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2 平成 22 年度 第 46 回 教育研究論文 受賞者 船橋特別支援学校 教諭 濱本 武將 高根東小学校 講師 丸山 秀光 古和釜中学校 教諭 中越 博文 葛飾小学校 教諭 白砂未世子 海神南小学校 教諭 西脇 照子 葛飾中学校 教諭 森戸みずほ 八栄小学校 教諭 土岐 康峰 豊富中学校 教諭 征矢 健 湊町小学校 教諭 佐藤 裕子 船橋中学校 教諭 齋藤 浩司 葛飾小学校 教諭 岩城 節臣 総合教育センター 所長 地 道雄 審査委員長 坂田 仰 若松中学校 教諭 宮山 祐子 法典西小学校 教諭 土井 弘昭 葛飾小学校 教諭 永富 善浩

3 序 船 橋 市 教 育 委 員 会 では 平 成 22 年 4 月 新 しい 教 育 計 画 船 橋 の 教 育 を 策 定 し その 実 現 に 向 けて 教 育 行 政 を 推 進 しているところであります その 中 の 基 本 方 針 の 一 つに 教 職 員 の 力 量 を 高 め 指 導 力 を 発 揮 できる 環 境 をつくる ことを 掲 げ 教 職 員 の 指 導 力 の 向 上 を 推 進 目 標 といたしました 教 職 員 は 子 どもたちや 保 護 者 及 び 地 域 社 会 から 信 頼 され 学 校 教 育 活 動 を 円 滑 に 進 める 責 任 を 担 っております そのためにも 望 ましい 教 師 としての 在 り 方 を 常 に 問 いかけ 一 人 一 人 が 日 々 研 鑽 に 努 める 必 要 があります また 船 橋 の 教 育 が 推 進 される 中 で 教 師 自 ら がこれまで 以 上 に 日 々の 実 践 を 振 り 返 り 積 極 的 に 研 究 や 研 修 を 積 み 重 ね 自 らの 教 師 とし ての 資 質 力 量 の 向 上 を 目 指 していかなければなりません その 意 味 で 本 年 度 も 教 育 研 究 論 文 に4 編 の 研 究 論 文 9 編 の 実 践 記 録 そして1 編 の 教 材 開 発 が 寄 せられたことは 大 変 意 義 深 いことでした 小 中 学 校 の 円 滑 な 接 続 という 最 新 の 課 題 に 取 り 組 んだ 英 語 教 育 通 級 指 導 教 室 や 進 路 学 習 のあり 方 を 問 い 直 す 特 別 支 援 教 育 教 員 の 探 究 心 追 究 心 が 伝 わる 教 科 等 での 教 育 実 践 など 内 容 も 多 岐 にわたっています それぞれの 論 文 は 地 道 で 独 創 的 な 教 育 実 践 が 積 み 重 ねられています 学 校 教 育 が 大 きく 変 わろうとする 時 代 にふさわしい 内 容 であり 子 どもの 望 ましい 変 容 を 願 う 教 員 の 熱 い 思 い が 伝 わってくるものばかりです 本 研 究 論 文 集 は 昭 和 41 年 度 の 第 1 集 発 刊 から 今 年 度 で 第 46 集 を 数 えました この 貴 重 な 研 究 論 文 の 積 み 重 ねは 船 橋 市 の 教 育 を 推 進 するという 教 職 員 の 使 命 感 を 高 めてまいりまし た この 度 14 編 の 論 文 を 教 育 研 究 論 文 - 第 46 集 - として 刊 行 することで 多 くの 教 職 員 の 皆 様 に 御 活 用 いただき 新 たな 教 育 研 究 や 創 造 的 な 実 践 のきっかけとなることを 願 って おります 終 わりになりましたが 日 々の 多 忙 な 教 育 活 動 の 中 で 充 実 した 研 究 論 文 実 践 記 録 教 材 開 発 をまとめられました 皆 様 方 に 改 めて 敬 意 を 表 します また 論 文 の 審 査 にあたられま した 審 査 員 長 の 日 本 女 子 大 学 教 授 坂 田 仰 先 生 をはじめ 審 査 員 の 方 々に 厚 く 御 礼 申 し 上 げ ます 平 成 23 年 3 月 船 橋 市 総 合 教 育 センター 所 長 地 道 雄

4 教 職 生 活 の 全 体 を 通 じた 資 質 能 力 の 向 上 に 向 けて 審 査 委 員 長 坂 田 仰 平 成 22 年 6 月 3 日 川 端 達 夫 文 部 科 学 大 臣 ( 当 時 )は 中 央 教 育 審 議 会 に 対 して 教 職 生 活 の 全 体 を 通 じた 教 員 の 資 質 能 力 の 総 合 的 な 向 上 方 策 について 諮 問 を 行 った 諮 問 文 は 学 校 教 育 の 成 否 は 幼 児 児 童 生 徒 の 教 育 に 直 接 携 わる 教 員 にかかっており その 質 と 数 の 充 実 はいつの 時 代 も 最 も 重 要 な 課 題 の 一 つ とし 山 積 する 教 育 課 題 に 応 えるためにも 教 員 の 実 践 的 な 指 導 力 やコミュニケーション 能 力 の 更 なる 向 上 が 求 められている と 指 摘 している そして 検 討 すべき 具 体 的 方 策 の 一 つとして 新 たな 教 員 養 成 の 在 り 方 を 踏 まえ 教 職 生 活 の 全 体 を 通 じて 教 員 の 資 質 能 力 の 向 上 を 保 証 するしくみの 構 築 を 挙 げ 10 年 経 験 者 研 修 等 の 法 定 研 修 をはじめ 任 命 権 者 等 が 行 う 様 々な 研 修 については 教 員 免 許 制 度 等 との 関 係 も 考 慮 しつつ 各 教 員 が 教 職 生 活 の 全 体 を 通 じて 資 質 能 力 の 向 上 を 図 っていくことを 支 援 するという 観 点 に 立 って 審 議 するこ とを 要 請 している 人 間 の 成 長 発 達 についての 深 い 理 解 教 科 等 に 関 する 専 門 的 知 識 は 幼 児 児 童 生 徒 に 対 する 教 育 的 愛 情 教 育 者 としての 使 命 感 と 共 にいつの 時 代 にも 教 員 に 求 められる 資 質 能 力 である ( 中 央 教 育 審 議 会 今 後 の 教 員 養 成 免 許 制 度 の 在 り 方 について 平 成 18 年 7 月 ) その 意 味 にお いて 多 様 な 研 修 体 系 の 整 備 が 教 員 の 資 質 能 力 の 向 上 に 有 益 であることは 確 かであろう しかし 自 らの 意 思 による 自 律 的 な 営 み があってこそ はじめて 豊 かな 育 ちがある という 点 は 教 職 員 の 誰 もが 経 験 的 に 理 解 している 事 実 である これを 自 らの 成 長 に 当 て 嵌 めるならば 教 員 の 資 質 能 力 の 向 上 を 何 よりも 効 果 的 に 実 現 するのは 教 員 自 らが 自 己 の 教 育 実 践 を 冷 静 に 振 り 返 り その 長 所 を 伸 ばし その 欠 点 を 補 修 するという 自 律 的 な 営 みであろう 教 育 研 究 論 文 の 作 成 は まさにこの 自 律 的 な 成 長 の 営 み の 記 録 と 考 えられる 本 年 度 は 教 育 長 賞 に 輝 いた 宮 山 祐 子 教 諭 の コミュニケーション 能 力 の 育 成 につながる 英 語 ドラマ 活 動 の 工 夫 - 小 学 校 中 学 校 の 英 語 学 習 の 円 滑 な 接 続 を 目 指 して- をはじめ 何 れも 力 作 揃 いであった 教 育 研 究 論 文 の 質 という 意 味 においては 十 分 な 水 準 にあるといえる ただ 量 的 視 点 からはどうであろうか 本 年 度 の 応 募 総 数 は14 編 にとどまっており 昨 年 度 に 引 き 続 き 量 の 部 分 において やや 物 足 りない と 指 摘 せざるを 得 ない 状 況 にもどかしさを 覚 える 船 橋 市 の 教 育 水 準 を 示 す 指 標 として そして 何 よりも 個 々の 教 員 が 教 職 生 活 の 全 体 を 通 じた 資 質 能 力 の 向 上 を 図 る 道 標 として 一 人 でも 多 くの 教 職 員 の 方 々の 応 募 を 期 待 したいと 思 う 平 成 23 年 3 月 1 日 略 歴 昭 和 58 年 立 命 館 大 学 卒 業 後 大 阪 府 立 高 等 学 校 で 社 会 科 教 諭 として 勤 務 その 後 東 京 大 学 大 学 院 法 学 政 治 学 研 究 科 博 士 課 程 を 経 て 日 本 女 子 大 学 に 赴 任 専 攻 分 野 は 公 法 学 公 教 育 制 度 論 ( 独 ) 教 員 研 修 センターにおいて 中 央 研 修 の 講 師 を 務 める 等 現 職 教 員 のコンプライ アンス 意 識 の 向 上 に 向 けて 研 究 教 育 活 動 を 展 開 している また 教 育 関 係 の 近 著 として 図 解 表 解 教 育 法 規 [ 増 補 改 訂 ] 教 育 開 発 研 究 所 (2010) 学 校 教 育 紛 争 - 事 件 の 概 要 判 決 争 点 春 風 社 (2007) 等 がある

