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1 建築工事用資材抜取検査指針 平成 3 0 年度版 一宮市まちづくり部公共建築課

2 目 次 第 1 条趣 旨 P3 第 2 条用語の定義 P3 第 3 条抜取検査の実施 P3 (1) 鉄筋ガス圧接 P3 A 検査 (a) 超音波探傷試験 (b) 引張試験 B 措置 (2) コンクリート P4 A 適用範囲 B スランプ試験 (a) 試験の回数 (b) 結果の判定 (c) ランプの調整 C 空気量試験 (a) 試験の回数 (b) 結果の判定 (c) 空気量の調整 D 塩化物含有量試験 (a) 試験の回数 (b) 結果の判定 (c) 措置 E コンクリートの圧縮強度試験 (a) 試験の回数 (b) 供試体の抜取りおよび作製 (c) 供試体の養生方法及び養生温度 (d) 調合管理強度の管理試験 (e) 構造体コンクリート強度の推定試験 (f) 措置 (3) 鋼 材 P8 A 検査および承諾 B 試 験 C 結果の判定 D 再 試 験 E 措 置 (4) アスファルト P9 A 切り取り試験 B 基 準 密 度 - 1 -

3 第 4 条材料試験の手続 P10 (1) 試験の種類 (2) 依頼の時期 (3) 供試体の封印および表示 (4) 封印の適正 (5) 試験記録の整理 (6) 試験結果の事前確認 (7) 材料試験結果の確認 (8) その他一般材料の手続 (9) 公的試験所について付則 P11 ( 資料 1) 公的試験所の例 P11 ( 参考 1) 材料試験を依頼する場合 P12 ( 資料 2) 供試体の封印および表示の方法 P13 ( 資料 3) コンクリート表示の方法 P14 ( 資料 4) 材料試験確認書 P15-2 -

4 建築工事用資材抜取検査指針 第 1 条趣旨この指針は 一宮市まちづくり部公共建築課が発注する工事において 当該工事の監督職員が実施する建築工事用資材の抜取検査について定めるものである 第 2 条用語の定義この指針において用いる用語の定義は 次のとおりとする (1) 抜取検査 設計図書に定められた条件を確認するため 鉄筋ガス圧接 コンクリート 鋼材について供試体を抜取り 材料試験を行い 適否を判定する検査をいう (2) 材料試験 設計図書に定められた条件について JISの規格および品質等を確認するために行う試験をいう (3) 規格品 JISに基づく表示のあるものをいう (4) 規格相当品 規格品以外のもので 材料試験の結果により適合と認められるものをいう (5) 規格証明書 JISの表示許可のある製造所が発行する試験成績書 検査証明書等 規格に対し品質を保証するものをいう 第 3 条抜取検査の実施鉄筋ガス圧接 コンクリート 鋼材 アスファルトの抜取検査は 次の方法により実施する (1) 鉄筋ガス圧接 A 検査 抜取検査は 次の超音波探傷試験又は引張試験とし その適用は特記または監督職員の指示による 鉄筋圧接結果報告書に 鉄筋圧接工事日誌を添付して提出する (a) 超音波探傷試験 1 1ロットは 1 組の作業班が1 日に行った圧接箇所とする 2 試験の箇所数は1ロットに対し鉄筋径毎に30 箇所とし ロットから無作為に抜き取る 3 試験方法及び判断基準は JIS Z 3062( 鉄筋コンクリート用異形棒鋼ガス圧接部の超音波探傷試験方法及び判定基準 ) による 4 試験従事者は 当該ガス圧接工事に関連がなく 超音波探傷試験の原理及び鉄 - 3 -

