J. Jpn. Acad. Nurs. Sci. 37: 234–243 (2017)

Size: px
Start display at page:

Download "J. Jpn. Acad. Nurs. Sci. 37: 234–243 (2017)"

Transcription

1 日本看護科学会誌 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, pp , 2017 DOI: /jans 原 著 12 脳神経を除く全身に焦点をあてて Delphi Study on the Required Physical-Assessment Level of Stroke Patients by Nurses Part 2: Focus on Examination of Entire Body Except Cranial Nerves 加藤広美 1), *, 山内豊明 2) Hiromi Kato, Toyoaki Yamauchi キーワード : フィジカルアセスメント, デルファイ法, 脳卒中患者, 看護 Key words:physical assessment, Delphi study, stroke patients, nursing Abstract Purpose: The aim of this study was to clarify the examination skills required for whole-body physical assessment except cranial nerves of stroke patients, and the item-assessment level in the acute and recovery phases of stroke that is regarded as being essential by Certified Nurses in Stroke Rehabilitation Nursing (SRN). Method: The Delphi method was used for this quantitative descriptive study. A newly developed, self-administered questionnaire was distributed by mail to 126 stroke-rehabilitation certified nurses, from whom an expert panel was organized. The questionnaire consisted of 98 items regarding physical examination except for cranial nerves during the acute and recovery phases of stroke. An established consensus was defined based on 51% agreement on the results of the third survey. Results: Participants included consented candidates that totaled 126, with responses from 105 for the first round, 86 for the second round, and 87 for the third round. The nurses reached a practice-level consensus on 62 acute- and 56 recovery-phase items. Furthermore, an assessmentlevel consensus was reached for 32 acute- and 34 recovery-phase items. Discussion: The selected skills of practice-level items suggested the physical assessment of stroke patients, and degree and presence or absence of dysfunction associated with stroke onset as fields of exploration to determine self-care ability. 要 旨 目的 : 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 ( 以下 SRN) が活用の必要性を認識している, 脳卒中患者に対する 12 脳神経を除いた全身のフィジカルアセスメント項目を明らかにし, 臨床現場において望まれる実施到達度とその項目について検討することである. 受付日 :2016 年 11 月 16 日受理日 :2017 年 6 月 23 日 1) 日本赤十字豊田看護大学看護学科 Japanese Red Cross Toyota College of Nursing 2) 名古屋大学大学院医学系研究科看護学専攻 Graduate School of Medicine, Nagoya University * h-kato@rctoyota.ac.jp 2017 Japan Academy of Nursing Science 234 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

2 方法 : デルファイ法を用いて, 全国の SRN126 名に郵送で質問紙調査を 3 回行った. 内容的妥当性と信頼性を検討した上で診査 98 項目を調査し, コンセンサスを示す同意率は 51% に設定した. 結果 : 参加同意者は 126 名で, 第 1 回調査 105 名 第 2 回調査 86 名 第 3 回調査 87 名から返信があり, 実践レベルでは急性期 62 項目 回復期 56 項目, アセスメントレベルでは急性期 32 項目 回復期 34 項目がコンセンサスを得た. 結論 : 実践レベルの実施到達度が必要とされる項目は, 脳卒中の発症に伴う機能障害の有無と程度, セルフケア能力をその場で看護師が判断すべき診査項目であることが示唆された. Ⅰ. 諸言 フィジカルアセスメントとは, 患者の症状や徴候から情報を収集し, 必要に応じて視診や触診, 聴診, 打診を行い, 患者の状態を判断することである ( 山内, 2011). 医療の高度化や急速な高齢化, 在宅への移行に伴い, 看護師の判断力への期待が高まっている中で, フィジカルアセスメントは看護実践力を強化する上で必須の技術であり, 多くの大学で必修科目となっている一方, 単位数や時間, 教授方法は様々である ( 篠崎 山内,2006). 看護基礎教育で実施されているフィジカルアセスメント教育は, 系統別に行われていることが多い ( 角濱,2010; 太田ら,2010; 澁谷ら,2010). しかし, 滝島 (2011) は系統別の枠組みでのフィジカルアセスメント教育を受けた新人看護師がフィジカルアセスメントをあまり活用できていないことを明らかにしており, 鈴木 遠藤 (2012) は看護基礎教育で行われているフィジカルアセスメント教育の内容の一部しか臨床では実践されていないことを明らかにしている. また, 高橋ら (2013) の研究においても, 看護系大学におけるフィジカルアセスメントには, 実技演習が必要不可欠な項目と知識の習得で十分と考えられる項目があることが示唆されており, 現在もなおその教授方法について検討が必要であることが言える. つまり, 看護基礎教育での教育到達点と, より実践に応用できる教授方法を明らかにすることが求められている. しかし, 看護師が行うフィジカルアセスメントには, 患者の年齢や疾患 病態など多くの影響因子がある. そのため我々は, 平成 20 年の入院受療率が最も多かった脳卒中 ( 厚生労働省,2010) に焦点をあて, 脳卒中患者に必要なフィジカルアセスメントについて, 第 1 報としてまずは 12 脳神経に関するフィジカルイグザミネーション 40 項目について検討した. その結果, 看護師が臨床場面でフィジカルイグザミネーションを行い正常 異常の判断をすることが必要な項目と, 他職種からフィジカルイグザミネーションの結果を得ること が可能であると考えられる項目, つまり各項目の実施到達度が明らかになった ( 加藤 山内,2015). これにより, 看護基礎教育の中で実技演習が必要な項目と知識習得で十分である項目, つまり教育到達点について示唆を得ることができた. しかし, 看護師は疾病と生活の両面から患者の状態を捉える必要があり,12 脳神経の診査のみでは, 生活の影響に関するフィジカルアセスメントが十分であるとは言えない. 従って,12 脳神経以外のフィジカルイグザミネーションにも焦点をあて, 脳卒中患者に必要なフィジカルアセスメントについてさらに検討する必要がある. 第 1 報に続いてこの研究を行うことで, 脳卒中を発症したことによる生活への影響をふまえた脳卒中患者に必要なフィジカルアセスメントを明らかにできると考える. これは看護師の実践力強化に繋がると共に, 看護基礎教育での教授方法への 1 つの示唆になると考える. Ⅱ. 研究目的 本研究の目的は, 脳卒中患者に必要な 12 脳神経を除く全身のフィジカルアセスメントを明らかにし, 臨床現場において望まれる実施到達度とその項目について検討することである. Ⅲ. 研究方法 1. 研究デザイン 研究デザインは, コンセンサス メソッドのひとつであるデルファイ法を用いた. デルファイ法は 調査 - 分析 -フィードバック- 調査 というように回収した調査結果を提示した上で, 同一の対象者 ( パネリストと呼ぶ ) に質問紙調査を実施することにより, 意見の集約を行う方法である (Polit & Beck, 2008/2010). 2. 調査対象者デルファイ法ではパネリストにその調査の専門家を 235 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

3 選定しなければ, 信頼性を確保することができない (Polit & Beck, 2008/2010). 従って, 本研究のパネリストは脳卒中看護のスペシャリストである, 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師とした. 平成 25 年 6 月 1 日において日本看護協会 (2013) ホームページに所属施設と氏名が公表されている脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を研究対象者と設定し, 該当する看護師 280 名が在籍する全ての所属施設 (244 施設 ) に向けて, 看護部長宛てに研究協力依頼を行った. 研究協力承諾書の署名と返信をもって研究協力の同意が得られたとみなし, 研究協力に承諾された 129 施設 (52.8%)( 所属している脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は 145 名 ) に対し, 看護部長より研究対象者に, 研究参加の依頼を行った. 同意書の署名と返信をもって研究参加に同意が得られたとみなした. 3. 倫理的配慮調査対象者の権利を守るために, 研究説明書において, 研究の目的, デルファイ法の方法, 調査への参加は自由であること, また調査期間中のいずれの時点でも同意を撤回することが可能であり, 同意の撤回となる場合についても対象者はなんら不利益を生じることはないこと, 研究結果公表時の匿名性の確保を説明した. 本研究は名古屋大学大学院医学系研究科生命倫理審査委員会の承諾を得て実施した ( 承認番号 ). 4. 質問紙の概略質問紙は独自で作成したものを使用した. 脳卒中看護に必要と考えられるフィジカルアセスメントが含まれる項目を, フィジカルアセスメントに関連する参考書 10 冊 (Barkauskas et al., 1994/1998;Bickley, 2007/ 2008; 藤崎 伴,2001; 松尾ら,2011; 三上ら,2010; 村上 堺,2010; 小野田ら,2004; 山内,2011; 横山 石川,2005; 横山,2011) で共通に掲載されている項目から抽出した. それをもとに,2010 年 ( 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の認定開始年 ) に認定を取得した 3 名の脳卒中リハビリテーション看護認定看護師にインタビューを実施し, 質問項目の過不足や内容的妥当性を検討の上, 一般状態 呼吸 循環 腹部 話す, 摂食嚥下 身体を動かす 高次脳機能の 7 つのカテゴリーに分類される 86 項目を抽出した. その後, 質問紙の安定性を確認するため, 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 10 人を対象に, 再テスト法にてプレテストを実施した. 質問は, 脳卒中患 者に対するフィジカルアセスメントで, 以下のフィジカルアセスメントの項目は,1~4 のどれにあてはまると思いますか? である. 急性期と回復期を想定し, それぞれあてはまるにチェックするよう依頼した. は 1. 看護師がフィジカルイグザミネーションを含めて実施し, その患者のフィジカルアセスメントに活用するべき項目である ( 以下実践レベルと表記する ) 2. 看護師がフィジカルイグザミネーションの実施に至らなくとも, 知識としては理解しており, 他の医療従事者 ( 医師やリハビリテーションスタッフなど ) が患者に実施したフィジカルイグザミネーションの結果を情報共有し, 看護の視点でその情報を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である ( 以下アセスメントレベルと表記する ) 3. 脳卒中患者の急性期もしくは回復期では, 優先度の高い項目ではない 4. このフィジカルイグザミネーションを知らない とした は, 脳卒中看護に必要なフィジカルアセスメントの実施到達度を示す尺度として設定した. また調査対象者には, 本調査が 看護においてその項目は 1~4 のどれにあてはまるか を問うもので, 回答者自身の能力を問うものではないことを説明した. 急性期と回復期の定義についてだが, 病気の分類として急性期は直後から 1 週間, 回復期は 2~3 週間から 3~6 か月後までという目安はあるものの ( 田村,2015), 患者の病態によるところが多く, 時期の基準を明確にすることは困難であると考えた. しかし, 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師教育課程の中で, 急性期は病態の悪化がみられたり頭蓋内圧亢進のピークであり安静臥床が必要であること, 頭蓋内圧亢進のピークが過ぎると回復期へ移行し安静臥床から日常生活行動の拡大に向けたリハビリテーションが開始される ( 林,2015) こと, つまり各期での病態の特性を共通理解されていることをふまえた上で, 急性期と回復期は定義しなかった. この質問紙での再テスト法の結果を, 各項目に対して Wilcoxon の符号付順位和検定にて確認した結果,2 回の調査間で急性期回復期共に P < 0.01 にて有意差のある項目はみられなかったため, この質問紙項目にて本調査を実施した. 5. データ収集方法合計 3 回の本調査にてデータ収集を行った. まずは平成 25 年 8 月中旬から 9 月に, 研究参加の同意が得られた対象者へ質問紙を郵送し, 第 1 回調査を実施した. 第 1 回の調査では項目の回答を求めると共に自由 日本看護科学会誌 37 巻 (2017) 236

