貯金に関するご相談は 60 歳または 65 歳から掛け金の1.5 倍の年金を受け取る方法 1.5 倍の年金の相談 と声をかけてください 推奨株が絶対駄目というわけではありません が 信じるのではなく あくまで参考とし 自分自 身の目で選ぶようにしたいですね ( 年金に限らず 中長期の貯金全般です )

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1 東海 FPセンターニュュースレターー 平成 28年 1 月号 知って得する 知ってトクする!? 知らなきゃ損する!? アナタの生生活をハッピーーに! 賢く豊かに生活するために必要な情情報をお届けします 私たち東海 FP センターは あなたのハッッピーライフ ハッピーリタタイアメントを全力で応援します! 今月のトピピックス 1 意見は信じるのでなく参考にする 2 金融所得税税の一体化 3 岩本の独り言 いつもありがとうございます 皆さんとのご縁はとても有り難難く思います 普普段の生活やお金に関することで不安をかかえていらっしゃる方方がおられたら是非ご紹介ください 未来来の自分自身 そして 家族族のために有意意義なお金の使使い方 ふやし方 守り方をアドバイスできればと思います 新年明けまましておめでとうございます 本年もよろししくお願い申し上げます 昨年年は大変お世世話になり誠誠にありがとうございました 今年年も皆様にホットな情報報 より良い情報をお届けできるよう努力してまいりますので 宜しくお願い申し上上げます さて 安倍政権権の発足から 3 年が経ちました 発足足後から始まった円安 株高も頭打打ちの兆候が見見え始めてきました 2 年前 3 年前前は 買えば上がるという相場環境だったので 買うタイミングが悪くとも 持っておけば いつかは儲かるといった非常にやり易易い環境にありました が 今後はそうういうわけにはいかないでしょう 将来来に向けての投資においても 仕事事という面においても 少少し難しい状状況に入ってきていると感感じます 投資資も仕事もしっかりと地地に足をつけ コツコツと地道に進んでいく必要要があるものと思います 目標標のゴールは明日でもなければ 1 年後でもありません ハッピーリタイアメントはまだま だ先先の話 地に足を付け 着実に進んでいきましょう! 岩本貴久 追伸伸 皆さんとのご縁縁 ご紹介介いただいたことに対するご縁縁はとても有有り難く 大切にしたいと思っています 私どもが最も役役に立てること それは 保険やラ イフプランについての正正しい情報提提供を行うこと それらを通じ 皆様 そして皆様の大切なお知知り合いのお役に立立てればと思思います 東海 FPセンター 1

2 貯金に関するご相談は 60 歳または 65 歳から掛け金の1.5 倍の年金を受け取る方法 1.5 倍の年金の相談 と声をかけてください 推奨株が絶対駄目というわけではありません が 信じるのではなく あくまで参考とし 自分自 身の目で選ぶようにしたいですね ( 年金に限らず 中長期の貯金全般です ) t-iwamoto@tokaifp.com URL: 岩本携帯 : 金融所得課税の一体化 平成 28 年 1 月から 金融所得課税の一体化がスター トします ハッピーリタイアメントに向けて 意見は信じるのでなく参考にする 雑誌やテレビなどで専門家が この銘柄が推奨で す! などと言っているのを聞き すぐにその株式 を購入したという経験をお持ちの方も多いはずです 大きく変更されるのは公社債や公社債投資信託などの課税方式です 公社債等に対する課税方法が上場株式等の課税方法と同様になり 今まではできなかった株式等と債券等の間での損益が通算できるようなります もちろん それで当たることもあれば失敗することもあります 上がるか下がるかしかないのですから 半分は当たるはずですね ( 笑 ) 専門家は何十も何百も予想をします そりゃどれかは当たりますね それをとらえて 的中! などと宣伝されても 至極当たり前のことなのです をはずしました! と宣伝しないので 凄いと思ってしまいがちですが が そもそもどれが上がるかなんて誰にも分かりません 分かれば大金持ちです 絶対に上がるものが分かるのであれば 公表するより こっそりと借りれるだけ借金して自分で買えばよいのです また ポジショントークであるケースもあります 自分がその銘柄を持っているから 上がるよといっておいて みんなが買ってきたら売り抜けようという手法ですね 今回は 債券や公社債投信などに関する税制改正を中心に 金融所得課税の一体化 について 金融所得課税の一体化公社債等は特定公社債等と一般公社債等に区分され 特定公社債等の利子 償還差益および売買差益と上場株式等の配当等及び譲渡益について課税が一体化され 特定公社債等と上場株式等の間において損益通算ならびに3 年間の繰越控除が可能となります 特定公社債等国債 地方債 外国国債 外国地方債 公募公社債 上場公社債 公募公社債投資信託など 証券会社等で売買されるもので 一般に流通している市場性の高い公社債等をいう 一般公社債等特定公社債以外の公社債で 私募債 私募公社債投資信託など 一部の投資家間で取引される市場性がない公社債等をいう (1) 公社債等の利子の扱い 特定公社債等の利子については 税率 20%( 所得税 15% 住民税 5%) の源泉分離課税から申告分離課税の扱いとなります ただし 源泉徴収は継続され 源泉徴収が行われた利子等については申告不要を選択することも可能です 一般公社債等の利子については 原則として 20% の源泉分離課税が継続します 2

