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1 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 平 成 26 年 3 月 石 川 県 環 境 部

2 目 次 1 序 論 2 飛 行 場 の 概 要 及 び 沿 革 3 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 に 関 する 基 本 協 定 書 (1) 1 4 協 定 (2) 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 4 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 (1) 騒 音 対 策 の 概 要 (2) 住 宅 防 音 工 事 の 実 施 状 況 (3) 補 償 等 の 対 策 5 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 調 査 (1) 調 査 概 要 (2) 調 査 結 果 6 今 後 の 課 題 (1) 住 宅 防 音 工 事 の 充 実 (2) 環 境 基 準 達 成 の 方 途 ( 参 考 ) Lden での 評 価 資 料 編 1 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について( 昭 環 告 第 154 号 ) 2 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 ( 抄 ) 3 国 有 提 供 施 設 等 所 在 村 助 成 交 付 金 に 関 する 法 律 ( 抄 ) 4 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 要 綱 5 航 空 機 騒 音 公 害 に 係 る 訴 訟 6 その 他 付 図 航 空 機 騒 音 測 定 地 点 図

3 1 序 論 飛 行 場 においては 現 在 航 空 自 衛 隊 基 地 のジェット 戦 闘 機 のほか 民 間 航 空 の 大 型 ジェ ット 旅 客 機 等 が 離 着 陸 しており それらによる 騒 音 の 影 響 範 囲 は をはじめ 周 辺 5 に 及 んでいる 特 に ジェット 戦 闘 機 については 騒 音 レベルが 高 いためその 影 響 も 深 刻 であり 昭 和 49 年 のファントム 配 備 計 画 に 対 する 配 備 差 し 止 め 訴 訟 にみられるような 住 民 運 動 も 起 こるなど 県 内 における 大 きな 環 境 問 題 となっている この 間 国 においては 独 自 に 航 空 機 騒 音 対 策 として 基 地 周 辺 の 学 校 等 公 共 施 設 の 防 音 工 事 を 進 めてきていたが 昭 和 5 年 1 月 に 県 及 び 周 辺 8 村 ( 村 合 併 により 現 在 5 )と 防 衛 施 設 庁 ( 現 防 衛 省 )との 間 で 環 境 基 準 の 達 成 等 5 項 目 の 合 意 事 項 を 盛 りこんだ 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 に 関 する 基 本 協 定 書 ( 以 下 1 4 協 定 という )が 締 結 され 新 たに 行 政 全 体 とし て 騒 音 対 策 に 取 り 組 むこととなった それ 以 降 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 一 般 住 宅 の 防 音 工 事 を 中 心 として 種 々の 対 策 がとられてきた 特 に 住 宅 防 音 工 事 については 助 成 区 域 となる 第 一 種 区 域 の 指 定 に 係 る 基 準 が 法 改 正 により 85WECPNL から 8WECPNL 更 には 75WECPNL と 順 次 引 き 下 げられてきたことに 加 えて 1 4 協 定 に 基 づく 国 県 及 び 関 係 の 三 者 共 同 測 定 結 果 により 区 域 の 見 直 しが 行 われるなど 工 事 対 象 区 域 が 拡 大 される 方 向 で 進 んできており さらに 全 室 防 音 工 事 や 空 気 調 和 機 器 機 能 復 旧 工 事 など が 実 施 されるなど 対 策 としてより 充 実 されつつある 2 飛 行 場 の 概 要 及 び 沿 革 飛 行 場 は 総 面 積 4,394,978 m2のうち 3,92,387 m2を 防 衛 省 が 474,591 m2を 国 土 交 通 省 が それぞれ 所 管 する 共 用 空 港 で 設 置 管 理 者 は 防 衛 大 臣 である 運 航 している 航 空 機 のうち 基 地 に 配 備 されている 自 衛 隊 機 は 戦 闘 機 (F-15J(2 飛 行 隊 )) 練 習 機 (T-4) ヘリコプター(UH-6J) 及 び 捜 索 機 (U125A)の 各 機 種 である なお 昭 和 51 年 か ら 配 備 されていた F-4EJ ファントムについては 平 成 8 年 度 末 までに F-15J イーグルに 変 更 配 備 された 一 方 民 間 航 空 については 国 内 線 では 現 在 東 京 便 (12 往 復 / 日 ) 福 岡 便 (4 往 復 / 日 ) 札 幌 便 (1 往 復 / 日 ) 仙 台 便 (2 往 復 / 日 ) 那 覇 便 (1 往 復 / 日 ) 成 田 便 (2 往 復 / 日 )の6 路 線 が 運 航 している また 国 際 線 としては 旅 客 便 がソウル(3 往 復 / 週 ) 上 海 (4 往 復 / 週 ) 及 び 台 北 (7 往 復 / 週 ) 貨 物 便 はルクセンブルク(3 往 復 / 週 ) シカゴ ニューヨーク(1 往 復 / 週 )が 運 航 しているほか これまで 台 湾 中 国 韓 国 ハワイ グアム タイ 等 世 界 各 地 ヘチャーター 便 が 就 航 している - 1 -

4 空 港 の 建 設 以 来 現 在 に 至 るまでの 経 緯 昭 和 18 年 4 月 : 旧 日 本 海 軍 基 地 として 着 工 19 年 11 月 : 東 西 1,5m 南 北 1,7m(それぞれ 幅 1m)の 滑 走 路 完 成 海 軍 攻 撃 隊 2 個 中 隊 常 駐 2 年 11 月 : 米 軍 接 収 補 助 レーダー 基 地 となる 22 年 1 月 : 航 空 保 安 部 支 所 開 設 協 力 業 務 実 施 3 年 7 月 : 日 本 ヘリコプター 輸 送 により - 大 阪 不 定 期 便 就 航 31 年 4 月 : 同 - 名 古 屋 - 東 京 不 定 期 便 就 航 33 年 2 月 : 米 軍 接 収 解 除 ( 全 面 解 除 は 同 年 8 月 ) 航 空 自 衛 隊 派 遣 隊 駐 屯 34 年 6 月 : 航 空 自 衛 隊 基 地 隊 発 足 35 年 4 月 : 航 空 自 衛 隊 基 地 として 整 備 拡 張 工 事 着 手 ( 総 工 費 2 億 円 面 積 396 万 m2) : 防 衛 運 輸 事 務 次 官 両 者 による 飛 行 場 に 関 する 協 定 締 結 民 航 と 自 衛 隊 相 互 の 円 滑 な 運 用 の 協 定 確 立 35 年 6 月 : 工 事 完 成 滑 走 路 2,4m となる 36 年 7 月 : 中 部 方 面 航 空 隊 に6 航 空 隊 が 編 成 され 基 地 として 発 足 F-86F 戦 闘 機 25 機 編 成 の 第 4 飛 行 隊 など 配 備 36 年 1 月 : 空 港 協 議 会 発 足 36 年 12 月 : 飛 行 場 を 航 空 法 第 56 条 の5に 基 づく 公 共 用 の 施 設 として 告 示 ( 正 式 に 自 衛 隊 と 民 間 航 空 との 共 用 飛 行 場 となる ) 38 年 7 月 : 全 日 空 - 東 京 定 期 便 就 航 39 年 9 月 :F-l4J 機 導 入 のための 滑 走 路 延 長 工 事 完 了 滑 走 路 2,7m となる 39 年 12 月 : 民 航 エプロン 14,OOO m2(7m 2m)の 拡 張 工 事 完 了 : 防 衛 庁 経 理 局 長 運 輸 省 航 空 局 長 両 者 の 間 に 飛 行 場 の 民 間 航 空 用 施 設 の 整 備 に 関 する 協 定 成 立 4 年 2 月 : 全 日 空 - 名 古 屋 便 就 航 ( 昭 和 5 年 12 月 休 止 ) 4 年 3 月 :F-l4J 戦 闘 機 2 機 編 成 の 第 25 飛 行 隊 配 備 41 年 3 月 : 民 航 平 行 誘 導 路 8m 完 成 41 年 12 月 : 民 航 平 行 誘 導 路 1,6m 延 長 工 事 完 了 42 年 6 月 : 全 日 空 - 札 幌 季 節 便 (アカシア 便 ) 就 航 ( 昭 和 51 年 12 月 通 年 化 ) 43 年 7 月 : 飛 行 場 用 地 334,8 m2が 防 衛 庁 から 民 航 専 用 施 設 用 地 として 運 輸 省 行 政 財 産 に 所 管 換 えされる 44 年 1 月 : 民 航 平 行 誘 導 路 2,4m の 延 長 工 事 完 成 47 年 4 月 : - 新 潟 - 札 幌 定 期 便 就 航 48 年 1 月 :B737 型 機 用 の 滑 走 路 エプロンのかさ 上 げ 拡 張 工 事 完 成 48 年 11 月 : - 東 京 間 に B737 型 機 就 航 (ジェット 化 ) : 空 港 から 最 初 の 国 際 チャーター 便 香 港 へ 運 航 49 年 6 月 : 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 施 行 5 年 7 月 :F-86F 戦 闘 機 編 成 の 第 4 飛 行 隊 解 隊 5 年 9 月 : 加 賀 両 の 住 民 12 名 が 国 を 相 手 に ファントム 等 ジェット 戦 闘 機 騒 音 公 害 差 し 止 め 請 求 訴 訟 提 訴 ( 第 1 次 訴 訟 ) 5 年 1 月 : 防 衛 施 設 庁 県 関 係 8 村 の 間 で 1 4 協 定 ( 基 本 協 定 )を 締 結 : 名 古 屋 防 衛 施 設 局 と 加 賀 の 間 で それぞれ 1 4 協 定 ( 個 別 協 定 )を 締 結 : - 東 京 間 及 び - 新 潟 - 札 幌 間 に B727 型 機 就 航 : 住 宅 防 音 工 事 始 まる 51 年 5 月 : 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 発 足 第 1 回 協 議 会 開 催 - 2 -

