Triゆ～ざ通信Vol.41

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1 Tri ゆ ~ ざ通信 Vol 年 7 月 28 日 Topics Tri-BASE データ取得方法のバリエーション追加 サポート情報:Tri-LOGGER MDT ツールご使用上の注意 サポート情報:TriLINK 機能ご使用時のサーバー負荷増大 TriFellows 最新バージョン Tri-BASE データ取得方法のバリエーション追加 Tri データアクセスツールは 以降 Excel2007 以降から採用されたリボンメニューに対応しました これに伴い新たに追加された Tri-BASE データ抽出方法のバリエーションについてご紹介します 従来機能は 以降でも 操作画面が若干変更されておりますが これまで通りご使用頂けます Excel2007 以降リボンメニュー対応後の Tri-BASE データ取得メニュー Tri-BASE データ取得方法のバリエーション 期間指定 新機能 数指定 新機能 値貼付け 従来機能 ( 次ページへ続きます )

2 ( 前ページからの続きです ) 従来機能は 値 の貼り付け 新機能は データ取得関数 の貼り付け 従来機能は 専用画面上でのみ期間 取得タグを設定でき 取得結果としてデータの 値 そのものを Excel シート上に貼り付けるものでした そのため 期間や取得タグを変更するには その都度 専用画面を操作して取得結果を貼り付け直す必要がありました 従来機能設定画面 新機能では データ取得関数 を Excel シート上に貼り付けます また その関数に入力する期間や取得タグの条件も Excel シート上で設定することができます よって 一度専用画面でデータ取得関数の貼付け操作を行えば 期間や取得タグ設定先セルの値を変更するだけで その条件に対する取得結果を表示させることができるようになりました 新機能設定画面 期間や取得タグを 専用画面で都度設定し直す必要あり タグ名をセルアドレスで指定 開始時刻と終了時刻をセルアドレスで指定 こんな便利な使い方が!! 1 Excel 上に取得期間と取得タグを予め定義しておきます 2 その時 取得期間には Excel のセル関数を活用し 今の時間から 1 日前までの期間を指定しておきます =A2-1 =NOW() 2011/6/15 17: /6/16 17:18 このようにすることで Excel を開く度 あるいは再計算実行 ([F9] キー押下 ) を行う度に 現在時刻 ~ 前日までの 1 日分のデータが表示されます データ貼り付け範囲を 予め Excel 標準グラフの参照先として設定しておけば トレンドグラフ表示の更新までを自動連携させることができます 新機能取得操作後 関数貼付け後は このセル値を変更するだけ < 数指定 > 機能の場合 終了時刻の代わりにデータ個数を指定して 同様にデータを取得して貼り付けることができます 関数が貼付けられたセル

3 サポート情報 :Tri-LOGGER MDT ツールご使用上の注意 下記不具合につきまして報告させて頂きます ご不便をお掛けし大変申し訳ございません 対象製品 / 機能 Tri-LOGGER( 帳票パッケージ ) Ver3.32r00~ 対象機能 :MDTツール 発生する事象 MDTツールにおいて 現在収集中 MDTの更新 の操作 ( ) を行うと 操作タイミングによって 更新対象のMDTに既に保存されていたデータまたはリンク式の内容が失われることがあります ご参考 : 現在収集中 MDTの更新 機能 MDTツール画面にて < 保存 > ボタンを押下すると 原因 Tri-LOGGERによるMDT 更新処理と MDTツールによるMDT 更新処理とが同時に行われた場合に 同じMDTに同時にアクセスする際の 排他処理が不完全であったことによるものです 本問題は Ver3.32r00におけるファイルアクセス仕様変更の改造に伴い生じた不具合です Ver3.32r00 未満では本問題はございません 回避方法 MDTツールにて 現在収集中 MDTの更新 を行う場合 次の手順にて安全に完了頂くことができます 1. Tri-LOGGERを終了 2. 現在収集中 MDTの更新 3. Tri-LOGGERを起動 上記操作によるデータ欠損は発生しません と表示されます ここで <OK> ボタンを押下すると チェックボックスにて指定した種類の 当日分 ( または当月分 または当年度分 ) のMDTに 直ちに最新のタグ定義が反映されます この操作を行わない場合 自動的にタグ定義の変更が反映されるのは 日報の場合は翌日 ( 月報の場合は翌月 年報の場合は翌年度 ) となります 例えば 8 時 ~ 翌 7 時締めの帳票の場合 当日の日報 MDT に既に 12 時までデータが保存されている状態で 13 時を迎えて毎正時の帳票作成処理が行われているところで MDT ツールの 現在収集中 MDT の更新 の操作を行うと 当日の日報 MDT 内の 8 時 ~12 時分の内容が失われることがあります Tri-GATE 起動中であれば Tri-LOGGERを終了している間に発生したデータは収集され続けており それらはTri-LOGGER 起動後にまとめて処理されます 今後の対応上記問題につきまして 現在修正作業を進めております 保守サービスにご契約頂いているお客様には 修正版をリリースし適用手順が明確になりましたら 改めてご連絡させて頂きます 修正版を適用頂けるまでは 大変ご不便をお掛けし申し訳ございませんが 上記方法にて回避頂けますようお願い申し上げます