4 記載欄を設け, 質問紙で挙げられている項目以外で脳卒中看護に必要と考えられるフィジカルアセスメントがある場合は記入するよう依頼した. 次に, 第 2 回調査を平成 25 年 10 月に実施した. 第 1 回の調査結果を同封して, 第 2 回の質問紙を郵送した. 第 2 回調査の項目は, 第 1 回の質問紙に加えて, 第 1 回調査時の自由記載欄で複数の対象者が共通に挙げた診査 12 項目を追加したものとした. なお, 第 2 回以降の調査では自由記載を除いた. 第 1 回の調査結果は, それぞれの質問項目について 1~4 の各が選択された割合をグラフにすることでフィードバックし, その結果を検討の参考にしたうえでもう一度質問紙に回答するよう依頼した. 最後に, 第 3 回調査を平成 25 年 11 月に実施した. 前回の調査と同様に, 第 2 回の調査結果を同封して, 第 3 回の質問紙を郵送し, 回答を依頼した. 第 3 回の質問紙は第 2 回調査と同じ質問項目とした. 6. 分析方法第 3 回の調査結果をもって, これを本研究でのコンセンサスとした. コンセンサスを示す同意率は 51% で設定し, 各が 51% 以上の回答を得られた場合は, そのでコンセンサスが得られたとみなして分析した. コンセンサスを示す同意率の設定には確立した同意率がない (Polit & Beck, 2008/2010). 本研究は模索的な調査であることから, 同意率を 51% とし,51~ 69.9% を低い同意,70~79.9% を中程度の同意,80% 以上を高い同意というように程度を分類して検討することとした. Ⅳ. 結果 協力承諾を得られた 129 施設 ( 所属している脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 145 名 ) を介して研究参加の依頼を行った結果, 研究参加の承諾が得られた脳卒中リハビリテーション看護認定看護師は 86.8%(n = 126),3 回の調査の回収率は, 第 1 回調査 83.3%(n = 105), 第 2 回調査 68.2%(n = 86), 第 3 回調査 69.0%(n = 87) であった. 本研究にて実践レベルの実施到達度でコンセンサスが得られた項目は, 急性期 62 項目, 回復期 56 項目であった. アセスメントレベルの実施到達度でコンセンサスを得られた項目は, 急性期 32 項目, 回復期 34 項目であった. コンセンサスを得られなかった項目は, 急性期 4 項目, 回復期 8 項目であった. なお, 質問の 3. 脳卒中患者の 急性期もしくは回復期では, 優先度の高い項目ではない 4. このフィジカルイグザミネーションを知らない で同意に至った項目はなかった. 一般状態 8 項目 : 表 1 では, 急性期 回復期問わずすべてが中 ~ 高い同意率にて実践レベルのコンセンサスを得た. 呼吸 11 項目 : 表 1 では, 急性期 : 実践レベル 7 項目 ( 全て高い同意 ), アセスメントレベル 3 項目 ( 全て中程度 ) で同意を得た. 急性期で同意に至らなかった ばち状指の有無 ( 回復期 : アセスメントレベル ) と回復期で同意に至らなかった 胸部の外観や動きの左右対称性 ( 急性期 : 実践レベル ) を除き, これらの項目は回復期でも同様の実施到達度でコンセンサスに至ったが, 項目によって同意の程度が低下した. また, 急性期 回復期共にアセスメントレベルでコンセンサスを示した項目は, 打診の診査であった. 循環 12 項目 : 表 1 では, 急性期 : 実践レベル 6 項目 ( 中 ~ 高い同意 ), アセスメントレベル 4 項目 ( 低い~ 中程度 ), コンセンサスが得られなかった項目は 2 項目であり, 回復期では, 実践レベル 2 項目 ( 高い同意 ), アセスメントレベル 6 項目 ( 低い同意 ) であり,4 項目は同意に至らなかった. 腹部 9 項目 : 表 1 は, 急性期 : 実践レベル 7 項目, アセスメントレベル : 2 項目が同意を得た. 回復期は 視診による拍動の有無 がコンセンサスに至らなかったが, それ以外は急性期と同じ項目が同じ実施到達度にてコンセンサスに至った. 話す, 摂食 嚥下 11 項目 : 表 2 では, 急性期 : 実践レベル 9 項目, アセスメントレベル :1 項目がコンセンサスを得た. 側頭下顎関節の開口の動きや音の視診 触診 のみ, コンセンサスが得られなかった. 回復期では全ての項目でコンセンサスが得られ, 実践レベルは急性期と同じ 9 項目, アセスメントレベルは 2 項目であった. また, 急性期 回復期共に, 実践レベルでコンセンサスを得た項目は中程度 ~ 高い同意, アセスメントレベルは低い同意であった. 身体を動かす 30 項目 : 表 2 では, 急性期において全ての項目でコンセンサスが得られ, 実践レベル :23 項目, アセスメントレベル :7 項目であった. 回復期では, 同意に至らなかった 関節可動域 (ROM) の測定 を除き, 急性期と同じ実施到達度で同意を得た. 高次脳機能 17 項目 : 表 3 では, 急性期において全ての項目でコンセンサスが得られ, 実践レベル :2 項目, アセスメントレベル :15 項目でコンセンサスを得た. 回復期では, 実践レベル :3 項目, アセスメントレベル :13 項目, Delirium Rating Scale( 以下 DRS と記す ) はコ 237 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

5 表 1 第 3 回調査における対象 87 名の脳卒中患者に必要な 一般状態 呼吸 循環 腹部 のフィジカルアセスメント項目に対 する同意率の急性期 回復期別比較 質問項目 急性期 同意率 (%) 回復期 程度 同意率 (%) 一般状態 1 現在の健康状態 高 高 2 現病歴 高 高 3 既往歴 高 高 4 家族歴 高 中 5 生活歴 高 高 6 バイタルサイン測定 高 高 7 意識状態 (Japan Coma Scale, Glasgow Coma Scale など ) 高 高 8 頭蓋内圧亢進症状 ( 頭痛 嘔気 嘔吐 意識障害 瞳孔径の左右差など ) の有無 高 中 呼吸 1 呼吸状態 ( 呼吸数 リズム パターン ) 高 高 2 チアノーゼの有無 高 高 3 ばち状指の有無同意なし 低 4 胸郭の変形の有無と胸郭拡張の状態, 外観や動きの左右対称性 高同意なし 5 肺野全体の打診 中 低 6 横隔膜の位置を確認する打診 中 低 7 横隔膜の動きを評価する打診 中 低 8 呼気と吸気の割合 ( 呼吸音 ) 高 低 9 聴診部位と呼吸音の関係 ( どこで何が聴こえたか ) 高 中 10 呼吸音左右差の有無 高 高 11 異常呼吸音の有無 高 高 循環 1 胸壁の観察 ( 陥没 隆起 膨隆 ) 中同意なし 2 心尖拍動の確認 中 低 3 頸静脈の怒張の有無 高同意なし 4 浮腫の有無 高 高 5 視診による中心静脈圧の推定 低 低 6 頸動脈の触知 中同意なし 7 頸動脈と心尖拍動を同時に触知 低 低 8 全身の動脈の触知 中同意なし 9 末梢冷感の有無の触診 高 高 10 心音の聴診同意なし 低 11 聴診による心雑音の有無 低 低 12 頸動脈の聴診 ( 血管雑音 ) 同意なし 低 腹部 1 腹部の外観 ( 左右対称性, 臍の位置 大きさ, 怒張した静脈や腫瘤の有無 ) 高 低 2 視診による腹部の拍動の有無 低同意なし 3 腸蠕動音の聴診 高 高 4 腹部の触診による便の有無の確認 高 高 5 腹部の触診による圧痛の有無の確認 中 低 6 腹部の触診による腹水, 腫瘤の有無の確認 低 低 7 腹部の打診によるガスや便の有無の確認 中 中 8 腹部の打診による腹水 腫瘤の有無の確認 低 低 9 腹部の触診による下腹部 ( 膀胱 ) の緊満の有無 * 高 高 測定の尺度は,1 看護師がフィジカルイグザミネーションを含めて実施し, その結果を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である 2 看護師がフィジカルイグザミネーションの実施に至らなくとも, 知識としては理解しており, 他の医療従事者 ( 医師やリハビリテーションスタッフなど ) が患者に実施したフィジカルイグザミネーションの結果を情報共有し, 看護の視点でその情報を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である であり, 同意率 51% 未満であった項目は同意なしと表記した 程度低 : 低い同意 (51~69.9%) 中 : 中程度の同意 (70~79.9%) 高 : 高い同意 (80% 以上 ) c)*: 第 2 回目以降の調査で追加した項目 程度 ンセンサスを得られなかった. また, mini mental state examination( 以下 MMSE と記す ) は急性期でアセスメントレベル, 回復期で実践レベルの実施到達度にて同意を得た. Ⅴ. 考察 本研究ではパネリストを脳卒中リハビリテーション 看護認定看護師とした. 脳卒中リハビリテーション看 日本看護科学会誌 37 巻 (2017) 238

6 表 2 第 3 回調査における対象 87 名の脳卒中患者に必要な 話す, 摂食 嚥下 身体を動かす のフィジカルアセスメント項目に 対する同意率の急性期 回復期別比較 質問項目 急性期 同意率 (%) 回復期 程度 同意率 (%) 話す, 摂食 嚥下 1 口唇の視診 ( 色, 潰瘍や亀裂, 口角裂傷の有無 ) 高 高 2 口唇の横引き ( イー ), 突出 ( ウー ) ができるか 高 高 3 構音障害の有無 : パ行タ行の発音ができるかなどの確認 高 高 4 鼻声の有無 高 高 5 嗄声の有無 高 高 6 側頭下顎関節の開口の動きや音の視診 触診同意なし 低 7 口腔内 ( 歯と歯肉の状態, 粘膜の色 ) の視診 高 高 8 頸部の直立性, 前屈 伸展 側方回転ができるか 中 中 9 リンパ節の腫脹の有無視診 触診 低 低 10 反復唾液嚥下テスト (RSST: repetitive saliva swallowing test)* 高 中 11 改定水飲みテスト (MWST: modified water swallow test)* 中 中 身体を動かす 1 臥位の視診 高 高 2 座位の視診 高 高 3 立位の視診 : 脊柱の形態の左右対称性 奇形や彎曲の有無, 下肢の形態の左右対称性 奇形 膝の曲り 程度 中 高 4 歩行の視診 : 普通の歩行, 継ぎ足歩行 高 高 5 関節の視診 触診 : 圧痛 腫脹 発赤 熱感 捻髪音 変形の有無 中 中 6 拘縮の有無の視診 高 高 7 バレー徴候の観察 高 中 8 ミンガチーニ徴候の観察 高 中 9 筋トーヌスの観察 中 中 10 除皮質硬直肢位と除脳硬直肢位の有無 高 中 11 関節可動域 (ROM) の測定 低同意なし 12 徒手筋力測定法 (MMT) 高 高 13 ブルンストロームステージ 低 中 ( 知覚機能の評価 ) 14 表在知覚 触覚 高 中 15 表在知覚 痛覚 高 中 16 表在知覚 温度覚 高 中 17 深部知覚 運動覚 中 低 18 深部知覚 位置覚 低 低 19 深部知覚 振動覚 低 低 20 深部知覚 ロンベルグ試験 低 低 21複合知覚 立体認知 低 低 22複合知覚 2 点識別 低 低 ( 反射 ) 23深部腱反射 低 中 24表在性反射 低 中 25病的反射 低 低 ( 小脳機能の評価 ) 26指鼻指試験 高 中 27急速変換試験 ( 手回内 回外試験 ) 高 中 28踵膝試験 ( 踵すね試験 ) 高 中 29バーセルインデックス * 低 中 30 FIM:functional independence measure( 機能的自立度評価表 )* 低 高 測定の尺度は,1 看護師がフィジカルイグザミネーションを含めて実施し, その結果を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である 2 看護師がフィジカルイグザミネーションの実施に至らなくとも, 知識としては理解しており, 他の医療従事者 ( 医師やリハビリテーションスタッフなど ) が患者に実施したフィジカルイグザミネーションの結果を情報共有し, 看護の視点でその情報を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である であり, 同意率 51% 未満であった項目は同意なしと表記した 程度低 : 低い同意 (51~69.9%) 中 : 中程度の同意 (70~79.9%) 高 : 高い同意 (80% 以上 ) c)*: 第 2 回目以降の調査で追加した項目 護認定看護師は, 看護師としての経験が 5 年以上あり, 内 3 年以上は脳卒中看護の分野での実務経験を持って いる. また教育基準カリキュラムにはフィジカルアセ スメントが含まれていることから, 脳卒中看護につい て保証された最も高いスペシャリストであり, フィジ カルアセスメントに関する知識もあると言える. 従っ 239 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

