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1 C-CADEC 活動の紹介

2 C-CADEC の 4 委員会 建築 EC 推進委員会 現場の情報共有 建築プロセスのあり方検討 空衛設備 EC 推進委員会 情報共有 Stem 空衛 Stem 空衛 BE-Bridge の仕様検討 Stem 電気設備 EC 推進委員会 電設 Stem 電設 BE-Bridge の仕様検討 BIM BE-Bridge BE-Bridge 技術調査委員会 現場の IT 活用動向 事例調査 講演会開催

3 建築生産プロセス情報化の技術調査建築生産プロセスとC-CADECの活動意匠構造設備 企画設計施工 維持管理 建物モデルの作成 流通 BIM Stem BE-Bridge 情報共有査建物モデルの作成 流通

4 各委員会の活動 技術調査委員会 現場の IT 活用動向 事例調査 講演会開催 過去 3 年間の講演テーマ 平成 18 年 : モバイル技術 建設現場における携帯電話の活用 (NTT ドコモ ) 携帯電話を活用したリアルタイムな安全管理 ( 清水建設 ) 平成 19 年 :IT ガバナンス BIM 建設業の IT ガバナンス ( 大成建設 清水建設 三菱総研 ) BIM を活用したバーチャルプロトタイピング ( 香港理工大学 ) 平成 20 年 : 建物価値向上 モバイル通信 IP ソリューションによる建物価値向上 ( シスコシステムズ ) 通信機能付きヘルメット ( 谷沢製作所 日本電気 )

5 技術調査委員会平成 21 年度講演テーマ平成 21 年 :BIM 情報共有 ASP Build Live Tokyo 2009(IAI 日本 ) 建設工事でのASPを活用した情報共有事例 ( 大成建設 ) 出典 :IAI 日本技術統合委員会溝口委員長講演資料から引用 出典 : 大成建設 ( 株 ) 中谷氏講演資料から引用

6 各委員会の活動 建築 EC 推進委員会 建設現場における情報共有 建築生産プロセスのあり方の検討 建築 EC 推進委員会 情報共有検討 WG 建築生産プロセス検討 WG

7 報共有の普及 展開 検討の深化平成 16 年情建築 EC 推進委員会 (1) 情報共有 WG 目的 : 建設現場における情報共有の実効性向上 情報共有ガイドライン刊行 ユーザ ASP サーヒ ス事業者の実態調査 HP 情報共有のススメ 開設 平成 17 年平成 20 年平成 21 年 ~ 情報共有のセキュリティ

8 建築 EC 推進委員会 (1) 情報共有 WG 平成 21 年度 ~ ASP を活用した情報共有のセキュリティに関する検討開始 複雑な重層構造を持つ建設業界特有の問題 課題の整理 土工協 JACIC ASPIC など関連他団体の検討状況調査等 ASP サービス セキュリティ指示の不徹底 情報漏洩 普及が進まない コスト負担 商習慣 2 次下請 1 次下請 発注者 受注者 設備業者 曖昧な守秘契約

9 建築 EC 推進委員会 (1) 情報共有 WG 情報共有の活用とセキュリティ面での効果 課題の調査 アンケート 聞き取り調査 情報共有のセキュリティ面での課題 セキュリティ面での ASP 活用の効果 期待される成果 ASP セキュリティの観点から情報共有を行う目的の整理 各社のセキュリティ対策事例 セキュリティ対策関連各社事例の整理

10 建築 EC 推進委員会 (1) 情報共有 WG HP 情報共有のススメ による情報発信 情報共有のススメ概要 開設 : 平成 20 年 6 月 アクセス数 : 約 13,000 件 ( 平成 22 年 2 月現在 ) 主なコンテンツ : - 情報共有の目的と効果の解説 - トピックス - 事例集 -コラム等 情報共有 WGメンバが執筆

11 建築 EC 推進委員会 (2) 建築生産プロセス検討 WG 目的 :IT を活用した建築生産プロセスのあり方の検討 平成 18 年度までの 3D-CAD 検討 WG 活動を発展的に継承 ( 平成 18 年度実証実験の模様 ) 3D-CAD 活用事例調査 プロセスマップ作成 業務での 3D-CAD 活用 実証実験実施 BIM への発展 建築プロセスの課題整理 BIM の定義検討 平成 17 年平成 18 年平成 20 年 ~

12 建築 EC 推進委員会 (2) 建築生産プロセス検討 WG 平成 20 年度 ~ 建築生産プロセスが抱える課題の整理 解決策の検討 C-CADEC としての BIM の定義検討 企画 設計 施工 維持管理 の各フェーズにおける課題のアンケート調査 関連するツールの動向調査 建築学会 IAI 日本 建築家協会 (JIA) など関連他団体の検討状況調査等 出典 : 建築生産プロセス検討 WG 中元主査資料より引用

