Microsoft Word - SF-2050Mクイックマニュアル

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あきおてっちがわら
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1 SF-2050M受信機向けソフトウエア (StarUtil Software) ソフトウエア使用前の注意事項今回お使い頂くソフトウエアは原則としてCOM2と接続して受信機の設定を行ったり受信機から出力される生データをソフト上において表示させる為に使用するものとします設定項目 StarUtilソフトウエアには下記の項目に分かれて構成されております ①File: 生データをロギング

1 1 SF-2050M受信機向けソフトウエア (StarUtil Software) ソフトウエア使用前の注意事項今回お使い頂くソフトウエアは原則としてCOM2と接続して受信機の設定を行ったり受信機から出力される生データをソフト上において表示させる為に使用するものとします設定項目 StarUtilソフトウエアには下記の項目に分かれて構成されております ①File: 生データをロギング ②PC Port: 受信機との接続や切断 ③Receiver: 生データテキストデータ出力設定パラメータ設定アルマナックファイル作成 ③-① Receiver->Messages ③-② Receiver->Setup ③-③ Receiver->Commands ④View: リアルタイムによる複数の測位結果や受信状況を表示 ④-① View->Channel Status ④-② View->Solution Plot ④-③ View->Solution ④-④ View->LBM License Status ④-⑤ View->LBM DSP Status ⑤Tools: この機能は無視してください ⑥Help: この機能も無視してください

2 ① (File) 生データ収録方法 Fileの下の階層に Log Data to File がありますクリックすると右のFig1が表示されます

Apply をクリックする事をお薦めします Apply を押さずに Start Log を押す事により1つのファイルで連続して生データが蓄積するようになり分割してファイルを

dat)を収録する時には Start Log を押す事により Activities に表示が出ます収録時には Stop Log を押し終了します Fig1 Log Data

2 2 ① (File) 生データ収録方法 Fileの下の階層に Log Data to File がありますクリックすると右のFig1が表示されます連続してデータを収録する際には Logging Name にファイル名を設定します保存先は Directory の右のアイコムをクリックして保存先を指定して下さい設定後 Apply をクリックする事をお薦めします Apply を押さずに Start Log を押す事により1つのファイルで連続して生データが蓄積するようになり分割してファイルを作成されません Apply ボタンによりGMT時刻に沿ってファイルを日付け毎に作成致します生データ(*.dat)を収録する時には Start Log を押す事により Activities に表示が出ます収録時には Stop Log を押し終了します Fig1 Log Data to File ② (PC Port) 受信機の接続/切断方法 Configure PC Com port をクリックすると通信ポート通信レートなどの設定が表示されますどの通信レートに設定しても自動的にそのポートに合わせるようにソフトウエア( StarUtil)的に対応されております

3 ③ (Receiver) 受信機のパラメータ設定方法 ③-① Messages->NCT

3 3 ③ (Receiver) 受信機のパラメータ設定方法 ③-① Messages->NCT Output Fig2 生データ出力 Fig3 テキストデータ出力 Messages をクリックし NCT Output を選択すると Fig2 が表示されますディフォルト設定では B0,B1,86,などが其々 On Charge と言うレートで設定済みです出力レートを 1Hz 以上に設定するには各出力項目の Rate の欄の右クリックし Other の Special Value にて 10Hz(0.1 と入力)などを設定してください現段階では 10Hz よりも高速でデータ収録を行った場合衛星に応じた出力生データ RS２３２C データ伝送の限界を超える可能性があります従って 10Hz 以内での生データ出力をお薦めします

4 Fig3は NMEAデータを出力したい時に設定する場所です Navcom製品では下記のNMEA センテンスを出力する事が可能です ALM アルマナックデータ GGA Global Positioning System

選択後は Save in NVRAM Apply をクリックして OK です ③-② Setup -> Rover/Tracking and Navigation Fig4: Setup 表示 Fig5:

受信機のパラメータ設定になります Elevation mask:仰角設定です通常 10度以上に設定しておいて下さい Navigation rate:位置出力レートです最大25Hzまで出力できます 10Hz Max推奨 Min