7 表 3 第 3 回調査における対象 87 名の脳卒中患者に必要な 高次脳機能 のフィジカルアセスメント項目に対する同意率の急性期 回復期別比較 質問項目 急性期 回復期 同意率 (%) 程度 同意率 (%) 程度 1MMSE(mini mental state examination) 低 低 2DRS(Delirium Rating Scale)* 低同意なし 3 改訂長谷川式簡易知能評価スケール (HDS-R) 低 中 4WAIS-III ウエクスラー記憶検査 高 中 5 三宅式記銘力検査 中 中 6Rey 複雑図形検査 高 高 7Benton 視覚記銘検査 中 高 8Rey-Osterrieth 複雑図形検査 * 中 中 9 標準失語症検査 (SLTA: Standard Language Test of Aphasi* 高 中 10WAB(Western Aphasia Battery) 失語症検査 * 高 高 11 線分二等分検査 * 中 低 12 線分抹消検査 * 低 低 13 行動性無視検査 (BIT: Behavioural inattention test) 中 中 14 前頭葉機能検査 (FAB: Frontal assessment battery) 中 中 15BADS(behavioural assessment of the dysexecutive syndrome) 中 中 16 標準注意検査法 (CAT: Clinical Assessment for Attention) 中 中 17TMT(trail making test)* 中 中 測定の尺度は,1 看護師がフィジカルイグザミネーションを含めて実施し, その結果を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である 2 看護師がフィジカルイグザミネーションの実施に至らなくとも, 知識としては理解しており, 他の医療従事者 ( 医師やリハビリテーションスタッフなど ) が患者に実施したフィジカルイグザミネーションの結果を情報共有し, 看護の視点でその情報を患者のフィジカルアセスメントに活用すべき項目である であり, 同意率 51% 未満であった項目は同意なしと表記した 程度低 : 低い同意 (51~69.9%) 中 : 中程度の同意 (70~79.9%) 高 : 高い同意 (80% 以上 ) c)*: 第 2 回目以降の調査で追加した項目 て, 得られた本研究結果は信頼性のある結果であり, 対象者として妥当であると考える. 回答結果全体を概観すると, 急性期または回復期のどちらかで同意なしに至った 12 項目を除いて, 急性期と回復期で実施到達度が異なる項目は MMSE のみであったことから, 脳卒中看護に必要な 12 脳神経を除く全身のフィジカルアセスメントの実施到達度は急性期と回復期で概ね異ならないと考えられた. 一般状態 に関する項目は問診に該当する部分であり, 脳卒中患者においても必須項目と言える. 特に, バイタルサイン測定や意識状態は急性期 回復期共に高い程度で実践レベルの同意を得たが, これらの項目は脳卒中発症による異常を示す項目であると同時に, 生きている ことを示すサインでもある. 山内 (2011) は, フィジカルアセスメントを行う上で 生きている ための機能と 生きていく ための機能を診る診査があり, 生きている 機能を診るフィジカルアセスメントは繰り返し把握する必要があることを述べていることから, これらの項目が急性期 回復期共に高い程度で実践レベルの同意を得たことは妥当であると考えられた. 呼吸 の診査では, 回復期で同意の程度は下がるも のの, 急性期とほとんど同じ項目が実践レベルにてコンセンサスを得ており, 特に呼吸音に関する項目は回復期でも高い程度の同意を示した. これは, 脳卒中の発症により嚥下機能の低下や誤嚥性肺炎, 肺水腫などの合併症を引き起こすリスクがあり, 看護師はその徴候の有無を観察する必要があるからであろう. また, 急性期 回復期共にアセスメントレベルで同意を得た 3 項目 ( 表 1: 呼吸 567) は, 脳卒中による異常を顕著に示す項目でないことから, 脳卒中により生じる異常や合併症については実践レベル, それ以外の異常はアセスメントレベルが求められることが示唆された. この結果は第 1 報 ( 加藤 山内,2015) でも同様であった. 循環 の項目では, 急性期にて中程度 ~ 高い程度で実践レベルのコンセンサスを得たが, 回復期になると同意なしまたは低い~ 中程度と同意の程度に低下がみられており,4 項目 ( 表 1: 循環 25711) は急性期 回復期共にアセスメントレベルで同意を得た. これらから, 急性期では生命兆候を確認する循環のフィジカルアセスメント項目や合併症である心不全の徴候をみる項目が実践レベルにて必要であり, その必要度は回復期に移行することで低下すると考えられた. また, 回復期では 4 項目が同意に至っていない. 循環を診る 日本看護科学会誌 37 巻 (2017) 240

8 フィジカルアセスメントは 生きている ことを診査する項目である一方, 脳卒中の回復期では比較的頻度の少ない異常を示す項目である. 回復期の場合は, バイタルサイン測定を行うことで 生きている 機能のスクリーニングをすることが可能であるため, 意見が分かれたことが示唆された. 腹部 の項目では 視診による腹部の拍動の有無 が回復期で同意に至らず 2 項目 ( 表 1: 腹部 68) がアセスメントレベルでコンセンサスを得ている. これらは脳卒中による異常を顕著に示す項目ではないため, アセスメントレベルでの同意となったり意見が分かれ同意に至らなかったと考える. それ以外の項目は実践レベルでコンセンサスを得ており, 特に排泄に関する項目 ( 表 1: 腹部 349) は急性期 回復期ともに高い程度の同意を得ている. これは, 脳卒中の発症による機能低下と関連していることが考えられる. 脳卒中患者は ADL の低下, 便意や尿意の感覚がわからない, 意思疎通困難によりそれらを伝えられない等, これまで自分で行っていた排泄行為を行えなくなることがある. そのため看護師は, 発症による機能低下が日常生活にどのような影響を及ぼすかを理解し, 意図的にそのような徴候を観察し, 日常生活援助を実施する必要がある. また, 打診による診査 ( 表 1: 呼吸 567, 腹部 8) はアセスメントレベルで同意に至ったが, 腹部の打診によるガスや便の有無の確認 は急性期 回復期共に実践レベルで中程度の同意を得ている. Colwell & Smith(1985) の報告では, 打診は臨床現場で 75% の看護師が全く使わないと答え,Secrest ら (2005) の報告では時々使用すると述べている. 本調査の結果では項目により実施到達度に違いがあった. このことから, 看護として何を診る目的でそれぞれのフィジカルアセスメントを実施するかにより, 打診の診査も他の方法による診査と変わらず実践レベルでの実施到達度が求められる項目があることが示唆された. 話す 摂食嚥下 では 側頭下顎関節の開口の動きや音の視診 触診 が急性期では同意に至らず回復期にてアセスメントレベルでコンセンサスを得た. また リンパ節の主張の有無視診 触診 もアセスメントレベルで同意を得たが, この 2 項目は脳卒中による異常を顕著に示す項目ではないためアセスメントレベルでの実施到達度に至ったと考えられる. その他の項目は全て中 ~ 高い程度で実践レベルの同意を得ている. これらは脳卒中による異常の有無を示す項目であり, これまでの実施到達度と同様の傾向であることが言え る. 特に, 話すことや食事を摂ることは, 人間が生きていく中で欠かせない営みであり, それらの異常の有無を判断することや看護介入を検討することは重要な看護である. 摂食 嚥下の機能評価や介入は言語療法士も関わる内容であるが, 食事介助は主に看護師によって行なわれることが多いことから, 看護師は食事援助に必要なフィジカルイグザミネーションの技術を身に着け, その結果を踏まえて援助を行うと認識していることが考えられた. 身体を動かす の診査も, 脳卒中により身体機能に影響がある項目であることから, 急性期回復期ともに多くが実践レベルでコンセンサスを得たと考えられる一方, 脳卒中による異常を示す項目であってもアセスメントレベルで同意を得た項目がいくつかあった ( 表 2: 身体を動かす ). これらは医師が入院時の問診で診査していることが多い. 質問の 3. 脳卒中患者の急性期もしくは回復期では, 優先度の高い項目ではない ではなくアセスメントレベルで同意に至ったことをふまえると, 看護師がフィジカルイグザミネーションの実施に至らなくとも, 診査の結果に対する知識は必要であると判断されたことがわかる. 第 1 報 ( 加藤 山内,2015) でも, 正常 異常を判断するのに急を要さず他職種が専門的に実施しており結果を情報共有できるような項目はアセスメントレベルの実施到達度でコンセンサスに至っており, 妥当な結果であると考える. また 関節可動域 (ROM) の測定 では回復期で同意に至らなかった. 脳卒中の発症は関節可動域の異常をきたすことが多く, 看護師も看護計画の中で関節可動域訓練を取り入れることが多い. 理学療法士も必ず実施している診査ではあるが, 看護師もリハビリテーションを取り入れた看護計画を立案する必要性を認識しているため, 実践レベルとアセスメントレベルで意見が分かれたのではないだろうか. 高次脳機能 では, その多くがアセスメントレベルでコンセンサスに至っているが, これらの診査は時間を要し, 結果の解釈には, より専門的な知識が求められる. 病院など多職種が協働する環境ではリハビリテーションスタッフが専門とするフィジカルイグザミネーションとも言える診査であり, 診査結果を看護介入に活用する際に急を要しない項目が多い. 従って, 看護師が実践レベルで行う必要性は高くないと判断されたと考えられる. 一方, 改訂長谷川式簡易知能評価スケール 線分二等分検査 の 2 項目は急性期 回復期共に実践レベルで同意を得ている. 改訂長谷川式簡易 241 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

