大学史ニュース第 13 号目連載 &"%0 ॷ 5 (" Ƕᇍ 次調査報告キャンパスになった軍用地③ 2 創立者山資之について 3 創立者と雑誌法政文 5 ドイツ留学中の山岡萬之助写真 7 θ ܕܕ ଯ᱅ᬖ᱅য় ɹᐒᘽ Ƕńɹɠɹ ߂ ᡙ ݟ ń 明治 42 年 1909

Size: px

Start display at page:

Download "大学史ニュース第 13 号目連載 &"%0 ॷ 5 (" Ƕᇍ 次調査報告キャンパスになった軍用地③ 2 創立者山資之について 3 創立者と雑誌法政文 5 ドイツ留学中の山岡萬之助写真 7 θ ܕܕ ଯ᱅ᬖ᱅য় ɹᐒᘽ Ƕńɹɠɹ ߂ ᡙ ݟ ń 明治 42 年 1909"

ゆゆこかくはり
5 years ago
Views:

大学史ニュース第 13 号目連載 &"%0 ॷ 5 (" Ƕᇍ 次調査報告キャンパスになった軍用地③ 2 創立者山資之について 3 創立者と雑誌法政文 5 ドイツ留学中の山岡萬之助写真 7 θ ܕܕ ଯ᱅ᬖ᱅য় ɹᐒᘽ Ƕńɹɠɹ ߂ ᡙ ݟ ń 明治 42 年 1909 両国回向院の敷地に国技館が建設されました両国橋界隈は江戸期には最も栄えていた地域で

1 大学史ニュース第 13 号目連載 &"%0 ॷ 5 (" Ƕᇍ 次調査報告キャンパスになった軍用地③ 2 創立者山資之について 3 創立者と雑誌法政文 5 ドイツ留学中の山岡萬之助写真 7 θ ܕܕ ଯ᱅ᬖ᱅য় ɹᐒᘽ Ƕńɹɠɹ ߂ ᡙ ݟ ń 明治 42 年 1909 両国回向院の敷地に国技館が建設されました両国橋界隈は江戸期には最も栄えていた地域で回向院境内では興行相撲が盛んに開催されていました明治期に入り常設の相撲施設の建設計画が浮上し明治 42 年の 6 月場所から使用が開始されましたこの絵葉書は開館当時の国技館のものと考えられます関東大震災や空襲など数度の焼失がありそのたびに再建されましたが蔵前国技館が建設されるとともにその役割を終え昭和 33 年月に日本大学が取得して日本大学講堂となります日本大学講堂は卒業式入学式のほか 70 周年記念式典や大学紛争時の全学集会大衆団交でも使用されました 1

Ͳ ɴɲɤɜ ᅎ ܩ ƨ ክऄላᨃ キャンパスが設置された昭和22年頃の様子海軍が建てた木造の施設が並ぶ右から1号 2号 6号校舎工学部所蔵平成 29 年は日本大学工学部がある郡山キャンパスが開設されて 70 周年にあたります昭和 16 1941 年政

第三に海軍航空隊の設置が決まり航空機乗員養成所の施設を拡充して第一第二郡山海軍航空隊が整備されました第一は整備員教育の練習航空隊第二は操縦員養成の練習航空隊と戦闘機部隊昭和 19 年 11 月に起工式が行われた第三は大型攻撃機の基地未完成でした

月まで連合国軍が駐留しました当時日本大学の 6 つの工業系教育機関は現在も理工学部校舎が建つ駿河台に集まっていました戦後の教育改革により新学制では専門学校は大学となるため専門部工科は工学部現理工学部に吸収されて廃止となる可能性があり

福島県土木部計画課長の根本善春は佐藤と土木科の同期で地元から移転に協力しました工学部長横地伊日本大学東北高等学校2号館前に残る海軍時代の消火栓三郎同事務長古田重二良らは現地を視察し地元の役所や住民と移転について協議しました