5 昭 和 51 年 5 月 51 年 1 月 52 年 3 月 52 年 8 月 52 年 1 月 53 年 3 月 53 年 9 月 53 年 12 月 54 年 7 月 54 年 8 月 54 年 9 月 54 年 12 月 55 年 4 月 55 年 6 月 55 年 9 月 56 年 1 月 56 年 6 月 56 年 9 月 56 年 12 月 57 年 3 月 57 年 6 月 58 年 3 月 59 年 3 月 59 年 5 月 59 年 7 月 59 年 12 月 6 年 11 月 61 年 4 月 61 年 5 月 61 年 1 月 61 年 11 月 平 成 3 年 3 月 3 年 6 月 3 年 7 月 3 年 11 月 6 年 7 月 6 年 12 月 :1 4 協 定 に 基 づき 国 県 関 係 村 の 三 者 共 同 による 騒 音 常 時 測 定 始 まる :F-4EJ 型 機 (ファントム 戦 闘 機 )18 機 編 成 の 第 33 飛 行 隊 発 足 : - 東 京 間 に L-111(トライスター326 人 乗 り) 就 航 (54 年 11 月 全 便 化 ) : 騒 音 コンター 見 直 し 調 査 等 に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 運 輸 省 において 飛 行 場 民 航 地 域 整 備 基 本 計 画 策 定 : - 福 岡 定 期 便 就 航 (H13 年 1 月 1 日 3 往 復 化 ) : 第 一 種 区 域 (85WECPNL 以 上 の 区 域 )の 指 定 に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 空 港 国 際 空 港 化 推 進 協 議 会 発 足 : 防 衛 施 設 庁 基 地 に 関 し 第 一 種 区 域 等 指 定 告 示 : 検 疫 飛 行 場 の 指 定 新 潟 検 疫 所 伏 木 富 山 支 所 空 港 出 張 所 開 設 : 空 港 運 用 時 間 を 1 時 間 (8:3~18:3)から 13 時 間 (8:OO~21:OO)に 延 長 : 第 一 種 区 域 の 拡 大 等 に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 総 理 府 令 改 正 により 第 一 種 区 域 が 8WECPNL 以 上 の 区 域 に 拡 大 : 新 潟 - -ソウル 間 に 日 韓 定 期 航 空 路 週 2 便 が 開 設 : - 東 京 間 に B747SR(スーパージャンボ 5 人 乗 り) 就 航 : 大 阪 税 関 七 尾 税 関 支 署 空 港 出 張 所 及 び 動 物 検 疫 所 名 古 屋 支 所 出 張 所 開 設 : 第 一 種 区 域 の 追 加 指 定 (8WECPNL 以 上 の 区 域 )に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 防 衛 施 設 庁 基 地 に 関 し 第 一 種 区 域 の 追 加 指 定 告 示 : 出 入 国 港 の 指 定 :F-4EJ 型 機 (ファントム 戦 闘 機 )18 機 編 成 の 第 36 飛 行 隊 発 足 (F-l4J 第 25 飛 行 隊 解 隊 ) : 国 内 線 新 旅 客 ターミナルビル 完 成 : 総 理 府 令 改 正 により 第 一 種 区 域 が 75WECPNL 以 上 の 区 域 に 拡 大 : 第 一 種 区 域 の 追 加 指 定 (75WECPNL 以 上 の 区 域 )に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 防 衛 施 設 庁 基 地 に 関 し 第 一 種 区 域 の 追 加 指 定 告 示 : 加 賀 両 と 根 上 寺 井 両 の 住 民 318 人 が 国 を 相 手 に ファントム 戦 闘 機 離 陸 等 差 し 止 め 等 請 求 訴 訟 第 2 次 訴 訟 提 訴 : 国 際 線 新 旅 客 ターミナルビル 完 成 : 第 一 種 区 域 等 の 見 直 し 指 定 に 関 し 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 ( 幹 事 会 ) 開 催 : - 仙 台 便 (YS-11A) 就 航 (6 年 7 月 ジェット 化 B737) : 防 衛 施 設 庁 基 地 に 関 し 第 一 種 区 域 等 の 変 更 指 定 告 示 : 防 衛 施 設 庁 県 及 び 関 係 に 対 し 61 年 11 月 から 第 33 飛 行 隊 の 機 種 を F-4EJ から F-15J イーグルヘ 順 次 更 新 する 旨 の 申 入 れ : 住 宅 防 音 工 事 の 促 進 等 について 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 基 地 周 辺 の 生 活 環 境 保 全 対 策 と 財 政 措 置 の 強 化 に 関 して 防 衛 施 設 庁 大 阪 防 衛 施 設 局 名 古 屋 防 衛 施 設 支 局 へ 要 望 書 提 出 : 日 本 航 空 - 東 京 間 就 航 (ダブルトラック 化 ) :F-15J イーグル4 機 第 33 飛 行 隊 に 編 入 配 備 (62 年 12 月 F-15J 18 機 配 備 完 了 ) : 基 地 騒 音 差 止 等 請 求 訴 訟 金 沢 地 方 裁 判 所 で 判 決 : - 那 覇 便 (B 人 乗 り) 就 航 : 日 本 エアシステム - 東 京 間 就 航 (トリプルトラック 化 ) : - 広 島 便 (ジェットストリーム スーパー31 19 人 乗 ) 就 航 (14 年 4 月 廃 止 ) : -ルクセンブルク 便 (B747-4F 貨 物 専 用 便 ) 就 航 : 空 港 が 輸 入 促 進 地 域 (FAZ)に 指 定 - 3 -

6 平 成 6 年 12 月 7 年 1 月 7 年 2 月 7 年 11 月 7 年 12 月 8 年 5 月 8 年 9 月 8 年 11 月 9 年 3 月 9 年 12 月 12 年 3 月 12 年 7 月 14 年 3 月 14 年 4 月 14 年 11 月 14 年 12 月 15 年 3 月 15 年 4 月 16 年 1 月 16 年 11 月 17 年 2 月 17 年 3 月 17 年 8 月 17 年 12 月 18 年 3 月 18 年 1 月 18 年 12 月 19 年 4 月 19 年 5 月 : 基 地 騒 音 差 止 等 請 求 訴 訟 ( 第 1 次 第 2 次 訴 訟 ) 名 古 屋 高 等 裁 判 所 金 沢 支 部 で 判 決 ( 平 成 7 年 1 月 判 決 確 定 ) : 大 阪 防 衛 施 設 局 県 及 び 関 係 に 対 し 平 成 7 年 度 から8 年 度 にかけて 第 36 飛 行 隊 の 機 種 を F-4EJ(ファントム)から F-15J(イーグル)へ 更 新 する 旨 申 入 れ : 基 地 周 辺 の 航 空 機 騒 音 の 状 況 について 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : - 新 潟 便 (ジェットストリーム スーパー31 19 人 乗 り) 就 航 (8 年 11 月 運 休 ) : - 鹿 児 島 便 (B 人 乗 り) 就 航 (16 年 11 月 廃 止 ) : 加 賀 両 と 根 上 寺 井 両 の 住 民 1,653 人 が 国 を 相 手 に 基 地 戦 闘 機 離 着 陸 差 し 止 め 等 請 求 訴 訟 ( 第 3 次 訴 訟 )を 提 訴 : 加 賀 両 と 根 上 寺 井 両 の 住 民 148 人 が 国 を 相 手 に 基 地 戦 闘 機 離 着 陸 差 し 止 め 等 請 求 訴 訟 ( 第 4 次 訴 訟 )を 提 訴 : - 岡 山 便 (SAAB34B 36 人 乗 り) 就 航 (1 年 6 月 運 休 ) : - 出 雲 便 (ジェットストリーム スーパー31 19 人 乗 り) 就 航 (13 年 4 月 廃 止 ) : 第 36 飛 行 隊 F-15J への 更 新 を 完 了 : - 高 便 (SAAB34B 36 人 乗 り) 就 航 (11 年 6 月 運 休 ) : - 山 便 (SAAB34B 36 人 乗 り) 就 航 (11 年 6 月 運 休 ) : 空 港 前 の 県 道 4 車 線 化 に 伴 う 防 音 堤 の 一 部 撤 去 工 事 開 始 (12 年 12 月 完 了 ) : 空 港 運 用 時 間 を 13 時 間 (8:~21:)から 14 時 間 (7:3O~21:3O)に 延 長 : - 東 京 便 1 日 2 往 復 増 便 で1 日 11 往 復 となる : 基 地 騒 音 差 止 等 請 求 訴 訟 ( 第 3 次 第 4 次 訴 訟 ) 金 沢 地 方 裁 判 所 で 判 決 : 大 阪 防 衛 施 設 局 から 及 び 加 賀 に 対 し 両 と 個 別 に 締 結 した 1 4 協 定 ( 個 別 協 定 )に 基 づく 飛 行 制 限 について 一 部 緩 和 を 申 し 入 れ : 飛 行 制 限 の 一 部 緩 和 について 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 開 催 : 大 阪 防 衛 施 設 局 及 び 加 賀 は 飛 行 制 限 の 一 部 緩 和 を 内 容 とする 1 4 協 定 ( 個 別 協 定 )の 変 更 協 定 を 締 結 : 仮 滑 走 路 整 備 工 事 着 手 (16 年 12 月 工 事 完 成 ) : 日 本 航 空 と 日 本 エアシステムの 統 合 により 日 本 エアシステム 便 は 全 て 日 本 航 空 便 とな る : 現 滑 走 路 整 備 工 事 着 手 : - 成 田 便 (CRJ 5 人 乗 り) 就 航 : - 上 海 便 (A 人 乗 り) 就 航 : 村 合 併 により 任 川 等 村 が 白 山 に 根 上 寺 井 及 び 辰 口 が 能 となる : 仮 滑 走 路 供 用 開 始 本 滑 走 路 嵩 上 げ 工 事 開 始 : -ルクセンブルク 国 際 貨 物 定 期 便 週 1 往 復 ( 木 曜 日 ) 運 休 で 週 4 往 復 となる : - 上 海 国 際 定 期 便 週 1 往 復 増 便 で 週 3 往 復 となる : -ソウル 国 際 定 期 便 ( 日 本 航 空 便 ) 運 休 : 大 韓 航 空 による -ソウル 国 際 定 期 便 就 航 (B 人 乗 り 週 4 往 復 ) : -ルクセンブルク 国 際 貨 物 定 期 便 週 1 往 復 ( 金 曜 日 ) 運 休 で 週 3 往 復 となる : 滑 走 路 嵩 上 げ 工 事 完 成 に 伴 い 本 滑 走 路 供 用 開 始 ( 仮 滑 走 路 は 閉 鎖 ) : 基 地 騒 音 差 止 等 請 求 訴 訟 ( 第 3 次 第 4 次 訴 訟 ) 名 古 屋 高 等 裁 判 所 金 沢 支 部 で 判 決 ( 平 成 19 年 5 月 判 決 確 定 ) : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅠ)の 実 施 ( 第 18 航 空 団 ( 嘉 手 納 )の F-15 戦 闘 機 5 機 程 度 参 加 ) - 4 -

