女 子 サッカー 選 手 における 膝 外 傷 予 防 トレーニングと パフォーマンスに 関 する 研 究 The study of knee injury prevention training and performance in female soccer players スポーツ 医 科 学

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1 2008 年 度 修 士 論 文 女 子 サッカー 選 手 における 膝 外 傷 予 防 トレーニング とパフォーマンスに 関 する 研 究 The study of knee injury prevention training and performance in female soccer players 早 稲 田 大 学 大 学 院 スポーツ 科 学 研 究 科 スポーツ 科 学 専 攻 スポーツ 医 科 学 研 究 領 域 A 岩 田 恵 梨 子 Iwata, Eriko 研 究 指 導 教 員 : 福 林 徹 教 授

2 女 子 サッカー 選 手 における 膝 外 傷 予 防 トレーニングと パフォーマンスに 関 する 研 究 The study of knee injury prevention training and performance in female soccer players スポーツ 医 科 学 研 究 領 域 5007A008-6 岩 田 恵 梨 子 研 究 指 導 教 員 : 福 林 徹 教 授 緒 言 世 界 では 女 子 サッカーをより 発 展 させようとい う 動 きが 起 きており 女 子 サッカーの 成 長 は 急 速 に 高 まっ ている サッカーはジャンプ また 急 激 なストップや 方 向 転 換 など 様 々な 動 きが 求 められるため 女 子 選 手 の 外 傷 に リスクも 高 まっていると 考 えられる 特 に 非 接 触 性 前 十 字 靭 帯 (ACL) 損 傷 は 男 性 に 比 べて 女 性 に 圧 倒 的 に 多 く カッテ ィングやジャンプ 着 地 動 作 を 含 むサッカーに 多 くみられ 脛 骨 の 内 旋 外 旋 をともなった 完 全 伸 展 位 に 近 い 状 態 での 膝 外 反 位 で 起 こることが 報 告 されている このことから 女 子 選 手 の ACL 損 傷 を 予 防 することが 非 常 に 重 要 である 本 研 究 では 現 場 に 即 したトレーニング 頻 度 回 数 時 間 を 考 慮 し 損 傷 予 防 効 果 を 上 げるトレーニング 内 容 を 検 討 す るため 日 本 女 子 サッカーリーグ 下 肢 外 傷 予 防 プログラム を 用 いて 外 傷 予 防 効 果 とフィジカルパフォーマンスについ て 検 証 を 行 った を 各 群 で 比 較 した 統 計 処 理 はχ 2 検 定 を 使 用 し 有 意 水 準 は p<0.05 とした 実 験 2:ジャンプ 着 地 動 作 解 析 予 防 トレーニング 前 後 の 関 節 角 度 の 変 化 を 調 査 するために カウンタームーブメ ントジャンプを 試 技 とし 動 作 解 析 を 行 った 被 験 者 の 皮 膚 マーカーが 映 るように 設 定 した 3 台 目 の 家 庭 用 ビデオカメ ラで 撮 影 を 行 い LED シンクロナイザによって 同 期 した 皮 膚 マーカーを 左 脚 の 足 関 節 外 果 内 果 膝 蓋 骨 内 外 膝 関 節 裂 隙 大 転 子 上 前 腸 骨 棘 右 脚 大 転 子 上 前 腸 骨 棘 に 貼 付 した 各 カメラの 映 像 を Frame-Dias2 version3(dkh 社 製 )を 用 いて 3 次 元 座 標 に 変 換 し ノイズを 平 滑 化 するた めに Butterworth Filter(6Hz)を 用 いた 三 次 元 座 標 から 足 関 節 中 心 膝 関 節 中 心 股 関 節 中 心 を 求 め 膝 関 節 屈 曲 - 伸 展 角 度 膝 関 節 内 - 外 反 角 度 股 関 節 内 - 外 転 角 度 を 算 出 し 静 止 立 位 での 関 節 角 度 を 引 いた 値 を 採 用 した 方 法 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングについて このプロ グラムは 女 子 サッカー 選 手 に 多 い 足 関 節 や 膝 関 節 の 下 肢 外 傷 の 予 防 するために 考 案 された 本 実 験 では 5 項 目 ある 中 から バランス ジャンプ&プライオメトリック の 2 項 目 を 選 択 して 予 防 トレーニングを 行 った 対 象 者 は 大 学 女 子 サッカー 選 手 で バランス 群 ジャンプ 群 (ト レーニング 群 ) コントロール 群 の 3 群 に 無 作 為 に 分 け トレーニング 群 は 通 常 のトレーニングの 前 に 15~20 分 の 外 傷 予 防 トレーニングを 週 に 3 回 6 週 間 行 った 毎 回 のトレーニングに 験 者 が 指 導 を 行 った 実 験 1: 外 傷 調 査 トレーニング 群 とコントロール 群 と の 外 傷 発 生 数 の 比 較 のため 2008 年 4 月 から 9 月 までの 前 期 シーズンの 外 傷 調 査 を 行 った チームトレーナーに 報 告 された 中 で 明 らかな 症 状 徴 候 がある 外 傷 についての 受 傷 日 復 帰 日 外 傷 名 受 傷 部 位 受 傷 状 況 を 記 録 した 練 習 と 練 習 試 合 試 合 に 要 した 時 間 を 記 録 した 外 傷 記 録 か ら 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 機 関 別 外 傷 発 生 数 図 1) 関 節 角 度 定 義 ( 左 : 膝 屈 - 伸, 中 : 膝 内 - 外 反, 右 : 股 内 - 外 転 ) トレーニング 前 後 の 各 最 大 関 節 角 度 比 較 では 対 応 のある t 検 定 を 用 いた また 経 時 的 な 角 度 変 化 の 比 較 では 繰 り 返 しのある 二 元 配 置 分 散 分 析 を 用 い 事 後 検 定 は 対 応 のあ る t 検 定 を 行 った 群 間 比 較 では クラスカル ウォリス 検 定 を 用 いた 有 意 水 準 は P<0.05 とした 実 験 3:フィジカルパフォーマンス 測 定 予 防 トレーニ ング 前 後 のフィジカルパフォーマンス 変 化 を 調 査 するため に m スプリント プロアジリティ カ ウンタームーブメントジャンプ バウンディング Yo-yo Intermittent Recovery Test Level.2 マル チステージシャトルラン を 測 定 した 測 定 には 指 導 者 が 指 示 記 録 を 行 なった 予 防 トレーニング 前 後 のフィジカ

3 ルパフォーマンス 測 定 比 較 では 対 応 のある t 検 定 を 用 いた 群 間 比 較 では クラスカル ウォリス 検 定 を 用 いた 有 意 水 準 は P<0.05 とした 結 果 実 験 1: 外 傷 調 査 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 ともにコントロール 群 に 比 べて トレ ーニング 群 の 方 が 少 なかった 全 体 外 傷 発 生 数 については コントロール 群 と ジャンプ 群 コントロール 群 と バランス 群 にて 統 計 学 的 に 有 意 な 差 がみられた 部 位 別 外 傷 発 生 数 では 膝 関 節 外 傷 発 生 数 と 足 関 節 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 では 捻 挫 発 生 数 復 帰 機 関 別 外 傷 発 生 数 では 復 帰 期 間 1 ヶ 月 以 上 の 外 傷 発 生 数 が コントロール 群 に 比 べて トレーニング 群 の 方 が 少 なかった しかし 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった 実 験 2:ジャンプ 着 地 動 作 解 析 下 肢 外 傷 予 防 トレーニ ング 後 バランス 群 では 統 計 学 的 に 有 意 に 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 が 増 加 し 股 関 節 最 大 内 転 角 度 が 減 少 した 経 時 的 な 膝 関 節 屈 曲 - 伸 展 角 度 には 3 群 とも 屈 曲 角 度 が 増 大 した 統 計 検 定 の 結 果 交 互 作 用 はなかったが トレーニング 前 後 の 主 効 果 にてバランス 群 で 接 地 から 接 地 400msec. 後 まで の 間 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 有 意 に 増 加 した 膝 関 節 内 - 外 反 角 度 は 統 計 検 定 の 結 果 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 後 で 変 化 はみられなかった 股 関 節 内 - 外 転 角 度 は 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 に 股 関 節 外 転 角 度 増 加 傾 向 にあ ったが 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった 下 肢 外 傷 予 防 ト レーニング 介 入 後 各 関 節 角 度 において 3 群 に 統 計 学 的 有 意 な 差 はみられなかった 表 1) 最 大 関 節 角 度 - 各 群 における 介 入 前 後 の 比 較 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 膝 関 節 最 大 外 反 角 度 股 関 節 最 大 内 転 角 度 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 ジャンプ 群 N.S N.S N.S. (SD) バランス 群 * P= N.S * P=0.020 (SD) コントロール 群 N.S N.S N.S. (SD) * : P<0.05 実 験 3:フィジカルパフォーマンス 測 定 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 は すべてのフィジカルパフォーマン ス 測 定 項 目 において 統 計 学 的 に 有 意 な 改 善 はみられなか った 3 群 間 の 比 較 でも すべてのフィジカルパフォーマ ンス 測 定 項 目 において 統 計 学 的 に 有 意 な 改 善 はみられな かった ほとんどの 測 定 項 目 においてトレーニング 介 入 前 に 比 べ 介 入 後 の 測 定 結 果 は 低 下 していた 考 察 本 研 究 では 日 本 女 子 サッカーリーグ 外 傷 予 防 プログラム を 用 い 外 傷 予 防 プログラムの 効 果 とパフ ォーマンスへの 影 響 を 検 証 するために 外 傷 調 査 スポー ツ 活 動 時 の 関 節 肢 位 に 及 ぼす 影 響 フィジカルパフォーマ ンスへの 影 響 について 調 査 を 行 った 実 験 1: 外 傷 調 査 では 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 とも にコントロール 群 に 比 べて トレーニング 群 の 方 が 少 なか った また トレーニング 介 入 群 の 方 が 膝 関 節 足 関 節 外 傷 の 発 生 数 も 少 ない 傾 向 にあった これらのことから 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングプログラムによる 外 傷 予 防 効 果 が 示 唆 された 実 験 2:ジャンプ 着 地 動 作 解 析 では 外 傷 予 防 トレーニング 後 バランス 群 は 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 が 統 計 学 的 に 有 意 に 増 加 し 経 時 的 な 角 度 変 化 において も 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 統 計 学 的 に 有 意 に 増 加 していた ま た バランス 群 で 股 関 節 最 大 内 転 角 度 が 統 計 学 的 に 有 意 に 減 少 した 経 時 的 な 角 度 変 化 においても トレーニン グ 群 は 股 関 節 外 転 傾 向 にあった これらのことから 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングがスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 におい て 改 善 の 傾 向 があることが 示 唆 された 本 実 験 でバランス 群 のみが 有 意 にトレーニング 後 に 改 善 されたのは トレー ニング 導 入 前 の 被 験 者 の 関 節 静 的 安 定 性 や 運 動 に 対 する 身 体 適 応 能 力 が 十 分 でなかったと 考 えられた 導 入 前 の 被 験 者 の 状 態 では ジャンプトレーニングの 負 荷 は 高 く トレ ーニング 効 果 が 十 分 に 発 揮 されなかったのではないかと 推 察 された 実 験 3:フィジカルパフォーマンス 測 定 につ いては 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングがフィジカルパフォー マンスによい 影 響 を 与 えるとは 言 えなかった 本 研 究 のト レーニング 介 入 した 時 期 は プレシーズン 期 であったもの の 毎 週 末 に 大 学 トップチームと 公 式 戦 を 行 なっている 状 況 であったため 疲 労 度 が 高 い 状 況 であった この 状 況 を 踏 まえると プレシーズン 期 においても 週 2 回 のトレーニ ング 頻 度 が 適 当 であると 推 察 された 長 期 間 トレーニング を 継 続 させていく 上 で このような 現 実 的 問 題 点 を 考 慮 す る 必 要 性 が 考 えられた 下 肢 外 傷 予 防 プログラムの 導 入 に あたっては プレシーズン 期 では 週 2 回 インシーズンで は 週 1 回 のトレーニング 頻 度 で 行 うことが 妥 当 であると 考 えられた また 複 数 のトレーニングを 網 羅 的 に 行 うこと がウォーミングアップには 適 切 であると 推 察 された 結 語 下 肢 外 傷 予 防 プログラムは 外 傷 予 防 効 果 があり 導 入 の 際 はバランストレーニング 中 心 の 内 容 とし ジャン プトレーニングを 組 み 合 わせて 徐 々に 内 容 を 移 行 していく ことが 外 傷 予 防 トレーニングでは 必 要 であると 推 察 された フィジカルパフォーマンスにおいては 効 果 があるとはいえ なかった