4 サポート情報 :TriLINK 機能ご使用時のサーバー負荷増大 下記不具合につきまして報告させて頂きます ご不便をお掛けし大変申し訳ございません 対象製品 / 機能 Tri データアクセスツール ( クライアント機能 ) Ver3.31r00~ 対象機能 :TriLINK( 自動更新 ) クライアント PC の無い構成は対象外です TriSHOT( 手動更新 ) では本問題は発生しません 回避方法 上記対象 Ver のままご使用頂く上では 次の運用での回避をお願い申し上げます 1 Excel シートに TriLINK 式を記述する場合 値が頻繁に更新する TAG.ITEM を 少なくとも 1 つ以上含めてください 2 問題発生時 TriFellows サーバー PC にて TriLINK Server のみを再起動ください TriLINK 機能について Windows Vista 以降の OS がサポートしない NetDDE の代替機能として 弊社がご提供するものです TriFellows クライアントの Microsoft Excel シート上に セル式を記述することで DCS タグ値をセル上に表示させることができる機能です Tri データアクセスツールは次の 2 つの機能を提供しますが 本不具合の対象は TriLINK のみです TriLINK : 自動更新 セル式 : =TRILINK DT! SERVER TAG.ITEM TriSHOT: 1 回更新 セル式 : =TRISHOT BT! SERVER TAG.ITEM 発生する事象 次の症状により 稼働環境によっては サーバー PC 上の他のプログラムの動作パフォーマンスが著しく低下することがあります [ 事象 1] TriLINK セル式を Excel シートに記述する際に 値の変化が 5 秒以上無い TAG.ITEM の式だけを記述した場合 TriLINK Server の CPU 使用率が増加する 値の変化が無い TAG.ITEM の例 : レンジ等の固定値 AUT モードの SV MAN モードの MV など [ 事象 2] 通信環境の影響などによりデータ通信に遅延が発生した場合に TriLINK Server が大量にエラーを出力し始め CPU 使用率が増加することがある 原因 プログラム記述の問題により 上記事象に対応できず 処理の無限ループが発生するためです TriLINK Server 再起動手順 本手順は 他の TriFellows ソフトウェア動作の停止は伴いません 1. TriFellows サーバー PC のデスクトップ画面右下に TriLINK Server というアイコンが存在します これが起動している状態です 2. アイコンを右クリックすることで表示されるメニューにて [ アプリケーションの終了 (X)] を選択ください 終了確認画面にて < はい (Y)> を押下頂くことで終了します 3. TriLINK Server を起動します スタートメニュー [ すべてのプログラム ]-[TriFellows] -[TriLINK]-[TriLINK Server] を選択することで起動します 今後の対応本問題の修正版を 2011 年 7 月 20 日にリリース致しました 保守サービスをご契約中のお客様で 本事象の発生が確認された場合は お手数で大変申し訳ございませんが 弊社までご連絡ください パッケージソフトウェアの最新メディアをご提供させて頂きます ご面倒で大変恐縮ですが 修正版の適用作業はお客様にて実施をお願い致します 手順書を添付させて頂きますが お客様にて容易に完了頂ける手順となっております 修正版の適用対象は サーバー PC とクライアント PC の両方です この作業手順には 各 TriFellows ソフトウェアの一時終了操作が含まれるため 作業中のデータは欠損します 既設システムに特注機能が存在する場合 事前に修正版 TriFellows との組み合わせ動作検証が必要な場合がございますのでご相談ください

5 TriFellows 最新バージョン 2011 年 7 月 28 日現在 最新バージョンは以下の通りです TriFellows ロット番号 :T J( 日本語版 ) Excel2007/2010 リボンメニュー対応!! Tri-NET Ver3.32r02 Tri-GATE Ver3.32r02 Tri-BASE Ver3.32r00 Tri データアクセスツール Ver3.32r02 Tri-LOGGER Tri-TREND Tri-REPORT Tri-B/LOGGER TriFellows Backup Tool Ver3.32r00 ガイダンスツール Ver3.32r00 < 動作環境 > 対応 OS:Windows 7 Professional Windows Server 2008 Standard Windows Server 2003 R2 Standard Windows Vista Business SP1 以降 Windows XP Professional OS 及び Office 製品は 32 ビット版をご用意ください 英語版については別途お問い合わせください 弊社保守サービスにご契約頂いているシステムについては 最新バージョンのメディア提供が可能ですので 弊社までお問い合せください ただし 動作環境や他のソフトウェアとの組合せによっては 最新バージョンを直ちに既設システムに適用頂けない場合がございますので 弊社までご相談ください 横河ソリューションズ株式会社新宿本社 東京都渋谷区代々木 あいおいニッセイ同和損保新宿ビル TEL: , FAX: URL: 発行部署 : 情報エンジニアリング第 3 事業部 1 部発行責任者 : 遠藤隆幸 編集人 : 鈴木治夫 tri_cs@cs.jp.yokogawa.com 本書に記載されている会社名 / 商品名は 各社の登録商標または商標です 本書に記載されている内容は お断りなく変更することがありますのでご了承ください