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1 海 外 調 査 報 告 -107-

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3 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 フィリピン 訪 問 報 告 書 平 成 26 年 7 月 28 日 ~ 平 成 26 年 7 月 31 日 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 26 年 8 月 4 日 -109-

4 1. 訪 問 目 的 本 プロジェクトで 開 発 するグローバルITエンジニア 育 成 教 材 の 実 証 を 行 うにあたって フィリピンのマカティ 大 学 と 連 携 することとなった 連 携 するにあたり マカティ 大 学 へ プロジェクトの 目 的 内 容 を 説 明 し 連 携 への 正 式 な 合 意 を 得 る またマカティ 大 学 側 の 連 携 体 制 システム 開 発 環 境 を 確 認 する 更 に グローバルITエンジニア 育 成 カリキュラムの 正 式 授 業 化 を 見 越 して マカティ 大 学 との 永 続 的 な 連 携 関 係 を 構 築 する 2. 訪 問 日 程 平 成 26 年 7 月 28 日 移 動 日 平 成 26 年 7 月 29 日 University of Makati 平 成 26 年 7 月 30 日 University of Makati City of Makati 平 成 26 年 7 月 31 日 移 動 日 3. 訪 問 者 株 式 会 社 ユーコム ITソリューション 部 エキスパート 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 学 科 長 勤 桑 正 文 山 田 太 4. 現 地 コーディネーター 特 定 非 営 利 活 動 法 人 関 西 アジア 太 平 洋 共 生 機 構 大 類 晶 嗣 -110-

5 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 大 学 概 要 対 応 者 項 目 内 容 University of Makati J.P Rizal Ext. West Rembo, Makati City 第 1 部 7 月 29 日 9:00~12:00 第 2 部 7 月 30 日 11:00~13: 年 に 設 立 されたマカティ 市 の 市 立 大 学 である 以 下 の 学 部 を 擁 している COLLEGE OF ARTS,SCINCES AND EDUCATION(CASE) COLLEGE OF BUSINESS ADMINISTRATION(CBA) COLLEGE OF COMPUTER SCIENCE(CCS) COLLEGE OF GOVERNANCE & PUBLIC POLICY(CGPP) COLLEGE OF TECHNOLOGY MANAGEMENT(CTM) CENTER FOR PERFOMING AND DIGITAL ARTS(CEPDA) PHYSICAL EDUCATION,RECREATION,SPORTS&DANCE CENTER(PERSDC) COLLEGE OF NURSING(CON)/COLLEGE OF IMAGING SCIENCE 第 1 部 College of Business Administration Dean Dr. ELYXZUR C. RAMOS College of Computer Science Dean Prof. Antonio G. Maralit College of Computer Science Chair, Software Prof. Ma. Corason E. Benosa College Secretary Dr, Merlyn Paulmitan College of Computer Science Chairman/Head. Hardware Department Prof. Ana Charisma De Chavez College of Computer Science Instructor and Coordinator Community and Extension Services Prof. Alexander Pahayahay,. College of Computer Science Prof. Abel Bucad Director of MBA Prof Rolando B. Sinense 第 2 部 Director of MBA Prof Rolando B. Sinense -111-

6 訪 問 風 景 項 目 第 1 部 内 容 第 2 部 議 事 所 感 第 1 部 以 下 の 内 容 をマカティ 大 学 へ 説 明 した 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 の 紹 介 本 プロジェクト 全 体 の 説 明 マカティ 大 学 との 連 携 内 容 説 明 内 容 についての 質 疑 応 答 を 経 て 以 下 の 内 容 について 合 意 した 実 証 日 程 (10 月 ~12 月 ) 時 間 の 確 認 各 校 の 学 生 の 役 割 と 実 施 内 容 教 員 の 役 割 実 証 結 果 確 認 ミーティング 実 施 確 認 ( 日 本 :1 月 上 旬 ) 第 2 部 マカティ 大 学 副 学 長 を 表 敬 訪 問 し 今 回 のプロジェクト 参 加 へ の 謝 意 表 明 と 今 後 の 協 力 関 係 の 維 持 について 話 し 合 った また IT 学 科 の 授 業 風 景 と 設 備 の 見 学 を 行 った 昨 年 度 事 業 の 結 果 を 踏 まえ マカティ 大 学 の 日 本 側 への 期 待 の 高 さが 感 じられた 今 年 度 以 降 も 引 き 続 き 連 携 を 強 化 したい との 意 向 を 受 けた マカティ 大 学 とは 継 続 的 な 連 携 を 実 施 して いく -112-

7 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 対 応 者 訪 問 風 景 項 目 内 容 City of Makati JP Rizal st.,poblacion, Makati City 7 月 30 日 10:00~11:00 International Relations Department Joven G. Calamlam Jessica Prano 議 事 以 下 の 説 明 を 行 った 文 科 省 委 託 事 業 において マカティ 大 学 と 連 携 昨 年 度 文 科 省 委 託 事 業 の 内 容 と 成 果 継 続 した 連 携 の 実 施 所 感 マカティ 市 も 積 極 的 に 海 外 との 連 携 を 後 押 ししており 今 回 の 連 携 内 容 についても 非 常 に 興 味 を 持 っていただいた マカティ 大 学 だけではなく マカティ 市 を 含 めた 広 範 囲 の 連 携 事 業 も 可 能 である 以 上 -113-

8 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 インドネシア 訪 問 報 告 書 平 成 26 年 8 月 18 日 ~ 平 成 26 年 8 月 22 日 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 26 年 9 月 10 日 -114-

9 1. 訪 問 目 的 本 プロジェクトで 開 発 するグローバルITエンジニア 育 成 教 材 の 実 証 を 行 うにあたって インドネシアのダルマ プルサダ 大 学 と 連 携 することとなった 連 携 するにあたり ダル マ プルサダ 大 学 へプロジェクトの 目 的 内 容 を 説 明 し 連 携 への 正 式 な 合 意 を 得 る ま たマカティ 大 学 側 の 連 携 体 制 システム 開 発 環 境 を 確 認 する また インドネシアの 職 業 訓 練 IT 業 界 事 業 の 視 察 調 査 を 行 う 2. 訪 問 日 程 平 成 26 年 8 月 18 日 移 動 日 平 成 26 年 8 月 19 日 Darma Persada University 平 成 26 年 8 月 20 日 Politeknik Manufaktur Astra 平 成 26 年 8 月 21 日 JAC Recruitment 一 般 財 団 法 人 海 外 産 業 人 材 育 成 協 会 平 成 26 年 8 月 22 日 移 動 日 3. 訪 問 者 株 式 会 社 アセアン ビズ コンサルタンツ 代 表 取 締 役 社 長 大 谷 秀 昭 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 学 科 長 山 田 太 -115-

10 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 大 学 概 要 項 目 内 容 Darma Persada University J1.Radin Inten Ⅱ,Pondok Kelapa Jakarta 8 月 19 日 14:00~16:00 PERSADA(インドネシア 元 日 本 留 学 生 協 会 )に 所 属 している 日 本 に 留 学 した 経 験 を 持 つインドネシアの 若 者 たちによって 1986 年 7 月 6 日 に 設 立 された 以 下 の 学 部 を 擁 している 文 学 部 工 学 部 海 洋 工 学 部 経 済 学 部 エネルギー( 大 学 院 ) 対 応 者 President Dr.Oloan P. Siahaan Vice President Dr. Eko Cahyono 国 際 産 学 官 民 連 携 推 進 センター 副 所 長 宇 田 直 史 氏 Dean Faculty of Engineering Ir.Agus Sun Sugiharto,MT Head Bureau of Marketing & Public Relations Nur Syamsiyah,ST.,MTI 訪 問 風 景 -116-

11 議 事 項 目 内 容 以 下 の 内 容 をダルマ プルサダ 大 学 へ 説 明 した 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 の 紹 介 本 プロジェクト 全 体 の 説 明 ダルマ プルサダ 大 学 との 連 携 内 容 説 明 内 容 についての 質 疑 応 答 を 経 て 以 下 の 内 容 について 合 意 した 実 証 日 程 (10 月 ~12 月 ) 時 間 の 確 認 各 校 の 学 生 の 役 割 と 実 施 内 容 教 員 の 役 割 実 証 結 果 確 認 ミーティング 実 施 確 認 ( 日 本 :1 月 上 旬 ) 所 感 元 々 日 本 留 学 経 験 者 が 設 立 した 大 学 であるため 日 本 に 対 す る 関 心 が 高 い 情 報 システム 学 科 には 400 名 の 学 生 が 在 籍 して おり 日 本 語 学 科 には 800 名 の 学 生 が 在 籍 している 昨 年 度 か らトリリンガル 教 育 (インドネシア 語 日 本 語 英 語 )が 始 ま っており 1,2 年 生 は 基 礎 語 学 授 業 (1 週 間 に 2 回 )を 受 ける 3 年 から 専 門 教 育 を 3 か 国 語 (インドネシア 語 英 語 日 本 語 ) で 行 う 今 回 のプロジェクトについても 積 極 的 な 参 加 の 意 志 を 示 しており 実 証 講 座 では 実 証 では 良 い 成 果 が 出 ることを 期 待 される -117-

12 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 組 織 概 要 対 応 者 訪 問 風 景 項 目 内 容 POLITEKNIK MANUFAKTUR ASTRA J1. Gaya Motor Raya No.8,Sunter Ⅱ Jakarta 8 月 20 日 14:00~16:30 傘 下 にトヨタ ダイハツ イスズ 等 の 自 動 車 製 造 販 売 合 弁 会 社 を 持 つアストラ 財 閥 がグループ 企 業 への 人 材 輩 出 のために 1995 年 に 設 立 した 職 業 訓 練 専 門 学 校 である DHARAM BHAKATI ASTRA FOUNDATION Chairman F.X. Sri Martono POLITEKNIK MANUFAKTUR ASTRA Dupty Director Tonny Pongoh Head of Student Affairs,Publec Relations & Alumini Dept. B.Hari Dwi Nugroho -118-

13 議 事 項 目 内 容 以 下 の 説 明 を 受 けた インドネシアの 高 等 教 育 制 度 について 卒 業 生 の 70%がアストラグループ 企 業 に 入 社 している カリキュラム 教 員 は 2 年 に 1 回 グループ 企 業 のレビューを 受 ける 教 員 は 2 週 間 程 度 のトレーニングや 3 か 月 程 度 のインターン シップや 2 年 程 度 の 大 学 留 学 を 行 っている 55 人 専 任 教 員 がいて 常 に 3~5 人 が 再 教 育 を 受 けている 非 常 勤 は 108 名 いる 57 名 はアストラグループ 3 年 次 の 1 年 間 のインターンシップが 全 員 に 義 務 付 けられて いる インターンシップ 終 了 時 に 卒 論 を 書 いて 学 校 企 業 が 評 価 する 就 職 卒 業 が 判 定 される 企 業 からは 学 生 数 以 上 の 受 け 入 れ 希 望 が 来 るが 厳 選 して 出 している この 学 校 を 出 ると 企 業 ではすぐにフォーマンになる 1 年 間 のインターンシップ 経 験 が 大 きい 転 科 留 年 はない 即 退 学 である 退 学 率 は 2~3%である 200 人 の 入 学 に 対 する 応 募 は 5000 人 である 学 生 の 年 齢 の 幅 は 大 きい 30 歳 の 学 生 もいる 会 社 から 再 教 育 のため 入 学 する 学 生 もいる IT エンジニアは 全 職 種 で 不 足 している IT 企 業 の 仕 事 の 90%は 国 内 企 業 向 けである 大 半 のエンジニアは 大 手 の 外 資 企 業 に 所 属 している 約 80% 国 内 企 業 は 海 外 の 大 手 ソフトのパッケージを 使 用 している.net の 勢 力 が 大 きい Java も 増 えている 開 発 は 企 業 基 幹 システムが 多 い 製 造 やユビキタス(パーベ イシブ コンピューティング) 分 野 は 進 んでいない モバイル コンピューティングは 始 まった 学 校 としては IT 分 野 の 教 員 が 少 ないので 育 成 していき たい 企 業 との 連 携 ニーズの 把 握 技 術 力 の 向 上 が 大 切 である -119-

14 所 感 項 目 内 容 企 業 グループ 内 の 専 門 学 校 であるため 色 々と 特 殊 な 面 がある が 2 年 間 の 教 育 1 年 間 のインターンシップは 教 育 システム として 魅 力 的 である インターンシップの 経 験 が 入 社 後 すぐに 上 位 職 に 付 ける 点 も 実 践 的 である 社 会 のニーズに 応 じた 人 材 育 成 が 行 われている 企 業 との 密 接 な 関 係 維 持 も 職 業 実 践 専 門 課 程 を 運 営 する 上 で 非 常 に 参 考 となった -120-

15 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 組 織 概 要 対 応 者 項 目 内 容 JAC Recruitment 19F Menara Cakrawala J1.MH.Thamrin No.9,Jakarta 8 月 21 日 13:30~15: 年 7 月 に 設 立 し 人 材 紹 介 エグゼクティブサーチ 事 業 のほか ビジネスネスセンター 部 門 アウトソーシング 部 門 に て 一 時 的 なマンパワーアウトソーシングサービスを 提 供 す る Director 小 林 千 絵 氏 Manager Andhika Hendyarto 訪 問 風 景 -121-

16 議 事 項 目 内 容 以 下 の 説 明 を 受 けた 企 業 への 人 材 紹 介 を 行 っている 日 系 企 業 向 けが 6 割 非 日 系 企 業 向 けが 4 割 となっている 学 生 はインターネットを 活 用 して 起 業 をして 経 験 を 積 み そ の 後 経 験 者 として 企 業 へ 就 職 する インドネシアでは 2 億 4 千 万 人 の 人 口 の 1 億 人 がインターネ ットを 利 用 している インターネットショッピングは 2%であ る これから 伸 びる 外 資 IBM 楽 天 住 友 商 事 富 士 通 NEC NTT リク ルートに 人 気 がある 大 学 進 学 率 は 全 国 で 10% 以 下 である ジャカルタは 40% 以 上 ではないか 大 学 はたくさんあるが 有 名 大 学 でないと 就 職 は 難 しい ビッグデータのデータ 分 析 のニーズが 高 くなっている IT 企 業 は 経 験 者 を 求 めている 日 系 企 業 が 求 めているのは 企 業 への 忠 誠 心 である 非 日 系 企 業 が 求 めているは 高 いスキルである 学 生 にとって 大 事 なのは 会 社 のブランドと 挑 戦 できること IT 企 業 での 仕 事 は ソフト 開 発 導 入 保 守 である 日 系 企 業 は 給 料 が 安 い 割 に 求 めることが 細 かいので 人 気 が 無 い 但 しきっちりとした 仕 事 をしたい 人 には 人 気 がある インドネシア 企 業 は 給 料 が 高 く 社 長 になるチャンスがある ため 人 気 がある 所 感 IT 産 業 が 製 造 金 融 等 の 他 産 業 とは 別 に 成 長 した 過 程 から 日 本 とは 異 なる 構 造 になっていると 推 測 される 日 系 企 業 向 け のITエンジニアは 特 に 不 足 している 点 から 日 系 企 業 向 けの ITエンジニアの 育 成 は ニーズが 高 いと 推 測 される -122-

17 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 組 織 概 要 対 応 者 項 目 内 容 一 般 社 団 法 人 海 外 産 業 人 材 育 成 協 会 ジャカルタ 事 務 所 Ghara Mandiri Bldg.3A foor J1.Iman Bonjol No.61,Jakarta 8 月 21 日 15:30~16:30 主 に 開 発 途 上 国 の 産 業 人 材 を 対 象 とした 研 修 および 専 門 家 派 遣 等 の 技 術 協 力 を 推 進 する 人 材 育 成 機 関 である Chief Representative Takuya Shimura 志 村 拓 也 氏 訪 問 風 景 議 事 以 下 の 説 明 を 受 けた インドネシア 地 元 企 業 で 日 本 人 向 けのインターンシップを 行 っている 期 間 は 9 月 ~2 月 である 言 語 指 導 1 か 月 渡 航 費 滞 在 費 100% 持 ち 今 度 映 像 関 係 の 会 社 で 日 本 人 がインターンシップを 行 う 所 感 インドネシア 企 業 での 日 本 社 員 のインターンシップの 実 施 は 富 山 県 のグローバルITエンジニア 育 成 の 社 会 へ 出 てからの 実 践 教 育 に 最 適 であると 考 えられる 以 上 -123-

18 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 フィリピン 訪 問 報 告 書 平 成 26 年 10 月 2 日 ~ 平 成 26 年 10 月 5 日 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 26 年 10 月 13 日 -124-

19 1. 訪 問 目 的 本 プロジェクトで 開 発 するグローバルITエンジニア 育 成 教 材 の 実 証 を 行 うにあたって フィリピンのマカティ 大 学 と 連 携 することとなった 連 携 するにあたり マカティ 大 学 へ の 実 証 講 座 内 容 の 説 明 参 加 メンバの 顔 合 せ 実 証 講 座 環 境 構 築 実 証 講 座 事 前 レクチャ ーを 実 施 し 実 証 講 座 開 始 前 の 準 備 を 行 う 2. 訪 問 日 程 平 成 26 年 10 月 2 日 移 動 日 平 成 26 年 10 月 3 日 University of Makati 平 成 26 年 10 月 4 日 移 動 日 平 成 26 年 10 月 5 日 移 動 日 3. 訪 問 者 株 式 会 社 ユーコム ITソリューション 部 エキスパート 勤 桑 正 文 有 限 会 社 ザ ライスマウンド 代 表 取 締 役 社 長 飯 塚 正 成 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 学 科 長 山 田 太 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 3 年 高 度 情 報 システム 学 科 林 翔 太 4. 現 地 コーディネーター 特 定 非 営 利 活 動 法 人 関 西 アジア 太 平 洋 共 生 機 構 大 類 晶 嗣 -125-

20 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 大 学 概 要 対 応 者 項 目 内 容 University of Makati J.P Rizal Ext. West Rembo, Makati City 10 月 3 日 9:00~16: 年 に 設 立 されたマカティ 市 の 市 立 大 学 である 以 下 の 学 部 を 擁 している COLLEGE OF ARTS,SCINCES AND EDUCATION(CASE) COLLEGE OF BUSINESS ADMINISTRATION(CBA) COLLEGE OF COMPUTER SCIENCE(CCS) COLLEGE OF GOVERNANCE & PUBLIC POLICY(CGPP) COLLEGE OF TECHNOLOGY MANAGEMENT(CTM) CENTER FOR PERFOMING AND DIGITAL ARTS(CEPDA) PHYSICAL EDUCATION,RECREATION,SPORTS&DANCE CENTER(PERSDC) COLLEGE OF NURSING(CON)/COLLEGE OF IMAGING SCIENCE College of Computer Science Dean Prof. Antonio G. Maralit College of Computer Science Chair, Software Prof. Ma. Corason E. Benosa 訪 問 風 景 -126-

21 議 事 所 感 項 目 内 容 (1) 全 体 ミーティング 以 下 の 内 容 をマカティ 大 学 へ 説 明 した 実 証 講 座 の 全 体 像 各 国 学 生 の 役 割 り 実 証 講 座 のスケジュール 説 明 内 容 についての 質 疑 応 答 を 経 て 内 容 について 合 意 した (2) 学 生 顔 合 せ 日 本 から 来 た 学 生 1 名 とフィリピンの 学 生 3 名 が 自 己 紹 介 等 を 行 い スカイプでの 日 本 とのミーティングに 備 えた スカイプを 使 用 して 日 本 の 学 生 3 名 と 自 己 紹 介 を 行 い 協 働 作 業 に 向 けた 認 識 合 わせを 行 った (3) 環 境 構 築 事 前 レクチャー 現 地 のパソコンに 必 要 なソフトウェアのインストール 設 定 を 行 った その 後 フィリピンの 学 生 へ 今 回 の 実 証 講 座 の 内 容 を 説 明 した 今 回 の 訪 問 で 必 要 な 環 境 人 員 は 事 前 に 用 意 されており 環 境 作 成 中 のトラブルにも 迅 速 に 対 応 してくれた またフィリピン の 学 生 の 意 欲 も 高 く 今 回 の 実 証 講 座 では 良 い 成 果 が 出 ると 期 待 される -127-

22 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 インドネシア 訪 問 報 告 書 平 成 26 年 10 月 26 日 ~ 平 成 26 年 10 月 29 日 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 26 年 11 月 12 日 -128-

23 1. 訪 問 目 的 本 プロジェクトで 開 発 するグローバルITエンジニア 育 成 教 材 の 実 証 を 行 うにあたって インドネシアのダルマ プルサダ 大 学 と 連 携 することとなった 連 携 するにあたり ダル マ プルサダ 大 学 への 実 証 講 座 内 容 の 説 明 参 加 メンバの 顔 合 せ 実 証 講 座 環 境 構 築 実 証 講 座 事 前 レクチャーを 実 施 し 実 証 講 座 開 始 前 の 準 備 を 行 う 2. 訪 問 日 程 平 成 26 年 10 月 26 日 移 動 日 平 成 26 年 10 月 27 日 Darma Persada University 平 成 26 年 10 月 28 日 Darma Persada University 移 動 日 平 成 26 年 10 月 29 日 移 動 日 3. 訪 問 者 株 式 会 社 ユーコム ITソリューション 部 エキスパート 有 限 会 社 ザ ライスマウンド 代 表 取 締 役 社 長 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 学 科 長 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 3 年 高 度 情 報 システム 学 科 株 式 会 社 アセアン ビズ コンサルタンツ 代 表 取 締 役 社 長 勤 桑 正 文 飯 塚 正 成 山 田 太 神 代 笙 乃 大 谷 秀 昭 -129-

24 訪 問 先 所 在 地 訪 問 日 時 大 学 概 要 対 応 者 項 目 内 容 Darma Persada University J1.Radin Inten Ⅱ,Pondok Kelapa Jakarta 第 一 部 10 月 27 日 9:00~16:00 第 二 部 10 月 28 日 9:00~12:00 PERSADA(インドネシア 元 日 本 留 学 生 協 会 )に 所 属 している 日 本 に 留 学 した 経 験 を 持 つインドネシアの 若 者 たちによって 1986 年 7 月 6 日 に 設 立 された 以 下 の 学 部 を 擁 している 文 学 部 工 学 部 海 洋 工 学 部 経 済 学 部 エネルギー( 大 学 院 ) Vice President Dr. Eko Cahyono 国 際 産 学 官 民 連 携 推 進 センター 副 所 長 宇 田 直 史 氏 Dean Faculty of Engineering Ir.Agus Sun Sugiharto,MT 訪 問 風 景 -130-