4 目 次 第 1 章 緒 言 1 1. 女 子 サッカーの 広 がり 1 2. サッカーの 競 技 特 性 と 外 傷 発 生 リスク 1 3. 前 十 字 靱 帯 損 傷 について 2 4. 前 十 字 靭 帯 損 傷 のメカニズム 3 5. 前 十 字 靱 帯 損 傷 要 因 について 4 6. 前 十 字 靱 帯 損 傷 予 防 6 第 2 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~ 外 傷 調 査 編 ~ 目 的 方 法 結 果 考 察 結 論 24 第 3 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~ 動 作 解 析 編 ~ 目 的 方 法 結 果 考 察 結 論 47 第 4 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~フィジカル 測 定 編 ~ 目 的 方 法 結 果 考 察 結 論 61 第 5 章 総 合 考 察 63 第 6 章 結 語 66 参 考 引 用 文 献 一 覧 67 謝 辞 79

5 第 1 章 緒 言 1. 女 子 サッカーの 広 がり Future of football feminine を スローガンに 掲 げ 世 界 では 女 子 サッ カーをより 発 展 させようという 動 きが 起 きている 現 在 2 億 6,500 万 のサッカー 選 手 のうち 2,600 万 人 が 女 子 選 手 であり 10 人 に 1 人 が 女 性 であるといわれている 8 3 ) また 2003 年 から 2007 年 の 間 に 新 しく 増 え た 2,300 万 人 の 選 手 のうち 5 人 に 1 人 が 女 子 選 手 であると 報 告 されてい る 8 4 ) 日 本 においては U - 15 世 代 を 対 象 とした スーパー 少 女 プロジ ェクト をはじめとして ナショナルトレーニングセンター 制 度 サ ッカーエリート 育 成 のための 中 高 一 貫 教 育 学 校 JFA アカデミー 福 島 なでしこチャレンジプロジェクト 特 別 指 定 強 化 選 手 制 度 など 本 格 的 な 整 備 が 開 始 されている 8 4 ) これらのことからも 女 子 サッカーの 競 技 レベル 人 口 は 急 速 に 高 まってきている 2. サッカーの 競 技 特 性 と 外 傷 発 生 リスク サッカープレーヤーは 1 試 合 につき 8 ~ 13km 走 る と 言 われている 69) その 中 で 盛 んに 動 きを 変 えており 1 試 合 に 1,000 の 異 なる 動 きが 行 わ れている 実 際 には 1 試 合 中 の 移 動 距 離 の 2%のみしかボールに 関 与 で きないため 主 な 動 きは Off The Ball Movement で ある 69) 具 体 的 に は ポゼッションのために 走 りサポートの 動 きをしたり 相 手 を 交 わす ためにフェイントをかけたり 空 中 で 競 り 合 うためジャンプしていると いわれている 69) サッカーは 一 方 向 への 直 線 的 な 動 きだけでなく 様 々 な 方 向 への 動 きが 混 在 しているといえる 緩 急 あるスピードの 中 で 曲 線 走 やバック 走 また 急 激 なストップや 方 向 転 換 カッティングなど 様 々 1

6 な 動 きが 求 められる また サッカーでのジャンプ 動 作 の 特 徴 としては ただジャンプするだけでなく 空 中 でボールを 的 確 に 処 理 し 相 手 と 競 り 合 う このため 跳 躍 力 に 加 えて 空 中 で 身 体 をコントロールする 力 が 求 められる ジャンプして 着 地 する 短 時 間 に 空 中 で 身 体 コントロールし 着 地 準 備 を 行 っている このようにサッカーでは 様 々な 動 きや 身 体 的 能 力 が 必 要 とされる これらの 運 動 の 特 性 を 背 景 にして 女 子 サッカー 選 手 の 外 傷 に 対 する リスクは 高 まっていると 考 えられる 外 傷 の 特 徴 としては 1000 時 間 あ たりの 発 生 率 は 練 習 よりも 試 合 で 高 く 主 に 下 肢 外 傷 が 全 体 の 75% 以 上 を 占 めている 6,12,13,36,43,75) 発 生 部 位 別 にみると 足 関 節 膝 関 節 大 腿 部 の 怪 我 が 多 く 足 関 節 内 反 捻 挫 膝 前 十 字 靱 帯 損 傷 などが 主 な 外 傷 として 挙 げられている 6,12,13, 36,43,75) 特 に 非 接 触 性 前 十 字 靭 帯 損 傷 は カッティ ング ジャンプ 着 地 動 作 を 含 むサッカーに 多 くみられる 4,16) また サッカーでは 男 女 ともに 足 関 節 の 怪 我 が 多 く その 中 でも 足 関 節 内 反 捻 挫 が 主 であることが 報 告 されている 6,12,13, 36,43,75) 先 行 文 献 に よれば 日 本 女 子 サッカー 選 手 の 傷 害 や 傷 害 予 防 再 発 防 止 に 対 する 意 識 は 低 く 53,77) 足 関 節 捻 挫 に 関 しても テーピング 等 の 外 固 定 を 併 用 す ることで 競 技 復 帰 が 可 能 と 考 えられているため 不 十 分 な 治 療 とリハビリ テーションで 競 技 を 続 けている 選 手 も 多 いと 述 べられている 53,77) 3. 前 十 字 靭 帯 損 傷 について 前 十 字 損 傷 ( 以 下 ACL)は 重 篤 な 外 傷 であり ほとんどの 選 手 は 手 術 的 療 法 を 選 択 する また 競 技 復 帰 までに 長 期 にわたるリハビリ 期 間 を 要 するため 選 手 にとって 身 体 的 精 神 的 ストレスとなる 場 合 によ っては 競 技 復 帰 を 断 念 せざるをえないこともあり 術 後 も 膝 関 節 不 安 定 2

7 性 の 残 存 再 受 傷 慢 性 的 疾 患 を 起 こすケースも 多 いと 言 われている このようなことを 背 景 に ACL 損 傷 の 疫 学 やメカニズムについて 多 くの 研 究 が 行 われ 近 年 では 下 肢 外 傷 発 生 率 特 に ACL 損 傷 率 を 低 下 させ るため 様 々な 予 防 トレーニングが 研 究 されている 非 接 触 性 前 十 字 靭 帯 損 傷 率 は 男 性 に 比 べて 女 性 が 圧 倒 的 に 多 い 15 年 間 に 及 ぶ NCAA 障 害 調 査 システムを 利 用 した 研 究 によると バスケット ボール 選 手 サッカー 選 手 を 対 象 とした ACL 損 傷 発 生 率 の 調 査 では 非 接 触 性 ACL 損 傷 発 生 率 は バスケットボールで 女 性 が 0.28 男 性 が 0.08 サッカーでは 女 性 が 0.32 男 性 が 0.12 であり 両 種 目 ともの ACL 発 生 率 は 統 計 学 的 に 有 意 に 性 差 がみられた 52) Ardent と Dick の 調 査 によれ ば 男 子 サッカー 選 手 の ACL 損 傷 率 が 0.13 であるのに 対 して 女 子 サッ カー 選 手 では 0.31 と 約 3 倍 の 値 を 示 している 1) 他 の 調 査 においても ACL 損 傷 発 生 率 は 男 性 の 2-8 倍 と 報 告 されている 18) こ れらのことか ら 女 子 選 手 の ACL 損 傷 を 予 防 することが 非 常 に 重 要 であると 考 えられ る また この ACL 損 傷 率 の 性 差 をもとに 多 くの 研 究 が 行 われ 様 々な A CL 損 傷 メカニズム 要 因 が 考 えられている 4. 前 十 字 靱 帯 損 傷 のメカニズム ACL 損 傷 の 約 70%が 急 激 な 方 向 転 換 減 速 ジャンプ 着 地 などの 非 接 触 性 の 動 作 により 受 傷 していると 報 告 されている 4,50) また ACL 損 傷 メカニズムは 脛 骨 の 内 旋 外 旋 をともなった 完 全 伸 展 位 に 近 い 状 態 での 膝 外 反 位 で 起 こるということが 報 告 されている 4) 女 子 ハンドボール 選 手 の ACL 損 傷 時 のビデオを 使 用 して 受 傷 機 転 を 調 査 した 結 果 では 方 向 転 換 中 の 足 底 接 地 時 での 受 傷 が 多 く 次 に 片 足 での 着 地 が 多 かった 10) Borden らは 非 接 触 ACL 損 傷 時 では 足 底 の 接 地 または 減 速 時 の 膝 外 3