7 平 成 19 年 5 月 19 年 1 月 19 年 12 月 2 年 4 月 2 年 6 月 2 年 12 月 21 年 4 月 21 年 5 月 21 年 7 月 21 年 12 月 22 年 5 月 22 年 6 月 22 年 7 月 22 年 12 月 23 年 2 月 23 年 3 月 23 年 1 月 24 年 3 月 24 年 9 月 24 年 12 月 25 年 3 月 25 年 4 月 25 年 1 月 25 年 12 月 : 国 内 貨 物 上 屋 移 転 新 築 工 事 竣 工 : - 福 岡 便 1 日 1 往 復 減 便 で1 日 2 往 復 となる :エプロンの 拡 張 工 事 完 成 ( 駐 機 場 増 設 5 6スポット) : - 上 海 国 際 定 期 便 週 1 往 復 増 便 で 週 4 往 復 となる : - 台 北 便 (MD9 134 人 乗 り) 就 航 : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅡ)の 実 施 ( 第 35 戦 闘 航 空 団 ( 三 沢 )の F-16 戦 闘 機 6 機 程 度 参 加 ) : 加 賀 能 の 住 民 2,121 人 が 国 を 相 手 に 基 地 戦 闘 機 離 着 陸 差 し 止 め 等 請 求 訴 訟 ( 第 5 次 訴 訟 )を 提 訴 : 加 賀 能 の 住 民 16 人 が 国 を 相 手 に 基 地 戦 闘 機 離 着 陸 差 し 止 め 等 請 求 訴 訟 ( 第 6 次 訴 訟 )を 提 訴 : -ルクセンブルク 国 際 貨 物 定 期 便 週 1 往 復 ( 日 曜 日 ) 運 休 で 週 2 往 復 となる : - 静 岡 便 (E7 76 人 乗 り) 就 航 (22 年 6 月 1 日 1 往 復 化 23 年 1 月 週 3 往 復 化 23 年 3 月 運 休 ) : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅡ)の 実 施 ( 海 兵 第 12 飛 行 大 隊 ( 岩 国 )の FA-18 戦 闘 機 7 機 程 度 及 び 第 35 戦 闘 航 空 団 ( 三 沢 )の F-16 戦 闘 機 5 機 程 度 参 加 ) : -ルクセンブルク 国 際 貨 物 定 期 便 週 1 往 復 ( 金 曜 日 )が 復 便 し 週 3 往 復 となる : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅡ)の 実 施 ( 海 兵 第 12 飛 行 大 隊 ( 岩 国 )の FA-18 戦 闘 機 1 機 参 加 ) : - 成 田 便 1 日 1 往 復 増 便 で1 日 2 往 復 となる : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅡ)の 実 施 ( 第 35 戦 闘 航 空 団 ( 三 沢 )の F-16 戦 闘 機 12 機 程 度 参 加 ) : 新 燃 岳 の 噴 火 により 新 田 原 基 地 ( 宮 崎 県 )の F-15 戦 闘 機 15 機 程 度 及 び T-4 練 習 機 2 機 程 度 の 移 動 訓 練 の 実 施 (2 月 22 日 から3 月 11 日 まで) : 東 日 本 大 震 災 の 影 響 により - 仙 台 定 期 便 運 休 (3 月 12 日 から7 月 24 日 まで) : -ルクセンブルク 国 際 貨 物 定 期 便 週 1 往 復 増 便 で 週 4 往 復 となる : - 台 北 便 週 2 往 復 増 便 で 週 4 往 復 となる :F-15 戦 闘 機 の 機 外 燃 料 タンク 落 下 事 故 により 通 常 飛 行 訓 練 見 合 わせ(1 月 7 日 から 12 月 15 日 まで) : 基 地 開 庁 5 周 年 記 念 式 典 開 催 : - 台 北 便 週 1 往 復 増 便 で 週 5 往 復 となる : - 台 北 便 週 2 往 復 増 便 で 週 7 往 復 (1 日 1 往 復 )となる : - 福 岡 便 1 日 1 往 復 増 便 で1 日 4 往 復 となる : - 仙 台 便 1 日 1 往 復 増 便 で1 日 2 往 復 となる : 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 の 改 正 が 施 行 : -ソウル 便 週 1 往 復 減 便 で 週 3 往 復 となる : 在 日 米 軍 再 編 に 係 る 日 米 共 同 訓 練 (タイプⅡ)の 実 施 ( 第 18 航 空 団 ( 嘉 手 納 )の F-15 戦 闘 機 6 機 程 度 参 加 ) - 5 -

8 3 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 に 関 する 基 本 協 定 書 (1) 1 4 協 定 昭 和 5 年 6 月 に 防 衛 施 設 庁 ( 現 防 衛 省 )は 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づき 騒 音 対 策 を 講 ずる 対 象 となる 第 一 種 から 第 三 種 区 域 の 線 引 き( 騒 音 コンター)の 案 を 地 元 に 示 したが 県 と など 関 係 村 がこの 騒 音 コンター 案 に 対 する 意 見 を 示 すに 際 して さらに 積 極 的 な 騒 音 対 策 を 施 すべく 環 境 基 準 の 達 成 測 定 体 制 の 整 備 住 宅 防 音 工 事 の 早 期 実 施 などを 強 く 要 望 したため 当 時 のファントム 配 備 問 題 とも 絡 んで 国 と 地 元 との 折 衝 が 繰 返 された その 結 果 昭 和 5 年 1 月 4 日 に 国 県 並 びに 加 賀 任 根 上 寺 井 辰 口 川 北 村 及 び 川 の8 村 ( 現 在 加 賀 白 山 能 及 び 川 北 の 5 )の 間 で 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 に 関 する 基 本 協 定 書 (いわゆる 1 4 協 定 ) が 締 結 され このなかの 合 意 事 項 に 基 づいて 以 後 周 辺 対 策 が 進 められることとなった (なお この 際 名 古 屋 防 衛 施 設 局 は 加 賀 とそれぞれ 個 別 に 飛 行 の 方 法 等 についての 協 定 (いわゆる 個 別 協 定 )を 締 結 している ) また 昭 和 51 年 には 同 協 定 に 基 づき 協 定 当 事 者 間 による 基 地 騒 音 防 止 対 策 協 議 会 が 発 足 し 協 定 の 履 行 を 図 るための 体 制 が 確 立 され 国 県 関 係 村 による 共 同 の 騒 音 調 査 ( 三 者 共 同 測 定 )が 開 始 された その 後 毎 年 協 議 会 あるいはその 下 部 機 構 である 幹 事 会 が 開 催 され 騒 音 測 定 計 画 の 立 案 や 測 定 結 果 による 騒 音 コンターの 見 直 し 等 が 行 われるなど 騒 音 対 策 の 推 進 を 図 ってきたところである 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 に 関 する 基 本 協 定 書 ( 昭 和 5 年 1 月 4 日 ) 防 衛 施 設 庁 と 石 川 県 加 賀 任 根 上 寺 井 辰 口 川 北 村 及 び 川 は 基 地 周 辺 の 生 活 環 境 の 確 保 を 図 る 上 で 騒 音 の 防 止 が 極 めて 重 要 であることを 認 識 し て 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 を 積 極 的 に 推 進 するため その 基 本 的 事 項 に 関 し 下 記 のとおり 協 定 する 記 1 公 害 対 策 基 本 法 第 9 条 に 基 づく 昭 和 48 年 12 月 27 日 環 境 庁 告 示 第 154 号 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について に 従 って 公 共 用 飛 行 場 の 区 分 第 2 種 Bについて 定 められている 期 間 内 に 速 や かに 環 境 基 準 の 達 成 を 期 する なお 年 次 計 画 については 次 項 に 掲 げるもののほか 音 源 対 策 運 用 対 策 及 び 周 辺 対 策 を 総 合 勘 案 する 必 要 があるため 引 き 続 き 検 討 し 協 議 を 続 けることとする 2 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 住 宅 防 音 工 事 及 び 同 法 第 5 条 に 規 定 する 移 転 の 補 償 については 現 行 法 令 に 定 める 第 1 種 区 域 及 び 第 2 種 区 域 内 につい て それぞれ 昭 和 53 年 度 を 完 了 予 定 とする 3 基 地 周 辺 における 騒 音 の 測 定 は 常 時 実 施 するものとし その 管 理 は 国 県 及 び 村 共 同 で 行 う 4 前 項 調 査 の 結 果 に 基 づいて 少 なくとも 年 1 回 騒 音 コンターの 見 直 しを 行 う 5 障 害 防 止 工 事 は 国 が 原 因 者 であるとの 認 識 のもとに 実 施 するものとし 障 害 防 止 の 機 能 回 復 に 必 要 な 施 設 の 更 新 に 要 する 経 費 については 国 が 措 置 するとともに 維 持 管 理 費 の 拡 大 に 努 め る なお この 項 目 の 具 体 的 な 裏 付 けに 関 しては 具 体 的 条 件 の 回 答 でなすものとする - 6 -

9 (2) 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 航 空 機 から 発 生 する 騒 音 は レベルが 高 く またその 影 響 が 広 範 囲 に 及 ぶため 騒 音 被 害 の 防 止 には 発 生 源 対 策 のほか 周 辺 対 策 土 地 利 用 対 策 など 総 合 的 施 策 が 求 められる このため 国 においては 関 連 諸 施 策 を 推 進 するに 際 しての 共 通 の 目 標 として 昭 和 48 年 12 月 に 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 を 設 定 した また 平 成 19 年 12 月 には 同 基 準 の 改 正 ( 評 価 基 準 を 従 来 の WECPNL から Lden に 改 正 )を 告 示 し 改 正 後 の 基 準 は 平 成 25 年 4 月 から 適 用 された 基 準 値 及 び 達 成 期 間 は 表 -1 及 び 表 -2のとおりである このなかで 総 合 的 施 策 を 講 じても 定 められた 期 間 内 に 基 準 達 成 が 困 難 な 地 域 においては 家 屋 の 防 音 工 事 等 により 基 準 達 成 と 同 等 の 屋 内 環 境 が 保 持 されるようにするとともに 基 準 の 速 やかな 達 成 を 期 するものとされている 飛 行 場 については 1 4 協 定 のなかで 公 共 用 飛 行 場 第 二 種 空 港 Bに 準 ずるものとさ れており 国 では 昭 和 58 年 の 環 境 基 準 達 成 期 限 を 目 途 に 年 次 的 に 音 源 対 策 や 周 辺 対 策 を 進 め てきたが 昭 和 59 年 に 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 防 音 工 事 対 象 地 域 である 第 一 種 区 域 を 拡 大 する 見 直 しがなされたことから この 範 囲 を 含 め 周 辺 対 策 を 実 施 することになった このため 県 では 周 辺 5 と 協 力 しながら 周 辺 対 策 の 早 期 実 施 や 全 室 防 音 化 等 の 質 的 向 上 を 国 へ 要 望 してきたところである なお 環 境 基 準 の 改 正 に 伴 い 平 成 25 年 3 月 に 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 す る 法 律 に 基 づく 区 域 の 指 定 に 係 る 値 を WECPNL から Lden に 改 正 する 省 令 が 定 められ 平 成 25 年 4 月 1 日 以 後 の 区 域 の 指 定 について 改 正 後 の 基 準 値 が 適 用 されることとなった( 基 地 周 辺 の 区 域 指 定 は 昭 和 59 年 に 行 われているため 従 前 の WECPNL 基 準 による 評 価 が 継 続 さ れている) 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 及 び 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 にお ける 基 準 値 の 変 更 状 況 について 表 -3にまとめた - 7 -

