日本語版 The official newspaper of Digestive Disease Week 2010 Tuesday, May 4, 2010 SSAT 一般的な 外科医研修制度を変える時代が来た 消化器外科医の研修制度を変えるときが来た SSAT President David M

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1 日本語版 The official newspaper of Digestive Disease Week 2010 Tuesday, May 4, 2010 SSAT 一般的な 外科医研修制度を変える時代が来た 消化器外科医の研修制度を変えるときが来た SSAT President David M. Mahvi, MDは3 日 ( 月 ) 消化器疾患領域のレジデントを一般外科医ではなく 消化器疾患のエキスパートとして鍛え上げる 根本的な 研修制度の変革が必要だと訴えた 同氏は 一般外科医になることを忘れ その代わりに先進的な消化器外科医になれ と呼びかけ 先進的な消化器外科手術とはクオリティと同義であって 基礎的な能力ではない と続けた 同氏は 会長講演のテーマについて検討する際に 消化器がん研究の進歩 医療デバイスの進歩なども頭に浮かんだが 最終的に talk from the heart と題する講演を行うことに決めた そのテーマを想起したときに 私は外科医の研修制度について論じたいと思った と Dr. Mahvi, the James R. Hines professor of surgery and chief of gastrointestinal and oncologic surgery at Northwestern University Feinberg School of Medicine は語った 研修制度は機能しているように思えるが 実際には崩壊しかけているという Richard H. Bell, MD, of the American Board of Surgery (ABS) のデータによると 121 種類の基本的な外科手術のうち 標準的なレジデントが 20 回以上経験したのはたった 10 種類であり 83 種類については経験数は 5 回未満であった 消化器領域の基本的な手術のうち 直腸がんの経肛門切除術と迷走神経切離術の経験はゼロで 胆管切石術は 1 回に過ぎなかった 同氏は Dr. Bellは外科医の能力について考え直すべきだと述べている 多くの基本的な手術の経験はゼロあるいは 1 回だけだ やったこともない手術を どうやれというのか と課題を指摘した その答えとして同氏は 専門医研修の目標を よき外科医になることから消化器疾患のエキスパートになることへ変える必要があるだろう と述べ 外科研修の最初の 4 年間は消化器外科手術のスキルを磨くことに専念し その後の 2 年間は上部消化管 結腸 直腸 肝胆膵のいずれかの領域の外科手術に集中すること を推奨した そして これはレジデント研修の根本的な変革であり 既存のどのプログラムも役に立たない レジデントの一部はこの最後 2 年間の専門研修のために研修施設を移動する必要があるだろう と続けた 同氏は ABS GI Surgery Advisory Committee のメンバーだが 研修期間を 6 年間に延長すること 一般外科医ではなく 先進的な消化器外科医になることを求めている 同氏は 私は専門性を発展させることの重要性を提案したい 消化器疾患の中でもさらに専門領域に特化すべきだ と強調した そして こうした研修制度の変革は 患者の利益になるばかりでなく 消化器領域の研修制度を魅力あるもの SSAT President David M. Mahvi, MDを紹介する Merril Dayton, MD とし レジデントを集めるためにも必要であり 専禅の精神に一致する と続けた 門性を身につける上で必須のものだと語った 現在の外科医研修制度は 広く浅くが原則と同氏は 外科医の生活や仕事を有意義なものなっており 専門医になるためにはその後の研修にする禅僧の教え つまり幸せと充実感を見つが求められる しかし外科医は 外科医を志しけ出す方法を紹介した それは 高い専門性をた原点に立ち返るべきだ そのため同氏は 最持った外科医は 表向きは難なく仕事をこなして初に 外科を専門としたいと思わせるスキルの指いるように見える ということである 導に集中すべきだろう と指摘した 同氏は 外科教育の真の価値は 自己認識に最後に同氏は会長講演の機会を与えてくれよって得られる自主性と 卓越した外科手術中にたSSAT に謝辞を述べ まさしくこの講演は 起こる流れにある と語り それは患者に完全私のキャリアの絶頂だ と述べて 講演を締めかつ全身で集中することを意味しており まさに括った ASGE 粘膜治癒を目指した IBD 治療へ 熱心な聴衆で満員となった 2 日 ( 日 ) ASGE ら講演を始めた同氏は MH 達成に現在利用でき Dr. Van Assche, the University of Leuven なると予測される と述べた Clinical Symposium の Endoscopy in IBD の る治療に関する最新データを聴衆に提示した Hospitals, Belgium は MH が潰瘍性大腸炎の また 粘膜炎症を検討した 2 件の研究を紹介 セッションでは クローン病と潰瘍性大腸炎におけ クローン病患者で完全に粘膜治癒が可能な 治療目標となることを裏付ける現在利用可能な し 臨床的に非活動期の潰瘍性大腸炎患者で る粘膜治癒 (MH) 達成についての賛否を指摘す のは 20~30 % である と同氏は述べた エビデンスを紹介した まず MH が治療の効 の持続的炎症および基底形質細胞増加から再 る最新のエビデンスについて討論が行われた また MH という困難な課題がこの疾患の予後 果と関連していること また 内視鏡的治癒から 発が予測され 持続性の組織学的炎症が大腸 炎症性腸疾患 (IBD) 患者の治療目標として ま マーカーとして有益な理由も説明した 長期的な転帰が予測されることを示唆する研究 異形成のリスク因子であると述べた た 疾患進行のマーカーとしての MH に対する関 重度の内視鏡的病変の存在はクローン病の を概説した 一方で 組織学的治癒は 臨床試 最後に 潰瘍性大腸炎患者における完全な 心の増大を受け Marc Lémann, MD, and Gert 予後不良と関連している と同氏は述べ 無症 験のエンドポイントとして一般的に受け入れられ MH までの治療に対する賛否両論の概略を紹介 A. Van Assche, MD, PhD は 発表された MH 候性患者における粘膜治癒の欠如は クローン ているわけではないが 大腸がんリスクを低下 した 同氏により 反対意見として 病変があり無 研究の概略を提示し 同氏の施設で患者におけ 病の臨床的再発と関連している と続けた させる 症状の患者で MH 治療強化により転帰が改善 る MH のためのアプローチを提案した MH は IBD の長期的な転帰の改善および 潰瘍性大腸炎では 内視鏡的治癒のみられ することを示すプロスペクティブ対照試験のデー Dr. Lémann, Hôpital Saint-Louis, Université 外科手術や入院リスクの低減とも関連している た患者の 40% が 1 年間寛解状態にあるが 内 タが 現在のところないことなどがあげられた Paris, France は クローン病の治療で MH を追 同氏は クローン病が粘膜の疾患ではないこと 視鏡的治癒のみられない患者では 18% に低下 同氏は 治療の改善により MH が達成され 求する自身の理論的根拠を提案した MH の定 MH 達成がクローン病の治療目標の一部である する と同氏は報告し 1 年後に内視鏡的治癒 単なる目標ではなくなる日も近いであろうと予測 義とさまざまな疾患スコアリングシステムの限界か ことに触れた がみられない場合は 将来大腸切除が必要に して講演を終えた Inside this issue 2 Presidential Plenaryの演者が AASLD research forumでは Lumenal stents workshopでいくつかの重要な問題を検討 3 C 型肝炎研究がテーマに 4 は コツ を伝授 5 治療困難なIBD 症例への対処 6 医療におけるナノテクノロジーの将来展望

2 2 DDW Daily News Tuesday, May 4, 2010 AASLD Plenary は 肝臓学研究に注目 Maria T. Abreu, MD は 3 日 ( 月 ) Evaluating IBD: Outcomes and Complications と題する発表を行った AGA Presidential Plenary の演者がいくつかの重要な問題を検討 3 日 ( 月 ) の2010 Presidential Plenaryでは 満場の聴衆を前に 9 人の専門医が演者として発表した AGA Institute President Gail A. Hecht, MD, MSの司会進行により 消化器領域全体にわたり 一連の問題が取り扱われた Ciarán P. Kelly, MD, professor of medicine at Harvard Medical School, Boston, MA は Celiac Disease(CD)Therapy and Novel Approaches と題する発表で 未診断 CDの有病率は 50 年前の 4 倍と高く 未診断例の死亡リスクは 3.9 倍の上昇をみた とした グルテン非含有食は長期的治療であり 根治療法ではないことに注意することは重要である と同氏は述べ 新たな治療手段が求められており 現在開発中である 根治には 50 年かかるかもしれないが 幸運にも われわれのこの疾患の病因に関する知識は増えつつある とした Maria T. Abreu, MD, professor