8 反 下 腿 の 外 旋 完 全 伸 展 に 近 い 膝 伸 展 位 が 起 きていたと 報 告 している 4) また 女 性 はジャンプ 着 地 動 作 方 向 転 換 動 作 において 男 性 に 比 べ て 大 きな 膝 外 反 角 度 モーメントが 大 きいことや 男 性 に 比 べて 女 性 は 脛 骨 内 旋 変 位 量 が 多 い 7,10,11) というスポーツ 動 作 時 の 関 節 肢 位 において も 性 差 が 生 じていることが 報 告 されている 5. 前 十 字 靱 帯 損 傷 要 因 について 5-1. 前 十 字 靱 帯 損 傷 要 因 現 在 ACL 損 傷 要 因 は 解 剖 学 的 要 因 環 境 的 要 因 内 分 泌 的 要 因 バイオメカニクスと 神 経 筋 機 的 要 因 の 4 つに 分 類 されている 71) こ れ ら の 要 因 に 着 目 し ACL 損 傷 発 生 率 の 性 差 について 様 々な 研 究 が 行 われ てきた 解 剖 学 的 要 因 としては 下 肢 アライメント 靭 帯 の 大 きさ ノ ッチ 幅 の 大 きさや 形 関 節 弛 緩 性 の 性 差 が 取 り 上 げられている しかし ACL 損 傷 要 因 としての 影 響 は 少 なく もっと 直 接 的 でダイナミックな 動 きが 関 係 していると 考 えられている 70,71) 内 分 泌 的 要 因 では 女 性 の 性 周 期 による 女 性 ホルモンが 靭 帯 のコラーゲン 量 に 影 響 を 及 ぼしているこ とから ACL 損 傷 率 に 性 差 があると 考 えられているが ACL 損 傷 率 と 性 周 期 との 関 連 性 ははっきりと 証 明 されていない 71) このように ACL 損 傷 における 性 差 を 生 じさせる 原 因 は 明 らかにはなっていない 現 在 で は バイオメカニクスと 神 経 筋 機 能 的 要 因 の 性 差 が 注 目 されている 5-2. バイオメカニクスと 神 経 筋 機 能 的 要 因 膝 関 節 の 神 経 筋 のコントロール 機 能 とは 関 節 の 動 的 安 定 性 を 保 つた めに 膝 関 節 を 制 御 する 遠 心 性 求 心 性 神 経 系 と 筋 肉 の 複 雑 な 相 互 作 用 の ことである 38,71) 中 枢 神 経 系 は 膝 関 節 に 存 在 する 固 有 感 覚 からの 情 報 を 4

9 蓄 積 し かつ 即 時 経 時 的 応 答 として 反 応 制 御 予 測 制 御 を 介 して 膝 関 節 周 囲 筋 を 制 御 することで 膝 関 節 の 安 定 性 と 運 動 性 をもたらしている 筋 反 応 速 度 を 向 上 させ 的 確 に 作 用 させるために 予 測 制 御 の 中 でもプリ アクティビティが 用 いられている 着 地 動 作 の 衝 撃 力 に 対 抗 するため その 直 前 に 筋 活 動 を 高 め 筋 の 弾 性 を 増 加 させる 生 体 反 応 である 方 向 の 調 整 だけでなく 膝 関 節 の 安 定 性 と 関 節 軟 骨 靭 帯 保 護 のため 予 測 制 御 は 主 動 筋 拮 抗 筋 が 同 時 に 活 動 する 共 同 収 縮 を 引 き 起 こしている 27,38,71) この 神 経 筋 コントロール 機 能 における 性 差 が 関 節 肢 位 での 性 差 を 生 じさ せる 要 因 として 作 用 し 女 子 選 手 の ACL 損 傷 率 が 高 値 を 示 すのではない かと 考 えられている 71) Malinzak ら はカッティング 動 作 ランディング 動 作 における 膝 関 節 の 動 きの 3 次 元 動 作 解 析 と 筋 電 図 を 測 定 し レクリエーションレベルの 男 子 選 手 と 女 子 選 手 の 性 差 を 比 較 した その 結 果 女 子 選 手 の 方 が 軽 度 膝 関 節 屈 曲 かつ 大 きな 外 反 を 示 した 45) また 女 子 選 手 では 筋 電 図 上 の 大 腿 四 頭 筋 の 活 動 が 大 きく 同 時 にハムストリングスの 活 動 は 減 少 して いた 45) また 女 子 選 手 は 男 子 選 手 を 比 較 して ハムストリングスの 筋 活 動 電 位 強 度 が 少 なかった 上 ハムストリングが 遅 れて 収 縮 している と 報 告 している 45) このような 神 経 筋 コントロールと 下 肢 のバイオメカニクスの 性 差 の 関 連 性 の 報 告 より 45,60) 神 経 筋 コントロール 機 能 を 改 善 することで 膝 関 節 のスポーツ 動 作 時 の 関 節 肢 位 を 改 善 し ACL 損 傷 を 代 表 とする 下 肢 外 傷 発 生 を 減 少 させる 試 みが 行 われた このように ACL 損 傷 のメカニズム が 徐 々に 明 らかにされるにつれて 様 々な ACL 損 傷 予 防 トレーニングが 考 案 されてきている 5

10 6. 前 十 字 靭 帯 損 傷 予 防 6-1. 前 十 字 靱 帯 損 傷 予 防 プログラム 近 年 ACL 損 傷 メカニズムが 明 らかになるにつれて 様 々な ACL 損 傷 予 防 トレーニングが 考 案 されてきた 5,21,46,59,65,67,72) 下 肢 の 筋 神 経 筋 コントロールが 関 与 しているという 考 えから ACL 損 傷 予 防 トレーニン グプログラムを 作 成 実 行 し ACL を 損 傷 する 選 手 が 減 少 したという 報 告 がある 21,46,59,65) 予 防 効 果 がみられた 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングには プライオメトリックトレーニングが 含 まれており ジャンプ 着 地 やカッ ティング 動 作 での 神 経 筋 活 動 の 変 化 が 関 節 肢 位 の 改 善 につながり ACL 損 傷 をはじめとする 下 肢 外 傷 発 生 率 の 低 下 に 影 響 を 及 ぼしたと 考 えられ ている 女 子 ハンドボールチームに 介 入 した 先 行 研 究 では 神 経 筋 トレーニン グを 中 心 とした 予 防 トレーニングを 行 わせたところ 足 関 節 膝 関 節 の 外 傷 が 減 少 したと 報 告 されている また Hewett らは 女 子 アスリート に 対 して プライオメトリックやバランストレーニングを 主 とした 60 ~ 90 分 の 神 経 筋 トレーニングを 週 3 回 6 週 間 行 わせ 1 年 間 のモニターリ ングを 行 った 何 もトレーニングをしないコントロール 群 の ACL 損 傷 率 が 0.43 であったのに 対 して トレーニング 群 は 0.12 と ACL 損 傷 率 は 低 下 した トレーニング 群 に 比 べてコントロール 群 は 3.6~ 4.8 倍 も 高 い ACL 損 傷 率 を 示 したと 報 告 している 21) その 後 彼 らは 下 肢 のバイオ メカニクス 的 な 実 験 を 行 い 神 経 筋 トレーニングの 効 果 がスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 へ 及 ぼす 影 響 を 調 査 した その 結 果 トレーニングを 行 っ た 女 子 選 手 は 膝 関 節 内 外 反 モーメントと 着 地 時 の 床 反 力 が 減 少 した こ のことから 神 経 筋 トレーニングは 膝 の 動 的 安 定 性 を 強 化 したと 報 告 し ている 22) 6

11 先 行 文 献 をまとめると プライオメトリックトレーニングのみ また はバランスとプライオメトリックの 2 つを 混 合 させたトレーニングが 下 肢 外 傷 予 防 において 効 果 的 であると 考 えられる 21,46,59,65) しかし 予 防 トレーニングによって ACL 損 傷 率 が 減 少 しなかったという 例 67,72)や 損 傷 率 は 減 少 したが 予 防 トレーニングに 長 時 間 を 要 するという 問 題 点 も ある 現 場 に 即 したトレーニング 頻 度 回 数 時 間 を 考 慮 するとともに 外 傷 予 防 効 果 を 上 げるトレーニング 内 容 を 検 討 する 必 要 があると 考 えら れる また 予 防 プログラムの 内 容 の ほ と んどが いろいろな 種 類 のトレーニ ングを 取 り 入 れた 網 羅 的 なト レーニング 内 容 であり ACL 損 傷 率 が 減 少 した 原 因 と 過 程 が 明 白 ではない 女 子 サッカー 選 手 における 膝 外 傷 予 防 トレーニングの 効 果 の 影 響 を 再 検 討 する 必 要 がある 6-2. 前 十 字 靱 帯 損 傷 予 防 プログラムとサッカーパフォーマンス ACL 損 傷 予 防 トレーニングでは 適 切 で 効 果 的 なトレーニングをする ためには トレーナーやコーチによる 正 しい 姿 勢 動 作 の 意 識 付 けが 重 要 であるといわれている 22) この 正 しい 姿 勢 の 1 つにジャンプ 着 地 時 で 膝 深 屈 曲 位 をとるということがあり 実 際 の 動 作 においても 意 識 付 けで きるように 指 導 されている しかし トレーニングによって 着 地 時 の 深 屈 曲 位 を 意 識 づけることによって ジャンプの 着 地 や 切 り 返 しの 際 に 重 心 が 上 下 することになり 次 の 動 作 に 遅 れを 招 く 姿 勢 をとっていると 考 えられる 実 際 のパフォーマンスにおいて ボールや 相 手 の 動 作 に 対 応 し 素 早 く 動 くことは 重 心 を 高 く 一 定 に 保 つことで 可 能 となる このよ うに ACL 予 防 トレーニングと 優 れたパフォーマンス 発 揮 の 間 には 矛 盾 が 垣 間 見 える 部 分 もある また 予 防 トレーニングによって ACL 外 傷 7

12 予 防 とフィジカルパフォーマンスの 向 上 の 改 善 が 可 能 であれば 現 場 の コーチや 選 手 からも 理 解 を 得 られ 1 つのサッカーのフィジカルトレー ニングとして 導 入 ができる 予 防 トレーニングが 実 際 のパフォーマンス に 及 ぼす 影 響 を 調 査 し サッカーの 競 技 パフォーマンス 向 上 に 生 かせる か 検 討 する 必 要 がある このような 流 れから 日 本 でも JISS( 国 立 スポーツ 科 学 センター) 臨 床 スポーツ 医 学 会 日 本 女 子 サッカーリーグの 共 同 プロジェクトによ り 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム が 作 成 された このプ ログラムは 女 子 サッカー 選 手 に 頻 発 する 足 関 節 や 膝 関 節 等 の 下 肢 外 傷 予 防 のために 作 成 された また 女 子 サッカー 選 手 のパフォーマンス 向 上 のための 基 礎 体 力 強 化 も 目 的 の 一 つとして 考 えられている 61) さら に 1 回 のトレーニングが 短 時 間 かつ 簡 便 であり サッカーの 専 門 トレ ーニングに 支 障 がなく 継 続 することが 可 能 であり 現 場 でも 導 入 しや す いように 作 成 されている これらのことから 女 子 サッカー 選 手 における 下 肢 外 傷 予 防 トレーニ ングの 効 果 とフォーマンスに 対 する 影 響 を 検 討 することとした 6-3. 予 防 プログラム 検 証 本 研 究 の 目 的 本 研 究 では 日 本 女 子 サッカーリーグ 国 立 スポーツ 科 学 センター 臨 床 スポーツ 医 学 会 によって 作 成 された 日 本 女 子 サッカーリーグ 外 傷 予 防 プログラム を 用 い 外 傷 予 防 プログラムの 効 果 とパフォーマンス への 影 響 を 検 証 した この DVD には 現 在 ACL 損 傷 予 防 に 有 効 であ ると 考 えられているバランス ステップ リアクション ジャンプ&プ ライオメトリック 筋 力 トレーニングの 5 つから 構 成 されている 本 研 究 の 目 的 は 予 防 トレーニングの 効 果 の 検 証 とそれぞれのトレーニ 8

13 ングの 効 果 を 明 白 にし 予 防 トレーニングによるフィジカルパフォーマ ンスに 対 する 影 響 を 検 証 することである そこで 本 研 究 では 日 本 女 子 サッカーリーグ 外 傷 予 防 プログラム の 効 果 を 検 証 するため 1) 外 傷 調 査 を 行 うこと 2) 動 作 解 析 によるスポ ーツ 活 動 時 の 関 節 肢 位 を 調 査 すること 3)フィジカルパフォーマンスを 調 査 することとした 9