10 表 -1 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 の 改 正 前 まで) 昭 和 48 年 12 月 27 日 環 境 庁 告 示 第 154 号 改 正 平 環 告 19 平 環 告 78 環 境 基 準 地 域 の 類 型 基 準 値 ( 単 位 :WECPNL) Ⅰ 7 以 下 Ⅱ 75 以 下 ( 備 考 ) Ⅰ 類 型 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 地 域 Ⅱ 類 型 I 以 外 の 地 域 であって 通 常 の 生 活 を 保 全 する 必 要 がある 地 域 達 成 期 間 飛 行 場 の 区 分 達 成 期 間 改 善 目 標 新 設 飛 行 場 直 ちに 第 三 種 空 港 及 びこれに 準 ずるもの 既 第 二 種 空 港 ( 福 岡 空 A ジェット 機 以 外 のみ 就 航 5 年 以 内 設 港 を 除 B ジェット 機 のみ 1 年 以 内 5 年 以 内 に 85WECPNL 未 満 とすること 又 く ) 就 航 は 85 WECPNL 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 飛 新 東 京 国 際 空 港 65WECPNL 以 下 とすること 行 場 第 一 種 空 港 ( 新 東 京 国 際 空 港 を 除 く ) 及 び 福 岡 空 港 1 年 をこえ る 期 間 内 に 可 及 的 速 や かに 1 5 年 以 内 に 85WECPNL 未 満 とするこ と 又 は 85WECPNL 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 65 WECPNL 以 下 とすること 2 1 年 以 内 に 75WECPNL 未 満 とする こと 又 は 75WECPNL 以 上 の 地 域 におい て 屋 内 で 6 WECPNL 以 下 とすること ( 備 考 ) 自 衛 隊 等 が 使 用 する 飛 行 場 の 周 辺 においては 上 表 に 準 じて 維 持 達 成 を 図 ることとされている 表 -2 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 ( 平 成 25 年 4 月 1 日 の 改 正 以 降 ) 昭 和 48 年 12 月 27 日 環 境 庁 告 示 第 154 号 改 正 平 環 告 19 平 環 告 78 平 環 告 114( 施 行 : 平 ) 環 境 基 準 地 域 の 類 型 基 準 値 Ⅰ 57デシベル 以 下 Ⅱ 62デシベル 以 下 ( 備 考 ) Ⅰ 類 型 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 地 域 Ⅱ 類 型 I 以 外 の 地 域 であって 通 常 の 生 活 を 保 全 する 必 要 がある 地 域 - 8 -

11 達 成 期 間 飛 行 場 の 区 分 達 成 期 間 改 善 目 標 新 設 飛 行 場 直 ちに 第 三 種 空 港 及 びこれに 準 ずるもの 既 第 二 種 空 港 ( 福 岡 空 A ジェット 機 以 外 のみ 就 航 5 年 以 内 設 港 を 除 B ジェット 機 のみ 1 年 以 内 5 年 以 内 に 7 テ シヘ ル 未 満 とすること 又 く ) 就 航 は 7 テ シヘ ル 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 飛 成 田 国 際 空 港 5 テ シヘ ル 以 下 とすること 行 場 第 一 種 空 港 ( 新 東 京 国 際 空 港 を 除 く ) 及 び 福 岡 空 港 1 年 をこえ る 期 間 内 に 可 及 的 速 や かに 1 5 年 以 内 に 7 テ シヘ ル 未 満 とするこ と 又 は 7 テ シヘ ル 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 5 テ シヘ ル 以 下 とすること 2 1 年 以 内 に 62 テ シヘ ル 未 満 とする こと 又 は 62 テ シヘ ル 以 上 の 地 域 におい て 屋 内 で 47 テ シヘ ル 以 下 とすること ( 備 考 ) 評 価 は1 日 ( 午 前 時 から 午 後 12 時 まで)ごとの 時 間 帯 補 正 等 価 騒 音 レベル(Lden)を 算 出 し 全 測 定 日 の Lden についてパワー 平 均 を 算 出 する 自 衛 隊 等 が 使 用 する 飛 行 場 の 周 辺 においては 上 表 に 準 じて 維 持 達 成 を 図 ることとされている 表 -3 WECPNL 基 準 値 からLden 基 準 値 への 改 正 状 況 改 正 前 改 正 後 法 令 区 分 WECPNL Lden 備 考 ( 単 位 :WECPNL) ( 単 位 :テ シヘ ル) 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 地 域 類 型 Ⅰ 7 以 下 57 以 下 地 域 類 型 Ⅱ 75 以 下 62 以 下 第 1 種 区 域 第 2 種 区 域 9 73 第 3 種 区 域 H 環 境 省 告 示 114 号 ( 施 行 H25.4.1) H 防 衛 省 令 第 5 号 ( 施 行 H25.4.1) Ldenでの 評 価 は 施 行 日 以 後 の 区 域 指 定 について 適 用 - 9 -

12 4 基 地 周 辺 の 騒 音 対 策 (1) 騒 音 対 策 の 概 要 航 空 機 騒 音 対 策 は 音 源 そのものを 規 制 する 発 生 源 対 策 騒 音 が 受 音 者 に 到 達 するまでに それを 軽 減 し 被 害 の 防 止 を 図 るための 周 辺 対 策 及 び 被 害 が 発 生 した 場 合 の 被 害 補 償 等 の 救 済 対 策 に 大 別 され 具 体 的 対 策 についてはおよそ 図 -1のような 体 系 にまとめることができ る 低 騒 音 機 材 の 開 発 発 生 源 対 策 便 数 調 整 運 航 方 式 改 善 騒 音 監 視 土 地 利 用 の 適 正 化 航 空 機 騒 音 対 策 周 辺 対 策 移 転 対 策 防 音 工 事 共 同 利 用 施 設 等 の 施 設 整 備 被 害 補 償 等 医 療 費 補 助 営 業 補 償 その 他 ( 騒 音 用 電 話 ) 図 -1 航 空 機 騒 音 対 策 の 概 要 これらの 対 策 のうち 発 生 源 対 策 については 飛 行 場 における 主 たる 発 生 源 が 自 衛 隊 機 であることから 民 航 機 のように 低 騒 音 機 材 を 導 入 することが 困 難 なため 日 曜 祭 日 におけ る 飛 行 自 粛 や 離 着 陸 時 の 飛 行 方 法 の 改 善 等 の 配 慮 が 行 われている このほか 現 在 も 飛 行 場 においては 当 面 の 対 策 として 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 防 音 工 事 や 移 転 補 償 等 の 周 辺 対 策 が 進 められているとこ ろである (2) 住 宅 防 音 工 事 の 実 施 状 況 飛 行 場 周 辺 の 住 宅 防 音 工 事 は 昭 和 5 年 度 より 国 によって 実 施 されているが その 後 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 の 数 次 の 改 正 により 防 音 工 事 の 対 象 となる 騒 音 の 基 準 が 昭 和 53 年 には 85WECPNL 昭 和 55 年 には 8WECPNL さらに 昭 和 57 年 には 75WECPNL と 下 げられてきたため 対 策 区 域 も 年 々 拡 大 してきた また 昭 和 59 年 には 対 策 区 域 の 見 直 しが 行 われ 新 たに 旧 寺 井 及 び 旧 辰 口 ( 現 能 ) 川 北 の 一 部 が 追 加 され 対 策 区 域 が 更 に 拡 大 されることとなった 平 成 25 年 3 月 末 現 在 の 一 挙 防 音 工 事 及 び 追 加 防 音 工 事 の 進 捗 状 況 は 表 -4 5 に 示 すとおりである なお 平 成 21 年 度 まで 行 われていた 新 規 防 音 工 事 については 平 - 1 -

13 成 22 年 4 月 から 一 挙 防 音 工 事 に 統 合 されている 平 成 8 年 度 からは 住 宅 防 音 工 事 の 対 象 となっていなかった 住 宅 に 対 する 特 定 住 宅 防 音 工 事 が 平 成 11 年 度 からは 建 替 防 音 工 事 工 法 是 正 工 事 及 び 防 音 区 画 改 善 工 事 が 平 成 14 年 度 からは 外 郭 防 音 工 事 が 発 足 しており その 実 績 を 表 に 示 す また 住 宅 防 音 工 事 により 設 置 された 空 気 調 和 機 器 の 機 能 復 旧 工 事 並 びに 住 宅 防 音 工 事 済 生 活 保 護 世 帯 に 対 する 電 気 代 の 助 成 制 度 空 気 調 和 機 器 稼 働 費 助 成 事 業 が 平 成 元 年 度 に また 機 能 が 損 なわれている 防 音 建 具 の 機 能 復 旧 工 事 が 平 成 11 年 度 に 発 足 し 制 度 の 充 実 が 図 られた その 実 績 を 表 に 示 す 区 分 表 -4 一 挙 防 音 工 事 等 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 旧 第 一 種 区 域 (8WECPNL 以 上 ) 第 一 種 区 域 (75~8WECPNL) 合 計 ( 第 一 種 区 域 75WECPNL 以 上 ) 区 域 内 全 世 帯 数 平 成 23 年 度 まで 工 事 完 了 進 捗 率 (%) 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 平 成 24 年 度 累 計 進 捗 率 (%) 区 域 内 全 世 帯 数 平 成 23 年 度 まで 工 事 完 了 進 捗 率 (%) 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 平 成 24 年 度 累 計 進 捗 率 (%) 区 域 内 全 世 帯 数 平 成 23 年 度 まで 工 事 完 了 進 捗 率 (%) 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 平 成 24 年 度 累 計 進 捗 率 (%) 名 A B C=A+B A B C=A+B A B C=A+B 6,215 6, , ,777 4, , ,992 1, , 加 賀 ,112 1, , ,652 1, , 能 1,48 1, , ,737 2, , ,785 3, , 川 北 計 7,83 7, , ,745 8, , ,551 16, , ( 注 ) 表 -4は 一 挙 防 音 工 事 及 び 平 成 21 年 度 までの 新 規 防 音 工 事 の 進 捗 状 況 の 合 計 を 示 す 一 挙 防 音 工 事 は 初 めて 行 う 住 宅 防 音 工 事 であり 世 帯 の 人 員 に 応 じ5 居 室 を 限 度 として 世 帯 人 員 数 に1を 加 えた 居 室 数 までを 対 象 としている 新 規 防 音 工 事 は 初 めて 行 う 住 宅 防 音 工 事 であり 2 居 室 を 対 象 としている ( 平 成 22 年 4 月 から 一 挙 防 音 工 事 に 統 合 ) 区 域 内 全 世 帯 数 ( 当 面 防 音 工 事 を 希 望 しない 世 帯 を 含 む )は 区 域 指 定 の 際 の 居 住 世 帯 の 概 数 である なお 区 域 指 定 当 時 に 空 家 等 の 家 屋 がその 後 住 宅 として 居 住 され 防 音 工 事 を 実 施 した 世 帯 もあるため 実 施 累 計 が 区 域 内 全 世 帯 数 を 上 回 る については 実 施 累 計 を 区 域 内 全 世 帯 数 とした 特 定 住 宅 防 音 工 事 建 替 防 音 工 事 工 法 是 正 工 事 及 び 防 音 区 画 改 善 工 事 を 除 く ( 参 考 ) 当 面 防 音 工 事 を 希 望 しない 世 帯 を 除 き 工 事 希 望 世 帯 は 全 て 完 了 している 表 -5 追 加 防 音 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 7, ,734 加 賀 1, ,456 能 2, ,698 川 北 計 11, ,981 ( 注 ) 追 加 防 音 工 事 は 新 規 防 音 工 事 を 実 施 した 住 宅 を 対 象 に 世 帯 人 員 に 応 じ5 居 室 を 限 度 として 家 族 数 +1 居 室 から 新 規 防 音 工 事 で 実 施 した 居 室 数 を 除 いた 居 室 数 までを 対 象 とした 工 事 一 挙 防 音 工 事 を 含 む 建 替 追 加 防 音 工 事 特 定 追 加 防 音 工 事 を 含 まない

