装置の反復使用試験を追加で実施した 4 省令対象業務用こんろ省令対象業務用こんろにあっては JIA D ( こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 ) に基づいた JIS 素案で試験を行った 3.3 試験の結果 3.2で検討した JIS 素案に基づいて試験を行った結果 以下に示すもの以外は全て適合していた ( 結果の一覧は別添 4(2) 参照 ) 組込型ストーブ ( 製品 I) 不適合項目: 不完全燃焼防止装置の反復使用後の一次空気口閉塞試験 4. 考察 4.1 現行省令基準と JIS との整合について 1 次に掲げる基準については JIS に規定されていないため JIS 改正時に規定する必要があると考えられる 3

6 (1) 半密閉式の瞬間湯沸器 バーナー付ふろがま及びストーブに係る自然排気式の排気筒内径の基準 (2) 半密閉式瞬間湯沸器の強制排気式であって 排気ダクト直結に係る基準 (3) 先止め式給湯器の熱交換部損傷安全装置の機能に係る基準 (4) 断続燃焼に係る基準 ( 一般ガスこんろは除く ) (5) ストーブの金属網製の燃焼面の清掃に係る基準 2 現行省令基準と JIS とで一部表現の違いはあるものの 1で示すもの以外は概ね整合していると思われる しかし 現行省令の運用及び解釈の内容が JIS に定義されていないところがあるため これらについては JIS 改正時に反映させるかどうか検討する必要がある なお 表現の違いや JIS に定義されていない省令の運用及び解釈については 別添の下線部に示す 現行省令の運用及び解釈 : 液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律及び関係政省令の運用及び解釈について及びガス事業法の運用及び解釈について 4.2 JIS がないものについて 1 組込型グリル等今回購入した組込型グリル等については JIA A ( カートリッジガスこんろ適合性検査規程 ) 及び JIA G ( カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 ) に基づき作成した JIS 素案で試験を行った結果 不適合となる項目がなかったことから 当該 JIS 素案は妥当であると判断する 2 直結型及び分離型カートリッジこんろ今回購入した直結型及び分離型カートリッジこんろについては JIA A ( カートリッジガスこんろ適合性検査規程 ) に基づき作成した JIS 素案で試験を行った結果 不適合となる項目がなかったことから 当該 JIS 素案は妥当であると判断する 3 組込型ストーブ今回購入した組込型ストーブについては JIA F ( 組込型ストーブ検査規程 ) に基づき作成した JIS 素案で試験を行った結果 1 形式のみ不完全燃焼防止装置の反復使用後の一次空気口閉塞試験で不適合となった しかし 不完全燃焼防止装置の反復使用後の酸欠試験の基準には満足していること 一方 もう1 形式は今回の試験で基準を満足していることから 当該基準も JIS 素案の中に取り入れても問題ないと考え 当該 JIS 素案は妥当であると判断する 4

7 4 省令対象業務用こんろ今回購入した省令対象業務用こんろについては JIA D ( こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 ) に基づき作成した JIS 素案で試験を行った結果 不適合となる項目がなかったことから 当該 JIS 素案は妥当と判断する 5. まとめ 5.1 今後の JIS 整備計画平成 27 年度は JIS がない品目 ( 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ 組込型ストーブ 省令対象の業務用こんろ ) の制定及び組込型カートリッジガスこんろの改正を行い 平成 28 年度以降 構造通則 試験方法をはじめとするガス温水機器及び調理機器の JIS を改正するのが適切と考える 5.2 今後の課題 1 現行省令基準や省令の運用及び解釈と JIS とで異なる部分の検討については 今後 JIS 原案作成委員会等で専門家 業界団体と協議しながら進めていくことが望ましいと考えている 2 今回検討を行わなかったふろがま及びふろバーナーをどのように扱っていくかについての検討が必要になると考えている 5

8 6. 別添 1 性能規定化された器具省令案と現行省令基準比較一覧表

9 性能規定化された器具省令案と現行省令基準比較一覧表 器具省令 : 液化石油ガス器具等の技術上の基準等に関する省令用品省令 : ガス用品の技術上の基準等に関する省令 器具省令 ( 案 )( 用品省令も同様に規定 ) 整合規格 ( 現行省令基準 ) 全品目集約 1 一般要求事項 (1) 安全原則 - イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする - ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする (2) 安全機能を有する設計等 1 イ液化石油ガス器具等は 1(1) の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 安全装置の有無 安全装置の性能 安全装置が機能しなかったとき 不正改造防止 器具ガバナーの有無 容器から取り出すガスの状態 2 ロ液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによつてはその安全性の確保が困難であると認められるときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする (3) 供用期間中における安全機能の維持 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 反復使用試験 電装基板のはんだ部 (4) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 点火性能 暖房機能を有する瞬間湯沸器は密閉式又は屋外式 開放式の表示ガス消費量 不完全燃焼防止機能の作動を知らせる機能 散水時の消火の有無 散水時の点火性能 ガス取入部の着脱の確実性 高温モード 炎の安定性 ( キャビネット扉開閉時 ) 空気調節器の操作 予備の容器が入らない構造 器具栓が閉じた状態での容器との接合 誤装着防止 汁受け及びごとく反転防止 6 (5) 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 耐熱性 耐食性 耐ガス性 温度上昇 ( 部品に対する耐熱性 ) ガス取入部の形状 水ダイヤフラムの破損 断続燃焼後の熱交換部 金属網性の燃焼面の掃除 ふろがまの水に接する部分 ( 水通路の耐圧性能 ) 排気筒の内径 排気部の気密 容器の移動方向 容器の接合にスプリングを使用しない構造 分離型こんろのホースの強度 パイロットバーナーの固定 ガス取入部の異常時の気密 ガス取入部の強度 2 危険源に対する保護 (7) 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲 放電電気配線の絶縁げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 7 ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 絶縁抵抗 (8) 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 散水時の絶縁抵抗 耐電圧 (1) 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等には 発火によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれ 気密がないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるもの 断続( 連続 ) 燃焼後の気密とする 温度上昇( 乾電池 木壁 ガス取入部 ) 熱交換部異常 ガスの滞留 燃焼器からのガスの放出 (2) 火傷の防止 (3) 機械的危険源による危害の防止 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度と 温度上昇( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) ならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講 蒸気の噴出じられるものとする 容器内圧力 耐圧性 放射体に直接手が触れない構造 イ液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への 傾斜試験接触等によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 12 ロ液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によつて生じる危険源によ 電極の固定つて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計 空気調節器設置位置の変化その他の措置が講じられるものとする 放射体の固定 バーナーの固定 防鳥構造 凍結防止 振動 落下 耐荷重 ほうろうバーナへの耐衝撃性 分離型こんろの接合部の引張試験 補助空気口 (4) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転におい 立ち消え安全装置の有無ても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものと 調理油過熱防止装置の有無する 空だき安全装置 給湯部の空だき 高圧になったときのガスの供給停止

10 (5) 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 器具省令 ( 案 )( 用品省令も同様に規定 ) イ液化石油ガス器具等は 不意な始動によつて人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 整合規格 ( 現行省令基準 ) 全品目集約 爆発的点火 爆発的着火 火移り 立ち消え安全装置の閉弁時間 ( 不点火時 ) 15 ロ液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 立ち消え安全装置の閉弁時間 ( 消火時 2 回目以降 ) 停電時 16 ハ液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 消火時間 立ち消え安全装置の閉弁時間 ( 消火時 1 回目 ) (6) 異常燃焼及び燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 異常燃焼及び燃焼ガスにより人体に危害を リフティング及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 消火 逆火 すす 電極部への黄炎の接触 一酸化炭素濃度 断続( 連続 ) 燃焼後の逆火及び一酸化炭素濃度 有風時の炎の安定性 水滴落下 3 表示 (1) 一般 18 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 形式 ガス消費量 液化石油 ( 都市 ) ガス用である旨 適用すべきガスグループ 定格電圧 定格消費電力 定格周波数 製造年月 製造番号 使用上の注意に関する事項 使用すべき容器の名称 密閉燃焼式 ( 外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用 ) 屋外式 空気調節器の表示 業務用である旨 卓上型一口ガスこんろにあっては揚げ物調理に使用してはいけない旨 高温モード使用時に揚げ物調理をしてはいけない旨 (2) 個別の表示規定 19 イ 3(1) の規定によるほか 次に掲げる事項について表示すること 表示 ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等 注意表示にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた 届出事業者の氏名又は名称国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具 十分に換気しないと死亡事故に至るおそれがある旨等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 使用すべきふろがまの型式 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 7 ロ 3(2) イ ( イ ) の規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ 3(2) イ ( ニ ) の規定により表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える

11 6. 別添 2 性能規定 現行省令基準及び JIS (1) 半密閉式瞬間湯沸器 (2) 半密閉式バーナー付ふろがま (3) 半密閉式ストーブ (4) 開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器 (5) 密閉式又は屋外式バーナー付ふろがま (6) 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ (7) 一般ガスこんろ

12 性能規定 現行省令基準及び JIS (1) 半密閉式瞬間湯沸器 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 内容基準名項番内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等は 前条の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 9: 立ち消え安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 立ち消え安全装置は 正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 容易に改造できない構造であること 正常に機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装 置 立消え安全装置は, 次による b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S 一般 c) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 2) 立消え安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 13(2): 自然排気式 逆風止めの有無 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 逆風止めを有すること - S 自然排気式 (CF) の機器 自然排気式の機器は, 次による b) 逆風止めを備えていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 13(3): 自然排気式 逆風止めからの排ガスの流出 (3) 逆風止めの逃げ口から排ガスが流出しないこと - S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (CF 及び FE に適用 ) JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 8

13 13(4) ロ : 自然排気式の 逆風止め安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 次に掲げる基準のいずれかに適合すること ロ逆風止めの逃げ口から排ガスが流出したときから1 分以内に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有し かつ 当該装置が作動するまでの間 消火 逆火又は炎のあふれがないこと また 当該装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S 燃焼ガスの流 出安全装置 燃焼ガスの流出安全装置は, 次によ JIA A 008 る JIA B 005 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 燃焼ガスの流出安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 13 ( 省略 ) 13 の 2: 自然排気式の不完全燃焼防止機能の有無 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (2) に掲げる基準に適合すること CFにあっては, 以下のa) 又はb) のいずれかに適合しなければならない b) 燃焼ガスの流出安全装置逆風止めの逃げ口から燃焼ガスが流出したときから1 分以内にガス通路を閉ざす装置をもち, その装置が作動するまでの間, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風状態 ) - S 瞬間湯沸器の構造 (CF 及びFEの構造 ) CFにあっては, 以下のa) 又はb) のいず JIA A 008 れかに適合しなければならない JIA B 005 b) 燃焼ガスの流出安全装置逆風止めの逃げ口から燃焼ガスが流出したときから1 分以内にガス通路を閉ざす装置をもち, その装置が作動するまでの間, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない d) 不完全燃焼防止装置を備えていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 13 の 2 ( 省略 ) 13 の 2(1): 自然排気式の不完全燃焼防止機能 一酸化炭素濃度 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (2) に掲げる基準に適合すること (1) 機器の設置されている部屋 ( 以下 自室 という ) が排ガスによつて汚染されたとき 自室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下同じ ) が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 不完全燃焼防 止装置 (CFに適用) 有風時の安全性二次排気筒内に風速 0.5,1,2 及び 3m/s の降下風を発生させたとき, 機器が設置されている部屋の雰囲気中の CO 濃度 ( 体積分率 %) が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 排気閉そく時の安全性閉そく板で二次排気筒の接続部から 1m の高さの位置で閉そくした後, バーナに点火して機器が設置されている部屋の雰囲気中の CO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 008 JIA B の 2 ( 省略 ) 13 の 2(2): 自然排気式の不完全燃焼防止機能 機能しなかったとき 不正改造防止 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (2) に掲げる基準に適合すること (2) 装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 不完全燃焼防 止装置 不完全燃焼防止装置は, 次による JIA A 008 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的 JIA B 005 にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 13 の 2 ( 省略 ) 9

14 14(2) イ : 強制排気式 排ガス流出時のガス通路閉止 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄 炎のあふれがない とは の15に掲げるものを除く ) にあつてケーシング外に炎があふれないは 次に掲げる基準に適合すること ことをいう (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること イ消火 逆火又は炎のあふれが生ずるより前に排気部の出口以外から排ガスが流出するものにあつては 排気部の出口以外から排ガスが流出したときから1 分以内に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること S2109 表 9 排気閉そく安 全装置 (FEに適用) 排気口以外から燃焼ガスが流出したと JIA A 008 きから,1 分以内にバーナへのガス通 JIA B 005 路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない また, 排気筒を閉そくしたときからガス通路を閉ざすまでの間に, 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じるものに適用 ) 14 ( 省略 ) S2093 表 排気閉そく安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じるものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱の排出口を閉そくさせ, 排気口以外から燃焼ガスが流出したとき, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるまでの時間, 及びその間に, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあるかどうかを目視によって調べる また, そのままの状態でガス通路が自動的に開くかどうかを調べる ただし, 試験ガスの条件を S- 2 とする 14(2) ロ : 強制排気式 排ガス流出前に消火 逆火又は炎のあふれが生じた時のガス通路の閉止 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄 炎のあふれがない とは の15に掲げるものを除く ) にあつてケーシング外に炎があふれないは 次に掲げる基準に適合すること ことをいう (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること ロ排気部の出口以外から排ガスが流出するより前に 消火 逆火又は炎のあふれが生ずるものにあつては 消火 逆火又は炎のあふれが生じたときにバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること S2109 表 9 過大風圧安全 装置 (FEに適用) 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれを生じる以前又は生じたとき, バーナへのガス通路を閉ざさなければならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 過大風圧安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱のダンパを調節して調圧箱内の圧力を徐々に上昇させ, 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれが生じる以前又は生じたときに, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるかどうかを目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を S-2 とする 14(2) ハ : 強制排気式の排ガス流出防止 機能しなかったとき 不正改造防止 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の15に掲げるものを除く ) にあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること ハイ及びロに掲げる装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 排気閉そく安 全装置 排気閉そく安全装置は, 次による JIA A 008 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的 JIA B 005 にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 排気閉そく安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 14 ( 省略 ) 10

15 14 の 2: 強制排気式の不完全燃焼防止機能の有無 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること S 過大風圧安全 装置 - S 瞬間湯沸器の構造 (CF 及びFEの構造 ) 過大風圧安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 過大風圧安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい d) 不完全燃焼防止装置を備えていなければならない JIA A 008 JIA B 005 JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 14 の 2 ( 省略 ) 14 の 2(1): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 自室汚染 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (1) 自室が排ガスによつて汚染されたとき 自室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 不完全燃焼 防止装置 (FEに適用) 自室汚染機器が設置されている部屋の雰囲気中の CO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 008 JIA B の 2 ( 省略 ) 14 の 2(2): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 他室汚染 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (2) 機器設置室以外の部屋 ( 以下 他室 という ) が機器の排ガスによつて汚染されたとき 他室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 不完全燃焼防 止装置 (FEに適用) 他室汚染機器が設置されている部屋以外の部屋の雰囲気中の CO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 部分不燃メーンバーナの一部を不完全燃焼させたとき, 燃焼ガスが流入する部屋の雰囲気中の CO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 008 JIA B の 2 ( 省略 ) 14 の 2(3): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 機能しなかったとき 不正改造防止 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (3) 装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 不完全燃焼防 止装置 不完全燃焼防止装置は, 次による JIA A 008 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的 JIA B 005 にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 14 の 2 ( 省略 ) 11

16 15(1): 強制排気式 ( 排気ダクト直結 ) 排気ダクト風量最大時の排ガスの流出と炎安定 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 使用すべき排気ダクトの風量を最大としたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出せず かつ 炎が安定していること JIA A 008 JIA B 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 使用すべき排気ダクトの風量を最大としたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出せず かつ 炎が安定していること 15(2): 強制排気式 ( 排気ダクト直結 ) 排気ダクト風量低下時の排ガス流出前のガス通路閉止 15(4): 強制排気式 ( 排気ダクト直結 ) 排気温度検出部が機能しなかったとき 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 通常の使用状態において 使用すべき排気ダクトの風量を徐々に低下させたとき 排気部の出口以外から排ガスが流出するより前に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす機能を有すること 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 排気温度の検出部が機能しないときは 排気温度が試験室の温度に 20 度を加えた温度を超えるより前に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす機能を有すること JIA A 008 JIA B JIA A 008 JIA B 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 通常の使用状態において 使用すべき排気ダクトの風量を徐々に低下させたとき 排気部の出口以外から排ガスが流出するより前に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす機能を有すること 15 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 排気温度の検出部が機能しないときは 排気温度が試験室の温度に20 度を加えた温度を超えるより前に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす機能を有すること 18(1) イ ロ : 熱交換部損傷安全装置 装置の有無 装置の機能 先止め式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 熱交換部損傷安全装置 という ) を有すること イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと - S 瞬間湯沸器の構造 ( 先止め式の機器 ) 4) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあっては, 熱交換部損傷安全装置を備えていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 18(1) ハ 二 : 熱交換部損傷安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 先止め式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置 ( 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において 熱交換部損傷安全装置 という ) を有すること ハ装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ニ容易に改造できない構造であること JIA A 008 JIA B S 熱交換部損傷 安全装置 熱交換部損傷安全装置は, 次による JIA A 008 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的 JIA B 005 にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 熱交換部損傷安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 18 先止め式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1)( 省略 ) イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと 18 ( 省略 ) 12

17 安全機能を有する設計等 供用期間中における安全機能の維持 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする の 2: 電装基板のはんだ部 電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう S2109 表 9 はんだの耐久性 ( 開放式の瞬間湯沸器,CF 及びFEに適用 ) 通常使用時の温度変化に耐え, かつ, はんだクラック進行ランクが 7 未満 JIA A 008 JIA B の 2 ( 省略 ) 26: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 20(3) に定める基準に適合すること ( 元止め式 :12000 回 先止め式 :6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること ( 元止め式 :12000 回 先止め式 :6000 回 ) (3) 給水自動ガス弁については 技術上の基準の欄の 20(4) に定める基準に適合すること ( 元止め式 :25000 回 先止め式 :50000 回 ) (4) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 20(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 11(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 26: 反復 (5) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 20(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (6) 自然排気式不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術上の基準の欄の 13 の 2(1) に定める基準に 強制排気式不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術上の基準の欄の 14 の 2(1) 及び (2) に定める基準に適合すること (1000 回 ) - S2109 表 9 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの JIA A 008 JIA B 005 :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 給水自動ガス弁 ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 元水栓式 :25000 回 先 止め式, 先水栓式 :50000 回 ) 立消え安全装置 ガス通路の気密の項及び安全装置の立 消え安全装置の項に適合しなければな らない (1000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が,(0.05P 1 +30)Pa 以下でなければならない P 1 : 試験前の調整圧力 (30000 回 ) 不完全燃焼防止装置 ( 開放式の瞬間湯沸器,CF 及び FE に適用 ) 安全装置の不完全燃焼防止装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 26 ( 省略 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 4: 点火性能 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を10 回繰り返したときに8 回 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気 以上点火し かつ 連続して点火しな点火性能試験中 3 試験方法 c) の操 いことがないこと 作をいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放 JIA A 008 電点火方式のものにあっては20 回中 19 JIA B 005 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 爆発的点火については 技術基準の解釈の項の5で要求 ) 4 ( 省略 ) 13

18 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からパイロットバーナー及びメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあつては メーンバーナー 以下 バーナー という ) までの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) フィン及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 一般 f) フィンの材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したものでなければならない 2: 耐食性液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器及び排ガスの通る部分は 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 及び器具栓にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって,JIS S 2093の表 19の2 a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが9.8から6までの腐食面積率であることを確認したもの JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2 b)( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 表 5 省略 S 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない 14

19 3: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 燃焼ガスの通 る部分 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい S 一般 g) 熱交換部の材料は, 不燃性の耐食 性材料でなければならない S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は,JIS S 2093の表 19の3 a)( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20% 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19の3 b) ( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い,n-ペンタンの1 時間当たりの透過量が5mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19 の3 c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内, ガス温度 4 の場合 25% 以内でなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 13(1): 自然排気式 排気筒の内径 14(1): 強制排気式 排気部の気密 自然排気式のものにあつては 次に掲 取り付けることができる構げる基準に適合すること 造 とは 排気筒を取り付ける (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量部分の外径が技術上の基準の欄 ( 技術上の基準の欄の29の規定によりに掲げる表示液化石油ガス消費表示された液化石油ガス消費量をい量に応じた排気筒の内径を超えう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項におるものであり 当該内径寸法以いて同じ ) の欄に掲げる表示液化石下の排気筒が取り付けられない油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排ことをいう 気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排なお 排気筒を取り付ける部分気筒を取り付けることができる構造をの外径寸法のマイナス許容差有すること は 3ミリメートルとする 表示液化石油ガス消費量(kW): 排気筒の内径 (mm) 13 以下 :90 16 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 :200 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと JIA A 008 JIA B S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (FE に適用 ) JIA A 008 JIA B 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量 ( 技術上の基準の欄の 29 の規定により表示された液化石油ガス消費量をいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において同じ ) の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排気筒を取り付けることができる構造を有すること 表示液化石油ガス消費量 (kw): 排気筒の内径 (mm) 13 以下 :90 16 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : ( 省略 ) 15

20 S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる 17(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと 工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス (2) 液化石油ガス閉止弁 ( 器具栓を含温水機器の表 9 一般性能及び試験む 以下同じ ) の表面及び点火ユ方法中の平常時温度上昇に定めニットの表面にあつては試験室の温度る方法により行うこととする に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の20(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の20(3)) に定める基準に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4 に定める基準に適合すること S2109 表 9 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) ガス閉止弁( 器具栓を含む ) 本体 JIA A 008 のガスの通る部分の外表面 :85 又は JIA B 005 耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びにBF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05P 1 +30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P 1 : 耐熱試験前の調整圧力 17 ( 省略 ) ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の5パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 19: ガスの取入部の形状 液化石油ガスの取入部は 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじであること - S ガス接続口 b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければなら ない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 21: 水ダイヤフラムの破損 水と接するダイヤフラムを有するものは ダイヤフラムの破損等により漏水が液化石油ガスの通路に流入しない構造を有すること - S 給水自動ガス 弁 b) ガス通路部分と水通路部分又は水の受圧部とは確実に遮断され, 水に接するダイアフラムの破損などによって水漏れが生じても, ガス通路内に水が直接流入するおそれがあってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 16

21 27(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的 に燃焼と続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱は 例えば 1 分間燃焼し1 分間媒体を循環させ暖房等に利用するもの休止する操作を1 回として こをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項れを450 回以上繰り返すことなどにおいて同じ ) を有するものの当該をいう 機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと JIA A 008 JIA B 通常の使用状態において 15 時間以上断続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱媒体を循環させ暖房等に利用するものをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において同じ ) を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 6(2): 放電電気配線の絶縁 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 放電点火装置 c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 感電に対する保護 7 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 22: 絶縁抵抗交流電源を使用するもの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2109 表 9 絶縁性能 絶縁抵抗( 平常時温度上昇試験 前 ):1MΩ 以上 JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 22: 耐電圧 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1メグオーム以 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家 上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路庭用ガス燃焼機器の試験方法の に異常を生じないよう 有効な耐電圧表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験 性を有すること に定める方法より試験を行った とき 電気回路に異常のないこ とが確認できることをいう S2109 表 9 耐電圧 耐電圧: 耐えなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等には 発火よって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 17(1): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 ) 通常の使用状態において 各部の温度 (1) 各部の温度 の測定は が次に掲げる温度を超えないこと 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用 (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測ガス温水機器の表 9 一般性能及び定箇所にあつては 試験室の温度に同試験方法中の平常時温度上昇に表の温度の欄に掲げる温度を加えた温定める方法により行うこととす度 る 乾電池の表面:20 度 (2) 木壁 とは 日本工業規格 機器の上面( 据置型のものにあつて S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器は 下面 ) 背面及び側面に面したの試験方法の図 3 木台及び木壁表木壁の表面 :65 度面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ):100 以下 JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 17

22 18(2): 熱交換部異常 先止め式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部に異常が生じたとき 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面の温度が試験室の温度に65 度を加えた温度を超えないこと また 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 熱交換部に異常が生じたとき 遮熱板 ( 遮熱板を有しないものにあつては ケーシング ) の温度がその耐熱温度 ( 繰り返し加熱したとき 使用上支障のある変化を生じない温度をいう 以下同じ ) を超えないこと 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 異常時温度 上昇 ) 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ):100 以下 排気筒の周囲の木壁の表面 :100 以下 JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S b) 熱交換部異常時温度上昇試験 2) 機器の使用状態 b) による また, 燃焼室内の圧力が正圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面に, 熱交換部損傷安全装置が 10 分以内に検出することができる最小の孔を, 熱交換部損傷安全装置から上方向及び下方向のそれぞれの方向について最も離れた部分その他必要な部分にあけ, 当該装置を作動しない状態とし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とし, それぞれの孔ごとに測定する 燃焼室内の圧力が負圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面側のフィンに近い 2 本の通水コイルに囲まれた部分 ( 通水コイルが 1 本の場合にあっては, フィンと通水コイルに囲まれた部分 ) にその面積の 80 % の広さの孔をあけ, 熱交換部の燃焼ガス排出部の 80 % を閉そくし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とする 20: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から給水自動ガス弁の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において弁の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 給水自動ガス弁の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - S2109 S2093 表 9 表 7 ガス通路の気密 ガス通路の気密試験 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 18

23 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 27(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 17(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的 に燃焼と続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱は 例えば 1 分間燃焼し1 分間媒体を循環させ暖房等に利用するもの休止する操作を1 回として これをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項を450 回以上繰り返すことなどをにおいて同じ ) を有するものの当該いう 機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の20に定める基準に適合すること 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと 工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測温水機器の表 9 一般性能及び試験定箇所にあつては 試験室の温度に同方法中の平常時温度上昇に定め表の温度の欄に掲げる温度を加えた温る方法により行うこととする 度 つまみ類( 金属の部分 ):25 度 つまみ類( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 JIA A 008 JIA B 005 S2109 表 9 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面( つ JIA A 008 まみ類 )( 金属製, 陶磁器製及びガラ JIA B 005 ス製のもの ):60 以下 操作時に手を触れる部分の表面( つまみ類 )( その他のもの ):70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 27 通常の使用状態において15 時間以上断続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱媒体を循環させ暖房等に利用するものをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において同じ ) を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 20に定める基準に適合すること 17 ( 省略 ) 24: 蒸気の噴出通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 蒸気の噴出による危険を生じない とは 蒸気及び沸騰時の水管内の圧力が他に影響を及ぼさない構造であり かつ 出湯した場合に出湯口から 200 ミリメートル下においた直径 300 ミリメートルの容器の外に熱湯が滴下しないものをいう なお 温度調節つまみに沸騰又はこれに類する表示があるものについては その位置で使用したときに蒸気の飛散等による危険を生じない構造でなければならない S2109 表 9 熱湯の飛散 ( 元止め式に 適用 ) 熱湯が飛散してはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S g) 熱湯飛散試験 3) 試験方法出湯口より 200 mm 下に直径 300 mm の容器を置き, 容器の中央部に向けて出湯し,3 分後に容器外に直接滴下する熱湯の有無を調べる ただし, 高温蒸気又は熱湯を出すことを目的とするもの及びその旨を表示する機器については, 製造業者の指示する方法によって出湯し, 蒸気などの飛散によるやけど ( 火傷 ) の危険の有無を調べる 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする

24 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 6(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること - S 放電点火装置 b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常 の使用状態で変化しないよう固定され ていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 25: 凍結防止水の通る部分には凍結を防止するための措置が講じられていること 凍結を防止するための措置が講じられている とは 凍結による器体の破損防止に有効な水抜きができること又は通水や保温等によりこれと同等以上に有効な凍結防止装置を有していることをいう S 一般 b) 水の通る部分及び水に接する部分水の通る部分及び水に接する部分は, 次による 3) 設置した状態で容易に器内の水を抜くことができなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 28: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 20 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2109 表 9 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しなければ ならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 8: 立ち消え安全装置の有無 パイロットバーナー等に点火しなかつた場合及びパイロットバーナー等の炎が立ち消えした場合に 自動的にバーナーへの液化石油ガスの通路を閉ざす装置 ( パイロットバーナー等への点火動作を自動的に行い 一定時間経過後も再点火しないときに バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置 ( 以下 再点火型立ち消え安全装置 という ) を含む 以下 立ち消え安全装置 という ) を有すること - S 一般 c) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 24: 空だき通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 空だき による危険を生じないとは 通水されない状態でメーンバーナーにより熱交換器が 1 分間以上加熱されない構造をいう S 瞬間湯沸器の 構造 a) 元止め式の機器 1) に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない b) 先止め式の機器 1) に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S 給水自動ガス 弁 a) 熱交換部に設定値以上の水が流れたときにメーンバーナのガス通路を自動的に開弁し, 設定値以下に減少したとき閉弁しなければならない 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 5: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの ( パイロットバーナー ( 常時燃焼型でないパイロットバーナーを有するもの又はパイロットバーナーを有しないものにあつては メーンバーナーとする 以下 パイロットバーナー等 という ) への点火確認 確認後の処置等点火のために必要な一連の動作が自動的に行われるものをいう 以下同じ ) 又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回, その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 点火回数については 技術基準の解釈の項の 4 で要求 ) JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 20

25 S2109 表 9 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) S2109 表 9 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) 再点火形以外爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 7: 爆発的着火火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 2 秒以内にすべての炎口に着火すること 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 10: 立ち消え安全装置の閉弁時間 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 JIA A 008 ( 点火動作が自動的に行われるものに JIA B 005 適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 10 ( 省略 ) 11(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火動作をした時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 JIA A 008 ( 点火動作が自動的に行われるものに JIA B 005 適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 11 ( 省略 ) 21

26 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10: 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 11(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 12: 停電時交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点 火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう S2109 表 9 交流電源異常 ( 停電 ) 安全性に支障があってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10: 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装 置 ( 再点火形 以外 ) 消火した場合の閉弁時間 JIA A 消火後 1 回目の閉弁時間は, フ JIA B 005 レームロッド式のものにあっては3 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする 10 ( 省略 ) 22

27 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 異常燃焼及び燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 異常燃焼及び燃焼ガスにより人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 6(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S 放電点火装置 a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位 置になければならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない S2093 表 9 3 j) 無風燃焼状態試験 j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる 13(4) イ : 自然排気式 上昇風及び降下風の時の炎の安定性 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 次に掲げる基準のいずれかに適合すること イ通常の使用状態において 排気部に風速 2.5メートル毎秒及び5メートル毎秒の上昇風及び降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風状態 ) CF にあっては, 以下の a) 又は b) のいずれかに適合しなければならない a) 有風状態 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) S2093 表 C) 1) 自然排気式 (CF 式 ) 機器の試験 ( 有風状態 ) バーナに点火し,15 分以後に図 10 に示す送風機を運転して, 排気筒内に 2.5 m/s 及び 5 m/s の下向きの流れ及び上向きの流れをそれぞれ 3 分間 ( 安全装置が作動するものは作動するまでの間 ) 与え, その間にバーナの消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれの有無を目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を下降風の場合液化石油ガス用は B-1, 都市ガス用は 1-1 とし, 上昇風の場合液化石油ガス用は B-3, 都市ガス用は 3-3 とする 14(1): 強制排気式 有風時の炎の安定性 強制排気式のもの ( 技術上の基準の欄の 15 に掲げるものを除く ) にあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎 JIA A 008 のあふれがあってはならない また, JIA B 005 安全装置の作動によってガス通路が閉ざされてはならない (FEに適用) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE,BF-W,BF-C, FF-W,FF-C 及びRFに適用 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (FEに適用) 14 ( 省略 ) 23

28 15(3): 強制排気式 ( 排気ダクト直結 ) 排気ダクト風量 50% 16: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 接続した排気ダクトの風量を 使用すべき排気ダクトの規定風量の 50 パーセントとしたとき 排気口以外から排ガスが流出しないこと 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 :0.14 パーセント以下であること S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる JIA A 008 JIA B 005 リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう 黄炎の熱交換部への接触がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう すすの発生がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びにBF-D 及び FF-Dの通常雰囲気状態 ) リフティングがあってはならない 消火があってはならない 逆火があってはならない パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない すすが発生してはならない 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,CO という ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO% という ) が 0.14% ( 開放式は 0.03%) 以下 JIA A 008 JIA B 強制排気式のもののうち排気部の出口を排気ダクトに直結するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 接続した排気ダクトの風量を 使用すべき排気ダクトの規定風量の50パーセントとしたとき 排気口以外から排ガスが流出しないこと 16 ( 省略 ) 24

29 S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 23: 水滴落下通常の使用状態において バーナーを消火させる水滴が落ちないこと バーナーを消火させる水滴が落ちない とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の水滴落下の有無の性能を満たすことをいう S2109 表 9 水滴落下の有 無 水滴落下によってバーナが消火せず, かつ,CO% が 0.14%( 開放式は 0.03%) を超える状態が連続して 1 分以上あってはならない JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 27(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的 に燃焼と続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱は 例えば 1 分間燃焼し1 分間媒体を循環させ暖房等に利用するもの休止する操作を1 回として これをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項を450 回以上繰り返すことなどをにおいて同じ ) を有するものの当該いう 機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の16に定める基準に適合すること JIA A 008 JIA B 通常の使用状態において 15 時間以上断続的 ( 暖房機能 ( 加熱された水等の熱媒体を循環させ暖房等に利用するものをいう 以下半密閉式瞬間湯沸器の項において同じ ) を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 16 に定める基準に適合すること 表示 ( 一般 ) 表示 ( 個別の表示規定 ) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 29: 表示 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 者の氏名又は名称 国内登録検査機関 製造番号 は 個々の製品を 又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又 区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としても は名称及び国内登録検査機関又は外国よい 登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること S 製品表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) 例都市ガス13A 用, 都市ガスL1 (6B,6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器をガス消費量が最も多い状態で使用したときのガス消費量を表示しなければならない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) JIA A 008 JIA B ( 省略 ) 25

30 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 操作表示 e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 j) 設置方式及び屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 ただし, 設置方式 の表示は, 屋外式だけ 屋外式 と表示しなければならない また, 屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 の表示は, 半密閉式及び密閉式のものについて表示しなければならない 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 備考 1:JIS 規格番号がS2092は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号がS2093は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号がS2109は JIS S 2109 家庭用ガス温水機器関連基準番号 JIA A 008は JIA 自主基準である半密閉式瞬間湯沸器適合性検査規程をいう 関連基準番号 JIA B 005は JIA 自主基準である半密閉燃焼式ガス瞬間湯沸器適合性検査規程をいう 26

31 性能規定 現行省令基準及び JIS (2) 半密閉式バーナー付ふろがま 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 一次文書二次文書 ( 例示基準 ) JIS 規格分類 ( 技術基準案 性能規定 ) 番号箇条項目内容 基準名項番内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等は 前条の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 9: 立ち消え安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 立ち消え安全装置は 正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 容易に改造できない構造であること 正常に機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装 置 立消え安全装置は, 次による JIA A 009 b) 炎検出部が損傷した場合に, JIA B 007 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 9 ( 省略 ) S 一般 ( 立消え 安全装置 ) c) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 2) 立消え安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 13(2): 自然排気式 逆風止めの有無 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 逆風止めを有すること - S 自然排気式 (CF) の機器 自然排気式の機器は, 次によ JIA A 009 る JIA B 007 b) 逆風止めを備えていなければならない 13 ( 省略 ) 27

32 13(3): 自然排気式 逆風止めからの排ガスの流出 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆風止めの逃げ口から排ガスが流出しないこと - S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (CF 及び FE に適用 ) JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 13(4) ロ : 自然排気式の逆風止め安全装置 安全装置の有無 安全装置の性能 機能しなかったとき 不正改造防止 (4) 次に掲げる基準のいずれかに 炎のあふれがない とは ケー適合すること シング外に炎があふれないことをロ逆風止めの逃げ口から排ガスいう が流出したときから1 分以内に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有し かつ 当該装置が作動するまでの間 消火 逆火又は炎のあふれがないこと また 当該装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること S 燃焼ガスの流 出安全装置 燃焼ガスの流出安全装置は, 次 JIA A 009 による JIA B 007 b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 燃焼ガスの流出安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 13 ( 省略 ) S2109 表 9 燃焼状態 [ 有風状態 ( 燃焼ガスの流出安全装置 )] CFにあっては, 以下のa) 又はb) JIA A 009 のいずれかに適合しなければな JIA B 007 らない b) 燃焼ガスの流出安全装置逆風止めの逃げ口から燃焼ガスが流出したときから1 分以内にガス通路を閉ざす装置をもち, その装置が作動するまでの間, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない 13 ( 省略 ) 13 の 2: 自然排気の不完全燃焼防止機能 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること - S ふろがまの構 造 (CF 及びFE のふろがま ) ふろがまの構造は, 次による JIA A 009 e) CF 及びFEのふろがま不完全燃 JIA B 007 焼防止装置を備えていなければならない 13 の 2 ( 省略 ) 28

33 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (2) に掲げる基準に適合すること (1) 自室が排ガスによつて汚染されたとき 自室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと S2109 表 9 安全装置 ( 不完全燃焼防止装置 (CFに適用 )) 有風時の安全性 JIA A 009 二次排気筒内に風速 0.5,1,2 及 JIA B 007 び3m/sの降下風を発生させたとき, 機器が設置されている部屋の雰囲気中のCO 濃度 ( 体積分率 %) が0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 排気閉そく時の安全性閉そく板で二次排気筒の接続部から1mの高さの位置で閉そくした後, バーナに点火して機器が設置されている部屋の雰囲気中のCO 濃度が0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 13 の 2 ( 省略 ) 13 の 2(2): 自然排気の不完全燃焼防止機能 機能しなかったとき 不正改造防止 自然排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて (1) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 自然排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (2) に掲げる基準に適合すること (2) 装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 不完全燃焼防 止装置 不完全燃焼防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA A 009 JIA B の 2 ( 省略 ) 14(2) イ : 強制排気式 排ガス流出時のガス通路閉止 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること イ消火 逆火又は炎のあふれが生ずるより前に排気部の出口以外から排ガスが流出するものにあつては 排気部の出口以外から排ガスが流出したときから1 分以内に バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 安全装置 ( 排気閉そく安全装置 (FEに適用 )) 排気口以外から燃焼ガスが流出 JIA A 009 したときから,1 分以内にバーナ JIA B 007 へのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない また, 排気筒を閉そくしたときからガス通路を閉ざすまでの間に, 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じるものに適用 ) 14 ( 省略 ) S2093 表 排気閉そく安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じるものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱の排出口を閉そくさせ, 排気口以外から燃焼ガスが流出したとき, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるまでの時間, 及びその間に, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあるかどうかを目視によって調べる また, そのままの状態でガス通路が自動的に開くかどうかを調べる ただし, 試験ガスの条件を S-2 とする 29