25 議 事 所 感 項 目 内 容 第 一 部 (1) 全 体 ミーティング 以 下 の 内 容 をダルマ プルサダ 大 学 へ 説 明 した 実 証 講 座 の 全 体 像 各 国 学 生 の 役 割 り 実 証 講 座 のスケジュール 説 明 内 容 についての 質 疑 応 答 を 経 て 内 容 について 合 意 した (2) 学 生 顔 合 せ 日 本 から 来 た 学 生 1 名 とインドネシアの 学 生 4 名 が 自 己 紹 介 等 を 行 い スカイプでの 日 本 とのミーティングに 備 えた スカイプを 使 用 して 日 本 の 学 生 3 名 と 自 己 紹 介 を 行 い 協 働 作 業 に 向 けた 認 識 合 わせを 行 った (3) 環 境 構 築 現 地 のパソコンに 必 要 なソフトウェアのインストール 設 定 を 行 った 第 二 部 (1) 事 前 レクチャー インドネシアの 学 生 へ 今 回 の 実 証 講 座 の 内 容 を 説 明 した フィリピン 同 様 に 全 面 的 な 協 力 を 得 ることが 出 来 た 本 プロジ ェクトに 対 する 期 待 の 高 さを 改 めて 感 じた しかしネットワー ク 環 境 が 悪 く パソコンの 設 定 に 想 定 以 上 の 時 間 が 掛 かった 実 証 講 座 においても ネットワーク 環 境 の 悪 さを 考 慮 に 入 れた 対 応 が 必 要 になる -131-

26 実 証 講 座 海 外 教 育 機 関 連 携 準 備 作 業 報 告 書 1. 目 的 実 証 講 座 の 仕 様 検 討 作 業 において 短 期 間 で 作 業 を 完 了 させるために 実 証 講 座 開 始 前 に 日 本 学 生 と 海 外 学 生 がスムーズにコミュニケーションを 取 ることが 出 来 る 環 境 を 作 る 2. 作 業 者 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 3 年 高 度 情 報 システム 学 科 林 翔 太 3. 作 業 日 時 平 成 26 年 10 月 3 日 10:00~14:00 4. 作 業 場 所 フィリピン マカティ 大 学 5. 作 業 内 容 (1) 対 象 者 マカティ 大 学 コンピュータサイエンス 学 部 学 生 Jackie Lou Borbe Galvan マカティ 大 学 コンピュータサイエンス 学 部 学 生 John Denver Saberon Diaz マカティ 大 学 コンピュータサイエンス 学 部 学 生 Michael Anthony Celeste Castro (2) 事 前 作 業 日 本 チームプロフィール 作 成 氏 名, 年 齢, 趣 味, 意 気 込 み 等 テレビ 会 議 の 導 入 と 事 前 準 備 アカウント 作 成 カメラ マイク 調 整 事 前 テスト (3) 現 地 作 業 時 間 10:00~13:00 内 容 プロフィール 作 成 今 までどんなプログラムを 作 ってきたか -132-

27 アンドロイドアプリ 開 発 の 経 験 は 質 疑 応 答 午 後 からの 流 れの 説 明 13:00~14:00 テレビ 会 議 接 続 の 準 備 カメラ マイク 調 整 デモテスト テレビ 会 議 で 日 本 チームとフィリピンチームの 話 し 合 い 日 本 チームの 紹 介 氏 名, 年 齢, 趣 味, 意 気 込 み 等 フィリピンチームの 紹 介 氏 名, 年 齢, 趣 味, 意 気 込 み 等 質 疑 応 答 今 までどんなプログラムを 作 ってきたか 学 校 で 学 んでいること Java 開 発 の 経 験 趣 味 を 詳 しく 好 きな 食 べ 物 嫌 いな 食 べ 物 フィリピンで 今 人 気 なこと 日 本 で 今 人 気 なこと (4) 作 業 風 景 -133-

28 6. 成 果 フィリピン 学 生 の 開 発 環 境 や 技 術 力 を 把 握 することができた また どのくらいの 時 間 を 協 働 開 発 に 使 えるのか どのように 開 発 を 進 めていきたいかなど フィリピン 学 生 のリ アルな 考 えを 知 ることが 出 来 た その 結 果 トラブルに 即 時 に 対 応 できる 関 係 を 構 築 することが 出 来 た 以 上 -134-

29 実 証 講 座 海 外 教 育 機 関 連 携 準 備 作 業 報 告 書 1. 目 的 実 証 講 座 の 仕 様 検 討 作 業 において 短 期 間 で 作 業 を 完 了 させるために 実 証 講 座 開 始 前 に 日 本 学 生 と 海 外 学 生 がスムーズにコミュニケーションを 取 ることが 出 来 る 環 境 を 作 る 2. 作 業 者 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 3 年 高 度 情 報 システム 学 科 神 代 笙 乃 3. 作 業 日 時 平 成 26 年 10 月 27 日 11:00~14:00 4. 作 業 場 所 インドネシア ダルマプルサダ 大 学 5. 作 業 内 容 (1) 対 象 者 ダルマプルサダ 大 学 M.Iqbal Dwisetiadani, ダルマプルサダ 大 学 Achmad Sayuti ダルマプルサダ 大 学 Haryo Nurprastowo (2) 事 前 作 業 日 本 とインドネシア テレビ 会 議 のための 環 境 設 定 インドネシア 語 であいさつと 自 己 紹 介 を 作 成 現 地 の 学 生 にヒアリングするプロフィール 記 入 用 紙 を 作 成 (3) 現 地 作 業 時 間 11:00~13:00 内 容 インドネシア 語 で 自 己 紹 介 インドネシアの 学 生 に 質 問 して プロフィールを 作 成 した またテレ ビ 会 議 でのコミュニケーションを 円 滑 にするために 日 本 に 来 てやり たいことなどを 聞 き 出 した -135-

30 13:00~14:00 テレビ 会 議 の 流 れをインドネシアの 学 生 に 伝 え 練 習 を 行 った 日 本 チームとインドネシアチームのテレビ 会 議 を 円 滑 に 進 めた (4) 作 業 風 景 6. 成 果 事 前 に 現 地 へ 訪 問 し 海 外 の 学 生 とコミュニケーションを 取 り 仲 を 深 めたことで お 互 いの 緊 張 をほぐし お 互 いの 検 証 プロジェクトに 対 する 意 識 づけができた そして 日 本 チームとインドネシアチームのテレビ 会 議 前 に しっかりテレビ 会 議 の 進 行 の 流 れを 段 取 りしていたことと インドネシアチームが 日 本 のチームに 伝 えたいことを 事 前 把 握 してい たため テレビ 会 議 中 は 日 本 チームにしっかりインドネシアチームの 思 いを 伝 えることが できた テレビ 会 議 を 通 じて 日 本 チームとインドネシアチームの 人 間 関 係 を 構 築 することがで きた 以 上 -136-

31 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 日 本 来 訪 報 告 書 平 成 27 年 1 月 18 日 ~ 平 成 27 年 1 月 22 日 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 27 年 1 月 27 日 -137-

32 1. 訪 問 目 的 11 月 から 12 月 にかけて 実 施 した 日 本 フィリピン インドネシア 合 同 の 実 証 講 座 の 結 果 の 報 告 を 行 うにあたって 実 証 講 座 に 参 加 した 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 マカティ 大 学 ダルマ プルサダ 大 学 の 学 生 が 一 堂 に 会 して 振 返 りや 成 果 について 意 見 の 交 換 を 行 う 出 された 意 見 は 教 材 へフィードバックする 2. 訪 問 日 程 平 成 27 年 1 月 18 日 ~19 日 移 動 日 平 成 27 年 1 月 20 日 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 平 成 27 年 1 月 21 日 日 本 電 子 専 門 学 校 平 成 27 年 1 月 22 日 移 動 日 3. 来 日 者 (1)マカティ 大 学 (フィリピン) MA. CORAZON EJERCITO BENOSA 教 員 JACKIE LOU BORBE GALVAN 学 生 JOHN DENVER SABERON DIAZ 学 生 MICHAEL ANTHONY CELESTE CASTRO 学 生 (2)ダルマ プルサダ 大 学 (インドネシア) ADAM ARIF BUDIMAN 教 員 ACHMAD SAYUTI 学 生 HARYO NUR PRASTOWO 学 生 M. IQBAL DWISETIADI 学 生 -138-

33 項 目 内 容 訪 問 先 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 所 在 地 富 山 県 射 水 市 三 ケ 576 訪 問 日 時 1 月 20 日 14:30~17:30 対 応 者 学 校 法 人 浦 山 学 園 浦 山 哲 郎 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 山 田 太 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 頭 川 和 幸 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 清 水 大 樹 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 一 ノ 瀬 伊 通 子 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 田 中 夕 香 子 中 央 情 報 経 理 専 門 学 校 高 崎 校 小 澤 慎 太 郎 国 際 電 子 ビジネス 専 門 学 校 神 谷 圭 太 高 知 情 報 ビジネス 専 門 学 校 中 川 隆 盛 岡 情 報 ビジネス 専 門 学 校 細 川 潤 哉 日 本 電 子 専 門 学 校 大 川 晃 一 富 山 大 学 黒 田 卓 金 沢 工 業 大 学 舟 川 政 博 株 式 会 社 日 本 オープンシステムズ 駒 野 英 史 株 式 会 社 ユーコム 勤 桑 正 文 株 式 会 社 ユーコム 黒 田 晃 株 式 会 社 KEIアドバンス 岡 山 保 美 m design 岩 本 真 紀 子 有 限 会 社 ザ ライスマウンド 飯 塚 正 成 特 定 非 営 利 活 動 法 人 関 西 アジア 太 平 洋 共 生 機 構 株 式 会 社 アセアン ビズ コンサルタンツ 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 大 類 晶 嗣 大 谷 秀 昭 永 井 真 介 中 村 海 神 代 笙 乃 林 翔 太 松 本 徹 也 -139-

34 訪 問 風 景 項 目 内 容 活 動 内 容 フィリピン 学 生 インドネシア 学 生 がそれぞれ 作 成 したア プリケーションの 説 明 を 行 った 日 本 の 学 生 がグローバルITエンジニアとしての 成 果 を 報 告 した 際 の 質 疑 に 対 応 した 実 証 講 座 参 加 に 対 する 感 想 意 見 を 述 べた -140-

35 項 目 内 容 訪 問 先 日 本 電 子 専 門 学 校 所 在 地 東 京 都 新 宿 区 百 人 町 訪 問 日 時 12 月 6 日 9:00~12:00 対 応 者 日 本 電 子 専 門 学 校 大 川 晃 一 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 山 田 太 特 定 非 営 利 活 動 法 人 関 西 アジア 太 平 洋 共 生 機 構 株 式 会 社 アセアン ビズ コンサルタンツ 訪 問 風 景 大 類 晶 嗣 大 谷 秀 昭 活 動 内 容 日 本 でも 最 大 規 模 を 誇 る 日 本 電 子 専 門 学 校 の 校 舎 を 見 学 し 最 新 の 実 習 環 境 各 種 エンジニア 育 成 に 向 けたカリキュラムの 説 明 を 受 けた また 学 生 が 開 発 したアプリケーションの 説 明 を 受 けた -141-

36 -142-

37 事 業 評 価 報 告 -143-

38 -144-

39 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバル IT エンジニアの 育 成 評 価 報 告 書 平 成 26 年 2 月 9 日 評 価 分 科 会 あらまし 日 本 の 学 生 が 海 外 (フィリピン インドネシア)2 校 の 学 生 と 協 働 し 言 語 コミュニケーションの 壁 を 乗 り 越 えて ソフトウエア 開 発 手 法 の 一 つである スクラム 開 発 方 式 にチャレンジした 本 報 告 書 は その 検 証 実 験 講 座 (PBL)の 実 施 効 果 について 評 価 したものである スクラム 開 発 は チームが 協 調 して 一 つの 作 業 単 位 である スプリント を 反 復 繰 り 返 し 実 行 し 開 発 を 進 めるというソフトウエア 開 発 手 法 である スクラムの 効 果 は スプリントを 短 期 間 に 数 回 反 復 することにより 作 業 を 体 得 する 作 業 の 反 復 だけでなく スクラムチームが 協 力 してスプリントを 重 ね 結 束 力 を 強 め 自 らの 成 長 を 実 感 できるところが 大 きな 特 徴 である したがって スクラムに 参 画 すれば 開 発 のあらゆるステ ップをスプリントという 短 い 作 業 期 間 内 で 凝 縮 して 実 体 験 することができる スクラムは IT 人 材 育 成 の 観 点 からも 注 目 すべき 重 要 な 方 法 である さらに 海 外 の 学 生 とスクラムチームを 組 めば 開 発 現 場 で 発 生 するあらゆる 場 面 でグローバルコミュニケーションが 必 要 になり 作 業 を 通 してコミュニケーション 力 とソ フトウエア 開 発 力 チームワーク 力 を 同 時 に かつ 体 験 的 に 習 得 することが 出 来 る スクラムはグローバル IT 人 材 を 育 成 する 観 点 からも 最 適 な 手 法 であるといえる 本 報 告 書 は 最 初 に 事 業 の 概 要 プロジェクトの 内 容 企 業 アンケート 調 査 教 材 開 発 実 証 講 座 (PBL)の 方 法 と 実 施 状 況 について 記 述 する 次 に 評 価 分 科 会 として 評 価 した 結 果 を 示 す 評 価 結 果 としては 改 善 すべき 点 もいくつかあるが スクラム という 開 発 方 式 を グローバルITエンジ ニア 育 成 に 取 り 入 れ PBLにより 実 施 し その 効 果 を 検 証 した 本 プロジェクトを 高 く 評 価 した 1. 事 業 の 概 要 1.1 事 業 の 目 的 富 山 県 機 電 工 業 会 の 会 員 企 業 にアンケート 調 査 を 実 施 した その 結 果 富 山 県 下 の 企 業 では グロー バル 化 に 対 する 関 心 ニーズは 現 状 では まだあまり 高 くないことわかった 特 にグローバル IT 人 材 を 育 成 し 海 外 と 連 携 して 新 しい IT 産 業 を 掘 り 起 こし 推 進 しようとする 積 極 的 なニーズは 現 段 階 では 見 当 た らない しかし 現 在 あらゆる 産 業 において 地 域 活 性 化 グローバル 化 対 応 が 叫 ばれている このような 中 で 今 後 グローバル 化 は 避 けては 通 れないと 思 われる このような 状 況 下 まだ 国 際 対 応 ニーズが 高 ま っていない 富 山 県 の IT 産 業 界 に IT 企 業 の 元 請 化 や 海 外 連 携 による 共 同 開 発 およびソフトウエア 製 品 の 現 地 生 産 とその 普 及 促 進 強 化 を 図 る 可 能 性 について モデル を 示 すことは 大 きな 意 味 がある 本 事 業 は 特 に 富 山 県 の 将 来 のグローバル 化 対 応 を 担 う 若 手 IT 人 材 を 対 象 に 教 育 機 関 が 率 先 し て グローバル 人 材 育 成 の 可 能 性 を 探 り 地 域 産 業 の 活 性 化 に 寄 与 することを 目 的 としている 今 年 度 事 業 (プロジェクト)は 将 来 を 担 う 地 方 型 グローバル IT エンジニアは どのような 方 法 で 育 成 で きるのか PBL モデルによって 検 証 し その 可 能 性 を 探 ることを 目 的 とした すなわち 海 外 の IT エンジニ アと 言 葉 の 壁 をのりこえ 目 的 とするソフトウエアを 協 働 で 開 発 することができるかどうか その 効 果 や 方 法 について 検 証 する 1.2 これまでのプロジェクト -145-

40 本 事 業 は 特 に 海 外 と 連 携 する IT 人 材 育 成 を 軸 にしたプロジェクトであり 平 成 23 年 度 からブリッジ SE 育 成 プロジェクトを 本 格 的 に 開 始 した 平 成 24 年 度 および 平 成 25 年 度 では このブリッジ SE 育 成 プロ ジェクトの 検 証 を 実 施 した 具 体 的 には 平 成 23 年 度 は 産 官 学 コンソーシアムの 中 でブリッジ SE 育 成 の 必 要 性 を 提 言 し 取 組 方 針 の 検 討 などが 行 われた 平 成 24 年 度 は ブリッジ SE レベル 別 達 成 評 価 基 準 の 作 成 人 材 育 成 のための 実 践 的 モデルカリキュラムの 作 成 ブリッジ SE に 必 要 な 英 語 教 材 の 開 発 PBL 教 材 の 開 発 と 実 証 実 験 評 価 などが 行 われた さらに 平 成 25 年 度 は 実 際 のオフショア 開 発 現 場 に 近 い 環 境 を 創 り 実 践 に 即 した 開 発 作 業 ( 成 果 検 証 プロジェクト)が 行 われた またオフショア 開 発 の 作 業 実 施 に 先 立 ち 平 成 24 年 度 に 開 発 された 基 礎 英 語 教 材 と PBL 教 材 を 使 った 準 備 講 座 も 行 われた さらに 全 国 の 専 門 学 校 教 員 によるオフショア 開 発 PBL 教 材 の 評 価 が 行 われた あわせて 地 方 都 市 が 求 める IT 人 材 像 についての 調 査 も 行 われた 2. 平 成 26 年 度 プロジェクト (1) 本 年 度 プロジェクトの 目 的 昨 年 度 までの 事 業 成 果 である 各 種 教 材 ( 基 礎 英 語 PBL 教 材 ブリッジ SE 育 成 教 材 など)を 有 効 活 用 し これに 加 えて 今 年 度 新 たに 開 発 する 教 材 を 使 って 学 生 が 英 語 によるコミュニケーション 力 をより 高 度 に 発 展 させ 活 用 し グローバルな IT エンジニアとして IT 現 場 で 協 働 作 業 ができるかどうか 検 証 する 特 に 学 生 ( 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 度 情 報 システム 学 科 )が 海 外 エンジニアとシステム 開 発 作 業 を 協 働 で 実 施 することにより 企 画 提 案 力 及 びリーダシップ 力 を 身 につけることを 目 的 とする (2) 実 施 項 目 本 年 度 プロジェクトの 主 な 実 施 項 目 は 次 に 示 す9 項 目 である 1 富 山 県 内 企 業 に 対 するアンケート 調 査 2 教 材 開 発 3 学 習 指 導 要 領 の 作 成 4 受 講 ガイド 作 成 5 事 前 学 習 指 導 6 実 証 講 座 (PBL)の 実 施 7PBL 指 導 支 援 8 学 生 が 身 に 付 けた 能 力 の 定 量 的 測 定 9 海 外 校 (フィリピン インドネシア)の 技 術 支 援 事 前 説 明 意 見 交 換 スケジュール 調 整 等 3. 企 業 アンケート 調 査 富 山 県 機 電 工 業 会 の 会 員 企 業 228 社 に 対 してアンケート 調 査 ( グローバル 人 材 育 成 に 関 する 実 態 調 査 )が 行 われた 回 答 数 は 81 件 回 答 率 は 35.6%であった アンケート 調 査 の 結 果 海 外 への 事 業 展 開 を 行 う 予 定 がない と 答 えた 企 業 は 55.6%であった 一 方 海 外 事 業 をすでに 実 施 している あるいは 将 来 実 施 する 予 定 がある と 答 えた 企 業 は 約 45%であった このことから 富 山 県 内 IT 企 業 では 海 外 とかかわる 何 らかのビジネスを 実 施 している 企 業 は 現 状 では あまり 多 くはない 更 に 将 来 海 外 進 出 を 検 討 している 企 業 も 半 数 以 下 あることが 分 かる そこで すでに 海 外 展 開 しているか あるいは 将 来 海 外 ビジネスに 加 わる 予 定 のあるユーザ 企 業 さ らに 少 しでも 海 外 ビジネスに 関 心 を 持 っている 企 業 に 対 して グローバル 人 材 について 質 問 した (1) 海 外 での 事 業 活 動 地 域 について 事 業 の 活 動 先 を 国 別 にみると 1 中 国 2タイ 3 北 米 4 韓 国 が 多 い (2) 海 外 拠 点 に 日 本 から 人 材 を 派 遣 する 場 合 の 割 合 について 日 本 から 人 材 を 派 遣 する 割 合 は 1 割 以 下 で 人 数 は 極 めて 少 ない (3) 海 外 で 事 業 活 動 を 担 当 する 人 材 に 求 める 知 識 や 能 力 について 1 適 応 力 柔 軟 性 精 神 力 (ストレス 耐 性 ) 2 専 門 分 野 の 技 術 力 問 題 解 決 力 3 対 話 力 ディ ベート 力 交 渉 力 4 語 学 力 が 圧 倒 的 に 多 い -146-