14 表 -6 特 定 住 宅 防 音 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 加 賀 能 計 ( 注 ) 特 定 住 宅 防 音 工 事 は 第 一 種 区 域 の 指 定 基 準 の 段 階 的 な 改 正 によるドーナツ 化 に 対 応 した 防 音 工 事 特 定 住 宅 防 音 工 事 に 係 る 新 規 防 音 工 事 追 加 防 音 工 事 一 挙 防 音 工 事 の 合 計 を 示 す 特 定 外 郭 防 音 工 事 は 含 まない 表 -7 建 替 防 音 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 加 賀 能 川 北 計 ( 注 ) 建 替 防 音 工 事 は 既 に 所 在 する 住 宅 で 過 去 に 防 音 工 事 の 助 成 を 受 け その 後 建 て 替 えられる 住 宅 又 は 建 て 替 えられた 住 宅 のうち 防 音 工 事 完 了 後 1 年 以 上 経 過 した 住 宅 が 対 象 建 替 外 郭 防 音 工 事 は 含 まない 表 -8 工 法 是 正 工 事 及 び 防 音 区 画 改 善 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 82 (1) 3 (3) 85 (4) 加 賀 () 3 (3) 3 (3) 能 19 (1) 7 (7) 116 (8) 計 191 (2) 13 (13) 24 (15) ( 注 ) 工 法 是 正 工 事 は 過 去 にⅡ 工 法 で 実 施 した 住 宅 ( 室 )をⅠ 工 法 に 是 正 する 工 事 ( ) 内 は 防 音 区 画 改 善 工 事 の 内 数 で バリアフリー 対 応 住 宅 又 はフレックス 対 応 住 宅 を 対 象 に 可 能 な 限 り 家 屋 の 外 部 で 行 う 防 音 工 事

15 表 -9 外 郭 防 音 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 加 賀 計 ( 注 ) 家 屋 全 体 を 一 つの 区 画 とし その 外 郭 について 実 施 する 防 音 工 事 で 85W 以 上 の 区 域 に 所 在 する 住 宅 が 対 象 建 替 外 郭 防 音 工 事 を 含 む 表 -1 空 気 調 和 機 器 及 び 防 音 建 具 の 機 能 復 旧 工 事 実 施 状 況 平 成 25 年 3 月 末 現 在 ( 単 位 : 世 帯 ) 区 分 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 までに 工 事 完 了 工 事 完 了 又 は 交 付 決 定 済 累 計 名 A B C=A+B 11,747 (1,575) 636 (71) 12,383 (1,646) 加 賀 2,242 (455) 13 (34) 2,372 (489) 能 3,44 (291) 282 (48) 3,326 (339) 川 北 117 (4) 8 () 125 (4) 計 17,15 (2,325) 1,56 (153) 18,26 (2,478) ( 注 ) 空 気 調 和 機 器 機 能 復 旧 工 事 の 対 象 機 器 は 設 置 後 1 年 以 上 を 経 過 し 稼 働 不 能 又 は 故 障 している 機 器 ( ) 内 は 防 音 建 具 機 能 復 旧 工 事 の 内 数 で 対 象 は 設 置 後 1 年 以 上 を 経 過 し 機 能 が 損 なわれている 防 音 建 具 に 対 す る 復 旧 工 事 表 -11 空 気 調 和 機 器 稼 働 事 業 実 施 状 況 ( 単 位 : 世 帯 ) 名 平 成 24 年 度 実 績 7 加 賀 能 1 計 8 ( 注 ) 空 気 調 和 機 器 稼 働 事 業 は 住 宅 防 音 工 事 実 施 済 住 宅 に 居 住 する 生 活 保 護 世 帯 又 は 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 の 世 帯 に 対 する 防 音 工 事 により 設 置 した 空 気 調 和 機 器 の 稼 働 に 伴 う 電 力 量 料 金 等 を 助 成

16 (3) 補 償 等 の 対 策 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 では 住 宅 防 音 工 事 への 助 成 のほか 家 屋 移 転 補 償 や 民 生 安 定 施 設 への 助 成 等 が 規 定 されており 飛 行 場 周 辺 においてもこれに 基 づいた 対 策 が 実 施 されている これらの 実 績 を 表 に 示 す 表 -12 建 物 移 転 補 償 ( 第 二 種 区 域 9WECPNL 以 上 ) ( 単 位 : 戸 数 ) 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 実 績 平 成 25 年 度 名 全 戸 数 戸 数 進 捗 率 戸 数 進 捗 率 進 捗 率 以 降 A (%) B C=A+B (%) 名 平 成 23 年 度 まで の 整 備 数 表 -13 学 習 等 供 用 施 設 整 備 状 況 左 のうち 県 費 上 積 助 成 分 平 成 24 年 度 整 備 数 ( 単 位 : 施 設 ) 加 賀 白 山 能 川 北 計 ( 注 ) 学 習 等 供 用 施 設 は 一 般 住 民 が 学 習 保 育 等 の 用 に 供 する 施 設 のことである ( 例 公 民 館 ) 復 旧 事 業 は 計 画 数 に 数 えない( 新 規 事 案 のみ) 県 費 上 積 助 成 ( 新 規 )は 昭 和 49 年 度 から 実 施 しており 平 成 24 年 度 末 までの 県 費 助 成 の 累 計 は 987,87 千 円 である このほか 平 成 7 年 度 から 学 習 等 供 用 施 設 の 改 修 が 国 庫 補 助 対 象 となり 県 でも 上 積 助 成 を 行 っている 平 成 24 年 度 末 までの 県 費 上 積 助 成 額 は 83 件 122,49 千 円 である 事 項 別 障 害 防 止 ( 法 第 3 条 ) 住 宅 防 音 ( 法 第 4 条 ) 民 生 安 定 助 成 ( 法 第 8 条 ) 調 整 交 付 金 ( 法 第 9 条 ) 移 転 措 置 ( 法 第 5 条 ) 統 合 事 業 ( 法 第 3,8 条 ) 表 -14 基 地 周 辺 対 策 事 業 等 実 績 ( 平 成 24 年 度 ) 対 象 地 方 公 共 団 体 金 額 ( 千 円 ) 加 賀 白 山 能 川 北 県 1,549,159 学 校 関 連 維 持 費 を 含 む 717,6 47,52 59,81 備 考 合 計 復 旧 稼 働 特 定 住 宅 防 音 建 替 防 音 工 法 是 正 及 び 区 画 改 善 費 を 含 む 有 線 ラジオ 学 習 等 供 用 施 設 道 路 放 送 受 信 料 助 成 等 ( 防 音 助 成 を 含 む) 164,381 不 動 産 購 入 費 移 転 等 補 償 費 213,354 再 編 交 付 金 572,728 計 4,123,815 ( 注 ) 再 編 交 付 金 以 外 の 事 項 は 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 規 定 されている 助 成 等 を 示 す 再 編 交 付 金 は 駐 留 軍 等 の 再 編 の 円 滑 な 実 施 に 関 する 特 別 措 置 法 第 6 条 に 規 定 されている 交 付 金 を 示 す 金 額 には 法 人 関 係 を 含 む 千 円 未 満 は 四 捨 五 入 した

17 ( 参 考 ) 住 宅 防 音 工 事 の 概 要 工 事 名 事 業 概 要 新 規 防 音 工 事 追 加 防 音 工 事 一 挙 防 音 工 事 補 助 の 対 象 とする 住 宅 の 世 帯 の 人 員 に 拘 らず2 居 室 までを 対 象 とする 防 音 工 事 ( 平 成 22 年 度 から 一 挙 防 音 工 事 に 統 合 されている) 世 帯 の 人 員 に 応 じて 次 表 に 掲 げる 居 室 数 から 既 に 新 規 防 音 工 事 を 実 施 した 居 室 数 を 減 じた 居 室 数 以 内 を 対 象 とする 防 音 工 事 世 帯 人 員 1 人 2 人 3 人 4 人 以 上 居 室 数 2 居 室 3 居 室 4 居 室 5 居 室 防 音 工 事 を 実 施 していない 住 宅 を 対 象 とする 防 音 工 事 で 世 帯 の 人 員 に 応 じて 追 加 防 音 工 事 の 表 に 掲 げる 居 室 数 以 内 の 居 室 を 対 象 とする 防 音 工 事 特 定 住 宅 防 音 工 事 いわゆる ドーナツ 現 象 * 注 1 と 称 される 住 宅 に 対 する 防 音 工 事 85W 以 上 の 区 域 8W 以 上 85W 未 満 の 区 域 75W 以 上 8W 未 満 の 区 域 のそれぞれの 区 域 において 下 記 に 示 す 期 間 に 建 設 された 住 宅 が 対 象 85W 以 上 区 域 : 昭 和 53 年 12 月 29 日 以 降 昭 和 59 年 12 月 2 日 まで 8W 以 上 85W 未 満 区 域 : 昭 和 55 年 9 月 11 日 以 降 昭 和 59 年 12 月 2 日 まで 75W 以 上 8W 未 満 区 域 : 昭 和 57 年 6 月 29 日 以 降 昭 和 59 年 12 月 2 日 まで * 注 1 ドーナツ 現 象 第 一 種 区 域 の 指 定 が 住 宅 防 音 工 事 の 進 捗 状 況 を 踏 まえ 同 区 域 の 指 定 基 準 値 を 段 階 的 に 改 正 ( 当 初 85W 次 に 8W 現 在 75W)しながら 指 定 してきたこと 等 から 住 宅 の 建 設 時 期 が 同 一 若 しくは それ 以 前 のものであっても 区 域 によっては 対 象 とならないという 現 象 建 替 防 音 工 事 工 法 是 正 工 事 防 音 工 事 の 助 成 を 受 け 1 年 経 過 し 建 て 替 えられた 住 宅 ( 建 替 前 住 宅 との 間 に 代 替 性 継 続 性 が 認 められる 場 合 に 限 る)を 対 象 とする 防 音 工 事 現 在 の 第 Ⅰ 工 法 の 防 音 工 事 区 域 において 過 去 に 新 規 防 音 工 事 を 第 Ⅱ 工 法 で 実 施 され た 住 宅 を 対 象 とする 第 Ⅰ 工 法 による 是 正 工 事 第 Ⅰ 工 法 の 防 音 工 事 区 域 :8W 以 上 の 区 域 第 Ⅱ 工 法 の 防 音 工 事 区 域 :75W 以 上 8W 未 満 の 区 域 * 注 防 音 区 画 改 善 工 事 バリアフリー 対 応 住 宅 2 * 注 3 フレックス 対 応 住 宅 等 を 対 象 に 対 象 居 室 ( 世 帯 人 員 が4 人 までは5 居 室 5 人 以 上 は 世 帯 人 員 +1 居 室 )の 範 囲 内 で 住 宅 の 外 郭 で 行 う 防 音 工 事 * 注 2 バリアフリー 対 応 住 宅 住 宅 内 の 段 差 等 の 障 害 を 取 り 除 いたり 又 は 廊 下 等 に 手 すり 等 の 補 助 器 具 を 設 置 するなど 障 害 者 や 高 齢 者 等 の 生 活 等 に 配 慮 された 様 式 の 住 宅 * 注 3 フレックス 対 応 住 宅 浴 室 便 所 台 所 等 の 設 備 のある 部 分 を 除 いた 居 室 部 分 が 可 動 式 の 間 仕 切 りによって 区 画 され 家 族 構 成 あるいは 生 活 様 式 の 変 化 に 伴 って 必 要 とする 部 屋 が 自 由 に 変 えられる 様 式 の 住 宅 外 郭 防 音 工 事 空 気 調 和 機 器 機 能 復 旧 工 事 防 音 建 具 機 能 復 旧 工 事 空 気 調 和 機 器 稼 働 事 業 家 屋 全 体 を 一 つの 区 画 とし その 外 郭 について 実 施 する 防 音 工 事 で 防 音 工 事 実 施 済 住 宅 であるかどうか 及 び 世 帯 人 員 にかかわらず 85W 以 上 の 区 域 に 所 在 する 住 宅 ( 但 し RC 造 集 合 住 宅 については 75W 以 上 )を 対 象 として 実 施 する 防 音 工 事 防 音 工 事 により 設 置 した 空 気 調 和 機 器 であって 設 置 後 1 年 以 上 を 経 過 し 稼 働 不 能 又 は 故 障 している 機 器 に 対 する 復 旧 工 事 防 音 工 事 により 外 部 開 口 部 に 設 置 した 防 音 建 具 であって 設 置 後 1 年 以 上 を 経 過 し 機 能 が 損 なわれている 防 音 建 具 に 対 する 復 旧 工 事 住 宅 防 音 工 事 実 施 済 住 宅 に 居 住 する 生 活 保 護 世 帯 又 は 永 住 帰 国 した 中 国 残 留 邦 人 の 世 帯 に 対 する 防 音 工 事 により 設 置 した 空 気 調 和 機 器 の 稼 働 に 伴 う 電 力 量 料 金 等 の 助 成

