米 〇米は 国民の主要食糧の一つであり 国内における米の安定的な生産とその継続を確保するため WTO 協定で約束したミニマム アクセスを超える数量について 高い二次税率によりその輸入 ( 枠外輸入 ) を抑制するとともに ミニマム アクセス米 ( 枠内輸入 ) については 国家貿易を通じて国が輸入差

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1 農林水産物品目別参考資料 米 麦 甘味資源作物 その他の農作物 P 1 P 4 P 10 P 13 牛肉 豚肉 乳製品 その他の畜産物 P 36 P 62 P 94 P 106 加工食品 P 132 林産物 P 133 水産物 P 141

2 米 〇米は 国民の主要食糧の一つであり 国内における米の安定的な生産とその継続を確保するため WTO 協定で約束したミニマム アクセスを超える数量について 高い二次税率によりその輸入 ( 枠外輸入 ) を抑制するとともに ミニマム アクセス米 ( 枠内輸入 ) については 国家貿易を通じて国が輸入差益を徴収しつつ 用途に応じた売渡し管理を行っている 生産量 国内生産量 ( 水稲 ) 主な生産地 (2016 年産 水陸稲 ) 8,042 千玄米トン ( 生産量シェア ) うち主食用 7,496 千玄米トン 輸入量 新潟県 (8%) 北海道 (7%) 秋田県 (6%) 出典 : 作物統計 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 77 万玄米トン ( 輸入量シェア ) うち EU 0.01 万玄米トン (0.01%) 米国 (49%) イタリア (0.01%) タイ (49%) スペイン (0.004%) 豪州 (1%) ( 注 ) 輸入量は ミニマム アクセス米の 2016 年度の輸入契約数量と枠外税率を支払って輸入されたコメの数量 (0.01 万トン ) の合計 - 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 一次税率無税 輸入差益上限 292 円 /kg 政府売渡価格 二次税率 341 円 /kg 価格 国境措置の概要 枠内 国家貿易によるミニマム アクセス (M A) 米の輸入 ( 輸入差益の徴収 ) 枠外 高水準の関税 二次税率 341 円 / kg 価格 価格の推移 ( 円 / 精米 kg) 年 輸入差益 (292 円 /kg を上限 ) 国内価格 国際価格 出典 : 農林水産省 米をめぐる関係資料 ( 注 1) 国内価格は 相対取引価格の年産平均から消費税等を含まない価格を試算したものであり 玄米の価格を精米換算したもの ( 年産ベース 当該年産の出回りから翌年の 10 月 (2016 年産は 2017 年 5 月まで )) ( 注 2) 国際価格は カリフォルニア州産短粒種の現地精米所出荷価格 ( 暦年ベース ) 2016 年のデータは未公表 輸入価格 ( 一次税率 :0 円 /kg) 1 枠内輸入 (MA 米 ) ( 国家貿易 ( 一元輸入 )) 約 77 万玄米トン / 年 輸入数量枠外輸入 ( 民間貿易 ) 約 0.1~0.2 千トン / 年

3 MA 米輸入の仕組み : 輸入数量の単位は 一般輸入については玄米トン SBS については実トン 2 国は 入札によって決定した輸入業者を通じて買入れ ただし MA 米の一部について 国家貿易の枠内で 輸入業者と国内の実需者の実質的な直接取引を認めている (SBS 輸入 ) 輸入方式別の数量は 近年 一般輸入米が 66 万玄米トン SBS 米が 10 万実トン 一般輸入 (77 万トン-SBS 輸入数量 ) 買入売渡輸入業者国実需者買入委託契約 1 輸入業者が国の入札に参加 2 国と輸入業者 ( 落札業者 ) が買入委託契約を締結 3 国が輸入業者から買い入れ 4 その後 国が別の入札によって国内の実需者に売り渡し 価格の面で国産米では十分対応し難い加工用 飼料用等の非主食用に販売 SBS(Simultaneous Buy and Sell: 売買同時契約 ) 輸入 ( 最大 10 万トン ) 輸入業者 ( 買入 ) ( 売渡 ) 国 実質的な直接取引 特別売買契約 実需者 1 輸入業者と国内の実需者がペアで国の入札に参加 2 国の売渡価格と買入価格の差 ( マークアップ ) が大きいものから落札 3 国と輸入業者 実需者 ( 落札ペア ) の 3 者間で特別売買契約を締結 4 国が輸入業者からの買入れと実需者への売渡しを同時に実施 主に主食用に販売

4 MA 米の輸入状況 MA 米の主な輸入先国は 米国 タイ 豪州 中国など 輸入方式別の数量は 近年 一般輸入米が 66 万玄米トン SBS 米が 10 万実トン 国別の輸入数量は 国内における加工用の実需者のニーズ 輸出国の生産量及び作付品種の状況 輸出余力等を勘案しながら行う入札の結果として決定される MA 米の輸入数量 ( 輸入先国別及び輸入方式別 ) ( 単位 : 千玄米トン ) 平成 7 年度 平成 8 年度 平成 9 年度 平成 10 年度 平成 11 年度 平成 12 年度 平成 13 年度 平成 14 年度 平成 15 年度 平成 16 年度 平成 17 年度 米国 タイ 中国 オーストラリア EU その他 合計 ( うち一般輸入 ) ( うちSBS 輸入 ) 平成 18 年度 平成 19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 米国 タイ 中国 オーストラリア EU その他 合計 ( うち一般輸入 ) ( うちSBS 輸入 ) SBS 輸入数量の単位は千実トン 注 1: 各年度の輸入契約数量の推移 注 2: 千実トンと千玄米トンのため合計は一致しない場合がある 注 3: ラウンドの関係で合計と内訳が一致しない場合がある 注 4:EUからのMA 米の輸入は イタリア スペインからの輸入である ( 平成 14 年度以降はイタリアのみ ) ただし 全てSBS 輸入 ( 参考 )MA 米以外で 枠外税率を支払って輸入されるコメの数量は 毎年 0.1~0.2 千トン程度 ( うちEUからの輸入量は 主にイタリア スペインから0.02~0.05 千トン程度 ) 3

5 小麦 小麦は 国民の主要食糧の一つであるとともに 水田作地帯における転作作物 北関東 北九州等の水田営農における裏作作物 北海道の大規模畑作経営における輪作作物として 我が国の土地利用型農業の重要な作物であり 一定の国内生産を確保する必要がある このため 高い二次税率により枠外輸入を抑制するとともに 枠内輸入については国家貿易を通じて国が輸入を一元的に行うことで 外国産の無秩序な流入を防いでいる 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年産 ) 791 千トン ( 生産量シェア ) 輸入量 ( 食糧用 ) ( 飼料用 ) 価格 北海道 (66%) 福岡県 (6%) 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 5,081 千トン ( 輸入量シェア ) うち EU 8 千トン (0.2%) 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 350 千トン ( 輸入量シェア ) うち EU 149 千トン (43%) 米国 (47%) フランス (0.2%) 英国 (26%) 英国 (26%) 価格の推移 ( 円 /kg) 佐賀県 (3%) 出典 : 作物統計 出典 : 貿易統計 出典 : 貿易統計 年度 国内価格 国際価格 国内価格 : 国内産小麦の落札価格 ( 加重平均 )( 税抜き ) 国際価格 : 食糧用小麦の CIF 平均単価 ( 貿易統計 ) カナダ (35%) ドイツ (0.0%) カナダ (19%) ルーマニア (16%) 豪州 (18%) ルーマニア (0.0%) ルーマニア (16%) 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 一次税率無税 輸入差益上限 円 /kg 政府売渡価格 二次税率 55 円 /kg 252% ( WTO 農業交渉上の換算値 ) 価格 マークアップ ( 輸入差益 ) (45.2 円 /kg を上限 ) 輸入価格 ( 一次税率 :0 円 /kg) 4 国境措置の概要 枠内 カレント アクセス数量 (574 万トン ) 国家貿易 ( 輸入差益の徴収 ) 枠外高水準の関税 枠内輸入 ( 国家貿易 ( 一元輸入 )) ( カレントアクセス数量は 574 万トン ) 枠外輸入 ( 民間貿易 ) (2016 年度 ) 0.16 万トン 民間貿易の場合の輸入価格 二次税率 55 円 / kg ( ) 従価税換算値 :252% ( 注 )WTO 農業交渉 ( 00~) において 非従価税の関税削減幅を決定するために 基準時 ( 99~ 01) の輸入価格及び国際価格を基に算出された数値 輸入数量

6 国内産小麦の取引価格と経営所得安定対策について 5 国内産小麦の取引価格は 入札により決定され 品質や各産地の需給状況等を反映して銘柄によって価格に差が生じているところ 国内産麦の取引価格と生産コストとの差は 経営所得安定対策により補填 国内産小麦の産地別銘柄別取引価格の動向 経営所得安定対策の概要 ( 単位 : トン 税込み ) 130, , , ,000 90,000 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 北海道ホクシン 香川さぬきの夢 2000 茨城農林 61 号 資料 : 農林水産省調べ注 1: 国内産小麦の価格は 民間流通麦にかかる入札の落札加重平均価格 ( 税込み ) 注 2: 外国産小麦の価格は 当該年の前年度の輸入小麦の政府売渡価格 (5 銘柄平均 ) である 注 3: ホクシン ( きたほなみ ) については 22 年産までは ホクシン の価格であり 23 年産からは きたほなみ の価格である 注 4: さぬきの夢については 24 年産までは さぬきの夢 2000 の価格であり 25 年産からは さぬきの夢 2009 の価格である 注 5: 農林 61 号 ( さとのそら ) については 23 年産までは 農林 61 号 の価格であり 24 年産からは さとのそら の価格である 香川さぬきの夢 ,227 円 / トン 北海道春よ恋 54,963 円 / トン 北海道きたほなみ 53,731 円 / トン 外国産小麦 5 銘柄平均 48,470 円 / トン 茨城さとのそら 37,268 円 / トン 年産 生産コスト取引価格 国内産麦 民間流通 経営所得安定対策 マークアップ 外国産麦輸入価格 国家貿易により輸入 ( 注 ) 経営所得安定対策は 国家貿易を通じて国が徴収する輸入差益 ( マークアップ ) 及び一般会計を財源に実施

7 生産者小麦の流通の概要 6 小麦は需要量の約 9 割を外国から輸入 国内産小麦は民間流通により取引されており 国内産小麦では量的又は質的に満たせない需要分について 政府が国家貿易により外国産小麦を計画的に輸入し 需要者に売り渡しているところ また 米とは異なり 最終的にパンや麺として消費するため 各種の加工工程を経て流通 小麦は 主に製粉企業が製粉して小麦粉にし その小麦粉を原料として二次加工メーカーがパン 麺 菓子等を製造 国外小麦の流通の現状 ( 食糧用 ) ( 単位 : 万トン ) 国家貿易 511 アメリカ 275 カナダ 144 豪州 91 他 民間流通 73 政府511 製粉企業 醤油メーカー等みそ 醤油等 11 パン 麺 菓子用等 573 パン 麺 菓子メーカー消費者注 : 流通量は過去 5 年 (2011~2015 年度 ) の平均数量である 家庭用

8 小麦の種類と用途 原料として使用される小麦の種類は 小麦粉の種類 用途に応じて異なっているところ 小麦粉の種類は たんぱく質の量によって 強力粉 ( パン用 ) 準強力粉 ( 中華麺用 ) 中力粉 ( うどん用 ) 薄力粉 ( 菓子用 ) に分類 外国産小麦の銘柄 輸入数量 511 万トン カナダ産ウェスタン レッド スプリング (1CW) アメリカ産ダーク ノーザン スプリング (DNS) アメリカ産ハード レッド ウィンター (HRW) オーストラリア産スタンダ - ド ホワイト (ASW) アメリカ産ウェスタン ホワイト (WW) 122 万トン 115 万トン 85 万トン 81 万トン 75 万トン 小麦粉の種類強力粉準強力粉中力粉薄力粉 主な用途 食パン 中華麺ギョウザの皮 うどん 即席麺ビスケット 和菓子 カステラ ケ - キ和菓子 天ぷら粉ビスケット たんぱく質の含有量 11.5~13.0% 10.5~12.5% 7.5~10.5% 6.5~9.0% 用途パン用品種中華麺用品種日本麺用品種等 国内産小麦流通量 73 万トン ( 参考 ) 2015 年度流通量 8.1 万トン (11.2%) 北海道産春よ恋 (3.3 万トン ) 北海道産ゆめちから (5.4 万トン ) 0.5 万トン (0.6%) 福岡県産ちくし W2 号 ラー麦 (0.3 万トン ) 注 1: 輸入数量及び国内産小麦流通量は 過去 5 年 (2011~2015 年度 ) の平均数量である 注 2: 輸入数量は 5 銘柄以外の銘柄 ( デュラム小麦等 )33 万トンを含む 注 3: 国内産小麦流通量は 集荷団体からの聞き取り数量である 万トン (88.2%) 北海道産きたほなみ (38.7 万トン ) 香川県産さぬきの夢 2009 (0.4 万トン )

9 小麦 ( 小麦製品 ) 大麦の概況 小麦粉調製品は 小麦粉と砂糖やでん粉等の混合物 その用途は多岐にわたり 菓子類 パン類 麺類などに幅広く使用されている 主な輸入先は 韓国 シンガポール 中国となっている ビスケットは 国内生産量約 24 万トン 輸入量約 2 万トンであり 主な輸入先は中国 アメリカ マレーシアとなっている 小麦グルテン ( 弾力性 保水性を有する食品素材 ) は 国内生産量約 0.5 万トン 輸入量約 1.9 万トンであり 主な輸入先はオーストラリア 大韓民国 カナダとなっている 国内で生産される小麦粉調製品 ビスケット等の原料小麦は 国産小麦のほか 主にアメリカ カナダ 豪州からの輸入小麦となっている マカロニ スパゲティは 国内生産量約 16 万トン 輸入量約 14 万トンであり 主な輸入先は イタリア トルコ 米国となっている 国内で生産されるマカロニ スパゲティの原料となるデュラム小麦の輸入先は カナダ アメリカとなっている 大麦は 土地利用型農業の重要な作物であることから 高い二次税率により枠外輸入を抑制するとともに 枠内輸入については国家貿易を通じて国が輸入を一元的に行うことで 外国産の無秩序な流入を防いでいる 主な小麦製品 麦芽の状況 品目 現在の関税率 国内生産量 ( 平均 ) 輸入量 ( 世界 ) ( 平均 ) うち EU 加盟国 小麦粉調製品 16~28% 36 万 5 千トン 10 万 7 千トン ビスケット 13~20.4% 24 万トン 1 万 9 千トン 小麦グルテン 21.3% 0.5 万トン 1 万 9 千トン マカロニ スパゲティ 30 円 /kg 16 万 4 千トン 13 万 6 千トン 大麦 一次税率無税 ( 輸入差益上限 28.6 円 /kg) 二次税率 39 円 /kg 17 万 5 千トン ( 食糧用 )22 万 4 千トン ( 飼料用 )107 万 1 千トン 総計 : 8 千トンフランス 5 千トンドイツ 1 千トン総計 : 6 千トンベルギー 1 千トンテ ンマーク 1 千トンフランス 1 千トン総計 : 4 千トンフランス 2 千トンドイツ 2 千トン総計 : 8 万 3 千トンイタリア 8 万トンギリシャ 3 千トン総計 : 0.1 千トンドイツ 0.1 千トン総計 :2 万 1 千トンルーマニア 1 万 7 千トン 出典 : 小麦製品 : 国内生産量は農林水産省 食品産業動態調査 ( 小麦グルテンについては全国小麦粉分離加工協会調べ ) 輸入量は財務省 貿易統計 大麦 ; 国内生産量は農林水産省 食料需給表 輸入量は財務省 貿易統計 8

10 麦芽 麦芽については 国産麦芽が安定的に実需者に使用されるよう毎年度の国内総需要見込量及び国内生産見込数量を把握し 国産で不足する需要量のみを関税割当数量 ( 枠内 : 無税 ) として設定するとともに 関税割当の枠外については高い二次税率により枠外輸入を抑制することで 安価な外国産の無秩序な流入を防いでいる 生産量 ( ビール大麦 ) 国内生産量主な生産地 (2016 年産 ) 49 千トン ( 生産量シェア ) 輸入量 ( 麦芽 ) 栃木県 (49%) 佐賀県 (13%) 北海道 (12%) 出典 : 農林水産省穀物課調べ 国境措置 一次税率 ( 枠内 ) 無税 関税率 二次税率 ( 枠外 ) 21.3 円 /kg 58.9% 国境措置の概要 枠内国産で不足する需要分を関税割当制度により輸入 枠外高水準の関税 (21.3 円 /kg) 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 千トン ) ( WTO 農業交渉上の換算値 ) 国名カナダ豪州 EU 合計英国フランス 輸入量 シェア 30% 16% 53% 15% 15% 100% 価格 ( 麦芽 ) 価格の推移 ( 円 /kg) 出典 : 貿易統計 年度 国産麦芽輸入麦芽 ( 関税割当 : 一次税率無税 ) 二次税率 (21.3 円 /kg) 国内価格 国際価格 枠内輸入 (2015 年度 :49.53 万トン ) 枠外輸入 (2015 年度 :1.93 万トン ) 国内価格 : 国産麦芽原価 ( ビール酒造組合 国税庁調べ ) 国際価格 : 麦芽の CIF 平均単価 ( 貿易統計 ) 9

11 砂糖類 砂糖については 1 高い関税率により精製糖が輸入されないようにすることで 輸入粗糖 ( 原料糖 ) の精製業が成り立つようにするとともに 2 粗糖の輸入者である精製糖企業からは調整金を徴収し これを財源として農家や産地の製糖事業者に交付金を交付することにより 輸入粗糖と国産粗糖の価格調整を図り 沖縄県 鹿児島県のさとうきびや北海道のてん菜の生産と これらを原料とした製糖事業を存立させている 生産量 全世界 E U 国内生産量主な生産地 (2015SY 2 ) 805 千トン 1 ( 生産量シェア ) 輸入量 粗糖 精製糖 粗糖 精製糖 価格 北海道 (84%) 1 数量は精製糖ベース 2 SY は 砂糖年度 (10 月 1 日 ~ 翌年 9 月 30 日 ) 沖縄県 (9%) 鹿児島県 (7%) 輸入量主な輸入先国 (2015SY 2 ) 1,206 千トン 1 ( 輸入量シェア ) 15 千トン ( 輸入量シェア ) 7 トン ( 輸入量シェア ) 1,702 トン 1 ( 輸入量シェア ) 出典 : 農林水産省地域作物課調べ 豪州 (54%) マレーシア (52%) ヘ ルキ ー (100%) ヘ ルキ ー (58%) 価格の推移 ( 円 /kg) タイ (46%) タイ (12%) - フランス (35%) - 米国 (9%) - 英国 (3%) 出典 : 貿易統計 SY 国内価格 国際価格 国内価格 : 日本経済新聞 砂糖の市中相場価格 国際価格 : ロンドン白糖価格 国境措置 粗糖 ( 原料 ) 71.8 円 /kg 172% ( 調整金 38.2 円 /kg) 製糖の形で輸入されない 国内で製造される国費精製糖精関製税国内の精製糖価格よりも高い水準になり 精 輸入精製糖 国産精製糖 輸入粗糖と国産粗糖との価格調整 ( 独 ) 農畜産業振興機構 (ALIC) から精製糖企業への売戻価格 粗糖の平均輸入価格 調整金徴収 精製糖企業 ( 輸入者 ) が負担 輸入品価格を上げ 輸入粗糖 国内産糖支援 沖縄県のさとうきび農家等精国産粗糖 国産粗糖の製造コスト国産品価格を下げ コスト価格調整後の粗糖価格輸入価格製糖の関税率 ( 上限値 調整金含む ) 精製糖 ( 製品 ) 円 /kg 104% ( 関税 21.5 円 + 調整金 53.5 円 /kg) は従価税換算値 2015 年度の CIF 価格から算出 WTO 上の換算値は粗糖 328% 砂糖 356% 調整金単価は 2015SY7 月 ~9 月期 10 年間 500 億円程度 国境措置の概要 安価な輸入粗糖から調整金を徴収し これを財源として国内生産を支援

12 砂糖 砂糖菓子 ( 加糖調製品 キャンデー チョコレート菓子 ) の概況 出典 : 輸入量は財務省 貿易統計 キャンデー及びチョコレート菓子の国内生産量は全日本菓子協会推計 11 加糖調製品は 砂糖と砂糖以外のココア 粉乳 ソルビトール等の混合物等 その形態は多岐にわたっており 菓子類 パン類 飲料 調味料 練製品などに幅広く使用 輸入量は 過去 10 年間で 40 万トン台から 50 万トン台に増加 主な加糖調製品の輸入量は EU1 万 4 千トン ( 年平均 チョコレート菓子 キャンデーは外数 ) キャンデーは 国内生産量約 17 万トン 輸入量は約 1 万トンであり 主な輸入先は タイ オランダ ドイツとなっている チョコレート菓子は 国内生産量約 22 万トン 輸入量は約 3 万トンであり 主な輸入先は アメリカ 中国 ベルギーとなっている 主な加糖調製品等の事例 種類内容使途 ココア カカオマス又はチョコレートチョコレート菓子 関税 輸入量 ( 世界 ) ( 主なライン ) ( 平均 ) うちEU 加盟国 総計 :6 千トン 調製品 + 砂糖飲料等ベルギー 3 千トン 29.8% 8 万トン 粉乳 全粉乳又は脱脂粉乳コーヒー飲料 調製品 + 砂糖アイスクリーム等 ( 乳成分 30% 未満 しょ糖含有量 50% 未満等 ) 28% 2 万 4 千トン フィンラント 946 トン フランス 686 トン 総計 :5 千トンドイツ 2 千トン オランダ 2 千トン フランス 875 トン その他 ソルビトール 水産練り製品 調製品 + 砂糖等 菓子 佃煮等 29.8% 11 万 5 千トン総計 : 0 トン キャンデー 国内生産量 ( 平均 ) 16 万 8 千トン 25% 1 万 2 千トン 総計 :6 千トンオランダ 1.8 千トンドイツ 1.7 千トンスペイン 1.1 千トン チョコレート菓子 国内生産量 ( 平均 ) 22 万トン 10% 2 万 9 千トン 総計 :1 万トンベルギー 3.2 千トンフランス 2.7 千トンイタリア 1.9 千トン