41 (4) 現 在 実 施 しているグローバル 人 材 の 育 成 方 法 について 海 外 出 張 教 育 機 関 等 への 研 修 派 遣 国 内 や 海 外 での OJT が 圧 倒 的 に 多 い (5)グローバル 人 材 育 成 の 課 題 について 多 くの 課 題 が 挙 げられたが 主 な 意 見 は 1グローバル 人 材 育 成 について 適 切 な 教 育 機 関 がなく 教 育 体 制 も 整 っていない 2 適 切 な 人 材 の 確 保 が 難 しい 3グローバル 人 材 育 成 に 費 用 と 時 間 がかかる 4 専 門 知 識 や 能 力 を 備 えており そのうえに 語 学 力 がある という 人 材 の 確 保 はなかなか 難 しい 4. 教 材 開 発 4.1 各 種 教 材 の 開 発 実 証 講 座 の 実 施 に 先 行 して 各 種 教 材 を 開 発 した 教 材 名 を 表 1に 示 す 表 1 実 証 講 座 開 発 教 材 教 材 名 日 本 語 / 英 語 版 提 供 形 態 1 シラバス( 授 業 実 施 手 順 教 員 用 指 導 書 ) 日 Word 2 教 員 用 説 明 資 料 (PP) 日 Powerpoint/PDF 3 学 生 用 説 明 資 料 (PP) 日 Powerpoint/PDF 4 RedMine 環 境 設 定 資 料 ( 授 業 用 環 境 構 築 手 順 書 ) 日 Powerpoint/PDF 5 サンプル 要 求 仕 様 書 日 / 英 Word 6 サンプルソースプログラム 一 式 (アンドロイド 端 末 用 ) 英 Java ソース 7 サンプルプログラム 一 式 (サーバサイド 用 ) 英 各 種 スクリプト 8 アンドロイド 開 発 環 境 構 築 手 順 書 日 / 英 Word 9 サーバ 環 境 構 築 手 順 書 日 Word 10 RedMine 使 用 説 明 書 日 / 英 Word 11 その 他 レクチュアシート 等 日 / 英 Powerpoint 4.2 事 前 授 業 およびオリエンテーションの 実 施 教 材 を 使 って 国 内 および 海 外 2 校 で 事 前 授 業 およびオリエンテーションが 行 われた (a) 国 内 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 の 学 生 4 名 に 対 して 従 来 の 事 業 で 開 発 した 基 礎 英 語 の 基 本 部 分 ( 一 部 抜 粋 )の 復 習 や アジャイル 開 発 手 法 開 発 手 順 など 実 証 講 座 を 実 施 するうえで 必 要 な 事 項 を 説 明 し た 基 礎 英 語 の 内 容 は 自 己 紹 介 日 常 会 話 や 作 業 で 使 う 主 要 な 単 語 メールの 読 み 方 書 き 方 メー ルの 操 作 法 等 である 実 証 講 座 の 方 法 は 実 証 講 座 の 目 的 アジャイル 開 発 (スクラム(Scrum) 開 発 手 法 ) 開 発 環 境 の 構 築 方 法 プロジェクト 管 理 ツール(Redmine)の 使 い 方 等 を 説 明 した (b) 海 外 今 回 の 実 証 講 座 に 参 加 したフィリピン マカティ 大 学 とインドネシア ダルマプルサダ 大 学 両 大 学 の 学 生 には 実 証 講 座 の 目 的 内 容 開 発 環 境 の 設 定 方 法 ツールの 使 用 方 法 日 本 メンバーの 紹 介 (Skype TV 会 議 ) 等 を 実 施 した マカティ 大 学 は 14 年 10 月 3 日 (6 時 間 ) ダルマプルサダ 大 学 は 10 月 27 日 28 日 (10 時 間 ) 実 施 した 5. 実 証 講 座 の 実 施 5.1 実 証 講 座 の 目 的 -147-

42 開 発 した 教 材 を 有 効 利 用 して 学 生 が 開 発 作 業 を 実 施 し 目 標 を 達 成 することが 出 来 たかどうか また 予 定 された 成 果 を 得 ることができたかどうかを 検 証 する (1) 昨 年 度 までの 事 業 成 果 である 各 種 開 発 教 材 を 活 用 して 学 生 が 英 語 コミュニケーションをより 高 度 に 発 展 させ 具 体 的 な 開 発 現 場 で グローバルな IT エンジニアとしての 協 働 作 業 ができること (2) 企 画 提 案 の 段 階 から 海 外 エンジニアと 共 同 で 各 種 作 業 システム 開 発 を 実 施 することにより 企 画 提 案 力 およびリーダシップ 力 を 身 に 付 けることが 出 来 ること (3)アジャイル 開 発 手 法 を 理 解 し スクラムによるシステム 開 発 を 実 施 し 完 了 するまでの 一 連 の 作 業 が 習 得 できること 5.2 実 証 講 座 の 内 容 と 実 施 方 法 (1) 内 容 実 証 講 座 は ソフトウエア 開 発 手 法 の 一 つである アジャイル 開 発 (スクラム) 手 法 により 海 外 IT エンジ ニアと 連 携 して Android アプリケーションを 実 際 に 即 した 開 発 環 境 で 協 働 開 発 する これを PBL 方 式 に より 実 施 した すなわち 学 生 は システム 開 発 から 作 業 完 了 までの 一 連 の 作 業 プロセスを 実 践 しながら 体 験 的 にシステム 開 発 手 法 を 学 ぶ 一 連 の 開 発 作 業 終 了 後 学 生 がどのような 知 識 を 習 得 し 何 ができ るようになり どのように 成 長 したか を 客 観 的 に 評 価 する (2)スクラム 開 発 手 法 とスプリント 教 材 内 容 は スクラム 開 発 手 法 により システム 開 発 を 行 う スクラム 開 発 手 法 では スプリント という 一 つの 作 業 単 位 を 決 めて 設 計 開 発 納 品 までの 作 業 を 行 う 今 回 のプロジェクトでは 1スプリント= 3 週 間 として 全 2スプリントを 実 行 する プロジェクトでは 日 本 チームとフィリピンチーム 及 び 日 本 チー ムとインドネシアチーム 間 で 共 同 作 業 を 実 施 した 日 本 チームは インドネシアチーム 及 びフィリピンチー ム それぞれの 作 業 進 捗 状 況 や 発 生 した 問 題 開 発 内 容 を 把 握 する 今 回 は フィリピンチームとインドネ シアチーム 間 のコミュニケーションは 行 わないことにした (3) 対 象 者 実 証 講 座 に 参 加 した 学 生 は 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 度 情 報 システム 学 科 3 年 生 4 名 である ま た 海 外 の 受 講 者 として フィリピンのマカティ 大 学 学 生 3 名 とインドネシアのダルマプルサダ 大 学 学 生 3 名 が 参 加 した また それぞれの 大 学 で アドバイザー1 名 が 参 加 し 支 援 した 5.4 開 発 課 題 開 発 課 題 は スクラム 開 発 手 法 により ユーザ( 教 員 が 代 行 )からの 要 望 (ユーザ 要 件 )を 元 にアンドロイド 端 末 上 で 動 作 する Android アプリケーションを 開 発 することである 具 体 的 には 地 図 を 利 用 した 観 光 用 のアプリケーション を 開 発 することである ベースとなる Android アプリケーションのメニュー 地 図 情 報 機 能 および 投 票 機 能 は 教 材 としてあらかじめ 用 意 した 海 外 の 学 生 には メニュー 上 の1 機 能 (1 画 面 )を 割 当 て 各 国 に 適 した 観 光 機 能 を 検 討 してもらい それぞれの 大 学 で 地 図 情 報 を 使 った 機 能 を 検 討 し 実 装 した 開 発 方 式 は 前 述 のように アジャイルのスクラムで 行 う 5.5 開 発 体 制 および 方 法 日 本 の 学 生 の 役 割 は 発 注 側 の 立 場 として 海 外 の 学 生 が 検 討 した 機 能 の 確 認 質 問 対 応 実 装 した プログラムの 確 認 を 行 う そのため 日 本 の 学 生 は 基 本 的 には 機 能 の 実 装 は 行 わない 方 法 は スプリ ントと 呼 ばれる 反 復 作 業 を 各 国 2 回 実 施 する 実 証 期 間 は 2 か 月 間 である 役 割 分 担 は 日 本 の 学 生 4 名 (リーダ 1 名 フィリピン 対 応 1 名 インドネシア 対 応 1 名 技 術 対 応 1 名 ) は 発 注 元 の 立 場 で フィリピン マカティー 大 学 学 生 3 名 は 開 発 協 力 インドネシア ダルマプルサダ 大 学 学 生 3 名 も 開 発 協 力 である 役 割 分 担 は 日 本 側 は プロジェクトマネージャ システムアーキテクト -148-

43 ユーザ プロダクトオーナー(チーフ) プロダクトオーナー スクラムマスター 開 発 チームである 5.6 到 達 目 標 (1) 目 標 行 動 の 設 定 次 に 示 す6 項 目 の 目 標 行 動 を 設 定 した 1)アジャイル 開 発 手 法 (スクラム)によるシステム 開 発 の 概 要 を 理 解 し その 手 法 を 使 って 作 業 ができる 2)アジャイル 開 発 (スクラム)の 長 所 と 欠 点 を 理 解 し 作 業 に 適 用 できる 3) 海 外 のオフショア 担 当 者 と 協 働 で 機 能 設 計 からシステム 開 発 までの 作 業 が 実 施 できる 4)プロジェクト 管 理 ツール(Redmine)の 使 い 方 を 理 解 し 開 発 作 業 に 利 用 できる 5)Redmine 上 でオフショア 側 と 英 語 によるコミュニケーションが 出 来 る 6) 開 発 中 に 発 生 した 様 々な 問 題 点 を 理 解 し 解 決 できる (2) 評 価 項 目 学 生 の 到 達 目 標 に 対 して 表 2に 示 す5つの 評 価 項 目 を 設 定 した 表 2 5つの 評 価 項 目 の 内 容 評 価 項 目 内 容 1 目 的 の 理 解 度 それぞれの 役 割 において 要 求 されたことは 何 か どのような 結 果 が 求 めら れているのか 正 確 に 把 握 できる 2 作 業 の 実 行 度 指 示 された 役 割 にしたがって 作 業 が 実 行 できる 3 問 題 解 決 力 発 生 した 問 題 を 理 解 し 問 題 解 決 のために 的 確 に 行 動 できる 4 コミュニケーション 力 元 請 側 で 学 生 同 士 及 び オフショア 会 社 側 とのコミュニケーションが 円 滑 に 正 しく 行 われているか 確 認 できる 5 ツール 理 解 度 Redmine の 使 い 方 を 正 確 に 理 解 し 効 率 よく 使 用 できる (3) 評 価 レベル 学 生 の 到 達 目 標 を 定 量 化 するため 次 の6 段 階 の 評 価 レベル( 尺 度 ) を 設 定 した 表 3 評 価 レベル レベル 評 価 内 容 5(High) 評 価 項 目 を 理 解 し 作 業 を 実 施 して 目 的 通 りの 結 果 を 達 成 できる 4 評 価 項 目 を 理 解 し 作 業 を 実 施 して 目 的 に 対 して 80%の 結 果 が 達 成 できる 3 評 価 項 目 を 理 解 し 作 業 を 実 施 して 単 独 で50%の 結 果 が 達 成 できる 2 評 価 項 目 は 理 解 しているが ほとんどが 他 者 からの 指 示 ( 支 援 ) によって 達 成 できる 1 評 価 項 目 の 理 解 が 不 十 分 で プロジェクトに 参 加 している だけ 0(Low) 評 価 項 目 の 理 解 が 全 く 不 十 分 で 進 展 も 見 られず 成 果 物 が 提 出 できない 5.7 実 施 スケジュール 1) 平 成 26 年 10 月 : 開 発 用 サーバ 準 備 フィリピンおよびインドネシア 側 学 生 へのプロジェクト 事 前 説 明 指 導 開 発 環 境 の 構 築 と 確 認 日 本 側 学 生 に 対 する 事 前 英 語 学 習 の 実 施 開 発 手 法 の 事 前 指 導 環 境 設 定 等 2) 平 成 26 年 11 月 : 開 発 実 施 1(スプリント1) オブジェクト 納 品 1(スプリント1) 振 り 返 り 実 施 1(スプリン ト1) 開 発 実 施 2(スプリント2)の 一 部 実 施 3) 平 成 26 年 12 月 : 開 発 実 施 2(スプリント2) オブジェクト 納 品 2(スプリント2) 振 り 返 り 実 施 2(スプリ ント2) 日 本 側 結 合 テスト 実 施 日 本 側 への 納 品 およびプロジェクトクローズ -149-

44 4) 平 成 27 年 1 月 :3 校 による 開 発 成 果 発 表 (プレゼンテーション) 5.8 PBL 実 証 講 座 の 実 施 結 果 (1) 実 施 期 間 および 工 数 PBL による 実 証 講 座 は 平 成 26 年 11 月 3 日 12 月 19 日 まで 全 7 週 間 実 施 された 総 作 業 時 間 数 は 日 本 チーム 約 100 時 間 フィリピンチーム 約 100 時 間 である インドネシアチームは カウン トがなく 正 確 には 不 明 であるが 約 100 時 間 程 度 と 推 測 される 作 業 は それぞれの 学 校 で あらかじめ 決 められた 役 割 分 担 に 従 って 行 われた (2) 作 業 の 成 果 スプリント2 終 了 時 におけるプログラムの 機 能 数 総 コード 数 および 総 作 業 時 間 は 表 3のとおりである 両 チームとも あらかじめ 提 供 した ベースプログラム を 基 に いくつかの 機 能 を 追 加 したプログラムを 作 成 し 納 品 した 表 3 プログラム 機 能 数 総 コード 数 総 作 業 時 間 チーム 機 能 数 総 コード 数 総 作 業 時 間 提 供 したベースプログラム 10 1,023 Step インドネシアチームによる 開 発 15 2,280 Step 記 録 無 し フィリピンチームによる 開 発 21 2,616 Step 約 100 時 間 (3) 学 生 の 理 解 度 と 作 業 実 績 (a) 理 解 度 評 価 スプリント2 終 了 時 点 で 教 員 が 表 1に 示 す5つの 理 解 度 評 価 項 目 を 表 2に 示 す 評 価 尺 度 で 評 価 した 結 果 は 表 4の 通 りである 表 4 担 当 者 別 得 点 担 当 者 得 点 (25 点 満 点 ) 1 プロジェクトマネージャ 担 当 学 生 19 点 (76%) 2 システムアーキテクト 担 当 学 生 17 点 (68%) 3 フィリピン 向 けチーフプロダクトオーナー 担 当 学 生 19 点 (76%) 4 インドネシア 向 けチーフプロダクトオーナー 担 当 学 生 18 点 (72%) 達 成 度 得 点 は 平 均 73 点 である 25 点 満 点 中 60% 以 上 得 点 できれば 理 解 できている と 判 定 でき る 表 4に 見 るように PBL を 受 講 した 全 員 が 目 標 レベルまで 到 達 したと 判 断 できる (b) 到 達 目 標 実 証 講 座 における6つの 到 達 目 標 について 4 名 の 学 生 それぞれにヒアリングを 実 施 した YES/NO で 回 答 してもらった 結 果 を 表 5に 示 す 1 項 目 に 対 する1 名 を 除 いて 受 講 した 学 生 全 員 が 到 達 目 標 に 達 し た 表 5 到 達 目 標 評 価 表 目 標 項 目 Yes No 1 アジャイル 開 発 手 法 (スクラム)によるシステム 開 発 を 理 解 し 作 業 ができる 4 名 0 名 2 アジャイル 開 発 (スクラム)の 長 所 と 欠 点 を 理 解 し 開 発 が 出 来 る 4 名 0 名 3 リモート 先 のオフショア 担 当 者 と 協 働 で 機 能 設 計 からシステム 開 発 まで 実 3 名 1 名 -150-

45 施 できる 4 プロジェクト 管 理 ツール(Redmine)の 使 い 方 を 理 解 し 利 用 できる 4 名 0 名 5 Redmine 上 でオフショア 側 と 英 文 によるコミュニケーションができる 4 名 0 名 6 開 発 上 で 発 生 した 様 々な 問 題 点 を 理 解 し 解 決 できる 4 名 0 名 (c) 担 当 教 員 の 評 価 PBL を 受 講 した4 名 の 学 生 は アジャイル 開 発 (スクラム 開 発 手 法 )というはじめての 開 発 手 法 で 2カ 国 の 学 生 を 相 手 に Java 言 語 によるアンドロイド 向 けのアプリケーション 開 発 を 実 施 した しかも 英 語 コミュ ニケーションにより 2カ 国 の 学 生 を 相 手 に Java 言 語 によるアンドロイド アプリケーション 開 発 を 実 施 した このように 1 初 めてのアジャイル 開 発 (スクラム 開 発 手 法 )を 使 って 2 不 慣 れな 英 語 コミュニケーションに より 3しかも 難 易 度 の 高 いアプリケーション 開 発 を 実 施 し プロジェクトを 完 了 させた これは 当 初 予 想 した 以 上 の 成 果 であり 期 待 以 上 であった 高 く 評 価 できる ここに 至 るには 様 々な 教 材 と 授 業 から 得 られた 知 識 スキルを 総 動 員 しなければ 目 標 達 成 は 無 理 で ある それぞれの 学 生 の 努 力 と 集 中 力 が 必 要 であったと 思 われる 本 PBL は 学 生 にとって 貴 重 な 経 験 であり 同 じ 学 生 がもう 一 度 この PBL を 実 施 した 場 合 今 以 上 の 成 果 を 上 げることが 出 来 ると 確 信 している ただ 受 講 した 学 生 達 は プログラミングに 関 する 知 識 とその 応 用 力 は 今 回 の 検 証 に 参 加 したフィリピン とインドネシアの 学 生 達 の 方 が 数 段 上 であると 感 じたと 述 べている さらに 学 生 たちは PBL を 通 して よ り 深 く 知 識 を 深 めることへの 必 要 性 を 感 じたようである これは 海 外 の 学 生 と 協 調 作 業 による 体 験 学 習 で 得 られた 気 付 き であり 貴 重 な 体 験 である 本 PBL は 大 きな 成 果 であったと 思 う 6. 評 価 の 概 要 (1) 評 価 の 目 的 本 プロジェクトは 前 述 のように 昨 年 度 までの 事 業 成 果 である 各 種 教 材 ( 基 礎 英 語 PBL 教 材 ブリッ ジ SE 育 成 教 材 など)を 活 用 して 学 生 が 英 語 によるコミュニケーション 力 をより 高 度 に 発 展 させ グローバ ルな IT エンジニアとして 海 外 IT エンジニアと 協 働 し 開 発 作 業 ができたかどうかを 評 価 する また 実 証 実 験 に 先 行 して 行 われた 各 種 の 教 材 開 発 および 事 前 準 備 ができたかどうかを 評 価 する 今 回 のプロジェクトでは 日 本 側 の 学 生 が アジャイル 開 発 手 法 を 理 解 し フィリピン インドネシア2カ 国 の 海 外 エンジニアと 連 携 し 企 画 提 案 からシステム 開 発 作 業 まで 一 連 の 作 業 が 予 定 通 り 推 進 できたか どうか 大 きな 評 価 ポイントである 特 に 企 画 提 案 力 及 びリーダシップ 力 を 身 につけることが 出 来 たかどう か 一 定 の 成 果 が 得 られたかどうかを 評 価 する (2) 評 価 項 目 具 体 的 な 評 価 項 目 は 以 下 のとおりである 1 企 業 調 査 について 2 教 材 開 発 およびオリエンテーション 等 の 事 前 準 備 3 実 証 講 座 (PBL)の 達 成 度 と 成 果 物 について 4 実 証 講 座 (PBL)における スクラム 実 践 について 5 学 生 のコンピテンシー 成 長 度 合 い( 態 度 変 容 )について (3) 評 価 ポイント 1)Android アプリケーションを 開 発 することにより 日 本 の 学 生 が 海 外 2 校 の 学 生 と どのように 協 働 して システム 開 発 を 実 施 し 推 進 したか その 実 績 成 果 はどうか -151-

46 2)あらかじめ 準 備 されたユーザ 要 望 を 実 現 するため 日 本 と 海 外 の 学 生 が 共 同 で 設 計 作 業 製 造 納 品 のプロセスが 計 画 通 り 実 施 できたか 3)アジャイル 開 発 手 法 (Scrum フレームワークを 使 用 )によるシステム 開 発 を 理 解 し 実 行 できたか 特 に スクラム の 概 念 を 理 解 し そのとおりに 作 業 ができたか 7. 評 価 結 果 7.1 企 業 調 査 アンケート 結 果 に 見 るように 富 山 県 下 の 企 業 では 海 外 の 企 業 と 連 携 し ビジネスを 実 施 しているか あるいは 将 来 実 施 したい という 企 業 が 約 45%ある 一 方 で 多 くの 企 業 (55.6%)では 海 外 への 事 業 展 開 の 予 定 はない という 結 果 であり グローバル 化 にあまり 積 極 的 ではない 今 回 228 社 に 対 してアンケ ート 調 査 を 実 施 し この 現 状 を 把 握 したことは 評 価 できる 改 善 提 案 地 方 型 グローバル IT エンジニア 育 成 検 証 を 目 的 とする 本 プロジェクトが 知 りたいことは 何 か どんな 情 報 を 得 たいのか もっと 精 査 して アンケート 調 査 を 実 施 すべきである すなわち 地 方 型 グローバル IT エンジニア が 企 業 に 貢 献 できることを 具 体 的 に 示 した 上 で そのような 人 材 が 企 業 にとって 有 効 であり どのように 活 用 できるか? 一 歩 踏 み 込 んだ 調 査 をすべきである 企 業 にとっては 地 方 型 グローバル IT エンジニア とは どのような 人 材 か 何 ができるのか 具 体 的 にイメージできないと 回 答 できなかったの ではないかと 思 う 企 業 に 対 する 啓 蒙 も 含 めて 一 般 的 なアンケートではなく 将 来 のグローバル 化 のイメ ージを 提 示 しつつ アンケート 調 査 をすべきであったと 思 う それによって 地 域 活 性 化 のために 学 校 がど のような 役 割 を 果 たすべきか ヒントが 得 られたのではないかと 思 う 7.2 教 材 の 評 価 表 1に 見 るように 11 項 目 に 及 ぶ 膨 大 な 教 材 や 資 料 が 事 前 に 開 発 され PBL に 活 用 された 特 に 今 回 は 教 材 の 種 類 によっては 日 本 語 版 と 英 語 版 の 両 方 を 作 成 する 必 要 があった これらの 教 材 により PBL がスムーズに 進 行 し 一 定 の 成 果 を 収 めることができた 教 材 開 発 および 準 備 を 含 め 高 く 評 価 で きる 7.3 説 明 会 (オリエンテーション) 等 の 事 前 準 備 実 証 講 座 (PBL)を 実 施 するにあたり 開 発 教 材 を 使 って 説 明 会 や 事 前 授 業 が 行 われた 教 材 開 発 と 事 前 準 備 が 短 期 間 に 効 率 よく 実 施 され PBL を 成 功 に 導 いた これは 高 く 評 価 できる 改 善 提 案 (1) Redmine の 使 い 方 ガイドブック 学 生 に 対 するアンケート 調 査 によれば Redmine の 使 い 方 について 多 少 混 乱 が 生 じたようである 特 にインドネシアでは 誤 解 もあり 最 初 は Redmine が うまく 利 用 できなかったようである これは ガイド ブックの 準 備 や 事 前 のオリエンテーションに 不 備 があったことが 原 因 である コミュニケーションツールは 協 働 作 業 の 重 要 な 機 能 であるので ガイドブックや Redmine 習 熟 トレーニングを 十 分 に 行 うべきである (2)ビデオ 教 材 の 作 成 学 生 アンケートにもあるように アジャイル 開 発 手 法 (スクラム)によるシステム 開 発 の 方 法 を 短 時 間 に 効 率 よく 習 得 するために 短 時 間 のレクチュアや 教 材 配 布 だけでなく ビデオ 教 材 を 作 成 し 配 布 して 欲 しかった というニーズがある PBL を 実 施 する 上 でキーとなる 知 識 スキル は 個 別 学 習 が 可 能 なビデ オ 教 材 が 必 要 である e-learning 教 材 を 作 成 するとなると 開 発 にコストや 時 間 がかかる 従 って たとえば -152-