5 筋ガス圧接部に関する知識を有し かつ その試験方法について十分な知識及び経験のある者とし 公益社団法人日本鉄筋継手協会の資格者証 ( 鉄筋継手部検査技術者技量資格 ) 等を監督職員に提出する 5 ロットの合否判定は ロット全ての試験箇所が合格と判定された場合に 当該ロットを合格とする 6 不合格ロットが発生した場合の処置は B 措置による (b) 引張試験 1 試験ロットの大きさは 1 組の作業班が1 日に行った圧接箇所とする 2 試験片の採取数は1ロットに対し鉄筋径毎に3 本とする 3 試験片の採取は再圧接後の継手位置が 標準仕様書 5.3.4(d) を満たす位置で行うこと 4 試験片を採取した箇所は同種の鉄筋を圧接して継ぎ足す ただし D25 以下の場合は監督職員の承諾を受けて 重ね継手とすることができる 5 試験片の形状 寸法及び試験方法は JIS Z 3120( 鉄筋コンクリート用棒鋼ガス圧接継手の試験方法及び判定基準 ) による 6 ロットの合否の判定は すべての試験片の引張強さが母材の規格値以上である場合 かつ 圧接面での破断ない場合を合格とする ただし 圧接面で破断し不合格となった場合は次により再試験を行うことができる (a) 試験片の採取数は当該ロットの5% 以上とする (b) 再試験の結果 すべての試験片について引張強さが母材の規格値以上ならば合格とする 7 不合格ロットが発生した場合の処置は B 措置による B 措置 1 直ちに作業を中止し 欠陥の発生の原因を調査して 必要な改善措置を定め 監督職員の承諾を受ける 2 不合格ロットは 残り全数に対して超音波探傷試験を行う 3 試験の結果 不合格となった圧接箇所は 監督職員と協議を行い 圧接箇所を切除して再圧接する 4 再加熱又は圧接部を切り取り再圧接した箇所は外観試験および超音波探傷試験を行う 5 不合格圧接部の修正を行った場合は その記録を整理し 監督職員に提出する (2) コンクリート A 適用範囲 1 コンクリート試験は 構造体コンクリートに関して行う ただし 軽易なコンクリート工事の場合は監督職員の承諾を受けて試験を省略することができる 2 コンクリート試験の内容は スランプ試験 空気量試験 塩化物含有量試験 - 4 -

6 コンクリート圧縮強度試験とする ただし 構造体コンクリート以外について 型枠存置期間をコンクリートの圧縮強度により判定する場合及び 監督員の指示があった場合はこの限りでない 表 1 構造体強度補正値 (S) の適用期間 F c S ( N / m m 2 ) 6/28~ 9/16 右記以外 11/25~2/25 試験備考 捨てコンクリート 土間コンクリート 有筋 内外部共 構造体コンクリート 必要 外構コンクリート B スランプ試験試験は 工事現場の荷卸し地点において供試体を採取し JIS A 1101( コンクリートのスランプ試験方法 ) に準じて実施する (a) 試験の回数圧縮強度試験用供試体の試料の採取ごとに1 回 (b) 結果の判定試験のため採取したコンクリートのスランプと 所要スランプとの差が 表 -2 の範囲にあるものは適合とする (c) スランプの調整スランプが表 -2の許容差を超える場合 又はコンクリートが分離したり流動性が乏しく打込みにくい場合は 調合の調整 運搬方法の改善などを行う なお調合を調整する場合は 水セメント比を変えてはならない 表 2 所要スランプ (cm) スランプの許容差 スランプの許容差 (cm) 8 未満 ± 以上 18 以下 ± を超える ± 1. 5 C 空気量試験試験は 打込み現場において供試体を採取しJIS A 1128( フレッシュコンクリートの空気量の圧力による試験方法 空気室圧力法 ) 又はJIS A 1118( フレッシュコンクリートの空気量の容積による試験方法 - 容積方法 ) に準じて実施する - 5 -

7 (a) 試験の回数圧縮強度試験用供試体の試料の採取ごとに1 回 (b) 結果の判定試験のため採取したコンクリートの空気量が 3.0~6.0% の範囲にあるものは適合とする (c) 空気量の調整空気量が前記 (b) の範囲に入らない場合は 混和剤 (AE 剤又はAE 減水剤標準形 ) を増減して空気量を調整する D 塩化物含有量試験試験は ( 財 ) 国土開発技術研究センタ-の技術評価を受けた塩化物量測定器により 試験値は同一試料における3 回の測定の平均値とする なお 試験の方法は JI S A 5308による また 塩化物総量測定結果報告書にて カンタブの袋についている L OT.Noを添付し照合できるようにする 書式 ( 計算式 ) については 3 回の塩化物イオン濃度測定の平均から塩化物含有量を算出又は 塩化物イオン濃度測定から算出した塩化物含有量 (3 回 ) の平均で合否を判定すること (a) 試験の回数コンクリートの種類が異なるごとに1 日 1 回以上かつ150m3ごとおよびその端数につき1 回以上 ただし 最初の測定は打込み当初とする (b) 結果の判定試験のため採取したコンクリートの塩化物量が 0.30kg/m3 以下であれば適合とする (c) 措置塩化物量が0.30kg/m3を超える値が測定された場合は 国土交通省大臣官房官庁営繕部監修公共建築工事標準仕様書平成 28 年版 ( 以下この指針において 標仕 とする ) (a) に準ずる E コンクリートの圧縮強度試験試験は 表 -3および JIS A 1108( コンクリートの圧縮強度試験方法 ) に準じて実施する なお 寒中コンクリートの試験および判定は 標仕 による (a) 試験の回数レディーミクストコンクリート工場及びコンクリートの種類が異なるごとに1 日 1 回以上かつ150m3ごと及びその端数につき1 回以上とする (b) 供試体の抜取りおよび作製 ( 納入伝票も原本を提出すること ) 1 1 回の試験に用いる供試体の数は 表 -3による試験用その他必要に応じて それぞれ3 個とする 2 適当な間隔をあけた3 台の運搬車から それぞれ試料を採取し 1で必要な数の供試体を作成する ただし調合管理強度の管理試験用は 1 台の運搬車の試料から 3 個の供試体を作成する 3 2で3 台の運搬車から作成した共試体から それぞれ 1 個ずつ取り出し 3 個の供 - 6 -

