平成29年度「ジャパンサーチ（仮称）」利活用フォーマット検討成果物

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まれあうえや
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1 平成 29 年度ジャパンサーチ ( 仮称 ) 利活用フォーマット検討成果物平成 30 年 3 月

2 国立国会図書館平成 30 年 3 月国の分野横断統合ポータルジャパンサーチ ( 仮称 ) における利活用のためのメタデータフォーマットの検討結果について国立国会図書館は平成 29 年度に国の分野横断統合ポータルジャパンサーチ ( 仮称 ) における利活用のためのメタデータフォーマットの検討を行い次の資料を作成しました概念モデルと語彙検討報告書利活用メタデータフォーマット仕様案利活用メタデータフォーマット仕様案を用いたデータ例検討の支援作業をゼノンリミテッドパートナーズに委託しました検討にあたっては分野横断統合ポータルの連携候補等機関からメタデータの提供を受け上記資料作成の参考としましたまた当館職員外部有識者及び受託者からなる検討会を開催しましたそこでの議論から得られた知見は上記資料に反映されていますご協力いただいたみなさまに御礼申し上げます概念モデルと語彙検討報告書執筆者神崎正英 ( ゼノンリミテッドパートナーズ ) 検討会開催記録第 1 回平成 29 年 9 月 7 日 ( 木 ) 第 2 回平成 29 年 11 月 16 日 ( 木 ) 第 3 回平成 30 年 2 月 9 日 ( 金 ) 検討会に参加いただいた外部有識者 ( 五十音順敬称略 ) 嘉村哲郎 ( 東京藝術大学芸術情報センター ) 寺澤正直 ( 内閣府大臣官房公文書管理課 ) 村田良二 ( 東京国立博物館学芸企画部 ) 所属は平成 30 年 3 月現在

3 Xenon Limited Partners

4 EDM Linked Data

5 CHO CHO 1.2 2

6 2 (1) (2) 1 2 Europeana EDM FRBR 2.2 Scope 1 4 1: EDM EDM ORE Europeana Europeana 1 RDF SPARQL 2 JSON 3

7 3 ProvidedCHO Aggregation Aggregation Proxy 1 1: Europeana EDM URI 2.3 Europeana 1 Aggregation 4

8 EDM 2 3 Aggregation 4 ORE/EDM 5 6 2: NDL NDL NDL 7 3 ProvidedCHO 4 ORE Aggregation ResourceMap 5 EDM Proxy Aggregation 6 DPLA Aggregation sourceresource RDF originalrecord 7 Proxy NDL 4.3 Linked Data 5

9 JSON XML TSV REST API SPARQL JSON 10 3: URI HTML RDF 8 9 (I) 10 6

10 : F I S O [ ] - [ ] ISBN

11 3.1.1 creation EDM Proxy rdf:type rdf:type

12 Agent NDLA URI URI ID URI : : (1) (2) 13 ID URI URI URI URI sameas 14 Schema.org 9

13 : td: dct:temporal 10

14 sameas / 6 6: / DPLA dc:date edm:begin edm:end 18 dct:spatial 11

7: 3.2.6 NDLSH URI URI 19 3.2.7 ISBN NDL URN 20 URI 3.

15 7: NDLSH URI URI ISBN NDL URN 20 URI CiNii URI foaf:topic 20 12

16 ID ID ID 3. URI URI URI 13

17 1 / ID 8 8: ID 14

18 2 ADEAC ID ID 9 9: ID URI 3 NDL dcndl:seriestitle URI : 24 NDL URI URI 15

19 : urn:gen... urn:issn... Web Annotation Specic Resource source selector 27 CD 25 NDL URI Web of Science CiNii Web Annotation 16

20 EDM Aggregation URL 28 URI URI URL IIIF URL URI URI URI CC URL EDM Aggregation EDM dataprovider Aggregation URL 32 JSON JSON 33 CC0 17

21 : : 34 e RDF 18

22 3.3.4 URI 35 CC IIIF 35 CC0 19

23 Dublin Core Schema.org BIBFRAME 3. DC-NDL * BIBFRAME extent dimensions basematerial appliedmaterial bookformat Dublin Core title spatial temporal coverage Schema.org name DC title spatial temporal Dataset CreativeWork W3C Schema Architypes physicaldescription 20

