Part 1 概 説 1 ICT 活 用 の 背 景 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ 社 会 や 教 育 の 在 り 方 の 変 化 から 活 用 が 求 められる ICT 目 的

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1 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ このコーナーでは 高 校 教 育 の 変 化 を 高 等 学 校 の 取 り 組 みや 先 生 方 の 工 夫 さらにそれらの 背 景 にある 社 会 の 変 化 国 や 都 道 府 県 教 育 委 員 会 の 施 策 などから 見 ていく 近 年 学 校 教 育 における ICT の 活 用 が 政 策 的 に 進 められ ている 2001 年 の e-japan 戦 略 や 2006 年 の IT 新 改 革 戦 略 などの 情 報 化 推 進 事 業 が 行 われ 2011 年 には 文 部 科 学 省 が 教 育 の 情 報 化 ビジョン を 発 表 デジタル 教 科 書 教 材 の 整 備 1クラスに1 台 の 電 子 黒 板 の 整 備 児 童 生 徒 1 人 1 台 の 情 報 端 末 の 導 入 などによる 21 世 紀 にふさわしい 学 びの 環 境 の 実 現 がめざされている そうした 状 況 もあり 高 校 での ICT の 活 用 が 広 がりつつある 個 別 の 高 校 の 取 り 組 みや 一 人 ひとりの 先 生 の 工 夫 に 留 まらず 政 策 としても 推 進 されることで 今 後 さまざまな 高 校 で ICT の 導 入 活 用 が 進 められるだろう 導 入 に 当 たっては 運 用 コスト 授 業 デザインや 教 材 作 成 さらに 生 徒 へのモラル 指 導 など 課 題 も 多 いが ICT を 活 用 することで これまでできなかったような 授 業 が 可 能 になる とともに 生 徒 の 学 び 方 も 変 わっていく 可 能 性 がある そこで 今 回 は ICT の 導 入 で 変 わる 学 び をテーマとし その 中 でも 近 年 導 入 が 増 えているタブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 に 特 に 注 目 し 高 等 学 校 の 授 業 における 活 用 の 状 況 と 指 導 の 変 化 についてお 伝 えする Part 1 ICT 活 用 の 背 景 と 現 状 概 説 1:ICT 活 用 の 背 景 東 北 学 院 大 学 稲 垣 忠 准 教 授 概 説 2: 高 等 学 校 の 現 状 羽 衣 学 園 高 等 学 校 米 田 謙 三 先 生 Part 2 都 道 府 県 の 取 り 組 み 事 例 タブレット 端 末 佐 賀 県 教 育 委 員 会 Part 3 高 校 の 取 り 組 み 全 県 導 入 事 例 1 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 事 例 2 千 葉 県 立 袖 ヶ 浦 高 等 学 校 事 例 3 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 事 例 4 東 北 学 院 高 等 学 校 p25 p28 p30 タブレット 端 末 電 子 黒 板 授 業 改 善 p33 タブレット 端 末 協 働 学 習 探 究 活 動 電 子 黒 板 自 作 教 材 教 材 の 共 有 授 業 動 画 個 別 学 習 学 び 合 い p36 p39 p42 用 語 説 明 ICT Information and Communication Technology の 略 で コン ピュータやインターネット 等 の 情 報 通 信 技 術 のこと タブレット 端 末 板 型 の 携 帯 できる 通 信 機 器 のこと スマート フォンのように 画 面 を 直 接 触 って 操 作 する 機 種 が 多 いが タッチ ペンやキーボードが 付 いたものもある 文 部 科 学 省 は 情 報 端 末 佐 賀 県 は 学 習 用 端 末 と 呼 んでいるが このコーナーでは 特 別 な 断 りがない 限 り タブレット 端 末 としている 電 子 黒 板 電 子 技 術 を 導 入 した 黒 板 やホワイトボードの 総 称 パ ソコンの 文 字 や 画 像 をディスプレイに 映 し 文 字 や 図 を 書 き 込 ん だり 文 字 や 画 像 を 移 動 したり 拡 大 縮 小 保 存 等 ができる ユ ニット 型 ボード 型 一 体 型 などのタイプがある デジタル 教 材 教 科 書 などの 教 材 の 内 容 をデジタル 化 したもの 電 子 黒 板 やスクリーンに 表 示 して 授 業 をしたり 生 徒 のパソコン やタブレット 端 末 に 表 示 して 学 習 することができる 24 Kawaijuku Guideline

2 Part 1 概 説 1 ICT 活 用 の 背 景 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ 社 会 や 教 育 の 在 り 方 の 変 化 から 活 用 が 求 められる ICT 目 的 や 機 器 の 特 性 に 応 じた 活 用 を 東 北 学 院 大 学 教 養 学 部 稲 垣 忠 准 教 授 近 年 教 育 への ICT の 活 用 にはさまざまな 利 点 がある ことが 明 らかになり 学 校 への 導 入 が 政 策 的 にも 進 めら れている ここでは フューチャースクール 推 進 事 業 ( 総 務 省 )の 研 究 委 員 を 務 め 仙 台 を 中 心 とした 授 業 研 究 グ ループ 情 報 活 用 型 授 業 を 深 める 会 の 主 宰 者 でもある 東 北 学 院 大 学 教 養 学 部 の 稲 垣 忠 准 教 授 に 学 校 に ICT の 導 入 が 求 められる 背 景 と 利 点 や 課 題 について 伺 った 教 員 が 使 う 道 具 と 生 徒 が 使 う 道 具 を 分 けて 整 理 し 活 用 することが 大 切 まず 教 育 分 野 で ICT 利 活 用 の 推 進 が 望 まれている 理 由 をお 教 えください 近 年 総 務 省 の フューチャースクール 推 進 事 業 (2010 ~ 2012 年 度 )や 文 部 科 学 省 の 学 びのイノベーション 事 業 (2011 ~ 2013 年 度 )といった 実 証 研 究 を 通 じて 学 校 教 育 での ICT の 利 活 用 が 政 策 的 にも 進 められています が いくつか 理 由 があります 第 一 に まず 教 員 にとっては 生 徒 の 学 力 向 上 につな がる わかりやすい 授 業 を 展 開 できる 生 徒 の 興 味 関 心 を 高 めることができるなどの 利 点 があるからです 第 二 に 情 報 化 社 会 への 対 応 です パソコンやインタ ーネットの 普 及 で 仕 事 の 進 め 方 は 大 きく 変 わりましたが 学 校 は 明 治 時 代 以 来 のチョークと 黒 板 での 授 業 を 続 けて きました 社 会 で ICT が 普 及 したのは 便 利 な 道 具 だか らです そこで 学 校 でも 活 用 して 教 育 の 質 を 高 めよう としているのです 第 三 に 情 報 セキュリティや 情 報 モラルという 社 会 問 題 に 対 応 するためです 本 来 は 家 庭 で 教 育 すべきことだ と 思 いますが 学 校 でも 情 報 科 で 扱 ったり ICT 機 器 を 使 う 中 で 身 につけさせることが 求 められています 第 四 に 知 識 基 盤 社 会 となった 21 世 紀 を 生 きる 子 ども たちにとって ICT の 利 活 用 を 含 む 情 報 活 用 能 力 は 必 要 不 可 欠 な 力 だということです そして ICT 機 器 は 生 徒 が 調 べたり 発 表 したり 交 流 したりしながら 思 考 力 判 断 力 表 現 力 といった 生 きる 力 を 育 むのに 有 用 な 道 具 でもあります 授 業 では どのように ICT 機 器 を 利 活 用 していけばよいの でしょうか ICT とひとくくりにされがち ですが ICT 機 器 にも 電 子 黒 板 プロジェクター 実 物 投 影 機 ( 書 画 カメラ)など 教 員 が 使 う 道 具 と タブレ ット 端 末 など 生 徒 が 使 う 道 具 があり 両 者 では 活 用 方 法 や 効 果 が 異 なることを 整 理 して 考 える 必 要 があります 教 員 が 使 う 道 具 は より 良 い 授 業 を 展 開 する 助 けにな り 生 徒 の 学 力 の 向 上 につながります ですから 私 は 電 子 黒 板 などはなるべく 早 く 全 ての 教 室 に 配 備 され 当 たり 前 に 使 われるようになるべきだと 考 えています 電 子 黒 板 が 可 能 にする 教 材 の 拡 大 と 焦 点 化 多 様 化 双 方 向 性 の 向 上 電 子 黒 板 には どのような 利 点 がありますか まず 教 材 を 大 きく 映 し 教 員 が 見 せたいものを 生 徒 にしっかり 見 せることができます これまでは 教 科 書 の 何 行 目 など 口 頭 で 説 明 していましたが 生 徒 に 本 当 に 伝 わっているとは 限 りません しかし 教 員 が 大 きな 画 面 に 映 して 示 せば 生 徒 はその 画 面 を 見 て どこの 話 を しているのか より 明 確 に 把 握 することができます 第 二 に 焦 点 化 と 言 いますが 画 面 に 映 した 中 でも 特 に 見 せたい 箇 所 を 拡 大 したり 線 を 引 いたりすることで ポイントを 共 有 することができます 特 に 言 葉 だけの 説 明 で 伝 えることが 難 しい 小 学 校 低 学 年 の 児 童 に 有 効 で す 小 学 生 ほどではないと 思 いますが 高 校 生 に 対 して も 効 果 があるでしょう 第 三 に 動 画 や 立 体 図 形 など 紙 の 媒 体 では 見 せられ ないものを 見 せることができます すなわち 教 材 の 幅 が 拡 がります デジタル 教 科 書 が 現 在 力 を 入 れて 開 発 して いるのもこの 部 分 です 第 四 に 授 業 の 双 方 向 性 を 高 めることができます 例 えば 板 書 している 時 間 は 教 員 は 生 徒 の 様 子 を 見 ること ができません しかし 板 書 の 代 わりにスライドを 用 意 しておいて 電 子 黒 板 に 映 せば ノートに 写 すべきなら 生 Kawaijuku Guideline

3 徒 に 写 すように 言 った 上 で 机 間 巡 視 をして 理 解 が 不 十 分 と 思 われる 生 徒 に 補 足 説 明 ができますし 短 縮 した 時 間 を 別 の 学 習 時 間 に 当 てることもできます タブレット 端 末 は デジタル 教 材 の 活 用 デバイスと 生 徒 が 主 体 的 に 学 習 するツールとして 有 望 1 人 1 台 の 導 入 が 注 目 されているタブレット 端 末 は どのような 使 い 方 がありますか タブレット 端 末 については 2 通 りの 使 い 方 がありま す 1つはデジタル 教 科 書 をはじめとするデジタル 教 材 をインストールして 従 来 の 授 業 をより 良 くするための 道 具 として 使 う 方 法 です もう1つは 生 徒 が 自 由 に 使 う 道 具 と 捉 えて 探 究 的 な 学 習 の 場 面 などで 活 用 する 方 法 です 教 員 にとってイメージしやすいのは 前 者 です そこで 現 在 教 科 書 会 社 等 を 中 心 に 多 くのデジタル 教 材 が 開 発 されています タブレット 端 末 を 効 果 的 に 活 用 するためには インタ ーネット 環 境 の 整 備 が 不 可 欠 です 特 に 公 立 学 校 では 大 量 通 信 に 対 応 できる 環 境 を 整 えているところはほとん どなく 生 徒 が 一 斉 に 利 用 するとインターネットにつな がらなかったり 通 信 速 度 が 遅 くなったりします そも そも 無 線 LAN は 40 台 もの 端 末 を 一 斉 に 使 うことは 想 定 していないシステムであるため 学 校 で 使 う 仕 組 みと して 向 いていないのかもしれません そうした 技 術 的 な 問 題 が 改 善 されない 限 り 従 来 の 授 業 をより 良 くするた めの 活 用 を 快 適 に 進 めることは 難 しいでしょう 生 徒 はどのように 活 用 できますか タブレット 端 末 は もともとユーザーがそれぞれ 違 う 使 い 方 をするための 道 具 ですから 調 べ 学 習 や 協 働 学 習 といった 生 徒 が 主 体 的 に 活 動 をするような 場 面 で 活 用 すると 力 を 発 揮 します 生 徒 が 試 行 錯 誤 するのにも 向 いています 例 えば 数 学 では グラフを 動 かすと 数 式 が 変 わったり 数 式 を 変 え ればグラフが 変 わったりというように 手 元 でシミュレ ーションしながら 考 えられます 教 員 が 電 子 黒 板 で 動 か しても 教 員 が 動 かしている 限 りは 動 くんだな とわ かる 程 度 です しかし 自 分 で 操 作 すれば 実 感 が 伴 います ただし 生 徒 が 試 行 錯 誤 した 結 果 をクラスで 共 有 するな ど 授 業 展 開 の 工 夫 が 伴 ってこそ 効 果 を 発 揮 します また タブレット 端 末 で 生 徒 の 理 解 度 に 応 じた 問 題 が 出 る わからない 箇 所 の 授 業 ビデオを 繰 り 返 し 見 るなど 個 別 の 反 復 学 習 にも 大 いに 活 用 できます ただ 個 別 の 反 復 学 習 を 授 業 中 に 行 うのは 時 間 がもったいないですね ある 中 学 校 では 朝 の 自 習 時 間 を 活 用 して タブレット 端 末 を 使 ったドリル 学 習 を 行 っていました タブレット 端 末 は 授 業 での 活 用 にこだわらず 放 課 後 での 活 用 や 個 別 学 習 のツールと 考 えるのも 一 案 タブレット 端 末 に 関 する 現 在 の 課 題 を 教 えてくださ い すでに 述 べたように タブレット 端 末 は 探 究 的 な 学 習 や 協 働 学 習 など 新 しいスタイルの 授 業 に 適 した 道 具 です しかし フューチャースクール 推 進 事 業 の 実 証 校 の 様 子 を 見 ると ICT と 新 しい 授 業 スタイルという 2 つを 同 時 に 導 入 することは 先 生 にとって 大 きな 負 担 で あり まずは 従 来 型 の 授 業 での 活 用 からスタートした 学 校 が 多 かったようです また 通 信 環 境 の 問 題 から 授 業 中 に 教 材 を 電 子 黒 板 や 生 徒 の 端 末 に 転 送 するのに 時 間 がかかる 生 徒 の 端 末 が 動 かなくなるなどのトラブルも 起 こります そうする と 教 員 にも 生 徒 にもストレスになってしまいます そのため 学 校 にタブレット 端 末 が 配 備 された 場 合 も 無 理 に 授 業 で 使 おうとせず まずは 授 業 時 間 外 に 活 用 で きる 環 境 を 整 えるというのも 一 案 です 例 えば 学 習 に 役 立 つリンクを 用 意 したタブレット 端 末 を 何 台 か 職 員 室 に 備 えておき 希 望 する 生 徒 に 貸 し 出 し 放 課 後 の 自 習 などに 使 用 させてはどうでしょう そして 生 徒 が 活 用 する 様 子 を 知 った 上 で 授 業 中 にも 導 入 することなども 考 えられます タブレット 端 末 が 導 入 されると 学 校 内 のパソコン 教 室 などはいらなくなりますか 1 人 1 台 のタブレット 端 末 を 導 入 する 際 にパソコン 教 室 の 廃 止 を 検 討 する 自 治 体 もあるようですが 大 学 でレ ポートを 書 いたり 企 業 で 仕 事 をしたりする 際 タイピ ング 能 力 も 求 められるので 当 面 はパソコンも 必 要 でし ょう 今 の 子 どもたちは スマートフォンは 使 いますが パソコンを 使 うのは 情 報 の 授 業 でだけの 場 合 もあり 意 外 とキーボードを 使 いこなせません タイピング 能 力 を つけるには 使 うことが 一 番 ですから 生 徒 が 自 由 に 調 べ 学 習 をしたり 進 路 情 報 を 調 べたりできるパソコンが 校 内 に 豊 富 にあると 良 いですね 26 Kawaijuku Guideline

