重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 Status Quo of Using Eye-Gaze Control Technology in Education for Children with Severe Physical Disabilities * 1 * 2 塩塚敬介 /

Size: px
Start display at page:

Download "重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 Status Quo of Using Eye-Gaze Control Technology in Education for Children with Severe Physical Disabilities * 1 * 2 塩塚敬介 /"

Transcription

1 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 Status Quo of Using Eye-Gaze Control Technology in Education for Children with Severe Physical Disabilities * 1 * 2 塩塚敬介 / 本吉大介 肢体不自由児の教育に視線入力装置が利用されるようになってきている. 重度の肢体不自由や, 重度 重複障がいがある場合にも, 視線入力の有効性が確認されている一方で, その普及は十分であるとは思えない. その要因を探ることを目的とし, 重度の肢体不自由児が在籍する可能性のある国内の特別支援学校に視線入力装置の認知や利活用についてのアンケート調査を実施した. 回答からは視線入力装置の教育効果への実感や期待の高さがあげられたとともに, 装置の導入や導入後のメンテナンス, 使用方法についての課題も示された. また, 視線入力装置の使用の有無や, 使用を想定する児童生徒の実態の違いによって, 視線入力装置を使って身につけさせたい力や課題の感じ方に違いがあることが明らかとなった. <キーワード> 特別支援教育, 肢体不自由教育, 重度 重複障がい, 視線入力装置 1. はじめに (1) 肢体不自由者と視線入力装置の活用視線入力装置は, 筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症 ( A L S ), 脊髄性筋萎縮症 ( S M A ) 等, 知的な遅れはないが身体を思うように動かすことが難しい肢体不自由者にとって非常に有用なツールの一つである. 重度の肢体不自由がある場合, 随意的に動かせる身体の部位や機能を活用してコミュニケーションを図れるよう, 人的配慮や工学的支援が行われる.ALS では四肢麻痺になっても眼球運動障がいが起きにくい ( 中島,2017) という報告 [1] をはじめ, 眼球運動は, 肢体不自由が重度であっても比較的に障がいの影響を受けにくい ( 鈴木 藤田, ) [2]. 透明文字盤等はこれを活用した支援だ が, 当事者と支援者の関係性に依存する傾向が強い. そこで視線入力装置を用いれば, 支援者との関係性に関わらない意思の表出に繋がると考えられる. 同様に知的な遅れのある肢体不自由児においても有効な機器である. 待木 ( ) は, 主体的に見ることで教師を動かし, 要求がかなえられる経験をすることで, 自分から教師へ働きかける等コミュニケーションについても受動的なものから主体的なものに変化を遂げると述べ, 重度 重複障がい児のコミュニケーション指導において有効であることを示唆した [3]. しかし視線入力装置は導入後すぐにうまく使用できるわけではない.Tobii 社は視線入力の上達の過程を7 段階に表した曲線である Eye Gaze Learning Curve( 図 1) を作成した [4]. 知的な遅れを伴う場合には初期段階の Sensory や Early Eye Tracking のように見る 論文受理日 :2019 年 1 月 23 日 *1 SHIOTSUKA Keisuke: 熊本大学大学院教育学研究科 ( 熊本県熊本市中央区黒髪 2 丁目 40-1) *2 MOTOYOSHI Daisuke: 熊本大学教育学部 ( 熊本県熊本市中央区黒髪 2 丁目 40-1) 3

2 教育情報研究第 35 巻第 2 号 図 1 The Tobii Eye Gaze Learning Curve(Tobii 社,2012) ことに対して変化を起こし感覚的な気付きを引き出す段階や, 自分が見ることによって変化が起きるという因果関係に気付く段階が必要となる. また,Tobii 社は視線をコミュニケーション及び学習に使うためのステップを 6つの段階で整理した Eye Gaze Pathway(Tobii 社, 2017) [5] も作成し, 視線入力は学習やコミュニケーションの手段の一つとして考えられていることが分かる. 我が国の学校現場での視線入力装置を用いた指導に多く用いられるソフトの一つとして島根大学の E y e MoT シリーズ ( 伊藤,2017) がある. Eye MoT はゲーム形式の視線入力訓練ソフトである [6]. これらは E y e Gaze Software Curveの初期段階にあたり, マウスオーバーによって児童生徒の気付きを引き出すものや, 注視への発展を引き出すもの等がある. ゲーム形式であることや失敗経験をできるだけしないように配慮されて作成されていること, 無料で使用できること等から視線入力装置を使用した指導の初期段階において活用されている. ( 2 ) 重度肢体不自由教育と視線入力装置の活用肢体不自由のある児童生徒は幼い頃から援助を受けて生活していることから様々な面で経験が不足していることが多く, 主体性に欠ける部分が多くみられる ( 海老沢, ) [7]. 肢体不自由と知的障がいを併せもつ重度 重複障がい児の初期段階での指導においては, 外界のものや人へのかかわりを起こさせることが大切 ( 石川, ) であり [8], 金森 (2012) は本人が主体的に生きるために環境整備としてのアシスティブテクノロジー ( 以下,AT) が必要と述べている [9]. 近年, 肢体不自由児の教育に活用されるようになった視線入力装置は, 眼球の動きをとらえ, 使用者が画面を見ることによって PCの操作を可能にする. 平成 30 年 3 月告示の特別支援学校学習指導要領解説においては, 身体活動に制限がある児童生徒の実態に応じて教材 教具や入力支援機器等の補助用具を工夫し, 学習を効果的に行えるようすることが重要であるとし, 支援機器の例として視線入力装置を挙げている [10]. この視線入力装置が教育や福祉の場面で用いられるようになった要因として, 視線入力装置が安価に購入できるようになったことがあげられる. 以前は画面一体型のものが非常に高額であったが, 現在ではPCにUSB 経由で接続し, 装置を画面に取り付けるタイプのものが2 万円前後で入手できるようになり, 個人で購入するというハードルが大きく引き下げられた. (3) 視線入力装置を活用した教育の普及上の課題視線入力装置を活用した教育は実践や研究のさらなる積み重ねが必要であるが, 大杉 ( ) は ICT コンピュータ利用実践の規模は 個人ベースで実施 (61.1%) が最も多いことを示し [11], 野尻 川崎 (2014) は,AAC やATが十分に理解 活用されているとは言い難く, 学校間で利用状況や活用頻度等に大きな差があること, その差は専門的知識を有する教員の存在やA AC ATを推進するための専門部署の有無等が大きな要因であることを述べている [12].I C T 実践は, 精通した教員の有無に大きく影響を受けるが, 視線入力 4

3 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 装置も同様で, 認知度が高くないため実践は一層個人ベースに偏ると考えられる. より多くの教員が情報やスキルを得ることで, 児童生徒の学習活動や生活がさらに豊かになるきっかけになると考えられる. 以上の背景を踏まえ, 本稿では, 視線入力装置の普及の重要性から, 本装置が肢体不自由を対象とした学校教育の中にどの程度普及しているのか, その効果や課題をアンケート調査から明らかにする. 2. 方法 (1) 対象国内の公私立の特別支援学校のうち肢体不自由部門または病弱部門を設置している398 校 ( 分校 分教室含む ) に対して, 重度肢体不自由のある児童生徒の視線入力装置を活用した教育 について質問紙調査を行った. 病弱部門も対象とした理由は,S M A や筋ジストロフィー等を罹患する児童生徒は病弱部門に在籍していることもあるためである. 回答者は各学校のICT 教育 情報教育担当の教員または校内で最も ICT 実践に詳しい教員 1 名に依頼した. ( 2 ) 調査票の構成大杉 (2014) の重度 重複障がいにおけるICT 活用についての調査 [11] の質問項目及び, 待木 ( ), 塩塚 (2017) [13] の先行研究をもとに視線入力装置の活用に焦点を当て, その現状とニーズ 課題を引き出すことを目的として質問項目を検討し作成した. 質問項目は本文末に示した図 2のとおりである. (3) 調査手続き 年 6 月 ~ 7 月に, 郵送法によって調査を行った. 3. 結果と考察 (1) 回収率 185 校から回答を得た. 有効回答率は182/398 校で 45.7% であった. うち 3 校は質問紙をコピーして複数名の回答が得られたが, 学校ごとの活用状況を尋ねた質問 ( 質問項目 2-1,2-2) では結果から除外した. その他の質問ではすべての回答を集計した. また, 無回答の項目 や回答方法に従っていない回答については集計の対象 外とした. (2) 全体の集計結果と考察 1 単純集計の結果 視線入力装置の経験について表 1 に示す ( 以下, 表の ( ) 内は % ). その他 は I C T 機器紹介研修で知って いる があげられた. 視線入力装置について何らかの経験があるとしたも ののうち, それを知ったきっかけについて表 2 に示す. そ の他は 福祉機器展示会 業者のデモ カタログ 資 料 大学 O T( 作業療法 ) 講演会 等の回答が あった. 表 1 視線入力装置をどの程度知っているか =198 実際に学校の教育活動で使っている 64 (32.3) 使ってみたことがある 40 (20.2) 視線入力装置の実物またはそれを使った 実践を見たことがある 38 (19.2) 映像や資料で見たことがある 39 (19.7) 聞いたことがある 10 (5.1) 知らない 6 (3.0) その他 1 (0.5) 表 2 視線入力装置をどこで知ったか ( 複数回答有り ) =192 研修 110 (57.3) インターネット 42 (21.9) テレビ 28 (14.6) 同僚が使っている 28 (14.6) 研究発表会 21 (10.9) 書籍 18 (9.4) SS 14 (7.3) 学会 9 (4.7) その他 17 (9.4) 表 3 視線入力装置を用いて指導している ( 指導したい ) 児童生徒の実態 ( 複数回答有り ) =185 知的な遅れのない肢体不自由 37 (19.8) 知的な遅れのある肢体不自由 123 (66.8) 想定される幼児児童生徒がいない 20 (10.7) その他 7 (3.7) 5

