別添 1 趣旨 三重県警察社会復帰アドバイザーの設置及び運用要綱 この要綱は 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 ( 平成 3 年法律第 77 号 以 下 法 という ) 第 28 条に規定する援護の措置を行わせるため 暴力団員による不当な行為 の防止等に関する法律施行規則 ( 平成 3

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1 ( 組 ) 第 31 号 L 年 平成 59 年 03 月 31 日 暴力団対策 平成 2 9 年 4 月 1 日 本部各部課長 各警察署長 殿 三重県警察本部長 三重県警察社会復帰アドバイザーの設置及び運用要綱の制定について ( 例規通達 ) 対号 三重県警察社会復帰アドバイザーの設置 及び運用要綱の制定について ( 例規通達 平成 25 年 3 月 19 日 ( 組 ) 第 6 号 ) この度 三重県警察社会復帰アドバイザーの勤務条件等を見直し 別添 三重県警察社会復帰 アドバイザーの設置及び運用要綱 を制定し 平成 29 年 4 月 1 日から実施することとしたので 誤りのないようにされたい なお 対号例規通達は 廃止する - 1 -

2 別添 1 趣旨 三重県警察社会復帰アドバイザーの設置及び運用要綱 この要綱は 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律 ( 平成 3 年法律第 77 号 以 下 法 という ) 第 28 条に規定する援護の措置を行わせるため 暴力団員による不当な行為 の防止等に関する法律施行規則 ( 平成 3 年国家公安委員会規則第 4 号 以下 規則 という ) 第 25 条の規定に基づき 三重県警察社会復帰アドバイザー ( 以下 社会復帰アドバイザー とい う ) の設置及び運用について必要な事項を定めるものとする 2 設置 (1) 刑事部組織犯罪対策課に社会復帰アドバイザーを置く (2) 社会復帰アドバイザーは 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 3 項第 3 号 に定める特別職の非常勤職員とする 3 任用及び任期 (1) 社会復帰アドバイザーは 常勤の三重県警察職員 ( 以下 警察職員 という ) であった者で 規則第 24 条第 1 号 第 5 号 第 6 号又は第 8 号の措置について知識及び経験を有し かつ 規則第 25 条第 1 項各号に掲げる要件のいずれにも該当するもののうちから 警察本部長 ( 以 下 本部長 という ) が刑事部組織犯罪対策課長 ( 以下 課長 という ) の上申に基づいて 任命する (2) 社会復帰アドバイザーの任用期間は12 月以内で かつ 一会計年度内に限るものとする ただし 必要に応じて再任ができるものとする 4 報酬及び旅費 (1) 社会復帰アドバイザーの報酬は その職務の内容及び他の職員との均衡を考慮し 予算の 範囲内において別に定めるものとする (2) 社会復帰アドバイザーには 前記 (1) に定める報酬のほか いかなる給与も支給しない (3) 社会復帰アドバイザーが正規の勤務時間に勤務しないときは 警察職員の例により報酬額 を減額する (4) 社会復帰アドバイザーが公務のために出張した場合においては 行政職給料表の職務の級 1 級の職務にある警察職員に準じて旅費を支給するものとする 5 公務災害補償 社会復帰アドバイザーの公務上の災害又は通勤による災害に対する補償については 議会の 議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例 ( 昭和 42 年三重県条例第 43 号 ) の定 めるところによる 6 勤務時間及びその他の勤務条件 (1) 社会復帰アドバイザーの勤務日数は 月 16 日以内又は週 29 時間以内とし 勤務時間の 割り振りについては 1 日 7 時間 45 分以内において課長が定めるものとする - 2 -

3 (2) 休暇は 労働基準法 ( 昭和 22 年法律第 49 号 以下 労基法 という ) に定めるところによる ただし 有給休暇は次に掲げるものとする なお 有給休暇の取扱い及び手続きは 本要綱に定めるもののほか 警察職員の例によるものとする ア労基法第 7 条に定める公民権を行使する場合において必要と認める期間イ労基法第 39 条に定める年次有給休暇ウ地震 水害 火災その他の災害により次のいずれかに該当する場合その他これらに準ずる場合で 社会復帰アドバイザーが勤務しないことが相当であると認められる場合において必要と認める期間 ( ア ) 社会復帰アドバイザーの現住居が滅失し 又は損壊した場合で 当該社会復帰アドバイザーがその復旧作業等を行い 又は一次的に避難しているとき ( イ ) 社会復帰アドバイザー及び当該社会復帰アドバイザーと同一の世帯に属する者の生活に必要な水 食料等が著しく不足している場合で 当該社会復帰アドバイザー以外にはそれらの確保を行うことができないとき エ地震 水害 火災その他の災害又は交通機関の事故等により出勤することが著しく困難であると認められる場合において必要と認める期間オ地震 水害 火災その他の災害又は交通機関の事故等に際して 退勤途上における身体の危険を回避するため勤務しないことがやむを得ないと認められる場合において必要と認める期間 (3) 前項に掲げるもののほか 別表に掲げる無給休暇を付与するものとする (4) 育児休業及び部分休業は 三重県警察業務補助職員の例によるものとする 7 職務法第 28 条に規定する援護の措置を行うに当たり 社会復帰アドバイザーは 課長の命を受けて規則第 24 条各号 ( 第 3 号 第 4 号及び第 11 号を除く ) に係る援護の措置に関する職務に従事するものとする 8 服務及び遵守事項 (1) 社会復帰アドバイザーの服務は 警察職員の例によるものとする ただし 職務の性質上これにより難い場合は この限りでない (2) 社会復帰アドバイザーは その職務を行うに当たっては規則第 25 条第 4 項に規定する身分証明書を携帯し 関係者から請求があったときは これを提示しなければならない (3) 社会復帰アドバイザーは 身分証明書の亡失 盗難及び損傷の防止について格別の注意を払わなければならない (4) 社会復帰アドバイザーは 盗難 遺失等により身分証明書を失ったときは 直ちにその旨を塡末書をもって課長に届け出なければならない (5) 社会復帰アドバイザーは 任用期間の終了 解雇その他の事由によりその身分を失ったときは 直ちに身分証明書を課長を経て本部長に返納しなければならない - 3 -