2 Ͳ ɴɲɤɜ ᅎ ܩ ƨ ክऄላᨃ キャンパスが設置された昭和22年頃の様子海軍が建てた木造の施設が並ぶ右から1号 2号 6号校舎工学部所蔵平成 29 年は日本大学工学部がある郡山キャンパスが開設されて 70 周年にあたります昭和年政府は郡山市郊外の阿武隈川東岸の高瀬村金屋一帯の農耕地を逓信省航空局の航空機乗員養成所の用地として買い入れました同じ頃海軍も福島県内での飛行場建設を計画し郡山を適地に定め 17 年に入ると郡山市周辺の 3ヶ所守山町徳定第一高瀬村金屋第二大槻町の北部第三に海軍航空隊の設置が決まり航空機乗員養成所の施設を拡充して第一第二郡山海軍航空隊が整備されました第一は整備員教育の練習航空隊第二は操縦員養成の練習航空隊と戦闘機部隊昭和 19 年 11 月に起工式が行われた第三は大型攻撃機の基地未完成でした昭和 20 年に入ると郡山は 4 回の空襲を受けます 8 月 8 日 9 日には艦載工学部資料展示室に展示されている戦時中の模擬爆弾機による銃爆撃があり第一第二郡山海軍航空隊の施設も大きな被害を受けました終戦の後航空隊跡には 22 年 1 月まで連合国軍が駐留しました当時日本大学の 6 つの工業系教育機関は現在も理工学部校舎が建つ駿河台に集まっていました戦後の教育改革により新学制では専門学校は大学となるため専門部工科は工学部現理工学部に吸収されて廃止となる可能性があり校地を移転しての存続が検討されました日本大学高等工学校土木科を卒業した佐藤寛三郎は内務省都市計画課で旧軍事施設の処理業務を担当するかたわら日本大学の講師も務めていました佐藤は郡山市に日本大学の方針を伝え候補地には郡山第一海軍航空隊跡地が挙がりました福島県土木部計画課長の根本善春は佐藤と土木科の同期で地元から移転に協力しました工学部長横地伊日本大学東北高等学校2号館前に残る海軍時代の消火栓三郎同事務長古田重二良らは現地を視察し地元の役所や住民と移転について協議しました旧所有者だった農家からは敷地返還を要求する声も上がりましたが福島県も郡山市も賛同し協力の申し入れがあり移転が進められました現在も機械工作実習場として使用している19号館旧海軍兵員烹炊所 2 昭和 22 年 4 月には福島軍政部から土地建物返還の許可があり正式な移管は 9 月 17 日 5 月にかけて学生の募集が新聞掲載

されました初年度在校生は駿河台に残し郡山は新入生 475 名のみとし 5 月 30 日に第 1 回の入学式が行われました校舎は旧海軍の木造瓦葺の 20 棟でした 2 月に福島県と結ばれた日本大学工学部設置に関する協約により土地建物は無償貸与されましたが工学部に昇格下級学校を附設することが条件となっていました昭和 24 年 2 月 21 日

回入学式が行われました第二郡山海軍航空隊跡地は現在は工業団地となり面影はほとんど残っていません第三郡山海軍航空隊の建設地は戦時下の食糧増産計画による開墾地でした跡地の一郭には昭和 22 年の新学制により大槻小学校に併設された福島県安積郡現郡山市立大槻中学校の校舎が建てられ 24 年 11 月に落成式が行われました同校の敷地に 43 年に建立された開拓之碑には