47 講 師 のレクチュア( 説 明 )をビデオ 撮 影 した 簡 単 な 教 材 を 用 意 し 事 前 配 布 すべきである 7.3 学 生 による 海 外 2 校 へのサポート 作 業 日 本 の 学 生 と 海 外 2 校 の 学 生 が スクラムによる 協 働 開 発 作 業 を 短 期 間 に かつスムーズに 実 施 するた め それぞれ 日 本 の 学 生 1 名 を 支 援 スタッフとして 派 遣 した 学 生 による 支 援 作 業 は 短 時 間 にPBL 環 境 を 構 築 することができ 効 果 的 であった それだけではなく 以 降 のコミュニケーションもスムーズでき スクラム 協 働 作 業 が うまく 進 行 した 学 生 は フィリピン マカティ 大 学 では 同 大 学 学 生 3 名 に 対 し 開 発 環 境 設 定 を 支 援 し 作 業 スケジュ ール 作 業 の 進 め 方 などの 打 ち 合 わせ 意 見 交 換 などを 行 った さらに マカティ 大 学 学 生 の 開 発 経 験 や 技 術 力 を 把 握 することができた トラブル 発 生 時 即 時 対 応 できる 関 係 をあらかじめ 構 築 しておくことは 大 変 重 要 なことである 事 前 に 行 われたこの 準 備 作 業 は 単 に コミュニケーションを 密 にしただけでなく 共 同 作 業 を 進 めるうえで 大 きな 効 果 があった スクラムの 意 義 は チームが 一 体 ( 一 丸 )となって 協 力 しながら 目 的 とする 開 発 を 完 成 させることである インドネシアのダルマプルサダ 大 学 でも 同 様 に 日 本 の 学 生 1 名 が スタッフとして 参 加 し 同 大 学 学 生 3 名 による 開 発 環 境 設 定 をサポートした そして 作 業 スケジュール 作 業 の 進 め 方 意 見 交 換 などを 行 った 日 本 とのテレビ 会 議 設 定 についても 話 し 合 った マカティ 大 学 同 様 トラブル 発 生 時 即 時 対 応 できる 人 間 関 係 が 構 築 できた 事 前 に 行 われたこの 支 援 作 業 は 単 にコミュニケーションを 密 にしただけでなく 協 働 作 業 を 進 めるうえ で 大 きな 効 果 があった 検 証 プロジェクトに 対 する 目 的 意 識 の 共 有 ができたメリットは 大 きい プロジェクトの 実 施 に 当 たり 事 前 にチームの 人 間 関 係 を 構 築 することは 特 に スクラム 開 発 では 重 要 なことである 前 述 のように スクラムの 意 義 は チームが 一 体 ( 一 丸 )となって 協 力 しながら 目 的 とする 開 発 を 完 成 させ その 過 程 で 一 人 ひとりが ソフトウエア 開 発 力 コミュニケーション 力 チームワーク 力 を 体 得 す ることにある その 意 味 において 事 前 に 学 生 を 派 遣 し 技 術 支 援 と 作 業 のスケジューリング コミュニケ ーションの 経 験 をさせたことは グローバル IT エンジニア 育 成 という 観 点 から 高 く 評 価 できる 7.4 実 証 講 座 の 総 合 評 価 (1)プログラムの 総 コード 数 および 総 作 業 時 間 スプリント2 終 了 時 におけるプログラムの 機 能 数 は 表 3より インドネシアチームが 15 フィリピンチーム が 21 である 開 発 したプログラムの 総 コード 数 は それぞれ 2,280 Step と 2,616 Step である 総 作 業 時 間 もフィリピンチームが 約 100 時 間 となっている インドネシアチームもほぼ 同 程 度 の 作 業 時 間 であったと 推 定 できる それぞれの 学 生 は 学 校 行 事 が 忙 しい 中 時 間 をやりくりして 本 プロジェクトに 取 り 組 んだ これ についても 評 価 できる (2) 理 解 度 スプリント2 終 了 時 に 5つの 理 解 度 評 価 項 目 ( 表 2)を 表 2に 示 す 評 価 尺 度 で 評 価 した その 結 果 達 成 度 得 点 は 平 均 73 点 であり 25 点 満 点 中 60% 以 上 の 得 点 を 得 ている これは PBL を 受 講 した 全 員 が 理 解 できている と 解 釈 できる また 全 員 が 目 標 レベルまで 達 したと 判 断 できる よって PBL の 効 果 はあったと 解 釈 でき 評 価 できる (3) 到 達 目 標 実 証 講 座 における6つの 到 達 目 標 について 富 山 の4 名 の 学 生 にそれぞれヒアリングした その 結 果 表 5に 示 すように 1 項 目 に 対 する1 名 を 除 いて 学 生 全 員 が 到 達 目 標 に 達 している このように 実 証 講 座 の 総 合 評 価 では 学 生 の 理 解 度 目 標 到 達 度 など さまざまな 視 点 から 評 価 して -153-

48 おり 満 足 な 得 点 を 得 ている よって 実 証 講 座 の 総 合 評 価 としては 十 分 に 実 証 されているものと 評 価 する 改 善 提 案 学 生 アンケートを 見 ると 実 証 講 座 の 進 め 方 について いろいろな 意 見 が 出 ている これらについては 簡 単 に 改 善 できる 事 項 なので 改 善 を 望 みたい 1) スプリント1で 運 用 方 法 が 事 前 に 十 分 に 周 知 徹 底 されていなかったため 混 乱 した 2) Redmine の 使 い 方 の 説 明 が 不 足 し 使 い 方 を 誤 解 し チケットがうまく 使 えなかった 3) 事 前 に 準 備 学 習 する 期 間 をもっと 与 えて 欲 しい 4) Redmine を 含 め チーム 同 士 が 容 易 に 意 思 疎 通 できるようなツールの 充 実 が 望 まれる たとえば TV 会 議 システムのようなリアルタイムでコミュニケーションできる 機 能 は 必 須 である 5) PBL 実 施 に 当 たり 学 校 行 事 との 関 係 を 十 分 に 考 慮 しスケジューリングして 欲 しい 7.5 実 証 講 座 の 詳 細 評 価 スクラム 実 践 の 評 価 を 中 心 に 実 証 講 座 の 詳 細 評 価 として スクラム 開 発 の 実 施 結 果 を 中 心 に 以 下 の2 点 を 評 価 する (1) 学 生 はスクラムのノウハウを 習 得 したか? (2) 学 生 はスクラムを 体 験 する 中 で グローバルIT 人 材 としての 能 力 を 取 得 したか? 評 価 の 前 に 1 実 証 講 座 の 概 要 2 体 制 については 地 方 型 グローバルIT 人 材 の 育 成 実 証 講 座 を 参 照 されたい 3 顧 客 要 件 と 実 装 した 顧 客 要 件 については 開 発 機 能 ユーザ 要 件 と 実 証 講 座 実 施 報 告 書 の ユーザー 要 望 の 達 成 度 参 照 されたい 4スケジュールと 実 績 については 表 6(フィリピン)と 表 7(インドネシア)に 示 すとおりである 5 実 証 講 座 における 作 業 の 流 れと 役 割 分 担 は 表 8に 示 す 表 6 実 証 講 座 プロジェクト スケジュール 予 定 / 実 績 表 (フィリピンチーム) -154-

49 予 定 : 実 績 : 作 業 内 容 W0 W1 W2 W3 W4 W5 W6 W7 W8 W9 W10 W11 W12 10/27 11/3 11/10 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15 12/22 12/29 1/5 1/12 1/19 1 準 備 作 業 スプリント1( 設 計 開 発 ) (オフショア 側 ) ( 納 品 ) (オフショア 側 ) ( 振 り 返 り) (オフショア 側 ) 19 日 納 品 振 り 返 りの 実 績 無 し ( 検 証 環 境 構 築 ) ( 日 本 側 ) (レビュー) ( 日 本 側 ) スプリント2( 設 計 開 発 ) (オフショア 側 ) ( 納 品 ) (オフショア 側 ) ( 振 り 返 り) (オフショア 側 ) 構 築 未 完 了 環 境 構 築 できなかっ たので 検 証 できず 中 断 8 日 納 品 振 り 返 りの 実 績 無 し ( 検 証 環 境 構 築 ) ( 日 本 側 ) (レビュー) ( 日 本 側 ) プレゼン 準 備 アンケート 回 答 ( 海 外 ) 実 機 による 環 境 作 成 したが 一 部 機 能 し なかった 検 証 結 果 とりまとめ 13 動 作 検 証 結 合 テスト アンケート 回 答 ( 日 本 ) 14 結 果 報 告 会 表 7 実 証 講 座 プロジェクト スケジュール 予 定 / 実 績 表 (インドネシアチーム) -155-

50 予 定 : 実 績 : 作 業 内 容 W0 W1 W2 W3 W4 W5 W6 W7 W8 W9 W10 W11 W12 10/27 11/3 11/10 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15 12/22 12/29 1/5 1/12 1/19 1 準 備 作 業 スプリント1( 設 計 開 発 ) (オフショア 側 ) ( 納 品 ) (オフショア 側 ) ( 振 り 返 り) (オフショア 側 ) ( 検 証 環 境 構 築 ) ( 日 本 側 ) 納 品 物 無 し 21 日 作 成 検 証 できず 6 (レビュー) ( 日 本 側 ) 納 品 物 が 無 いた め 検 証 できず 7 スプリント2( 設 計 開 発 ) (オフショア 側 ) ( 納 品 ) (オフショア 側 ) ( 振 り 返 り) (オフショア 側 ) ( 検 証 環 境 構 築 ) ( 日 本 側 ) 16 日 登 録 16 日 納 品 16 日 完 了 11 (レビュー) ( 日 本 側 ) 17 日 レビュー 実 施 12 プレゼン 準 備 アンケート 回 答 ( 海 外 ) 13 動 作 検 証 結 合 テスト アンケート 回 答 ( 日 本 ) 14 結 果 報 告 会 表 8 実 証 講 座 における 作 業 の 流 れ -156-

51 実 証 講 座 における 作 業 の 流 れと 役 割 分 担 実 証 講 座 における 作 業 の 流 れ 日 本 海 外 PM CPO Arch PO ScrumM Team 1 プロダクトバックログ 作 成 2 プロダクトバックログの 優 先 順 位 付 3 スプリント1の 計 画 1 プロダクトバックログの 選 択 2 スプリントバックログの 作 成 4 スプリント1の 実 行 5 スクラムミーティングの 実 施 6 スプリント1の 問 題 解 決 7 スプリント1のレビューミーティング 8 スプリント1の 納 品 9 スプリント1の 振 返 り 10 プロダクトバックログの 見 直 し 変 更 11 スプリント2の 計 画 1 プロダクトバックログの 選 択 2 スプリントバックログの 作 成 12 スプリント2の 実 行 13 スクラムミーティングの 実 施 14 スプリン2トの 問 題 解 決 15 スプリン2のレビューミーティング 16 スプリント2の 納 品 17 スプリント2の 振 返 り PM:ProjectManager CPO:Cheaf ProductOwner Arch:Architect ScrumM:ScrumMaster PM:ProjectManager CPO:Cheaf ProductOwner Arch:Architect ScrumM:ScrumMaster :CPOはプロダクトバックラインに 関 する 問 題 に 限 る ArchもAchtectureに 関 する 問 題 に 限 る 上 記 以 外 に 顧 客 の 役 割 を 日 本 側 教 師 が 行 った (1)スクラム 実 践 の 評 価 今 回 の 実 証 講 座 は スクラムが 提 唱 する3つのロール 4つのミーティング 3つの 道 具 を 使 って 実 施 さ れた スクラムチームは スクラムの 考 え 方 に 沿 って 自 律 的 に 活 動 し 自 ら 問 題 を 解 決 しながら 結 果 とし て ユーザー 要 件 全 23に 対 し フィリピンは21 インドネシアは15のユーザ 要 件 を 多 少 の 遅 れはあったも のの 実 装 は 完 了 した 初 めての スクラム ということで 試 行 錯 誤 を 繰 り 返 しながら 結 果 として 立 派 な 成 果 を 上 げたことは 評 価 できる しかしながら 反 省 すべき 点 もあるので 以 下 に 指 摘 する 反 省 点 1 学 生 はスクラムを 十 分 理 解 せず プロジェクトに 入 ったため スクラムの 考 え 方 や 効 果 ( 効 用 )について 十 分 に 理 解 しないまま 作 業 を 終 了 させたと 思 われる スクラムは 動 く( 本 番 稼 働 できる)ソフトウエアを 順 次 作 り さらに そのソフトウエアを 発 展 させながら 改 善 し 開 発 を 進 める 反 復 的 な 開 発 アプローチ である ( 図 1 参 照 ) 実 証 講 座 では スクラムの 手 順 に 従 って 表 6(フィリピン)と 表 7(インドネシア)の 流 れで 進 んだ まずは CPOがプロダクトバックログを 作 り 優 先 度 を 付 与 した 続 いて チームは 全 てのバックログを 実 装 しなけ ればならないという 強 い 意 識 から スプリント1で 全 てのバックログの 実 装 を 計 画 した そして バックログを タスクに 落 とし 込 む 事 もなく 工 数 や 能 力 の 裏 付 けもなく スプリント1を 開 始 した 結 果 として スプリング1 は 完 了 することができなかった スクラムではチーム 自 らがスプリントを 計 画 するというチームの 自 律 性 を 尊 重 する その 代 り チームはス プリントの 完 了 をコミットしなければならない それは 顧 客 に 対 する 約 束 であり 計 画 はチームの 能 力 に 合 った 実 行 可 能 な 計 画 でなくてはならない 気 合 とか 強 制 された 計 画 であってはならない 実 証 実 験 チーム はその 認 識 が 薄 かったと 言 わざるをえない 主 に スプリント1の 仕 掛 を 実 装 するためにスプリント2を 開 始 -157-

52 した スプリント2も 実 行 可 能 な 計 画 に 落 とし 込 めていないので 頑 張 ってはいたが 全 てのバックログを 実 装 することはできなかった 全 てのバックログをスプリント1で 実 装 する 計 画 ならば 特 にスプリントを 分 ける 必 要 もない これはスプリントで 動 くソフトウエアを 完 成 させ 順 次 反 復 的 にスプリントを 重 ねてソフトウエア を 完 成 させるというスクラムの 考 え 方 に 合 致 していない 毎 日 のデイリースクラムはスプリントの 完 了 に 障 害 となる 進 捗 遅 れや 問 題 を 取 り 除 くために 実 施 されなけ ればならないが その 目 的 とは 外 れていた 但 し チームが 進 捗 や 障 害 を 共 有 し 自 ら 解 決 し 自 律 的 に 行 動 していたことはスクラムが 目 指 す 本 来 の 姿 であり 有 意 義 な 体 験 であったと 言 える スプリントをきちん と 完 成 すること その 成 功 体 験 をばねに さらに 自 ら 反 省 し 次 のスプリントにつなげチームの 成 長 を 図 る という スクラムの 考 え 方 を 理 解 し 実 践 できたらより 効 果 的 な 実 証 講 座 になったと 思 われる 今 回 の 実 証 講 座 は 図 1のスプリントの 反 復 がないスクラムだったので 学 生 がスクラムの 考 え 方 や 効 用 を 十 分 理 解 した とは 言 い 難 い このような 結 果 になった 原 因 は 次 の2 点 である 実 証 講 座 の 前 にスクラムの 言 う 本 質 的 な 考 え 方 についての 教 育 が 十 分 ではなかった 大 事 なのは スクラムのフレームワークではなく スクラムの 思 想 である 学 生 が 道 に 迷 うのは 仕 方 のないことであるが 道 に 迷 った 時 の 教 員 側 の 指 導 が 不 足 していた 仮 に スプリント1の 計 画 で スプリント1の 目 標 はスクラムに 慣 れることであり 実 装 するバックログ は 少 なくても 良 いので スプリントを 完 成 することに 注 力 せよ と 指 導 していたならば 結 果 は 全 然 違 ったものになったであろう スクラムは チームの 自 立 活 動 を 重 視 するので チームをコントロール するという 考 え 方 はないが 教 育 的 視 点 でのコントロール( 指 導 )は 必 須 であろう スプリントの 反 復 ビジネス 条 件 と 要 求 スプリント バックログ プロダクト バックログ スプリント 計 画 日 次 スクラム 実 行 可 能 な プロダクト インクリメント 標 準 会 議 ガイドラ イン スプリント レビューミーティング 振 返 り 図 1 スクラム 要 約 図 1 スクラムの 要 約 反 省 点 2 今 回 の 実 証 実 験 では スプリントが2つであり これは 少 なすぎで 作 業 にやや 無 理 があったと 思 われる スクラムは 開 発 の 技 術 的 な 考 え 方 というよりは むしろチームで 仕 事 を 進 める 枠 組 みである 仕 事 を 進 める 上 で 重 要 な 点 の 一 つは スプリントの 反 復 である 従 って スクラムの 効 果 はスプリントを 数 回 反 復 して 体 得 できる チームがスプリントを 重 ね チームが 結 束 力 を 強 め 自 らの 成 長 を 実 感 できることがスクラム 理 解 の 上 で 重 要 なことである 従 って スプリントが2つというのは 少 なすぎたと 思 われる 反 省 点 3 日 本 側 の 学 生 はスクラムチームの 外 にあり 本 実 証 実 験 では スクラムを 十 分 体 得 できなかったと 思 わ れる 日 本 の 学 生 の 役 割 はPM CPO アーキテクトの 役 割 を 担 当 した PMはスクラムにない 概 念 教 育 -158-

53 的 な 意 味 合 いでプロジェクトを 管 理 したいのであれば 教 員 が 担 当 すべきであろう POの 役 割 はプロダクト バックログを 管 理 して 制 御 することにある 現 実 のスクラムでもユーザ 側 の 管 理 者 がPOになることが 多 く グローバルITエンジニアとしてのスキルではない 従 って CPOの 役 割 はこれも 教 員 が 担 うべきだったと 思 う またアーキテクトは 必 要 だが チームのメンバーとすべきである 日 本 の 学 生 は 今 回 はチームの 技 術 的 問 題 を 外 から 支 援 する 役 割 であった 今 回 日 本 の 学 生 は 主 役 であるスクラムチームの 外 側 にあり スクラムチームとして 参 加 した 海 外 学 生 に 比 して スクラムの 深 い 理 解 という 点 では 物 足 りなかったと 思 わ れる (2)グローバルIT 人 材 育 成 の 観 点 からの 評 価 スクラムの 習 得 もさることながら グローバルIT 人 材 として 活 躍 できる 能 力 の 取 得 が 本 来 の 目 的 である この 観 点 で 評 価 する スクラムは 短 期 のスプリントの 中 で 通 常 の 設 計 作 業 の 全 ての 工 程 ( 要 件 定 義 から 移 行 までの)を 包 含 している 更 に スクラムはチームが 主 役 である チームで 計 画 し チームで 開 発 し 問 題 があればチームで 解 決 する これは 私 の 仕 事 これは あなたの 仕 事 という 考 え 方 ではない チーム 全 員 で 協 働 してスプリントの 開 発 を 実 践 するのが 前 提 である つまり スクラムに 参 画 すれば 開 発 のあらゆる 作 業 をスプリントという 短 い 期 間 に 凝 縮 して 実 体 験 することができる 更 にそれを 反 復 することに より 確 固 たるノウハウを 獲 得 できるのである これは スクラムの 大 きな 特 徴 であり IT 人 材 育 成 の 観 点 か ら 非 常 に 重 要 なことである さらに 海 外 の 学 生 とともにスクラムチームを 組 めば システム 開 発 現 場 で 発 生 するあらゆる 場 面 でグローバルコミュニケーションが 経 験 できる よって スクラムはグローバルIT 人 材 を 育 成 するという 観 点 からも 重 要 であり かつ 最 適 な 手 法 である 反 省 点 1 前 にも 述 でたように 今 回 の 実 証 講 座 では 日 本 の 学 生 はスクラムチームの 外 にいた スクラムのスキル 習 得 あるいはグローバル 人 材 育 成 という 観 点 から 日 本 の 学 生 はスクラムチームの 一 員 として 参 画 すべ きであった スクラムチームのメンバーとして スプリントバックログを 実 装 する 際 に 発 生 するいろいろなコミ ュニケーション 進 捗 状 況 のやりとり 問 題 の 理 解 問 題 の 解 決 仕 様 の 理 解 設 計 内 容 の 説 明 プログラ ミング 手 法 やテスト 方 法 移 行 のやり 方 等 を 実 体 験 してこそグローバルIT 人 材 として 活 躍 できるスキルを 獲 得 できる ただ 混 成 スクラムチームを 実 現 するには 英 会 話 をはじめ 克 服 しなければならないコミュニケー ション 上 の 問 題 がある 作 業 が 中 断 し 全 くスクラムとして 機 能 しなくなる 可 能 性 も 考 えられる 従 って スク ラムの 円 滑 な 実 践 には 海 外 学 生 とのコミュニケーションがスムースにいくように いろいろな 工 夫 が 必 要 だ ろう たとえば バックログの 数 を 少 なくして 開 発 者 自 身 の 負 担 をなくし 十 分 なコミュニケーション 時 間 を 確 保 するとか デイリースクラムでの 報 告 内 容 をパターン 化 したテンプレートを 利 用 するとか 簡 単 に 説 明 できる 問 題 報 告 のテンプレートをつくるとか 教 員 の 様 々な 支 援 とか 今 後 の 研 究 課 題 になるだろう いず れにしても コミュニケーションの 問 題 を 恐 れていてはグローバルなシステム 開 発 を 実 現 できる 人 材 育 成 は いつまでもできないので 一 層 の 努 力 研 鑽 の 上 克 服 していかなければならない (3) 改 善 提 案 1)スクラムについての 事 前 学 習 の 充 実 スクラムのねらい 特 徴 方 法 について 実 践 上 最 低 限 のポイント 勘 所 を 理 解 させる 必 要 がある 2) 実 証 講 座 の 学 生 指 導 体 制 の 充 実 学 生 の 自 主 性 自 律 性 はスクラムの 考 え 方 に 沿 うものであり 尊 重 しなければならないが 学 生 が 間 違 った 方 向 に 向 かっていると 判 断 されれば 教 育 的 な 指 導 をしなければならない スクラムではチームをコント ロールするという 考 え 方 はないが 学 生 の 活 動 を 監 視 し 教 育 的 なコントロール( 指 導 )が 必 要 である よっ て 教 員 がPMになったり 定 期 的 に 状 況 把 握 したり 適 時 適 切 なアドバイスができるような 仕 組 みが 要 -159-