4 4 Fig3は NMEAデータを出力したい時に設定する場所です Navcom製品では下記のNMEA センテンスを出力する事が可能です ALM アルマナックデータ GGA Global Positioning System 位置データ GLL 地理的位置-緯度/経度 GSA GNSS DO P 及び有効な衛星 GST GNSS 擬似距離エラー統計 GSV GNSS 衛星 RMC 最低推奨 GNSS データ VTG 方向と速度 ZDA 時間日付け選択後は Save in NVRAM Apply をクリックして OK です ③-② Setup -> Rover/Tracking and Navigation Fig4: Setup 表示 Fig5: Rover/Navigation & Tracking Setup 表示 Fig4は Setup表示を示しております Rover/Navigation & Tracking Setup Fig5 のスクリーンでは受信機のパラメータ設定になります Elevation mask:仰角設定です通常 10度以上に設定しておいて下さい Navigation rate:位置出力レートです最大25Hzまで出力できます 10Hz Max推奨 Min SVs for solution:最小衛星数により位置を計算します最低4衛星により3次元測位計算 Max PDOP for solution:最大pdop値の設定場所です Max dgps age:最大ディファレンシャルgps測位演算によるage値ディフォルト値 300秒

5 Required dgps for solution: No の際には単独測位でも位置を出力します Yes の場合には DGPSモードのみ位置が出力されます Navigation mode: RTCM-104 inpout 従来のDGPSやRTKの補正情報 RTCM 入力 WCT input Wide Area Correction Transform補正情報入力

5 5 Required dgps for solution: No の際には単独測位でも位置を出力します Yes の場合には DGPSモードのみ位置が出力されます Navigation mode: RTCM-104 inpout 従来のDGPSやRTKの補正情報 RTCM 入力 WCT input Wide Area Correction Transform補正情報入力 SBAS[WAAS,EGNOS] 衛星補強システムによる補正情報入力 RTG input Real Time Gypsyによる補正情報入力 RTK correction format -RTK RTKを使用する際にはここをクリック -CMR CMRフォーマットを入力 -RTCM RTK RTCMによる補正情報入力 -Ignore all RTKを使用しない時にはここをクリック StarFireによる補正情報を利用した広域型WADGPSシステムを用いる際には WCTとRTG を使用して下さい尚日本列島から離れてSBASなどが受信できる地域に移動される場合には SBASも使用して下さい ③-③Setup->Ports Fig6 はポートの設定になります Control, Data は PortB より出力させて常時コントロール制御を COM2 より行ってください NMEA データは PortA COM1 より出力させる設定にして下さい StarFire サービスを利用した測位計算を行う際には RTCM CMR.out や CMR.in などにはくれぐれも触れないで下さい Fig6 Ports 必ずここをクリックして下さい

6 ④ (View) 測位結果や受信状況を表示方法 View の下の階層には左図のような項目が表示できますその中でも特に下記の項目を重点に考慮してください 86: Channel Status - 各受信衛星の仰角方位角 CA P2 dgps などが表示されます正常の場合は State が 255 となります数字が変動している時にはトラッキング状況に暫く時間

す D5: LBM DSP status - SF Signal C/No は StarFire 信号強度を示します安定している時には数字が 10 付近になるかと思います ④-① View -> 86 Channel Status Fig7 ではトラッキングをしている全衛星番号に伴う情報をリアルタイムで表示させます可視衛星数 SV visible に対してトラッキングし

6 6 ④ (View) 測位結果や受信状況を表示方法 View の下の階層には左図のような項目が表示できますその中でも特に下記の項目を重点に考慮してください 86: Channel Status - 各受信衛星の仰角方位角 CA P2 dgps などが表示されます正常の場合は State が 255 となります数字が変動している時にはトラッキング状況に暫く時間がかかるかと思います B1: Solution Plot - 水平分散プロットを示します B0: Solution - 測位演算 DOP 速度モード AGE などが表示されます D1: LBM License Status - 通信衛星より受信する StarFire 信号の利用可能期間が表示されます契約を更新する事により利用可能です Land が陸上用で ALL が陸上と海上用となります D5: LBM DSP status - SF Signal C/No は StarFire 信号強度を示します安定している時には数字が 10 付近になるかと思います ④-① View -> 86 Channel Status Fig7 ではトラッキングをしている全衛星番号に伴う情報をリアルタイムで表示させます可視衛星数 SV visible に対してトラッキングしている衛星数(Tracked)と位置計算に使用している衛星数(Used)などの情報も上部にて表示されます Ch チャンネル番号(10GPS ２SBAS 対応) SV 衛星番号 State 衛星の状態 255 が衛星のトラッキングがロックされている状態 Elev 仰角 Azim 方位角 CA C/A コードの信号対雑音比[db*Hz] P2 P コドの信号対雑音比[db*Hz] DGPS age ディファレンシャルの AGE 値 Fig7 Channel Status

7 ④-②View-> Solution Plot Fig8 では水平分散図を表示します中心ポイントを設定する際には ①をクリックして下さいズームする際には ②をクリックしズームアウトの場合には ③をクリックして下さいプロット点を削除したい場合やスクリーンをキャプチャーしたい時には ④や⑤をそれぞれクリックして下さいこの画面を見ながら衛星数や測位モードなどを把握できます

必要に応じて度度分度分秒などに切り替えが可能です高さ方向も単位がメータとフィートの 2 つの選択があります ② に関しましては８ 12 秒位が通常の値になります (RTG 受信時) ③ に関しましては下記のモードに分かれております 1: Code (RTCM Type 1 and 9) 2:Code, Single Frequency (WAAS) 3:Code, Dual

7 7 ④-②View-> Solution Plot Fig8 では水平分散図を表示します中心ポイントを設定する際には ①をクリックして下さいズームする際には ②をクリックしズームアウトの場合には ③をクリックして下さいプロット点を削除したい場合やスクリーンをキャプチャーしたい時には ④や⑤をそれぞれクリックして下さいこの画面を見ながら衛星数や測位モードなどを把握できます ② ⑤ ④ Fig8 Solution Plot ③ ① ④-③View -> Solution Fig7 では測位計算の結果が表示されますここでは下記の項目が重要となります ① 位置情報緯度経度高さ ② Max dgps age ③ DGPS mode ④ One sigma error estimate ① に関しましては WGS84 系による位置情報を表示しております必要に応じて度度分度分秒などに切り替えが可能です高さ方向も単位がメータとフィートの 2 つの選択があります ② に関しましては８ 12 秒位が通常の値になります (RTG 受信時) ③ に関しましては下記のモードに分かれております 1: Code (RTCM Type 1 and 9) 2:Code, Single Frequency (WAAS) 3:Code, Dual Frequency (WAAS) 4: Code, Single Frequency (WCT) 5: Code/RCP, Dual Frequency (WCT) 6: Code, Single Frequency (RTG) 7 9: Reserve 10: Code (RTCM Type 1 and 9) Dual Frequency SV s only 11: Code/RCP, Dual Frequency (RTG) その他までの表示は RTK 関連となりますモードが RTG Dual 11 になった時 StarFire の測位精度が時間の経過に伴い向上していきます ④に関しましては１σの値です Fig9 Solution Plot

8 ④-④ View-> LBM License Status View-> LBM DSP Status Fig8 は受信機に StarFire 通信サービス利用期限コードを入力した際の表示図です例えは陸上サービスを１年間契約した場合 12/19/2002 12/25/2003 までのような期間と言

ここに表示してあるシリアルナンバーは受信機のシリアル番号と異なりますので御注意ください Fig10 LBM License Status ④-⑤ View->LBM License Status Fig11 においては SF Signal C/NO 値を参考にして下さい通常正常の値が 8 10 位になりますこれは