8 試体で1 回の試験を行う だたし ただし調合管理強度の管理試験用は1 台の運搬車の試料から3 個の供試体で1 回の試験を行う (c) 供試体の養生方法および養生温度 1 標準養生の場合は JIS A 1132による20±2 の水中養生とする 2 工場現場における養生は水中養生又は封かん養生とし 養生温度はコンクリートを打ち込んだ構造体にできるだけ近い条件になるようにする また水中養生の場合の養生温度は 養生水槽の水温の最高及び最低を毎日測定し 養生期間中の全測定値を平均した値とする なお 供試体の保管場所は直射日光の当たらない屋外とする (d) 調合管理強度の管理試験調合管理強度の管理試験の判定は 原則として 1および2を満足すれば合格とする 1 1 回の試験結果は 調合管理強度の85% 以上とする 2 3 回の試験結果の平均値は調合管理強度以上とする (e) 構造体コンクリート強度の推定試験構造体コンクリート強度の推定試験の判定は 次の1 2 3のいずれかを満足すれば合格とする 1 現場水中養生供試体の材齢 28 日の圧縮強度試験結果が 次を満足すること 材齢 28 日までの平均気温が20 以上の場合は 1 回の試験結果が調合管理強度以上とする 材齢 28 日までの平均気温が20 未満の場合は 1 回の試験結果が設計基準強度に3N/mm2を加えた値以上とする 2 現場封かん養生供試体の材齢 28 日を超え91 日以内の圧縮強度試験の1 回の試験結果が 設計基準強度に3N/mm2を加えた値以上であれば合格とする ただし セメントの種類が普通ポルトランドセメント以外の場合は 上記に加え 現場封かん養生共試体の材齢 28 日の圧縮強度試験の1 回の試験結果が 設計基準強度に 0. 7を乗じた値以上であることを確認すること 3 標準養生共試体の材齢 28 日の圧縮強度試験の1 回の試験結果が 調合管理強度以上であれば合格とする (f) 措置 1 調合強度の管理試験の結果 所定の強度に達しなかった場合には その原因を調査し取り除く また 原因が調合にある場合は 必要に応じて新たに計画調合を定めるなど適切な措置を講ずる 2 構造体のコンクリート強度推定試験の結果 所定の強度に達しなかった場合には 実際に打込まれているコンクリートの状態を次の方法により調査をし その結果に基づいて協議し 必要があれば補強 改造などの措置を講ずる (ⅰ) シュミットハンマーにより構造体コンクリートの強度を確認する (ⅱ)JIS A 1107( コンクリート - 7 -