14 第 2 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~ 外 傷 調 査 編 ~ 1. 目 的 ACL 損 傷 メカニズムが 次 第 に 解 明 されていく 中 で 様 々な 膝 関 節 外 傷 予 防 プログラムが 考 案 されてきた 5,21,46,59,65,67,72) これらの 先 行 研 究 に よれば 膝 関 節 外 傷 予 防 トレーニングプログラムを 行 い ACL 損 傷 率 が 減 少 したという 報 告 がある 21,46,59,65) しかし ACL 損 傷 率 が 変 化 しな かったという 結 果 もある 67,72) また ACL 損 傷 率 は 減 少 しても 予 防 トレーニングに 長 時 間 を 要 するという 欠 点 が 挙 げられ る このことから 現 場 に 即 したトレーニング 頻 度 回 数 時 間 を 考 慮 するとともに 膝 関 節 外 傷 予 防 効 果 を 上 げるトレーニング 内 容 を 検 討 する 必 要 があると 考 え られる 膝 関 節 外 傷 予 防 の 効 果 がみられたトレーニングでは 神 経 筋 トレーニ ングを 中 心 とし ストレッチ ストレングス プライオメトリック ア ジリティ バランストレーニングが 行 われている 21,46,59,65) プレシーズ ン 期 は 10~ 20 分 を 週 3 回 インシーズンでは 週 1 回 が 効 果 を 得 るのに 最 適 なトレーニング 頻 度 時 間 であると 報 告 されている 16) 日 本 女 子 サッカー 界 でも ACL 損 傷 を 代 表 とする 重 篤 な 下 肢 外 傷 が 多 発 していることから 日 本 女 子 サッカーリーグ 臨 床 スポーツ 医 学 会 国 立 スポーツ 科 学 センターにて 膝 関 節 及 び 下 肢 外 傷 予 防 のために 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム が 製 作 された このプログラム は 日 本 女 子 サッカーリーグに 所 属 する 選 手 各 カテゴリーの 高 いレベル で 試 合 を 行 う 女 子 サッカー 選 手 を 対 象 として 以 下 の 3 つの 点 を 目 的 と している 1 受 傷 につながる 危 険 肢 位 の 回 避 2 危 険 肢 位 からの 立 て 直 10

15 し 能 力 の 向 上 3 動 作 パフォーマンスの 向 上 である また バランス ステップ リアクション ジャンプ 筋 力 の 5 つの 項 目 から 構 成 されている この 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム を 用 いて 外 傷 予 防 効 果 を 検 証 した 研 究 は 過 去 になく 本 邦 にて 女 子 サッ カー 選 手 を 対 象 とし 体 系 化 されたプログラム 内 容 でのトレーニング 検 証 はまだない 近 年 の 膝 関 節 外 傷 予 防 トレーニング 内 容 の 多 くはプライオメトリッ クトレーニングやバランストレーニングを 含 んだ 神 経 筋 機 能 向 上 のトレ ーニングであり ストレッチ ストレングス プライオメトリック ア ジリティ バランストレーニングの 5 つを 含 んだ 網 羅 的 なトレーニング が 行 われている 21,46,59,65) しかし ストレングストレーニングよりも プライオメトリックトレーニングが 有 効 であったという 報 告 やプライオ メトリックトレーニングまたはバランストレーニングのみでも 外 傷 予 防 効 果 が 見 られた 報 告 がある 5,39) これ 受 けて Myer らは プライオメ トリックとバランストレーニングの 予 防 効 果 をスポーツ 動 作 時 の 関 節 肢 位 の 観 点 から 動 作 解 析 を 行 い 比 較 したところ 両 トレーニングとも 膝 外 傷 予 防 の 上 で 重 要 なトレーニングであると 述 べている 5 7) しかし この 研 究 では 外 傷 発 生 数 外 傷 発 生 率 などの 外 傷 データについては 検 証 して い ない そこで 今 回 は 女 子 サッカー 選 手 外 傷 予 防 プログラム の バ ランス と ジャンプ& プライオメトリック の 2 つのトレーニングに 着 目 して 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 群 とトレーニング 介 入 しないコント ロール 群 の 3 群 間 で 2008 年 度 前 期 シーズンの 外 傷 発 生 数 を 比 較 し 女 子 サッカー 選 手 外 傷 予 防 プログラム の 外 傷 予 防 効 果 を 検 証 することを 目 的 とした また 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 数 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 を 示 した 11

16 2. 方 法 2-1. 対 象 対 象 者 は 某 大 学 女 子 サッカー 部 に 所 属 する 選 手 28 名 ( 年 齢 19.4± 1.1 歳 身 長 162.2± 5.9cm 体 重 57.5± 6.6kg)とした なお 無 作 為 抽 出 により バランストレーニング 群 (n=8) ジャンプ& プライオメトリックト レーニング 群 (n=8) コントロール 群 (n=12)を 選 定 した 第 3,4 章 の 対 象 者 と 一 部 重 複 している また 対 象 者 の 下 肢 外 傷 既 往 歴 はバラン ス 群 ジャンプ 群 コントロール 群 の 3 群 間 に 統 計 学 的 な 差 はなかった ( ジャンプ 群 / バランス 群 p=0.929 ジャンプ 群 / コントロール 群 p=0.761 バランス 群 / コントロール 群 p=0.830 ) 対 象 者 には 実 験 の 目 的 必 要 性 を 説 明 し 同 意 を 得 た また 早 稲 田 大 学 スポーツ 科 学 部 研 究 倫 理 委 員 会 の 承 認 を 得 た 表 1 ) 身 体 プロフィール ~ 外 傷 調 査 対 象 ~ 人 数 (N) 身 長 (cm) 体 重 (kg) 体 脂 肪 (%) ジャンプ 群 (±4.9) 55.5(±5.0) 22.9(±3.2) バランス 群 (±7.6) 59.1(±7.4) 21.8(±2.3) コントロール 群 (±4.3) 57.8(±7.2) 22.1(±3.6) 全 体 (±5.9) 57.5(±6.6) 22.2(±3.1) なお 以 下 ジャンプ& プライオメトリック 群 を ジャンプ 群 と 呼 ぶ また バランス 群 と ジャンプ 群 の 両 群 を トレーニング 群 と 呼 ぶこととする 2-2. 外 傷 調 査 外 傷 の 定 義 本 調 査 では チームに 帯 同 するトレーナーに 報 告 があったものの 中 で 明 らかな 症 状 徴 候 があるものを 記 録 として 採 用 した 外 傷 の 記 録 12

17 チームに 帯 同 するトレーナーが 受 傷 日 復 帰 日 外 傷 名 受 傷 部 位 受 傷 状 況 を 記 録 しした 外 傷 調 査 期 間 は 2008 年 4 月 から 9 月 までの 前 期 シーズンとした 練 習 時 間 の 記 録 チームのトレーニング 記 録 より 練 習 練 習 試 合 試 合 に 要 した 時 間 を それぞれ 記 録 した 試 合 時 間 については バランス 群 ジャンプ 群 コントロール 群 の 3 群 間 に 統 計 学 的 な 有 意 な 差 はなかった (p=0.762) 2-3. 外 傷 予 防 トレーニング 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラムについて 日 本 臨 床 スポーツ 医 学 会 国 立 スポーツ 科 学 センター 日 本 女 子 サッ カーリーグの 共 同 プロジェクトにて 作 成 された 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム を 用 いた このプログラムは 女 子 サッカー 選 手 に 多 いとされる 足 関 節 や 膝 関 節 などを 下 肢 外 傷 の 予 防 するために 考 案 され たものである バランス ステップ リアクション ジャンプ& プライオメトリック 筋 力 の 5 項 目 から 構 成 されており 本 研 究 で は バランス ジャンプ& プライオメトリック の 2 項 目 を 選 択 して 外 傷 予 防 トレーニングを 行 った トレーニング 頻 度 バランス 群 ジャンプ 群 ともに 2008 年 4 月 より 通 常 のトレ ーニングの 前 に 15~ 20 分 の 外 傷 予 防 トレーニングを 週 に 3 回 6 週 間 行 った また 対 象 選 手 は 外 傷 予 防 トレーニングの 前 に 身 体 ほぐし ス 13

18 トレッチなど 入 念 な 準 備 を 行 った 毎 回 のトレーニングには 験 者 トレ ーナーが 付 き 添 い 指 導 を 行 った トレーニング 内 容 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム に 則 った 形 で 行 った 1 バランストレーニング 基 本 姿 勢 は 膝 軽 度 屈 曲 位 で 前 傾 姿 勢 とし つま 先 の 方 向 と 膝 の 方 向 を 一 直 線 にし 前 方 へ 荷 重 させた 注 意 点 として 動 作 時 常 に 基 本 姿 勢 を 維 持 させた 表 2 ) バランストレーニング 内 容 1バランストレーニング 順 番 項 目 種 類 セット 1 片 足 立 ち 体 幹 回 し&チェストパス 左 右 5 回 ずつ 2 片 足 立 ち8の 字 左 右 5 回 ずつ 3 クロスカントリースキー 左 右 5 回 ずつ 4 片 足 立 ち 前 方 ボールキャッチ 左 右 5 回 ずつ 5 つま 先 歩 き 前 後 左 右 10 歩 4 方 向 ( 計 30m) 6 かかと 歩 き 前 後 左 右 10 歩 4 方 向 ( 計 30m) 図 1 ) 片 足 立 ち 体 幹 回 し&チェストパス 図 2 ) 片 足 立 ち 8 の 字 14

19 図 3 )クロスカントリースキー 図 4 ) 片 足 立 ち 前 方 ボールキャッチ 図 5 )つま 先 歩 き 図 6 )かかと 歩 き 2 プライオメトリックトレーニング 基 本 姿 勢 は 膝 軽 度 から 90 度 屈 曲 位 で 前 傾 姿 勢 とし つま 先 の 方 向 と 膝 の 方 向 を 一 直 線 にさせた 注 意 点 としては (1) 十 分 に 身 体 が 温 まり 動 き 慣 れた 状 態 で 行 なうこと (2) 着 地 時 に 膝 が 内 側 に 入 らない つまり knee- in にならないようにすること (3) 下 腹 部 の 腹 筋 群 を 引 き 締 め 骨 盤 に 対 して 上 半 身 を 垂 直 に 固 定 すること (4) 衝 撃 を 身 体 全 体 で 吸 収 する よう 腕 の 振 りや 股 関 節 - 膝 関 節 - 足 関 節 で 屈 曲 の 運 動 を 意 識 し 静 15

20 かに 着 地 することに 重 点 を 置 いた 表 3 )プライオメトリックトレーニング 内 容 2プライオメトリックトレーニング 順 番 項 目 種 類 セット 1 ラインジャンプ 前 後 左 右 各 往 復 5 回 前 後 2 ボール 越 えジャンプ 左 右 各 往 復 5 回 3 スティック 4 バウンディング 前 方 側 方 右 左 後 方 前 方 側 方 右 左 後 方 各 20m 各 20m 5 スプリットジャンプ 10 回 2 6 シザースジャンプ 10 回 2 図 7 )ラインジャンプ 図 8 )ボール 越 えジャンプ 16

