Microsoft PowerPoint - 早稲田大学Course

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1 FD1: 産学協働による教育関連 IT 技術の活 事例報告 2017 テーマ :LTI を介した産学協同による学習環境の構築と課題 早稲 学 Course と 剽窃検知システム Turnitin 早稲 学 図書館 元 理事 ( 研究推進統括 情報化推進 ) 理 学術院 深澤 良彰 教授 fukazawa@waseda.jp 2017 年 ( ) 9:00-10:30 あの早稲 の! とお思いでしょうが

2 今 の私のプレゼンの内容 当初 早稲 学 Course 箸を使って 事をしてきました Turnitinは 独 のAPIを使っていました ある 妻から 国際化の時代なんだから これからは iparadigms 社から 2016 年中にLTIへの移 をナイフとフォークにしましょう迫られました! と われました 調整の結果 もちろん 関係から反対することはできず 対応をして 2017 年 3 までに移 するということでまとまり 2017 国際標準であるナイフとフォークで 事をしています年 3 にCourse N@vi 上でも切替えを完了しました かけ上 それほどいくつか機能の変更をしましたが 順調困ってはいませんに動いています 他国に ったとき Course N@vi には きっと便利 Turnitinの 替えの時には きっとでしょう でも アジの 夜 しでも 以前の が良などを べる時などに かったのにと思うこふと不便さを感じますともあります 楽でしょう という よくある話です 2

3 の機能 今となっては ごく普通の機能が多い 3

4 Course の特徴 2007 年 4 から正式運 全学で統 して統合された機能を利 専任教員のほぼ100% が利 ( 利 せざるをえない ) 基本的には 成績はCourse N@vi 経由でしか提出できない Course N@viで提供される 教職員セルフマネージメントセミナー の強制聴講 情報セキュリティセミナー テストも 学術研究倫理セミナー満点でない ハラスメント防 セミナーといけない 学内 / 学外の他のシステムと連携 作のLMS 4

5 類似度判定ソフトウェアの導 3 つの選択肢 (2010 年頃 ) 前開発 国内の類似度判定ソフトウェアの導 海外の類似度判定ソフトウェアの導 いろいろな調査 同種のソフトウェアの 較 アジア圏のいくつかの 学の調査 USのiParadigms 社の訪問 2010/12/1 2011/2/28: ithenticate を利 した類似度判定機能のトライアル実施 国 iparadigms 社の類似度判定ソフトウェアの 2012 年 4 からの正式導 の決定 5

6 類似度判定機能の提供 2012 年 4 より 国 iparadigms 社の Turnitin を導 LMS Course N@vi のレポート提出機能と API 連携して利 レポート作成の際の不正の抑 としての効果を期待 教員によるレポート課題作成時に設定が可能 学 からのレポート提出時にも注意を促す ( 類似度判定機能の設定有無に関わらず同じ画 が表 される ) 剽窃 盗 に関する注意点を確認したうえで 確認した ことを表明しないと レポート提出ができない 研究 には同社の ithenticate を提供 正しい引 かどうかは 教員の判断 6

7 ( 当初の ) 類似度判定の 法 Course N@vi に提出されたレポート 30 分に 1 回 Turnitin に転送 判定 この点は LTI 化により変更 提出レポートのデータを転送 判定結果は 教員が Course N@vi から確認 類似度判定結果が表 : % の部分をクリックすることで 判定内容の詳細を確認 7

8 Turnitin を導 して思うこと Turnitin 神話 の広がり Turnitinにかけておけば安 学位論 については 受理時と最終提出時の2 回 Turnitinにかける (2014 年 11 決定 ) 神話の打破! 適材適所的にうまく利 することが必要 未来永劫埋まらないであろう は多数存在 8

9 Turnitin の のいくつか 本語以外で書かれたWebページ等を 本語翻訳ソフトにかけて その結果を修正して提出等 利 者制限をしている内容への参照 例 : ガートナー社のDB iparadigms 社は このようなDBをも探索の対象とするように努 ( しているらしい ) 例 :PDFにパスワードを設定して印刷以外を不可とするなどしてある 書 US の企業が開発したソフトウェア 本語の 章へのチェックの精度 特に引 を除外するオプションがあまり有効になっていない 縦書き 書との類似度の算出 もともとインターネットに載っていない 書 9

10 LTI 化の前後で何が変わったか (1/2) 判定タイミングについて ( 前 ):30 分に 度バッチ処理でTurnitinに対してファイルを送信し 30 分に 度結果を取得 ( 後 ): 提出物は直接 随時 Turnitinに送信され レポート提出期限後に 括して類似度判定 ( 前 ): 課題作成時に類似度判定を わない設定であっても 設定を変更すると 設定変更前に受け付けたレポートも判定対象に ( 後 ): 類似度判定設定後に提出されたレポートのみが判定対象に 10

11 LTI 化の前後で何が変わったか (2/2) 設定のコピー :Course の開講中あるいは過去のレポート課題をコピーして新しいレポート課題を作成する機能 ( 前 ): 類似度設定の機能もコピー ( 後 ): 新たな設定が必要 レポート課題作成時 ( 類似度判定設定 編集画 ) ( 前 ): 類似度判定の設定はCourse N@viのレポート作成 編集画 で完結 ( 後 )Course N@viのレポート設定完了後にTurnitinのレポート編集画 が表 Turnitin 側の画 は仕様上の制約で表 されるだけですので その画 では変更等の操作は わないでください 11

12 困っていること / 困りそうなこと (1) API(Application Programming Interface) の問題 TurnitinのAPIについて 2014 年 2 5 部のAPIを廃 の 向? 開催の APIの提供 針がここ数年で何度も変更 iparadigm 社 IMS Globalへの対応など必要なことだとは推量のセミナーでの講演内容 独 LMS から利 している 学もあり丁寧な対応を ithenticate の API について ユーザの登録 削除といった簡単なことでも 他システム ( 例えば 事 DB システム ) との連携が結局うまくいかないため 作業による運 ライセンスどおりに運 するためにも API は重要な機能であり きちんとした対応を 12

13 論点 ソフトウェア A (SA) 呼出し ソフトウェア B (SB) LTI 採 のタイプとタイミング 従来はSAもSBも独 APIであったものから SBがLTI 化されることにより SAの対応 変更 SAが 対応をどの程度がんばるか の問題 本 : 連携先 SBのAPI 変更のせいでSAは変更したくない LTI 対応の API をもっている SB を利 するソフトウェアを新たに構築 LTI 対応している 2 つのソフトウェア SA と SB を結合させて利 13

14 最後に 動 のスピード違反 どんな類似度ソフトウェアを導 しどんなに教育をしても 悪いことをする学 は 絶滅はしない ( と思っていないと やっていられない ) 保 事件が起きた時にも 早稲 はすでに ithenticate を導 済み 意識の変 ができるか? その数を減らすことは可能! 教員にとっての安 学 にとっての安 14

15 Thank you... 日頃からより早稲田大学における責任ある研究活動の実現にご尽力いただいている早稲田大学研究推進部研究マネジメント課ならびに情報企画部のみなさまに深く感謝いたします 本資料は 深澤自身の独断と偏見に基づいている部分もあり 決して 全てが早稲田大学の統一的見解ではありません ご質問 ご意見等は まで 15