4 教育情報研究第 35 巻第 2 号 質問 2-1,2-2 の回答より, 全体のうち重度肢体不自 由児の教育に ICT コンピュータ等を使っている学校は / 校 ( % ) であった. そのうち視線入力装置を 活用している学校は 63/161 校 (39.1%) であった. 視線入力装置を使用して指導している, 又はしてみた い児童生徒の実態について,1 名を想定してもらった. 結果を表 3 に示す. その他は 知的な遅れの有無にかか わらず重度の肢体不自由に有効 や, 対象となるもの を見ることができる 等があげられた. 視線入力装置を活用している学校は, どのような活 動で使用しているかを表 4 に示す. 各教科の内訳上位 3 つは国語 10 件, 算数が 3 件, 情報が 2 件だった. 自立活動 の内容には EyeMoT が 10 件, コミュニケーションに関 連する回答が 8 件あった. この他, 意思の表出, 選択 決 定,PC の操作, 追視 注視の練習等があげられた. 今後視線入力装置を使いたい活動を表 5 に示す. 各 教科は国語が 17 件, 音楽と国 算 ( 数 ) が各 5 件だった. 表 4 視線入力装置を使っている活動 ( 複数回答有り ) =79 各教科 17 (21.5) 自立活動 67 (84.8) 各教科 領域を合わせた指導 6 (7.6) その他 4 (5.1) 表 5 視線入力装置を使いたい活動 ( 複数回答有り ) =178 各教科 44 (24.7) 自立活動 109 (61.2) 各教科 領域を合わせた指導 37 (20.8) その他 29 (16.3) 表 6 視線入力装置を使用する理由 ( 複数回答有り ) =77 視線入力装置を使った児童 生徒への学習 53 (68.8) 効果が高いから他のスイッチ等の ICT 機器の利用がうまく 33 (42.9) いかなかったから ICT 活用の必要性を感じているから 26 (33.8) 保護者から ICT 活用 コンピュータ利用 19 (24.7) 教育 の要望があるから教育課程に ICT 等を利用した学習の授業が 2 (2.6) 設けられているからその他 7 (9.1) 自立活動の具体的な活動は, コミュニケーション が 30 件, 意思表出 が 23 件あった. この他, 文字の入力, 選択, 余暇活用があげられた. 視線入力装置を使う理由を表 6 に示す. その他 は, 生徒の自主性や主体性を伸ばす 等があげられた. 児童生徒の視線入力の操作方法について表 7 に示 す. 別にスイッチを使用する場合, 使用する部位はすべ て手指であった. スイッチは ピエゾニューマティックス イッチ マイクロスイッチ 等があげられた. 視線入力装置を用いた指導の学習効果を表 8 に示 す. その他 は使い始めたばかりで効果はまだわか らない等の内容だった. 実践を継続しているのは 7 0 件 (90%), 継続していないのは 8 件 (10%) だった. 継続していない理由は 入力がうまくいかなかった, 固定 ポジショニングが難しい であった. 視線入力装置を活用して身に付けさせたい力を 3 つ選 んでもらった. 結果を表 9 に示す. 視線入力装置を利用して教育を行う上で, 課題と考え られることについて表 10 に示す. その他には 学習計画 のデザイン例の少なさ, 本人の疲労度の軽減 等が あげられた. 2 単純集計の考察 重度肢体不自由児に対して,ICT 等を利用した教育 を実施している学校は 88.4%, うち視線入力装置を活用 表 7 視線入力装置の操作方法 ( 複数回答有り ) =77 視線のみ ( マウスオーバーのみ ) 40 (51.9) 視線のみ ( 視線停留等による決定 ) 40 (51.9) 視線と 1 スイッチ 8 (10.4) 視線と 2 スイッチ 1 (1.3) その他 1 (1.3) 表 8 視線入力装置を用いた指導の学習効果 =80 非常に効果が高かった 29 (36.3) まあまあ効果が高かった 34 (42.5) どちらともいえない 9 (11.3) あまり効果が見られなかった 3 (3.8) ほとんど効果が見られなかった 0 (0.0) その他 5 (6.3) 6

5 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 している学校は 38.8% となった. 有効回答数のうち視線 入力装置を活用している学校は 34.3% であった. 本調 査の有効回答率は 45.7% であり, 重度肢体不自由児へ の ICT 活用, 視線入力装置の活用に関心が高い学校か らの回答と考えられることに留意する必要がある. 視線入力装置を知らないと回答した学校は 6 校 (3.3%) であり, ほとんどの回答者が本装置を知ってい た. 情報源には 108 名が 研修 をあげた. 肢体不自由 表 9 視線入力を通して身に付けたい力 ( 複数回答有り ) =173 コミュニケーションの力 111 (64.2) 要求の伝達 104 (60.1) 主体性 88 (50.9) 余暇を楽しむ力 63 (36.4) 外界への興味 関心 54 (31.2) 文字 言語理解 24 (13.9) 因果関係の理解 23 (13.3) 機器の操作能力 19 (11.0) 役割 ( 朝の会等 ) 10 (5.8) 学力 6 (3.5) 数 形の理解 2 (1.2) その他 2 (1.2) にかかわる研修で本装置が取り上げられるようになってきたことがうかがえる. 視線入力装置を使って指導したい児童生徒の実態は, 知的な遅れのある肢体不自由(66.5%) が最も多かった. 本装置は知的な遅れのない肢体不自由児へ使用する方が, 効果はイメージしやすい. 一方で本結果となったのは, 教員が重度 重複障がい児に効果的に指導する多様な手段のニーズを感じており, 視線入力装置はその一つとして期待されていると考えられる. 実際に視線入力装置を用いて指導している活動と今後使ってみたい活動の両方で, 自立活動 が最も多かった. 目的は コミュニケーション や 意思の表出, 選択 決定 が多くみられた. 各教科では 国語 が最も多く, 活動内容は言葉及び文字の学習, それを発展させた文章作成があげられ, 自立活動の回答と合わせて, 重度肢体不自由児の表出支援のツールとして考えられていることがわかる. 加えて実際に視線入力装置を使用している学校の回答の中には EyeMoT や 目の動かし方, 追視 注視の練習 等があり, 実用にあ 表 10 視線入力装置を用いた教育の課題 ( 複数回答有り ) (=188) 経済的 金銭的に導入が難しいこと 148(78.7) 実際に使っている人が周囲に少ないこと 102(54.3) 実践に関する情報が少ないこと 91(48.4) 子どもの身体や姿勢に合わせた画面の設置 調整が難しいこと 86(45.7) 専門家との連携に関すること 76(40.4) 児童生徒に合った適切な教材 ソフトが少ないこと 73(38.8) 研修の機会がない / 少ないこと 72(38.3) 使用する子どもが限定される / 少ないこと 72(38.3) 視線入力装置を使うための教材 ソフトウェアが分からないこと 69(36.7) 視線入力装置を使う上で必要な児童生徒の実態把握に関すること 69(36.7) 教材 ソフトに関する情報が少ないこと 67(35.6) 設置に時間がかかる / かかりそうなこと 61(32.4) 機器の動作が安定しないこと 48(25.5) 機器利用計画の策定に関すること 37(19.7) 認知度が低くニーズが出てきにくいこと 36(19.1) 実践を行う場所の確保が難しいこと 34(18.1) 学習効果があるのかわからないこと 33(17.6) 個別の指導計画への位置付けに関すること 27(14.4) 使用に抵抗がある / 示されることがあること 20(10.6) その他 9(4.8) 7

6 教育情報研究第 35 巻第 2 号 たっては眼球運動の訓練をすることや視線入力の成功体験を積むことの必要性が認識されていることがわかる. 指導に視線入力装置を活用する理由は, 学習効果が高いから が最も多く, 学習効果について尋ねた質問においても 非常に効果が高かった または まあまあ効果が高かった との回答が全体の78.5% あり, 多くの場合で教員が効果を実感している. 視線入力装置の操作方法は, 本装置を指導に使っているとした多くの回答者が 視線のみ での操作を取り入れており, 他の身体の部位を活用した支援の方法が難しい児童生徒にも効果が期待されている. また, 他のスイッチと併用しているとした回答が10% 程度あり, 視線でポインタを動かして選択し, 他のスイッチで決定することで目の疲労や誤操作を減らす等, 負担を軽減していると考えられる. 視線入力装置を活用して児童生徒に身に付けさせたい力は, コミュニケーションの力 ( % ), 要求の伝達 ( %), 主体性 ( %) の順で多く, 重度肢体不自由のある児童生徒が主体的に他者や環境とかかわっていくための機器として期待されている. 視線入力装置を利用して教育を行う上での課題には, 経済的 金銭的な課題 (78.1%) が最も多く, 次いで 実際に使っている人が少ないこと (53.5%), 実践に関する情報が少ないこと (48.7%), 設置 調整が難しいこと (46%) があげられた. 金銭的負担, 情報不足, 教員のスキル等の課題を解決することが普及 活用促進のために必要であることが明らかとなった. (3) クロス集計の結果と考察視線入力装置の使用の有無と, 対象とする児童生徒の知的障がいの有無に着目し, クロス集計を行った. その後, 単一回答の質問項目には質問項目全体に対して, 複数回答があった質問項目は選択肢一つ一つに対して χ 2 検定を行った. いずれも回答数が 0の選択肢があった場合はその選択肢を除外して統計処理を行うか, その選択肢に対して統計処理を行わないものとした. 有意差が見られた質問項目のみについて以下に示す. 1 現状の視線入力装置の使用の有無による比較視線入力装置を既に指導に活用している回答者とそうでない回答者の間で, 認識の差があるかどうかを分析するため, 質問 2-2 視線入力装置を利用した教育の有無 (2 択 ) と, 他の質問項目とのクロス集計を行った. 以下, 視線入力装置を 使用している と回答したものを 使用, 使用していない としたものを 未使用 と示す. 視線入力装置をどこで知ったかについて, 同僚が使っている で 使用 と 未使用 の間に 5% 水準で有意な差が見られた ( 表 11). 実際に視線入力装置を活用して指導を行っている人が同じ職場内にいることは, 新しく視線入力装置を導入することと密接な関連があると考えられる. その要因の一つとして実感を伴った情報が得られることがある. 設置 調整の仕方, 使用している児童生徒の活動の様子や学習効果を実際に見ることができること, 活用上の相談もできること等から導入しやすくなっていると考える. テレビを通じて知った回答者は 未使用 が 1% 水準で有意に多かった ( 表 1 1 ). テレビの情報は普及に関して一定の情報源となっているが視線入力装置の導入には繋がりにくいことがうかがわれた. その要因としてはテレビでの事例の紹介は, 視線入力装置を活用する効果が視聴者にも分かりやすい 知的な遅れのない肢体不自由 児 者を対象としていることが多いことが予想され, ともに多数が 知的な遅れのある肢体不自由児 に 表 11 質問 2-2 と質問 1-2 のクロス集計表 テレビ同僚が使っている回答した回答しなかった回答した回答しなかった 使用 78 2(2.6) 76(97.4) 18(23.1) 60(76.9) 未使用 (22.8) 88(77.2) 10(8.8) 104(91.2) χ 2 (1)=13.653, p<.01 χ 2 (1)=6.503, p<.05 8

7 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 使用したいと考えている中でニーズに合致していないことが考えられる. また導入の仕方や使用方法についての情報等はマスメディアでは提供されづらく, 主体的に情報にアクセスする必要があることも要因であろう. 視線入力装置を使っている ( 使いたい ) 児童生徒の実態では 2 項目で有意な差が見られた ( 表 1 2 ). 知的な遅れのない肢体不自由 では 5% 水準で 未使用 が有意に多く, 視線入力を利用していない回答者は既に利用している回答者に比べて知的な遅れのない肢体不自由児への有効性に期待していることが示唆された. 知的な遅れのある肢体不自由 と回答したのは 使用 が 1% 水準で有意に多かった ( 表 12). 知的な遅れを伴わない場合には他の表出方法で代替できる場合があり, 使ってみたいが導入には至っていない可能性がある. 知的な遅れがある場合にも, 興味のあるものに視線を向けることが多くあり, それを有効活用したいという思いから導入までつながっていると考えられる. 視線入力装置を使って 各教科 を指導したいとしたものは 使用 が 未使用 に比べて 5% 水準で有意に 多く, 反対に 自立活動 と回答したものは 未使用 が 使用 より 1% 水準で有意に多かった ( 表 13). 使用 は既に多くが自立活動の中で視線入力装置を活用してほとんどの回答者が学習効果を実感しており, そこから各教科の活動にも発展させようとしていることがうかがえる. 未使用 はまず視線入力装置を導入するにあたり, 自立活動の中で使用方法を学ばせたいと考えていることがわかる. 視線入力を用いて身に付けさせたい力について, 要求の伝達で 未使用 が 1% 水準で有意に多かった ( 表 1 4 ). 未使用 でイメージされやすい活動は, 好きなものを見て選ぶなど, 要求を伝えるようなコミュニケーションの基礎となる, わかりやすい活動を想定していると考えられる. 因果関係の理解では 使用 が 5% 水準で有意に多かった ( 表 14). 未使用 の回答者は視線入力装置を使用して因果関係の理解を促すという学習活動がイメージし難い可能性がある. すでに視線入力装置を学習に取り入れている回答者の多くが, 知的な遅れを伴う児童生徒を対象としていることから, 主体的な表出 表 12 質問 2-2 と質問 3 のクロス集計表 知的な遅れのない肢体不自由知的な遅れのある肢体不自由回答した回答しなかった回答した回答しなかった 使用 76 9(11.8) 67(88.2) 65(85.5) 11(14.5) 未使用 (24.8) 83(75.2) 60(53.1) 51(46.9) χ 2 (1)=4.283, p<.05 χ 2 (1)=18.767, p<.01 表 13 質問 2-2 と質問 4-3 のクロス集計表 各教科自立活動回答した回答しなかった回答した回答しなかった 使用 72 25(34.7) 47(65.3) 34(47.2) 38(52.8) 未使用 (17.9) 87(82.1) 75(70.8) 31(29.2) χ 2 (1)=4.283, p<.05 χ 2 (1)=18.767, p<.01 表 14 質問 2-2 と質問 8 のクロス集計表 要求の伝達因果関係の理解回答した回答しなかった回答した回答しなかった 使用 72 35(48.6) 37(51.4) 15(20.8) 57(79.1) 未使用 (70.3) 30(29.7) 9(8.9) 92(91.1) χ 2 (1)=7.442, p<.01 χ 2 (1)=4.053, p<.05 9