21 図 9 )スティック 図 10)バウンディング 図 11)スプリットジャンプ 図 12)シザースジャンプ 17

22 2-4. 統 計 処 理 下 肢 外 傷 既 往 歴 の 群 間 差 についてはクラスカル ウォリス 検 定 試 合 時 間 の 群 間 差 についてはχ 2 検 定 を 用 いた 外 傷 の 記 録 より 得 られたデータから 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あた りの 外 傷 発 生 率 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 機 関 別 外 傷 発 生 数 を 群 ごとに 示 した 各 群 の 外 傷 発 生 数 の 比 較 ではχ 2 検 定 を 使 用 した 有 意 水 準 は p<0.05 とした 18

23 3. 結 果 3-1. 外 傷 発 生 数 外 傷 発 生 率 表 4 ) 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 チーム 人 数 exposure( 時 間 ) 合 計 試 合 練 習 外 傷 発 生 数 ( 件 ) 合 計 試 合 練 習 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 コントロール 群 12 ジャンプ 群 total 試 合 練 習 トレーニング 群 バランス 群 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 ともにコントロール 群 に 比 べて トレーニング 群 の 方 が 少 なかった( 表 4) 全 体 外 傷 発 生 数 に ついては コントロール 群 と ジャンプ 群 コントロール 群 と バ ランス 群 にて 統 計 学 的 に 有 意 な 差 がみられた ( コントロール/ ジャンプ: p=0.027* ) ( コントロール/ バランス: p=0.003* ) ( ジャンプ/ バランス: p=0.446 ) 19

24 3-2. 部 位 別 外 傷 発 生 数 表 5 ) 部 位 別 外 傷 発 生 数 コントロール 群 トレーニング 群 ジャンプ 群 バランス 群 部 位 別 外 傷 発 生 数 ( 件 ) (%) (%) (%) 頭 部 顔 頸 部 頸 椎 骨 盤 仙 骨 肩 関 節 上 腕 肘 関 節 臀 部 股 関 節 大 腿 部 膝 関 節 下 腿 足 関 節 足 部 足 趾 合 計 膝 関 節 外 傷 発 生 数 は コントロール 群 が5 件 トレーニング 群 が0 件 で あった( 表 5) また 足 関 節 外 傷 発 生 数 はコントロール 群 に 比 べて トレ ーニング 群 の 方 が 少 なかった 膝 関 節 足 関 節 外 傷 発 生 数 ともに 各 群 間 において 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった ( コントロール/ ジャンプ: p= ) ( コントロール/ バランス: p= ) 膝 関 節 外 傷 の 内 訳 は 膝 蓋 骨 脱 臼 1 例 外 側 半 月 板 損 傷 2 例 内 側 側 副 靭 帯 損 傷 1 例 前 十 字 靱 帯 損 傷 1 例 である また 足 関 節 外 傷 の 内 訳 と しては 全 体 の 31 例 中 29 例 が 足 関 節 捻 挫 であった 足 関 節 捻 挫 の 中 で も 代 表 的 な 内 反 捻 挫 は 31 例 中 25 例 であった 20

25 3-3. 種 類 別 外 傷 発 生 数 表 6 ) 種 類 別 外 傷 発 生 数 コントロール 群 トレーニング 群 ジャンプ 群 バランス 群 種 類 別 外 傷 発 生 数 ( 件 ) (%) (%) (%) 脱 臼 筋 断 裂 腱 断 裂 靭 帯 損 傷 不 安 定 性 あり 靭 帯 損 傷 不 安 定 性 なし 半 月 板 損 傷 捻 挫 肉 離 れ 打 撲 そのた 合 計 コントロール 群 トレーニング 群 ともに 捻 挫 打 撲 が 多 くを 占 めた( 表 6) 捻 挫 の 発 生 数 はコントロール 群 に 比 べて トレーニング 群 の 方 が 少 なかったが 各 群 間 において 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった ( コントロール/ ジャンプ: p=0.793 ) ( コントロール/ バランス: p=0.755 ) ( ジャンプ/ バランス: p=1.000 ) なお 外 傷 種 類 の 靭 帯 損 傷 は 膝 関 節 靭 帯 損 傷 について 示 している 捻 挫 の 発 生 数 については 足 関 節 捻 挫 がすべてであった 21

26 3-4. 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 表 7 ) 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 コントロール 群 トレーニング 群 ジャンプ 群 バランス 群 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 ( 件 ) (%) (%) (%) 当 日 日 間 日 間 週 間 以 上,1ヶ 月 未 満 ヶ 月 以 上 合 計 コントロール 群 トレーニング 群 ともに 当 日 トレーニングを 抜 けるこ とが 一 番 多 い 結 果 となった( 表 7) また 復 帰 期 間 が 1 ヶ 月 以 上 かかる 外 傷 発 生 数 はトレーニング 群 の 方 が 少 なかったが 各 群 間 において 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった ( コントロール/ ジャンプ: p=0.288 ) ( コントロール/ バランス: p=1.000 ) ( ジャンプ/ バランス: p=0.442 ) 1 ヶ 月 以 上 の 外 傷 の 内 訳 は 前 十 字 靱 帯 損 傷 内 側 側 副 靭 帯 損 傷 膝 蓋 骨 脱 臼 足 関 節 内 反 捻 挫 外 側 半 月 板 損 傷 の 5 例 であった 1 週 間 以 上 1 ヶ 月 未 満 の 外 傷 の 内 訳 は 全 体 の 11 例 中 足 関 節 捻 挫 が 8 例 肉 離 れが 2 例 打 撲 が 1 例 であった 4. 考 察 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 につい ては 先 行 文 献 と 同 様 の 結 果 を 示 した 6,12,13,36,43,75) コントロール 群 に 比 べてトレーニング 群 の 外 傷 発 生 数 が 統 計 学 的 に 有 意 に 少 ないことから トレーニング 介 入 による 外 傷 予 防 効 果 が 期 待 でき た 特 に トレーニング 介 入 群 の 膝 関 節 足 関 節 外 傷 の 発 生 数 が 低 い 傾 22

27 向 にあることから 両 部 位 に 対 する 外 傷 予 防 トレーニング 効 果 があると 推 察 された また 他 の 部 位 に 関 しては 再 検 討 していく 必 要 性 がある また トレーニング 介 入 群 の 捻 挫 発 生 数 の 低 下 から 捻 挫 に 対 しての 外 傷 予 防 効 果 も 期 待 できると 考 えられた 捻 挫 発 生 部 位 のすべてを 足 関 節 が 占 めたことから 足 関 節 捻 挫 に 対 して 外 傷 予 防 トレーニング 効 果 があ ると 思 われる 次 にトレーニング 介 入 群 において 復 帰 期 間 が 1 ヶ 月 以 上 かかる 外 傷 の 低 下 がみられる また その 症 例 の 多 くを 膝 関 節 外 傷 が 占 めることから 復 帰 までに 長 期 間 を 要 する 膝 関 節 外 傷 に 対 しての 予 防 効 果 が 推 察 された 外 傷 予 防 トレーニングの 実 施 期 間 と 外 傷 調 査 期 間 が 短 いため 1 シーズ ンを 越 えるような 長 い 期 間 を 今 後 も 継 続 して 調 査 していく 必 要 がある Hewett らや Hedit らは 6 ~ 7 週 間 の 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 1 シーズンの 外 傷 調 査 を 行 っており 21,71) 調 査 期 間 が 長 い 研 究 では トレ ーニング 介 入 から 1 シーズンの 検 証 を 3 ~ 8 年 間 継 続 した 報 告 もある 5,59,71) 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 ともに ジャンプ 群 バランス 群 では 大 きな 差 はみられなかった 前 述 したよ うに Myer らはプライオメトリックトレーニングとバランストレーニ ング 予 防 効 果 の 検 証 を 行 った 57) トレーニング 前 後 でジャンプ 着 地 の 動 作 解 析 を 行 い 膝 関 節 角 度 の 変 化 をみたところ 両 トレーニングともト レーニング 後 では 統 計 学 的 に 有 意 に 改 善 したと 報 告 している このこ とより プライオメトリックトレーニングとバランストレーニングは 神 経 筋 トレーニングを 中 心 とする 外 傷 予 防 トレーニングに 欠 かせないもの であるとした 57) 本 実 験 の 外 傷 調 査 結 果 は プライオメトリック 群 とバ ランス 群 に 外 傷 発 生 数 等 において 統 計 学 的 に 有 意 な 差 がないことから 23

28 Myer らのバイオメカニクス 的 な 見 解 と 一 致 し 両 トレーニングが 外 傷 調 査 の 検 証 からみても 重 要 であることを 示 唆 した また 他 の 外 傷 予 防 トレーニングでは スタティックなバランストレーニングのみでは 外 傷 の 予 防 効 果 が 思 わしくなかったという 報 告 25,67,72) もあることから 両 ト レーニングを 組 み 合 わせて 行 うことが 外 傷 予 防 トレーニングでは 重 要 で あると 推 察 される 5. 結 論 サッカーでは ACL 損 傷 を 代 表 とする 重 篤 な 下 肢 外 傷 が 多 発 している ことから 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム の バランス ジャンプ& プライオメトリクス の 2 項 目 を 用 いて 外 傷 発 生 数 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 について 検 討 した 全 体 外 傷 発 生 数 1000 時 間 あたりの 外 傷 発 生 率 ともにコントロール 群 に 比 べて トレーニング 群 の 方 が 低 かった また トレーニング 介 入 群 の 膝 関 節 足 関 節 外 傷 の 発 生 数 が 少 ない 傾 向 を 示 した これらのことか ら 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングプログラム による 外 傷 予 防 効 果 が 示 唆 された 特 に 足 関 節 外 傷 の 中 でも 捻 挫 に 対 しての 予 防 効 果 が 推 察 された また 部 位 別 外 傷 発 生 数 種 類 別 外 傷 発 生 数 復 帰 期 間 別 外 傷 発 生 数 ともにジャンプ 群 バランス 群 では 大 きな 差 はみられなかった 両 ト レーニングを 組 み 合 わせて 行 うことが 外 傷 予 防 トレーニングでは 重 要 で あると 推 察 された しかし 外 傷 予 防 トレーニングの 実 施 期 間 外 傷 調 査 期 間 が 短 いため 1 シーズンを 越 えるような 長 い 期 間 を 今 後 も 継 続 して 調 査 していく 必 要 がある 24