18 5 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 調 査 (1) 調 査 概 要 ア 調 査 目 的 基 地 周 辺 における 航 空 機 騒 音 の 実 態 を 把 握 し 騒 音 対 策 の 一 環 として 行 われている 住 宅 防 音 工 事 対 象 地 域 の 見 直 し 及 び 環 境 基 準 類 型 指 定 のための 基 礎 資 料 を 得 ることを 目 的 とする イ 調 査 期 間 平 成 24 年 4 月 1 日 から 平 成 25 年 3 月 31 日 まで ウ 調 査 地 点 国 の 測 定 地 点 5 地 点 県 及 び の 測 定 地 点 2 地 点 計 25 地 点 ( 表 -15 及 び 巻 末 付 図 参 照 ) エ 調 査 実 施 機 関 金 沢 防 衛 事 務 所 石 川 県 加 賀 白 山 能 川 北 オ 使 用 機 器 デジタル 騒 音 計 21 台 ( 表 -15 参 照 ) リオン 社 製 NA-37 1 台 NA 台 カ 測 定 方 法 等 騒 音 の 測 定 は 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について( 昭 和 48 年 環 境 庁 告 示 第 154 号 ) に 準 拠 して 行 った なお 騒 音 発 生 回 数 が の 日 については 便 宜 上 WECPNL として 測 定 日 数 の 中 に 加 えて 計 算 した このほか 測 定 データは 基 地 の 飛 行 記 録 ( 飛 行 時 間 帯 )と 照 合 し 精 度 を 高 めている

19 表 -15 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 測 定 地 点 等 (ア) 国 の 測 定 地 点 5 地 点 地 点 名 担 当 者 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 3 月 使 用 機 器 1 島 国 A-1 2 加 賀 伊 切 A-2 3 加 賀 片 野 A-3 4 加 賀 潮 津 A-4 5 能 粟 生 A-5 (イ) 県 及 び の 測 定 地 点 2 地 点 地 点 名 担 当 者 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 3 月 使 用 機 器 11 高 堂 B-1 12 平 面 B-4 13 丸 の 内 県 E-1 14 白 B-5 15 今 江 南 B-3 16 大 領 中 B-6 17 日 末 B-7 18 串 B-8 19 上 牧 B-9 2 佐 B-1 21 加 賀 豊 加 賀 C-6 22 加 賀 塩 辻 23 能 西 任 田 能 D-7 24 能 福 島 D 白 山 湊 県 E-8 27 能 大 長 野 29 能 秋 常 E-9 3 能 上 清 水 31 川 北 壱 ツ 屋 E 白 山 安 吉 ( 注 ) 地 点 欄 の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 一 種 区 域 内 であることを 示 す

20 (ウ) 測 定 地 点 地 点 名 所 在 地 施 設 名 1 島 島 ホ 45-1 島 公 民 館 2 加 賀 伊 切 加 賀 伊 切 ヲ 174 伊 切 老 人 集 会 場 3 加 賀 片 野 加 賀 片 野 4の 18 番 地 1 片 野 公 民 館 4 加 賀 潮 津 加 賀 潮 津 ロ 132 潮 津 保 育 所 5 能 粟 生 能 粟 生 ロ 45 能 立 粟 生 学 校 11 高 堂 高 堂 ロ 34 番 地 12 平 面 平 面 リ 88 番 地 2 平 面 地 区 学 習 等 供 用 施 設 13 丸 の 内 丸 の 内 1 丁 目 15 番 地 丸 の 内 地 区 学 習 等 供 用 施 設 14 白 白 2 番 地 27 白 地 区 学 習 等 供 用 施 設 15 今 江 南 今 江 8 丁 目 287 番 地 16 大 領 中 大 領 中 1 丁 目 39 番 地 1 大 領 中 地 区 学 習 等 供 用 施 設 17 日 末 日 末 46-1 日 末 地 区 学 習 等 供 用 施 設 18 串 串 6-5 番 地 串 地 区 学 習 等 供 用 施 設 19 上 牧 上 牧 は2 番 地 上 牧 地 区 学 習 等 供 用 施 設 2 佐 佐 ニ 28 番 地 佐 地 区 学 習 等 供 用 施 設 21 加 賀 豊 加 賀 豊 イ 加 賀 塩 辻 加 賀 塩 辻 ケ 能 西 任 田 能 西 任 田 イ 33 西 任 田 学 習 等 供 用 施 設 24 能 福 島 能 福 島 ヘ 61 福 島 保 育 園 26 白 山 湊 白 山 湊 カ 37 白 山 立 湊 学 校 27 能 大 長 野 能 大 長 野 ロ 58-1 能 立 長 野 保 育 園 29 能 秋 常 能 秋 常 チ 115 能 立 すみれ 保 育 園 3 能 上 清 水 能 上 清 水 59 上 清 水 公 民 館 31 川 北 壱 ツ 屋 川 北 壱 ツ 屋 ヲ 25-1 川 北 立 川 北 学 校 32 白 山 安 吉 白 山 安 吉 116 社 会 福 祉 法 人 南 福 祉 会 山 島 保 育 園 ( 注 ) 地 点 欄 の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 一 種 区 域 内 であることを 示 す (エ) 使 用 機 器 No. 機 種 所 有 者 No. 機 種 所 有 者 No. 機 種 所 有 者 No. 機 種 所 有 者 A-1 NA-37 国 B-1 NA-36 B-8 NA-37 E-8 NA-36 県 A-2 NA-37 国 B-3 NA-36 B-9 NA-37 E-9 NA-36 県 A-3 NA-37 国 B-4 NA-36 B-1 NA-37 E-1 NA-36 県 A-4 NA-37 国 B-5 NA-36 C-6 NA-36 加 賀 E-11 NA-36 県 A-5 NA-37 国 B-6 NA-37 D-7 NA-36 能 B-7 NA-37 D-12 NA-36 能

21 (2) 調 査 結 果 平 成 24 年 度 における 調 査 結 果 は 表 のとおりで 経 年 変 化 は 表 -18 のとおりである なお 図 -3から 図 -8については No.1 島 及 び No.2 加 賀 伊 切 の 比 較 可 能 な 日 のデータによった 表 -16 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 調 査 結 果 ( 平 均 値 等 による 評 価 ) 騒 音 レベル 修 正 機 数 測 定 週 回 数 地 週 間 日 WECPNL 日 WECPNL (dba)の の 点 地 点 名 WECPNL の 年 平 均 値 の8%レン 週 間 WECPNL 週 間 WECPNL 年 平 均 値 年 平 均 値 NO の 範 囲 (ハ ワー 平 均 ) ジの 上 端 値 8 以 上 の 75~79の (ハ ワー 平 均 ) ( 機 / 日 ) 週 回 数 週 回 数 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 58 ~ 67 ~ 53 ~ 45 ~ 53 ~ ~ 63 ~ 5 ~ 4 ~ 53 ~ 高 堂 12 平 面 13 丸 の 内 14 白 15 今 江 南 16 大 領 中 17 日 末 18 串 19 上 牧 2 佐 21 加 賀 豊 22 加 賀 塩 辻 23 能 西 任 田 24 能 福 島 26 白 山 湊 27 能 大 長 野 29 能 秋 常 3 能 上 清 水 31 川 北 壱 ツ 屋 32 白 山 安 吉 39 ~ 55 ~ 63 ~ 53 ~ 39 ~ 61 ~ 6 ~ 57 ~ 67 ~ 75 ~ 45 ~ 44 ~ 42 ~ ~ 46 ~ ~ 51 ~ 47 ~ 51 ~ 42 ~ ~ ~ 6 ~ ~ 41 ~ ~ 45 ~ 42 ~ 69 ~ 61 ~ 42 ~ ~ 35 ~ ~ ~ ~ 49 ~ 5 ~ 53 ~ 5 ~ 注 )1. 表 中 2 段 の 欄 は 平 成 24 年 度 分 である 平 成 23 年 度 分 2. 環 境 基 準 値 と 比 較 する 場 合 は 日 WECPNLの 年 平 均 値 で 行 う なお 日 WECPNLの8%レンシ の 上 端 値 は 日 データが1 個 あった 場 合 の 高 い 方 から1 番 目 のデータであり 防 衛 省 の 騒 音 コンターを 求 める 際 の 基 準 となる 方 法 による 値 とほぼ 同 等 と 推 定 されている 3. 地 点 No 欄 の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 1 種 区 域 内 で あることを 示 す 4. 週 間 WECPNLについては 測 定 日 数 4 日 未 満 の 場 合 は 評 価 の 対 象 から 除 外 した 5. 28の 能 粟 生 は 平 成 9 年 度 に 第 1 種 区 域 内 の 内 側 から 外 側 へ 移 動 し 平 成 16 年 度 に 再 び 内 側 に 移 動 した