4 変わる高校教育 第2回 ICTの導入で変わる学び タブレット端末 電子黒板 デジタル教材を中心に 図表 教育環境の ICT 化への工程表 世界最先端 IT 国家創造宣言 2013 年 より抜粋 か 根本から議論しなければなりません 教育や学びの在り方に変革をもたらす 1人1台のタブレット端末の可能性 オランダでは 2013 年 4歳から 12 歳の子どもたち が通う Steve Jobs School 10 校が開校しました この 2013 年に閣議決定された 世界最先端 IT 国家創造 学校には学年も クラスも 時間割もなく 子どもたち 宣言 などでは 2020 年までにすべての学校で1人1台 は1人1台の ipad を使って 自分のペースで学習してい の情報端末を配備するなど IT 環境を整備するとされて ます 以前から既存の学校教育とは異なる教育を模索す います 今後 生徒用のタブレット端末を導入する自治 る オルタナティブ教育 を実践する教育団体は日本を 体や学校が増えていくと予想されますが それによって 含め いろいろな国にあります そうした教育システムと 学校教育は変わっていくのでしょうか タブレット端末の活用が結びついたところに 未来の学 タブレット端末の研究は 現在は授業における教員の 校の姿を考えるヒントがあるのかもしれません 活用法が中心です しかし 生徒たちが学校外を含めて 最後に ICT の利活用について 高校の先生にメッ どのような使い方をするか見るうちに タブレット端末 セージをお願いします の多様な可能性が明らかになってくると思います ICT の導入を 情報セキュリティや情報モラルの問題 タブレット端末の導入を本気で考えるなら 日本の教 から心配される先生も多いかと思います しかし テク 育の姿を変える覚悟が必要だと思います それも学校だ ノロジーそのものが悪いわけではありません ICT を禁 けでなく 塾や通信教育 家庭学習など教育を取り巻く 止するのではなく より良い使い方を指導していくべき さまざまな要素を含めて 教育や学びの在り方をデザイ でしょう そして ICT は 活用価値のある道具だからこ ンし直す必要があるでしょう 例えば現在 manavee そ社会に広まったのですから 教育現場でも 無理をし など学習ビデオを配信するウェブサイトで勉強する高校 て使う道具ではなく 歓迎される道具であってほしいと 生も増えています 自分のペースで勉強できることから 願います これまでできなかった授業を実現するための こちらの方が合っていると考える生徒もいるはずです 道具の1つとして ぜひ効果的な場面で使っていただき だからこそ 対面で授業を行う学校はどうあるべきなの たいと思います 注 注 manavee 日本の大学受験における地理的 経済的な格差をなくし 教育の機会均等を実現することを目的に 大学生や社会人有志による 多数の 授業動画をインターネット上に公開する NPO 法人 Kawaijuku Guideline

5 概 説 2 高 等 学 校 の 現 状 授 業 をより 良 くするためのツールとして できるところから ICT の 導 入 を 羽 衣 学 園 高 等 学 校 米 田 謙 三 先 生 現 在 授 業 で ICT を 活 用 する 利 点 を 感 じつつも 校 内 の ICT 環 境 が 充 分 に 整 っていなかったり 授 業 でどのよ うに 導 入 したらよいか とまどっている 先 生 も 多 いので はないだろうか そこで 早 くから 教 育 の 情 報 化 に 関 す る 実 践 と 研 究 を 行 い 教 育 の 情 報 化 に 関 するセミナーや 研 修 会 講 師 を 務 める 羽 衣 学 園 高 等 学 校 の 米 田 謙 三 先 生 ( 英 語 科 情 報 科 )に 高 校 の 教 育 現 場 での ICT 導 入 の 現 状 や 授 業 での 導 入 のポイントを 伺 った デジタルネイティブ 世 代 の 生 徒 にとって ICT はあって 当 然 の 学 びのスタイル まず 授 業 での ICT とは 何 を 指 しますか ICTとは Information and Communication Technology のことで 情 報 通 信 技 術 と 訳 されています そして 教 育 現 場 では パソコンなどのハードウエアやデジタル 教 科 書 などのソフトウエア インターネットなどを 使 った 教 育 を ICT 活 用 教 育 と 呼 んでいます ハードウエアで はパソコンや 電 子 黒 板 特 に 最 近 はタブレット 端 末 の 活 用 に 対 する 関 心 が 高 まっていますが プロジェクター スキャナー デジタル ビデオカメラ 電 子 辞 書 なども ICT 機 器 です なぜ ICT の 授 業 での 活 用 が 注 目 されるようになっ たのでしょうか 情 報 活 用 力 の 育 成 や 生 徒 の 主 体 的 な 学 びの 促 進 学 力 向 上 に 有 効 に 活 用 できるツールといったことに 加 え 生 徒 自 体 が 変 化 していることが 挙 げられます 現 在 の 若 者 は C 世 代 すなわち Computer を 傍 らにして 育 ちネ ットで Connected し Community を 重 視 する Change を 厭 わず 自 己 流 を Create( 編 み 出 )し 開 かれた 知 と つながる 力 を 持 つ 世 代 と 呼 ばれるそうです 現 在 の 生 徒 の 世 代 は 生 まれたときからインターネットや ケー タイ があった デジタルネイティブ と 呼 ばれます 彼 らにとって ICT はあって 当 然 なのです また 現 在 の 子 どもたちはますます 多 様 になっており 一 人 ひとりに 合 った 学 びの 実 現 が 求 められています そ のような 子 どもたちの 変 化 に 合 わせて ICT の 活 用 が 注 目 されるようになったのです ICT を 活 用 することで 授 業 はどのように 変 わるの でしょうか ICT 機 器 を 使 ったからといって 現 在 行 われている 一 斉 授 業 協 働 学 習 個 別 学 習 という3つの 授 業 スタイ ルは 変 わりません ICT によって 授 業 が 全 く 変 わってし まうのではなく これまでの 授 業 をより 良 くするための ツールであると 考 えると 良 いでしょう 例 えば 動 画 や 音 声 は 生 徒 に 興 味 をもたせるのに 効 果 的 ですし 紙 のプ リントで 勉 強 するのは 苦 痛 だけど ICT 機 器 でなら 勉 強 しようかな と 考 える 生 徒 もいます また 理 科 であれ ば 学 校 では 実 験 や 観 察 できないものを 映 像 で 見 せること ができる 体 育 であればフォームを 撮 影 して 自 分 でチェ ックできる 学 習 の 成 果 を 保 存 できるなど ICT ならで はの 活 用 法 があります しかし 特 に 高 校 では ICT が 生 徒 の 興 味 関 心 をひ くだけでは 不 十 分 です 動 画 や 音 声 が 出 る 教 材 が 最 初 は 物 珍 しくても やがてそれは 当 たり 前 になってしまいま す 高 校 では 生 徒 の 学 力 向 上 に 結 び 付 けるような ICT の 活 用 を 行 うことが 重 要 なのです 電 子 黒 板 やデジタル 教 科 書 に 加 え デジカメなど 身 近 な 機 器 利 用 が ICT 活 用 の 第 一 歩 授 業 での 活 用 が 特 に 注 目 されている ICT 機 器 には どのようなものがありますか まずは 教 員 が 使 うものから 導 入 が 進 んでいるようで す 近 年 電 子 黒 板 は 全 国 の 小 中 高 校 で 配 備 が 進 んでい ます 本 校 でも 電 子 黒 板 に 直 接 画 像 や 動 画 を 映 してい る 先 生 もいますし 画 像 の 上 にペンで 線 を 引 いたり 説 明 を 書 いたりする 先 生 もいます 基 本 的 には 授 業 中 に 教 員 が 使 うものですから これまでの 授 業 の 進 め 方 から 大 き く 変 える 必 要 がなく 導 入 しやすい 機 器 です 近 年 特 に 話 題 になっているタブレット 端 末 は とても 便 利 で 有 効 な 教 育 学 習 ツールです 本 校 でも 60 台 ほ ど 導 入 しました (1) 情 報 の 検 索 と 収 集 編 集 保 存 (2) 情 報 の 作 成 提 示 データ 処 理 (3) 活 動 の 記 録 28 Kawaijuku Guideline

6 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ 発 表 (プレゼン)などに 使 っており デジタル 教 科 書 な ども 活 用 を 始 めました ソフト 面 で 言 うと 上 記 のデジタル 教 科 書 をはじめと するデジタル 教 材 が 教 員 用 のものを 中 心 に 出 揃 ってき ました 勤 務 校 に 電 子 黒 板 が 配 備 された 場 合 は まずは どの 教 員 も 共 通 して 効 率 的 に 使 える 教 材 を 用 意 しておき それを 使 って ある 程 度 同 じスタイルで 授 業 ができるよ うにしておくとよいでしょう ICT 環 境 は 学 校 によって 異 なりますが ICT を 活 用 した 取 り 組 みは どこから 始 めるとよいでしょうか 先 進 的 な 事 例 は 参 考 にはなるものの 勤 務 校 の ICT 環 境 や 支 援 体 制 の 違 いなどの 問 題 もあり 今 すぐ 同 じよう に 取 り 組 むのは 難 しいと 感 じていらっしゃる 先 生 も 多 い のではないでしょうか ただし 学 校 に 今 ある ICT 機 器 でもできることはあるはずです 例 えば 学 校 にプロジェクターとスクリーンがあれば デジタルカメラで 撮 った 写 真 や 動 画 をクラス 全 員 で 見 る ことができますし また 書 画 カメラ( 実 物 投 影 機 )があ れば プリントを 拡 大 し 強 調 したい 部 分 を 見 せるなど タブレット 端 末 と 同 じような 効 果 のある 授 業 ができます 私 が 勤 務 する 羽 衣 学 園 高 校 では 今 年 から 全 ての 新 入 生 に 電 子 辞 書 を 購 入 してもらいました 電 子 辞 書 は 単 語 やセンテンスをネイティブの 発 音 で 読 み 上 げてくれま すし 検 索 した 単 語 を 記 憶 する 機 能 などもあります 電 子 黒 板 とつなげられるので 教 師 の 電 子 辞 書 の 画 面 を 映 しながら 朝 の 単 語 テストなどに 活 用 しています 本 校 は 私 立 学 校 ということもありますが 現 在 のとこ ろ 保 護 者 から 電 子 辞 書 の 購 入 に 大 きな 反 対 はありません 全 ての 生 徒 に 購 入 させられない 場 合 は 教 員 の 電 子 辞 書 の 画 面 を 電 子 黒 板 に 映 して 一 緒 に 使 うという 方 法 もあり ます 電 子 辞 書 はインターネットにつながらないため セキュリティ 面 や 生 徒 の 情 報 モラル 面 の 大 きな 問 題 もな く ハードウエアにトラブルが 起 こることも 滅 多 にあり ません 英 英 辞 典 や 国 語 辞 典 や 百 科 辞 典 などが 搭 載 され ている 機 種 も 多 く 幅 広 く 活 用 できます ICT の 良 い 点 に 目 を 向 け 伝 えていくことが 授 業 での 活 用 を 広 げるポイント 活 用 を 促 進 するためには 何 が 重 要 でしょうか やはり ICT の 良 さに 気 づいていただくことが 一 番 です 例 えば 英 語 であれば フラッシュカード(イラスト 等 < 写 真 >デジタル 教 科 書 タブレット 端 末 を 使 った 授 業 を 見 ながら 英 単 語 の 発 音 などを 行 う)の 実 践 も パソコ ン 等 を 使 って 読 み 上 げる 時 間 を 設 定 することで 難 易 度 を 調 節 できますし 教 員 が 読 み 上 げるのとは 異 なりネイテ ィブの 発 音 を 聞 くことができます また タッチパネル のディスプレイ 上 で 指 を 動 かすことで 単 語 の 並 べ 替 えが 感 覚 的 にできる タブレット 端 末 に 対 応 したアプリなど もあります これは 使 える! と 思 えるものがあれば 活 用 は 広 がっていくのではないでしょうか ただし 教 員 がハードウエアやインターネット 回 線 な ど 授 業 以 外 のトラブルで 煩 わされることが 多 いとやる 気 を 失 ってしまいますから なるべく 新 たな 負 担 の 少 な い すでに 学 校 にあり 導 入 の 容 易 な ICT 機 器 やソフトウ エアを 活 用 していくことから 始 めるとよいと 思 います ICT の 活 用 にあたって 注 意 すべきことはありますか ICT には 便 利 な 機 能 がたくさんあるため その ICT に よって 生 徒 たちに 身 につく 力 もあれば 失 われる 力 もある ということです 例 えば 電 子 辞 書 の 場 合 例 文 にわから ない 単 語 があれば そこを 押 せばその 単 語 にジャンプし てくれます しかし スペースが 限 られているため 紙 の 辞 書 のように 調 べた 単 語 の 前 後 を 一 緒 に 見 ることができ なくなります ここでのポイントは デジタルネイティ ブの 生 徒 たちは その 違 いがわからないということです それを 補 うためにも 教 員 が 例 えば 教 室 に 何 冊 か 紙 の 辞 書 を 置 いておいて たまにはそれを 使 って 調 べてみるとい ったことをさせることもよいと 思 います 何 か 新 しいものが 登 場 すれば 良 い 面 と 悪 い 面 の 両 方 があるのは 当 然 です 光 と 影 をうまく 伝 えうまく 活 用 で きるように 指 導 することが 大 切 だと 思 います また ICT を 使 っても 使 わなくても 教 師 の 指 導 力 が 問 われるのは 同 じです ICT に 依 存 するのではなく 教 師 の 弱 点 を 補 い 生 徒 の 活 動 を 活 溌 にするための 補 助 として ICT を 活 用 していっていただきたいと 思 います ( 羽 衣 学 園 高 等 学 校 高 校 1 年 英 語 の 授 業 の 様 子 ) Kawaijuku Guideline