13 でん粉については 高い関税率により でん粉の輸入を制限した上で 1 でん粉供給のほとんどを占めるコーンスターチの原料用とうもろこしについての輸入を関税割当により一定以下に制限するとともに 2 糖価調整法に基づき 輸入者であるコーンスターチ企業等からは調整金を徴収し これを財源として農家や産地のでん粉製造事業者に交付金を交付することにより 輸入とうもろこしから製造されるコーンスターチと国内産いもでん粉の価格調整を図り 北海道のばれいしょや南九州のかんしょ ( さつまいも ) の生産とこれらを原料とした産地のでん粉製造業を存立させている 生産量 国内生産量 ( でん粉 ) 主な生産地 (2015SY 1 )( 原料いも ) 223 千トン ( 生産量シェア ) 価格の推移 ( 円 /kg) 国内価格 国際価格 ( ばれいしょでん粉 ) 国内価格 : 国内産ばれいしょでん粉コスト価格 ( 地域作物課調べ )(SY 1) 国際価格 : ばれいしょでん粉のCIF 平均単価 ( 貿易統計 ) 1 SYはでん粉年度 (10 月 1 日 ~ 翌年 9 月 30 日 ) 2 でん粉は鹿児島県で製造 3 コーンスターチ用とうもろこしをでん粉換算 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 交付( 北海道 鹿児島県 宮崎県 2 (88%) (12%) (1%) 一次税率 二次税率 コーンスターチ用無税 + 調整金 12 円又は50% 出典 : 農林水産省地域作物課調べ 輸入量 とうもろこし ( 調整金単価 :3.7 円 /kg 6) のうちいずれか高い税率 ( でん粉全体 ) 輸入量 主な輸入先国 ( 平均 ) 一次税率 価格調整制度の対象のでん粉 4 2,348 千トン 3 米国 3 タイブラジル無税 + 調整金二次税率 ( 輸入量シェア ) (91%) (6%) (2%) でん粉 ( 調整金単価 :5.4 円 /kg 6) 119 円 /kg 価格調整制度の対象外のでん粉 147% 5 うちEU オランダドイツデンマーク 16% 25% 7.4 千トン (0.3%) (0%) (0%) (0%) ばれいしょでん粉のみ ) 4 糖化用及び化工でん粉用のでん粉輸入量主な輸入先国 ( 平均 ) CYのCIF 価格から算出 WTO 農業交渉上の換算値は 234% 6 調整金単価は2015SY7 月 ~9 月期 6.3 千トン オランダ デンマーク ドイツ FYの政令数量 ( 輸入量シェア ) (37%) (32%) (30%) でんうちEU オランダデンマークドイツ粉6.3 千トン (100%) (37%) (32%) (30%) 関年間 110 億円程度出典 : 貿易統計 価格 税( 独 ) 農畜産業振興機構 (ALIC) から コーンスターチ業者等への売戻価格 12 輸入とうもろこし等と国産いもでん粉との価格調整でん粉のコーンスターチ用輸入とうもろこし等 格価格調整制度の対象となっている国内産いもでん粉 (68%) 販売価国境措置の概要 関税割当制度 (4,191.9 千トン 7) により 割当内のものについては 調整金を徴収し これを財源として国内生産を支援 関税割当制度 (166 千トン 7) により 割当内のもののうち糖化用及び化工でん粉用については 調整金を徴収し これを財源として国内生産を支援 格国産品価格を下げ国売価販価格調整制度の対象外となっている国内産いもでん粉 (32%) 産いもでん粉の製造コスト輸入品価格を上げ 輸入価格輸入でん粉 平均輸入価格 注 : でん粉の形態での輸入を制限するため 合わせて輸入でん粉の関税割当を実施 調整金徴収コーンスターチ業者等が負担 金支出でん粉

14 小豆 国内需要を国内生産でまかなえないものを雑豆 ( 小豆 いんげん えんどう及びそらまめ ) として 一括して関税割当を実施している ( 全体 12 万トン ) 高い税率により関税割当枠外の輸入を抑制している 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年度 ) 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 国境措置の概要 30 千トン ( 生産量シェア ) 北海道 (92%) - - 出典 : 作物統計 一次税率 ( 枠内 ) 10% 二次税率 ( 枠外 ) 354 円 /kg 403% 枠内カレント アクセス数量 枠外高水準の関税 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 20 千トン ( 輸入量シェア ) カナダ (53%) 中国 (45%) 米国 (1%) ( WTO 農業交渉上の換算値 ) 507 円 /kg うち EU 0 トン (0%) 出典 : 貿易統計 国産品価格 円 /kg 価格 価格の推移 ( 円 /kg) 国産 二次税率 354 円 /kg 年度 国内価格 ( 一次税率 :10%) 輸入価格 円 /kg 国際価格 国内価格は 農業物価統計 国際価格は CIF 平均単価 ( 貿易統計 ) 13 カレント アクセス数量 ( 雑豆の関税割当全体 ) 12 万トン 枠外輸入 ( ほぼなし ) 1: 農業物価統計 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格 2:CIF 平均価格 ( 貿易統計 ) 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格

15 いんげん 国内需要を国内生産でまかなえないものを雑豆 ( 小豆 いんげん えんどう及びそらまめ ) として 一括して関税割当を実施している ( 全体 12 万トン ) 高い税率により関税割当枠外の輸入を抑制している 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年度 ) 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 国境措置の概要 価格 6 千トン ( 生産量シェア ) 輸入量 北海道 (97%) - 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 30 千トン ( 輸入量シェア ) うち EU 千トン (0.01%) ミャンマー (38%) イタリア (0.01%) カナダ (23%) フランス (0%) 価格の推移 ( 円 /kg) - 出典 : 作物統計 米国 (18%) 出典 : 貿易統計 年度 国内価格 一次税率 ( 枠内 ) 10% 二次税率 ( 枠外 ) 354 円 /kg 403% 枠内カレント アクセス数量 枠外高水準の関税 スペイン (0%) 国産品価格 1 国産 ( WTO 農業交渉上の換算値 ) ( 一次税率 :10%) 487 円 /kg 二次税率 354 円 /kg 248 円 /kg 輸入価格 円 /kg 国際価格 国内価格は 農業物価統計 国際価格は CIF 平均単価 ( 貿易統計 ) 14 カレント アクセス数量 ( 雑豆の関税割当全体 ) 12 万トン 枠外輸入 ( ほぼなし ) 1: 農業物価統計 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格 2:CIF 平均価格 ( 貿易統計 ) 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格

16 落花生 国内需要を国内生産でまかなえないものについて関税割当を実施している (7.5 万トン ) 国産品と輸入品の品質格差が大きく 輸入量も関税割当量の 4 割程度となっている 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年度 ) 16 千トン ( 生産量シェア ) 輸入量 千葉県 (79%) 茨城県 (11%) 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 32 千トン ( 輸入量シェア ) うち EU 0 トン (0%) 中国 (41%) 米国 (39%) - 出典 : 作物統計 南アフリカ (9%) 国境措置 関税率 ( は従価税換算値 ) 一次税率 ( 枠内 ) 10% 二次税率 ( 枠外 ) 617 円 /kg 737% ( WTO 農業交渉上の換算値 ) 823 円 /kg 国境措置の概要 枠内カレント アクセス数量 枠外高水準の関税 国産品価格 1 1,436 円 /kg 価格 出典 : 貿易統計 国産 二次税率 617 円 /kg 価格の推移 ( 円 /kg) 年度 国内価格 930 1,005 1,568 2,423 1,736 国際価格 国内価格は 千葉県産の産地価格 国際価格は CIF 平均単価 ( 貿易統計 ) ( 一次税率 :10%) カレント アクセス数量 7.5 万トン 15 枠外輸入 ( ほぼなし ) 輸入価格 円 /kg 1: 千葉県産の産地価格 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格 2:CIF 平均価格 ( 貿易統計 ) 2012 年度 ~2016 年度 5 中 3 平均価格

17 茶 茶については 関税 (17%) を措置している 茶の国内生産量は約 80 千トン 輸入量は約 4 千トンであり 国内供給量に占める輸入の割合はわずかとなっている 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年産 ) 国境措置 関税率 国境措置の概要 80 千トン ( 生産量シェア ) 静岡県 (38%) 鹿児島県 (31%) 三重県 (8%) 17% - 輸入量 出典 : 作物統計 ( 速報値 ) 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 国内価格 ( 一 二番茶 ) 1,578 円 /kg 4 千トン ( 輸入量シェア ) 中国 (85%) オーストラリア (8%) ベトナム (3%) 一番茶 二番茶 EU 加盟国からの輸入量は約 2 トン 出典 : 貿易統計 価格 価格の推移 ( 円 /kg) 年 国内 ( 一 二番茶 ) 1,707 1,513 1,515 1,476 1,580 国内 ( 三番茶以降 ) 国際価格 国内価格 : 緑茶価格 ( 各茶期の生産量と平均単価の速報値 ( 全国茶生産団体連合会調べ ) に基づき算出 ) 国際価格 :CIF 価格 : 中国産 ( 貿易統計 ) 国内価格 ( 三番茶以降 ) 351 円 /kg 三番茶以降 381 円 /kg 68% 32% 輸入品 ( 中国産等 ) 国産 上記の数値は いずれも2011~2015 年 5 中 3 平均の値 16 17%

18 茶 ( 生産の動向 ) 茶の生産動向 主産県におけるお茶の作付面積 生産量の推移 静岡県 鹿児島県 三重県 熊本県 京都府 福岡県 宮崎県 全国 H25 18,300 8,660 3,150 1,570 1,580 1,570 1,540 45,400 面積 (ha) H26 18,100 8,670 3,110 1,500 1,580 1,560 1,510 44,800 H27 17,800 8,610 3,040 1,420 1,580 1,560 1,450 44,000 生産量 ( トン ) H28 17,400 8,520 3,000 1,350 1,580 1,550 1,420 43,100 H25 32,200 25,600 7,130 1,300 3,020 2,290 4,100 84,800 H26 33,100 24,600 6,770 1,300 2,920 2,170 3,870 83,600 H27 31,800 22,700 6,830 1,140 3,190 1,940 3,620 79,500 資料 : 農林水産省 作物統計 H28 30,700 24,600 6,370 1,280 3,190 1,870 3,760 80,200 資料 : 農林水産省 作物統計 (H28 生産量は速報値 ) 主産県における販売農家数の推移 静岡県 鹿児島県 三重県 熊本県 京都府 福岡県 宮崎県 全国 H12 24,019 4,309 4,598 1,277 1,330 2, ,687 栽培 農家数 ( 戸 ) H17 17,731 3,072 2, ,035 1, ,617 H22 13,933 2,216 1, , ,116 資料 : 世界農林業センサス H27 9,617 1, ,144 17

19 茶の輸出について 米国等における日本食ブームの影響 健康志向の高まりにより 輸出量は過去 10 年間で約 3 倍に増加 輸出先国としては 米国が全体輸出量の 35% EU が 15% 平成 28 年の輸出実績は 日本茶輸出促進協議会等によるプロモーション 海外ニーズの高い抹茶の生産拡大等により 金額ベースで 116 億円と過去最高を更新 ( 対前年 14% 増 ) EU 市場向けには有機栽培茶のニーズが高く 同時に残留農薬基準のクリアも可能であることから 輸出に適しているところ (EU 向け輸出量 596t のうち 有機 JAS 認証を取得した茶は 444t(H28)) 平成 31 年に輸出額 150 億円を目標として設定しているところ ( トン ) ,387 1,576 1,625 1,958 1,096 1,701 2,232 資料 : 貿易統計 茶の輸出実績 輸出量 ( トン ) 輸出額 ( 億円 ) 51 2,351 前年比数量 :100% 金額 :114% ,942 3, ,127 ( 億円 ) , EU 加盟国への輸出実績等 ( 茶 ) 衛生条件関税率 EU なし 0~3.2% 全世界 ( トン ) 輸出量 ( トン ) 596 ( 前年比 12% 増 ) 4,108 ( 前年同 ) H28 年実績 輸出額 ( 百万円 ) 2,300 ( 前年比 14% 増 ) 11,551 ( 前年比 14% 増 ) 有機 JAS 認証の同等性等の仕組みを利用した有機栽培茶輸出量の推移 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 米国カナダ EU スイス資料 : 農林水産省調べ

20 こんにゃく こんにゃくいもは 群馬県をはじめとした北関東の畑作地帯における重要な作物であり その生産の安定と継続を確保するため 関税割当により 安価な輸入品の無秩序な流入を防いでいる 〇 2007 年度以降 LDC( 後発開発途上国 ) に対して無税無枠措置を講じており 輸入の約 8 割が LDC からとなっている また 数量ベースの特別セーフガードが措置されており 輸入量が大幅に増えた場合に機動的に発動されている こんにゃくいも生産量 国内生産量 6.3 千トン ( 精粉ヘ ース ) ( 生産量シェア ) 輸入量 主な生産地 (2016 年産 )( 生いも )KY 群馬県 (93%) こんにゃくいも ( 精粉 ) 輸入量 栃木県 (2%) 茨城県 (1%) 出典 : 農林水産省地域対策官調べ 主な輸入先国 (2015 年度 )KY 国境措置 ( こんにゃくいも ) 関税率 ( は従価税換算値 ) 一次税率 40% 二次税率 2,796 円 /kg 348% 国境措置の概要 関税割当を実施 267 トン ( 荒粉換算 ) (152 トン ( 精粉換算 )) ( 2016 年度のCIF 価格から算出 WTO 農業交渉上の換算値は 1706%) 二次 0.3 千トン ( 精粉ヘ ース ) ( 輸入量シェア ) ミャンマー (60%) こんにゃくいも ( 精粉 ) 価格 価格の推移 ( 円 /kg) ラオス (15%) インドネシア (11%) EU 加盟国からの輸入はない ミャンマー ラオスはLDC 出典 : 貿易統計)KY 国内価格 2,376 円 /kg 国際価格 1,007 円 /kg 40% 一次 L D C 特税恵(無二次税率 2,796 円 /kg 国内価格 3,350 2,260 2,125 2,550 2,330 国際価格 1,129 1, 国内価格 : 精粉価格 ( 全国蒟蒻原料協同組合調べ ) 国際価格 : 精粉価格 ( 貿易統計 ) こんにゃく製品輸入量 輸入量 19 千トン ( 輸入量シェア ) EU 加盟国からの輸入はない KY は こんにゃく年度 (11 月 1 日 ~ 翌年 10 月 31 日 ) 主な輸入先国 (2015 年度 )KY 中国 (88%) 韓国 (9%) インドネシア (3%) 出典 : 貿易統計 国内価格 国際価格は 2011~2015 年 5 中 3 平均の値 国内生産量約 90% ( 精粉換算 ) 輸入数量約 10% 2007 年度に LDC( 後発開発途上国 ) 無税無枠措置を拡充した際 こんにゃくいもも対象品目に追加 輸入急増に備えた数量ベースの特別セーフガード ( 発動後の税率 3,728 円 /kg) を機動的に発動 国境措置 ( こんにゃく製品 ) 19 関税率 国境措置の概要 21.3% -

21 こんにゃく ( 生産 価格の動向 ) 生産の動向 こんにゃくいもの生産の推移 栽培面積 収穫量 ( 生いも ) 単 収 価格の動向 ( 単位 :ha トン kg/10a) H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 全国 4,220 4,140 4,070 4,030 3,940 3,910 - 群馬県 3,520 3,490 3,410 3,430 3,360 3,390 - ( シェア ) 83.4% 84.3% 83.8% 85.1% 85.3% 86.7% - 全国 67,400 60,800 67,000 65,100 58,600 61,300 74,866 群馬県 61,900 55,400 61,700 60,100 54,200 56,500 69,500 ( シェア ) 91.8% 91.1% 92.1% 92.3% 92.5% 92.2% 92.8% 全国 2,790 2,660 2,990 2,870 2,690 2,760 - 群馬県 3,020 2,900 3,230 3,130 2,930 2,930 - 資料 : 農林水産省 作物統計 ( 一財 ) 日本こんにゃく協会調べ こんにゃく栽培農家数 ( 販売農家 ) の推移 こんにゃくいもの農業産出額の推移 ( 単位 : 戸 ) H7 H12 H17 H22 H27 全国 8,098 5,313 4,184 3,587 3,085 群馬県 5,237 3,455 2,272 1,636 1,196 資料 : 農林水産省 農林業センサス こんにゃくいも調査県を対象 注 :H7 年は経営面積 10a 以上又は販売金額 15 万円以上の農家 H12 年からは経営面積 30a 以上又は販売金額 50 万円以上の農家 H23 H24 H25 H26 H27 ( 単位 : 億円 ) (H27 参考 ) 農産物計 全国 ,631 群馬県 ,550 資料 : 農林水産省 生産農業所得統計 こんにゃくの生いも価格及び精粉価格の推移 ( 豊凶により価格が変動 ) 資料 : 精粉価格 : 全国蒟蒻原料協同組合 生いも : 農業物価統計注 : 精粉価格は 11 月から翌年 10 月までの平均である 20

22 トマト加工品 ( 加工用トマト ) トマトケチャップ ソース製造用のトマトピューレー ペーストについては 関税割当制度により実需者に安価な原料を供給する一方 枠外については 2 次税率 (16%) を適用 トマト加工品の主な輸入品目であるトマトピューレー ペーストは年間約 12 万トン 調製したトマトは年間約 11 万トン トマトケチャップは年間約 7 千トンが輸入されている 生産量 国内生産量 主な生産地 (2015 年産 ) 312 千トン ( トマト加工品 ) ( 生産量シェア ) 千トン ( 加工原料用トマト ) ( 生産量シェア ) 輸入量 価格 茨城県 (37%) 長野県 (32%) 栃木県 (6%) 価格の推移 ( 円 /kg) 国内価格 国際価格 トマトヒ ューレー ヘ ースト トマトケチャップ トマトソース トマトジュース 調製したトマト 野菜ジュース 国際価格は財務省貿易統計 (CIF 価格 ) 出典 : 園芸作物課調べ 輸入量 主な輸入先国 (2016 年 ) トマト加工品全体 : 230 千トン ( 輸入量シェア ) イタリア (45%) 米国 (15%) 中国 (11%) トマトヒ ューレー ヘ ースト : 111 千トン ( 輸入量シェア ) 米国 (24%) 中国 (22%) ポルトガル (20%) トマトケチャップ : 7 千トン ( 輸入量シェア ) 米国 (62%) オランダ (37%) タイ (1%) トマトソース : 0.04 千トン ( 輸入量シェア ) イタリア (91%) 米国 (5%) ウクライナ (5%) トマトジュース : 1.5 千トン ( 輸入量シェア ) トルコ (54%) 米国 (30%) スペイン (10%) 調製したトマト : 107 千トン ( 輸入量シェア ) イタリア (90%) 米国 (3%) フランス (2%) 野菜ジュース : 4 千トン ( 輸入量シェア ) オーストラリア (73%) 米国 (13%) フランス (9%) 出典 : 財務省貿易統計 国境措置 品目関税率国境措置の概要 トマトヒ ューレー ヘ ースト トマトケチャップトマトソーストマトジュース調製したトマト野菜ジュース 国内価格 一次税率無税 二次税率 16% 21.3% 17% 29.8% 21.3% 9% 13.4% 8.1% 5.4% 二次税率 16% 国際価格 トマトピューレー ペーストは関税割当を実施 (2016 年 :38 千トン ) ( トマトケチャップ ソースに用途指定 ) トマトピューレー ペースト ( トマトケチャップ ソース製造用 ) の関税割当制度 国内生産量 21 関税割当数量 枠外輸入 枠外輸入 関税割当数量 ( 無税 ) 国内生産量 2015 年度 : 0 トン 2015 年度 : 38 千トン 2015 年度 : 3 千トン 国産ペースト生産量 ( トマトケチャップ ソース向け )

23 トマト加工品 ( 加工原料用トマト ) について 1 加工用トマトは 生食用のトマトと異なっており 1 皮が固く加工に向いた品種を用いて 2 露地で省力的に栽培されており 機械による収穫も行われている 3 また その全量が加工メーカーとの契約栽培となっている (2015 年栽培面積加工用トマト : 534ha 生食用トマト :11,560ha) 国産の加工用トマトは そのほとんどがストレートジュース用として栽培され 液体部分がストレートジュースに 固体部分がケチャップ ソースに仕向けられている 国産ストレートジュースは 新鮮なトマトの風味が活かされているため 近年 ニーズが高まっており メーカー側は 国内契約数量を増やしたいとの意向が強い 生食用トマトと加工用トマトの違い 国産加工用トマトの作付面積の推移 ( 全国 ) 栽培方法 生食用トマト ハウス 雨よけ 露地 加工用トマト ha 品種特性 皮が薄い 生食用トマト 加工用トマト 皮が固い 年 22 資料 : 園芸作物課調べ

24 トマト加工品 ( 加工原料用トマト ) について 2 国内加工メーカーは 国産原料と輸入トマトヒ ューレー ヘ ーストを使用してトマトジュース 野菜ジュース トマトケチャップ及びトマトソースを製造 EU からの輸入品は 国産品がほとんどないトマトヒ ューレー ヘ ースト及び調製したトマトであり 国産品と輸入品では用途的に棲み分けがなされている トマト加工品の生産量と輸入量 トマト加工品全体 トマトヒ ューレ - ヘ ースト 現在の関税率 ー 1 次税率 ( 枠内 ): 無税 2 次税率 ( 枠外 ):16% 国内生産量 ( 平均 ) 輸入量 ( 平均 ) 世界 うち EU 加盟国 308 千トン 239 千トン総計 :145 千トン 6 千トン 119 千トン総計 : 45 千トン 調製したトマトの概要 調製したトマトとは 全形若しくは立方形等の形状のトマトに充てん液を加え 又は加えないで加熱殺菌したものをいう ( ホールトマト及びダイストマト ) ソース又は煮込料理等に使用される トマトケチャッフ 21.3% 36 千トン ( 加工用トマ 120 千トン 6 千トン総計 :0.6 千トン トマトソース 17% ト生産量 ) 7 千トン 0.4 千トン総計 :0.02 千トン ホールトマト ダイストマト トマトシ ュース 21.3% 29.8% 86 千トン 1 千トン総計 :0.1 千トン 調製したトマト 9% 13.4% 0.2 千トン 109 千トン総計 :100 千トン 野菜シ ュース 8.1% 5.4% 58 千トン 4 千トン総計 :0.5 千トン 注 1: トマト加工品全体は トマトヒ ューレー ヘ ースト トマトケチャッフ トマトソース トマトシ ュース 調製したトマト及び野菜シ ュースの合計値 注 2: 国内生産量には 輸入トマトヒ ューレー ヘ ースト及び固形トマトを原料として生産されたものも含まれる 注 3: 自家用として生産されたものは 国内生産量から差し引いている 23

25 オレンジ生果 ( みかん生果 ) オレンジについては 国内産かんきつ類の出荷時期に当たる12 月から5 月については32% その他の時期である6 月から11 月については16% の税率を適用している 〇うんしゅうみかんの国内生産量は約 78 万トン オレンジ ( 生果 ) の輸入量は約 10 万トンであり 国内消費量に占める輸入の割合は1 割程度である オレンジの主な輸入先は米国であり 全体の約 6 割を占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年産 ) 国境措置 関税率 国境措置の概要 778 千トン ( みかん生果 ) ( 生産量シェア ) 和歌山県 (21%) 愛媛県 (16%) 静岡県 (13%) 6 月から 11 月 :16% 12 月から 5 月 :32% - 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 102 千トン ( オレンジ生果 ) ( 輸入量シェア ) 米国 (63%) 出典 : 果樹生産出荷統計 豪州 (33%) 南アフリカ (4%) 出典 : 財務省貿易統計 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 32% 国内価格 円 /kg 16% 32% 12 月から 5 月税率 32% 価格 価格の推移 ( 円 /kg) 年 国内価格 国際価格 国内価格は東京都中央卸売市場普通みかん価格 国際価格は財務省貿易統計 ( オレンジ ( 生果 )CIF 価格 ) 国産 輸入品 ( 米国産等 ) 1: 国内価格は東京都中央卸売市場みかん価格 2013 年 ~2016 年の 4 年平均 2: 国際価格はオレンジ ( 生果 ) の CIF 価格 (2013 年 ~2016 の 4 年平均 ) 24 6 月から 11 月税率 16% 国際価格 円 /kg