3 (2) 譲渡損益および償還差損益の扱い 平成 27 年まで 平成 28 年以降 特定公社債等および一般公社債等の売却益は譲渡所得に区分され 現行の非課税の扱いから税率 20% の申告分離課税の扱いとなります 償還差益も譲渡所得に区分され 20% の申告分離課税の扱いとなります 割引債は 差益に対する発行時の 18% 源泉徴収が廃止され 償還および譲渡による所得を譲渡所得とし 20% の申告分離課税の対象となります (3) 株式等の譲渡所得課税について平成 28 年 1 月以降 上場株式等に係る譲渡所得と非上場株式等に係る譲渡所得は 次のように別々の分離課税制度に改組されます ア ) 特定公社債等および上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税イ ) 一般公社債等および非上場株式等に係る譲渡所得等の分離課そのうえで ア ) のグループ イ ) のグループにおいて 同一グループ内における株式や債券等の譲渡損益および利子等との通算や3 年間の繰越控除が可能となります 国内債券外国債券 利子 20% 源泉分離課税利償還総合課税 ( 雑所得 ) 付差益債売却非課税益 20% 申告分離課税 償還割差益 18% 源泉分離課税引債売却非課税益利子 20% 源泉分離課税 利償還総合課税 ( 雑所得 ) 付差益債売却非課税益 償還割総合課税 ( 雑所得 ) 差益引債売却総合課税 ( 譲渡所得 ) 益 利子は 20% 源泉徴収で申告不要 源泉徴収ありの特定口座は申告不要 上場株式等の配当所得 譲渡所得との損益通算が可能 控除しきれなかった譲渡損失は最長 3 年間繰越可能 損益通算可能 ただし ア ) とイ ) の間をまたぐ損益通算は認められません 債券等の利子についてはもともと 20% 課税が原則であり大きな変更はありませんが これまで非課税であった債券等の売却益が課税扱いとなり 上場株式等の損益と通算できるようになることは今回の金融所得課税の一体化のポイントとなります 税制上 上場株式等と同様の取扱いになることに伴い特定公社債等も特定口座で取り扱えるようになります 源泉徴収ありの特定口座を利用すれば 同一口座内の上場株式等の譲渡損失との自動的な損益通算も可能となります また 特定公社債等はNISA 制度の対象にもなります 平成 49 年まで復興特別所得税 ( 所得税に対して 2.1%) が加算される 外国債券等の税制改正前後の課税の違いここ数年の為替相場は円安傾向が続いているため 外国債券や外貨建てMMFについては 為替差益が生じている投資家も多数いると思われます そこで 外国債券等の主な商品について これらを平成 27 年中に売却した場合と平成 28 年以降に売却した場合の違いをみていきます (1) 外国債券の利付債について 平成 27 年 12 月まで平成 27 年中に支払いを受ける外国債券の利子に対しては 国内債券の利子同様に 20% の源泉分離課税の扱いになるのが原則です 特定公社債等の改正ポイント 3