54 る 3)スプリントの 構 成 スプリントは 最 低 3 回 実 施 するようにしたい そして 例 えば 以 下 のようなバックログの 実 装 割 合 を 指 示 することも 考 えられる スプリント1: 全 バックログの20% スプリント2: 全 バックログの50% スプリント3: 全 バックログの30% (スプリント1,2のレビューから 要 件 変 更 を 入 れる) この 場 合 の 注 意 事 項 として バックログ 全 てを 完 成 させなくてもよい 全 部 できなければ 実 装 するバッ クログを 減 らしてでもスプリントを 完 了 させることに 意 味 がある さらに スプリントを 理 解 させるために ス プリント0 を 学 生 に 体 験 学 習 させる おそらく スプリント0 の 体 験 で 学 生 は 戸 惑 いや 疑 問 がたくさん 生 じると 思 われる そして 混 乱 も 生 ずることも 予 想 される しかし 最 初 の 混 乱 こそ その 後 のスプリントを 進 める 上 で 大 いに 役 立 つと 思 われる 4) 体 制 スクラムの 主 役 はチームである チーム 作 業 にITエンジニアとしての 大 半 の 作 業 が 含 まれる 従 って スクラムチームを 日 本 と 海 外 の 混 成 とすべきである 例 えば 以 下 のような 体 制 が 一 つの 案 として 考 えられ る PM: 必 要 ない( 教 育 目 的 でチームをコントロールするならば 教 員 が 担 当 ) プロダクトオーナー: 教 員 が 担 当 スクラムチーム スクラムマスタ: 日 本 の 学 生 開 発 者 : 日 本 2 海 外 2 アーキテクト: 日 本 1 5) 運 営 運 営 に 関 しては 次 のような 方 法 を 提 案 したい スプリント 計 画 : 少 なくともTV 会 議 で 行 う ディリースクラム: 15 分 間 全 員 参 加 でTV 会 議 で 行 う レビューミーティング: 少 なくともTV 会 議 を 利 用 する 振 返 り: 少 なくとも 振 り 返 りは 実 施 要 件 確 認 など 日 々の 作 業 : 常 にメールで 確 認 し 会 議 はTVで 行 うことが 望 ましい 目 的 はスクラムではない スクラムで 行 うチーム 内 開 発 作 業 で 発 生 する 対 話 トレーニングである だから コミュニケーションの 時 間 を 多 くとっても 良 いし ディリースクラムを 長 くしてもよい その 分 開 発 量 を 減 らしてもよい そして スプリントを 重 ねて チームが 成 長 し 結 束 力 が 上 がり 結 果 的 に 生 産 性 が 上 が ることを 確 認 することである これがスクラムの 意 義 であり 実 際 の 開 発 現 場 における 対 話 コミュニケーショ ンの 向 上 に 繋 がる その 結 果 グローバルITエンジニアとしてのスキルが 向 上 することが 期 待 できる 7.6 コンピテンシー 調 査 (1)コンピテンシーとは 今 回 の PBL によって 学 生 が 何 ができるようになったのか どのような 能 力 を 身 に 付 けたのか 調 査 を 実 施 した すなわち 学 生 が PBL を 体 験 することにより どのように 態 度 ( 行 動 ) 変 容 したか 調 査 した これ は 見 方 を 変 えれば 実 証 講 座 の 効 果 を 定 量 的 に 測 定 することでもある この 調 査 では 河 合 塾 (KEI アドバンス)が 開 発 した ジェネリックスキル 測 定 システム(Prog) を 使 って 測 -160-

55 定 した ジェネリックスキル とは 専 門 領 域 に 関 わらず 学 生 が 一 般 企 業 で 求 められる 汎 用 的 な 基 礎 力 ( 能 力 態 度 志 向 )のことである ジェネリックスキルは リテラシー と コンピテンシー の2つの 側 面 から 対 象 者 の 能 力 を 捉 える コンピテンシーは 知 識 よりも 主 に 経 験 ( 体 験 )に 基 づいて 習 得 した 能 力 のことである よって 今 回 は 学 生 が PBL のような 体 験 学 習 により どのような 能 力 を 身 に 付 けたか コンピテンシーを 測 定 することに した いわゆる 経 験 実 践 によって 身 に 付 けた 行 動 力 を 主 体 としたスキルである コンピテンシーは 大 きく1 対 課 題 基 礎 力 2 対 人 基 礎 力 3 対 自 己 基 礎 力 の3つの 領 域 のスキルが 測 定 できる 1 対 課 題 基 礎 力 は 課 題 発 見 力 計 画 立 案 力 実 践 力 の3つから 構 成 される 能 力 である たとえば 必 要 な 情 報 の 収 集 と 分 析 それに 基 づく 計 画 立 案 計 画 に 沿 って 具 体 的 に 行 動 する 能 力 である 2 対 人 基 礎 力 は 親 和 力 協 働 力 統 率 力 の3つから 構 成 される 能 力 である たとえば 円 満 な 人 間 関 係 を 築 き 協 調 的 に 仕 事 を 進 める 力 や 場 の 雰 囲 気 をよみ 目 標 に 向 かって 組 織 を 動 かすことができる 高 度 な 人 間 力 のことである 3 対 自 己 基 礎 力 は 感 情 制 御 ( 自 分 の 感 情 をコントロールする) 力 自 信 創 出 ( 自 信 を 付 ける) 力 行 動 持 続 力 の3つから 構 成 される たとえば 実 際 の 仕 事 の 場 面 で 自 分 の 気 持 ちの 揺 れをコントロールし 常 に 冷 静 に 判 断 し チーム 全 体 での 力 を 発 揮 させる 能 力 や 物 事 をポジティブに 考 える 力 モチベーショ ンを 維 持 する 力 および 主 体 的 に 動 き 良 い 行 動 を 習 慣 づける 力 のことである コンピテンシーは 社 会 ( 企 業 ) 人 として 期 待 される 能 力 であり 人 間 力 のことである (2)コンピテンシーの 測 定 方 法 平 成 26 年 9 月 実 証 講 座 (PBL)を 開 始 する 前 に コンピテンシーをProgテストにより 測 定 した 次 に 平 成 26 年 12 月 実 証 講 座 (PBL)が 終 了 した 時 点 で 再 度 コピテンシーの 測 定 を 実 施 した 事 前 ( 第 1 回 目 )の 測 定 値 と 事 後 (2 回 目 )の 測 定 値 との 比 較 ( 差 異 )により 学 生 個 人 の 伸 びや 実 証 講 座 のおおよその 効 果 を 見 ることが 出 来 る ただし スクラム 実 践 の 一 つ 一 つの 作 業 に 直 接 結 びついたも のではなく 総 合 的 な 評 価 であるので 注 意 を 要 する (3) 測 定 対 象 者 測 定 対 象 者 は PBL に 参 加 した 日 本 側 4 名 の 学 生 である (4)コンピテンシーの 測 定 結 果 図 2に 学 生 の PBL 実 施 前 と 実 施 後 のコンピテンシーの 変 化 を 示 す 本 図 に 見 るように 対 人 基 礎 力 は 第 1 回 目 の 測 定 値 は 4.00 であるが 第 2 回 目 では 4.75 であり コンピテンシー スコアは 上 昇 している (a) 対 人 基 礎 力 の 向 上 今 回 の PBL では 日 本 の 学 生 は 海 外 2 校 の 学 生 との 調 整 をしながら 作 業 を 進 める 立 場 であった よっ て 親 和 力 協 働 力 統 率 力 が 必 要 であったことは 確 かである このレベル 値 が 上 昇 したことは 評 価 に 値 する (b) 対 自 己 基 礎 力 の 向 上 PBL は チームの 力 である リーダは 常 に 自 分 の 感 情 をコントロールし 制 御 しながら チーム 全 体 の 力 を 発 揮 させる 能 力 が 必 要 である このスコア 値 が 上 昇 したことは 評 価 に 値 する (c) 対 課 題 基 礎 力 の 向 上 今 回 のPBLでは 海 外 2 校 との 間 で 多 くの 問 題 が 発 生 した 問 題 点 に 対 して 直 接 対 応 することは 当 然 として 根 本 的 な 問 題 を 探 る 出 すために 課 題 発 見 力 が 養 われたと 推 察 される このレベル 値 が 上 昇 した ことは 評 価 に 値 する 図 2 学 生 の PBL 実 施 前 と 実 施 後 のコンピテンシーの 変 化 -161-

56 図 3 グローバル 人 材 全 体 モデル 社 会 人 および 大 学 生 のコンピテンシースコア 比 較 (KEI アドバンス 提 供 ) -162-

57 (5) グローバル 人 材 全 体 モデル 社 会 人 大 学 生 および PBL 参 加 学 生 のコンピテンシースコア 比 較 図 3に グローバルな 国 際 社 会 で 活 躍 する グローバル 人 材 と モデル 社 会 人 一 般 大 学 生 および PBL 参 加 の 日 本 人 学 生 (4 名 )のコンピテンシースコアを 比 較 したものを 示 す グローバル 人 材 ( 全 体 ) と は 25 歳 ~49 歳 の 日 本 人 ビジネスパーソンで アジアにおいて 外 国 人 のマネジメント 経 験 のある 人 材 のこ とである 海 外 平 均 滞 在 期 間 は 約 4 年 である 必 ずしも IT 分 野 の 人 材 だけでなく いろいろな 専 門 性 を 持 ち 広 く 国 際 分 野 で 活 躍 する 人 材 のことである 図 3に 見 るように 当 然 ながら グローバル 人 材 全 体 は ほとんどのコンピテンシー 要 素 で スコア(レ ベル)が 高 い グローバル 人 材 の 場 合 特 に 親 和 力 統 率 力 感 情 制 御 力 の3つの 要 素 が 高 いという 結 果 がで ている これに 対 して PBL 参 加 学 生 の 場 合 親 和 力 は 比 較 的 低 いスコアであるが 統 率 力 と 感 情 制 御 力 は 他 の 要 素 に 対 して 高 いスコアである 一 番 注 目 すべきことは PBL 参 加 学 生 の 協 働 力 と 実 践 力 が 高 いことである それぞれ で 協 働 力 に 至 っては グローバル 人 材 のスコア を 上 回 っている (6) 成 長 分 析 PBL 参 加 学 生 の4 名 は グローバル 人 材 が 高 い 能 力 を 持 つといわれる 親 和 力 統 率 力 と 感 情 制 御 力 が PBL を 経 て それぞれスコアを 上 げている これは 今 回 の PBL の 効 果 を 示 すものである PBL による 開 発 経 験 は PBL 参 加 学 生 にとっては 貴 重 な 経 験 であり 個 人 の 成 長 はもちろんのこと PBL プロジェクトを 高 く 評 価 しても 良 いであろう 改 善 提 案 企 業 が 重 視 し 学 生 に 期 待 する 能 力 として 前 に 踏 み 出 す 力 (たとえば 主 体 性 や 粘 り 強 さ) チームで -163-

58 協 調 して 一 つの 仕 事 を 成 し 遂 げる 力 (たとえば チームワーク 力 コミュニケーション 力 )があげられる こ れらの 因 子 についても 定 量 的 に 測 定 できるとよかったと 思 う さらに Prog プログラムの 一 機 能 として ユ ーザが 見 たい 固 有 の 要 素 が 定 量 的 に 測 定 できるとよい たとえば スクラム 開 発 に 必 要 な 各 能 力 が どれ ほど 変 化 したか 定 量 的 に 見 ることができるれば 効 果 的 である 8. 今 後 の 展 望 富 山 県 下 の 企 業 では 現 状 では すでに 海 外 と 事 業 展 開 をしている 企 業 はあるものの それほど 多 く はなく 半 数 以 上 の 企 業 では グローバル 化 のニーズは あまりない しかしながら 今 後 の 日 本 企 業 のグローバル 化 は 産 業 種 別 にかかわらず 拡 大 していくであろうし 企 業 にとっては 避 けては 通 れない ましては 現 在 地 方 活 性 化 の 施 策 が 政 府 主 導 で 推 進 されている 学 校 が 今 回 のようなグローバル 化 の 教 育 プロジェクトモデル を 先 導 的 かつ 積 極 的 に 実 施 することは 大 きな 意 味 があり グローバル IT 人 材 を 育 成 していくことは 企 業 に 対 して インパクトを 与 えるであろう 企 業 が 必 要 とする 人 材 育 成 は 短 時 間 でできるものではない ましては 英 語 コミュニケーション 能 力 を 有 する IT グローバル 人 材 を 育 成 することは 簡 単 なことではない 世 の 中 の 流 れが グローバル 化 にシフト しようとするときに グローバル 人 材 育 成 を 考 えても そのときはすでに 遅 い したがって 若 手 学 生 が 集 中 する 学 校 において 先 導 的 に 意 識 的 に 富 山 の 将 来 を 見 据 えて グローバル 人 材 育 成 を 推 進 する ことは 大 変 重 要 なことである 次 のステップでも 富 山 県 下 の 企 業 や 若 手 IT エンジニアを 巻 き 込 んだこ のようなグローバルプロジェクトが 計 画 され 推 進 されることを 期 待 したい 9.まとめ スクラムは 開 発 の 技 術 的 な 考 え 方 というよりは むしろチームで 仕 事 を 進 める 枠 組 みのことである 仕 事 を 進 める 上 で 重 要 なことは スプリントの 反 復 である 従 って スクラムの 効 果 は スプリントを 数 回 反 復 することにより 体 得 できる さらに チームが 協 力 してスプリントを 重 ね チームが 結 束 力 を 強 め 自 らの 成 長 を 実 感 できることがスクラム 理 解 の 上 で 重 要 なことである また スクラムに 参 画 すれば 開 発 のあらゆる 作 業 をスプリントという 短 い 期 間 に 凝 縮 して 実 体 験 できる これは スクラムの 大 きな 特 徴 であり IT 人 材 育 成 の 観 点 から 非 常 に 重 要 なことである さらに 海 外 の 学 生 とともにスクラムチームを 組 めば システム 開 発 現 場 で 発 生 するあらゆる 場 面 でグロ ーバルコミュニケーション 力 はアップする IT 技 術 と 英 語 コミュニケーション 力 を 同 時 に 体 験 学 習 し スキ ルアップを 図 ることができる スクラムはグローバルIT 人 材 を 育 成 するという 視 点 から もっとも 有 効 的 な 教 育 システムである 語 学 だけ 勉 強 しても 決 して グローバル IT エンジニア になれるわけではない 海 外 チームとの 協 働 作 業 により 真 に 使 えるコミュニケーション 力 を 身 に 付 けることができる 今 回 本 事 業 でスクラム 方 式 により この 新 しい グローバル IT 人 材 育 成 方 法 が PBL により 試 行 実 験 さ れ 成 果 を 挙 げた これは 今 まで 大 学 等 の 高 等 教 育 機 関 では 実 施 されたことがない 新 規 性 のある 実 践 である よって 本 PBL は 非 常 に 有 益 であり 高 く 評 価 できる しかし スクラムの 実 践 について 改 善 すべ 点 もいくつか 挙 げられる 1 学 生 に 対 する スクラムの 思 想 の 説 明 が 十 分 ではなかった 2スプリントが2つでは 少 なかった 3 反 復 のないスクラムであった 4ス クラムチームは 日 本 と 海 外 の 混 成 チームとすべきであった コミュニケーション 言 語 や 習 慣 の 異 なる 学 生 同 士 が その 壁 を 乗 り 越 えて スクラムを 組 んで 協 調 するところに 大 きな 意 義 がある 5 役 割 分 担 開 発 体 制 に 工 夫 が 必 要 であった など 解 決 すべき 課 題 も 残 った -164-

59 しかし 今 後 改 善 提 案 に 従 って 積 極 的 な 工 夫 改 善 が 行 われれば さらに 精 度 の 高 い 効 果 的 な グ ローバル IT 人 材 育 成 システム が 創 成 され IT 人 材 育 成 分 野 に 大 きなインパクトを 与 えるであろう 以 上 -165-

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61 付 録 -167-

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63 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 事 業 説 明 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 Agenda 1. 文 科 省 委 託 事 業 の 全 体 像 2. 当 プロジェクトに 至 る 背 景 3. 平 成 25 年 度 事 業 内 容 4. 平 成 26 年 度 事 業 内 容

64 1. 文 科 省 委 託 事 業 の 全 体 像 3 (1) 成 長 分 野 等 における 中 核 的 人 材 養 成 の 戦 略 的 推 進 事 業 我 が 国 の 経 済 社 会 を 支 える 分 厚 い 中 間 層 を 育 成 するため 産 業 構 造 の 変 化 やグローバル 化 に 対 応 した 知 識 技 術 技 能 を 備 えた 中 核 的 専 門 人 材 を 量 質 ともに 戦 略 的 に 確 保 する 新 たな 学 習 システムを 構 築 する 分 野 のとり ~ 平 成 25 年 度 まとめ ( 第 1 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 職 域 プロジェクト 平 成 26 年 度 ( 第 1 及 び 第 2 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 各 地 域 の 職 域 プロジェクト オーダーメイド 平 成 27~28 年 度 ( 第 2 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 職 域 プロジェクト 全 国 的 な 標 準 カリキュラム 地 域 プロジェクト 地 域 プロジェクト

65 (2)IT 分 野 の 全 体 像 IT 分 野 産 学 連 携 コンソーシアム グローバルITエンジニア 次 世 代 インターネット スマホアプリ クラウド クラウド 自 動 車 組 込 み クラウド 情 報 セキュリティ 5 2. 当 プロジェクトに 至 る 背 景

66 (1) 前 年 度 までのプロジェクト 実 施 内 容 年 度 事 業 内 容 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ブリッジSE 育 成 を 提 言 ブリッジSEレベル 別 達 成 評 価 基 準 作 成 ブリッジSE 育 成 カリキュラム 作 成 ブリッジSE 育 成 教 材 開 発 ブリッジSE 育 成 教 材 の 評 価 ブリッジSE 人 材 の 評 価 7 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 1 地 方 IT 企 業 におけるオフショア 開 発 実 施 状 況 ( 百 万 円 ) 平 成 24 年 度 事 業 調 査 報 告 書 より ( 年 度 )

67 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 2 ユーザ 企 業 とIT 企 業 の 海 外 事 業 状 況 ( 百 万 円 ) IPA:IT 人 材 白 書 2014 より ( 年 度 ) 9 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 3 従 来 型 受 託 開 発 以 外 へのシフト 状 況 一 次 請 比 率 の 低 い 企 業 の 状 況 ( 百 万 円 ) ( 年 度 ) IPA:IT 人 材 白 書 2014 より 10

68 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 4 地 方 IT 企 業 の 状 況 新 幹 線 開 通 による 人 材 流 出 に 対 応 して 人 材 育 成 教 育 機 関 連 携 海 外 連 携 に 力 を ( 百 万 円 ) 入 れている ( 岩 手 県 ) アジアの 窓 口 として 海 外 との 連 携 元 請 化 を 目 指 している ( 福 岡 県 ) 国 内 ニアショア 拠 点 オフショア 発 信 拠 点 を 目 指 してる ( 沖 縄 県 ) 海 外 連 携 のニーズは 低 い ( 富 山 県 ) 平 成 25 年 度 事 業 調 査 報 告 書 より ( 年 度 ) 11 (3) 地 方 型 グローバルITエンジニアの 位 置 づけ 特 に 国 際 性 を 求 められていない 富 山 県 において IT 企 業 の 元 請 化 や 海 外 連 携 による 開 発 力 商 品 力 の 強 化 を 行 うことを 可 能 とする 人 材 県 内 ITニーズを 掘 り 起 し 提 案 型 のシステム 企 画 を 行 うことができる 海 外 のエンジニアと 協 働 して ソフトウェア 開 発 を 行 う ことができる

69 3. 平 成 25 年 度 事 業 内 容 13 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 1 ブリッジSE 育 成 カリキュラム 受 講 した 学 生 の 学 習 効 果 を 検 証 する 為 に 下 記 の 実 証 講 座 及 び 成 果 検 証 プロジェクトを 実 施 した 1 事 前 準 備 講 座 (2013 年 9 月 9 日 11 月 1 日 ) 場 所 : 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 対 象 : 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 度 情 報 システム 学 科 4 年 生 4 名 概 要 :ブリッジSE 育 成 カリキュラムの 基 礎 英 語 及 びオフショア 開 発 PBL 教 材 より 抜 粋 し 短 縮 版 として 実 施 した 2 成 果 検 証 プロジェクト 実 施 (2013 年 11 月 4 日 11 月 22 日 ) 場 所 : 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 ( 国 内 発 注 元 会 社 を 担 当 ) フィリピン マカティ 大 学 (オフショア 開 発 会 社 を 担 当 ) 対 象 : 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 度 情 報 システム 学 科 4 年 生 4 名 フィリピン マカティ 大 学 Computer Science 学 部 生 3 名 概 要 : 架 空 の 会 社 向 け 基 幹 システムの 機 能 追 加 プロジェクトを 想 定 し 3 4つの 追 加 機 能 開 発 を 依 頼 し 開 発 受 入 検 収 までの 作 業 工 程 を 英 語 にて 実 施 した 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

70 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 3 オフショア 開 発 PBL 教 材 より 実 施 したインシデントは 下 記 の 通 り 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 15 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 4 2 成 果 検 証 プロジェクト 実 施 (2013 年 11 月 4 日 11 月 22 日 ) OSSのERP 基 幹 ソフトウェアのADempiere(アデンピエレ)の 機 能 追 加 開 発 を 架 空 のプロジェクトとして 実 施 し 日 本 側 学 生 の 学 習 成 果 を 検 証 する Japanese Adviser Japanese Leader Japanese Members ADempiere ERP Environment Modules Check and Advice Add tasks Change Status Get modules Send and Receive JIRA Modules Send Link to Task Web Mail Philippines Adviser 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved Check and Advice Add sub-tasks Change Status Upload modules Philippines Leader Send and Receive Philippines Members ADempiere ERP Environment Modules