3 されました初年度在校生は駿河台に残し郡山は新入生 475 名のみとし 5 月 30 日に第 1 回の入学式が行われました校舎は旧海軍の木造瓦葺の 20 棟でした 2 月に福島県と結ばれた日本大学工学部設置に関する協約により土地建物は無償貸与されましたが工学部に昇格下級学校を附設することが条件となっていました昭和 24 年 2 月 21 日日本大学の新制大学設置認可に伴って専門部工科を母体とした第二工学部土木工建築機械工電気工工業化学科が設置されました 26 年 2 月 28 日には日本大学東北工業高等学校建設機械電気工業化学普通科の設置が認可さ第三郡山海軍航空隊跡地に建てられた郡山市立大槻中学校れ 4 月 15 日に第 1 回生 347 名を迎えて開校式ならびに第 1 回入学式が行われました第二郡山海軍航空隊跡地は現在は工業団地となり面影はほとんど残っていません第三郡山海軍航空隊の建設地は戦時下の食糧増産計画による開墾地でした跡地の一郭には昭和 22 年の新学制により大槻小学校に併設された福島県安積郡現郡山市立大槻中学校の校舎が建てられ 24 年 11 月に落成式が行われました同校の敷地に 43 年に建立された開拓之碑には旧郡山第三海軍航空隊跡の文字が刻まれていますまた 28 年 10 月には保安隊現陸上自衛隊郡山駐屯地が開設されています本調査にご協力いただきました郡山市歴史資料館郡山市立大槻中学校に謝意を表します工学部資料展示室をお訪ねの際は事前に工学部図書館事務課に連絡して下さい髙橋参考文献郡山戦災を記録する会編郡山戦災史第一巻通史編昭和 48 年 4 月日本大学工学部編日本大学工学部三十年史昭和 52 年 9 月 օጓᓔ ᣂψɴɥȦɪ 山資之はドイツ留学中に宮崎道三郎や穂積八束斯波淳六郎本多康直たちと交流を深め日本法律学校設立計画を練り帰国後は宮崎とともに幹事となって学校設立計画を推し進めました山のドイツ留学は旧藩主館林藩秋元興朝に随行する私費留学であるため現職の司法省判事であった山は辞職願を提出したものの山田顕義司法卿の特別の計らいにより在官のまま都合５年間留学民事訴訟関係の調査研究に従事しましたがドイツ国内のどの大学に学んだのか不明のままでした大正２年 1913 刊行の上毛紳士録は東京横浜方面で活躍する上毛現在の群馬県出身者の紳士録で山資之も掲載されています日本大学百年史の記述を裏付ける内容も記されており少し長くなりますが部分的に引用してみます愈々秋元子爵に従ひ洋行するには判事の現職にありしを以て辞表を提出せしに特別の詮議に依りて在官の侭自費洋行を差許されたるは蓋し氏を以て嚆矢とす当時は独逸学全盛時代なりしを以て独逸に行きベルリン大学に学び傍ら実地に就き司法制度を視察山資之肖像下村俊貴氏蔵明治40年9月24日撮影 3

す後ちゲッチンゲン大学にも入り有名なるイエリング博士等に就き独逸法律の神髄を研究する所ありとドイツではベルリン大学とゲッチンゲン大学で学びゲッチンゲン大学のイェリング教授に学んだというのです創立者たちのドイツ留学では宮崎がゲッチンゲン大学でイェリングに学んでおり本多もゲッチンゲン大学に留学末岡精一斯波穂積はベルリン大学に学んでいますまた

山田司法大臣を総裁に金子堅太郎子を校長とし氏及宮崎氏は幹事となりて専ら校務の発展と経営に努力せられ逐次今日の際隆を見るに至りしと聞く氏等の功績亦偉大なりこの上毛紳士録の前書き緒言で編者は約 2 年間ひたすら公正慎重を旨として熱心に各方面の紳士を訪問したと言っています本書に収録された山資之の記事は本人が語った事が反映されていると思われますが

4 す後ちゲッチンゲン大学にも入り有名なるイエリング博士等に就き独逸法律の神髄を研究する所ありとドイツではベルリン大学とゲッチンゲン大学で学びゲッチンゲン大学のイェリング教授に学んだというのです創立者たちのドイツ留学では宮崎がゲッチンゲン大学でイェリングに学んでおり本多もゲッチンゲン大学に留学末岡精一斯波穂積はベルリン大学に学んでいますまた日本法律学校の設立については次のように記しています参事官在職中に於て曩に独逸ゲッチンゲン大学に同窓たりし宮崎博士と共に日本には英仏独の私立法律学校はあれども日本法律を根拠として教授する法律専門学校なきを憂ひ日本法典編纂総裁たる山田司法大臣に謀りしに大に賛せられ其他先輩名士数十名の賛成協力を得今の日本大学の前身たる日本法律学校を設立し山田司法大臣を総裁に金子堅太郎子を校長とし氏及宮崎氏は幹事となりて専ら校務の発展と経営に努力せられ逐次今日の際隆を見るに至りしと聞く氏等の功績亦偉大なりこの上毛紳士録の前書き緒言で編者は約 2 年間ひたすら公正慎重を旨として熱心に各方面の紳士を訪問したと言っています本書に収録された山資之の記事は本人が語った事が反映されていると思われますが山と宮崎ら創立者たちの交流は意外と親密でありそれが帰国後の日本法律学校設立計画の幹事としての積極的行動に現れていったのかも知れません若干の事柄ですがこれまで不詳であった山の活動が具体的にわかってきましたまた山の履歴についても明治 23 年に行政裁判所評定官を兼任のち東京控訴院検事 24 年に司法省参事官及び検事兼任を解かれ行政裁判所評定官専任になったと記されています染井霊園の今年のはじめ山家墓所右側に改葬之記碑がある山資之の玄孫にあたる下村俊貴氏から偶然にもがあり写真アルバムや所と上毛紳士録より山の若干の資料類が手元にあるとの連絡山家の系譜などの資料を借用しまた下村氏に染井霊園豊島区にある山資之が建立した改葬之記碑を案内していただきました改葬之記とは江戸時代中期に川越藩主時代の秋元家の家臣となった林と移り変わりましたが後山家が藩主の転封に従い山形館山家歴代もその土地に葬ったため墓が各地に散らばっている状態でした明治維新山家を継いだ資之が官職に就いて東京に住み養父資慰を新たに染井墓地に葬ったのを機会にばらばらになっていた先祖の遺骨を染井に改葬し霊位を慰めるため記したというものです 4 山家の墓田渕

