GBRC Vol.39 No 図 -1.1 圧縮強度試験対象の内訳 図 週圧縮強度の平均値の推移 ( 試験月で分類 図 週圧縮強度と 4 週圧縮強度との関係 36

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1 GBRC Vol.39 No 平成25年度工事用材料試験結果の集計 1. コンクリートの圧縮強度試験 表-1.1 コンクリートの圧縮強度試験の件数 86,19 件 合計件数 集計の対象は 試験研究センター 以下 当セン 依頼の様式 ター で行ったコンクリートの圧縮強度試験とした 試 験の件数を表-1.1に 試験対象の内訳を図-1.1に示す 供試体寸法 また 4週圧縮強度の集計結果を表-1.2に 平均値の 推移を図-1.2に 1週圧縮強度と4週圧縮強度との関係を 試験目的 図-1.3に示す さらに 打込み時期ごとの圧縮強度の相 2,995 件 データベースシステム 一 65,24 件 般 83,685 件 φ1 2mm その他 2,334 件 試し練り 受入検査 構造体コンクリートの検査 1,225 件 84,794 件 対度数分布を図 に示す 表-1.2 セメントの種類 養生方法 標準 普通ポルトランド セメント 現場水中 標準 高炉セメントB種 現場水中 呼び強度 4週圧縮強度の集計結果 データ件数 (件 平均値 X (N/mm 標準偏差 σ (N/mm 変動係数 V ( 最大値 最小値 呼び強度比 x max x min (N/mm (N/mm * 呼び強度比 圧縮強度平均値 呼び強度 35

2 GBRC Vol.39 No 図 -1.1 圧縮強度試験対象の内訳 図 週圧縮強度の平均値の推移 ( 試験月で分類 図 週圧縮強度と 4 週圧縮強度との関係 36

3 GBRC Vol.39 No 図 -1.4 打込み時期ごとの圧縮強度の相対度数分布 ( 普通ポルトランドセメント標準養生試験材齢 28 日 図 -1.5 打込み時期ごとの圧縮強度の相対度数分布 ( 普通ポルトランドセメント現場水中養生試験材齢 28 日 37

4 GBRC Vol.39 No 図 -1.6 打込み時期ごとの圧縮強度の相対度数分布 ( 高炉セメント B 種標準養生試験材齢 28 日 38 図 -1.7 打込み時期ごとの圧縮強度の相対度数分布 ( 高炉セメント B 種現場水中養生試験材齢 28 日

5 GBRC Vol.39 No 鉄筋コンクリート用異形棒鋼およびその継手の引張試験 集計の対象は 当センターで試験を行ったJIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼 に規定される異形 表-2.1 集計の対象とした試験片の概要 集 計 対 象 異形棒鋼の素材ならびに継手材 (技量試験は除く -2.1 図-2.2(a (eに示す また 素材の降伏点 引張 試験片の径 D1 D38 強さおよび破断伸びの集計結果を表-2.2に その分布を 種類の記号 SD295A SD345 SD39 SD49 棒鋼とした 試験片の概要を表-2.1に その内訳を図 図-2.3に 異形棒鋼継手の引張強さの集計結果を表-2.3 にそれぞれ示す 図-2.1 図-2.2 b 図-2.2 d 試験片の種類の内訳 ガス圧接継手試験片の内訳 突合せ溶接継手試験片の内訳 備考 1 試験片の種類の記号は 依頼者からの情報によるも のであり 当センターで確認できなかったものも含 む 2 異なる材質の鉄筋を継手している場合には 引張 強さの規定値が低い方で集計した 3 異なる呼び径の鉄筋を継手している場合には 呼 び径の小さい方で集計した 図-2.2 a 素材試験片の内訳 図-2.2 c 重ね溶接継手試験片の内訳 図-2.2 e 機械式継手試験片の内訳 39

6 GBRC Vol.39 No 降伏点 (N/mm 2 1 種類の記号 呼び径 SD295A SD345 SD39 SD49 D1 D16 ~D13 ~D22 全体 D1 D16 D25 D35 ~D13 ~D22 ~D32 ~D38 全体 D25 D35 ~D32 ~D38 全体 D16 D25 D35 ~D22 ~D32 ~D 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 引張強さ (N/mm 2 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 破断伸び 表 -2.2 異形棒鋼素材の降伏点 引張強さおよび破断伸びの集計結果 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 合格率 注 1 試験依頼者からの情報によるものであり 当試験所で確認できなかったものを含む 注 2 標点外で破断したもの ( 破断位置記号 :C については データ個数に含んでいない 注 3 JIS G 3112 による降伏点 引張強さおよび破断伸びの機械的性質の規定に適合した試験片の比率を示す 標点外で破断したもの ( 破断位置記号 :C については合格率算定の対象外とした 全体 図 -2.3 異形棒鋼素材の引張試験結果の分布 ( 種類の記号 :SD295A および SD345 4