71 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 5 参 考 :ADempiereの 概 要 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 日 本 ADempiereの 会 ホームページより 引 用 17 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 6 参 考 :Adempiere(アデンピエレ)のカスタマイズ 例 項 目 を 追 加 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

72 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 10 参 考 : 機 能 追 加 開 発 の 仕 様 書 サンプル 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 19 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 11 実 施 結 果 (インシデント 単 位 ) 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

73 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 12 成 果 検 証 プロジェクト 終 了 後 に 受 講 した 学 生 を 対 象 に 実 施 した アンケート 結 果 は 下 記 の 通 り 問 1 コミュニケーションをとるのにどのような 工 夫 をしたか? より 深 いコミュニケーションの 為 の 英 語 学 習 相 手 の 事 を 理 科 うする 為 の 歴 史 文 化 の 事 前 調 査 対 等 な 立 場 で 同 じ 目 線 になるように 工 夫 した JIRAを 中 心 に 活 用 し Skypeのチャットも 活 用 して 補 足 した チャットにてより 緊 密 なやり 取 りを 行 うように 工 夫 した 問 2 文 化 習 慣 メンタリティの 違 いを 感 じた 点 は 何 か? フィリピン 側 の 対 応 が 早 く とてもやる 気 と 積 極 性 があると 感 じた 日 本 人 は 時 間 を 大 切 にし スケジュールを 守 るために 尽 力 してくれた 習 慣 上 の 違 いは 感 じなかった 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 21 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 13 問 3 本 講 座 受 講 し 気 づいた 点 は 何 か? 文 字 でのやりとりであれば ある 程 度 外 国 人 とのコミュニケーションをとれ る 自 信 がついた プロジェクト 管 理 ツール 上 だけのやりとりでは コミュニケーション 不 足 に なる 恐 れがあると 感 じた Skypeでの 会 話 はプロジェクトに 有 効 であった 非 常 に 楽 しく 今 回 のプロジェクトを 行 えたので 実 際 に 会 って 英 語 で 会 話 したいと 思 った オフショア 開 発 前 の 英 語 の 授 業 が 役 に 立 った 日 本 人 との 共 同 作 業 はとてもよい 経 験 になった 日 本 にも 興 味 を 持 った ERPソフトウェアのADempiereを 知 ることができて 良 かった 時 間 管 理 の 方 法 とその 価 値 を 学 ぶことができた 日 本 人 は 親 しみやすく とても 好 きになった 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

74 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 14 成 果 検 証 プロジェクトに 参 加 した 日 本 側 学 生 を 講 師 が 客 観 的 に 評 価 した 結 果 は 下 記 の 通 り ( 当 カリキュラム 学 習 指 導 要 領 15 頁 理 解 度 評 価 と 指 標 に 基 づいた 評 価 結 果 ) 評 価 基 準 ( 抜 粋 ) ブリッジSE(リーダ) 向 け 評 価 (5 項 目 ) ブリッジSE(メンバ) 向 け 評 価 (5 項 目 ) 1. 理 解 力 1. 指 示 内 容 の 理 解 力 2. 問 題 解 決 力 2. 作 業 の 正 確 さ 3.コミュニケーション 力 3. 報 告 の 正 確 さ 4. 指 導 力 ( 遠 隔 ) 4. 協 調 性 5. 指 導 力 ( 直 接 ) 5. 応 用 力 評 価 の 指 標 ( 抜 粋 ) 5( 高 い) 評 価 項 目 を 理 解 した 上 で 実 施 し 目 的 通 りの 結 果 を 得 る 事 ができる 4 評 価 項 目 を 理 解 し 実 施 しているが 時 間 が 多 くかかり 稀 に 望 まない 結 果 になる 3 評 価 項 目 を 概 ね 理 解 して 作 業 を 実 施 し 50%の 確 率 でうまく 行 かない 2 見 よう 見 まねで 作 業 を 実 施 して 本 質 を 理 解 していない 1 共 同 作 業 者 に 助 けられながら 何 とか 作 業 をこなしているが 理 解 していない 0( 低 い) 全 く 作 業 内 容 を 理 解 しておらず 成 果 物 を 全 く 提 出 できていない 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 23 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 15 ブリッジSE(リーダ) 対 象 理 解 力 問 題 解 決 力 コミュニケー ション 力 指 導 力 ( 遠 隔 ) 指 導 力 ( 直 接 ) 合 計 学 生 A ブリッジSE(メンバ) 対 象 指 示 内 容 の 理 解 力 作 業 の 正 確 さ 報 告 の 正 確 さ 協 調 性 応 用 力 合 計 学 生 B 学 生 C 学 生 D リーダ 及 びメンバの 合 計 点 数 が15 点 以 上 (60% 以 上 )で 学 習 の 効 果 を 認 定 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

75 (1)フィリピンとのオフショア 開 発 16 検 証 のまとめ 当 プロジェクトに 参 加 した 学 生 は 英 語 に 苦 手 意 識 があり 大 規 模 プロジェクトへの 参 加 経 験 も 実 際 のオフショア 開 発 プロジェクトへの 参 加 経 験 も 無 かったが 当 該 カリキュラム と 教 材 を 通 して ブリッジSEとして 必 要 な 資 質 や 作 業 に 対 する 心 構 えを 事 前 に 学 習 する ことによって 成 果 検 証 プロジェクトにて 想 定 以 上 の 成 果 を 上 げることができた これに 加 えて 検 証 パートナーを 勤 めてくれたフィリピン マカティ 大 学 の 学 生 達 のレベル の 高 さも 当 プロジェクトの 円 滑 な 進 行 を 助 長 してくれたと 考 えている 上 記 の 様 に 事 前 準 備 講 座 を 受 講 した 学 生 が 成 果 検 証 プロジェクトを 遂 行 できた 結 果 より 当 カリキュラム 及 び 教 材 の 有 効 性 を 示 している また 当 教 材 で 想 定 していたツールには リアルタイムチャットを 行 うソフトウェアが 含 ま れていなかったが 今 回 学 生 達 が 自 発 的 に 用 いたSkypeチャット 機 能 が 有 効 に 働 いて いたと 考 えられる よって 当 教 材 の 標 準 ツールにチャットソフトウェアを 追 加 する 事 でより 効 果 的 が 学 習 が 行 われると 考 えている 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 25 (2)オフショア 開 発 PBL 教 材 の 検 証 1 目 的 平 成 24 年 度 事 業 で 開 発 した オフショア 開 発 PBL 教 材 が 教 員 の 目 で 専 門 学 校 生 に 対 して 有 効 な 教 材 であるかを 評 価 する 検 証 方 法 専 門 学 校 教 員 がグループを 作 って 教 員 役 と 学 生 役 にわかれて 教 材 を 使 用 した 授 業 を 実 施 した 受 講 者 専 門 学 校 教 員 4 名 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

76 (2)オフショア 開 発 PBL 教 材 の 検 証 2 結 果 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 27 (2)オフショア 開 発 PBL 教 材 の 検 証 3 意 見 システムの 導 入 が 難 しい グループ 内 での 作 業 分 担 をどうすれば 良 いかの 説 明 が 欲 しい 英 語 に 対 するハードルが 下 がった 振 返 りの 時 間 を 設 けると 良 い 基 礎 的 な 英 語 例 文 を 徹 底 的 に 行 うと 良 い 検 証 結 果 専 門 学 校 生 向 けの 教 材 として 効 果 が 高 いことが 証 明 された しかし 教 材 で 使 用 するソフトウェアの 導 入 や 使 用 方 法 について 改 善 点 が 指 摘 さ れた また 基 礎 英 語 や 異 文 化 理 解 の 部 分 についても 改 善 点 が 指 摘 さ れた 指 摘 された 改 善 点 については 次 年 度 以 降 に 事 業 で 改 修 を 行 う 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

77 (1) 評 価 基 礎 英 語 とPBL 教 材 による 学 習 は オフショア 開 発 を 推 進 する 上 で 大 変 有 効 である 他 の 専 門 学 校 教 員 による 評 価 でも 教 材 は 高 い 評 価 を 得 ており 極 めて 有 効 である ブリッジSE 役 の 学 生 はレベル 別 達 成 規 準 におけるレベル3に 達 している オープンソースERPソフト ADempiere を 選 定 したのは 大 変 有 効 である メール 等 に 使 われる 英 文 を 集 めたe-Learning 教 材 を 開 発 して 欲 しい 海 外 の 技 術 者 と 協 調 し 連 携 しながら 開 発 を 進 めるという 共 同 開 発 方 式 共 同 開 発 した 成 果 物 を 現 地 でも 利 用 してもらう オープンイノベーション を 進 めて 欲 しい 目 的 をもった 英 語 コミュニケーション 力 の 学 習 が 有 効 である すなわち IT 技 術 者 としてITスキルを 習 得 することと 並 行 して 英 語 ITスキルも 学 ぶと いう 並 行 処 理 方 式 が 注 目 されている 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved 29 (1) 事 業 評 価 基 礎 英 語 とPBL 教 材 による 学 習 は オフショア 開 発 を 推 進 する 上 で 大 変 有 効 である 他 の 専 門 学 校 教 員 による 評 価 でも 教 材 は 高 い 評 価 を 得 ており 極 めて 有 効 である ブリッジSE 役 の 学 生 はレベル 別 達 成 規 準 におけるレベル3に 達 している オープンソースERPソフト ADempiere を 選 定 したのは 大 変 有 効 である メール 等 に 使 われる 英 文 を 集 めたe-Learning 教 材 を 開 発 して 欲 しい 海 外 の 技 術 者 と 協 調 し 連 携 しながら 開 発 を 進 めるという 共 同 開 発 方 式 共 同 開 発 した 成 果 物 を 現 地 でも 利 用 してもらう オープンイノベーション を 進 めて 欲 しい 目 的 をもった 英 語 コミュニケーション 力 の 学 習 が 有 効 である すなわち IT 技 術 者 としてITスキルを 習 得 することと 並 行 して 英 語 ITスキルも 学 ぶと いう 並 行 処 理 方 式 が 注 目 されている 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved

78 4. 平 成 26 年 度 事 業 内 容 31 (1) 事 業 の 目 的 地 方 型 グローバルITエンジニアの 人 材 像 を 明 確 にする 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 方 法 を 明 確 にする

79 (2) 実 施 内 容 人 材 像 の 明 確 化 富 山 県 内 IT 企 業 への 調 査 を 行 い 地 方 型 グローバルIT エンジニアの 人 材 像 を 明 確 にする 育 成 方 法 の 明 確 化 地 方 型 グローバルITエンジニアのモデルカリキュラムを 作 成 する 教 材 の 開 発 地 方 型 グローバルITエンジニアを 育 成 するためのPBL 教 材 を 作 成 する 教 材 の 実 証 日 本 の 専 門 学 校 生 と 海 外 の 学 生 が 作 成 した 教 材 を 使 用 して 教 材 の 実 証 を 行 う 33 (3) 人 材 像 の 明 確 化 ブリッジSE 向 けレベル 別 達 成 評 価 基 準 を 利 用 して 地 方 型 グローバルITエンジ ニアのレベル 別 達 成 評 価 基 準 を 作 成 する 平 成 24 年 度 作 成 ブリッジSE 用 レベル 別 達 成 評 価 基 準

80 (4) 育 成 方 法 の 明 確 化 ブリッジSE 向 けモデルカリキュラムを 利 用 して 地 方 型 グローバルITエンジニア のモデルカリキュラムを 作 成 する 平 成 24 年 度 作 成 ブリッジSE 用 レベル 別 達 成 評 価 基 準 35 (5) 教 材 の 作 成 目 的 : 地 方 型 グローバルITエンジニアとして 企 画 提 案 力 海 外 エンジニアと 協 働 でシステム 開 発 を 行 うことがで きる 能 力 を 身 に 付 けさせる 概 要 : 内 容 : 特 徴 : 学 生 が 主 体 的 に 企 画 立 案 した 機 能 を Android 端 末 アプリに 実 装 する 実 装 の 際 には 海 外 のエンジニア と 協 働 で 行 う Android 端 末 アプリのベースとなる 日 本 語 設 計 書 英 語 設 計 書 及 びソースコードを 持 ち 学 生 の 設 計 によ る 改 変 を 行 うことができる Android 端 末 アプリの 構 造 はシンプルであり 機 能 追 加 等 の 改 変 が 容 易 となっている また 改 変 量 の 調 整 も 容 易 となっている 海 外 学 生 からの 意 見 を 反 映 する 等 の 協 働 開 発 形 態 をとる

81 (6) 教 材 の 実 証 目 的 : 教 材 が 地 方 型 グローバルITエンジニア 育 成 に 効 果 があるか 評 価 する 対 象 : 日 本 専 門 学 校 生 5 名 フィリピン 大 学 生 3 名 インドネシア 大 学 生 3 名 規 模 : Android 端 末 アプリの2モジュール 開 発 実 施 方 法 : 日 本 学 生 が 地 方 型 グローバルITエンジニアとし て 海 外 学 生 にAndroid 端 末 アプリの 開 発 を 依 頼 する 海 外 との 連 絡 には 英 語 を 使 用 する 実 施 時 期 : 10 月 ( 設 計 ) 11 月 ( 開 発 ) 12 月 ( 受 入 れ 評 価 ) その 他 : 最 後 に 日 本 に 日 本 学 生 フィリピン 学 生 インド ネシア 学 生 が 集 まり 実 証 結 果 の 振 返 りを 行 う 37 (7) 各 会 の 実 施 内 容 会 実 施 委 員 会 海 外 連 携 分 科 会 開 発 分 科 会 調 査 分 科 会 事 業 方 向 性 の 確 定 事 業 内 容 の 承 認 実 施 内 容 海 外 連 携 機 関 の 確 保 海 外 連 携 機 関 との 調 整 連 絡 教 材 の 作 成 教 材 の 実 証 地 方 型 グローバルITエンジニア 人 材 像 調 査 レベル 別 達 成 評 価 基 準 作 成 モデルカリキュラム 作 成 評 価 分 科 会 事 業 評 価 基 準 の 作 成 事 業 評 価 の 実 施

82 (8)スケジュール 内 容 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 実 施 委 員 会 合 同 分 科 会 海 外 連 携 分 科 会 開 発 分 科 会 調 査 分 科 会 評 価 分 科 会 人 材 像 & 育 成 方 法 の 明 確 化 教 材 開 発 教 材 実 証 成 果 報 告 会 39 (9) 構 成 機 関 1 教 育 機 関 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 中 央 情 報 経 理 専 門 学 校 高 崎 校 宮 崎 情 報 ビジネス 専 門 学 校 国 際 電 子 ビジネス 専 門 学 校 麻 生 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 知 情 報 ビジネス 専 門 学 校 盛 岡 情 報 ビジネス 専 門 学 校 日 本 電 子 専 門 学 校 富 山 県 立 大 学 富 山 大 学 富 山 高 等 専 門 学 校 金 沢 工 業 大 学 神 戸 情 報 大 学 院 大 学 マカティ 大 学

83 (9) 構 成 機 関 2 官 公 庁 企 業 各 種 団 体 富 山 県 経 営 管 理 部 情 報 政 策 課 株 式 会 社 インテック 日 本 ソフテック 株 式 会 社 株 式 会 社 日 本 オープンシステムズ 株 式 会 社 システムコボ 株 式 会 社 ユーコム e-consulting 株 式 会 社 KEIアドバンス M design 有 限 会 社 ザ ライスマウンド 特 定 非 営 利 活 動 法 人 関 西 アジア 太 平 洋 共 生 機 構 AKI 財 団 株 式 会 社 アセアン ビズ コンサルタンツ 富 山 県 高 度 情 報 通 信 ネットワーク 社 会 推 進 機 構 富 山 県 情 報 産 業 協 会

84 富 山 県 をモデルとした 地 方 型 グローバルITエンジニアの 育 成 学 校 法 人 浦 山 学 園 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 Agenda 1. 文 科 省 委 託 事 業 の 全 体 像 2. 当 プロジェクトに 至 る 背 景 3. 事 業 内 容 4. 事 業 評 価 5. 次 年 度 への 展 望

85 1. 文 科 省 委 託 事 業 の 全 体 像 3 (1) 成 長 分 野 等 における 中 核 的 人 材 養 成 等 の 戦 略 的 推 進 事 業 我 が 国 の 経 済 社 会 を 支 える 分 厚 い 中 間 層 を 育 成 するため 産 業 構 造 の 変 化 やグローバル 化 に 対 応 した 知 識 技 術 技 能 を 備 えた 中 核 的 専 門 人 材 を 量 質 ともに 戦 略 的 に 確 保 する 新 たな 学 習 システムを 構 築 する 分 野 のとり ~ 平 成 25 年 度 まとめ ( 第 1 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 職 域 プロジェクト 平 成 26 年 度 ( 第 1 及 び 第 2 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 各 地 域 の 職 域 プロジェクト オーダーメイド 平 成 27~28 年 度 ( 第 2 段 階 ) 産 学 官 コンソーシアム 職 域 プロジェクト 全 国 的 な 標 準 カリキュラム 地 域 プロジェクト 地 域 プロジェクト

86 (2)IT 分 野 の 全 体 像 IT 分 野 産 学 連 携 コンソーシアム グローバルITエンジニア 次 世 代 インターネット スマホアプリ クラウド クラウド 自 動 車 組 込 み クラウド 情 報 セキュリティ 5 2. 当 プロジェクトに 至 る 背 景

87 (1) 前 年 度 までのプロジェクト 実 施 内 容 年 度 事 業 内 容 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 ブリッジSE 育 成 を 提 言 ブリッジSEレベル 別 達 成 評 価 基 準 作 成 ブリッジSE 育 成 カリキュラム 作 成 ブリッジSE 育 成 教 材 開 発 ブリッジSE 育 成 教 材 の 評 価 ブリッジSE 人 材 の 評 価 7 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 1 地 方 IT 企 業 におけるオフショア 開 発 実 施 状 況 ( 百 万 円 ) 平 成 24 年 度 事 業 調 査 報 告 書 より ( 年 度 )

88 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 2 ユーザ 企 業 とIT 企 業 の 海 外 事 業 状 況 ( 百 万 円 ) IPA:IT 人 材 白 書 2014 より ( 年 度 ) 9 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 3 従 来 型 受 託 開 発 以 外 へのシフト 状 況 下 請 け 比 率 の 高 い 企 業 の 状 況 ( 百 万 円 ) ( 年 度 ) IPA:IT 人 材 白 書 2014 より 10

89 (2)グローバルITエンジニア 育 成 の 背 景 4 地 方 IT 企 業 の 状 況 新 幹 線 開 通 による 人 材 流 出 に 対 応 して 人 材 育 成 教 育 機 関 連 携 海 外 連 携 に 力 を ( 百 万 円 ) 入 れている ( 岩 手 県 ) アジアの 窓 口 として 海 外 との 連 携 元 請 化 を 目 指 している ( 福 岡 県 ) 国 内 ニアショア 拠 点 オフショア 発 信 拠 点 を 目 指 してる ( 沖 縄 県 ) 海 外 連 携 のニーズは 低 い ( 富 山 県 ) 平 成 25 年 度 事 業 調 査 報 告 書 より ( 年 度 ) 11 (3) 地 方 型 グローバルITエンジニアの 位 置 づけ 富 山 県 のような 地 方 のIT 業 界 を 活 性 化 する 地 方 IT 企 業 が 求 める 地 方 型 グローバルITエ ンジニアの 育 成 を 行 う 県 内 のITニーズの 掘 り 起 こし 提 案 型 のシス テム 企 画 などの 上 流 工 程 の 対 応 と 国 際 的 な システム 開 発 に 対 応 したエンジニアである 地 方 型 グローバルITエンジニアは 地 方 の 新 たなIT 市 場 の 開 拓 による 下 請 け 構 造 から の 脱 却 国 際 的 システム 開 発 による 新 技 術 の 獲 得 を 可 能 とする

90 3. 事 業 内 容 13 (1) 実 施 概 要 人 材 像 の 明 確 化 富 山 県 内 ユーザ 企 業 への 調 査 を 行 い 地 方 型 グローバ ルITエンジニアの 人 材 像 を 明 確 にする 育 成 方 法 の 明 確 化 地 方 型 グローバルITエンジニアのモデルカリキュラムを 作 成 する 教 材 の 開 発 地 方 型 グローバルITエンジニアを 育 成 するためのPBL 教 材 を 作 成 する 教 材 の 実 証 作 成 した 教 材 を 使 用 して 日 本 の 専 門 学 校 生 と 海 外 の 学 生 が 実 証 を 行 う

91 (2)アンケート 結 果 1 (a) 目 的 グローバルITエンジニア 育 成 に 必 要 なノウハウを 得 る (b) 対 象 富 山 県 機 電 工 業 会 会 員 企 業 228 社 回 答 企 業 81 社 ( 回 答 率 35.6%) (c) 時 期 12 月 1 日 ~15 日 15 (2)アンケート 結 果 2 (d) 結 果 海 外 事 業 活 動 の 状 況

92 (2)アンケート 結 果 3 (d) 結 果 必 要 な 知 識 能 力 17 (2)アンケート 結 果 4 (d) 結 果 グローバル 人 材 育 成 の 課 題 人 材 が 確 保 できない 適 切 な 教 育 体 制 がない 英 語 だけではなく 専 門 知 識 が 必 要 規 模 の 小 さい 会 社 では 社 員 を 派 遣 できなので 現 地 スタッフを 教 育 している 現 地 での 仕 事 のレベルが 上 がり 経 験 の 浅 い 社 員 では 使 い 物 にならない