4 (6) 社会復帰アドバイザーは 担当した援護措置等の状況をその都度 課長に報告しなければならない 9 分限及び懲戒社会復帰アドバイザーの分限及び懲戒は 警察職員の例によるものとする 10 解雇 (1) 本部長は 社会復帰アドバイザーが次の事由により任務を遂行するに適さないと認めるときは その任用期間にかかわらず これを解雇するものとする ア死亡又は病気 負傷等により適正な職務を遂行できないなど 業務に著しい支障があると認められる場合イ社会復帰アドバイザーとしての能力又は適性を欠く場合ウ懲戒として免職されるに至らないが それに準ずる理由がある場合 (2) 課長は 社会復帰アドバイザーが前記 (1) アからウまでのいずれかに該当すると認めるときは 速やかに当該社会復帰アドバイザーの解雇を本部長に上申するものとする (3) 本部長は 労基法に定める解雇制度及び解雇予告に基づいて解雇する (4) 社会復帰アドバイザーを解雇したときは 3の規定により速やかに後任者を任用するものとする 11 福利厚生 (1) 社会復帰アドバイザーは 警察共済組合三重県支部及び一般財団法人三重県警察職員互助会への加入はできない (2) 社会復帰アドバイザーの社会保険については 健康保険法 ( 大正 11 年法律第 70 号 ) 厚生年金保険法 ( 昭和 29 年法律第 115 号 ) 又は雇用保険法 ( 昭和 49 年法律第 116 号 ) の定めるところによるものとする - 4 -

5 別表 区分内容 介護休暇 要介護者の介護を行う社会復帰指定期間内において必要と認めアドバイザー ( 以下 職員 といられる期間う ) が 当該介護をするため 注 1 2 参照課長が 職員の申出に基づき 当該要介護者ごとに 3 回を超えず かつ 通算して93 日を超えない範囲内で指定する期間 ( 以下 指定期間 という ) 内において勤務しないことが相当であると認められる場合 要介護者の介護をする職員が 当該連続する3 年の期間内にお 当該介護をするため 当該要介護 いて1 日につき2 時間 ( 当該職員 者ごとに 連続する3 年の期間 ( 当 について1 日につき定められた勤 介護時間 該要介護者に係る指定期間と重複 務時間から5 時間 45 分を減じた する期間を除く ) 内において1 時間が2 時間を下回る場合は 当 日の勤務時間の一部につき勤務し 該減じた時間 ) を超えない範囲内 ないことが相当であると認められ で必要と認められる期間 る場合 注 3 4 参照 注 1 介護休暇は 指定期間の申出の時点において 次のいずれにも該当する職員に付与するものとする (1) 任命権者を同じくする職 ( 以下 特定の職 という ) に引き続き在職した期間が1 年以上である職員 (2) 当該申出において 指定期間の指定を希望する期間の初日から起算して93 日を経過する日から6 月を経過するまでに その任期 ( 任期が更新される場合にあっては 更新後のもの ) が満了すること及び特定の職に引き続き採用されないことが明らかでないもの (3) 1 週間の勤務日が3 日以上とされている職員又は週以外の期間によって勤務日が定められている職員で1 年間の勤務日が121 日以上であるもの - 5 -

6 2 介護休暇は 1 日 半日又は時間を単位として付与することができる ただし 1 時間を単位とする当該休暇は 1 日を通じ 始業の時刻から連続し 又は終業の時刻まで連続した4 時間 ( 当該休暇と要介護者を異にする介護時間の承認を受けて勤務しない時間がある日については 当該 4 時間から当該休暇の承認を受けて勤務しない時間を減じた時間 ) の範囲内とする 3 介護時間は 職員が初めて当該休暇の承認を請求する時点において 次のいずれにも該当する職員に付与するものとする (1) 特定の職に引き続き在職した期間が1 年以上である職員 (2) 1 週間の勤務日が3 日以上とされている職員又は週以外の期間によって勤務日が定められている職員で1 年間の勤務日が121 日以上であるもの (3) 1 日に定められた勤務時間が6 時間 15 分以上である勤務日があるもの 4 介護時間の単位は 30 分とし 当該休暇は 1 日を通じ 始業の時刻から連続し 又は終業の時刻まで連続した2 時間 ( 別表に規定する減じた時間が2 時間を下回る場合にあっては 当該減じた時間 ) の範囲内 ( 部分休業の承認を受けて勤務しない時間がある日については 当該連続した2 時間から当該部分休業の承認を受けて勤務しない時間を減じた時間の範囲内 ) とする 5 介護休暇及び介護時間の取扱い及び手続は 本要綱に定めるもののほか 警察職員の例による - 6 -