9 知能評価スケール は, 認知症や記憶障害のスクリーニング検査である. この検査は, 記憶障害を診る他の検査と比較すると簡便であるため, 実践レベルでの同意が得られたと考えられる. 同じく認知症スクリーニングテストである MMSE は急性期ではアセスメントレベル, 回復期では実践レベルでコンセンサスを得た. 改訂版長谷川式簡易知能評価スケール と比較すると, 質問数が 2 問多く図形問題が含まれていることからやや時間のかかる診査であるため, 急性期と回復期で実施到達度に違いがみられたと考える. これらの診査で正常 異常を判断する認知症や記憶障害は, 高次脳機能障害のなかでも頻度が高く, 患者の日常生活上で中核となる問題点になることが少なくない ( 下田ら,2012). また, 藤山ら (2014) は高次脳機能障害のリハビリテーションにおける看護師の役割のひとつに安全で安定した療養環境を提供することを挙げており, 見当識や記憶に障害のある患者がそのような療養環境で過ごしていけるよう関わる必要性を述べていることからも, 実践レベルの実施到達度でコンセンサスに至ったのは妥当であろう. 線分二等分検査 は, ベッドサイドなどで簡便に実施できる半側空間無視の検査だが, 半側空間無視は出現頻度が高いことで日常生活に影響を及ぼすだけでなく, 例えば車椅子で片足をフットレストに乗せたまま立ち上がろうとするなど安全を脅かす恐れがある. 看護師はこのような危険を予測し, リスクマネージメントをすることが求められるため, これらの障害を意図的に把握する必要があることから, 実践レベルでコンセンサスが得られたと考えられる. Ⅵ. 本研究の限界 本調査では, 病態の特性が認定看護師教育課程により共通理解されていることから, 急性期と回復期について定義しなかったため, 結果に影響が出た可能性が考えられる. Ⅶ. 結論 脳卒中患者に必要な,12 脳神経を除く全身のフィジカルアセスメントの実施到達度として, 実践レベルでは急性期 62 項目 回復期 56 項目, アセスメントレベルでは急性期 32 項目 回復期 34 項目のコンセンサスを得た. 実践レベルでの実施到達度が必要とされる項目は, 脳卒中の発症に伴う機能障害の有無と程度, す なわちセルフケア能力を判断する診査項目であると考 えられ, 看護師が患者の状態をその場で判断し, 看護 ケアを決定するために必要となる情報であることが明 らかになった. また, 看護師がフィジカルイグザミネー ションを行わなくとも, 他職種と情報共有することで 患者の状態を判断し, 看護ケアの決定や評価に活用す ることが可能な項目や, 情報を得るのに急を要しない 項目は, アセスメントレベルでの実施到達度が妥当で あることが示唆された. 適切な身体的アセスメントを 実施するためには, 患者の疾患について理解するとと もに, それによる生活上の支障を捉える必要性が考察 された. 謝辞 : 本研究にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます. なお, 本論文は, 平成 25 年度名古屋大学大学院医学系研究科の修士論文を一部加筆修正したものである. また, 第 40 回日本看護研究学会学術集会, 第 34 回日本看護科学学会学術集会, 日本看護技術学会第 13 回学術集会にて一部を発表した. 利益相反 : 本研究における利益相反は存在しない. 著者資格 :HK は研究の着想およびデザイン, データの入手, 結果の分析と解釈, 原稿の作成を行った.TY は研究プロセス全体への助言を行った. すべての著者は最終原稿を読み, 承認した. 文 Barkauskas V. H., Baumann L. C., Stoltenberg-Allen K., et al. 献 (1994)/ 花田妙子, 中木高夫, 山内豊明訳 (1998):Health & Physical Assessment. Year Book, St. Louis ヘルス フィジカル アセスメント上巻 ( 第 1 版 ), 日総研出版, 名古屋. Bickley L. S. (2007)/ 福井次矢, 井部俊子日本語版監 (2008): ベイツ診療法 ( 第 1 版 ), メディカル サイエンス インター ナショナル, 東京. Colwell C. B., Smith J. (1985): Determining the use of physical assessment skills in the clinical setting, J. Nurs. Educ., 24(8), 藤崎郁, 伴信太郎監 (2001): フィジカルアセスメント完全ガ イド ( 第 1 版 ), 学習研究社, 東京. 藤山美由紀, 若林望嘉, 佐々木照子 ( 編 ) 深川和利 ( 監 ) (2014):NANDA-I の看護診断にもとづく高次脳機能障害の 標準看護計画 ( 第 1 版 ), メディカ出版, 大阪. 林裕子 (2015): 早期離床と基本的動作獲得への支援技術, 田 村綾子, 坂井信幸, 橋本洋一郎 ( 編 ), 脳神経ナース必携 新版 脳卒中看護実践マニュアル 脳卒中リハビリテー ション看護認定看護師 2015 年新カリキュラム準拠 ( 第 2 版 ),303, メディカ出版, 大阪. 角濱春美 (2010): 臨床で活用できるフィジカルアセスメント 技術習得の基盤として 実例に学ぶフィジカルアセスメン ト教育カリキュラム構築から授業展開まで, 看展望,35(2), 日本看護科学会誌 37 巻 (2017) 242

10 加藤広美, 山内豊明 (2015): デルファイ法による脳卒中患者に必要なフィジカルアセスメントの検討 ( 第 1 報 ) 脳神経に焦点をあてて, 日看科会誌,35, 厚生労働省 (2010): 平成 22 年度我が国の保健統計,Retrieved from ( 2013 年 11 月 6 日 ) 松尾ミヨ子, 志自岐康子, 城生弘美 (2011): ナーシング グラフィカ17 基礎看護学 ヘルスアセスメント ( 第 2 版 ), メディカ出版, 大阪. 三上れつ, 小松万喜子, 小林正弘 (2010): ヘルスアセスメント臨床実践能力を高める ( 初版 ), 南江堂, 東京. 村上美好, 堺隆弘 (2010): 写真でわかる看護のためのフィジカルアセスメント生活者の視点から学ぶ身体診察法 ( 第 1 版 ), インターメディカ, 東京. 日本看護協会 (2013) 認定看護師ホームページ,Retrieved from 年 6 月 1 日 ) 小野田千枝子監, 高橋照子, 芳賀佐和子編 (2004): 実践! フィジカル アセスメント看護者としての基礎技術 ( 第 2 版 ), 金原出版株式会社, 東京. 太田博子, 藤本佳世子, 村上浩代, 他 (2010): 看護実践能力 につながるフィジカルアセスメント教育導入のプロセスと実際実例に学ぶフィジカルアセスメント教育カリキュラム構築から授業展開まで, 看展望,35(2), Polit D. F., Beck C. T. (2008)/ 近藤潤子監訳 (2010): 看護研究 原理と方法 ( 第 2 版 ), 医学書院, 東京. Secrest J. A., Norwood B. R., Dumont P. M. (2005): Physical assessment skills: A descriptive study of what is taught and what is practiced, J. Prof. Nurs., 21(2), 澁谷恵子, 小野善昭, 長谷川ゆり子 (2010): 理解と修得のしやすさを目指す ヘルスアセスメント 授業実例に学ぶフィジカルアセスメント教育カリキュラム構築から授業 展開まで, 看展望,35(2), 下田美由紀, 山倉敏之, 田中直樹, 他 (2012): 記憶障害, 鈴木孝治 ( 編 ), リハビリナース 2012 年秋季増刊高次脳機能障害 Q&A70 正しい理解で, 患者 家族指導がスムーズに!,213, メディカ出版, 大阪. 篠崎惠美子, 山内豊明 (2006): 看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント教育の現状, 看教,47(9), 鈴木宏美, 遠藤詠子 (2012): 看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント教育内容の精選臨床看護師のフィジカルアセスメント実施調査結果から導く, 日本看護学会論文集, 看教, 高橋正子, 臼井美帆子, 北島泰子, 他 (2013): 看護系大学におけるフィジカルアセスメント教育に関する実態調査教育の現状と不可欠な実技演習項目, 習得レベルについて,J. Tokyo Ariake Univ. Med. Health Sci.,5, 滝島紀子 (2011): 看護基礎教育におけるフィジカル アセスメントの教授内容がフィジカルアセスメントの活用実態に及ぼす影響, 川崎看短大紀,16(1), 田村綾子 (2015): 脳卒中発症後急性期管理, 田村綾子, 坂井信幸, 橋本洋一郎 ( 編 ), 脳神経ナース必携新版脳卒中看護実践マニュアル- 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 2015 年新カリキュラム準拠 ( 第 2 版 ),176, メディカ出版, 大阪. 山内豊明 (2011): フィジカルアセスメントガイドブック目と手と耳でここまでわかる ( 第 2 版 ), 医学書院, 東京. 横山美樹, 石川ふみよ (2005): 成人看護学ヘルスアセスメント ( 第 2 版 ), ヌーヴェルヒロカワ, 東京. 横山美樹 (2011): はじめてのフィジカルアセスメント看護を学ぶすべてのひとが身につけたいフィジカルイグザミネーションのアセスメントと技術 ( 第 1 版 ), メヂカルフレンド社, 東京. 243 J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 37, 2017

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」 2017 年 2 月 1 日 作成者 : 山田さおり 慢性心不全看護エキスパートナース育成コース 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している心不全患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が慢性心不全看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象レベルⅡ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 ( 今年度は院内スタッフを対象にしています ) 期間中 80% 以上参加できる者

More information

The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 49 59, 2008 資料 看護師におけるメンタリングとキャリア結果の関連 Relationship between M

The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 49 59, 2008 資料 看護師におけるメンタリングとキャリア結果の関連 Relationship between M The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 49 59, 2008 資料 看護師におけるメンタリングとキャリア結果の関連 Relationship between Mentoring and Career Outcomes of Nurses 今堀陽子 1) 作田裕美

More information

doi: /jjsnr 研究報告 - 2 Reality Shock in Nurses in their Second Year after Graduation Yoko Suzuki Yoshiko Kawatsu Key Words nurse, r

doi: /jjsnr 研究報告 - 2 Reality Shock in Nurses in their Second Year after Graduation Yoko Suzuki Yoshiko Kawatsu Key Words nurse, r doi:10.15065/jjsnr.20170525014 - 研究報告 - Reality Shock in Nurses in their Second Year after Graduation Yoko Suzuki Yoshiko Kawatsu Key Words nurse, reality shock, workplace はじめに 2 2014 2 2010school to work

More information

<4D F736F F F696E74202D C E9197BF A90EA96E58AC58CEC8E E88AC58CEC8E F0977B90AC82B782E98AF991B682CC89DB92F682C682CC8AD68C5782C982C282A282C42E >

<4D F736F F F696E74202D C E9197BF A90EA96E58AC58CEC8E E88AC58CEC8E F0977B90AC82B782E98AF991B682CC89DB92F682C682CC8AD68C5782C982C282A282C42E > カリキュラムについて 専門看護師 等を養成する既存の課程との関係について 論点 1 資料 2 専門看護師 等を養成する既存の課程が 特定行為の習得のための教育を併せて行う場合 当該課程を指定する際に留意すべき事項は何か 教育 研修を行う機関では 専門看護師 等を養成するための教育内容と 特定行為の習得のための教育内容等基準とを組み合わせ 独自のカリキュラム (123) を策定すると想定している その場合

More information

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム 平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チームの介入による下部尿路機能の回復のための包括的排尿ケアについて評価する ( 新 ) 排尿自立指導料 [

More information

課題名

課題名 急性期重度嚥下障害患者に対する完全側臥位法の有効性 研究責任者氏名長尾恭史 岡崎市民病院リハビリテーション室 副主任 共同研究者脳神経内科小林靖歯科口腔外科長尾徹看護局西嶋久美子 西暦 2017 年 6 月 15 日版数 1 目次 1. 実施計画の経緯 ( 背景 )... 1 2. 目的... 1 3. 研究対象者について... 1 3-1 選択基準... 1 3-2 除外基準... 1 3-3 中止基準...