93 (3)レベル 別 達 成 評 価 基 準 19 (4)モデルカリキュラム

94 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 1 概 要 当 教 材 は グローバルITエンジニアとして 設 計 作 業 からオフショア 会 社 側 担 当 者 と 協 働 で 密 接 にコミュニケーションを 取 りながら 開 発 を 進 めていく 事 ができる 人 材 を 育 成 することを 目 標 とします 今 回 国 内 の 地 方 中 堅 IT 会 社 が 受 注 したアンドロイドアプリケーションシステム の 開 発 をアジアに 位 置 する 国 外 のソフトウェア 開 発 会 社 をパートナーとしてシステ ム 開 発 を 進 める 事 を 想 定 しています 顧 客 が 考 えた 要 望 をまとめたユーザー 要 件 の 作 成 を 終 了 して 機 能 設 計 から 当 プロジェクトの 運 営 に 参 画 する 形 式 でカリ キュラムが 開 始 されます この 中 で 日 本 側 学 生 は 元 請 会 社 として オフショア 会 社 と 協 働 でコミュニケーションを 取 りながらシステム 開 発 を 実 行 してプロジェクトを 円 滑 に 進 める 為 に 尽 力 します これらオフショア 会 社 間 のやり 取 りを 英 語 を 用 いてプロジェクト 管 理 ツール 上 で 行 います 21 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 2 前 提 知 識 1グループによるシステム 開 発 をPBLなどで 経 験 している 2Java 言 語 による 開 発 の 経 験 がある 3アンドロイド 端 末 向 け 開 発 の 経 験 がある 4 基 本 的 な 英 語 の 授 業 を 受 講 している 習 得 スキル 知 識 1 納 期 とスケジュールを 意 識 し さらにコストを 考 慮 した 管 理 を 実 施 できる 2 直 接 コミュニケーションを 取 る 事 ができない 開 発 者 (オフショア 会 社 )に 対 して 英 語 を 使 って コントロールする 事 ができる 3 国 内 の 開 発 会 社 と 異 なる 考 え 方 や 慣 習 に 配 慮 した 管 理 を 実 施 できる 4プロジェクト 管 理 ツールの 有 効 性 を 理 解 する 知 識 と 効 果 的 な 使 い 方 ができる 5プロジェクトの 健 全 性 を 常 に 考 慮 した 管 理 方 法 を 理 解 する

95 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 3 教 材 の 構 成 学 習 指 導 要 領 ( 教 師 用 ) 環 境 構 築 関 連 受 講 にあたって アンドロイド 開 発 環 境 構 築 手 順 書 説 明 会 と 実 習 環 境 構 築 課 題 説 明 Redmine 環 境 構 築 手 順 書 スプリント0 実 習 課 題 説 明 サーバ 環 境 構 築 手 順 書 スプリント 実 習 課 題 説 明 成 果 発 表 課 題 説 明 仕 様 書 関 連 Redmine 使 用 方 法 データベース 仕 様 書 ユーザ 要 件 インターフェース 仕 様 書 スプリント0 実 装 済 ユーザ 要 件 一 覧 アンドロイド 開 発 サンプルソース 開 発 ツール Webサーバ データベースサーバソース Eclipse ADT Google MAP API 23 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 4 日 本 側 学 生 の 作 業 1ユーザー 要 件 を 基 にして 開 発 対 象 となる 要 件 を 抽 出 し その 機 能 を 設 計 実 装 する 為 の 作 業 を 協 働 で 行 い 正 しく 動 作 するシステムを 構 築 出 来 る 様 に 管 理 する 2オフショア 会 社 側 で 選 択 し 設 計 した 機 能 を 理 解 し 承 認 することでリーダシップを 取 る 3 元 請 会 社 側 の 開 発 環 境 とオフショア 会 社 側 の 開 発 環 境 の 差 異 を 調 整 して オフショア 会 社 側 から 提 出 されるプログラムが 問 題 無 く 動 作 する 様 に 環 境 を 整 える 4オフショア 会 社 側 で 発 生 する 様 々なトラブルに 対 し 状 況 を 正 しく 把 握 して 適 切 な 指 示 を 英 語 にて 行 う 事 で 信 頼 を 獲 得 して 両 社 の 協 力 関 係 が 壊 れない 様 に 維 持 する 5オフショア 会 社 側 から 要 求 されたデータベースの 仕 様 変 更 やサーバとのインターフェー ス 変 更 を 受 入 れ 変 更 を 管 理 し 実 装 する オフショア 側 学 生 の 作 業 1 抽 出 された 開 発 対 象 の 要 件 から 今 回 開 発 する 対 象 を 選 定 し 元 請 側 の 承 認 の 元 で 機 能 設 計 と 開 発 及 びテストを 実 施 する 2 機 能 設 計 及 び 開 発 時 に 発 生 した 問 題 点 や 疑 問 点 を 元 請 側 に 問 合 せて 回 答 を 得 る 3 各 スプリント 終 了 時 に 完 成 したプログラムを 納 品 する 4 次 のスプリントに 向 けて 振 り 返 りを 実 施 し 振 り 返 り 結 果 を 元 に 次 のスプリントで 実 装 する 要 件 機 能 を 決 めて 元 請 側 の 承 認 を 得 る

96 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 5 当 講 座 の 開 発 対 象 旅 行 に 来 た 外 国 人 観 光 客 が 便 利 に 使 えるアンドロイドアプリケーション を 開 発 する 現 在 地 点 の 地 図 情 報 を 利 用 した 観 光 スポット 紹 介 アプリケ ーションとする (Googleマップ APIを 利 用 する) オフショア 会 社 側 が 主 体 となり 外 国 人 の 視 点 から 機 能 や 画 面 レイアウ トを 設 計 して 実 装 する 元 請 会 社 側 は 設 計 された 機 能 を 理 解 し 承 認 して 開 発 を 進 める ユーザが 作 成 した 要 望 事 項 一 覧 に 従 って 元 請 会 社 側 学 生 とオフショ ア 会 社 側 学 生 が 仕 様 の 検 討 作 業 から 納 品 までを 協 働 で 実 施 する 今 回 使 用 するベースシステム(アンドロイド 及 びWebサーバ)は アーキ テクトによって 構 築 されている また 実 際 に 動 作 するサンプル アプリケ ーションのソースプログラムも 提 供 される これらを 拡 張 して 目 的 のシス テムを 構 築 する 複 数 の 開 発 チームで 同 時 に 開 発 を 実 施 する 場 合 は 元 請 会 社 側 とオフ ショア 会 社 側 との 情 報 交 換 のみとし オフショア 側 チーム 同 士 の 情 報 交 換 は 行 わない 事 を 前 提 とする 25 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 6 授 業 の 構 成 全 15 週 ( 計 90 時 間 ) 1 第 1~2 週 目 実 習 する 内 容 の 説 明 と 実 習 環 境 の 整 備 2 第 3~4 週 目 スプリント0の 実 施 による 開 発 手 法 の 実 践 と 理 解 6 第 週 目 プレゼン 準 備 & 発 表 と 各 学 生 の 最 終 評 価 発 表 3 第 5~7 週 目 スプリント1の 実 施 と 実 施 後 の 評 価 5 第 週 目 スプリント3の 実 施 と 実 施 後 の 評 価 4 第 8~10 週 目 スプリント2の 実 施 と 実 施 後 の 評 価

97 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 7 スケジュール ( 全 15 週 ) 1. プロジェクト 準 備 作 業 2.Sprint 実 行 練 習 (Sprint0) 3. 設 計 開 発 1(スプリント1) 4. 納 品 1(スプリント1) 5. 振 返 り1(スプリント1) 6. 設 計 開 発 2(スプリント2) 7. 納 品 2(スプリント2) 8. 振 返 り2(スプリント2) 9. 設 計 開 発 3(スプリント3) 10. 納 品 3(スプリント3) 11. 振 返 り3(スプリント3) 12.プレゼンテーション 発 表 & 評 価 W1 W2 W3 W4 W5 W6 W7 W8 W9 W10 W11 W12 W13 W14 W15 27 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 8 当 プロジェクトにおける 役 割 役 割 プロジェクトマネージャ 日 本 海 外 概 要 プロジェクト 全 体 を 統 括 する 人 物 システムアーキテクト ユーザー プロダクトオーナー (チーフ) プロダクトオーナー スクラムマスター 開 発 チーム 技 術 的 な 問 題 点 や 課 題 の 対 応 をする 人 物 プロダクトオーナー(チーフ)のサポート 役 開 発 するアプリケーションのユーザーストーリー( 要 望 事 項 )を 提 示 する 人 物 開 発 するアプリケーションの 仕 様 を 決 定 する 人 物 で 機 能 仕 様 上 で 問 題 や 疑 問 点 が 発 生 した 場 合 に 機 能 仕 様 を 最 終 的 に 判 断 して 決 定 する 開 発 するアプリケーションの 機 能 仕 様 上 で 問 題 や 疑 問 点 が 発 生 した 場 合 に プロダクトオーナー(チーフ)に 問 い 合 わせ を 行 う 人 物 でスプリントリリースの 判 定 も 行 う スプリントバックログが 更 新 されているかチェックする 人 物 で チームの 効 率 が 最 大 になるように 配 慮 し 問 題 が 発 生 し た 場 合 の 相 談 役 としての 役 割 も 持 つ スプリントバックログの 更 新 を 行 う 人 物 で 実 装 とテストの 能 力 を 持 つ

98 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 9 プロジェクト 体 制 図 ( 例 ) プロジェクト ユーザ プロジェクト マネージャ システム アーキテクト サブプロジェクト サブプロジェクト 日 本 側 チーム 海 外 側 チーム プロダクトオー ナー(チーフ) プロダクト オーナー プロダクトオー ナー(チーフ) プロダクト オーナー スクラムマス ター スクラムマス ター 開 発 者 開 発 者 開 発 者 開 発 者 開 発 者 開 発 者 29 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 10 スクラム 開 発 の 進 め 方 各 スプリントにおける 全 般 的 な 進 行 の 概 要 は 下 記 の 通 り 1 開 発 対 象 の 抽 出 と 登 録 元 請 会 社 側 ( 日 本 側 )がRedmine 上 にプロダクトバックログを 登 録 し オフショア 会 社 側 が 今 回 のスプリントにて 開 発 する 対 象 を 抽 出 し スプリントバックログとして 登 録 する 2 機 能 設 計 オフショア 会 社 側 でスプリントバックログの 各 要 望 を 元 に 個 々の 機 能 を 設 計 し Redmine 上 に 登 録 する 設 計 した 機 能 は 元 請 会 社 側 の 承 認 を 得 た 後 に 設 計 内 容 に 従 って 各 機 能 の 開 発 スケジュールを 立 てて Redmine 上 のチケットを 更 新 する 3プログラム 開 発 オフショア 会 社 側 では 設 計 に 従 ってプログラム 開 発 を 実 施 する 問 題 や 問 合 せが 発 生 し た 場 合 英 語 にてRedmineを 通 して 解 決 を 試 みる 4 納 品 スプリントの 終 了 時 点 で 実 装 できた 機 能 を 整 理 して 納 品 版 のプログラムを 構 成 してRedmine にアップする 元 請 会 社 側 は 納 品 されたプログラムを 検 証 して 結 果 をフィードバックする 5ふりかえりの 実 施 オフショア 会 社 側 では 元 受 会 社 側 からの 納 品 結 果 と 当 スプリント 実 施 状 況 をふりかえり 次 のスプリントで 開 発 する 機 能 を 決 定 する スプリント 毎 に 上 記 1 5を 実 施 する スプリントは 全 3 回 を 連 続 して 実 施 し スプリン ト3 終 了 時 点 に 納 品 されたアプリケーションを 最 終 納 品 とする

99 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 11 スクラムフレームワーク スプリント(3W 3セット) スプリントレビュー ユーザー スプリントプランニング ユーザー プロダクトオーナー (チーフ) ユーザース トーリー Request Feature Support 動 くソフトウェアをリリース プロダクトバックログ プロダクトオーナー (チーフ) スプリントバックログ プロダクトオーナー スクラムマスター 開 発 チーム Feature 振 り 返 り(KPT) 設 計 開 発 テスト プロダクトオーナー Issue Bug Note 開 発 チーム スクラムマスター スクラムマスター 開 発 チーム チケットの 状 況 確 認 デイリースクラム 31 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 12 プロジェクト 管 理 ツール(Redmine) 画 面 例

100 (5)グローバルITエンジニア 育 成 PBL 教 材 13 評 価 納 品 (スプリント) 単 位 に 教 師 が 個 々の 学 生 の 理 解 度 を 評 価 する 3 回 のスプリントを 個 別 に 評 価 する 5つの 評 価 項 目 : 1. 目 的 の 理 解 度 指 定 された 役 割 で 要 求 されている 事 は 何 でどのような 結 果 を 求 められて いるかについて 正 確 に 把 握 できているかどうか 2. 作 業 の 実 行 度 指 示 された 役 割 の 目 的 達 成 に 向 けて 正 確 に 作 業 を 実 行 できたかどうか 3. 問 題 解 決 力 質 問 や 発 生 した 問 題 に 対 して プロジェクトがより 良 い 方 向 に 向 かう 事 を 考 慮 して 判 断 し 的 確 に 行 動 できたかどうか 4.コミュニケーション 力 元 請 側 で 学 生 同 士 及 び オフショア 側 とのコミュニケーションが 円 滑 に 正 しく 行 われているかどうか 5.ツール 理 解 度 Redmineの 使 い 方 を 正 確 に 理 解 し 効 率 よく 使 用 できるかどうか 6つの 指 標 : 5( 最 も 高 い) 評 価 項 目 を 理 解 して 実 施 し 目 的 通 りの 結 果 を 得 る 事 ができる 4 評 価 項 目 を 理 解 して 実 施 し 目 的 に 対 して80%の 結 果 を 得 る 事 ができる 3 評 価 項 目 を 理 解 して 実 施 し 単 独 で50%の 結 果 を 得 る 事 ができる 2 評 価 項 目 を 理 解 しているが ほとんどが 他 者 からの 指 示 で 実 施 できる 1 評 価 項 目 をほとんど 理 解 しないで プロジェクトに 参 加 しているのみ 0( 最 も 低 い) 全 く 評 価 項 目 を 理 解 できず 進 展 も 見 られず 成 果 物 を 提 出 できない 33 (6) 実 証 講 座 1 目 的 当 プロジェクトにて 作 成 した 地 方 型 グローバルITエンジニア 育 成 教 材 の 有 用 性 を 検 証 する 実 際 に 外 国 人 とのシステム 開 発 を 教 材 に 従 って 実 施 し 受 講 者 の 変 化 を 観 察 する 学 生 の 到 達 目 標 当 講 座 にて 学 生 が 到 達 する 目 標 を 下 記 の 様 に 想 定 している 1 アジャイル 開 発 手 法 (スクラム)によるシステム 開 発 の 概 要 を 理 解 したか 2 アジャイル 開 発 の 長 所 と 短 所 を 理 解 したか 3 オフショア 担 当 者 と 協 働 で 機 能 設 計 からシステム 開 発 を 実 施 できたか 4 プロジェクト 管 理 ツール(Redmine)の 使 い 方 を 理 解 したか 5 Redmine 上 で 英 文 を 使 ってオフショア 側 とコミュニケーションが 取 れたか 6 開 発 上 で 発 生 した 様 々な 問 題 点 を 受 け 止 め 解 決 まで 導 けたか

101 (6) 実 証 講 座 2 実 施 内 容 日 時 : 2014 年 10 月 15 日 ( 水 )~2015 年 1 月 20 日 ( 火 ) 場 所 及 び 対 象 者 : 日 本 側 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 高 度 情 報 システム 学 科 3 年 生 4 名 オフショア 側 ( 開 発 協 力 ) フィリピン マカティー 大 学 コンピュータサイエンス 3 年 生 3 名 (アドバイザー1 名 ) インドネシア ダルマプルサダ 大 学 コンピュータ 専 攻 学 生 3 名 (アドバイザー1 名 ) 開 発 開 始 前 に 事 前 準 備 として 日 本 側 学 生 には 基 礎 英 語 及 び 実 証 講 座 の 手 順 説 明 を 実 施 し オフショア 側 学 生 には 当 講 座 の 目 的 及 び 内 容 説 明 を 実 施 した 35 (6) 実 証 講 座 3 事 前 準 備 ( 国 内 ) 当 教 材 受 講 の 前 提 条 件 である 基 礎 英 語 の 基 本 部 分 を 抜 粋 して 下 記 の 日 程 にて 実 施 した また 実 証 講 座 を 実 施 する 手 順 説 明 を 受 講 する 学 生 に 対 して 実 施 した 日 付 :2014 年 10 月 15 日 10 月 20 日 合 計 10 時 間 場 所 : 富 山 情 報 ビジネス 専 門 学 校 受 講 生 : 高 度 情 報 システム 学 科 3 年 生 4 名 内 容 (a) 基 礎 英 語 パート 受 講 (2012 年 度 ブリッジSE 育 成 教 材 から 抜 粋 ) 自 己 紹 介 専 門 用 語 と 日 常 会 話 単 語 メールを 読 む メールを 書 く メールに 返 信 する (b) 実 証 講 座 手 順 説 明 ( 教 材 からの 抜 粋 ) 実 証 講 座 の 目 的 アジャイル 開 発 (スクラム 開 発 手 法 )の 説 明 開 発 環 境 の 説 明 と 構 築 プロジェクト 管 理 ツールの 使 用 方 法 説 明

102 (6) 実 証 講 座 4 事 前 準 備 ( 海 外 1) 準 備 スタッフとして 日 本 の 学 生 がフィリピンおよびインドネシアで 以 下 の 作 業 を 実 施 した それぞれの 国 に 対 するチーフプロダクトオーナー 役 割 の 学 生 が 作 業 を 実 施 した この 作 業 を 通 してお 互 いの 顔 が 見 える 会 話 をする 事 で 両 国 学 生 の 緊 張 を 緩 和 するのに 非 常 に 貢 献 していたと 考 えられる フィリピン 側 日 付 : 2014 年 10 月 3 日 10:00 14:00 場 所 : マカティー 大 学 受 講 生 :コンピュータサイエンス 3 年 生 3 名 (+アドバイザー1 名 ) インドネシア 側 日 付 : 2014 年 10 月 27 日 11:00 14:00 場 所 : ダルマプルサダ 大 学 受 講 生 :コンピュータ 専 攻 学 生 3 名 (+アドバイザー1 名 ) 内 容 自 己 紹 介 ヒアリングによる 現 地 学 生 のプロフィール 作 成 Skype TV 会 議 によるお 互 いの 紹 介 と 質 疑 応 答 37 (6) 実 証 講 座 5 事 前 準 備 ( 海 外 2) フィリピンおよびインドネシアでの 実 証 講 座 説 明 会 を 実 施 した フィリピン 側 日 付 : 2014 年 10 月 3 日 6 時 間 場 所 : マカティー 大 学 受 講 生 :コンピュータサイエンス 3 年 生 3 名 (+アドバイザー1 名 ) インドネシア 側 日 付 : 2014 年 10 月 27 日 28 日 10 時 間 場 所 : ダルマプルサダ 大 学 受 講 生 :コンピュータ 専 攻 学 生 3 名 (+アドバイザー1 名 ) 内 容 実 証 講 座 の 内 容 説 明 ( 英 語 版 教 材 を 使 用 ) 開 発 環 境 構 築 とツール 使 用 方 法 の 説 明 ( 英 語 版 教 材 を 使 用 ) インドネシアでは 通 訳 を 通 したインドネシア 語 での 講 座 を 実 施 した

103 (6) 実 証 講 座 6 実 施 内 容 と 日 程 準 備 期 間 には 外 国 チームへの 説 明 環 境 整 備 と 国 内 チームへ の 英 語 パートの 受 講 が 含 まれる 10/1~10/31 11/3 11/10 11/17 11/24 12/1 12/8 12/15 12/22 12/29 1/20 1. 準 備 2. 設 計 開 発 1(スプリント1) 3. 納 品 1(スプリント1) 4. 振 返 り1(スプリント1) 5. 設 計 開 発 2(スプリント2) 6. 納 品 2(スプリント2) 7. 振 返 り2(スプリント2) 8. 結 合 テスト 実 施 ( 日 本 ) 9. 結 果 報 告 会 ( 日 本 ) 39 (6) 実 証 講 座 7 実 証 講 座 では 全 15 週 の 内 下 記 及 び6を 実 施 1 事 前 準 備 実 習 する 内 容 の 説 明 と 実 習 環 境 の 整 備 6 第 7 8 週 目 各 学 生 の 最 終 評 価 発 表 3 第 1 ~ 3 週 目 スプリント1の 実 施 4 第 4~ 6 週 目 スプリント2の 実 施

104 (6) 実 証 講 座 8 プロジェクト 体 制 User Project Manager 構 成 : 日 本 チーム 学 生 4 名 (3 年 生 ) フィリピンチーム 学 生 3 名 インドネシアチーム 学 生 3 名 System Architect Sub Project (for Philippine) Sub Project (for Indonesia) Japan Side Off Shore Side Chief Product Owner Product Owner Chief Product Owner Product Owner Scrum Master Scrum Master Programmer Programmer Programme r Programme r 両 チームとも Scrum Masterは アドバイザーの 役 割 とした 41 (6) 実 証 講 座 9 日 本 側 学 生 の 作 業 と 実 績 1プロダクトバックログの 登 録 :ユーザ 要 望 を 元 に 開 発 対 象 の 機 能 をストーリとして RedmineのRequestチケットとして 優 先 順 位 を 付 けて 登 録 する 作 業 実 績 4 名 が 協 力 して 作 業 を 実 施 し 両 国 のRedmine 上 に 予 定 通 り 登 録 した スプリント1 2 外 国 側 が 登 録 したスプリントバックログ( 優 先 順 位 付 )を 確 認 し 承 認 する 作 業 実 績 両 外 国 共 に 最 初 Featureチケットとして 登 録 する 事 が 理 解 できていなかった 為 日 本 側 でチケットを 登 録 し 外 国 側 で 変 更 作 業 を 行 って 貰 うように 工 夫 した フィリピン 側 はスプリント2においては 正 しく 理 解 し 運 用 することができた インドネシア 側 はスプリント1 2を 通 して この 運 用 が 良 く 理 解 できなかった 3 外 国 側 が 作 成 した 各 機 能 の 詳 細 ( 画 面 レイアウトや 機 能 記 述 )を 確 認 して 承 認 する 作 業 実 績 開 始 3 日 後 に フィリピン 側 に 詳 細 をRedmineに 登 録 する 様 に 依 頼 時 に 完 成 品 を アップロードする 指 示 と 勘 違 いされ 作 業 内 容 の 説 明 を 行 い 理 解 された インドネシア 側 は 最 初 の1 週 間 まったく 音 信 不 通 となり 日 本 側 担 当 者 が 何 度 も 手 を 尽 し て 連 絡 を 取 ろうとしたが 取 れなかった 結 局 現 地 コーディネータを 通 して 連 絡 を 取 ること が 出 来 る 様 になったが 機 能 の 詳 細 をRedmine 上 で 確 認 できなかった この 間 日 本 側 は インドネシア 側 にフィリピン 側 Redmineの 登 録 内 容 をサンプルとして 公 開 し 使 い 方 を 理 解 してもらおうと 務 めていた