9 からのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法 ) により実際の強度を確認する (ⅲ) 横架材の載荷試験を行い その変形量から強度を推定する (ⅳ) 超音波の伝波速度から強度の推定をする (ⅴ)(ⅰ) から (ⅳ) までの調査によるコンクリートの強度に基づき 構造物の安全性を構造計算によって確かめる 表 3 供試体の養生方法 材齢 1 回の試験の個数及び試験回数 試験の目的養生方法材齢個数 / 回試験回数 レテ ィーミクストコンクリート工 場及びコンクリートの種類 調合管理強度の 管理試験用 標準養生 ( 1) 28 日 が異なるごとに1 回以上 かつ 150m3ご と及びその端数につ き 1 回以上 ( 2) 型枠取外し時期の 決定用 現場水中養生 必要に応じて 決める 必要に応じて決める 3 個 / 回 現場水中養生 28 日 レテ ィーミクストコンクリート工 場及びコンクリートの種類 構造体コンクリートの 圧縮強度推定用 現場封かん養生 28 日を超え 91 日以内 が異なるごとに1 回以上 かつ 150m3ご と及びその端数につ 標準養生 ( 1) 28 日 き 1 回以上 ( 3) 1 標準養生は JIS A 1132 による20±2 の水中養生とする 2 調合管理強度の管理試験用は1 台の運搬車の試料から3 個の供試体を作製する 3 150m3に満たない場合も出来る限り均等な間隔をあけた運搬車から3 度に分けて試料を採取する (3) 鋼材 A 検査および承諾規格証明書又はJISの規格表示板により 規格品であることの確認をし 使用を承諾する 規格品以外の鋼材については 次号により材料試験を行いその結果を確認し 使用を承諾する なお 高力ボルトについては 製造所の試験成績書により品質を確認し 使用を承諾する - 8 -

10 またボルトセットは未開封のまま現場へ搬入し 施工直前に開封する ただし 現場での使用本数により 監督員の承諾を得た場合はこの限りではない B 試験試験は 表 4により実施する ただし 次のいずれかに該当するものは試験を要しない 1 断面の異なるごとに2t 未満で かつ 構造上主要な柱 はり以外に使用する鋼材 2 自転車置場 渡り廊下で平家建のもの 又はその他小屋類に使用する鋼材 C 結果の判定試験値が 該当するJISの規格値に合致するものを適合とする D 再試験試験の結果 JISの規格値に合致しなかった場合には 供試体の再抜取りを行い再試験を実施することができる この場合の供試体は 同一搬入材料から抜取るものとし その数は当初試験の2 倍とする 試験項目は表 4により行い 結果の判定は前記 C により判定する E 措置再試験の結果不合格の場合には 検査の対象となった搬入材料は直ちに場外へ搬出を命じ 取替えた材料により改めて試験を行う 表 4 鋼材の試験 鋼材の種類試験方法引張試験曲げ試験偏平試験 一般鋼材 1 1 鋼 管 JIS Z 2241 JIS Z 2248 JIS Z 3444 による 角型鋼管 1 断面の異なるごと かつ 20tごと又はその端数につき1 回 (4) アスファルト A 切り取り試験 ( コアー採取は監督職員の立会いのもと実施すること ) 切り取り試験は以下の表に準じて取り扱う 舗装面積コアー採取本数試験内容 100m2 以上 1 本以上厚さ 300m2 以上 3 本以上厚さ 密度 1,000m2 以上 3 本 +1,000m2( 端数切上 ) につき 1 本厚さ 密度 - 9 -

11 B 基準密度基準密度は 原則として 最初の混合物から 3 個のマーシャル供試体を作り その密度の平均値を基準密度とする ただし 監督職員の承諾を受けて 実施配合の値を基準密度とすることができる 第 4 条材料試験の手続 材料試験の手続は 次の方法により実施する (1) 試験の種類鉄筋ガス圧接 コンクリート 鋼材の材料試験は 公的試験所に依頼する ただし コンクリートの調合強度の管理試験 ( 材齢 28 日 ) および型枠脱型用圧縮試験については 当該工事の監督職員若しくは現場代理人が試験に立合う場合は JIS A 5308( レディーミクストコンクリート ) によるJIS 表示許可工場に依頼することができる 試験依頼の方法は 公的試験所等の定めるところによる (2) 依頼の時期依頼の時期は 試験結果の判定に基づく措置が 適正に行うことができるよう配慮する (3) 供試体の封印および表示 a ガス圧接封印の方法は 供試体の封印および表示の方法 ( 資料 2) により監督職員が確認する b コンクリート表示の方法は 供試体の封印および表示の方法 ( 資料 3) により監督職員が確認する C 鋼材封印の方法は ガス圧接に準ずるものとする ただし 供試体の製作方法については 事前に建設技術研究所等と協議し決定する (4) 封印の適正供試体の封印の適正については 公的試験所等の確認を受ける (5) 試験記録の整理各試験に用いる材料について 供試体の抜取り 試験の依頼および結果の判定など一連の関係を整理すること (6) 試験結果の事前確認試験を依頼した後 特別の理由により結果の判定を早急に知る必要がある場合には 受付番号をもって電話により事前確認をする (7) 材料試験結果の確認試験を実施する際に検印証を確認するため ( 資料 4) により材料試験確認書を作成し 試験機関の確認印を受ける (8) その他一般材料の手続