34 14(2) ロ : 強制排気 排ガス流出前に消火 逆火又は炎のあふれが生じた時のガス通路の閉止 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること ロ排気部の出口以外から排ガスが流出するより前に 消火 逆火又は炎のあふれが生ずるものにあつては 消火 逆火又は炎のあふれが生じたときにバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 安全装置 ( 過大風圧安全装置 (FEに適用 )) S2093 表 過大風圧安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれを生じる以前又は生じたとき, バーナへのガス通路を閉ざさなければならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱のダンパを調節して調圧箱内の圧力を徐々に上昇させ, 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれが生じる以前又は生じたときに, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるかどうかを目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を S-2 とする JIA A 009 JIA B 007 ( 省略 ) 14(2) ハ : 強制排気 機能しなかったとき 不正改造防止 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 排気部の出口に80パスカルを超える圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること ハイ及びロに掲げる装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 排気閉そく安 全装置 排気閉そく安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 排気閉そく安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S 過大風圧安全 装置 過大風圧安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 過大風圧安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 14 の 2: 強制排気式の不完全燃焼防止機能の有無 強制排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること - S ふろがまの構 造 (CF 及びFE のふろがま ) ふろがまの構造は, 次による e) CF 及び FE のふろがま不完全燃焼防止装置を備えていなければならない JIA A 009 JIA B の 2 ( 省略 ) 30

35 14 の 2(1): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 自室汚染 強制排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (1) 自室が排ガスによつて汚染されたとき 自室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 安全装置 ( 不完全燃焼防止装置 (FEに適用 )) 自室汚染機器が設置されている部屋の雰囲気中の CO 濃度が 0.03 % に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 009 JIA B の 2 ( 省略 ) 14 の 2(2): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 他室汚染 強制排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (2) 他室が機器の排ガスによつて汚染されたとき 他室の雰囲気空気中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセントに達する以前にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 安全装置 ( 不完全燃焼防止装置 (FEに適用 )) 他室汚染 JIA A 009 機器が設置されている部屋以外 JIA B 007 の部屋の雰囲気中のCO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 部分不燃メーンバーナの一部を不完全燃焼させたとき, 燃焼ガスが流入する部屋の雰囲気中のCO 濃度が 0.03% に達する以前にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 14 の 2 ( 省略 ) 14 の 2(3): 強制排気式の不完全燃焼防止機能 機能しなかったとき 不正改造防止 強制排気式のものにあつては 不完全燃焼を防止する機能であつて次の (1) 及び (2) に掲げる機能 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 強制排気式不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は (3) に掲げる基準に適合すること (3) 装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 不完全燃焼防 止装置 不完全燃焼防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA A 009 JIA B の 2 ( 省略 ) 17(1): 熱交換部損傷安全装置の有無 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 熱交換部損傷安全装置 という ) を有すること - S ふろがまの構造 ( 先水栓式の給湯部をもつふろがま ) ふろがまの構造は, 次による JIA A 009 d) 先水栓式の給湯部をもつふろ JIA B 007 がまの給湯部は, 次による 3) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあっては, 熱交換部損傷安全装置を備えていなければならない 17 31

36 17(1) イ ロ : 熱交換部損傷安全装置の機能 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 熱交換部損傷安全装置 という ) を有すること イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと JIA A 009 JIA B 給湯できるもの ( 先止め式のものに限る ) にあつては その給湯に係る部分について 次に掲げる基準に適合すること (1) 省略イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと 17(1) ハ ニ : 熱交換部損傷安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置 ( 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において 熱交換部損傷安全装置 という ) を有すること ハ装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ニ容易に改造できない構造であること - S 熱交換部損傷 安全装置 熱交換部損傷安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 熱交換部損傷安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 24(4): 空だき安全装置 不正改造防止 空だきした場合にメーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置であつて 次に掲げる基準に適合するものを有すること (4) 容易に改造できない構造であること - S 空だき安全装 置又は空だき 防止装置 空だき安全装置又は空だき防止 JIA A 009 装置は, 次による JIA B 007 c) 空だき安全装置又は空だき防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい 24 ( 省略 ) S2109 表 9 空だき安全装置又は空だき防止装置 ( ふろ部に適用 ) 機器が損傷する以前にメーンバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない 32

37 安全機能を有する設計等 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする 供用期間中における安全機能の維持 3 液化石油ガス器具等 22の2: 電装基板のはんは 当該液化石油ガスだ部器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう S2109 表 9 電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 )[ はんだの耐久性 ( 開放式の瞬間湯沸器,CF 及び FEに適用 )] 通常使用時の温度変化に耐え, かつ, はんだクラック進行ランクが 7 未満 JIA A 009 JIA B の 2 ( 省略 ) 26: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 19(3) に定める基準に適合すること ( 給湯できるもの :12000 回 給湯できないもの :6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること ( 給湯できるもの :12000 回 給湯できないもの :6000 回 ) (3) 給水自動ガス弁については 技術上の基準の欄の 19(4) に定める基準に適合すること ( 給湯できるもの :50000 回 給湯できないもの :- 回 ) (4) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 19(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 11(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) - S2109 表 9 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が, (0.05 P1+30)Pa 以下でなければならない P1: 試験前の調整圧力 (30000 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) タイマ( 電子式のものを除く ) ガス通路の気密の項に適合し, 使用上支障がなく, かつ, 作動時限の変化が10 % 以下でなければならない ( 電磁弁方式 :2,000 回 直動弁方式 :2,000 回 ) JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 33

38 (5) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 19(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (6) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 19(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの : 6000 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) (7) 遠隔操作装置については 使用上支障のある変形又は破損がないこと (6000 回 ) (8) 自然排気式不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術上の基準の欄の 13 の 2(1) に定める基準に 強制排気式不完全燃焼防止機能に係る装置については 14 の 2(1) 及び (2) に定める基準に適合すること (1000 回 ) サーモスタット ( 電子式のもの及び比例制御式のものを除く ) ガス通路の気密の項及びサーモスタットの項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 電磁弁方式 : 6,000 回 ) ガス通路の気密の項及びサーモスタットの項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 直動弁方式 : ハ イハ スつき 1,000 回 ハ イハ スなし 6,000 回 ) 給水自動ガス弁ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式元水栓式 :25,000 回 先止め式先水栓式 :50,000 回 ) 遠隔操作装置 ( 電子式のものを除く ) 使用上支障があってはならない (6,000 回 ) 不完全燃焼防止装置不完全燃焼防止装置の項に適合すること (1000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 4: 点火性能乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回, その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 爆発的点火については 技術基準の解釈の項の 5 で要求 ) JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) フィン及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い, 500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 34

39 S 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093の表 19の 1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 一般 ( フィ ン ) f) フィンフィンの材料は,JIS S 2093 の表 19 の 1( 耐熱性試験 ) によって 500 で溶融しないことを確認したものでなければならない 2: 耐食性 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器及び排ガスの通る 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外 部分は 日本工業規格 S2092(2010) の部分に限る ) 及び器具栓に 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の あっては外面を 排ガスの通る部 表 5 耐食性のある金属材料に定める分にあっては内面を バーナー 規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又 ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう は表面に耐食処理を施した金属で 製造されていること S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い, 500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって,JIS S 2093の表 19の2 a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが9.8から6までの腐食面積率であることを確認したもの JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2 b)( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 35

40 2: 耐食性 S 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093の表 19の 1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 燃焼ガスの通 る部分 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい S 一般 ( 熱交換 部 ) g) 熱交換部熱交換部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない 3: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は,JIS S 2093の表 19の3 a) ( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20 % 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19 の3 b)( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い,n- ペンタンの1 時間当たりの透過量が5 mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19の3 c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10 % 以内, ガス温度 4 の場合 25 % 以内でなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 36

41 13(1): 自然排気式 排気筒の内径 14(1): 強制排気式 排気部の気密 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量 ( 技術上の基準の欄の29の規定により表示された液化石油ガス 消費量をいう 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において同じ ) の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排気筒を取り付けることができる構造を有すること 表示液化石油ガス消費量(kW): 排気筒の内径 (mm) 10 以下 :75 11 以下 :80 13 以下 :90 16 以下 : 以下 : 以下 : 以下 :140 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと 取り付けることができる構造 とは 排気筒を取り付ける部分の外径が技術上の基準の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量に応じた排気筒の内径を超えるものであり 当該内径寸法以下の排気筒が取り付けられないことをいう なお 排気筒を取り付ける部分の外径寸法のマイナス許容差は 3 ミリメートルとする JIA A 009 JIA B S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (FE に適用 ) JIA A 009 JIA B 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量 ( 技術上の基準の欄の29の規定により表示された液化石油ガス消費量をいう 以下半密閉式バーナー付ふろがまの項において同じ ) の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排気筒を取り付けることができる構造を有すること 表示液化石油ガス消費量 (kw): 排気筒の内径 (mm) 10 以下 :75 11 以下 :80 13 以下 :90 16 以下 : 以下 : 以下 : 以下 : ( 省略 ) S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる 37

42 16(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の19(4)( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の19(3)) に定める基準に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4に定める基準に適合すること 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) ガス閉止弁( 器具栓を含 JIA A 009 む ) 本体のガスの通る部分の JIA B 007 外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びにBF-D 及びFF-Dの通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P1+30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P1: 耐熱試験前の調整圧力 16 ( 省略 ) ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の5 パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 18: ガスの取入部の形状液化石油ガスの取入部は 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじであること - S ガス接続口 ガス接続口は, 次による b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 38

43 20: 水ダイヤフラムの破損 水と接するダイヤフラムを有するものは ダイヤフラムの破損等により漏水が液化石油ガスの通路に流入しない構造を有すること - S 給水自動ガス 弁 給水自動ガス弁の構造は, 次に JIA A 009 よる JIA B 007 b) ガス通路部分と水通路部分又は水の受圧部とは確実に遮断され, 水に接するダイアフラムの破損などによって水漏れが生じても, ガス通路内に水が直接流入するおそれがあってはならない 20 ( 省略 ) 21: ふろがまの水に接する部分 ふろがまの水に接する部分は 気密性を有すること 気密性を有する とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の 7.17 水通路の耐圧試験 ふろがまあ a) かま本体により確認することとする S2109 表 9 水通路の耐圧 性能 かま本体 ( ふろ熱交換器 ): 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない 循環管の入水接続口から出水接続口まで ( 強制循環式に適用 ): 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 27(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと 4 時間以上 断続的に燃焼とは 例えば 2 分間燃焼し 2 分間休止する操作を 1 回として これを 60 回以上繰り返すことなどをいい また 15 時間以上 断続的に燃焼とは 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう JIA A 009 JIA B 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等 6(2): 放電電気配線の絶は 使用場所の状況及縁び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 感電に対する保護 7 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 22: 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 絶縁性能 ( 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ))] 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ):1 MΩ 以上 JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 39

44 S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 22: 耐電圧交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )( 耐電圧 ) 耐電圧 : 耐えなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等 16(1): 温度上昇には 発火によって人 ( 乾電池 木壁 ) 体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ):100 以下 JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 17(2): 熱交換部異常給湯できるもの ( 先止め式のものに限る ) にあつては その給湯に係る部分について 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部に異常が生じたとき 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面の温度が試験室の温度に 65 度を加えた温度を超えないこと また 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 熱交換部に異常が生じたとき 遮熱板 ( 遮熱板を有しないものにあつては ケーシング ) の温度がその耐熱温度を超えないこと 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 異 常時温度上 昇 ) 機器後面, 側面及び上方天井 JIA A 009 面の木壁の表面, 並びに機器下 JIA B 007 面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ) 排気筒の周囲の木壁の表面排気筒トップ又は給排気筒トップの周辺の木壁の表面 (CFを除く ):100 以下 17 ( 省略 ) 40

45 S b) 熱交換部異常時温度上昇試験 2) 機器の使用状態 b) による また, 燃焼室内の圧力が正圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面に, 熱交換部損傷安全装置が 10 分以内に検出することができる最小の孔を, 熱交換部損傷安全装置から上方向及び下方向のそれぞれの方向について最も離れた部分その他必要な部分にあけ, 当該装置を作動しない状態とし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とし, それぞれの孔ごとに測定する 燃焼室内の圧力が負圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面側のフィンに近い 2 本の通水コイルに囲まれた部分 ( 通水コイルが 1 本の場合にあっては, フィンと通水コイルに囲まれた部分 ) にその面積の 80 % の広さの孔をあけ, 熱交換部の燃焼ガス排出部の 80 % を閉そくし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とする 19: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 液化石油ガスの取入部から給水自動ガス弁の出口までの部分 ) にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において 器具栓の出口 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 給水自動ガス弁の出口 ) 以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 給水自動ガス弁の出口から炎口までの部分 ) にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - S2109 S2093 表 9 表 7 ガス通路の気密 ガス通路の気密試験 器具栓を通して漏れる量が 70 ml/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550 ml/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 41

46 27(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 19 に定める基準に適合すること 4 時間以上 断続的に燃焼とは 例えば 2 分間燃焼し 2 分間休止する操作を 1 回として これを 60 回以上繰り返すことなどをいい また 15 時間以上 断続的に燃焼とは 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう JIA A 009 JIA B 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 19 に定める基準に適合すること 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 16(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 ): 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの 60 以下 その他のもの 70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 25(1) (2): 蒸気の噴出給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと (2) 出湯管に異常が生じ通水が一時停止した後においても 蒸気の噴出による危険を生じないこと 蒸気の噴出による危険を生じない とは 蒸気及び沸騰時の水管内の圧力が他に影響を及ぼさない構造であり かつ 出湯した場合に出湯口から 200 ミリメートル下に置いた直径 300 ミリメートルの容器の外に熱湯が滴下しないものをいう なお 温度調節つまみに沸騰又はこれに類する表示があるものについては その位置で使用したときに蒸気の飛散等による危険を生じない構造でなければならない S2109 表 9 ふろがまの使用性能 [ 給湯部の使用性能 ( 熱湯の飛散 )] 熱湯の飛散 ( 給湯配管をするものを除く ) : 熱湯が飛散してはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S g) 熱湯飛散試験 3) 試験方法出湯口より 200 mm 下に直径 300 mm の容器を置き, 容器の中央部に向けて出湯し,3 分後に容器外に直接滴下する熱湯の有無を調べる ただし, 高温蒸気又は熱湯を出すことを目的とするもの及びその旨を表示する機器については, 製造業者の指示する方法によって出湯し, 蒸気などの飛散によるやけど ( 火傷 ) の危険の有無を調べる 42

47 S2109 表 9 ふろがまの使用性能 [ 給湯部の使用性能 ( 出湯管閉そく )] 出湯管閉そく ( シャワーヘッドをもつものに適用 ) : 熱湯が飛散してはならない JIA A 009 JIA B 007 S b) 出湯管閉そく試験 2) 試験方法バーナに点火して 出湯温度を 40±3 に設定し 出湯 15 分後に出湯管の先端を閉そくし 1 分後に開放したとき やけど ( 火傷 ) のおそれがある熱湯が飛散しないかどうかを調べる 機械的危険源による危害の防止 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする (3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 43

48 25(3): 凍結防止給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (3) 水の通る部分には凍結を防止するための措置が講じられていること 凍結を防止するための措置が講じられている とは 凍結による器体の破損防止に有効な水抜きができること又は通水や保温等によりこれと同等以上に有効な凍結防止装置を有していることをいう S 一般 ( 水の通る部分及び水に接する部分 ) b) 水の通る部分及び水に接する JIA A 009 部分は, 次による JIA B 007 3) 設置した状態で容易に器内の水を抜くことができなければならない 25 ( 省略 ) 28: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 19 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2109 表 9 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しな ければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等 8: 立ち消え安全装置のは 当該液化石油ガス有無器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計され 及び必要に応じて適切な表示をされているものとする 立ち消え安全装置を有すること - S 一般 ( 立消え 安全装置 ) c) 立消え安全装置は, 次によ JIA A 009 る JIA B 007 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない 8 ( 省略 ) 24: 空だき安全装置空だきした場合にメーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置であつて 次に掲げる基準に適合するものを有すること - S ふろがまの構 造 ( ふろが ま ) ふろがまの構造は, 次による a) ふろがまふろがまは, 空だき安全装置又は空だき防止装置を備えていなければならない 44

49 空だきした場合にメーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置であつて 次に掲げる基準に適合するものを有すること (1) 空だきした場合に確実に作動すること (2) 熱感知により液化石油ガスの通路を閉ざす構造のものにあつては 感熱部が冷却したとき 液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと 空だきした場合にメーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置であつて 次に掲げる基準に適合するものを有すること (3) 装置が正常に機能しなかつたとき メーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 安全装置 ( 空だき安全装置又は空だき防止装置 ( ふろ部に適用 )) ふろがまの構造 ( ふろがま ) - S 空だき安全装 置又は空だき 防止装置 機器が損傷する以前にメーンバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない ふろがまの構造は, 次による a) ふろがまふろがまは, 空だき安全装置又は空だき防止装置を備えていなければならない 空だき安全装置又は空だき防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 25(1): 給湯部の空だき給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 空だき による危険を生じないとは 通水されない状態でメーンバーナーにより熱交換器が 1 分間以上加熱されない構造をいう S ふろがまの構造 ( 元水栓式の給湯部をもつふろがま 先水栓式の給湯部をもつふろがま ) ふろがまの構造は, 次による JIA A 009 c) 元水栓式の給湯部をもつふろ JIA B 007 がまの給湯部は, 次による 1) 通常 6.3.1に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない ただし, 給水自動ガス弁を備えていないものは, 断水安全装置を備えていなければならない d) 先水栓式の給湯部をもつふろがまの給湯部は, 次による 1) 6.3.1に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない 25 ( 省略 ) S 給水自動ガス 弁 給水自動ガス弁の構造は, 次による a) 熱交換部に設定値以上の水が流れたときにメーンバーナのガス通路を自動的に開弁し, 設定値以下に減少したとき閉弁しなければならない 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 5: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた JIA A 009 連続放電点火方式のものにあっ JIA B 007 ては20 回中 19 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 点火回数については 技術基準の解釈の項の4で要求 ) 5 ( 省略 ) 45

50 S2109 表 9 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) 再点火形以外爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない S2109 表 9 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない 7(1): 爆発的着火通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 7(2): 火移り通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 2 秒以内にすべての炎口に着火すること S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない ( 省略 ) 46

51 10: 立ち消え安全装置の閉弁時間 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 再点火形以外 JIA A 009 点火時に不点火した場合の閉弁 JIA B 007 時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 10 ( 省略 ) 11(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火動作をした時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 再点火形点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10: 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 再点火形以外 JIA A 009 消火した場合の閉弁時間 :- 2 JIA B 007 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 10 ( 省略 ) 11(1): 再点火型立ち消え安全装置 爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 47

52 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 再点火形消火した場合の閉弁時間 : - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする 12: 停電時交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 再び通電したときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 交流電源異常 ( 停電 )] 安全性に支障があってはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10: 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 再点火形以外消火した場合の閉弁時間 :- 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 再点火形消火した場合の閉弁時間 : - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 48

53 燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等 6(1): 放電装置の電極部は 通常の使用状態にへの黄炎の接触おいて 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう 設計その他の措置が講じられるものとする 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位置になければならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態 ) 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない S2093 表 9 3 j) 無風燃焼状態試験 j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる 13(4) イ : 自然排気式 上昇風及び降下風の時の炎の安定性 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 次に掲げる基準のいずれかに適合すること イ通常の使用状態において 排気部に風速 2.5メートル毎秒及び5 メートル毎秒の上昇風及び降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) CF にあっては, 以下の a) 又は b) のいずれかに適合しなければならない a) 有風状態 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2093 表 C) 1) 自然排気式 (CF 式 ) 機器の試験 ( 有風状態 ) バーナに点火し,15 分以後に図 10 に示す送風機を運転して, 排気筒内に 2.5 m/s 及び 5 m/s の下向きの流れ及び上向きの流れをそれぞれ 3 分間 ( 安全装置が作動するものは作動するまでの間 ) 与え, その間にバーナの消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれの有無を目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を下降風の場合液化石油ガス用は B-1, 都市ガス用は 1-1 とし, 上昇風の場合液化石油ガス用は B- 3, 都市ガス用は 3-3 とする 14(1): 強制給排気 有風時の炎の安定性 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない また, 安全装置の作動によってガス通路が閉ざされてはならない (FE に適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE, BF-W,BF-C,FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) JIA A 009 JIA B ( 省略 ) S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる 49

54 15: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 : 0.14 パーセント以下であること リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) リフティングがあってはなら JIA A 009 ない JIA B 007 消火があってはならない 逆火があってはならない すすが発生してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,COという ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) が0.14 %( 開放式は0.03 %) 以下 15 ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %) ( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 23: 水滴落下通常の使用状態において バーナーを消火させる水滴が落ちないこと バーナーを消火させる水滴が落ちない とは 日本工業規格 S2 109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の水滴落下の有無の性能を満たすことをいう S2109 表 9 水滴落下の有 無 水滴落下によってバーナが消火 JIA A 009 せず, かつ,CO % が0.14 %( 開 JIA B 007 放式は0.03 %) を超える状態が連続して1 分以上あってはならない 23 ( 省略 ) 50

55 27(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 15 に定める基準に適合すること 4 時間以上 断続的に燃焼とは 例えば 2 分間燃焼し 2 分間休止する操作を 1 回として これを 60 回以上繰り返すことなどをいい また 15 時間以上 断続的に燃焼とは 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう JIA A 009 JIA B 通常の使用状態において 4 時間以上 ( 給湯のできるものの給湯に係る部分にあつては 15 時間以上 ) 断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 15 に定める基準に適合すること 表示等 ( 一般 ) 18 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 29: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 S 製品表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) 例都市ガス13A 用, 都市ガスL1 (6B,6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器をガス消費量が最も多い状態で使用したときのガス消費量を表示しなければならない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 JIA A 009 JIA B ( 省略 ) 51

56 表示等 ( 個別の表示規定 ) 19 イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 j) 設置方式及び屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 ただし, 設置方式 の表示は, 屋外式だけ 屋外式 と表示しなければならない また, 屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 の表示は, 半密閉式及び密閉式のものについて表示しなければならない 表示等 ( 個別の表示規定 ) 19 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 S 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない 52

57 S 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] 備考 1:JIS 規格番号がS2092は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号がS2109は JIS S 2109 家庭用ガス温水機器 JIS 規格番号がS2093は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法関連基準番号 JIA A 009は JIA 自主基準である半密閉式バーナー付ふろがま適合性検査規程をいう 関連基準番号 JIA B 007は JIA 自主基準である半密閉燃焼式ガスバーナー付ふろがま適合性検査規程をいう 53

58 性能規定 現行省令基準及び JIS (3) 半密閉式ストーブ 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条項目内容 基準名項番内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等 10: 立ち消え安全装は 前条の原則を踏ま置が機能しなかったえ 危険な状態の発生をとき防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 立ち消え安全装置は 炎検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 炎検出部が機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装 置 立消え安全装置は, 次による b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 14(2): 自然排式 逆風止めの有無 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 逆風止めを有すること - S 自然排気式 (CF) の機器 自然排気式の機器は, 次による b) 逆風止めを備えなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 14(3): 自然排気式 逆風止めからの排ガスの流出 14(4) ロ : 自然排気式 逆風止め安全装置の機能 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆風止めの逃げ口から排ガスが流出しないこと 自然排気式のものにあつては 次に掲 炎のあふれがない とは げる基準に適合すること ケーシング外に炎があふれない ( 4 ) 次に掲げる基準のいずれかに適ことをいう 合すること ロ逆風止めの逃げ口から排ガスが流出したときに バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有し かつ 当該装置が作動するまでの間 消火 逆火又は炎のあふれがないこと - S2122 表 3 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (CF 及び FE に適用 ) JIA A 012 JIA B JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 14 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 次に掲げる基準のいずれかに適合すること 逆風止めの逃げ口から排ガスが流出したときに バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有し かつ 当該装置が作動するまでの間 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 54

59 15(2) イ : 強制排気式 排ガス流出時のガス通路の閉止 強制排気式のものにあつては 次に掲 炎のあふれがない とは げる基準に適合すること ケーシング外に炎があふれない (2) 排気部の出口に80パスカルを超えことをいう る圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること イ消火 逆火又は炎のあふれが生ずるより前に排気部の出口以外から排ガスが流出するものにあつては 排気部の出口以外から排ガスが流出したときに バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること S2122 表 3 安全装置 ( 排気閉そく安全装置 (FEに適用 )) 排気口以外から燃焼ガスが流出したと JIA A 012 きから,5 分以内にバーナへのガス通 JIA B 006 路を閉ざし 自動的に再び開いてはならない また, 排気筒を閉そくしたときからガス通路を閉ざすまでの間に, 消火又は使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) 15 ( 省略 ) S2093 表 排気閉そく安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じるものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱の排出口を閉そくさせ, 排気口以外から燃焼ガスが流出したとき, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるまでの時間, 及びその間に, 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあるかどうかを目視によって調べる また, そのままの状態でガス通路が自動的に開くかどうかを調べる ただし, 試験ガスの条件を S- 2 とする 15(2) ロ : 強制排気式 排ガス流出前に消火 逆火又は炎のあふれが生じた時のガス通路の閉止 強制排気式のものにあつては 次に掲 炎のあふれがない とは げる基準に適合すること ケーシング外に炎があふれない (2) 排気部の出口に80パスカルを超えことをいう る圧力がかかつたとき 次に掲げる基準に適合すること ロ排気部の出口以外から排ガスが流出するより前に 消火 逆火又は炎のあふれが生ずるものにあつては 消火 逆火又は炎のあふれが生じたときにバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざす装置を有すること S2122 表 3 安全装置 ( 過大風圧安全装置 (FEに適用 )) 消火, 逆火又は使用上支障がある炎の JIA A 012 あふれを生じる以前又は生じたとき, JIA B 006 バーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) 15 ( 省略 ) S2093 表 過大風圧安全装置 ( 排気口以外からの燃焼ガスの流出が生じないものに適用 ) バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱のダンパを調節して調圧箱内の圧力を徐々に上昇させ, 消火, 逆火又は使用上支障がある炎のあふれが生じる以前又は生じたときに, 安全装置が作動してバーナへのガス通路が閉ざされるかどうかを目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を S-2 とする 安全機能を有する設計等 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする

60 供用期間中における安全機能の維持 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 26: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 21(3) に定める基準に適合すること ( 自動温度調節器により作動するもの :30000 回 上記以外のもの : 6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること (6000 回 ) (3) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 21(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 12(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (4) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 21(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (5) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 21(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの :30000 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) (6) 液化石油ガスの取入部については 技術上の基準の欄の 19(3) に定める基準に適合すること (6000 回 ) 5: 点火性能乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと - S2122 表 3 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P 1 +30)Pa 以下でなければならない P 1 : 試験前の調整圧力 (30000 回 ) JIA A 012 JIA B 006 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気 点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう S2122 表 3 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) タイマ ( 電子式のものを除く ) ガス通路の気密の項に適合し, 使用上支障がなく, かつ, 作動時限の変化が 10% 以下でなければならない (2000 回 ) サーモスタット ( 電子式のもの及び比例制御式のものを除く ) 使用上支障があってはならない ( 電磁弁方式に適用 :6000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( バイパス付き ( 直動弁方式に適用 ): 1000 回 バイパスなし ( 直動弁方式に適用 ):6000 回 ) 器具コンセントガス通路の気密の項に適合し, かつ, 着脱が円滑確実でなければならない (6000 回 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放 JIA A 012 電点火方式のものにあっては20 回中 19 JIA B 006 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 爆発的点火については 技術基準の解釈の項の6で要求 ) 26 ( 省略 ) 5 ( 省略 ) 19(1): ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の着脱の確実性 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 18 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) プラグ又はソケットの着脱が 円滑かつ確実にできるものであること - S ガス接続口 ガス接続口は, 次による e) 器具コンセントの形状及び寸法 は, 図 3に示すいずれかによるも の とし, 次による 1) JIS S 2135に規定するガス機器用 迅速継手との着脱が円滑, かつ, 確実 にできなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 56

61 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) 熱交換部及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと ただし 技術上の基準の欄の 18 の図 1 又は図 2 の形状の液化石油ガスの取入部については 温度 350 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 熱交換部 熱交換部の材料は,JIS S 2093の表 19 の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認した不燃材料で, かつ, 耐食性材料でなければならない 2: 耐食性液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器及び排ガスの通る部分は 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓及び給排気部にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 2) めっきを施した金属材料であって, JIS S 2093 の表 19 の 2a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが 9.8 から 6 までの腐食面積率であることを確認したもの 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2b)( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 表 5 省略 S 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない 57

62 S 燃焼ガスの通 る部分 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい S 熱交換部 熱交換部の材料は,JIS S 2093の表 19 の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認した不燃材料で, かつ, 耐食性材料でなければならない 3: ほうろうバーナへの耐衝撃性 ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあつては 衝撃に耐えること 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう S バーナ及び点 火バーナ c) ほうろうによる表面処理を施したバーナは,JIS S 2093 の表 19 の 4( 鋼球衝撃試験 ) によって試験を行ったとき, ほうろう部分にはく離があってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 4: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は,JIS S 2093の表 19の3a)( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20% 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19の3b) ( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い,n-ペンタンの1 時間当たりの透過量が5mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19の 3c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内, ガス温度 4 の場合 25% 以内でなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 14(1): 自然排気式 排気筒の内径 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量 ( 技術上の基準の欄の 29 の規定により表示された液化石油ガス消費量をいう 以下半密閉式ストーブの項において同じ ) の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排気筒を取り付けることができる構造を有すること 表示液化石油ガス消費量 (kw): 排気筒の内径 (mm) 11 以下 :80 13 以下 :90 16 以下 : 以下 :110 取り付けることができる構造 とは 排気筒を取り付ける部分の外径が技術上の基準の欄に掲げる表示液化石油ガス消費 量に応じた排気筒の内径を超えるものであり 当該内径寸法以下の排気筒が取り付けられない ことをいう なお 排気筒を取り付ける部分の外径寸法のマイナス許容差は 3ミリメートルとする JIA A 012 JIA B 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 次の表の表示液化石油ガス消費量 ( 技術上の基準の欄の 29 の規定により表示された液化石油ガス消費量をいう 以下半密閉式ストーブの項において同じ ) の欄に掲げる表示液化石油ガス消費量ごとにそれぞれ同表の排気筒の内径の欄に掲げる内径以上の排気筒を取り付けることができる構造を有すること 表示液化石油ガス消費量 (kw): 排気筒の内径 (mm) 11 以下 :80 13 以下 :90 16 以下 : 以下 :110 58

63 15(1): 強制排気式 排気部の気密 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 排気口以外からの燃焼ガスの流出があってはならない (FE に適用 ) JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる 17(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと な工業規格 S2122(2010) 家庭用ガスお 強制対流型のもので停電の際メー暖房機器の表 3 性能及び試験方法ンバーナーへの液化石油ガスの通路が中の平常時温度上昇に定める方閉ざされる構造のもの以外のものにあ法により行うこととする つては 停電の際においても同様とする (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の21(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の21(3)) に定める基準に適合すること S2122 表 3 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 性能 JIA A 012 ガス閉止弁( 器具栓を含む ) 本 JIA B 006 体のガスの通る部分の外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びにBF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P 1 +30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P 1 : 耐熱試験前の調整圧力 17 ( 省略 ) ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の5 に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の5パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする 59

64 18: ガスの取入部の形状 ( プラグ ソケット ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるもの以外のものにあつては 液化石油ガスの取入部は 図 1 又は図 2 の形状であること 図 1 省略図 2 省略 図 1 における φ3.1±0.1 は プラグの弁を押すための棒の最大外接円の径を示し 当該棒がプラグの弁に接触する面から 1 ミリメートル以内の部分とする S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法 は, 図 3に示すいずれかによるものと し, 次による JIA A 012 JIA B ( 省略 ) a は, プラグの弁を押すための棒 ( 以下, 弁押棒という ) の最大外接円の径を示し, 弁押棒がプラグの弁に接触する面から 1 mm 以内の部分をいう 図 3- 器具コンセントの形状及び寸法 19(2)(3): ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の異常時の気密 ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の強度 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 18 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) プラグ又はソケットを接続した状態において プラグ又はソケットに 10 ニュートン センチメートルのねじり力又は 100 ニュートンの引張力若しくはせん断力がかかつたとき 4.2 キロパスカルの圧力において気密性を有すること (3) プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に 150 ニュートンの引張力又はせん断力がかかつたとき プラグ又はソケットが抜けず かつ 使用上支障がある欠陥を生じないこと - S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 3) JIS S 2093の表 18の3a)( 異常時気密試験 ) によって試験を行ったとき, 接続部からの漏れ量が70mL/h 以下でなければならない 4) JIS S 2093の表 18の3b)( 引張力試験 ) によって試験を行ったとき, 離脱及び使用上支障がある欠陥を生じず, かつ, 接続部からの漏れ量が 70mL/h 以下でなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 18 3 器具コンセントの強度試験 a) 異常時気密試験プラグ及びソケットを接続して, 接続部に 10 N cm の回転力を加えた状態 ( 接続部が回転するものは除く ), 接続部の軸方向に 100 N の引張力を加えた状態及び軸方向に直角の方向に 100 N の引張力を加えた状態のそれぞれにおいて,4.2 kpa の空気圧を加え, 接続部からの外部漏れ量を測定し,1 時間当たりの漏れ量を算出する b) 引張力試験プラグ及びソケットを接続して, 接続部の軸方向及び軸方向に直角の方向に 150 N の引張力をそれぞれ加え, 離脱しないかどうかを調べる さらに, 引張力を加えない状態で 4.2 kpa の空気圧を加え接続部からの外部漏れ量を測定し,1 時間当たりの漏れ量を算出する 20: ガスの取入部の形状 ( ねじ ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるものにあつては 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじを使用すること - S ガス接続口 b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければなら ない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 25: 金属網製の燃焼面の清掃 燃焼面が金属網製のものにあつては 燃焼面を容易に清掃することができる構造を有すること JIA A 012 JIA B 燃焼面が金属網製のものにあつては 燃焼面を容易に清掃することができる構造を有すること 60

65 27(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的に燃焼 と続的に燃焼させた後 次に掲げる基準は 例えば 3 分間燃焼し3 分間に適合すること 休止する操作を1 回として これ (2) 熱交換部にあつては 使用上支障を150 回以上繰り返すことなどをのある変化がないこと いう JIA A 012 JIA B 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等 7(2): 放電電気配線は 使用場所の状況及びの絶縁電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 放電点火装置 c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 感電に対する保護 7 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 22 : 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2122 表 3 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 絶縁性能 ] 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ):1MΩ 以上 JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 22 : 耐電圧交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう S2122 表 3 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 耐電圧 ] 耐えなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 61

66 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等に 17(1): 温度上昇は 発火よって人体に危 ( 乾電池 取入部 害を及ぼし 又は物件に木壁 ) 損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと な工業規格 S2122(2010) 家庭用ガスお 強制対流型のもので停電の際メー暖房機器の表 3 性能及び試験方法ンバーナーへの液化石油ガスの通路が中の平常時温度上昇に定める方閉ざされる構造のもの以外のものにあ法により行うこととする つては 停電の際においても同様とす 木壁 とは 日本工業規格る S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器 (1) 次の表の測定個所の欄に掲げる測の試験方法の図 3 木台及び木壁表定個所にあつては 試験室の温度に同面温度測定装置における木壁を表の温度の欄に掲げる温度を加えた温いう 度 乾電池の表面:20 度 液化石油ガスの取入部( ねじにより管と接続されているものを除く ) の表面 :20 度 器具の下面( つり下げ型のものにあつては 上面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 S2122 表 3 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 ガス接続口 ( ねじ接続口を除く ) の表面 :60 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 壁掛形及びつり下げ形を除く ):100 以下 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 21: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において器具栓の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - S2122 表 3 ガス通路の気 密 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 7 ガス通路の気 密試験 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる 27(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 通常の使用状態において 15 時間以上 15 時間以上断続的に燃焼 と断続的に燃焼させた後 次に掲げる基は 例えば 3 分間燃焼し3 分間準に適合すること 休止する操作を1 回として これ (1) 液化石油ガスの通る部分にあつてを150 回以上繰り返すことなどをは 技術上の基準の欄の 21 に定めるいう 基準に適合すること JIA A 012 JIA B 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 21 に定める基準に適合すること 62

67 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等に 17(1): 温度上昇 ( つは 通常の使用状態におまみ 手の触れるおいて 人体に危害を及ぼそれのある部分 ) すおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと な工業規格 S2122(2010) 家庭用ガスお 強制対流型のもので停電の際メー暖房機器の表 3 性能及び試験方法ンバーナーへの液化石油ガスの通路が中の平常時温度上昇に定める方閉ざされる構造のもの以外のものにあ法により行うこととする つては 停電の際においても同様とする (1) 次の表の測定個所の欄に掲げる測定個所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類( 金属の部分 ):25 度 つまみ類( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 S2122 表 3 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの ):60 以下 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( その他のもの ): 70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 24 : 放射体に直接人の手が触れない構造 放射型のものにあつては 放射体に直接人の手が触れることのない構造を有すること 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう S 放射式の機器 b) 放射体に直接手の触れられない構造とする なお, 放射体に直接手の触れられない構造とは, 放射体の前面の投影部分に直径 70 mmの球が入らないガードなどが設けられていることをいう JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 7(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること - S 放電点火装置 b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 23: 放射体の固定放射方向が変えられるものにあつては 使用中自然に動かないように放射体を固定することができること - S 放射式の機器 a) 放射方向が変えられるものは, 使 用中自然に動かないように固定できる 構造とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 28: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 21 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2122 表 3 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しなければ ならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 63

68 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等 9: 立ち消え安全装置は 当該液化石油ガス器の有無具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 立ち消え安全装置を有すること - S 一般 ( 立消え 安全装置 ) a) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回, その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 点火回数については 技術基準の解釈の項の 5 で要求 ) JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2122 表 3 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) 再点火形消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2122 表 3 安全装置 ( 立 消え安全装 置 ) 再点火形以外消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない : 爆発的着火火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 11 : 立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 点火時に不点火した場合の閉弁時間 JIA A 012 ( 点火動作が自動的に行われるものに JIA B 006 適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては20 秒以内, その他のものにあっては100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は100 秒以内とする 11 ( 省略 ) 64

69 12(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火操作をした時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立 消え安全装置 ( 再点火形 )] 点火時に不点火した場合の閉弁時間 JIA A 012 ( 点火動作が自動的に行われるものに JIA B 006 適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては20 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 12 ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等 11: 立ち消え安全装は 動作が中断し 又は置停止したときは 再始動 消火時の閉弁時間によって人体に危害を及 (2 回目以降 ) ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 100 秒以内とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 12(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 安全装置 [ 立 消え安全装置 ( 再点火形 )] 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立 消え安全装置 ( 再点火形 )] 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 13 : 停電時交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点 火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう S2122 表 3 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 交流電源異常 ( 停電 )] 安全性に支障があってはならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 65

70 S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等 11: 立ち消え安全装は 不意な動作の停止に置の閉弁時間よって人体に危害を及ぼ 消火時の閉弁時間し 又は物件に損傷を与 (1 回目 ) えるおそれがないものとする 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 異常燃焼及び燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等 7(1): 放電装置の電は 通常の使用状態にお極部への黄炎の接触いて 異常燃焼及び燃焼ガスにより人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S 放電点火装置 a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位 置になければならない JIA A 012 JIA B ( 省略 ) S2122 表 3 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない S2093 表 9 3 j) 無風燃焼状態試験 j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる 14(4) イ : 自然排気式 上昇風及び降下風の時の炎の安定性 自然排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) 次に掲げる基準のいずれかに適合すること イ通常の使用状態において 排気部に風速 2.5メートル毎秒及び5メートル毎秒の上昇風及び降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 開放式及び FE を除く ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (CF,FE,BF-W, BF-C,FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 66