8 教育情報研究第 35 巻第 2 号 の基礎的な力として, 自分が見たことで何らかの変化が起こること を理解することを目指していると考えられる. 視線入力装置を取り入れる上での課題において 経済的 金銭的に導入が難しいこと は 使用 と 未使用 とともに最も多くの学校が課題と感じている. しかし比較すると 未使用 が 使用 より 5% 水準で有意に多く, 視線入力装置を現状使用していない学校の方がより経済的 金銭的な課題が大きいと感じている ( 表 1 5 ). 視線入力装置を使うための教材 ソフトウェアがわからないこと は 未使用 が 5% 水準で有意に多かった ( 表 15). 使用 は視線入力装置を導入するための初期のソフト等の問題を多くの回答者は解決しているためであると考えられる. 視線入力装置を使用するためには視線入力専用のソフトやアプリを使用する. 通常の PC 操作や視線入力専用以外のソフト アプリの操作には, 視線でマウス操作をするためのソフト等が必要にな るが, それらについての情報提供が十分でない, または情報は発信されていてもアクセスできていないと考えられる. 児童生徒の幅広い実態に対応できる使いやすいソフトの充実, 又は自作教材開発環境の提供や教材自作のための情報提供が広く求められていると考えられる. 認知度が低くニーズが出てきにくいこと では 使用 が 未使用 よりも 5% 水準で有意に多かった ( 表 15). 使用 は実際に視線入力装置を使用してその指導の効果を実感しており, 未使用 の教員よりもそれを利用できる児童生徒はまだ多くいると感じていると考えられる. 学習効果があるのかわからないこと では 5% 水準の有意な差が見られた ( 表 15). 未使用 は実際に使用したことがないためその効果に不安を感じており, 導入の困難を強くしていると考えられる. 2 使用したい児童生徒の実態の違いによる比較視線入力装置を使用したい児童生徒の実態によっ 経済的 金銭的に導入が難しいこと 表 15 質問 2-2 と質問 9 のクロス集計表 視線入力装置を使うための教材 ソフトウェアが分からないこと 認知度が低くニーズが出てきにくいこと 学習効果があるのか分からないこと 回答した 回答回答回答回答回答した回答した回答したしなかったしなかったしなかったしなかった 使用 ( )3 7( 51. 4)15(20.8)57( 7 9.1)3 5( )3 7( 51. 4)15(20.8)57( 7 9.1) 未使用 ( )3 0( 2 9.7) 9( 8. 9) 9 2( 91.1) 71( )3 0( 2 9.7) 9( 8. 9) 9 2( 91.1) χ 2 (1)=3.976, p<.05 χ 2 (1)=6.283, p<.05 χ 2 (1)=5.603, p<.05 χ 2 (1)=5.501, p<.05 表 16 質問 3 と質問 2-2 のクロス集計表 視線入力装置を使っている 視線入力装置を使っていない 肢体不自由 33 9(29.0) 22(71.0) 知肢重複 (55.1) 53(44.9) χ 2 (1)=6.908 p<.01 表 17 質問 3 と質問 4-1 のクロス集計表 各教科に使用している自立活動に使用している回答した回答しなかった回答した回答しなかった 肢体不自由 9 5(55.6) 4(44.4) 5(55.6) 4(44.4) 知肢重複 65 12(18.5) 53(81.5) 57(87.7) 8(12.3) χ 2 (1)=4.230, p<.05 χ 2 (1)=3.877, p<.05 10

9 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 て, 認識に差があるかどうかを分析するため, 質問 3 視線入力装置を用いて指導している ( 指導している ) 児童生徒の実態 と, 他の質問項目とのクロス集計を行った. 以下, 知的な遅れのない肢体不自由 児に使いたいとしたものを 肢体不自由, 知的な遅れのある肢体不自由 児に使いたいとしたものを 知肢重複 と示す. 視線入力装置を使用した教育の有無についての質問では1% 水準で有意差が見られた ( 表 16). 残差分析の結果より視線入力装置を教育活動に利用していると回答したのは 知肢重複 が 1% 水準で有意に多かった. 視線入力装置が知的な遅れのある肢体不自由児への指導の手段の一つとして期待されており, 知的な遅れのある肢体不自由を対象として想定した学校, 回答者の方が視線入力装置の導入までつながりやすいと言える. 視線入力装置を活用している教育活動では, 各教科の指導において 肢体不自由 が, 自立活動の指導において 知肢重複 が 5% 水準で有意に多かった ( 表 17). 知的な遅れを伴わない肢体不自由児については, 小 中 高等学校に準ずる教育を施すと規定されてい る. しかし, 肢体不自由の程度が重度である場合, 話したり書いたりすることに困難がある場合が多い. 従って, 各教科の指導における児童生徒の表出の手段の一つとして視線入力装置を捉えていると考えられる. 知的な遅れを伴う重度肢体不自由児は, 自立活動を主とした教育課程に在籍している児童生徒が多く, 自立活動における使用が多い結果となったと考えられる. 視線入力装置活用の継続の有無の質問では1% 水準で有意差が見られた ( 表 18). 継続している のは 知肢重複 が 1% 水準で有意に多く, 継続していない のは 肢体不自由 が 1% 水準で有意に多かった. 継続していない理由は 後天性の肢体不自由であることから身体が動かないだけで意思をもっているものと期待していたが, 左側臥位で下向き ( 左向き ) にしか視線が向かなかったため使用を断念した や 将来に向けて利用してみたが, 現実的な利用となる前に本人の疲れの方が大きくなってしまった, 訪問教育児童でなかなかスクーリングができない があげられた. 視線入力を用いて身に付けさせたい力において, 学力 のみ 肢体不自由 と 知肢重複 の間に 1% 水準で有意な差が見られた ( 表 19). 肢体不自由 は知的 表 18 質問 3 と質問 7-2 のクロス集計表 継続している 継続していない 肢体不自由 9 6(66.7) 3(33.3) 知肢重複 64 60(93.8) 4(6.3) χ 2 (1)=3.917, p<.05 表 19 質問 3 と質問 8 のクロス集計表 学力回答した回答しなかった 肢体不自由 32 5(15.6) 27(84.4) 知肢重複 115 1(0.9) 114(99.1) χ 2 (1)=10.408, p<.01 表 20 質問 3 と質問 9 のクロス集計表 学習効果があるのかわからないこと回答した回答しなかった 肢体不自由 35 12(34.3) 23(65.7) 知肢重複 (11.5) 108(88.5) χ 2 (1)=8.657, p<.01 11

10 教育情報研究第 35 巻第 2 号 な遅れがなく, 基本的に小 中 高等学校に準ずる教育課程で学習をしているため教科の学習が中心となる. 肢体不自由 で学力と回答した人は視線入力装置を使用している又は今後使用したい活動のすべてで各教科を選択しており, 視線入力装置を学習中のアウトプットの手段として考えていることがわかる. 視線入力装置を使用する上での課題では, 学習効果があるのかわからないこと のみ 1% 水準での有意な差が認められた ( 表 20). 知的な遅れのある肢体不自由児ではすでにいくつかの実践事例があるとともに, 何らかの表出につながる可能性に期待がもたれていると考えられる. 知的な遅れのない肢体不自由児については知的な遅れのある肢体不自由児への実践に比べると数は少ない. また最終的には視線での文字入力によるコミュニケーション等を目指していることが予想され, 求める課題水準が高いことも考えられる. 4. 総合考察調査対象になった学校において, 視線入力装置が研修で多く取り上げられるようになり, 回答の多くが研修を通して視線入力装置を知ったとしている. しかしクロス集計の結果からは, 使用 ( 視線入力装置を使用している ) と 未使用 ( 視線入力装置を使用していない ) の間に有意差は見られなかった. 研修のような一時的な情報提供だけでは視線入力装置の情報を得ることはできても, 導入に繋がる直接的な要因とはなりにくいことが分かった. 研修に加えて必要な者にはさらなる情報提供や支援が必要であることが示された. 未使用 は 使用 と比べるとテレビから視線入力装置についての情報を得た者の割合が有意に高かったが, 情報を得ていても実際に導入するには至っていない. 対して 使用 は同僚が使っていて装置について知ったという回答が 未使用 より有意に多かった. 単純集計での視線入力装置を活用する上での課題についての質問でも, 実際に使っている人が周囲に少ないこと が 2 番目に多く選択されている. クロス集計においては2 通りの比較において有意差は見られず, 視線入力装置の使用の有無 や想定する児童生徒の実態に関わらず 実際に使用している人が周囲に少ないこと を課題と感じている. 実際に視線入力装置を使い始めるためには, 情報源が何かではなく情報の内容 質が現場のニーズに合っていること, 一時的な情報提供ではなくその情報を必要なタイミングで身近に得ることができることが重要であることが明らかとなった. すでに視線入力の活用が広がりつつある学校や地域ではさらに普及が進むが, 活用されていない学校や地域では活用は広がりにくいことが予想される. そのため校内や地域のコミュニティ内だけではなく, 地域を超えた研修を行うことによる情報提供の場が必要である. 視線入力装置の学習効果については使用した者の 8 割程度の回答者が 高い と感じているが, 使用していない者は既に使用しているものに比べて, 学習効果に不安を抱えており導入に踏み切ることができないことが予想される. 視線入力装置を使用しての具体的なエピソードでは 見る ことによって何かを変化させようと自分から注視する等して働きかけるようになった や 活動を楽しみにしている様子が見られる といった回答があった. また多くの回答者が子どもの視線に意思を感じられるようになったり, 子どもが視線入力以外の活動にも意欲的に取り組むようになったと述べている. このような実感を共有し, 使用の際の疑問等を解消できる場を設けたり, 具体的な実践をアクセスしやすい情報として提供したりするとよいと考えられる. 視線入力装置の使用が想定される児童生徒は, 重度の肢体不自由があることが前提とされることがほとんどである. その中でも実態は多様であり, 提供される実践の情報も多様である必要がある. 特に視線入力装置の活用に期待されているのは, 知的な遅れを伴う肢体不自由児である. このような実態の子どもに接する機会が頻繁にある者は, 彼らの思いを読み取ろうとして関わるが, 一般的には 何もわかっていない 子どもと捉えられる傾向があると感じる. 視線入力装置が彼らの微細な動きを表出として活用できる手段のひとつとして発展していくことが望まれる. 12