誌の成立と本学創立とに密接な関係があるかもしれませんこれまで日本法律学校の創立については留学先のドイツで発案された可能性は指摘されていましたが具体的になぜ創立者が 11 名となったのかその経緯については資料も少ないため判然としませんでしたしかし宮崎本多金子を除いた創立者 8 名はこの雑誌を創刊するために集まりそして

詳細については別の機会に譲りますが創立期を検討する資料がまたひとつ増えたことには間違いありませんこの雑誌に創立者が執筆していることを知ったのは国文学研究資料館の明治期出版広告データベースによるものです雑誌自体は以前から目録検索は可能でしたが諸機関のデジタル化の恩恵を受けて本学創立者と関係ある資料だとわかりました今後デジタル化の進展に伴い

6 誌の成立と本学創立とに密接な関係があるかもしれませんこれまで日本法律学校の創立については留学先のドイツで発案された可能性は指摘されていましたが具体的になぜ創立者が 11 名となったのかその経緯については資料も少ないため判然としませんでしたしかし宮崎本多金子を除いた創立者 8 名はこの雑誌を創刊するために集まりそして宮崎らの意見に賛同して日本法律学校設立計画に合流したとも考えられるかもしれません例えば添田寿一は大蔵省官僚経済学者であり日本法律学校の創立になぜ関与したのか不明でしたが総合雑誌法政文の創刊に関与しその流れで創立者の一員となったと考えることもできます法政文は 2 号まで確認されていますが 3 号については国会図書館にも保管されておらず刊行されたかどうか不明です詳細については別の機会に譲りますが創立期を検討する資料がまたひとつ増えたことには間違いありませんこの雑誌に創立者が執筆していることを知ったのは国文学研究資料館の明治期出版広告データベースによるものです雑誌自体は以前から目録検索は可能でしたが諸機関のデジタル化の恩恵を受けて本学創立者と関係ある資料だとわかりました今後デジタル化の進展に伴い創立期の資料がさらに確認できるかもしれません今回の件を通じてあらためて資料のデジタル化の重要性有用性を知るとともに本学史に関する歴史資料のデジタル化も進めていかなければと強く感じました松原参考文献法政文創刊号大日本法政団明治 22 年 4 月 25 日法政文第 2 号大日本法政団明治 22 年 5 月 10 日遺稿編纂会山本峡雨遺稿昭和 14 年国文学研究資料館明治期出版広告データベース ԃ ر ߂ܕ ᣂష ת ᡴЦആ ᨆЦᐵЦ 平成 29 年度の全国大学史資料協議会東日本部会総会は 6 月 8 日に淑徳大学千葉キャンパスを会場として開催されました総会終了後には淑徳大学の学祖長谷川良信の生涯と大学史に関する映像の上映がありその後 2 班に分かれて淑水記念館内の淑徳大学アーカイブズ展示施設および収蔵庫と大巌寺宝物殿を見学しました淑徳大学アーカイブズの展示施設では長谷川良信展吉田久一展特別展知的障がい児福祉の先駆け踏むな育てよ水そゝげ久保寺保久と八幡学園が開催されていて社会福祉に力を入れている淑徳大学の歴史の一端を知ることができましたまた大巌寺宝物殿では地域に関連する貴重な歴史資料を見学しました淑徳大学アーカイブズ展示施設 6 大巌寺宝物殿