5 目 次 序 船 橋 市 総 合 教 育 センター 所 長 地 道 雄 審 査 評 審 査 委 員 長 坂 田 仰 1 教 育 長 賞 研 究 論 文 船 橋 市 立 若 松 中 学 校 教 諭 宮 山 祐 子 5 題 名 コミュニケーション 能 力 の 育 成 につながる 英 語 ドラマ 活 動 の 工 夫 小 学 校 中 学 校 の 英 語 学 習 の 円 滑 な 接 続 を 目 指 して 2 優 秀 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 葛 飾 小 学 校 教 諭 岩 城 節 臣 11 題 名 世 界 を 身 近 な 問 題 として 考 える 国 際 理 解 教 育 ユニセフ 協 会 の 教 材 を 取 り 入 れた 実 践 記 録 3 優 秀 賞 研 究 論 文 船 橋 市 立 法 典 西 小 学 校 教 諭 土 井 弘 昭 17 題 名 自 己 効 力 感 を 高 める 小 学 校 キャリア 教 育 のプログラム 開 発 4 優 秀 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 船 橋 中 学 校 教 諭 齋 藤 浩 司 23 題 名 発 達 障 害 通 級 指 導 教 室 の 役 割 多 様 なニーズに 応 じた 学 校 体 制 での 実 践 5 優 良 賞 研 究 論 文 船 橋 市 立 湊 町 小 学 校 教 諭 佐 藤 裕 子 28 題 名 進 んでコミュニケーションを 図 ろうとする 小 学 校 英 語 活 動 の 工 夫 リスニングタイム と チャンツ を 重 視 した 中 学 年 のカリキュラム 改 善 6 優 良 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 葛 飾 小 学 校 教 諭 永 富 善 浩 34 題 名 伝 え 合 う 力 を 育 む 総 合 的 な 学 習 ぼくたち わたしたちにできること 環 境 問 題 7 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 海 神 南 小 学 校 教 諭 西 脇 照 子 40 題 名 海 神 南 小 学 校 キャリア 教 育 について PTA 活 動 の 中 で 8 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 葛 飾 小 学 校 教 諭 白 砂 未 世 子 46 題 名 豊 かな 心 を 育 む 学 級 経 営 心 に 響 く 道 徳 教 育 人 間 関 係 づくり 学 級 活 動 9 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 八 栄 小 学 校 教 諭 土 岐 康 峰 52 題 名 楽 しく 学 び 確 かな 力 を 育 む 国 語 の 授 業 づくり すべての 児 童 が 楽 しく 学 ぶ 姿 を 目 指 して 10 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 高 根 東 小 学 校 講 師 丸 山 秀 光 58 題 名 児 童 の 社 会 適 応 力 を 高 めるための 取 り 組 み セカンドステップ の 実 践 記 録 11 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 葛 飾 中 学 校 教 諭 森 戸 みずほ 63 題 名 予 想 を 立 てること を 重 視 した 科 学 の 授 業 葛 飾 中 学 校 における 仮 説 実 験 授 業 の 実 践 12 奨 励 賞 教 材 開 発 船 橋 市 立 古 和 釜 中 学 校 教 諭 中 越 博 文 69 題 名 太 陽 光 発 電 を 利 用 した 教 材 の 開 発 13 奨 励 賞 実 践 記 録 船 橋 市 立 豊 富 中 学 校 教 諭 征 矢 健 73 題 名 書 く 力 を 高 める 学 習 指 導 書 く 学 習 の 実 践 記 録 14 奨 励 賞 研 究 論 文 船 橋 市 立 船 橋 特 別 支 援 学 校 教 諭 濱 本 武 將 78 題 名 キャリア 教 育 の 充 実 を 図 る 進 路 学 習 のあり 方 特 別 支 援 教 育 での 実 践 を 通 して

6 教 育 研 究 論 文 第 46 集

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8 研 究 論 文 コミュニケーション 能 力 の 育 成 につながる 英 語 ドラマ 活 動 の 工 夫 小 学 校 中 学 校 の 英 語 学 習 の 円 滑 な 接 続 を 目 指 して 船 橋 市 立 若 松 中 学 校 教 諭 宮 山 祐 子 1 はじめに 小 学 校 学 習 指 導 要 領 の 改 訂 により 外 国 語 活 動 が 導 入 され これまで 英 語 に 慣 れるための 活 動 から 始 めていた 中 学 校 の 英 語 学 習 も 初 期 の 指 導 から 見 直 す 必 要 が 出 てきている 小 学 校 の 取 り 組 みを 引 き 継 いで 効 果 を 上 げるために は 中 学 校 では 何 をどのように 指 導 すればよい のか また 小 学 校 とどのように 連 携 していけば よいのかを 考 えていくことが 重 要 であると 考 え 本 研 究 を 進 めることにした これは 平 成 21 年 度 の 長 期 研 修 中 の 研 究 に 今 年 度 の 小 学 校 での 取 り 組 みを 加 えたものである 船 橋 市 では 平 成 18 年 度 より 文 部 科 学 省 か ら 英 語 教 育 特 区 の 認 定 を 受 け 実 践 的 コミュ ニケーション 能 力 の 育 成 を 目 標 に 市 独 自 の カリキュラムに 沿 った 英 語 教 育 を 進 めている 小 学 校 では1 年 生 から 英 語 の 授 業 を 中 学 校 で は 通 常 の 英 語 の 授 業 の 他 に 週 1 時 間 のアクティ ビティ タイム(AT)を 設 定 し 聞 くこと 話 すこと に 力 を 入 れた 取 り 組 みを 行 っている しかし 小 学 校 で 英 語 を 学 んだ 子 どもたちが 中 学 校 に 入 学 し 文 字 を 読 んだり 書 いたり 文 法 や 単 語 などを 覚 えたりする 学 習 が 始 まると 小 学 校 では 楽 しく 取 り 組 んでいたコミュニケー ション 活 動 に 対 する 意 欲 も 低 下 し 学 年 が 上 が るにつれて 英 語 嫌 いが 増 える 傾 向 が ある 子 どもたち が 自 信 を 持 って 中 学 校 の 学 習 を 積 み 重 ねていけるよう に 小 学 校 中 学 校 を 通 したカリ キュラムの 開 発 や 指 導 方 法 の 研 究 が 不 可 欠 である 図 1は 平 成 20 年 度 末 に 船 橋 市 教 育 委 員 会 が 各 図 1 英 語 学 習 実 態 調 査 ( 小 学 校 6 年 生 ) 平 成 21 年 3 月 船 橋 市 教 育 委 員 会 実 施 小 学 校 の6 年 生 児 童 を 対 象 に 行 った 調 査 結 果 の 一 部 である 子 どもたちは 聞 く 力 がつい てきたことを 自 覚 しており 英 語 を 学 んで もっ と 話 せるようになりたい と 感 じていることが わかる 図 2は 同 じく 各 中 学 校 の 英 語 科 主 任 を 対 象 に 行 った 調 査 結 果 の 一 部 である 市 の 開 発 した 聞 き 取 り 教 材 を 用 いた 取 り 組 みを 通 して 生 徒 の 聞 く 力 は 向 上 していると 評 価 しているが 話 す 力 につい ては 半 分 の 教 員 が 不 十 分 だと 感 じて 図 2 AT 実 態 調 査 ( 中 学 校 英 語 科 主 任 ) 平 成 21 年 3 月 船 橋 市 教 育 委 員 会 実 施 いる 話 す 力 を 伸 ばすために 何 らかの 手 立 てが 必 要 である このような 小 中 学 校 の 現 状 から 積 極 的 に 英 語 を 話 す 態 度 を 育 成 することに 重 点 を 置 いた 指 導 について 研 究 を 進 めようと 考 えた そ の 試 みの 一 つとして 今 回 はドラマ 活 動 に 焦 点 を 当 て 発 達 段 階 に 応 じて どのような 教 材 を 用 い どのようなことに 留 意 することが 大 切 か どのような 工 夫 ができるかを 明 らかにするため に 対 象 学 年 を 小 学 校 6 年 生 と 中 学 校 2 年 生 に 設 定 した 子 どもたちが 小 学 校 で 身 につけたコ ミュニケーション 能 力 の 素 地 の 上 に 中 学 校 の 学 習 を 積 み 重 ねる 方 法 の 一 つを 探 りたいと 考 え 本 主 題 を 設 定 した 2 研 究 の 目 的 英 語 を 用 いて 積 極 的 にコミュニケーションを 図 ろうとする 態 度 を 育 成 するために 小 学 校 中 学 校 それぞれのドラマ 活 動 を 取 り 入 れた 教 材 を 作 成 して 指 導 を 実 践 し その 有 効 性 を 明 らか にする 3 研 究 の 方 法 と 内 容 ⑴ 小 中 学 校 の 英 語 学 習 におけるドラマ 活 動 を 取 り 入 れた 効 果 的 な 指 導 方 法 について 研 究 す る ⑵ 小 中 学 校 それぞれの 発 達 段 階 に 応 じて ド ラマ 活 動 を 取 り 入 れた 授 業 を 計 画 し 検 証 授 業 を 実 施 する -5-