71 S2093 表 C) 1) 自然排気式 (CF 式 ) 機器の試験 ( 有風状態 ) バーナに点火し,15 分以後に図 10 に示す送風機を運転して, 排気筒内に 2.5 m/s 及び 5 m/s の下向きの流れ及び上向きの流れをそれぞれ 3 分間 ( 安全装置が作動するものは作動するまでの間 ) 与え, その間にバーナの消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれの有無を目視によって調べる ただし, 試験ガスの条件を下降風の場合液化石油ガス用は B-1, 都市ガス用は 1-1 とし, 上昇風の場合液化石油ガス用は B-3, 都市ガス用は 3-3 とする 15(1): 強制排気式 有風時の炎の安定性 強制排気式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 排気部の出口に 80 パスカルの圧力がかかつたとき 排ガスが排気部の出口以外から流出しないこと及び消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎 JIA A 012 のあふれがあってはならない また, JIA B 006 安全装置の作動によってガス通路が閉ざされてはならない (FEに適用) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (CF,FE,BF-W, BF-C,FF-W,FF-C 及びRFに適用 ) 15 ( 省略 ) S2093 表 有風状態 c) 試験方法バーナに点火し,15 分以後に図 12 に示す調圧箱内の圧力が 80 Pa になる位置にダンパを調整した後, 次の各項について調べる 1) バーナの炎の安定性及び安全装置の作動の有無バーナの消火, 逆火, 使用上支障がある炎のあふれの有無及び安全装置の作動の有無を目視によって調べる 16: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 :0.14 パーセント以下であること (1) リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう (2) 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう (3) 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう (4) 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう (5) すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) リフティングがあってはならない 消火があってはならない 逆火があってはならない パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない すすが発生してはならない 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,CO という ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO% という ) が 0.14% ( 開放式は 0.03%) 以下 JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 67

72 S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 27(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 16 に定める基準に適合すること 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これ を 150 回以上繰り返すことなどをいう JIA A 012 JIA B 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 16 に定める基準に適合すること 表示 ( 一般 ) 表示 ( 個別の表示規定 ) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 29: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること S 製品表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) 例 都市ガス13A 用, 都市ガスL1 (6B,6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器 をガス消費量が最も多い状態で使用したときのガス消費量を表示しなければならない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) JIA A 012 JIA B ( 省略 ) 68

73 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 操作表示 e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] 18 ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 備考 :JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号が S2093 は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号が S2122 は JIS S 2122 家庭用ガス暖房機器関連基準番号 JIA A 012 は JIA 自主基準である半密閉式ストーブ適合性検査規程をいう 関連基準番号 JIA B 006 は JIA 自主基準である半密閉燃焼式ガスストーブ適合性検査規程をいう 69

74 性能規定 現行省令基準及び JIS (4) 開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条項目内容基準名項番内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等は 前条の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 9: 立ち消え安全装置立ち消え安全装置は 炎の検出部が機が機能しなかったとき能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 13(2): 開放式の不完開放式のものにあつては 次に掲げる全燃焼防止機能の有無基準に適合すること (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器の項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハからホまでに掲げる基準に適合すること 炎の検出部が機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない - S 瞬間湯沸器の構瞬間湯沸器の構造は, 次による 造 ( 開放式の機 2) 不完全燃焼防止装置を備えていなけ 器 ) ればならない JIA C ( 省略 ) JIA C (1)(b) ( 省略 ) 13(2) イ : 開放式の不完全燃焼防止機能 酸素濃度低下 イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 排ガス中の一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下同じ ) が 0.03 パーセント以下でバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 安全装置 [ 不完乾燥燃焼ガス中のCO 濃度 ( 体積分率 %) 全燃焼防止装置 ( 以下,COaという ) が,0.03 % に達 ( 開放式に適用 )( 換気不 する以前にバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない 良 )] JIA C (1) ( 省略 ) 13(2) ロ : 開放式の不完全燃焼防止機能 排ガス通路閉そく ロ排ガス通路が閉そくして排ガス中の一酸化炭素濃度が 0.03 パーセント以上になる状態において バーナーに点火したときから 30 秒以内にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2109 表 9 安全装置 [ 不完 30 秒以内にバーナへのガス通路を閉ざ全燃焼防止装置し, 自動的に再び開いてはならない ( 開放式に適用 )( 熱交換部閉そく )] JIA C (2) ( 省略 ) 70

75 13(2) ハ : 開放式の不完全燃焼防止機能 機能しなかったと き 不正改造防止 ハ装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること S 不完全燃焼防止 装置 不完全燃焼防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA C (2) (3) ( 省略 ) 13(2) ホ : 開放式の不ホ連続して3 回を上限として装置が作完全燃焼防止機能動した後は 制御用乾電池の交換等の インターロック機能通常の操作により再び点火する状態にならないこと S2109 表 9 安全装置 [ 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 )( インターロック機能 )] インターロック機能 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) 連続して 3 回を上限として不完全燃焼防止装置が作動した後は, 制御用乾電池の交換などの通常の操作によって再び点火する状態になってはならない JIA C (4) ( 省略 ) 22(1): 熱交換部損傷安全装置 装置の有無 装置の機能 次に掲げる基準に適合すること (1) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置を有すること イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと - S 瞬間湯沸器の構瞬間湯沸器の構造は, 次による 造 ( 先止め式の b) 先止め式の機器 機器 ) 4) 燃焼室内の圧力が正圧になるものに あっては, 熱交換部損傷安全装置を備 えていなければならない JIA C (2)(b) ( 省略 ) JIA C (1)(2) 熱交換部損傷安全装置は 次に掲げる機能を有すること (1) 熱交換部に異常が生じたとき バーナへのガス通路を自動的に閉ざすこと (2) 作動した後 バーナへのガスの通路が再び開かないこと 22(1) ハ : 熱交換部損ハ熱交換部損傷の検出部が機能しな傷安全装置が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガかったときスの通路を自動的に閉ざすこと S 熱交換部損傷安 全装置 熱交換部損傷安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA C (3) ( 省略 ) 安全機能を有する設計等 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする

76 供用期間中における安全機能の維持 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 26の2: 開放式開放式のものであつて電装基板を有す 電装基板のはんだ部るものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう S2109 表 9 電気部 ( 電子制通常使用時の温度変化に耐え, かつ, 御装置をもつもはんだクラック進行ランクが7 未満のに適用 )[ はんだの耐久性 ( 開放式の瞬間湯沸器,CF 及び FEに適用 )] JIA C ( 省略 ) 30: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 24(3) に定める基準に適合すること ( 元止め式のもの :12000 回 先止め式のもの :6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること ( 元止め式のもの :12000 回 先止め式のもの :6000 回 ) (3) 給水自動ガス弁については 技術上の基準の欄の 24(4) に定める基準に適合すること ( 元止め式のもの :25000 回 先止め式のもの :50000 回 ) - S2109 表 9 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 給水自動ガス弁ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式元水栓式 :25000 回 先止め式先水栓式 :50000 回 ) JIA C ( 省略 ) (4) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 24(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 11(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (5) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 24 (1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (6) 不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術上の基準の欄の 13(2) イ及びロに定める基準に適合すること (1000 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が,(0.05 P1+30)Pa 以下でなければならない P1: 試験前の調整圧力 (30000 回 ) 不完全燃焼防止装置 ( 開放式の瞬間湯沸器,CF 及び FE に適用 ) 安全装置の不完全燃焼防止装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 4: 点火性能 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を10 回繰り返したときに8 回 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気 以上点火し かつ 連続して点火しな点火性能試験中 3 試験方法 c) の操 いことがないこと 作をいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風家庭用電源又は乾電池を用いた連続放状態並びにBF-D 電点火方式のものにあっては20 回中 19 及びFF-Dの通常回, その他のものにあっては10 回中 9 雰囲気状態 ) 回以上点火しなければならない ま た, 爆発的点火があってはならない ( 爆発的点火については 技術基準の解 釈の項の5で要求 ) JIA C ( 省略 ) 12の2: 暖房機能を有暖房機能を有するものは 密閉式又はするものは 密閉式又屋外式であること は屋外式

77 13(1): 開放式開放式のものにあつては 次に掲げる 表示ガス消費量が12 基準に適合すること キロワット以下 (1) 技術上の基準の欄の33の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器の項において 表示液化石油ガス消費量 という ) が 12キロワット以下であること - S 瞬間湯沸器の構瞬間湯沸器の構造は, 次による 造 ( 開放式の機 c) 開放式の機器 器 ) 1) 表示ガス消費量が,12 kw 以下でな ければならない JIA C (1)(a) ( 省略 ) 13(2) ニ : 開放式の不 (2) 不完全燃焼を防止する機能であつ完全燃焼防止機能て 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下 作動を知らせる機能開放式若しくは密閉式又は屋外式瞬間湯沸器の項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハからホまでに掲げる基準に適合すること ニ装置が作動したことを知らせる機能を有すること - S2109 表 9 安全装置 [ 不完作動が使用者に分かるように表示す全燃焼防止装置る ( 開放式に適用 )( 作動表示 )] JIA C (5) ( 省略 ) 15(1): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の消火 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 散水中 バーナーが消火しないこと - S2109 表 9 燃焼状態 ( 散水状態 (BF-W, FF-W 及びRFに適用 )) 消火があってはならない JIA C ( 省略 ) 15(2): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の点火性能 (2) 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 散水終了後 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること - S2109 表 9 電気点火 ( 散水 10 回中 8 回以上点火し, 連続して不点火状態 (BF-W, してはならない また, 爆発的点火が FF-W 及びRFに適あってはならない 用 )) JIA C ( 省略 ) 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) フィン及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA C ( 省略 ) S 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093の表 19の 1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 一般 ( フィン ) f) フィンフィンの材料は,JIS S 2093の表 19の1 ( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したものでなければならない 73

78 2: 耐食性 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式の S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造もののケーシング並びに密閉式 通則の表 5 耐食性のある金属材料に定めのものの給排気部にあっては外 る規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって, JIS S 2093の表 19の2 a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが9.8から6までの腐食面積率であることを確認したもの 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2 b) ( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの JIA C ( 省略 ) S 密閉式 (BF, FF) の機器 密閉式の機器は, 次による a) 気密構成部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材及び熱的影響を受けない箇所にあり, かつ, 振動などの機械的影響を受ける給気部の部材は不燃性でなくてもよい S 屋外式機器の構屋外式の機器は, 次による 造, 材料及び寸 b) ケーシングの材料は, 不燃性の耐食 法 性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持 部材, 取っ手, 操作部, 及び通常使用 時に熱的影響を受けるおそれがない部 分は不燃性でなくてもよい S 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 燃焼ガスの通る 部分 S 一般 ( 熱交換 部 ) 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい g) 熱交換部熱交換部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない 74

79 3: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は, JIS S 2093 の表 19 の 3 a)( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が 20 % 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401 に適合するものは除く ) は,JIS S 2093 の表 19 の 3 b)( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い, n- ペンタンの 1 時間当たりの透過量が 5 mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093 の表 19 の 3 c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10 % 以内, ガス温度 4 の場合 25 % 以内でなければならない JIA C ( 省略 ) 14: 密閉式 給排気部の気密 密閉式のものの給排気部は 気密性を有すること 気密性を有する とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の気密構成部の気密 ( 密閉式に適用 ) の性能を満たすことをいう S2109 表 9 気密構成部の気漏れ量が,( 表示ガス消費量 0.86) 密 ( 密閉式に適 m 3 /h 以下でなければならない ただ用 ) し,20 m 3 /hを超えるものは20 m 3 /h 以 下とする JIA C ( 省略 ) 21(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の 24(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の 24(3)) に定める基準に適合すること 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平常 時温度上昇 ) ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) 本体のガスの通る部分の外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット ( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P1+30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P1: 耐熱試験前の調整圧力 JIA C ( 省略 ) 75

80 ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の 2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の 3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること 23: ガスの取入部の形状 液化石油ガスの取入部は 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじであること - S ガス接続口 ガス接続口は, 次による b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければならない JIA C ( 省略 ) 25: 水ダイヤフラムの破損 水と接するダイヤフラムを有するものは ダイヤフラムの破損等により 漏水が液化石油ガスの通路に流入しない構造であること - S 給水自動ガス弁給水自動ガス弁の構造は, 次による b) ガス通路部分と水通路部分又は水の受圧部とは確実に遮断され, 水に接するダイアフラムの破損などによって水漏れが生じても, ガス通路内に水が直接流入するおそれがあってはならない JIA C ( 省略 ) 31(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において 15 時間以上断続的 ( 暖房機能を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部にあつては 使用上支障のある変化がないこと 15 時間以上断続的 に燃焼とは 例えば 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう JIA C 連続燃焼次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 熱交換部の異常 : ないこと 瞬間湯沸器にあっては 断続 15 時間 に バーナ付ふろがまにあっては 断続 4 時間 ( 給湯部は 断続 15 時間 ) について確認を行う なお 15 時間とは 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 450 回以上 4 時間とは 2 分間燃焼し 2 分間休止する操作を 60 回以上繰り返すことをいう 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 6(2): 放電電気配線の絶縁 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA C (c)(d) ( 省略 ) 76

81 感電に対する保護 7 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 26: 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2109 表 9 電気部 ( 交流電 絶縁抵抗( 平常時温度上昇試験源を使用する機前 ):1 MΩ 以上器 )[ 絶縁性能 ( 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ))] JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 15(3): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の絶縁抵抗 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (3) 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 散水終了後 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有すること - S2109 表 9 電気部 ( 交流電 絶縁抵抗( 散水状態試験後 (BF-W, 源を使用する機 FF-W 及びRFに適用 )):1 MΩ 以上器 )[ 絶縁性能 ( 絶縁抵抗 ( 散水状態試験後 ))] JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 26: 耐電圧 交流電源を使用するものの充電部と非 有効な耐電圧性を有する と 充電金属部との間は 1メグオーム以上は 日本工業規格 S2093(2010) 家 の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行っ たとき 電気回路に異常のない ことが確認できることをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電 耐電圧: 耐えなければならない JIA C ( 省略 ) 源を使用する機 器 )( 耐電圧 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 77

82 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等には 発火よって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 21(1): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 密閉式のものの壁貫通部の表面 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 機器の上面 ( 据置型のものにあつては下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 密閉式のものの壁貫通部の表面 :65 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 平常 時温度上昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ) 給排気筒の壁貫通部の木枠の表面 (BF 及び FF に適用 ):100 以下 JIA C ( 省略 ) 22(2): 熱交換部異常次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部に異常が生じたとき 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面の温度が試験室の温度に 65 度を加えた温度を超えないこと また 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 熱交換部に異常が生じたとき 遮熱板 ( 遮熱板を有しないものにあつては ケーシング ) の温度がその耐熱温度を超えないこと 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 異常 時温度上昇 ) 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ) 給排気筒の壁貫通部の木枠の表面 (BF 及び FF に適用 ) 排気筒の周囲の木壁の表面 排気筒トップ又は給排気筒トップの周辺の木壁の表面 (CF を除く ) :100 以下 JIA C ( 省略 ) S b) 熱交換部異常時温度上昇試験 2) 機器の使用状態 b) による また, 燃焼室内の圧力が正圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面に, 熱交換部損傷安全装置が 10 分以内に検出することができる最小の孔を, 熱交換部損傷安全装置から上方向及び下方向のそれぞれの方向について最も離れた部分その他必要な部分にあけ, 当該装置を作動しない状態とし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とし, それぞれの孔ごとに測定する 燃焼室内の圧力が負圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面側のフィンに近い 2 本の通水コイルに囲まれた部分 ( 通水コイルが 1 本の場合にあっては, フィンと通水コイルに囲まれた部分 ) にその面積の 80 % の広さの孔をあけ, 熱交換部の燃焼ガス排出部の 80 % を閉そくし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とする 78

83 24: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から給水自動ガス弁の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において 弁の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと - S2109 表 9 ガス通路の気密 器具栓を通して漏れる量が 70 ml/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550 ml/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない JIA C ( 省略 ) (2) 給水自動ガス弁の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること S2093 表 7 ガス通路の気密試験 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる 31(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 通常の使用状態において 15 時間以上断続的 ( 暖房機能を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 24 に定める基準に適合すること 15 時間以上断続的 に燃焼とは 例えば 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう JIA C 連続燃焼次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること ガス通路の気密 : 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下であること 器具栓以外のガス閉止弁にあっては ガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下であること ガス接続口から炎口まで外部漏れのないこと 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 21(1): 温度上昇通常の使用状態において 各部の温度 ( つまみ 手の触れるが次に掲げる温度を超えないこと おそれのある部分 ) (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類( 金属の部分 ):25 度 つまみ類( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平常 時温度上昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 ): 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの 60 以下 その他のもの 70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 JIA C ( 省略 ) 79

84 28: 蒸気の噴出通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 蒸気の噴出による危険を生じない とは 蒸気及び沸騰時の水管内の圧力が他に影響を及ぼさない構造であり かつ 出湯した場合に出湯口から 200 ミリメートル下に置いた直径 300 ミリメートルの容器の外に熱湯が滴下しないものをいう なお 温度調節つまみに沸騰又はこれに類する表示があるものについては その位置で使用したときに蒸気の飛散等による危険を生じない構造でなければならない S2109 表 9 瞬間湯沸器の使熱湯が飛散してはならない JIA C ( 省略 ) 用性能 [ 熱湯の飛散 ( 元止め式に適用 ) ] S g) 熱湯飛散試験 3) 試験方法出湯口より 200 mm 下に直径 300 mm の容器を置き, 容器の中央部に向けて出湯し,3 分後に容器外に直接滴下する熱湯の有無を調べる ただし, 高温蒸気又は熱湯を出すことを目的とするもの及びその旨を表示する機器については, 製造業者の指示する方法によって出湯し, 蒸気などの飛散によるやけど ( 火傷 ) の危険の有無を調べる 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 6(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うもの は, 次による b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない JIA C (1)(b) ( 省略 ) 16: 密閉式 ( 外壁用 ) 密閉式のもののうち外壁用のものの給及び屋外式の防鳥構造排気筒トップ及び屋外式のもののケーシングは 鳥等の異物が入らない措置が講じられていること - S 屋外式機器の構屋外式の機器は, 次による 造, 材料及び寸 a) ケーシング及び給排気部内に異物法 ( 直径 16 mmの鋼球 ) が入らない構造でなければならない JIA C ( 省略 ) 6.9 給排気筒トッ 外壁式プ, 給気筒トップ及び排気筒バランス外壁式 (BF-W) 及び強制給排トップ気外壁式 (FF-W) の機器に用いる給排気筒トップは, 次による a) 屋外に出る開口部は, 防鳥構造 ( 直径 16 mm の鋼球が入らない構造 ) でなければならない 80

85 29: 凍結防止水の通る部分には凍結を防止するための措置が講じられていること 凍結を防止するための措置が講じられている とは 凍結による器体の破損防止に有効な水抜きができること又は通水や保温等によりこれと同等以上に有効な凍結防止装置を有していることをいう S 一般 ( 水の通る b) 水の通る部分及び水に接する部分部分及び水に接 する部分 ) 水の通る部分及び水に接する部分は, 次による 3) 設置した状態で容易に器内の水を抜 くことができなければならない JIA C ( 省略 ) 32: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 24 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2109 表 9 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しなければ ならない JIA C ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 8: 立ち消え安全装置の有無 立ち消え安全装置を有すること - S 一般 ( 立消え安 全装置 ) c) 立消え安全装置 立消え安全装置は, 次による 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない JIA C (8) ( 省略 ) 28: 空だき通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 空だき による危険を生じないとは 通水されない状態でメーンバーナーにより熱交換器が 1 分間以上加熱されない構造をいう S 瞬間湯沸器の構 造 a) 元止め式の機器 1) に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない b) 先止め式の機器 1) に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない JIA C (1) ( 省略 ) S 給水自動ガス弁給水自動ガス弁の構造は, 次による a) 熱交換部に設定値以上の水が流れたときにメーンバーナのガス通路を自動的に開弁し, 設定値以下に減少したとき閉弁しなければならない 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 5: 爆発的点火 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が85デシベル 温度が5 度から35 度の間であつて 給水を超えないことをいう 圧力が0.1メガパスカルの状態をいう 以下 開放式若しくは密閉式又は屋外 式瞬間湯沸器の項において同じ ) に おいて点火したとき 爆発的に点火し ないこと S2109 表 9 電気点火 ( 無風家庭用電源又は乾電池を用いた連続放状態並びにBF-D 電点火方式のものにあっては20 回中 19 及びFF-Dの通常回, その他のものにあっては10 回中 9 回 雰囲気状態 ) 以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 点火回数については 技術基準の解釈 の項の4で要求 ) JIA C ( 省略 ) 81

86 S2109 表 9 安全装置 ( 立消 再点火形以外え安全装置 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及びFFに適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1)(d) ( 省略 ) S2109 表 9 安全装置 ( 立消 え安全装置 ) 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (2)(d) ( 省略 ) 7: 爆発的点火火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 2 秒以内にすべての炎口に着火すること 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風確実に火移りし, 爆発的着火があって状態並びにBF-D はならない 及びFF-Dの通常雰囲気状態 ) JIA C ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 10(1): 立ち消え安全立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え装置の閉弁時間安全装置を除く ) は 次に掲げる基 不点火時の閉弁時間準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 点火時に不点火した場合の閉弁時間 え安全装置 ( 再 ( 点火動作が自動的に行われるものに 点火形以外 )] 適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (1)(c) ( 省略 ) 82

87 11(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火操作をした時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 点火時に不点火した場合の閉弁時間え安全装置 ( 再 ( 点火動作が自動的に行われるものに 点火形 )] 適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA C (2)(c) ( 省略 ) - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10(1): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 消火した場合の閉弁時間: え安全装置 ( 再 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉点火形以外 )] 弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする JIA C (1)(b) ( 省略 ) - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする 10(2): 強制給排気式 (2) 密閉式のもののうち強制給排気式のものの爆発的再点火のものにあつては バーナーが消火した後 再び点火操作をしたとき爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 安全装置 [ 立消 再点火形以外え安全装置 ( 再爆発的点火及び使用上支障がある炎の点火形以外 )] あふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及びFFに適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1)(d) ( 省略 ) 83

88 11(1): 再点火型立ち再点火型立ち消え安全装置は 次に掲消え安全装置の爆発的げる基準に適合すること 再点火 (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 安全装置 [ 立消 再点火形え安全装置 ( 再爆発的点火及び使用上支障がある炎の 点火形 )] あふれ : 消火した後及び点火時に不点火した 後, 再び点火動作をしたときに爆発的 点火及び使用上支障がある炎のあふれ があってはならない JIA C (2)(d) ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 消火した場合の閉弁時間: JIA C え安全装置 ( 再点火形 )] - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする (2)(b) ( 省略 ) 12: 停電時 交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点 が自動的に開かないこと又はパイロッ火する とは バーナーに点火 トバーナー等に再び自動的に点火すること した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通 路が閉じ 1.5 分以内に再び電源 回路を閉じたときバーナーへの 液化石油ガスの通路が自動的に 開かないこと又はパイロット バーナー等に再び自動的に点火 することをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電安全性に支障があってはならない JIA C ( 省略 ) 源を使用する機器 )[ 交流電源異常 ( 停電 )] S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 84

89 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10(1): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 消火した場合の閉弁時間: え安全装置 ( 再 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレーム点火形以外 )] ロッド式のものにあっては3 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする JIA C (1)(b) ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち再点火型立ち消え安全装置は 次に掲消え安全装置げる基準に適合すること 消火時の閉弁時間(1 (3) バーナーが消火した場合には 回目 ) バーナーが消火した時から1 分以内に閉弁すること - S2109 表 9 安全装置 [ 立消 消火した場合の閉弁時間: え安全装置 ( 再 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレー 点火形 )] ムロッド式のものにあっては3 秒以 内, その他のものにあっては60 秒以 内とする ただし, 家庭用電源又は乾 電池を使用して熱電対式立消え安全装 置を強制的に閉弁させるものにあって は50 秒以内とする JIA C (2)(b) ( 省略 ) 燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 6(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S2092 S 表 9 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位置になければならない 燃焼状態 ( 無風状態並びにBF-D 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触及びFF-Dの通常してはならない 雰囲気状態 ) JIA C (1)(a) ( 省略 ) 85

90 17: リフティング 消火 逆火すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 : 開放式のものにあつては 0.03 パーセント以下であること 密閉式又は屋外式のものにあつては 0.14 パーセント以下であること リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう 黄炎の熱交換部への接触がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう すすの発生がないこと とは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風 リフティングがあってはならない 状態並びにBF-D 消火があってはならない 及びFF-Dの通常 逆火があってはならない JIA C ( 省略 ) 雰囲気状態 ) すすが発生してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,COという ) 濃度 ( 体積分 率 %)( 以下,CO % という ) が0.14 % ( 開放式は0.03 %) 以下 S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 18: 密閉式 ( 共用給排気筒用のもの以外 ) 有風時の燃焼状態 密閉式のもののうち共用給排気筒用のもの以外のものにあつては 通常の使用状態において 次に掲げる基準に適合すること (1) 給排気筒トップに風速 15 メートル毎秒 ( チャンバー用のものにあつては 風速 10 メートル毎秒以下 ) の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと (2) 給排気筒トップに風速 5 メートル毎秒以下の風を受けたとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.28 パーセント以下であること - S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及び RF に適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE,BF-W,BF-C, FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) CO % が 0.28 % 以下 (BF-W,BF-C, FF-W 及び FF-C に適用 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない (BF-W,BF-C,FF-W,FF- C 及び RF に適用 ) JIA C ( 省略 ) 19: 密閉式 ( 共用給排密閉式のもののうち共用給排気筒用の気筒用のもの ) ものにあつては 通常の使用状態にお 降下風時の炎の安いて 風速 1メートル毎秒以下の降下定性風を受けたとき消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及び RF に適用 ) JIA C ( 省略 ) 86

91 20: 屋外式屋外式のものにあつては 通常の使用 有風時の炎の安定性状態において 給気部及び排気部に風速 15メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと 炎のあふれがない とは ケーシング外に炎があふれないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及びRFに適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE,BF-W,BF-C, FF-W,FF-C 及びRFに適用 ) JIA C ( 省略 ) 27: 水滴落下通常の使用状態において バーナーを消火させる水滴が落ちないこと バーナーを消火させる水滴が落ちない とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の水滴落下の有無の性能を満たすことをいう S2109 表 9 水滴落下の有無水滴落下によってバーナが消火せず, かつ,CO % が0.14 %( 開放式は0.03 %) を超える状態が連続して1 分以上あってはならない JIA C ( 省略 ) 表示等 ( 一般 ) 表示 ( 個別の表示規定 ) 18 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 31(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃 通常の使用状態において15 時間以上断続的 ( 暖房機能を有するものの当該機能に係る部分にあつては 8 時間以上連続 ) に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 技術上の基準の欄の17に定める基準に適合すること 33: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 密閉燃焼式のものにあつては外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用等の別 屋外式のものにあつては屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 15 時間以上断続的 に燃焼とは 例えば 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 1 回として これを 450 回以上繰り返すことなどをいう 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項 ( 開放式に限る ) ニ点検 掃除に関する事項 JIA C 連続燃焼 CO % は0.14 %( 開放式は0.03 %) 以下でなければならない 燃焼状態 : CO% が 0.14% 以下 ( 開放式は 0.03% 以下 ) 消火及び逆火のないこと S 表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) 例都市ガス13A 用, 都市ガスL1(6B, 6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器をガス消費量が最も多い状態で使用したときのガス消費量を表示しなければならない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 JIA C ( 省略 ) j) 設置方式及び屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 ただし, 設置方式 の表示は, 屋外式だけ 屋外式 と表示しなければならない また, 屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 の表示は, 半密閉式及び密閉式のものについて表示しなければならない 87

92 ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] JIA C ( 省略 ) 34: 表示開放式のものにあつては 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で表示されていること S 表示 機器には,JIS S 2092の箇条 8( 表示 ) によるほか, 製品表示 (JIS S 2092の 8.1 参照 ) に次のa),b),d),e),f) 及びg) の事項, 並びに取扱注意表示 (JIS S 2092の8.2.2 参照 ) に次のc) の事項を表示しなければならない c) 開放式瞬間湯沸器においては, 通常, 赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で, 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告表示 ただし, 機器本体の色が赤系色の場合, 使用者が分かりやすい色 備考 1:JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号が S2093 は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号が S2109 は JIS S 2109 家庭用ガス温水機器関連基準番号 JIA C 002 は JIA 自主基準であるガス温水機器検査規程をいう 88

93 性能規定 現行省令基準及び JIS (5) 密閉式又は屋外式バーナー付ふろがま 性能規定一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 安全原則 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 1 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条項目内容 基準名項番内容 2 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等は 前条の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 9: 立ち消え安全装置が機能しなかったとき 立ち消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 炎の検出部が機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装置 立消え安全装置は, 次による b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA C ( 省略 ) 21(1): 熱交換部損傷安全装置の有無 給湯のできるものにあつては その給湯に係る部分について 次に掲げる基準に適合すること (1) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 次に掲げる基準に適合する装置を有すること S ふろがまの構造 ( 先水栓式の給湯部をもつふろがま ) ふろがまの構造は, 次による d) 先水栓式の給湯部をもつふろがまの給湯部は, 次による 3) 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあっては, 熱交換部損傷安全装置を備えていなければならない JIA C (6) ( 省略 ) 21(1) イ ロ : 熱交換部損傷安全装置の機能 イ熱交換部に異常が生じたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ロ自動的に閉ざされたバーナーへの液化石油ガスの通路は 一定の操作をしなければ再び開かないこと JIA C (1)(2) 熱交換部損傷安全装置は 次に掲げる機能を有すること (1) 熱交換部に異常が生じたとき バーナへのガス通路を自動的に閉ざすこと (2) 作動した後 バーナへのガスの通路が再び開かないこと 89

94 21(1) ハ : 熱交換部損傷安全装置が機能しなかったとき ハ熱交換部損傷の検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと S 熱交換部損傷安全装置 熱交換部損傷安全装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない (3) ( 省略 ) 安全機能を有する設計等 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする 供用期間中における安全機能の維持 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 30: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 23(3) に定める基準に適合すること ( 給湯のできるもの :12000 回 給湯の出来ないもの :6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること ( 給湯のできるもの :12000 回 給湯のできないもの :6000 回 ) (3) 給水自動ガス弁については 技術上の基準の欄の 23(4) に定める基準に適合すること (50000 回 ) (4) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 23(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 11(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) S2109 表 9 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式, 給湯機能のあるもの :12000 回 その他のもの :6000 回 ) 給水自動ガス弁ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 元止め式元水栓式 : 回 先止め式先水栓式 : 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) JIA C ( 省略 ) 90

95 (5) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 23(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (6) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 23(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの :6000 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) (7) 遠隔操作装置については 使用上支障のある変形又は破損がないこと (6000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が, (0.05 P1+30)Pa 以下でなければならない P1: 試験前の調整圧力 (30000 回 ) タイマ ( 電子式のものを除く ) ガス通路の気密の項に適合し, 使用上支障がなく, かつ, 作動時限の変化が 10 % 以下でなければならない ( 電磁弁方式 : 2,000 回 直動弁方式 :2,000 回 ) サーモスタット( 電子式のもの及び比例制御式のものを除く ) ガス通路の気密の項及びサーモスタットの項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 電磁弁方式 : 6000 回 ) ガス通路の気密の項及びサーモスタットの項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( 直動弁方式 : ハ イハ スつき 1000 回 ハ イハ スなし6000 回 ) 遠隔操作装置 ( 電子式のものを除く ) 使用上支障があってはならない (6,000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 4: 点火性能 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を10 回繰り返 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性 したときに8 回以上点火し かつ 能試験中 3 試験方法 c) の操作をい 連続して点火しないことがないこ う と S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては20 回中 19 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) 14(1): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の消火 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 散水中 バーナーが消火しないこと S2109 表 9 燃焼状態 ( 散水状態 (BF- W,FF-W 及びRF に適用 )) 消火があってはならない JIA C ( 省略 ) 91

96 14(2): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の点火性能 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 散水終了後 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること S2109 表 9 電気点火 ( 散水状態 (BF- W,FF-W 及びRF に適用 )) 10 回中 8 回以上点火し, 連続して不点火してはならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) フィン及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い, 500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA C ( 省略 ) 6.7 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093 の表 19 の 1( 耐熱性試験 ) によって 500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 一般 ( フィン ) f) フィンフィンの材料は,JIS S 2093 の表 19 の 1( 耐熱性試験 ) によって 500 で溶融しないことを確認したものでなければならない 92

97 2: 耐食性液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式のもののケーシング並びに密閉式のものの給排気部にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い, 500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2 a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが 9.8 から 6 までの腐食面積率であることを確認したもの JIA C ( 省略 ) 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2 b)( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 密閉式 (BF, FF) の機器 屋外式機器の構造, 材料及び寸法 密閉式の機器は, 次による a) 気密構成部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材及び熱的影響を受けない箇所にあり, かつ, 振動などの機械的影響を受ける給気部の部材は不燃性でなくてもよい 屋外式の機器は, 次による b) ケーシングの材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 取っ手, 操作部, 及び通常使用時に熱的影響を受けるおそれがない部分は不燃性でなくてもよい 93

98 6.7 空気調節器 ブンゼンバーナの空気調節器は, 次による c) 材料は,JIS S 2093 の表 19 の 1( 耐熱性試験 ) によって 500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 燃焼ガスの通る部分 一般 ( 熱交換部 ) 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい g) 熱交換部熱交換部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない 3: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は,JIS S 2093の表 19の3 a) ( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20 % 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19の3 b)( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い, n-ペンタンの1 時間当たりの透過量が5 mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19の3 c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10 % 以内, ガス温度 4 の場合 25 % 以内でなければならない JIA C ( 省略 ) 13: 密閉式 給排気部の気密 密閉式のものの給排気部は 気密性を有すること 気密性を有する とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の気密構成部の気密 ( 密閉式に適用 ) の性能を満たすことをいう S2109 表 9 気密構成部の 気密 ( 密閉式 に適用 ) 漏れ量が,( 表示ガス消費量 0.86)m 3 /h 以下でなければならない ただし,20 m 3 /hを超えるものは20 m 3 /h 以下とする JIA C ( 省略 ) 94

99 20(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) 本体のガスの通る部分の外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 JIA C ( 省略 ) イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の23(4)( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の23(3)) に定める基準に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4に定める基準に適合すること 点火ユニット ( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の5パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P 1 +30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P 1 : 耐熱試験前の調整圧力 22: ガスの取入部の形状液化石油ガスの取入部は 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじであること S ガス接続口 ガス接続口は, 次による b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければならない JIA C ( 省略 ) 24: 水ダイヤフラムの破損 水と接するダイヤフラムを有するものは ダイヤフラムの破損等により漏水が液化石油ガスの通路に流入しない構造を有すること S 給水自動ガス 弁 給水自動ガス弁の構造は, 次による b) ガス通路部分と水通路部分又は水の受圧部とは確実に遮断され, 水に接するダイアフラムの破損などによって水漏れが生じても, ガス通路内に水が直接流入するおそれがあってはならない JIA C ( 省略 ) 95

100 25: ふろがまの水に接する部分 ふろがまの水に接する部分は 気密性を有すること 気密性を有する とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の 7.17 水通路の耐圧試験 ふろがま a) かま本体により確認することとする S2109 表 9 水通路の耐圧性能 かま本体 ( ふろ熱交換器 ): 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない 循環管の入水接続口から出水接続口まで ( 強制循環式に適用 ): 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない JIA C ( 省略 ) S2109 表 10 水通路の耐圧性能 ( ふろがまの給湯部 ) 給水接続口から水栓まで ( 元水栓式に適用 ) 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない 給水接続口から出湯口まで ( 先水栓式は給湯接続口まで ) 水漏れ, 変形, 破損, その他の異常があってはならない 31(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において4 時間以上 4 時間以上 断続的に燃焼とは ( 給湯のできるものの給湯に係る例えば 2 分間燃焼し2 分間休止す部分にあつては 15 時間以上 ) 断る操作を1 回として これを60 回以続的に燃焼させた後 次に掲げる上繰り返すことなどをいい ま基準に適合すること た 15 時間以上 断続的に燃焼 (2) 熱交換部にあつては 使用上とは 1 分間燃焼し1 分間休止する支障のある変化がないこと 操作を1 回として これを450 回以上繰り返すことなどをいう JIA C 連続燃焼次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 熱交換部の異常 : ないこと 瞬間湯沸器にあっては 断続 15 時間 に バーナ付ふろがまにあっては 断続 4 時間 ( 給湯部は 断続 15 時間 ) について確認を行う なお 15 時間とは 1 分間燃焼し 1 分間休止する操作を 450 回以上 4 時間とは 2 分間燃焼し 2 分間休止する操作を 60 回以上繰り返すことをいう 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等には 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 6(2): 放電電気配線の絶縁 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA C (c)(d) ( 省略 ) 96

101 7 液化石油ガス器具等には 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 26: 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 絶縁性能 ( 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ))] 絶縁抵抗 ( 平常時温度上昇試験前 ):1 MΩ 以上 JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 14(3): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の絶縁抵抗 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (3) 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 散水終了後 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有すること S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 絶縁性能 ( 絶縁抵抗 ( 散水状態試験後 ))] 絶縁抵抗 ( 散水状態試験後 (BF-W,FF-W 及び RF に適用 )):1 MΩ 以上 JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 26: 耐電圧交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )( 耐電圧 ) 耐電圧 : 耐えなければならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等には 発火によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 20(1): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 密閉式のものの壁貫通部の表面 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 密閉式のものの壁貫通部の表面 :65 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法に より行うこととする 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ) 給排気筒の壁貫通部の木枠の表面 (BF 及び FF に適用 ):100 以下 JIA C ( 省略 ) 97

102 21(2): 熱交換部異常給湯のできるものにあつては その給湯に係る部分について 次に掲げる基準に適合すること (2) 熱交換部に異常が生じたとき 機器の上面 ( 据置型のものにあつては 下面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面の温度が試験室の温度に 65 度を加えた温度を超えないこと また 燃焼室内の圧力が正圧になるものにあつては 熱交換部に異常が生じたとき 遮熱板 ( 遮熱板を有しないものにあつては ケーシング ) の温度がその耐熱温度を超えないこと 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2109 表 9 温度上昇 ( 異 常時温度上 昇 ) 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 屋内式の据置形に限る ) 給排気筒の壁貫通部の木枠の表面 (BF 及び FF に適用 ) 排気筒の周囲の木壁の表面排気筒トップ又は給排気筒トップの周辺の木壁の表面 (CF を除く ):100 以下 JIA C ( 省略 ) S b) 熱交換部異常時温度上昇試験 2) 機器の使用状態 b) による また, 燃焼室内の圧力が正圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面に, 熱交換部損傷安全装置が 10 分以内に検出することができる最小の孔を, 熱交換部損傷安全装置から上方向及び下方向のそれぞれの方向について最も離れた部分その他必要な部分にあけ, 当該装置を作動しない状態とし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とし, それぞれの孔ごとに測定する 燃焼室内の圧力が負圧になる先止め式の機器は, 熱交換部の背面側のフィンに近い 2 本の通水コイルに囲まれた部分 ( 通水コイルが 1 本の場合にあっては, フィンと通水コイルに囲まれた部分 ) にその面積の 80 % の広さの孔をあけ, 熱交換部の燃焼ガス排出部の 80 % を閉そくし, 試験ガスの条件を B-1 又は 1-1 として, ガス消費量が最大となる状態とする 98