7 Part 都道府県の 取り組み 2 全国に先駆けて全県立学校に電子黒板を整備し 生徒1人1台の学習用端末を導入 佐賀県教育委員会 佐賀県では 2011 年度から全県規模で 先進的 ICT 利 県立学校での生徒1人1台の学習用端末 タブレット 活用教育推進事業 に取り組み 今年4月からは 電子 型端末 の導入は 2011 年改定の学習指導要領で 全て 黒板に加え 全国に先駆けて 全県立高校でも1人1台 の教科指導に ICT を活用することの重要性に言及された の学習用端末を導入して注目されている その目的や導 ことが大きなきっかけとなった 入までの経緯 今後の課題と展望について 佐賀県教育 全ての教科で ICT を活用するには 情報教室のコン 委員会副教育長の福田孝義先生に話を伺った ピュータだけでなく 1人1台のパソコンが必要である と考えました また 社会に氾濫する膨大な情報から必 教育の質向上を実現する施策の1つとして 全県規模で ICT の利活用を決定 要な情報を集め 分析して発信するという ICT 利活用 力を含めた情報処理能力は 普通科 専門学科などを問 高校でも現在 授業での ICT 利活用が進みつつあるが わず全ての生徒にとって将来必要となります 特別支援 佐賀県が全校で一斉に先進的な ICT 利活用の推進を決め 学校の生徒にとっても ICT は障がいを乗り越えて社会 た背景には 高校をとりまくさまざまな状況の変化がある に参画する有効なツールです そのため 県が主導して 佐賀県では 2004 年頃から校務用パソコンの整備など 全ての県立学校で利活用できるようにすべきだと考えま ICT 利活用教育推進のための施策を進めてきました 事 した 業推進のきっかけの一つは 高度情報化 グローバル社 会に対応した教育の実現が求められたことです また 佐賀県独自の状況としては 2007 年度から実施されてい 3年間の実証研究を通じて 導入する学習用端末を選定 る全国学力 学習状況調査の分析から 学力向上の取り 学習用端末の導入は新学習指導要領実施の進行に合わ 組み強化が喫緊の課題となっていました さらに 新型 せて計画され 端末の選定や課題の抽出 活用方法の研 インフルエンザの発生や 東日本大震災等の災害被害を 究を 先進的 ICT 利活用教育推進事業 として 段階的 受け 生徒が学校に来ることができな い状況が続いても質の高い教育ができ 図表1 佐賀県立学校での ICT 環境の整備状況 るような体制を作る必要性が高まって いましたし 長期間の入院や不登校の 生徒への 学校復帰への支援も課題で した こうした変化に対応し 教育の 質を向上させるための施策の一つとし て 佐賀県は学校での ICT 利活用推進 を決めたのです そして 電子黒板や学習者用の情報 端末の整備などを進めるとともに 韓 国やシンガポールなど ICT 利活用の先 進国を視察したり 文部科学省の ス クール ニューディール事業 や総務 省の フューチャースクール推進事業 に県内の小中学校が指定を受けたりす るなど 教育の情報化に取り組んできた 30 Kawaijuku Guideline Copyright Saga Prefecture All Rights Reserved.

8 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ に 行 った< 図 表 1> まず 2011 年 から 新 学 習 指 導 要 領 が 全 面 実 施 された 中 学 校 から 実 証 研 究 を 始 め 県 立 の 中 高 一 貫 校 の 佐 賀 県 立 致 遠 館 中 学 校 と 佐 賀 県 立 武 雄 青 陵 中 学 校 に Windows 7 のタブレット 端 末 を 導 入 佐 賀 県 立 金 立 特 別 支 援 学 校 と 佐 賀 県 立 中 原 特 別 支 援 学 校 に ipad を 導 入 した 2012 年 には 高 校 1 年 生 を 対 象 とし 普 通 科 の 致 遠 館 高 校 と 武 雄 高 校 に Windows 8 農 業 科 家 庭 科 併 設 の 唐 津 南 高 校 有 田 工 業 高 校 鳥 栖 商 業 高 校 に ipad を 配 布 して 機 種 選 定 の 作 業 を 行 い 2013 年 には 県 立 高 校 での 導 入 機 種 を Windows 8 Pro を 搭 載 したタブ レット 型 端 末 に 決 定 した 実 証 研 究 の 結 果 高 校 に 導 入 する 学 習 用 端 末 について は Windows 8 Pro 搭 載 のタブレット 型 端 末 にキーボー ドを 付 けたものを 採 用 した 理 由 は Windows 7 に 比 べ 操 作 性 が 大 幅 に 改 善 されたことと 現 在 高 校 に 導 入 され ているパソコンの 多 くが Windows であるため 教 員 が 教 材 を 作 成 したり 加 工 したりするのに 便 利 であること 社 会 における Windows のシェアが 高 く 高 校 時 代 から Windows に 慣 れておくことが 有 用 であるとの 判 断 による なお 特 別 支 援 学 校 については ipad や Android OS 搭 載 のものも 含 め 障 がいの 種 類 や 程 度 に 応 じて 使 いや すい 機 種 を 選 ぶこととした 県 が 主 導 しての ICT 教 材 の 開 発 や サポート 制 度 の 充 実 により ICT 活 用 促 進 を 支 援 実 証 研 究 の 段 階 で 明 らかになった 課 題 としては 第 1 に アクセスが 集 中 してインターネットにつながらない 通 信 速 度 が 遅 いといった 通 信 環 境 の 不 備 があった そこ で 全 県 導 入 を 前 に 校 内 LAN を 全 て 更 新 し さらに 校 内 どこでもインターネットに 接 続 できるように Wi-Fi 環 境 を 整 えた 学 習 用 端 末 や 電 子 黒 板 インターネット 回 線 などの 技 術 的 なトラブルについては ヘルプデスク を 設 けて 遠 隔 操 作 を 含 めたサポート 体 制 を 導 入 した た だし 通 信 環 境 の 一 層 の 向 上 は 今 後 の 課 題 でもある 第 2には 授 業 での ICT 機 器 の 活 用 頻 度 が 当 初 の 想 定 を 下 回 ったことが 挙 げられる 理 由 の 一 つとして ICT 教 材 や 指 導 例 の 不 足 が 考 えられたため 教 材 の 企 画 編 集 出 版 販 売 を 行 う 企 業 に 委 託 して 教 材 開 発 を 開 始 した また 教 育 関 連 企 業 に 委 託 して 各 校 に1 名 ずつ ICT サポ ータを 配 置 し 教 員 の ICT を 活 用 した 授 業 設 計 や 教 材 選 択 教 材 作 成 を 支 援 することとした 教 員 に 対 しては ICT 機 器 の 一 斉 導 入 を 前 に 電 子 黒 板 や 学 習 用 端 末 の 操 作 体 験 会 を 複 数 回 複 数 会 場 で 開 催 興 味 のある 教 員 は 体 験 会 に 参 加 して ICT 機 器 に 触 れた さらに ICT 利 活 用 教 育 を 担 当 する ICT 推 進 リーダーの 教 員 を 各 校 の 校 長 に 指 名 してもらい リーダーに 対 して 県 が 集 合 研 修 を 実 施 内 容 は 半 年 を1クールとし そ の 間 にのべ5 日 の 研 修 を 実 施 し その 後 リーダーが 自 校 の 教 職 員 に 半 年 程 度 かけて 内 容 を 伝 えることにして いる 1 期 目 (2011 ~ 2012 年 度 )は まず ICT 機 器 に ついて 知 ることを 目 的 とした 研 修 2 期 目 (2012 ~ 2013 年 度 )は 授 業 で 使 えるレベルの 知 識 やスキルを 修 得 す るための 研 修 を 行 った 使 えるレベルとは 文 部 科 学 省 が 毎 年 3 月 に 実 施 している 学 校 における 教 育 の 情 報 化 に 関 する 調 査 結 果 の 教 員 の ICT 活 用 指 導 力 の 状 況 で わりにできる ややできる と 答 えられるレベルと した 2010 年 は 約 6 割 の 教 員 しか 活 用 できると 答 えません でしたが 2013 年 には9 割 以 上 の 教 員 が 活 用 できると 答 えるまでになりました 3 期 目 (2014 年 度 ~)は 授 業 に 応 じて 工 夫 できる 力 をつけるための 研 修 を 行 うつもり です また 大 学 にも 教 職 をめざす 学 生 に ICT 活 用 力 をつけるよう 依 頼 しています さらに 佐 賀 県 では 2013 年 の 教 員 採 用 試 験 から 電 子 黒 板 を 使 った 模 擬 授 業 を 試 験 項 目 に 導 入 しています 共 通 教 材 以 外 のソフトウエアは 許 可 制 を 採 用 教 員 独 自 の 教 材 活 用 は 著 作 権 が 課 題 学 習 用 端 末 に 搭 載 するソフトウエアについては 教 材 としては 購 入 時 に 全 高 校 共 通 してワープロソフト プレゼンテーションソフト 表 計 算 ソフト 等 からなる Microsoft Office Professional Plus 2013 と 国 語 古 語 英 和 辞 書 を 含 む 電 子 辞 書 ソフト 等 を 標 準 装 備 してい る また 教 科 書 や 参 考 書 問 題 集 等 の 内 容 をデジタル 化 した デジタル 教 材 の 中 で 教 師 が 授 業 で 使 うものは 県 から 各 校 に 提 供 している ただし 例 えば 問 題 集 の 場 合 問 題 を 一 度 に 生 徒 に 配 布 する 授 業 の 都 度 必 要 な 箇 所 を 配 布 するといった 使 い 方 は 各 教 員 に 任 せている この 他 のソフトウエアについては 各 校 からの 申 請 に 基 づき 教 育 委 員 会 が 許 可 すればインストールが 可 能 で ある 日 常 的 に 授 業 で 使 うものは 県 が 購 入 して 高 校 に 提 供 Kawaijuku Guideline

9 図表2 SEI-Net の画面イメージ Copyright Saga Prefecture All Rights Reserved. Copyright Saga Prefecture All Rights Reserved. 佐賀県教育員会提供資料より作成 します 特定の時間だけ使う 主に家庭学習で使うとい 表2 運用は始まったばかりだが このシステムを使 ったものは 教育委員会に申請していただければ生徒が って 生徒は学校からの連絡の確認 デジタル教材をダ 独自に購入できます ウンロードしたりテストを受けたりすることができる 教員が独自に作成するデジタル教材については 現在 また 教員は 出欠の処理やテスト結果の分析に加え 最も大きな障壁となっているのが 著作権だという 著 生徒の日々の学習の進捗などが把握しやすくなり 生徒 作権法第 35 条によって 学校等の教育機関で授業中に 一人ひとりの理解度や弱点に応じたきめ細やかな指導が 著作物を使用する場合は 特例的に 一般に比べると複 できるようになるという 製等の制限は緩やかになっている しかしデジタル教材 教員からの ICT 導入の評価としては 電子黒板は こ の多くは 教員がディスプレイで表示する場合は良いが れまで黒板で図示したり口頭で説明したりしていたもの 生徒の端末に配布したりインターネットにアップしたり を動画などで示せるため すぐにでも活用したい と好 して共有するのは不可 インターネット上のコンテンツ 評だった 一方 学習用端末については 教材の不足や をダウンロードして生徒に配布してはいけないが URL 生徒の期待値が不明であることなどから 導入に躊躇す を表示し 生徒にそのウェブサイトにアクセスさせるこ る声もあったという また 進学校からは大学入試を控 とは可能 等 紙媒体とは異なるさまざまな規定がある えていることもあり ICT 導入による学習進度の変化が ためだ 不安材料として挙がった 教員は自作の教材だと思っていても 一部の練習問題 ICT 導入は始まったばかりであるためまだ解決しなけ や写真が転載という場合があります また 具体的な判 ればならない課題も多いが 例えば数学の場合 これま 例等がなく 法律家によって解釈がまちまちであるのも では空間図形の提示や三次元の数式を図に変換するなど 学校での活用を難しくしている要因です 越えられない壁がありました これはどの教科でも同じ 2014 年度には 教材管理 校務管理 の3つの機能 です それが ICT を使うことで1つでも越えられるよう を一元化した佐賀県独自の教育情報システム SEI-Net になり 徐々にその数が増えていけば良いと考えていま Saga Education Information-Network を構築した 図 32 Kawaijuku Guideline す と福田先生は期待している