24 3: Dublin Core schema BIBFRAME F I S O rdf:type rdf:type rdf:type - - rdfs:label rdfs:label rdfs:label - - title name title - contribution - (+role) contributor contributor - creator creator - publisher publisher (provisionactivity - + agent) - spatial* location* place - - temporal* temporal* - created datecreated creationdate - subject about subject - identifier identifier identifiedby - language inlanguage language - image - - description description - ispartof ispartof partof provider - related url relatedto rights license - - identifier identifier identifiedby provider distribution related url relatedto modified datemodified changedate Schema.org Schema.org W3C Schema Bib Extend VIAF WorldCat LD Schema Architypes 21

25 4.2 Schema.org Role BIBFRAME contribution role agent Schema.org Role Schema.org BIBFRAME v: Schema.org schema: 4 4: v:contribution v:relationtype schema:agent schema:description schema:url v:temporal v:relationtype v:temporalvalue v:era schema:description v:spatial v:relationtype v:spatialvalue schema:description v:partof v:relationtype v:source v:selector schema:description Schema.org Role relationtype relationtype description 22

26 : v:accessinfo schema:provider v:contentholder schema:url v:digitalobject URI schema:license v:contentrights v:contentid schema:description v:sourceinfo schema:provider schema:url v:sourcedata RDF rdfs:seealso schema:description schema:datemodified Schema.org Service 37 content Schema.org Dataset 38 Linked Data rdfs:seealso 39 schema:url URL schema:image 38 1 schema:dataset 2.3 EDM Proxy 39 Linked Data 40 schema:url URL EDM isshownat WebResource 23

27 relationtype skos:concept NDLSH URI URI URI URI 4.5 Linked Data Linked Data URI LD Web NDLA VIAF DBpedia NDLA DBpedia URI 41 RDF 24

28 RDF.. URI #work 4.6 RDF Dublin Core 25

29 5 5.1 URI URI ID URI URI URI URI schema:description ID ID URI URI URL URL URI 1 26

30 URI NDLA URI ID URI DBpedia Europeana GUI REST API SPARQL RDF REST API SPARQL RDB R2RML RDF 27

31 Europeana Europeana Europeana Publishing Guide Europeana 4. OK EDM 10 title description language type TEXT, IMAGE, SOUND, VIDEO, 3D subject, type, temporal, spatial edm:ugc true dataprovider Europeana provider URL 1 DL URL isshownby URL isshownat rights URI Semantic Enrichment DBpedia GeoNames LOD Europeana Proxy EDM Proxy 28

32 5.3.2 DPLA DPLA Aggregation SourceResource Dublin Core EDM isshownat provider 14 14: DPLA originalrecord Dublin Core MODS MARC XML DPLA VIAF GeoNames LOD URI DPLA Aggregation isshownat URL preview URL provider rights SourceResource title rights 29

33 rights SourceResource ispartof creator date description format language spatial publisher type OAI-PMH TSV XML 30

34 分野横断統合プラットフォームのメタデータフォーマット仕様 ( 案 ) 利者タスクに対応して整理した分野横断モデルのデータ ( 共通アーカイブ情報 ) を記述するためのプロパティを定義する利者の発タスクを容易にするためにはプロパティ項は単純であることが望ましいで識別や選択タスクのためにはプロパティは適切な詳細度が必要であるそこで (1) 基本的な記述には単純なプロパティをいるとともに (2) いつどこでだれが ( および上位コンテンツ ) について提供データの詳細を構造化記述するプロパティを併する (3) またコンテンツの提供情報とソースデータ情報の関係を整理しそれぞれを構造化する以下の出しに挙げるプロパティは共通アーカイブ情報を主語にした記述にいる接頭辞 rdf: rdfs: schema: はそれぞれ RDF RDF スキーマ Schema.org の名前空間 v: は本仕様案で独に定義する語彙を表す 1 基本記述プロパティデータモデルの予備知識無しに利できるシンプルな記述のため Schema.org 語彙を中にした基本記述プロパティを定める 1.1 基本的な型と識別 rdf:type 説明書絵図声芸などのコンテンツの基本区分に相当する基本情報共通アーカイブ情報型のサブクラスとして扱う値 URI( 別途分野横断統合プラットフォームで定義する基本タイプをいる ) rdfs:label 説明値覧などに表しコンテンツを識別する名前提供されない場合は ID などから成する語タグはいない字列 schema:name 説明タイトル別名読みなど検索対象とする名前読み英語名称は語タグで区別する同じ語タグの名前が複数ある場合リテラル値が rdfs:label と致しないものは別名に相当する値字列 ( 必要に応じて語タグ付き ) schema:identifier 説明値 ISBNなど広く共有されている識別字列 ( 導句もしくはデータ型付きあるいはURN) RDFグラフにおいては共通情報に対応するコンテンツは共通情報 URIに #workを加えて識別しそこからfoaf:isPrimaryTopicOf( 要検討 ) で共通情報と関連付ける ( 項の複雑化を避けるため当は共通情報のプロパティとはしない ) 1