of medicine at the University of Miami Miller School of Medicine, Florida は Evaluating IBD: Outcomes and Complications と題して発表を行った われわれは IBD 治療における進歩を誇りに思うべきである この進歩は NIHの資金援助の恩恵を より多く受けている糖尿病領域の進歩さえ超えるものである と同氏は述べ 現在 生物学的製剤に対する治療反応性の予測はいまだ初期の段階にあるが テーラーメイド医療を目指すことは 治療の有効性の最大化 有効な治療を受けるまでの時間的な遅れを最小化するとともに 治療の安全性 忍容性の改善やさらには最も臨床的なニーズが高い 最もベネフィットを受ける可能性が高い患者に対する top down のアプローチによって 結果的に医療コストの削減につながる可能性がある と述べた Eosinophilic Esophagitis: Challenges and Horizons と題する発表で Glenn T. Furuta, MD, associate professor of pediatrics at University of Colorado Denver, School of Medicine, Aurora, COは 好酸球性食道炎の領域でのいくつかの進歩について語り 今後の研究の方向性を示した われわれは過去数年間に 実質的な進歩を経験したが 現在では 臨床的 内視鏡的 組織学的 機能的および QOL などの いわゆる好酸球関連指標の定義化に取り組んでいる と同氏は述べ リスクとベネフィットの治療的バランスを実現することも同様に重要である 疾患と治療のどちらがより予後不良につながるかを常に検討していなければならない と締めくくった Timothy C. Wang, MD, professor of medicine at Columbia University College of Physicians and Surgeons, New York, NY は Gastric Disease in the 21st Century: A Tale of Three Stomachs と題する発表を行った 同氏は われわれは今後も H. pylori(hp) 感染症の減少と それに続く腫瘍性疾患の減少を経験するだろう と述べ 消化管のmicrobiome に対する Hp 喪失の影響を理解するにはさらなる検討が必要である と結論した Christopher Thompson, MD, professor of medicine at Harvard Medical School, Boston は Obesity and Bariatrics for the Endoscopist: New Techniques と題する発表で 人類の腹部肥満の問題を取り上げた 肥満は 集学的なケアを要する大きな健康上の問題である と同氏は述べ 内視鏡は新たな複数の介入ポイントを提供することによって 肥満管理における新たなパラダイムをもたらす可能性がある そうした観点から 消化器内科医は肥満を新たな治療領域とみなすべきである と結論した Morning Sessionの最後の発表 Era of Healthcare Reform: What Is the Impact on GI? で John Inadomi, MD, professor of medicine at the University of California, San Francisco は 2010 Healthcare Actによる今後の医療事情の変化について語った 同氏は 医療報酬は 質 と 価値 に基づいて支払われるだろう と述べ 電子カルテを用いて診療の結果を追跡し Digestive Health Outcomes Registry TM などの症例データベースへの参加を通じて診療成績を記録する必要があるだろう また 自分たちの発言が聞き届けられるよう 議会への働きかけが必要になる と結論した 3 日 ( 月 ) の AASLD Plenary Session では 遺伝性ヘモクロマトーシス 慢性 C 型肝炎ウイル ス (HCV) 感染症の新しい治療薬 慢性 HCV 感染症の治療効果を予測するバイオマーカー 肝脂質代謝の新しい調節分子 遺伝子型 6 の 慢性 HCV 患者の治療など 肝臓学に関する基礎 / 臨床研究が報告された Cliona M. Waterhouse, MBBS, the Adelaide and Meath National Children s Hospital(AMNCH), Dublin, Ireland は 静脈切開術 ( 瀉血 ) のために AMNCHを受診した遺伝性ヘモクロマトーシス患者 132 例における高血圧の頻度を検討した成績を報告した 本研究では 遺伝性ヘモクロマトーシス患者において高血圧症の頻度が高いことと 定期的で完全な瀉血が患者の心血管リスクを有意に減少させたことが示された ヘモクロマトーシス患者では 高血圧のチェックが必要であり 高血圧が確認された場合は 積極的に治療すべきである と Dr. Waterhouse は助言した 本研究に関連して John D. Ryan, MBBS, the Centre for Liver Disease, Mater Misericordiae University Hospital, Dublin は HFE 遺伝性ヘモクロマトーシス患者のヘプシジン欠乏の背景に bone morphogenic protein (BMP) シグナリングの障害があることを示した研究成績を紹介した HFEは 遺伝性ヘモクロマトーシス患者において発見された変異蛋白であり ヘプシジン欠乏は 遺伝性ヘモクロマトーシスの原因となる主要な障害である HFE 遺伝性ヘモクロマトーシス患者では 鉄からヘプシジンの誘導が行われないが それはBMP/SMAD シグナリングの障害により生じる可能性が高い さらに 抑制性 SMADs は 遺伝性ヘモクロマトーシス発症における増悪因子である可能性が確認された と Dr. Ryanは解説した Andrew J. Muir, MD, MHS, clinical director of hepatology in the division of gastroenterology at Duke University School of Medicine, Durham, NCは インターフェロンとリバビリンとの併用で 新しいプロテアーゼ阻害薬 telaprevir のC 型慢性肝炎に対する治療効果を検討したロールオーバー試験の最終成績を報告した 試験は 以前の PROVE1 PROVE2 PROVE3 試験に対照群として登録され 持続的ウイルス陰性化を達成した慢性 HCV 患者を対象に行われた 本試験の対象全体の持続的ウイルス陰性化率は 59% であり 以前の無効例では 37% 部分有効例では 55% 再発例では 97% であった Maria Stepanova, PhD, a statistician at the Center for Liver Diseases at Inova Fairfax Hospital, Falls Church, VA, and the department of molecular biology and microbiology at George Mason University, Fairfax, VA は C 型慢性肝炎患者におけるペグインターフェロンとリバビリン併用の持続的ウイルス陰性化率を予測する蛋白経路のバイオマーカーに関する研究を発表した 同氏と共同研究者らは 血清中の TNF-α とactivation of β/α-alpha-ketoglutarate transaminase(akt) の上昇が いずれも持続的ウイルス陰性化に悪影響を及ぼし 一方 IL-10 の高値は良好な予後に結びつくことを見出した Leyuan Xu, MD, from the department of medicine, Virginia Commonwealth University/McGuire Veterans Affairs Medical Center, Richmond, VA は 核オキシステロールシグナリング分子 25 -ヒドロキシコレステロール (25HC) と25 -ヒドロキシコレステロール -3 - 硫酸塩 (25HC3 S) が炎症性メディエータの発現と肝の脂質生合成に強力な抑制調節効果を示したとする研究結果を提示した これらのオキシステロールシグナリング分子は 肝における脂肪変性と炎症とを結びつける主要な因子である可能性がある と Dr. Xuは指摘した Khoa D. Lam, BA, department of medicine and biostatistics, University of California, San Francisco は 未治療の遺伝子型 6のC 型肝炎患者にペグインターフェロン -α -2aとリバビリンを投与する無作為化対照試験を実施し 24 週 48 週のインターフェロン リバビリン治療により それぞれ 70% 79% の持続的ウイルス陰性化率が得られたと報告した 48 週のペグインターフェロン -α-2a とリバビリン併用治療に耐えられない遺伝子型 6のHCV 患者にも 24 週ならば忍容できる可能性がある と同氏は結論づけた The AGA Rising Star-ASNEMGE Research Scholar Award Exchange Program 2 日 ( 日 ) 午前 JW Marriott で行われた Rising Star program の中で Rising Star Alexander Arlt of Germany は IEX-1 is a Functional Feedback Regulator of NF-kB: Role of Inflammation and Carcinogenesis と題された講演を行った Pradipta Ghosh of San Diego による Research Scholar Presentation のタイトルは Modulation of G Protein Signaling During Cell Migration: Implications on Colorectal Cancer Progression であった 2 番目の発表者の Wouter de Jonge of The Netherlands は Neural Networks in Intestinal Immunity について講演した