26 オレンジ ( 生果 ) について 国産うんしゅうみかんは 既に 輸入オレンジと 2 倍程度の価格差がある中で 食味や食べやすさなどが異なることから 差別化が図られている オレンジの輸入量は毎年 10 万トン前後で推移しており 輸入価格が下がった際にも輸入量は増えていない 輸入量の 6 割は米国が占めており EU からの輸入は 1% 未満とごくわずかである 国産うんしゅうみかん価格と輸入オレンジ価格の比較 年 国内価格 輸入価格 内外価格差 ( 倍 ) : 国内価格は東京都中央卸売市場の 普通みかん の年平均価格 2: 輸入価格はオレンジ ( 生果 ) の CIF 価格 オレンジとうんしゅうみかんの果皮の比較 ( 円 /kg) みかん オレンジ ( 生果 ) の国内生産量及び輸入量の推移 (2006 年 ~2015 年 ) ( 千トン ) , 国内生産量 94 1, 輸入量 オレンジ うんしゅうみかん 資料 : オレンジ (USDA ホームページ ) うんしゅうみかん ( 農林水産省ホームページ ) 輸入 CIF 価格 ( 円 /kg) : 国内生産量 : うんしゅうみかん収穫量 ( 果樹生産出荷統計 ) 輸入量 : オレンジ輸入量 ( 財務省貿易統計 ) 25

27 オレンジ果汁 ( みかん果汁 ) 〇みかん果汁の国内生産量は約 5 千トン オレンジ果汁の輸入量は約 8 万 1 千トンであり 国内消費量に占め る輸入の割合は 9 割超となっている オレンジ果汁の主な輸入先はブラジルであり 輸入全体の約 7 割を占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年産 ) 5 千トン ( 果汁 ) ( 生産量シェア ) ( 参考 ) 778 千トン ( みかん生果 ) ( 生産量シェア ) 和歌山県 (21%) 愛媛県 (16%) 静岡県 (13%) 国境措置 関税率 国境措置の概要 21.3% 25.5% 29.8% 又は23 円 / kgのうち高い方 - 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 86 千トン ( オレンジ果汁 ) ( 輸入量シェア ) 価格 出典 : 園芸作物課調べ ( 果汁 ) 果樹生産出荷統計 ( みかん ( 生果 )) ブラジル (69%) 価格の推移 ( 円 /kg) メキシコ (10%) イスラエル (8%) 年 国内価格 国際価格 国際価格は財務省貿易統計 ( オレンジ果汁 CIF 価格 ) 出典 : 財務省貿易統計 国内価格 円 /kg 国産 輸入品 ( ブラジル産等 ) 1: 国内価格はみかん果汁で推計値 ( 農林水産省調べ ) 2: 国際価格はオレンジ果汁の CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) % ~ 29.8% 又は 23 円 / kgのうち高い方 国際価格 円 /kg

28 オレンジ果汁について オレンジ果汁は 輸入品の割合が既に需要量の 9 割を超えており 国産みかん果汁は高品質な希少的商材として差別化が図られている 輸入量の大部分はブラジルが占めており EU からの輸入は 7% 程度である 国境措置 国内価格 円 /kg 21.3% 25.5% 29.8% 又は 23 円 / kgのうち高い方 国際価格 円 /kg 国別輸入割合 (2013~2016 年平均 ) EU 加盟国 7% その他 3% 米国 2% スペインイタリア 4% 3% その他 EU 0% 国産 輸入品 みかん オレンジ ( 果汁 ) の国内生産量及び輸入量の推移 ( 千トン ) 150 1: 国内価格はみかん果汁の価格で推計値 ( 農林水産省調べ ) 2: 国際価格はオレンジ果汁の CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 国内生産量 輸入量 メキシコ 10% イスラエル 11% ブラジル 67% 資料 : 国内生産量 : うんしゅうみかん 1/5 濃縮果汁生産量 ( 農林水産省調べ ) 輸入量 : オレンジジュース輸入量 ( 財務省貿易統計 ) オレンジ ( 果汁 ) の国別輸入割合 ( 財務省貿易統計 )

29 りんご生果 りんごの国内生産量は約 81 万トン 輸入量は約 2 千トンであり 国内消費量に占める輸入の割合は約 0.2% とごくわずかとなっている りんごの主な輸入先はNZであり 輸入全体のほぼ全量を占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年産 ) 812 千トン ( りんご生果 ) ( 生産量シェア ) 輸入量 青森県 (58%) 長野県 (19%) 山形県 (6%) 出典 : 生産出荷統計 国境措置 17% 関税率 国境措置の概要 - 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 2 千トン ( りんご生果 ) ( 輸入量シェア ) 輸出量 NZ (99%) 豪州 (1%) - 出典 : 財務省貿易統計 国内価格 円 /kg 価格 輸出量主な輸出先国 (2016 年 ) 32 千トン ( りんご生果 ) ( 輸出量シェア ) 台湾 (75%) 価格の推移 ( 円 /kg) 香港 (19%) 中国 (5%) 出典 : 財務省貿易統計 年 国内価格 国際価格 国内価格は東京都中央卸売市場りんご価格 国際価格は財務省貿易統計 ( りんご ( 生果 )CIF 価格 ) 国産輸入品 (NZ 産 ) 1: 国内価格は東京都中央卸売市場りんご価格 2013 年 ~2016 年の 4 年平均 2: 国際価格はりんごの CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 28 税率 17% 国際価格 円 /kg

30 りんご ( 生果 ) について 国産りんごは 我が国の主要な輸出品目であり 品質面で国際的に高い競争力を有している 輸入量は 我が国の端境期である夏期に NZ からの 1~3 千トン程度で推移しているところであり 国内消費量に占める輸入の割合は 0.2% 程度とごくわずかとなっている EU からの輸入はない 国境措置 りんご輸出の推移 国内価格 円 /kg 税率 17% 国際価格 円 /kg 年 輸出量 ( 千トン ) 輸出額資料 : 財務省貿易統計 ( 億円 ) 資料 : 財務省貿易統計 国産 輸入品 1: 国内価格は東京都中央卸売市場りんご価格 2013~2016 の 4 年平均 2: りんごの CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 国産りんご輸出に向けた取組 りんご ( 生果 ) の国内生産量及び輸入量 ( 千トン ) 年 国内生産量 輸入量 輸入のほとんどは NZ 資料 : 国内生産量 : りんご収穫量 ( 果樹生産出荷統計 ) 輸入量 : 財務省貿易統計 タイ高級スーパーでの市場調査 29 台湾の市場で販売される国産りんご

31 りんご果汁 〇りんご果汁の国内生産量は約 1 万 7 千トン 輸入量は約 7 万 6 千トンであり 国内消費量に占める輸入の割合は約 8 割となっている りんご果汁の主な輸入先は中国であり 輸入全体の約 8 割を占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年産 ) 17 千トン ( 果汁 ) ( 生産量シェア ) ( 参考 ) 812 千トン ( りんご生果 ) ( 生産量シェア ) 輸入量 青森県 (58%) 長野県 (19%) 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 76 千トン ( りんご果汁 ) ( 輸入量シェア ) 価格 山形県 (6%) 出典 : 園芸作物課調べ ( 果汁 ) 果樹生産出荷統計 ( りんご ( 生果 )) 中国 (67%) 価格の推移 ( 円 /kg) チリ (7%) オーストリア (6%) 年 国内価格 国際価格 国際価格は財務省貿易統計 ( りんご果汁 CIF 価格 ) 出典 : 財務省貿易統計 国境措置 関税率 19.1% 23% 29.8% 34% 又は 23 円 / kgのうち高い方 国内価格 円 /kg 国産輸入品 ( 中国産等 ) 1: 国内価格はりんご果汁で推計値 ( 農林水産省調べ ) 2: 国際価格はりんご果汁の CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 30 国境措置の概要 % ~ 34% 又は 23 円 / kgのうち高い方 国際価格 円 /kg

32 りんご果汁について りんご果汁は 輸入品の割合が既に国内消費量の 8 割を超えており 国産りんご果汁は高品質 な希少的商材として差別化が図られている 輸入量の大部分は中国が占めており EU からの輸入は 1 割程度である 国境措置 りんご ( 果汁 ) の国内生産量及び輸入量の推移 ( 千トン ) 国内価格 円 /kg 国産輸入品 ( 中国産等 ) 1: 国内価格は推計値 ( 農林水産省調べ ) 2: りんご果汁の CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 国内生産量 輸入量 % 23% 29.8% 34% 又は 23 円 / kgのうち高い方 国際価格 円 /kg 国別輸入割合 (2013~2016 年平均 ) チリ 5% ブラジル 5% その他 3% 米国 2% 南ア 3% EU 加盟国 9% オーストリア 7% その他 EU2% 中国 72% 資料 : 国内生産量 : りんご 1/5 濃縮果汁生産量 ( 農林水産省調べ ) 輸入量 : りんごジュース輸入量 ( 財務省貿易統計 ) 31 りんご果汁の国別輸入割合 ( 財務省貿易統計 )

33 ぶどう生果 ぶどうについては 国内産のぶどうの出荷時期に当たる 3 月 ~10 月については 17% その他の時期である 11 月 ~2 月については 7.8% の税率を適用している 〇ぶどうの国内生産量は約 18 万トン 輸入量は約 3 万トンであり 国内消費量に占める輸入の割合は約 2 割である ぶどうの主な輸入先は米国 (42%) チリ (28%) 豪州 (28%) であり 3 ヶ国で輸入全体のほぼ全量を占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年産 ) 181 千トン ( ぶどう生果 ) ( 生産量シェア ) 山梨県 (23%) 長野県 (16%) 山形県 (10%) 出典 : 果樹生産出荷統計 国境措置 3 月から 10 月 :17% 11 月から 2 月 :7.8% 関税率 国境措置の概要 - 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年 ) 34 千トン ( ぶどう生果 ) ( 輸入量シェア ) 米国 (42%) チリ (28%) 豪州 (28%) 出典 : 財務省貿易統計 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 国内価格 円 /kg 17% 7.8% 3 月から 10 月税率 17% 価格 価格の推移 ( 円 /kg) 年 国内価格 国際価格 国内価格は東京都中央卸売市場ぶどう価格 国際価格は財務省貿易統計 ( ぶどう生果 )CIF 価格 ) 32 国産 1: 国内価格は東京都中央卸売市場ぶどう価格 2013 年 ~2016 年の 4 年平均 2: 国際価格はぶどう ( 生果 ) の CIF 価格 (2013 年 ~2016 年の 4 年平均 ) 輸入品 ( チリ 米国産等 ) 11 月から 2 月税率 7.8% 国際価格 円 /kg

34 ぶどうについて 国産ぶどうは 巨峰 ピオーネ シャインマスカット 等 味や外観等が極めて優れており 産地ごとにブランドが確立している このため 国産ぶどうは 輸入ぶどうの約 3 倍の価格であるにもかかわらず 国内消費量の約 9 割を占めている 輸入量のほぼ全量を米国 チリ 豪州が占めており EU からの輸入はない 国産価格と輸入価格の比較 ( 円 /kg) 年 ぶどうの国内生産量及び輸入量の推移 (2006 年 ~2015 年 ) ( 千トン ) 国内価格 輸入価格 内外価格差 ( 倍 ) 国内生産量 輸入量 : 国内価格は東京都中央卸売市場統計情報のぶどうの国産品価格 2: 輸入価格はぶどう ( 生果 ) の CIF 価格 150 輸入ぶどう ( レット ク ローフ ) と国産ぶどう ( 巨峰 シャインマスカット ) ( 主な出回り時期 :2 月 ~5 月 ) ( 主な出回り時期 :7 月 ~10 月 ) 輸入 CIF 価格 レッドグローブ左 : 巨峰 ( 円 /kg) ( チリ産 ) 右 : シャインマスカット : 国内生産量 : 果樹生産出荷統計輸入量 : 財務省貿易統計資料 : レッドグローブ ( 旬の食材百科 ) 巨峰 シャインマスカット ( 農林水産省 ) 33

35 国産青果物の輸出について 日本の青果物は その高い品質がアジア諸国を中心に評価され 年々輸出額が増加 平成 28 年の輸出実績は 日本青果物輸出促進協議会がオールジャパンで実施するプロモーションの効果等により 255 億円 (72,489 トン ) と過去最高を更新 EU については 1 遠距離のため鮮度保持や輸送コストの面で不利であること 2 贈答用の高級果物市場が発達していないこと等により 輸出実績は少ないが ゆず 等の日本特有の食材や加工品 ( 果汁 梅干し等 ) の輸出額が着実に増加 ( トン ) 80,000 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 日本産青果物の輸出実績績 9,399 10,032 輸出量 ( トン ) 輸出額 ( 百万円 ) 13,741 13,119 10,555 11,489 10,088 16,301 13,145 48,307 7,897 41,168 35,234 34,217 45,084 35,670 37,499 29,297 33,571 20,980 前年比 28 年数量 :112% 金額 :108% ( 百万円 ) 23,504 64,981 25,478 72, 年 18 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 かんきつ ( ゆず等 ) かんきつ果汁 ( ゆず等 ) ( ブリックス値 20 以下 ) 塩漬け等調製果実 ( 梅干し等 ) その他野菜 EU 加盟国への輸出実績等 ( 園芸 ) 関税率 H28 年実績輸出額 ( 百万円 ) EU 12.8% 8 全世界 79 EU 14.4% 又は15.2% 238 全世界 634 EU 15.2% 17.6% 18.4% 又は 20.8% 100 全世界 1,365 EU 12.8% 23 全世界 251 資料 : 貿易統計 34

36 国産花きの輸出について 国産花きは 国際園芸博覧会において高い評価を受けるなど 世界最高水準の品質を誇り 輸出は増加傾向 平成 28 年の輸出実績は 88 億円で 大部分が植木 盆栽 切り花については 絶対額が少ないものの 現地プロモーション等により着実に増加 EU についても 輸出実績は着実に増加しており 平成 28 年の輸出額は 6 億 8 千万円 このうち 植木 盆栽が 6 億 6 千万円 切り花は 2 千万円 農林水産業の輸出力強化戦略 に基づき 大量生産国にはない日本産ならではの魅力を発信し 輸出を拡大 ( 億円 ) 国産花きの輸出実績 前年比 28 年金額 :108% EU 加盟国への輸出実績等 ( 花き ) 関税率 EU 全世界 切り花 8.5 又は 10% 植木 盆栽 鉢もの 6.5 又は 8.3% H28 年実績 輸出額 ( 百万円 ) 680 ( 前年比 12% 増 ) 8,750 ( 前年比 8% 増 ) EU 向けクロマツ盆栽の輸出検疫協議について 現在輸出可能なゴヨウマツ盆栽に加え クロマツ盆栽も輸出可能にするため 検疫協議を実施中 資料 : 貿易統計 35

37 36 牛肉 輸入牛肉等関税収入については 平成 3 年 (1991 年 ) 度からの牛肉輸入自由化に対応するため 当該年度の輸入牛肉等関税収入相当額を肉用子牛等対策費として 肉用牛生産の合理化等に係る施策の財源に充当している 具体的には 1 肉用牛の繁殖農家に対して 子牛価格が保証基準価格を下回った場合に補給金を交付する制度 2 肉用牛の肥育農家に対して 収益性が悪化した場合に損失の一部を補填する事業 3 その他肉用牛生産の合理化や食肉の流通の合理化のための対策などの財源として使われている 生産量 国内生産量 (2016 年度 ) 324 千トン ( 生産量シェア ) 主な生産地 ( 飼養頭数ベース :2017 年 2 月 1 日現在 ) 北海道 (21%) 鹿児島県 (13 %) 宮崎県 (10 %) 国境措置 一次税率 38.5% 関税率 二次税率 - 国境措置の概要 ウルグアイ ラウンドにおける関係国との協議結果に基づき 協定税率 (50%) よりも低い 38.5% の暫定税率を設定 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 価格 526 千トン ( 輸入量シェア ) 豪州 (53%) 価格の推移 ( 円 /kg) 米国 (39%) 出典 : 食肉流通統計畜産統計 NZ (3%) 出典 : 貿易統計 年度 程度 関税 38.5% 国内 ( 和牛 ) 国内 ( 交雑 ) 輸入価格 国内 ( ホル ) 億円税収入年間 一般会計 農畜産業振興機構 肉用子牛等対策輸入牛肉等関国際価格 ( 注 ) 部分肉ベース 国内は去勢牛の価格国内価格 : 中央 10 市場平均国際価格 :CIF 平均単価 出典 : 食肉流通統計貿易統計 牛肉の関税緊急措置輸入数量が一定水準を超えて急増した場合 関税をWTO 上の譲許水準 (50%) に戻す緊急措置が講じられている

38 37 肉用牛の飼養動向 11 万戸 1 飼養戸数は 近年減少傾向で推移しており 14 年間で約 5 割減少 (13 年 :11 万戸 28 年 :5.2 万戸 ) 1 飼養戸数 2 飼養頭数は 近年ほぼ横ばいで推移している (13 年 :280 万頭 28 年 :250 万頭 ) 280 万頭 2 飼養頭数 5.2 万戸 250 万頭 48 頭 31 戸当たりの飼養頭数は着実に増加しており 14 年間で約 1.8 倍の増加 (13 年 :26 頭 28 年 :48 頭 ) 26 頭 31 戸当たりの飼養頭数 出典 : 農林水産省 食肉鶏卵をめぐる情勢 ( 年 )

39 ( 千トン ) 1,200 1, 我が国の牛肉の供給量 12~28 年度 計 1,103 ( 輸入計 738) 年 12 月米国で BSE 発生米国産牛肉輸入停止 年 12 月米国産牛肉輸入再開 937 (608) (534) 15 (520) (450) (458) (467) (463) (470) (475) (512) 870 (516) (506) (536) (517) (487) (526) EU 産 ( トン ) (H14-24 年は BSE による輸入停止措置 ) EU 産 576トン (0.1%) ポーランド 206トン (36%) アイルランド 137トン (24%) フランス 109トン (19%) オランダ 107トン (19%) イタリア 10トン ( 2%) デンマーク 6トン ( 1%) その他 3% NZ 産 2% 豪州産 33% 米国産 24% 輸入計 (H28) 526 千トン (62%) 平成 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 財務省 日本貿易統計 注 : 数量は 部分肉ベースの値であり 輸入調製品は含まれていない 国産 38% うち乳用牛 [31%] 上 : 乳牛おす下 : 乳牛めす は平成 28 年度の供給量に占める割合

40 ( 1,200 千トン ) 1,088 1,100 1, ( 千トン 700 ) 計 1,103 1,200 ( 輸入計 738) 1, 年 12 月米国で BSE 発生米国産牛肉輸入停止 消費量 ( 推定出回り量 ) 年 12 月米国干ばつ (23~26) 米国産牛肉輸入再開 14 豪州干ばつ (25~26) (608) (534) (520) (512) (450)(458)(467)(463)(470) (475) (516) (536) 868 (506) (517) (526) (487) 牛肉の需給動向 牛肉の消費量 ( 推定出回り量 ) は 我が国や米国での BSE の発生により 大幅に減少した後 回復基調で推移 最近は 米国及び豪州における干ばつの影響を受けて 26 年度から 27 年度にかけて 輸入量が減少し 需給が引き締まって推移 その後 豪州産は減少傾向が続いているが 米国産は回復傾向となったこと等から消費量はやや回復 国内生産量は 35 万トン前後で推移していたが 主に和牛の生産量減少を背景に 最近減少しており 28 年度は 32 万トンとなった 牛肉の自給率 ( 重量ベース ) は 近年 40% 台で推移 牛肉需給 ( 部分肉ベース ) の推移 NZ 産 121% 豪州産 96% 米国産 127% 国産 98% ( 千トン ) 50 は対前年度比 年度 0 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 食料需給表 財務省 貿易統計 ( 独 ) 農畜産業振興機構 食肉の保管状況調査 注 : 推定出回り量 = 生産量 + 輸入量 + 前年度在庫量 - 当年度在庫量 - 輸出量 39 (%) S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27 年度資料 : 農林水産省 食料需給表 牛肉の自給率の推移 品種別牛肉生産量 ( 部分肉ベース ) の推移 自給率 ( 重量ベース ) 自給率 ( カロリーベース ) 年度資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 その他 交雑種 乳用種 和牛

41 40 国産牛肉の価格動向 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計

42 41 肉用子牛価格の推移 8,000 7,000 肥育もと牛となる肉用子牛の取引価格は 各品種とも平成 13 年度の国内 BSE の発生等の影響により大きく下落したが その後 回復傾向で推移 平成 19 年度以降は 枝肉価格の低下に伴い低下したが 繁殖雌牛の減少により子牛の分娩頭数が減少したことに加え 枝肉価格が上昇したことから 24 年度以降は 肉用子牛価格も上昇し 過去 20 年で最高水準 ( 百円 / 頭 ) 9,000 黒毛和種 28 年度第 4 四半期 8,514 ( 百円 / 頭 ) 3,000 2,500 乳用種 2,623 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1, 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 ( 百円 / 頭 ) 4,500 4,000 3,500 2,909 5,302 保証基準価格 (3,040) 合理化目標価格 (2,670) 3,513 (3,100) (2,680) 交雑種 (3,200) (2,730) 3,335 (3,290) (2,750) (3,320) (2,770) (3,370) (2,800) 28 年度第 4 四半期 4,193 2,000 1,500 1, ,216 合理化目標価格 保証基準価格 740 (1,160) (830) 1,409 (1,280) ( 1,220 ) (870) (860) ( 1,300 ) (1,330) (880) (900) 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 28 年度第 4 四半期 2,138 3,000 2,707 2,760 2,500 2,000 保証基準価格 (1,750) (1,810) (2,050) (1,950) (1,990) (1,880) 1,500 1, 合理化目標価格 (1,350) 1,424 (1,380) (1,420) (1,440) (1,470) (1,430) 0 13 年度 14 年度 15 年度 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 補給金 は肉用子牛生産者補給金単価 支援交付金 は肉用牛繁殖経営支援事業の交付金単価

43 42 牛肉に係る国境措置 ⅰ) ウルグアイ ラウンド (UR) 農業交渉において 国際的に認められた関税水準 ( 譲許税率 :50%) を超えて 自主的に関税率を 50% (1994 年 ) から 38.5% (2000 年 ) まで段階的に引き下げることに合意した 牛肉の関税率 ( 単位 :%) 年度 平成 ~ 29 ( 西暦 ) (1994) (1995) (1996) (1997) (1998) (1999) (2000~2017) 関税率 ⅱ) 一方 その代償として 冷蔵牛肉 冷凍牛肉の各々について 各四半期末までの累計輸入量 1 が発動基準数量 ( 前年度同期の輸入量 2 の 117%) を超えた場合 関税率が譲許税率である 50% まで戻される関税緊急措置が導入されている 1 UR 農業合意後 順次 交渉相手国と EPA を締結したことに伴い EPA 対象国からの輸入量はカウントから除外することとした 2 当該年度の全世界からの輸入実績が 全世界の 1 前年度の実績 又は 2 平成 14~15 年度 ( 米国での BSE 発生により輸入量が急減した異常年度の直前の時期 ) 実績のうち高い方の 117% より低い場合は 発動しない仕組みとなっている 緊急措置の発動例 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 第 1 四半期 4~6 月 7~9 月 10~12 月 1~3 月 4~6 月 対前年比 117% 超 対前年比 117% 超 対前年比 117% 超 関税率 (38.5% 50.0%) 対前年度 117% 超 関税率 (38.5% 50.0%) 関税率 (38.5% 50.0%) 関税率 (38.5% 50.0%) 関税率 (38.5% 50.0%) ( 注 ) 実際の輸入と輸入統計公表までにはタイムラグ ( 約 1 か月 ) が存在するため 四半期当初からの発動とはならない場合がある