13 建築 EC 推進委員会 (2) 建築生産プロセス検討 WG 平成 20 年度 : 建築学会 IAI 日本 建築家協会 (JIA) など関連他団体の検討状況調査 企画設計施工 発注者意匠構造設備構造設備 維持管理 発注者 BIM IPD IAI 日本建築学会 JIA C-CADEC の検討スコープ ( 想定 ) 建築生産プロセス全体を対象とする 発注 設計 施工それぞれの立場の考え方を反映する

14 建築 EC 推進委員会 (2) 建築生産プロセス検討 WG 平成 21 年度 : 建築生産プロセスが抱える課題の整理解決策の検討 課題の調査 整理 発注者 設計 施工担当者へのアンケート調査 BIM IPD の動向調査 関連ツール調査 他団体の動向調査 期待する成果 建築生産プロセスの課題の解決策 C-CADEC としての BIM IPD の考え方

15 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 Stem Stem 検討 WG Stem 電設仕様検討 WG BE-Bridge BE-Bridge 検討 WG 電設 CAD3D 化検討 WG

16 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 Stem Stem 検討 WG Stem 電設仕様検討 WG BE-Bridge BE-Bridge 検討 WG 電設 CAD3D 化検討 WG

17 空衛設備 EC 推進委員会 (1)Stem 検討 WG 目的 : Stem Chain の実現 Stem 仕様の展開 普及促進 Stem 仕様の継続的な改訂など利用者サービス向上 データ配信サービス登録機器数の拡充 商流へのデータ連携 CI-NETコードとStemコードを統合することで商流 ( 積算 見積 調達 ) への連携の実現を目指す

18 Stem とは設備機器ライブラリデータ交換仕様 Stem は 機器メーカーと建設業界の間で 設備機器の性能や各種仕様 ( 機器仕様情報 ) と外観写真 外形図 性能線図 ( 図面 図書参照情報 ) 等の各種技術ドキュメントをライブラリーデータとして交換する為の標準仕様です Stem 形式のデータを作成するメーカー メーカー A 社 Stem に準拠した形式 ユーザー Web 閲覧利用 ( 検索 検討 ) 様々な利用 CAD で姿図データを設計図 施工図に利用 性能からメーカー横断の検索 確認 メーカー B 社 Stem データ配信サービス 仕様属性データを機器リストに利用 メーカー C 社 CAD 取込み利用 ( ダウンロード ) 外観写真のサムネイル一覧表示から機器選択 部品登録することにより CAD 上で数量把握 CD-R での配布 維持管理システムの機器データベースに利用 全てのデータがメーカーに依存しない共通の形式で利用できます

19 Stem データ配信サービス Stem データ配信サービス Stem データ登録 更新 Stemデータ送付 設備機器メーカーデータ生成ソフト Stemデータファイル インターネット 機器仕様で検索 データダウンロード ユーザー ( サブコン設計者等 ) データを設備設計に活用

20 Stem データ配信サービス Stem データの配信を下記のサイトで行っています データご提供メーカー様 空調機 (PAC) 冷凍機 送風機ポンプ 三洋電機 ( 株 ) 三菱重工業 ( 株 ) ダイキン工業 ( 株 ) 東芝キヤリア ( 株 ) 日立アプライアンス ( 株 ) パナソニック ( 株 ) 三菱電機 ( 株 ) ( 株 ) 東洋製作所 荏原製作所 ( 株 ) テラル ( 株 ) 冷却塔 空研工業 ( 株 ) 日立アプライアンス ( 株 ) ( 株 ) 川本製作所 衛生器具 東陶機器 ( 株 ) ( 株 )INAX 照明器具 パナソニック電工 ( 株 ) 東芝ライテック ( 株 ) 三菱電機照明 ( 株 ) - 各社独自の仕様を Stem 仕様に変換したデータを登録しています 多数の機器メーカーが Stem 準拠のデータを提供しています 多数の設備 CAD が Stem をサポートしています

21 Stem 仕様の展開 普及促進 データ配信サービス活用状況 登録データ総数 59,333 件 機器設備 48,839 件 空調機 21,746 件 ポンプ 12,539 件 送風機 11,077 件 冷凍機 2,488 件 湯沸器 給湯暖房機 520 件他 2009 年 4 月 2009 年 5 月 2009 年 6 月 2009 年 7 月 2009 年 8 月 2009 年 9 月 2009 年 10 月 2009 年 11 月 2009 年 12 月 2010 年 1 月 2010 年 2 月 2010 年 3 月 月別検索件数 ( 平成 21 年 4 月 ~ 平成 21 年 12 月 ) 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 ( 件 ) 照明器具 8,414 件 衛生器具設備 1,934 件 専門工事 146 件 ( 平成 22 年 1 月 26 日現在 ) 総合建設業 専門工事業者 設計事務所 システム関係 工務店 メーカー 官庁 公共団体 販売店 卸店 商社 電気 ガス会社 コンサルタント会社 ハウスメーカー 冷凍機, 2,039 衛生器具, 4,291 機器別検索件数 ( 平成 21 年 4 月 ~ 平成 21 年 12 月 ) 一般施設用照明器具 ( 蛍光灯 ), 218 熱交換器, 311 その他, 699 ポンプ, 15,969 アクセス件数は昨年度の 3 倍以上に増加 風機, 5,385 空調機, 12,825 ポンプ空調機送風機衛生器具冷凍機熱交換器一般施設用照明器具 ( 蛍光灯 ) その他