29 第 3 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~ 動 作 解 析 編 ~ 1. 目 的 ACL 損 傷 メカニズムが 解 明 されるのに 従 い スポーツ 動 作 時 にみられ る 膝 関 節 浅 屈 曲 外 反 などの ACL 損 傷 に 危 険 な 関 節 肢 位 には 下 肢 の 神 経 筋 コントロールが 関 与 しているということが 明 らかになってきた 45,60,71) これに 基 づいて 神 経 筋 機 能 の 向 上 に 着 目 した 下 肢 外 傷 予 防 ト レーニングプログラムを 作 成 し 実 行 したところ ACL を 損 傷 する 選 手 が 減 少 したという 報 告 がある 21,46,59,65) しかし ほとんどの 外 傷 予 防 トレーニングプログラムは バランス ストレングス プライオメトリック アジリティトレーニングなどを 含 んだ 網 羅 的 なトレーニング 内 容 が 多 く 各 トレーニングの 効 果 がどのよ うに 外 傷 発 生 メカニズムに 影 響 し 外 傷 発 生 率 が 低 下 した 原 因 と 過 程 が 明 白 ではない この 点 に 着 目 した M yer らはバランストレーニングとプ ライオメトリックトレーニングとのジャンプ 着 地 動 作 時 の 関 節 肢 位 の 比 較 をした プライオメトリックトレーニングとバランストレーニングに より 膝 外 反 角 度 を 減 少 させることが ACL 損 傷 率 を 低 下 させたと 報 告 している 57) このことは 筋 電 図 学 的 研 究 からも 裏 付 けられている プラ イオメトリックトレーニング 介 入 後 における 股 関 節 内 転 筋 のプレアクテ ィビティ 股 関 節 周 囲 筋 の 共 同 収 縮 の 増 加 など 筋 活 動 の 様 態 が 変 化 し たことで 股 関 節 内 転 つまり 膝 外 反 を 減 少 したと 報 告 されている 8) また プライオメトリックトレーニングは 関 節 の 安 定 性 を 促 進 し 外 傷 リスクを 下 げたのではないかと 述 べている 8,57,68) 効 果 がみられたほとんどの 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングには プライオ 25

30 メトリックトレーニングが 含 まれており ジャンプ 着 地 やカッティング 動 作 での 関 節 肢 位 の 改 善 が ACL 損 傷 をはじめとする 下 肢 外 傷 発 生 率 の 低 下 に 影 響 を 及 ぼしたと 考 えられている 21,46,59,65) 先 行 文 献 をまとめる と 21,46,57,59,65) プライオメトリックトレーニングのみ またはバラン スとプライオメトリックの 2 つを 混 合 させたトレーニングが 下 肢 外 傷 予 防 において 効 果 的 であると 考 えられる そこで 本 研 究 では 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラムの 効 果 について 検 証 を 行 うため スポーツ 活 動 時 の 関 節 肢 位 の 改 善 に 効 果 的 で あると 考 えられるプライオメトリックトレーニングとバランストレーニ ング 予 防 トレーニングは 行 わず 通 常 のトレーニングのみのコントロ ール 群 とを 比 較 し 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 後 で 検 討 すること を 目 的 とした 26

31 2. 方 法 2-1. 対 象 対 象 者 は 某 大 学 女 子 サッカー 部 に 所 属 する 選 手 19 名 ( 年 齢 19.5± 1.0 歳 身 長 161.2± 6.2cm 体 重 57.4± 7.6kg) とし 解 析 対 象 としては 左 脚 19 脚 を 対 象 とした なお 無 作 為 抽 出 により バランストレーニン グ 群 (n=7) ジャンプ& プライオメトリックトレーニング 群 (n=6) コントロール 群 (n=6)を 選 定 した 本 実 験 の 対 象 者 は 第 2,4 章 の 対 象 者 と 一 部 重 複 している 対 象 者 には 実 験 の 目 的 必 要 性 を 説 明 し 同 意 を 得 た また 早 稲 田 大 学 スポーツ 科 学 部 研 究 倫 理 委 員 会 の 承 認 を 得 た 表 8) 身 体 プロフィール ~ 動 作 解 析 対 象 ~ 人 数 (N) 身 長 (cm) 体 重 (kg) 体 脂 肪 (%) ジャンプ 群 (±5.5) 54.8(±5.5) 23.2(±3.7) バランス 群 (±8.0) 55.8(±8.0) 22.3(±2.3) コントロール 群 (±5.0) 61.9(±3.9) 23.4(±3.9) 全 体 (±6.2) 57.4(±7.6) 22.9(±3.2) なお 以 下 ジャンプ& プライオメトリック 群 を ジャンプ 群 と 呼 ぶ バランス 群 と ジャンプ 群 の 両 群 を トレーニング 群 と 呼 ぶこととする また 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 の 測 定 を プレ 測 定 介 入 後 の 測 定 を ポスト 測 定 と 呼 ぶこととする 2-2. 外 傷 予 防 トレーニングプログラム 内 容 頻 度 について 本 実 験 のトレーニングについては 第 2 章 の 2-3 を 参 照 とする 2-3. 動 作 解 析 実 験 試 技 実 験 試 技 はキャリブレーションされたポイントで カウンタームーブ 27

32 メントジャンプを 最 大 努 力 で 行 うものとした その 際 に 手 は 腰 よりやや 上 に 当 て 両 足 は 肩 幅 程 度 で 着 地 するように 指 示 した LED ランプが 点 灯 するのを 合 図 として 静 止 立 位 からカウンタームーブ メントジャンプを 行 うよう 指 示 した 体 が 回 旋 したり バランスを 崩 し たり 着 地 が 失 敗 した 場 合 は 試 技 を 中 止 し 再 度 試 技 を 行 った 試 技 は 験 者 がチェックし 3 回 成 功 した 時 点 で 終 了 とした 0msec. ( 接 地 時 ) 100msec msec. 5 00msec. 図 13) 実 験 試 技 ( 接 地 ~500msec. 後 ) 試 技 の 記 録 試 技 のマークの 中 心 の 右 側 前 方 それぞれか 4.6m 離 れた 位 置 より 2 台 の 家 庭 用 ビデオカメラ( Sony 社 製,30Hz) で 撮 影 した 3 台 目 のカメラ は 試 技 の 中 心 の 斜 め 左 前 方 から 5.75m の 位 置 で 撮 影 した 3 台 とも 三 脚 の 高 さは 57.2cm とした 3 台 とも 被 験 者 の 全 身 の 皮 膚 マーカーが 映 る ようにした 各 カメラ 映 像 を 同 期 させるため 3 台 のビデオカメラには LED シンクロナイザを 設 置 し 試 技 を 行 う 前 に 同 期 信 号 を 出 力 した 3 台 のビデオカメラから 被 験 者 の 全 身 が 映 るように 配 置 した 28

33 4.6m 5.75m 4.6m 図 14) 実 験 配 置 皮 膚 マーカー 測 定 前 に 各 被 験 者 のランドマークに 9 つの 皮 膚 マーカーを 貼 付 した 貼 付 位 置 は 左 脚 の 足 関 節 外 果 内 果 膝 蓋 骨 内 外 膝 関 節 裂 隙 大 転 子 上 前 腸 骨 棘 とした 大 転 子 上 前 腸 骨 棘 は 右 脚 にも 貼 付 した 図 15) 皮 膚 マーカー 貼 付 位 置 29

34 データ 算 出 方 法 各 カ メ ラ の 映 像 を パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ ー に 取 り 込 み Frame- Dias2 version3(dkh 社 製 ) を 用 いて 動 作 解 析 を 行 った LED ラ ンプの 同 期 信 号 を 合 図 に 各 カメラ 映 像 を 同 期 させた 左 脚 の 足 関 節 内 外 果 膝 蓋 骨 内 外 膝 関 節 裂 隙 左 右 の 大 転 子 左 右 の 上 前 腸 骨 棘 をデ ジタイズし 三 次 元 座 標 に 変 換 した ノイズを 平 滑 化 するために Butterworth Filter(6Hz)を 用 いた 関 節 角 度 算 出 方 法 三 次 元 座 標 の 足 関 節 外 果 と 内 果 から 足 関 節 中 心 (AC) 内 外 膝 関 節 裂 隙 から 膝 関 節 中 心 (KC) 三 次 元 座 標 の 上 前 腸 骨 棘 と 大 転 子 から 股 関 節 中 心 (HC)を 算 出 した これを 含 む 三 次 元 座 標 からベクトルを 定 義 した 62) 以 後 膝 蓋 骨 は patella 右 上 前 腸 骨 棘 は RASIS 左 上 前 腸 骨 棘 は LASIS と 省 略 表 記 する ベクトルの 内 積 公 式 関 数 ATAN2 及 び 関 数 DEGREES を 用 いて 各 関 節 角 度 を 算 出 した 関 節 角 度 算 出 後 ジャンプ 着 地 動 作 中 の 関 節 角 度 から 静 止 立 位 での 関 節 角 度 を 引 いた 値 を 採 用 した 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 ( θ 1) 定 義 AC- KC と KC- H C の 成 す 角 度 を 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 とした すなわ ち θ1 の 増 加 は 膝 関 節 屈 曲 角 度 の 増 加 を 表 す 30

35 図 16) 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 定 義 膝 関 節 内 外 反 角 度 ( θ 2) 定 義 被 験 者 の 前 額 面 に LASIS- KC patella- AC を 投 影 し 前 額 面 上 で L ASIS- KC と patella- AC が 成 す 角 度 を 膝 関 節 内 外 反 角 度 とした θ 2 >0 の 場 合 を 外 反 θ2<0 の 場 合 を 内 反 θ2=0 の 場 合 は 中 間 位 とした 図 17) 膝 関 節 内 反 外 反 角 度 定 義 股 関 節 内 外 転 角 度 ( θ 3) 定 義 RASIS- LASIA と HC- KC が 成 す 角 度 を 算 出 し 90 からひいた 値 を 膝 関 節 内 外 転 角 度 とした θ 3 >0 の 場 合 を 内 転 θ3<0 の 場 合 を 外 転 31

36 θ 3=0 の 場 合 は 中 間 位 とした 図 18) 股 関 節 内 転 外 転 角 度 定 義 解 析 方 法 解 析 範 囲 はカウンタームーブメントジャンプ 後 つま 先 接 地 から 500msec. 未 満 を 解 析 範 囲 とした それぞれ 3 回 の 成 功 試 技 の 平 均 値 をと り 解 析 対 象 とした 2-4. 静 的 因 子 測 定 ( 解 剖 学 的 スクリーニング) Q - angle 立 位 にて 上 前 腸 骨 棘 膝 蓋 骨 中 央 脛 骨 結 節 を 結 ぶ 線 が 成 す 角 度 を 東 大 式 角 度 計 を 用 いて 測 定 した 32

37 図 19) Q- angle 股 関 節 内 外 旋 (IR,ER) 被 験 者 の 肢 位 は 腹 臥 位 とし 膝 関 節 を 90 に 屈 曲 させた 状 態 で 験 者 が 他 動 で 股 関 節 を 内 旋 あるいは 外 旋 し 抵 抗 を 感 じたところで 止 めた そ の 角 度 を 東 大 式 角 度 計 を 用 いて 計 測 した なお 股 関 節 内 旋 角 度 から 股 関 節 外 旋 角 度 を 引 いた 値 を 2 で 除 したものを 股 関 節 内 外 旋 中 間 位 (IR- ER)とした 2-5. 統 計 処 理 静 的 因 子 測 定 における 群 間 比 較 については クラスカル ウォリス 検 定 を 使 用 した 下 肢 外 傷 トレーニング 前 後 の 比 較 については 各 最 大 関 節 角 度 を 抽 出 し 対 応 のある t 検 定 を 用 いて 比 較 した また 経 時 的 な 角 度 変 化 を 比 較 するために 繰 り 返 しのある 二 元 配 置 分 散 分 析 を 用 いた 統 計 学 的 に 有 意 差 がある 該 当 箇 所 は 事 後 検 定 として 対 応 のある t 検 定 を 行 った 各 群 の 比 較 では クラスカル ウォリス 検 定 を 用 いて 検 定 し た いずれも 有 意 水 準 は p<0.05 とした 33

