公益社団法人ガールスカウト日本連盟 2018 年度事業計画書

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よりおひろき
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1 公益社団法人ガールスカウト日本連盟 2018 年度事業計画書

2 2018 年度ガールスカウト日本連盟事業計画日本連盟使命 : 少女と若い女性が自分自身と他の人々の幸福と平和のために責任ある市民として自ら考え行動できる人となれるようにする日本連盟 2020 年のビジョンすべての少女と若い女性が声をあげよりよい社会にするために行動を起こすガールスカウト日本連盟活動基本方針ガールスカウトは少女と女性の視点に立ってより幸せな社会と未来の実現を目指しリーダーシップを発揮できる人材を育成するとともに社会に変化をもたらすチェンジエージェントとして行動しますガールスカウトは自らが行動していく運動です日本では 100 年前から自分で考え行動できる女性を育てるノンフォーマル教育に取り組んできましたガールスカウトの少女たちは人との関わりを通してさまざまな役割と活動を経験していく中で豊かな人間性を身につけていきますそして自分の人生を自分で切り拓く力をもった女性に育っています私たちのこれからの挑戦は女性がその可能性を最大限に発揮できる社会環境をつくりあげていくことですそのために少女と女性の可能性を伸ばすことを妨げる問題に対して声をあげ社会に変化をもたらす行動を積極的におこない貢献していきます 1

3 使命ビジョンを達成するために 2018 年 ~2020 年の戦略計画を次のように定めました 2018 年からの事業計画はこの計画に則って進めていきますまた戦略計画は日本のガールスカウトすべてで取り組むことによりゴールに近づきます県連盟団での取り組みを共に進めてまいりましょうガールスカウト日本連盟戦略計画戦略計画のゴール : ゴール 1 少女と若い女性が能力を伸ばしリーダーシップを発揮する機会をより多く提供するゴール 2 少女と若い女性が社会を変える力をつける戦略テーマと目標 : テーマ 1 運動にかかわる仲間の拡大 2 社会に対するガールスカウトのはたらきかけを拡大 3 活動を持続するための財政基盤の強化周年事業を契機としたガールスカウト運動の強化目標 2020 年に会員数 4 万人を実現する 2020 年まで毎年 100 件コミュニティに変化をもたらすプロジェクトを実施する 2020 年までに収支差額 0 円を実現する現会員全員が 100 周年事業に参加する 10 万人のガールスカウト経験者が声をあげる 2

4 2018 年度事業計画日本のガールスカウト運動 100 周年事業 2020 年は日本のガールスカウト運動が始まって 100 年目の年ですこの年を会員 4 万人で迎えることを目指します 2018 年度は社会に変化をもたらすガールスカウトの姿を示すためにコミュニティアクションチャレンジ 100 への取り組みを更に促進しますまた社会に変化をもたらす仲間を増やすために 100 万人とつながるキャンペーンを通しガールスカウトに参加する人を増やすと同時に社会に対してガールスカウトの認知度を高める活動に取り組みます 100 周年プランを推進することでガールスカウト運動がこれまで培ってきたことをふりかえりまた新たに挑戦し関わった人これから関わる人のモチベーションを高めることを目指します事業名コミュニティアクションチャレンジ 100(CAC100) 期日場所内容などエントリー : 随時受付審査対象 :3 月末時点報告 10 月表彰式の予定 100 万人とつながるキャンペーンガールスカウト 100 年記念誌出版出版準備開始 100 周年に向けた資金調達活動 ( ファンドレイジング ) みらい募金への協力依頼ファンドレイザーを組織する 100 周年記念イベント (2020 年国際ガールズメッセ / 準備開始 2021 年インターナショナルキャンプ ) 教育プログラムリーダーシップ育成とチェンジエージェントとして行動するを達成するために年少部門の良質な体験活動の提供を可能にするプログラム年長部門からユース年代にかけて社会に影響を与えるための能力開発プログラム多様な価値観を体感するプログラムを充実させ全国での実施を進めますまたみんなの力を合わせ社会に変化をもたらすプロジェクトを推進します ( 注 :W 世界連盟プログラム /AP アジア太平洋地域プログラム ) 事業名レンジャー年代 : 全国キャンプ期日場所内容などキャンプ名未定 8 月 6 日 ( 月 )~8 月 9 日 ( 木 ) 戸隠ガールスカウトセンター ( 舎営 ) 30 人程度 3