3 Tuesday, May 4, 2010 DDW Daily News 3 AASLD AASLD research forum では C 型肝炎研究がテーマに DDW Council ( ) Lawrence S. Friedman, MD DDW Council Chair; John M. Vierling, MD DDW Secretary/Treasurer 2 日 ( 日 ) Hepatitis C: Clinical Course and Diagnosis と題するAASLD Research Forum では C 型肝炎の早期検出 診断の見逃し HIVとC 型肝炎ウイルス (HCV) との重複感染例における線維化の進行 予後予測因子としての Mallory-Denk 小体 (MDBs) の意義 肝生検アルゴリズムのバリデーション試験の結果 進行性 C 型肝炎の進展などに関する発表が行われた 最初の演題では Manik Sharma, MD, a gastroenterologist in the division of gastroenterology, department of internal medicine, at the Hamad General Hospital, Doha, Qatar が 地域の一般病院において 1 分間の迅速診断キットを用いた C 型肝炎の早期検出に関する研究成果を報告した この研究では 2008 年 12 月 ~2009 年 8 月に 4,000 例 3,212 例 6,492 例からなる 3つのコホートに対し同キットを用いて 3 週間のスクリーニングが行われた 同氏は 迅速抗 HCV 検出キットによる C 型肝炎の検出感度は 94% と良好で 陽性判定された患者の 70% は肝酵素高値 ウイルス量高値であったが 肝生検では壊死 - 炎症所見や線維化は認められなかった と述べ C 型肝炎の有病率は 2% であった と語った 次に Aymin Delgado-Borrego, assistant professor of clinical pediatrics at the University of Miami Miller School of Medicine, Miami, FLは フロリダ州では小児 HCV 感染は見逃されており C 型肝炎と診断され 適切な治療を受けている小児の数は極めて少ないことを報告した また Richard K. Sterling, MD, MSc, professor of medicine and infectious diseases in the section of hepatology, Virginia Commonwealth University, Richmond は HIVとHCV との重複感染例を対象に肝生検を 2 回行い 線維化の進行度を HCV 単独感染例とプロスペクティブに比較検討した結果を報告した 重複感染例では平均 52ヵ月後に 11% の症例で有意な線維化の進行を認めたが 年齢およびベースライン時の線維化で補正すると HCV 単独感染例と違いは認められなかった カタール ドーハ市における C 型肝炎の早期検出に関する研究成績を発表する Manik Sharma, MD さらに Mina O. Rakoski, MD, a fellow in the division of gastroenterology at the University of Michigan, Ann Arbor は さまざまな慢性肝疾患の肝細胞内に認められる Mallory-Denk 小体が HCV 感染例のベースライン時の生検で MDBs が検出されると 線維化は高度で かつ進行しやすいことが明らかとなったが 臨床転帰とは関連しなかった Mina O. Rakoski, MD 慢性 C 型肝炎の進行と関連することを報告した 同氏は ベースライン時の生検で MDBsが検出された HCV 感染例では 線維化は高度で かつ進行しやすいことが明らかとなったが 臨床転帰とは関連しなかった と語った また Paul J. Clark, MD, a research fellow at the Duke Clinical Research Institute, Duke University, Durham, NCは SAFE(sequential algorithm for fibrosis evaluation) の独立したバリデーション試験の結果を報告した SAFEアルゴリズムは 慢性 C 型肝炎患者において明らかな肝線維化と肝硬変を 肝生検を行わずに検出するために開発されたツールである 非侵襲的な指標を統合して 明らかな肝線維化が同定できるようにデザインされている Dr. Sterlingは SAFEアルゴリズムを用いることにより 多くの患者で肝生検を避けることができる 肝生検を回避できるのは 明らかに線維化した症例では 29% 肝硬変症例の場合には 96% と推定される と述べた しかし SAFEアルゴリズムは 肝線維化を有する患者数を過大評価し 肝硬変患者の半数近くを見逃すことも指摘された 最後の演題では Herbert Bonkovsky, MD, vice president for research, Carolinas Medical Center, Charlotte, NC, and professor of biology, University of North Carolina and University of North Carolina at Charlotte が HALT-C(Hepatitis C Antiviral Long-term Treatment against Cirrhosis) 試験の 5~8.5 年後までの追跡結果を報告し 低用量ペグインターフェロン療法は 線維化の進行した C 型肝炎患者 特にベースライン時に肝硬変のない患者の予後を改善しなかったことを示した Arun J. Sanyal, MD President Michael R. Lucey, MD Treasurer Jorge A. Bezerra, MD Program Chair/Secretary T. Jake Liang, MD President-Elect Gail A. Hecht, MD, MS, AGAF President Damian H. Augustyn, MD Secretary/Treasurer D. Brent Polk, MD, AGAF Program Chair Ian L. Taylor, MD, PhD, AGAF President-Elect Jacques Van Dam, MD, PhD, FASGE President Thomas M. Deas Jr., MD, FASGE Treasurer Kenneth K. Wang, MD, FASGE Program Chair/Secretary M. Brian Fennerty, MD, FASGE President-Elect David M. Mahvi, MD President David W. McFadden, MD Chairman of the Board Robin S. McLeod, MD, FRCSC Treasurer Fabrizio Michelassi, MD Secretary Mark P. Callery, MD Program Chair David W. Rattner, MD President-Elect DDW Daily News is published by Ascend Media for DDW DDW Administration 4930 Del Ray Ave Bethesda, MD (301) Editorial Director: Aaron R. White Vice President of Communications: Jessica Willocks Duncan DDW Daily News Japanese Edition DDW Daily News 日本語版 Executive Advisor Toshifumi Hibi, MD, PhD 編集顧問日比紀文医学博士 Scientific Supervisors Upper and Lower Gastrointestinal Tract Mamoru Watanabe, MD, PhD(Monday Issue) Tsutomu Chiba, MD, PhD(Tuesday Issue) Kentaro Sugano, MD, PhD(Wednesday Issue) Liver, Gallbladder & Pancreas Hajime Takikawa, MD, PhD(Monday Issue) Tooru Shimosegawa, MD, PhD(Tuesday Issue) Hirohito Tsubouchi, MD, PhD(Wednesday Issue) AASLD 進行性肝細胞がんの新規治療の兆し 監修 上部および下部消化管 渡辺 守 医学博士 (Monday Issue) 千葉 勉 医学博士 (Tuesday Issue) 菅野 健太郎 医学博士 (Wednesday Issue) ソラフェニブおよび類似薬剤により進行性肝細胞がん (HCC) の治療の新時代が始まったと Adrian Di Bisceglie, MD, chair of internal medicine and chief of hepatology at Saint Louis University School of Medicine, MO は述べた 同氏は 4 日 ( 火 ) のAASLD State-of-the- Art Lecture, Management Strategies for Hepatocellular Carcinoma で講演し HCC の標準治療のオプションと病因について論じる予定である 切除不能なHCC への過去数十年間のアプローチは 一般に ウイルス感染に対処する抗ウイルス薬 および化学塞栓療法などによる腫瘍縮小に頼る比較的静的なものであった と同氏 は述べている 今後数年以内に HCC 患者の延命治療となりうる約 10 種類の新たな薬剤が開発されるであろうと 同氏は述べた これは単に 1 種類の薬剤のことではなく 小分子キナーゼ阻害剤全体に言えることだ と同氏は付け加えた HCCは 主に数十年前の輸血による HCV 感染の結果 急速に増加しており 最近輸血による HCV 感染集団が明らかになりつつある さらに 十分な医療を受けることができなかった多数の移民が 本人の自覚のないまま B 型肝炎ウイルスにも感染している したがって 多くのがん患者数が減少した ( 大腸がんはその一例 ) 一方で HCC が急増していると 同氏は言う B 型肝炎ウイルス (HBV) ワクチンは HBV 関 連 HCCの予防に有効であることが示されていると同氏は述べ 現在では ワクチン接種の機会が慢性ウイルス性肝炎患者に対する早期診断におけるスクリーニングの役割としても確立されている 治療成功のためには 年 1 回または半年に1 回の超音波スクリーニングで早期 HCC 症例を特定することが不可欠であると 同氏は述べた スクリーニングにより早期 HCCが特定され 通常 これらは主に移植 切除 局所的アブレーションにより治療が行われる こうしたアプローチは何も新しいことはないが よりいっそう対策がとられるべきである 大腸がんによる死亡が 予防とサーベイランスによって減少したように HCCも同じ方法で減少させることができる と 同氏は締めくくった 肝 胆および膵滝川一医学博士 (Monday Issue) 下瀬川徹医学博士 (Tuesday Issue) 坪内博仁医学博士 (Wednesday Issue) Publisher Medical News & Conference Systems, Inc. 8F Towahoridomecho Bldg., 2-1-1, Nihonbashi Horidomecho, Chuo-ku, Tokyo, Japan, TEL: FAX: URL: 発行元株式会社エムエヌシーシステムズ 東京都中央区日本橋堀留町 藤和堀留町ビル 8F TEL: FAX: URL: Director of Publication Shin Yoshimoto 発行人吉本伸

4 4 DDW Daily News Tuesday, May 4, 2010 ASGE Lumenal stents workshop では コツ を伝授 2 日 ( 日 ) のASGE Hands-On Workshop Lumenal Stents では それぞれの国の第一線で活躍している多くの内視鏡専門医から参加者にフェイス トゥ フェイスの指導が行われ コツ も伝授された レクチャーでは 多くの場合 データや研究結果が報告されている しかし このワークショップの参加者には 実際にこれらのステントを挿入している指導者から 少人数のグループ形式でマンツーマンの指導を受けるチャンスが与えられる と workshop moderator Janak N. Shah, MDは述べ ステント挿入のコツと微妙なニュアンスを 経験を積んだ専門医から学ぶことができる と続けた Dr. Shah, director of pancreatic and biliary endoscopy at California Pacific Medical Center, San Francisco は 自身が新しいアプローチと呼ぶ hands-on workshop の方法を開発した それは 多くの場所を急いで移動するのではなく 9つあるステーションの 3つに聴衆が 30 分間参加するというものであった この方法であれば 各グループのニーズに合った その分野の指導者による指導を受けることができ 参加者は本当に理解できるレベルに到達することができる と同氏は語った 各ステーションでは 食道 腸 結腸などのステント挿入装置の最近の技術的進歩や 最近承認され使用可能となった医師向けの製品などが展示されていた 経験を積んだ指導者のみならず製品担当者も 機器の説明のために待機していた ワークショップの参加者は 蛍光透視検査を併用しながら さまざまな ex vivo ブタや合成モデルで 機器挿入の練習を行った 人工器官の感触を確認したり 特殊な機器によりステントを挿入する方法を見たりしながらモデルを使用す ることは 機器の使用方法を会得したい参加者には大きなメリットがあると 同氏は強調した 最も大きな利点は モデルの中にステントがどのように挿入されるかを 実際に見ることができることである 内視鏡では その様子を見ることができない 本当にステントのメカニックを見ることができる と 同氏は続けた 次世代のテクノロジー ステントの新しい適用 特に除去されたり 体内に吸収されるようにデザインされたステントの開発 ステントの新しい使用などに関する議論や質問も交わされた ステント挿入は 以前は主にがんの緩和のためのものであった と同氏は説明し 最近では 良性疾患の治療におけるステント使用に興味が持たれている ステント技術の新時代の到来である と続けた John A. Martin, MD, a workshop faculty member from the Feinberg School of Medicine, Northwestern University, Chicago, ILは ステント挿入装置の開発は ここ数年 大きな進歩を遂げ 最新の製品はよくデザインされ よく考えつくされている と語った Dr. Martin, an associate professor of medicine in gastroenterology and surgeryは ステントが開発されて間もない時代と比べて 新世代の機器は非常にトラブルが少なく 安全にステントを挿入することができる と述べた後 しかし 今なお 合併症や再挿入 あるいは除去が必要になるなどの問題が残されている 医師はこれらの点について 多くの疑問を持っている と続けた 同氏は 悪性狭窄の緩和について一対の食道ステント挿入装置を実演し この特殊な機器がどのように動くかを実際に示してみせた 同氏はまた 迷入 (migration) を最小化するようにデザイ 内視鏡では見ることのできないステントのメカニックを学ぶため参加者が実用的アプローチを行うのを見守っている John A. Martin, MD ンされ部分カバーされたメタルステントのデザインについても言及した ステント挿入には 多くの注意が必要である 挿入前に あらゆる事柄を検討しておく必要がある と Dr. Martinは述べ つまりいかに適切なステントを選択するか いかに狭窄を拡張させるか ステント挿入のための機器にはどのようなものが必要かを事前に検討したうえで 現場では最新の機器を使って挿入する というのが 実際のところである と続けた 挿入したステントを除去する方法 FDAの承認 を受けていないがんではない疾患に対するステントの使用方法といった質問に Dr. Martinはグループ内で回答した 小グループは 質疑応答や個人的な経験を共有するのに適していると同氏は述べた 最後に 参加者からの質問は 嬉しい驚きであった このコースに参加した内視鏡専門医は多くの問題を考え このような機器や技術を実際の臨床でどのように生かせばいいかを真剣に考えている と同氏は締めくくった ASGE 消化管出血ガイドラインに関するシンポジウム 2 日 ( 日 ) のASGE Clinical Symposium Management of GI Bleeding で 静脈瘤以外の上部 GI 出血と 内視鏡処置向けの抗血栓薬に関する国際ガイドラインの最近の改訂について専門家が検討した Ernst J. Kuipers, MD, PhD, head of the departments of gastroenterology and hepatology, and internal medicine at Erasmus MC University Medical Center, Rotterdam, Netherlands は New International Guidelines on the Management of Patients with Non- Variceal Upper GI bleeding と題した講演を行った 消化性潰瘍の出血は 世界中で臨床上依然として大きな問題であると同氏は述べた このことを念頭におき エビデンスベースの今回のガイドライン改訂では このタイプの出血の処置に学際的アプローチを用いるべきであると推奨している この改訂版ガイドラインでは 患者を迅速に評価し 内視鏡的止血を行った後 高リスクの徴候を呈する患者において高用量 PPI 静注を推奨している また 根治のため 問題を段階的に確実に十分に評価することも推奨している 上部 GI 出血は緊急入院のごく一般的な理由である と同氏は述べ 生命を脅かすこの緊急事態のマネジメントには 大きな改善の余地があると思う 現在のガイドラインの啓発と実践がこの領域の最優先事項である と続けた Michelle A. Anderson, MD, an assistant professor of medicine at the University of