44 日豪 EPA における牛肉分野の合意内容 豪側の要求 : 現行税率 (38.5%) の撤廃ないし大幅な削減 合意内容 : 段階的関税削減 ( 冷凍 )18 年目に 19.5% まで削減 ( 約 5 割削減 ) ( 冷蔵 )15 年目に 23.5% まで削減 ( 約 4 割削減 ) 豪州からの輸入量が発動基準数量を超えた場合に税率を 38.5% に戻す数量セーフガードを導入 関税率は長期間かけて段階的に削減 低税率の適用は 近年の輸入量程度が上限 (%) ( 冷凍牛肉の税率 ) 2 ( ) 33 (%) ( 冷蔵牛肉の税率 ) (43) 1 2 ( ) 22 1 (40) 1 発動基準数量については 100トン単位で四捨五入して表示している 2 日オーストラリア経済連携協定の発効が平成 26 年度途中の平成 27 年 1 月 15 日となることから 平成 26 年度の牛肉の特別セーフガードについても年度途中の同年月日の開始となるため 発動基準数量は 同協定附属書に基づき 残余の完全な月数で按分され ( 同協定附属書で決められた発動基準数量 ) 12ヶ月 2ヶ月 ( 端数は四捨五入 ) となる 43

45 世界とアジア地域の牛肉の輸入状況について 2004 年の世界の牛肉輸入は 342 万トン うちアジア地域が 83 万トン 日本が 45 万トン この 10 年間で 中国の牛肉輸入は 78 倍 アジアは 2.6 倍に急増し 2014 年では我が国と中国で世界の輸入の 3 割を占める状況 ( この間 我が国の輸入量は 50 万トン程度で横ばい ) このように 我が国以外の牛肉需要が急激に伸び 関係者からは いつまでも我が国が思うままに牛肉を輸入出来る環境になく 買い負けがおきるという声 このため 国内生産をしっかりと振興することが重要 2024 年の世界の牛肉輸入量は 707 万トン (2014 年と比べて +39%) うち中国が 151 万トンとの見通し ( 輸入 ) 2004 年 1 万トン ( 中国 ) 45 万トン 83 万トン 342 万トン ( 日本 ) ( アジア ) ( 世界 ) 2014 年 2024 年見通し +7700%( 78 倍 ) 78 万トン ( 中国 ) +16% 52 万トン ( 日本 ) +94% +158%(2.6 倍 ) 214 万トン ( アジア ) ( 0% ) 508 万トン ( 世界 ) +56% +49% 151 万トン ( 52 万トン ) 334 万トン 707 万トン ( 中国 ) ( 日本 ) ( アジア ) ( 世界 ) +39% ( 出典 )USDA Livestock and Poultry: World Markets and Trade Long term Projections ( 部分肉ベースに換算 ) 財務省 日本貿易統計 本資料中の アジア は 2004 年は日本 韓国 フィリピン 台湾 香港の計 2014 年と 2024 年は 日本 韓国 台湾 フィリピン 中国 香港 その他アジアの計 (USDA 資料中の主要輸入国として明示されているアジアの国 地域を合算 ) 中国 は USDA 資料中の中国 香港の計 世界 は USDA 資料中の主要牛肉輸入国の輸入量の合計 日本 は 日本貿易統計の数値 ( 年度ベース ) なお 日本 の 2024 年見通しは 2014 年の輸入実績を据え置いたもの 44

46 45 国産牛肉の輸出について 平成 17 年 12 月に 我が国における BSE 発生を理由に輸出が停止していた米国及びカナダ向け輸出が再開 その後 香港等にも輸出が可能になり 平成 19 年から輸出が本格化 我が国における口蹄疫発生 福島第一原子力発電所事故の影響により輸出が一時停止したこと等から 平成 20 年から 23 年の輸出は横ばいで推移していたが 平成 24 年は 8 月に対米輸出が再開し 好調に推移 平成 28 年の輸出実績は 日本畜産物輸出促進協議会がオールジャパンで実施するプロモーションの効果等により 136 億円 (1,909 トン ) と過去最高を更新 平成 31 年に輸出額 250 億円 (4,000 トン相当 ) を目標として設定 ( トン ) 2,500 2,000 1,500 1, 日本産牛肉の輸出実績 ,251 前年比数量 :119% 金額 :123% , , 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 資料 : 貿易統計 輸出量 ( トン ) 輸出額 ( 億円 ) ( 億円 ) ( 牛肉 ) 衛生条件関税率 EU 全世界 あり EU 加盟国への輸出実績等 12.8%+141.4~304.1 ユーロ /100kg 輸出量 ( トン ) EU 向けの施設認定状況 127 ( 前年比 11% 増 ) 1,909 ( 前年比 19% 増 ) H28 年実績 輸出額 ( 百万円 ) 1,203 ( 前年比 13% 増 ) 13,552 ( 前年比 23% 増 ) 現在 4 か所が認定済み 輸出認定に向けた準備を行っている施設が 1 か所 また 施設整備中が 3 か所ある

47 46 牛肉の品質 価格について 和牛 交雑種牛肉は 品質 価格面で輸入牛肉と差別化されており 競合の度合いは小さい 乳用種 ( ホルスタイン種 ) 牛肉は 1 B2 が米国産を中心に競合 2 C1( 主に廃用牛 ) が豪州産冷凍グラスフェッドを中心に競合 価格 米セレクト EU グレイン冷凍 豪グラス冷凍 乳用 C1 乳用 B2 豪 グレイン冷蔵 交雑 B3 交雑 B 2 和牛 A3 豪グラス冷蔵グレイン冷凍 和牛 A4 米チョイス 和牛 A 5 米プライム 対日輸出量の 1% 程度 品質 グレインフェッド 冷蔵 (70%) グラスフェッド 冷蔵 (30%) 豪州産牛肉 28.1 万トン グレインフェッド 冷凍 (25%) グラスフェッド 冷凍 (75%) 冷蔵 43% 冷凍 57% チョイス 4 割 そセレクト 4 割 の他2割米国産牛肉 18.9 万トン 資料 :MLA 業界聞取り ( 米国産牛肉 ) 2014 年次のデータ

48 関税率 10~50% 円 /kg 牛肉調製品 ビーフカレー 21.3% ビーフジャーキー 10% 牛肉関連製品の具体例 ( 関税番号 ) コンビーフ 21.3% 輸入量 0.6 万トン (EUシェア 10%) 輸入単価 865 円 /kg 関税率 12.8% 牛タン ハラミ 肝臓等 ( 関税番号 ) 輸入量 6.2 万トン (EUシェア 0.3%) 輸入単価 1,175 円 /kg 肥育素牛 38,250 円 / 頭 ( 関税番号 ) 輸入量 1 万頭 (EU 輸入実績なし ) 輸入単価 19.9 万円 / 頭 47 ( 出典 : 貿易統計 数値は 28 年度 )

49 牛タン ハラミ等の輸入量の推移について 牛タン及びハラミ等の輸入量は 平成 15 年 12 月の米国での BSE 発生の影響による減少以降 増加傾向で推移しており 米国からの輸入が半分以上を占めている現状 120 その他 100 豪州産 米国産 計 年 12 月米国で BSE 発生米国産牛肉輸入停止 年 12 月米国産牛肉輸入再開 計 31 ( ハラミ等計 15) ( 牛タン計 16) (17) (17) (17) (18) 42 (21) (21) 41 (19) (22) 42 (20) (22) (25) (35) 60 (26) (34) 61 (27) (34) (29) (37) その他 (17%) 豪州産 (26%) 米国産 (57%) その他 (23%) 豪州産 (23%) 米国産 (54%) ハラミ等輸入計 29 千トン 牛タン輸入計 37 千トン 資料 : 財務省 日本貿易統計 19 年 1 月 (18 年度第 4 四半期 ) より 統計上牛タンとハラミ等が分かれたため 18 年度以前は牛タンとハラミ等の合計数量 19 年度以降は牛タンとハラミ等の各々の輸入数量を示している 48

50 ( 需給状況 ) 牛タン及びハラミ等の EU からの輸入はごくわずか 牛タン及びハラミ等の TPP 参加国からの輸入量は ともに全体のほぼすべてを占めている 牛タン及びハラミ等ともに 国内供給量の大半を輸入で占めている状況 ニュージーランド 3 千トン (8%) 平成 28 年度牛タン輸入量 37 千トン その他 TPP 参加国 4 千トン (10%) 牛タン ハラミ等の国別輸入量 ( 合意内容 ) 牛タン 現行 12.8% の関税を 初年度 6.4%( 50%) とし 以降毎年同じ割合で削減し 11 年目に撤廃 ハラミ等 現行 12.8% の関税を 初年度 6.4%( 50%) とし 以降毎年同じ割合で削減し 11 年目に撤廃 ( 胃 腸などのいわゆる白モツは 現行の関税率が既に無税 ) EU 1.4 千トンうちアイルランド 691 トン (2%) (4%) ポーランド 337 トン (0.9%) その他 0.2 千トン (0.5%) 平成 28 年度ハラミ等輸入量 29 千トン 等ニュージーランド 2 千トン (6%) その他 TPP 参加国 3 千トン (9%) EU 1 千トンうちアイルランド353トン (1%) (2%) ポーランド134トン (0.5%) 等その他 0.02 千トン (0.1%) TPP 参加国計 36 千トン (96%) 出典 : 財務省 日本貿易統計 豪州 9 千トン (23%) アメリカ 20 千トン (54%) 平成 28 年度牛タン国内供給量 38 千トン ( うち 輸入 37 千トン 国産 1 千トン ) 国産牛タンの割合約 3% ( 出典 : 農林水産省調べ ) TPP 参加国計 28 千トン (98%) 49 豪州 7 千トン (26%) アメリカ 16 千トン (57%) 平成 28 年度ハラミ サガリ国内供給量 32 千トン ( うち 輸入 29 千トン 国産 3 千トン ) 国産ハラミ サガリの割合約 10% ( 出典 : 農林水産省調べ ) ハラミ等には ハラミ サガリ その他臓器 ( 肝臓以外 ) を含む

51 50 肉専用種 肉用牛肥育経営の安定を図るため 粗収益が生産コストを下回った場合に 生産者と国の積立金から差額の 8 割を補塡金として交付 肉専用種については 広島県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県及び岩手県 ( 日本短角種のみ ) の 10 県で地域算定を実施 事業内容 1 積立割合 : 生産者 : 国 =1:3 2 補塡金金 :1 頭当たりの粗収益と生産コストの差額分の 8 割 3 対象品種 : 肉専用種 交雑種 乳用種 (3 区分 ) 4 対象者者 : 肥育牛生産者 8 ( もと畜費を粗28 年度 除く ) 消費割を補塡も40 千円 (10 千円 ) と税100 千円 (25 千円 ) 畜抜き費物財費等き104 千円 (26 千円 ) 地域算定実施県は別途設定 29 年度 1 頭当たりの積立金 ( うち生産者積立金 ) 肉専用種 24 千円 / 頭 ( 6 千円 / 頭 ) 交雑種 76 千円 / 頭 (19 千円 / 頭 ) 乳用種 88 千円 / 頭 (22 千円 / 頭 ) 29 年度所要額 869 億円 平成 26~28 年度補塡金単価 ( 単位 : 円 / 頭 ) 生産コスト 消費税抜( 牛マルキン ) の概要労働費補塡金収益(枝肉 肉用牛肥育経営安定特別対策事業 価格)家族 差額の ( 注 1) 生産コストには物財費等及び労働費に加え 28 市場が公表している と畜経費 を算入 地域算定においては 県別のデータを採用 平成 26 年度 平成 27 年度 平成 28 年度 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 全国 ( ) ( ) 2,900 5,900 24,200 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 広島県 ( ) ( ) ( ) 8,700 17,300 2,900 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 福岡県 ( ) ( ) 7,000 24,300 43,100 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 佐賀県 ( ) ( ) 10,100 24,300 48,000 6,300 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 長崎県 ( ) ( ) 1,900 17,500 27,200 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 熊本県 ( ) ( ) ( ) 55,500 55,200 21,000 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 3,800 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 大分県 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 宮崎県鹿児島県 ( ) ( ) 3,100 20,400 45,500 23,200 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 沖縄県 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 23,300 ( ) 17,600 ( ) 13,800 交雑種 36,700 39,400 63,500 72,500 67,200 62,000 33,400 22,200 29,600 25,700 3,200 ( ) ( ) ( ) 10,600 18,500 ( ) 2,300 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 6,200 ( ) 30,700 39,000 乳用種 44,300 45,700 48,900 54,300 58,800 65,400 64,200 48,500 54,800 61,900 63,600 57,100 28,800 24,700 12,900 ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 1,100 10,500 17,500 ( ) ( ) ( ) 17,800 26,800 47,000 45,300 51,500 61,100 72,100 75,200 70,700 岩手県 ( 日本短角種のみ ) 13,100

52 51 肉用子牛対策の概要 肉用子牛生産の安定を図るため 子牛価格が保証基準価格を下回った場合に生産者補給金を交付 ( 肉用子牛生産者補給金制度 ) また補給金制度を補完するため 肉専用種の子牛価格が発動基準を下回った場合に差額の 3/4 を交付 ( 肉用牛繁殖経営支援事業 ) 46 万円 / 頭 ( 黒毛 ) 肉用牛繁殖経営支援事業 29 年度所要額 :176 億円肉用子牛の平均売買価格 ( 四半期ごとに算定 ) が発動基準を下回った場合に差額の3/4を交付 発動基準 (29 年度 ) 1 黒毛和種 2 褐毛和種 3 その他の肉専用種 46 万円 42 万円 30 万円 補給金制度の契約肉用子牛が対象 発動基準は 出荷日齢を早める合理化の取組を促進することを旨として算定 発動基準 保証基準 家族労働費の 8 割 経営費 発動基準 交付金 子牛価格低下時 差額の 3/4 を補填 肉用子牛平均売買価格 交付金 生産者補給金 子牛価格低下時 ( 保証基準価格を下回る場合 ) 33 万 9 千円 / 頭 ( 黒毛 ) 肉用子牛生産者補給金制度 29 年度所要額 :199 億円肉用子牛の平均売買価格 ( 四半期ごとに算定 ) が保証基準価格を下回った場合に生産者補給金を交付 保証基準価格 (29 年度 ) 1 黒毛和種 2 褐毛和種 3その他の肉専用種 339 千円 309 千円 221 千円 4 乳用種 5 交雑種 136 千円 210 千円 法律の目的 この法律は 牛肉の輸入に係る事情の変化が肉用子牛の価格等に及ぼす影響に対処して 独立行政法人農畜産業振興機構に 生産者補給金等の交付業務を行わせる 10/10 生産者補給金 国 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) から交付される生産者補給交付金を財源 10/10 9/10 生産者補給金 指定協会にあらかじめ積み立てた生産者積立金を財源 保証基準価格 肉用子牛の平均売買価格 合理化目標価格 負担割合国 :1/2 県:1/4 生産者: 1/4 1 頭当りの生産者積立金 黒毛和種 :1,200 円 / 頭 ( うち生産者負担金 300 円 / 頭 ) 乳用種 :6,400 円 / 頭 ( うち生産者負担金 1,600 円 / 頭 ) 交雑種 :2,400 円 / 頭 ( うち生産者負担金 600 円 / 頭 )

53 世界の牛肉需給 項目 生産量 輸出量 輸入量 順位 ( シェア ) ( シェア ) ( シェア ) 1 米国 インド 米国 (23%) (24%) (31%) 2 ブラジル ブラジル 中国 (19%) (23%) (19%) 3 EU 豪州 日本 (16%) (20%) (17%) 4 中国 米国 ロシア (14%) (16%) (12%) 5 インド カナダ EU (9%) (6%) (9%) 5,498 5,481 1, ,431 4,900 8,173 8, ,266 1,315 1,705 2, ,235 5,356 6, ,189 1,036 1, ,704 1, 資料 : 米国農務省注 :2016 年データを基に作成 数量は部分肉ベース 52

54 牛肉輸入量の推移 (EU 国別 ) ( 部分肉ベース 単位 : トン,%) 年度 合計 EU 計 ポーランドアイルランドフランスオランダイタリアデンマークオーストリアスウェーデンノルウェーフィンランド 3 326, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , 資料 : 財務省 日本貿易統計 注 1:EU 計は 16 年 4 月までは 15 カ国 16 年 5 月から 18 年 12 月までは 25 カ国 19 年 1 月からは 27 カ国 25 年 7 月からは 28 カ国計 () 内は加盟以前の輸入量 注 2: 輸入量のうち枝肉輸入分については 部分肉換算量を示す 53

55 牛肉主要輸入国 (+EU) の CIF 単価 ( 単位 : 円 /kg) 年度 総計 CIF うち米国うち豪州うちNZ うちカナダうちEU チルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ン ,025 1, ,397 3,015 1, ,026 3, , , 年度 うちポーランドうちアイルランドうちフランスうちオランダうちイタリアうちデンマークチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ンチルト フロース ン 12 1,298 1,307 1, ,469 3,020 1,165 1,861 2,678 1, ,583 3, ,814 2,035 1, ,656 3, ,520 2,003 1, ,907 2, ,598 1,958 1,480 1,676 1,789 1, 資料 : 財務省 貿易統計 注 1:EUは 16 年 4 月までは15ヵ国 16 年 5 月から18 年 12 月までは25ヵ国 19 年 1 月からは27ヵ国 25 年 7 月からは28ヵ国 注 2: CIF 価格のうち 枝肉輸入分については 部分肉換算量を用いて算出 54

56 55 EU 産牛肉輸入単価 (CIF 価格 平成 28 年度 ) ( 円 /kg トン ) 全世界 EU 計ポーランドアイルランドフランスオランダイタリアデンマーク ( 輸入量 ) (526,065) (576) (206) (137) (109) (107) (10) (6) CIF 単価 ,907 1,598 1, うち冷蔵 786 2,456 ( 輸入なし ) ( 輸入なし ) 2,750 1,958 1,789 ( 輸入なし ) うち冷凍 ,480 1,

57 牛肉生産量 ( 部分肉ベース 1 EU 国別 ) ( 単位 : 千トン ) 年次 日本 EU 計 対日輸出可能国計 1 オーストリアフランスイタリアアイルランドポーランドオランダスウェーデンデンマークリトアニアハンガリー 1 2 以外ドイツ英国スペイン ,796 3,057 1, , ,660 2,966 1, , ,696 2,974 1, , ,749 3,045 1, , ,666 2,944 1, , ,574 2,951 1, , ,705 2,999 1, , ,635 2,955 1, , ,386 2,814 1, , ,172 2, , ,188 2, , 年次 日本 EU 計 ベルギー ルーマニア 1 2 以外 フィンランドポルトガルチェコギリシアクロアチアスロベキアラトビアブルガリアスロベニアエストニア ルクセンベルグキプロスマルタ , , , , , , , , , , , ( 出典 :FAOSTAT) 1 生産量は部分肉ベース ( 原統計に0.7を乗じて変換 ) 2 食品安全委員会にて輸入解禁に向けた審議済み 3 対日輸出可能国のシェア (H26) は51% 56

58 牛肉輸出量 (EU EU 域外 ) ( 単位 : 千トン ) 対日輸出年次 EU 計オーストリア 1 2 可能国計ポーランドオランダアイルランドイタリアフランスデンマークリトアニアスウェーデン 2 2 以外ドイツスペイン英国ベルギー 年次 EU 計 クロアチアスロベニアルーマニアポルトガルハンガリーブルガリアフィンランド ギリシャ ラトビア エストニア チェコ ルクセンブルグスロバキア マルタ キプロス 出典 : 欧州委員会統計局 1: 輸出量は製品重量ベース 2: 食品安全委員会にて輸入解禁に向けた審議済み. 3: 輸入実績が50トン未満の場合は 0 表記 -: データ無し (H におけるEU 計の値は - 以外の国の合計値) 57

59 58 EU28 の牛肉域外輸出量 ( 単位 : 万トン ) 年次 域外合計 ボスニア ヘルツェゴビナ ノルウェー中国スイス日本ロシア 平成 平成 平成 平成 平成 平成 平成 出典 : グローバルトレードアトラス注 : 中国は香港を含む

60 59 EU の牛肉の状況 牛肉の生産量は世界の約 1 割 フランス ドイツ イタリア 英国 スペインの5ヶ国でEU 全体の生産量の6 割以上を占める 生産量のほとんどをEU 域内で消費し 輸出仕向けは約 3% 程度 世界の生産割合 (2014 年 ) EU の需給状況 (2013 年 ) 主な輸出先国 (2014 年 ) 米国 18% 輸出量 134 単位 : 千トン ロシア 16% その他 36% 世界の生産量 42,765 千トン ブラジル 16% 輸入量 消費量 230 5,186 その他 43% 輸出量 175 千トン ボスニア ヘルツェゴビナ 15% インド 7% 中国 11% EU 12% 生産量 5, ,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 日本 0% マケドニア 5% 香港 10% スイス 11% 出典 :USDA Foreign Agricultural Service のデータを部分肉ベースに換算 出典 :Eurostat のデータを部分肉ベースに換算 出典 :Global Trade Atlas

61 60

62 61

63 62 豚肉 豚肉の差額関税制度は 昭和 46 年 (1971 年 ) の豚肉の輸入自由化に際し導入されたもの その後 ウルグアイ ラウンドにより一部改正されたものの 基本的な仕組みは維持 具体的には 1 輸入価格が低い場合には 基準輸入価格に満たない部分を関税で徴収し 国内養豚農家を保護する一方 2 価格が高い場合には 低率な従価税を適用することにより 関税負担を軽減し 消費者の利益を図るという仕組み 生産量 国内生産量 (2016 年度 ) 894 千トン ( 生産量シェア ) 主な生産地 ( 飼養頭数ベース :2017 年 2 月 1 日現在 ) 鹿児島県 (14 %) 宮崎県 (9 %) 千葉県 (7%) 国境措置 関税率 ( 国境措置の概要 ) ( 差額関税制度 ) 円 /kg 輸入価格の場合 :482 円 /kg 524 円 /kg 輸入価格の場合 : 円と輸入価格の差額 524 円 /kg< 輸入価格の場合 :4.3% 輸入量 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 877 千トン ( 輸入量シェア ) 米国 (31 %) 出典 : 食肉流通統計畜産統計 カナダ (21 %) テ ンマーク (13%) ( 課税後価格 ) 基準輸入価格 円 /kg 差額関税 従価税 4.3% 価格 価格の推移 ( 円 /kg) 出典 : 貿易統計 年度 国内価格 国際価格 ( 注 ) 部分肉ベース国内価格 : 省令価格 ( 東京及び大阪の中央卸売市場における 極上 上 規格の加重平均値国際価格 :CIF 平均単価 出典 : 食肉流通統計貿易統計 従量税 輸入価格 分岐点価格 ( 輸入価格 ) 524 円 /kg 数値は部分肉ベース 豚肉の関税緊急措置 輸入数量が一定水準を超えて急増した場合 基準輸入価格をWTO 上の譲許水準 ( 円 /kg) に戻す緊急措置が講じられる URにおいて関税化したことから 特別セーフガードの対象