5 事業名レンジャー年代 : 全国キャンプ ( つづき ) ユース年代 : 国際イベント期日場所内容などキャンプ名未定 8 月 15 日 ( 水 )~8 月 18 日 ( 土 ) 戸隠ガールスカウトセンター ( 舎営 ) 30 人程度キャンプ名未定 8 月 15 日 ( 水 )~8 月 19 日 ( 日 ) 戸隠ガールスカウトセンター ( 野営 ) 40 人程度事業名未定 2019 年 2 月 9 日 ( 土 )~2 月 13 日 ( 水 ) 国立オリンピック記念青少年総合センター 30 人程度 (18 歳 ~ 概ね 25 歳 ) * 世界連盟から指導者を招き英語でのプログラムを提供 ( 予定 ) ユースチャレンジプログラム 1 グループ 50,000 円を助成 ( 最大 7 グループ ) 地区シニア部門事業地区に対し FBM * 又は VAV ** をテーマとした活動に 1 地区 50,000 円を助成国際理解支援事業海外研修渡航費補助 (10 グループ ) Greener GreenerⅡ 全国国内の活動推進 W Stop the Violence (STV *** ) キャ VAV バッジ STV バッジへの取り組み促進ンペーン W Free Being Me(FBM) 第 2 段階大好きなわたしバッジ FBM 行動編バッジへの取り組み促進オリンピアバッジの作成ピースプロジェクトとして作成減災防災プロジェクトの促進防災マイスターバッジへの取り組み促進 AP ミャンマー連盟との協働プロ大学生年代対象 (Reach Out プロジェクト ) ジェクトワールドシンキングデイ 2019 年 2 月 22 日 ( 金 ) 全国戸隠ガールスカウトセンター 4 月 28 日 ( 土 )~11 月 12 日 ( 月 ) を活用した教育の実践教材等の出版販売プログラム開発特別委員会教育指導者委員会注 )FBM * :Free Being Me VAV ** :Voices Against Violence STV *** :Stop the Violence STV と VAV の関係について :Stop the Violence キャンペーンは少女に対する暴力をなくすキャンペーンで世界連盟全体で取り組んでいますこのキャンペーンには教育プログラムがあり Voices Against Violence みんなでつくる差別と暴力のない世界プログラムがそれにあたります日本連盟では VAV で扱う 8 つの暴力の中にもあるデート DV について学べるように独自に STV バッジを設けています 4

6 成人のトレイニング少女と女性のリーダーシップ開発とチェンジエージェントとして行動する少女と女性を支援できるリーダートレイナーの育成養成を充実させます ( 注 :W 世界連盟プログラム ) W 事業名期日場所内容などトレイナーセミナー第 1 回 12 月 1 日 ( 土 )~12 月 2 日 ( 日 ) 国立オリンピック記念青少年総合センター第 2 回 2019 年 2 月 23 日 ( 土 )~2 月 24 日 ( 日 ) 大阪市立青少年 KOKOPLAZA トレイナートレイニング 9 月 15 日 ( 土 )~9 月 17 日 ( 月祝 ) 戸隠ガールスカウトセンター Stop the Violence キャンペーン山形県会場 10 月 VAV 指導者研修会千葉県会場 8 月 25 日 ( 土 ) 26 日 ( 日 ) 東京都会場 2019 年 3 月 2 日 ( 土 ) 3 日 ( 日 ) 静岡県会場未定和歌山県会場未定岡山県会場 10 月沖縄県会場未定ガールスカウトトレイナー認定講習会審査会プログラムトレイナー認定審査会 2019 年 1 月 13 日 ( 日 )~1 月 14 日 ( 月祝 ) 国立オリンピック記念青少年総合センター / ガールスカウト会館 2019 年 1 月 12 日 ( 土 ) ガールスカウト会館別途西日本方面での実施検討中トレイナー養成育成勉強会岡山県会場 :4 月 14 日 ( 土 ) 岡山県生涯学習センター宮城県会場 :4 月 21 日 ( 土 ) 太白区中央市民センター海外研修本部派遣 WAGGGS プログラム等へ成人会員の派遣リーダー養成講習の開催全国リーダー養成講習指導者研修随時指導者派遣トレイナーへの支援成人トレイニング特別委員会 5

