図書館向けデジタル化資料送信サービスについて～システム要件と操作イメージ～

Size: px

Start display at page:

Download "図書館向けデジタル化資料送信サービスについて～システム要件と操作イメージ～"

れいがちとく
5 years ago
Views:

1 図書館向けデジタル化資料送信サービスについて ~ システム要件と操作イメージ ~ 平成 25 年 9 月国立国会図書館 1

2 ご説明の内容 1. システムの概要 2. システム要件について 3. システム運用の要件について 4. 操作のイメージ 2

3 1. システムの概要 3

4 どのようなシステムかデジタル化資料を検索閲覧複写するシステムデジタル化資料 = 画像閲覧 = モニタ上での閲覧複写 = 画像の印刷公開中の近代デジタルライブラリー国立国会図書館デジタル化資料と同じ 4

5 他のシステムとの関係国立国会図書館デジタル化資料国立国会図書館館内限定の資料を含む全てのデジタル化資料を収録近代デジタルライブラリー著作権処理済みでインターネット公開可能な図書雑誌のみを収録図書館向けデジタル化資料送信サービス国立国会図書館館内限定の図書雑誌博士論文のうち絶版等で入手困難な資料を図書館等に送信 5

6 システムのイメージ国立国会図書館デジタル化資料のシステムに図書館向けデジタル化資料送信サービスのための機能を追加現在追加機能の開発中 6

7 2. システム要件について 7

8 システム要件の要点 (1) ネットワーク固定の IP アドレスが必要 (2) ソフトウェア基本的にブラウザで利用可能 (3) ハードウェア標準的なスペックのハードウェアであれば利用可能ただし高スペックの方が快適に利用可能 8

9 システム要件 (1) ネットワーク IP アドレス国立国会図書館のサーバでアクセスのたびに IP アドレスで権限を確認するため固定のグローバル IP アドレスが必須回線速度インターネット上の 1~2MB 程度のファイルをストレスなく取得表示できる速度 9

10 システム要件 (2) ソフトウェア閲覧用に送信対象資料を送信する際流出防止のためにデジタル著作権管理 (DRM) の仕組みを施す複写 ( 印刷 ) 時に二次利用に注意を喚起するためのフットプリント ( 文字列 ) を自動的に埋め込む国立国会図書館デジタル化資料近代デジタルライブラリーとは異なる 10

11 システム要件 (2) ソフトウェア 1 閲覧用端末の要件 OS 以下のいずれか WindowsVista 以降 ( 7 を推奨 ) Mac OS X 10.6 以降ブラウザ以下のいずれか Internet Explorer 10 以降 Firefox ( 最新版 ) Google Chrome ( 最新版 )( 推奨 ) 11

12 システム要件 (2) ソフトウェア 2 管理用端末 ( 複写用端末 ) の要件 OS 以下のいずれか WindowsVista 以降 Mac OS X 10.6 以降ブラウザ以下のいずれか Internet Explorer 7 以降 Firefox ( 最新版 ) Google Chrome ( 最新版 ) PDF 作成 Adobe Reader 9 以降 ( 必須 ) 12

13 システム要件 (3) ハードウェア必須推奨 CPU 2コア以上 4コア以上メモリ 2GB 以上 4GB 以上モニタ 1,280 1,024 ピクセルプリンタ A4 サイズ対応 21 インチ以上 A3 サイズ対応カラーレーザーの場合 1,200 1,200dpi 以上 13

14 3. システム運用の要件について 14

15 運用の要件 (1) 閲覧用端末 ( 再掲 ) 以下について監視注意喚起を行っていただく閲覧用端末を持ち出すこと使用不能にすること閲覧用端末に利用者が持ちこんだ機器 ( ノート PC USB フラッシュメモリ等の外部記憶装置 ) を接続すること閲覧用端末の画面をカメラ等で撮影すること画面キャプチャ資料の電子ファイルを取得すること 15

16 運用の要件 (2) 管理用端末印刷用 PDF のデータが管理用端末内 ( デスクトップダウンロードフォルダ等 ) に残らないようにしていただくブラウザを閉じる際にキャッシュを自動的に削除するという機能を有効にしていただく 16

17 運用の要件 (2) 管理用端末キャッシュ自動削除の方法 Internet Explorer ツールインターネットオプション詳細設定ブラウザを閉じたとき [Temporary Internet Files] フォルダを空にするにチェック Firefox Google Chrome ツールオプションプライバシー履歴記憶させる履歴を詳細設定する Firefox の終了時に履歴を消去するにチェック Chrome ウェブストアで Click&Clean で検索拡張機能の Click&Clean をインストールインストール後右上に表示されるアイコンをクリックオプション Chrome が閉じるとき個人データを削除にチェック 17