10 Part 3 高 校 の 取 り 組 み 事 例 1 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ 佐 賀 県 の 研 究 実 証 校 として1 人 1 台 の 学 習 用 端 末 を 導 入 教 育 現 場 での 活 用 の 課 題 と 可 能 性 を 社 会 に 提 示 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 今 年 4 月 佐 賀 県 は 全 国 に 先 駆 けて 全 県 立 高 校 への 電 子 黒 板 と 生 徒 1 人 1 台 の 学 習 用 端 末 導 入 を 行 った これに 先 立 ち 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 は 実 証 研 究 校 に 指 定 され 2012 年 度 から 電 子 黒 板 が 2013 年 度 から 学 習 用 端 末 (タブレット 端 末 )が 配 備 され ICT を 使 った 授 業 に 取 り 組 んできた 実 証 研 究 から 感 じた 教 育 の 可 能 性 や 明 らかになった 課 題 について ICT 利 活 用 教 育 推 進 部 主 任 教 育 情 報 化 推 進 リーダーを 務 める 馬 場 信 禎 先 生 ( 国 語 )に 伺 った 各 教 室 への 電 子 黒 板 の 導 入 で 授 業 で 活 用 できるコンテンツが 豊 かに 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 は 2011 年 から 先 進 的 ICT 利 活 用 教 育 推 進 事 業 の 実 証 研 究 校 に 指 定 され 電 子 黒 板 や 学 習 用 端 末 < 写 真 >を 用 いた 授 業 の 研 究 を 行 ってきた 電 子 黒 板 については 2012 年 11 月 には2つの 特 別 教 室 2013 年 2 月 には1 2 年 生 の 全 ての 普 通 教 室 2013 年 の 8 月 には3 年 生 の 普 通 教 室 に 配 備 された 教 科 の 特 性 や 授 業 を 行 う 教 室 によっても 異 なるが デジタル 指 導 書 ( 教 師 用 デジタル 教 科 書 )や 教 員 が 作 成 したプレゼンテーシ ョン 資 料 などを 投 影 し 授 業 に 活 用 している 例 えば 英 語 科 では 電 子 黒 板 に 本 文 の 一 部 を 指 定 し てネイティブスピーカーの 発 音 で 音 声 を 聴 かせたり フ ラッシュカードを 用 いて 英 単 語 の 学 習 に 活 用 したりして います 生 徒 に 興 味 のある 外 国 の 場 所 をグーグルマップ で 探 させ ストリートビューで 見 える 景 色 を 英 語 で 表 現 させる 授 業 を 行 った 教 員 もいました < 写 真 > 学 習 用 端 末 を 使 った 授 業 の 様 子 理 科 では 科 学 技 術 振 興 機 構 の 理 科 ねっとわーく ( 注 1)と いうウェブサイトにアップされ た 教 材 を 電 子 黒 板 に 表 示 して 活 用 しています 私 が 担 当 する 国 語 の 授 業 では 教 師 用 指 導 書 に 付 属 し ているデジタルテキストを 電 子 黒 板 に 表 示 して 活 用 しま した 授 業 をしている 箇 所 を 生 徒 に 示 したり ポイント となる 箇 所 に 線 を 引 きながら 解 説 したりできる 点 が 良 いと 感 じています さまざまな 教 科 で 活 用 する 中 で 課 題 も 見 つかった 例 えば 電 子 黒 板 を 使 うと 資 料 を 次 々と 切 り 替 えて 進 めることができるため 板 書 に 比 べて 授 業 のスピードが 上 がる そのため 生 徒 からはノートに 書 き 取 りきれな いという 声 も 上 がった 一 時 は 黒 板 を 眺 めるだけでノ ートをとらず 受 身 の 姿 勢 で 授 業 を 受 ける 生 徒 も 出 てし まったという こうしたマイナス 面 もありましたが 電 子 黒 板 が 悪 い のではありません 生 徒 がノートに 書 き 写 すべきことは 従 来 通 り 板 書 し 電 子 黒 板 は 写 真 動 画 立 体 図 形 と いった 黒 板 では 表 現 できないコンテンツを 表 示 するた めに 使 用 するなど 教 員 が 使 い 方 のポイントを 押 さえる ことが 大 切 なのです うまく 活 用 できれば 黒 板 とノー トによる 授 業 に 比 べて 豊 富 なコンテンツを 使 った 授 業 が 可 能 になります そのため 当 初 は 苦 手 意 識 を 持 って いても 使 っていくうちに 魅 力 に 気 がつき 現 在 は 電 子 黒 板 なしの 授 業 は 考 えられない 感 覚 になっている 教 員 も 本 校 には 多 いようです 生 徒 の 主 体 的 な 学 びを 促 す 1 人 1 台 の 学 習 用 端 末 馬 場 信 禎 先 生 2013 年 度 には 佐 賀 県 教 育 委 員 会 から 支 給 された 学 習 用 端 末 (Windows 8 Pro)を1 年 生 に 配 布 するとともに 校 内 に 無 線 LAN を 敷 設 し 1 人 1 台 の 学 習 用 端 末 を 使 った 教 育 の 実 証 研 究 を 行 った 例 えば 教 材 制 作 会 社 と 連 携 し 問 題 演 習 の 解 答 解 説 をデジタル 化 し 端 末 で 学 習 をする 研 究 を 行 った これは 自 分 のペースで 勉 強 できる と 生 徒 の 評 判 ( 注 1) 理 科 ねっとわーく Kawaijuku Guideline

11 < 図 表 > ICT を 活 用 した 授 業 で 使 用 するプリント 例 ( 抜 粋 ) る 本 校 では 大 学 入 試 に 対 応 できる 学 力 向 上 に 資 するという 目 的 を 守 りながら 活 用 を 進 めました ICT 機 器 を 使 用 することが 目 的 になってはならず その 高 校 に 合 った 効 果 的 な 場 面 で 使 うことが 大 切 なのです 2014 年 度 には 県 内 の 他 の 公 立 高 校 と 同 様 に 全 ての1 年 生 が 学 習 用 端 末 (Windows 8 Pro キーボード 付 き)を 購 入 した 学 校 の 備 品 であった 2013 年 度 とは 異 なり 生 徒 の 私 物 であるため 家 庭 に 持 ち 帰 り 学 習 内 容 の 保 存 (ノートとしての 役 割 )や 学 習 管 理 ( 連 絡 課 題 提 出 )に 活 用 することが できるようになった 多 くの 科 目 で 生 徒 用 デジタル 教 科 書 が 導 入 されたこともあり 活 用 の 幅 が 広 がっているという も 良 好 でした また 生 徒 は 解 答 とともに 理 解 度 も 入 力 するため 教 員 は 多 くの 生 徒 が 間 違 えた 問 題 や 箇 所 だ けでなく 答 えは 合 っていたけれど 理 解 は 不 十 分 である 問 題 もわかり どの 問 題 を 解 説 すればいいかを 即 座 に 把 握 することができました 実 際 の 授 業 の 中 で 活 用 することで 他 にもさまざまな 利 点 があることがわかった 授 業 中 に 教 員 が 問 いを 発 し たとき 以 前 は 指 名 した 生 徒 の 考 えしか 聞 けなかったが 学 習 用 端 末 から 送 信 してもらえば 教 員 は 全 ての 生 徒 の 意 見 に 目 を 通 すことができる そして その 上 で 発 表 す る 生 徒 を 選 んだり 電 子 黒 板 に 表 示 させてクラス 全 体 で 共 有 したりすることもできるようになった 総 合 的 な 学 習 の 時 間 では 全 ての 生 徒 が 同 時 にインタ ーネットで 調 べ 学 習 をしてプレゼンテーション 資 料 を 作 成 することが 可 能 になった 以 前 はコンピュータ 教 室 で 行 っていたため 利 用 できる 人 数 が 限 られていたが 1 人 1 台 の 学 習 用 端 末 を 持 つことで 全 員 がそうした 活 動 を 経 験 できるようになったのだ 多 くの 利 点 があるものの 全 ての 授 業 を 学 習 用 端 末 で 行 えば 良 いというわけではない 学 習 用 端 末 は 全 ての 生 徒 の 主 体 的 な 学 びを 促 す 機 能 があるという 点 で 優 れていますが 生 徒 の 主 体 的 な 活 動 を 多 く 取 り 入 れると 授 業 の 進 度 が 遅 くなりがちですか ら 大 量 の 内 容 を 限 られた 時 間 で 教 えなければならない 高 校 にとっては 辛 いところです ですから 進 学 校 であ 不 具 合 が 起 こることは 当 たり 前 と 考 え 無 理 のないところから 活 用 することが 大 切 学 習 用 端 末 の 活 用 にあたり 最 も 大 きな 課 題 となった のは 無 線 LAN 環 境 の 構 築 である 今 年 4 月 に 生 徒 の 端 末 にデジタル 教 科 書 のダウンロ ードがうまくできないことが 大 きな 問 題 となりましたが これはアクセスが 集 中 し 無 線 LAN の 通 信 容 量 を 超 えた ことが 原 因 です デジタル 教 科 書 は 容 量 の 大 きいものだ と 1 章 分 でも 100MB を 超 える 場 合 があります こうし たデータを1 学 年 の 生 徒 が 一 斉 に しかも 授 業 中 にダウ ンロードすることになっていたのですが 無 線 LAN の システムはそうした 利 用 を 想 定 していません 学 校 は 企 業 や 家 庭 街 中 などと 異 なり 大 勢 の 生 徒 が 同 じこと を 一 斉 に 行 うという 特 徴 がありますが それに 対 応 した 設 計 になっていなかったのです 授 業 中 の 教 員 と 生 徒 の 端 末 の 情 報 のやりとりにも 課 題 があった アクセスポイント ( 注 2)1つにつき 接 続 できる 端 末 は 20 台 程 度 であるため 武 雄 高 校 では1つの 教 室 につき2つのアクセスポイントを 設 置 している そのた め 端 末 の 位 置 によっては 通 信 中 にアクセスポイントが 変 わり 教 員 から 生 徒 に 教 材 が 送 れなくなったり 生 徒 から 教 員 への 提 出 物 の 送 信 が 途 切 れたりすることもあっ た そこで アクセスポイントのメーカーに 連 絡 し 快 適 な 動 作 をするよう 改 善 したという ここで 馬 場 先 生 が 強 調 するのは パソコンや 通 信 シス ( 注 2)アクセスポイント 無 線 LAN で 端 末 間 を 接 続 する 電 波 中 継 機 34 Kawaijuku Guideline