7 組織と運営都道府県連盟運営の支援の充実を図ります日本連盟県連盟の組織運営の課題を明確にし課題解決に向けた取り組みを促進します持てる力を十分に発揮するために会員内のコミュニケーションの向上を目指します事業名期日場所内容など連盟長会議 11 月 17 日 ( 土 )~11 月 18 日 ( 日 ) 国立オリンピック記念青少年総合センター各都道府県連盟より 2 人新任連盟長研修 6 月 17 日 ( 日 ) ガールスカウト会館都道府県連盟支援随時委員勉強会未定顧問会 10 月 13 日 ( 土 ) ガールスカウト会館評議員会 12 月 8 日 ( 土 ) ガールスカウト会館理事会理事連絡会理事会 5 回 / 理事連絡会 7 回理事研修 9 月 8 日 ( 土 )~9 月 9 日 ( 日 ) ガールスカウト会館監査 5 月 6 日 ( 日 ) ガールスカウト会館第 90 回定時総会 5 月 26 日 ( 土 ) ガールスカウト会館ガールスカウト推進議員連盟総会未定地域支援事業ガールスカウト運動を推進する事業戦略検討特別委員会組織運営委員会 Girl Scouts News vol.3 vol.4 発行年 2 回全会員対象事務局の強化 6

8 会員ガールスカウトの認知度を向上させ新規に入会する会員数をさらに増加させますより深くガールスカウトを伝えることとガールスカウトの体験機会の充実を目指します特におやこでチャレンジ春の体験集会ではウェブを活用した広報活動との連動を充実させ新規会員の増加を図りますまた現会員の継続率向上のための情報発信を強化します 2020 年 100 周年の年には会員 4 万人を目指します事業名おやこでチャレンジ ( 秋入会促進事業 ) 春の体験集会 ( 春入会促進事業 ) 会員継続率向上のための取り組み会員データベースの活用会員の活動形態の検討表彰期日場所内容など全国全国功労章永続奉仕章感謝状等社会との関係社会に対しガールスカウトの統一したブランドイメージの発信およびインターネット上での露出を増やすことを目的に団県連盟への支援をおこないます外部からのアクセス増大や会員の利便性に配慮した公式ホームページの改善のほか SNS などを使い認知度の更なる向上拡大を進めます社会とのコミュニケーションを一層深め他団体企業との協働を進めることで社会への影響力を高めます事業名社会への発信のための全国活動 KIZUNA Day 2019 年 3 月 11 日 ( 月 ) 広報イベント / 広報キャンペーンガールスカウトの PR 広報資料の作成ホームページ等の運営 SNS の活用社会との連携他団体との連携期日場所内容など 5 月 22 日 ( 火 ) ガールスカウトの日全国一斉で実施 10 月 11 日 ( 木 ) 国際ガールズデー 2019 年 2 月 22 日 ( 金 ) ワールドシンキングデイ 7

9 財政 100 周年事業のための資金調達と日本のガールスカウト運動が持続可能となる財政基盤の確立を目指しますまた日本連盟の財政計画については継続的に検討し財政の健全化を目指します事業名ガールスカウト会館の運営戸隠ガールスカウトセンターの運営助成金の獲得寄付金の獲得期日場所内容など春期利用 :4 月 28 日 ( 土 )~7 月 8 日 ( 日 ) 夏期利用 :7 月 14 日 ( 土 )~8 月 31 日 ( 金 ) 秋期利用 :9 月 1 日 ( 土 )~11 月 12 日 ( 月 ) みらい募金戸隠募金賛助会費賛助会員トレフォイル等戸隠を想う日イベント 6 月 7 日 ( 木 )~6 月 8 日 ( 金 ) 戸隠ガールスカウトセンターグッズ販売事業賛助会員トレフォイルの集い日程未定 / 東京財政検討特別委員会ファンドレイジング委員会 8