18 運用の要件 (3) 全般 ID/ パスワードの管理利用者に見せないようにしていただく IP アドレス変更時の連絡システム入替等で IP アドレスが変更になった場合はご連絡いただく 18

19 4. 操作イメージについて 19

20 < ログイン > 閲覧用端末では閲覧用 ID(L~) で管理用端末では管理用 ID(D~) でログインしていただくスタートページ ( 開発中のためイメージ ) ID/ パスワード入力トップページ ( 開発中のためイメージ ) 20

21 < 検索 > トップページの簡易検索キーワードで検索資料群を指定しての検索もできるように改修公開範囲を指定しての検索もできるように改修詳細検索画面もあり 21

22 < 検索結果表示 > 22

23 < 検索結果 ( 公開範囲 )> 国立国会図書館館内限定資料送信対象資料インターネット公開資料の 3 種類が区別できるように表示国立国会図書館館内限定の資料 ( 館内限定閲覧のマーク ) インターネット公開の資料 ( マークなし ) 送信対象資料には送信先機関館内限定を示すマークを表示 23

24 < 検索結果 ( 絞り込み )> キーワード追加での絞り込み公開範囲での絞り込み資料種別での絞り込みこの下に出版年での絞り込み NDC 分類での絞り込み 24

25 < 永続的識別子 > 固有の番号により各資料を区別できる 25

26 < 閲覧 > 送信対象資料は同時アクセス制限なし ( 他館で利用中でも閲覧可能 ) 送信対象資料は閲覧用 IDでは印刷不可 ( 印刷ボタンが表示されない ) 26

27 < 目次巻号 > 目次巻号タブを押すと表示見出しをクリックするとその号ページに移動 27

28 < コマ送り > 前後のコマ先頭 / 最終コマ指定した任意のコマに移動が可能コマ = 見開きの画像の順序であり原資料のページ番号ではないことに注意 ( 印刷の範囲指定の時など ) 28

29 < 拡大縮小 > 比率を指定しての拡大 / 縮小が可能 29

30 < フルスクリーン表示 > フルスクリーン表示にすることでより広い領域を表示可能 30

31 < 印刷 > 送信対象資料は閲覧のみの参加館では印刷不可システムの機能上一度に作成できる PDFのコマ数には制限ありフッターに二次利用の注意を喚起する文字列が印刷される 31

32 <PDF 作成 > 印刷するボタンを押すと PDF 作成画面に移行画面の案内にしたがって PDF ファイルを作成しそのファイルを印刷していただく 32

33 < 印刷調整機能 > PDF 作成の過程で印刷調整を実施可能カラー画像をモノクロで印刷すると見づらい場合等に色合いを調整可能余白を減らしたい場合等のために印刷範囲の設定 ( トリミング ) が可能 33

34 < 印刷調整機能 > トリミング白黒イメージ表示濃淡の自動調整 34

35 < 統計 ( 利用実績 )> 管理用端末に管理用 ID でログインするとトップページのフッター領域に統計画面へのリンクが表示される 35

36 < 統計 ( 利用実績 )> 当該の送信先機関での閲覧複写実績を月次単位でまとめたファイル (TSV 形式 ) がダウンロード可能月 URL タイトル巻次責任表示出版者出版年 NDC 利用数閲覧複写 2012/11 法令全書慶応 3 年内閣官報局 /11 会計法精義石森憲治著 _ 三輪一夫等閲清水書店 /11 木戸孝允文書第 6 木戸公伝記編纂所編日本史籍協会 /11 昭和維新の指導原理東亜聯盟同志会編彰考書院 /11 司法省布達全書明治 8 年須原鉄二 /11 軟派十二考第 3 巻文芸資料研究会編輯部 /11 演習便覧軍事学指針社 /11 外交志稿巻之 1 33 外務省記録局編外務省 /11 おほかみグリム原著 _ 上田万年訳 _ グリム吉川半七

Microsoft Word - 国会図書館デジタル資料_

Microsoft Word - 国会図書館デジタル資料_ デジタル化資料送信サービスの利用方法目次 1 はじめに ( サービスの概要利用上の注意 ) p.1 2 検索の仕方 ( 本を探す ) p.3 3 閲覧の仕方 ( 本を読む ) p.7 1 はじめに 1.1 サービスの概要についてデジタル化資料送信サービス ( 送信サービス ) は国立国会図書館でデジタル化した図書や雑誌のうち絶版などで現在手に入らないものについて国立国会図書館館の承認