35 1.2 いつどこでだれがの汎記述次のプロパティは制作発などの役割の違いを区別しない汎プロパティとし役割をす構造化記述とセットでいる schema:contributor 説明コンテンツに寄与した / 組織出演者等も含む creator publisher を構造化記述 : 寄与者 [ 関係 = 制作出版 ] のショートカットとして記述した場合はこの contributor は省略する値 URI(v:contribution の schema:agent 値と致 ) schema:temporal 説明コンテンツの制作出版内容などに関する時間時間の意味の違いは構造化プロパティで判断する値 URI(v:temporal の v:temporalvalue 値と致 ) schema:spatial 説明コンテンツの制作出版内容などに関する場所場所の意味の違いは構造化プロパティで判断する値 URI(v:spatial の v:spatialvalue 値と致 ) 1.3 慣的なプロパティだれがいつについて多くのスキーマでいられる項 ( 役割 ) は個別プロパティを意し可能な範囲で併記するものとする schema:creator 説明作品制作の中となった / 組織構造化記述 : 寄与者 [ 関係 = 制作 ] のショートカットとして位置づける値 URI(v:contribution の schema:agent 値と致 ) schema:publisher 説明出版者製作会社配給など構造化記述 : 寄与者 [ 関係 = 出版 ] 相当のショートカットとして位置づける値 URI(v:contribution の schema:agent 値と致 ) schema:datecreated 説明値制作時の時間リテラル構造化記述 : 時間 [ 関係 = 制作 ] のリテラル値字列 schema:datepublished 説明値出版発時の時間リテラル構造化記述 : 時間 [ 関係 = 出版 ] 相当のリテラル値字列 2

36 1.4 識別と選択次のプロパティは主として識別選択のためにい構造化記述の対象としない ( 上位コンテンツはコンテンツ内ページなど部分指定が必要な場合は構造化記述と併しても良い ) schema:about 説明値主題分類区分 ( キーワード含む ) 主題や内容のジャンル指定区分など共通認識があり検索結果の絞込などに利できる語 URI( 典拠 URI もしくは特別名前空間によるキーワード URI) schema:inlanguage 説明値作品の記述語 URI(id.loc.govによるISO639-2のURI) schema:image 説明値コンテンツの特徴を確認するための画像提供元の画像とは別に統合プラットフォームが定サイズの画像を複製して保管する URI Europeanaでも詳細情報ページのサムネイル(400px 幅 ) は独に保存している模様 schema:description 説明簡潔な説明ほか個別項に収録できないが有益な情報値字列 ( 元項名を導句として加えた値 ) schema:ispartof 説明上位コンテンツコレクションなどへのリンク値 URI(v:partOfのv:source 値と致 ) 2 構造化記述プロパティ基本プロパティで記述した内容についてより詳細な情報を提供するため並して構造化記述のプロパティを意する構造化記述プロパティの値は空ノードとしその空ノードに構造化値ですプロパティを記述する relationtype の値は制作発など標準的なものはあらかじめ定義してい同じ役割のいつどこでだれがを結び付けられるようにするなおこの構造化記述および次の提供ソース情報記述については参考として Turtle 構によるプロパティの例をす値の記述にいている接頭辞は便宜的に付与した仮のものである 3

37 2.1 v:contribution 説明構造化値寄与関係 : 制作に関与した / 組織の関係 v:relationtype 寄与のタイプ領域を超えて般化できる制作編集翻訳など URI schema:agent 寄与した物団体典拠 URI/ID などから成する URI schema:description schema:url 関連リンク URI 領域固有の役割名キャストの配役など補記述字列物団体の名前は典拠 URI から辿ることができるようにする :id3919 schema:name " 朝のあたる家 "@ja ; schema:creator dbpedia: 太隆 ; v:contribution [ schema:agent dbpedia: 太隆 ; v:relationtype d: 制作 ; schema:description " 監督 " ] v:temporal 説明時間関係 : 作成公開発主題などコンテンツに関する時間 v:relationtype 時間関係のタイプ制作主題など URI 構造化値 v:temporalvalue v:era schema:description 時間関係における時間 ( 範囲 ) をす暦年単位で正規化した URI 時間関係における時代をす時間オントロジーで定義する URI ほか補情報字列 :id schema:name " 絹本淡彩鷹泉像渡辺崋筆 / "@ja ; schema:temporal td:1837 ; v:temporal [ v:era te: 江時代 ; v:temporalvalue td:1837 ]... td:1837 schema:name " 天保 8 年 " ;... te: 江時代 schema:name: " 江時代 ", " 年 " ; owl:sameas td:1615_1869 ;... 4