9 ⑶ 検 証 授 業 の 結 果 を 分 析 し 成 果 と 課 題 を 明 ら かにする 4 研 究 の 具 体 的 内 容 ⑴ 研 究 主 題 に 関 する 基 礎 研 究 ア インプットからアウトプットへ 第 二 言 語 の 習 得 にはインプットが 不 可 欠 であ る( 白 井 2008) しかし インプットだけで は 十 分 とはいえない Swain(1985)は 言 語 習 得 には 理 解 可 能 なインプットは 必 要 では あるが それだけでは 十 分 ではなく 併 せて 理 解 可 能 なアウトプットが 必 要 である と 主 張 し ている アウトプットを 産 み 出 そうとするとき 第 二 言 語 の 習 得 が 促 されるというのである し たがって インプットからアウトプットへ 導 く ための 橋 渡 しが 必 要 になる 石 川 西 垣 (2005) は 指 導 理 論 に 基 づいて 作 成 されたリスニング 教 材 を 使 い 自 然 な 音 声 英 語 のインプットを 十 分 に 与 えた 後 適 切 な 指 導 を 行 えば 向 上 した リスニング 能 力 はスピーキングの 基 礎 力 に 転 移 することを 確 認 している このことから 今 回 はインプットからアウトプットへの 橋 渡 しとし て 授 業 にドラマ 活 動 を 取 り 入 れようと 考 えた イ ドラマ 活 動 の 有 効 性 与 えられた 台 詞 を 暗 記 してそれを 発 話 するだ けでは 本 当 の 意 味 のアウトプットとはいえない が 自 己 表 現 につなげるアウトプットの 第 一 段 階 として 状 況 や 感 情 を 意 識 して 自 分 の 言 葉 として 英 語 を 用 いるドラマ 活 動 は 小 中 学 生 にとって 有 効 な 活 動 であると 考 える 井 村 (2004)は 中 学 生 を 対 象 にドラマ 活 動 の 研 究 を 行 い ドラマ 活 動 は 参 加 中 学 生 の 内 発 的 動 機 を 高 め さらに 活 動 後 の 英 語 学 習 話 すこと 音 読 すること への 内 発 的 動 機 や 話 す 自 信 をも 高 めることが 確 認 できた と 述 べている このことから 小 中 学 校 それぞれの 発 達 段 階 に 応 じた 題 材 を 選 び 十 分 な 時 間 をかけてイン プットを 与 えた 後 ドラマ 活 動 を 適 切 に 指 導 す れば 子 どもの 話 す 力 を 伸 ばすことができると 考 えた ドラマ 活 動 の 中 で 一 人 ひとりが 活 躍 す る 場 面 が 設 定 されれば 子 どもたちは 英 語 を 用 いたコミュニケーションの 楽 しさを 味 わい 自 信 を 持 つことができるであろう ウ 小 学 校 におけるインプット : 絵 本 の 読 み 聞 かせ 景 浦 直 山 (2007)は 小 学 生 への 英 語 絵 本 の 読 み 聞 かせの 有 効 性 を 次 のように 述 べている 1 聞 くだけでは 難 しい 状 況 理 解 を 絵 が 助 け る 2 登 場 人 物 の 気 持 ちが 理 解 しやすい 3 授 業 を 離 れてもその 絵 本 に 触 れることができる このようなことを 学 ばせるために どのよう な 絵 本 を 選 ぶかということが 大 切 になってく る 景 浦 直 山 (2007)は 読 み 聞 かせにふさ わしい 絵 本 の 選 定 条 件 について 次 のように 述 べ ている 1 繰 り 返 しがある 2リズム 感 がある 3 話 の 流 れが 簡 潔 である 4 絵 が 鮮 明 ではっきりしている 5メッセージ 性 がある これらをふまえ 児 童 の 発 達 段 階 に 合 わせて 適 した 内 容 の 絵 本 を 選 定 して 読 み 聞 かせを 行 い チャンツや 歌 語 彙 のカルタなどを 取 り 入 れてインプットを 与 えた 後 ドラマ 活 動 につな げる 指 導 を 行 おうと 考 えた エ 中 学 校 におけるインプット :3ラウンド リスニング 3ラウンド リスニング システムとは 竹 蓋 (1997)が 提 唱 した 聴 解 力 の 効 率 的 な 養 成 を 目 的 とする 指 導 方 法 である 図 3に 示 すよう に 学 習 者 の 力 より もやや 困 難 な リスニ ングを 容 易 に するた めに 第 1ラウンド おおまかな 理 解 ストーリー1 ストーリー2 ストーリー3 第 2ラウンド 詳 細 な 理 解 ストーリー1 ストーリー2 ストーリー3 第 3ラウンド 話 者 の 意 図 結 論 の 理 解 ストーリー1 ストーリー2 ストーリー3 事 前 情 報 参 考 情 報 補 助 情 報 発 展 情 報 ヒント 情 報 ヒント 情 報 ヒント 情 報 図 3 3ラウンド リスニング システム 学 習 方 法 学 習 行 程 を3 段 階 に 分 割 し いくつかの 中 間 目 標 を 順 に 達 成 していくものである そうすれば それぞれの 段 階 における 学 習 作 業 の 難 易 度 は 低 くなる また 3 段 階 の 学 習 作 業 がつながるよ うにタスクを 作 成 し 3 種 類 のヒント(1トッ プダウンの 情 報 処 理 に 使 えるヒント 2ボトム アップの 情 報 処 理 に 使 えるヒント 3どこに 焦 点 を 当 てるかなどの 助 言 )を 与 えることで 生 徒 の 理 解 を 助 けるとともに リスニングのポイ ントを 学 ばせることができる また 竹 蓋 水 光 (2005)は リスニングの 力 を 育 成 すること は スピーキングやリーディング ライティン グの 技 術 の 向 上 にも 転 移 すると 述 べている 船 橋 市 では 市 独 自 の 中 学 生 用 教 材 にこのシステ ムを 取 り 入 れている この 形 式 を 用 いた 聞 き 取 り 教 材 を 作 ってインプットを 与 え その 後 それ -6-

10 をドラマ 活 動 につなげれば コミュニケーショ ン 能 力 の 育 成 により 効 果 があるのではないかと 考 えた ⑵コミュニケーション 能 力 を 育 成 するドラマ 教 材 ア 小 学 校 の 教 材 英 語 劇 に 取 り 組 むのは 初 めてであるため 題 材 には 誰 もが 知 っているThree Little Pigsを 選 定 した この 題 材 は 語 彙 が 容 易 である 英 語 の 台 詞 にリズムがある 繰 り 返 しが 多 いなどの 理 由 で 初 めての 児 童 にも 取 り 組 みやすい 読 み 聞 かせや 劇 の 台 本 の 英 文 は 児 童 の 発 達 段 階 に 合 わせて 語 彙 や 表 現 を 選 び リズムや 繰 り 返 しに 配 慮 して 本 研 究 者 が 昨 年 度 作 成 したものを 実 態 に 合 わせて 改 作 した 読 み 聞 かせと 併 せて 語 彙 のカルタや 歌 チャンツなどでたくさんの 英 語 を 反 復 して 聞 かせ 少 しずつ 口 に 出 せるよ う 指 導 し その 後 場 面 ごとに 一 人 一 役 を 決 め て 台 詞 の 練 習 をさせる 児 童 の 意 欲 を 高 めるた めに 下 級 生 にThree Little Pigsの 劇 を 見 せよ う! という 目 標 を 立 てて 劇 を 練 習 させ 見 て いる 人 に 伝 わるように 発 表 させようと 考 えた 資 料 1 Three Little Pigs 教 材 (チャンツ 劇 台 本 ) 1チャンツ Little Pig, Little Pig, Let Me In. Little pig, little pig, let me in. Not by the hair of my chinny chin chin. Then I'll huff and I'll puff and I'll blow your house in. Little pig, little pig, let me in. 2 劇 台 本 ( 一 部 ) Wolf: I'm very hungry. I'm going to eat Boo. (knock, knock, knock) Little pig, little pig, let me in. Boo: Not by the hair of my chinny chin chin. イ 中 学 校 の 教 材 教 材 を 作 成 するにあたっては ジャンル ト ピック 難 易 度 語 彙 文 法 事 項 などを 考 慮 し 中 学 2 年 生 に 適 する 教 材 としてアメリカのTV ドラマ Full HouseのThe Long Good-byeとい うエピソードを 選 定 した このエピソードは 友 情 をテーマにしており 中 学 2 年 生 が 関 心 を 持 って 取 り 組 める 内 容 である また have to ~ can't too to ~ などの 文 法 事 項 も 中 学 2 年 生 に 適 している これを123の3つの パートに 分 割 して 学 習 させる リスニングから 発 展 させるドラマ 活 動 として は 親 友 のミシェルとテディが 別 れる 場 面 をグ ループで 演 じさせる 実 際 のドラマの 続 きは 見 せずに グループでオリジナルの 劇 を 作 らせよ うと 考 えた 他 のグループが 作 った 劇 を 見 るこ とは 聞 く 力 を 伸 ばす 上 でも また 仲 間 の 良 いところを 学 ぶ 上 でも 大 切 な 活 動 である し かし 検 証 対 象 生 徒 へのアンケートによると 英 語 劇 の 経 験 がほとんどないことがわかったた め 演 じる 際 の 生 徒 の 緊 張 を 緩 和 するために 第 1 段 階 として 今 回 は 教 師 の 前 で 演 じたものを ビデオに 撮 り それをクラス 全 員 で 見 て お 互 いの 評 価 をすることとした 資 料 2 Full House 教 材 (スクリプト) 1 Michelle: You can't move. Teddy: I have to. My dad got a new job. 2 Michelle: But we won't be best friends any more. Teddy: I know. It's bad news. 3 Michelle: Why didn't you tell me? Teddy: Because I thought you would be mad. Are you? Michelle: No... I'm too sad to be mad. * 出 典 FULL HOUSE 6 DVD Warner Bros. Entertainment INC. ( 記 載 承 認 済 み) ⑶ 検 証 授 業 の 実 施 ア 実 践 1 小 学 校 での 実 践 ア 対 象 A 小 学 校 6 学 年 生 徒 合 計 60 名 (1 組 30 名 2 組 30 名 ) イ 期 間 平 成 22 年 9 月 ~ 12 月 週 2 回 ウ 指 導 者 本 研 究 者 学 級 担 任 ALT エ 単 元 名 下 級 生 にThree Little Pigs の 劇 を 見 せよう! オ 題 材 Three Little Pigs 本 研 究 者 が 読 み 聞 かせ 用 と 劇 用 に 書 きかえたもの カ 単 元 の 目 標 お 話 のおもしろさや 英 語 のリズムの 楽 しさを 味 わう ( 言 語 に 関 する 気 づき 理 解 ) 使 われている 表 現 を 知 り 英 語 に 慣 れ 親 しむ ( 言 語 に 関 する 気 づき 理 解 ) 英 語 を 用 いて 表 現 することの 楽 しさを 味 わう (コミュニケーションの 力 ) グループで 協 力 して 下 級 生 が 楽 しめ るように 工 夫 して 伝 えようとする ( 関 心 意 欲 態 度 ) 仲 間 の 良 いところに 気 付 き 今 後 に 生 かそうとする (コミュニケーション の 力 ) キ 児 童 の 英 語 学 習 の 実 態 小 中 一 貫 教 育 の 研 究 校 であり 昨 年 度 より 中 学 校 の 英 語 科 の 教 員 が 教 科 担 任 として ALT とのティームティーチングで 指 導 している 昨 年 度 の 後 期 から 45 分 の 授 業 を 週 2 回 に 増 や して 実 施 するようになり 市 のカリキュラムの 内 容 を 広 げたり 深 めたりすることができるよう -7-