12 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ テムは 他 の 製 品 のように 購 入 したらすぐに 快 適 に 動 く わけではなく 地 道 な 調 整 をしながら 最 適 な 環 境 にして いくものである ということである 学 習 用 端 末 無 線 LAN デジタル 教 材 と それぞれ 別 の 企 業 が 作 ったものを 組 み 合 わせて これまでにない 使 い 方 で 使 うのですから 不 具 合 が 起 こることは 当 然 で す しかし システムの 不 具 合 であっても 教 員 にとって は 生 徒 の 前 で 失 敗 することになり 状 況 によっては ICT の 活 用 が 嫌 になってしまいますから 最 初 から 無 理 をせ ず まずは 安 定 して 活 用 できるところから 導 入 すること が 大 切 です ただ いたずらに 怖 がって 使 わないという のも 賛 成 できません 学 習 用 端 末 が 魅 力 的 な 教 育 ツール であることは 明 らかで 近 い 将 来 生 徒 が1 人 1 台 の 端 末 を 使 うのが 当 たり 前 の 時 代 がやってくるかもしれない のです 今 こうした 教 育 の 転 換 期 に 立 ち 会 えることは 教 員 としてまたとない 機 会 であると 前 向 きにとらえて 挑 戦 していきたいと 考 えています 学 習 用 端 末 の 活 用 にあたってのもう1つの 課 題 は デ ジタル 教 科 書 をはじめとする 教 材 のライセンスの 問 題 で ある 現 在 の 契 約 では 学 校 は 生 徒 数 分 のライセンスし か 持 てない そのため 入 学 辞 退 者 が 出 る 可 能 性 を 考 え ると 事 前 に 教 材 を 入 れて 学 習 用 端 末 を 配 布 することが できず 授 業 中 に 一 斉 にダウンロードすることになる また 生 徒 の 学 習 用 端 末 が 故 障 したときには 修 理 に 出 している 間 校 内 の 予 備 端 末 を 貸 し 出 すことにしている が 予 備 端 末 にインストールすることも 契 約 違 反 になる 可 能 性 があるという 現 在 県 がライセンス 契 約 の 在 り 方 を 交 渉 中 ですが 今 後 も 思 いがけない 契 約 上 の 課 題 が 出 ないとも 限 りませ ん また 現 在 授 業 中 に 電 子 黒 板 に 表 示 することはでき ても 学 習 用 端 末 に 入 れて 家 に 持 ち 帰 ることができない デジタル 教 材 もあります 法 改 正 なども 必 要 ですが さ らに 活 用 しやすい 環 境 が 整 うことを 期 待 しています ICT 活 用 推 進 の 大 きな 力 となる 専 任 の ICT サポーターの 存 在 電 子 黒 板 や 学 習 用 端 末 を 活 用 するのに 大 きな 助 けとな っているのが 県 教 育 委 員 会 による ICT サポートだ 2013 年 度 に 武 雄 高 校 などの 実 証 研 究 校 が 無 線 LAN 環 境 などの 課 題 に 直 面 したことから 今 年 度 からは 県 教 育 委 員 会 の 中 にヘルプデスクが 設 けられた ハード 面 やネ ットワークに 関 する 不 具 合 が 生 じたときには 遠 隔 操 作 で 対 応 してもらえるようになった また 今 年 度 は 各 校 に1 人 ずつ 提 携 した 企 業 から ICT サポーターが 配 置 され 授 業 のサポートを 行 っている 各 校 には 私 のような 教 育 情 報 化 推 進 リーダーがいま すが 私 を 含 め 教 員 は 自 分 の 授 業 をもっていますから 他 の 教 員 の 支 援 に 費 やせる 時 間 は 限 られています そう した 中 支 援 に 専 念 できるスタッフがいることは ICT 活 用 を 推 進 する 大 きな 力 となります ICT サポーターに 何 を 依 頼 するかは 各 校 で 異 なりますが 本 校 では 教 員 に 対 する 個 別 支 援 のほか 空 いた 時 間 に 教 員 に 面 談 して 困 っていることや 要 望 を 聴 いたり ニーズに 応 じた 研 修 を 設 定 して 必 要 に 応 じて 教 員 が 参 加 できるようにした りしています しかし ICT サポーターも 万 能 ではあり ません 教 員 には ICT サポーターとともに より 有 効 な ICT 活 用 法 を 考 えていく 姿 勢 が 大 切 だと 思 います 最 後 に 他 県 の 先 生 方 へのメッセージを 聞 いた 佐 賀 県 の 高 校 教 員 が 感 じている 困 難 は 近 い 将 来 他 県 でも 直 面 する 可 能 性 があるものです ICT の 教 育 へ の 導 入 は 当 初 は 確 かに 大 変 ですが 現 場 は 決 して 混 乱 して 大 変 というわけではありません ぜひ 冷 静 に 注 目 していただきたいと 考 えています 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 所 在 地 : 佐 賀 県 武 雄 市 武 雄 町 大 字 武 雄 沿 革 :1908 年 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 女 学 校 開 校 1927 年 佐 賀 県 立 武 雄 中 学 校 開 校 1948 年 武 雄 高 等 女 学 校 と 武 雄 中 学 校 を 統 合 し 佐 賀 県 立 武 雄 高 等 学 校 開 設 2007 年 武 雄 高 等 学 校 と 武 雄 青 陵 高 等 学 校 を 統 合 学 級 編 成 :[ 全 日 制 ] 普 通 科 1 学 年 7クラス 生 徒 数 :826 名 ( 男 子 426 名 女 子 400 名 ) 2014 年 6 月 1 日 現 在 特 色 : 校 是 に 質 実 剛 健 報 恩 感 謝 を 教 育 目 標 に 高 志 博 学 を 掲 げ 高 い 志 と 未 来 を 切 り 拓 く 力 を 持 ち 地 域 や 国 際 社 会 の 発 展 に 貢 献 できる 人 間 性 豊 かな 生 徒 を 育 成 することを めざす 佐 賀 県 屈 指 の 進 学 校 であり 1 校 時 50 分 ( 短 縮 授 業 時 は 45 分 ) 7 時 間 制 を 採 用 するなどして 生 徒 の 学 力 向 上 に 努 め 毎 年 旧 帝 国 大 学 を 含 む 国 公 立 大 学 に 多 くの 合 格 者 を 出 すな ど 進 学 実 績 を 上 げている 卒 業 生 の 進 路 :2014 年 3 月 卒 業 生 271 名 進 学 先 :4 年 制 大 学 183 名 短 期 大 学 11 名 専 門 学 校 37 名 就 職 10 名 その 他 30 名 合 格 者 の 内 訳 ( 現 役 生 延 数 ): 国 公 立 大 学 ( 大 学 校 含 )139 名 私 立 大 学 197 名 Kawaijuku Guideline

13 高 校 の 取 り 組 み 事 例 2 社 会 とほぼ 同 じ 環 境 で ICT を 活 用 し これからの 高 校 生 に 求 められる 力 を 育 成 千 葉 県 立 袖 ヶ 浦 高 等 学 校 千 葉 県 立 袖 ヶ 浦 高 等 学 校 は 千 葉 県 の 東 京 湾 沿 いに 位 置 する 袖 ケ 浦 市 の 人 口 増 加 を 受 け 1976 年 に 普 通 科 高 校 として 設 立 された 2011 年 に 新 たに 情 報 コミュニケーシ ョン 科 を 設 置 し 公 立 高 校 で 初 めて タブレット 端 末 を 使 った 教 育 に 取 り 組 んでいる 情 報 コミュニケーション 科 が めざす 教 育 や 取 り 組 みについて 校 長 の 日 髙 学 先 生 と 情 報 コミュニケーション 科 長 の 永 野 直 先 生 に 話 を 伺 った 情 報 活 用 能 力 を 育 むための 新 たな 教 育 ツールとしての ICT 千 葉 県 立 袖 ヶ 浦 高 校 の 情 報 コミュニケーション 科 設 置 は 千 葉 県 が 2002 年 に 魅 力 ある 高 等 学 校 の 設 置 をめ ざして 策 定 した 県 立 高 等 学 校 再 編 成 計 画 の 一 環 として 情 報 科 の 設 置 を 決 めたことによる 情 報 科 の 教 育 内 容 に ついての 具 体 的 な 検 討 は 2009 年 頃 から 始 まった 現 在 SNS の 浸 透 などにより 中 高 生 の 間 でも 情 報 モラルやセキュリティが 問 題 となっている こうした 中 学 校 は 携 帯 電 話 の 持 ち 込 みを 禁 止 する インターネットの 危 険 性 を 児 童 生 徒 に 教 えることによって 問 題 に 対 処 しよ うとしているが 永 野 先 生 は 単 に 禁 止 し 恐 怖 心 を 煽 るのではなく 学 校 は 現 状 を 直 視 し 情 報 ツールをどのよ うに 使 えばより 良 い 生 活 や 学 びに 活 用 できるかという 視 点 から 情 報 教 育 を 行 うべきだと 考 えます と 話 す また 日 髙 校 長 も 高 校 生 として 保 護 されている 間 に 学 校 の 中 で 失 敗 を 経 験 することが 大 切 です 現 在 情 報 活 用 能 力 が 社 会 人 に 必 要 とされていることは 言 うまでもありませ ん この 力 を 高 校 で 育 むことは 学 校 教 育 法 が 掲 げる 高 等 学 校 の 教 育 の 目 標 の1つである 国 家 及 び 社 会 の 形 成 者 として 必 要 な 資 質 を 養 うこと の1つとなっているので す と 指 摘 する そこで 設 置 予 定 の 情 報 科 の 名 称 を 情 報 コミュニケーション 科 とし 公 立 高 校 とし て 全 国 で 初 めて 生 徒 に1 人 1 台 の ipad を 購 入 させ 情 報 関 係 の 教 科 を 充 実 させるとと もに 普 通 科 の 日 常 の 授 業 の 中 で 情 報 活 用 能 力 コミュニケーション 力 情 報 モ ラル セキュリティ 対 応 能 力 を 育 成 する 日 髙 学 校 長 ことにした さらに これまでより 多 様 で 広 く 深 い 生 徒 の 主 体 的 学 習 を ICT により 実 現 し PISA 型 の 学 力 である 他 者 と 協 働 して 問 題 を 解 決 する 力 や 論 理 的 思 考 力 の 育 成 をめざすことにした 永 野 直 先 生 学 校 内 にとどまらず 生 活 の 中 で ICT 活 用 力 を 育 むための 環 境 整 備 ipad を 生 徒 に 購 入 してもらった 理 由 は 主 に3つあった 1つ 目 は 新 機 種 発 売 のサイクルが 短 い 中 学 校 の 備 品 として 購 入 すると 一 定 年 数 使 用 しなければならないが 生 徒 が 購 入 したものであれば 常 に 最 新 のモデルを 使 用 でき ること 2つ 目 は 家 に 持 ち 帰 り 生 活 の 中 での 使 い 方 を 学 んでもらいたいため 3つ 目 は ものを 大 切 にし 管 理 する 力 も 育 成 したい といった 理 由 からである タブレット 端 末 にしたのは パソコンに 比 べて 起 動 が 速 いことや 携 帯 性 に 優 れているためである また ipad を 選 択 したのは 操 作 性 の 良 さと 有 害 なアプリケーショ ンをインストールするリスクの 低 さ ( 注 1)による なお 学 校 や 生 徒 が 準 備 したものは< 図 表 1>の 通 り である 図 表 1の 中 で インターネット 回 線 とあるが この 点 について 永 野 先 生 は 次 のように 説 明 する 全 県 立 高 校 に 整 備 されているインターネット 回 線 では 制 限 が 厳 しく 利 用 できないネットサービスやアプリがあるため 独 自 に 回 線 を 引 きました 独 自 に 回 線 を 引 いたことによっ て 生 徒 は 授 業 中 以 外 も いつでも どこでもインターネ ットに 接 続 することができます 有 害 サイトはプロバイダ がブロックしてくれます アプリケーションは 生 徒 も 教 < 図 表 1> 情 報 コミュニケーション 科 の 設 備 使 用 アプリケーション 学 校 が 用 したもの インターネット 線 ( り200 bps) プロ イ 約 校 内 LAN 線 ルータ PoEスイッ AP(22 台 ) 個 人 用 付 きロッカー デジタル TV 電 子 (4 台 ) H I 端 子 付 プロジ クタ AppleTV(6 台 )(iosデ イスにあるコンテン や itunesなどの コンテン をデジタル TVなど 大 画 に し 出 すデ イス) ropbox(クラウドコン ューティングのフ イル 共 有 サービス) Twitter(ソーシャルネットワークサービスの 一 ) Web AV Server(サー ー 上 の 一 部 の ディレクトリを 数 で 共 有 できるサービス) クラス と アカウント 生 徒 が 入 学 に 入 するもの ipad(9.7inch) 入 学 時 最 新 の デル カラーは 自 本 体 を できるカ ー アプリ(iTunesカードで 入 ) Pages( 文 作 成 ソフト) eynote(プレ ンテーションソフト) i ovie( 動 画 編 集 ソフト) Good Reader(1 期 生 の )(P Fフ イル ソフト) Numbers(2 期 生 で)( 表 ソフト) Garage and(3 期 生 から)( 制 作 ソフト) その 他 科 目 等 の に じて ( 日 髙 校 長 より 提 供 ) ( 注 1)Android OS はプログラムのソースが 公 開 されており 誰 でもアプリケーションを 開 発 できるという 利 点 がある 一 方 ipad に 搭 載 されている ios のアプリケーションを 開 発 するにはアップルストアの 審 査 を 経 なければならず 有 害 なアプリケーションは 審 査 を 通 らない 36 Kawaijuku Guideline

14 変わる高校教育 第2回 ICTの導入で変わる学び 図表2 ICT 活用のイメージ図 タブレット端末 電子黒板 デジタル教材を中心に る際にも活用している ICT を活用することで短縮でき た時間は 新聞を読んで一般常識や語彙力 論理的思考 力など 他の能力を育成する時間に活用しています 日 髙校長 ICT を使うポイントやアプリケーションは 生徒に何を学ばせたいかで選択することが重要 教科の授業での ICT 活用事例をいくつか紹介する 家庭科の教員は 裁縫実習 のためにまつり縫いや返 し縫いの仕方を動画で撮影し 生徒が自宅で見られるよ 日髙校長より提供 うにした 生徒があらかじめ動画を見て授業に臨むことで 員も 指定したもの以外についても自由にインストールす 授業中の説明の時間が節約できるほか 生徒は自分にと ることができます アプリケーションは辞書など有料のも ってわかりづらい箇所を繰り返し視聴することができる のもありますが 授業で使うものの多くは無料のものを活 その効果について 動画を視聴しなかった普通科の生 用しています 徒と成績を比較したところ 情報コミュニケーション科の ここで心配なのが 授業中に生徒が ipad で遊んでしま 生徒の方の評価が高く 特に 再提出 の生徒が普通科 うことだが 永野先生は 多様な用途のあるデバイスで は5 に対して情報コミュニケーション科は0 実習に すから 時間はかかっても けじめをつけて使い分けるこ かかる時間も短かった とを学ぶことのほうが重要です と説明する また クラ 化学では 実験手順を説明する動画を撮影した 試験 スごとに 生徒自身に ipad の使用ルールを決めさせてい 管の液体に試薬を落とし 激しく振る 静かに振るという る 授業中にメールしない 学校で充電をしない 著作 ことについて 激しい 静か がどの程度なのか 動画 権に気をつける 誹謗中傷は書かない といった一般的 だと具体的に理解することができます ただし 液体の色 なことですが 自分たちで決めたことを自分たちで守ると が変わる様子など 結果まで見せて実験の代わりにして いう意識を持つことが大切です 永野先生 はいけません 化学反応は 生徒が自ら手を動かして実 験し 確かめることが大切です 永野先生 ICT 活用で可能性が広がる 思考力 判断力 表現力を育む授業 数学では 三角比の単元で ipad などで撮影した写真 の上に線を引くと角度を自動的に計算するアプリケーショ ICT 環境を整えることで可能となる授業について 日 ンを活用し 生徒自身に校舎や校庭の木の高さを計算さ 髙校長は 現在 ペアで意見を交換する グループで話 せる教材写真を準備させた ipad 導入以前にも 距離や し合うといった協働学習や 調べ学習の成果の発表とい 角度を実際に測って教材を準備していましたが アプリケ った授業改革が進んでいます こうした場面で ICT を使 ーションを利用すれば より簡単に距離や角度を測ること えば より手軽で有効になります と話す 図表2 ができます 実はアプリケーションで三角比の計算もでき 例えば ipad と教室内のテレビをつなげれば教員や生 るのですが この単元では生徒自身の計算によって答え 徒が撮影した写真や動画を教室内で共有できるし これ を求めることが重要です このように 生徒に何を学ばせ までは授業中に全員に意見を述べさせる時間はなかった るかによって ICT を使う場面と使うべきでない場面を考 が Twitter クラス内のみ公開設定 を使えば全員が答 える必要があります 永野先生 えや考えを書き込み その場で全員で共有することがで また バスケットボール部の生徒たちは シュートの様 きる 授業の双方向性が実現できるのだ 子を撮影し このアプリケーションを使ってシュートが成 また 教員の解説が理解できたかについて生徒に答え 功したときと失敗したときの腕の角度を比較して 技術の てもらい その場で統計のアプリケーションを用いて集計 向上に役立てているという タブレット端末やパソコン すれば 生徒の理解度を確認しながら授業を進めること などのデバイスありきではなく 何かしたいことがあって ができる さらに 授業以外でも クラスごとに Twitter それを実現できるデバイスやアプリケーションを活用する のアカウントを設定し 教員はホームルームでの連絡事項 という良い事例です 永野先生 を書き込んで生徒に伝えたり クラスの意見を集めたりす そうは言っても ICT の活用に慣れていないと二の足 Kawaijuku Guideline