Michigan, Ann Arbor は 内視鏡処置における抗血栓薬のマネジメントに関する 新しい ASGEガイドラインの概要を紹介した 同氏は すべての内視鏡処置は 患者をアセチルサリチル酸 (ASA) および / または非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) で治療しながらでも安全に実施可能であることが 新しいガイドラインで強調されていると述べた 同じ診療科の先生方や学会のアドバイスは必ず頭に入れておく必要がある 合併症を有する患者を処置する際は 循環器科やその他の関連疾患の専門医の助言を仰ぐことを推奨する と同氏は述べた ただし この新しいガイドラインのリストを別にして 医学は依然として技術であることを忘れないでほしい これが 練習する ことの理由である と付け加えた Clinical Symposium Management of GI Bleeding に集まった多数の聴衆 また ガイドラインは規則ではないことを忘れな鏡 (CE) を行うべきであるという いでいただきたい 先生方ご自身の決定は 目の SBFT[ 小腸造影 ] 注腸 RBC 出血スキャン前の患者ごとに個別に行うべきである と 同氏はの出番はない と同氏は述べ CT enterography 注意を喚起した MR enterography 血管造影が有効か無効かを Professor Ian M. Gralnek, MD, MSHS, 判断するにはさらにデータが必要である と述べた FASGE, chief of Hospital-Wide Ambulatory また CE 後に使用すべき補完手技として deep Care Services and a senior physician in enteroscopy(de) 使用も推奨した the department of gastroenterology at the CEはDE 対象患者の選択に役立ち ある種の Technion-Israel Institute of Technology in 工程表としても役立つことがある 工程表があれ Haifaは 原因不明の GI 出血 (OGIB) 患者のマネば経路選択が簡単になるであろう と同氏は述べ ジメントに関する改訂について講演した また CEはDE が到達できない領域の検査が可同氏は OGIB 治療の際のいくつかの手能であるが DEはカプセル内視鏡から得られたあ段を推奨すると述べた まず EGDおよびらゆる所見の確認に有効である また 顕性出血 ileocolonoscopy が陰性で それらのソースが信頼がある場合は できるだけ早く CEを行って診断率できる場合は 禁忌がなければ次にカプセル内視を高めるよう 注意する必要がある と付け加えた

5 Tuesday, May 4, 2010 DDW Daily News 5 AGA 治療困難な IBD 症例への対処 AGA s Curbside Consult series of courses は DDW の人気セッションの 1つとなった 3 日 ( 月 ) のDifficult IBD Cases に熱心な参加者が集まったのは驚くことではなかった 参加者は セッション終了時にもまだ質問を続けていた 参加者は質疑応答の時間が少ないと言っていた と session leader Russell Cohen, MD, associate professor of medicine and co-director of the inflammatory bowel disease center at the University of Chicago Medical Center, ILは述べ このため 基本的にすべて質疑応答という新しい形式に 生物学的製剤などのさまざまな提案が参加者に示された シクロスポリンも選択肢の 1つであった ある参加者は 出産を待たずに喫煙を再開すればよいと述べた 前回は喫煙で症状がなくなった しかし 現在の米国でそうした推奨が認められるかどうかわからない と その参加者は述べた 同氏は 潰瘍性大腸炎が禁煙によるものであったとしても 参加者の意見はおそらく認められないであろうと述べた このような患者は ほぼ例外なく 喫煙を再開すると快方に向かう と同氏は述べ ほとんど必ずそうなる その概念は まずは火を消して それ した と続けた 参加者は質疑応答の からタバコをやめさせると 同氏は 30 歳白人いうものである と続けた 時間が少ないと言ってい女性の症例を取り上しかし 喫煙再開はこ げてセッションを開始 た このため 本質的に の症例で選択肢とならな した この女性は妊かったと 同氏は続けた すべて質疑応答という新娠 28 週で 隣州から産科医は出産前の喫煙を紹介されてきた 約しい形式とした 禁じ また 患者は胎児へ 1ヵ月前から直腸出血があり 前回妊娠時にも同様な出血が Russell Cohen, MD の影響を恐れてインフリキシマブを拒否した 同氏によれば 現実には あった 患者は喫煙者であるが 妊娠中はいずれも禁煙していた 第一子の出産後に喫煙を再開し 今回も出産後は喫煙するつもりであった 前回の出産時は出血がなくなった と同氏は報告した 今回の妊娠時に再度直腸出血をみた患者は 経口ステロイド服用を開始した 同氏が診察するまで 1 日 60 mg のプレドニゾンを服用していたが 改善はみられず 貧血となっていた また アサコール 治療も成功せず ステロイド静注でも改善しなかった 患者の症状は潰瘍性大腸炎の症状と一致していた インフリキシマブ エタネルセプト その他の インフリキシマブは 既知パターンの出生異常のない妊娠カテゴリー Bの薬剤である 妊婦での使用を含む インフリキシマブを使用したステロイド難治性潰瘍性大腸炎の改善に関する多くの報告があるが 出産前後の胎児への悪影響の報告はない 残された唯一の選択は カテゴリー Cの薬剤であるシクロスポリンであった このカテゴリーの薬剤は ベネフィットがリスクを上回る場合にのみ使用すべきである この患者では 潰瘍性大腸炎の解消という潜在的ベネフィットが 胎児への影響の理論的リスクをはるかに上回ると 同氏は述べた 患者はシクロスポリンに反応を示し 健康な児を出産した際には寛解状態にあった DDW 大腸ポリープへの最善の対処方法を専門家がレビュー ほとんどの大腸ポリープは小型で除去が容易である スネアをかけ 除去し 取り去ればよい しかし 大型 平坦型 その他困難なポリープ除去には特殊なスキルが必要である AGA ASGE SSAT は こうした特殊スキルを検討する 5 日 ( 水 ) のDDW Combined Clinical Symposium を後援している 参加者はこのシンポジウム Difficult to Remove Colonic Polyps: EMR, ESD or Surgery? が終わったときに こうした 3つの技術のどれが特定の患者に最善かを認識し 決定できるはずである と co-moderator, Marcia Cruz- Correa, MD, PhD, AGAF, associate professor of medicine and biochemistry at the University of Puerto Rico Comprehensive Cancer Center, San Juanは述べ われわれの全体目標は 単純なスネアでマネジメントが困難または不可能なポリープのマネジメント方法について 現場の消化器専門医や外科医に情報を提供することである と続けた 自身のキャリアでは 内視鏡的粘膜切除術 (EMR) を長年利用してきた と同氏はいう 現在はルーチンで毎週 EMRを行っている という同氏が レジデントおよびフェローであった 1990 年代 EMRは研修施設以外ではめったにみられない最先端の手技であった Michael Wallace, MD, professor of medicine at the Mayo Medical School, Jacksonville, FL は ポリープの除去量を増加させる最新の EMR の手技と技術について論じる予定だ EMRの適応 技術上のヒント 潜在的合併症に関する実際的な詳細を聞くことができるであろう 内視鏡的粘膜下層剥離術 (ESD) は 現在 1990 年代のEMRを想起させるものである 大腸ポリープをまとめて剥離するこの技術は 技術としては認識されているが 主要な研修施設外ではほとんど実施されていない この技術は内視鏡を用いて外科手術を行うようなものである と Dr. Cruz-Correa は述べている ポリープの下に入り ポリープと下の筋の間の粘膜に経路を作成してから ポリープ全体を切除する 極めて印象的な手法であり これ以外にこうしたものを自分で行ったことがない という Mainor Antillon, MD, MBA, MPH, chair of gastroenterology and hepatology at Ochsner Health System, New Orleans, LAは米国の ESDをリードする専門家の一人であると Dr. Cruz- Correa は述べた Dr. Antillon は 大腸がん除去のための ESD 使用の指標について論じる予定である ESDによるマネジメント可能なポリープと 似てはいるが手術が必要なポリープを識別するための指標がとくに強調されることが期待される Thomas Weber, MD, professor of surgery at State University of New York at Downstate, and chief of surgery in the department of veterans affairs at New York Harbor Health System, Brooklyn は 外科手術が最善の選択肢であるポリープについて論じる予定だ 外科手術が明らかに好ましい戦略である場合はある と Dr. Cruz-Correa は述べ Dr. Weber は 適応 技術 潜在的合併症について話すであろう と付け加えた Dr. Cruz-Correa および co-moderator Paul Limburg, MD, associate professor of medicine, Mayo Medical School, Rochester, MNは 症例ベースのパネルディスカッションで これら 3つの講演を1 つの方向性にまとめる予定である これらの合同シンポジウム全体の参加者は非常に多いであろう と同氏は述べ DDWの学会に所属するすべての臨床医は このシンポジウムが こうした技術を活用すべき場合やその方法 可能性のある合併症について 実際的な知識を提供してくれる最良の場の 1つであることを当然知っているであろう このシンポジウムは 臨床現場のスキルにすべて直結している とインタビューを締めくくった AGA 5 日 ( 水 ) には IBD 自己管理ブックの著者が講演 AGA が新たに出版した患者向けの炎症性 10 の事柄 のうちのいくつかについて講演を行う はまた 女性では子宮頸部の形成異常のリスクが るステロイド離脱の方法 IBD 治療薬の有用性と 大腸炎 (IBD) 自己管理ブックの著者で IBD に 予定である 同氏は 潰瘍性大腸炎で外科手術 増加すると付け加えた 限界についての患者への説明 患者の疼痛コント 関する国際的に著名な Sunanda V. Kane, MD, をいつ考慮するか 潰瘍性大腸炎およびクローン 術後内視鏡については 消化器内科医はク ロールに対する支援について講演する MSPH は 5 日 ( 水 ) の Top Ten Things Your 病患者におけるがんのモニタリングの方法 および ローン病で外科手術を施した患者ではいつ次の 3 番目の演者 Marla C. Dubinsky, MD, IBD Patients Need You to Do-Now と題する 術後内視鏡の適正使用について講演を行う 内視鏡検査を行うべきかを熟慮する必要がある director of the Pediatric Inflammatory Bowel AGA Committee-Sponsored Symposium で共 同氏は 潰瘍性大腸炎患者は予後が非常に 再検査は 3 ヵ月後 6 ヵ月後 あるいは症状が発 Disease Center and associate professor of 同司会ならびに演者を務める予定である 不良になることがあるが われわれは薬剤の過剰 現しはじめた頃がいいのか? その決定は 治療 pediatrics at Cedars-Sinai Medical Center, 同氏は associate professor of medicine in 投与により 早期に外科手術を施行していれば によるコントロールが不良となった活動性疾患例 Los Angeles, CA は 成長期にある青少年や 10 the division of gastroenterology and hepatology 回避できた可能性のある合併症をつくりだしてし など 外科手術の適応が再度検討されることな 代未満の児童における発育不全の予防 細菌の at the Mayo Clinic, Rochester, MN であるが まう傾向がある 消化器内科医は J-pouch 術の どに基づいてなされるべきである そのような患 異常繁殖に関するモニタリング 慢性疾患患者に 世界中の医療従事者を対象に講演を行ってお 施行自体が患者に対する治療の失敗を意味する 者は 閉塞の原因となる瘢痕組織に対する外科 対する予防医療 および妊娠を希望する IBD 患 り Crohn s and Colitis Foundation of America と考えるべきではない と語った 手術を施行した患者に比べ 再発リスクが非常 者に対するカウンセリングなどの問題を取り上げる and the Foundation for Clinical Research in 潰瘍性大腸炎患者で 毎月輸血が必要で栄 に高い さらに J-pouch 術を施行した炎症性大 これらは IBD 患者に対するケアの問題で Inflammatory Bowel Disease を代表して IBD 患 養不良でひどい状態にある場合 患者への薬剤 腸炎患者では毎年内視鏡検査を行い pouch に 患者 医師間の断絶が最も顕著な領域である 者のための教育プログラムを主催している 同氏の の継続投与はなにも患者の利益にはならない と よる瘢痕や炎症を検査すべきである と同氏は われわれは 患者にとって最も重要でありながら 著作は IBD Self-Management: The AGA Guide 同氏は述べた 語った 医師による対応が希薄な問題に取り組む計画で to Crohn s Disease and Ulcerative Colitis と題す また がんのモニタリングでは 消化器内科医 次の演者 Bruce E. Sands, MD, assistant ある 本シンポジウムは IBD 患者との日常的な るものである は IBD 患者において扁平上皮がん 基底細胞 professor of medicine at Harvard Medical コミュニケーションをどのように行うか 患者に共 AGA Publications Committee の主催による がんのリスクが有意に上昇していることから 患 School and medical co-director of the Crohn s 通する関心事にどう取り組むかということについ 本シンポジウムには 3 名の演者が招かれ それぞ 者自身が主治医にホクロのチェックを依頼するよ and Colitis Center at Massachusetts General て 実践的アドバイスを提供するものと思われる れ 消化器内科医が IBD 患者に対して行うべき う働きかけるべきである と同氏は述べた 同氏 Hospital, Boston は ステロイド投与患者におけ と Dr. Kane は締めくくった

6 6 DDW Daily News Tuesday, May 4, 2010 SSAT 医療におけるナノテクノロジーの将来展望 ナノテクノロジーの進歩は 疾患の診断 治療 予防など医療分野に大きな変革をもたらしており 米国をリードする科学技術の開発およびマーケティング研究センターのディレクターによると 細胞内にごく小さなデバイスを挿入することで 細胞の機能を変えることすらできるという 3 日 ( 月 ) のセッションで Chad Mirkin, PhD, the SSAT Doris and John L. Cameron Guest Orator は ナノテクノロジーは生物学のレベルへの到達に成功した と語り 医療とナノテクノロジーの接点について論じた 2000 年に前大統領 Bill Clinton が National Nanotechnology Initiative を創設してから 米国では産業界あげての取り組みが進み この 10 年間でナノテクノロジーの開発と応用は急激に進歩した 同年 Northwestern University では Dr. Mirkin, a professor of chemical and biological engineering, materials science and engineering and medicine が主宰する International Institute for Nanotechnology が創設された その当時 同研究所は 5 億ドル以上の予算を数百に及ぶナノテクノロジーの応用研究 開発 商品化に投じた Dr. Mirkinはナノテクノロジーを ナノメーター単位で計測される高度にミニチュア化された構造のサイエンスとテクノロジーと定義し 微小な構造をつくり それを応用することがわれわれの挑戦であった と語った 医療領域に応用できる可能性のあるテーマの開発を総括して同氏は ナノテクノロジーは 疾患を治療する概念を簡単に変えてしまうと語った たとえば 細胞内に微小デバイスを挿入してmRNAと結合させ 疾患の原因となる蛋白の ナノテクノロジーを定義し 医療分野への応用について論じる Chad Mirkin, PhD 発現を阻害することができるという ので 細胞内のウイルスを確実に操作できる と Northwestern University の同氏らの研究続けた グループが開発した分子レベルのプリンティンこうしたテクノロジーの開発 応用により グプロセス dip-pen nanolithography (DPN) Northwestern University では 細胞内の単一を用いれば 生物学的構造を極めて高い解像のインフルエンザウイルスを操作して 細胞にど度でプリントあるいは製作することが可能となる のような影響を及ぼすかを追跡することが可能使用される文字は分子レベルの大きさで ペンになったという 先は顕微鏡を用いなければ見ることできない また同氏は 生物学領域における別の応用 なぜ この技術が興味深いのか? と同氏は例として oligonucleotide-functionalized 聴衆に問いかけた DPNは 超高密度の生物 nanoparticle と呼ばれるテクノロジーがある こ学的ナノアレイの製作や単一のウイルスアレイののパーティクルを DNAや蛋白 他の生物学的な創造など 生物学や医学の各領域ですでに応因子に結合させると 医療領域で有用な構造を用されている 作成することができ 微量な DNAの検出も可能同氏は このスケールでプリントすると 生物となると述べた 学的スケールでプリントしたことと同一になる すでにNorthwestern で検討が開始されたと述べ 単一の蛋白を操作できるほど極小な患者を対象としたテーマとして 従来の ELISA 法では検出できないレベルの前立腺特異的抗原 (PSAs) の検出法がある そうした微量なレベルのバイオマーカーの検出は 診断や予後の予測を行う上で非常に有用である