More information

摂南大学看護学研究, Vol.3, No.1, 2015 資料 看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント教育に関する文献検討 Physical Assessment in Basic Courses in Nursing Education:A Literature Review *1 森木ゆう子

摂南大学看護学研究, Vol.3, No.1, 2015 資料 看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント教育に関する文献検討 Physical Assessment in Basic Courses in Nursing Education:A Literature Review *1 森木ゆう子 資料 看護基礎教育におけるフィジカルアセスメント教育に関する文献検討 Physical Assessment in Basic Courses in Nursing Education:A Literature Review 森木ゆう子 田丸朋子 Yuuko Moriki, 岡田純子 Tomoko Tamaru, 坂井利衣 Junko Okada, 中山由美 Toshie Sakai, 田中結華 Yumi

More information

外来化学療法を受けるがん患者のケアプログラム試案の作成 患者の困難や苦悩とニーズに焦点を当てて 1 2 2 Abstract A purpose of this study is to develop the tentative care program of cancer out-patients undergoing chemotherapy. We did the literature reviews

More information

表紙@C

表紙@C 研究総括 141 142 脳卒中地域連携パスグループ 脳卒中地域連携クリティカルパス事業 富山市保健所 高橋洋一 研究要旨 平成 19 年度には中核市である富山市において 医療から介護まで連携する全脳卒中患者を対象とするクリティカルパスを作成した 平成 20 年度はこれを実際の医療 介護現場で使用し パスの問題点として以下の3 点が認められた 1パスを使用する患者の選定 2 維持期でのパスの活用状況が低い

More information

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2 平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅱ)(1 単位 ) 200 点 3. 脳血管疾患等リハビリテーション料

More information

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の 認定看護師 21 分野 1 万 7,443 人に専門性を発揮し 高齢者や長期療養者の生活を支える 公益社団法人日本看護協会 ( 会長 坂本すが 会員数 70 万人 ) は このたび 第 24 回認定看護師認定審査 を実施しました 審査に合格した 1,626 人が新たに認定され 認定看護師は 1 万 7,443 人となりました (5 ページ参照 ) 認定看護師は 高度化し専門分化が進む医療の現場において

More information

当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸

当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸 当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 木村房子 大館市立総合病院人工透析室 The Evaluation of the Grade of Nursing Requirement in Hemodialysis Patients in Odate Municipal Hospital < 諸言 > 近年 透析患者数は毎年 1 万人ずつ増加しているといわれており 2008 年度におけるわが国の透析患者数は

More information

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 慢性心不全看護平成 28 年 3 月改正 ( 目的 ) 1. 安定期 増悪期 人生の最終段階にある慢性心不全患者とその家族に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 安定期 増悪期 人生の最終段階にある慢性心不全患者とその家族の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 安定期 増悪期

More information

J. Jpn. Acad. Nurs. Sci. 35: (2015)

J. Jpn. Acad. Nurs. Sci. 35: (2015) J. Jpn. Acad. Nurs. Sci., Vol. 35, pp. 257 266, 2015 DOI: 10.5630/jans.35.257 Development of Natural Disaster Preparedness Scale for Nursing Department of Hospital: Reliability and Validity as Scale Ayumi

More information

000-はじめに.indd

000-はじめに.indd 2 リハビリテーション看護 (1) 概要 ア 看護部の理念 方針 理念 患者様とともにリハビリテーションのゴール 目標 を目指し できるかぎりの自立を支援 し 安全で質の高い看護を提供します 方針 1 人間の生命 人間としての尊厳および権利を尊重した看護サービスを提供します 2 リハビリテーション看護の専門性を発揮し 患者様の日常生活行動の獲得に向けて 見守る 待つ ともに考える 姿勢を持ってかかわり

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり, 高齢者の人口は全人口の約 25% を占め, 介護の問題なども含め, 高齢化は深刻な問題である. 平均寿命の延伸とともに,100

More information

Ⅰ. 緒言 Suzuki, et al., Ⅱ. 研究方法 1. 対象および方法 1 6 表 1 1, 調査票の内容 図

Ⅰ. 緒言 Suzuki, et al., Ⅱ. 研究方法 1. 対象および方法 1 6 表 1 1, 調査票の内容 図 The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 12, No 1, pp 515, 2008 原著 病棟勤務看護師の勤務状況とエラー ニアミスのリスク要因 Relationship between Risk Factors Related Medical Errors and Working Conditions

More information

_原著03_濱田_責.indd

_原著03_濱田_責.indd The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 9, No 2, pp 3140, 2006 原著 看護師の内服与薬業務における 確認エラー に関する検討 Study of Confirmation Errors for Internal Use by Nurses 濱田康代 1) 田口大介 2)

More information

博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文

博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル

More information

実習指導に携わる病棟看護師の思い ‐ クリニカルラダーのレベル別にみた語りの分析 ‐

実習指導に携わる病棟看護師の思い ‐ クリニカルラダーのレベル別にみた語りの分析 ‐ 2011.08.31 日本看護学教育学会 加藤千佳 1) 城丸瑞恵 2) いとうたけひこ 3) 1) 昭和大学大学院保健医療学研究科 2) 昭和大学保健医療学部看護学科 3) 和光大学現代人間学部心理教育学科 看護基礎教育において臨地実習は看護実践能力の向上に重要な意義がある 学生の実習目標達成のために実習指導者の役割は大きく 指導者の指導観 教育観 看護観や 願いが学生の実習に大きく影響している

More information

原 著 放射線皮膚炎に対する保湿クリームの効果 耳鼻科領域の頭頸部照射の患者に保湿クリームを使用して * 要旨 Gy Key words はじめに 1 70Gy 2 2 QOL

原 著 放射線皮膚炎に対する保湿クリームの効果 耳鼻科領域の頭頸部照射の患者に保湿クリームを使用して * 要旨 Gy Key words はじめに 1 70Gy 2 2 QOL 原 著 放射線皮膚炎に対する保湿クリームの効果 耳鼻科領域の頭頸部照射の患者に保湿クリームを使用して * 1 2 1 2 要旨 2011 1 2013 9 33 0 1 6 16 17 60Gy Key words はじめに 1 70Gy 2 2 QOL 3 4 2014 6 16 2015 4 17 連絡先 359 0042 3 2 Phone 04 2995 1511 Fax 04 2995 0633

More information

スライド 1

スライド 1 社保審 - 介護給付費分科会 第 84 回 (H23.11.10) 資料 5 介護保険施設入所者に対する口腔 栄養関連サービスについて 介護保険施設入所者に対する口腔関連サービスについて 2 論点口腔機能維持管理加算は 歯科衛生士が介護保険施設の介護職員に対して口腔ケアに係る技術的助言及び指導等を行っている場合を評価しているが 入所者に対する口腔ケアを充実する観点から 歯科衛生士が入所者に対して口腔ケアを実施した場合についても評価してはどうか

More information

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お 論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お金に対する信念の構造の把握と関連領域の整理を試みた 第 Ⅰ 部の理論的検討は第 1 章から第 5 章までであった

More information

<4D F736F F F696E74202D AAE90AC94C5817A835F C581698FE39E8A90E690B6816A2E >

<4D F736F F F696E74202D AAE90AC94C5817A835F C581698FE39E8A90E690B6816A2E > 労災疾病等 13 分野医学研究 開発 普及事業 第 2 期 ( 平成 21 年度 ~ 平成 25 年度 ) 分野名 働く女性のためのメディカル ケア 働く女性における介護ストレスに関する研究 - 女性介護離職者の軽減をめざして - 働く女性健康研究センター 主任研究者中部労災病院女性診療科 神経内科部長上條美樹子 研究の目的 現代社会においては女性労働力の確保は経済復興の大きな柱と考えられ 育児休暇制度や勤務形態の工夫など

More information

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には 参考 : 様式 2( 記載例 ) ( 研究責任者 ) ( 本会倫理審査委員会 ) 西暦年月日 研究計画書 ( 第版 ) 公益社団法人富山県薬剤師会倫理審査委員会委員長様 計画者 ( 研究責任者 ) 所属 : 職名 : 氏名 : 印 1. 研究の名称 : 2. 研究の実施体制 研究責任者名所属職名役割及び責任 薬局管理薬剤師 研究分担者名 所属 職名 役割及び責任 薬局 薬剤師 病院 科 病院薬剤部

More information

Ⅱ. 用語の操作的定義 Ⅲ. 対象と方法 1. 対象 WAM NET 2. 調査期間 : 3. 調査方法 4. 調査内容 5. 分析方法 FisherMann-Whitney U Kruskal-Wallis SPSS. for Windows 6. 倫理的配慮 Vol. No.

Ⅱ. 用語の操作的定義 Ⅲ. 対象と方法 1. 対象 WAM NET 2. 調査期間 : 3. 調査方法 4. 調査内容 5. 分析方法 FisherMann-Whitney U Kruskal-Wallis SPSS. for Windows 6. 倫理的配慮 Vol. No. 研究報告 The Relation Between the Manager s Administrative Abilities Including Business Activities in Visiting Nursing Stations and the Station s Financial Profits Chisato Fujii Akiko Akama Mariko Ohtake Ikuko

More information

統合失調症患者の状態と退院可能性 (2) 自傷他害奇妙な姿勢 0% 20% 40% 60% 80% 100% ないない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 0% 20% 40% 60% 80% 100% 症状

統合失調症患者の状態と退院可能性 (2) 自傷他害奇妙な姿勢 0% 20% 40% 60% 80% 100% ないない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 0% 20% 40% 60% 80% 100% 症状 統合失調症患者の状態と退院可能性 () 自傷他害奇妙な姿勢 ないない 1 3 4 1 3 4 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 症状なし 罪業感 1 3 4 1 3 4 ごく軽度軽度中等度やや高度高度非常に高度 ごく軽度軽度中等度やや高度高度非常に高度 1 現在の状態でも居住先 支援が整えば退院可能 状態の改善が見込まれるので 居住先 支援などを新たに用意しなくても近い将来退院見込み

More information

Microsoft Word 栄マネ加算.doc

Microsoft Word 栄マネ加算.doc 別紙 7 栄養マネジメント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手順例及び様式例の提示について ( 平成 17 年 9 月 7 日老老発第 0907002 号厚生労働省老健局老人保健課長通知 ) 改正前改正後 1 栄養ケア マネジメントの実務等について (1) 栄養ケア マネジメントの体制ア ( 略 ) イ施設長は 医師 管理栄養士 看護師及び介護支援専門員その他の職種が共同して栄養ケア マネジメントを行う体制を整備する

More information

医学紀要011-渡邊.indd

医学紀要011-渡邊.indd Med. Bull. Fukuoka Univ.39 3/4295 301 2012 Evaluations of Nursing Graduates Clinical Competencies by Workplace Trainers and Related Educational Issues Miho WATANABE 1 Kumiko OGATA 2 Kayoko KOGA 3 Mariko

More information

The nursing practices nurses consider important in the tertiary emergency rooms Kanako Honda'', Chizuko Miyake'', Midori Yao", Mikiko Kurushima", Kumiko Toyoda4 "The University of Shiga Prefecture, "Osaka

More information

Microsoft Word - シラバス.doc

Microsoft Word - シラバス.doc 1 多様なサービスと理解 (1) 職務の理解 これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を行うのか 具体的なイメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにさせる 2. 2. 多様なサービスの理解 2 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3. 3. 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3 (