105 (6) 実 証 講 座 10 4スプリント1の 納 品 と 振 り 返 りを 確 認 し 納 品 物 をレビューする 作 業 実 績 1 日 遅 れで フィリピン 側 からシステム 一 式 が 納 品 された 日 本 側 で 検 証 環 境 を 構 築 しようとしたが 環 境 構 築 が 正 常 に 出 来 なかった 先 方 に 何 度 か 問 合 せて 環 境 構 築 を 実 施 した また 振 り 返 り 結 果 の 登 録 を 依 頼 したが 登 録 されなかった (ただし 別 の 場 所 に 現 在 の 進 捗 に 関 する 記 載 があった) インドネシア 側 に 納 品 を 何 度 も 依 頼 したが いま 頑 張 っている との 回 答 ばかりで 結 局 納 品 されなかった こちらの 振 り 返 り 結 果 を 見 ると 開 発 が 遅 れていることが 分 かった 為 スプリント1の 納 品 を 取 りやめて スプリント2に 注 力 する 様 に 依 頼 を 出 した スプリント2 5 外 国 側 が 登 録 したスプリントバックログ( 優 先 順 位 付 )を 確 認 し 承 認 する 作 業 実 績 フィリピン 側 の 開 発 進 捗 が 良 かった 為 フィリピン 側 に 日 本 側 が 考 えた3 件 の 追 加 バックログを 依 頼 した これを 含 めてスプリントバックログが 登 録 され 確 認 できた インドネシア 側 は スプリント1のバックログをそのままスプリント2のバックログとして 更 新 した ここまで 毎 日 の 朝 会 結 果 をRedmine 上 に 登 録 する 様 に 再 三 依 頼 を 出 しているが なかなか 登 録 されなかったが 日 本 側 は 粘 り 強 く 要 請 していた 6 開 発 中 の 進 捗 を 把 握 する 作 業 実 績 スプリント2においてフィリピン 側 は 作 業 の 実 績 をRedmine 上 に 登 録 してくれる 様 になり 作 業 の 実 績 を 把 握 出 来 る 様 になった インドネシア 側 は 日 本 側 が 再 三 依 頼 したが 朝 会 結 果 以 外 のRedmineへの 登 録 が 行 わ れなかった 43 (6) 実 証 講 座 11 7スプリント2の 納 品 と 振 り 返 りを 確 認 し 納 品 物 をレビューする 作 業 実 績 フィリピン 側 からシステム 一 式 が 納 品 された 先 方 に 問 合 せながら 動 作 環 境 を 整 えた 特 にデータベース 周 りの 整 理 に 手 間 取 った 動 作 環 境 の 整 備 に 時 間 がか かり 詳 細 なレビューを 実 施 できない 所 で 講 座 が 終 了 した 相 変 わらず 振 り 返 り 結 果 の 登 録 が 正 しい 場 所 に 行 われなかった インドネシア 側 は 2 日 遅 れで 納 品 され 振 り 返 りも 登 録 された 日 本 側 はここまで 大 変 な 思 いをしてきたが 動 作 環 境 は 簡 単 に 作 成 でき レビューも 実 施 できた 納 品 された 物 は インドネシア 側 の 方 が 安 定 していると 感 じた 8 納 品 物 の 動 作 確 認 とアンケート 及 びプレゼンテーション 資 料 の 作 成 作 業 実 績 フィリピン 側 納 品 物 はユーザ 要 望 (+ 追 加 3 件 )のほとんどの 機 能 を 実 装 できたが アンドロイド 実 機 でしか 動 作 せず 動 きも 不 安 定 であった インドネシア 側 は 実 装 できた 機 能 は 少 なかったが 確 実 に 動 作 した 成 果 物 と 作 業 実 績 開 発 期 間 =6 週 間 作 成 したプログラムについて 機 能 数 総 コード 数 総 作 業 時 間 1 提 供 した 初 期 プログラム Step ーー 2インドネシアチームによる 開 発 Step 記 録 無 し 3フィリピンチームによる 開 発 Step 約 100 時 間 4 日 本 チームの 総 作 業 時 間 = 約 100 時 間 (Redmine 上 の 作 業 時 間 数 より)

106 (6) 実 証 講 座 12 開 発 実 績 予 定 実 績 比 較 ( 左 :インドネシア 右 :フィリピン) 45 (6) 実 証 講 座 13 開 発 対 象 サンプル 画 面 ( 教 材 オリジナルアプリ) 起 動 アイコン メイン メニュー 2つの 機 能 を 選 択 出 来 る サブ メニュー ランキング 表 示 3 種 を 選 択 出 来 る マップ 表 示 画 面 現 在 地 の 地 図 と 周 辺 情 報 を 表 示 する 詳 細 表 示 画 面 選 択 した 地 点 の 詳 細 な 情 報 を 表 示 する

107 (6) 実 証 講 座 14 開 発 実 績 インドネシアチーム 開 発 版 アプリ 起 動 アイコン メイン メニュー 3つの 機 能 を 選 択 出 来 る サブ メニュー ランキング 表 示 3 種 を 選 択 出 来 る マップ 表 示 画 面 現 在 地 の 地 図 と 周 辺 情 報 を 表 示 する 縮 尺 も 変 更 可 詳 細 表 示 画 面 選 択 した 地 点 の 詳 細 な 情 報 を 表 示 する コメントといいね を 登 録 可 47 (6) 実 証 講 座 15 開 発 実 績 フィリピンチーム 開 発 版 アプリ フィリピンチームへの 日 本 チームからの 追 加 要 望 1. 詳 細 画 面 に 写 真 を 入 れたい 2.デザインをかっこ 良 くしたい 3. 飲 食 店 や 書 店 などのカテゴリーで 抽 出 条 件 を 絞 り 込 みたい メイン メニュー サブ メニュー 起 動 アイコン 3つの 機 能 を 選 択 出 来 る 左 からスライドする サブメニューを 実 装 (カテゴリー) マップ 表 示 画 面 現 在 地 の 地 図 と 周 辺 情 報 を 表 示 する 縮 尺 も 変 更 可 詳 細 表 示 画 面 選 択 した 地 点 の 詳 細 な 情 報 を 表 示 する( 写 真 付 ) コメントといいね を 登 録 可 いいねラン キング 表 示 いいね の 多 い 順 ランキン グを 表 示

108 (6) 実 証 講 座 16 注 : 本 文 中 の 略 語 について INA インドネシア PHI フィリピン SP1 スプリント1(1 回 目 ) SP2 スプリント2(2 回 目 ) 日 本 学 生 向 けアンケート 結 果 ( 抜 粋 ) 発 生 した 問 題 点 と 解 決 方 法 について INAチームはツールでもメールでもコミュニケーションが 取 れず 大 変 だった(SP1) コーディネータを 通 して 連 絡 してもらいレスポンスが 得 られるようになった こちらからの 指 示 が 間 違 って 伝 わった(SP1) 内 容 を 訂 正 し 理 解 してもらった INAチームはSP1 終 了 時 に 成 果 物 は 少 なかったが SP2で 調 整 しようと 試 みた 振 り 返 りの 指 示 を 出 す 時 に 単 語 を 間 違 えていたSP2のスケジュールを 調 整 できるようになった 成 果 物 のアプリが 正 しく 動 作 しなかった SP1では 解 決 できなかった 相 手 とのコミュニケーションについて PHIチームからの 質 問 内 容 の 表 現 が 良 くわからない こちらからの 英 文 もうまく 伝 わらない(SP1) こちら 側 が 英 語 が 苦 手 であることを 正 直 に 伝 えた なるべく 短 文 で 書 き 画 像 も 添 えて 補 足 した PHIチームからの 質 問 内 容 の 表 現 が 良 くわからず こちらからの 英 文 も 伝 わらない(SP1) こちら 側 が 英 語 が 苦 手 であることを 正 直 に 伝 えた なるべく 短 文 で 書 き 画 像 も 添 え て 補 足 した 49 (6) 実 証 講 座 17 日 本 学 生 向 けアンケート 結 果 ( 抜 粋 ) 注 : 本 文 中 の 略 語 について INA インドネシア PHI フィリピン SP1 スプリント1(1 回 目 ) SP2 スプリント2(2 回 目 ) 伝 えたいことと 伝 わった 内 容 に 差 異 が 発 生 して 上 手 くコミュニケーションがとれ なかった(SP1) 簡 単 で 分 かりやすい 短 い 文 章 を 自 分 の 言 葉 で 書 いた INAチームの 成 果 物 が 一 向 にアップされない(SP2) 粘 り 強 く 催 促 して 何 とか 受 取 れた 日 本 環 境 にあわせる 作 業 は 修 正 箇 所 が 少 なく 結 果 的 に 間 に 合 った PHIチームはこちらからのIssue( 問 題 点 )に 対 してアクションはあったが 返 信 が 無 いこと がしばしばあった(SP2) アクションがあったので 確 認 してくれていることがわかり 特 に 対 策 しなかった 相 手 をどのような 人 物 だと 感 じたか PHIチームは 全 員 プログラミング 力 があり 技 術 の 差 を 感 じた INAチームは1 名 以 外 よくわからなかった その1 名 は 誠 実 で 努 力 家 であると 感 じた PHIチームはまじめで 技 術 力 が 高 い 印 象 INAチームは1 名 しかやりとりしていないが マイペースな 感 じを 受 けた 一 つの 事 に 対 する 集 中 力 が 非 常 に 高 かった 学 校 の 授 業 がハードな 中 での 作 業 を 行 っ てくれたので 大 変 だったと 思 った

109 (6) 実 証 講 座 18 日 本 学 生 向 けアンケート 結 果 ( 抜 粋 ) 今 後 外 国 人 とどのように 接 するか 今 回 の 経 験 から 言 葉 の 壁 の 大 きさを 感 じた 相 手 が 何 を 伝 えたいかしっかり 考 えてわか らない 点 は 質 問 する 事 が 大 切 また 笑 顔 で 話 すことも 大 事 こちらの 要 求 が 伝 わらなかったり 反 応 が 無 くても 諦 めずに 何 度 でも 働 きかけることが 必 要 と 感 じた 相 手 が 何 を 伝 えたいか こちらの 伝 えたいことが 伝 わっているかの2 点 を 確 かめる 事 で どの 国 の 人 とも 最 低 限 のコミュニケーションがとれることがわかり 外 国 人 への 苦 手 意 識 を 持 たずに 積 極 的 にコミュニケーションを 取 りたいと 思 った この 講 座 を 通 して 学 んだことは 何 か どちらのチームもIT 技 術 力 が 非 常 に 高 いと 感 じた 数 段 技 術 力 ある 人 と 関 われた 事 で 向 上 心 を 刺 激 された 短 期 集 中 の 段 取 りと 作 業 分 担 で 作 業 を 効 率 よく 早 く 終 る 工 夫 をしたい 大 変 良 い 経 験 だったがRedmine 上 で 英 文 のやりとりだけだったので TV 会 議 などを 使 って 英 語 で 会 話 できたらもっと 良 かったと 思 った 大 人 数 をまとめる 立 場 での 人 とのコミュニケーション 方 法 を 学 んだ 相 手 の 顔 色 を 伺 うだけではなく 厳 しく 接 する 事 も 大 事 たと 学 んだ 外 国 の 人 とコミュニケーションを 取 ることは 決 して 難 しくない 51 (6) 実 証 講 座 19 全 学 生 共 通 アンケート 結 果 ( 抜 粋 ) 注 : 本 文 中 の 略 語 について INA インドネシアチーム PHI フィリピンチーム JPN 日 本 チーム スクラム 開 発 はどうだったか 近 代 的 なコミュニケーションを 使 ったScrum 開 発 は 良 いと 思 う(INA) はじめてで 大 きな 経 験 となった Scrumを 使 うのは 少 しハードであった 理 由 はいつも 一 人 で 開 発 していた 為 (INA) Scrumはチーム 開 発 としてとても 有 用 であった(PHI) 完 全 に 理 解 する 前 に 開 始 してしまい 初 めは 苦 労 したが どちらのチームも 成 果 物 を 残 せて 良 かった(JPN) 相 手 チームとのコミュニケーションはどうだったか 日 本 チームはコミュニケーションが 取 りやすく 親 切 であった(INA) 大 体 良 かったが 誤 解 もあった いくつかの 理 解 できないイデオムを 日 本 チームが 使 っていた(PHI) PHIチームは 伝 えると 迅 速 に 対 応 してくれた INAチームはなかなかして 欲 しいことが 相 手 に 伝 わらなかった(JPN) 最 初 は 翻 訳 サイトを 使 っていたせいで 日 本 チームの 意 見 がなかなか 伝 わらなかったが 自 分 で 簡 単 な 文 章 を 作 成 してやりとりするとコミュニケーションを 取 ることができた(JPN)

110 (6) 実 証 講 座 20 注 : 本 文 中 の 略 語 について INA インドネシアチーム PHI フィリピンチーム JPN 日 本 チーム 全 学 生 共 通 アンケート 結 果 ( 抜 粋 ) プロジェクトの 完 成 度 はどれくらいか 90 点 多 くのパーツに 多 くの 経 験 が 必 要 だった(INA) 80 点 アンドロイド 初 心 者 としては 良 く 出 来 たと 思 う 常 に 時 間 がない 状 態 だった(PHI) 70 点 出 来 たと 報 告 されてもテストで 再 現 できないものがあった INAチームは 立 上 りの 遅 れから 実 現 機 能 が 少 なくなった(JPN) 文 化 習 慣 メンタリティの 違 いはあったか 文 化 と 習 慣 メンタリティは 非 常 に 異 なっているが 心 はそれほどではない プロジェクトを 通 してことなるものが 結 ばれたと 思 う(INA) 両 国 の 文 化 がたとえ 異 なってもお 互 いに 理 解 し 尊 敬 し 良 い 関 係 を 持 つことができた(PHI) 食 べ 物 やスケジュール 期 限 に 対 する 考 え 方 が 違 う 両 国 とも 技 術 力 は 高 めだが 出 来 な い ことを 出 来 ないといいにくそうと 感 じた(JPN) 受 講 して 気 づいた 事 は 何 か アンドロイドの 世 界 を 見 せてくれ Redmineによる2 国 間 のコミュニケーション 方 法 を 学 ば せてくれた(INA) アンドロイドプログラミングについて 多 くの 知 識 を 得 た もう 少 しプログラムを 学 ぶ 時 間 と どのように 日 本 チームと 協 働 するかを 学 ぶ 時 間 があれば 良 かった(PHI) 完 成 した 成 果 物 を 見 た 時 言 葉 や 宗 教 が 異 なっても 協 力 しあうことが 出 来 るとわかった 53 Copyright (JPN) (C) 2014 URAYAMA Gakuen All Rights Reserved (6) 実 証 講 座 21 学 生 の 到 達 実 績 PBL 実 証 講 座 終 了 後 に 教 師 が6つの 到 達 目 標 について4 名 の 学 生 それ ぞれをYes/Noで 判 定 した 結 果 受 講 した 学 生 がおおよそ 到 達 目 標 に 達 した 結 果 のサマリーは 下 記 の 通 り 1 目 標 項 目 Yes No アジャイル 開 発 手 法 (スクラム)によるシステム 開 発 の 概 要 を 理 解 したか 4 名 0 名 2 アジャイル 開 発 の 長 所 と 短 所 を 理 解 したか 4 名 0 名 3 リモート 先 のオフショア 担 当 者 と 協 働 で 機 能 設 計 からシステム 開 発 を 実 施 できたか 3 名 1 名 4 プロジェクト 管 理 ツール(Redmine)の 使 い 方 を 理 解 したか 4 名 0 名 5 6 Redmine 上 で 英 文 を 使 ってオフショア 側 とコミュニケーション が 取 れたか 開 発 上 で 発 生 した 様 々な 問 題 点 を 受 け 止 め 解 決 まで 導 けた か 4 名 0 名 ここに 至 る 背 景 として 事 前 準 備 作 業 の 重 要 度 があげられる 基 礎 英 語 で 語 学 力 をリフレッシュし 内 容 説 明 で 講 座 の 概 要 をしっかりと 理 解 されるまで 実 施 する 事 が その 成 否 に 大 きく 影 響 する 名 0 名 54

111 (6) 実 証 講 座 22 実 証 講 座 から 教 材 へのフィードバック 1 実 証 講 座 において 開 発 をスプリント1からすぐに 開 始 したが 日 本 側 もスクラ ム 開 発 手 法 に 慣 れていなかった 為 指 示 等 に 混 乱 が 生 じた この 事 から 環 境 構 築 のスプリント0において 日 本 側 のみで 簡 単 な 開 発 を 実 施 し 実 際 にスプリントを 回 す 事 でコツを 掴 めるように スプリント0から 体 験 できる 様 に 教 材 を 変 更 した 2Redmineの 設 定 時 に 定 義 する 項 目 で 一 部 英 語 表 記 されておらず 日 本 語 のみ の 表 記 になっている 箇 所 があり 外 国 チーム 側 で 混 乱 が 生 じた これを 元 に 正 しく 表 示 できるようにRedmineの 設 定 手 順 書 を 変 更 した 今 後 の 課 題 について 今 回 Redmineをほぼ 標 準 仕 様 のままで 利 用 したが Redmineのアドインでスク ラム 開 発 に 特 化 したものも 存 在 する 環 境 の 制 限 から 今 回 導 入 出 来 なかったが このアドインを 導 入 して 開 発 を 実 施 した 方 がツールとして 使 いやすかった 可 能 性 がある 今 後 これらのアドインについても 検 討 しより 分 かりやすいツールを 選 定 していきたい 55 (6) 実 証 講 座 23 実 証 講 座 の 実 施 結 果 英 語 に 対 する 苦 手 意 識 の 克 服 は 当 初 からの 課 題 となっていたが この 敷 居 を 下 げる 為 に 当 カリキュラムが 有 効 に 働 く 事 が 実 証 された 海 外 の 学 生 と 実 際 に 交 流 し 協 働 で 作 業 を 行 うことでお 互 いを 知 り 学 習 意 欲 の 向 上 が 見 られた 今 回 採 用 したツール(Redmine)はシンプルでわかりやすくプロジェクト 管 理 ツールとして 有 効 であった 今 回 は2 回 のスプリント 実 施 であったが もう 一 回 実 施 できれば 更 に 期 待 以 上 の 実 績 があげられた 可 能 性 が 高 い ( 授 業 としては 最 低 3 回 実 施 する 事 を 推 奨 ) 総 括 として 非 常 に 短 時 間 の 実 証 講 座 であったが 今 回 使 用 したプロジェ クト 管 理 用 ツール 及 び 教 材 コンテンツは 効 率 良 く 作 用 し 想 定 どおりの 結 果 を 得 る 事 が できると 考 えられる

112 3. 事 業 評 価 57 (1) 全 体 評 価 目 指 す 人 材 像 の 達 成 県 内 ITニーズを 掘 り 起 こし 海 外 IT 技 術 者 と 連 携 して 提 案 型 のシステム 企 画 を 行 うことができる アプリケーション 仕 様 の 検 討 までは 行 うことができたが システム 企 画 を 行 う までには 達 していない 海 外 のITエンジニアと 言 葉 の 壁 をのりこえ 目 的 とするソフトウエアを 協 働 で 開 発 することができる 短 期 間 で 難 易 度 の 高 いアプリケーション 開 発 を2ヶ 国 同 時 に 実 施 したことは 高 く 評 価 できる 本 項 目 は 達 している また グローバルITエンジニアとして 必 要 な 態 度 変 容 が 見 られた

113 (2) 態 度 変 容 詳 細 1 PROGテストによる 評 価 PROGテストとは? 社 会 で 求 められる 汎 用 的 な 能 力 態 度 志 向 を 測 るテスト 自 分 を 取 り 巻 く 環 境 に 働 きかけ 実 践 的 に 対 処 する 力 を 測 定 する コンピテンシーテストを 利 用 テスト 受 験 方 法 実 証 講 座 の 前 後 で 実 証 講 座 受 講 学 生 と 非 受 講 学 生 が 受 験 した 受 験 日 :( 第 1 回 目 ) 平 成 26 年 9 月 30 日 ( 第 2 回 目 ) 平 成 26 年 12 月 16 日 受 験 者 : 実 証 講 座 受 講 学 生 4 名 実 証 講 座 非 受 講 学 生 4 名 59 (2) 態 度 変 容 詳 細 2 コンピテンシー 総 合 成 績 区 分 学 生 第 1 回 目 第 2 回 目 実 証 講 座 受 講 実 証 講 座 非 受 講 A 3 5 B 2 3 C 7 7 D 5 5 E 2 2 F 1 1 G 1 1 E 1 1 グローバル 人 材 指 標 ( 実 証 講 座 受 講 者 のみ) 指 標 第 1 回 目 平 均 第 2 回 目 平 均 親 和 力 統 率 力 感 情 制 御 力 名 向 上 2 名 変 わらず 4 名 変 わらず すべての 指 標 で 向 上

114 (3)スクラムについて1 初 めてのスクラムでアプリケーション 開 発 を 行 ったにもかかわらず 両 チームで 実 装 が 完 了 したことは 評 価 に 値 する スクラムの 各 要 素 が 形 だけの 実 施 に 留 まった 点 で スクラム 活 用 の 効 果 が 低 かったと 判 断 される 日 本 人 学 生 がスクラムチームの 外 にあり スクラムを 十 分 に 体 得 できなかったと 判 断 される 61 (3)スクラムについて2 スクラムは 開 発 のあらゆる 作 業 を 短 い 期 間 で 体 験 できる ため IT 人 材 育 成 として 非 常 に 有 効 である また 海 外 の 学 生 とスクラムチームを 組 むことにより 密 接 なコミュニケーションが 発 生 し グローバルITエンジニア 育 成 に 最 適 な 場 を 提 供 する 一 方 スクラムは チーム 全 員 で 課 題 解 決 を 行 う 自 らの 課 題 を 発 見 していく といった 特 性 から 教 育 に 応 用 することで アクティブラーニングとしてコンピテンシー 向 上 の 可 能 性 を 秘 めていると 言 える

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