こうしたナノテクノロジーの進歩と応用は 医療分野では たとえばがんの化学療法の有効性や安全性を高める新しい治療法の開発に 大きなインパクトを与えた ナノテクノロジーにおけるトランスレーショナル研究の進歩を促進するために Northwestern s Feinberg School of Medicine では多くのスタッフが採用され ナノテクノロジーの医療分野への応用を現実のものとするための研究に取り組んでいる 同氏は もはや絵空事ではなく 現実の話となっている と述べて 講演を締めくくった DDW 議論を集める GE 接合部がん 下部食道および胃がんは 米国において進 定義はシンポジウムで議論されるであろうと続けた されてきた しかし近年 外科医は胃からのがん た講演で報告される予定である 行が最も速いがん種の 1 つであり 新しい管理 Dr. Wang は Early Neoplasia of the Cardia 摘出に腹腔鏡を使用することが多くなっていると 複数の無作為化対照試験が行われたが そ アプローチが開発されている 本日 4 日 ( 火 ) Endoscopic Management と題された講演 Dr. Wang は指摘した の成績には議論の余地があったことから この問 の DDW Combined Clinical Symposium,GE で いかに内視鏡の使用が標準治療となりつつ 数十年にわたり熱い議論が展開されてきた リ 題は論争の的となってきた と Dr. Wang は述べ Junction Tumors では これらのアプローチが あるかについて論じる予定である ンパ節を切除すべきかどうかというホットな話 術前補助療法が非常に有効であるという試験 検討される予定である これらの早期がんは 今日では粘膜切除により 題は Dr. Peters による講演 The Increasing は 1 つしかなかったが 現在では標準となってい 議論を先導する co-moderators は Kenneth 除去することができる と Dr. Wang は述べ 腫瘍 Evidence for Lymphadenectomy in Curable る その試験にはいくつかの不備があったため K. Wang, MD, FASGE, director of advanced の浸潤の程度と 治癒可能性について議論が展 GEJ Cancer でカバーされる予定である 議論が続いている と説明した endoscopy and professor in the division of 開されるであろう 中には 粘膜下組織を貫通して 1980~1990 年代の乳がんに関する知見は Dr. Ajani の講演に期待している ヨーロッパ gastroenterology and hepatology at Mayo も治癒可能と信じている研究者もいる われわれ リンパ節や固形がんを除去するベネフィットから振 で進行中の試験の結果を非常に知りたいし より Clinic, Rochester, MN と Jeffrey H. Peters, MD, は 研究者は粘膜に固執すべきであると信じてい り子を遠ざけた しかし今 特に GI がんの領域 進行したがんには手術は必要なく 化学放射線 professor and chairman of the department of る と続けた では 振り子が振り戻されている と Dr. Peters は 療法のみで治療することが支持されるかどうか surgery at the University of Rochester School GE 接合部がんに対する適切なアプローチにつ 解説し リンパ節の外科的切除は ある種の患 確かめたい と同氏は期待を表明した of Medicine, NY である いては Stanley W. Ashley, MD, vice chairman 者には有益で生存を改善するとのエビデンスが集 GE 接合部がんに対するアプローチを検討す シンポジウムでは 食道胃接合部の早期がんに of the department of surgery at Brigham and 積されつつある 2009 年には 胃食道接合部の ることにより 参加者は治療のより良い全体像を 対する新しいアプローチの概要が示されるであろう Women s Hospital, Boston, MA の Surgical がん領域でそれを支持する文献が半ダースほど 把握してシンポジウム会場を後にするであろうと と Dr. Wang は述べ これらのがんの多くはバレット Treatment Selection of Esophagectomy or 発表された と続けた Dr. Peters と Dr. Wang はともに語った 食道に関連すると考えられているとつけ加えた Gastrectomy と題された講演の中で議論される 接合部がんの非外科的治療に関する議論も 他の医師の診療を知ることは 参加者に 接合部領域のがんをどのように分類すべきかと 予定である 活発であるが その点に関しては professor of とって非常に有意義であると考えている と Dr. いう点が 議論の的であった この講演では 胃の上部あるいは胃と食道の接 medicine in the department of gastrointestinal Wang は述べ 医師は専門性に主眼を置きがち 以前は 胃上部のがんは胃がんに含められてい 合部のがんに対する適切な手術は何か 胃を除去 medical oncology at the University of Texas であるが それが必ずしも患者にとって最良のア たが 最近 少なくとも世界的に主要な病理ステー すべきか それとも食道を除去すべきかなどについ MD Anderson Cancer Center, Houston である プローチであるとは限らない 何が最良なのかを ジ分類システムの 1 つにおいて 食道がんに分類変 て報告されるであろう と Dr. Peters は述べた Jaffer A. Ajani, MD が Neoadjuvant Therapy 誰もが知りたいはずだと信じている と語り シン 更された と Dr. Peters は述べ GE 接合部がんの これらのがんは 以前から食道がんとして治療 in 2010; Chemo Only vs. Chemorads と題され ポジウムへの参加を呼びかけた

7 Tuesday, May 4, 2010 DDW Daily News 7 ASGE ASGE PG Course で最善の GI 内視鏡処置をプレゼンテーション 消化器内視鏡処 ンは 専門家からある種の処置を学ぶのにすば までのトピックを取り上げる このコースの特集 コースの参加者は レクチャーやパネルディス 置の分野の概要を らしい場となるであろう と続けた は Robert H. Hawes, MD, FASGE, professor カッション中に 携帯メールから質問やコメント 包括的に紹介する 本コースは 1 日で 6 つのセッションと Learn of medicine and the Peter Cotton Endowed を送信し 臨床マネジメントオプションに関する ASGE Postgraduate from the Masters 分科会セッションのグランド chair for endoscopic innovation at the 投票に参加できる Course, Endoscopic フィナーレを行う コースを 1 日半から 1 日に短縮 Digestive Disease Research Center, 本コースのこのような活動の CME クレジット Cha llenges a nd し 5 日 ( 水 ) 朝の開始に繰り上げたため DDW Medical University of South Carolina, は 9.5 であり 消化器専門医にとって実地診療 Controversies に の ASGE プログラム作成が変更になった コー Charleston による Basil I. Hirschowitz, で重要なトピックの世界レベルの専門家を講師 Thomas J. Savides, MD, FASGE 1,000 名を超える消化器専門医が期待を寄せている このコー スプランナーは この日の開催時間を延長し 口頭発表時間を短縮して このプログラムを 1 日で開催するようにしたと 同氏は述べた MD, Endowed Lecture の The Future of Endoscopy である ASGE Postgraduate Courseでは ビデオを に招いている 本コースは消化器内視鏡専門医研修生にとって刺激的であろう と同氏は述べ 消化器 スでは 一般的処置を実際に行ったり 最先端 今年の postgraduate course の演者には 利用して GI 内視鏡の how-to のデモンストレー 内視鏡を行うすべての者にとって興味深いもの および新しい手技や技術のプレゼンテーション 講演の重点をトピックの最重要項目におくように ションを行う 参加者は各セッションで重要な であろう 参加者は 自分の現在の内視鏡技 が行われる 求めた と同氏は付け加えた ビデオクリップや ランチタイムには Best of the 術を強化し 新しい専門的知識を学び 理解し 研究的なトピックは他のセッションに譲り 現 講師陣は以下のセッションで 各自のト ASGE Video Forum Videos も見ることがで て現場に戻って欲しい 本コースは 参加者が 場の消化器専門医に重要な内視鏡関連のト ピックのプレゼンテーションを行う :Session きる 教育用の内視鏡ビデオクリップと電子シラ 多くを学ぶだけではなく 非常に楽しめるものに ピックを取り上げる と course co-director, One: Foregut Challenges; Session Two: GI バスが収録された DVD も配布される なるだろう と締めくくった Thomas