10 ガールスカウト日本連盟制定の日名称期日ガールスカウトの日 5 月 22 日 (1988 年 ~) 第二次世界大戦の勃発により一時解散しましたが終戦後子ども達から喜びや笑顔がなくなってしまったことを憂い日本女子補導団時代の関係者が 1947 年の 5 月 22 日に集まってガールスカウト運動を再興すべくガールスカウト中央準備委員会を発足させましたこの日を記念して 5 月 22 日をガールスカウトの日としました戸隠を想う日 6 月 8 日 (2016 年 ~) 1958 年 ( 昭和 33 年 )6 月 8 日に清水総主事三角主事洲崎キャンプ委員長 ( いずれも当時 ) が戸隠を視察しキャンプ場の場所を決定する契機となったことから 6 月 8 日を戸隠を想う日として制定しました KIZUNA Day 3 月 11 日 (2014 年 ~) 東日本大震災の日 (2011 年 ( 平成 23 年 )3 月 11 日 ) を防災の意識や技術を高めるとともに震災の記憶や復興への思いを風化させない日として 3 月 11 日を KIZUNA Day に制定しました以上 9

ガールガイドガールスカウト世界連盟 2020 年のビジョン : すべての少女と若い女性の一人ひとりが尊ばれ世界を変えるために行動を起こすガールガイドガールスカウト世界連盟使命 : 少女と若い女性が責任ある世界市民として自らの可能性を最大限に伸ばせるようにするガールガイドガールスカウト世界連盟 2018 年 ~2020 年グローバル戦略のゴール : ゴール 1: ガールガイド

11 ガールガイドガールスカウト世界連盟 2020 年のビジョン : すべての少女と若い女性の一人ひとりが尊ばれ世界を変えるために行動を起こすガールガイドガールスカウト世界連盟使命 : 少女と若い女性が責任ある世界市民として自らの可能性を最大限に伸ばせるようにするガールガイドガールスカウト世界連盟 2018 年 ~2020 年グローバル戦略のゴール : ゴール 1: ガールガイドガールスカウト運動の基本理念に基づくプログラムや教育方法を通して少女と若い女性が能力を伸ばしリーダーシップを発揮する機会をより多く提供するゴール 2: ガールガイドガールスカウト運動の基本理念に基づくプログラムや教育方法を通して少女と若い女性が世界を変える力をつける創始者ベーデン - ポウエル卿のことばガールスカウト運動の目的は少女と若い女性を 3 つの H を持つ市民すなわち心身ともに健康 (Health) で人に役立つこと (Helpfulness) に幸せ (Happiness) を感じることができる市民に育てることであるベーデン - ポウエル卿とオレブベーデン - ポウエル 10

12 ガールスカウト日本連盟歴史的覚書 1920 年英国聖公会の宣教師で東京の香蘭女学校に教師として赴任したミスグリーンストリートが英国で始まったばかりのこの運動を伝えイギリス連盟の日本支部として活動が始まったその後全国の英国聖公会の教会や女学校を拠点にして活動が広まり 1923 年にガールスカウト日本連盟の前身となる日本女子補導団となった 1928 年ハンガリーで開催された第 5 回世界会議でガールガイドガールスカウト世界連盟の創設が決定し日本女子補導団はその創設会員のひとつとなったその後 1939 年まで世界連盟の会員であった日本が第二次世界大戦へと進む中この運動が国際間の友情をはぐくむことを目的の一つとしていたため解散を余儀なくされ 1942 年に自ら解散することを決定した戦後 1947 年に日本女子補導団当時のメンバーが日本の少女たちのための活動をと再びこの運動を日本国内で始めるために集まり GHQ の支援も得てアメリカ流のガールスカウトという名称で再開しガールスカウト日本連盟を結成した 1952 年には文部省 ( 現文部科学省 ) の主管で社団法人ガールスカウト日本連盟が発足したガールガイドガールスカウト世界連盟へは 1952 年 1 月に加盟申請を提出した 1952 年 8 月ノルウェーで開催された第 14 回世界会議で準加盟が認められ 1960 年ギリシャで開催された第 17 回世界会議で正加盟が認められた 1966 年第 19 回世界会議が東京で開催された 2012 年社団法人ガールスカウト日本連盟は日本の法律改正により公益社団法人ガールスカウト日本連盟へと移行した ( ガールスカウト日本連盟基本綱領抜粋 ) 11

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アニュアルレポート 2011 年次報告書 2010年4月1日 2011年3月31日社団法人ガールスカウト日本連盟とのまじわりとともに自己開発ガールスカウトは少女と若い女性の可能性を引き出しよりよい社会の実現を目指す運動です 2010年日本のガールスカウト運動は90周年を迎えました全世界のガールスカウトがグローバルアクションテーマ GAT girls worldwide

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