103 23: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 液化石油ガスの取入部から給水自動ガス弁の出口までの部分 ) にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において器具栓の出口 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 給水自動ガス弁の出口 ) 以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分 ( 給水自動ガス弁を有するものにあつては 給水自動ガス弁の出口から炎口までの部分 ) にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること S2109 S2093 表 9 表 7 ガス通路の気密 ガス通路の気密試験 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる JIA C ( 省略 ) 31(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 通常の使用状態において4 時間以上 4 時間以上 断続的に燃焼とは ( 給湯のできるものの給湯に係る例えば 2 分間燃焼し2 分間休止す部分にあつては 15 時間以上 ) 断る操作を1 回として これを60 回以続的に燃焼させた後 次に掲げる上繰り返すことなどをいい ま基準に適合すること た 15 時間以上 断続的に燃焼 (1) 液化石油ガスの通る部分にあとは 1 分間燃焼し1 分間休止するつては 技術上の基準の欄の23に操作を1 回として これを450 回以定める基準に適合すること 上繰り返すことなどをいう JIA C 連続燃焼次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること ガス通路の気密 : 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下であること 器具栓以外のガス閉止弁にあっては ガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下であること ガス接続口から炎口まで外部漏れのないこと 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 20(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2109 表 9 温度上昇 ( 平 常時温度上 昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 ): 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの 60 以下 その他のもの 70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 JIA C ( 省略 ) 99

104 29(1)(2): 蒸気の噴出給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと (2) 出湯管に異常が生じ通水が一時停止した後においても 蒸気の噴出による危険を生じないこと 蒸気の噴出による危険を生じない とは 蒸気及び沸騰時の水管内の圧力が他に影響を及ぼさない構造であり かつ 出湯した場合に出湯口から 200 ミリメートル下に置いた直径 300 ミリメートルの容器の外に熱湯が滴下しないものをいう なお 温度調節つまみに沸騰又はこれに類する表示があるものについては その位置で使用したときに蒸気の飛散等による危険を生じない構造でなければならない S2109 表 9 ふろがまの使用性能 [ 給湯部の使用性能 ( 熱湯の飛散 )] ふろがまの使用性能 [ 給湯部の使用性能 ( 出湯管閉そく )] 熱湯の飛散 ( 給湯配管をするものを除く ) : 熱湯が飛散してはならない 出湯管閉そく ( シャワーヘッドをもつものに適用 ): 熱湯が飛散してはならない JIA C ( 省略 ) 7.13 g) 熱湯飛散試験 3) 試験方法出湯口より 200 mm 下に直径 300 mm の容器を置き, 容器の中央部に向けて出湯し,3 分後に容器外に直接滴下する熱湯の有無を調べる ただし, 高温蒸気又は熱湯を出すことを目的とするもの及びその旨を表示する機器については, 製造業者の指示する方法によって出湯し, 蒸気などの飛散によるやけど ( 火傷 ) の危険の有無を調べる S2109 表 9 ふろがまの使用性能 [ 給湯部の使用性能 ( 出湯管閉そく )] 出湯管閉そく ( シャワーヘッドをもつものに適用 ) : 熱湯が飛散してはならない 出湯管閉そく試験 2) 試験方法バーナに点火して 出湯温度を 40±3 に設定し 出湯 15 分後に出湯管の先端を閉そくし 1 分後に開放したとき やけど ( 火傷 ) のおそれがある熱湯が飛散しないかどうかを調べる 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 6(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない JIA C (1)(b) ( 省略 ) 100

105 15: 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式の防鳥構造 密閉式のもののうち 外壁用のものの給排気筒トップ及び強制給排気式のものであつて給排気筒トップのみを共用給排気筒に接続するものの給気筒トップ並びに屋外式のもののケーシングは 鳥等の異物が入らないようにするための措置が講じられていること S 屋外式機器の構造, 材料及び寸法 給排気筒トップ, 給気筒トップ及び排気筒トップ 屋外式の機器は, 次による a) ケーシング及び給排気部内に異物 ( 直径 16 mm の鋼球 ) が入らない構造でなければならない 外壁式バランス外壁式 (BF-W) 及び強制給排気外壁式 (FF-W) の機器に用いる給排気筒トップは, 次による a) 屋外に出る開口部は, 防鳥構造 ( 直径 16 mm の鋼球が入らない構造 ) でなければならない JIA C ( 省略 ) チャンバ式バランスチャンバ式 (BF-C) 及び強制給排気チャンバ式 (FF- C) の機器に用いる給気筒トップ及び排気筒トップは, 次による a) 専用給排気室 ( チャンバ ) 内に出る給気筒トップの開口部及び開放廊下に出る排気筒トップの開口部は, 防鳥構造 ( 直径 16 mm の鋼球が入らない構造 ) でなければならない 29(3): 凍結防止給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (3) 水の通る部分には凍結を防止するための措置が講じられていること 凍結を防止するための措置が講じられている とは 凍結による器体の破損防止に有効な水抜きができること又は通水や保温等によりこれと同等以上に有効な凍結防止装置を有していることをいう S 一般 ( 水の通る部分及び水に接する部分 ) b) 水の通る部分及び水に接する部分は, 次による 3) 設置した状態で容易に器内の水を抜くことができなければならない JIA C ( 省略 ) 32: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 23 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2109 表 9 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しな ければならない JIA C ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 8: 立ち消え安全装置の有無 立ち消え安全装置を有すること S 一般 ( 立消え 安全装置 ) c) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない JIA C (8) ( 省略 ) 101

106 28: 空だき安全装置空だきした場合にメーンバーナーへの液化石油ガスの通路を閉ざす装置であつて 次に掲げる基準に適合するものを有すること (1) 空だきした場合に確実に作動すること (2) 熱感知により液化石油ガスの通路を閉ざす構造のものにあつては 感熱部が冷却したとき 液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと (3) 感熱部又は水位検知部が機能しなかつたとき メーンバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと S2109 表 安全装置 ( 空だき安全装置又は空だき防止装置 ( ふろ部に適用 )) ふろがまの構造 ( ふろがま ) 機器が損傷する以前にメーンバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない ふろがまの構造は, 次による a) ふろがまふろがまは, 空だき安全装置又は空だき防止装置を備えていなければならない JIA C ( 省略 ) 空だき安全装置又は空だき防止装置 空だき安全装置又は空だき防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 29(1): 給湯部の空だき給湯のできるものの給湯に係る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の操作で空だき又は蒸気の噴出による危険を生じないこと 空だき による危険を生じないとは 通水されない状態でメーンバーナーにより熱交換器が 1 分間以上加熱されない構造をいう S ふろがまの構造 ( 元水栓式の給湯部をもつふろがま 先水栓式の給湯部をもつふろがま ) S 給水自動ガス 弁 ふろがまの構造は, 次による c) 元水栓式の給湯部をもつふろがまの給湯部は, 次による 1) 通常 6.3.1に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない ただし, 給水自動ガス弁を備えていないものは, 断水安全装置を備えていなければならない d) 先水栓式の給湯部をもつふろがまの給湯部は, 次による 1) 6.3.1に規定する給水自動ガス弁を備えていなければならない 給水自動ガス弁の構造は, 次に JIA C ( 省略 ) よる a) 熱交換部に設定値以上の水が 流れたときにメーンバーナのガ ス通路を自動的に開弁し, 設定 値以下に減少したとき閉弁しな ければならない 102

107 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 5: 爆発的点火 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が5 度から35 度の間であつて 給湯のできるものにあつては 給水圧力が0.1メガパスカルの状態をいう 以下密閉式又は屋外式バーナー付ふろがまの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が85デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 電気点火 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回, その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) 安全装置 ( 立消え安全装置 ) 再点火形以外爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (1)(d) 安全装置 ( 立消え安全装置 ) 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (2)(d) ( 省略 ) 7: 爆発的着火 火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない JIA C ( 省略 ) (2) 1 点に着火した後 2 秒以内にすべての炎口に着火すること 103

108 S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 10(1): 立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (1)(c) ( 省略 ) 11(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火操作をした時から 1 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ): - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (2)(c) ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10(1): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 消火した場合の閉弁時間 : - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 7 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (1)(b) ( 省略 ) 104

109 10(2): 強制給排気式のものの爆発的再点火 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること 2) 密閉式のもののうち強制給排気式のものにあつては バーナーが消火した後 再び点火操作をしたとき爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ): 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1)(d) ( 省略 ) 11(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 再点火形爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (2)(d) ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 消火した場合の閉弁時間: - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっ ては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする JIA C (2)(b) ( 省略 ) 12: 停電時交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう S2109 表 9 電気部 ( 交流電源を使用する機器 )[ 交流電源異常 ( 停電 )] 安全性に支障があってはならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 105

110 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 10(1): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 1.5 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形以外 )] 消火した場合の閉弁時間: - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては3 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする JIA C (1)(b) ( 省略 ) 11(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること S2109 表 9 安全装置 [ 立消え安全装置 ( 再点火形 )] 消火した場合の閉弁時間: - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては3 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする JIA C (2)(b) ( 省略 ) 燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 6(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位置になければならない JIA C (1)(a) ( 省略 ) S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない ( 省略 ) 106

111 16: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 : 0.14 パーセント以下であること リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう S2109 表 9 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) リフティングがあってはならない 消火があってはならない 逆火があってはならない すすが発生してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,CO という ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) が 0.14 %( 開放式は 0.03 %) 以下 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %) ( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 107

112 17: 密閉式 ( 共用給排気筒用のもの以外 ) 有風時の燃焼状態 密閉式のもののうち共用給排気筒用のもの以外のものにあつては 通常の使用状態において 次に掲げる基準に適合すること (1) 給排気筒トップに風速 15 メートル毎秒以下 ( チャンバー用のものにあつては 風速 10 メートル毎秒以下 ) の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと (2) 給排気筒トップに風速 5 メートル毎秒の風を受けたとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.28 パーセント以下であること S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及び RF に適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE, BF-W,BF-C,FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) CO % が 0.28 % 以下 (BF-W, BF-C,FF-W 及び FF-C に適用 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない (BF-W,BF- C,FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) JIA C ( 省略 ) 18: 密閉式 ( 共用給排気筒用のもの ) 降下風時の炎の安定性 密閉式のもののうち共用給排気筒用のものにあつては 通常の使用状態において 風速 1 メートル毎秒以下の降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及び RF に適用 ) JIA C ( 省略 ) 19: 屋外式 有風時の炎の安定性 屋外式のものにあつては 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 15 メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと S2109 表 9 燃焼状態 ( 有 風状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない (BF,FF 及び RF に適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (FE, BF-W,BF-C,FF-W,FF-C 及び RF に適用 ) JIA C ( 省略 ) 27: 水滴落下通常の使用状態において バーナーを消火させる水滴が落ちないこと バーナーを消火させる水滴が落ちない とは 日本工業規格 S2109(2011) 家庭用ガス温水機器の表 9 一般性能及び試験方法中の水滴落下の有無の性能を満たすことをいう S2109 表 9 水滴落下の有 無 水滴落下によってバーナが消火せず, かつ,CO % が 0.14 %( 開放式は 0.03 %) を超える状態が連続して 1 分以上あってはならない JIA C ( 省略 ) 31(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において4 時間以上 4 時間以上 断続的に燃焼とは ( 給湯のできるものの給湯に係る例えば 2 分間燃焼し2 分間休止す部分にあつては 15 時間以上 ) 断る操作を1 回として これを60 回以続的に燃焼させた後 次に掲げる上繰り返すことなどをいい ま基準に適合すること た 15 時間以上 断続的に燃焼 (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化とは 1 分間燃焼し1 分間休止する炭素濃度が 技術上の基準の欄の操作を1 回として これを450 回以 16に定める基準に適合すること 上繰り返すことなどをいう JIA C 連続燃焼 CO % は0.14 %( 開放式は0.03 %) 以下でなければならない 燃焼状態 : CO% が 0.14% 以下 ( 開放式は 0.03% 以下 ) 消火及び逆火のないこと 108

113 表示等 ( 一般 ) 18 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 33: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 密閉燃焼式のものにあつては外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用等の別 屋外式のものにあつては屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単 位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること及び適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ点検 掃除に関する事項 S 製品表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) 例 都市ガス13A 用, 都市ガスL1 (6B,6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器をガス消費量が最も多い状 態で使用したときのガス消費量 を表示しなければならない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源 を使用する機器に限る ) e) 定格消費電力 (W)( 家庭用 電源を使用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電 源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 JIA C ( 省略 ) ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 j) 設置方式及び屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 ただし, 設置方式 の表示は, 屋外式だけ 屋外式 と表示しなければならない また, 屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 の表示は, 半密閉式及び密閉式のものについて表示しなければならない 109

114 表示 ( 個別の表示規定 ) ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない JIA C ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] 4.3 ( 省略 ) 備考 1:JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号が S2093 は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号が S2109 は JIS S 2109 家庭用ガス温水機器関連基準番号 JIA C 002 は JIA 自主基準であるガス温水機器検査規程をいう 110

115 性能規定 現行省令基準及び JIS (6) 開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブ ( 組込型ストーブ ( 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のもの ) を除く ) 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) JIS 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目内容基準名 項番 内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等 10: 立ち消え安全装は 前条の原則を踏ま置が機能しなかったえ 危険な状態の発生をとき防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 立ち消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 炎の検出部が機能しなかつたとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう S 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない JIA C (2) ( 省略 ) 14(2): 開放式の不完全燃焼防止機能の有無 開放式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること - S 開放式の機器 開放式の機器は, 次による JIA C b) 不完全燃焼防止装置を備えていなけ (2) ればならない ( 省略 ) 14(2) イ : 開放式の不完全燃焼防止機能 酸素濃度低下 (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.05 パーセント以下でバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2122 表 3 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) 換気不良 CO% が0.05% に達する以前に, バーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない JIA C (1) ( 省略 ) 111

116 14(2) ロ : 開放式の不完全燃焼防止機能 一次空気吸引口閉そく (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること ロメーンバーナーの一次空気吸引口が閉そくして燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.05 パーセント以上になる状態において バーナーに点火したときから 90 秒以内にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - S2122 表 3 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) 一次空気吸引口閉そく 90 秒以内にバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない 又は, 一次空気吸引口を全閉したとき,CO% が 0.05% 未満でなければならない 試験方法 c) 試験方法試験方法は, 次による 2) 一次空気吸引口閉そく CO % が 0.05 % に達するまで一次空気吸引口を閉そくした状態で, バーナに点火し 90 秒以内にバーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開かないかどうかを調べる なお, 一次空気吸引口を全閉したとき 0.05 % に達しないものはその状態での CO % を測定する JIA C (1) ( 省略 ) 14(2) ハ : 開放式の不完全燃焼防止機能 機能しなかったとき 不正改造防止 (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること ハ装置が正常に機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること - S 不完全燃焼防止 装置 不完全燃焼防止装置は, 次による b) 検知部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない c) 不完全燃焼防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA C (2) (2) ( 省略 ) 安全機能を有する設計等 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする ー 供用期間中における安全機能の維持 3 液化石油ガス器具等 27の2: 開放式は 当該液化石油ガス器 電装基板のはんだ具等に通常想定される供部用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 開放式のものであつて電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう S2122 表 3 はんだの耐久性 ( 開放式に適 用 ) 通常使用時の温度変化に耐え, かつ, はんだクラック進行ランクが 7 未満 JIA C (2) ( 省略 ) 112

117 32: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 26(3) に定める基準に適合すること ( 自動温度調節器により作動するもの :30000 回 上記以外のもの : 6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること (6000 回 ) (3) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 26(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 12(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (4) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 26(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) - S2122 表 3 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) 電気点火装置電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P1+30)Pa 以下でなければならない JIA C ( 省略 ) P1: 試験前の調整圧力 (30000 回 ) (5) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 26(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの : 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) (6) 液化石油ガスの取入部については 技術上の基準の欄の 24(3) に定める基準に適合すること ( 液化石油ガスの取入部 ( 技術上の基準の欄の 23 の図 1 及び図 2 の形状のものに限る ): 6000 回 ) (7) 不完全燃焼防止機能に係る装置については 技術上の基準の欄の 14(2) イ及びロに定める基準に適合すること (1000 回 ) タイマ ( 電子式のものを除く ) ガス通路の気密の項に適合し, 使用上支障がなく, かつ, 作動時限の変化が 10% 以下でなければならない (2000 回 ) サーモスタット ( 電子式のもの及び比例制御式のものを除く ) 使用上支障があってはならない ( 電磁弁方式に適用 :6,000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない ( バイパス付き ( 直動弁方式に適用 ): 1000 回 バイパスなし ( 直動弁方式に適用 ):6000 回 ) 器具コンセントガス通路の気密の項に適合し, かつ, 着脱が円滑確実でなければならない (6000 回 ) 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) 安全装置の不完全燃焼防止装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 5: 点火性能乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したとき 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう S2122 表 3 電気点火 ( 無風状態並び にBF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては20 回中 19 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 爆発的点火については 技術基準の解釈の項の 6 で要求 ) JIA C ( 省略 ) 113

118 14(1): 開放式 表示ガス消費量が 7 キロワット以下 開放式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 技術上の基準の欄の 35 の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 表示液化石油ガス消費量 という ) が 7 キロワット以下であること - S 開放式の機器 開放式の機器は, 次による a) 表示ガス消費量が,7kW 以下でなけ ればならない JIA C (1) ( 省略 ) 14(2) ニ : 開放式の不完全燃焼防止機能 作動を知らせる機能 (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること ニ強制対流型のものにあつては装置が作動したことを知らせる機能を有すること - S2122 表 3 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) 作動表示 ( 強制対流式に適用 ) 作動が使用者に分かるように表示する JIA C (3) ( 省略 ) 16(1): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の消火 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 散水中 バーナーが消火しないこと - S2122 表 3 燃焼状態 ( 散水状態 ) (BF-W,FF-W 及びRFに適用 ) 消火があってはならない JIA C ( 省略 ) 16(2): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の点火性能 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 散水終了後 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること S2122 表 3 電気点火 ( 散水状態 ) (BF-W,FF-W 及び RF に適用 ) 10 回中 8 回以上点火し, 連続して不点火してはならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) 24(1): ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の着脱の確実性 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 23 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) プラグ又はソケットの着脱が 円滑かつ確実にできるものであること - S ガス接続口 ガス接続口は, 次による e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 1) JIS S 2135に規定するガス機器用迅速継手との着脱が円滑, かつ, 確実にできなければならない JIA C (4) ( 省略 ) 114

119 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) 熱交換部及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと ただし 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 23 の図 1 又は図 2 の形状のものの液化石油ガスの取入部については 温度 350 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA C ( 省略 ) 6.7 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 熱交換部 熱交換部の材料は,JIS S 2093の表 19 の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認した不燃材料で, かつ, 耐食性材料でなければならない 2: 耐食性 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式の S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造もののケーシング並びに密閉式 通則の表 5 耐食性のある金属材料に定めのものの給排気部にあっては外 る規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって, JIS S 2093の表 19の2a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが9.8から6までの腐食面積率であることを確認したもの JIA C ( 省略 ) 115

120 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093 の表 19 の 2b) ( 塗膜の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 表 5 省略 S 密閉式 (BF, FF) の機器 a) 気密構成部の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材及び熱的影響を受けない箇所にあり, かつ, 振動などの機械的影響を受ける給気部の部材は不燃性でなくてもよい S 屋外式機器の構 b) ケーシングの材料は, 不燃性の耐食造, 材料及び寸性材料でなければならない ただし, 法 パッキン類, シール材などの気密保持 部材, 取っ手, 操作部, 及び通常使用 時に熱的影響を受けるおそれがない部 分は不燃性でなくてもよい S 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 燃焼ガスの通る 部分 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい S 熱交換部 熱交換部の材料は,JIS S 2093の表 19 の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認した不燃材料で, かつ, 耐食性材料でなければならない 3: ほうろうバーナへの耐衝撃性 ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあつては 衝撃に耐えること 衝撃に耐える とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう S バーナ及び点火 バーナ c) ほうろうによる表面処理を施したバーナは,JIS S 2093の表 19の4( 鋼球衝撃試験 ) によって試験を行ったとき, ほうろう部分にはく離があってはならない JIA C (3) ( 省略 ) 116

121 4: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は, JIS S 2093の表 19の3a)( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20% 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19の3b)( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い,n-ペンタンの1 時間当たりの透過量が5mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19の 3c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内, ガス温度 4 の場合 25% 以内でなければならない JIA C ( 省略 ) 15: 密閉式 給排気部の気密 密閉式のものの給排気部は 気密性を有すること 気密性を有する とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の気密構成部の気密 ( 密閉式に適用 ) の性能を満たすことをいう S2122 表 3 気密構成部の気密 ( 密閉式に適用 ) 漏れ量が,( 表示ガス消費量 0.86) m 3 /h 以下でなければならない ただし,20m 3 /h を超えるものは 20m 3 /h 以下とする JIA C ( 省略 ) 22(2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度 各部の温度 の測定は 日本が次に掲げる温度を超えないこと な工業規格 S2122(2010) 家庭用ガスお 強制対流型のもので停電の際メー暖房機器の表 3 性能及び試験方法ンバーナーへの液化石油ガスの通路が中の平常時温度上昇に定める方閉ざされる構造のもの以外のものにあ法により行うこととする つては 停電の際においても同様とする (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の26(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の26(3)) に定める基準に適合すること S2122 表 3 温度上昇 ガス閉止弁( 器具栓を含む ) 本体 JIA C ( 省略 ) ( 平常時温度上のガスの通る部分の外表面 :85 又は昇 ) 耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の無風状態並びにBF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05 P 1 +30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P 1 : 耐熱試験前の調整圧力 117

122 ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の 2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の 3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする 23: ガスの取入部の形状 ( プラグ ソケット ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管図 1における φ3.1±0.1 は と接続されるもの以外のものにあつてプラグの弁を押すための棒の最は 液化石油ガスの取入部は 図 1 又は大外接円の径を示し 当該棒が図 2の形状であること プラグの弁に接触する面から1ミ図 1 省略リメートル以内の部分とする 図 2 省略 S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次 による JIA C (4)(a) ( 省略 ) a は, プラグの弁を押すための棒 ( 以下, 弁押棒という ) の最大外接円の径を示し, 弁押棒がプラグの弁に接触する面から 1 mm 以内の部分をいう 図 3- 器具コンセントの形状及び寸法 24(2)(3): ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の異常時の気密 ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の強度 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 23 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) プラグ又はソケットを接続した状態において プラグ又はソケットに 10 ニュートン センチメートルのねじり力又は 100 ニュートンの引張力若しくはせん断力がかかつたとき 4.2 キロパスカルの圧力において気密性を有すること (3) プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に 150 ニュートンの引張力又はせん断力がかかつたとき プラグ又はソケットが抜けず かつ 使用上支障がある欠陥を生じないこと - S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 3) JIS S 2093の表 18の3a)( 異常時気密試験 ) によって試験を行ったとき, 接続部からの漏れ量が70mL/h 以下でなければならない 4) JIS S 2093の表 18の3b)( 引張力試験 ) によって試験を行ったとき, 離脱及び使用上支障がある欠陥を生じず, かつ, 接続部からの漏れ量が70mL/h 以下でなければならない JIA C (4) (d) (c) ( 省略 ) 118

123 S2093 表 18 3 器具コンセントの強度試験 a) 異常時気密試験プラグ及びソケットを接続して, 接続部に 10 N cm の回転力を加えた状態 ( 接続部が回転するものは除く ), 接続部の軸方向に 100 N の引張力を加えた状態及び軸方向に直角の方向に 100 N の引張力を加えた状態のそれぞれにおいて,4.2 kpa の空気圧を加え, 接続部からの外部漏れ量を測定し,1 時間当たりの漏れ量を算出する b) 引張力試験プラグ及びソケットを接続して, 接続部の軸方向及び軸方向に直角の方向に 150 N の引張力をそれぞれ加え, 離脱しないかどうかを調べる さらに, 引張力を加えない状態で 4.2 kpa の空気圧を加え接続部からの外部漏れ量を測定し,1 時間当たりの漏れ量を算出する 25: ガスの取入部の形状 ( ねじ ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるものにあつては 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじを使用すること - S ガス接続口 b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければなら ない JIA C (2) ( 省略 ) 31: 金属網製の燃焼面の掃除 燃焼面が金属網製のものにあつては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること JIA C (4) (4) 燃焼面が金属網製のものにあっては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること 33(2): 断続燃焼 熱交換部 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的に燃焼 と続的に燃焼させた後 次に掲げる基準は 例えば 3 分間燃焼し3 分間に適合すること 休止する操作を1 回として これ (2) 熱交換部にあつては 使用上支障を150 回以上繰り返すことなどをのある変化がないこと いう JIA C 連続燃焼 熱交換部の異常: ないこと 特定以外の液化石油ガス器具等又は特定以外のガス用品については 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返し 断続 15 時間 を確認すること 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等 7(2): 放電電気配線は 使用場所の状況及びの絶縁電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA C (1) (c) (d) ( 省略 ) 119

124 感電に対する保護 7 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 27: 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2122 表 3 絶縁性能 絶縁抵抗( 平常時温度上昇試験 前 ):1 MΩ 以上 JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 16(3): 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式 散水時の絶縁抵抗 密閉式のもののうち外壁用のもの及び屋外式のものにあつては 通常の使用状態において散水したとき 次に掲げる基準に適合すること (3) 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 散水終了後 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有すること - S2122 表 3 絶縁性能 絶縁抵抗( 散水状態試験後 (BF-W, ( 散水状態試験 FF-W 及びRFに適用 )):1 MΩ 以上後 ) JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 27: 耐電圧交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 有効な耐電圧性を有する とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう S2122 表 3 耐電圧耐えなければならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 120

125 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等に 22(1): 温度上昇 ( 乾は 発火よって人体に危電池 取入部 木害を及ぼし 又は物件に壁 ) 損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 通常の使用状態において 各部の温度 (1) 各部の温度 の測定は が次に掲げる温度を超えないこと な日本工業規格 S2122(2010) 家庭用お 強制対流型のもので停電の際メーガス暖房機器の表 3 性能及び試験ンバーナーへの液化石油ガスの通路が方法中の平常時温度上昇に定め閉ざされる構造のもの以外のものにある方法により行うこととする つては 停電の際においても同様とす (2) 木壁 とは 日本工業規る 格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機 (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測器の試験方法の図 3 木台及び木定箇所にあつては 試験室の温度に同壁表面温度測定装置における木表の温度の欄に掲げる温度を加えた温壁をいう 度 乾電池の表面:20 度 液化石油ガスの取入部( ねじにより管と接続されるものを除く ) の表面 :20 度 機器の下面 ( つり下げ型のものにあつては 上面 ) 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 壁貫通部の表面:65 度 S2122 表 3 温度上昇 乾電池の表面:55 以下 ( 平常時温度上 ガス接続口( ねじ接続口を除く ) 昇 ) の表面 :60 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 ( 機器下面の木台の表面については, 壁掛形及びつり下げ形を除く ):100 以下 給排気筒の壁貫通部の木枠の表面 (BF 及びFFに適用 ):100 以下 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする JIA C ( 省略 ) 26: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において器具栓の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - S2122 表 3 ガス通路の気密 器具栓を通して漏れる量が70mL/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が550 ml/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない 3.1 ( 省略 ) S2093 表 7 ガス通路の気密 試験 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる 121

126 33(1): 断続燃焼 ガス通路の気密 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的に燃焼 と続的に燃焼させた後 次に掲げる基準は 例えば 3 分間燃焼し3 分間に適合すること 休止する操作を1 回として これ (1) 液化石油ガスの通る部分にあつてを150 回以上繰り返すことなどをは 技術上の基準の欄の26に定める基いう 準に適合すること JIA C 連続燃焼ガス通路の気密 : 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下であること 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が550mL/h 以下であること ガス接続口から炎口まで外部漏れのないこと 特定以外の液化石油ガス器具等又は特定以外のガス用品については 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返し 断続 15 時間 を確認すること 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等に 22(1): 温度上昇 ( つは 通常の使用状態におまみ 手の触れるおいて 人体に危害を及ぼそれのある部分 ) すおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと なお 強制対流型のもので停電の際メーンバーナーへの液化石油ガスの通路が閉ざされる構造のもの以外のものにあつては 停電の際においても同様とする (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする S2122 表 3 温度上昇 ( 平常 時温度上昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの ):60 以下 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( その他のもの ):70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 試験方法 d) 強制対流式機器の異常時温度上昇の試験は, 停電のときにメーンバーナを閉じるものについて行い, 機器の状態及び測温時間は, 次による 1) 機器の状態対流用送風機の作動を停止した状態とするほかは, 平常時温度上昇試験の状態による 2) 測温時間時間が経過しても測温部の温度が変わらなくなるまで ( ただし, バーナに点火してから 1 時間まで ) とする JIA C ( 省略 ) 30: 放射体に直接人の手が触れない構造 放射型のものにあつては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう S 放射式の機器 放射式の機器は, 次による b) 放射体に直接手の触れられない構造とする なお, 放射体に直接手の触れられない構造とは, 放射体の前面の投影部分に直径 70 mmの球が入らないガードなどが設けられていることをいう JIA C (2) ( 省略 ) 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 28: 傾斜試験移動して使用できるものにあつては いずれの方向に傾けても 20 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと - S 据置き形の機器据置形の機器及びキャビネット形の機及びキャビネッ器は, 次による JIA C (2) ト形の機器 b) 転倒するおそれがあるものは,JIS S 2093の表 18の2によって試験を行い, いずれの方向に傾けても15 度以下の角 度では倒れず, かつ, 火災のおそれが ある部分の移動又は脱落があってはな らない ( 省略 ) 122

127 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 7(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること - S 放電点火装置 放電火花を利用して点火を行うものは, 次による b) 電極は, 電極間げき ( 隙 ) が通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない JIA C (1) (b) ( 省略 ) 17: 密閉式 ( 外壁用 ) 及び屋外式の防鳥構造 密閉式のもののうち外壁用のものの給排気筒トップ及び屋外式のもののケーシングは 鳥等の異物が入らない措置が講じられていること - S 屋外式機器の構屋外式の機器は, 次による 造, 材料及び寸 a) ケーシング及び給排気部内に異物 法 ( 直径 16mmの鋼球 ) が入らない構造で なければならない JIA C ( 省略 ) S 外壁式 バランス外壁式 (BF-W) 及び強制給排気外壁式 (FF-W) の機器に用いる給排気筒トップは, 次による a) 屋外に出る開口部は, 防鳥構造 ( 直径 16mmの鋼球が入らない構造 ) でなければならない JIA C (1) (a) ( 省略 ) 29: 放射体の固定放射方向が変えられるものにあつては 使用中自然に動かないように放射体を固定できること - S 放射式の機器 a) 放射方向が変えられるものは, 使用 中自然に動かないように固定できる構 造とする JIA C (1) ( 省略 ) 34: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 26 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行うこととする S2122 表 3 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しなければ ならない JIA C ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等 9: 立ち消え安全装置は 当該液化石油ガス器の有無具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 立ち消え安全装置を有すること - S 一般 a) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次による 1) 機器は, 立消え安全装置を備えていなければならない JIA C (7) ( 省略 ) 123

128 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が 5 度から 35 度の間の状態をいう 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 電気点火 ( 無風家庭用電源又は乾電池を用いた連続放状態並びにBF-D 電点火方式のものにあっては20 回中 19 及びFF-Dの通常回, その他のものにあっては10 回中 9 回 JIA C ( 省略 ) 雰囲気状態 ) 以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない ( 点火回数については 技術基準の解 釈の項の5で要求 ) S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形以 外 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ) 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1) (d) ( 省略 ) S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (2) (d) ( 省略 ) 8: 爆発的着火火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること (1) 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする (2) 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 燃焼状態確実に火移りし, 爆発的着火があって ( 無風状態並びはならない にBF-D 及びFF-D の通常雰囲気状態 ) JIA C ( 省略 ) S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 a) 火移り 1) メーンバーナの一端 ( 炎口 ) に着火してから全炎口に安全に火移りするかどうかを調べる 点火の方法は, 電気点火装置によって直接点火するものは, その装置によって点火し, 点火バーナ又はパイロットバーナによって点火するものは, それによって点火し, いずれでもないものは, マッチ又は誘導炎を用いて点火する 2) 爆発的火移りの有無を調べる 124

129 11(1): 立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形以 外 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 100 秒以内とする JIA C (1) (c) ( 省略 ) 12(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火操作をした時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (2) (C) ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等 11(1): 立ち消え安全は 動作が中断し 又は装置停止したときは 再始動 消火時の閉弁時間によって人体に危害を及 (2 回目以降 ) ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形以 外 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 100 秒以内とする JIA C (1) (b) ( 省略 ) 11(2): 強制給排気式のものの爆発的再点火 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (2) 密閉式のもののうち強制給排気式のものにあつては バーナーが消火した後 再び点火操作をしたとき爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形以 外 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ ( 繰り返し点火動作が自動的に行われるもの及び FF に適用 ) 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1) (d) ( 省略 ) 12(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火したとき パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ ケーシング外に炎があふれないこと及び再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (2) (d) ( 省略 ) 125

130 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては 20 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は 60 秒以内とする JIA C (2) (b) ( 省略 ) 13: 停電時 交流電源を使用するものであつて 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点 S2122 表 3 交流電源異常 ( 停電 ) が自動的に開かないこと又はパイロッ火する とは バーナーに点火 トバーナー等に再び自動的に点火すること した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通 路が閉じ 1.5 分以内に再び電源 回路を閉じたときバーナーへの 液化石油ガスの通路が自動的に 開かないこと又はパイロット バーナー等に再び自動的に点火 することをいう 安全性に支障があってはならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等 11(1): 立ち消え安全は 不意な動作の停止に装置よって人体に危害を及ぼ 消火時の閉弁時間し 又は物件に損傷を与 (1 回目 ) えるおそれがないものとする 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から 2.5 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形以 外 ) 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 100 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA C (1) (b) ( 省略 ) 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火した時から 1 分以内に閉弁すること - S2122 表 3 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA C (2) (b) ( 省略 ) 126

131 異常燃焼及び燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等 7(1): 放電装置の電は 通常の使用状態にお極部への黄炎の接触いて 異常燃焼及び燃焼ガスにより人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 の試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S 放電点火装置 a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位置 になければならない JIA C (1) ( 省略 ) S2122 表 3 燃焼状態 ( 無風電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触状態並びにBF-D してはならない 及びFF-Dの通常雰囲気状態 ) JIA C ( 省略 ) S2093 表 9 3 j) 無風燃焼状態試験 j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる 18: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 : 開放式のものにあつては 0.03 パーセント以下であること 密閉式または屋外式のものにあつては 0.14 パーセント以下であること ( 注 ) 開放式のものにあつては 液化石油ガス量が最小になる状態においても上表の基準の欄に掲げる基準に適合すること (1) リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう (2) 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう (3) 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう (4) 黄炎の熱交換部への接触がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間黄炎が熱交換部に接触する状態が任意の 1 分間のうち 30 秒以下であることをいう (5) すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう S2122 表 3 燃焼状態 リフティングがあってはならない 消火があってはならない ( 無風状態並び 逆火があってはならない にBF-D 及びFF-D パイロットバーナの消火及び逆火がの通常雰囲気状あってはならない 態 ) すすが発生してはならない 電極部及び熱交換部に黄炎が常時接触してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,COという ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO% という ) が0.14% ( 開放式は0.03%) 以下 JIA C ( 省略 ) 127

132 S2093 表 9 3 無風燃焼状態試験 b) リフティングバーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる c) 消火バーナに点火し,15 秒以後に目視によって調べる e) 逆火バーナに点火後 30 分経過するまで, 目視によって調べる i) すす発生目視などによって調べる j) 黄炎の接触点火装置の電極部, 熱交換器などについて目視によって調べる h) 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) バーナに点火し,15 分以後に機器の燃焼ガス排出部全面にわたってできるだけ平均に燃焼ガス及び給気口雰囲気を採取し, 乾燥燃焼ガス中の CO 濃度及び酸素 ( 以下,O 2 という ) 濃度並びに給気口雰囲気中の O 2 濃度を測定し, 次の式によって算出する ( 式省略 ) 19: 密閉式 ( 共用給排気筒用のもの以外 ) 有風時の燃焼状態 密閉式のもののうち共用給排気筒用のもの以外のものにあつては 通常の使用状態において 次に掲げる基準に適合すること (1) 給排気筒トップに風速 15 メートル毎秒以下 ( チャンバー用のものにあつては 風速 10 メートル毎秒以下 ) の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと (2) 給排気筒トップに風速 5 メートル毎秒の風を受けたとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が 0.28 パーセント以下であること - S2122 表 3 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 開放式及びFEを除く ) CO% が0.28% 以下 (BF-W,BF-C,FF-W 及びFF-Cに適用 ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (CF,FE,BF-W,BF- C,FF-W,FF-C 及びRFに適用 ) JIA C ( 省略 ) 20: 密閉式 ( 共用給排気筒用のもの ) 降下風時の炎の安定性 密閉式のもののうち共用給排気筒用のものにあつては 通常の使用状態において 風速 1 メートル毎秒以下の降下風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと - S2122 表 3 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 開放式及び FE を除く ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない JIA C ( 省略 ) 21: 屋外式 有風時の炎の安定性 屋外式のものにあつては 通常の使用状態において 給気部及び排気部に風速 15 メートル毎秒以下の風を受けたとき 消火 逆火又は炎のあふれがないこと - S2122 表 3 燃焼状態 ( 有風 状態 ) 消火, 逆火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない ( 開放式及びFEを除く ) パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない (CF,FE,BF-W,BF- C,FF-W,FF-C 及びRFに適用 ) JIA C ( 省略 ) 128

133 33(3): 断続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において15 時間以上断 15 時間以上断続的に燃焼 と続的に燃焼させた後 次に掲げる基準は 例えば 3 分間燃焼し3 分間に適合すること 休止する操作を1 回として これ (3) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素を150 回以上繰り返すことなどを濃度が技術上の基準の欄の18に定めるいう 基準に適合すること JIA C 連続燃焼燃焼状態 : CO% が0.14% 以下 ( 開放式は 0.03% 以下 ) 消火及び逆火のないこと 特定以外の液化石油ガス器具等又は特定以外のガス用品については 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返し 断続 15 時間 を確認すること 表示 ( 一般 ) 表示 ( 個別の表示規定 ) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 35: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 密閉燃焼式のものにあつては外壁用 チャンバー用 共用給排気筒用等の別 屋外式のものにあつては屋外式である旨 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること S 製品表示 8.1 製品表示機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) JIA C ( 省略 ) 例 都市ガス13A 用, 都市ガスL1(6B, 6C,7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器を ガス消費量が最も多い状態で使用した ときのガス消費量を表示しなければな らない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用 する機器に限る ) e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を 使用する機器に限る ) ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項 ( 開放式に限る ) ニ点検 掃除に関する事項 f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 j) 設置方式及び屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 ただし, 設置方式 の表示は, 屋外式だけ 屋外式 と表示しなければならない また, 屋内式の給排気方式の呼称又はその略号 の表示は, 半密閉式及び密閉式のものについて表示しなければならない ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない

134 ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる 取扱注意表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) d) 排気温度が260 を超えるものにあっては, その旨の注意及び設置上の注意事項 ( 半密閉式及び密閉式のものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の 機器と測温板との間隔 に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] 4.3 ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 35 の 2: 注意表示開放式のものにあつては 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で表示されていること - S 表示 機器には,JIS S 2092の箇条 8( 表示 ) JIA C ( 省略 ) によるほか, 開放式においては, 取扱注意表示 [JIS S 2092の8.2.2( 取扱注意表示 ) 参照 ] に, 通常, 赤系色の20 ポイント以上の大きさの文字で, 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告表示を表示しなければならない ただし, 機器本体の色が赤系色の場合, 使用者が分かりやすい色とする 備考 :JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号が S2093 は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号が S2122 は JIS S 2122 家庭用ガス暖房機器関連基準番号 JIA C 004 は JIA 自主基準であるガス暖房機器検査規程をいう 130

135 性能規定 現行省令基準及び JIS (7) 一般ガスこんろ 性能規定 二次文書一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) JIS 関連基準 ( 省令の運用及び解釈 ) 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 要求事項要求事項 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条項目内容 基準名 項番 内容 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1 液化石油ガス器具等は 前条の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 10: 立ち消え安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 13(1): 過熱防止装置の感熱部が機能しなかったとき 立ち消え安全装置は 炎検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 容易に改造できない構造であること 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 感熱部が機能しなかつた場合には バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであること 炎検出部が機能しなかつたとき とは 例えば 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態などをいう 感熱部が機能しなかつた場合 とは 例えば 温度ヒューズ式のものにあっては電流が流れない状態 バイメタル式のものにあってはバイメタルが破損した状態などをいう S2092 S 立消え安全装置 立消え安全装置 b) 炎検出部が損傷した場合に, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざさなければならない 立消え安全装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい S 過熱防止装置 a) 検知部が損傷した場合に, 自動的 にバーナへのガス通路を閉ざさなけれ ばならない JIA C (2)(4) JIA C (3) ( 省略 ) ( 省略 ) 13(2): 過熱防止装置の不正改造防止 13(3): 過熱防止装置の作動 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 容易に改造できない構造であること 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 異常な温度に達したときに作動し 液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと また 温度が平常に戻つた場合に液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと S 過熱防止装置 c) 過熱防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい S2103 表 4 過熱防止装置 作動後バーナへのガス通路を閉ざし, 自動的に再び開いてはならない JIA C (5) JIA C (1) ( 省略 ) ( 省略 ) 13(4): 過熱防止装置 ( バイメタルサーモスイッチ ) 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) バイメタルサーモスイッチを用いる場合は 日本工業規格 S2149(1993) ガス燃焼機器用バイメタルサーモスイッチに定める規格又は日本工業規格 C9730-1(2010) 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置及び日本工業規格 C (2010) 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置に定める規格に適合するものであること S 過熱防止装置 c) バイメタルサーモスイッチを用い る場合は,JIS S 2149に適合するもの でなければならない JIA C (2) ( 省略 ) 131

136 安全機能を有する設計等 供用期間中における安全機能の維持 2 液化石油ガス器具等は 前項の規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱い説明書等への表示又は記載がされるものとする 3 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 15(1): 調理油過熱防止装置の作動 15(2): 調理油過熱防止装置の感熱部が機能しなかったとき 15(3): 調理油過熱防止装置の不正改造防止 24: 電装基板のはんだ部 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) 調理油の温度が 300 度に達する前に作動し 液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ただし 調理油過熱防止装置が作動する温度より高温に設定できる機能 ( 以下一般ガスこんろの項において 高温モード という ) を有するバーナーにあつては 高温モード設定時はこの限りでない 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) 感熱部が損傷した場合に調理油が温度 300 度以上に加熱されない構造であること 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) 容易に改造できない構造であること 感熱部が損傷した場合 とは 例えば サーミスタ式のものにあっては電流が流れない状態及び素子が短絡した状態 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 バイメタル式のものにあってはバイメタルが破損した状態などをいう S こんろ j) 調理油過熱防止装置は, 次による 1) 調理油が300 以上に加熱されない構造でなければならない ただし 高温モードをもつバーナでは 高温モード設定時は この限りでない S こんろ j) 調理油過熱防止装置は, 次による 2) 感熱部が損傷した場合に調理油が 300 以上に加熱されない構造でなければならない JIA C (1) JIA C (2) S こんろ j) 調理油過熱防止装置は, 次による 5) 調理油過熱防止装置と制御基板との接続部にあっては, 特殊工具, 専用端子などを使用しないと接続できない構造とする ただし, 接続部が特殊工具で固定するボックスなどで保護されている構造でもよい JIA C (4) 電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう S2103 表 4 はんだの耐久 性 通常使用時の温度変化に耐え, かつ, はんだクラック進行ランクが 7 未満 JIA C (2) ( 省略 ) ( 省略 ) ( 省略 ) ( 省略 ) 28: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 22(3) に定める基準に適合すること (6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること (6000 回 ) 反復使用 については 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 15 反復使用試験 ( 自動消火装置及び調理油過熱防止装置については 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中の反復使用 ) により行う方法がある S2103 表 4 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) 電気点火装電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回 ) JIA C ( 省略 ) (3) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 22(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 12(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び安全装置の立消え安全装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 132

137 (4) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 22(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変動が試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) (5) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 22(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの :6000 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05P1+30)Pa 以下でなければならない P1: 試験前の調整圧力 (30000 回 ) タイマ ( 電子式のものを除く ) ガス通路の気密の項に適合し, 使用上支障がなく, かつ, 作動時間の変化が 10% 以下でなければならない (2000 回 ) サーモスタット ( 電子式のもの及び比例制御式のものを除く ) ガス通路の気密の項及び庫内温度の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (6000 回電磁弁方式に適用 ) (1000 回バイパス付き直動弁方式に適用 ) (6000 回バイパスなし直動弁方式に適用 ) (6) 液化石油ガスの取入部 ( 技術上の基準の欄の19の図 1 及び図 2の形状のもの ) については 技術上の基準の欄の 20(3) に定める基準に適合すること (6000 回 ) (7) 自在ゴム管口については 技術上の基準の欄の22(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (8) 調理油過熱防止装置については 弁が技術上の基準の欄の 22(1) (2) 及び (4) に定める基準に適合すること及び技術上の基準の欄の 15(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 器具コンセントガス通路の気密の項に適合し, かつ, 着脱が円滑確実でなければならない (6000 回 ) 自在ガス接続口ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障があってはならない (1000 回 ) 調理油過熱防止装置( こんろバーナ部に適用 ) ガス通路の気密の項及び安全装置の調理油過熱防止装置の項に適合しなければならない (1000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 4 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 5: 点火性能電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返し 9 回以上点火すること ただし 電池又は交流電源を用いて連続放電点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 20 回繰り返し 19 回以上点火すること 15(5): 調理油過熱防止装置 高温モード 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (5) 高温モードは 次に掲げる基準に適合すること イ点火の際及び使用中に使用者の意識なしに 設定できないこと ロ使用時は 高温モードであることが表示ランプなどにより明確に分かること ハ高温モードから消火への操作は1 操作で実施可能であること ニ高温モードのための設定ボタンやつまみその他の設定操作部は 専ら高温モードのために使用されること ただし 設定を解除する機能を備えるものとの兼用にあつては この限りではない ホ 1 回の高温モード使用後 解除されること 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう S2103 表 4 電気点火 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては20 回中 19 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) - S こんろ j) 調理油過熱防止装置は, 次による 6) 高温モードをもつバーナは, 次の項目に適合しなければならない 6.1) 点火時及び使用中に使用者の意識なしに, 高温モードに設定できない 6.2) 使用時は, 高温モードであることが表示ランプなどによって明確に区分できなければならない 6.3) 高温モードから消火への操作は,1 操作で実施可能とする 6.4) 高温モードのための設定ボタン, つまみなどは, 他の調理モード用のものと兼用してはならない ただし, モード設定を解除するためのボタン及びつまみとの兼用にあっては, この限りではない 6.5) 1 回の高温モード使用後, 解除しなければならない JIA C (6) ( 省略 ) 133

138 17(2): 炎の安定性 ( キャビネット扉開閉時 ) 20: ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の着脱の確実性 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること (2) 台所組込型及びキャビネット型のこんろ部にあっては キャビネット扉開閉時 バーナーの安定性 : 消火及び逆火のないこと 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) プラグ又はソケットの着脱が 円滑かつ確実にできるものであること 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう S2103 表 4 キャビネット扉開閉時 ( 組込形及びキャビネット形のこんろ部に適用 ) 消火及び逆火があってはならない JIA C ( 省略 ) - S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 1) JIS S 2135に規定するガス機器用迅速継手との着脱が円滑, かつ, 確実にできなければならない JIA C (5) ( 省略 ) 27(2): 空気調節器のつまみ操作 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - S 空気調節器 b) 可変式空気調節器のつまみは, 容易に操作が行える位置にあり, 操作が円滑, かつ, 確実にできなければならない JIA C (2) ( 省略 ) 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 5 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) こんろ用汁受け皿 グリル水入れ皿及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと ただし 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 図 2 図 3 又は図 4 の形状のものについては 温度 350 度において溶融しないこと - S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない JIA C ( 省略 ) 6.7 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない S 機種別構造 こんろ g) 煮こぼれを受ける部分は, 次による 1) 煮こぼれを受ける部分は,500 で溶融しない金属材料であって, 耐食性があるもの, 若しくは表面に耐食性がある表面処理を施したもの, 又はこれらの金属と同等以上の材料でなければならない グリル b) グリル水入れ皿及びグリル焼き網は, 次による 2) グリル水入れ皿は,500 で溶融しない金属材料であって, 耐食性があるもの, 若しくは表面に耐食性がある表面処理を施したもの, 又はこれらの金属と同等以上の材料でなければならない 134

139 2: 耐食性液化石油ガスの通る部分 こんろ用汁受け皿 グリル水入れ皿 クッキングテーブルにおける燃焼部のケース 空気調節器及び排ガスの通る部分は 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( パイロットバーナー メーンバーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 バーナー受け及び汁受けにあっては外面を パイロットバーナー メーンバーナー ノズル及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう S 材料一般 機器に使用される材料は 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ 次の各項に適合しなければならない a) ガスを内包する部分の材料は,JIS S 2093の表 19( 材料試験 ) の1( 耐熱性試験 ) によって試験を行い,500 ( ねじ以外のガス接続口については 350 ) で溶融しない不燃材料で, かつ, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) でなければならない ただし, パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下, 同じ ), シール材 ( グリースを含む 以下, 同じ ) などの気密保持部材は, この限りではない 1) 表 5に示すもの, 又はこれと同等以上の耐食性があるもの 2) めっきを施した金属材料であって,JIS S 2093の表 19の2a)( 金属材料の塩水噴霧試験 ) によって24 時間試験を行い, 腐食がないこと又はレイティングナンバが9.8から6までの腐食面積率であることを確認したもの 3) 塗装による表面処理を施した金属材料であって,JIS S 2093の表 19の 2b)( 塗装の塩水噴霧試験 ) によって 24 時間試験を行い, さび, 膨れ及びはく離がないことを確認したもの 表 5 省略 3: ほうろう ( バーナー ) ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあつては 衝撃に耐えること 衝撃に耐える とは 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう 6.7 空気調節器 c) 材料は,JIS S 2093の表 19の1( 耐熱性試験 ) によって500 で溶融しないことを確認したもので, かつ, 不燃性の耐食性材料でなければならない 6.8 燃焼ガスの通る部分 燃焼ガスの通る部分の材料は, 不燃性の耐食性材料でなければならない ただし, パッキン類, シール材などの気密保持部材, 及び排湿管などの部材は不燃性でなくてもよい S 機種別構造 こんろ g) 煮こぼれを受ける部分は, 次による 1) 煮こぼれを受ける部分は,500 で溶融しない金属材料であって, 耐食性があるもの, 若しくは表面に耐食性がある表面処理を施したもの, 又はこれらの金属と同等以上の材料でなければならない グリル b) グリル水入れ皿及びグリル焼き網は, 次による 2) グリル水入れ皿は,500 で溶融しない金属材料であって, 耐食性があるもの, 若しくは表面に耐食性がある表面処理を施したもの, 又はこれらの金属と同等以上の材料でなければならない クッキングテーブル d) 燃焼部のケースは, 耐食性金属材料又は表面に耐食性がある表面処理を施した金属材料でなければならない S バーナ及び点 火バーナ c) ほうろうによる表面処理を施したバーナは,JISS 2093 の表 19 の 4( 鋼球衝撃試験 ) によって試験を行ったとき, ほうろう部分にはく離があってはならない JIA C (3) ( 省略 ) 135

140 4: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 18(2): 温度上昇 ( 部品 ) 19: ガスの取入部の形状 ( プラグ ソケット ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 ただし 次の条件に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の22(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の22(3)) に定める基準に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の5 に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変動が試験前の調整圧力の5パーセントに30パス カルを加えた値以下であること 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるもの以外のものにあつては 液化石油ガスの取入部は 図 1 図 2 図 3 又は図 4の形状であること 図 1~ 図 4 省略 液化石油ガスに侵されない とは 例えば 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 各部の温度 の測定は 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中平常時温度上昇に定める方法がある 図 1 における φ3.1±0.1 は プラグの弁を押すための棒の最大外接円の径を示し 当該棒がプラグの弁に接触する面から 1 ミリメートル以内の部分とする 図 3 及び図 4 における許容差の指定のない寸法の許容差は 日本工業規格 B0405(1991) 普通公差 - 第 1 部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差による S 材料一般 機器に使用される材料は, 通常の使用, 保守条件において受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材などの気密保持部材は, 次による 1) ゴム, プラスチックなどの材料は,JIS S 2093の表 19の3a)( ガスケット類一般 ) によって試験を行い, 質量変化率が20% 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい ( 脆 ) 化などがあってはならない また, ゴム (JIS B 2401に適合するものは除く ) は,JIS S 2093の表 19の3b) ( ゴム製のガスケット及び弁 ) によって試験を行い,n-ペンタンの1 時間当たりの透過量が5mg 以下でなければならない 2) シール材は,JIS S 2093の表 19の 3c)( シール材 ) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内, ガス温度 4 の場合 25% 以内でなければならない S2103 表 4 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) JIA C ( 省略 ) ガス閉止弁( 器具栓を含む ) 本体のガスの通る部分の外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 点火ユニット( 圧電素子を含む ) の表面 :85 又は耐熱試験によって電気点火の項に適合し, かつ, 使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 :70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が (0.05P1+30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P1: 耐熱試験前の調整圧力 JIA C ( 省略 ) S ガス接続口 d) ガス接続口に使用するゴム管口は, 形状及び寸法が図 2に示すいずれかによるものとし, ゴム管の抜き差しによってガス通路の気密性を損なう緩み, 変形などが生じてはならない 図 2 省 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 図 3 省略 JIA C (4)(5) ( 省略 ) 136

141 20: ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の異常時の気密 ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の強度 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) プラグ又はソケットを接続した状態において プラグ又はソケットに 10 ニュートン センチメートルのねじり力又は 100 ニュートンの引張力若しくはせん断力がかかつたとき 4.2 キロパスカルの圧力において気密性を有すること (3) プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に 150 ニュートンの引張力又はせん断力がかかつたとき プラグ又はソケットが抜けず かつ 使用上支障がある欠陥を生じないこと - S ガス接続口 e) 器具コンセントの形状及び寸法は, 図 3に示すいずれかによるものとし, 次による 3) JIS S 2093の表 18の3a)( 異常時気密試験 ) によって試験を行ったとき, 接続部からの漏れ量が70mL/h 以下でなければならない 4) JIS S 2093の表 18の3b)( 引張力試験 ) によって試験を行ったとき, 離脱及び使用上支障がある欠陥を生じず, かつ, 接続部からの漏れ量が70mL/h 以下でなければならない JIA C (5) ( 省略 ) 21: ガスの取入部の形状 ( ねじ ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるものにあつては 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじを使用すること - S ガス接続口 b) ガス接続口に使用するねじは,JIS B 0203に規定するものでなければなら ない JIA C (2) ( 省略 ) 感電に対する保護 6 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること 7(2): 放電電気電線の絶縁 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に手の触れるおそれのない部分においては 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 電気点火装置 c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか, 又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていなければならない d) 通常の使用において, 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆が施されていなければならない JIA C (1) ( 省略 ) 絶縁性能の保持 7 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 23: 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - S2103 表 4 絶縁性能 絶縁抵抗( 平常時温度上昇試験 前 ):1MΩ 以上 S2093 表 20 1 a) 絶縁性能試験 直流 500 ボルト絶縁抵抗計によって充電部と接地するおそれのある非充電金属部との間の絶縁抵抗を測定する JIA C ( 省略 ) 絶縁性能の保持 8 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 23: 耐電圧 交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1メグオーム以 有効な耐電圧性を有する とは 例えば 日本工業規格 上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器 に異常を生じないよう 有効な耐電圧の試験方法の表 20 電気関係試験 性を有すること 中 2 耐電圧試験に定める方法によ り試験を行ったとき 電気回路 に異常のないことが確認できる ことをいう S2103 表 4 耐電圧 耐電圧 : 耐えなければならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 20 2 耐電圧試験 充電部と接地するおそれがある非充電金属部との間に表 21 に示す交流電圧を連続して 1 分間加える ただし, 多数個の場合は, 表 21 に示す試験電圧の 120 % の電圧を 1 秒間加えることによって, これに代えることができる 137

142 火災の危険源からの保護 9 液化石油ガス器具等には 発火よって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 18(1): 温度上昇 ( 乾電池 取入部 木壁 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 液化石油ガスの取入部 ( ねじにより管と接続されるものを除く ) の表面 :25 度 機器の上面 下面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 カウンターの表面 ( クッキングテーブル及び台所組込型に限る ):65 度 排気管壁貫通部の表面 ( 台所組込型に限る ):65 度 液化石油ガス器具等の技術上の基準に係る適合性の確認に際して使用する試験ガスについて は この運用に特段の定めをしているものを除き 原則として 日本工業規格 S 2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の5 試験ガスに定める規格に適合するガスによることとする ( 以下 同じ ) (1) 各部の温度 の測定は 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中平常時温度上昇に定める方法がある (2) 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう S2103 表 4 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) 乾電池の表面 :55 以下 ガス接続口 ( ねじ接続口を除く ) の表面 :60 以下 機器後面, 側面及び上方天井面の木壁の表面, 並びに機器下面の木台の表面 :100 以下 カウンタの表面及び機器が接するカウンタの表面 ( クッキングテーブル, 組込形に適用 ):100 以下 排気管貫通部の壁表面 ( 組込形に適用 ):100 以下 JIA C ( 省略 ) 22: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において器具栓の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - S2103 表 4 ガス通路の気 密 S2093 表 7 ガス通路の気 密試験 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下 ガス接続口から炎口まで外部漏れがあってはならない 1 ガス閉止弁 ( 器具栓を含む 以下, この規格において同じ ) ガス閉止弁を閉じた状態で, ガスの取入部にガス流量計を接続し, その入口側から 4.2 kpa の空気圧を加えて, 漏れ量を測定し, これから 1 時間当たりの漏れ量を算出する 2 ガス接続口から炎口まで試験ガスの条件を S-1 として, バーナ及び点火バーナのそれぞれに, 又は同時に点火し, 試験火などで各部からの外部漏れの有無を調べる JIA C ( 省略 ) 29(1): 連続燃焼 ( ガス通路の気密 ) 通常の使用状態において 8 時間以上連続に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること ただし 8 時間以上燃焼が継続しないものにあつては 継続する最大の時間とする (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 22 に定める基準に適合すること - S2103 表 4 連続燃焼 ( ガス通路の 気密 ) ガス通路の気密の項に適合しなければならない b) 試験方法機器を連続 8 時間燃焼させた後, 次の各項について調べる なお, 温度又は時間による自動消火装置を備えるものにあっては, 温度は最高, 時間は最長に調節した状態で, 自動消火装置が作動するまでとする 1) ガス通路の気密ガス通路の気密は,JIS S 2093 の表 7( ガス通路の気密試験 ) によって調べる 2) 燃焼状態燃焼状態は, 無風状態における逆火の有無及び燃焼ガス中の CO % について JIS S 2093 の表 9( 無風燃焼状態試験 ) によって調べる JIA C ( 省略 ) 138

143 火傷の防止 10 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 18(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 足の触れるおそれのある部分 ( クッキングテーブルに限る ):65 度 (1) 各部の温度 の測定は 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中平常時温度上昇に定める方法がある S2103 表 4 温度上昇 ( 平常時温度 上昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( 金属製, 陶磁器製及びガラス製のもの ):60 以下 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( その他のもの ):70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 ( 燃焼ガスの排出部及び炊飯器の外枠, ふたなどは除く ): 140 以下 足の触れるおそれがある部分 ( クッキングテーブルに適用 ):100 以下 JIA C ( 省略 ) 機械的危険源による危害の防止 11 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 25: 傾斜試験卓上型 据置型及びキャビネット型のものにあつては いずれの方向に傾けても 15 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと - S 卓上形の機器 b) 転倒するおそれがあるものは,JIS S 2093の表 18の2( 傾斜転倒試験 ) によって試験を行い, いずれの方向に傾けても15 度以下の角度では倒れず, かつ, 火災のおそれがある部分の移動又は脱落があってはならない JIA C ( 省略 ) 据置形の機器及びキャビネット形の機器 b) 転倒するおそれがあるものは,JIS S 2093 の表 18 の 2 によって試験を行い, いずれの方向に傾けても 15 度以下の角度では倒れず, かつ, 火災のおそれがある部分の移動又は脱落があってはならない 機械的危険源による危害の防止 12 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 7(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 15(4): 調理油過熱防止装置 耐荷重 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (4) ガスこんろに通常負荷されることのある荷重を加えたとき 感熱部に使用上支障のある変化を生じないこと - S 電気点火装置 b) 電極は, 電極間げきが通常の使用状態で変化しないよう固定されていなければならない - S こんろ j) 調理油過熱防止装置は, 次による 3) 7.4.2a)3) に規定する方法で試験し, 感熱部に使用上支障がある変化を生じてはならない JIA C (1) JIA C (5) ( 省略 ) ( 省略 ) 26: 本体に負荷されることのある荷重 本体に通常負荷されることのある荷重を加えたとき 使用上支障のある変化が生じないこと 荷重試験については 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の 機種別試験により行う方法がある S 機種別構造 こんろ d) 二口以上のバーナを備えるトッププレートは,7.4.2a)1) に規定する方法で試験し, 中央部のひずみ量が5mm 以下でなければならない e) こんろで, なべなどを支える部分 ( 以下, ごとくなどという ) は, 次による 2) 7.4.2a)2) に規定する方法で試験し 使用上支障がない強度をもたなければならない JIA C (4)(5) (2) ( 省略 ) グリル b) グリル水入れ皿及びグリル焼き網は, 次による 3) グリル焼き網は,7.4.2b) に規定する方法で試験し, 焼物の質量で曲がったり, 焼物が網目から容易に落ちたりしてはならない 139

144 6.2.3 オーブン d) オーブン扉は, 次による 2) 下に開くオーブン扉で, 開いた状態でその上にオーブン皿を載せることができる構造のものは,7.4.2c) に規定する方法で試験し, 転倒してはならない また, 使用上支障がある変形, 破損などがあってはならない 27(1): 空気調節器 設置位置の変化 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと - S 空気調節器 クッキングテーブル a) こんろ部は,6.2.1に, グリル部は,6.2.2に適合しなければならない c) 甲板は, 次による 1) 7.4.2d)1) に規定する方法で試験し, 使用上支障がない強度をもたなければならない e) 甲板に対して平らになる構造のバーナふたは,7.4.2d)2) に規定する方法で試験し, 使用上支障がない強度をもたなければならない f) 脚は,7.4.2d)3) に規定する方法で試験し, 使用上支障がない強度をもたなければならない a) 通常の使用状態で設定位置が変化 してはならない JIA C (1) ( 省略 ) 30: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 22 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行う方法がある S2103 表 4 耐振動 ガス通路の気密の項に適合しなければ ならない JIA C ( 省略 ) 使用方法を考慮した安全設計 13 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 9: 立ち消え安全装置の有無 立ち消え安全装置を有すること ただし 次に掲げるものにあつては この限りでない (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令 ( 昭和 43 年政令第 14 号 ) 第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (2) 不点火を防止する機能を有するもの - S 機種別構造 こんろ h) こんろバーナには, 立消え安全装置を備えていなければならない ただし, 点火ヒータなどによって, 不点火及び立消えを防止する機能をもつものは, この限りではない グリル d) グリルにあっては, 電気点火装置をもつグリルバーナには, 立消え安全装置を備えていなければならない グリル付こんろ及びレンジにあっては, グリルバーナには, 立消え安全装置を備えていなければならない ただし, 点火ヒータなどによって, 不点火及び立消えを防止する機能をもつものは, この限りではない JIA C (8) (4) (6) (1) ( 省略 ) オーブン f) オーブンバーナには, 立消え安全装置を備えていなければならない ただし, 点火ヒータなどによって, 不点火及び立消えを防止する機能をもつものは, この限りではない クッキングテーブル a) こんろ部は,6.2.1 に, グリル部は,6.2.2 に適合しなければならない 140

145 14: 調理油過熱防止装置の有無 こんろバーナーは 調理油過熱防止装置を有すること ただし 次に掲げるものにあつては この限りでない (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (2) 卓上型一口ガスこんろ - S こんろ i) こんろバーナには, 調理油過熱防止装置を備えていなければならない ただし, 卓上形一口ガスこんろは, この限りではない JIA C (9) ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 14 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が 5 度から 35 度の状態をいう 以下一般ガスこんろの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2103 表 4 電気点火 家庭用電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては20 回中 19 回, その他のものにあっては10 回中 9 回以上点火しなければならない また, 爆発的点火があってはならない JIA C ( 省略 ) 8(1): 爆発的着火 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着着火したときに発する騒音が85 火しないこと デシベルを超えないことをい う 8(2): 火移り 通常の使用状態において メーンバー ナーへの着火操作を行つたとき 次に 掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 速やかにすべ ての炎口に着火すること S2103 表 4 燃焼状態 ( 無風状態 ) S2103 表 4 燃焼状態 ( 無風状態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない 確実に火移りし, 爆発的着火があってはならない JIA C ( 省略 ) JIA C ( 省略 ) 11(1): 立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた場合には 点火を開始したときから 1 分以内に閉弁すること - S2103 表 4 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする JIA C (1) ( 省略 ) 12(2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火を開始したときから 1 分以内に閉弁すること - S2103 表 4 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 点火時に不点火した場合の閉弁時間 ( 点火動作が自動的に行われるものに適用 ) - 1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする JIA C (2) ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 15 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 11(2): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 12(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (2) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火した場合には パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと - S2103 表 4 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ 再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2103 表 4 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする 爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれ : 消火した後及び点火時に不点火した後, 再び点火動作をしたときに爆発的点火及び使用上支障がある炎のあふれがあってはならない JIA C (1) JIA C (2) ( 省略 ) ( 省略 ) 141

146 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (2 回目以降 ) 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること S2103 表 4 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 2 回目以降の閉弁時間は,1 回の閉弁時間につき, フレームロッド式のものにあっては7 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする - 2 回以上閉弁するものにあっては, 閉弁時間の積算は60 秒以内とする JIA C (2) ( 省略 ) 16: 停電時交流電源を使用するものであつて か 再び通電したとき バーナーつ 停電の際パイロットバーナー等のへの液化石油ガスの通路が自動炎が消えるものにあつては 再び通電的に開かないこと又はパイロッしたとき バーナーへの液化石油ガストバーナー等に再び自動的に点の通路が自動的に開かないこと又はパ火する とは バーナーに点火イロットバーナー等に再び自動的に点した後に電源回路を開いたとき火すること バーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう S2103 表 4 交流電源異常 ( 停電 ) 安全性に支障があってはならない JIA C ( 省略 ) S2093 表 a) 電気関係試験 ( 交流電源異常 ) a) 停電試験 3) 試験方法バーナに点火して 15 分以後に, 次に示す時間だけ停電させたとき及び再通電したときの異常の有無を調べる 3.1) 0.05 秒間 3.2) 0.5 秒間 3.3) 180 秒間 始動 再始動及び停止による危害の防止 16 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 11(2): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 12(3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 (1 回目 ) 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (2) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること - S2103 表 4 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) - S2103 表 4 立消え安全装 置 ( 再点火形 ) 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては3 秒以内, その他のものにあっては60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては50 秒以内とする 消火した場合の閉弁時間 - 消火後 1 回目の閉弁時間は, フレームロッド式のものにあっては 3 秒以内, その他のものにあっては 60 秒以内とする ただし, 家庭用電源又は乾電池を使用して熱電対式立消え安全装置を強制的に閉弁させるものにあっては 50 秒以内とする JIA C (1) JIA C (2) ( 省略 ) ( 省略 ) 燃焼ガスによる危害の防止 17 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 7(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないこと 電極部に常時黄炎が触れない とは 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S2092 S 表 4 放電点火装置 燃焼状態 ( 無風状態 ) a) 電極部は, 常時黄炎が触れない位置になければならない 電極部などに黄炎が常時接触してはならない JIA C ( 省略 ) 142

147 17(1): リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 29(2): 連続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること (1) 無風状態 リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : ないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 :0.14 パーセント以下であること 通常の使用状態において 8 時間以上連続に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること ただし 8 時間以上燃焼が継続しないものにあつては 継続する最大の時間とする (2) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 17 に定める基準に適合すること (1) リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう (2) 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう (3) 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう (4) すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) こんろにのせてあるなべの底部にすすが付着しないことをいう S2103 表 4 燃焼状態 ( 無風状態 ) - S2103 表 4 連続燃焼 ( 燃焼状態 ) リフティングがあってはならない 消火があってはならない 逆火があってはならない パイロットバーナの消火及び逆火があってはならない すすが発生してはならない 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素 ( 以下,CO という ) 濃度 ( 体積分率 %)( 以下,CO % という ) が 0.14 % 以下 CO% は 0.14% 以下 逆火があってはならない b) 試験方法機器を連続 8 時間燃焼させた後, 次の各項について調べる なお, 温度又は時間による自動消火装置を備えるものにあっては, 温度は最高, 時間は最長に調節した状態で, 自動消火装置が作動するまでとする 1) ガス通路の気密ガス通路の気密は,JIS S 2093 の表 7( ガス通路の気密試験 ) によって調べる 2) 燃焼状態燃焼状態は, 無風状態における逆火の有無及び燃焼ガス中の CO % について JIS S 2093 の表 9( 無風燃焼状態試験 ) によって調べる JIA C ( 省略 ) JIA C ( 省略 ) 表示等 ( 一般 ) 表示 ( 個別の表示規定 ) 18 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする イ ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 31: 表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 液化石油ガス消費量 ( 単位キロワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するものに限る ) 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するものに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示されていること並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる (1) 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい (2) 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい (3) 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい (4) 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 S 表示 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 製造事業者の機器の形式の呼び b) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LPガス用, 都市ガス用機器には 都市ガス 及び 適用ガスグループ名 ただし, 適用ガスグループ名 はガス事業法に基づくガス用品の技術上の基準等に関する省令に掲げるガスグループの記号を用いなければならない ) JIA C 例 都市ガス13A 用, 都市ガスL1 (6B,6C, 7C 用 ) c) ガス消費量 (kw) ただし, 機器を ガス消費量が最も多い状態で使用した ときのガス消費量を表示しなければな らない d) 定格電圧 (V)( 家庭用電源を使用す る機器に限る ) e) 定格消費電力 (W)( 家庭用電源を使 用する機器に限る ) f) 定格周波数 (Hz)( 家庭用電源を使 用する機器に限る ) g) 製造年月又はその略号 h) 製造番号又はロット番号 i) 製造業者名又はその略号 ( 省略 ) 143

148 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の 20 ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 次の事項が表示されていること (2) 調理油過熱防止装置を有していない卓上型一口ガスこんろにあつては 揚げ物調理に使用してはいけない旨 (3) 調理油過熱防止装置に高温モードを有しているものにあつては 高温モード使用時に揚げ物調理をしてはいけない旨 機器には,JIS S 2092 の箇条 8( 表示 ) によるほか, 取扱注意表示 (JIS S 2092 の 参照 ) に次の事項を表示しなければならない a) 調理油過熱防止装置をもっていない卓上形一口ガスこんろにあっては, 揚げ物調理に使用してはならない旨 b) 調理油過熱防止装置に高温モードをもつものにあっては, 高温モード使用時に揚げ物調理をしてはならない旨 ロ表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる S 表示 機器の見やすい箇所に, 消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 機器に表示されているガス以外のガスを使用しない旨の注意 ( 移動形のものに限る ) c) 点火 消火を確認する旨の注意 ( 点火 消火の操作を行う場所で確認できるものに限る ) e) 換気に関する事項 ( 開放式及び半密閉式のものに限る ) f) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) g) 可燃物からの離隔距離 [ 製造業者の指定する可燃物からの離隔距離が, 個別規格の " 機器と測温板との間隔 " に規定する測温板 ( 木壁 ) との離隔距離未満の場合に限る ] ハ表示すべきふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる 27(2): 空気調節器 ( 操作の方向 ) 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - S 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない JIA C ( 省略 ) 144

149 ガス事業法液石法の表示事項の他に 適用すべきガスグループ ( 備考の適用すべきガスグループの項の欄に掲げる記号 ) を加える 32(1)(2): 注意表示機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 次の事項が表示されていること (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が業務の用に供するものにあつては 業務用である旨 備考 1:JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則 JIS 規格番号が S2093 は JIS S 2093 家庭用ガス燃焼機器の試験方法 JIS 規格番号が S2103 は JIS S 2103 家庭用ガス調理機器関連基準番号 JIA C 001 は JIA 自主基準であるガス調理機器検査規程をいう 145

150 別添 3 JIS 素案 (1) 組込型グリル等 (2) 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ (3) 組込型ストーブ (4) 省令対象業務用こんろ

151 JIS 素案 (1) 組込型グリル等 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人 体に危害を及ぼし 又は物件 に損傷を与えるおそれがない よう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名項番内容 安全機能を有する設計等 1(2) イ 液化石油ガス器具等は 1(1) の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 14: 器具ガバナー又は減圧機構の有無 適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 組込型こんろは 器具ガバナーを有すること (2) 分離型こんろ及び液化石油ガスを充てんした容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 組込型こんろを除く 以下 直結型こんろ という ) は 器具ガバナー又は減圧機構を有すること - S 構造一般 o) 器具ガバナを備えているこ と - JIA A ( 省略 ) : 調整器又は減圧機構の有無 適用ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 分離型こんろは 調整器を有すること (2) 直結型こんろは 減圧機構を有すること : 容器から取り出すガスの状態 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあつてはこの限りでない - S 構造一般 x) 通常の使用状態で, 容器から 取り出すガスは, 気体の状態であ ること - JIA A ( 省略 ) 1(2) ロ 液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められたときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具又はこれに付属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする

152 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 供用期間中における安全機能の維持 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 1(3) 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 1(4) 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 27: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 液化石油ガス漏れがないこと及び使用上支障のある欠陥がないこと (12000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること (12000 回 ) (3) 安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び技術上の基準の欄の 8(4) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (4) 器具ガバナーについては 液化石油ガス漏れがないこと及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 8 パーセント以下であること (30000 回 ) ( 注 ) 組込型こんろの器具ガバナーにあつては 常用の圧力における 30,000 回の反復使用試験及び安全機能が作動する圧力における 1,000 回の反復使用試験に耐えること (5) 組込型こんろの容器と燃焼器との接合部については 技術上の基準の欄の 23 に定める基準に適合すること (6000 回 ) 4: 点火性能乾電池又は圧電素子を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 8(2): 組込型こんろの器具栓が閉じた状態での容器との接合 技術基準の解釈の解説 反復使用 については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.12 反復使用試験により行うこととする 使用上支障のある欠陥 とは 器具栓が固くなり回転しなくなる 破損する等をいう 安全装置について 液化石油ガス漏れがない とは 安全装置の弁を通して漏れる空気の量が 0.55 リットル毎時以下であることをいう JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 S2147 表 1 反復使用 器具栓ガス通路の気密の項に適合し, かつ, 使用上支障がないこと (12000 回 ) 電気点火装置電気点火性能の項に適合し, かつ, 使用上支障がないこと (12000 回 ) 圧力感知安全装置ガス通路の気密の項及び圧力感知安全装置の作動性能の項に適合すること (1000 回 ) 器具ガバナガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が8% 以下であること ( 常圧時 (0.2MPa): 回 高圧時 ( 安全装置が作動する圧力 ):1000 回 ) 容器と機器との接合部ガス通路の気密の項に適合すること (6000 回 ) 要求事項 反復使用 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び立消え安全装置の項に適合すること (1000 回 ) 自動消火装置ガス通路の気密の項及び炊飯器の4) の項に適合すること (1000 回 ) オーブン扉使用上支障がないこと (500 回 ) (2) 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 試験方法 c) の操作をいう S2147 表 1 電気点火性能 10 回中 8 回以上点火し, 連続して 不点火がないこと また, 爆発的 点火がないこと - S 構造一般 m) 器具栓が閉の状態でなければ 容器を機器に接合することができ ないこと 内容 要求事項 基準名項番内容 - JIA A ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) 17: 予備の容器が入らない構造 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造を有すること - S 構造一般 l) 通常の使用状態において予備 の容器が入らないこと - JIA A ( 省略 ) 26(2): 空気調節器のつまみ操作 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - S 空気調節器 b) 空気調節つまみがあるものは容易に操作が行える位置にあり, 操作が円滑, 確実であり, かつ, 開閉の操作の方向が明示してあること - JIA A ( 省略 ) 29: 汁受け及びごとく反転防止 組込型こんろは 汁受け及びごとくが誤つた位置に取り付けられたとき 点火操作ができないか又はなべ等が安定して載せられないものであること 30: 誤装着防止組込型こんろの燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合接合することができないこと - S 構造一般 y) 汁受け及びごとくが裏返しにした状態に取り付けられたとき, 点火ができないこと又はなべなどが安定して載せられないこと [6.2.6a) によって確認すること ] - S 構造一般 z) 機器と容器の接続は, 容器の装着位置が適正でない場合, 容易に装着できないこと [6.2.6 b) によって確認すること ] - JIA A ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) 147