12 供試体の作製および封印など手続の方法については 事前に公的試験所等と協議し決定する (9) 公的試験所について公的試験所とは 財団法人日本品質保証機構 (JQA) 公益財団法人名古屋市建設事業サービス財団 (NKS) 名古屋市建設技術センター (NKS) 一般財団法人東海技術センターとする なお その他の試験所を使う場合は監督職員の了承を得ること また その際には ( 資料 4) 材料試験確認書 を作成し提出すること

13 ( 資料 1) 公的試験所の例 公的試験所は下記の試験所を一例とする 記 1. 財団法人日本品質保証機構中部試験センター 北名古屋市沖村沖浦 39 ( 参考 1) 材料試験を依頼する場合 A 建設材料試験依頼書の記入方法 (1) 依頼者の欄請負者の住所および名称 ( 社名 ) を記入し 社印の押印 若しくは現場代理人の記名 押印をする (2) 工事発注者の欄一宮市長名を記入する (3) 成績書の送付先の欄請負者の住所 名称 ( 社名 ) および現場代理人氏名を記入する (4) 発注者の整理番号の欄工事番号を記入 B 建設材料試験成績書の送付を受けた後の報告について (1) 直接監理の場合請負者は材料試験成績書の送付を受けた場合 直ちに試験結果報告書に必要事項を記入し前記の成績書を添付して市監督職員に提出しなければならない (2) 委託監理の場合請負者は材料試験成績書の送付を受けた場合 直ちに試験結果報告書に必要事項を記入し前記の成績書を添付して監理受託者の監督員に報告しなければならない 監理受託者の監督員は試験結果報告書の提出を受けた場合 請負者に試験結果の適否および措置について適切な指示を与えると共に 主任監督員の確認印を押印の後保管しなければならない 又 前記の試験結果を各試験記録簿 ( 検査指針 ) 様式 1~3 に記録し 保管しなければならない 前記の保管書類は 工事完了後にその他の関係書類と共に一括して市監督職員に提出しなければならない C 他の試験場の場合にあっては 前記に準ずること

14 ( 資料 2) 供試体の封印および表示の方法 ガス圧接 (1) 検印証 ア記入用具は 油性サインペンとする 記入例 発注機関 一宮市まちづくり部公共建築課 施工者 建 設 工事名 工 事 部位 基礎 規格 SD345 D22 採取日 年 月 日 一宮市まちづくり部検印証 監督員 (2) 封印の方法 封印用紙に 一宮市まちづくり部検印証 を張り付けること 検印証は強度試験時の写真又は試験機関の捺印した材料試験確認書 ( 資料 4) で確認でき るようにする ( 注 ) 供試体の抜取りは 可能な限り社章およびロールマークのある部分とする

15 ( 資料 3) コンクリート表示の方法ア表示の位置は供試体の側面とし 工事名 打設部位 規格 採取年月日を記入した 一宮市まちづくり部検印証 を供試体作製時に型に挿入し 強度試験時の写真又は試験機関の捺印した材料試験確認書 ( 資料 4) で確認できるようにする イ 一宮市まちづくり部検印証 は事前に必要枚数を監督職員に申し出ること ウ記入用具は 油性サインペンとする 記入例 発注機関 一宮市まちづくり部公共建築課 施工者 建 設 工事名 工 事 部位 基礎 規格 N 採取日 年 月 日 一宮市まちづくり部検印証 監督員

16 ( 資料 4) 材料試験確認書 貴試験機関に材料試験を依頼する供試体の 一宮市まちづくり部検印証 の記載事項は 下記のとおりです 供試体の種類 コンクリート供試体 ガス圧接部供試体 検印証の記載事項 発 注 機 関 一宮市まちづくり部公共建築課 施 工 者 建 設 工 事 名 工 事 部 位 基礎 規 格 N 採 取 日 年 月 日 一宮市まちづくり部検印証 監督員 依頼を受けた材料試験について コンクリート供試体の検印証 ガス圧接部供試体の封印検印証 を確認しました 年 月 日 試験機関確認印