11 重度肢体不自由教育における視線入力装置活用の現状と課題 5. まとめ視線入力装置は, 重度肢体不自由のある児童生徒への指導に効果が期待されていることが示唆された. 特に知的な遅れを伴う児童生徒への支援機器としての期待は大きいと考えられる. 視線入力装置を導入する上での課題としては, 身近に装置を実際に使用している人がいるかどうかが大きく影響していることがわかり, 広く普及を進めていくためには学校や地域を超えた研修による情報提供 交換を行うことによって解決されていくと考えられる. また使用する上での課題としては, 機器の設置 調整や児童生徒の個々の実態に即した指導を行うための教材 ソフトの不足等があり, 教材を教員が手軽に自作するための環境の製作や情報の発信が求められる. また様々な専門機関との連携を進め, 様々な実態に即したソフトが開発されることが期待される. 謝辞 本研究を進めるにあたり, アンケートにご協力いただきました特別支援学校の先生方に心より深く感謝申し上げます. 引用文献 [ 1] 中島孝 ( ), 難治性神経 筋疾患に対するコミュニケーション支援技術 : 透明文字盤, 口文字法から最新のサイバニックインターフェースまで, 保健医療科学,66,5, [2] 鈴木由美子 藤田和弘 (1997) 表出手段に制限のある脳性まひ幼児の eye poijntingを用いた選択的行動の形成, 特殊教育学研究,34(4),1-10 [3] 待木浩一 (2017), 知的障がいを併せ有する肢体不自由児のコミュニケーション支援における実践研究 視線入力装置の活用を通して, 特別支援教育研究論文集 [4] Tobii 社 (2012), resources/eye-gaze-learning-curve/( 最終閲覧 日 :2019/8/8) [5] Tobii 社 (2017), eye-gaze-pathway/( 最終閲覧日 :2019/8/8) [ 6 ] 伊藤史人 ( ), 視線入力装置入門, はげみ 2017/6 7/Vol.374,4-17 [7] 海老沢ひとみ (2013), 実践報告 児童生徒が主体性を身につけるための学習環境の整備 地域との連携を生かした実践, 筑波大学特別支援教育実践と研究 7, [8] 石川政孝 (2005), 重複障がいのある児童生徒の実態把握と指導, 重複障がいのある児童生徒のための教育課程の構築に関する実際的研究報告書, 国立特殊教育総合研究所 [9] 金森克浩 (2012), 実践 特別支援教育とAT 第 1 集, 明治図書 [10] 文部科学省 (2018), 特別支援学校学習指導要領解説各教科等編 ( 小学部 中学部 ) [11] 大杉成喜 (2014), 重度 重複障害教育における ICT 活用の現状と課題, 熊本大学教育学部紀要, 63, [12] 野尻智之 川崎聡大 (2014), 学校現場における支援機器の導入並びに適切な利用と選定のための実態調査, 教育情報研究,3 0,3, [13] 塩塚敬介 (2017), 重度 重複障害児に対する個に応じた視線入力教材の検討, 日本教育情報学会第 33 回年会論文集,

12 第2号 配布した質問紙 第 35 巻 図2 教育情報研究 14

Taro-自立活動とは

Taro-自立活動とは e-learning: 特別支援教育自立活動とは障害のある児童生徒が自立し社会参加するためには 知識や技能を習得していく各 教科等の指導の他に 学習上又は生活上の困難さに対応する力を獲得することができ るようにする自立活動の指導が必要です ここでは 自立活動とは何か どうして自立活動が必要なのか 自立活動をどのよ うに教育課程に位置づければよいのかについて解説します 1 はじめに特別支援教育対象者の増加

More information

010国語の観点

010国語の観点 視覚障害者を教育する特別支援学校普通学級用 国語, 社会, 算数 ( 数学 ), 理科, 外国語, その他 種 文部科学省著作の視覚障害者を教育する特別支援 別 ( 一般文字使用者用 ) 学校用教科書 ( 点字使用者用 ) 点字版教科書 拡大教科書 各教科目標やに則して, 適切にまとめられている にもとづいて点訳したものである にもとづいて点訳したものである にもとづいて拡大したものである 点字使用の児童生徒の

More information

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る

More information

( 都内盲学校 肢体不自由校 ) の教員 3 名が参加した また教員だけでなく 学校介護職員の参加もあった 2. スイッチ製作講座で作った教材の活用 作製した 1 自動販売機のボタンを押すためのスイッチ生活単元学習で校内にある自動販売機を利用することになり 自動販売機のスイッチを押す力がない子がいる

( 都内盲学校 肢体不自由校 ) の教員 3 名が参加した また教員だけでなく 学校介護職員の参加もあった 2. スイッチ製作講座で作った教材の活用 作製した 1 自動販売機のボタンを押すためのスイッチ生活単元学習で校内にある自動販売機を利用することになり 自動販売機のスイッチを押す力がない子がいる 平成 27 年度 AT AAC 研究会活動報告都立鹿本学園高塚健二 今年度も AT AAC に関する教材の製作講座を中心に AAC( 拡大代替コミュニケーション ) と AT( アシスティブテクノロジー ) の研究を行った この製作講座は都立鹿本学園を会場にして 平成 27 年度は3 回実施した 最近では教員だけでなく 学校介護職員にも製作講座に参加する方々が多くなっている 都立鹿本学園の肢体不自由教育部門では学校介護職員が導入されて3

More information

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対

フトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し 分析することにした 2 研究目的 全国学力 学習状況調査結果の分析を通して 本県の児童生徒の国語及び算数 数学の学習 に対する関心 意欲の傾向を考察する 3 研究方法平成 25 年度全国学力 学習状況調査の児童生徒質問紙のうち 国語及び算数 数学の学習に対 学習に対する関心 意欲等についてのデータ分析 平成 25 年度全国学力 学習状況調査質問紙調査から 教科教育部 要旨平成 25 年度 全国学力 学習状況調査 の学習に対する関心 意欲等に関する質問項目に対する本県の児童生徒の回答状況について 統計処理ソフトを用いて 質問項目間の相関関係に着目し分析したところ 国語の学習に対する意識と算数 数学の学習に対する意識に校種間で違いがあることが分かった キーワード

More information

表紙.indd

表紙.indd 教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982

More information

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい

学習指導要領の領域等の平均正答率をみると 各教科のすべての領域でほぼ同じ値か わずかに低い値を示しています 国語では A 問題のすべての領域で 全国の平均正答率をわずかながら低い値を示しています このことから 基礎知識をしっかりと定着させるための日常的な学習活動が必要です 家庭学習が形式的になってい 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果から ( 平成 30 年 4 月 17 日実施 ) 小諸市教育委員会文部科学省では 次の目的で小学校第 6 学年 中学校第 3 学年 原則として全児童生徒を対象に 全国学力 学習状況調査 を毎年実施しています 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る そのような取組を通じて

More information

平成 27 年度 ICT とくしま創造戦略 重点戦略の推進に向けた調査 研究事業 アクティブラーニングを支援する ユーザインターフェースシステムの開発 ( 報告書 ) 平成 28 年 1 月 国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校

平成 27 年度 ICT とくしま創造戦略 重点戦略の推進に向けた調査 研究事業 アクティブラーニングを支援する ユーザインターフェースシステムの開発 ( 報告書 ) 平成 28 年 1 月 国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校 平成 27 年度 ICT とくしま創造戦略 重点戦略の推進に向けた調査 研究事業 アクティブラーニングを支援する ユーザインターフェースシステムの開発 ( 報告書 ) 平成 28 年 1 月 国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校 1 はじめに ICTとくしま創造戦略の人材育成 教育分野の重点戦略のひとつに教育環境のICT 化があげられており, また平成 27 年に閣議決定された世界最先端 IT

More information

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード] 確かな学力の育成 ~ 学力 学習状況調査結果及び授業改善 ~ 第 2 回学力向上推進員研修会 ( 小学校部会 ) 平成 21 年 11 月 13 日 ( 金 ) 確かな学力の育成 ~ 学力 学習状況調査結果及び授業改善 ~ 1 学力調査結果 2 結果の分析と授業改善 設問別の特徴と授業改善のポイント 3 学習状況調査結果 1 学力調査結果 平成 21 年度学力 学習状況調査 知識 と 活用 における平均正答率

More information

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判

第 1 章総則第 1 教育課程編成の一般方針 1( 前略 ) 学校の教育活動を進めるに当たっては 各学校において 児童に生きる力をはぐくむことを目指し 創意工夫を生かした特色ある教育活動を展開する中で 基礎的 基本的な知識及び技能を確実に習得させ これらを活用して課題を解決するために必要な思考力 判 Ⅱ 肢体不自由のある児童生徒の教科指導における 表現する力 の育成に関する基本的な考え方 1. 国の施策としての言語活動の充実に向けての取組改正教育基本法 ( 平成 18 年 12 月 ) や学校教育法の一部改正 ( 平成 19 年 6 月 ) で示された教育の基本理念として 学校教育においては 生きる力 を支える 確かな学力 豊かな心 健やかな体 の調和を重視すると共に 学力の重要な要素は 1 基礎的

More information

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために

(1) 体育・保健体育の授業を改善するために 3 30/ /31 3 3 体の動かし方やコツがわかる授業 体育の授業で体の動かし方やうまくなるためのコツが わかった と回答した小学生は 男子46.0 女子38.0 であり 保健体育の授業で わかった と回答した中学生は男子 30.5 女子20.7 と 中学生に比べ小学生が 体の動かし方やコツに関する理解を得てい ることが分かった 一方で 体の動かし方やコツを理解できていない児童生徒も存在して いた

More information

ニュースレター 報道関係各位 2018 年 10 月 26 日 株式会社ベネッセホールディングス広報 IR 部 小学生の読書に関する実態調査 研究 読書は学力が低い子どもたちに大きなプラス効果 自分で調べる 話題が増える 幅広いメリットが明らかに 株式会社ベネッセホールディングスの子会社 株式会社ベ

ニュースレター 報道関係各位 2018 年 10 月 26 日 株式会社ベネッセホールディングス広報 IR 部 小学生の読書に関する実態調査 研究 読書は学力が低い子どもたちに大きなプラス効果 自分で調べる 話題が増える 幅広いメリットが明らかに 株式会社ベネッセホールディングスの子会社 株式会社ベ ニュースレター 報道関係各位 2018 年 10 月 26 日 株式会社ベネッセホールディングス広報 IR 部 小学生の読書に関する実態調査 研究 読書は学力が低い子どもたちに大きなプラス効果 自分で調べる 話題が増える 幅広いメリットが明らかに 株式会社ベネッセホールディングスの子会社 株式会社ベネッセコーポレーション ( 本社 : 岡山市 代表取締役社長 : 小林仁 ) の社内シンクタンク ベネッセ教育総合研究所では

More information

Water Sunshine

Water Sunshine 全国英語教育学会 2016 年 8 月 20 日 ( 土 ) 第 42 回埼玉大会 獨協大学 中高生の英語学習に関する実態調査 2014 学習実態と学習への意識の関係性などを探る 工藤洋路 ( 玉川大学 ) 大規模調査 調査の背景 2008 年 中学校英語に関する基本調査 ( 教員調査 ) 2009 年 中学校英語に関する基本調査 ( 生徒調査 ) ヒアリング調査 2013 年 中高生に対する聞き取り調査