More information

認定看護師教育基準カリキュラム改正(案)の概要

認定看護師教育基準カリキュラム改正(案)の概要 分野 認定看護師教育基準カリキュラム改正概要 慢性心不全看護 分野特定年 2010 年認定開始年 2012 年 カリキュラム検討期間 改正趣旨 2015 年 8 月 ~2015 年 3 月 在宅で療養する慢性心不全患者が増加しており 在宅療養 地域医療連携のニーズが高まっている点を考慮し改正した 専門科目については 多職種連携における慢性心不全看護認定看護師の専門性と役割を明確にし 特に在宅療養や緩和ケアに関する内容を追加した

More information

老年看護学実習

老年看護学実習 老年看護学実習 実習記録用紙 提出日 : 平成 年 月 日 実習期間 : 平成 年 月 日 ~ 月 日 学生番号 氏名 1 オムツ排泄体験 ( 一晩オムツをつけ 朝排泄し そのまま 1 時間経過すること ) 1 排泄したときの気持ちを書きなさい 2 排泄前の陰部や臀部などの状態 ( 感覚 皮膚の状態など ) について気づいたことを書きなさい 3 排泄後の陰部や臀部などの状態 ( 感覚 皮膚の状態など

More information

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ 介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす

More information

短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward Ta

短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward Ta 短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward 1 2 1 Tamaki MIYAUCHI Takahiro TERAI Mika HONJOU キーワード : 子ども

More information

時間がかかる.DOSS は妥当性が検証されておらず, 更に評価に嚥下造影検査が必要である. FOSS や NOMS は信頼性と妥当性が評価されていない.FOIS は 7 段階からなる観察による評価尺度で, 患者に負担が無く信頼性や妥当性も検証されている. 日本では Food Intake LEVEL

時間がかかる.DOSS は妥当性が検証されておらず, 更に評価に嚥下造影検査が必要である. FOSS や NOMS は信頼性と妥当性が評価されていない.FOIS は 7 段階からなる観察による評価尺度で, 患者に負担が無く信頼性や妥当性も検証されている. 日本では Food Intake LEVEL 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 國枝顕二郎 論文審査担当者 主査三宅智 副査杉原泉 角田篤信 論文題目 Reliability and Validity of a Tool to Measure the Severity of Dysphagia: The Food Intake LEVEL Scale ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 背景 : 緩和ケア患者で, 嚥下障害はよくある障害で苦痛を伴う症状の一つであり,

More information

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 脳卒中リハビリテーション看護平成 27 年 4 月改正平成 28 年 7 月下線部追記 ( 目的 ) 1. 脳卒中患者およびその家族に対し QOL 向上を目指して 熟練した脳卒中リハビリテーション看護技術を用いた水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 脳卒中患者およびその家族の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する

More information

1章-1 責了.indd

1章-1 責了.indd 1 エッセンス 3 リハの流れの理解 リハ医療の流れは, 急性期 回復期 維持期の 3 段階に分けられて考えられることが多い. また, 予防期と終末期を加えて 5 段階で表現されることもある 1,2) ( 図 1-1). 脳卒中ガイドライン 2009 3) によれば, 発症直後から, 急性期, 回復期, 維持期に渡って, 一貫した流れでリハビリテーションを行うことが勧められるが, 時期の区分についての科学的な根拠はない

More information

Exploring the Art of Vocabulary Learning Strategies: A Closer Look at Japanese EFL University Students A Dissertation Submitted t

Exploring the Art of Vocabulary Learning Strategies: A Closer Look at Japanese EFL University Students A Dissertation Submitted t Exploring the Art of Vocabulary Learning Strategies: A Closer Look at Japanese EFL University Students MIZUMOTO, Atsushi Graduate School of Foreign Language Education and Research, Kansai University, Osaka,

More information

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン

7 時間以上 8 時間未満 922 単位 / 回 介護予防通所リハビリテーション 変更前 変更後 要支援 Ⅰ 1812 単位 / 月 1712 単位 / 月 要支援 Ⅱ 3715 単位 / 月 3615 単位 / 月 リハビリテーションマネジメント加算 (Ⅰ) の見直し リハビリテーションマネジメン 通所リハビリテーション 基本報酬の見直し 例 要介護 3の場合 通常規模型 変更前 変更後 3 時間以上 4 時間未満 596 単位 / 回 3 時間以上 4 時間未満 596 単位 / 回 4 時間以上 6 時間未満 772 単位 / 回 4 時間以上 5 時間未満 681 単位 / 回 6 時間以上 8 時間未満 1022 単位 / 回 5 時間以上 6 時間未満 799 単位 / 回 6 時間以上

More information

療養病床に勤務する看護職の職務関与の構造分析

療養病床に勤務する看護職の職務関与の構造分析 原著 :. JDS Job Diagnostic SurveyHackman & OldhamStamps, Herzberg Ⅰ. 諸言,, 10.,, 11 Ⅱ. 方法 1. 概念枠組みと質問紙の測定尺度 Hackman & Oldham Hackman & Oldham JDS 内発的動機づけ職務特性 技能多様性 タスク明確性 タスク重要性 自律性 職務からのフィードバック 他者からのフィードバック

More information

認知症医療従事者等向け研修事業要領

認知症医療従事者等向け研修事業要領 認知症医療従事者等向けの研修に係る要領 26 福保高在第 954 号 平成 2 7 年 3 月 1 9 日 1 趣旨この要領は 東京都認知症疾患医療センター運営事業実施要綱 ( 平成 23 年 2 月 1 日付 22 福保高在第 536 号 )( 以下 実施要綱 という ) 第 6の1(3) 第 7の5(2) に基づき 地域拠点型認知症疾患医療センターが実施する研修に関して必要な事項を定めるものとする

More information

2) 各質問項目における留意点 導入質問 留意点 A B もの忘れが多いと感じますか 1 年前と比べてもの忘れが増えたと感じますか 導入の質問家族や介護者から見て, 対象者の もの忘れ が現在多いと感じるかどうか ( 目立つかどうか ), その程度を確認する. 対象者本人の回答で評価する. 導入の質

2) 各質問項目における留意点 導入質問 留意点 A B もの忘れが多いと感じますか 1 年前と比べてもの忘れが増えたと感じますか 導入の質問家族や介護者から見て, 対象者の もの忘れ が現在多いと感じるかどうか ( 目立つかどうか ), その程度を確認する. 対象者本人の回答で評価する. 導入の質 [ DASC ー 8 使用マニュアル ] 1. 認知 生活機能質問票 (DASC-8) とは 地域包括ケアシステムにおける認知症アセスメントシート (DASC - 21) をもとに作成されたアセスメントシート. 認知機能とADLを総合的に評価できる. 質問 Aと質問 B は導入のための質問で採点にはいれない. 認知機能を評価する 2 項目, 手段的 ADLを評価する 3 項目, 基本的 ADL を評価する

More information

資料2 本調査の依頼書(対象者用)

資料2 本調査の依頼書(対象者用) 資料 訪問看護ステーション所長様 [ 資料 1] 訪問看護ステーション御一同様 研究への参加のお願い 現在 私は修士課程において 訪問看護師が在宅高齢者を看取る家族を支援した経験から何を学ぶのかということについて研究しています 訪問看護活動のなかで 在宅高齢者を介護する家族を支援し 在宅での看取りの場面に出会った経験をおもちの方にインタビューさせていただきたいと思っております お忙しいと存じますが

More information

(目的)

(目的) 目的 期待される能力 ( 目的 ) 1. 糖尿病を持ちながら生活をする対象に対し 悪化を防ぎ 健康な生活が継続できるような質の高い技術を用いて援助でき 発症予防においても貢献できる糖尿病看護認定看護師を育成する 2. 糖尿病教育 看護分野において優れた実践力を発揮し あらゆる分野の看護職に対して必要に応じて相談 支援ができ医療チームにおいて連携が図れる 3. 1,2 を通して 糖尿病教育 看護分野全体の質の向上を図る

More information

Microsoft Word - 4㕕H30 �践蕖㕕管璃蕖㕕㇫ㅪ�ㅥㅩㅀ.docx

Microsoft Word - 4ã••H30 å®�践蕖㕕管璃蕖㕕㇫ㅪã‡�ㅥㅩㅀ.docx :31.5 時間 (1,890 分 ) 実習 : 課題設定 240 分 他施設実習 1 日 職場実習 4 週間 実習のまとめ 180 分 第 1 日目 オリエンテーション 9:30~9:40(10 分 ) ( 第 2 回旭川 9:45~9:55) 1 認知症ケアの基本的理解 認知症ケアの基本的視点と理念 9:40~12:40(180 分 ) ( 第 2 回旭川 9:55~12:55) 高齢者施策における認知症ケアの方向性と位置づけを理解し

More information

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知) 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて ( 抄 )( 平成 12 年 3 月 3 日老企第 55 号 ) 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知 ) 別紙 17 傍線の部分は改正部分 新 1 ( 略 ) 2 訪問看護計画書等の記載要領 (1) 訪問看護計画書及び訪問看護報告書の様式は 別紙様式 1 及び別紙様式 2を標準として作成するものであること (2) 訪問看護計画書に関する事項 1

More information

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用 通所リハビリテーション事業所における リハ部門の業務手順書 一般社団法人 京都府理学療法士会 社会局保険部 Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ

More information

日本臨床麻酔学会 vol.36

日本臨床麻酔学会 vol.36 308 Vol.36 No.3/May 2016 日本臨床麻酔学会第 35 回大会招待講演日臨麻会誌 Vol.36 No.3, 308 312, 2016 日本臨床倫理学会による POLST(DNAR 指示を含む ) 作成指針 作成の経緯と今後の展望 *1 3 箕岡真子 [ 要旨 ] 多くの病院で日常的に DNAR 指示 (= Do Not Attempt Resuscitation) が出されている.