11 になった 今 年 度 は 特 に コミュニケーショ ン 能 力 を 高 めるための 表 現 活 動 と 小 中 を 円 滑 につなぐ 文 字 指 導 に 力 を 入 れて 取 り 組 んで いる コミュニケーション 能 力 を 高 めるため の 表 現 活 動 のひとつとして 今 回 はドラマ 活 動 に 取 り 組 んだ 多 くの 児 童 は 英 語 を 聞 くこ とに 慣 れており ALTの 話 すことを 聞 いてお おまかな 内 容 は 理 解 している 様 子 が 見 られる しかし 英 語 を 話 すことにはまだ 自 信 を 持 てな い 児 童 が 多 く クラス 全 体 では 大 きな 声 で 発 話 できても 個 々ではなかなか 声 が 出 せないこと がある ク 指 導 計 画 第 1 時 第 2 時 第 3 時 第 4 時 第 5 時 第 6 時 第 7 時 第 8 時 第 9 時 絵 本 を 用 いたStorytelling( 児 童 とやりとりをしながらの 読 み 聞 かせ) 語 彙 の 導 入 語 彙 練 習 活 動 歌 とチャンツを 用 いたStorytelling1 語 彙 の 確 認 語 彙 練 習 活 動 歌 とチャンツを 用 いたStorytelling2 語 彙 の 確 認 語 彙 練 習 活 動 歌 とチャンツを 用 いたStorytelling3 歌 とチャンツを 用 いた 練 習 劇 のグループ 練 習 1 歌 とチャンツを 用 いた 練 習 劇 のグループ 練 習 2 劇 のグループ 練 習 3 全 体 練 習 1 全 体 練 習 2 全 体 練 習 3 第 10 時 全 体 練 習 4(リハーサル) 第 11 時 発 表 会 下 級 生 に 劇 を 見 せよう! 第 12 時 まとめと 評 価 イ 実 践 2 中 学 校 での 実 践 ア 対 象 B 中 学 校 2 学 年 生 徒 合 計 226 名 (1 組 37 名 2 組 38 名 3 組 38 名 4 組 38 名 5 組 37 名 6 組 38 名 ) イ 期 間 平 成 21 年 9 月 ~ 12 月 各 学 級 週 1 回 ウ 指 導 者 本 研 究 者 中 学 校 ALT 中 学 校 JC 中 学 校 AT 教 科 担 任 エ 単 元 名 海 外 ドラマの 英 語 に 挑 戦! オ 題 材 Full House The Sixth Season episode 2 The Long Good-bye カ 単 元 の 目 標 自 分 の 力 より 難 易 度 の 高 い 英 語 を 繰 り 返 し 聞 き 全 体 の 内 容 をつかむ ( 理 解 ) 海 外 ドラマで 話 される 英 語 を 繰 り 返 し 聞 き リズムや 表 現 を 楽 しむ ( 関 心 意 欲 態 度 ) ドラマや 映 画 で 話 される 自 然 な 英 語 表 現 を 知 る ( 知 識 ) ネイティブ スピーカーの 英 語 を 繰 り 返 し 聞 き それをモデルに 話 すことが できる ( 表 現 ) 学 んだことを 参 考 にして 自 分 なりの 文 を 作 ることができる ( 表 現 ) グループで 協 力 して オリジナルの 会 話 を 工 夫 して 作 ろうとする ( 関 心 意 欲 態 度 ) キ 生 徒 の 英 語 学 習 の 実 態 学 習 習 慣 が 身 につい ていない 生 徒 が 多 く 特 に 英 語 には 強 い 苦 手 意 識 を 持 つ 生 徒 が 多 い 事 前 の 意 識 調 査 の 結 果 を 図 4に 示 した 英 語 の 授 業 が 好 き と 答 えた 生 徒 は 全 体 の 嫌 い 78% どちらと もいえな い 2% 好 き 20% 図 4 事 前 意 識 調 査 結 果 英 語 の 授 業 は 好 きか 20%に 過 ぎない 嫌 いな 理 由 として 難 しい から の 他 に 日 本 人 だから 自 分 には 必 要 がないから などの 意 見 が 目 立 ち 意 欲 的 に 取 り 組 む 姿 勢 が 感 じられない 生 徒 も 多 く 見 られる ク 指 導 計 画 週 1 時 間 のAT50 分 のうちの25 分 9 時 間 扱 い ただし 第 7 時 は 台 本 チェック 第 8 時 は 劇 発 表 のため50 分 第 1 時 Round 1 DVDを 使 った 導 入 全 体 のおおまかな 聞 き 取 り 第 2 時 Round 2-1 対 話 1の 詳 細 な 聞 き 取 り リーディング シャドーイング 第 3 時 Round 2-2 対 話 2の 詳 細 な 聞 き 取 り リーディング シャドーイング 第 4 時 Round 2-3 対 話 3の 詳 細 な 聞 き 取 り リーディング シャドーイング 第 5 時 Round 3 意 味 の 理 解 全 体 のシャドーイング 役 になってアフレコ 第 6 時 Round 4-1 グループごとにオリジナルスキット 作 り 第 7 時 Round 4-2 オリジナルスキット 完 成 発 表 練 習 第 8 時 Round 4-3 オリジナルスキット 発 表 ビデオ 撮 影 第 9 時 まとめ 発 表 ビデオ 視 聴 相 互 評 価 DVD 視 聴 ウ 評 価 方 法 対 象 児 童 生 徒 には 質 問 紙 調 査 と 聞 き 取 りテストを 実 施 した 聞 き 取 りテストは 事 前 と 事 後 の2 回 同 一 問 題 で 実 施 してその 変 容 を 比 較 した その 際 どちらか 一 方 でも 未 受 検 の 者 は 変 容 を 比 較 できないため 対 象 から 除 外 し た また 帰 国 子 女 と 外 国 人 子 女 も 比 較 の 対 象 から 除 外 した 小 学 生 に 対 する 聞 き 取 りテストは ストー リーに 出 てくる 語 彙 の 中 から 意 味 をとらえるた めに 重 要 だと 思 われるもの10 個 について ALTの 発 音 を 聞 いて 意 味 として 適 するもの を3つの 写 真 から 選 ぶ 形 式 で 行 い 1 問 1 点 計 10 点 満 点 で 評 価 した 質 問 紙 調 査 は 学 習 し た 劇 や 教 材 に 対 する 感 想 を4 段 階 から 選 択 さ せ 感 想 を 自 由 記 述 形 式 で 書 かせた 中 学 生 に 対 する 聞 き 取 りテストは 学 習 する ドラマの 会 話 部 分 を 聞 き 取 るもの(スクリプト -8-