64 63 豚の飼養動向 1 飼養戸数は 近年減少傾向で推移しており 14 年間で約 6 割減少 (13 年 :1 万 1000 戸 28 年 :4,800 戸 ) 1 万 1000 戸 1 飼養戸数 2 飼養頭数は 近年ほぼ横ばいで推移している (13 年 :980 万頭 28 年 :930 万頭 ) 980 万頭 2 飼養頭数 4,800 戸 930 万頭 31 戸当たりの飼養頭数は着実に増加しており 14 年間で約 2 倍の増加 (13 年 :910 頭 28 年 :1,900 頭 ) 910 頭 31 戸当たりの飼養頭数 1,900 頭 ( 年 ) 出典 : 農林水産省 食肉鶏卵をめぐる情勢

65 我が国の豚肉の供給量 ( 千トン ) 12~28 年度 2,000 1,800 1,600 1,400 1,200 計 1,530 ( 輸入計 651) 41 1,568 (706) ,620 (748) ,671 (779) ,747 (862) ,749 (879) 1,697 1,663 1,611 1,628 (815) 1,614 (768) (737) (755) (692) その他 1,771 2% 1,697 1,691 1,713 (877) 1,667 1,662 (803) メキシコ産 (760) (816) (826) (744) 78 4% カナダ産 11% EU 産 18% 輸入計 (H28) 877 千トン (50%) 1, 米国産 15% EU 産 314 千トン上位 5カ国デンマーク 117 (37%) スペイン 90 (29%) オランダ 24 ( 8%) ハンガリー 20 ( 6%) 国産ドイツ 17 ( 5%) 50% ポーランドは26 年 2 月から輸入停止 ( アフリカ豚コレラ H24の24 千トンの輸入が過去最大 ) 0 平成 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 財務省 日本貿易統計 注 1: 数量は 部分肉ベースの値であり 輸入調製品は含まれていない 64 は平成 28 年度の供給量に占める割合

66 65 豚肉の需給動向 豚肉の消費量 ( 推定出回り量 ) は BSE の発生や高病原性鳥インフルエンザの発生に伴う牛肉 鶏肉からの代替需要により 16 年度まで増加 18 年度頃に この代替需要が落ち着き その後は 160 万トン台後半を中心に概ね横ばいで推移していたが 最近は 牛肉需給の引き締まりを受け 豚肉に対する需要が増加したこと等から 27 年度 28 年度は 170 万トンを超える水準となった 国内生産量は 90 万トン前後で推移 豚肉の自給率 ( 重量ベース ) は 近年 50% 台で推移 2,000 ( 千トン ) 豚肉需給 ( 部分肉ベース ) の推移 1,900 1,761 1,800 1,716 1,662 1,641 1,672 1,660 1,674 1,673 1,700 1,548 1,720 1,721 1,600 1,688 1,673 1,621 1,635 1,635 1,500 消費量 ( 推定出回り量 ) 1,516 1,400 1,300 輸入量 ( 2,000 千トン ) 生産量 1,800 1,7471,7491,6111,627 1,697 1,530 1,5681,6201,671 1,614 1,6631,697 1,6671,662 1,691 1,713 1,771 1,600 1, ,200 1, 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 財務省 貿易統計 ( 独 ) 農畜産業振興機構 食肉の保管状況調査 年度 注 : 推定出回り量 = 生産量 + 輸入量 + 前年度在庫量 - 当年度在庫量 - 輸出量 (%) 自給率 ( 重量ベース ) 自給率 ( カロリーベース ) S35 S40 S45 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H23 H24 H25 H26 H27年度資料 : 農林水産省 食料需給表 国別輸入量 ( 部分肉ベース ) 平成 28 年度 EU 計 314 千トン (35%) チリ 26 千トン (3%) メキシコ 78 千トン (9%) 資料 : 財務省 貿易統計 豚肉の自給率の推移 その他 2 千トン (0.2%) その他 EU 107 千トン (13%) スペイン 90 千トン (10%) 計 877 千トン デンマーク 117 千トン (13 %) カナダ 187 千トン (21%) アメリカ 270 千トン (31%)

67 豚枝肉卸売価格は 例年と畜頭数が増える秋に低下し その後 年末の需要期に向けて上昇する傾向 26 年度から 27 年度前半にかけては 25 年度の猛暑の影響 国内における豚流行性下痢 (PED) 発生の影響等によって出荷頭数が減少したことから 例年を上回って高水準で推移 27 年度後半からは 出荷頭数は回復傾向にあり 28 年夏以降 価格水準にも落ち着きが見られ 最近は概ね安定的に推移 ( 円 /kg) 年度 27 年度 28 年度 680 円 (29/7/3) 豚枝肉卸売価格 ( 省令価格 ) の推移 省令価格 : 東京及び大阪の中央卸売市場における 極上 上 規格の加重平均値 29 年度安定上位価格 (595 円 ) 年度平均価格 23 年度 :455 円 /kg 24 年度 :440 円 /kg 25 年度 :499 円 /kg 26 年度 :593 円 /kg 27 年度 :540 円 /kg 28 年度 :528 円 /kg 年度 25 年度 29 年度安定基準価格 (440 円 ) 年度 月資料 : 農林水産省統計部 畜産物市況速報 注 1: 東京大阪食肉市場の生体搬入物の頭数加重平均価格 ( 上規格以上 ) である 注 2: 土 日曜日 祝日の価格を除く 注 3: 卸売価格は税込み価格 ( 平成 26 年 4 月 1 日以降は消費税 5% から8% に変更した価格 ) である 66

68 豚肉の関税制度 豚肉に係る国境措置 ( 課税後価格 ) 数値は枝肉ベース ( ) は部分肉ベース 輸入価格が分岐点価格を超える場合の関税 : 従価税 4.3% i) ウルグアイ ラウンド農業交渉において 差額関税制度の機能を維持したが 基準輸入価格等について譲許水準からの引き下げを合意した 基準輸入価格 円 /kg ( 円 /kg) 差額関税 ii) 一方 その代償措置として 豚肉等について 各四半期末までの累計輸入量が発動基準数量 ( 前 3 か年度同期の平均輸入量の 119%) を超えた場合 基準輸入価格が譲許水準に戻される緊急措置制度を導入した 従量税 361 円 /kg (482 円 /kg) 輸入価格 分岐点価格 豚肉の基準輸入価格及び従価税率 ( 単位 : 円 /kg %) 年度 平成 ~ 29 ( 西暦 ) (1994) (1995) (1996) (1997) (1998) (1999) (2000~2017) 基準輸入価格 数値は枝肉ベース ( ) は部分肉ベース (626.67) (613.34) (600.03) (586.76) (572.95) (559.73) (546.53) 従価税率 円 /kg (64.53 円 /kg) 緊急措置の発動例 393 円 /kg (524 円 /kg) ( 輸入価格 ) 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 第 1 四半期 4~6 月 7~9 月 10~12 月 1~3 月 4~6 月 対前 3 年比 基準輸入価格 119% 超 (409.9 円 /kg 円 /kg( 枝肉 )) 対前 3 年比 基準輸入価格 119% 超 (409.9 円 /kg 円 /kg( 枝肉 )) 対前 3 年比 119% 超 基準輸入価格 (409.9 円 /kg 円 /kg( 枝肉 )) 対前 3 年比 119% 超 基準輸入価格 (409.9 円 /kg 円 /kg( 枝肉 )) 67 ( 注 ) 実際の輸入と輸入統計公表までにタイムラグ ( 約 1 ヶ月 ) が存在するため 四半期当初からの発動とはならない場合がある

69 68 加工品の差額関税制度 ( 数値は平成 12 年度以降 ) ( 課税後価格 ) ( 円 /kg) 2 輸入価格が分岐点価格を超える場合の関税 : 従価税 8.5% 差額関税 輸入価格 輸入価格 分岐点価格 輸入価格 ( 円 /kg)

70 世界とアジア地域の豚肉の輸入状況について 2004 年の世界の豚肉輸入は 292 万トン うちアジア地域が 134 万トン 日本が 86 万トン この 10 年間で 中国が 14 万トンの輸出国から 78 万トンの輸入国に転じ アジアの豚肉輸入は 1.7 倍に急増し 2014 年では我が国と中国で世界の輸入の 4 割を占める状況 ( この間 我が国の輸入量は 80 万トン程度で横ばい ) このように 我が国以外の豚肉需要が急激に伸び 関係者からは いつまでも我が国が思うままに豚肉を輸入出来る環境になく 買い負けがおきるという声 このため 国内生産をしっかりと振興することが重要 2024 年の世界の豚肉輸入量は 424 万トン (2014 年と比べて -5%) うち中国が 128 万トンとの見通し ( 輸出 ) ( 輸入 ) 2004 年 2014 年 ( 中国 ) 2024 年見通し 14 万トン 86 万トン 134 万トン ( 日本 ) 78 万トン ( 中国 ) ( 中国 ) 2012 年 ( アジア ) ( 世界 ) +64% 5% 82 万トン ( 日本 ) 292 万トン +69% ( 0% ) ( 日本 ) 227 万トン ( アジア ) +14% ( アジア ) +52% 445 万トン ( 世界 ) 128 万トン ( 82 万トン ) 258 万トン 424 万トン ( 世界 ) 5% ( 出典 )USDA Livestock and Poultry: World Markets and Trade Long term Projections ( 部分肉ベースに換算 ) 財務省 日本貿易統計 本資料中の アジア は 2004 年は日本 香港 韓国 台湾の計 2014 年は 日本 中国 韓国 香港 フィリピン シンガポールの計 2024 年は 日本 中国 香港 韓国の計 (USDA 資料中の主要輸入国として明示されているアジアの国 地域を合算 ) 中国 は USDA 資料中の中国 香港の計 世界 は USDA 資料中の主要豚肉輸入国の輸入量の合計 日本 は 日本貿易統計の数値 ( 年度ベース ) なお 日本 の 2024 年見通しは 2014 年の輸入実績を据え置いたもの 69

71 国産豚肉の輸出について 豚肉の輸出については 価格競争力がある豚くず肉 ( 豚足等 ) を中心に 平成 17 年から 21 年にかけて増加傾向で推移 平成 22 年の口蹄疫発生により輸出が一時停止したこと等から輸出量は大きく減少 その後も原発事故の影響等により横ばいで推移 平成 25 年以降は輸出量が拡大し 平成 28 年の豚肉 ( くず肉を除く ) の輸出額は 6.7 億円と過去最高となったところ 現在 米国 EU に対しては衛生条件が整っておらず輸出できないが 輸出先は 香港 シンガポール マカオを中心 平成 31 年に輸出額 12 億円 (1,000 トン相当 ) を目標として設定 日本産豚肉の輸出実績 前年比数量 :111% 金額 :105% ( トン ) ( 億円 ) 2,500 2,000 1, , ,134 1, , ,116 1,009 1, 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 ( 豚肉 ) 衛生条件関税率 EU 全世界 協議中 EU 加盟国への輸出実績等 46.7~86.9 ユーロ /100kg 輸出量 ( トン ) H28 年実績 - 1,658 ( 前年比 11% 増 ) 輸出額 ( 百万円 ) ( 前年比 5% 増 ) 資料 : 貿易統計 豚肉豚くず肉豚肉輸出額合計輸出額 ( くず肉含む ) 70

72 串カツ ( 衣付き ) 関税率 20% 豚肉関連製品の具体例 シーズンドポーク ( 胡椒入り細切れ肉 ) 生ハム 差額関税 ハム ベーコン ( 関税番号 ) 輸入量 18 万トン (EUシェア 11%) 輸入単価 339 円 /kg ( 関税番号 ) 輸入量 0.9 万トン (EUシェア 48%) 輸入単価 1,216 円 /kg 関税率 8.5% 内臓 関税率 10% ソーセージ ( 関税番号 ) ( 関税番号 ) 輸入量 2.4 万トン (EUシェア 11%) 輸入単価 303 円 /kg 輸入量 3 万トン (EUシェア 11%) 輸入単価 534 円 /kg 71 ( 出典 : 貿易統計 数値は 28 年度 )

73 72 豚肉調製品の輸入量の推移について 豚肉調製品の輸入量は 増加傾向で推移しており 米国からの輸入が半分以上を占めている現状 平成 28 年度において EU からの輸入量は全輸入量の 13% ( 千トン ) 資料 : 財務省 日本貿易統計 注 :EU 計は 現在の加盟国 28 ヵ国の合計値 平成 12~28 年度 その他 [8%] EU 計 [13%] 中国産 [14%] メキシコ産 [2%] カナダ産 [6%] ( 年度 ) 米国産 [57%] うち オランダ 8,682トン ドイツ 7,535トン デンマーク 6,164トン イタリア 4,232トン スペイン 1,025トン ハンガリー 523トン フランス 82トン ベルギー 26トン オーストリア 20トン 輸入計 (H28 年度 ) 225 千トン [ ] は平成 28 年度の輸入量に占める割合 EU 計 28 千トン (13%) 中国 33 千トン (14%) その他 TPP 参加国 2 千トン (1%) メキシコ 5 千トン (2%) 平成 28 年度輸入量 その他 18 千トン (8%) カナダ 13 千トン (6%) TPP 国計 148 千トン (65%) 米国 128 千トン (57%) ( 参考 : 豚肉調整品の関税 ) 生ハム ハム ベーコン類 : 差額関税 餃子の具等の調製品 : 従価税 20% ソーセージ類 : 従価税 10%

74 豚内臓等の国別輸入量について 輸入される豚内臓等は ほとんど全てが冷凍の豚のタンとのこと 主として冷蔵で流通する国産の豚タンと比べ 鮮度の差がある 豚タンの供給量の大半を輸入で占めており 国産だけでは需要に対応できていない状況 平成 28 年度豚内臓等輸入量 24 千トン 0.2 千トン (1%) その他 TPP 国 カナダ EU 3 千トン (11%) うち スペイン 1,102トン (5%) オランダ 793トン (3%) アイルランド 357トン (1%) フランス 336トン (1%) ドイツ 71トン (0%) ハンガリー 71トン (0%) デンマーク 9トン (0%) 5 千トン (18%) 出典 : 財務省 日本貿易統計 TPP 参加国計 22 千トン (89%) 米国 17 千トン (69%) 平成 28 年度豚タン国内供給量 31 千トン ( うち 輸入 24 千トン 国産 7 千トン ) 国産の割合約 21% ( 出典 : 農林水産省調べ ) ( 参考 :TPP 合意内容 ) 冷蔵 現行 8.5% の関税を 毎年同じ割合で削減し 11 年目に撤廃 冷凍 肝臓以外 現行 8.5% の関税を 初年度 50% とし 以降毎年同じ割合で削減し 8 年目に撤廃 冷凍の肝臓 現行 8.5% の関税を 毎年同じ割合で削減し 11 年目に撤廃 ( 胃 腸などのいわゆる白モツは 現行の関税率が既に無税 ) 73

75 74 差額費税抜 養豚経営の安定を図るため 粗収益が生産コストを下回った場合に 生産者と国の積立金から差額の 8 割を補塡 粗収益と生産コストは四半期終了時に計算 当該四半期に発動がなかった場合は 次の四半期に通算して計算 事業の内容 1 積立割合生産者 : 国 =1:1 2 補塡割合粗収益と生産コストとの差額分の8 割 3 対象者肉豚生産者 ( 耕畜連携 エコフィードの活用等の取組に努めようとする者 ) 1 頭当たり積立金 うち生産者負担金 29 年度 1,400 円 / 頭 ( 700 円 / 頭 ) 養豚経営安定対策事業 ( 豚マルキン ) の概要生産コスト[ 消費税抜き] 家族 労働費補塡金物財費等粗収[ 消益(枝肉価格)き] 粗収益が生産コストを下回った場合に積立金から差額の 8 割を補塡 ( 注 ) 生産コストには物財費等及び労働費に加え 28 市場が公表している と畜経費 を算入 29 年度所要額 100 億円 平成 23~28 年度補塡金単価 ( 単位 : 円 / 頭 ) 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度 第 1~3 四半期 第 4 四半期 第 1 四半期 第 2 四半期 第 3 四半期 第 4 四半期 第 1~4 四半期 第 1~4 四半期 第 1~4 四半期 第 1~4 四半期 補塡金単価 610 3,810 1, ,310 4,250 発動なし発動なし発動なし発動なし

76 ( 円 /kg) 豚肉 CIF 価格の推移 1, 全平均 資料 : 財務省 日本貿易統計 ( 注 ) 米国 EU 分岐点価格 ( 年度 ) ( 注 ) 北米において PED が発生 流行 ( 2013 年 4 月 ~2015 年初め ) し 豚肉価格が高騰したため CIF 価格が分岐点価格を上回って上昇 75

77 76 ( 円 /kg) 1,000 豚肉 CIF 価格の推移 デンマーク スペイン 分岐点価格 ( 年度 ) 資料 : 財務省 貿易統計

78 豚肉現地価格 ( 部分肉 ) の推移 ( 円 /kg) ( 注 ) EU 米国 資料 : USDA Livestock, Dairy, and Poultry Outlook 欧州委員会 Monthly Market Prices for pig Carcase Grade E in the EU ( 注 ) 北米において PED が発生 流行 ( 2013 年 4 月 ~2015 年初め ) したため 豚肉現地価格が高騰 77

79 資料 : USDA Livestock, Dairy, and Poultry Outlook 欧州委員会 Monthly Market Prices for pig Carcase Grade E in the EU 78 ( 円 /kg : 部分肉ベース ) 豚肉現地価格 EU 米国デンマークスペイン 2007~16 平均

80 79 世界の豚肉需給 項目 生産量輸出量輸入量 順位 ( シェア ) ( シェア ) ( シェア ) 中国 EU ロシア (51%) (39%) (36%) EU 米国 中国 (22%) (29%) (23%) 米国 カナダ 日本 (11%) (16%) (14%) ブラジル ブラジル メキシコ (4%) (10%) (11%) ベトナム 中国 韓国 (3%) (2%) (6%) 38,486 37,093 2,234 2,429 2, , ,634 7,923 14,200 2, , ,855 1,527 1,873 1, , ,838 1, , , ,009 2, 資料 : 米国農務省注 :2016 年データを基に作成 数量は部分肉ベース

81 80 豚肉輸入量の推移 ( 国別 ) ( 部分肉ベース 単位 : トン %) 年度 合計 チルド フローズン アメリカ チルド チルド比率チルド比率数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比 7 534, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , フローズン カナダ チルド フローズン チルド比率

82 81 豚肉輸入量の推移 ( 国別 ) ( 部分肉ベース 単位 : トン %) 年度 メキシコ チルド フローズン チリ チルド チルド比率チルド比率数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比数量対前年比 7 6, , , #DIV/0! 0 #DIV/0! , , , #DIV/0! 0 #DIV/0! , , , , , , #DIV/0! 14,424 #DIV/0! , , , , , , ,948 1, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , フローズン EU 計 チルド フローズン チルド比率

83 82 豚肉輸入量の推移 (EU 国別 ) 年度 合計 EU 計デンマークオランダフランスアイルランドイタリアベルギーイギリス 数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比 7 534, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,088 1, ,397 9, , , , , , ,689 32, , , , , , , , , ,573 2, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

84 83 豚肉輸入量の推移 (EU 国別 ) ( 部分肉ベース 単位 : トン,%) 年度 合計 EU 計オーストリアスウエーデンフィンランドドイツスペインハンガリーポーランドポルトガル数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比数量前年比 7 534, , (0) - (0) , , , (0) - (0) , , , ,253 1, (0) - (0) , , , (0) - (25) , , , , (584) - (0) (0.0) , , , , (7,197) (1233.2) (0) , , , , , (15,419) (214.3) (0) , , ,815-1, , (15,449) (100.2) (0) , , , , , ,458.5 (15,537) (100.6) (0) , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

85 84 豚肉の輸入金額 (CIF ベース ) ( 単位 : 百万円 ) 年度合計アメリカカナダメキシコチリ EU 全体に占める EU シェア , ,183 86,831 24,590 15, ,036 29% , ,373 74,834 33,780 16, ,415 31% , ,694 84,892 37,054 13, ,904 36% , ,986 90,481 38,071 13, ,152 35% , ,959 98,252 41,464 13, ,901 36% 資料 : 財務省 日本貿易統計 注 :EUは 25 年 6 月までは27カ国 25 年 7 月からは28カ国 EU 国別 ( 単位 : 百万円 ) 年 度 デンマーク スペイン ハンガリー オランダ フランス オーストリア ドイツ ポーランド 24 60,221 14,709 8,060 3,848 4,995 4, , ,276 20,702 5,041 7,883 3,861 5,760 2,926 11, ,238 38,358 11,037 11,357 6,713 8,313 6, ,911 43,412 12,539 10,271 6,383 5,662 5, ,499 47,248 10,679 12,454 7,279 5,051 8,974 - 年 度 イタリア アイルランド フィンランド ベルギー ポルトガル スウエーデン イギリス , ,212 2, ,550 4, ,214 2, ,095 3,

86 85 豚肉生産量 ( 部分肉ベース EU 国別 ) ( 単位 : 千トン ) 年次日本 EU 計 ドイツスペインフランスポーランドデンマークオランダイタリアベルギー英国オーストリアルーマニアハンガリーポルトガルアイルランド ,319 3,026 2,153 1,605 1,369 1, , ,340 3,150 2,218 1,592 1,369 1, , ,382 3,264 2,265 1,408 1,468 1, , ,018 3,490 2,408 1,422 1,505 1, , ,026 3,585 2,439 1,592 1,344 1, , ,706 3,685 2,303 1,583 1,215 1, , ,162 3,842 2,358 1,578 1,326 1, , ,272 3,931 2,429 1,552 1,355 1, , ,957 3,832 2,426 1,513 1,294 1, , ,690 3,846 2,402 1,485 1,221 1, , ,839 3,869 2,489 1,491 1,305 1, 年次日本 EU 計 チェコスウェーデンフィンランドギリシアクロアチアリトアニアブルガリアスロベキアキプロスエストニアラトビアスロベニアルクセンベルグマルタ , , , , , , , , , , , ( 出典 :FAOSTAT)

87 豚肉輸出量 (EU EU 域外 ) ( 単位 : 千トン ) 年次 計 対日輸出可能国計 1 スペインドイツデンマークオランダフランスアイルランド英国ハンガリーベルギーオーストリアイタリアポルトガルフィンランドスウェーデン ,200 1, ,225 1, ,549 1, ,558 1, ,604 1, ,563 1, ,741 1, ,308 2, H28 年で EU 全体の 3.2 (%) 年次 計 スロベニア チェコ 以外 ポーランドルーマニアクロアチア ギリシャ キプロス ブルガリアエストニアリトアニア ラトビア ルクセンブルグスロバキア マルタ , , , , , , , , 出典 : 欧州委員会統計局 1: 輸出量は製品重量ベース 2: 輸入禁止となる疾病の発生は無いが 輸入に関する衛生条件の協議が行われていない 3: 輸出実績値が 50 トン未満の場合は 0 表記 -: データ無し (H17~H28 における計値は - 以外の国の合計値 ) 86