8 8 ④-④ View-> LBM License Status View-> LBM DSP Status Fig8 は受信機に StarFire 通信サービス利用期限コードを入力した際の表示図です例えは陸上サービスを１年間契約した場合 12/19/ /25/2003 までのような期間と言うように記述されユーザー様にも分かりやすいように LBM License Status スクリーンに表示しております通信サービスには主に 2 種類の契約方法があります１つは陸上サービスでもうひとつはワールドワイドサービス陸上海上含むです更新期間は最低 1 ヶ月から可能で最高 7 年まで連続で契約できますここに表示してあるシリアルナンバーは受信機のシリアル番号と異なりますので御注意ください Fig10 LBM License Status ④-⑤ View->LBM License Status Fig11 においては SF Signal C/NO 値を参考にして下さい通常正常の値が 8 10 位になりますこれはインマルサットより受信してくる StarFire の補正信号の信号強度を表しております万が一この画面上に数字が表示されない場合には Retrieve ボタンを押してくださいそれでも表示されない場合には Fig2 の画面上で右クリックし D3 と入力して On Change の設定にしてからもう一度確認してください Fig11 LBM DSP Status

9 トラブルシュート (Q) データの表示が更新しない時にはどのような設定を行えばよいですか (A) 電源を切ってみて再度入れ直してください万が一その作業を行っても無理のようでしたら下記のコマンドを入力してください Keyコマンド Receiver->Command->Key NV,-1 但しこのコマンドを入力すると設定コマンドが全てディフォルト値に戻りますもう

9 9 トラブルシュート (Q) データの表示が更新しない時にはどのような設定を行えばよいですか (A) 電源を切ってみて再度入れ直してください万が一その作業を行っても無理のようでしたら下記のコマンドを入力してください Keyコマンド Receiver->Command->Key NV,-1 但しこのコマンドを入力すると設定コマンドが全てディフォルト値に戻りますもう一度最初から設定を行うので御注意ください (Q) (A) NMEAがCOM2より出力してこない場合にはどのような手順を行えばよいですか Fig3を参照して下さいマウスをメッセージタイプの空白の場所に近づけて右クリックをして必要なセンテンスを抽出してくださいボーレートなどの設定に関しましては Fig4を参考にして下さい (Q) RTG DualからNon Differentialに切り替わってしまったその際測位フラグが何故単独に戻り精度が劣化してしまったのですか (A) インマルサットより5分 300エポック以上補正情報が途切れた際に単独測位に移行しますこの場合南西方向仰角40度付近の視通が確保された場所で再捕捉を試みてくださいもしくはライセンスが切れた事もありえますのでライセンスをご確認ください Fig8 (Q) LEDにあるLINKが点滅し点灯になりませんこの際にはどのような問題がありますでしょうか A LINKのステータスは下記の通りです LINK ステータス電源が OFF の時左記のように右から左へ点滅している時にはインマルサットからの信号をサーチしている時ですインマルサットからの信号強度が強い状態インマルサットからの信号強度が中程度の状態インマルサットからの信号強度が弱い状態

10 (Q) (A) (Q) 10 Solutionに表示されているSVs(衛星数)がしばしば０になる時はどのような意味でしょうか Receiver->Setup->Rover/Navigation & Tracking Setupにある Required dgps for solution を Yes にしているからです Yesは DGPS測位モードのみ位置情報を出力する設定です従って計算できない場合には使用している衛星数が2０表示されます DGPSモード及び単独でも測位モードにおいて位置情報を出力するには NO に設定してくださいアンテナケーブルなどに関してはどの位まで延長しても良いでしょうか (A) この件に関しましては弊社までお問合せくださいその他ご不明な点等がございましたら弊社まで御連絡くださいご連絡先国際営業技術部茶珎または斉藤国際営業部内田東京都新宿区新宿6-12-5松喜ビル４F TEL (03) FAX (03)

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Microsoft Word - M8P_miniEVKボードによるRTKマニュアル.docx M8P mini-evk ボードによる RTK マニュアル 2016/08/27 A 版 2016/09/03 目次 1. ハードウェアの接続及び設置... 1 2. 受信機の設定... 2 2.1 u-center 及び u-blox 受信機ドライバのインストール... 2 2.2 基準局受信機の設定... 3 2.3 移動局 ( ローバー ) 受信機の設定... 5 3. ソフトウェアの設定...