12 の 中 の 無 作 為 に 作 った 空 所 に 適 する 単 語 を 書 く 形 式 )で 計 7 問 を1 問 1 点 計 7 点 満 点 で 評 価 し た 質 問 紙 調 査 は 学 習 した 教 材 について ま たリスニングやドラマ 活 動 について 感 想 を4 段 階 から 選 択 させ 感 想 を 自 由 記 述 形 式 で 書 か せた ⑷ 検 証 結 果 の 分 析 と 考 察 ア 小 学 校 の 検 証 結 果 10 点 満 点 の 聞 き 取 りストの 正 答 率 を %に 換 算 し 分 析 した 結 果 を 図 5に 示 した プレテストで プレテスト ポストテスト は wood, brick, 図 5 プレテスト ポストテスト build, pot, chimney 英 の 平 均 点 の 変 容 ( 小 学 校 ) などの 語 で 正 しく 選 択 できない 児 童 が 多 く 見 られたが ポストテストでは 両 学 級 とも1 名 を 除 いて29 名 が 全 問 正 解 しており 語 彙 の 定 着 で 成 果 があったと 考 えられる 図 6 質 問 紙 調 査 の 項 目 別 評 価 ( 小 学 校 ) 1お 話 に 出 てくる 英 語 が 聞 いてわかるようになった 2お 話 に 出 てくる 英 語 が 言 えるようになった 3 見 ている 人 に 伝 わるように 発 表 することができた 4みんなの 前 で 英 語 を 話 すことに 慣 れた 0% 20% 40% 60% 80% 100% とてもそう 思 う そう 思 う あまりそう 思 わない そう 思 わない 資 料 3 質 問 紙 調 査 の 自 由 記 述 の 主 な 意 見 ( 小 学 校 ) 1 下 級 生 に 劇 の 発 表 を 見 せたことについて 1 年 生 が 喜 んでくれたのがとてもうれしかった 下 級 生 の 見 本 になれるようにこれからも 頑 張 りたい 堂 々と 発 表 できた など 2 単 元 を 通 してこの 学 習 をした 感 想 や 意 見 はじめは 無 理 だと 思 ったが やってみたら 楽 しかった 楽 しみながら 勉 強 することができた セリフを 言 うのが 大 変 だったがだんだん 楽 しくなった お 互 いにアドバイスし 合 ったり 教 え 合 ったりし たのがよかった カルタで 英 語 をたくさん 覚 えられた 質 問 紙 による 調 査 の 結 果 を 図 6と 資 料 3に 示 した 全 体 として 見 ると 概 ね 達 成 感 や 自 信 を 感 じていることがわかる 特 に 見 ている 人 に 伝 わるように 発 表 することができた みん なの 前 で 英 語 を 話 すことに 慣 れた と 感 じてい る 児 童 が80%を 超 えていることは 今 後 の 表 現 活 動 につながる 成 果 といえるのではないか 英 語 を 用 いたコミュニケーション 活 動 の 楽 しさ を 味 わうことができたことは 中 学 校 の 英 語 の 授 業 でもコミュニケーション 活 動 に 積 極 的 に 取 り 組 むことにつながると 期 待 したい など しかし 発 表 を 見 たある 先 生 から 児 童 の 発 音 がカタカナに 近 かったとの 指 摘 をいただい た 指 導 の 前 半 にはインプットとして 英 語 を 聞 かせる 場 面 を 多 く 取 り 入 れていたが 後 半 はア ウトプットの 活 動 が 多 く 英 語 を 聞 かせる 場 面 が 少 なかったことが 原 因 であると 考 えられる また 自 分 のセリフを 覚 えるためにカタカナに 直 して 暗 記 する 児 童 が 多 かったのではないか 音 声 を 重 視 して 練 習 させること 表 現 活 動 に 入 っても 英 語 を 聞 かせる 場 面 を 作 ることが 大 切 であると 感 じた もう 一 度 指 導 計 画 を 見 直 し 改 善 したい イ 中 学 校 の 検 証 結 果 7 点 満 点 の 聞 き 取 りテストの 正 答 率 を 100%に 換 算 し 分 析 た 結 果 を 図 7に 示 し た 得 点 の 上 昇 はt 検 定 の 結 果 有 意 なも のであった( 両 側 検 定 :t(188)=22.36 p<.01) しかし ま だ 学 習 した 内 容 の4 割 は 定 着 していない さら なる 指 導 の 工 夫 が 必 要 である Teddy: The moving truck is here. I guess I have to say good-bye. Michelle: OK. Someday, come and see me again. We will always be friends. Teddy: Of course. See you. Michelle: See you. Teddy's mother: Get up! It's morning. Breakfast is ready. Teddy: OK...That was a dream. I'll tell Michelle this story. 資 料 4 は あるグループが 作 ったオリジナル スキットの 一 部 である 他 のグループとは 違 う 内 容 にしようと 工 夫 した 作 品 が 多 く 見 られた 1Full Houseの 教 材 はおもしろかった 2 繰 り 返 し 聞 く 中 で 英 語 のフレーズが 頭 に 残 った 3 繰 り 返 し 聞 く 中 でだんだん 聞 き 取 れるようになった 4シャドーイングで 発 音 をまねできるようになった 6 5オリジナルの 劇 を 考 える 活 動 は 難 しかった 6オリジナルの 劇 を 考 える 活 動 は 楽 しかった 7 劇 を 発 表 することは 難 しかった 8 劇 を 発 表 することは 楽 しかった 9 今 回 のような 英 語 の 勉 強 をもっとやってみたい % 20% 40% 60% 80% 100% とてもそう 思 う そう 思 う あまりそう 思 わない まったくそう 思 わない 7.85 プレテスト 57.3 ポストテスト 図 7 プレテスト ポストテスト の 平 均 点 の 変 容 ( 中 学 校 ) 資 料 4 あるグループが 作 ったオリジナルドラマ( 一 部 ) 図 8 質 問 紙 調 査 の 項 目 別 評 価 ( 中 学 校 ) -9-

13 図8は 質問紙による調査の結果である 劇 を考えたり 発表したりする活動を 難しかっ た と答えている生徒が 60% 以上いたにも関 わらず 72% が 今回のような英語の勉強をもっ とやってみたい と答えていることから 生徒 たちが意欲的に取り組んでいたことがわかる また 英語に苦手意識を持つ生徒が多い中で フレーズが頭に残った だんだん聞き取れる ようになった など 自分の学習したことに対 して達成感を得ることができたことは 今後の 学習につながる成果といえる ドラマを演じた ことについて 自然な会話に聞こえるようにし た 二人の仲のよさを表現した 発音に気を つけた などの記述も見られ インプットした リスニングの内容を自分のスピーキングに生か そうとする姿勢も感じられた しかし 下を向 いてしまう 声が小さいなど 人前で英語を発 表することにまだ自信を持って取り組めない様 子も見られる 今回の学習を第一歩として 今 後も継続した取り組みが必要である 5 研究のまとめ 成 果 ⑴小学校 中学校それぞれの発達段階に応じ たドラマ活動の教材を開発することができ た また ドラマ活動が 児童生徒のコミュ ニケーション能力を育てる有効な手立ての 一つであることが確認できた ⑵ドラマ活動のインプットとして 小学校に おいては絵本の読み聞かせが 中学校にお いては映画やドラマの 3 ラウンド リスニ ングが 有効な手立ての一つであることが 確認できた ⑶現在船橋市で取り組んでいる教材をさらに 発展させるための一つの試みができた 課 題 ⑴ドラマ活動において 英語らしい発音で表 現させるためには 前半段階のインプット としてだけではなく 後半の表現活動の指 導段階でも 英語を継続して聞かせること が有効なのか検証する必要がある また 音声を意識させるための手立てを考える必 要がある ⑵小学校で 英語科の教員ではなく担任の先 生方がドラマ活動を取り入れた授業を実施 するためには 指導しやすい方法や資料を さらに工夫する必要がある ⑶中学校の生徒が 他の生徒の前で英語を用 いて楽しく発表できるようにするには もっと指導方法や手立てを工夫し 指導を 継続していく必要がある 6 おわりに 現在 小中一貫教育の研究校に勤務し 小学 校と中学校の両方で英語の授業を実践する幸運 に恵まれている 平成 21 年度から取り組み始 めたこの研究に 少しずつ改善を加えながら継 続して取り組むことができる環境にいることに 感謝したい これまでの取り組みを通して やろうとして いること 目指している方向は 間違っていな いのではないかと実感することができた しか し より多くの方々に 自分も実践してみたい と思っていただけるものにするためには まだ まだ改善しなければならないことがたくさんあ る 今後も自分を磨き 授業の実践を積んでい きたい 主な参考文献 石川正寛 西垣知佳子 リスニング指導から スピーキング指導への橋渡し スキット コ ンテストを活用した中学校における実践 千葉大学教育学部研究紀要第 53 巻 2005 年 竹蓋幸生 水光雅則 これからの大学英語教 育 CALL を活かした指導システムの構築 岩波書店 2005 年 M. Swain Input in Second Language Acquisition Newbury House, 1985 井村哲也 英語ドラマ活動は中学生の英語習 得 英語学習にどのような影響を与えるの か 第 16 回 英検 研究助成報告 2004 年 景浦攻 直山木綿子 これでできる小学校英 語 読み聞かせ の指導テキスト 明治図書 2007 年 白井恭弘 外国語学習の科学 第二言語習得 理論とは何か 岩波新書 2008 年 宮山祐子 平成 21 年度千葉県長期研修研報 告書 2010 年 10