More information

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した結果の分析 1 調査結果の概要 (1) 全体的な傾向 伊達市教育委員会 市内の小 中学校においては 全体として以下のような特徴がみられた 平成 23 年度全国学力 学習状況調査問題を活用した北海道における学力等調査は 札 幌市を除く178 市町村 及び特別支援学校小学部 特別支援学校中学部 中等教育学校 が実施をした 実施した学校数と児童生徒数については

More information

No_05_A4.ai

No_05_A4.ai 4.4 個別の教育支援計画 への ICF の活用 静岡県立西部特別支援学校 ICF 推進プロジェクトチーム代表 大谷公子 1. はじめにー ICF を取り入れることになった理由 静岡県立西部特別支援学校 ( 以下, 本校 ) は, 在籍児童生徒数 146 人の特別支援学校 ( 肢体不自由 ) で, 小学部, 中学部, 高等部の 3 学部と訪問教育があります 児童生徒の障害の状況に合わせて学部ごとに学習グループ

More information

インターネット白書2002

インターネット白書2002 第 3 部 社会 第 1 章教育 小中高 学校ホームページの展開とドメイン名 資料 3-1-1 学校ホームページの開設数の推移 資料 3-1-2 学校ホームページの都道府県別開設率 ( 上位 16 府県 ) 資料 3-1-3 学校ホームページのドメイン分布 資料 3-1-4 学校のインターネット環境 ( 設備 ) の課題 (*.jp の内訳は地域ドメインが 95% であり, 汎用 jp ドメインが

More information

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか 必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいかに上手に賢く使っていくか, そのための判断力や心構えを身に付ける 情報社会の特性の一側面である影の部分を理解

More information

資料5 親の会が主体となって構築した発達障害児のための教材・教具データベース

資料5 親の会が主体となって構築した発達障害児のための教材・教具データベース 1 文科省 障害のある児童生徒の教材の充実に関する検討会 資料 2013.6.4 資料 5 親の会が主体となって構築した 発達障害児のための 教材 教具データベース 山岡修 (NPO 法人全国 LD 親の会 顧問 ) 全国 LD 親の会山岡修 2 特別支援教育とは? 特別支援教育とは 従来の特殊教育の対象の障害だけでなく LD ADHD 高機能自閉症を含めて障害のある児童生徒の自立や社会参加に向けて

More information

10_皆生養護学校

10_皆生養護学校 平成 28 年度スーパーバイザー事業報告書 発達や障がい特性に応じた指導 支援 ~ 感覚と運動の高次化理論を活用した指導 支援の充実 ~ 鳥取県立皆生養護学校 スーパーバイザー : 淑徳大学池畑美恵子助教 1 はじめに (1) 学校経営方針本校は 肢体不自由と病弱 ( 高等部 ) の特別支援学校である 学校目標を 学び 輝き 感動のある学校 とし それに迫るために学校像 ミッションを設定している めざすべき教師の姿としては

More information

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出 平成 25 26 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出したままで終わったり感想を順に述べるに留まったりする状況でした そこで 今回 授業研究会を実施するに当たり

More information

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って

(2) 国語科 国語 A 国語 A においては 平均正答率が平均を上回っている 国語 A の正答数の分布では 平均に比べ 中位層が薄く 上位層 下位層が厚い傾向が見られる 漢字を読む 漢字を書く 設問において 平均正答率が平均を下回っている 国語 B 国語 B においては 平均正答率が平均を上回って 小学校 6 年生児童の保護者の皆様 平成 26 年 10 月 3 日 立明野小学校長岡部吉則 平成 26 年度学力 学習状況調査の調査結果について 秋冷の候 保護者の皆様におかれましては ますます御清栄のことと拝察申し上げます また 日頃からの教育活動に対しまして 御理解と御協力をいただき感謝申し上げます さて 本年 4 月 22 日 ( 火 ) に実施しました学力 学習状況調査の結果が本年 8 月末に北海道教育委員会から公表され

More information

社会通信教育に関する実態調査 報告書

社会通信教育に関する実態調査 報告書 平成 22 年度文部科学省委託調査 社会通信教育に関する調査研究 社会通信教育に関する実態調査 報告書 平成 23 年 3 月 株式会社日本能率協会総合研究所 目次 I 調査の概要... 1 1 調査目的... 1 2 調査内容... 1 (1) 社会通信教育の実施団体に対する調査... 1 (2) 社会通信教育の受講者への調査... 2 (3) 社会通信教育の利用企業への調査... 2 3 調査の流れ...

More information

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的 1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的に学習に取り組む態度の育成, 課題を解決できる子ども, 友達と交流して考えを深められる子どもの育成を目指して研究を進めてきた

More information

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分

領域別正答率 Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz んんんんんんんんんんんんん 小学校 中学校ともに 国語 A B 算数( 数学 )A B のほとんどの領域において 奈良県 全国を上回っています 小学校国語 書く B において 奈良県 全国を大きく上回っています しかし 質問紙調査では 自分 資料 平成 26 年度全国学力 学習状況調査における生駒市立学校の調査結果について 本調査は 分析結果から 成果と課題を明確にし 学校における教育指導の充実や学習状況の改善に役立 てること また 今後の教育施策に反映させていくことを目的として実施しています 結果は児童生徒の学 力の一部分を示しているものです 生駒市の調査の結果及び分析等を以下のとおり取りまとめました 調査内容 < 教科に関する調査

More information

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる 第 5 学年 国語科学習指導案 1 単元名 情報を集めて提案しよう教材 ゆるやかにつながるインターネット ( 光村図書 5 年 ) 2 単元目標 ( は重点目標) インターネットを通じた人と人とのつながりについて考えるために, 複数の本や文章を比べて 読み, 情報を多面的に収集しようとする ( 国語への関心 意欲 態度 ) 意見を述べた文章などに対する自分の考えをもつために, 事実と感想, 意見などとの関係を押

More information

No_05_A4.ai

No_05_A4.ai 4.6 個別の教育支援計画, 個別の指導計画のシステム作りと授業改善への ICF の活用 静岡県立御殿場特別支援学校教諭山元薫 1.ICF を活用するに至った背景 静岡県立御殿場特別支援学校 ( 以下, 本校 ) は2 市 2 町を学区とする知肢併設の学校です 2000 年 4 月に県立移管されて以降, 児童生徒数は増加を続け,2006 年には当時の2 倍の人数に増え, 現在全校児童生徒数 188

More information

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう

回答者のうち 68% がこの一年間にクラウドソーシングを利用したと回答しており クラウドソーシングがかなり普及していることがわかる ( 表 2) また 利用したと回答した人(34 人 ) のうち 59%(20 人 ) が前年に比べて発注件数を増やすとともに 利用したことのない人 (11 人 ) のう 2017 年 10 月 3 日 クラウドソーシング利用調査結果 帝京大学中西穂高 ワークシフト ソリューションズ株式会社 企業からみたクラウドソーシングの位置づけを明らかにするため クラウドソーシングの利用企業に関する調査を実施した この結果 1 クラウドソーシングは 新規事業や一時的な業務において多く活用されている 2 自社に不足する経営資源を補うことがクラウドソーシングの大きな役割となっている

More information

1 2 3 ー ー ー ー ー ー 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 ー ー ー ー ー ー 35 36 B3 をべ クラスで にぶもっとしくりたい B3 をべ する でけたべるするをかす B2 なをむ のをのにかすにぶエレベーターのことをもっとりたい B2 なをむ

More information

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究

単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究 単元構造図の簡素化とその活用 ~ 九州体育 保健体育ネットワーク研究会 2016 ファイナル in 福岡 ~ 佐賀県伊万里市立伊万里中学校教頭福井宏和 1 はじめに伊万里市立伊万里中学校は, 平成 20 年度から平成 22 年度までの3 年間, 文部科学省 国立教育政策研究所 学力の把握に関する研究指定校 の指定を受け, 指導と評価の一体化を図る実践的研究に取り組んだ そこで, 引き続き伊万里市教育研究会保健体育部会において,

More information

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている Ⅲ 質問紙調査の結果と考察 1 児童生徒質問紙調査 (1) 学習に対する関心 意欲 態度 (2) 基本的生活習慣 (3) 自尊意識 規範意識等 (4) 家庭でのコミュニケーション (5) 学習習慣 読書習慣 (1) 学習に対する関心 意欲 態度 国語の勉強が好き 国語の勉強が好き 24.6 35.8 26.0 13.5 22.9 34.7 27.9 14.4 2 35.8 28.3 14.2 19.8

More information

小学生の英語学習に関する調査

小学生の英語学習に関する調査 2015 年 11 月 5 日 株式会社ベネッセホールディングス 代表取締役会長兼社長原田泳幸 小学生の英語学習に関する調査小 5 6 生の 6 割が 教室の外で英語を使ってみたい と回答 しかし 保護者の約 6 割は 外国語活動 に 満足していない 株式会社ベネッセホールディングス ( 本社 : 岡山市 以下ベネッセ ) の社内シンクタンク ベネッセ教育総合研究所 では 2015 年 3 月に 全国の小学

More information

派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果

派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果 派遣社員の評価に関する 派遣先担当者調査結果 ( 概要 ) 2017 年 4 月 調査結果の概要 派遣社員の必要性を強く感じている派遣先担当者は非常に多く 処遇向上や正社員登用にも前向きであり 派遣社員の評価結果を処遇向上や正社員登用の判断に活用する派遣先担当者も少なくない 派遣先担当者が派遣社員を評価する際に重要視するのは まじめさ や 報告連絡相談 などの基礎力であり 処遇向上や正社員登用の際には

More information

本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語

本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語 本日 2012 年 2 月 15 日の記者説明会でのご報告内容をお送りいたします 文部科学省記者会でも配布しております 報道関係各位 2012 年 2 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長福島保 新教育課程に関する校長 教員調査 新教育課程に関する保護者調査 小学校授業 国語では 4 割強 算数では 3 割弱で 授業進度に遅れ ~2.5 割の教員が 授業についていけない児童が増えた

More information

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校 1,048 校 40,277 人 9 校 295 人 中学校 608 校 41,236 人 4 校 252

More information

Microsoft Word - 9概要(多保田春美).docx

Microsoft Word - 9概要(多保田春美).docx 平成19年度 研究主題 指導者養成研修講座 研修報告 概要 石川県教育センター 石川県立明和養護学校 松任分校 多保田 春美 自閉症のある子の特性理解と効果的な支援のあり方 将来を見つめ その子らしさと主体性を大切にしたかかわりを通して 要約 知的障害と自閉症のある子どもたちにとって効果的な支援のあり方を探るため 将来を見通して その 子らしさ と 主体性 を大切にしながら実践を行った その中で 自閉症の特性を十分理解した上で

More information

Q1 診断書等がない子どもへの合理的配慮はどう考えたらよいのか A1 診断書や障がい者手帳等の有無が 合理的配慮の提供に関する判断の基準ではありません 教育支援資料 ( 文部科学省平成 25 年 10 月 ) において 各障がいは以下のように定義されています ( 参考 ) 教育支援資料における各障が