22 Stem データ登録の流れ 備機器メーカー様C-CADEC Stemデータ配信サービスデータ登録設製品品番 仕様情報品番 仕様ファイル紙 ( カタログ等 ) Stemデータ生成ソフト Stemデータファイル (***.idx) フォルダ作成 ファイル格納 CD 作成 CDをC-CADECへ送付 製品図面情報 図面データ 図面データ (***.dxf)

23 商流へのデータ連携 総合工事業者 CI-NET: 建設業界 EDI 標準 設備分野コアメンバ会議にて Stem と CI-NET のコード統一を検討 見積書 未適用 設計積算 見積調達施工引き渡し契約 Stem データ配信サービス の利用 Stem データ配信サービス の利用 SXF への活用 機器仕様情報 図面 図書参照情報 Stem 準拠データ 提供 機器メーカー

24 空衛設備 EC 推進委員会 (2)BE-Bridge 検討 WG 目的 : 空調衛生設備 CAD データ交換仕様 BE-Bridge 確立 BE-Bridge 仕様検討 異なる CAD 間で空調衛生設備部材のデータを交換するための仕様を検討 主に空調衛生設備の搬送部材 ( 配管 ダクトなど ) が対象 最新バージョン (Ver.4.0) では設備設計者が必要とするレベルの建築部材 ( 柱 梁など ) に対応 BE-BridgeBridgeに関してはこの後の発表で説明

25 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 空衛設備 EC 推進委員会 電気設備 EC 推進委員会 Stem Stem 検討 WG Stem 電設仕様検討 WG BE-Bridge BE-Bridge 検討 WG 電設 CAD3D 化検討 WG

26 電気設備 EC 推進委員会 (1)Stem 電設仕様検討 WG 目的 : 電気設備 Stem 仕様の普及促進 電設 Stem データの拡充 利用促進 Stem データ配信サービスの電設機器 ( 照明器具など ) の 登録機器数拡充 平成 21 年度 新たに 8,500 件のデータ追加を計画中 認知度向上 利用者数増加に向けた取組み ( 社 ) 日本電設工業協会など他団体と連携した活動を実施中

27 電気設備 EC 推進委員会 (2) 電設 CAD3D 化検討 WG 目的 : 電気設備版 BE-Bridge 仕様の確立 電設版 BE-Bridge 仕様の検討 平成 20 年度電設版 BE-Bridge の仕様案策定 平成 21 年度実証実験を実施

28 BE-Bridge とは BE-Bridge = 空調衛生設備 CAD 間のデータ交換仕様 異なるCAD 間で 形状 + 部材属性データの交換が可能 1999 年から開発 広く普及し 実質的なスタンダードへ 設備部材の干渉チェックなどの活用にも期待 最新バージョンは Ver.4.0 設備設計者向けの建築部材 ( 柱 梁 壁など ) およびダクト開口部などを新たに定義 Ver.3.0 は 8 社の CAD と 1 社の CAM が対応 Ver.4.0 は各社で対応を検討中

29 電設版 BE-Bridge の実証実験 実際の施工図に近いサンプル図面を対象とした 空衛設備が配置されている図面にケーブルラックを追加 ダクトとケーブルラックの干渉についてチェック ダクトとケーブルラックの干渉の回避 実証実験用サンプル図面 ( 一部 )

30 電設版 BE-Bridge の実証実験 実証実験のシナリオ ( 一例 ) 実図面を元にした実験用図面上で 空調設備 ( ダクト ) と電気設備 ( ケーブルラック ) の干渉チェックに成功 109 部材の書き出し 読み込みに成功 仕様詳細化のための残課題を精査後 リリースに向けた活動に取組む

31 電設版 BE-Bridge の実証実験 ダクトとケーブルラックの干渉例 ダクトとケーブルラックの干渉の回避例

32 BE-Bridge 次期バージョンの検討 ( 空衛分野 ) 次期仕様の追加 単線 複線区分 冷媒管部材 直管 継手等 サヤ管部材 架橋ポリエチレン管 エルボ チーズ ソケット等 平成 21 年度中の仕様案策定を目指す