More information

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科 2013 年度 統合実習 [ 表紙 1] 提出記録用紙 1 実習評価表 2 課題レポート 3 日々の体験記録 4 事前レポート 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科 3 年専門教育科目 2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙

More information

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」 周術期看護エキスパートナース育成計画 作成者 : 高橋育代 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している手術を受ける患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が周術期看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1) レベル Ⅱ 以上で手術看護分野の知識と技術習得を希望する者 2) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間 1 年間の継続教育とする 10

More information

<4D F736F F D2089EE8CEC95F18F5682CC89FC92E882C982C282A282C A836E A816A8F4390B394C52E646F63>

<4D F736F F D2089EE8CEC95F18F5682CC89FC92E882C982C282A282C A836E A816A8F4390B394C52E646F63> 介護報酬の改定について ( リハビリ関係 ) 平成 21 年 4 月改定関係 Q&Aはケアネット (http://www.city.kobe.lg.jp/life/support/carenet/index.html) にて内容を確認すること (1) 訪問リハビリテーション 1 基本報酬の改定 500 単位 / 日 305 単位 / 回訪問リハビリテーションは 指示を行う医師の診療の日 ( 介護老人保健施設の医師においては

More information

MV X 5 6 Common Terminology Criteria for Adverse Events Grade 1 Grade Gy 16 QOL QOL 5 6 7, 8 9, VOL.3 NO

MV X 5 6 Common Terminology Criteria for Adverse Events Grade 1 Grade Gy 16 QOL QOL 5 6 7, 8 9, VOL.3 NO 乳がん患者の放射線皮膚炎に対するスキンケアの指導の実際 がん放射線療法看護認定看護師とがん放射線治療に携わる看護師との比較 Educating practice of skin care for radiodermatitis of breast cancer patients: Comparison of the nurses with certified nurse in radiation therapy

More information

表紙.indd

表紙.indd 教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982

More information

JJRM5005/04.短報.責了.indd

JJRM5005/04.短報.責了.indd Jpn J Rehabil Med 2013 ; : 319.327 1 2 3 4 5 6 Survey of the Electronic Medical Recoding System Used in Kaifukuki Rehabilitation Wards Hidekazu SUGAWARA, 1 Tetsutaro YAHATA, 2 Hideto OKAZAKI, 3 Mitsuhiro

More information

Title Author(s) Kobe University Repository : Kernel 認知症高齢者と家族介護者間のコミュニケーション改善のために訪問看護師が実施した支援のプロセス : 共依存事例について (The Support Process in Improving Communication Between Elderly with Dementia and the Family

More information

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月

平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 平成 31 年度 地域ケア会議開催計画 魚津市地域包括支援センター 平成 31 年 4 月 地域ケア会議開催計画について 地域ケア会議の実施地域ケア会議は 支援が必要な高齢者等への適切な支援を行うための検討を多様な関係者で行うとともに 個別ケースの検討等によって共有された地域課題を地域づくりや政策形成に結び付けていくことで 地域包括ケアを推進する一つの手段です 魚津市地域包括支援センターは ( 以下

More information

Web Stamps 96 KJ Stamps Web Vol 8, No 1, 2004

Web Stamps 96 KJ Stamps Web Vol 8, No 1, 2004 The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 8, No 1, pp 43 _ 57, 2004 The Literature Review of the Japanese Nurses Job Satisfaction Research Which the Stamps-Ozaki Scale

More information

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 摂食 嚥下障害看護平成 27 年 3 月改正 ( 目的 ) 1. 摂食嚥下障害のある患者に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 摂食嚥下障害のある患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 摂食嚥下障害のある患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して相談対応

More information

Bulletin of Toyohashi Sozo University 2017, No. 21, 臨床実習指導で実習指導者が倫理的ジレンマと捉えた課題と対処 植村由美子 * 1 大島弓子 * 2 抄録 キーワード : clinical instruct

Bulletin of Toyohashi Sozo University 2017, No. 21, 臨床実習指導で実習指導者が倫理的ジレンマと捉えた課題と対処 植村由美子 * 1 大島弓子 * 2 抄録 キーワード : clinical instruct Bulletin of Toyohashi Sozo University 2017, No. 21, 37 47 37 臨床実習指導で実習指導者が倫理的ジレンマと捉えた課題と対処 植村由美子 * 1 大島弓子 * 2 抄録 28 4 8 5 21 キーワード : clinical instructor, clinical practicum, ethical dilemma, coping Ⅰ.

More information

02総福研-06_辻.indd

02総福研-06_辻.indd Differences in the Needs of Depending on the Type of Self-Reliance Support Service Facilities for People with Mental Disorders Questionnaire Survey for Users of Facilities in City A, Osaka Prefecture 精神障害者が利用する自立支援サービス事業種別によるニーズの相違について

More information

) 5 Lawton QOL 4 4 QOL Lawton 4) Philadelphia Geriatric Center Affect Rating ScaleARS ARS QOL 5) HDS R

) 5 Lawton QOL 4 4 QOL Lawton 4) Philadelphia Geriatric Center Affect Rating ScaleARS ARS QOL 5) HDS R Vol. 12 No. 2 2002 389 397 Λ1 Λ2 16 10 30 1 2 Lawton Philadelphia Geriatric Center Affect Rating ScaleARS Lawton ARS + ARS 6 2 ARS 2 12:00 15:0017:00 11:30 16:00 1 2 ARS 1 2 ARS QOL QOL QOL 1) QOL QOL

More information

いる状態でしたむ懐中電 ~T は病室入口の廊下側に ~IJ 庫に A さんに類似した ~lanagement ~1. F. (l 995):Nursing 22 COPING SKILLS FOR VIOLENT AND AGGRESSIVE BEHAVIOR IN PSYCHIATRIC NURSING PRACTICE: "READING AND GRASPING OF THE SITUATION"

More information

摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい

摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい 急性期リハビリテーションとは 一昔前までは 脳血管障害で片麻痺などの障害を発症した患者さんは まず一般病院に入院し 安静 加療の後リハビリテーション専門病院に転院してから ゆっくりとリハビリテーションをして行くという考え方が一般的でした 最近では 急性期から無理のない範囲で可能な限り体を動かすことがその後の機能回復に大変良いことが医学的に証明され 脳血管障害のリハビリテーションは急性期より開始することが重要であることが認識されるようになりました

More information

2 片脚での体重支持 ( 立脚中期, 立脚終期 ) 60 3 下肢の振り出し ( 前遊脚期, 遊脚初期, 遊脚中期, 遊脚終期 ) 64 第 3 章ケーススタディ ❶ 変形性股関節症ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2 片脚での体重支持 ( 立脚中期, 立脚終期 ) 60 3 下肢の振り出し ( 前遊脚期, 遊脚初期, 遊脚中期, 遊脚終期 ) 64 第 3 章ケーススタディ ❶ 変形性股関節症ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー PT OT ビジュアルテキスト 姿勢 動作 歩行分析 contents 序ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー畠中泰彦 3 本書の使い方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

More information

11号02/百々瀬.indd

11号02/百々瀬.indd Vol. 112011 ピア エデュケーションによる栄養学科学生の栄養教育の実践 Nutrition Education by College Students of Nutrition Science through the Peer Education System 百々瀬いづみ IzumiMOMOSE 山部秀子 Shuko YAMABE A ºpeer education" system has

More information

The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 7, No 2, pp 19 _ 30, 2004 Survey on Counseling Services Performed by Nursi

The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 7, No 2, pp 19 _ 30, 2004 Survey on Counseling Services Performed by Nursi The Journal of the Japan Academy of Nursing Administration and Policies Vol 7, No 2, pp 19 _ 30, 2004 Survey on Counseling Services Performed by Nursing Professionals for Diabetic Outpatients Not Using

More information

17.indd

17.indd 原著 出生前診断に関する大学生の意識調査 村上 ( 横内 ) 理絵吉利宗久 A Study on Recognition and Attitude of University Students Concerning the Prenatal Diagnosis ; Present Status and Future Perspective in Japan Rie MURAKAMI(YOKOUCHI),Munehisa

More information

血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 に関する説明書 一般財団法人脳神経疾患研究所先端医療研究センター 所属長衞藤義勝 この説明書は 血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 の内容について説明したものです この研究についてご理解 ご賛同いただける場合は, 被

血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 に関する説明書 一般財団法人脳神経疾患研究所先端医療研究センター 所属長衞藤義勝 この説明書は 血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 の内容について説明したものです この研究についてご理解 ご賛同いただける場合は, 被 血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 に関する説明書 一般財団法人脳神経疾患研究所先端医療研究センター 所属長衞藤義勝 この説明書は 血液 尿を用いたライソゾーム病のスクリーニング検査法の検討 の内容について説明したものです この研究についてご理解 ご賛同いただける場合は, 被験者 ( 研究の対象者 ) として研究にご参加くださいますようお願い申し上げます この研究に参加されない場合でも,

More information

606 Dementia Japan Vol. 29 No. 4 October 2015 Table 1. The day care for people with severe dementia Outline Subjects Personal distribution Medical man

606 Dementia Japan Vol. 29 No. 4 October 2015 Table 1. The day care for people with severe dementia Outline Subjects Personal distribution Medical man Dementia Japan 29 : 605-614, 2015 605 原著 要旨 1. はじめに 1 26 4.2 80 2 3 A survey of daycare facilities for dementia people in Japan Tohmi Osaki, Kiyoshi Maeda 1 650-0017 7-5 - 2 Medical Center for Dementia,

More information

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家 人員基準減算 定員超過減算 点検項目 407 介護予防通所リハビリテーション費 点検事項 点検結果 同一建物減算事業所と同一建物 ( 構造上 外形上一体的な建物をいう ) に居住又は同一建物から通所 若年性認知症利用者受入加算 若年性認知症利用者ごとに個別に担当者定める 利用者に応じた適切なサービス提供 運動器機能向上加算専ら職務に従事する理学療法士等を 1 人以上配置 配置 理学療法士 介護職員等が共同して

More information

補綴歯科専門医研修プログラム作成指針 公益社団法人日本補綴歯科学会 1

補綴歯科専門医研修プログラム作成指針 公益社団法人日本補綴歯科学会 1 補綴歯科専門医研修プログラム作成指針 公益社団法人日本補綴歯科学会 1 ( 平成 28 年 10 月 28 日制定 ) 序文 平成 28 年 4 月に設立された一般社団法人日本歯科医学会連合では, 基幹事業の一つとして 国民および社会に信頼される歯科専門医制度の確立 を挙げている. 公益社団法人日本補綴歯科学会 ( 以下, 当法人 ) では, 歯科医師の補綴歯科医療における質的向上を目的として, 公益目的事業の1つである補綴歯科専門医の審査

More information

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル改訂版 平成 28 年 6 月 周南市地域福祉課 地域包括支援センター 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービス事業者

More information

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1)( 平成 30 年 3 月 23 日 ) ( 栄養関係抜粋 ) 居宅療養管理指導 介護予防居宅療養管理指導 単一建物居住者 1 2 回に分けて実施する場合等問 4 以下のような場合は 単一建物居住者 複数人に対して行う場合の居宅療養管理指導費を算定するのか 1 利用者の都合等により 単一建物居住者複数人に対して行う場合であっても 2 回に分けて居宅療養管理指導を行わなければならない場合

More information

研究計画書

研究計画書 研究概要報告書 サウンド技術振興部門 ( / ) 研究題目音声のフィードバックがボイストレーニング効果に与える影響に関する研究報告書作成者長谷川光司研究従事者長谷川光司, 鹿島田千帆, 宮田守音声は, 人間同士のコミュニケーション手段として重要なツールの一つであり, 相手に聞き取りやすい音声で伝えることによって, より正確に情報を伝達することができる. 音声の聞き取りやすさは, 話し手側の声質や話し方,

More information

udc-3.dvi

udc-3.dvi 49 UDC 371.279.1 3 4 753 1 2 2 1 2 47 6 2005 11 14 50 No.35, 2006 1 1.1 AO 2003 2004 2005 2005 1 1 2005 1998 1999 2002 12 11 2000 SAT ACT Law School Admission Test LSAT Medical College Admission Test MCAT

More information

32-1_会告.indd

32-1_会告.indd 原 著 Relationship between Urinary Incontinence and Childbirth Among Women who Have Given Birth within the Last Three Years The Role of Midwives in the Prevention and Improvement of Urinary Incontinence

More information

2 年次 以降 : 授業開始は 2 週目 ~ 平成 30 年度看護学専攻 ( 研究者育成コース ) 時間割 10:30-12:00 特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究 特別研究 特別研究については 担当教員と相談の上決定する 修士課程 ( 医科学獣医科学専攻

2 年次 以降 : 授業開始は 2 週目 ~ 平成 30 年度看護学専攻 ( 研究者育成コース ) 時間割 10:30-12:00 特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究特別研究特別研究 特別研究特別研究 特別研究 特別研究については 担当教員と相談の上決定する 修士課程 ( 医科学獣医科学専攻 平成 30 年度看護学専攻 ( 研究者育成コース ) 時間割 1 2 年次 看護倫理実践論 ( 柳田他 )(G201) 医療安全管理論 ( 甲斐 ) (G416)10/1( )~ 看護研究方法論 ( 野間口 鶴田 )(G201) 4/9( )~ 看護実践方法論 ( 野間口 末次他 )(G611) 10/1( )~ 基盤システム看護学特論 ( 甲斐 末次 大川 ) (G416)4/10( )~ 精神看護学特論

More information

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)のポイント ティムズ国際数学 理科教育動向調査 (TIMSS2015) のポイント 調査概要 国際教育到達度評価学会 (IEA) が 児童生徒の算数 数学 理科の到達度を国際的な尺度によって測定し 児童生徒の学習環境等との関係を明らかにするために実施した 小学校は 50 か ( 約 27 万人 ) 中学校は 40 か ( 約 25 万人 ) が参加した 一部の国で 調査対象と異なる学年が調査を受けているため それらの国については含めていない

More information

Core Ethics Vol.