Q1 診断書等がない子どもへの合理的配慮はどう考えたらよいのか A1 診断書や障がい者手帳等の有無が 合理的配慮の提供に関する判断の基準ではありません 教育支援資料 ( 文部科学省平成 25 年 10 月 ) において 各障がいは以下のように定義されています ( 参考 ) 教育支援資料における各障が Q1 診断書等がない子どもへの合理的配慮はどう考えたらよいのか A1 診断書や障がい者手帳等の有無が 合理的配慮の提供に関する判断の基準ではありません 教育支援資料 ( 文部科学省平成 25 年 10 月 ) において 各障がいは以下のように定義されています ( 参考 ) 教育支援資料における各障がいの定義 ( 抜粋 ) 視覚障がい視機能の永続的な低下により 学習や生活に支障がある状態 聴覚障がい身の周りの音や話し言葉が聞こえにくかったり

More information

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値 平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 全国学力 学習状況調査 別府市の結果 別府市教育委員会 1 調査結果公表の目的平成 30 年度 大分県学力定着状況調査 及び 全国学力 学習状況調査 の調査結果 及び別府市全体の課題と課題解決の方策を公表することにより 別府市児童生徒の学力向上に向けて 学校 家庭 地域がそれぞれの果たすべき役割を認識し 一体となって取組を推進する機運を高めることを目的としています

More information

平成26年度調査研究活動報告書

平成26年度調査研究活動報告書 生徒指導委員会 ネット接続可能携帯ゲーム機 所持 使用に関する保護者向けアンケート調査報告 ( ネット接続可能携帯ゲーム機 は, 以下 携帯ゲーム機 と呼ぶ ) Ⅰ 調査概要 1 調査目的児童の生活や遊びの中で携帯ゲーム機の使用をめぐって, 生徒指導面から様々な問題点の発生が本県においても懸念されている 時代の進展に伴い, 昨今は児童の遊びや遊び方が大きく変化しつつある その大きなファクターとして挙げられることが

More information

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ

回数テーマ学習内容学びのポイント 2 過去に行われた自閉症児の教育 2 感覚統合法によるアプローチ 認知発達を重視したアプローチ 感覚統合法における指導段階について学ぶ 自閉症児に対する感覚統合法の実際を学ぶ 感覚統合法の問題点について学ぶ 言語 認知障害説について学ぶ 自閉症児における認知障害につ 心理 生理 病理 科目の内容指導法自閉症教育総論 単位数履修方法配当年次 2 R or SR 3 年以上 科目コード EG4735 担当教員 青木真澄 わが国で, 自閉性障害のある児童生徒に学校教育が行われてから約 30 年の年月が経過している 彼らの 障害の程度に応じて, 通常の学級や通級指導教室, 特別支援学級, あるいは特別支援学校で多様な教育が 行われてきた しかし, 未だなお, 彼らに効果的であると実証された指導方法は確立されていない

More information

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平

の間で動いています 今年度は特に中学校の数学 A 区分 ( 知識 に関する問題 ) の平均正答率が全 国の平均正答率より 2.4 ポイント上回り 高い正答率となっています <H9 年度からの平均正答率の経年変化を表すグラフ > * 平成 22 年度は抽出調査のためデータがありません 平 平成 29 年度全国学力 学習状況調査結果 平成 29 年 月 2 日 豊能町教育委員会 はじめに 本調査は 児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証するとともに 学校における教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てることを目的に 平成 9 年度より実施されています 今年度は 平成 29 年 4 月 8 日 ( 火 ) に悉皆調査として実施され 本町は 全小学 6 年生 (4

More information

聴覚障害特別支援学校(聾学校)で取り扱われる特徴的な自立活動の内容に関する調査

聴覚障害特別支援学校(聾学校)で取り扱われる特徴的な自立活動の内容に関する調査 特別支援教育実践センター研究紀要第 11 号,53-61,2013 < 原 著 > 聴覚障害特別支援学校 ( 聾学校 ) で取り扱われる特徴的な自立活動の内容に関する調査 手話使用の広がりを背景とした発音発語 指導に関する2002 年調査結果 波多野雄一 * 谷本忠明 ** 特別支援教育の新たな時代を迎え, 聴覚障害特別支援学校における教育内容もそれに対応した充実が図られようとしている 特に, 自立活動の指導においては,

More information

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 ) 秋のレビュー説明資料 平成 25 年 11 月 文部科学省 生涯学習政策局情報教育課 教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 ) ( 実証校 )

More information

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに,

2 調査結果 (1) 教科に関する調査結果 全体の平均正答率では, 小 5, 中 2の全ての教科で 全国的期待値 ( 参考値 ) ( 以下 全国値 という ) との5ポイント以上の有意差は見られなかった 基礎 基本 については,5ポイント以上の有意差は見られなかったものの, 小 5 中 2ともに, 平成 26 年度宮城県学力 学習状況調査結果について ( 速報 ) 宮城県教育委員会 1 実施状況 (1) 調査の目的 1 宮城県の児童生徒の学力や学習状況及び学校の学習に係る取組, 意識等を調査することにより, 児童生徒の一層の学力向上に向け, 学習指導の改善と家庭学習の充実を図るとともに, 今後の教育施策の企画 立案に活用する 2 本調査の結果と全国学力 学習状況調査の結果を関連付けて分析することにより,

More information

地域包括支援センターにおける運営形態による労働職場ストレス度等の調査 2015年6月

地域包括支援センターにおける運営形態による労働職場ストレス度等の調査 2015年6月 地域包括支援センターにおける運営形態による労働職場ストレス度等の調査 調査報告書 2015 年 6 月 目次 2 章基本調査と運営形態について... 1 2-1 基本情報と運営形態... 1 2-2 職場 勤務状況と運営形態について... 4 3 章地域包括ケアシステムへの意識と運営形態について... 9 4 章労働職場ストレス度と運営形態... 11 2-1 基本情報と運営形態 2 章基本調査と運営形態について

More information

短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward Ta

短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward Ta 短 報 Nurses recognition and practice about psychological preparation for children in child health nursing in the combined child and adult ward 1 2 1 Tamaki MIYAUCHI Takahiro TERAI Mika HONJOU キーワード : 子ども

More information

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E >

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E > 資料 2-3 アンケート調査結果 ( 第 1 回資料からの抜粋 ) 平成 20 年 5 月 22 日 事務局 アンケート調査結果 1( アンケート調査方法 ) 電報及び電報類似サービスの利用状況等を把握するため 総務省の委託による郵送アンケート調査を実施 調査対象 地域 調査対象者 全国 平成 19 年 11 月現在で 15 歳から 70 歳までの男女 調査方法 調査対象者の 選定及び集計 結果について

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx 教育課程研究集会資料 平成 23 年 8 月 学習評価の方向性 学習評価の意義や現在の学習評価の在り方が小 中学校を中心に定着 新学習指導要領における学習評価について 次代を担う児童 生徒に 生きる力 をはぐくむ理念を引き継ぐ 今回の学習評価の改善に係る 3 つの基本的な考え方 現在行われている学習評価の在り方を基本的に維持しつつ, その深化を図る 新しい学習指導要領における改善事項を反映 教育は,

More information

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4 平成 29 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査です 平成 27 年度からは 調査対象を小学校 4 年生以上の児童生徒に広げ 毎年実施することにより 児童生徒一人一人の学習内容の定着状況や学力の伸びの様子が把握できるものとなっています このような 一人一人の学力の伸び に注目した調査は 全国でも初めての取組となります

More information

タイトル(MSゴシック太字16pt)

タイトル(MSゴシック太字16pt) アセスメントを活用した指導計画の作成と指導の実践 情報グループ Ⅰ 前年度の課題と成果と今年度のねらい情報グループでは昨年度 ICT 機器の紹介をしながら 自分が受け持っている児童 生徒にどんな授業ができるか考える 機器を使った授業に取り組む の二つの内容で研究を進めた 1 年間研究を行い以下のような成果があり また課題が残った 1 成果について (1) 児童 生徒の実態を把握して どのような ICT

More information

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の

2 全国 埼玉県 狭山市の平均正答率 ( 教科に関する調査の結果 ) ( 単位 %) (1) 小学校第 6 学年 教科ごとの区分 教科 狭山市 埼玉県 全国 国語 A 国語 B 算数 A 算数 B 学習指導要領の 平成 29 年度全国学力 学習状況調査結果の概要 狭山市立小学校 中学校 全国学力 学習状況調査は 全国の小中学校を対象にした調査であり 義務教育の機 会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童 生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通 じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

More information

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す 平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:~11: 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関する調査の結果 知識 に関する問題 (A 問題 ) の結果 ( 県 ) 国語 算数はいずれも全国平均を上回っており,

More information

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂

p.1~2◇◇Ⅰ調査の概要、Ⅱ公表について、Ⅲ_1教科に対する調査の結果_0821_2改訂 平成 26 年度全国学力 学習状況調査 ( 文部科学省 ) 島根県 ( 公立 ) の結果概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

More information

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 (

(2) 国語 B 算数数学 B 知識 技能等を実生活の様々な場面に活用する力や 様々な課題解決のための構想を立て実践し 評価 改善する力などに関わる主として 活用 に関する問題です (3) 児童生徒質問紙児童生徒の生活習慣や意識等に関する調査です 3 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果 ( ( 豊後大野市教育委員会 ) 1 公表の目的豊後大野市教育委員会では 平成 20 年度全国学力 学習状況調査の結果及び全体的な傾向並びに今後の改善方策を公表することにより 学校における教育活動への理解を深めていただくとともに 学校 家庭 地域の相互の連携及び協力を深め 一体となって豊後大野市の子どもたちを高めていこうとする機運を醸成します なお 本調査で測定できるのは 学力の特定の一部分であり 学校における教育活動や教育委員会の施策の改善に資するため

More information

表紙(A4)

表紙(A4) 6 保護者の利用 意識について (1) 携帯電話 スマートフォンの利用について 利用状況 保護者 Q27. あなたは携帯電話 ( またはスマートフォン ) を使っていますか 保護者回答 携帯電話 スマホ使用状況 スマホのみ使っている携帯電話とスマホの両方を使っている携帯電話のみ使っているどちらも使っていない 70.5 6.5 0.4 67.2 6.5 23.0 0.8 63.8 4.9 27.7 1.8

More information

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4. 6. 横浜ベイスターズに対する関心や考え方 本章では 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心や考え方を検討する まず 横浜ベイスターズに対する関心の程度について単純集計の結果を示したあと 回答者の性別 年齢による差異を分析 考察する 最後に 横浜ベイスターズへの好意の有無 好意を有する理由を検討する 6.1 横浜ベイスターズに対する関心 1) 単純集計の結果 横浜ベイスターズに対する関心を示した図

More information

家族の介護負担感や死別後の抑うつ症状 介護について全般的に負担感が大きかった 割合が4 割 患者の死亡後に抑うつ等の高い精神的な負担を抱えるものの割合が2 割弱と 家族の介護負担やその後の精神的な負担が高いことなどが示されました 予備調査の結果から 人生の最終段階における患者や家族の苦痛の緩和が難し

家族の介護負担感や死別後の抑うつ症状 介護について全般的に負担感が大きかった 割合が4 割 患者の死亡後に抑うつ等の高い精神的な負担を抱えるものの割合が2 割弱と 家族の介護負担やその後の精神的な負担が高いことなどが示されました 予備調査の結果から 人生の最終段階における患者や家族の苦痛の緩和が難し 報道関係各位 患者の人生の最終段階における苦痛や療養状況に関する初めての全国的な実態調査の結果を公表 ~ 医療に対する満足度は高いものの 人生の最終段階で多くの患者が痛みや気持ちのつらさを抱えてすごしており 緩和ケアの改善が必要なことが明らかになりました~ 218 年 12 月 26 日 国立研究開発法人国立研究センター 国立研究開発法人国立研究センター ( 理事長 : 中釜斉 東京都中央区 ) 対策情報センター