38 3. 結 果 静 的 因 子 測 定 結 果 において 各 群 間 に 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった (Q- angle 右 p=0.922 左 p=0.327 : IR- ER 右 p=0.333 左 p=0.722 ) 最 大 関 節 角 度 では 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 後 バランス 群 では 統 計 学 的 に 有 意 に 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 が 増 加 し 股 関 節 最 大 内 転 角 度 が 減 少 した( 表 9) また トレーニング 前 後 において 最 大 関 節 角 度 には 統 計 学 的 に 有 意 な 群 間 差 はなかった 表 9 ) 最 大 関 節 角 度 各 群 におけるプレ ポスト 測 定 比 較 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 膝 関 節 最 大 外 反 角 度 股 関 節 最 大 内 転 角 度 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 プレ 測 定 ポスト 測 定 p 値 ジャンプ 群 N.S N.S N.S. (SD) バランス 群 * p= N.S * p=0.020 (SD) コントロール 群 N.S N.S N.S. (SD) * : p<0.05 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 ( θ 1)については 3 群 とも 接 地 時 に 軽 度 屈 曲 を 示 し 接 地 後 は 屈 曲 角 度 が 増 加 した( 図 20-22, 表 10) 統 計 検 定 の 結 果 交 互 作 用 は な く 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 バランス 群 で 接 地 から 接 地 400msec. 後 までの 間 トレーニング 前 後 の 主 効 果 に お い て 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 有 意 に 増 加 した 他 の 2 群 においても 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 増 加 傾 向 にあったが 統 計 学 的 に 有 意 な 変 化 はみられなかった 34

39 (deg) 膝 関 節 屈 曲 (+) 伸 展 (-) 屈 曲 伸 展 ジャンプ 群 ポスト 測 定 プレ 測 定 (msec.) 図 20) ジャンプ 群 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 (deg) 膝 関 節 屈 曲 (+) 伸 展 (-) 屈 曲 * * * * * * ** * * * * * *** * * * * * * 伸 展 バランス 群 ポスト 測 定 プレ 測 定 (msec.) *: p<0.05 図 21) バランス 群 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 35

40 (deg) 膝 関 節 屈 曲 (+) 伸 展 (-) 屈 曲 伸 展 コントロール 群 プレ 測 定 ポスト 測 定 (msec.) 図 22) コントロール 群 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 表 10) 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 の 経 時 的 変 化 プレ 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) ポスト 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) プレ 測 定 ポスト 測 定

41 膝 関 節 内 外 反 角 度 ( θ 2)については 3 群 とも 接 地 から 150msec. 後 の 間 に 僅 かながら 外 反 し その 後 ほぼ 中 間 位 を 示 した( 図 23-25, 表 11) 統 計 検 定 の 結 果 交 互 作 用 はな く 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 後 で 変 化 はみられなかった (deg) 膝 関 節 外 反 (+) 内 反 (-) 外 反 内 反 ジャンプ 群 プレ 測 定 ポスト 測 定 (msec.) 図 23) ジャンプ 群 膝 関 節 内 反 外 反 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 (deg) 膝 関 節 外 反 (+) 内 反 (-) 外 反 内 反 バランス 群 プレ 測 定 ポスト 測 定 (msec.) 図 24) バランス 群 膝 関 節 内 反 外 反 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 37

42 (deg) 膝 関 節 外 反 (+) 内 反 (-) 外 反 コントロール 群 プレ 測 定 ポスト 測 定 (msec.) 内 反 図 25) コントロール 群 膝 関 節 内 反 外 反 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 表 11) 膝 関 節 外 反 内 反 角 度 の 経 時 的 変 化 プレ 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) ポスト 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) プレ 測 定 ポスト 測 定 股 関 節 内 外 転 角 度 ( θ 3)については 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 は 接 地 時 から 接 地 から 500msec. 後 にて 内 転 位 を 示 していたが 下 肢 外 38

43 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 は 外 転 位 を 示 した( 図 , 表 12) 股 関 節 外 転 角 度 増 加 傾 向 にあったが 交 互 作 用 は な く トレーニング 介 入 前 後 の 主 効 果 に お い て 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった (deg) 股 関 節 内 転 (+) 外 転 (-) 内 転 外 転 ジャンプ 群 ポスト 測 定 プレ 測 定 (msec.) 図 26) ジャンプ 群 股 関 節 内 転 外 転 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 (deg) 股 関 節 内 転 (+) 外 転 (-) 内 転 外 転 バランス 群 ポスト 測 定 プレ 測 定 (msec.) 図 27) バランス 群 股 関 節 内 転 外 転 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 39

44 (deg) 股 関 節 内 転 (+) 外 転 (-) 内 転 外 転 コントロール 群 ポスト 測 定 プレ 測 定 (msec.) 図 28) コントロール 群 股 関 節 内 転 外 転 角 度 トレーニング 前 後 の 比 較 表 12) 股 関 節 内 転 外 転 角 度 の 経 時 的 変 化 プレ 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) ポスト 測 定 (msec.) ジャンプ 群 (SD) バランス 群 (SD) コントロール 群 (SD) プレ 測 定 ポスト 測 定

45 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 後 の 各 関 節 最 大 角 度 において コ ントロール 群 と 2 つのトレーニング 群 に 統 計 学 的 有 意 な 差 はみられなか った( 表 13) また トレーニング 介 入 後 の 各 関 節 角 度 の 経 時 的 変 化 につ いても 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった( 図 ) しかし トレーニン グ 前 の 経 時 的 な 関 節 角 度 についての 群 間 比 較 では コントロール 群 が 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 ( θ 1)においてジャンプ 群 バランス 群 よりも 増 加 傾 向 にあった ジャンプ 後 の 接 地 から 17sec. 後 時 点 で ジャンプ 群 よりも 有 意 に 膝 関 節 屈 曲 角 度 は 増 加 しており 接 地 から 33msec. 後 時 点 で バ ランス 群 よりも 有 意 に 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 増 加 していた( 図 32) 他 の 時 点 においては 統 計 学 的 に 有 意 な 差 はなかった 表 13) 最 大 関 節 角 度 プレ ポスト 測 定 における 群 間 比 較 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 (SD) 膝 関 節 最 大 外 反 角 度 (SD) 股 関 節 最 大 内 転 角 度 (SD) 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 (SD) 膝 関 節 最 大 外 反 角 度 (SD) 股 関 節 最 大 内 転 角 度 (SD) プレ 測 定 ジャンプ 群 バランス 群 p 値 ジャンプ 群 コントロール 群 p 値 バランス 群 コントロール 群 p 値 N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S ポスト 測 定 ジャンプ 群 バランス 群 p 値 ジャンプ 群 コントロール 群 p 値 バランス 群 コントロール 群 p 値 N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S N.S * : P<

46 膝 関 節 屈 曲 (+) 伸 展 (-) (deg) 屈 曲 伸 展 ポスト 測 定 コントロール 群 ジャンプ 群 バランス 群 (msec.) 図 29) トレーニング 後 膝 関 節 屈 曲 伸 展 角 度 3 群 間 の 比 較 (deg) 外 反 ポスト 測 定 膝 関 節 外 反 (+) 内 反 (-) コントロール 群 ジャンプ 群 バランス 群 (msec.) 内 反 図 30) トレーニング 後 膝 関 節 内 反 外 反 角 度 3 群 間 の 比 較 42

47 (deg) 股 関 節 内 転 (+) 外 転 (-) 内 転 外 転 ポスト 測 定 コントロール 群 ジャンプ 群 バランス 群 (msec.) 図 31) トレーニング 後 股 関 節 内 転 外 転 角 度 3 群 間 の 比 較 膝 関 節 屈 曲 (+) 伸 展 (-) (deg) * * 屈 曲 伸 展 プレ 測 定 コントロール 群 ジャンプ 群 バランス 群 (msec.) 図 32) トレーニング 後 股 関 節 内 転 外 転 角 度 3 群 間 の 比 較 4. 考 察 ジャンプ 着 地 急 なカッティング 時 での 膝 関 節 軽 度 屈 曲 股 関 節 内 転 膝 外 反 にともなう 脛 骨 の 内 旋 が 起 こることが 女 子 選 手 の ACL 損 傷 メカ ニズムとして 報 告 されている 45,48,68,71,81) 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 43

48 の 介 入 効 果 によって 本 実 験 では ジャンプ 着 地 時 の 膝 関 節 屈 曲 角 度 の 増 加 膝 外 反 の 減 少 股 関 節 外 転 位 を 示 すことが 期 待 された 本 実 験 では 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 後 トレーニング 群 の 1 つであるバランス 群 では トレーニング 介 入 前 に 比 べて 統 計 学 的 に 有 意 に 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 増 加 し 最 大 角 度 についても 有 意 に 増 加 した ま た 3 群 ともトレーニング 介 入 前 に 比 べて 屈 曲 角 度 が 増 加 傾 向 にあった 着 地 時 の 屈 曲 角 度 が 浅 いと 大 腿 四 頭 筋 が 優 位 に 活 動 するため 脛 骨 の 前 方 変 位 が 起 こり ACL が 断 裂 するほどの 剪 断 力 が 生 まれる 40,41,42,71) 膝 関 節 浅 屈 曲 位 では 膝 関 節 屈 曲 筋 群 の 共 同 収 縮 による 膝 関 節 の 安 定 性 が 損 なわれた 状 態 である 3,41,71) 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 増 加 することは ACL に 負 荷 のかかる 着 地 姿 勢 を 回 避 するため ACL 損 傷 は 減 少 すると 考 えら れている 予 防 プログラムにおける 膝 関 節 屈 曲 角 度 の 増 加 は Hewett ら も 報 告 している 22,23) ただし 本 実 験 の 結 果 では 3 群 ともに 予 防 トレ ーニング 介 入 後 の 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 増 大 している 傾 向 にあるため 外 傷 予 防 トレーニングの 効 果 については 長 期 間 の 検 証 が 必 要 であると 考 えら れた 本 実 験 では 膝 外 反 角 度 においてトレーニング 介 入 前 後 の 変 化 がなか った サッカーの 競 技 特 性 をふまえるとジャンプ 動 作 は 少 なく 実 験 試 技 である CMJ は 両 足 での 着 地 であるため 膝 外 反 角 度 に 大 きな 変 化 が 見 られなかったと 考 える しかしながら トレーニング 群 において 統 計 学 的 に 有 意 ではなかったものの 予 防 トレーニング 介 入 前 に 股 関 節 内 転 傾 向 にあったのが トレーニング 介 入 後 では 股 関 節 外 転 傾 向 を 示 してい た また 股 関 節 最 大 内 転 角 度 については トレーニング 後 のバランス 群 で 統 計 学 的 に 有 意 に 減 少 がみられた 股 関 節 内 転 は 膝 外 反 角 度 の 増 加 に 関 係 しており 膝 外 反 モーメントの 増 加 は ACL にかかる 張 力 が 増 加 す 44