ᅥ μɹ ᘵψ Ԡሎ 大井照氏第 3 代総長山岡萬之助の実弟小坂早五郎の令孫が所蔵する写真アルバムにはドイツ留学中の山岡の写真が若干含まれていますここではその内の 1 枚を紹介します山岡は明治 39 1906 年 8 月から 42 年 12 月まで日本大学から刑法刑事訴訟法の研究司法省から登記事務取調べを命ぜられミュンヘン大学ライプチヒ大学

比較文明史にも新境地を開いています他方実業家としても両羽銀行現山形銀行頭取日本銀行参与政治家としては貴族院議員を務めるなど多方面に活躍しています本郷は東京帝国大学農科大学及び千葉県立高等園芸学校現千葉大学園芸学部で教鞭をとった造園学者で日比谷公園の設計明治神宮外苑の造営にも携わり近代造園学の形成に貢献しています安田稔は小山正太郎の不同舎東

7 ᅥ μɹ ᘵψ Ԡሎ 大井照氏第 3 代総長山岡萬之助の実弟小坂早五郎の令孫が所蔵する写真アルバムにはドイツ留学中の山岡の写真が若干含まれていますここではその内の 1 枚を紹介します山岡は明治年 8 月から 42 年 12 月まで日本大学から刑法刑事訴訟法の研究司法省から登記事務取調べを命ぜられミュンヘン大学ライプチヒ大学ベルリン大学で学んでいま留学生との写真大井照氏所蔵左から安田稔三浦新七本郷高徳山岡萬之助す日本大学最初の留学生でしたこの写真はドイツで撮影されたもので三浦君送別ニ際シ撮影四十年四月七日山岡萬之助本郷高徳安田稔と記されています三浦君とは三浦新七のことです三浦は東京商科大学現一橋大学学長を務めた学者で経済学を専門とし比較文明史にも新境地を開いています他方実業家としても両羽銀行現山形銀行頭取日本銀行参与政治家としては貴族院議員を務めるなど多方面に活躍しています本郷は東京帝国大学農科大学及び千葉県立高等園芸学校現千葉大学園芸学部で教鞭をとった造園学者で日比谷公園の設計明治神宮外苑の造営にも携わり近代造園学の形成に貢献しています安田稔は小山正太郎の不同舎東京美術学校で学んだ洋画家で代表的作品として明治神宮外苑聖徳記念絵画館の壁画樺太国境画定があります本郷の吾が七十年神園第 8 号明治神宮国際神道文化研究所によると山岡と本郷は日本郵船博多丸に同船しドイツに向かっていますドイツで親交のあった留学生として山岡とともに三浦安田らの名前も記されていますミュンヘンはベルリンに次いで日本人が多く時折日本食を囲んで留学生らの集まりが持たれていたことも述べられています本郷はミュンヘン大学で造林学を修め安田はミュンヘンの美術学校に通っていますが山岡と三浦はミュンヘン大学ライプチヒ大学など複数の大学で学んでいます山岡は明治 40 年のミュンヘン大学夏期授業を受けていることが確認できることからこの写真は三浦が山岡より一足早くミュンヘンを離れる際に撮影されたものではないかと思われます山岡はライプチヒ大学でドクトルユリス法学博士の学位を取得していますが留学中の活動について詳しいことは分っていませんこの写真はその一端写真のメモ書きを知ることができる資料といえましょう小松 7

8 TEL FAX TEL FAX

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx

Microsoft Word - 医療学科AP(0613修正マスタ).docx 医療情報学部医療情報学科入学者受入れの方針 ( アドミッションポリシー ) 医療情報学部医療情報学科診療情報管理専攻卒業認定学位授与の方針 ( ディプロマポリシー ) で定めている育成すべき人材像を実現するため及び教育課程編成実施の方針 ( カリキュラムポリシー ) に定める教育を受けるために高等学校等での学びや諸活動資格検定試験等で得た基礎学力基礎知識語学力読解力論理的思考力及び主体的に学ぶ意欲等を身に付け