More information

刈払機安全ベルトの一考察 青森森林管理署業務第二課森林育成係長 中島彩夏 業務第二課長 葛西譲 1. はじめに造林事業における刈払機関係の労働災害が後を絶たない中 ( 株 )JPハイテックが股バンドを発表し 反響を呼んだ この股バンドとは 平バンド カラビナ イタオクリ バックルを材料に安価で容易に

刈払機安全ベルトの一考察 青森森林管理署業務第二課森林育成係長 中島彩夏 業務第二課長 葛西譲 1. はじめに造林事業における刈払機関係の労働災害が後を絶たない中 ( 株 )JPハイテックが股バンドを発表し 反響を呼んだ この股バンドとは 平バンド カラビナ イタオクリ バックルを材料に安価で容易に 刈払機安全ベルトの一考察 青森森林管理署業務第二課森林育成係長 中島彩夏 業務第二課長 葛西譲 1. はじめに造林事業における刈払機関係の労働災害が後を絶たない中 ( 株 )JPハイテックが股バンドを発表し 反響を呼んだ この股バンドとは 平バンド カラビナ イタオクリ バックルを材料に安価で容易に作成できる刈払機用の災害防止バンドで ( 図 1) 図 2 のように輪の部分を足に通し カラビナで刈払機に接続することで

More information

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答

参考 調査員調査の対象者へのアンケート ( 平成 21 年 4 月実施 ) の概要 1 目的総務省統計局が調査対象者から直接 調査員調査の実施状況を把握し 平成 20 年度の委託業務の中で調査員調査の検証を行うとともに 今後の民間調査機関への指導についての参考資料を得る また 本アンケートでは 回答 資料 5 郵送調査と調査員調査の対象範囲の検討に係るアンケートについて サービス産業動向調査の開始前に実施した試験調査では 調査員調査の回収率が郵送調査のそれよりも高く 調査員調査が有効 との結論を得たため 小規模事業所については調査員調査を実施しているところである ところが 実際に調査を開始してみると 調査員調査の回収率が 事業従事者 10 人未満の小規模事業所を対象としているとはいえ 予想外に低迷している

More information

①H28公表資料p.1~2

①H28公表資料p.1~2 平成 28 年度全国学力 学習状況調査 ( 文部科学省 ) 島根県 ( 公立 ) の結果概要 Ⅰ 調査の概要 1 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

More information

Microsoft Word - 博士論文概要.docx

Microsoft Word - 博士論文概要.docx [ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,

More information

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し

「教育資金贈与信託」、資産の世代間移行を後押し 2014 年 8 月 20 日 教育資金贈与信託 資産の世代間移行を後押し 新規申し込み件数が増えるも 払い出し手続きに戸惑う生活者 情報管理ソリューションのトッパン フォームズ株式会社 ( 以下 トッパンフォームズ ) は お孫さんなどの教育資金として祖父母が金銭などを信託した場合に 1 人あたり 1,500 万円まで贈与税が非課税となる制度を利用した金融商品 教育資金贈与信託 に関する調査を実施しました

More information

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5

解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 内線 5 解禁日時新聞平成 30 年 8 月 1 日朝刊テレビ ラジオ インターネット平成 30 年 7 月 31 日午後 5 時以降 報道資料 年月日 平成 30 年 7 月 31 日 ( 火 ) 担当課 学校教育課 担当者 義務教育係 垣内 宏志 富倉 勇 TEL 直通 0742-27-9854 内線 5364 ( タイトル ) 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の調査結果の概要について ( 趣旨 )

More information

茨城県における 通級による指導 と 特別支援学級 の現状と課題 IbarakiChristianUniversityLibrary ~ 文部科学省 特別支援教育に関する調査の結果 特別支援教育資料 に基づいて茨城キリスト教大学紀要第 52 ~号社会科学 p.145~ 茨城県における 通

茨城県における 通級による指導 と 特別支援学級 の現状と課題 IbarakiChristianUniversityLibrary ~ 文部科学省 特別支援教育に関する調査の結果 特別支援教育資料 に基づいて茨城キリスト教大学紀要第 52 ~号社会科学 p.145~ 茨城県における 通 IbarakiChristianUniversityLibrary ~ 文部科学省 特別支援教育に関する調査の結果 特別支援教育資料 に基づいて茨城キリスト教大学紀要第 52 ~号社会科学 p.145~150 145 ~ 文部科学省 特別支援教育に関する調査の結果 特別支援教育資料 に基づいて~ 平田正吾 椎木久夫 1 はじめに 2017 年 3 月に新たに告示された小学校と中学校の学習指導要領においては,

More information

目次 はじめに 1 Ⅰ. 調査の概要 1 Ⅱ. アンケート調査結果 ( 速報 ) 2 Ⅲ. 基礎集計 8 資料 アンケート調査票 11 アンケート依頼 15

目次 はじめに 1 Ⅰ. 調査の概要 1 Ⅱ. アンケート調査結果 ( 速報 ) 2 Ⅲ. 基礎集計 8 資料 アンケート調査票 11 アンケート依頼 15 北海道大学におけるアクティブラーニング及び PBL 型授業の現状に ついてのアンケート調査集計 ( 中間報告 ) 平成 25 年度総長室事業推進経費によるプロジェクト研究 社会を生き抜く力の養成 につながるプログラムに関する研究 ( 研究代表者 : 徳井美智代 ) 2014 年 3 月 北海道大学高等教育推進機構 徳井美智代宮本淳 目次 はじめに 1 Ⅰ. 調査の概要 1 Ⅱ. アンケート調査結果

More information

睡眠調査(概要)

睡眠調査(概要) 睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果 ( 概要 ) 調査の概要 調査目的 : 睡眠を中心とした生活習慣等についての調査を実施し 全国的な実態を把握するとともに 自立や心身の不調等についても質問を行い 生活習慣との関係性を明らかにする 調査対象 : 小学校第 5 学年から高等学校第 3 学年までの学年毎に100 校 ( 各校 1クラス 計 800 クラス ) を抽出 (

More information

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ

2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イ 2017 年 9 月 8 日 このリリースは文部科学記者会でも発表しています 報道関係各位 株式会社イーオンイーオン 中学 高校の英語教師を対象とした 中高における英語教育実態調査 2017 を実施 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イーオン ) は 中学 高校で英語を教えている現役教師 339 名を対象に 中高における英語教育実態調査

More information

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン

24 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 内容 発達段階に応じてどのように充実を図るかが重要であるとされ CAN-DOの形で指標形式が示されてい る そこでは ヨーロッパ言語共通参照枠 CEFR の日本版であるCEFR-Jを参考に 系統だった指導と学習 評価 筆記テストのみならず スピーチ イン 京都教育大学教育実践研究紀要 第17号 2017 23 小学校英語における児童の方略的能力育成を目指した指導 泉 惠美子 京都教育大学 Developing students strategic competence in elementary school English classes Emiko IZUMI 2016年11月30日受理 抄録 小学校外国語活動においては 体験的な活動を通してコミュニケーション能力の素地を育成すること

More information

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズ保護者様 598 名 < お子様の年齢 > 未就学児 232 名 / 小学校低学年 (1~2 年生 )155 名 / 中学年 (3~4 年生 )123 名 / 高学年 (5~6 年生 )88 名 調査実施期間 :201

調査の概要調査方法 : インターネットによる調査調査対象 : 全国のイーオンキッズ保護者様 598 名 < お子様の年齢 > 未就学児 232 名 / 小学校低学年 (1~2 年生 )155 名 / 中学年 (3~4 年生 )123 名 / 高学年 (5~6 年生 )88 名 調査実施期間 :201 2015 年 3 月 5 日 報道関係各位 株式会社イーオン イーオンは イーオンキッズ保護者を対象とした 子どもの英語学習に関する意識調査 2015 を実施 ~ 小学校の英語教育 早期化 には約 9 割 5~6 年時の教科化 には約 6 割の保護者が肯定的 ~ 英会話教室を運営する株式会社イーオン ( 本社 : 東京都新宿区 代表取締役 : 三宅義和 以下 イーオン ) は 全国のイーオンキッズに通う小学生以下のお子様の保護者

More information

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53

2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53 2017 年 2 月 27 日株式会社カカクコム 価格.com 生命保険 に関する調査結果を発表加入率は約 8 割 若年層ほど低い傾向 加入中の生命保険は終身タイプがトップ将来への不安?20 代の加入目的 老後保障 貯蓄 が他世代よりも高い結果に補償内容への理解度 十分理解できていない加入者が 53.4% にのぼる カカクコムが運営する購買支援サイト 価格.com( カカクドットコム ): http://kakaku.com/

More information

< F31322D C8E825693FA8A778F4B8E7793B188C42E6A7464>

< F31322D C8E825693FA8A778F4B8E7793B188C42E6A7464> 高等部 1 年 A グループ職業科学習指導案 1 単元名地域の職場 ~ 進路に関する情報と活用 ~ 2 単元の目標 日時 : 平成 2 1 年 1 2 月 7 日 ( 月 ) 3 校時 ( 1 0 : 5 0 ~ 1 1 : 4 0 ) 場所 : 高等部 1 年 1 組教室指導者 : T 1 ( 1 ) 様々な職場の情報を収集して 各職場の仕事に関する理解を深める 情報活用能力 情報収集と活用 (

More information

4 身体活動量カロリズム内に記憶されているデータを表計算ソフトに入力し, 身体活動量の分析を行った 身体活動量の測定結果から, 連続した 7 日間の平均, 学校に通っている平日平均, 学校が休みである土日平均について, 総エネルギー消費量, 活動エネルギー量, 歩数, エクササイズ量から分析を行った

4 身体活動量カロリズム内に記憶されているデータを表計算ソフトに入力し, 身体活動量の分析を行った 身体活動量の測定結果から, 連続した 7 日間の平均, 学校に通っている平日平均, 学校が休みである土日平均について, 総エネルギー消費量, 活動エネルギー量, 歩数, エクササイズ量から分析を行った ダウン症児童生徒の肥満予防に関する基礎的検討 ~ 身体活動量の測定をとおして ~ 学校教育専攻学校教育専修修教 09-003 伊藤由紀子 Ⅰ 研究の目的近年, 生活習慣の変化に伴い小児肥満も増加傾向を示し, 小児肥満の 70~80% は成人期に移行するとされ, 肥満は生活習慣病を引き起こす要因のひとつであるとされている したがって, 早期からの肥満予防支援の必要性が強く求められており, 現在では幼児期からの取り組みが有効であると認識されてきている

More information

<4D F736F F D F815B A F A838A815B A8E718B9F8EE C98AD682B782E992B28DB85B315D2E646F63>

<4D F736F F D F815B A F A838A815B A8E718B9F8EE C98AD682B782E992B28DB85B315D2E646F63> 2010 年 5 月 31 日 ~ 子供手当に関する意識調査 ~ 子供手当は子育て環境の安心 安定にはつながらない 53.7% 出産の後押しになると思う 3 割以下にとどまる 子供手当の問題点は 財源が決まっていないこと 子供手当の使い道支給金額増えたら その分は 娯楽費 へ 国に期待する施策は 保育施設の増設 整備 生命保険の相談サイト みんなの生命保険アドバイザー (http://www.41fp.com/)