15 を 踏 む 先 生 もいるだろう その 点 について 永 野 先 生 は つ きつめれば 教 員 が 必 ずしも 生 徒 より ICT の 活 用 に 秀 で ている 必 要 もありません と 話 す 永 野 先 生 も 時 には 生 徒 から ICT の 活 用 法 を 提 案 されることもあるそうだ 生 物 の 時 間 に 生 徒 から 顕 微 鏡 の 画 像 を ipad で 撮 影 したいと 提 案 がありました 試 してみたら 細 胞 が 活 動 し ている 様 子 を 鮮 明 な 動 画 で 記 録 することができました 他 にも 情 報 機 器 の 操 作 が 得 意 でない 世 界 史 の 教 員 は 生 徒 に この 国 のこの 地 域 を 見 せて このスポットを 拡 大 して などと 指 示 し 生 徒 が 自 分 の ipad で 地 図 を 表 示 し それをプロジェクタに 表 示 し 授 業 を 行 っている 生 徒 の ICT 活 用 力 発 想 の 豊 かさが 光 る 情 報 系 の 授 業 で 制 作 する 作 品 さらに 情 報 コミュニケーション 科 では 学 校 設 定 科 目 と して1 年 次 に 情 報 コミュニケーション 2 年 次 に 情 報 コミュニケーション 実 習 を 設 置 し 3 年 次 の 課 題 研 究 に 学 習 内 容 を 接 続 させるようにしている 1 年 次 は 映 像 や 音 楽 の 作 成 や 編 集 技 術 著 作 権 など 情 報 モラルやセキュリティなどを 学 び 作 品 を YouTube にアップする 2 年 次 はテーマ 学 習 を 行 う ipad を 持 って 博 物 館 など を 取 材 し その 成 果 をポスターで 発 表 する 各 グループ が 工 夫 したポスターを 作 ります 例 えば 千 葉 県 の 地 学 を 調 査 したグループは 紙 だけでは 紹 介 できる 写 真 の 数 が 限 られるため ポスターの 一 部 としてその 中 に ipad を 埋 め 込 み ipad を 使 って 複 数 の 写 真 を 数 十 秒 ごとに 切 り 替 えて 表 示 していました 千 葉 県 の 文 化 を 扱 ったグルー プは AR ( 注 2)という 技 術 を 活 用 し ipad に 映 る 写 真 を 見 学 者 が 自 分 の ipad やスマートフォンで 写 すと その 料 理 の 作 り 方 の 動 画 が 流 れるようにしました ( 永 野 先 生 ) 3 年 次 の 課 題 研 究 では 生 徒 は 課 題 を 設 定 し ICT を 活 用 してその 解 決 案 を 提 案 する 保 育 園 児 に 折 り 紙 や ぶんぶんゴマなど 昔 の 遊 びを 教 える 映 像 を 作 成 したり 数 学 の 苦 手 な 生 徒 が 集 まったグループは 自 分 たちがつま ずいた 問 題 をシェアできる Wiki ( 注 3)の Web ページを 作 成 した また 学 校 のデジタルパンフレットを 作 成 したグル ープは QR コードを 写 すと 校 長 先 生 や 生 徒 の 紹 介 映 像 や 地 元 の 裏 道 や 店 の 紹 介 がスマートフォンに 表 示 され たりする 仕 組 みを 組 み 込 んだ さらに 生 徒 はポスター3 枚 にまとめた 発 表 を 行 い 最 後 に 一 人 ひとりが 学 術 論 文 の 形 式 で A4 用 紙 2 枚 のレポートをまとめる 作 品 を 作 るだけでないのは 取 り 組 みを 文 章 として 残 すことも 大 切 という 考 えを 反 映 しているからである やりたい 授 業 授 業 デザイン 力 のある 教 員 にこそ 魅 力 的 な ICT こうした ICT の 導 入 は 教 員 にも 変 化 をもたらした ICT の 活 用 は 強 制 ではなく 使 用 頻 度 も 教 員 によってま ちまちだ しかし ICT の 導 入 によって 生 徒 の 発 想 の 豊 かさや 創 造 力 の 高 さに 気 づき 生 徒 同 士 で 活 動 させたり 何 かを 制 作 させたりする 時 間 を 増 やす 教 員 が 増 えたとい う また ICT を 活 用 することで 協 働 学 習 の 時 間 を 設 定 したり 生 徒 の 言 語 活 動 を 促 すなどしなくても 生 徒 が 協 力 したり 話 し 合 うようになったことも 効 果 の1つで ある 導 入 の 結 果 見 えてきたのは やりたい 授 業 がある 教 員 授 業 デザイン 力 のある 教 員 にとって ICT は 間 違 いなく 魅 力 的 なツールであるということです 世 界 史 であれば 十 字 軍 が 通 った 道 を Google Earth で 3D で 見 るなど や りたくてもできなかった 授 業 が 実 現 できるツールを 我 々 教 員 は 手 に 入 れたのです さらに ICT の 導 入 は これま での 閉 じた 教 室 で 授 業 を 行 うという 学 校 教 育 の 在 り 方 を 変 え 授 業 計 画 の 共 有 外 部 や 生 徒 の 評 価 の 導 入 自 分 はどんな 教 育 をしたいのかを 省 察 する 契 機 になるなど 大 きな 教 育 改 革 につながっていくのではないでしょうか ( 日 髙 校 長 ) 所 在 地 : 千 葉 県 袖 ケ 浦 市 神 納 530 沿 革 :1976 年 全 日 制 普 通 科 高 校 として 開 校 2011 年 情 報 コミュニケーション 科 設 置 学 級 編 成 :[ 全 日 制 ] 普 通 科 1 学 年 6 7クラス 情 報 コミュニケーション 科 各 学 年 1クラス 生 徒 数 :895 名 ( 男 子 423 名 女 子 472 名 )2014 年 5 月 1 日 現 在 特 色 : 清 純 にして 若 々しい 地 域 青 少 年 の 憧 れの 学 園 づくりを 使 命 とし 地 域 の 中 堅 校 として 設 立 以 来 地 域 の 人 材 育 成 を 担 っ ている 部 活 動 加 入 率 は 85% 以 上 文 化 部 運 動 部 ともに 優 秀 な 成 績 を 収 めている 情 報 コミュニケーション 科 は 全 国 的 に 注 目 され 他 府 県 の 教 育 委 員 会 や 高 校 などからの 視 察 が 後 を 絶 たない 卒 業 生 の 進 路 :2014 年 3 月 卒 業 生 282 名 進 学 先 :4 年 制 大 学 101 名 短 期 大 学 19 名 専 門 学 校 87 名 就 職 57 名 その 他 18 名 千 葉 県 立 袖 ヶ 浦 高 等 学 校 ( 注 2)AR とは Augmented Reality の 略 で 拡 張 現 実 と 訳 される 現 実 の 環 境 に 視 覚 聴 覚 触 覚 などを 付 け 加 える 技 術 AR マーカーや 写 真 をデジ タルカメラで 撮 影 すると 動 画 が 流 れるのはこの 技 術 の1つ ( 注 3)Web のブラウザで Web ページの 編 集 を 行 えるシステム このシステムを 利 用 したサイトとしては フリー 百 科 事 典 の ウィキペディア が 有 名 38 Kawaijuku Guideline

16 高 校 の 取 り 組 み 事 例 3 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ 誰 もが 簡 単 に 作 成 使 用 できる 仕 組 みを 作 り 400 以 上 の 自 校 開 発 ICT 教 材 を 共 有 する 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 では 公 益 財 団 法 人 パナソニッ ク 教 育 財 団 の 実 践 研 究 助 成 ( 初 等 中 等 教 育 現 場 の 実 践 的 な 研 究 に 対 する 助 成 制 度 ) に 応 募 し 2012 年 度 ~ 2013 年 度 にわたり 研 究 助 成 を 受 けた 普 及 型 ICT 教 材 300 の 開 発 実 践 及 びデータベース 化 の 推 進 を 研 究 課 題 に 掲 げ この2 年 間 で ICT を 活 用 した 授 業 改 善 に 大 きな 成 果 を 上 げた 現 在 は 自 作 目 標 数 300 を 大 きく 上 回 る 400 余 りの ICT 教 材 ( 黒 板 に 投 影 する 教 材 や 配 布 するプリント)を 全 教 員 で 共 有 し 自 由 に 使 える 仕 組 みを 構 築 学 年 や 教 科 を 問 わず 毎 日 の 授 業 で 活 用 している ICT 教 材 普 及 の 推 進 役 を 担 った 前 田 毅 先 生 ( 進 路 部 長 数 学 科 )に 2 年 間 の 成 果 と 日 々の 実 践 の 様 子 を 伺 った 誰 でも 簡 単 に 作 成 し 使 用 できる 体 制 を 構 築 し 教 員 全 員 の 財 産 にする 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 は 2012 年 度 からパナソニック 教 育 財 団 の 助 成 を 受 け ICT 教 材 の 開 発 とデータベース 化 を 進 めてきた 助 成 を 申 請 した 当 時 の 状 況 を 前 田 先 生 は 次 のように 振 り 返 る 私 は 以 前 から 授 業 のマンネリ 化 を 防 ぐため 生 徒 の 興 味 関 心 をひきつける 授 業 を 模 索 してきました その 中 で ICT の 活 用 も 試 み 例 えば 二 次 関 数 の 授 業 において スクリーンにグラフを 映 し 関 数 に 代 入 する 値 を 変 えれ ばグラフが 変 わる 様 子 を 示 すなどの 工 夫 を 行 ったことも あります しかし 年 に 数 回 限 られた 分 野 について コンピュータ 教 室 など 特 別 な 場 所 で 行 うに 留 まり 機 器 の 扱 いにも 課 題 がありました そこで ICT を 使 った 授 業 改 善 について 長 年 研 究 してきたパナソニック 教 育 財 団 の 知 見 から 学 びたいと 考 えました また 研 究 指 定 を 受 けることをきっかけに 教 員 全 員 で 問 題 意 識 を 共 有 し 授 業 改 善 に 結 び 付 けたいと 考 え 学 校 全 体 の 取 り 組 みと して 助 成 制 度 に 応 募 したのです 近 年 電 子 黒 板 やデジタル 教 科 書 などを 使 って 授 業 を 行 う 学 校 も 増 えてきたが ICT スキルが 高 い 一 部 の 教 員 の 取 り 組 みである 場 合 も 多 い それに 対 し 戸 畑 高 校 は ほぼ 全 ての 教 員 が ICT 教 材 を 作 成 もしくは 利 用 して 授 業 を 行 っている 点 が 大 きな 特 徴 である しかし 最 初 は ICT に 慣 れていない 教 員 苦 手 意 識 を 持 つ 教 員 も 多 かっ た そこで 前 田 先 生 は 誰 でも 簡 単 に 利 用 できるように 工 夫 し とにかく やってみよう と 思 えるような 環 境 を 整 え 全 校 での 取 り 組 みに 発 展 させてきた 教 員 への 呼 びかけとデータベースの 開 発 により ICT 教 材 の 作 成 共 有 を 促 す 戸 畑 高 校 が ICT 教 材 の 開 発 を 進 める 目 的 の 一 つは 教 材 を 互 いに 参 照 することで 授 業 を 改 善 することである そのため 作 成 した 教 材 は 校 内 サーバー 内 のデータベー ス MATE_NAVI で 共 有 することとした データベースの 開 発 にあたっては 教 材 を 簡 単 に 登 録 でき かつ 使 用 したい 教 材 を 簡 単 に 検 索 できることを 主 眼 に 置 いた これらが 煩 雑 だと 各 自 のパソコンや USB メモリ 等 の 記 録 媒 体 などに 保 存 する 教 員 も 出 てきてしま い 共 有 が 進 まなくなるからだ 当 初 は どのような 教 材 を 作 れば 良 いかわからない と 悩 む 教 員 も 多 かったが このデータベースによって 他 の 教 員 が 作 成 した 教 材 も 手 軽 に 利 用 できるようにした ことで 全 教 員 が 取 り 組 めるようになったという ICT 教 材 は 自 作 にこだわった 生 徒 の 学 習 状 況 を 知 っ ている 教 員 が 現 状 を 把 握 しながら 作 成 し 授 業 に 活 用 することが 重 要 だと 考 えたからだ ICT 教 材 というと 教 科 書 会 社 等 が 提 供 するような 完 成 度 の 高 いものを 想 像 しがちですが 質 が 低 くても 良 いので 作 ってみて 共 有 しようと 呼 びかけました ハー ドルを 下 げることで まずは 多 くの 先 生 に 試 みてもらい たかったからです 教 材 の 質 は 共 有 し 互 いに 参 考 にし あう 中 で 高 めてゆけばよいと 考 えました ( 前 田 先 生 ) 教 材 の 作 り 方 や ICT 機 器 の 使 い 方 などの 研 修 も 行 った が 実 践 研 究 を 始 めて 半 年 間 は 取 り 組 む 教 員 も 多 くな かった しかし 英 語 科 の 大 山 文 子 先 生 が ICT 教 材 に 関 心 を 持 ったことをきっかけに 急 速 に 実 践 が 広 まった 大 山 先 生 は 教 科 書 の 英 文 に 文 構 造 や 日 本 語 訳 などを 書 き 加 えて 説 明 する 授 業 を 行 うため 以 前 は 授 業 が 始 ま る 前 に 教 室 に 行 き 黒 板 にその 日 扱 う 単 元 の 英 文 を 板 書 Kawaijuku Guideline