14 実 践 記 録 世 界 を 身 近 な 問 題 として 考 える 国 際 理 解 教 育 ユニセフ 協 会 の 教 材 を 取 り 入 れた 実 践 記 録 船 橋 市 立 葛 飾 小 学 校 教 諭 岩 城 節 臣 1 はじめに 本 校 では 外 国 人 児 童 や 帰 国 児 童 が 他 校 に 比 べ 多 い このような 現 状 から 児 童 の 中 には 海 外 で 起 こる 事 象 や 問 題 に 対 して 関 心 を 持 つ 子 が 多 い このようなことから 葛 飾 小 学 校 では 国 際 性 豊 かな 児 童 の 育 成 を 研 究 主 題 として 学 年 ごとに 共 通 の 題 材 を 設 定 し 体 験 活 動 やゲス トティーチャーとの 交 流 を 重 視 した 学 習 を 行 っ ている 体 験 活 動 を 行 うことによって 本 で 読 んだり 聞 いたりしたことを より 具 体 的 で 身 近 なものとして 捉 えることができる また ゲス トティーチャーの 話 や 実 演 は 教 師 では 指 導 で きない 生 の 声 であり 自 国 文 化 や 外 国 文 化 の 理 解 に 大 きな 手 助 けとなるであろう 国 際 理 解 教 育 を 進 める 上 で 授 業 や 調 べ 学 習 の 中 で 子 どもたちが 世 界 とのつながりを 感 じる ことや 問 題 意 識 をもつことは 容 易 ではない そ こで より 世 界 を 身 近 に 感 じ 地 球 規 模 の 視 野 をもった 児 童 の 育 成 のためにも 日 本 ユニセフ 協 会 の 教 材 を 活 用 し 授 業 を 行 いたいと 考 えた 本 校 の 総 合 的 な 学 習 の 特 色 である 体 験 活 動 や ゲストティーチャーとの 交 流 を 通 して 国 際 理 解 教 育 を さらに 深 めたいと 思 い 試 みた 実 践 の 記 録 である 2 実 践 の 目 的 国 際 理 解 教 育 の 中 で ユニセフ 協 会 の 教 材 を 活 用 し より 世 界 を 身 近 に 感 じさせ 国 際 性 豊 かな 児 童 の 育 成 を 目 指 す 3 実 践 の 経 過 ⑴ 学 級 の 取 り 組 み 1 題 材 について 社 会 科 の 教 材 の 中 にある これからの 食 料 生 産 とわたしたち 様 々な 食 料 生 産 という 単 元 で 毎 日 の 食 材 調 べから 産 業 として 食 料 生 産 の 様 子 を 学 習 することにした 家 庭 科 では 作 っておいしく 食 べよう とい う 単 元 で 毎 日 食 べている 食 品 調 べから 食 べ 物 に 含 まれている 栄 養 素 や 栄 養 素 の 働 き 栄 養 素 を 考 えた 調 理 実 習 を 学 習 することにした 総 合 的 な 学 習 の 時 間 では 世 界 の 野 菜 事 情 で 日 本 の 野 菜 だけではなく 世 界 の 野 菜 にも 目 を 向 け 自 分 たちの いのちを 支 える 食 の 中 か ら 野 菜 に 視 点 を 向 け 具 体 的 に 調 べたり 関 わったり 体 験 したりする 活 動 を 設 定 して 学 習 することにした このように 食 事, 食 材 ( 野 菜 ) 食 について 主 体 的 総 合 的 に 追 究 させ たいと 考 え 単 元 を 設 定 した また その 中 で 世 界 に 目 を 向 けさせて 本 校 の 研 究 主 題 である 国 際 性 豊 かな 児 童 の 育 成 にからめ 体 験 を 思 考 で 終 わらせることなく 実 践 行 動 へと 移 していける 態 度 を 養 うことを 目 的 とした 2 学 習 計 画 過 程 ふ れ る つ か む 深 め る ま と め る 広 げ る 生 か す 学 習 活 動 (51 時 間 ) 1. 農 業 について 深 く 知 ろう ⑷ 2. 野 菜 作 りについて 地 域 の 農 家 の 方 に 話 を 聞 こう ⑶ 3. 野 菜 についてのアンケート 調 査 ⑴ 4. 調 べたいことを 整 理 しよう ⑵ 5. 自 分 の 課 題 を 決 定 しよう ⑵ 6. 自 分 の 課 題 を 発 表 しよう ⑶ 1. 学 級 の 課 題 を 決 めよう ⑴ 2.クラスごとに 調 べ 学 習 を 進 める (31) グループ 発 表 各 クラスのテーマ 1 組 野 菜 について もっとくわしく 知 ろ う 2 組 野 菜 のひみつについて 紹 介 しよう 3 組 野 菜 のひみつを 探 ろう 4 組 食 料 自 給 率 マスターになろう 5 組 野 菜 について もっと 知 ろう 6 組 食 の 大 切 さをみんなに 伝 えよう 7 組 調 べてわかったことをニュース 番 組 にして 発 信 しよう 8 組 野 菜 の 安 全 性 について 追 求 しよう 1. 学 年 で 総 合 学 習 交 流 会 を 開 こう 各 クラスの 調 べたことを 持 ち 寄 り 伝 えあう 会 を 開 く (2) 2.お 世 話 になった 人 にお 礼 の 手 紙 を 書 こ う (1) 3. 学 習 のまとめの 話 し 合 いをしよう (1) -11-

15 先に述べたように 体験活動やゲストティー チャーとの交流を多く取り入れ ふれる つかむ の段階では 学年で共通体験を行った 体験は地 元の農家の方をゲストティーチャーとして招き 野菜づくりの工夫や苦労を聞いたり 活動を見せ てもらった また 畑に行き 種まきから収穫ま での体験もさせてもらった その体験をもとに 夏休みの課題では 子どもたちが自分のテーマに ついてそれぞれ調べ クラスで発表した 地域の農家から仕事や 苦労 工夫について学ぶ 収穫での 工夫 道具の 仕組み 働き 深める まとめる の段階では 新たな課題に 向けて クラス別にテーマを絞って学習を進めて いった その中で 5年6組は 食の大切さをみん なに伝えよう のテーマで学習を進めていった ⑵学級の取り組み ゲストティーチャー 学校の栄養士 ユニセフ協会学校事業部 活動 スカイプを使ったテレビ会議① ② 学校の残菜調べ 栄養士の授業 水がめの体験 地雷のレプリカを使った授業 ①スカイプを使ったテレビ会議 Ⅰ 大型のプラズマテレビ インターネットのス カイプを利用し 日本ユニセフ協会の三上さん とテレビ会議を行った 子どもたちは 今 自分たちが野菜について学習していること を 伝えた その後 三上さんから 野菜を食べな いと どうなるのかな 栄養不足ってなんだ ろう みんなは給食を残さずに食べているか な など質問を投げかけてもらった そこで話 し合ったことや疑問などをもとに 三上さんか らグループごとに課題を出してもらった そし て 2週間後にグループごとに調べた結果を三 上さんに発表することになった グループの課題 1班 学校給食の残菜調べと 残菜をどうすれ ばよいか 2班 温暖化による食べ物への影響はあるのか 3班 子どもに必要な栄養はなにか 4班 世代別によって必要な栄養や働きに違い があるのか 5班 世界の栄養不良の子ども達について調べ よう 子どもの変化 ① 最近では どの学校にも常備してあるプラズ マテレビだが なかなか授業に活用されていな いのが現状であろう そのプラズマテレビを授 業の中で有効活用することができた また ス カイプを使うことで顔を見ながら会話ができる ため 直接会って話しをしているような気持ち になれる また 相手が忙しい場合でも 少し の時間を利用して授業に参加してもらうことが できる このような新しい学習方法を授業で活 用することで 子どもの学習に対する意欲はと ても強くなった また ユニセフ協会の方から 実際に飢餓で苦しむ子どもたちの話を聞き 問 題の深刻さに気付くことができた そのため次 の日には たくさんの子どもが飢餓の現状やユ ニセフ協会について調べてきた テレビ会議の前に 事前に三上さんに学級の 子どもの様子や既習内容について伝えていたお 陰でスムーズに授業を進めることができた ま た テレビ会議を行いながら 三上さんの話か 12 テレビ会議の様子

16 らキーワードになりそうな言葉を教師が黒板に 板書することで 子どもがメモを取りながら話 しを聞くことができた ②学校の残菜調べ 栄養士の授業 学校給食の残菜を1週間調べ その結果を班 ごとにまとめた 後日 教室で栄養士をゲスト ティーチャーとして招き その実態を伝え 残 菜調べを行って出てきた疑問について答えても らった また 栄養士がどのような考えで給食 の献立を作っているのか 調理員さんの気持ち についても話してもらった 子どもの変化 ② 葛飾小学校は 1480 人を超える大規模校であ る そのため 残菜の 1 日平均は 40 を超えて いた その重さを目 体で体感することができ 子どもたちの中から こんなに残っているなん てもったいない という感想がたくさん出てき た また 栄養士から栄養の大切さ 調理員が 1580 食も作る苦労や工夫を知ることで 給食 を頂くことへの感謝の気持ちや 残菜を減らす ために 自分たちはなにかできないだろうか という実践的な意見が出てきた その後 今回 の残菜のデータをグラフに表し 他の学年に知 らせ 残菜を減らせるように努力しましょう 調理員の方々はこんなに苦労と工夫をしてい ます と 呼びかけの活動をした 今回の調査は 導入がテレビ会議ということ もあり 子どもたちは今まで以上に関心をもっ て調べやまとめを進め 積極的に栄養士に質問 をしていた また 世界では飢えから死亡する 子どもがいることをユニセフ協会の方から聞い ていたので 学校から出ている大量の残菜につ いて より大きな問題として捉えることができ た 子どもたちからは この残菜を持って行け たら たくさんの子どもたちが助かることがで 残菜調べの様子 きるのに という声も出ていた 調査後は学級 での給食の残菜が極端に減り 一人一人が もっ たいない 残さずに食べよう という意識が芽 生えた ③スカイプを使ったテレビ会議 Ⅱ 前回のテレビ会議でユニセフ協会の三上さん から出された課題について グループごとに発 表をした グループごとに調べた結果をまとめ その感想や考えも発表した また 調べきれな かったことや疑問点も三上さんに聞き 答えて もらった スカイプを利用した 発表会の様子 発表会に 使用した資料 子どもの変化 ③ 2 週間という期限の中で 子どもたちは自分 たちの課題に対して意欲的に追求していく姿が みられた 本やインターネットを使うだけでな く 学校の先生 子ども 地域の方にインタ ビューしたり アンケートをとったりと 積極 的に活動をしていた これも新しい学習方法や ゲストティーチャーの指導から子どもたちの学 習意欲が奮起されたためと考えられる 発表の方法では カメラを通した相手に ど のように発表したらわかりやすく伝えることが できるか ということを考えながら資料の作成 に取り組むことができた 絵やグラフの大きさ 色の濃さ 目線 声の大きさなどより相手を意 識した資料作りに取り組むことができた 前回 のテレビ会議で 栄養のことや世界の飢餓で苦 しむ子どもたちの様子について話してもらって いた そのため 子どもたちは発表の中で 日 本の子ども と 貧しい国の子ども を比較し ながらまとめをしていた 例えば 3 班の課題 の 子どもに必要な栄養 の発表では 日本の 13