38 2.3 v:spatial 説明場所関係 : 作成公開主題などコンテンツに関係する場所地域 v:relationtype 場所関係のタイプ制作主題など URI 構造化値 v:spatialvalue schema:description 場所関係における場所をす国 / 都道府県レベルで正規化した URI より詳細な地名住所など補記述字列 schema:geo 緯度経度などの位置情報 schema:geocoordinates :id schema:name: "Phtheochroa pistrinana"@en, " セジロホソハマキ "@ja ; schema:spatial d: 静岡県 ; v:spatial [ v:spatialvalue d: 静岡県 ; v:relationtype d: 採集 ; schema:description " 採集場所 : 都道府県 ( 本語 ): 静岡県 ", " 採集場所 : 詳細 ( 本語 ): 梨本南伊 " ] v:partof 説明上位コンテンツとの関係 ( 掲載誌のページ ) などを記述する v:relationtype 上位コンテンツとの関係のタイプ掲載など URI 構造化値 v:source 上位コンテンツ関係における上位コンテンツ本体をす URI v:selector 上位コンテンツ内の特定部分をす字列 schema:description 補記述字列上位コンテンツの部 ( ページ ) が対象であることをす必要がある場合に構造化する :idi schema:name " ひらがな本美術史 (82) ルネサンスになる前のもの -- 喜多川歌麿筆婦相學躰ポッピンを吹く娘 "@ja ; schema:ispartof m: 芸術新潮 ; v:partof [ v:source m: 芸術新潮 ; v:relationtype d: 掲載 ; v:selector " 掲載ページ : " ]... m: 芸術新潮 schema:name: " 芸術新潮 2001 年 12 号 ", schema:description " 巻 :52", " 号 :12", " 通号 :624" ; schema:ispartof dbpedia: 芸術新潮 ;... 5

39 3 提供ソース情報記述プロパティコンテンツの提供アクセス情報とソースデータ情報の関係を構造化して記述する 3.1 v:accessinfo 説明構造化値コンテンツの提供アクセスに関する情報 schema:provider コンテンツ ( に関する情報 ) の提供者別テーブルで管理する識別 URI v:contentholder コンテンツの保管者 ( 提供者と別の場合 ) URI schema:url コンテンツの紹介ページやアクセス情報が記載されたページ URI v:digitalobject v:contentrights v:contentid schema:description コンテンツのデジタル画像声動画など全てライセンス情報を持つ URI コンテンツの権利記述字列提供元が付与する識別字列補記述字列提供者の URI は別テーブルで管理し提供者の画像のデフォルトライセンスなどを記述する url digitalobject の値にはさらにそれを主語として画像声などの型 (rdf:type) を付与する可能であればフォーマット (schema:fileformat) もしたいが提供情報の範囲では難しいかもしれないデジタル画像声動画などを主語として schema:license でそのライセンスを記述する :id12247 schema:name " 絵唐花福寿反 "@ja ; v:accessinfo [ schema:provider dbpedia: 九州国博物館 ; schema:description " 機関管理番号 :G51" ; v:digitalobject < ; schema:url < ] ;... < a dcmitypes:image ; schema:license < ;... 6

40 3.2 v:sourceinfo 説明構造化値収集したデータ及びその提供元に関する情報 schema:provider ソース情報の提供者 ( アグリゲータ ) 別テーブルで管理する識別 URI schema:url 集約元情報の公開ページ URI v:sourcedata プラットフォームが保持提供するソースデータ URI rdfs:seealso ソース情報が RDF である場合 URI schema:description schema:datemodified 補記述字列収集元データの更新もしくは収集付型提供者の URI は提供アクセス情報と同じテーブルで管理する v:sourceinfo [ schema:provider < ; schema:url < ; schema:datemodified " " ; v:sourcedata < ] 7

WebAPI 及びデータフォーマット (DC-NDL) の概要国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課 1

WebAPI 及びデータフォーマット (DC-NDL) の概要国立国会図書館電子情報部電子情報サービス課 1 内容 I. 国立国会図書館サーチとの連携方式 II. 国立国会図書館サーチへ提供いただくメタデータ方式 2 I. 国立国会図書館サーチとの連携方式 3 国立国会図書館サーチ (NDL サーチ ) とは多彩な検索支援多様なルート多様な検索対象 4 外部提供インタフェース (API)