22 平 成 24 年 度 調 査 結 果 の 日 WECPNL の 年 平 均 値 は 全 25 地 点 中 15 地 点 で2W 以 上 の 上 昇 となった これは 平 成 23 年 度 は 基 地 において 一 時 期 F-15 戦 闘 機 の 通 常 飛 行 訓 練 が 見 合 わせとなっ ていたこと 等 により 例 年 より 騒 音 レベルが 低 下 していたことから 平 成 24 年 度 の 値 が 上 昇 した ものと 考 えられる 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 高 堂 平 面 丸 の 内 白 今 江 南 大 領 中 日 末 串 上 牧 佐 加 賀 豊 加 賀 塩 辻 能 西 任 田 能 福 島 白 山 湊 能 大 長 野 能 秋 常 能 上 清 水 川 北 壱 ツ 屋 白 山 安 吉 ( 注 ) 地 点 No.の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 一 種 区 域 内 であることを 示 す 図 -2 各 測 定 点 における 騒 音 の 評 価 ( 日 WECPNL の 年 平 均 値 ) - 2 -

23 期 間 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 3 月 表 -17 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 測 定 結 果 ( 週 WECPNL) 地 点 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 高 堂 平 面 丸 の 内 白 今 江 大 領 中 日 末 串 上 牧 佐 加 賀 豊 加 賀 塩 辻 能 西 任 田 能 福 島 白 山 湊 能 大 長 野 能 秋 常 能 上 清 水 川 北 壱 ツ 屋 白 山 安 吉 南 3~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 (82) ~16 日 ~23 日 * ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 * ~23 日 (54) ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 (69) ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 () (57) (56) 3~ 9 日 (71) ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 週 WECPNLの 最 週 WECPNLの 最 大 日 WECPNLの 年 平 均 値 注 ) 1 地 点 欄 の 印 は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 1 種 区 域 内 であることを 示 す 2 ( ) 内 は 測 定 日 数 7 日 間 のうち 4 日 未 満 であることを 示 す

24 表 -18 航 空 機 騒 音 の 経 年 変 化 ( 日 WECPNL の 年 平 均 値 ) 地 点 地 点 名 No 1 1 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 高 堂 平 面 丸 の 内 白 今 江 南 大 領 中 日 末 串 上 牧 佐 加 賀 豊 加 賀 塩 辻 能 西 任 田 能 福 島 白 山 湊 能 大 長 野 能 秋 常 能 上 清 水 川 北 壱 ツ 屋 白 山 安 吉 ( 注 )1 地 点 の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 1 種 区 域 内 であることを 示 す 2 5の 能 粟 生 は 平 成 9 年 度 に 第 1 種 区 域 の 内 側 から 外 側 へ 移 動 し 平 成 16 年 度 に 再 び 区 域 の 内 側 へ 移 動 している 3 No16は 平 成 11 年 度 より 大 領 中 から 白 嶺 へ 移 動 し 平 成 13 年 度 から 再 び 大 領 中 に 移 動 した 4 No26は 平 成 21 年 1 月 までの 測 定 は 白 山 川 和 波 で 平 成 21 年 12 月 からの 測 定 は 白 山 湊 で 実 施 し た

25 南 西 方 向 (No.2 加 賀 伊 切 ) 北 東 方 向 (No.1 島 ) 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 3 月 年 間 % 5% 1% 図 -3 常 時 測 定 点 における 方 向 別 騒 音 発 生 割 合 8 回 時 間 帯 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 時 島 加 賀 伊 切 No1 島 No2 加 賀 伊 切 時 図 -4 常 時 測 定 点 における 時 間 帯 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数

26 WECPNL WECPNL 平 均 騒 音 発 生 回 数 回 図 -5 常 時 測 定 点 における 月 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と WECPNL (No.1 島 ) 月 WECPNL 回 1 WECPNL 9 平 均 騒 音 発 生 回 数 図 -6 常 時 測 定 点 における 月 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と WECPNL (No.2 加 賀 伊 切 ) 月

27 WECPNL WECPNL 平 均 騒 音 発 生 回 数 回 日 月 火 水 木 金 土 図 -7 常 時 測 定 点 における 曜 日 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と WECPNL (No.1 島 ) 1 WECPNL 9 WECPNL 平 均 騒 音 発 生 回 数 回 日 月 火 水 木 金 土 図 -8 常 時 測 定 点 における 曜 日 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と WECPNL (No.2 加 賀 伊 切 )

28 6 今 後 の 課 題 (1) 住 宅 防 音 工 事 の 充 実 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 防 音 工 事 のうち 昭 和 5 年 度 から 開 始 された 新 規 防 音 工 事 は 防 音 工 事 を 希 望 していた 世 帯 での 工 事 は 終 了 して おり 現 在 は 新 たに 工 事 を 希 望 する 世 帯 への 対 応 となっている 一 方 昭 和 53 年 9 月 から 成 田 空 港 で 全 室 防 音 工 事 (1 単 身 者 の 場 合 は2 室 22 人 家 族 の 場 合 は3 室 33 人 の 場 合 は4 室 44 人 以 上 の 場 合 は5 室 )が 開 始 され 更 に 昭 和 54 年 度 から 羽 田 大 阪 名 古 屋 など 全 国 の 公 共 用 空 港 でも 全 室 防 音 工 事 が 実 施 された これら 運 輸 省 ( 現 国 土 交 通 省 )の 施 策 に 引 き 続 き 防 衛 施 設 庁 ( 現 防 衛 省 )でも 飛 行 場 周 辺 において 昭 和 54 年 度 から 既 に 新 規 防 音 工 事 を 実 施 した 住 宅 を 対 象 に 追 加 防 音 工 事 として 全 室 防 音 化 が 始 まった 平 成 4 年 度 からは 追 加 防 音 工 事 の 対 象 区 域 が 8WECPNL 以 上 から 75WECPNL 以 上 に 拡 大 し また 平 成 22 年 度 からは 従 来 新 規 防 音 工 事 の 対 象 となった 住 宅 に 対 しても 新 規 防 音 工 事 と 追 加 防 音 工 事 を 一 度 に 行 う 一 挙 防 音 工 事 へと 制 度 の 改 善 がなされている 更 に 平 成 8 年 度 から 防 音 工 事 の 対 象 とされていなかった 住 宅 に 対 する 特 定 住 宅 防 音 工 事 が 開 始 され 防 音 工 事 実 施 済 の 世 帯 に 対 しても 平 成 11 年 度 から 建 替 防 音 工 事 工 法 是 正 工 事 等 が 平 成 14 年 度 から 外 郭 防 音 工 事 が 行 われている また 平 成 元 年 度 から 空 調 機 器 の 老 朽 化 や 塩 害 による 消 耗 に 対 する 復 旧 工 事 や 被 生 活 保 護 世 帯 に 対 する 空 調 機 器 稼 働 費 の 助 成 も 行 なわれている 県 としては 今 後 とも 対 策 区 域 内 の 住 宅 防 音 工 事 の 推 進 を 始 めとした 諸 対 策 がさらに 充 実 されるよう 国 に 要 望 していくこととしている (2) 環 境 基 準 達 成 の 方 途 環 境 基 準 は 基 本 的 に 屋 外 で 達 成 されるべきものであるが 自 衛 隊 機 は 民 間 航 空 機 に 比 べて その 目 的 や 性 格 上 音 源 対 策 や 運 行 方 法 の 改 善 に 自 ずと 限 度 があるとの 考 えから 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 住 宅 防 音 工 事 等 の 諸 対 策 が 実 施 されることで 実 質 的 には 環 境 基 準 の 達 成 に 向 けた 施 策 の 推 進 が 図 られてきたところである 環 境 基 準 の 類 型 指 定 については 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 との 整 合 を 図 りながら 今 後 とも 関 係 と 協 議 し その 意 向 を 踏 まえながら 検 討 を 進 めていくこと としている

29 ( 参 考 ) Lden での 評 価 平 成 25 年 4 月 1 日 から 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 及 び 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 に 基 づく 区 域 の 指 定 に 係 る 値 が 従 来 の WECPNL による 評 価 から Lden によ る 評 価 に 改 正 された 参 考 として 平 成 24 年 度 測 定 結 果 の Lden による 評 価 結 果 を 表 及 び 図 -9から 図 -13 に 示 す なお 本 評 価 における Lden は 単 発 騒 音 ( 単 発 的 に 発 生 する 一 過 性 の 騒 音 ) 測 定 結 果 のみ から 集 計 したものであり 準 定 常 騒 音 ( 長 時 間 にわたって 継 続 し 定 常 的 であるがかなりのレ ベル 変 動 を 伴 う 騒 音 )は 考 慮 していない 表 -19 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 調 査 結 果 ( 平 均 値 等 による 評 価 Lden) 騒 音 レベル 日 騒 音 回 測 定 週 回 数 地 週 間 日 Lden 日 Lden (dba)の 数 の 年 平 点 地 点 名 Lden の 年 平 均 値 の8%レン 週 間 Lden 週 間 Lden 年 平 均 値 均 値 NO の 範 囲 (ハ ワー 平 均 ) ジの 上 端 値 67 以 上 の 62~66の (ハ ワー 平 均 ) ( 機 / 日 ) 週 回 数 週 回 数 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 46 ~ ~ - 53 ~ ~ - 4 ~ ~ - 34 ~ ~ - 41 ~ ~ 高 堂 12 平 面 13 丸 の 内 14 白 15 今 江 南 16 大 領 中 17 日 末 18 串 19 上 牧 2 佐 21 加 賀 豊 22 加 賀 塩 辻 23 能 西 任 田 24 能 福 島 26 白 山 湊 27 能 大 長 野 29 能 秋 常 3 能 上 清 水 31 川 北 壱 ツ 屋 32 白 山 安 吉 29 ~ ~ - 4 ~ ~ - 49 ~ ~ - 37 ~ ~ - 29 ~ ~ - 47 ~ ~ - 43 ~ ~ - 44 ~ ~ - 52 ~ ~ - 6 ~ ~ - 34 ~ ~ - 3 ~ ~ - 31 ~ ~ - ~ ~ - 35 ~ ~ - ~ ~ - 39 ~ ~ - 35 ~ ~ - 38 ~ ~ - 31 ~ ~ 注 )1. 表 中 2 段 の 欄 は 平 成 24 年 度 分 である 平 成 23 年 度 分 2. 環 境 基 準 値 と 比 較 する 場 合 は 日 LdenのLden 年 平 均 値 で 行 う なお 日 Ldenの8%レンシ の 上 端 値 は 日 データが1 個 あった 場 合 の 高 い 方 から1 番 目 のデータであり 防 衛 省 の 騒 音 コンターを 求 める 際 の 基 準 となる 方 法 による 値 とほぼ 同 等 と 推 定 される 3. 地 点 No 欄 の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 1 種 区 域 内 で あることを 示 す 4. 週 間 Ldenについては 測 定 日 数 4 日 未 満 の 場 合 は 評 価 の 対 象 から 除 外 した 5. 28の 能 粟 生 は 平 成 9 年 度 に 第 1 種 区 域 内 の 内 側 から 外 側 へ 移 動 し 平 成 16 年 度 に 再 び 内 側 に 移 動 した -27-