J. Savides, MD, FASGE, professor Emergencies; Session Three: Colon Cancer レクチャー パネルディスカッション Best of ASGE Postgraduate Course には別途登録 of clinical medicine and interim chief Prevention and Treatment ; Session Four: the Video Forum how-to sessions から ビ 料が必要 会場の DDW Registration counters of gastroenterology at the University of Biliary Controversies; Session Five: Pancreatic デオを使ったものに重点をおいていることが明 in hall I of the Ernest N. Morial Convention California, San Diego, Medical Center は述 Disease; and Session Six: New Frontiers らかである と同氏は述べ 専門家のビデオを Center で登録できる べた このようなトピックは実践的なため 消 総括 Breakout Sessions の How to Do It 記録した DVD の配布は今回初めてであり 参 本コースは Olympus America, Boston 化器専門医にとって興味深いものとなるであろ Learn from the Masters では Barrett s 加者は 自主学習や指導にこの DVD を使用で Scientific Corporation and Ethicon Endo- う このコースの How to Do It 分科会セッショ Esophagus Eradication から Enteral Stents きる と続けた Surgery の教育助成金の支援を一部受けている SSAT SSAT は MOC 要件を満たすためのメンバー サポートに注力 SSAT は メンバーによる医師資格認証の維 2 番目の演者 Steven C. Stain, MD は MOC chief of minimally invasive surgical services の変更を取り上げる予定である 持 (MOC) に対するサポートを充実させる予定 Requirements: The ABS Perspective と題 at Beth Israel Deaconess Medical Center, Dr. Mahvi によれば 従来までの卒後教育で であり 同サポートについて 4 日 ( 火 ) に行われ する発表を行う予定である 同氏は professor Boston, MA による MOC s Potential Impact の焦点は より 最新かつ最良 に置かれていたが る MOC: How the SSAT Can Help You と題 of surgery at Albany Medical College and on Malpractice Premiums と題した発表では 今後は より日常的な医学的問題への対応に関す するセッションで取り上げる予定だ chair of the department of surgery at 医師資格認証を活用した医療ミスによるコスト削 る最新情報に焦点が当てられることになるそうだ 4 つの発表の内容は さまざまな視点からみ Albany Medical Center, NY である 減が取り上げられる予定だ われわれは 参加者の学習内容を検証し た MOC 要件の変遷と消化器外科医が MOC この講演は MOC 活動がより健全なもので Dr. Jones は 医師の能力差を償還の検討材 外科医レベルに特化することを考えている 消 要件を満たすことを目的とした SSAT 卒後教育 なければならないとする American Board of 料とする視点から 保険業界と連携してきた 化器外科医で MOC 活動が求められるのであ コースの変更である Surgery の声明に対する事実上の返答 とも言 と Dr. Mahvi は述べ その意味するところは れば それは診療実態に見合ったものである必 卒後教育コースの変更のほかには SSAT の うべき内容が含まれている われわれは board 参加し 審査委員会の認証を受け 資格認証を 要がある これはわれわれの卒後教育内容の メンバーが MOC 要件を満たすことを目的としたイ に対して 新たな知識を得たことを何らかの形で 維持できれば 医師が支払う医療過誤保険の 変更を意味する と同氏は語る ンターネット戦略を開発する予定である と SSAT 証明しなければならない と Dr. Mahvi は答え 保険料は低くなるということである と続けた 消化器外科医は 3 年ごとに資格認証を伴う卒 President David M. Mahvi, MD は語っている これには教育セッションへの単なる参加ではなく SSAT President-elect David W. Rattner, 後教育活動の蓄積があることを示す必要が出てくる 本セッションで同氏は Online GI-Focused 今後試験が必要になると付け加えた MD は The SSAT Postgraduate われわれのビジョンは 毎年卒後教育コースへ参加 Maintenance of Certification と題する発表でこ Daniel B. Jones, MD, associate professor Courses: A Three-Year MOC Cycle と題す することにより そうしたベンチマークを達成できるよ れらのインターネット戦略を取り上げる予定である of surgery at Harvard Medical School and る発表で SSAT 卒後教育コースにおける内容 うになるというものである と同氏は締めくくった AGA アウトカム研究の臨床応用をめぐって アウトカム研究が ダブリンからダラスに至る 少 嚥下障害 嚥下痛 嘔吐 鉄分欠乏性貧血 食道炎 114 件で これらはすべて経験的薬物療 同氏によれば 2005 年から 2007 年の Parkland 臨床診療のあり方に関する臨床医の見解を形成 あるいは心窩部腫瘤などの warning symptoms 法による適正な治療が可能であったと考えられる での全 CRC 例および 1999 年から 2006 年の しつつある Gavin Harewood, MD, Beaumont のない 55 歳未満の dyspepsia 患者には ほか バレット食道では粘膜化生が 28 件認めら VA Medical Center での全 CRC 例についての Hospital, Dublin, Ireland は アイルランドの医師 Helicobactor pylori に対する経験的酸抑制剤 れたものの 異形成は認められなかった レトロスペクティブ研究では VA の患者に比べ らにより NICE (National Institute of Clinical と test-and-treat アプローチを推奨しており 55 NICE は 患者の健康にマイナスの影響を及 Parkland の患者で 女性および少数民族集団 Excellence) ガイドラインの実地診療への影響 歳以上の患者には 食道胃十二指腸内視鏡検査 ぼさずに 内視鏡検査件数を 25% 削減する可 高齢者が有意に多く かつ診断時の進行度が高 が検討されていると述べた N ICE は UK の (EGD) を目的とした専門医への紹介を推奨して 能性がある と同氏は語った い可能性が示された VA の患者の 85% が GP National Health Service による医療の合理化 いる ダラスの研究者らは 結腸直腸がん (CRC) 研 の主治医により CRC スクリーニングに紹介された の試みである Beaumont Hospital の研究者は NICE 基準 究による公共の医療システムへのアクセス向上が必 のに対し Parkland の患者では 25% がスクリー 2 日 ( 日 ) 午後の AGA Topic Forum Outcomes を 2008 年 7 月から 2009 年 6 月までに実施され 要であることが示されたとし Parkland Hospital と ニングに紹介されたに過ぎない Research in Clinical Practice で 同氏は た EGDs に適用したが 同氏によれば EGDs の North Texas VA Medical Center での CRC 診 GP 以外の医療従事者により CRC スクリーニ NICE は 費用対効果への依存度が高い と 25% が warning signs のない 55 歳未満の患者 断の比較では 医療へのアクセスに有意差が認め ングに紹介された場合 診断時にがんは進行性 述べ 内視鏡に対する需要が高まりつつあるこ を対象としていた られたと Jessica Shaw, MD, academic fellow in である可能性が高い と同氏は述べ 公共の財 とから 内視鏡による診療の効率を最大化する 同氏によれば NICE ガイドラインの適用によっ digestive and liver diseases at the University 源によって運営される医療システムの第一の目的 必要性がますます高くなっている とした て見逃すことになったものは 消化性潰瘍 45 件 of Texas-Southwestern Medical Center, Dallas は プライマリ ケアを体系的に行うことである NICE ガイドラインは 消化器出血 体重減 バレット食道 28 件 良性食道狭窄 1 件 逆流性 が報告した と結論した

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