4 ただし 利子について外国で源泉徴収されている場合には 日本国内において源泉徴収する段階で 外国での源泉徴収分と合わせて 20% となるように調整されます これを差額徴収方式といいます また 控除しきれなかった譲渡損失が生じた場合は 翌年以降最大で3 年間繰り越すことができます したがって 平成 28 年以降に売却した方が有利になります 償還差損益についても国内債券と同様で雑所得として総合課税の対象となり 売買益についても国内債券と同様に原則として非課税の扱いです また 売却損についてもなかったものとみなされます 平成 28 年 1 月以降金融所得課税の一体化により 利子は 20% の申告分離課税 売却益および為替差益を含む償還差益は譲渡所得に区分され 20% の申告分離課税の対象となります 以下 事例をあげてその違いを確認しましょう < 保有する外国債券に 100 万円の含み益がある場合 > 仮に この外国債券を平成 27 年中に売却すれば 売却益 100 万円は非課税となります しかし 平成 28 年以降に売却した場合 売却益の 100 万円は譲渡所得に区分され 20 万円 (=100 万円 20%) の税負担が生じます したがって 平成 27 年中に売却した方が有利になります < 保有する外国債券に 50 万円の含み損がある場合 > 現在 外国債券に含み損が 50 万円あり 上場株式等の含み益が 50 万円あるものとします 仮に 平成 27 年中に2つの証券を売却すれば 外国債券の売却損 50 万円はなかったものとされ 上場株式等の売却益 50 万円に対して 10 万円 (=50 万円 20%) の税負担が生じます 平成 28 年以降に2つの証券を売却した場合 外国債券の譲渡損失は特定公社債等の譲渡損失として上場株式等の譲渡益との損益通算が認められ 通算後の損益はゼロとなるため 上場株式の譲渡益に対する税負担をなくすことができます (2) ゼロクーポン債をはじめとする外国の割引債について 平成 27 年 12 月まで償還差益は雑所得に 売却益は譲渡所得に区分され 総合課税の扱いとなります 売却までの保有期間が 5 年以下の場合は短期譲渡所得として 譲渡益 -50 万円 が課税対象 保有期間が 5 年を超える場合は長期譲渡所得として ( 譲渡益 -50 万円 ) 1/2 が課税対象となります このため 他に総合譲渡所得がない場合 年間の譲渡益が 50 万円以下であれば負担すべき税額は生じません また 譲渡益が 50 万円を多少超えても長期譲渡所得の場合は 1/2 課税 となり税負担は軽くなります 平成 28 年 1 月以降売却益および為替差益を含む償還差益は 特定公社債等の譲渡所得に区分され 20% の申告分離課税の対象となります よって 損益通算の範囲は 特定公社債等および上場株式等の譲渡所得等の分離課税 のグループ内となり 他の所得との損益通算はできなくなります 仮に 保有するゼロクーポン債などの含み益が 50 万円以下の場合 平成 27 年中に売却すれば譲渡所得はゼロとなり 税負担は生じません 含み益が 50 万円超となる場合で平成 27 年中に売却した場合は 特別控除の 50 万円を差し引いた後の額に対して累進税率が適用されます 保有期間が 5 年超の場合 課税対象は 50 万円控除後の2 分の1で済みます 平成 28 年以降の税率 20% と 4

5 比べて どちらの税負担が軽くなるのかを計算する必要があります 逆に含み損がある場合は平成 27 年中に売却することで 譲渡損失の金額は給与所得や事業所得などの他の所得と損益通算することができますが 平成 28 年以降は金融所得内でのみの通算となります (3) 外貨建てMMFについて平成 27 年 12 月までは 分配金 ( 利子所得 ) については 20% の源泉分離課税 売却益 ( 譲渡所得 ) は為替差益を含め非課税です 類似の商品である外貨預金の為替差益が雑所得として総合課税の対象となっているのに対し 外貨建て MMFの為替差益は非課税なので 為替差益狙いの投資家にとって魅力ある商品でした しかし 平成 28 年以降は分配金および売却益ともに 20% の申告分離課税となります 仮に 保有する外貨建て MMFに含み益がある場合 平成 27 年中に売却すれば譲渡所得は非課税の扱いです います こうした金融所得課税の一体化の流れを踏まえ 多様な金融商品に目を向けていきましょう 岩本の独り言 年末年始は岐阜の実家でゆっくり過ごしました 私自身が幼少の頃 毎日のように遊んだ公園で 家族全員で遊んできました しばらく来ないうちに公園の入り口にスロープが出来ていたり トイレが建て替えられていたり ずいぶんと良くなっていました それでもやはり とても懐かしく感じます この公園は お父さんが子供の頃に遊んでいた公園なんだよ 逆に含み損がある場合は 平成 28 年以降に売却することにより 特定公社債等および上場株式等の譲渡所得等の分離課税 のグループ内での損益通算が可能となり 控除しきれなかった損失が生じた場合は 翌年以降最大 3 年間繰り越すことができます 金融所得課税の一体化の今後今回は平成 28 年 1 月に実施される金融所得課税の一体化に伴う損益通算の範囲の拡大 外国債券等の課税方式の変更等をみてきました が 金融所得課税の一体化の今後の流れについては 平成 28 年度税制改正要望においても金融庁 農林水産省 経済産業省から金融商品に係る損益通算範囲の拡大が要望されており 将来的には 預貯金やデリバティブ ( 金融派生 ) 商品まで対象拡大の可能性があります また 証券 金融 商品を一括して取り扱う総合取引所の実現も含めて 一般の投資家が多様な金融商品に投資しやすい環境を整備することが目指されて と 子供たちに語り掛けて感慨深くなっているのは私だけで 子どもたちにとってはやっぱりただの公園でした いつもどおり公園に着いたとたんおおはしゃぎ 実家に帰ったらまた行きたいと思います 電話 :052(565)6510 FAX:052(565)6520 Eメール :t-iwamoto@hoken24.com 有限会社東海 FPセンター ( 担当 : 岩本貴久 ) 名古屋市中村区名駅南 スス ワン 05 ビル 2F 5

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