30 -28- ( 注 ) 地 点 No.の は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 一 種 区 域 内 であることを 示 す 図 -9 各 測 定 点 における 騒 音 の 評 価 ( 日 Lden の 年 平 均 値 ) 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 高 堂 平 面 丸 の 内 白 今 江 南 大 領 中 日 末 串 上 牧 佐 加 賀 豊 加 賀 塩 辻 能 西 任 田 能 福 島 白 山 湊 能 大 長 野 能 秋 常 能 上 清 水 川 北 壱 ツ 屋 白 山 安 吉

31 期 間 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 月 11 月 12 月 1 月 3 月 表 -2 平 成 24 年 度 航 空 機 騒 音 測 定 結 果 ( 週 Lden) 地 点 島 加 賀 伊 切 加 賀 片 野 加 賀 潮 津 能 粟 生 高 堂 平 面 丸 の 内 白 今 江 大 領 中 日 末 串 上 牧 佐 加 賀 豊 加 賀 塩 辻 能 西 任 田 能 福 島 白 山 湊 能 大 長 野 能 秋 常 能 上 清 水 川 北 壱 ツ 屋 白 山 安 吉 南 3~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 (67) ~16 日 ~23 日 * ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 * ~23 日 (41) ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 (55) ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 () (46) (45) 3~ 9 日 (56) ~16 日 ~23 日 ~3 日 ~ 9 日 ~16 日 ~23 日 ~3 日 週 Ldenの 最 週 Ldenの 最 大 日 Ldenの 年 平 均 値 注 ) 1 地 点 欄 の 印 は 当 該 地 点 が 防 衛 施 設 周 辺 の 生 活 環 境 の 整 備 等 に 関 する 法 律 第 4 条 に 規 定 する 第 1 種 区 域 内 である ことを 示 す 2 ( ) 内 は 測 定 日 数 7 日 間 のうち 4 日 未 満 である 3 * 印 は 測 定 日 数 が1 日 のみのものである -29-

32 Lden 8 Lden 平 均 騒 音 発 生 回 数 回 図 -1 常 時 測 定 点 における 月 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と Lden (No.1 島 ) 月 Lden 8 7 Lden 平 均 騒 音 発 生 回 数 回 図 -11 常 時 測 定 点 における 月 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と Lden (No.2 加 賀 伊 切 ) -3- 月

33 Lden 回 Lden 平 均 騒 音 発 生 回 数 日 月 火 水 木 金 土 図 -12 常 時 測 定 点 における 曜 日 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と Lden (No.1 島 ) Lden 回 Lden 平 均 騒 音 発 生 回 数 日 月 火 水 木 金 土 図 -13 常 時 測 定 点 における 曜 日 別 1 日 平 均 騒 音 発 生 回 数 と Lden (No.2 加 賀 伊 切 ) -31-

34 資 料 編

35 1 航 空 機 騒 音 に 係 る 環 境 基 準 について 昭 和 48 年 12 月 27 日 平 成 25 年 4 月 1 日 以 前 環 境 庁 告 示 第 154 号 改 正 平 環 告 19 平 環 告 78 公 害 対 策 基 本 法 ( 昭 和 42 年 法 律 第 132 号 ) 第 9 条 の 規 定 に 基 づく 騒 音 に 係 る 環 境 上 の 条 件 の うち 航 空 機 騒 音 に 係 る 基 準 について 次 のとおり 告 示 する 環 境 基 本 法 ( 平 成 5 年 法 律 第 91 号 ) 第 16 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づく 騒 音 に 係 る 環 境 上 の 条 件 につき 生 活 環 境 を 保 全 し 人 の 健 康 の 保 護 に 資 するうえで 維 持 することが 望 ましい 航 空 機 騒 音 に 係 る 基 準 ( 以 下 環 境 基 準 という ) 及 びその 達 成 期 間 は 次 のとおりとする 第 1 環 境 基 準 1 環 境 基 準 は 地 域 の 類 型 ごとに 次 表 の 基 準 値 の 欄 に 掲 げるとおりとし 各 類 型 をあてはめ る 地 域 は 都 道 府 県 知 事 が 指 定 する 地 域 の 類 型 Ⅰ Ⅱ 基 準 値 ( 単 位 :WECPNL) 7 以 下 75 以 下 ( 注 ) I をあてはめる 地 域 は 専 ら 住 居 の 用 に 供 される 地 域 とし Ⅱをあてはめる 地 域 は I 以 外 の 地 域 であって 通 常 の 生 活 を 保 全 する 必 要 がある 地 域 とする 2 1の 環 境 基 準 の 基 準 値 は 次 の 方 法 により 測 定 評 価 した 場 合 における 値 とする (1) 測 定 は 原 則 として 連 続 7 日 間 行 い 暗 騒 音 より 1 デシベル 以 上 大 きい 航 空 機 騒 音 のピ ークレベル( 計 量 単 位 デシベル) 及 び 航 空 機 の 機 数 を 記 録 するものとする (2) 測 定 は 屋 外 で 行 うものとし その 測 定 点 としては 当 該 地 域 の 航 空 機 騒 音 を 代 表 する と 認 められる 地 点 を 選 定 するものとする (3) 測 定 時 期 としては 航 空 機 の 飛 行 状 況 及 び 風 向 等 の 気 象 条 件 を 考 慮 して 測 定 点 におけ る 航 空 機 騒 音 を 代 表 すると 認 められる 時 期 を 選 定 するものとする (4) 評 価 は (1)のピークレベル 及 び 機 数 から 次 の 算 式 により1 日 ごとの 値 ( 単 位 WECPNL) を 算 出 し そのすべての 値 をパワー 平 均 して 行 うものとする 算 式 db(a)+1log 1 N-27 ( 注 )db(a)とは 1 日 のすべてのピークレベルをパワー 平 均 したものをいい Nとは 午 前 時 から 午 前 7 時 までの 間 の 航 空 機 の 機 数 をN 1 午 前 7 時 から 午 後 7 時 までの 間 の 航 空 機 の 機 数 をN 2 午 後 7 時 から 午 後 1 時 までの 間 の 航 空 機 の 機 数 をN 3 午 後 1 時 から 午 後 12 時 までの 間 の 航 空 機 の 機 数 をN 4 とした 場 合 における 次 により 算 出 した 値 をいう N=N 2 十 3N 3 十 1(N 1 +N 4 ) (5) 測 定 は 計 量 法 ( 平 成 4 年 法 律 第 51 号 ) 第 71 条 の 条 件 に 合 格 した 騒 音 計 を 用 いて 行 う ものとする この 場 合 において 周 波 数 補 正 回 路 はA 特 性 を 動 特 性 は 遅 い 動 特 性 (SLOW) を 用 いることとする 3 1の 環 境 基 準 は 1 日 当 たりの 離 着 陸 回 数 が 1 回 以 下 の 飛 行 場 及 び 離 島 にある 飛 行 場 の 周 辺 地 域 には 適 用 しないものとする

36 第 2 達 成 期 間 等 1 環 境 基 準 は 公 共 用 飛 行 場 等 の 周 辺 地 域 においては 飛 行 場 の 区 分 ごとに 次 表 の 達 成 期 間 の 欄 に 掲 げる 期 間 で 達 成 され 又 は 維 持 されるものとする この 場 合 において 達 成 期 間 が5 年 を こえる 地 域 においては 中 間 的 に 同 表 の 改 善 目 標 の 欄 に 掲 げる 目 標 を 達 成 しつつ 段 階 的 に 環 境 基 準 が 達 成 されるようにするものとする 既 設 飛 行 場 飛 行 場 の 区 分 達 成 期 間 改 善 目 標 新 設 飛 行 場 直 ちに 第 三 種 空 港 及 びこれに 準 ずるもの 第 二 種 空 港 ( 福 岡 空 港 を 除 A 5 年 以 内 く ) B 1 年 以 内 5 年 以 内 に 85WECPNL 未 満 とすること 又 新 東 京 国 際 空 港 は 85 WECPNL 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 65WECPNL 以 下 とすること 第 一 種 空 港 ( 新 東 京 国 際 空 港 を 除 く ) 及 び 福 岡 空 港 1 年 をこえ る 期 間 内 に 可 及 的 速 や かに 1 5 年 以 内 に 85WECPNL 未 満 とするこ と 又 は 85WECPNL 以 上 の 地 域 において 屋 内 で 65 WECPNL 以 下 とすること 2 1 年 以 内 に 75WECPNL 未 満 とする こと 又 は 75WECPNL 以 上 の 地 域 におい て 屋 内 で 6 WECPNL 以 下 とすること 備 考 1 既 設 飛 行 場 の 区 分 は 環 境 基 準 が 定 められた 日 における 区 分 とする 2 第 二 種 空 港 のうち Bとはターボジェット 発 動 機 を 有 する 航 空 機 が 定 期 航 空 運 送 事 業 として 離 着 陸 するものをいい AとはBを 除 くものをいう 3 達 成 期 間 の 欄 に 掲 げる 期 間 及 び 各 改 善 目 標 を 達 成 するための 期 間 は 環 境 基 準 が 定 められた 日 から 起 算 する 2 自 衛 隊 等 が 使 用 する 飛 行 場 の 周 辺 地 域 においては 平 均 的 な 離 着 陸 回 数 及 び 機 種 並 びに 人 家 の 密 集 度 を 勘 案 し 当 該 飛 行 場 と 類 似 の 条 件 にある 前 項 の 表 の 飛 行 場 の 区 分 に 準 じて 環 境 基 準 が 達 成 され 又 は 維 持 されるように 努 めるものとする 3 航 空 機 騒 音 の 防 止 のための 施 策 を 総 合 的 に 講 じても 1の 達 成 期 間 で 環 境 基 準 を 達 成 する ことが 困 難 と 考 えられる 地 域 においては 当 該 地 域 に 引 き 続 き 居 住 を 希 望 する 者 に 対 し 家 屋 の 防 音 工 事 等 を 行 うことにより 環 境 基 準 が 達 成 された 場 合 と 同 等 の 屋 内 環 境 が 保 持 されるよ うにするとともに 極 力 環 境 基 準 の 速 やかな 達 成 を 期 するものとする