153 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 1(5) 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 1: 耐熱性ノズルホルダーからパイロットバーナー及びメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあっては メーンバーナー ) までの液化石油ガスの通る部分 空気調節器 ごとく及び汁受けにあつては温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充てんした容器と燃焼器とを硬質管以外の管によつて接合する構造のこんろ ( 以下 分離型こんろ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 技術上の基準の欄の 2 において同じ ) 及び器具栓にあつては温度 350 度において それぞれ溶融しないこと 2: 耐食性液化石油ガスの通る部分 器具栓 空気調節器 バーナー受け及び汁受けは 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの付表 2 耐食性のある材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 - S 材料 機器に使用される材料は, 通常の使用及び保守条件において, 受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない a) パッキン類 ( ダイアフラム及びゴム製弁体を含む 以下同じ ) 及びシール材 ( グリースを含む 以下同じ ) 以外のガスを内包する部分の材料は, 容器の接合部からノズルホルダの入口までは350, ノズルホルダからバーナの炎口までは500 で溶融しない不燃材料であって, 次のいずれかに適合する材料 ( 以下, 耐食性材料という ) であること e) 空気調節器は,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること f) ごとくは,500 で溶融しない不燃性の材料であること g) 汁受けは,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること 要求事項 グリルパン, 水入れざら, 鉄板, 専用なべ, 網, 炊飯器のかま及びオーブン皿 ( 以下, グリルパン等 という ) は,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること 同等以上の耐食性のある材料 とは 日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の 3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を 24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行ったとき 腐食がないか又はレイティングナンバ 9.8 から 6 までの腐食面積率である金属のことをいう 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( パイロットバーナー メーンバーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 バーナー受け及び汁受けにあっては外面を パイロットバーナー メーンバーナー ノズル及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 内容 要求事項 基準名項番内容 - JIA A ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) S 材料 機器に使用される材料は, 通常の - JIA A ( 省略 ) 使用及び保守条件において, 受け る可能性がある機械的, 化学的及 び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければ ならない a) パッキン類 ( ダイアフラム及 びゴム製弁体を含む 以下同 じ ) 及びシール材 ( グリースを 含む 以下同じ ) 以外のガスを 内包する部分の材料は 容器の接 合部からノズルホルダの入口まで は350, ノズルホルダからバー ナの炎口までは500 で溶融しな い不燃材料であって, 次のいずれ かに適合する材料 ( 以下, 耐食性 材料という ) であること 1) 付表 2に示すもの又はこれと同 等以上の耐食性があるもの 2) a) によって24 時間試験 を行ったとき, 腐食がないか又は レイティングナンバ9~9.8まで の腐食面積率であること (3) b) によって24 時間試験 を行ったとき, さび, 膨れ及びは く ( 剥 ) 離がないもの 4) 6.3.4によって試験を行ったと き, ほうろう部分にはく離がない もの e) 空気調節器は,500 で溶融し ない不燃性の耐食性材料であるこ と g) 汁受けは,500 で溶融しない 不燃性の耐食性材料であること i) バーナ受けは, 不燃性の耐食 性材料であること 付表 2 省略 JIA G ( 省略 ) グリルパン, 水入れざら, 鉄板, 専用なべ, 網, 炊飯器のかま及びオーブン皿 ( 以下, グリルパン等 という ) は,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること 148

154 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 3: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁並びに器具ガバナーのダイヤフラム及び弁ゴムは 液化石油ガスに侵されないものであること 8(1): 組込型こんろの容器移動方向 液化石油ガスを充てんした容器が組み込まれる構造のこんろ ( 以下 組込型こんろ という ) にあつては 次に掲げる基準に適合する構造を有すること (1) 燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと 技術基準の解釈の解説 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 5. 材料 b) に適合していることをいう JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 S 材料 機器に使用される材料は, 通常の使用及び保守条件において, 受ける可能性がある機械的, 化学的及び熱的作用に耐えるものであり, かつ, 次の各項に適合しなければならない b) ガスの通る部分に使用するパッキン類, シール材及びその他金属以外の気密保持部材は, 次によらなければならない 1) パッキン類のゴム, プラスチックなどの材料は,6.3.3 a) によって試験を行い, 質量変化率が 20% 以内であり, かつ, 使用上支障がある軟化, ぜい化などがないこと 2) シール材は,6.3.3 b) によって試験を行い, 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内, ガス温度 4 の場合 25% 以内であること - S 構造一般 j) 容器と機器との接合は, 容器を容器バルブの軸方向に移動するものでなければ接合できないこと また, 容器の機器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと 要求事項 要求事項 内容 基準名 項番 内容 - JIA A ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) 8(3): 組込型こんろの容器の接合に直接スプリングを使用しない構造 (3) 容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと - S 構造一般 j) 容器と機器との接合は, 容器を容器バルブの軸方向に移動するものでなければ接合できないこと また, 容器の機器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと - JIA A ( 省略 ) 11: 硬質管以外の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること : 容器と調整器との間の管 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 容器と調整器との間の管にあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) ホースは 次に掲げる基準に適合するゴムであること イ内層は 次に掲げる試験液及び空気の中に24 時間以上放置したとき 使用上支障のあるぜい化 膨潤 軟化 収縮等の変化が生じないものであること ( イ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセント以下及びブタジエン 2パーセント以上の混合液で温度零下 20 度以下のもの ( ロ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセント以下及びブタジエン 2パーセント以上の混合液で温度 40 度以上のもの ( ハ ) 温度零下 25 度以下の空気

155 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名項番内容 ロ内層及び外層は 次に規定する引張強さ及び耐老化性を有するものであること ( イ ) 日本工業規格 K6251(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム- 引張特性の求め方に定める規格に適合する方法により試験を行つたとき 引張強さ8メガパスカル以上 伸びが200パーセント以上であること ( ロ ) 日本工業規格 K6257(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム- 熱老化特性の求め方の4.3 試験方法に定める促進老化試験 A 法 (AA-2) に定める規格に適合する方法により試験温度を69 度以上 71 度以下 試験時間を96 時間として試験を行つたとき 引張強さの低下率が25 パーセント以下であること ハ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.5 外面層の静的オゾン劣化試験に定める規格に適合する方法によりオゾン濃度を45pphm 以上 55pphm 以下 試験温度を38 度以上 42 度以下 試験時間を96 時間 伸びを20パーセントとして試験を行つたとき 使用上支障のあるき裂等が生じないものであること ニ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.6.1 高圧ホースのガス透過試験に定める規格に適合する方法により試験温度を45 度以上 50 度以下 試験時間を120 時間 試験ガスをブタンとして試験を行つたとき 高圧ホースを1 時間に透過する液化石油ガスの量が長さ1メートルにつき30ミリリットル以下であるものであること (2) 高圧ホースのゴムの部分 ( ホースの部分を除く ) は (1) イに定める基準に適合すること (3) 高圧ホースの金属の部分は 次に掲げる基準に適合すること イ日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を 24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行つたとき 腐食がないか若しくはレイティングナンバ9.8から6までの腐食面積率である耐食性のある金属又は表面に耐食処理を施した金属であること ロ使用上支障のあるすその他の欠陥がないこと (4) 2.60メガパスカルの圧力を1 分間以上加えた後 漏れ又は使用上支障のある変形がないこと (5) 1.56メガパスカルの圧力を加えた後 液化石油ガス漏れがないこと (6) 温度零下 25 度以下の状態において (5) に定める基準に適合すること (7) 200ニュートンの引張力を5 分間以上加えた後 (5) に定める基準に適合すること 150

156 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 13: 調整器と燃焼器との間の管の耐圧 引張及び耐ガス性 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の 11 の基準に適合すること 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名項番内容 (2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の22に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4に定める基準に適合すること 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする S2147 表 1 温度上昇 器具栓本体のガスの通る部分の ( 平常時温度上表面 :85 以下又は耐熱試験に昇 ) よってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 操作に異常がないことが確認された温度以下 器具栓以外のガス閉止弁本体のガスの通る部分の表面 :85 以下又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 操作に異常がないことが確認された温度以下 点火ユニットの表面:85 又は耐熱試験によって使用上支障がないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の表面 :70 以下又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し, かつ, 調整圧力の変化が8% 以下であることが確認された温度以下 - JIA A ( 省略 ) ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の 8パーセント以下であること 火災の危険源からの保護 2(1) 液化石油ガス器具等には 発火によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 8(5): 組込型こんろのガスの滞留 18: 燃焼器からのガスの放出 (5) 容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと 器具栓を閉じた後に容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造のカートリッジガスこんろにあつては その放出される液化石油ガスが滞留する部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が 1 立方センチメートル以下であること 容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しない とは 容器が組み込まれる部分の側面又は下面に通風口があり かつ 下面が床面に直接触れないことをいう 器具栓を閉じた後に容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造 とは 燃焼器と容器との接合部から器具栓までの液化石油ガスの通る部分が大気に開放されている構造をいう S 構造一般 n) 容器が組み込まれている部分 にガスが滞留しないこと S 構造一般 w) 器具栓を閉じた後, 容器を取り外した場合において機器からガスが放出される構造のものは, その放出されるガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口間での部分は除く ) が1cm3 以下であること - JIA A ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) 20(1): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 器具の床面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする 木壁 とは 日本工業規格 S2147 (2009) カセットこんろの付図 2 木壁及び木台表面温度測定板における木壁をいう S2147 表 1 温度上昇 乾電池の表面:55 以下 ( 平常時温度上 器体側面及び後面の木壁の表昇 ) 面, 器体下面の木台の表面 : 100 以下 - JIA A 007 JIA G ( 省略 ) 151

157 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項内容 要求事項基準名項番内容 22: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (1) 組込型こんろの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 - S2147 表 ガス通路の気密 容器と機器の接合部から器具ガバナの高圧側まで : 漏れがないこと (0.9MPa) 器具ガバナの低圧側から器具栓まで : 漏れがないこと ( 容器を装着し, 器具栓を全開にした状態 ) 器具栓から炎口まで : 漏れがないこと ( 容器を装着し, 器具栓を全開にした状態 ) - JIA A ( 省略 ) 23: 容器と燃焼器との接合部の気密 (2) 分離型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から調整器の高圧側までの部分については 1.5メガパスカル 調整器の低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 (3) 直結型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具栓までの部分については1.56メガパスカル 器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9 メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 組込型こんろのうち燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあつては 安全装置が作動するまでの圧力で行う気密試験に耐えるものであること - S2147 表 ガス通路の気密 容器と機器の接合部から器具ガバナの高圧側まで : 漏れがないこと (0.9MPa) ただし, 容器が機器から外れる構造の安全装置を備えているものは, 安全装置が作動するまでの圧力とする - JIA A ( 省略 ) 火傷の防止 2(2) 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 16: 耐圧性適用除外ガス用容器に係るこんろの容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 20(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 :105 度 - S2147 表 1 ガス通路の耐圧漏れ, 変形及び破壊がないこと (1.3MPa) 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする S2147 表 1 温度上昇 操作時に手を触れる部分の表面 ( 平常時温度上 ( 金属部 ):60 以下昇 ) 操作時に手を触れる部分の表面 ( 非金属部 ):70 以下 操作時に手を触れるおそれがある部分の表面 :140 以下 - JIA A ( 省略 ) - JIA A 007 JIA G ( 省略 ) 21: 容器内圧力容器内の圧力は 0.4 メガパスカルを超えないこと - S2147 表 1 容器内圧力 0.4MPa を超えないこと - JIA A ( 省略 ) 152

158 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 機械的危険源による危害の防止 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 2(3) イ 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 10: 傾斜試験 カートリッジガスこんろは いずれの 附属部品の位置が変化しな 方向に傾けても10 度以内では倒れず い とは 日本工業規格 かつ 附属部品の位置が変化しないこと S2147(2009) カセットこんろの 4.1 構造一般 u) に適合することを いう JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 S 構造一般 u) 6.2.2によって試験し, いずれの方向に傾けても10 度以下の角度で転倒及び火災のおそれがある部品の移動又は脱落がないこと 要求事項 要求事項 内容 基準名 項番 内容 - JIA A ( 省略 ) 機械的危険源による危害の防止 2(3) ロ 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 5(3): 電極の固定 (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 9: 分離型こんろの接合部の引張試験 分離型こんろの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の管と燃焼器との接合部は 平成 9 年通商産業省告示第 139 号 ( 高圧ガス保安法施行令関係告示 ) 第 4 条第 1 号又は第 3 号に該当する液化石油ガスを充てんした容器 ( 以下 適用除外ガス用容器 という ) に係るものにあつては 30 ニュートン 適用除外ガス用容器以外の容器 ( 以下 適用ガス用容器 という ) に係るものにあつては 100 ニュートンの引張試験に耐えるものであること - S 電気点火装置 C) 電極部は, バーナとの関係位置及び電極間げきが, 通常の使用操作で変化しないよう固定されていること - JIA A ( 省略 ) : 荷重試験本体に通常負荷されることのある荷重 通常負荷されることのある荷を加えたとき 使用上支障のある変化重 については 日本工業規格が生じないこと S2147(2009) カセットこんろの 荷重試験により確認することとする S 構造一般 v) 通常負荷されることがある荷重に対して, 破損や使用上支障がある変形を生じないこと [6.2.5 b) によって確認すること ] - JIA A ( 省略 ) 26(1): 空気調節器 ( 設置位置の変化 ) 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと - S 空気調節器 a) 空気量の調節が容易で ( 使用時調節を必要としないものは除く ), 通常の使用操作で設定位置が変化しないこと - JIA A ( 省略 ) 28: 落下及び振動使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術上の基準の欄の 及び 23 に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 振動及び落下試験により行うこととする 使用上支障のある欠陥がない とは 著しい変形等を生じないことをいう S 構造一般 t) 通常の使用又は輸送中に加えられる振動及び衝撃によって気密性が損なわれないこと (6.2.3によって気密の項及び燃焼状態の項を確認すること ) - JIA A ( 省略 ) 153

159 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 使用方法を考慮した安全設計 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 2(4) 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 8(4): 組込型こんろの高圧部の圧力が高圧になったときのガスの供給停止 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) (4) 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下カートリッジガスこんろの項において 高圧部 という ) の中の圧力が 0.4 メガパスカル以上 0.6 メガパスカル以下の圧力になつたときに液化石油ガスの供給が停止されること 及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 - S2147 表 1 圧力感知安全装 置の作動性能 内容 0.4MPa 以上 0.6MPa 以下の範囲内で作動すること また, ガス通路を閉ざす構造のものは作動後自動的にガス通路が開かないこと 要求事項 要求事項 内容 基準名 項番 内容 - JIA A ( 省略 ) 始動 再始動及び停止による危害の防止 2(5) イ 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6(1): 爆発的着火通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう S2147 表 1 燃焼状態 ( 通常使用状 態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火がないこと及び全炎口に 4 秒以内に着火すること ( 連続 5 回調べる ) - JIA A ( 省略 ) 6(2): 火移り通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること S2147 表 1 燃焼状態 ( 通常使用状 態 ) 確実に火移りし, 爆発的着火がないこと及び全炎口に 4 秒以内に着火すること ( 連続 5 回調べる ) - JIA A ( 省略 ) 2(5) ロ 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする (5) ハ 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 7: 消火時間器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること - S2147 表 1 燃焼状態 ( 通常使用状 態 ) 消火時に爆発音がないこと及び 4 秒以内に消火すること - JIA A ( 省略 ) 燃焼ガスによる危害の防止 2(6) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 5(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 使用すべき容器等を用いて 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう S2147 表 1 燃焼状態 ( 通常使用状 態 ) 電極部に常時黄炎が接触しないこと 4.8 電気点火装置 b) 電極部は, 常時黄炎が触れな い位置にあること - JIA A ( 省略 ) - JIA A ( 省略 ) 154

160 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名項番内容 19: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : ないこと 理論乾燥一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 という ):0.14 パーセント以下であること リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう S2147 表 1 燃焼状態 ( 通常使用状 態 ) リフティングがないこと ( 点火 15 秒以後 ) 消火がないこと ( 点火 15 秒以後 ) 逆火がないこと ( 点火後 30 分経過するまで ) すすの発生がないこと ( 点火後 30 分経過するまで ) 理論乾燥燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 ( 体積 %)( 以下,CO% という ) は,0.14% 以下であること - JIA A 007 JIA G ( 省略 ) すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし 点火時は除く ) 燃焼器にのせてあるなべの底部にすすが付着しないことをいう オーブン扉開閉操作時 ( オーブン扉開閉操作時に燃焼を継続するバーナに適用 ) 消火及び逆火がないこと パイロットバーナの消火及び逆火がないこと JIA G ( 省略 ) 感電に対する保護 2(7) 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 5(2): 放電電気配線の絶縁 (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - S 電気点火装置 e) 通常の使用の際に手を触れるおそれがある高圧配線の部分には, 有効な電気絶縁被覆 (50MΩ 以上 ) が施されていること d) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は, 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか又は点火動作時に漏電することがない有効な電気絶縁措置が施されていること - JIA A ( 省略 ) 絶縁性能の保持 2(8) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする

161 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項内容 要求事項基準名項番内容 表示 ( 一般 ) 3(1) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 31: 表示 燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く また 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 は 燃焼器の見やすい箇所に表示することを原則とするが 燃焼器の表示箇所が小さくて燃焼器に表示することが極めて困難な場合に限って 容器の見やすい箇所に表示してもよいこととする なお 表示事項は 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ誤使用しないことに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 S 表示 8.1 製品表示製品表示は, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない a) 機器型式の呼び b) 製造年月又はその略号 c) 製造番号又はロット番号 操作表示点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない 取扱注意表示機器の適切な箇所に, 次の事項を表示しなければならない a) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 b) 使用すべき容器の名称に関する事項 c) 点火, 着火及び消火などを確認する旨の注意 d) 使用上の注意に関する事項 e) 点検 掃除に関する事項 f) 容器の取付け及び取り外し方法に関する事項 - JIA A ( 省略 ) 26(2): 空気調節器のつまみ操作 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - S 操作表示 点火, 消火, 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, その使用操作の方法を簡潔明りょうに表示しなければならない - JIA A ( 省略 ) 156

162 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名項番内容 表示 ( 個別の表示規定 ) 3(2) イ イ 3(1) の規定によるほか 次に掲げる事項について表示すること ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 31: 表示燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く また 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる S 表示 8.1 製品表示製品表示は, 機器の見やすい箇所に, 容易に消えない方法で, 次の事項を表示しなければならない d) 製造業者名又はその略号 - 3(2) ロ 3(2) イ ( イ ) の規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあっては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる (2) ハ ハ 3(2) イ ( ニ ) の規定により表示すべふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる

163 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 グリル等は, 付属部品以外使用 しない旨及び空だきしない旨の注 意事項 空だき性能 グリルパン等は, 空だきの状態に おいて異常がないこと 構造一般グリル等 ( 炊飯器を除く ) のバーナの燃焼状態が外部から確認できること ただし, 立消え安全装置を有する機器にあってはこの限りでない 構造一般グリル等にあっては, 掃除, 手入れなどのために取外しを必要とする部分は, 工具を用いず取外し 取付けができること 構造一般グリル等であって, 下火式及び両面式の下火バーナは, 焼きしる等によって火が消えない構造であり, かつ, 掃除が容易にできる構造であること 構造一般炊飯器にあっては, 次による 1) 立消え安全装置を備えていること 2) 米飯の炊き上がりを検知し 自動的にバーナを消火する装置 ( 以下, 自動消火装置 という ) を備えていること 3) 自動消火装置は, 煮こぼれ等が直接かからないように保護されており, 過度の熱等によって容易に故障しないこと JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 要求事項 基準名 項番 内容 JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) 4) 炊飯器のかまは, 炊飯に必要な水位が表示してあり, 最大炊飯量を炊いた場合, 米飯がふたに接触しない容量であること また, しんがなく, 著しい炊きむら, 焦げ, びしょつき及び吹きこぼれがないこと 5) 点火してから自動消火装置が作動するまでの間, バーナに点火していることが目視, 鏡, 電圧計, 表示ランプ等によって, 点火操作を行う場所で確認できること 158

164 性能規定 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 現行 JIS JIS 追加案 関連基準 分類 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 技術基準の解釈の解説 立消え安全装置立消え安全装置は, 次によらなければならない a) 炎検出部が損傷した場合には, 自動的にバーナへのガス通路を閉ざすこと なお, 炎検出部が損傷した場合とは, 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態, フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態をいう b) 炎検出部は バーナとの位置関係が通常の使用状態で変化することのないよう保持されていること JIS 規格番号 箇条 項目 要求事項 内容 要求事項 内容 点火時の開弁時間は,90 秒以内であること 消火時の閉弁時間は,60 秒以内であること 不点火時の閉弁時間は,60 秒以内であること 過熱防止装置加熱防止装置は, 次によらなければならない a) 過熱防止装置の検出部が損傷したとき, バーナへのガス通路を自動的に閉ざすこと なお, 過熱防止装置の検出部が損傷したときとは, 温度ヒューズ式のものにあっては電流が流れない状態, バイメタル式のものにあってはバイ メタルが破損した状態 ( 電流が流れない状態 ) をいう b) 過熱防止装置の検出部等の取付位置は, 容易に変化しないように固定されていること c) バイメタルサーモスイッチを用いる場合は,JIS S 2149( ガス燃焼機器用バイメタルサーモスイッチ ) に定める規格に適合するものであること d) 感熱部が製造業者の指定する温度に達する以前にガス通路を自動的に閉ざすこと また, 温度が平常に戻った場合にガス通路が自動的に開かないこと 要求事項 基準名 項番 内容 JIA G ( 省略 ) JIA G ( 省略 ) 備考 1:JIS 規格番号が S2147 は JIS S 2147 カセットこんろをいう 関連基準番号 JIA A 007 は JIA 自主基準であるカートリッジガスこんろ適合性検査規程をいう 関連基準番号 JIA G 001 は JIA 自主基準であるカートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目をいう 159

165 JIS 素案 (2) 直結型及び分離型カートリッジガスこんろ 分類 安全原則 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 安全機能を有する設計等 1(2) イ 液化石油ガス器具等は 14: 器具ガバナー又 1(1) の原則を踏まえ 危は減圧機構の有無険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 組込型こんろは 器具ガバナーを有すること 適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (2) 分離型こんろ及び液化石油ガスを充てんした容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 組込型こんろを除く 以下 直結型こんろ という ) は 器具ガバナー又は減圧機構を有すること - 構造一般 S 構造一般 適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (2) 分離型こんろ及び液化石油ガスを充てんした容器が燃焼器に直接取り付けられる構造のもの ( 組込型こんろを除く 以下 直結型こんろ という ) は 器具ガバナー又は減圧機構を有すること 14 - S : 調整器又は減圧機構の有無 適用ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 分離型こんろは 調整器を有すること (2) 直結型こんろは 減圧機構を有すること - - 適用ガス用容器と接合するものにあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 分離型こんろは 調整器を有すること (2) 直結型こんろは 減圧機構を有すること (2) ロ 液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められるときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする 24: 容器から取り出すガスの状態 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあつてはこの限りでない - 構造一般 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること ただし 燃焼器本体が液化石油ガスを気化する機能を有するものにあつてはこの限りでない 24 - S

166 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 供用期間中における安全機能の維持 1(3) 液化石油ガス器具等は 27: 反復当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 液化石油ガス漏れがないこと及び使用上支障のある欠陥がないこと (12000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること (12000 回 ) 反復使用 については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 6.12 反復使用試験により行うこととする 使用上支障のある欠陥 とは 器具栓が固くなり回転しなくなる 破損する等をいう 反復使用 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 液化石油ガス漏れがないこと及び使用上支障のある欠陥がないこと (12000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 4 に定める基準に適合すること (12000 回 ) 27 - S2147 表 1 (3) 安全装置については 液化石油ガス漏れ安全装置について 液化石油ガス漏れがないこと及び技術上の基準の欄の8(4) に定がない とは 安全装置の弁を通してめる基準に適合すること (1000 回 ) 漏れる空気の量が0.55リットル毎時以下であることをいう (4) 器具ガバナーについては 液化石油ガス漏れがないこと及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 8 パーセント以下であること (30000 回 ) ( 注 ) 組込型こんろの器具ガバナーにあつては 常用の圧力における 30,000 回の反復使用試験及び安全機能が作動する圧力における 1,000 回の反復使用試験に耐えること - 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (4) 器具ガバナーについては 液化石油ガス漏れがないこと及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の 8 パーセント以下であること (30000 回 ) 27 - S2147 表 1 (5) 組込型こんろの容器と燃焼器との接合部については 技術上の基準の欄の 23 に定める基準に適合すること (6000 回 ) 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 1(4) 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 4: 点火性能乾電池又は圧電素子を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 8(2): 組込型こんろの器具栓が閉じた状態での容器との接合 - - 立消え安全装置ガス通路の気密の項及び立消え安全装置の項に適合すること (1000 回 ) 自動消火装置ガス通路の気密の項及び炊飯器の4) の項に適合すること (1000 回 ) オーブン扉使用上支障がないこと (500 回 ) (2) 器具栓が閉じた状態でなければ容器と燃焼器とを接合することができないこと 通常の点火操作 とは 日本工業規電気点火性能格 S2147(2009) カセットこんろの6.9.2 試験方法 c) の操作をいう 乾電池又は圧電素子を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと S2147 表 : 予備の容器が入らない構造 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造を有すること - 構造一般 通常の使用状態において 予備の容器が入ら ない構造を有すること 17 - S (2): 空気調節器のつまみ操作 29: 汁受け及びごとく反転防止 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること 組込型こんろは 汁受け及びごとくが誤つた位置に取り付けられたとき 点火操作ができないか又はなべ等が安定して載せられないものであること - 空気調節器 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること 26 - S

167 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 30: 誤装着防止組込型こんろの燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合接合することができないこと JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 1(5) 液化石油ガス器具等に 1: 耐熱性は 当該液化石油ガス器等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする ノズルホルダーからパイロットバーナー及びメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあっては メーンバーナー ) までの液化石油ガスの通る部分 空気調節器 ごとく及び汁受けにあつては温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充てんした容器と燃焼器とを硬質管以外の管によつて接合する構造のこんろ ( 以下 分離型こんろ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 技術上の基準の欄の 2 において同じ ) 及び器具栓にあつては温度 350 度において それぞれ溶融しないこと - 材料 ノズルホルダーからパイロットバーナー及びメーンバーナー ( パイロットバーナーを有しないものにあっては メーンバーナー ) までの液化石油ガスの通る部分 空気調節器 ごとく及び汁受けにあつては温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材及び液化石油ガスを充てんした容器と燃焼器とを硬質管以外の管によつて接合する構造のこんろ ( 以下 分離型こんろ という ) に使用される当該硬質管以外の管を除く 技術上の基準の欄の2において同じ ) 及び器具栓にあつては温度 350 度において それぞれ溶融しないこと 1 - S グリルパン, 水入れざら, 鉄板, 専用なべ, 網, 炊飯器のかま及びオーブン皿 ( 以下, グリルパン等 という ) は,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること : 耐食性液化石油ガスの通る部分 器具栓 空気調節 同等以上の耐食性のある材料 と器 バーナー受け及び汁受けは 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの付表 2 耐食性のある材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること は 日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の 3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を 24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行ったとき 腐食がないか又はレイティングナンバ 9.8 から 6 までの腐食面積率である金属のことをいう 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( パイロットバーナー メーンバーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 バーナー受け及び汁受けにあっては外面を パイロットバーナー メーンバーナー ノズル及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 材料 液化石油ガスの通る部分 器具栓 空気調節器 バーナー受け及び汁受けは 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの付表 2 耐食性のある材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 2 - S (1) 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの付表 2 耐食性のある材料に定める規格に適合する材料であることを確認すること (2) 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの付表 2 耐食性のある材料に定める規格に適合しない材料については 次に掲げる方法により確認すること イ表面に塗装を施したもの以外のものについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.3.2 a) 塩水噴霧試験に定める規格に適合する方法により試験を行い 腐食がないか又はレイティングナンバ9.8から6までの腐食面積率であることを確認すること ロ表面に塗装を施したものについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの b) 塩水噴霧試験 ( 塗膜の試験 ) に定める規格に適合する方法により試験を行い さび 膨れ又は剥離のないことを確認すること 162

168 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 グリルパン, 水入れざら, 鉄板, 専用なべ, 網, 炊飯器のかま及びオーブン皿 ( 以下, グリルパン等 という ) は,500 で溶融しない不燃性の耐食性材料であること : 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール 液化石油ガスに侵されない とは 材料材 パッキン類 弁並びに器具ガバナーのダ日本工業規格 S2147(2009) カセットこイヤフラム及び弁ゴムは 液化石油ガスに侵んろの5. 材料 b) に適合していることをされないものであること いう 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁並びに器具ガバナーのダイヤフラム及び弁ゴムは 液化石油ガスに侵されないものであること 3(1) シール材については 日本工業規格 S 2147(2009) カセットこんろの 耐ガス性試験の b) シール材に定める規格に適合する方法により試験を行い 質量変化率が ガス温度 20 度の場合 10 パーセント以内であり かつ ガス温度 4 度の場合 25 パーセント以内であることを確認すること 3 - S (1): 組込型こんろの容器移動方向 液化石油ガスを充てんした容器が組み込まれる構造のこんろ ( 以下 組込型こんろ という ) にあつては 次に掲げる基準に適合する構造を有すること (1) 燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと (3): 組込型こんろの容器の接合に直接スプリングを使用しない構造 (3) 容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと : 硬質管以外の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること - 耐ガス性試験 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること (3) 液化石油ガスに侵されないことについては 温度 5 度以上 25 度以下のn-ペンタン中に 72 時間以上及び温度 70 度以上の空気の中に24 時間以上放置した後 質量変化率が20パーセント以内であり かつ 使用上支障のあるぜい化 軟化等のないこと 11 - S

169 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 12: 容器と調整器との間の管 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 容器と調整器との間の管にあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) ホースは 次に掲げる基準に適合するゴムであること イ内層は 次に掲げる試験液及び空気の中に24 時間以上放置したとき 使用上支障のあるぜい化 膨潤 軟化 収縮等の変化が生じないものであること ( イ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセント以下及びブタジエン2パーセント以上の混合液で温度零下 20 度以下のもの ( ロ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセント以下及びブタジエン2パーセント以上の混合液で温度 40 度以上のもの ( ハ ) 温度零下 25 度以下の空気 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 - - 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 容器と調整器との間の管にあつては 次に掲げる基準に適合するものであること (1) ホースは 次に掲げる基準に適合するゴムであること イ 内層は 次に掲げる試験液及び空気の中 に24 時間以上放置したとき 使用上支障のあ るぜい化 膨潤 軟化 収縮等の変化が生じ ないものであること ( イ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント 以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセ ント以下及びブタジエン2パーセント以上の 混合液で温度零下 20 度以下のもの ( ロ ) プロパン50パーセント以上 80パーセント 以下 プロピレン10パーセント以上 40パーセ ント以下及びブタジエン2パーセント以上の 混合液で温度 40 度以上のもの ( ハ ) 温度零下 25 度以下の空気 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 ロ内層及び外層は 次に規定する引張強さ及び耐老化性を有するものであること ( イ ) 日本工業規格 K6251(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム- 引張特性の求め方に定める規格に適合する方法により試験を行つたとき 引張強さ8メガパスカル以上 伸びが200パーセント以上であること - 引張試験ロ内層及び外層は 次に規定する引張強さ及び耐老化性を有するものであること ( イ ) 日本工業規格 K6251(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム - 引張特性の求め方に定める規格に適合する方法により試験を行つたとき 引張強さ 8 メガパスカル以上 伸びが 200 パーセント以上であること 12 - K ( ロ ) 日本工業規格 K6257(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム - 熱老化特性の求め方の 4.3 試験方法に定める促進老化試験 A 法 (AA-2) に定める規格に適合する方法により試験温度を 69 度以上 71 度以下 試験時間を 96 時間として試験を行つたとき 引張強さの低下率が 25 パーセント以下であること - 耐老化試験 ( ロ ) 日本工業規格 K6257(2010) 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム- 熱老化特性の求め方の4.3 試験方法に定める促進老化試験 A 法 (AA-2) に定める規格に適合する方法により試験温度を69 度以上 71 度以下 試験時間を96 時間として試験を行つたとき 引張強さの低下率が25パーセント以下であること 12 - K ハ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.5 外面層の静的オゾン劣化試験に定める規格に適合する方法によりオゾン濃度を45pphm 以上 55pphm 以下 試験温度を38 度以上 42 度以下 試験時間を96 時間 伸びを20パーセントとして試験を行つたとき 使用上支障のあるき裂等が生じないものであること - 外面層の静的オゾン劣化試験 ハ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.5 外面層の静的オゾン劣化試験に定める規格に適合する方法によりオゾン濃度を45pphm 以上 55pphm 以下 試験温度を38 度以上 42 度以下 試験時間を96 時間 伸びを20パーセントとして試験を行つたとき 使用上支障のあるき裂等が生じないものであること 12 - K

170 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 ニ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.6.1 高圧ホースのガス透過試験に定める規格に適合する方法により試験温度を45 度以上 50 度以下 試験時間を120 時間 試験ガスをブタンとして試験を行つたとき 高圧ホースを1 時間に透過する液化石油ガスの量が長さ1メートルにつき30ミリリットル以下であるものであること - 高圧ホースのガス透過試験 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 ニ日本工業規格 K6347-1(2003) 液化石油ガス用ゴムホース (LPGホース)- 第 1 部 : 自動車 一般設備及び一般家庭用の8.6.1 高圧ホースのガス透過試験に定める規格に適合する方法により試験温度を45 度以上 50 度以下 試験時間を120 時間 試験ガスをブタンとして試験を行つたとき 高圧ホースを1 時間に透過する液化石油ガスの量が長さ1メートルにつき30ミリリットル以下であるものであること JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 12 - K (2) 高圧ホースのゴムの部分 ( ホースの部分を除く ) は 12(1) イに定める基準に適合すること - - (2) 高圧ホースのゴムの部分 ( ホースの部分 を除く ) は 12(1) イに定める基準に適合 すること (3) 高圧ホースの金属の部分は 次に掲げる基準に適合すること イ日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行つたとき 腐食がないか若しくはレイティングナンバ9.8から6までの腐食面積率である耐食性のある金属又は表面に耐食処理を施した金属であること ロ使用上支障のあるその他の欠陥がないこと - 塩水噴霧試験 (3) 高圧ホースの金属の部分は 次に掲げる基準に適合すること イ日本工業規格 Z2371(2000) 塩水噴霧試験方法の3. 装置に定める規格に適合する装置を用い 9. 噴霧室の条件に定める規格に適合する塩水噴霧試験室において 中性塩水噴霧試験に定める規格に適合する試験用塩溶液を24 時間以上噴霧した後 16. 判定方法 a) 面積法に定める規格に適合する方法により判定を行つたとき 腐食がないか若しくはレイティングナンバ9.8から6までの腐食面積率である耐食性のある金属又は表面に耐食処理を施した金属であること ロ使用上支障のあるその他の欠陥がないこと 12 - Z : 調整器と燃焼器との間の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の 11 の基準に適合すること - 耐ガス性試験 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の11の基準に適合すること 13 - S (3) 液化石油ガスに侵されないことについては 温度 5 度以上 25 度以下の n- ペンタン中に 72 時間以上及び温度 70 度以上の空気の中に 24 時間以上放置した後 質量変化率が 20 パーセント以内であり かつ 使用上支障のあるぜい化 軟化等のないこと 165

171 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 20(2): 温度上昇 ( 部品 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 S2147 表 1 ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の22に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4 に定める基準に適合すること 機能部品の耐熱試験 ただし 次の基準に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の22に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の4 に定める基準に適合すること S ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること 火災の危険源からの保護 2(1) 液化石油ガス器具等には 発火によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 8(5): 組込型こんろのガスの滞留 12: 容器と調整器との間の管 (5) 容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと (5) 1.56 メガパスカルの圧力を加えた後 液化石油ガス漏れがないこと 容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しない とは 容器が組み込まれる部分の側面又は下面に通風口があり かつ 下面が床面に直接触れないことをいう 気密試験 (5) 1.56メガパスカルの圧力を加えた後 液 化石油ガス漏れがないこと (6) 温度零下 25 度以下の状態において 12(5) に定める基準に適合すること - 気密試験 (6) 温度零下 25 度以下の状態において 12(5) に定める基準に適合すること (1): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 器具の床面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする 木壁 とは 日本工業規格 S2147 (2009) カセットこんろの付図 2 木壁及び木台表面温度測定板における木壁をいう 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 器具の床面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 S2147 表 1 166

172 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 22: ガス通路の気密 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (1) 組込型こんろの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 - ガス通路の気密 規格番号 箇条 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (2) 分離型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から調整器の高圧側までの部分については1.5メガパスカル 調整器の低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 - 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (2) 分離型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と硬質管以外の管との接合部から調整器の高圧側までの部分については1.5メガパスカル 調整器の低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 22 - S2147 表 1 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (3) 直結型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具栓までの部分については1.56メガパスカル 器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 - 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (3) 直結型こんろの場合イ適用除外ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側又は器具栓までの部分については0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側又は器具栓から炎口までの部分については常用の圧力ロ適用ガス用容器に係るものの場合容器と燃焼器との接合部から器具栓までの部分については1.56メガパスカル 器具栓から炎口までの部分については常用の圧力 22 - S2147 表 1 23: 容器と燃焼器との接合部の気密 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9 メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること - 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9 メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること 23 - S2147 表 1 ただし 組込型こんろのうち燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあつては 安全装置が作動するまでの圧力で行う気密試験に耐えるものであること

173 分類 火傷の防止 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 2(2) 液化石油ガス器具等に 11: 硬質管以外の管は 通常の使用状態におの耐圧 引張及び耐いて 人体に危害を及ぼガス性すおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 - 耐圧試験 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること 11(1) 耐圧試験については 容器と器具ガバナー又は減圧機構との間にあつては 1.3 メガパスカル 器具ガバナーと燃焼器との間の管にあつては 0.2 メガパスカルの圧力を 1 分間以上加えた後 漏れ又は使用上支障のある変形がないことを確認すること JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 11 - S : 容器と調整器との間の管 (4) 2.60 メガパスカルの圧力を 1 分間以上加えた後 漏れ又は使用上支障のある変形がないこと - 耐圧試験 (4) 2.60メガパスカルの圧力を1 分間以上加 えた後 漏れ又は使用上支障のある変形がな いこと 12 - S : 調整器と燃焼器との間の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の 11 の基準に適合すること - 耐圧試験 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の11の基準に適合すること : 耐圧性適用除外ガス用容器に係るこんろの容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと - ガス通路の耐圧適用除外ガス用容器に係るこんろの容器と器具ガバナー又は減圧機構との間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナー又は減圧機構の高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 16 - S2147 表 1 18: 燃焼器からのガスの放出 器具栓を閉じた後に容器を取り外した場合に 器具栓を閉じた後に容器を取り外し構造一般おいて燃焼器から液化石油ガスが放出されるた場合において燃焼器から液化石油ガ構造のカートリッジガスこんろにあつては スが放出される構造 とは 燃焼器とその放出される液化石油ガスが滞留する部分容器との接合部から器具栓までの液化の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除石油ガスの通る部分が大気に開放されく ) が1 立方センチメートル以下であるこている構造をいう と 器具栓を閉じた後に容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造のカートリッジガスこんろにあつては その放出される液化石油ガスが滞留する部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が 1 立方センチメートル以下であること 18 - S (1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 平常時温度上昇に定める方法により各部の温度を確認することとする 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 :105 度 S2147 表 1 21: 容器内圧力容器内の圧力は 0.4 メガパスカルを超えないこと - 容器内圧力 容器内の圧力は0.4メガパスカルを超えない こと 21 - S2147 表 1 168