17 していた しかし 英 文 をデジタル 化 し プロジェクタ ーで 黒 板 に 映 すことで 板 書 の 時 間 が 大 幅 に 短 縮 された そうした 利 点 を 他 の 教 員 にも 紹 介 したことで 英 語 科 を 中 心 に 活 用 されるようになった 利 用 を 望 まない 先 生 には 無 理 に 呼 びかけなかったが 他 の 教 科 でも 板 書 の 時 間 が 短 縮 できる 生 徒 の 理 解 力 が 向 上 する 授 業 が 早 く 進 む など ICT 教 材 の 良 さを 実 感 する 教 員 が 増 えていった ICT 教 材 は パソコンにつないだプロジェクターから 黒 板 に 貼 り 付 けるスクリーン(インタラクティブパネル) もしくは 黒 板 に 映 して 使 っている 必 要 な 機 材 は 多 いが これらを1セットにしてワゴン(IT カート)にまとめる とともに 校 舎 の 各 階 に5 台 程 度 ずつ 配 置 するなど 移 動 しやすいように 工 夫 した< 写 真 > 現 在 では 15 セッ トのほぼすべてが 毎 時 間 どこかの 教 室 で 使 われている という 教 科 に 応 じてさまざまに 活 用 授 業 が 変 わる!と 実 感 する それでは ICT 教 材 が 実 際 に 授 業 でどのように 使 用 さ れているか 代 表 的 な 例 をいくつか 取 り 上 げてみよう 例 1 3 年 生 英 語 なお 英 文 の 全 文 は 生 徒 にあらかじめ 配 布 する 授 業 プリントにも 印 刷 している 黒 板 に 映 す 教 材 と 手 元 のプ リントが 連 動 することで 生 徒 にとってもノートが 取 り やすくなり 理 解 度 も 高 まっているそうだ 例 2 2 年 生 数 学 問 題 文 を power point に 取 り 込 み スクリーンに 投 影 しながら 解 説 している スクリーンは ホワイトボード のように 書 き 込 むことができる 以 前 の 数 学 の 授 業 では 時 間 の 短 縮 や 黒 板 のスペース などの 理 由 から 問 題 文 を 板 書 することは 少 なく 生 徒 は 教 科 書 を 参 照 しながら 黒 板 の 解 説 を 見 ていた しかし 問 題 文 と 板 書 は 同 時 に 見 たほうが 理 解 しやすいため こ のような 活 用 に 手 ごたえを 感 じているそうだ また 手 元 の 教 科 書 を 見 ながらの 授 業 の 場 合 生 徒 の 目 線 が 下 がるため 生 徒 が 理 解 しているのか どこを 疑 問 に 思 っているのか わかりにくい ICT 教 材 を 活 用 す ることで 必 然 的 に 顔 が 上 がるため 教 員 も 生 徒 の 理 解 状 況 を 確 認 しながら 授 業 が 展 開 できるという 例 3 3 年 生 数 学 教 科 書 の 英 文 を dbook という e- 教 材 作 成 ソフトで 取 り 込 み 説 明 したい 箇 所 を 黒 板 に 投 影 する 教 員 は 映 し 出 された 英 文 にチョークで 線 を 引 いたり コメントを 書 き 込 んだりする 代 名 詞 が 何 を 指 しているか 黒 板 に 投 影 された 英 文 に 直 接 線 を 引 き 矢 印 で 結 びつけるなど 論 理 構 成 を 視 覚 的 に 説 明 できる この 方 法 は 文 構 造 の 理 解 などを 中 心 とする 英 語 現 代 文 古 典 などで 利 用 されている 板 書 の 時 間 が 大 幅 に 減 って 授 業 進 度 が 速 まり 生 徒 に 考 えさせる 時 間 を 多 く とることができるようになったそうだ 問 題 の 解 説 を PDF 化 し スクリーンに 映 している 教 員 は 手 元 の ipad を 使 って 生 徒 に 注 目 してほしい 部 分 を 拡 大 したりしながら 解 法 の 手 順 を 説 明 している 前 を 見 て! や ここに 注 目! という 言 葉 をかけるだけに 40 Kawaijuku Guideline

18 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ < 写 真 > IT カート 比 べて 生 徒 の 視 線 の 移 動 も 促 せるため 学 習 内 容 を 強 調 しやすいそうだ 他 の 科 目 でも 画 像 や 動 画 を 見 せるなど さまざまな 活 用 がなされている 例 えば 生 物 の 授 業 では 人 体 構 造 の 画 像 を 黒 板 に 映 したり 赤 血 球 の 働 きを 動 画 で 示 した りした 板 書 で 指 導 する 場 合 は 精 密 な 図 を 描 くには 相 当 な 技 術 を 要 する 上 に 動 きを 表 現 することも 難 しい これらを ICT 教 材 の 導 入 によって 解 消 したのだ なお 戸 畑 高 校 では 公 開 授 業 や 指 導 主 事 を 招 いた 研 究 授 業 を 行 うとともに 授 業 見 学 にも 積 極 的 に 応 じるな ど さまざまな 機 会 を 利 用 して ICT 教 材 を 使 用 した 授 業 を 公 開 してきた そして 見 学 した 先 生 たちの 意 見 など も 参 考 に 授 業 改 善 に 生 かしてきたそうだ ICT 教 材 を 使 う 目 的 を 明 確 に 意 識 することが 教 員 一 人 ひとりに 求 められる 生 徒 の 学 力 の 変 化 などは 検 証 中 だが 普 及 型 ICT 教 材 開 発 の 成 果 として 前 田 先 生 は 教 員 同 士 で 話 し 合 う 機 会 が 増 えたことを 挙 げる 自 分 で 作 った 教 材 の 紹 介 や より 効 果 的 な 作 り 方 のアドバイス 教 材 を 使 った 授 業 の 進 め 方 の 相 談 やアイデアの 出 し 合 いなどが 盛 んになり 教 材 の 数 が 充 実 するだけでなく 授 業 の 質 も 向 上 してき ているそうだ 他 の 教 員 がどうやって 授 業 しているか 関 心 を 持 つよう になったことで 孤 独 に 授 業 しているのではないという 安 心 感 を 持 ち 情 報 交 換 が 活 発 になっているようです ( 前 田 先 生 ) 現 在 戸 畑 高 校 のほぼ 全 ての 教 員 が ICT 教 材 を 作 成 ま たは 利 用 した 経 験 を 持 ち 取 り 組 みは 根 付 きつつある 今 後 の 課 題 は 生 徒 の 状 況 や 教 科 特 性 に 合 わせて どの 単 元 で どのように 使 うかなど 使 用 者 がさまざまな 選 択 をしながら 効 果 的 な 利 用 方 法 と 教 材 の 開 発 を 進 めること である ICT は 道 具 であり 万 能 ではありません 使 用 者 が 明 確 な 目 的 意 識 を 持 たないと 効 果 を 発 揮 しないでしょ う どんなに 設 備 投 資 をして 高 い 到 達 点 を 設 定 しても 現 場 の 状 況 に 合 わなければ 長 続 きしません どのように 使 いたいのかをイメージし まずは 自 分 たちでできるこ とから 進 めていくことが 重 要 なのです ( 前 田 先 生 ) 現 在 ICT の 活 用 は 授 業 中 の 教 員 による 使 用 が 中 心 で あるが 今 後 は 生 徒 による 利 用 や 教 科 外 での 活 用 も 視 野 に 入 れている 昨 年 学 校 ホームページから 生 徒 が 教 材 をダウンロー ドできる 環 境 を 整 えました 各 教 科 の 問 題 演 習 用 のプリ ントや 入 試 問 題 英 語 の 自 宅 学 習 用 の 音 源 などをアップ し 生 徒 が 自 宅 のパソコンでダウンロードできるように しています 今 後 は タブレット 端 末 を 生 徒 に 持 たせて 活 用 する 実 践 も 行 ってみたいと 考 えています さらに 進 路 指 導 などさまざまな 場 面 での 活 用 も 視 野 に 入 れてい ますし エースプログラム ( 総 合 的 な 学 習 の 時 間 )な どで 生 徒 がプレゼンテーションする 機 会 を 増 やすなど さらに 取 り 組 みを 改 善 していく 予 定 です ( 前 田 先 生 ) 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 所 在 地 : 北 九 州 市 戸 畑 区 夜 宮 沿 革 :1936 年 福 岡 県 立 戸 畑 中 学 校 開 校 1948 年 学 制 改 革 により 福 岡 県 立 戸 畑 高 等 学 校 へ ( 男 女 共 学 ) 学 級 編 成 :[ 全 日 制 ] 普 通 科 各 学 年 6クラス 生 徒 数 :709 名 ( 男 子 334 名 女 子 375 名 )2014 年 5 月 現 在 特 色 : 校 訓 は 自 主 調 和 旧 制 中 学 からの 歴 史 を 持 つ 進 学 校 である 5 階 建 て 校 舎 は 明 るく 開 放 的 生 徒 の 自 主 性 を 重 ん じる 校 風 があり 戸 高 3 大 行 事 ( 文 化 祭 体 育 大 会 予 餞 会 )は 生 徒 会 が 中 心 となって 行 われる 部 活 動 が 盛 んで 野 球 部 は 甲 子 園 への 出 場 経 験 もある 強 豪 水 泳 部 陸 上 部 弓 道 部 もイン ターハイへの 出 場 実 績 を 持 つ 文 化 部 では 書 道 部 放 送 部 な どが 全 国 大 会 に 進 んでいる 卒 業 生 の 進 路 :2014 年 3 月 卒 業 生 237 名 進 学 先 :4 年 制 大 学 208 名 合 格 者 の 内 訳 ( 現 役 生 延 数 ): 国 公 立 大 学 ( 大 学 校 含 )123 名 私 立 大 学 184 名 Kawaijuku Guideline

19 高 校 の 取 り 組 み 事 例 4 普 段 の 授 業 を 撮 影 した 動 画 を 蓄 積 し 生 徒 の 個 別 学 習 協 働 学 習 授 業 改 善 に 活 用 する 東 北 学 院 高 等 学 校 東 北 学 院 高 等 学 校 の 名 越 幸 生 先 生 ( 物 理 )は 自 分 の 授 業 を 動 画 で 撮 影 し 生 徒 が 視 聴 できるようにしている 反 転 授 業 をめざして 始 めた 試 みであるが 現 在 は 苦 手 な 生 徒 がわからない 個 所 の 復 習 に 役 立 てたり 先 に 進 み たい 生 徒 が 予 習 に 使 ったりすることで 早 い 時 期 での 苦 手 意 識 の 回 避 個 人 の 学 力 と 理 解 の 速 度 に 沿 った 個 別 学 習 に 目 標 を 置 いた 取 り 組 みを 進 めている さらに 動 画 を 使 った 生 徒 同 士 の 教 え 合 いに 発 展 したり 映 像 が 残 るこ とで 教 員 の 振 り 返 りと 授 業 改 善 へ 結 びついたりする 可 能 性 も 感 じている 注 目 されるのは 日 々の 授 業 を 生 かし 誰 でも 簡 単 に 撮 影 できる 方 法 で 授 業 動 画 を 作 成 している 点 である その 方 策 と 効 果 を 名 越 先 生 に 伺 った 部 分 の Stairs を 配 布 し 解 かせているが 早 く 予 習 を 進 めたい 生 徒 には 先 の 単 元 のプリントを 渡 している 中 には 6 週 名 越 幸 生 先 生 先 の 単 元 を 予 習 している 生 徒 もいるという 物 理 が 苦 手 な 生 徒 は どこがわからないのか Stairs で 確 認 して から 質 問 するよう 伝 えている 名 越 先 生 の 授 業 は 大 きく 教 科 書 の 説 明 と Stairs の 解 説 生 徒 の 問 題 演 習 や 教 え 合 いの 時 間 からなる そ して 授 業 動 画 は 教 科 書 と Stairs の 部 分 を 撮 影 して 作 成 している 物 理 が 苦 手 な 生 徒 にわかる 喜 びを 教 えたい その 一 念 が ICT 利 用 に 結 びつく 名 越 先 生 は 教 室 で 全 員 が 一 緒 に 学 ぶ 授 業 形 態 に 以 前 からジレンマを 感 じていた 物 理 が 得 意 な 生 徒 は 授 業 を 先 取 りして 勉 強 したいと 考 える 一 方 で 内 容 を 理 解 しき れず 物 理 嫌 いになる 生 徒 もいる 理 解 の 早 さは 生 徒 個 々 によって 違 うにもかかわらず 授 業 はある 一 定 の 速 度 で 進 めなければならない そうした 一 斉 授 業 の 限 界 はやむ を 得 ないと 思 いながらも 名 越 先 生 はその 突 破 口 を 探 し ていた 加 えて 部 活 動 の 大 会 や 病 気 等 で 欠 席 する 生 徒 もおり 個 別 の 事 情 に 応 えられない 心 苦 しさもずっと 抱 えていた 生 徒 一 人 ひとりに 合 った 物 理 の 指 導 を 以 前 から 模 索 していました 身 の 回 りにある 機 器 を 活 用 すれば 私 も 生 徒 も 限 られた 時 間 の 中 で あまり 手 間 をかけることな く 学 びの 質 を 高 められると 感 じました そして 当 時 か ら 利 用 していた Stairs に ICT の 力 を 加 えたのです と 名 越 先 生 は 振 り 返 る Stairs とは 名 越 先 生 の 自 作 問 題 集 だ 生 徒 へのア ンケートや 数 々の 大 学 入 試 問 題 に 基 づいて 生 徒 がつま ずきやすい 分 野 を 中 心 に 100 題 を 厳 選 し プリント1 枚 につき1~2 題 を 印 刷 この 100 項 目 さえマスターすれ ば 高 校 物 理 は 大 丈 夫 という 指 針 を 示 している 生 徒 には 基 本 的 に 授 業 進 度 に 従 って 教 科 書 の 該 当 動 画 を 使 った 教 育 実 践 の 秘 訣 は 気 軽 に 手 軽 に 自 分 の 授 業 を 撮 影 することから 名 越 先 生 が 授 業 動 画 の 作 成 を 始 めたのは 2012 年 12 月 からである 当 時 は 動 画 作 成 の 経 験 がほとんどなかっ たため どのような 機 材 を 使 ってどのように 作 成 するか 作 った 動 画 をどのように 利 用 するか 著 作 権 への 対 応 は どうするかなど さまざまな 課 題 が 浮 かんだ 試 行 錯 誤 をする 中 で 名 越 先 生 自 身 が 取 り 組 みを 長 続 きさせるた めにも 作 成 や 利 用 が 煩 雑 なものであってはならないと 思 い 至 り 普 段 から 教 室 で 行 っている 授 業 を 撮 影 するこ とにした 最 も 大 きな 課 題 は どのような 動 画 にするか だった 予 備 校 等 が 作 成 する 授 業 動 画 などもあるが 生 徒 に 聞 い てみると 知 っている 先 生 が 授 業 をしている 動 画 の 方 が 良 いという 意 見 が 出 た 教 える 教 わる の 信 頼 関 係 が 成 り 立 っている 教 科 担 任 だからこそ 生 徒 も 理 解 しやす く 継 続 的 に 利 用 するようになるのである 自 信 を 得 た 名 越 先 生 は 自 分 の 授 業 の 撮 影 を 始 めた 動 画 を 作 成 した 当 初 は なるべく 多 くの 生 徒 に 見 ても らいたいと 考 えていたが 現 在 は 全 員 が 視 聴 する 必 要 はない と 割 り 切 っている かつて 作 成 した 動 画 を 全 員 に 見 せたことが1 度 だけ あるのですが その1 回 だけで 止 めました 見 る 必 要 の ある 生 徒 とそうでない 生 徒 がいることに 気 づいたからで 42 Kawaijuku Guideline