88 87 豚肉加工品の輸入量 (EU 別 ) 豚肉加工品の輸入単価 (EU 別 ) ( 単位 : トン ) ( 単位 : 円 /kg) 合計 (1+2+3) 全計 年度 TPP 計 EU 計 合計 (1+2+3) 全計 年度 TPP 計 EU 計 オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ , ,373 11, ,841 3, , ,643 12,813 2, ,290 2, , ,803 16,692 5, ,340 3, , ,279 24,347 7,753 4,538 6,537 3, , ,540 28,290 8,682 7,535 6,164 4,232 1, オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ ,132 1, ,518 1,649 1, ,515 1, ,922 2,757 1, ,453 1, ,035 2,748 1, ,406 1, ,499 2, ,242 1, , , ( 単位 : トン ) ソーセージ 全計 1 ソーセージ 全計 ( 単位 : 円 /kg) 年度 TPP 計 EU 計 年度 TPP 計 EU 計 オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ 24 50,857 12,095 3, , ,622 12,802 3, , ,486 10,943 3, , ,240 10,490 3, , ,153 10,047 3, , オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ ,095 1, ,439-1, ,273 1, ,054-1, ,230 1, ,495-1, ,251 1, , ,136 1, ,750-1, ( 単位 : トン ) ハム ベーコン類 全計 2 ハム ベーコン類 全計 ( 単位 : 円 /kg) 年度 TPP 計 EU 計 年度 TPP 計 EU 計 オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ 24 9,918 2,457 3, , ,392 2,731 3, , ,349 2,215 3, , ,578 2,097 3, , ,691 1,445 4, , オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ 24 1,112 1,202 1, ,139 1,554-1,980 1,649 1, ,362 1,495 1,632 1,103 1,115-1,576 1,852-2,253 2,757 1, ,359 1,536 1,584-1,089-1,508 1,906-2,856 2,748 1, ,393 1,588 1,486-1,069-1,446 1,622-2,415 2,331 2, ,216 1,234 1, ,269 1, ,226 2,098 1, ( 単位 : トン ) その他調整品 全計 3 その他調整品 全計 ( 単位 : 円 /kg) 年度 TPP 計 EU 計 年度 TPP 計 EU 計 オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ , ,821 3, , , ,110 6,562 2, , , ,644 9,191 5, , , ,692 16,480 7,753 4,201 4, , ,049 20,464 8,682 6,901 4, オランダ ドイツ デンマーク イタリア スペイン ハンガリー フランス ベルギー オーストリア ポーランド 英国 チェコ , , , , , , , ( 出典 : 日本貿易統計 ) ( 出典 : 日本貿易統計 )

89 EU28 の豚肉域外輸出量 域外合計 ( 単位 : 千トン ) 年次 中国 日本 韓国 米国 ロシア 平成 22 1, 平成 23 1, 平成 24 1, 平成 25 1, 平成 26 1, 平成 27 1, 平成 28 2,308 1, 資料 : グローバルトレードアトラス 中国 には 香港も含む 参考 上位 10カ国 地域 (2016 年 ) 中国 ( 香港含む ) 2 日本 3 韓国 4フィリピン 5 米国 6 豪州 7 台湾 8ニュージーランド 9シンガポール 10セルビア 1 88

90 89 イベリコ豚について スペイン南西部で主に飼育され 飼養頭数は約 300 万頭 ( 血統 50% 以上のもの スペインの豚の約 1 割 ) 1 日平均体重増は 500~700g と少ない ( デュロック種では 1kg/ 日を超えるものがある ) 300 日齢程度と長期間肥育され 150~160kg でと畜される ( 一般の豚は 180 日齢程度 100~110kg でと畜 ) イベリコ豚の血統が 50% 以上の豚の肉に イベリコ の呼称が許される さらに細分化された呼称は下表のとおり なお ベジョータは森にドングリがある秋以降しか放牧できないため 1~3 月にしか生産されない 呼称 ラベルイベリコ血統飼料放牧基準 価格 ( 業者聞き取り ) /kg ベジョータ ( 黒ラベル ) 100% 60 日以上ドングリを含めた自然のエサで肥育 60 日以上屋外で放牧し 放牧前後で体重が 46kg 以上増加 30~35 ベジョータ ( 赤ラベル ) 50% 以上 60 日以上ドングリを含めた自然のエサで肥育 60 日以上屋外で放牧し 放牧前後で体重が 46kg 以上増加 25~30 セボ デ カンポ 50% 以上配合飼料 60 日以上屋外で放牧 16~17 セボ 50% 以上配合飼料なし 15~16

91 90 機密性 情報 限り カレー 焼き豚 しょうが焼 5kg(8%) 焼き豚 シチュー ソーセージ とんカツ すき焼き しゃぶしゃぶ ソテー ロースハム (10kg) 18% 2% (1kg) ヒレカツ ステーキ (13kg) 25% 角煮 シチュー 焼き豚 酢豚 ベーコン (9kg) 17% 30% (16kg) ソテー 焼き豚 ひき ボンレスハム ソーセージ

92 豚肉調製品の状況 廉価なソーセージ等の豚肉調製品は 輸入豚肉を原料として 国内で製造されるのが主流 国産豚肉を使用しているのはギフト用等の高級調製品 輸入原料を使用するものとは差別化された市場を形成 日 EU EPA による関税削減に伴い ソーセージ等調製品の製品輸入が増加すれば その分輸入豚肉を使用して国内で生産されていた廉価なソーセージ等の調製品が置き換わり 原料豚肉の輸入が減少すると考えられる 国産豚肉 豚肉生産量 :89 万トン (H26~28 平均 部分肉ベース ) 輸入豚肉 差額関税制度 : 維持従価税 :4.3% 撤廃 (10 年目 ) 従量税 : 円 /kg(10 年目 ) 輸入量 :30 万トン (H26~28 平均 ) ソーセージ等調製品の原料豚肉を輸入 EU 加盟国 ギフト用の豚肉調製品 国内で製造される廉価なソーセーシ 等の調製品の主原料は輸入豚肉 製造 輸入品間での置換の関係 製造 差別化 廉価な豚肉調製品 ソーセージ等調製品の製品輸入が増加すれば その分原料豚肉の輸入が減少 関税 10% 差額関税 撤廃 (6~11 年目 ) 輸入量 :3.3 万トン (H26~28 平均 ) 91 とんかつ等加熱済調製品の輸入は中国産 タイ産がほとんど ( 業界聞き取り )

93 92 EU の豚肉の状況 豚肉の生産量は世界の約 2 割 自給率は110% 超 ドイツ スペイン フランス ポーランド イタリア デンマークの6ヶ国でEU 全体の生産量の7 割以上を占める 生産量の約 9 割をEU 域内で消費し 輸出仕向けは約 1 割程度 日 EU 間は船便輸送に時間がかかるため EU 産豚肉の大部分は冷凍で輸入 世界の生産割合 (2014 年 ) EU の需給状況 (2013 年 ) 主な輸出先国 (2014 年 ) ロシア 2% ブラジル 3% 米国 9% EU 21% その他 14% 世界の生産量 77,396 千トン 中国 51% 輸出量輸入量消費量生産量 1,524 単位 : 千トン 11 13,879 15, ,000 10,000 15,000 20,000 その他 28% 豪州 4% フィリピン 5% 輸出量 ( 冷凍 ) 1,459 千トン 韓国 13% 中国 香港 29% 日本 21% ( 単位 : 千トン ) 出典 :USDA Foreign Agricultural Service のデータを部分肉ベースに換算 出典 :Eurostat のデータを部分肉ベースに換算 出典 :Global Trade Atlas( 部分肉ベース ( 内臓を除く ))

94 欧州 ロシア等におけるアフリカ豚コレラの発生状況 エストニア (EU 加盟国 ) 2014 年 9 月以降豚 いのしし 2,236 件発生 OIE への年次報告 6 か月報告 (2016 年下半期ま で ) による ノルウェー エストニア ロシア ロシア 2007 年以降豚 いのしし 836 件発生 ( 直近の発生 :2017 年 6 月 28 日 豚 ) 3 月 18 日イルクーツクで発生 ( 豚 ) スウェーデン ラトビア (EU 加盟国 ) 2014 年 6 月以降豚 いのしし 1,802 件発生 OIE への年次報告 6 か月報告 (2016 年下半期ま で ) による リトアニア (EU 加盟国 ) 2014 年 1 月 24 日以降豚 40 件 いのしし 679 件発生 ( 直近の発生 :2017 年 6 月 21 日 いのしし ) ポーランド (EU 加盟国 ) 2014 年 2 月 13 日以降豚 45 件 いのしし 371 件発生 ( 直近の発生 :2017 年 6 月 28 日 豚 ) : ポーランドにおいて発生が確認された旨の連絡を受けて 我が国は 2014 年 2 月 18 日付けでポーランド産豚肉の輸入を停止 発生地域 日付は発生日又は検体回収日に基づく 赤字は 3 月 16 日からの更新箇所 デンマーク ドイツ チェコ 2017 年 6 月 21 日以降野生いのしし3 件発生 チェコ ( 直近の発生 :2017 年 6 月 29 日 いのしし ) ポーランド ラトビア リトアニア ロシア スロヴァキア モルドバ 2016 年 9 月 17 日以降豚 4 件発生 ベラルーシ ウクライナ ルーマニア ( 直近の発生 :2017 年 3 月 23 日 豚 ) モルドバ ベラルーシ 2013 年 6 月 19 日以降豚 2 件発生 ( 直近の発生 :2013 年 7 月 1 日 豚 ) ウクライナ 2012 年 7 月 30 日以降豚 184 件 いのしし22 件発生 ( 直近の発生 :2017 年 6 月 10 日 豚 ) モルドバ 2017 年 7 月 2 日現在 93 出典 :OIE

95 牛乳 乳製品 従来 輸入数量制限を適用していたバター 脱脂粉乳等の主要乳製品については ウルグアイ ラウンド合意を受けて 平成 7 年 (1995 年 ) 度から全て関税化 1 関税化した乳製品については 基準期間の輸入実績等を基に 現行アクセス数量として 国家貿易枠及び民間貿易の関税割当枠を設定 枠内税率は低水準の関税 ( 一次税率 ) を適用 2 枠外輸入については 高水準の関税 ( 二次税率 ) を適用 ウルグアイ ラウンド前から自由化されていたチーズ等は 20~40% 程度の関税水準 生産量 国内生乳生産量 主な生産地 (2016 年度 ) 7,346 千トン 北海道 関東 九州 ( 生産量シェア ) (54%) (16%) (9%) 飲用牛乳等向け 3,984 千トン 北海道関東九州 (24%) (25%) (13%) 脱脂粉乳 バター等向け 1,548 千トン 北海道関東九州 (85%) (6%) (4%) 生クリーム等向け 1,283 千トン 北海道九州関東 (93%) (3%) (2%) チーズ向け 445 千トン 北海道東北東海 (98%) (0.6%) (0.4%) ( 注 ) 国内生産量の内訳は 指定団体への販売実績等であり 生産量合計とは合致しない 出典 : 牛乳乳製品統計等 輸入量 輸入量 1 主な輸入先 (2016 年度 ) 4,553 千トン EU 豪州 NZ ( 輸入量シェア ) 27% 27% 23% 脱脂粉乳 39 千トン NZ EU 豪州 59% 23% 12% バター 159 千トン NZ EU 豪州 48% 46% 4% ホエイ 千トン EU 豪州米国 41% 18% 15% チーズ 3,221 千トン 豪州 EU NZ 33% 30% 24% ( 注 ) 1 数量は 生乳換算ベース 2 ホエイとはチーズの副産物 ( 生乳からカード ( チーズ ) を取り除いて残った液を乾燥させたもの ) 出典 : 貿易統計 価格 国内価格 国際価格 価格の推移 ( 円 /kg) 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 脱脂粉乳 バター 1,150 1,178 1,208 1,268 1,254 脱脂粉乳 バター 国内価格 : 牛乳乳製品課調べ国際価格 :CIF 価格 ( 貿易統計における平均単価 ) 国境措置 品目 バター 脱脂粉乳 ホエイ 乳製品調製品 関税率 ( は従量税換算値) 一次税率二次税率 29.8%+985 円 /kg 国貿 :35% 360% * 民貿 :35% 29.8%+1,159 円 /kg 国貿 :25% 35% 民貿 : 無税 25% 35% 国貿 :25% 35% 民貿 : 無税 10% 25% 35% 民貿 :12~35% 396 円 /kg( 学校給食用等 ) 425 円 /kg( 学校給食用等 ) 21.3%+396 円 /kg 218% * 29.8%+425 円 /kg 等 29.8%+425 円 /kg 29.8%+687 円 /kg 29.8%+400 円 /kg 29.8%+679 円 /kg 29.8%+1,156 円 /kg 等 - 28% 29.8% 輸入差益 上限 806 円 /kg 上限 949 円 /kg 上限 304 円 /kg 上限 326 円 /kg 上限 326 円 /kg 上限 552 円 /kg チーズ国産との抱合せを条件に無税 29.8% - バター 脱粉等 枠内税率のみ 関税 バター 1.5 千 t 脱粉 14 千 t 等 ( 輸入実績 ) 民間貿易 一次税率 ( 注 ) 印の数量は 生乳換算ベース (*:WTO 農業交渉上の換算値 ) 122 億円 ( 平成 27 年度 ) 輸入差益 関税 137 千 t の内数 ( 枠数量 ) 国家貿易 94 - 輸入差益 関税 民間貿易 二次税率 国境措置の概要 主要乳製品について 関税割当制度及び国家貿易制度により国内需要への影響を緩和 プロセスチーズ原料用として 国産チーズ 1 に対し 2.5 の割合での輸入を条件とすることで 国内需要への影響を緩和 国産品の販売価格 一般会計 酪農家への経営安定対策 バター 脱粉等向け生乳への限定した支援により 飲用乳価を含めて生乳全体を下支えする財政効率的な支援を実施 国産品

96 生乳生産量の推移 9 ( 千トン ) 5,000 4,500 4,000 4,415 4,219 4,110 4,083 飲用牛乳等向け 4,011 3,965 3,910 3,953 3,984 3,500 3,000 2,500 2,000 1, 生クリーム等向け 脱脂粉乳 バター等向け , ,105 1,089 1,164 1,250 1,276 1,297 1,323 1,294 1,283 チーズ向け ( 年度 )

97 乳製品の輸入量の推移 ( 千トン ) 3,400 3,200 3,000 2,800 2,600 チーズ 2,790 2,999 2,895 2, ,400 2,200 2,415 2,503 2, バター ホエイ 脱脂粉乳 ( 数量は 生乳換算ベース ) 9 ( 年度 )

98 乳製品の価格の推移 ( 円 /kg) 1,400 1,200 国内 バター 1,150 1,178 1, ,000 1,081 1,065 1,004 1, 国内 脱脂粉乳 輸入 バター 輸入 脱脂粉乳 ( 年度 ) ( 輸入価格は CIF 価格 ( 貿易統計における平均単価 )) 9

99 生乳は 他の農産物と異なり 毎日生産され 腐敗しやすく貯蔵性がない液体であることから 需要に応じた生産と飲用向けと乳製品向けの仕向けを調整することが不可欠 バター 脱脂粉乳は可逆性が非常に高く この 2 つの乳製品でほぼ全ての牛乳 乳製品の生産が可能であるため バター 脱脂粉乳の無秩序な輸入は 飲用牛乳を含む乳製品全体に悪影響を及ぼすことから これらの輸入は国家貿易できめ細かく管理 輸入品と競合しない飲用牛乳向け生乳 ( 都府県中心 ) は 価格が生産コストを上回っており 需要に応じた生産による需給安定が課題 乳製品向け生乳 ( 北海道中心 ) は 乳製品に加工することで保存が利き 飲用向けと乳製品向けの仕向けを調整する役割を果たしているが 輸入品との競合に晒されるため支援が必要 現行の制度は 乳製品向け生乳に対象を絞り 交付対象数量を設けて補給金等を交付することにより 生乳需給全体の安定を図り 全国の酪農家の経営安定を図っている 円 /kg 乳価(取引価格)115 保存できない製品 生乳需給の構造 28 年度総供給量 1,193 万トン ( 速報値 )( 生乳換算 )( 在庫減少量の 3 万トンを差し引いている ) 国内の生乳生産量 735 万トン 飲用牛乳等 398 万トン 生産者団体 乳業メーカー間で需要等を踏まえ 用途別に取引 85 生クリーム等 126 万トン 都府県飲用向け :342 万トン乳製品向け : 39 万トン 65 チース 42 万トン 75 保存が利く製品 北海道飲用向け : 56 万トン乳製品向け :292 万トン 生産コスト 脱脂粉乳 バター等 155 万トン 生クリーム等は 生クリーム 脱脂濃縮乳 濃縮乳に仕向けられたものをいう このほか 上記用途以外に仕向けられた約 7 万トン及び加工原料乳生産者補給金自家消費や欠損分である約 5 万トンの生乳がある 用途別の乳価 ( 取引価格 ) は 27 年度の各用途の代表的な水準 ( 税抜き ) を示したもの 対策の金額は 29 年度予算額 ( 所要額 ) 98 関税割当品目 輸入乳製品 455 万トン 国家貿易 学校給食バター用脱脂粉ホエイ乳等等 48 万トン 21 万トン うち関割外 2 万トン 国家貿易により国内需給への影響を緩和 自由化品目 チーズ 322 万トンアイスクリーム等 63 万トン 輸入数量は飼料用を除く バター脱脂粉乳牛乳(加工乳)ム生乳需給の構造 乳ヨチーリ飲グールー料トズバター 脱脂粉乳の可逆性 生乳 ハ ター 脱脂粉乳を用いれば 様々な乳製品が製造可能ク

100 バター 脱脂粉乳の輸入制度 枠外輸入 現行税率が高水準であるため 枠外輸入の実績は殆どない (*1) 関税 国産価格 輸入価格 輸入価格 バター 脱脂粉乳 枠内輸入 関税割当輸入価格国家貿易輸入価格 特定用途に対して割当てを受けて輸入 農畜産業振興機構 (ALIC) (*1) バター :29.8%+985 円 /kg 等脱脂粉乳 :21.3%+396 円 /kg 等 関税 (*2) 輸入価格 (*2) バター :35% 脱脂粉乳 : 無税 25% 35%( 注 ) マークアッフ 関税 輸入価格 (*3) 国産価格 国産価格 ( 注 ) バター 35% : 沖縄還元乳用等脱脂粉乳無税 : 学校給食用 25%( 無糖 ) 35%( 加糖 ) 沖縄還元乳用等 (*3)ALIC の入札によって決定 国内生産量 (*1) バター 脱脂粉乳等の国内生産量 輸入量 ( 生乳換算 ) 輸入量 ( 国家貿易 ) 平成 26 年度 カレントアクセス (*2) 追加輸入 (*3) 平成 27 年度 カレントアクセス (*2) 追加輸入 (*3) 平成 28 年度 カレントアクセス (*2) 追加輸入 (*3) 総計 7.9 万トン 総計 15.2 万トン総計 6.1 万トン 総計 11.5 万トン総計 5.0 万トン 総計 8.0 万トン ( 平成 26 年度 ) NZ 3.7 万トン NZ 13.2 万トン NZ 3.3 万トン NZ 10.4 万トン NZ 4.4 万トン NZ 7.8 万トン TPP 参加国 万トン豪州 1.7 万トン豪州 1.8 万トン豪州 2.5 万トン豪州 0.5 万トン豪州 0.4 万トン豪州 0.2 万トン 米国 2.5 万トン 米国 0.2 万トン 米国 0.3 万トン 米国 0.6 万トン 米国 0.1 万トン 米国 0.01 万トン ( 平成 27 年度 ) 総計 2.8 万トン 総計 3.6 万トン 総計 4.5 万トン 総計 3.4 万トン 総計 5.4 万トン 総計 5.2 万トン 万トン オランタ 1.3 万トン オランタ 2.6 万トン ト イツ 1.3 万トン オランタ 1.1 万トン オランタ 2.7 万トン オランタ 2.9 万トン EU ト イツ 0.6 万トン ヘ ルキ ー 0.5 万トン オランタ 1.2 万トン ト イツ 0.9 万トン ト イツ 2.3 万トン ト イツ 1.0 万トン ( 平成 28 年度 ) ヘ ルキ ー 0.6 万トン ト イツ 0.3 万トン ヘ ルキ ー 1.1 万トン ヘ ルキ ー 0.7 万トン フランス 0.3 万トン フランス 0.6 万トン 万トン フランス 0.3 万トン フィンラント 0.1 万トン フィンラント 0.4 万トン フィンラント 0.3 万トン ヘ ルキ ー 0.1 万トン ヘ ルキ ー 0.6 万トン その他 万トン 0.1 万トン 0.7 万トン 0.2 万トン 0.2 万トン 小計 10.7 万トン 18.8 万トン 10.6 万トン 15.6 万トン 10.6 万トン 13.4 万トン 年度計 29.5 万トン 26.2 万トン 24.0 万トン 注 : 輸入量はALICの契約ベース *1: バター 脱脂粉乳等向け国内生産量 *2:WTO 約束数量 *3: バター 脱脂粉乳の不足時に行われる追加的な輸入 99

101 プロセスチーズ原料用チーズの関税割当 ( 抱合せ ) 制度 国産チーズを使用する場合 通常の輸入の場合 国産チーズの使用 抱合せ負担分 ( 国産チーズ ) 二次税率分 (29.8%) 国産チーズ 1 国産チーズを使用することにより 関税率は無税 プロセスチーズ原料用の輸入ナチュラルチーズ 2.5 輸入チーズ プロセスチーズ原料用の輸入ナチュラルチーズ 国産 1: 輸入品 2.5 の比率で抱合せ 一次 100 二次

102 生乳ホエイとは ホエイは チーズ製造の際に発生する副産物 原材料として食品に活用 また ホエイの中には 乳たんぱく質を濃縮させた たんぱく質濃縮ホエイ (WPC) という製品も存在 ホエイの生成過程 ホエイパウダー 固形分 ( カード ) 液体 ( ホエイ液 ) 濃縮 熟成 乾燥 チーズ ホエイパウダー たんぱく質濃縮ホエイ (WPC) ホエイと脱脂粉乳の成分比較 ホエイの国内生産量 2 万トン 主な用途 データ :ALIC 調査 27 年度 乳飲料 パン 菓子 デザート等 育児用調製粉乳 プロテイン等栄養食品等 101 たんぱく質含有量 色 脱脂粉乳 たんぱく質含有量 34% カゼインたんぱく質 (80%) ホエイたんぱく質 (20%) 白色 溶かしても白色 ホエイパウダー たんぱく質含有量 11-15% ( ホエイたんぱく質 ) ホエイ WPC34 たんぱく質含有量 34-36% ( ホエイたんぱく質 ) 白色 溶かしたら透明 風味乳風味乳風味だが 脱脂粉乳とは異なる

103 我が国のチーズの消費量 チーズの輸入量は 景気の落ち込み等により減少した年もあるものの 総じて 右肩上がりで伸びてきている チーズの国内生産量も おおむね増加傾向で推移 平成 25 年度に過去最高の 4 万 9 千トンとなったものの 生乳生産の減少等に伴い やや減少 我が国のチーズ消費量は 他国の水準と比べれば依然として低い水準にあることから 今後も堅調な伸びが見込まれる ( 千トン ) その他 1% 米国産 11% 輸入計 ( 平成 27 年度 ) 256 千トン (85%) EU 産 23% NZ 産 19% EU 産 68 千トン 参考 国別 1 人当たり消費量 ( 平成 27 年 ) 26.8 豪州産 30% 国産 15% 上位 5カ国 オランダ 20 [29%] ドイツ 13[19%] デンマーク 11 [17%] フランス 9 [13%] イタリア 9 [13%] 資料 : 農林水産省 チーズの需給表 財務省 日本貿易統計 IDF 世界の酪農状況 注 ) 国産はフ ロセスチース 原料用ナチュラルチース 及び直接消費用ナチュラルチース の生産量の合計輸入はフ ロセスチース原料 用ナチュラルチース 及び直接消費用ナチュラルチース フ ロセスチース の輸入量合計 102