Core Ethics Vol. Core Ethics Vol. Core Ethics Vol. . % % % Core Ethics Vol. %, Core Ethics Vol. % % % -. %. Core Ethics Vol. a b : Core Ethics Vol. pp... pp.. pp... pp. pp.. pp...pp.... pp. pp. pp.. pp.. Vol.. pp... pp..

More information

Microsoft Word - ① 鏡.docx

Microsoft Word - ① 鏡.docx 時間以上実施した場合に限り 週 1 回に限り算定できる (4) 1 人又は複数の患者を対象として行った場合に算定できるが 複数の患者を対象とする場合は 1 回に 15 人に限る ただし 精神症状の安定しない急性期の精神疾患患者は 対象としない (5) 当該療法に従事する作業療法士は 精神科作業療法の施設基準において 精神科作業療法に専従する作業療法士の数には算入できない また 当該療法に従事する看護師

More information

05_藤田先生_責

05_藤田先生_責 This report shows innovation of competency of our faculty of social welfare. The aim of evaluation competency is improvement in the Social welfare education effects, by understanding of studentʼs development

More information

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴 専門研修プログラム整備基準項目 5 別紙 1 専門技能 ( 診療 検査 診断 処置 手術など ) 1 年目 1 患者及び家族との面接 : 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに 良好な治療関係を維持する 2. 診断と治療計画 : 精神 身体症状を的確に把握して診断し 適切な治療を選択するとともに 経過に応じて診断と治療を見直す 3. 疾患の概念と病態の理解 : 疾患の概念および病態を理解し

More information

総合診療

総合診療 総合診療 (1 ヶ月水準 ) 1. 研修内容 : 総合診療研修では 外来を主な研修の場とし 一般症候からの診断推論 診療方針の立て方について学習する 外来から入院となった症例は 受け持ち医として入院診療に従事する 適宜 専門科と診療連携する 診断における病歴聴取と身体所見取得の重要性を理解し症候に応じて特異度の高いものを選択し診断する習慣を身につける 複数領域にまたがった疾患を有する患者 (multi-morbidity)

More information

同意説明文書(見本)

同意説明文書(見本) 同意説明文書 患者さんへ 膠原病の皮膚症状と血管障害の関連性について に関する研究の説明 これは臨床研究への参加についての説明文書です 本臨床研究についてわかりやすく説明しますので 内容を十分ご理解されたうえで 参加するかどうか患者さんご自身の意思でお決め下さい また ご不明な点などがございましたら遠慮なくご質問下さい 臨床研究代表者群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学講師茂木精一郎 臨床研究責任医師群馬大学大学院医学系研究科皮膚科学講師茂木精一郎

More information

花粉症患者実態調査(平成28年度) 概要版

花粉症患者実態調査(平成28年度) 概要版 花粉症患者実態調査 ( 平成 28 年度 ) 概要版 調査目的 都内における最新の花粉症推定有病率や花粉症患者の予防 治療等の状況を把握する 花粉症患者の実態等を 今後の都における花粉症予防 治療対策の基礎資料とする 調査方法住民基本台帳から無作為抽出した方へアンケート協力依頼を郵送し 回答者を重症度分類毎に一定数抽出し 花粉症検診への協力依頼を郵送した 花粉症検診において 医師による問診 鼻鏡検査

More information

一般看護師領域 キャリアレベル ミドル (Ⅲ) 退院支援看護師育成プログラム ~ 希望を地域へつなぐ ~

一般看護師領域 キャリアレベル ミドル (Ⅲ) 退院支援看護師育成プログラム ~ 希望を地域へつなぐ ~ 一般看護師領域 キャリアレベル ミドル (Ⅲ) 退院支援看護師育成プログラム ~ 希望を地域へつなぐ ~ 目次 Ⅰ 退院支援看護師育成プログラムの概要 1) 目的 2) 育成する能力 3) 期待される成果と今後の展開 Ⅱ 研修プログラム Ⅲ 退院支援看護師に対する資格認定について 1) 資格の認定 2) 認定基準 3) その他 研修受講申請等の流れ Ⅳ 募集要項 Ⅰ 退院支援看護師育成プログラムの概要

More information

12 Vol. 12, No Benner 8 ICU 1 2 ICU Krippendorff, K ICU 5

12 Vol. 12, No Benner 8 ICU 1 2 ICU Krippendorff, K ICU 5 Journal of Japan Academy of Critical Care Nursing Vol. 12, No. 3, pp. 11-23, 2016 Nursing Practice of the Expert Nurse for the Relation to the Family who Arrived after the Hospitalization of an Emergency

More information

サマリー記載について

サマリー記載について 第 64 回 HL7 セミナー HL7 標準規格 退院時サマリー のご紹介 退院時サマリー標準規格 開発検討の経緯 平成 30 年 3 月 豊田建日本 HL7 協会 ( 株式会社 HCI) HL7 CDA について HL7 Clinical Document Architecture (CDA) 文書構造を有する診療情報を記述するためのXMLによる言語 2009 年 11 月 ISO 規格 ISO/HL7

More information

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6> 2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする

More information

26 1 : Self - reported Practices of Cancer Pain Management among Nurses in Tohoku University Hospital Hideyuki Hira

26 1 : Self - reported Practices of Cancer Pain Management among Nurses in Tohoku University Hospital Hideyuki Hira 26 1 : 35 45 2017 1 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 2 Self - reported Practices of Cancer Pain Management among Nurses in Tohoku University Hospital Hideyuki Hirayama 1, Yoko Nakajo 2, Akemi Saito 2, Rie Hatakeyama

More information

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 自己血糖測定演習を通した看護学生の学習過程 鐵井, 千嘉九州大学医学部保健学科看護学専攻 長家, 智子九州大学医学部保健学科看護学専攻

九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 自己血糖測定演習を通した看護学生の学習過程 鐵井, 千嘉九州大学医学部保健学科看護学専攻 長家, 智子九州大学医学部保健学科看護学専攻 九州大学学術情報リポジトリ Kyushu University Institutional Repository 自己血糖測定演習を通した看護学生の学習過程 鐵井, 千嘉九州大学医学部保健学科看護学専攻 長家, 智子九州大学医学部保健学科看護学専攻 https://doi.org/10.15017/4051 出版情報 : 九州大学医学部保健学科紀要. 8, pp.33-42, 2007-03-12.

More information

2 望ましい死の達成度と満足度の評価 宮下 光令 サマリー 望ましい死の達成を評価する尺度であ 施設の 73 が そう思う と回答しま る Good Death Inventory GDI 短縮 した その他では 医師を信頼していた 版と全般満足度に関する調査を行い 遺 ご家族やご友人と十分に時間を

2 望ましい死の達成度と満足度の評価 宮下 光令 サマリー 望ましい死の達成を評価する尺度であ 施設の 73 が そう思う と回答しま る Good Death Inventory GDI 短縮 した その他では 医師を信頼していた 版と全般満足度に関する調査を行い 遺 ご家族やご友人と十分に時間を 2 望ましい死の達成度と満足度の評価 宮下 光令 サマリー 望ましい死の達成を評価する尺度であ 施設の 73 が そう思う と回答しま る Good Death Inventory GDI 短縮 した その他では 医師を信頼していた 版と全般満足度に関する調査を行い 遺 ご家族やご友人と十分に時間を過ごせ 族の視点から望ましい死の達成と緩和ケ た 落ち着いた環境で過ごせた ひと アに対する満足度を評価することを目的

More information

< 訪問看護技術 ( 看取り 緩和ケア ) 向上のための研修 > 研修内容 :ELNEC-J 認定講師による講義 ( 座学 ):2 日間訪問看護事業所の訪問サービスに同行 見学 ( 同行研修 ):3 日講義日 :12 月 15 日 ( 土 ) 16 日 ( 日 )9:0016:30 講義場所 : 広

< 訪問看護技術 ( 看取り 緩和ケア ) 向上のための研修 > 研修内容 :ELNEC-J 認定講師による講義 ( 座学 ):2 日間訪問看護事業所の訪問サービスに同行 見学 ( 同行研修 ):3 日講義日 :12 月 15 日 ( 土 ) 16 日 ( 日 )9:0016:30 講義場所 : 広 NEWS RELEASE 広島大学広報グループ 739-8511 東広島市鏡山 1-3-2 TEL:082-424-3749 FAX:082-424-6040 E-mail: koho@office.hiroshima-u.ac.jp 平成 30 年 8 月 31 日 平成 30 年度広島市訪問看護師養成事業 を広島大学大学院医歯薬保健学研究科附属先駆的看護実践支援センターが実施します 高齢化の進展と地域医療構想に基づく病床削減等により在宅ケアのニーズの拡大が見込まれています

More information

AG 1/16 AA ALDH ALDH-E2 ALDH-E a2001b ALDH-E ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E ALDH-E ALDH-E2 3,

AG 1/16 AA ALDH ALDH-E2 ALDH-E a2001b ALDH-E ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E2 ALDH-E ALDH-E ALDH-E2 3, 5 2Bulletin of Tokyo University and Graduate School of Social Welfare pp65-71 (2015, 3) 372-0831 2020-1 2014917201518 255 53 202 532954.7%2037.7% 4 7.5% 202 122 60.4% 36 17.3% 44 21.8%0.25 0.2860.251-0.25-0.511-0.282-0.324

More information

flF™m…−…n„Efic’æ’¶

flF™m…−…n„Efic’æ’¶ 44 2006 Cognitive Rehabilitation by means of Personal Computer for Cerebrovascular Disease Patients with Attentional Disorders 1 1 2 2 5 4 1 PC ABA design 4 PASATTMT Ponsford PC SAS working memoryattention

More information

The Japanese Journal of Health Psychology, 29(S): (2017)

The Japanese Journal of Health Psychology, 29(S): (2017) Journal of Health Psychology Research 2017, Vol. 29, Special issue, 139 149Journal of Health Psychology Research 2016, J-STAGE Vol. Advance 29, Special publication issue, 139 149 date : 5 December, 2016

More information

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと

1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後 予測因子および副作用発現の危険因子についての探索的研究 (JACCRO GC-07AR) という臨床研究について説明したものです この文書と私の説明のな かで わかりにくいと StageⅢ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の 予後予測因子および副作用発現の危険因子についての 探索的研究 (JACCRO GC-07AR) についてのご説明 説明 同意文書 作成日 :2014 年 5 月 27 日 施設名 : 東京医科大学八王子医療センター 1. はじめに ステージティーエスワンこの文書は Stage Ⅲ 治癒切除胃癌症例における TS-1 術後補助化学療法の予後

More information