More information

家庭における教育

家庭における教育 (2) 学校教育への満足と要望 期待 1 学校教育に対する満足度問 14 あなたは 学校教育についてどの程度満足していますか ( とても満足している 満足している どちらともいえない 満足していない 全く満足していないから選択 ) A 教師の子どもに対する理解 B 教師間での教育方針の一致度 C 先生と保護者との話し合い D 施設 設備などの教育環境 問 14A 教師の子どもに対する理解 ( 小学生保護者

More information

博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文

博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル

More information

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3(

(2) 学習指導要領の領域別の平均正答率 1 小学校国語 A (%) 学習指導要領の領域 領 域 話すこと 聞くこと 66.6(69.2) 77.0(79.2) 書くこと 61.8(60.6) 69.3(72.8) 読むこと 69.9(70.2) 77.4(78.5) 伝統的な言語文化等 78.3( テレビ ラジオ インターネット新聞 平成 29 年 8 月 28 日 ( 月 )17:00 解禁平成 29 年 8 月 29 日 ( 火 ) 朝刊解禁 平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要について 栃木県教育委員会事務局学校教育課 1 調査の目的 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る

More information

<4D F736F F D E937893FC8A778E8E8CB196E291E8>

<4D F736F F D E937893FC8A778E8E8CB196E291E8> 博士前期課程第 1 期入学試験問題 小論文 2017 年 1 月 21 日 ( 土 ) 実施 問題 A~L のうち 2 問を選択し 答えなさい 問題 A 現在の日本の学校教育で行われている教育活動の具体例を挙げ その成立背景 歴史的変遷を概観した上で 今日的な課題を論じなさい その際 各種の学校段階のいずれかを想定して論じること 問題 B 次期学習指導要領が目指す教育の方向性について 中央教育審議会の提言のキーワードを二つ以上挙げて論じなさい

More information

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き 市小学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 :3 校 児童数 :14,657 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] H29 市小学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き 数値は 前年度より得点が高いものを示す 90 運動やスポーツをすることが好き 93.9 93.4 93.3 88.0 88.7 87.3

More information

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若

第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若 第 5 章管理職における男女部下育成の違い - 管理職へのアンケート調査及び若手男女社員へのアンケート調査より - 管理職へのインタビュー調査 ( 第 4 章 ) では 管理職は 仕事 目標の与え方について基本は男女同じだとしながらも 仕事に関わる外的環境 ( 深夜残業 業界特性 結婚 出産 ) 若手社員の仕事のやり方や仕事に対する取り組み方 管理職の部下への接し方において男女の違いがあると考える管理職は多く

More information

ICTを軸にした小中連携

ICTを軸にした小中連携 北海道教育大学附属函館小学校教育研究大会研究説明平成 29 年 7 月 27 日 主体的 対話的で深い学び を保障する授業の具現化 ~ 学びの文脈 に基づいた各教科等の単元のデザイン ~ 研究説明 1. 本校における アクティブ ラーニング (AL) について 2. 本校の研究と小学校学習指導要領のつながり 3. 授業づくりに必要な視点 AL 手段 手法授業改善の視点 本校の研究 PDCA サイクル

More information

Microsoft PowerPoint - グラフ

Microsoft PowerPoint - グラフ ネットリサーチDIMSDRIVE 第 222 回公開調査 3Dテレビ に関するアンケート 2010 年 6 月 9 日インターワイヤード株式会社 Copyright 2010,INTERWIRED.CO.,LTD.ALL Rights Reserved. 1 3D テレビ元年 ともいわれている 2010 年 3D 映画 アバター のヒットもあり認知度は高まりつつありますが まだまだ知らないことの方が多いようです

More information

1

1 平成 21 年度全国学力 学習状況調査 児童質問紙調査結果報告 - 40 - 児童質問紙調査結果 1. 朝食を毎日食べていますか 2. 学校に持って行くものを, 前日か, その日の朝に確かめていますか 1.0 3.8 87.1 8.0 3.9 65.0 19.7 11.4 0.7 3.2 88.5 7.5 3.2 65.6 20.9 1 3. 毎日, 同じくらいの時刻に寝ていますか 4. 毎日, 同じくらいの時刻に起きていますか

More information

ボランティア行動等実態調査【速報】

ボランティア行動等実態調査【速報】 別紙 ボランティア行動等実態調査 速報 平成 29 年 1 月 調査実施の概要 1 調査目的 東京都がボランティア活動を推進する中で 都民のボランティア活動に関する取組状況等 についての把握を行う 2 調査項目 (1) ボランティア活動に対する関心の有無 (2) ボランティア活動の経験の有無 (3) ボランティア活動の情報の入手先 (4) ボランティア活動を始めたきっかけ (5) ボランティア活動に参加する理由

More information

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について

Taro-① 平成30年度全国学力・学習状況調査の結果の概要について テレビ ラジオ インターネット新聞 平成 30(2018) 年 7 月 31 日 ( 火 )17:00 解禁平成 30(2018) 年 8 月 1 日 ( 水 ) 朝刊解禁 平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要について 栃木県教育委員会事務局学校教育課 1 調査の目的 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

More information

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか

(4) ものごとを最後までやりとげて, うれしかったことがありますか (5) 自分には, よいところがあると思いますか (1) 朝食を毎日食べていますか 84.7 9.5 4.6 1.2 0.0 0.0 88.7 7.4 3.1 0.8 0.0 0.0 している どちらかといえ, している あまりしていない 全くしていない (2) 毎日, 同じくらいの時刻に寝ていますか 32.8 39.3 20.9 7.0 0.0 0.0 36.4 41.0 18.1 4.6 0.0 0.0 している どちらかといえ, している あまりしていない

More information

 

  ゲートキーパー Q&A( 問題編 ) はい か いいえ でお答えください < 初級編 > 問 1. 日本の自殺者数は 3 万人以上である はい いいえ 問 2. 問 2. 悩んでいる人はそっとしておいてあげた方がいい はい いいえ 問 3. 問 3. 悩んでいる人はサインを発していることが多い はい いいえ 問 4. 悩んでいる人の話を聴くことは大切なことである はい いいえ 問 5. 社会全体で自殺対策に取り組むことが必要である

More information

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63>

<4D F736F F D AA90CD E7792E88D5A82CC8FF38BB5816A819A819B2E646F63> 8 分析 6 中学校学力向上対策事業研究指定校の状況 中学校学力向上対策事業は, 複数の中学校が連携するなどして学習指導の内容及び方法に係る実践的な研究を進め, その成果を検証 普及することにより, 本県中学生の学力向上を図ることを目的としたものであり, 平成 21 年度から展開し, 今年度が最終年度である タイプ Ⅰ: 学力向上研究推進地域 ( 学校横断型 ) タイプ Ⅱ:

More information

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成 年度平成 29 年度平成 28 年度平成 26 年度平成 25 年度 調査実施生徒数 133 130 126 154 134 133 (1) 自分には, よいところがあると思いますか 33.1 49.6 15.8 1.5 0.0 0.0 平成 29 年度 22.3 53.8 21.5 2.3 0.0 0.0 平成 28 年度 30.2 45.2 20.6 4.0 0.0 0.0 20.8 49.4

More information

Microsoft Word - 目次・奥付.doc

Microsoft Word - 目次・奥付.doc 第 3 章 LD ADHD 高機自閉症等の指導内容と自立活動 第 3 章 LD ADHD 高機能自閉症等の指導内容と自立活動 1. 文献からみる LD ADHD 高機能自閉症等の指導の整理 はじめに LD ADHD 高機能自閉症等の子どもたちに対しては 通常の学級 通級指導教室等の様々な機会を捉えて 様々な場で指導が展開されている しかし 現行の学習指導要領では このような子どもたちの指導内容や教育課程については明確に示されていない

More information

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について 平成 27 年度公立小 における教育課程の編成 実施状況調査の結果について 平成 28 年 3 月 7 日 文部科学省では 小 教育に関する政策の企画 立案等のために 標記調査を 実施しています ( 前回は平成 25 年度 ) このたび その結果を取りまとめましたので 公表します 1. 調査内容 (1) 調査対象全ての公立 中等教育学校前期課程の平成 27 年度計画について ( 一部平成 26 年度実績を含む

More information

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL: 電力小売自由化に関する物価モニター調査の結果 平成 30 年 11 月 9 日 ( 金 ) 1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/price_measures/index.html#price_monitor

More information

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を開催し 支援の必要な児童生徒についての情報や支援方針を 担任や特別支援教育コーディネーターだけでなく全職員で共有し

More information

「標準的な研修プログラム《

「標準的な研修プログラム《 初等中等教育向け GIS 研修プログラム (3) オリエンテーション ティーチングノート 初等中等教育における GIS 活用の意義と位置付けの紹介 (1) オリエンテーション ティーチングノート 1) 研修テーマ 初等中等教育における GIS 活用の意義と位置付けの紹介 2) 研修目標 GIS の特性と学習活動での活用の意義について理解する あわせて 社会変化を踏まえた学習指導要領上の GIS の位置付けの変化を学び

More information

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お 論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お金に対する信念の構造の把握と関連領域の整理を試みた 第 Ⅰ 部の理論的検討は第 1 章から第 5 章までであった

More information

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国 新潟市立関屋小学校 学校だより 特別号 平成 29 年 10 月 5 日教育目標 自らきたえる 重点目標 : 成長が実感できる学校生活を創る 地域と共に歩む学校の中で - 4 月 18 日に, 全国の小学校 6 年生を対象に調査が行われました 内容は, 国語, 算数の 主に知識(A 問題 ), 主として活用(B 問題 ) の学力調査と, 生活環境や学習環境 に関する学習状況調査です その結果がでましたので,

More information

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント 平成 0 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 学年 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント 指導者による から会話を続けるコツに気付かせ, ゲームを通して尋ねる表現に慣れ親しませる授業 単元について 〇本単元は,

More information

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

(Microsoft Word - \207U\202P.doc) ( 科目別結果別結果の経年変化 平均通過率 通過率 % 以上の生徒の割合 通過率 % 以上の生徒の割合 国語数学外国語 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題 A 問題 B 問題国語国語数学数学 Ⅰ 数学数学 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ OCⅠ 英語 Ⅰ 総合総合基礎基礎 H3 7.3 73. 35. 9..1. 5.1 9.7.5 7. H 73. 7. 3. 71. 57. 73.. 9.9 5.5

More information

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと 平成 27 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査として 本年度から新たな形で実施することとなりました 本調査は 小学校 4 年生以上の児童生徒を対象に毎年実施されます そのことにより 児童生徒一人一人の学力がどれだけ伸びているのか と言う視点で 教師が一人一人の学力の伸びを把握できることや児童生徒が学力の伸びを実感することによって

More information

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B 平成 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ). 調査の概要 実施日平成 年 4 月 日 ( 火 ) 調査内容 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 ( 年に 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B 問題 : 主として活用に関する問題 学習意欲や学習方法 生活の諸側面等に関する児童生徒質問紙調査 学校質問紙調査 調査に参加した学校数

More information

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会

ホームページ掲載資料 平成 30 年度 全国学力 学習状況調査結果 ( 上尾市立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 上尾市教育委員会 ホームページ掲載資料 平成 30 年度 学力 学習状況調査結果 ( 立小 中学校概要 ) 平成 30 年 4 月 17 日実施 教育委員会 目 次 1 学力調査の概要 1 2 内容別調査結果の概要 (1) 内容別正答率 2 (2) 分類 区分別正答率 小学校国語 A( 知識 ) 国語 B( 活用 ) 3 小学校算数 A( 知識 ) 算数 B( 活用 ) 5 小学校理科 7 中学校国語 A( 知識 )

More information