17 子どもたちが摂取している栄養と飢餓で苦しむ グループが模造紙 画用紙を使った発表だった 子どもたちの摂取している栄養とを比較して 発表の方法もそれらを使うだけでなく 相手に 発表した そして 自分たちの豊かさに気づく 資料や映像のデータを送るなど よりわかりや だけでなく 世界の子どもたちのためにも 自 すく発表する方法を考える余地があった 分たちが協力できることは積極的に行いたい ④水がめ レプリカの地雷を使った授業 という言葉も聞くことができた 実際に子ども 野菜の調べ学習から 世界の子どもたちの食 から 昨日 出かけたらユニセフの募金があっ の実態まで学習が進んでいった ユニセフ協会 たから募金したよ 飢餓で苦しむ子どもたち の三上さんから飢餓で苦しむ世界の子どもの現 のことが記事に載っていたから切り抜きを持っ 状を知り 学級の子どもたちの中から 世界の てきました と 学習がその時間で終わること 子どもの現状をもっと知りたい という声が上 なく日常の行動として表れていた がってきた そこで ユニセフ協会の学校事業 グループの発表後の三上さんからの話では 部に連絡を取り 水かめ レプリカの地雷 子どもたちが調べられなかったことや途上国で を借りて授業を行った の三上さんの体験談を話してもらった また 子どもの変化 ④ 5班の 世界の栄養不良の子ども達について 水かめの体験では 水を入れると 20kg にな の発表では 子どもたちが調べた中で パセリ る水かめを持ち 教室の中を一往復してみた はさまざまな栄養面から優れている という結 すると 水かめを持ってなかなか歩けない子 果が出た それを三上さんに発表し 飢餓の 水かめを持てない子など全員が苦戦をしてい 多い国でパセリを育てたらどうでしょうか た みんなと同じ 10 歳の子どもがそれを持っ という子どもの質問にも パセリを育てている て 10 の山道を歩いているのだよ と話すと 話は聞いたことがないけれど やってみる価値 先ほどの体験から 絶対無理だよ と全員が言っ はあるね と共感して話をしてもらった その ていた また レプリカの地雷でも 付属の授 返事に子どもたちはとても感激していた 業用のワークシートや資料を利用しながら 子 しかし 2 班の 温暖化による食べ物への影 どもたちに地雷の恐ろしさや世界の現状を話す 響 では 子どもたちは仮説を立てることやな ことができた どちらも今の私たちの生活の中 にから調べていったらいいのかと 学習を進め では想像すらできないことである 実際に 現 ることに苦戦するグループもあった 温暖化を 地の子どもたちと同じ体験をすることで かわ 言葉として知っていても それが具体的に何な いそう だけで終わることなく こんなにも のか どういった影響から起こっているのかな 苦労をしているのだ と共感することができた ど子どもが調べるのには難しかった 事前に三 体験したり 見たり 触ったりすることで 現 上さんと担任が 子どもたちの実態を考慮しな 地の子どもたちの気持ちを知るだけでなく 今 がら 各グループに合った課題を選定していか の自分たちの豊かな生活にも気づくことができ なくてはならなかった また 今回はすべての た 授業後の感想では 水汲みで学校に行けな い子どもたちの生活は その後どうなるのか なぜ こんなにも危険で恐ろしい地雷がまだ 水がめを運ぶ 埋められたままなのか そして まだ埋める人 子どもの様子 がいるのか など 問題の背景やその先にまで 三上さんへの お礼の手紙 レプリカの 地雷 14

18 問題意識をもつことができていた 授業後 教材を貸してもらい ゲストティー チャーとしてお世話になった三上さんに 全員 でお礼の手紙を書いた ⑤ 世界の野菜事情 のまとめ 今回 総合的な学習の時間で農業体験からユ ニセフ協会の教材までの学習で 自分たちが考 えたことを学級で話し合った 子どもの変化 ⑤ 話し合いの中で子どもたちから共通して多く 出てきた言葉は 豊かさ である 実際に学校 給食の残菜の量を目の当たりにして その後世 界中で飢餓や貧困で苦しむ人の話を聞いたから であろう 初めの感想では 今まで知らなかっ たことがたくさんあり 勉強になった 子ど もたちがかわいそうだった といった客観的な 意見が多かった しかし ひとりの子が 私た ちはとても豊かな生活を送っている しかし 世界では自分たちと同じ年くらいの子どもたち が毎日危険な目に合いながら 過酷な生活を 送っている 私たちはこのままの生活でいいの だろうか という 自分たちに問題を提示する 意見が出てから 話し合いはより活発になって いった その後 募金活動に参加したい 家 族や友だちにこの現状を知らせたい ユニセ フ協会のユニセフハウスへ行ってもっと勉強し たい 大人になったら手助けにいきたい と いった行動的な意見が多く出てきた 話し合い のまとめでは 今回学習したこと 経験したこ とを忘れてはいけない 世界中のみんなが仲 間だ という気持ちをもち続けなくてはいけな い そして 自分たちにも協力できることは積 極的に行っていきたい という意見でまとまっ た その後 土曜日に駅で募金活動をしたよ ユニセフ協会について調べてきました と さっそく行動に移している子どもの声を聞くこ とができた 学級での 話し合いの様子 4 実践の成果と課題 ⑴実践の成果 ①世界の現状に気づき 自分の考えをもつこと ができた ユニセフ協会の協力を得て 子どもたちは世界 の現状を知り さまざまな問題に対して自分たち なりに追求し 実践していくことができた これ も 人 物などの 本物 にかかわることができ たからであろう 推測やイメージだけで考えてし まうものを 実際に見たり 聞いたり 触ったり することで 子どもたちがより身近に物事を捉え 考えることができた 子どもたちの中には 今回 の学習に心を動かされ 卒業アルバムの将来の夢 で 世界の恵まれない子どもたちを助ける協力隊 団体で働きたい と書く子もいた ②問題に対して 実践 行動することができた 学習が 体験 思考で終わることなく 子ど もたちから自発的に実践 行動をすることがで きた 実際に家族 下級生に学んだことを知ら せたり 私生活の中でも募金活動をしたり 世 界の問題について調べ続けたりすることができ た 国際性豊かな人として欠かせないことは 実 践力 であろう 机上でいくら力があったとし ても それを行動に移したり 協力したりする 資質がなければ国際人として活躍はできない 今回の学習で子どもたちは ユニセフ協会の教 材から世界の現状の様子 学校給食の様子 地 域から豊かな体験活動を経験した また そこ でさまざまな問題に直面し 思考を深めること ができた そして それらに対し子どもたちな りに実践 行動していくことができた ③子どもの視野が広がった 学級では朝の会に日直が朝の1分間スピーチ をしている テーマは 自分で新聞記事から興 味がある話題を発表し その感想を話している 今までのスピーチは 国内 地域の出来事 芸 能関係 国内スポーツなど日本国内の出来事を 中心としていた 子どもたちの問題意識 興味 がある範囲は自国だけという印象を受けてい た しかし 今回の学習を経てスピーチの話題 が世界の情勢 出来事 紛争問題 環境問題な どが増え 子どもたちの視野 問題意識が世界 にも広がっていることを実感した また 国語 の 情報ノート に紛争問題 環境問題の世界 の取り組み インフルエンザの世界的流行につ いて継続的に出来事を追って 記事をまとめ続 けている子もいた ⑵実践の課題 ①継続的な学習の必要性 15