20 変 わる 高 校 教 育 第 2 回 ICTの 導 入 で 変 わる 学 び ~タブレット 端 末 電 子 黒 板 デジタル 教 材 を 中 心 に~ す 教 科 書 で 学 習 できる 生 徒 や 内 容 を 理 解 している 生 徒 は 貴 重 な 時 間 を 割 いて 視 聴 する 必 要 はないのです 撮 影 を 始 めた 当 初 は 動 画 を 授 業 同 等 の 事 前 学 習 とし て 生 徒 に 見 させて 授 業 中 は 発 展 的 な 内 容 を 扱 ったり 協 働 的 な 学 びなどを 行 ったりする 反 転 授 業 に 使 おうと 考 えていた しかし 得 意 な 生 徒 の 先 取 り 学 習 や 苦 手 な 生 徒 の 復 習 に 活 用 するほうが 有 効 と 考 え 自 分 のペー スで 再 度 学 べるツール と 位 置 付 けて 活 用 している < 写 真 1> 撮 影 用 機 材 生 徒 の 手 を 借 り 普 段 の 授 業 を 録 画 する それでは 現 在 名 越 先 生 が 実 践 している 授 業 動 画 の 作 成 と 利 用 方 法 を 紹 介 しよう 使 用 する 機 材 は 動 画 も 撮 影 できる 自 前 のデジタルカ メラとそれを 固 定 するための 三 脚 と 延 長 コードのみで ある< 写 真 1> カメラは 最 前 列 の 中 央 付 近 の 机 の 上 に 設 置 生 徒 に 録 画 スイッチの ON OFF と 撮 影 範 囲 の 調 整 を 依 頼 する 板 書 は 黒 板 を2~3 分 割 して 行 い 板 書 の 位 置 が 次 の 面 に 移 ったらカメラを 生 徒 に 動 かしてもらう この 位 置 で あれば 黒 板 と 名 越 先 生 の 姿 が 一 緒 に 映 るためちょうど 良 く また 機 材 はコンパクトであるため 机 上 に 置 いて も 授 業 を 受 ける 生 徒 の 邪 魔 にはならないという 撮 影 する 部 分 は 実 験 授 業 解 説 あるいは Stairs の 解 法 をする 名 越 先 生 の 姿 と 板 書 である< 写 真 2> 後 から 動 画 で 見 直 すことで わからなかった 箇 所 がわかる ようになる 内 容 だけを 撮 影 することに 決 めた いずれ も 10 分 程 度 教 科 書 を 読 む 時 間 生 徒 が 問 題 を 解 く 時 間 などは 録 画 しない 板 書 や 説 明 が 終 わった 時 点 で 生 徒 に 指 示 して 録 画 を 止 めてもらっている 撮 影 した 動 画 は 名 越 先 生 のパソコンに 保 存 著 作 権 等 の 問 題 があるため 動 画 はインターネットにアップせず 希 望 する 生 徒 に USB メモリーや DVD に 入 れて 渡 し 自 宅 で 見 る もしくは 放 課 後 等 に 学 校 のコンピュータ 教 室 で 見 るようにルールを 作 った 今 年 度 からは 非 公 開 SNS ( 注 ) にアップし 生 徒 が 個 別 にアクセスし スマートフォン や 自 宅 のパソコンで 視 聴 できるようにした SNS を 導 入 した 当 初 は 動 画 のファイル 形 式 の 問 題 で 閲 覧 に 時 間 がかかったり アクセスが 集 中 してサーバ ーがダウンしたりといった 問 題 も 生 じましたが パソコ ンや 通 信 ネットワークに 詳 しい 生 徒 のアイデアなども 取 < 写 真 2> 授 業 動 画 イメージ り 入 れながら 改 善 しました と 生 徒 の 意 見 も 聞 きながら 使 い 勝 手 のいい 方 法 を 見 つけていった 教 員 が 行 うことは 撮 影 の 指 示 と 動 画 の 整 理 貸 し 出 しなどだけであり 作 成 の 負 担 が 少 ない 上 に 生 徒 にと っても 利 用 が 簡 単 であるため 長 く 続 けることも 可 能 な 点 が 名 越 先 生 の 取 り 組 みの 特 長 である 動 画 が 個 別 学 習 とともに 生 徒 同 士 の 教 え 合 いを 促 し 以 前 は 対 応 できなかった 生 徒 の 要 望 にも 応 えられる こうして 撮 影 した 動 画 は 放 課 後 の 課 外 授 業 で 活 用 し ている 現 在 は 希 望 する2 3 年 生 を 集 め コンピュ ータ 教 室 で 動 画 を 見 させている 課 外 学 習 に 参 加 する 目 的 は 授 業 のわからなかった 部 分 をもう 一 度 見 たい 予 習 で 勉 強 した Stairs の 答 えを 知 りたい など 生 徒 に よって 異 なる そのため 複 数 の 授 業 動 画 を 用 意 し 生 徒 の 希 望 に 応 じて 視 聴 できるようにしている 以 前 の 課 外 授 業 は 授 業 の 復 習 入 試 問 題 対 策 など 一 つの テーマで 行 っていたが 動 画 を 活 用 することで いろい ろな 生 徒 に 一 度 に 対 応 できるようになったのだ ( 注 )SNS ソーシャル ネットワーキング サービスの 略 インターネット 上 の 交 流 を 通 じて 社 会 的 ネットワークを 作 るサービスのこと Facebook Twitter LINE mixi GREE などが 代 表 的 Kawaijuku Guideline

21 < 写 真 3> 動 画 を 使 った 教 え 合 いの 様 子 < 写 真 4> 課 外 授 業 の 指 導 の 様 子 視 聴 の 様 子 を 見 ていると わかる 個 所 を 倍 速 で 飛 ばす 生 徒 もいれば 戻 って 同 じ 個 所 を 何 度 も 見 ている 生 徒 も おり 自 分 のペースで 学 ぶことが 可 能 になっている 個 別 学 習 が 基 本 ではあるが 課 外 授 業 をしていると 隣 に 座 った 生 徒 同 士 で わからない 点 を 聞 きあったり 友 達 の 画 面 をのぞき 込 んで 説 明 を 加 えたりと 教 え 合 い を 始 める 生 徒 も 出 てきた< 写 真 3> 当 初 このような 使 い 方 は 想 定 していなかったが 人 に 教 えることは 理 解 を 深 めることにつながる そこで 最 近 は 友 達 同 士 で 一 緒 に 動 画 を 見 ることを 推 奨 している 課 外 授 業 中 名 越 先 生 はコンピュータ 室 内 を 巡 回 し 生 徒 の 質 問 に 答 えたり< 写 真 4> 生 徒 同 士 の 教 え 合 い の 内 容 が 正 しいかどうかを 確 認 したりしている 私 がすべてを 説 明 するよりも 友 達 と 教 え 合 う 方 が 理 解 は 深 まりますし その 内 容 を 私 が その 通 り! と 承 認 することで 教 え 役 になった 生 徒 も 自 信 を 持 てます 取 り 組 みの 成 果 の 一 つとして 名 越 先 生 はこれまでは 対 応 しきれなかった 生 徒 の 要 望 に 応 えられるようになっ たことを 挙 げる 動 画 を 残 しておけば 長 期 欠 席 をして いた 生 徒 や 不 登 校 の 生 徒 も 見 ることができるし 部 活 動 を 引 退 した3 年 生 が 夏 休 みにまとめて 復 習 するときにも 使 える さらに 大 学 受 験 で 課 されるが 学 校 で 物 理 の 授 業 を 受 講 できない 生 徒 の 学 習 にも 使 える 以 前 はこうし た 生 徒 の 質 問 に 答 えきれず 申 し 訳 ない と 思 っていたが 動 画 を 使 うことで 対 応 できるようになったという 授 業 や 課 外 講 習 では 得 られないタイミングで 生 徒 達 が わかった! と 声 を 上 げます 私 が 一 生 懸 命 に 説 明 することがなくとも 動 画 で 学 びを 終 えていて 私 と 生 徒 達 との 双 方 にメリットを 感 じられる 実 践 になっているの ではないかと 思 います このように 名 越 先 生 の 授 業 動 画 活 用 の 実 践 は 手 間 が 少 ないが 恥 ずかしい 撮 影 するほどのものでもない など 自 分 の 授 業 をビデオで 撮 影 することに 抵 抗 感 を 感 じる 教 員 は 多 い 授 業 動 画 というと インターネット 上 で 不 特 定 多 数 の 人 が 見 るものをイメージしがちですが 教 え 子 だけが 見 ると 思 えば 気 楽 にできるはずです 自 身 の 授 業 の 振 り 返 りにもなりますし まずは 撮 影 してみることをお 勧 めし ます 最 後 に ICT の 魅 力 は これまで 教 員 ができなか った 部 分 を 肩 代 わりしてもらえることだと 思 っています 私 の 場 合 は 生 徒 への 個 別 対 応 ですが 現 在 の 授 業 に 日 頃 感 じる 課 題 が 何 かあれば 活 用 できそうな 部 分 の 改 善 に 無 理 のない 範 囲 で 使 ってみると 良 いでしょう 東 北 学 院 高 等 学 校 所 在 地 : 仙 台 市 宮 城 野 区 小 鶴 字 高 野 沿 革 :1886 年 仙 台 神 学 校 創 立 1891 年 校 名 を 東 北 学 院 に 改 称 学 級 編 成 :[ 全 日 制 ] 普 通 科 1 学 年 10 ~ 11 クラス 生 徒 数 : 男 子 1,134 名 2014 年 5 月 1 日 現 在 特 色 :キリスト 教 主 義 (プロテスタント)の 中 高 一 貫 教 育 を 進 める 男 子 校 教 育 目 的 は キリスト 教 的 人 格 の 陶 冶 学 校 標 語 に LIFE LIGHT LOVE の 頭 文 字 をとった 3L 精 神 を 掲 げ ている 2005 年 からキャンパスを 現 在 地 に 移 転 した 東 京 ドー ム 約 2 個 分 の 広 大 な 敷 地 には 冷 暖 房 完 備 の 校 舎 礼 拝 堂 トレー ニングルームを 備 える 体 育 館 ナイター 設 備 と 雨 天 練 習 場 を 完 備 した 野 球 場 最 新 式 人 工 芝 を 敷 き 詰 めたサッカー 場 全 室 個 室 の 寄 宿 舎 天 文 台 も 備 わっている 多 くの 部 活 動 が 東 北 大 会 全 国 大 会 に 出 場 している 卒 業 生 の 進 路 :2014 年 3 月 卒 業 生 402 名 進 学 先 :4 年 制 大 学 296 名 合 格 者 の 内 訳 ( 現 役 生 延 数 ): 国 公 立 大 学 ( 大 学 校 含 )80 名 私 立 大 学 397 名 (うち 東 北 学 院 大 学 188 名 ) 44 Kawaijuku Guideline

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