174 分類 機械的危険源による危害の防止 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 2(3) イ 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 10: 傾斜試験カートリッジガスこんろは いずれの方向に 附属部品の位置が変化しない と傾けても10 度以内では倒れず かつ 附属部は 日本工業規格 S2147(2009) カセッ品の位置が変化しないこと トこんろの4.1 構造一般 u) に適合することをいう 構造一般 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 カートリッジガスこんろは いずれの方向に傾けても 10 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 10 - S (3) ロ 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によって生じる危険源によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 5(3): 電極の固定 (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 9: 分離型こんろの接合部の引張試験 分離型こんろの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の管と燃焼器との接合部は 平成 9 年通商産業省告示第 139 号 ( 高圧ガス保安法施行令関係告示 ) 第 4 条第 1 号又は第 3 号に該当する液化石油ガスを充てんした容器 ( 以下 適用除外ガス用容器 という ) に係るものにあつては 30 ニュートン 適用除外ガス用容器以外の容器 ( 以下 適用ガス用容器 という ) に係るものにあつては 100 ニュートンの引張試験に耐えるものであること - 電気点火装置 (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変 化しないように固定されていること - 引張試験 分離型こんろの容器と硬質管以外の管との接合部及び硬質管以外の管と燃焼器との接合部は 平成 9 年通商産業省告示第 139 号 ( 高圧ガス保安法施行令関係告示 ) 第 4 条第 1 号又は第 3 号に該当する液化石油ガスを充てんした容器 ( 以下 適用除外ガス用容器 という ) に係るものにあつては30ニュートン 適用除外ガス用容器以外の容器 ( 以下 適用ガス用容器 という ) に係るものにあつては100 ニュートンの引張試験に耐えるものであること 5 - S : 硬質管以外の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること - 引張試験 硬質管以外の管 ( 管の両端に附属する継手金具を含む 以下カートリッジガスこんろの項において同じ ) であつて適用除外ガス用容器と接合するものにあつては 耐圧試験及び引張試験に耐え かつ 液化石油ガスに侵されないものであること : 容器と調整器との間の管 (7) 200 ニュートンの引張力を 5 分間以上加えた後 12(5) に定める基準に適合すること - 引張試験 (7) 200ニュートンの引張力を5 分間以上加え た後 12(5) に定める基準に適合すること : 調整器と燃焼器との間の管の耐圧 引張及び耐ガス性 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の 11 の基準に適合すること - 引張試験 硬質管以外の管であつて適用ガス用容器と接合するもののうち 調整器と燃焼器との間の管は 技術上の基準の欄の11の基準に適合すること : 荷重試験本体に通常負荷されることのある荷重を加え 通常負荷されることのある荷重 にたとき 使用上支障のある変化が生じないこついては 日本工業規格 S2147(2009) と カセットこんろの6.2.5 荷重試験により確認することとする 構造一般 本体に通常負荷されることのある荷重を加えたとき 使用上支障のある変化が生じないこと 25 - S (1): 空気調節器 ( 設置位置の変化 ) 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと - 空気調節器 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと 26 - S

175 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 28: 落下及び振動使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振 使用中又は輸送中に加えられ得る衝構造一般動を加えた後 技術上の基準の欄の19 22 及撃及び振動 については 本工業規格び23に定める基準に適合し かつ 使用上支 S2147(2009) カセットこんろの6.2.3 振障のある欠陥がないこと 動及び落下試験により行うこととする 使用上支障のある欠陥がない とは 著しい変形等を生じないことをいう JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術上の基準の欄の 及び 23 に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 28 - S 使用方法を考慮した安全設計 2(4) 液化石油ガス器具等は 8(4): 組込型こんろ当該液化石油ガス器具等の高圧部の圧力が高に通常想定される無監視圧になったときのガ状態での運転においてスの供給停止も 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする (4) 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下カートリッジガスこんろの項において 高圧部 という ) の中の圧力が 0.4 メガパスカル以上 0.6 メガパスカル以下の圧力になつたときに液化石油ガスの供給が停止されること 及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと 始動 再始動及び停止による危害の防止 2(5) イ 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6(1): 爆発的着火通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 6 - S2147 表 1 6(2): 火移り通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 6 - S2147 表 1 2(5) ロ 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする (5) ハ 液化石油ガス器具等は 7: 消火時間器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口不意な動作の停止によっの火が消えること て人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする - 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること 7 - S2147 表 1 170

176 分類 燃焼ガスによる危害の防止 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 2(6) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 5(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 19: リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 放電装置を用いて点火を行うものにあつて 電極部に常時黄炎が触れない とは 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : ないこと 理論乾燥一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 という ):0.14 パーセント以下であること は 使用すべき容器等を用いて 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし 点火時は除く ) 燃焼器にのせてあるなべの底部にすすが付着しないことをいう 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 5 - S2147 表 電気点火装置 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : ないこと 理論乾燥一酸化炭素濃度 ( 体積パーセント 以下 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 という ):0.14 パーセント以下であること 19 9 S2147 表 オーブン扉開閉操作時 ( オーブン扉開閉操作時に燃焼を継続するバーナに適用 ) 消火及び逆火がないこと パイロットバーナの消火及び逆火がないこと 感電に対する保護 2(7) 液化石油ガス器具等は 5(2): 放電電気配線使用場所の状況及び電圧の絶縁に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - 電気点火装置 (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が50メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる 5 - S 絶縁性能の保持 2(8) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする

177 分類 表示 ( 一般 ) 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 3(1) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 31: 表示燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く また 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる 型式 は 届出事業者が自社の製品の型式の区分を明確にするために定める略号で表示してもよい 製造年月 は 西暦によるものとし 製造年は下 2 桁でもよい 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい 使用上の注意に関する事項 は 燃焼器の見やすい箇所に表示することを原則とするが 燃焼器の表示箇所が小さくて燃焼器に表示することが極めて困難な場合に限って 容器の見やすい箇所に表示してもよいこととする なお 表示事項は 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ誤使用しないことに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 表示 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く また 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 31 - S (2): 空気調節器のつまみ操作 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - 操作表示 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること 26 - S

178 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 表示 ( 届出事業者の氏名又は名称等 ) 3(2) イ イ 3(1) の規定によるほか 次に掲げる事項について表示すること ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 - 燃焼器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で型式 届出事業者の氏名又は名称 国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称 製造年月 製造番号並びに使用すべき容器の名称が表示されていること並びに燃焼器又は容器の見やすい箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 組込型こんろであつて日本工業規格適合容器を使用するものにあつては 使用すべき容器の名称は除く また 届出事業者の氏名又は名称及び国内登録検査機関又は外国登録検査機関の氏名又は名称は 経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称をもつて代えることができ 製造年月は 経済産業大臣の承認を受けた記号をもつて代えることができる (2) ロ 3(2) イの規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第一三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあっては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる (2) ハ ハ 3(2) イ ( ニ ) の規定により表示すべふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる

179 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) グリル等は, 付属部品以外使用しない旨及 び空だきしない旨の注意事項 要求事項 内容 JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 空だき性能 グリルパン等は, 空だきの状態において異常 がないこと 構造一般 グリル等 ( 炊飯器を除く ) のバーナの燃焼状態が外部から確認できること ただし, 立消え安全装置を有する機器にあってはこの限りでない 構造一般 グリル等にあっては, 掃除, 手入れなどのた めに取外しを必要とする部分は, 工具を用い ず取外し 取付けができること 構造一般 グリル等であって, 下火式及び両面式の下火バーナは, 焼きしる等によって火が消えない構造であり, かつ, 掃除が容易にできる構造であること 構造一般 炊飯器にあっては, 次による 1) 立消え安全装置を備えていること 2) 米飯の炊き上がりを検知し 自動的にバーナを消火する装置 ( 以下, 自動消火装置 という ) を備えていること 3) 自動消火装置は, 煮こぼれ等が直接かからないように保護されており, 過度の熱等によって容易に故障しないこと 4) 炊飯器のかまは, 炊飯に必要な水位が表示してあり, 最大炊飯量を炊いた場合, 米飯がふたに接触しない容量であるこ と また, しんがなく, 著しい炊き む ら, 焦げ, びしょつき及び吹きこぼれがない こと 5) 点火してから自動消火装置が作動するま での間, バーナに点火していることが目視, 鏡, 電圧計, 表示ランプ等によって, 点火操 作を行う場所で確認できること

180 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令技術上の基準省令の運用及び解釈項目 JIS 制定 ( 案 ) 立消え安全装置立消え安全装置は, 次によらなければならない a) 炎検出部が損傷した場合には, 自動的に バーナへのガス通路を閉ざすこと な お, 炎検出部が損傷した場合とは, 熱電対式 のものにあっては起電力が起き ない状 態, フレームロッド式のものにあっては電流 が流れない状態及び電極部 が短絡した状 態をいう b) 炎検出部は バーナとの位置関係が通常 の使用状態で変化することのないよう 保 持されていること 要求事項 内容 点火時の開弁時間は,90 秒以内であること 消火時の閉弁時間は,60 秒以内であること 不点火時の閉弁時間は,60 秒以内であること JIA 検査規程カートリッジガスこんろ適合性検査規程 (JIA A 007) JIA 検査規程カートリッジガスこんろ ( グリル等 ) 追加試験項目 (JIA G 001) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 過熱防止装置 過熱防止装置は, 次によらなければならない a) 過熱防止装置の検出部が損傷したとき, バーナへのガス通路を自動的に閉ざす こ と なお, 過熱防止装置の検出部が損傷した ときとは, 温度ヒューズ式のも のにあっ ては電流が流れない状態, バイメタル式のも のにあってはバイメタル が破損した状態 ( 電流が流れない状態 ) をいう b) 過熱防止装置の検出部等の取付位置は, 容易に変化しないように固定されて いる こと c) バイメタルサーモスイッチを用いる場合 は,JIS S 2149( ガス燃焼機器用バイ メ タルサーモスイッチ ) に定める規格に適合す るものであること d) 感熱部が製造業者の指定する温度に達す る以前にガス通路を自動的に閉ざす こ と また, 温度が平常に戻った場合にガス通 路が自動的に開かないこと 備考 1:JIS 規格番号が S2147 は JIS S 2147 カセットこんろをいう 175

181 (3) 組込型ストーブ JIS 素案 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1(2) イ 液化石油ガス器具等は 1(1) の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 9: 立ち消え安全装置の有無 10: 立ち消え安全装置が機能しなかったとき 立ち消え安全装置を有すること - 一般立消え安全装置を有すること 14 S 立ち消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 炎の検出部が機能しなかったとき とは 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態をいう 立消え安全装置立消え安全装置は 炎の検出部が機能しなかったとき バーナへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 16 S (1): 立ち消え安全立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装装置置を除く ) は 次に掲げる基準に適合する 不点火時の閉弁時間こと (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた時及びバーナーが消火した時から2.5 分以内に閉弁すること - 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 立消え安全装置 ( 再点火型立消え安全装置を除く ) は パイロットバーナなどに点火しなかったとき及びバーナが消火したときから 100 秒以内に閉弁すること 30 S2122 表 3 14(2): 開放式開放式のものにあつては 次に掲げる基準に 不完全燃焼防止機能適合すること の有無 (2) 不完全燃焼を防止する機能であつて 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること - 開放式の機器 次に掲げる基準に適合すること (2) 不完全燃焼を防止する機能であって 次のイ及びロに掲げる機能 ( 以下 不完全燃焼防止機能 という ) を有すること また 当該機能に係る装置は ハ及びニに掲げる基準に適合すること 31(2) S (2) イ : 不完全燃焼防止機能 酸素濃度低下 イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05パーセント以下でバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) イ機器の周囲の酸素濃度が低下したとき 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05% 以下でバーナへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 31(2) S2122 表 3 176

182 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 14(2) ロ : 不完全燃焼防止機能 排ガス通路閉そく ロメーンバーナーの一次空気吸引口が閉そくして燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05 パーセント以上になる状態において バーナーに点火したときから90 秒以内にバーナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと - 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) ロメーンバーナの一次空気吸引口が閉塞して燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が0.05% 以上になる状態において バーナに点火したときから90 秒以内にバーナへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと 31(2) S2122 表 3 14(2) ハ : 不完全燃焼ハ装置が正常に機能しなかつたとき バー防止機能ナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざ 機能しなかったときすものであり かつ 当該装置は容易に改造 不正改造防止できない構造であること - 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) ハ装置が正常に機能しなかったとき バーナへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすものであり かつ 当該装置は容易に改造できない構造であること 31(2) S (4): 器具ガバナーの有無 (4) 器具ガバナーを有すること - 構造一般器具ガバナを有すること 9 S (12): 容器から取り出すガスの状態 (12) 通常の使用状態において 容器から取り出す液化石油ガスは 気体の状態であること 36(17): 補助空気口 (17) バーナーの空気口は 一次空気口のほか一次空気口の近くにごみなどによる目づまりが生じないようにするための補助空気口を 2 カ所有すること - 構造一般 通常の使用状態において 容器から取り出す 液化石油ガスは 気体の状態であること - - バーナの空気口は 一次空気口のほか一次空気口の近くにごみなどによる目づまりが生じないようにするための補助空気口を2カ所有すること 12 S (2) ロ 液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによつてはその安全性の確保が困難であると認められるときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする 供用期間中における安全機能の維持 1(3) 液化石油ガス器具等は 27の2: 開放式当該液化石油ガス器具等 電装基板のはんだに通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 開放式のものであつて電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう はんだの耐久性 ( 開放式に適用 ) 電装基板を有するものにあっては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 43 S2122 表 3 32: 反復使用次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること (6000 回 ) - 反復使用 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の26に定める基準に適合すること (6000 回 ) 39(2) S2122 表 3 177

183 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 36(13): 反復 (13) 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること イ器具栓については (10) に定める基準に適合すること (6000 回 ) ロ点火装置については 技術上の基準の欄の5に定める基準に適合すること (6000 回 ) ハ圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び (3)( ハ ) に定める基準に適合すること (1000 回 ) ニ器具ガバナーについては その位置に応じて (10) 及び (11) に定める基準に適合すること (30000 回 ) ホ容器と燃焼器との接合部については (11) に定める基準に適合すること (6000 回 ) ヘ立ち消え安全装置については弁が (10) に定める基準に適合すること (1000 回 ) - 反復使用 次の表の装置の欄に掲げる装置は 装置ごとにそれぞれ同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用した後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 36(1) に定める基準に適合すること及び使用上支障のある欠陥がないこと (6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の26に定める基準に適合すること (6000 回 ) (3) 圧力安全装置については 液化石油ガス漏れがないこと及び技術上の基準の欄の8(3) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (4) 器具ガバナについては その位置に応じて技術上の基準の欄 36(1) 及び37に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変化が 試験前の調整圧力の8% 以下であること (30000 回 ) (5) 容器と燃焼器との接合部については 基準の欄の36(1) 及び37に定める基準に適合すること (6000 回 ) (6) 立消え安全装置については弁が基準の欄の30 及び 36(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) (7) 不完全燃焼防止装置については 基準の欄の31に定める基準に適合すること (1000 回 ) 39 S2122 表 3 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 1(4) 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 5: 点火性能乾電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返したとき 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと 14(1): 開放式 表示ガス消費量が 7 キロワット以下 開放式のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 技術上の基準の欄の 35 の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において 表示液化石油ガス消費量 という ) が 7 キロワット以下であること 通常の点火操作 とは 日本工業格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう 電気点火性能 圧電素子を用いてを用いて点火を行うものにあっては 通常の点火操作を 10 回繰り返したときに 8 回以上点火し かつ 連続して点火しないことがないこと - 開放式の機器 技術上の基準の欄の45(2) の規定により表示された液化石油ガス消費量 ( 以下 表示液化石油ガス消費量 という ) が7kW 以下であること 26 S2147 表 1 31(1) S (2) ニ : 不完全燃焼防止機能 作動を知らせる機能 ニ強制対流型のものにあつては装置が作動したことを知らせる機能を有すること - 不完全燃焼防止装置 ( 開放式に適用 ) ニ強制対流型のものにあっては装置が作動し 機器を停止させたとき 作動が使用者に分かるように表示すること 31(2) S2122 表 3 36(6): 予備の容器が入らない構造 (6) 通常の使用状態において 予備の容器が入らない構造であること - 構造一般 通常の使用状態において 予備の容器が入ら ない構造であること 10 S (16): 誤装着防止 (16) 燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない場合には接合ができないこと 36(18): 器具栓が閉じ (18) 器具栓が開いた状態で容器を接合してた状態での容器との接も ガスが漏れないこと 合 - 構造一般 燃焼器と容器とは 容器の位置が適正でない 場合には接合ができないこと - 構造一般 次に掲げる基準に適合する構造であること (5) 器具栓が開いた状態で容器を接合しても ガスが漏れないこと又は器具栓が開いた状態で容器を接合できないこと 42 S (5) S

184 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 1(5) 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 2: 耐食性 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調節器 排ガスの通る部分 密閉式のものの給排気部及び屋外式のもののケーシングは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( バーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 屋外式のもの及び密閉式のもののケーシング並びに密閉式のものの給排気部にあっては外面を 排ガスの通る部分にあっては内面を バーナー ノズル 熱交換部及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 材料一般 液化石油ガスの通る部分 熱交換部 空気調 22 S 節器 排ガスの通る部分は 日本工業規格 S2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐 空気調節器 食性のある金属材料に定める規格に適合する 6.7 材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある 材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造 されていること 6.8 燃焼ガスの通る部分 熱交換部 S : 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 液化石油ガスに侵されない とは 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 材料一般 液化石油ガスの通る部分に使用されるシール材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液化石油ガスに侵されないものであること 23 S : 金属網製の燃焼面の掃除 燃焼面が金属網製のものにあつては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること - 構造一般 (9) 掃除 手入れなどのために取り外しを必要とする部分は 工具を用いず取り外し 取り付けができること また 燃焼面が金属網製のものにあっては 燃焼面の掃除が容易にできる構造であること 1(9) (1): 耐熱性 (1) ノズルホルダーからバーナーまでの液化石油ガスの通る部分にあつては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナーのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあつては温度 350 度において溶融しないこと - 材料 ノズルホルダからバーナまでの液化石油ガスの通る部分にあっては 温度 500 度 液化石油ガスの取入部からノズルホルダーの入口までの液化石油ガスの通る部分 ( パッキン類 シール材 器具ガバナのダイヤフラムその他の気密保持部材を除く ) 及び器具栓にあっては温度 350 度において溶融しないこと 21 S (3): 容器移動方向 (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること イ燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの軸方向に移動しなければ接合できないこと - 構造一般 次に掲げる基準に適合する構造であること (1) 燃焼器と容器とは 容器を容器バルブの 軸方向に移動しなければ接合できないこと 8(1) S (3): 容器移動方向容器の接合に直接スプリングを使用しない構造 (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること ロ容器と燃焼器との接合に直接スプリングを使用するものでないこと - 構造一般 次に掲げる基準に適合する構造であること (2) 容器と燃焼器との接合に直接スプリング を使用するものでないこと 8(2) S

185 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 火災の危険源からの保護 36(8): 温度上昇 ( 部品 ) 2(1) 液化石油ガス器具等に 26(2): ガス通路の気は 発火によつて人体に密危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと 36(3) ニ : ガスの滞溜 (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること ニ容器が組み込まれる部分に液化石油ガスが滞溜しないこと 36(7): 燃焼器からのガスの放出 (8) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと ロ器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあつては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない ( イ ) 器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ (10) に定める基準に適合すること ( ロ ) 点火ユニットについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ カートリッジガスこんろの項の技術上の基準の欄の5に定める基準に適合すること ( ハ ) 器具ガバナーについては 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8パーセント以下であること (7) 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造の組込型ストーブにあつては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が 1 立方センチメートル以下であること 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする - 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (2) 器具栓 液化石油ガスの通る部分に使用される弁の表面 点火ユニットの表面にあっては試験室の温度に50 度を加えた温度 器具ガバナの表面にあっては試験室の温度に35 度を加えた温度 ただし 次の基準に適合する場合は これらの温度を超えることを妨げない イ器具栓及び液化石油ガスの通る部分に使用される弁については 日本工業規格 S2147 カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具栓に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の36(1) に適合すること ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2147カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 点火ユニットに定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の13 及び26 に定める基準に適合すること ハ器具ガバナについては 日本工業規格 S2147カセットこんろの6.14 機能部品の耐熱試験の 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変化が試験前の調整圧力の8% 以下であること ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分で 器具栓の出口から炎口までの部分にあっては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと - 構造一般 次に掲げる基準に適合する構造であること (4) 容器が組み込まれる部分に液化石油ガス が滞溜しないこと - 構造一般 器具栓を閉じた後 容器を取り外した場合において燃焼器から液化石油ガスが放出される構造の組込型ストーブにあっては その放出される液化石油ガスがたまる部分の内容積 ( 器具栓から炎口までの部分を除く ) が1 cm3 以下であること 33(2) S2147 表 1 35 S2147 表 1 8(4) S S

186 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 火傷の防止 2(2) 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 36(8): 温度上昇 ( 乾電池 木壁 ) 36(10): ガス通路の気密 36(11): 容器と燃焼器との接合部の気密 36(14) イ : 断続燃焼 ガス通路の気密 30: 放射体に直接人の手が触れない構造 (8) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面:20 度 機器の下面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 (10) 液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーの高圧側の部分については 0.9 メガパスカル 器具ガバナーの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 (11) 容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9 メガパスカルの圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあつては 安全装置が作動するまでの圧力とする (14) 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること イ液化石油ガスの通る部分にあつては (10) 及び (11) に定める基準に適合すること 放射型のものにあつては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること 36(5): 耐圧性 (5) 容器と器具ガバナーとの間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナーの高圧側は 1.3 メガパスカル以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 36(8): 温度上昇 (8) 通常の使用状態において 各部の温度が ( つまみ 手の触れる次に掲げる温度を超えないこと おそれのある部分 ) イ次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類( 金属の部分 ):25 度 つまみ類( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分( つまみ類を除く ) の表面 :105 度 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返すことなどをいう 放射体に直接人の手が触れることのない構造 とは 放射体の前面の投影部分に直径 70 ミリメートルの球が入らないようにガード等が設けられていることをいう - 各部の温度 の測定は 日本工業規格 S2122(2010) 家庭用ガス暖房機器の表 3 性能及び試験方法中の平常時温度上昇に定める方法により行うこととする 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 器具の下面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (1) 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナの高圧側の部分については 0.9MPa 器具ガバナの低圧側から炎口までの部分については常用の圧力 ガス通路の気密容器と燃焼器又は硬質管以外の管との接合部の気密性能は 0.9MPa の圧力で行う気密試験に耐えるものであること ただし 燃焼器に接合されている容器が燃焼器から外れる構造の安全装置を有するものにあっては 安全装置が作動するまでの圧力とする 連続燃焼 ( ガス通路の気密 ) 放射式の機器 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの通る部分にあっては 技術上の基準の欄の 36(1) 及び 37 に定める基準に適合すること 放射型のものにあっては 放射体に直接人の手が触れることのない構造であること ガス通路の耐圧液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる圧力において気密性を有すること (2) 容器と器具ガバナとの間の液化石油ガスの通る部分及び器具ガバナの高圧側は 1.3MPa 以上の圧力において 液化石油ガス漏れ又は使用上支障のある変形がないこと 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあっては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 操作時に手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類を除く ) の表面 :105 度 33(1) S2147 表 1 36(1) S2147 表 1 37 S2147 表 1 40(1) S2122 表 3 18 S (2) S2147 表 1 33(1) S2147 表 1 36(9): 容器内圧力 (9) 容器内の圧力は 0.4 メガパスカルを超えないこと - 容器内圧力容器内の圧力は 0.4MPa を超えないこと 34 S2147 表 1 181

187 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 機械的危険源による危害の防止 2(3) イ 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 28: 傾斜試験移動して使用できるものにあつては いずれの方向に傾けても 20 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと - 据置形の機器及びキャビネット形の機器 いずれの方向に傾けても 20 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと 17 S (3) ロ 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によつて生じる危険源によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 7(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 36(15): 落下及び振動 (15) 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術上の基準の欄の 18 36(10) 及び (11) に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと - 電気点火装置 放電装置を用いて点火を行うものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間隙が容易に変化しないように固定されていること 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動 については 日本工業規格 S2147(2009) カセットこんろの 振動及び落下試験により確認することとする 構造一般 使用中又は輸送中に加えられ得る衝撃及び振動を加えた後 技術上の基準の欄の 32 36(1) 及び 37 に定める基準に適合し かつ 使用上支障のある欠陥がないこと 13(3) S S 使用方法を考慮した安全設計 始動 再始動及び停止による危害の防止 2(4) 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 2(5) イ 液化石油ガス器具等は 不意な始動によつて人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 36(3) ハ : 高圧部の圧力が高圧になったときのガスの供給停止 (3) 次に掲げる基準に適合する構造であること ハ容器と燃焼器との接合部から器具ガバナーまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下 高圧部 という ) の中の圧力が0.4メガパスカル以上 0.6メガパスカル以下の圧力になつたときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと 6: 爆発的点火点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が 5 度から 35 度の間の状態をいう 以下開放式若しくは密閉式又は屋外式ストーブの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 8: 爆発的着火火移り 通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること - 爆発的に点火しない とは 点火したときの炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び点火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう (1) 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする (2) 爆発的に着火しない とは 着火したとき炎がケーシング外にあふれ出ないこと及び着火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう 圧力感知安全装置の作動性能 電気点火性能 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態 ) 次に掲げる基準に適合する構造であること (3) 容器と燃焼器との接合部から器具ガバナまでの間の液化石油ガスの通る部分 ( 以下 高圧部 という ) の中の圧力が 0.4MPa 以上 0.6MPa 以下の圧力になったときに液化石油ガスの供給が停止されること及び液化石油ガスの供給が停止された後に高圧部の中の圧力が変化したときに自動的に液化石油ガスの供給がなされないこと 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナを有しないものにあっては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が 5 度から 35 度の間の状態をいう 以下同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 通常の使用状態において メーンバーナへの着火操作を行ったとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと (2) 1 点に着火した後 4 秒以内にすべての炎口に着火すること 8(3) S2147 表 1 27 S2147 表 1 28 S2122 表 3 182

188 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 2(5) ロ 液化石油ガス器具等は 不意な始動によつて人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする (5) ハ 液化石油ガス器具等は 36(2): 消火時間 (2) 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての不意な動作の停止によつ炎口の火が消えること て人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする - 燃焼状態 ( 通常使用状態 ) 器具栓を閉じた後 4 秒以内にすべての炎口の火が消えること 38 S2147 表 1 燃焼ガスによる危害の防止 2(6) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 7(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時黄炎が触れないものであること 電極部に常時黄炎が触れない とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 10 の試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が 1 分間に 30 秒以上連続して触れていないことをいう 放電点火装置 放電装置を用いて点火を行うものにあって 13(1) S は 次に掲げる基準に適合すること (1) 通常の使用状態において 電極部に常時 黄炎が触れないものであること 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態 ) S2122 表 3 18: リフティング 消火 逆火 すすの発生 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : 黄炎の熱交換部への接触及びすすの発生がないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 : 開放式のものにあつては 0.03 パーセント以下であること 密閉式または屋外式のものにあつては 0.14 パーセント以下であること ( 注 ) 開放式のものにあつては 液化石油ガス量が最小になる状態においても上表の基準の欄に掲げる基準に適合すること リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) 熱交換部にすすが付着しないことをいう 燃焼状態 ( 無風状態並びに BF-D 及び FF-D の通常雰囲気状態 ) 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の性能に適合すること 火移り : 確実に火移りし 爆発的に着火しないこと リフティング : ないこと 消火 : ないこと 炎の均一性 : 均一であること 逆火 : ないこと 連続騒音 :60dB(A) 以下 消火音 : 爆発音のないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 :0.03% 以下であること すすの発生 : ないこと 黄炎の接触 : 黄炎の熱交換器への接触がないこと 炎のあふれ : ないこと パイロットバーナの炎の安定性 : 消火又は逆火のないこと ( 注 ) 液化石油ガス量が最小になる状態においても上表の性能の欄に掲げる基準に適合すること 32 S2122 表 3 36(14) ロ : 断続燃焼 一酸化炭素濃度 (14) 通常の使用状態において15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること ロ逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の18に定める基準に適合すること 15 時間以上断続的に燃焼 とは 例えば 3 分間燃焼し 3 分間休止する操作を 1 回として これを 150 回以上繰り返すことなどをいう 連続燃焼 ( ガス通路の気密 ) 通常の使用状態において 15 時間以上断続的に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること (2) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 32 に定める基準に適合すること 40(2) S2122 表 3 183

189 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 感電に対する保護 2(7) ( イ ) ( ロ ) 液化石油ガス器具等は 7(2): 放電電気配線の放電装置を用いて点火を行うものにあつて使用場所の状況及び電圧絶縁は 次に掲げる基準に適合すること に応じ 感電のおそれが (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶ないように 次に掲げる縁抵抗が50メグオーム以上ある絶縁物により措置が講じられるものと被覆されていること ただし 容易に人の手する が触れるおそれのない部分の電気配線につい ( イ ) 危険な充電部へのては 非充電金属部との間に電極間げき以上人の接触を防ぐとともの距離が保持されていれば足りる に 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること - 電気点火装置 放電装置を用いて点火を行うものにあっては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が50MΩ 以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に人の手が触れるおそれのない部分の電気配線については 非充電金属部との間に電極間隙以上の距離が保持されていれば足りる 13(2) S 絶縁性能の保持 2(8) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 表示 ( 一般 ) 3(1) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 36(19): 表示 (19) 機器本体の見やすい箇所に型式 液化 型式 は 届出事業者が自社の製品 製品表示 石油ガス消費量 ( 単位 キロワット ) 定格の型式の区分を明確にするために定め 製品表示 電圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用す る略号で表示してもよい るものに限る ) 使用すべき容器の名称 定格周波数 ( 電動機又は変圧器を有するも 製造年月 は 西暦によるものと のに限る ) 届出事業者の氏名又は名称 し 製造年は下 2 桁でもよい 製造年月並びに製造番号が表示されているこ と並びに適切な箇所に使用上の注意に関する事項が表示されていること ただし 届出事業者の氏名又は名称は経済産業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣の承認を受けた略称又は記号をもつて代えることができる また 製造年月は 経済産業大臣の承認を受 製造番号 は 個々の製品を区別するための一連番号であることを原則とする ただし 各製品の製造状況等を明らかにできるような管理がなされている場合には ロット番号としてもよい けた記号をもつて代えることができる 使用上の注意に関する事項 については 少なくとも次に掲げる事項を表示するものとし 説明内容は平易であって かつ できるだけ簡潔なものとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関す事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 次の事項が記載されていること (1) 製造業者の機器の型式 ( 形式 ) の呼び (2) ガス消費量 (kw) (3) 使用すべき容器の名称 (4) 製造年月又はその略号 (5) 製造番号又はロット番号 (6) 製造業者名又はその略号 表示方法は 次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 材料 : 通常受けることのある温度に耐えること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 見やすい箇所に表示すること 接着性 : 容易にはがれないこと 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : 写真植字 12 級 ( 活字 8 ポイント ) 以上 S2092 S

190 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 点火 消火 調節など使用操作が容易に判断できないものにあっては その使用操作の方法を簡潔明瞭に表示すること 47 表示 ( 個別の表示規定 ) 3(2) イ イ 3(1) の規定によるほか 次に掲げる事項について表示すること ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 次の事項が記載されていること (1) 取扱説明書に従って使用する旨の注意 49 (2) 点火 着火 消火などを確認する旨の注意 ( 操作を行う場所で確認できるものに限る ) (3) 換気に関する事項 (4) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 185

191 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 技術基準の解釈 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 技術基準の解釈の解説 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程組込型ストーブ (JIA F 042) ( 参考 ) 関連 JIS 規格番号 箇条 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器 35の2: 注意表示 開放式のものにあつては 機器本体の見やす - 及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 い箇所に容易に消えない方法で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告が 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で表示されていること 表示 表示 次の事項が記載されていること (5) 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある旨の警告表示 表示方法は 次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 見やすい箇所に表示すること 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : ただし 49(5) の警告表示にあっては 写真植字 28 級 ( 活字 20 ポイント ) 以上 文字の色 (49(5) の警告表示に限る ): 原則として 赤系色であること 49(5) S S (2) ロ 3(2) ハ ロ 3(2) イの規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる ハ 3(2) イ ( ニ ) の規定により表示すべふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる 備考 1:JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則をいう JIS 規格番号が S2122 は JIS S 2122 家庭用ガス暖房機器をいう JIS 規格番号が S2147 は JIS S 2147 カセットこんろをいう 186

192 (4) 業務用ガスこんろ JIS 素案 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 安全原則 イ液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計されるものとする ロ液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために 形状が正しく設計され 組立てが良好で かつ 動作が円滑であるものとする 安全機能を有する設計等 1(2) イ 液化石油ガス器具等は 1(1) の原則を踏まえ 危険な状態の発生を防止するとともに 発生時における被害を軽減する安全機能を有するよう設計されるものとする 10: 立ち消え安全装置 機能しなかったとき 不正改造防止 立ち消え安全装置は 炎検出部が機能しなか 炎検出部が機能しなかつたとき とつたとき バーナーへの液化石油ガスの通路は 例えば 熱電対式のものにあってを自動的に閉ざすものであり かつ 容易には起電力が起きない状態 膨張式のも改造できない構造であること のにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 フレームロッド式のものにあっては電流が流れない状態及び電極部が短絡した状態 光電式のものにあっては電流が流れない状態などをいう 立消え安全装置立消え安全装置を有するものは 次による (2) 炎検出部が損傷した場合には 自動的にバーナへのガス通路を閉ざすこと (4) 立消え安全装置は 正常に機能しなかったとき 安全性に支障が無いものであり かつ 容易に改造できない構造であること S2092 S (1): 過熱防止装置の感熱部が機能しなかったとき 過熱防止装置を有するものにあつては 次に 感熱部が機能しなかつた場合 と掲げる基準に適合すること は 例えば 温度ヒューズ式のものに (1) 感熱部が機能しなかつた場合には バーあっては電流が流れない状態 バイメナーへの液化石油ガスの通路を自動的に閉ざタル式のものにあってはバイメタルがすものであること 破損した状態などをいう 過熱防止装置 過熱防止装置を有するものは 熱感知部が損傷した場合には 自動的にパイロットバーナなどへのガス通路を閉ざすこと S (2): 過熱防止装置の不正改造防止 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 容易に改造できない構造であること - 過熱防止装置 過熱防止装置を有するものにあっては 正常に機能しなかったとき 安全性に支障が無いものであり かつ 容易に改造できない構造であること S (3): 過熱防止装置の作動 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 異常な温度に達したときに作動し 液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと また 温度が平常に戻つた場合に液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと - 過熱防止装置 過熱防止装置を有するもの (3.6.3で適用されるものは除く ) は 製造業者の指定する温度に達する以前にガス通路を自動的に閉ざすこと また 温度が平常に戻った場合にガス通路が自動的に開かないこと S2103 表 4 187

193 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 13(4): 過熱防止装置 ( バイメタルサーモスイッチ ) 過熱防止装置を有するものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (4) バイメタルサーモスイッチを用いる場合は 日本工業規格 S2149(1993) ガス燃焼機器用バイメタルサーモスイッチに定める規格又は日本工業規格 C9730-1(2010) 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置及び日本工業規格 C (2010) 家庭用及びこれに類する用途の自動電気制御装置に定める規格に適合するものであること - 過熱防止装置 過熱防止装置を有するものにあって バイメタルサーモスイッチを用いる場合は JIS S 2149(1993) ガス燃焼機器用バイメタルサーモスイッチに定める規格に適合するものであること S (1): 調理油過熱防止装置の作動 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) 調理油の温度が 300 度に達する前に作動し 液化石油ガスの通路を自動的に閉ざすこと ただし 調理油過熱防止装置が作動する温度より高温に設定できる機能 ( 以下一般ガスこんろの項において 高温モード という ) を有するバーナーにあつては 高温モード設定時はこの限りでない - こんろ 調理油過熱防止装置 (1) 調理油が300 以上に加熱されない構造 であること (1) S 表 4 15(2): 調理油過熱防止装置の感熱部が機能しなかったとき 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) 感熱部が損傷した場合に調理油が温度 300 度以上に加熱されない構造であること 感熱部が損傷した場合 とは 例えば サーミスタ式のものにあっては電流が流れない状態及び素子が短絡した状態 熱電対式のものにあっては起電力が起きない状態 膨張式のものにあってはその膨張機構が弁を操作しない状態 バイメタル式のものにあってはバイメタルが破損した状態などをいう こんろ 調理油過熱防止装置を備えたこんろのバーナの温度制御装置は 次による (2) 感熱部が損傷した場合に 調理油が 300 以上に加熱されない構造であること (2) S (3): 調理油過熱防止装置の不正改造防止 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) 容易に改造できない構造であること - こんろ 調理油過熱防止装置は 正常に機能しなかっ たとき 安全性に支障が無いものであり か つ 容易に改造できない構造であること S 安全機能を有する設計等 1(2) ロ 液化石油ガス器具等は 1(2) イの規定による措置のみによってはその安全性の確保が困難であると認められるときは 当該液化石油ガス器具等の安全性を確保するために必要な情報及び使用上の注意について 当該液化石油ガス器具等又はこれに付属する取扱説明書等への表示又は記載がされるものとする

194 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 供用期間中における安全機能の維持 1(3) 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される供用期間中 安全機能が維持される構造であるものとする 24: 電装基板のはんだ部電装基板を有するものにあつては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること 通常使用時の温度変化に耐える とは 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中の電気部 ( 電子制御装置をもつものに適用 ) のはんだの耐久性の性能を満たすことをいう はんだの耐久性電装基板を有するものにあっては 当該基板のはんだ部は通常使用時の温度変化に耐えること S2103 表 4 28: 反復次の表の装置の欄に掲げる装置は 同表の回数の欄に掲げる回数の反復使用をした後 次に掲げる基準に適合すること (1) 器具栓については 技術上の基準の欄の 22(3) に定める基準に適合すること (6000 回 ) (2) 点火装置については 技術上の基準の欄の 5 に定める基準に適合すること (6000 回 ) 反復使用 については 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 15 反復使用試験 ( 自動消火装置及び調理油過熱防止装置については 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中の反復使用 ) により行う方法がある 反復使用 器具栓 (6000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し かつ 使用上支障がないこと 電気点火装置 (6000 回 ) 電気点火性能の項に適合し かつ 使用上支障がないこと S2103 表 4 (3) 再点火型立ち消え安全装置以外の立ち消え安全装置については弁が技術上の基準の欄の 22(4) に定める基準に 再点火型立ち消え安全装置については技術上の基準の欄の 12(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 立消え安全装置 (1000 回 ) ガス通路の気密の項及び立消え安全装置の項に適合すること (4) 器具ガバナーについては その位置に応じて技術上の基準の欄の 22(1) 又は (2) に定める基準に適合すること及び反復使用の前後における調整圧力の変動が試験前の調整圧力の 5 パーセントに 30 パスカルを加えた値以下であること (30000 回 ) 器具ガバナ (30000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し かつ 調整圧力の変化が (0.05P1+30)Pa 以下であること P1: 試験前の調整圧力 (5) 自動消火装置については 弁が技術上の基準の欄の 22(4) に定める基準に適合すること ( 温度を感知して作動するもの :6000 回 一定時間の経過により作動するもの :2000 回 ) タイマ ( 電磁弁方式に適用 2000 回 ) ガス通路の気密の項に適合すること サーモスタット ( 電磁弁方式に適用 6000 回 ) ガス通路の気密の項に適合すること (6) 液化石油ガスの取入部 ( 技術上の基準の欄の 19 の図 1 及び図 2 の形状のもの ) については 技術上の基準の欄の 20(3) に定める基準に適合すること (6000 回 ) 器具コンセント (6000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し かつ 着脱が円滑確実であること (7) 自在ゴム管口については 技術上の基準の欄の 22(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 自在ゴム管口 (1000 回 ) ガス通路の気密の項に適合し かつ 使用上支障がないこと (8) 調理油過熱防止装置については 弁が技術上の基準の欄の 22(1) (2) 及び (4) に定める基準に適合すること及び技術上の基準の欄の 15(1) に定める基準に適合すること (1000 回 ) 調理油過熱防止装置 ( こんろバーナ部に適用 )(1000 回 ) ガス通路の気密の項及び安全装置の調理油過熱防止装置の項に適合すること 189