104 チーズの種類 フレッシュチーズ 概要 ナチュラルチーズのうち 製造後すぐに消費可能な熟成していないチーズであり 以下のものを含む モッツァレラ クリームチーズ カッテージ マスカルポーネ等 シュレッドチーズ 概要 チーズを短冊状又は繊維状に裁断したもの 主な用途 直接消費用シュレッドチーズ用 ( モッツァレラ ) モッツァレラ クリームチーズ 主な用途 ピザをはじめとする様々な料理に使用 ブルーチーズ 概要 青カビによって熟成させたナチュラルチーズ 我が国で流通しているブルーチーズの殆どは EU 産 概要 チーズを粉砕又はおろしたもの おろし及び粉チーズ ロックフォール ゴルゴンゾーラ スティルトン等 主な用途 直接消費用 ゴルゴンゾーラ 主な用途 パスタ グラタン等への風味付け その他チーズ ( 熟成チーズ ) 概要 ナチュラルチーズのうち ブルーチーズ以外の熟成させたチーズで あり 以下のものを含む チェダー ゴーダ カマンベール パルミジャーノ レジャーノ等 ( ハード ) ( ソフト ) プロセスチーズ 概要 ナチュラルチーズを粉砕 溶解及び乳化させたもの 主な用途 直接消費用プロセスチーズ シュレッドチーズ原料用 ゴーダ カマンベール 103 主な用途 直接消費用

105 牛乳乳製品の輸出 日本産牛乳 乳製品の輸出実績 前年比 27 年 141% 前年同期比 28 年 (1-12 月 ) 131.1% 平成 31 年輸出目標 140 億円 ( 億円 ) LL 牛乳育児用粉乳チーズアイスクリームその他氷菓その他 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 国別戦略重点国香港 台湾 中国 シンガポール マレーシア ベトナム 強みを活かした輸出戦略 体制の確立や技術的課題の解決などにより アジア諸国 地域を中心に日本産牛乳乳製品の浸透と輸出拡大を目指す < 今後の取組 > 強みを活かした輸出戦略 体制の確立 ( 平成 30 年度までに全ての輸出重点国 地域において市場調査を実施し 現地の日系小売業者等と連携した円滑な市場開拓等を支援 ) 技術的課題の解決 ( 牛乳の賞味期限を延長し 新鮮さを活かした輸出が可能な体制の整備等 ) 生乳生産量の維持 拡大 ( 平成 37 年度に生乳生産量 750 トン ) 資料 : 財務省 貿易統計 主要品目の国別輸出額 ( 平成 28 年 ) 資料 : 財務省 貿易統計 LL 牛乳 育児用粉乳 総額 8.6 億円 6.8 香港台湾シンガポールタイ 総額 74.4 億円 ベトナム 香港 台湾 パキスタン その他 104 チーズ アイスクリームその他氷菓 総額 9.6 億円 4.4 台湾香港タイその他 総額 23.6 億円 台湾香港シンガポール中華人民共和国アメリカ合衆国その他

106 酪農の経営安定対策について 加工原料乳生産者補給金制度 加工原料乳地域 ( 北海道 ) の生乳の再生産の確保等を図ることを目的に 加工原料乳について生産者補給金を交付 ( 生クリーム等の液状乳製品向け生乳を制度の対象に追加した上で 補給金単価を一本化 ) 29 年度加工原料乳生産者補給金単価 円 /kg 交付対象数量 350 万トン乳産者の手取り政府からの交付分生生クリーム等価(取引価格)~H28 年度 脱脂粉乳等補給金 バター チーズ補給金 生クリーム等H29 年度 ~ 脱脂粉乳生産者団体と乳業者との交渉で決定 乳業者の支払分 ( 買取価格 ) 等補給金単価及び交付対象数量は毎年度決定乳製品全体に対象を拡大 a-3 a-2 a-1 年度年度年度飼料生産型酪農経営支援事業 ( 関連対策 ) 自給飼料生産基盤に立脚した経営を行う酪農家 ( 自給飼料の生産を行うとともに環境負荷軽減に取り組んでいる者 ) に対し 飼料作付面積に応じて交付金を交付 (1.5 万円 /1ha) また 飼料作付面積を拡大し 輸入粗飼料の使用量を削減又は乳用後継牛を増頭した場合には 拡大面積に応じた交付金を追加交付 (3 万円 /1ha) 対象者の要件 飼料作付面積が 北海道で40a/ 頭 都府県で10a/ 頭以上 環境負荷軽減に取り組んでいること 交付金単価 飼料作付面積 1.5 万円 /1ha 飼料作付の拡大面積 1.5 万円 +3 万円 /1ha( 追加交付 ) 105 補給金 バター チーズ加工原料乳価格 ( 脱脂粉乳 バター等向け チーズ向け及び生クリーム等の液状乳製品向けの生乳価格 ) が下落した場合の経営への影響緩和を目的に 生産者と国が拠出して造成した積立金から補塡 全国平均取引価格 加工原料乳生産者経営安定対策事業 ( 加工原料乳生産者補給金にあわせて 生クリーム等の液状乳製品向け生乳を対象に追加 ) 生産者 国 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 拠出 助成 ( 生産者 : 国 =1:3) 差額 生産者積立金 a 年度 補塡 差額 8 割 補塡基準価格

107 鶏 卵 106 〇鶏卵は 国内生産量が約 256 万トン 輸入量約 13 万トンであり 国内消費量に占める輸入量の割合は約 5% 輸入量の約 75% をハムやソーセージのつなぎの原料等として使用される卵白粉が占め ( 主な輸入先国は オランダ イタリア インド ) 残りの約 25% を菓子や菓子パン等の原料として使用される全卵及び卵黄の粉卵や液卵等が占めており ( 主な輸入先国は 米国 ) いずれも用途は限定的である 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年度 ) 国境措置 関税率 国境措置の概要 2,562 千トン ( 生産量シェア ) 出典 : 鶏卵流通統計 茨城県 (8%) 千葉県 (7%) 鹿児島県 (7%) 一次税率 8.0~21.3% 二次税率 - - 輸入量 価格 輸入量主な輸入先国 (2012~2014 年度平均 ) 125 千トン ( 輸入量シェア ) オランダ (22%) 出典 : 貿易統計注 : 輸入量は 殻付き換算ベース イタリア (21%) 価格の推移 ( 円 /kg) 出典 :JA 全農たまご ( 株 )( 国内価格 ) 貿易統計 ( 国際価格 ) 注 1: 国内価格は 全農東京 M 卵卸売価格注 2: 国際価格は 全世界平均 CIF 価格 米国 (17%) 年度 国内価格 国際価格 品目名 関税率 鶏卵輸入量に占める割合 (2012~2014 年度平均 ) 殻付き卵 ( 生鮮 冷蔵 ) 17.0% 0.9% 殻付き卵 ( その他 ) ( ゆで卵等 ) 21.3% 0.5% 卵黄 ( 乾燥 ) 18.8% 4.3% 卵黄 ( その他 ) ( 冷凍液卵等 ) 20% 又は 48 円のうちいずれか高い税率 5.2% 全卵 ( 乾燥 ) 21.3% 11.4% 全卵 ( その他 ) ( 冷凍液卵等 ) 21.3% 又は 51 円のうちいずれか高い税率 2.7% 卵白 8.0% 75.1%

108 採卵鶏の飼養動向 107 飼養戸数は 小規模層を中心に近年 4~6% 程度減少している 成鶏めす飼養羽数は 平成 20 年以降減少傾向で推移したが 26 年以降は増加に転じている 1 戸当たり平均飼養羽数は 一貫して拡大している 採卵鶏飼養戸数 羽数の推移 ( 各年 2 月 1 日現在 ) 区 分 飼養戸数 ( 戸 ) 4,340 4,090 3,600 3,460 3,300 3,110 2,930 2,810 2,650 2,560 2,440 ( 対前年増減率 ) ( 4.2) ( 5.8) ( 12.0) ( 3.9) ( 4.6) ( 5.8) ( 5.8) ( 4.1) ( 5.7) ( 3.4) ( 4.7) うち成鶏めす10 万羽以上層 ( 戸 ) シェア (%) (9.1) (9.3) (10.7) (11.6) (11.9) (12.4) (12.5) (12.8) (13.5) (14.0) (15.7) 成鶏めす羽数 ( 千羽 ) 137, , , , , , , , , , ,569 ( 対前年増減率 ) ( 0.3) ( 0.1) ( 0.2) (4.3) ( 0.2) ( 1.8) ( 1.8) ( 1.4) ( 1.8) (0.3) (0.8) うち10 万羽以上層 ( 千羽 ) 73,084 74,359 82,260 88,453 91,543 91,001 90,083 90,314 91,556 93,476 99,395 シェア (%) (53.5) (54.5) (60.1) (62.0) (64.3) (65.2) (65.7) (66.8) (68.8) (70.0) (73.9) 1 戸当たり平均飼養羽数 ( 千羽 ) 資料 : 農林水産省 畜産統計 注 :1) 種鶏のみの飼養者を除く 2) 数値は成鶏めす羽数 1,000 羽未満の飼養者を除く数値である 3)18 年 23 年 28 年の対前年増減率は 前々年との比較によるものである (17 年 22 年 27 年はセンサス年のため調査未実施 )

109 鶏卵の供給量について 近年 国内消費量に占める輸入量の割合は約 5% 程度の割合で推移している EU 加盟国からの輸入の大宗をイタリア オランダが占め 全輸入量に占める EU 加盟国の割合は約 57% である EU 加盟国からの輸入は そのほとんどが卵白 ( 乾燥 ) であり これらの卵白はハムやソーセージのつなぎ原料等として利用される等 用途は限定的である 鶏卵の国内生産量及び輸入量の推移 国別輸入割合 ( 平成 24~26 年度平均 ) ベルギー 4% メキシコ 4% その他 12% オランダ 22% フランス 5% ドイツ 5% インド 10% イタリア 21% 米国 17% 輸入量 :125 千トン 資料 : 鶏卵流通統計 ( 生産量 ) 貿易統計( 輸入量 ) 三菱 UFJリサーチ & コンサルティング ( 為替相場 ) 注 : 輸入量は殻付換算 108

110 鶏卵のタリフライン別輸入実績 (2012~2014 年度平均 ) 109 HSコード 税率 17.0% 21.3% 18.8% 20% 又は48 円 /kg 21.3% 21.3% 又は51 円 /kg 8.0% 8.0% 合計殻付き卵殻付き卵卵黄卵黄全卵全卵卵白アルブミン卵白アルブミン品名生鮮 冷蔵その他乾燥その他乾燥その他乾燥その他 国名 輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率トン % トン % トン % トン % トン % トン % トン % トン % トン % オランダ , , イタリア , , 米国 1, , , , , , インド , , , ドイツ , , フランス , , メキシコ , , ベルギー , , アルゼンチン 2, , , 中国 , , , ブラジル , , タイ 1, , ペルー 1, , カナダ , デンマーク , ベネズエラ 台湾 ラトビア ベトナム スペイン オーストラリア フィリピン 香港 EU 加盟国 , , 総計 1, , , , , , , 資料 : 貿易統計

111 鶏卵の主な用途について HS コード関税率品目名主な用途 輸入量 EU 加盟国シェア CIF 価格 イメージ % 殻付き卵 ( 冷蔵 冷凍 ) 幅広い用途 約 1 千トン (2%) 354 円 /kg % 殻付き卵 ( その他 ) ゆで卵 ピータン等 約 0.6 千トン (0%) 332 円 /kg % 卵黄 ( 乾燥 ) 菓子パン 菓子等の原料 約 5 千トン (0.05%) 226 円 /kg % 又は 48 円 /kg 卵黄 ( その他 ) ( 冷凍液卵等 ) マヨネーズ等の原料 約 7 千トン (0.05%) 298 円 /kg % 全卵 ( 乾燥 ) 菓子パン 菓子等の原料 約 1 万 4 千トン (4%) 145 円 /kg % 又は 51 円 /kg 全卵 ( その他 ) ( 冷凍液卵等 ) 菓子パン 菓子等の原料 約 3 千トン (0.1%) 425 円 /kg % 卵白 ( 乾燥 ) ハム ソーセージ等の原料 約 9 万 4 千トン (76%) 130 円 /kg % 卵白 ( その他 ) ( 冷凍液卵等 ) 練り物等の原料 0.01 トン (0%) - 資料 : 貿易統計 (2012~2014 年度平均 ) 注 : 殻付き換算ベース 110

112 卵白について 国産卵白のほとんどが液卵として流通 輸入卵白のほとんどが粉卵として流通 同じ卵白でも液卵と粉卵で性質が大きく異なり 用途によって棲み分けがなされている < 国内流通 > 国産品約 5~6 割 ( 液卵 凍結卵 ) 出典 : 業界聞き取りにより食肉鶏卵課推計 < 用途 > 輸入品約 4~5 割 ( 粉卵 ) 国産の粉卵と輸入の液卵 凍結卵は国内では ほとんど流通していない 液卵 : かまぼこ等のつなぎ原料 菓子 パンなど 粉卵 : ハム ソーセージのつなぎ原料 即席乾燥麺など < 形態別の性質 > < 液卵の優位性 > 起泡性 : 気泡を含み泡立ちやすくさせる卵白の性質 この性質によりスポンジ生地等がふっくら仕上がる スポンジケーキやメレンゲは この性質を利用 凝固性 : 熱を加えることで たんぱく質がかたまる性質 目玉焼きや茶碗蒸しは この性質を利用 風味 : 粉卵にした場合 乾燥臭が発生し風味が低下 < 粉卵の優位性 > 結着性 : 原料を繋ぎ合わせる性質 その他 保存性 輸送コスト等に優れる 111 液卵 液卵 > < 粉卵 粉卵

113 鶏卵の価格動向 112 鶏卵の卸売価格は わずかな生産量の変動が大幅な価格変動につながりやすい傾向にあり 季節的な変動のほか5~6 年を周期とするエッグサイクルが存在する 23 年の東日本大震災の発生により一時的に飼料供給が滞ったこと等から供給が減少し 卸売価格が上昇 その後 供給が回復したことから価格は概ね平年並みで推移した 24 年度は 年度当初から低価格で推移したが 需要の回復等により 10 月以降前年を上回って推移した 25 年度は 標準取引価格 ( 日毎 ) が安定基準価格を下回ったため 成鶏更新 空舎延長事業が発動した 8 月以降 猛暑の影響等による供給減少等で上昇し 12 月には272 円 /kgとなり 例年に比べて高水準で推移した 27 年度は 前年度に引き続き需要が旺盛なこと等により 更に高水準で推移 28 年度は 生産量が増加したこと等により 夏以降の価格は 卵価が高水準にあった過去 2カ年度からは下回って推移したが 29 年 1 月以降は堅調に推移している 更新中

114 鶏卵の流通 鶏卵の国内流通量は 約 269 万トンで うち国産鶏卵が約 256 万トン 輸入鶏卵が約 13 万トン 国産鶏卵は家計消費用と業務 加工用がほぼ 1:1 の比率で使用されるが 一方で 輸入鶏卵は業 務 加工用として利用される 約 95% 国産鶏卵 約 3 千トン 輸出 主に香港向けの殻付き生鮮卵 家計消費等用 国内流通量 約 269 万トン 国産鶏卵 約 256 万トン 約 50% 国産鶏卵 約 128 万トン 主な輸入国 約 50% 業務 加工用 オランダ (22%) 国産鶏卵 イタリア (21%) 約 5% 米国 (17%) インド (10%) 等輸入商社等 輸入鶏卵 ( 卵白粉主体 ) 約 13 万トン 資料 : 鶏卵流通統計 ( 生産量 ) 貿易統計 ( 輸出入量 ) 家計調査 ( 家計消費量 ) 113 約 100% 約 128 万トン輸入鶏卵約 13 万トン ハム ソーセージのつなぎ 菓子パン 菓子等の原料として使用

115 国産鶏卵の輸出について 高級食材としての需要を中心に 殻付き鶏卵の輸出は増加傾向で推移 輸出先は 輸送距離や輸出先国との衛生条件等の制約から 香港を始めとするアジアが中心 平成 23 年は 高病原性鳥インフルエンザの発生 ( 平成 22 年 11 月 ) 等の影響により輸出量は減少したが 平成 24 年以降は 増加傾向で推移 〇平成 31 年に輸出額 26 億円 (10,000トン相当) を目標として設定 日本産殻付き鶏卵の輸出実績 対前年比数量 :138% 金額 :137% ( トン ) ( 億円 ) 3, ,000 輸出量輸出額 , , ,500 3, , , , , EU 加盟国への輸出実績等 殻付き鶏卵衛生条件関税率 EU 加盟国計 協議中 16.7~142.3 EUR/100 kg ( 参考 ) 香港あり 0% 全世界 輸出量 トン H28 年実績 - 輸出額 百万円 - 3, ( 前年比 38% 増 ) ( 前年比 36% 増 ) 3, ( 前年比 38% 増 ) ( 前年比 37% 増 ) 資料 : 貿易統計 114

116 29 年度の鶏卵生産者経営安定対策について 鶏卵価格が低落した場合に価格差補塡を行うとともに 更に低落した場合 成鶏の更新に当たって長期の空舎期間を設け 需給改善を推進することにより 鶏卵生産者の経営と鶏卵価格の安定を図る 1. 鶏卵価格差補塡事業 鶏卵の標準取引価格 ( 月毎 ) が補塡基準価格を下回った場合 その差額 ( 補塡基準価格と安定基準価格の差額を上限とする ) の 9 割を補塡する 2. の事業への協力金の拠出が要件 2. 成鶏更新 空舎延長事業 鶏卵の標準取引価格 ( 日毎 ) が安定基準価格を下回る日の30 日前から 安定基準価格を上回る日の前日までに 更新のため国に成鶏を出荷し その後 60 日以上の空舎期間を設ける場合に奨励金 (210 円 / 羽以内 ただし 小規模生産者 (10 万羽未満 ) は 270 円 / 羽以内 ) を交付する [ 価格 ] 標準取引価格 生産者 : 国 =1:3 30 日前 補塡事業空積立金 協力金 29 年度予算額 :49 億円 補塡金 生産者奨励金 事業生産者 : 国 =3:1 差額の 9 割を補塡 奨励金の対象となる成鶏の出荷 舎延長この期間は 10 万羽以上規模は補塡しない 30 日後 補塡基準価格 (187 円 /kg) 安定基準価格 (165 円 /kg) 安定基準価格を上回る日の前日までに 食鳥処理場に予約されている場合 事業実績額の推移 単位: 百万円 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 事業実績額 12,890 17,152 16, ,061 4,877 ( うち国費分 ) (3,219) (5,029) (4,731) (198) (515) (1,219) 115

117 鶏 肉 116 〇鶏肉は 国内生産量約 152 万トン 輸入量約 44 万トンであり 国内供給量に占める輸入の割合は約 22% 鶏肉輸入量の 9 割以上を骨なし鶏肉が占めており ( 主な輸入先国はブラジル 米国 タイ ) 残りを丸どり及び骨付きもも肉が占めている なお EU からの輸入はわずか 0.1% であり 丸どり及び骨付きもも肉が主体 生産量 国境措置 国内生産量主な生産地 (2016 年 ) 関税率 国境措置の概要 1,517 千トン ( 出荷羽数シェア ) 鹿児島県 (20%) 宮崎県 (20%) 出典 : 食料需給表 畜産統計注 : 国内生産量は 骨付き肉ベース 出荷量シェアはブロイラーのみ 岩手県 (16%) 一次税率 8.5~11.9% 二次税率 - - 輸入量 価格 輸入量主な輸入先国 (2012~2014 年平均 ) 438 千トン ( 輸入量シェア ) ブラジル (89%) 出典 : 貿易統計注 : 輸入量は 鶏肉調製品を含まない 米国 (6%) 価格の推移 ( 円 /kg) タイ (3%) 年 国内価格 国際価格 品目名 関税率 鶏肉輸入量に占める割合 (2012~2014 年平均 ) 丸どり 11.9% 1.4% 骨付きもも肉 8.5% 5.0% その他 ( 骨なし肉等 ) 11.9% 93.6% 出典 : 食鳥市況情報 ( 国内価格 ) 貿易統計 ( 国際価格 ) 注 1: 国内価格は もも むね平均卸売価格 ( 東京 ) 注 2: 国際価格は 全世界 CIF 価格

118 (4) 卸売価格肉用鶏の飼養動向について 飼養戸数は 小規模の飼養者層を中心に減少傾向で推移している 飼養羽数についても概ね減少傾向で推移してきたが 近年は概ね横ばいで 増減を繰り返して推移している 1 戸当たり平均の飼養羽数は拡大しており 特に出荷羽数 50 万羽以上の大規模層のシェアは 戸数 羽数ともに拡大傾向で推移している ブロイラー飼養戸数 羽数の推移区分 / 年 飼養戸数 ( 戸 ) 2,652 2,590 2,583 2,456 2,392 2,420 2,380 2,360 ( 対前年増減率 ) ( 4.5) ( 2.3) ( 0.3) ( 4.9) ( 2.6) (-) ( 1.7) ( 0.8) 飼養羽数 ( 千羽 ) 102, , , , , , , ,395 ( 対前年増減率 ) ( 2.5) (1.4) (1.5) ( 2.2) (4.0) (-) (3.1) ( 1.0) 出荷戸数 ( 戸 ) 3,120 3,065 2,991 2,925-2,440 2,410 2,360 うち 50 万羽以上層 ( 戸 ) 戸数シェア (%) (5.4) (6.0) (6.5) (6.9) - (9.2) (9.5) (11.3) 出荷羽数 ( 千羽 ) 606, , , , , , ,438 うち 50 万羽以上層 ( 千羽 ) 195, , , , , , ,138 羽数シェア (%) (32.2) (34.0) (34.9) (35.8) - (41.7) (41.5) (44.1) 一戸当たり平均飼養羽数 ( 千羽 ) 一戸当たり平均出荷羽数 ( 千羽 ) 資料 : 農林水産省 畜産物流通統計 畜産統計 ( 各年 2 月 1 日現在 ) 注 1: 飼養戸数及び羽数は各年 2 月 1 日 2: 平成 21 年までは畜産物流通統計 25 年は畜産統計における調査となっており 21 年以前の数値とは接続しない 3: 平成 25 年の数値は 年間出荷羽数 3,000 羽未満の飼養者を除く数値である 4: 平成 27 年は 世界農林業センサスの調査年であるため 比較できるデータがない 117

119 ブロイラー産業のインテグレーション ( 垂直統合 ) について 118 量販店 小消費工部門業者 インテグレーション ( 垂直統合 ) とは 総合商社や食肉流通販売企業 農協等 ( いわゆるインテ企業 ) が 素雛 飼料等の 生産資材をブロイラー生産農家に供給し 生産したブロイラーの処理 加工 流通 販売までを一貫して行う業態のことであり 現在の鶏肉生産のほとんどがインテグレーション化された生産構造の中で行われている < インテグレーション化の一例 > 商社 食肉流通販売企業等 生産資材供給部門 ( 素雛 飼料等 ) 食鳥処理売買契約生産者者 生産部門 委託契約生産者 加売直営農場 いずれの生産形態を取るかは インテ企業の経営判断によって異なる

120 鶏肉の供給量について 近年の鶏肉輸入量は約 40~50 万トンで推移しており 国内供給量に占める輸入量の割合は約 22% 輸入の大宗をブラジルが占めている 全鶏肉輸入量に占める EU 加盟国の割合は約 0.1% である 鶏肉の国内生産量及び輸入量の推移 国別輸入割合 ( 平成 24~26 年平均 ) タイ 3% EU 加盟国 0.1% 米国 6% ブラジル 89% 輸入量 :438 千トン 資料 : 食料需給表 ( 生産量 ) 貿易統計 ( 輸入量 ) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング ( 為替相場 ) 注 : 平成 21 年以降は 生産量及び輸入量は年次ベース なお 輸入量に鶏肉調製品は含まれない 119