7 GBRC Vol.39 No 継手方法 ガス圧接 重ね溶接 突合せ溶接 機械式 種類の 1 記号 2 呼び径 データ個数 n 平均値 X 引張強さ (N/mm 2 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 3 降伏点の規定値未満の率 引張強さ 4 の規定値未満の率 5 継手部位置での破断率 SD295A D1~D D16~D SD345 D25~D D35~D 全体 D25~D SD39 D35~D 全体 D1~D SD295A D16~D 全体 D1~D SD345 D16~D D25~D 全体 D25~D SD39 SD295A SD345 SD39 SD295A SD345 SD39 SD49 表 -2.3 異形棒鋼継手材の引張強さの集計結果 D35~D 全体 D1~D D16~D 全体 D1~D D16~D D25~D D35~D 全体 D25~D D35~D 全体 D1~D D16~D 全体 D1~D D16~D D25~D D35~D 全体 D16~D D25~D D35~D 全体 D25~D D35~D 全体 注 1 試験依頼者からの情報によるものであり 当センターで確認できなかったものを含む また 異なる材質の鉄筋を継手している場合には 引張強さの規定値が低い方で集計した 2 異なる呼び径の鉄筋を継手している場合には 呼び径の小さい方で集計した 3 継手試験片の引張強さが JIS G 3112 による降伏点規定値未満であった個数の比率 を示す 4 継手試験片の引張強さが JIS G 3112 による引張強さ規定値未満であった個数の比率 を示す 5 圧接面 溶接面およびカプラーの破断またはカプラーからの抜出し 重ね溶接継手の場合の溶接端部および点溶接部を含む 41

8 GBRC Vol.39 No 一般依頼の骨材品質試験 集計の対象は 当センターが試験を受託した依頼者持 ち込みによる骨材品質試験とした 集計の対象とした試 については砕石25を対象とした 集計の対象とした骨材の構成比率を図-3.1に示す ま た 骨材の品質の集計結果を表-3.3に示し 細骨材およ 験項目を表-3.1 表-3.2に示す ただし スラグ細粗骨材 および再生粗骨材は集計の 対象としていない また 粗骨材の集計対象は最大寸法 び砕石について 試験値の度数分布を図-3.2 a h に それぞれ示す が2mmおよび25mmの砕石としたが ふるい分け試験 表-3.1 集計の対象とした試験項目 細骨材 試験項目 ふるい分け 微粒分量 単位容積質量 絶乾密度 吸水率 実積率 安定性損失量 粘土塊量 塩化物量 軽い粒子の質量分率 有機不純物 表-3.2 試験方法 試験項目 JIS A 112 JIS A 113 JIS A 114 JIS A 119 JIS A 119 JIS A 114 JIS A 1122 JIS A 1137 JIS A 538, JASS 5T-22 JIS A 1141 JIS A 115 ふるい分け 微粒分量 単位容積質量 絶乾密度 吸水率 実積率 安定性損失量 粘土塊量 すりへり減量 軽い粒子の質量分率 軟石量 (a 細骨材の種類と内訳 試験方法 JIS A 112 JIS A 113 JIS A 114 JIS A 111 JIS A 111 JIS A 114 JIS A 1122 JIS A 1137 JIS A 1121 JIS A 1141 JIS A 1126 (b 粗骨材の種類と内訳 注骨材の種類は以下のとおりである 海砂 佐賀県唐津 小川島 福岡県北九州等の玄界灘海域 川砂 伊賀市真泥 大阪府淀川 桂川 由良川など 山砂A 京都府城陽 精華 大阪府枚方など 山砂B 岡山県小豆島 岡山県矢掛町 京丹後市網野町など 山砂C 千葉県木更津 図 集計の対象とした試験項目 粗骨材 砕砂A 砕石A 兵庫県宝塚 赤穂 家島諸島等 流紋岩質 砕砂B 砕石B 大阪府箕面 茨木 高槻 京都府亀岡等(砂岩質 砕砂C 砕石C 奈良県御所等(花崗岩質 砕砂D 砕石D 大分県津久見 高知県鳥形山 福岡県北九州等 石灰岩質 集計対象とした骨材の構成比率