49 ると 言 われている 48) また 屍 体 の 膝 関 節 でも 膝 外 反 と 脛 骨 の 内 旋 が 大 腿 四 頭 筋 の 収 縮 による 脛 骨 の 前 方 変 位 に 加 われば ACL への 負 荷 は 増 加 するという 報 告 がある 48) これらのことから ジャンプ 着 地 カッティ ング 時 の 股 関 節 内 転 位 を 防 ぐことは 危 険 肢 位 である 膝 関 節 外 反 を 減 少 させ ACL 損 傷 予 防 につながっていくと 考 えられる Pollard ら は 女 子 サッカー 選 手 を 対 象 として 1 シーズンにわたり 20 分 間 の PEP プログ ラム 46,47) を 週 2 ~ 3 回 行 った 三 次 元 動 作 解 析 を 用 いて ドロップジャ ンプ 着 地 時 の 下 肢 の 関 節 肢 位 をトレーニング 前 後 で 比 較 した その 結 果 外 傷 予 防 トレーニング 後 では 膝 関 節 屈 曲 角 度 外 反 角 度 に 変 化 はなか ったが 股 関 節 内 旋 角 度 が 減 少 し 股 関 節 外 転 角 度 が 大 きくなったと 報 告 している 68) 筋 電 図 学 的 な 評 価 においても 神 経 筋 コントロールトレ ーニング 後 着 地 前 の 股 関 節 内 転 筋 の 活 動 が 高 まり 股 関 節 内 転 筋 と 外 転 筋 の 共 同 収 縮 がみられることが 報 告 されている 8) この 結 果 は Hewett らの 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングによって 股 関 節 内 外 転 モーメントが 減 少 した 運 動 学 的 な 結 果 24)を 神 経 生 理 学 的 に 裏 付 けるものとなっている 以 上 のことからより 本 実 験 において 下 肢 外 傷 予 防 トレーニング 後 に 膝 関 節 屈 曲 角 度 が 有 意 に 増 加 したことと 股 関 節 外 転 傾 向 を 示 唆 したこと は 女 子 サッカー 選 手 において 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングがスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 においても 改 善 の 傾 向 があったと 考 えられる M yer らはバランストレーニングとプライオメトリックトレーニング の 効 果 を 比 較 した 彼 らは ACL 損 傷 を 代 表 とする 下 肢 外 傷 予 防 におい てバランストレーニング プライオメトリックトレーニングの 両 方 が 必 要 であると 報 告 している 57) 本 実 験 では プライオメトリックトレーニ ングをしていたジャンプ 群 よりもバランス 群 の 方 が 着 地 時 の 膝 関 節 屈 曲 肢 位 においてトレーニング 後 有 意 な 改 善 がみられた 予 防 トレーニン 45

50 グ 検 証 の 先 行 文 献 をみると バランストレーニングのみでは 効 果 がな いという 報 告 もある 67.72) また プライオメトリックトレーニングのみ で 下 肢 外 傷 予 防 に 効 果 があったという 報 告 もあり バランストレーニン グの 効 果 に 対 して 明 白 な 答 えはない Kean らによれば バランストレーニングを 行 ったところ カウンタ ームーブメントジャンプのパフォーマンスが 向 上 した としている 34) こ のことから 彼 らはジャンプ 動 作 において 予 備 動 作 や 空 中 で 身 体 をコン トロールする 能 力 や 着 地 準 備 にバランス 能 力 の 適 応 改 善 がみられたので ないかと 報 告 している 34,80) バランストレーニングで は 求 められる 姿 勢 を 維 持 し 細 かいバランスの 崩 れに 対 する 補 正 をする 静 的 バランス 能 力 だけでなく ある 動 きが 円 滑 に 行 なわれるために 必 要 な 難 しいバラン ス 状 況 の 中 で 求 められる 動 作 を 円 滑 に 遂 行 する 動 的 バランスが 獲 得 でき ると 述 べている 33) これらのことから バランストレーニングによる 関 節 静 的 安 定 性 およ び 動 作 での 動 的 安 定 性 がジャンプのパフォーマンスへ 影 響 した 可 能 性 が 推 察 される また 先 行 研 究 によれば 34,66) バランストレーニングだけ では 神 経 筋 機 能 的 に 十 分 な 効 果 はなく プライオメトリックに 代 表 され る 他 の 要 素 に 左 右 されながら 下 肢 外 傷 予 防 の 効 果 を 発 揮 していると 考 え られる しかし バランストレーニングによる 静 的 な 神 経 筋 機 能 の 改 善 やスポーツ 動 作 時 の 関 節 肢 位 を 含 め 動 的 な 神 経 筋 コントロールの 改 善 を 行 うことで プライオメトリックトレーニングの 効 果 や 着 地 動 作 にお ける 正 しい 技 術 の 円 滑 な 習 得 が 可 能 であると 推 察 される このような 理 由 から 下 肢 外 傷 予 防 において プライオメトリックト レーニングとバランストレーニングの 両 方 がスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 の 改 善 に 有 益 であると 推 察 される 46

51 また 本 実 験 でバランス 群 のみが 有 意 にトレーニング 後 改 善 されたの は 被 験 者 の 関 節 静 的 安 定 性 や 運 動 に 対 する 身 体 適 応 能 力 が 十 分 でなか ったためはないかと 推 察 される このような 状 態 でプライオメトリック トレーニングを 行 ったために ジャンプ 群 でトレーニング 効 果 が 十 分 に 発 揮 されなかったものではないかと 考 えられる 5. 結 語 女 子 サッカー 選 手 における 女 子 サッカー 選 手 外 傷 予 防 プログラム の 効 果 とスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 に 対 する 影 響 を 検 討 した バランス 群 ジャンプ 群 コントロール 群 の 3 群 をトレーニング 前 後 にお いて 動 作 解 析 を 行 いジャンプ 着 地 時 の 膝 関 節 股 関 節 角 度 を 算 出 した ジャンプ 着 地 時 の 関 節 角 度 において 外 傷 予 防 トレーニング 後 の バ ランス 群 では 膝 関 節 最 大 屈 曲 角 度 が 統 計 学 的 に 有 意 に 増 加 し 経 時 的 な 角 度 変 化 においても トレーニング 前 後 の 主 効 果 で 膝 関 節 屈 曲 角 度 は 有 意 に 増 加 していた また バランス 群 では 股 関 節 最 大 内 転 角 度 が 統 計 学 的 に 有 意 に 減 少 していた 経 時 的 な 角 度 変 化 においても 2 つの トレーニング 群 は 股 関 節 外 転 傾 向 にあった 女 子 サッカー 選 手 において 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングがスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 の 改 善 の 傾 向 があることが 示 唆 された プライオメトリ ックトレーニングとバランストレーニングの 両 方 がスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 の 改 善 に 有 益 であると 推 察 される 本 実 験 でバランス 群 のみが 有 意 にトレーニング 後 に 改 善 されたのは 関 節 静 的 安 定 性 や 運 動 に 対 する 身 体 適 応 能 力 が 十 分 でなかったたである と 推 察 される また これはジャンプ 群 でトレーニング 効 果 が 十 分 に 発 揮 されなかった 一 因 であると 考 えられる 47

52 第 4 章 女 子 サッカー 選 手 下 肢 外 傷 予 防 プログラム 検 証 ~フィジカル 測 定 編 ~ 1. 目 的 下 肢 外 傷 予 防 プログラムの 普 及 に 伴 い 多 くのトレーニングで 外 傷 予 防 効 果 がみられている 21,46,59,65) しかし 外 傷 発 生 数 とそのリスクが 減 少 しても 外 傷 予 防 のみが 目 的 のトレーニングでは トレーニング 現 場 に おいてプログラムを 導 入 することは 困 難 である 外 傷 予 防 プログラムが フィジカルパフォーマンスによい 影 響 を 及 ぼすとわからなければ コー チや 選 手 の 予 防 トレーニングについての 理 解 を 得 るのは 難 しい M yer らは 外 傷 予 防 プログラムで 使 われている 神 経 筋 トレーニングを 行 い フィジカルパフォーマンスとスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 への 影 響 を 調 査 した その 結 果 神 経 筋 トレーニングはスポーツ 動 作 中 の 関 節 肢 位 とフィジカルパフォーマンスともに 改 善 がみられた 56,58) このように 下 肢 外 傷 予 防 とフィジカルパフォーマンスの 向 上 が 臨 めれば 現 場 のコ ー チ 選 手 からも 理 解 を 得 られ サッカーのフィジカルトレーニングと して 導 入 が 可 能 である そのためには 下 肢 外 傷 予 防 トレーニングが 実 際 のパフォーマンスに 及 ぼす 影 響 を 調 査 し サッカーの 競 技 パフォーマン ス 向 上 にいかせるか 検 討 する 必 要 がある 今 回 は 女 子 サッカー 選 手 外 傷 予 防 プログラム の バランス と ジ ャンプ& プライオメトリック の 2 つのトレーニングに 着 目 して 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 後 のフィジカルパフォーマンスを 比 較 した 48

53 2. 方 法 2-1. 対 象 対 象 者 は 某 大 学 女 子 サッカー 部 に 所 属 する 選 手 20 名 ( 年 齢 20.1± 2.1 歳 身 長 161.4± 6.1cm 体 重 57.0± 7.6kg)とした なお 無 作 為 抽 出 により バランストレーニング 群 (n=7) ジャンプトレーニング 群 (n=7) コントロール 群 (n=6)を 選 定 した 本 実 験 の 対 象 者 は 第 2,3 章 の 対 象 者 と 一 部 重 複 している 対 象 者 には 実 験 の 目 的 必 要 性 を 説 明 し 同 意 を 得 た また 早 稲 田 大 学 スポーツ 科 学 部 研 究 倫 理 委 員 会 の 承 認 を 得 た 対 象 者 には 実 験 の 目 的 必 要 性 を 説 明 し 同 意 を 得 た 表 14) 身 体 プロフィール ~フィジカルパフォーマンス 測 定 対 象 ~ 人 数 (N) 身 長 (cm) 体 重 (kg) 体 脂 肪 (%) ジャンプ 群 (±5.2) 54.8(±5.0) 23.1(±3.4) バランス 群 (±7.8) 55.8(±8.0) 22.3(±2.3) コントロール 群 (±5.1) 60.8(±9.2) 23.0(±4.3) 全 体 (±6.1) 57.0(±7.6) 22.8(±3.2) なお 以 下 ジャンプ& プライオメトリック 群 を ジャンプ 群 と 呼 ぶ バランス 群 と ジャンプ 群 の 両 群 を トレーニング 群 と 呼 ぶこととする また 外 傷 予 防 トレーニング 介 入 前 の 測 定 を プレ 測 定 介 入 後 の 測 定 を ポスト 測 定 と 呼 ぶこととする 2-2. 外 傷 予 防 トレーニングプログラム 内 容 頻 度 について 本 実 験 のトレーニングについては 第 2 章 の 2-3 を 参 照 とする フィジカル 測 定 財 団 法 人 日 本 サッカー 協 会 が 出 版 している JFA フィジカル 測 定 ガイド ライン 2006 年 版 82)と 被 験 者 のチームで 普 段 行 なっているフィジカル 測 定 項 目 を 参 考 にして 使 用 した 49

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