195 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 使用者及び使用場所を考慮した安全設計 1(4) 液化石油ガス器具等は 想定される使用者及び使用される場所を考慮し 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 5: 点火性能電池 圧電素子又は交流電源を用いて点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 10 回繰り返し 9 回以上点火すること ただし 電池又は交流電源を用いて連続放電点火を行うものにあつては 通常の点火操作を 20 回繰り返し 19 回以上点火すること 通常の点火操作 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 13 電気点火性能試験中 3 試験方法 c) の操作をいう 電気点火 電気点火性能は 交流電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回 その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火すること また 爆発的に点火しないこと 3.5 S2103 表 4 15(5): 調理油過熱防止装置 高温モード 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (5) 高温モードは 次に掲げる基準に適合すること イ点火の際及び使用中に使用者の意識なしに 設定できないこと ロ使用時は 高温モードであることが表示ランプなどにより明確に分かること ハ高温モードから消火への操作は1 操作で実施可能であること ニ高温モードのための設定ボタンやつまみその他の設定操作部は 専ら高温モードのために使用されること ただし 設定を解除する機能を備えるものとの兼用にあつては この限りではない ホ 1 回の高温モード使用後 解除されること - こんろ - - S (2): 炎の安定性 ( キャビネット扉開閉時 ) 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること (2) 台所組込型及びキャビネット型のこんろ部にあっては キャビネット扉開閉時 バーナーの安定性 : 消火及び逆火のないこと 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう キャビネット扉開閉時 ( 組込形及びキャビネット形のこんろ部に適用 ) キャビネット扉開閉時 ( 組込形及びキャビネット形こんろ部に適用 ) バーナの炎の安定性 : 消火及び逆火のないこと S2103 表 4 20: ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の着脱の確実性 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (1) プラグ又はソケットの着脱が 円滑かつ確実にできるものであること - ガス接続口 ガス接続口に使用する器具コンセントは 次による ガス機器用迅速継手との着脱が円滑 かつ 確実であること (c) 通常の使用操作で気密を損なう緩みや変形などが生じないこと (5) S (2): 空気調節器のつまみ操作 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - 空気調節器 バーナの空気調節器は 次による (2) 空気調節を行う機器でつまみを有するものの空気調節器のつまみは 容易に操作が行える位置にあり 操作が円滑 かつ 確実にできること (2) S

196 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 耐熱性等を有する部品及び材料の使用 1(5) 液化石油ガス器具等には 当該液化石油ガス器具等に通常想定される使用環境に応じた適切な耐熱性 耐食性等を有する部品及び材料が使用されるものとする 1: 耐熱性 液化石油ガスの取入部からバーナーまでの液化石油ガスの通る部分 ( ダイヤフラム パッキン類 シール材その他の気密保持部材は除く ) こんろ用汁受け皿 グリル水入れ皿及び空気調節器は 温度 500 度において溶融しないこと ただし 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 図 2 図 3 又は図 4 の形状のものについては 温度 350 度において溶融しないこと - 材料一般 機器に使用される材料は 通常の使用 保守 2.1 S 条件において受ける可能性のある機械的 化 学的及び熱的作用に耐えるものであり か つ 次による 耐熱性 空気調節器 ガスを内包する部分( ねじ以外のガス接続口を除く ):500 で溶融しない 6.7 こんろ用汁受け皿:500 で溶融しない バーナの空気調節器:500 で溶融しない 燃焼部の外郭及び水入れ皿の材料 ( 下方 排気方式のものに限る ) :500 で溶融し ない 機種別構造 ねじ以外のガス接続口:350 で溶融しない S ただし パッキン類 ( ダイヤフラム及びゴム 製弁体を含む 以下同じ ) などの気密保持 部材は この限りでない 2: 耐食性 液化石油ガスの通る部分 こんろ用汁受け皿 グリル水入れ皿 クッキングテーブルにおける燃焼部のケース 空気調節器及び排ガスの通る部分は 日本工業規格 S2092(2010) 家庭用ガス燃焼機器の構造通則の表 5 耐食性のある金属材料に定める規格に適合する材料若しくはこれと同等以上の耐食性のある材料又は表面に耐食処理を施した金属で製造されていること 表面 とは 液化石油ガスの通る部分 ( パイロットバーナー メーンバーナー及びノズル以外の部分に限る ) 器具栓 バーナー受け及び汁受けにあっては外面を パイロットバーナー メーンバーナー ノズル及び空気調節器にあっては内面及び外面をいう 材料一般 機器に使用される材料は 通常の使用 保守条件において受ける可能性のある機械的 化 学的及び熱的作用に耐えるものであり か つ 次による S 耐食性 空気調節器 ガスを内包する部分: 不燃材料であって 耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理 6.7 を施したもの バーナの空気調節器: 不燃材料であって 耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理 を施したもの 燃焼ガスの通る 燃焼ガスの通る部分: 不燃材料であって 6.8 部分耐食性材料又は表面に耐食性のある表面処理を施したもの 燃焼部の外郭及び水入れ皿の材料 ( 下方 排気方式のものに限る ) : 不燃材料で あって 耐食性材料又は表面に耐食性のある 機種別構造 表面処理を施したもの こんろ用汁受け皿: 金属材料であって 耐 S 食性材料又は表面に耐食性のある表面処理を 施したもの 191

197 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 4: 耐ガス性液化石油ガスの通る部分に使用されるシール 液化石油ガスに侵されない とは 材 パッキン類 弁及びダイヤフラムは 液例えば 日本工業規格 S2092(2010) 家化石油ガスに侵されないものであること 庭用ガス燃焼機器の構造通則 5.2 材料一般 b) に適合していることをいう 材料一般 ガスの通る部分に使用するパッキン類 シール材などの気密保持部材は 次による (1) ゴム又はプラスチック製の材料は 質量変化率が 20% 以内であり使用上支障のある軟化 ぜい化などがないこと (2) ゴム製のもの JIS B 2401(O リング ) の規定に適合するものは除く は n- ペンタンの 1 時間当たりの透過量が 5mg 以下であること (3) シール材及び器具栓に使用するグリースは 質量変化率がガス温度 20 の場合 10% 以内 ガス温度 4 の場合 25% 以内であること 2.2 (1) (2) (3) S (2): 温度上昇 ( 部品 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に 各部の温度 の測定は 例えば 日掲げる温度を超えないこと 本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調 (2) 液化石油ガス閉止弁の表面及び点火ユ理機器の表 4 性能及び試験方法中平常ニットの表面にあつては試験室の温度に 50 度時温度上昇に定める方法がある を加えた温度 器具ガバナーの表面にあつては試験室の温度に 35 度を加えた温度 ただし 次の条件に適合する場合には これらの温度を超えることを妨げない イ液化石油ガス閉止弁については 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の1ガス閉止弁 ( 器具栓を含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 弁の開閉に支障がなく かつ 技術上の基準の欄の22(4) ( 器具栓にあつては 技術上の基準の欄の 22(3)) に定める基準に適合すること 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 省令対応の平常時温度上昇 器具栓を含むガス閉止弁本体のガスの通る部分の外表面 :85 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し かつ 使用上支障のないことが確認された温度以下 点火ユニット ( 圧電素子を含む ) の表面 : 85 又は耐熱試験によって使用上支障のないことが確認された温度以下 器具ガバナのガスの通る部分の外表面 : 70 又は耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合し かつ 調整圧力の変化が (0.05P1+30)Pa 以下であることが確認された温度以下 P1: 耐熱試験前の調整圧力 基準周囲温度 35 の状態のものである S2103 表 4 ロ点火ユニットについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の2 点火ユニット ( 圧電素子ユニットを含む ) に定める規格に適合する方法により試験を行い 変形及び変色がなく かつ 技術上の基準の欄の5に定める基準に適合すること ハ器具ガバナーについては 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 16 機能部品の耐熱試験の3 器具ガバナに定める規格に適合する方法により試験を行い 耐熱試験の前後における調整圧力の変動が試験前の調整圧力の5パーセントに30パスカルを加えた値以下であること 機能部品の耐熱性試験器具栓以外のガス閉止弁及び 点火ユニットにおいて 省令対応の平常時温度上昇で耐熱試験を行っているものにあっては 次表に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること ガス閉止弁 ( 器具栓を含まない ) 本体のガスの通る部分の外表面 : 耐熱試験によってガス通路の気密の項に適合することが確認された温度以下 点火ユニット ( 圧電素子を含む ) の表面 : 耐熱試験によって 電気点火性能の項に適合することが確認された温度以下

198 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 19: ガスの取入部の形状 ( プラグ ソケット ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるもの以外のものにあつては 液化石油ガスの取入部は 図 1 図 2 図 3 又は図 4 の形状であること 図 1~ 図 4 省略 図 1 における φ3.1±0.1 は プラグの弁を押すための棒の最大外接円の径を示し 当該棒がプラグの弁に接触する面から 1 ミリメートル以内の部分とする 図 3 及び図 4 における許容差の指定のない寸法の許容差は 日本工業規格 B0405(1991) 普通公差 - 第 1 部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差による ガス接続口 (4) ガス接続口に使用するゴム管口 ( ホースエンド ) は 形状及び寸法が図 3 に示すいずれかによるものとし ゴム管の抜き差しによって気密性を損なう緩みや変形などが生じないこと 図 3 省略 (5) ガス接続口に使用する器具コンセントは 次による (a) 形状及び寸法は 図 4 に示すいずれかによること 図 4 省略 (4) (5) S : ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の異常時の気密 ガスの取入部 ( プラグ ソケット ) の強度 液化石油ガスの取入部が技術上の基準の欄の 19 の図 1 及び図 2 の形状のものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) プラグ又はソケットを接続した状態において プラグ又はソケットに 10 ニュートン センチメートルのねじり力又は 100 ニュートンの引張力若しくはせん断力がかかつたとき 4.2 キロパスカルの圧力において気密性を有すること (3) プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に 150 ニュートンの引張力又はせん断力がかかつたとき プラグ又はソケットが抜けず かつ 使用上支障がある欠陥を生じないこと - ガス接続口 (5) ガス接続口に使用する器具コンセントは 次による (d) 接続部に異常な状態の荷重が加わったとき 接続部からの漏れ量は70mL/h 以下であること (e) 接続部に異常な状態の引張荷重を加えたとき離脱せず かつ 接続部からの漏れ量が 70mL/h 以下であること (f) ガス接続口に使用する器具コンセントは プラグ又はソケットを接続した状態において 接続部に150Nの引張力又はせん断力がかかったとき 使用上支障がある欠陥を生じないこと (5) S : ガスの取入部の形状 ( ねじ ) 液化石油ガスの取入部がねじにより管と接続されるものにあつては 日本工業規格 B0203(1999) 管用テーパねじに定める規格に適合するねじを使用すること - ガス接続口 (2) ガス接続口に使用するねじは JIS B 0203( 管用テーパねじ ) に規定するものであ ること (2) S 火災の危険源からの保護 2(1) 液化石油ガス器具等には 発火によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な構造の採用 難燃性の部品及び材料の使用その他の措置が講じられるものとする 18(1): 温度上昇 ( 乾電池 取入部 木壁 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 乾電池の表面 :20 度 液化石油ガスの取入部 ( ねじにより管と接続されるものを除く ) の表面 :25 度 機器の上面 下面 背面及び側面に面した木壁の表面 :65 度 カウンターの表面 ( クッキングテーブル及び台所組込型に限る ):65 度 排気管壁貫通部の表面 ( 台所組込型に限る ):65 度 液化石油ガス器具等の技術上の基準に係る適合性の確認に際して使用する試験ガスについては この運用に特段の定めをしているものを除き 原則として 日本工業規格 S 2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の 5 試験ガスに定める規格に適合するガスによることとする ( 以下 同じ ) (1) 各部の温度 の測定は 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中平常時温度上昇に定める方法がある (2) 木壁 とは 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の図 3 木台及び木壁表面温度測定装置における木壁をいう 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 省令対応の平常時温度上昇 乾電池の表面 :55 以下 ガス接続口の表面 ( ねじ接続口を除く ): 60 以下 機器後面 側面及び上方天井面の木壁の表面並びに機器下面の木台の表面 :100 以下 カウンターの表面及び機器が接するカウンターの表面 ( 組込形に適用 ):100 以下 排気管貫通部の壁表面 ( 組込形に適用 ): 100 以下 基準周囲温度 35 の状態のものである S2103 表 4 193

199 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 22: ガス通路の気密液化石油ガスの通る部分は 次に掲げる基準に適合すること (1) 液化石油ガスの取入部から器具栓の出口までの部分にあつては 4.2 キロパスカルの圧力において器具栓の出口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (2) 器具栓の出口から炎口までの部分にあつては 通常の使用状態において 炎口以外の部分から液化石油ガスが漏れないこと (3) 器具栓にあつては 栓を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 70 ミリリットル以下であること (4) 器具栓以外の遮断弁にあつては 弁を閉じたとき 4.2 キロパスカルの圧力における液化石油ガスの漏れ量が毎時 550 ミリリットル以下であること - ガス通路の気密ガス通路の気密は 次による (1) 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下であること (2) 器具栓以外のガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下であること (3) ガス接続口から器具栓の出口まで 外部漏れのないこと (4) ガス接続口から炎口まで外部漏れのないこと 3.1 (1) (2) (3) (4) S2103 表 4 29(1): 連続燃焼 ( ガス通路の気密 ) 通常の使用状態において 8 時間以上連続に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること ただし 8 時間以上燃焼が継続しないものにあつては 継続する最大の時間とする (1) 液化石油ガスの通る部分にあつては 技術上の基準の欄の 22 に定める基準に適合すること - 連続燃焼 ( ガス通路の気密 ) 連続燃焼ガス通路の気密 : 器具栓を通して漏れる量が 70mL/h 以下であること 器具栓以外のガス閉止弁にあっては ガス閉止弁を通して漏れる量が 550mL/h 以下であること ガス接続口から炎口まで外部漏れのないこと 3.9 S2103 表 4 火傷の防止 2(2) 液化石油ガス器具等には 通常の使用状態において 人体に危害を及ぼすおそれがある温度とならないこと 発熱部が容易に露出しないこと等の火傷を防止するための設計その他の措置が講じられるものとする 18(1): 温度上昇 ( つまみ 手の触れるおそれのある部分 ) 通常の使用状態において 各部の温度が次に掲げる温度を超えないこと (1) 次の表の測定箇所の欄に掲げる測定箇所にあつては 試験室の温度に同表の温度の欄に掲げる温度を加えた温度 つまみ類 ( 金属の部分 ):25 度 つまみ類 ( その他の部分 ):35 度 手の触れるおそれのある部分 ( つまみ類及び排ガス排出部を除く ) の表面 :105 度 足の触れるおそれのある部分 ( クッキングテーブルに限る ):65 度 (1) 各部の温度 の測定は 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の表 4 性能及び試験方法中平常時温度上昇に定める方法がある 温度上昇 ( 平常時温度上昇 ) 省令対応の平常時温度上昇 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( 金属製 陶磁器製及びガラス製のもの ):60 以下 操作時に手を触れる部分の表面 ( つまみ類 )( その他のもの ):70 以下 操作時に手を触れるおそれのある部分の表面 :140 以下 基準周囲温度 35 の状態のものである S2103 表 4 機械的危険源による危害の防止 2(3) イ 液化石油ガス器具等には それ自体が有する不安定性による転倒 可動部又は鋭利な角への接触等によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 適切な設計その他の措置が講じられるものとする 25: 傾斜試験卓上型 据置型及びキャビネット型のものにあつては いずれの方向に傾けても 15 度以内では倒れず かつ 附属部品の位置が変化しないこと - 卓上形の機器 卓上形の機器は 次による (2) 転倒するおそれのあるものは いずれの方向に傾けても15 度以下の角度では倒れず かつ 火災のおそれのある部品の移動又は脱落がないこと (2) S

200 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 据置形の機器及びキャビネット形の機器 キャビネット形及び据置形の機器は 次による (2) 転倒するおそれのあるものは いずれの方向に傾けても 15 度以下の角度では倒れず かつ 火災のおそれのある部品の移動又は脱落がないこと (2) 機械的危険源による危害の防止 2(3) ロ 液化石油ガス器具等には 通常起こり得る外部からの機械的作用によつて生じる危険源によつて人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように 必要な強度を持つ設計その他の措置が講じられるものとする 3: ほうろう ( バーナー ) ほうろうで耐食表面処理されたメーンバーナーにあつては 衝撃に耐えること 7(3): 電極の固定放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (3) 電極は 位置及び電極間げきが容易に変化しないように固定されていること 衝撃に耐える とは 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 19 材料試験中 4 鋼球衝撃試験を行ったとき ほうろうの剥離が生じないことをいう バーナ及び点火バーナ (3) ほうろうによる表面処理を施したバーナのほうろう部分は はく離のないこと - 電気点火装置 電気点火装置は 次による (1) 放電火花を用いて点火を行うものは 次による (b) 電極は 電極間げきが通常の使用状態で変化しないよう固定されていること (3) (1) S S (4): 調理油過熱防止装置 耐荷重 調理油過熱防止装置は 次に掲げる基準に適合すること (4) ガスこんろに通常負荷されることのある荷重を加えたとき 感熱部に使用上支障のある変化を生じないこと - こんろ 調理油過熱防止装置を備えたこんろのバーナの温度制御装置は 次による (3) こんろに通常負荷されることのある荷重を加えたとき 感熱部に使用上支障のある変化を生じないこと (3) S : 本体に負荷されることのある荷重 本体に通常負荷されることのある荷重を加えたとき 使用上支障のある変化が生じないこと 荷重試験については 例えば 日本工業規格 S2103(2010) 家庭用ガス調理機器の 機種別試験により行う方法がある 機種別構造 (17) こんろに通常負荷されることのある荷重を加えたとき 二口以上のバーナを備えるトッププレートは 中央部のひずみ量が 5mm 以下であること (18) こんろに通常負荷されることのある荷重を加えたとき こんろでなべなどを支える部分 ( 以下 ごとくなど という ) は 通常の使用に支障のない強度を持つこと (19) グリル部に通常負荷されることのある荷重を加えたとき グリル用焼き網は 焼き物の荷重で曲がったり 焼き物が網目から容易に落ちたりしないこと (20) オーブン部に通常負荷されることのある荷重を加えたとき 下に開くオーブン扉で 開いた状態でその上にオーブン皿をのせることができる構造のものは オーブン皿を載せたとき転倒しないこと及び使用上支障のある変形 破損などがないこと 1.1 (17) (18) (19) (20) S (1): 空気調節器 設置位置の変化 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (1) 通常の使用状態において設置位置が変化しないこと - 空気調節器 バーナの空気調節器は 次による (1) 通常の使用状態で設定位置が変化しない こと (1) S

201 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 30: 振動輸送中に加えられ得る振動を加えた後 技術上の基準の欄の 22 に定める基準に適合すること 輸送中に加えられ得る振動 については 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 18 構造試験中 1 振動試験により行う方法がある 耐振動 輸送中に加えられることのある振動に耐えること 3.10 S2103 表 4 使用方法を考慮した安全設計 2(4) 液化石油ガス器具等は 当該液化石油ガス器具等に通常想定される無監視状態での運転においても 人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないように設計されているものとする 9: 立ち消え安全装置の有無 立ち消え安全装置を有すること ただし 次に掲げるものにあつては この限りでない (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令 ( 昭和 43 年政令第 14 号 ) 第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (2) 不点火を防止する機能を有するもの - 機種別構造 (8) 全てのバーナに立消え安全装置を有すること ただし 次に掲げるものにあってはこの限りでない (a) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (b) 不点火を防止する機能を有するもの 1.1(8) : 調理油過熱防止装置の有無 こんろバーナーは 調理油過熱防止装置を有すること ただし 次に掲げるものにあつては この限りでない (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (2) 卓上型一口ガスこんろ - こんろ (25) こんろバーナにあっては 全てのバーナに調理油過熱防止装置を有すること ただし 次に掲げるものにあってはこの限りでない (a) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が 業務の用に供するもの (b) 卓上形一口ガスこんろ 1.1(25) - - 始動 再始動及び停止による危害の防止 2(5) イ 液化石油ガス器具等は 不意な始動によって人体に危害を及ぼし又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 6: 爆発的点火 点火動作が自動的に行われるもの又は点火動作が自動的に行われないものでパイロットバーナーを有しないものにあつては 通常の使用状態 ( 試験室の温度が5 度から35 度の状態をいう 以下一般ガスこんろの項において同じ ) において点火したとき 爆発的に点火しないこと 爆発的に点火しない とは 点火したときに発する騒音が85デシベルを超えないことをいう 電気点火 電気点火性能は 交流電源又は乾電池を用いた連続放電点火方式のものにあっては 20 回中 19 回 その他のものにあっては 10 回中 9 回以上点火すること また 爆発的に点火しないこと 3.5 S2103 表 4 8(1): 爆発的着火通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (1) 確実に着火し かつ 爆発的に着火しないこと 確実に着火 とは 5 回行って 5 回とも着火することとする 爆発的に着火しない とは 着火したときに発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう 燃焼状態 ( 無風状態 ) 3.5 無風状態について 火移り: 確実に火移りし 爆発的に着火しないこと S2103 表 4 8(2): 火移り通常の使用状態において メーンバーナーへの着火操作を行つたとき 次に掲げる基準に適合すること (2) 1 点に着火した後 速やかにすべての炎口に着火すること - 燃焼状態 ( 無風状態 ) 無風状態 こんろ部 オーブン部及びグリル部の着火性能 : メーンバーナへの着火操作を行ったとき 1 点に着火した後 速やかにすべての炎口に着火すること S2103 表 4 196

202 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 11(1): 立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (1) パイロットバーナー等に点火しなかつた場合には 点火を開始したときから 1 分以内に閉弁すること - 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 立消え安全装置 ( 再点火型立消え安全装置を除く ) は 次に掲げる条件に適合すること (1) パイロットバーナ等に点火しなかった場合において 点火操作した時から 60 秒以内に閉弁すること ただし 自動的に点火操作を行うもののフレームロッド式のものにあっては パイロットバーナ等に点火しなかった時から 7 秒以内に閉弁すること (1) (2): 再点火型立ち消え安全装置 不点火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (2) パイロットバーナー等に再点火しなかつた場合には 点火を開始したときから 1 分以内に閉弁すること - 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 再点火型立消え安全装置は 次に掲げる条件に適合すること (2) パイロットバーナ等に点火しなかった場合において 再点火しなかったときは 点火操作した時から 60 秒以内に閉弁すること ただし 自動的に点火操作を行うもののフレームロッド式のものにあっては パイロットバーナ等に点火しなかった時から 7 秒以内に閉弁すること (2) - - 2(5) ロ 液化石油ガス器具等は 動作が中断し 又は停止したときは 再始動によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 12(1): 再点火型立ち消え安全装置の爆発的再点火 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (1) バーナーが消火した場合には パイロットバーナー等に爆発的に再点火しないこと 爆発的に再点火しない とは バーナーを消火したときに再びパイロットバーナー等に点火し かつ 再点火時に発する騒音が 85 デシベルを超えないことをいう 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 再点火型 (1) バーナが消火したとき パイロットバーナ等に爆発的に再点火しないこと (1) S2103 表 4 16: 停電時交流電源を使用するものであつて かつ 停電の際パイロットバーナー等の炎が消えるものにあつては 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火すること 再び通電したとき バーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火する とは バーナーに点火した後に電源回路を開いたときバーナーへの液化石油ガスの通路が閉じ 1.5 分以内に再び電源回路を閉じたときバーナーへの液化石油ガスの通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナー等に再び自動的に点火することをいう 交流電源異常 ( 停電 ) (1) 交流電源を使用するものであって 停電の際についてパイロットバーナ等の炎が消えるものにあっては 再び通電したとき バーナへのガス通路が自動的に開かないこと又はパイロットバーナ等に再び自動的に点火すること S2103 表 4 197

203 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 2(5) ハ 液化石油ガス器具等は 不意な動作の停止によって人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないものとする 11(2): 立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 立ち消え安全装置 ( 再点火型立ち消え安全装置を除く ) は 次に掲げる基準に適合すること (2) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること - 立消え安全装置 ( 再点火形以外 ) 立消え安全装置 ( 再点火型立消え安全装置を除く ) は 次に掲げる条件に適合すること (2) バーナが消火した場合において バーナが消火した時から 60 秒以内に閉弁すること ただし フレームロッド式のものにあっては バーナが消火した時から 3 秒以内に閉弁すること (2) (3): 再点火型立ち消え安全装置 消火時の閉弁時間 再点火型立ち消え安全装置は 次に掲げる基準に適合すること (3) バーナーが消火した場合には バーナーが消火したときから 1 分以内に閉弁すること - 立消え安全装置 ( 再点火形 ) 再点火型立消え安全装置は 次に掲げる条件に適合すること (3) バーナが消火した場合において 再点火しなかったときは バーナが消火した時から 60 秒以内に閉弁すること ただし フレームロッド式のものにあっては バーナが消火した時から 3 秒以内に閉弁すること (3) - - 燃焼ガスによる危害の防止 2(6) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において 燃焼ガスが人体に危害を及ぼし 又は物件に損傷を与えるおそれがないよう設計その他の措置が講じられるものとする 7(1): 放電装置の電極部への黄炎の接触 放電装置を用いて点火を行うものにあつて 電極部に常時黄炎が触れない とは 次に掲げる基準に適合すること は 例えば 日本工業規格 (1) 通常の使用状態において 電極部に常時 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試黄炎が触れないこと 験方法の表 10 燃焼状態試験の機器の状態及び試験の条件に定める試験条件とし 15 分間燃焼したとき 電極部に黄炎が1 分間に30 秒以上連続して触れていないことをいう 放電点火装置 燃焼状態 ( 無風状態 ) 電気点火装置は 次による (1) 放電火花を用いて点火を行うものは 次による (a) 電極部は 常時黄炎が触れない位置にあること 無風状態 黄炎の接触 : 電極部に常時接触しないこと (1) S2092 S 表 4 17(1): リフティング 消火 逆火 すす 一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 次の表の事項の欄に掲げる事項が同表の基準の欄に掲げる基準に適合すること (1) 無風状態 リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと すすの発生 : ないこと 燃焼ガス中の一酸化炭素濃度 :0.14 パーセント以下であること (1) リフティングがないこととは 点火 15 秒後において 炎口から離れる炎がノズルに対応したバーナーごとに 1/3 を超えないことをいう (2) 消火がないこととは 点火 15 秒後において ノズルに対応したバーナーごとに炎が消滅することがないことをいう (3) 逆火がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間炎がバーナー内部で燃焼している状態にならないこと及び逆火による消火がないことをいう (4) すすの発生がないこととは 点火して 30 分経過するまでの間 ( ただし点火時を除く ) こんろにのせてあるなべの底部にすすが付着しないことをいう 燃焼状態 ( 無風状態 ) 無風状態 リフティング : ないこと 消火 : ないこと 逆火 : ないこと パイロットバーナの炎の安定性 : 消火及び逆火のないこと すすの発生 : ないこと 理論乾燥燃焼ガス中の CO 濃度 ( 体積 %)( 以下 CO% という ):0.14% 以下 S2103 表 4 198

204 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 29(2): 連続燃焼 逆火及び一酸化炭素濃度 通常の使用状態において 8 時間以上連続に燃焼させた後 次に掲げる基準に適合すること ただし 8 時間以上燃焼が継続しないものにあつては 継続する最大の時間とする (2) 逆火及び燃焼ガス中の一酸化炭素濃度が技術上の基準の欄の 17 に定める基準に適合すること - 連続燃焼 ( 燃焼状態 ) 連続燃焼燃焼状態 : CO% が 0.14% 以下 逆火のないこと 3.9 S2103 表 4 感電に対する保護 2(7) ( イ ) ( ロ ) 液化石油ガス器具等は 使用場所の状況及び電圧に応じ 感電のおそれがないように 次に掲げる措置が講じられるものとする ( イ ) 危険な充電部への人の接触を防ぐとともに 必要に応じて 接近に対しても適切に保護すること ( ロ ) 接触電流は 人体に影響を及ぼさないように抑制されていること 7(2): 放電電気電線の絶縁 放電装置を用いて点火を行うものにあつては 次に掲げる基準に適合すること (2) 放電装置から電極までの電気配線は 絶縁抵抗が 50 メグオーム以上ある絶縁物により被覆されていること ただし 容易に手の触れるおそれのない部分においては 非充電金属部との間に電極間げき以上の距離が保持されていれば足りる - 電気点火装置 電気点火装置は 次による (1) 放電火花を用いて点火を行うものは 次による (c) 高圧配線の充電部と非充電金属部との間は 電極間げき以上の十分な空間距離が保たれているか又は点火動作時に漏電しない有効な電気絶縁措置が施されていること (d) 通常の使用の際 手を触れるおそれがある高圧配線の部分には 有効な電気絶縁被覆が施されていること (1) S : 絶縁抵抗交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること - 絶縁性能 絶縁抵抗( 平常時温度上昇試験前 ):1MΩ 以上 S2103 表 4 絶縁性能の保持 2(8) 液化石油ガス器具等は 通常の使用状態において受けるおそれがある内外からの作用を考慮し かつ 使用場所の状況に応じ 絶縁性能が保たれるものとする 23: 耐電圧交流電源を使用するものの充電部と非充電金属部との間は 1 メグオーム以上の絶縁抵抗を有し かつ 電気回路に異常を生じないよう 有効な耐電圧性を有すること 有効な耐電圧性を有する とは 例えば 日本工業規格 S2093(2010) 家庭用ガス燃焼機器の試験方法の表 20 電気関係試験中 2 耐電圧試験に定める方法により試験を行ったとき 電気回路に異常のないことが確認できることをいう 耐電圧 耐電圧 : 耐えること S2103 表 4 199

205 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 表示 ( 一般 ) 3(1) 液化石油ガス器具等は 安全上必要な情報及び使用上の注意を 見やすい箇所に容易に消えない方法で表示されるものとする 31: 表示 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方 (1) 型式 は 届出事業者が自社の 表示 製品表示 法で型式 液化石油ガス消費量 ( 単位 キロ 製品の型式の区分を明確にするために ワット ) 液化石油ガス用である旨 定格電 定める略号で表示してもよい 圧及び定格消費電力 ( 交流電源を使用するも (2) 製造年月 は 西暦によるもの のに限る ) 定格周波数( 電動機又は変圧 とし 製造年は下 2 桁でもよい 器を有するものに限る ) 届出事業者の氏 (3) 製造番号 は 個々の製品を区 名又は名称 製造年月並びに製造番号が表示 別するための一連番号であることを原 されていること並びに適切な箇所に使用上の 則とする ただし 各製品の製造状況 注意に関する事項が表示されていること た 等を明らかにできるような管理がなさ だし 届出事業者の氏名又は名称は 経済産 れている場合には ロット番号として 業大臣に届け出た登録商標又は経済産業大臣 もよい の承認を受けた略称をもつて代えることがで (4) 使用上の注意に関する事項 に きる また 製造年月は 経済産業大臣の承 ついては 少なくとも次に掲げる事項 認を受けた記号をもつて代えることができ を表示するものとし 説明内容は平易 る であって かつ できるだけ簡潔なも のとすること イ使用すべきガスに関する事項ロ点火 消火等器具の操作に関する事項ハ換気に関する事項ニ点検 掃除に関する事項 次の事項が記載されていること (1) 製造業者の機器の形式の呼び (2) 使用ガス名 ( 液化石油ガス用機器には LP ガス用 都市ガス用機器には 都市ガス用 及び 適用ガスグループ名 ) (3) ガス消費量 (kw) (4) 定格電圧 (V) (5) 定格消費電力 (W) (6) 定格周波数 (Hz) (7) 製造年月又はその略号 (8) 製造番号又はロット番号 (9) 製造業者名又はその略号 表示方法は表 20 に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 材料 : 通常受けることのある温度に耐えること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 適切な箇所に表示すること 接着性 : 容易にはがれないこと 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : 写真植字 12 級 ( 活字 8 ポイント ) 以上 (1) (2) S S 取扱注意表示次の事項が記載されていること (1) 点火 消火などの機器の操作に関することについては 表 22 の表示内容を簡潔に記載すること (2) 換気に関する事項 (3) 点検 掃除に関する事項 ( 使用者が容易に点検 掃除できるものに限る ) (1) (2) (3) S 表示方法は 表 23 に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 材料 : 通常受けることのある温度に耐えること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 適切な箇所に表示すること 接着性 : 容易にはがれないこと 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : 写真植字 12 級 ( 活字 8 ポイント ) 以上 ただし 4.3.1(4) にあっては 写真植字 28 級 ( 活字 20 ポイント ) 以上 4.3.1(5) にあっては 写真植字 14 級 ( 活字 10 ポイント ) 以上

206 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 27(2): 空気調節器 ( 操作の方向 ) 空気調節器は 次に掲げる基準に適合するものであること (2) つまみを動かして空気を調節するものにあつては つまみの操作が円滑 確実であり かつ 開閉のための操作の方向が明示してあること - 操作表示 取扱表示点火 消火 調節など使用操作が容易に判別できないものにあっては その使用操作の方法を簡潔明瞭に表示すること S 表示方法は 表 23 に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 材料 : 通常受けることのある温度に耐えること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 適切な箇所に表示すること 接着性 : 容易にはがれないこと 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : 写真植字 12 級 ( 活字 8 ポイント ) 以上 (1)(2)(3): 注意表示 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 次の事項が表示されていること (1) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げる者が業務の用に供するものにあつては 業務用である旨 (2) 調理油過熱防止装置を有していない卓上型一口ガスこんろにあつては 揚げ物調理に使用してはいけない旨 - - 次の事項が記載されていること (4) 主として液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律施行令第 2 条第 1 号に掲げるものが業務の用に供するものにあっては 業務用 である旨 (5) 調理油過熱防止装置を有していない卓上形一口ガスこんろにあっては 天ぷら調理に使用しない 旨 (4) (5) - - 機器本体の見やすい箇所に容易に消えない方法で 次の事項が表示されていること (3) 調理油過熱防止装置に高温モードを有しているものにあつては 高温モード使用時に揚げ物調理をしてはいけない旨 表示 - - S 表示方法は 表 23 に掲げる項目に応じて同表の性能に適合すること 材料 : 通常受けることのある温度に耐えること 表示 ( 貼付 ) 位置 : 適切な箇所に表示すること 接着性 : 容易にはがれないこと 表示の消えにくさ : 容易に消えないこと 文字の大きさ : 写真植字 12 級 ( 活字 8 ポイント ) 以上 ただし 4.3.1(4) にあっては 写真植字 28 級 ( 活字 20 ポイント ) 以上 4.3.1(5) にあっては 写真植字 14 級 ( 活字 10 ポイント ) 以上

207 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 表示 ( 個別の表示規定 ) 3(2) イ 3(2) ロ イ 3(1) の規定によるほか 次に掲げる事項について表示すること ( イ ) 別表第一第一号から第七号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 法第四十七条第二項に規定する証明書の交付を受けた国内登録検査機関又は外国登録検査機関 ( 以下 検査機関 と総称する ) の氏名又は名称 ( ロ ) 別表第一第八号から第十六号までの液化石油ガス器具等の区分に属する液化石油ガス器具等にあつては 届出事業者の氏名又は名称 ( ハ ) 開放式瞬間湯沸器及び開放式ストーブにあつては 原則として赤系色の20ポイント以上の大きさの文字で 十分な換気をしないと死亡事故に至るおそれがある 旨の警告 ( ニ ) ふろバーナーについては 使用すべきふろがまの型式 3(2) イ ( イ ) の規定により表示すべき届出事業者又は検査機関の氏名又は名称については その者が経済産業大臣の承認を受け 又は経済産業大臣に届け出た場合に限り その承認を受けた略称 ( 別表第一第十三号のうち 開放式のもののうち容器が組み込まれる構造のものにあつては 略称又は記号 ) 又は経済産業大臣に届け出た登録商標 ( 商標法 ( 昭和三十四年法律第百二十七号 ) 第二条第五項の登録商標をいう ) を用いることができる

208 分類 性能規定 一次文書 ( 技術基準案 性能規定 ) 一次文書 ( 技術上の基準 仕様規定 ) 省令技術上の基準 二次文書 ( 例示基準 ) 二次文書 ( 省令の運用及び解釈 ) 省令の運用及び解釈 項目 JIS 制定 ( 案 ) 要求事項 内容 JIA 検査規程こんろ機能付業務用ガス厨房機器検査規程 (JIA D 009) 参考 ( 関連 JIS) 規格番号 箇条 3(2) ハ ハ 3(2) イ ( ニ ) の規定により表示すべふろがまの型式は 経済産業大臣の承認を受けた場合は 使用すべきふろがまの表示を当該ふろバーナーに添付する書面に記載することができる 備考 1:JIS 規格番号が S2092 は JIS S 2092 家庭用ガス燃焼機器の構造通則をいう JIS 規格番号が S2103 は JIS S 2103 家庭用ガス調理機器をいう 203

209 別添 4 試験実施製品及び試験結果 (1) 試験実施製品 (2) 試験結果

210 (1) 試験実施製品 1 組込型グリル等 ( カートリッジガスこんろ ) に対する試験 組込型グリル等に対する試験のために 以下の A~D の機器を選定した カートリッジガスこんろ ( 組込型 ) たこ焼き器 A カートリッジガスこんろ ( 組込型 ) 網焼き器 B カートリッジガスこんろ ( 組込型 ) グリル C カートリッジガスこんろ ( 組込型 ) プレート D 204

211 2 直結型及び分離型カートリッジガスこんろに対する試験 直結型及び分離型カートリッジガスこんろに対する試験のために 以下の E~H の機器 を選定した E カートリッジガスこんろ ( 分離型 ) カートリッジガスこんろ ( 分離型 ) F G H カートリッジガスこんろ ( 直結型 ) カートリッジガスこんろ ( 直結型 ) 専用なべ 205

212 3 組込型ストーブに対する試験 組込型ストーブに対する試験のために 以下の I J の機器を選定した 組込型ストーブ 消費量 :2.2kW I 組込型ストーブ 消費量 :1.0kW J 4 省令対象業務用ガスこんろ ( 一般ガスこんろ ) に対する試験 省令対象業務用こんろに対する試験のために 以下の K~M の製品を選定した ガスこんろ ( 業務用の用に供するもの ) 一口こんろ LP ガス 消費量 :4.1kW K ガスこんろ ( 業務用の用に供するもの ) 二口こんろ LP ガス 消費量 :6.98kW L M ガスこんろ ( 業務用の用に供するもの ) 四口こんろ 都市ガス用 消費量 :13A:5.60kW 12A:5.20kW 206

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