121 鶏肉のタリフライン別輸入実績 (2012~2014 年平均 ) 120 HSコード 税率 11.9% 11.9% 11.9% 8.5% 11.9% 総計丸鶏丸鶏その他 ( 骨なし肉等 ) 骨付きもも肉その他 ( 骨なし肉等 ) 品名生鮮 冷蔵冷凍生鮮 冷蔵冷凍冷凍 国名 輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率輸入量比率トン % トン % トン % トン % トン % トン % ブラジル 5, , , 米国 , , , タイ , , フィリピン , , チリ デンマーク フランス アルゼンチン 中国 ポーランド ニュージーランド ベリーズ スペイン EU 加盟国 総計 , , , , 資料 : 貿易統計

122 輸入鶏肉の主な用途について HS コード関税率品目名主な用途 輸入量 EU 加盟国シェア CIF 価格 品目イメージ % 冷凍丸どり ローストチキン等業務 加工用として丸鶏のまま利用されることが多い 約 0.6 万トン (2%) 221 円 /kg % 冷凍骨付き肉 ローストチキン フライドチキン等業務 加工用として骨付きもも肉のまま利用されることが多い 約 2 万トン (1%) 193 円 /kg % 冷凍骨なし肉 唐揚げ 焼き鳥等業務 加工用として利用されることが多い 約 41 万トン (0.03%) 267 円 /kg 資料 : 貿易統計 (2012~2014 年平均 ) 121

123 鶏肉の価格動向について 122 もも肉価格は 通常 夏場の不需要期に向けて価格が低下し 年末の需要期に向けて価格が上昇するサイクルで推移 23 年度の後半からは 震災後の輸入増加により軟調に推移したものの 25 年度後半には回復基調に転じ それ以降は堅調な需要に支えられ 比較的高水準に推移している むね肉価格は 24 年度の後半からは加工向け需要の伸び等により堅調に推移してたが 27 年度の秋以降 輸入鶏肉の価格の低下等により軟調に推移 29 年 2 月以降は 競合するブラジル産輸入鶏肉の価格の上昇もあり 高い水準で推移している

124 鶏肉の流通 鶏肉の国内流通量は 約 196 万トンで うち国産鶏肉が約 152 万トン 輸入鶏肉が約 44 万トン 国産鶏肉は家計消費用と業務 加工用がほぼ 1:1 の比率で使用されるが 一方で 輸入鶏肉はそ のほとんどが業務 加工用として利用される 約 78% 鶏足 ( もみじ ) 等 約 1 万トン 輸出 主に香港向けに鶏足 ( もみじ ) を輸出 家計消費等用 国内流通量 約 196 万トン 国産鶏肉 約 152 万トン 約 50% 国産鶏肉 約 76 万トン 約 10% 輸入鶏肉約 4 万トン 主にブラジルから輸入される骨なしもも肉が中心 業務 加工用 主な輸入国ブラジル (89%) 米国 (6%) タイ (3%) 輸入商社等 約 22% 輸入鶏肉 約 44 万トン 約 50% 約 90% 国産鶏肉 約 76 万トン 輸入鶏肉 約 40 万トン 主にからあげ やきとり ローストチキン等の原料として利用される 資料 : 食鳥流通統計 ( 生産量 ) 貿易統計 ( 輸出入量 ) 家計調査 ( 家計消費 ) 食肉鶏卵課調べ ( 輸入鶏肉消費内訳 ) 123

125 鶏肉調製品の輸入量について 鶏肉調製品 ( からあげ やきとり等 ) の輸入量は 平成 16 年 1 月のタイ及び中国での鳥インフルエンザ の発生以降 増加傾向で推移している タイ及び中国が輸入シェアのほぼ半数ずつを占めており EU 加盟国からの輸入はごくわずか 国別鶏肉調製品輸入割合 ( 平成 24~26 年平均 ) EU 加盟国 0.03% その他 1% タイ 49% 中国 50% 輸入量 :435 千トン 資料 : 貿易統計 124

126 国産鶏肉等の輸出について 国内では需要の少ないもみじ ( 鶏足 ) を中心に香港 カンボジア ベトナム等へ輸出 平成 23 年は 高病原性鳥インフルエンザの発生 ( 平成 22 年 11 月 ) 等の影響により輸出量は減少したが 平成 24 年以降は 増加傾向で推移 〇平成 31 年に輸出額 35 億円 (1,4000トン相当) を目標として設定 日本産鶏肉等の輸出実績 対前年比数量 :100% 金額 :104% ( トン ) ( 億円 ) 12, 輸出量 ( トン ) ,000 輸出額 ( 億円 ) , , ,000 10,679 10,823 6, ,940 9,031 9,053 8,699 7, ,781 2, , , EU 加盟国への輸出実績等 鶏肉衛生条件関税率 EU 加盟国計 協議中 6.4% 18.7~ EUR/100 kg ( 参考 ) 香港あり 0% 全世界 輸出量 トン H28 年実績 - 輸出額 百万円 - 6,188 1,169 ( 前年比 4% 減 ) ( 前年比 2% 増 ) 9,053 1,722 ( 前年比 0.2% 増 ) ( 前年比 4% 増 ) 資料 : 貿易統計 125

127 天然はちみつ 〇天然はちみつは 国内生産量が約 3 千トン 輸入量が約 4 万トンで 国内消費量に占める輸入の割合は 9 割を超える 輸入量の約 8 割を中国からの安価なはちみつが占め 残りの 2 割をアメリカ大陸やヨーロッパ等からの比較的高価なはちみつが占めている 生産量 国内生産量主な生産地 (2015 年 ) 国境措置 関税率 国境措置の概要 2,865 トン ( 生産量シェア ) 出典 : 畜産振興課調べ 長野県 (11%) 北海道 (10%) 秋田県 (8%) 一次税率 25.5% 二次税率 - - 輸入量 価格 輸入量主な輸入先国 (2012~2014 年平均 ) 37,908 トン ( 輸入量シェア ) 出典 : 貿易統計 国内価格 中国 (77%) アルセ ンチン (7%) 価格の推移 ( 円 /kg) 出典 : 畜産振興課調べ ( 国内価格 ) 貿易統計 ( 国際価格 ) 注 1: 国内価格は ( 一社 ) 日本養蜂協会からの聞き取り注 2: 国際価格は 全世界 CIF 価格 カナダ (6%) 年 ,000 円 /kg~2,300 円 /kg 国際価格 国別輸入量 (2012~2014 年平均 ) 国名 輸入量 比率 トン % 中国 28, アルゼンチン 2, カナダ 2, ミャンマー ハンガリー ニュージーランド ルーマニア メキシコ スペイン ベトナム オーストラリア フランス 米国 イタリア ドイツ EU 加盟国 1, その他 総計 37,

128 蜜蜂の飼育動向 蜜蜂の飼育戸数及び蜂群数は 平成 22 年 ~27 年まで増加傾向で推移 ( 平成 25 年以降 届出義務を趣味養蜂に拡大 ) 平成 28 年は前年と比較し減少 平成 28 年の蜜蜂の飼育戸数は 9,452 戸 蜂群数 ( ) は 22.4 千群 ( 蜂群数は 1 月 1 日時点の調査で 春から増殖するため 夏季には 2 倍以上になる ) 蜜源植物の植裁面積は 各植物とも減少傾向で平成 27 年の植栽面積は 千ヘクタール 蜜蜂飼育戸数 蜂群数の推移 ( 単位 : 戸 千群 群 / 戸 %) 区分 S60 年 H7 年 H17 年 H22 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 H28 年 飼育戸数 9,499 7,235 4,790 5,353 5,790 5,934 8,312 9,306 9,567 9,452 蜂群数 平均蜂群数 出典 : 畜産振興課調べ各年とも1 月 1 日現在注 :H25 年以降は改正後の養蜂振興法に基づく届出数 蜜蜂飼育戸数等の上位 10 県 (H28 年 ) ( 単位 : 戸 千群 %) 区 分 1 位 2 位 3 位 4 位 5 位 6 位 7 位 8 位 9 位 10 位 飼育戸数 長野 静岡 和歌山 岐阜 愛媛 愛知 岡山 福島 埼玉 神奈川 戸 比率 (%) 蜂群数 長野 和歌山 熊本 沖縄 福岡 鹿児島 福島 埼玉 北海道 岐阜 千群 比率 (%) 出典 : 畜産振興課調べ 蜜源植物の植栽面積の推移 ( 単位 : 千ヘクタール %) 区分 S60 年 H7 年 H17 年 H22 年 H23 年 H24 年 H25 年 H26 年 H27 年 みかん れんげ アカシア りんご その他 合計 注 : 表中の数値は 各都道府県で把握しているものを集計 なお 一部県の調査中止や調査再開もあり 数字の連続性はない 127

129 はちみつの供給量について 近年のはちみつ輸入量は約 4 万トン前後で推移しており 国内消費量に占める輸入量の割合は 9 割を超える 中国からの輸入が大宗を占めているが 近年 全輸入量に占める中国産の割合は減少傾向にあり 中国以外の国からの品質の高いはちみつの輸入量が増加傾向で推移している こうした中で 国産はちみつには一定の需要が存在するため 国内生産量は約 3 千トンで安定的に推移している はちみつの生産量と輸入量の推移 国別輸入割合 ( 平成 24~26 年平均 ) EU 加盟国 4% その他 19% 中国 77% 輸入量 :38 千トン 資料 : 畜産振興課調べ ( 生産量 ) 貿易統計 ( 輸入量 ) 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング ( 為替相場 ) 128

130 蜂蜜の流通 蜂蜜の国内流通量は 約 41 千トンで うち国産が約 2.9 千トン 輸入が約 38 千トン 輸入はちみつの 77% は中国産 国産蜂蜜のほぼ全てが家庭用仕向け 輸入蜂蜜は約 55% が家庭用 約 45% が業務 加工用 仕向け ( 製菓 製パン 化粧品等 ) 蜂蜜の一般的な流通 国内流通量約 41 千トン 約 7% 国産蜂蜜生産量 : 約 2.9 千トン (H27) 飼養者数 :9,452 戸 (H28) 約 1% 約 99% 33 トン 約 2.9 千トン 輸出 香港など 国産 12% 家庭用 中国 (77%) アルゼンチン (7%) カナダ (6%) ミャンマー (3%) など 約 93% 輸入商社 輸入蜂蜜約 38 千トン (H24~26 平均 ) 資料 : 財務省 貿易統計 畜産振興課調べ 業界聞き取り 129 約 55% 約 45% 約 21 千トン 約 17 千トン 輸入 88% 業務 加工用 製菓 製パン業者惣菜製造業者飲料製造業者化粧品製造業者など

131 蜂蜜の種類 色 価格 蜂蜜の種類は 蜜源の花により分類され アカシアの花の蜜からはアカシア蜜 レンゲの花の蜜からはレンゲ蜜が取れる 蜂蜜の色は 蜜源の花の種類によって淡黄色から黒褐色まで様々 価格については 国産 輸入では生産コストの違いにより 中国 東南アジア産蜂蜜と国産には相当程度の価格差が存在 種類 色 トチの花レンゲの花アカシアの花 国産蜂蜜卸売価格 1,000 円 /kg~2,300 円 /kg 外国産蜂蜜価格 平成 24~26 年平均 価格 一般社団法人日本養蜂協会聞き取り 数量 (t) 輸入額 ( 千円 ) CIF 価格 課税後 ( 円 /kg) ( 円 /kg) 合 計 37,908 10,820, 中国 28,991 6,132, アルゼンチン 2, , カナダ 2,257 1,102, ミャンマー , ハンガリー , ニュージーランド , , 出典 : 財務省 貿易統計 天然蜂蜜の関税率は 25.5%

132 軽種馬 131 〇軽種馬については 北海道が全国生産頭数の 98%( うち日高地方で約 8 割 ) を占めるなど 軽種馬生産以外に有力な転換作目の少ない当該地域の農業において重要な地位を占めており このような軽種馬生産者に対する影響を緩和する必要があることから競走馬とその妊娠馬について 関税 (1 頭あたり 340 万円 ) を課すことにより 安価な輸入馬の無秩序な流入を防いでいる 生産量 国内生産量主な生産地 (2016 年産 ) 6,903 頭 ( 生産量シェア : 速報値 ) 輸入量 北海道 (97.8%) 青森県 (1.2%) 出典 : 軽種馬統計 ( 日本軽種馬協会 ) 輸入量主な輸入先国 (2016 年度 ) 171 頭 ( 輸入量シェア ) 米国 (57.9%) 英国 (32.7%) 熊本県 (0.3%) オーストラリア (4.1%) 出典 : 貿易統計 ( 財務省 ) 国境措置 ( WTO 農業交渉上の換算値 ) 関税率 ( は従価税換算値 ) 一次税率 340 万円 / 頭 70%( 妊娠馬 ) 94%( 競走馬 ) 二次税率 - 国境措置の概要 - 価格 価格の推移 ( 万円 / 頭 ) 年 国内価格 ,000 国際価格 879 1,213 1,493 1,535 1,426 出典 : 国内価格は 国内せり市場における 1 歳馬市場平均価格 国際価格は タタソールズ社 ( 英国 ) による 1 歳馬市場平均価格

133 加工食品について EU の主な農産品輸出をみると 上位 50 品目中 12 品目が チョコレート菓子 砂糖菓子等の加工食品となっている 順位 EU の主な農産品の対世界輸出実績 (2013 年 ) ( 上位 50 品目中の加工食品 )( EU 域内貿易を含む ) 品目 5 チョコレート菓子 7 ペーストリー 16 コーヒー 主な品目の我が国の関税率 輸出額 ( 億円 ) ( ドル / 円 =115) シェア (%) 10% ( チョコレート菓子 ) 19, % ( 加糖ビスケット ) 16, % ( コーヒー ( 炒ったもの )) 6, オリーブ油無税 6, 砂糖菓子 20 乳幼児用食品 23 なたね油 36 ひまわり油 40 シリアル 41 コーヒー ( 抽出物 ) 43 マカロニ 25% ( キャンデー ) 5, % ( 乳幼児食品 ( 加糖 )) 5, 円 /kg ( なたね油 ( 粗油その他 )) 5, 円 /kg ( ひまわり油 ( 粗油その他 )) 3, % ( 朝食用シリアル ) 3, % ( コーヒーエキス ( 加糖 )) 3, 円 /kg ( スパゲティ マカロニ ) 3, 順位 EU からの主な農林水産品の輸入実績 (2016 年 ) ( 上位 50 品目中の加工食品 ) 品目 主な品目の関税率 輸入金額 ( 億円 ) 輸入量 7 オリーブ油無税 万トン 11 チョコレート菓子 10% ( チョコレート菓子 ) 万トン 12 鉱水炭酸水 3% 万 kl 14 スパゲッテイ 30 円 /kg 万トン 17 砂糖菓子 25% ( キャンデー ) 万トン 29 ココア粉 ( 無糖 ) 12% 万トン 30 ワッフル パイ ケーキ 18% ( ワッフル ウエハー ) 万トン 31 コーヒー ( 炒ったもの ) 12% 万トン 34 クッキー ビスケット クラッカー 15% ( 加糖ビスケット ) 万トン 40 カカオ脂無税 万トン 46 香辛料 3% ( こしょう ( 小売用 ) 万トン 50 インスタントコーヒー 8.8% 万トン 44 ウエハース 18% ( ワッフル ウエハー ) 3, 出典 :FAOSTAT 132 出典 : 財務省 日本貿易統計

134 我が国の森林蓄積の推移蓄森林の状況 我が国は世界有数の森林国 森林面積は国土面積の 3 分の 2 にあたる約 2,500 万 ha( 人工林は約 1,000 万 ha) 森林資源は人工林を中心に蓄積が毎年約 1 億 m³ 増加し 現在は約 49 億 m³ 人工林の半数以上が 10 齢級以上の主伐期を迎え 資源を有効活用すると同時に 計画的に再造成することが必要な新たな段階 国土面積と森林面積の内訳 宅地 193 (5%) 農地 452 (12%) その他 631 (17%) 国土面積 3,780 万 ha 森林 2,506 (66%) ( 単位 : 万 ha) 資料 : 国土交通省 平成 27 年度土地に関する動向 ( 国土面積は平成 26 年の数値 ) 注 1 : 計の不一致は 四捨五入による 注 2 : 林野庁 森林資源の現況 とは森林面積の調査手法及び時点が異なる 国有林 767 (31%) 公有林 292 (12%) 森林面積 2,508 万 ha 資料 : 林野庁 森林資源の現況 ( 平成 24 年 3 月 31 日現在 ) 私有林 1,449 (58%) ( 億 m 3 ) 人工林 天然林等 S41 S51 S61 H7 H14 H19 H24 人工林樹種別面積 天然林等 1,479 万 ha (59%) 1,029 万 ha (41%) 森林面積 資料 : 林野庁 森林資源の現況 ( 平成 24 年 3 月 31 日現在 ) スギ 448 万 ha (44%) ヒノキ 260 万 ha (25%) その他 221 万 ha (21%) 人工林樹種別面積 積人工林 資料 : 林野庁 森林資源の現況 ( 各年の 3 月 31 日現在の数値 ) 注 : 総数と内訳の計の不一致は 単位未満の四捨五入による ( 年 ) カラマツ 100 万 ha (10%) 人工林の齢級別面積 ( 万 ha) 資料 : 林野庁 森林資源の現況 ( 平成 24 年 3 月 31 日現在 ) 注 1: 齢級 ( 人工林 ) は 林齢を 5 年の幅でくくった単位 苗木を植栽した年を 1 年生として 1~5 年生を 1 齢級 と数える 注 2: 森林法第 5 条及び第 7 条 2 に基づく森林計画の対象となる森林の面積 齢級 (46~50 年生 ) 以上の人工林 51% このまま推移した場合 平成 32 年度末には約 7 割に達する見込み ( 齢級 )

135 内生産における国産材割合 木材供給量は 住宅着工戸数の減少等を背景とした木材需要の減少により 平成 8 年以降は減少傾向 このうち木材輸入量は 平成 8 年をピークに減少傾向で推移する一方 国産材の供給量は 平成 14 年を底に増加傾向 木材自給率も 平成 14 年の 18.8% を底に上昇傾向で推移し 平成 27 年は 33.2%( しいたけ原木及び燃料材を除いた用材ベースでは 30.8%) 木材需要量のうち 平成 27 年は製材用が 34% 合板用が 13% パルプ チップ用が 42% 合板では 輸入丸太の供給不安を背景に 国産材に対応した技術開発を進めた結果 国内生産における国産材利用の割合は 79% に上昇 木材の供給量の推移 木材需給の動向 木材の需給構造 ( 平成 27 年 ) ( 万m3 ) 木材自給率 ( 右軸 ) (%) 14, ,000 10,000 8,000 S30 S39 木材輸入自由化 S48 総需要量ピーク S55 木材価格ピーク H8 輸入量ピーク 輸入製品 H14 木材自給率最低 H 国産材 1,200 <47%> 製材用材 2,536 (34%) 丸太 388 資料 : 林野庁 平成 27 年木材需給表 外材 1,335 <53%> 製品 947 需要量 7,516 万m3 国産材 353 <36%> 合板用材 991 (13%) 外材 638 <64%> 製品 546 国産材 520 <16%> パルプ チップ用材 3,178 (42%) 外材 2,658 <84%> 製品 2,658 その他燃料材 (5%) (5%) その他燃料材 (5%) (5%) 丸太 92 丸太 0.3 しいたけ原木 32(0.4%) 注 1: その他用材には 加工材 再生木材 構造用集成材等が含まれる 注 2: 燃料材とは 木炭 薪 燃料用チップ及びペレットである 注 3: 数値は丸太換算値 数値と割合それぞれの合計は四捨五入のため計と一致しない場合がある また < > 内の数字は各種別需要量における割合 6,000 4,000 2,000 0 S30 35 (1955) (60) 国産材 40 (65) 45 (70) 50 (75) 輸入丸太 55 (80) 60 (85) 資料 : 林野庁 木材需給表 注 1: 数値の合計値は 四捨五入のため計と一致しない場合がある 注 2: 輸入製品には 輸入燃料材を含む H2 (90) 自給率最低 (H14) 18.8% (95) (2000) (05) 現在 (H27) 33.2% 22 (10) , (15) 0 ( 年 ) 134 合板の供給量 合板の供給量の推移 ( 万 m 3 ) 1,600 1, 資料 : 林野庁 木材需給表 輸入製品国内生産 ( 輸入材 ) 国内生産 ( 国産材 ) 国内生産における国産材の割合 ( 右軸 ) 国79% 64% 65% 65% 68% 72% 73% 80% 54% 60% 31% % % 22% % 4% 6% 7% 10% 0% ( 年 ) % H

136 我が国の主な林産物の輸入先国 EUは我が国のSPF 製材 構造用集成材 パーティクル ボード (PB) 及びオリエンテッド ストランド ボード (OSB) の最大の輸入先国 輸入先国別シェア ( 金額ベース 2012~2014 年の平均 ) チリ, 89 億円, 5% ロシア 303 億円, 17% カナダ 471 億円, 26% その他, 45 億円, 3% SPF 製材輸入額計 1,788 億円 EU, 880 億円, 49% ロシア, その他, 17 億円, 4 億円, 中国, 5% 1% 30 億円, 8% 構造用集成材輸入額計 360 億円 EU, 309 億円, 86% NZ, 27 億円, 14% カナダ, 69 億円, 35% その他, 15 億円, 7% PB OSB 輸入額計 198 億円 EU,86 億円, 44% 中国, 140 億円, 8% インドネシア, 622 億円, 38% その他, 85 億円, 5% 合板輸入額計 1,651 億円 マレーシア, 803 億円, 49% ( 関税率 :4.8%) ( 関税率 :3.9%) (PB) ( 関税率 :5~6%) ( 関税率 :6~10%) (OSB) (SPF 製材 ) トウヒ属 マツ属 モミ属 (Spruce, Pine, Fir) の製材 ( 集成材 ) 一定の寸法に加工されたひき板 ( ラミナ ) を複数 繊維方向が平行になるよう集成接着した製品 135 (PB) 細かく切削した木材に接着剤を添加して熱圧縮した板製品 (OSB) 薄い木材の小片を何層にも重ねて作られた板製品 ( 合板 ) 丸太を薄くスライスした単板を繊維方向に交互に接着した板製品

137 136 主な木材製品の概要 木材製品イメージ主な用途競合 SPF 製材ラミナとして集成材の原材料国産ラミナと競合 トウヒ属 マツ属 モミ属 (Spruce Pine Fir) の製材 構造用集成材 木造軸組構法の柱材 国産構造用集成材 ムク人工乾燥材 と競合 合板 PB OSB と同じ OSB PB オリエンテット ストラント ホ ート (Oriented Strand Board) 薄い木材の小片を何層にも重ねて作られたボードであり 住宅の屋根 壁 床の下地として使用される 構造用パネルとも呼ばれる パーティクル ボード 住宅 大規模木造建築物の屋根 壁及び床の下地材板材として競合 家具用 ( 組立家具 キャビネット等 ) 建築用 ( 床や壁などの下地材等 ) その他建築用木工品 (CLT を含む ) 柱 梁 桁など 構造物の耐力部材 国産 CLT

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