9 GBRC Vol.39 No 細骨材 粗骨材 試験項目砕砂海砂川砂山砂 A B C 砕砂 D 砕石 A 砕石 B 砕石 C 砕石 D その他 平均値 X ふるい分け標準偏差 σ (F.M. 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 微粒分量標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 単位容積質量 (kg/l 絶乾密度 (g/cm 3 吸水率 安定性損失量 粘土塊量 塩化物量 すりへり減量 軽い粒子の質量分率 軟石量 有機不純物 表 -3.3 骨材の品質の集計結果 ( 細骨材および粗骨材種類の凡例は図 -3.1 参照 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 平均値 X 標準偏差 σ 最大値 x max 最小値 x min 淡い 濃い - 43

10 GBRC Vol.39 No 海砂 12 砕石A 1 川砂 山砂 1 砕砂A,B,C 8 砕砂D 6 4 砕石B 砕石C 8 砕石D (a 細骨材の微粒分量試験結果の分布 (e 砕石の微粒分量試験結果の分布 8 4 海砂 川砂 山砂 砕砂A,B,C 砕砂D 砕石A 微粒分量( 微粒分量( 3 砕石B 3 砕石C 砕石D 絶乾密度(g/cm 絶乾密度(g/cm (b 細骨材の絶乾密度試験結果の分布 (f 砕石の絶乾密度試験結果の分布 8 6 海砂 7 山砂 5 砕砂A,B,C 4 砕砂D 3 砕石A 5 川砂 砕石B 4 砕石C 3 砕石D (c 細骨材の吸水率試験結果の分布 25 砕石A 海砂 4 2 川砂 3.2 (g 砕石の吸水率試験結果の分布 5 山砂 3 砕砂A,B,C 砕砂D 2 砕石B 砕石C 15 砕石D (d 細骨材の安定性試験結果の分布 注 注 注 注 図 安定性損失量( 安定性損失量( 吸水率( 吸水率( (h 砕石の安定性試験結果の分布 砕砂A 砕石A 兵庫県宝塚 赤穂 家島諸島等(流紋岩質 砕砂B 砕石B 大阪府箕面 茨木 高槻 京都府亀岡等(砂岩質 砕砂C 砕石C 奈良県御所等(花崗岩質 砕砂D 砕石D 大分県津久見 高知県鳥形山 福岡県北九州市等 石灰岩質 細骨材および砕石の品質 試験結果の分布

11 GBRC Vol.39 No GBRCが採取した骨材試料の品質試験 集計の対象は 当センターが骨材試料を採取し 試験 を受託した大阪府内建築行政連絡協議会の コンクリー ト工事に関する取扱要領 に基づく骨材試験とした 表-4.1 試験対象 試験の概要を表-4.1に 細骨材の試験結果を表-4.2に 採取頻度 粗骨材の試験結果を表-4.3に示す また 大阪府および 骨材の種類 兵庫県の一部とその近郊の約12工場で使用している骨 試験項目 試験の概要 大阪府および兵庫県の一部とその近郊の生コン 工場約 12 工場で恒常的に使用している骨材 1 回 月 普通細骨材および最大寸法 2mm 以下の普通粗 骨材 絶乾密度 吸水率 粒度(粗粒率 材の種類を図-4.1に 骨材の品質試験結果の度数分布を 図-4.2にそれぞれ示す 表-4.2 細骨材の品質試験結果 dd (g/cm3 Q( F.M. n A B A C A B C D 表 粗骨材の品質試験結果 Dd (g/cm3 Q( F.M. n B C D (15mm A ( ( (, 45

12 GBRC Vol.39 No 図 -4.1 骨材の種類 ( 平成 26 年 3 月現在 図 -4.2 骨材試料の品質試験結果の分布 ( 凡例の詳細は 表 -4.3 を参照. 46

7 鋼材試験

7 鋼材試験 7 鋼材試験 鋼材の試験では, 鉄筋コンクリート用棒鋼 (JIS G 3112), ガス圧接継手 (JIS Z 312) および一般構造用圧延鋼材 (JIS G 311) 等についての引張試験 (JIS Z 2241), 曲げ試験 (JIS Z 2248) を中心にその他機械継手, 溶接継手等の引張試験, 河川工事等に使用される亜鉛めっき鉄線製じゃかごやかごマットの溶融亜鉛めっき付着量試験等を行っている

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