19 子どもたちが学習したことをより身近な問題 として捉え 実践 行動に移していくためには 継続的な取り組みが必要である ②年間の学習を見通した学習計画 総合的な学習として 年度の初めに児童につ けさせたい力を教師が明確にしなくてはいけな い そして それに必要な学習の場 体験 教 材を教師が年間を通して設定する必要がある ⑶課題への対応 ①教師の対応 これらの課題を補うためには 教師自身の 日々の教材研究が要になってくる 自分の知識 や経験を増やすことが 子どもの実態 学校 地域に合った教材を精査することができると考 えられる そのためにも私は 今年度 総合の 学習で国際 NGO プランジャパンの 夢のこい のぼり というアフリカの子どもたちが表に 自 分たちの町 裏に 理想の町 を描いたこい のぼりを教材として授業を行った ② 夢のこいのぼり を教材として選んだ目的 昨年度の学習をもとに より子どもたちに世 界に目を向けさせ 問題意識をもたせるために は 同年代の子どもたちが作った物を教材とし て選ぶことで より身近に世界を感じられると 考えた そして 自分たちが同じ物を作ること で生活や文化の違いに気付くことができると考 えたのでこの教材を選んだ ③子どもたちの変容 アフリカの子どもが作ったこいのぼりには地 雷 児童労働といった日本では考えられない危 険な暮らしが描かれていた 逆に 学級で作っ たこいのぼりには 温かい家庭の様子 スカイ ツリー 花といった豊かで幸せな暮らしが描か れていた 今回の教材で 子どもたちは自分た ちの 豊かさ に気付くことができた そこで 子どもたちからアフリカと なにかやりとりが したいという意見が出てきた プランジャパン を通してケニアの子どもに絵手紙を送った さ らに 環境問題から引き起こされる大雨や干ば つは 農作物に大きな影響をもたらし アフリ カのような貧しい国に大きな被害をもたらすこ とを調べてきた そこで 自分たちにできるこ ととして学級でエコボトルを作成し ペットボ トルの無駄な使い方をなくすように取り組んだ 5 おわりに 本年度は昨年度の学習を活かして 子どもの 実態にあった教材の精査 問題の投げかけ ま とめへと もっていくことができた その中で も 子どもたちの方からエコボトル作成の考え や実践が出てきたことは嬉しいことである 教師は常に探究心や教材への追及を継続的に 行うことが大切である それが 子どもたちに 必要な学習を導き出し 継続的な学習へとつな がっていくのではないだろうか これからも体験活動やゲストティーチャーを 招いての学習などを重視し 子どもたちにとっ て 意欲の向上 学習への広がりや高まりを導 き出すことができる学習を求めていきたいと考 えている こいのぼり 作成の様子 発表会の様子 右 外国のこいのぼり 左 学級のこいのぼり 16

20 研 究 論 文 自 己 効 力 感 を 高 める 小 学 校 キャリア 教 育 のプログラム 開 発 船 橋 市 立 法 典 西 小 学 校 教 諭 土 井 弘 昭 Ⅰ 主 題 について 平 成 22 年 度 全 国 学 力 学 習 状 況 調 査 の 結 果 が 発 表 された 質 問 紙 調 査 では 将 来 の 夢 や 目 標 を 持 っていますか という 問 いに 対 し 当 て はまる と 明 快 に 回 答 した 中 学 3 年 生 は44.2% であった 平 成 19 年 度 6 年 生 だった 彼 らは 66.7%が 当 てはまる と 回 答 している つまり わずか3 年 の 間 に2 割 以 上 の 子 どもが 将 来 の 夢 をはっきり 語 れなくなったことになる もちろん まだ 空 想 的 な 夢 を 描 いている 小 学 生 の 心 と 思 春 期 のまっただ 中 で 理 想 と 現 実 と のズレに 気 付 き 複 雑 になってきた 中 学 生 の 心 とを 単 純 に 比 較 することはできない また 将 来 の 進 路 を 考 えるということは 今 まで 知 らな かった 大 人 の 世 界 にどうやって 入 っていくかを 考 えることであり 未 知 の 世 界 に 不 安 を 感 じる のは 当 然 のことであろう 大 切 なのは そんな 不 安 な 気 持 ちを 抱 えなが らも 現 実 と 向 き 合 い その 中 に 夢 や 希 望 を 見 出 し 人 生 の 扉 を 開 いていこうとする 姿 勢 である その 姿 勢 を 生 み 出 す 源 は 自 分 はうまくやって いかれる という 自 信 であろう しかし その 自 信 を 持 てない 子 どもたちが 増 えてい るのではないか それが 問 題 だと 考 える これまで 学 校 現 場 では 様 々なキャリア 教 育 の 取 組 がなされてきた 小 学 校 キャリア 教 育 で 重 要 なことは 何 か それを 改 めて 問 い 直 す 必 要 がある キーワードは 自 信 である 本 研 究 では 自 信 を 自 己 効 力 感 という 心 理 学 の 理 論 で 捉 え 直 し 論 を 進 めていくこととする 自 己 効 力 感 という 考 え 方 は 1977 年 に 出 版 されたバンデューラの 論 文 に 紹 介 され 課 題 に 必 要 な 行 動 を 成 功 裏 に 行 う 能 力 の 自 己 評 価 と 定 義 されている(Bandura1977) 現 在 大 学 生 の 就 職 活 動 など 多 くの 場 面 で 自 己 効 力 感 が 進 路 選 択 の 際 の 行 動 に 影 響 すること が 明 らかにされている 小 学 校 においても 自 己 効 力 感 を 高 めることができれば 自 信 を 持 ち 将 来 の 進 路 選 択 に 向 けて 積 極 的 にキャ リアを 形 成 する 子 どもが 育 つと 考 えた それは 小 学 校 卒 業 後 も 将 来 の 夢 や 目 標 を 明 快 に 持 てる 子 どもたちである そこで 小 学 校 キャリ ア 教 育 において 自 己 効 力 感 を 高 めるプログラム を 開 発 し その 有 効 性 を 明 らかにしたいと 考 え 本 主 題 を 設 定 した Ⅱ 研 究 の 目 的 小 学 校 キャリア 教 育 で 自 己 効 力 感 を 高 めるた め 既 存 の 学 習 活 動 を 見 直 し 総 合 的 な 学 習 の 時 間 を 柱 とした 国 語 道 徳 との 横 断 的 なプログ ラムを 開 発 し その 有 効 性 を 明 らかにする Ⅲ 研 究 の 方 法 と 内 容 1 研 究 主 題 に 関 する 基 礎 的 な 理 論 研 究 2 検 証 プログラムの 作 成 と 授 業 実 践 ⑴ 対 象 A 小 学 校 6 年 (5 学 級 173 名 ) ⑵ 期 間 平 成 21 年 9 月 ~ 12 月 3 検 証 授 業 とプログラムの 有 効 性 の 分 析 Ⅳ 研 究 の 具 体 的 内 容 1 研 究 主 題 に 関 する 基 礎 的 な 理 論 研 究 ⑴ 本 研 究 における 自 己 効 力 感 の 定 義 自 己 効 力 感 を 端 的 に 言 うと その 行 動 を 自 分 はうまくできるという 感 覚 である キャリア 教 育 においては その 行 動 の 対 象 を 進 路 の 選 択 と 限 定 し 進 路 選 択 に 対 する 自 己 効 力 感 として 扱 われることが 多 い これは 進 路 選 択 をうまくやれると 思 っていれば 実 際 の 進 路 選 択 もうまく 行 える という 考 え 方 である しか し 小 学 生 が 進 路 の 選 択 に 迫 られているわけで はないので 進 路 選 択 を 将 来 の 進 路 選 択 に 向 けた 様 々な 準 備 (キャリアの 形 成 ) と 捉 え 直 し 自 己 効 力 感 の 対 象 を 将 来 の 進 路 選 択 に 向 けた 自 己 のキャリアを 形 成 する 様 々な 活 動 として 本 研 究 を 進 めることとする ⑵キャリア 教 育 が 抱 える 問 題 キャリア 教 育 の 実 践 でよく 目 にするのは ま ず 自 分 のやりたいこと 夢 を 見 つけよう と 投 げかけ( 自 己 理 解 自 己 規 定 ) 次 に 夢 の 実 現 に 向 けてできること を 計 画 させる( 将 来 設 計 キャリアプラン) 式 のものである ここ には 二 つの 問 題 がある 一 つは 自 分 のやりた いことを 自 分 の 内 に 見 つけようとしていること である 人 生 経 験 の 少 ない 小 学 生 が 内 省 的 にや りたいことを 見 つけるのは 難 しいものである 二 つ 目 は 人 生 を 計 画 できるものとして 扱 って いることである 自 己 の 人 生 を 振 り 返 った 時 -17-

21 計 画 通 りに 進 んできたと 感 じる 大 人 は 稀 であろ う 予 想 外 の 偶 然 の 出 来 事 に 対 応 し 計 画 を 修 正 しながら 人 生 を 歩 んできたはずである 計 画 は 思 い 通 りにいかないことを 前 提 に 幅 を 持 たせ たものが 望 ましいのである 変 化 の 激 しい 現 在 の 社 会 では 未 来 はますます 不 確 かであり 予 測 不 可 能 なことの 方 が 多 い そう 考 えれば 自 己 規 定 や 将 来 設 計 だけでなく 自 己 の 可 能 性 を 柔 軟 に 広 げたり 開 発 したりで きる 力 こそ 育 てるべきであろう それがやがて 厳 しい 現 実 に 出 会 っても 柔 軟 に 自 己 を 変 革 し 乗 り 越 えていこうとする 姿 勢 になると 考 える ⑶ 計 画 された 偶 然 性 理 論 ここで 私 が 注 目 したのは アメリカの 心 理 学 者 クランボルツが 主 張 する 計 画 された 偶 然 性 理 論 である ボルツは 人 生 は 予 測 不 可 能 な ことの 方 が 多 く 人 生 の 目 標 を 決 め 将 来 の キャリア 設 計 を 考 え 自 分 の 性 格 やタイプを 分 析 したからといって 自 分 の 望 む 仕 事 を 見 つけ ることができるとは 限 らない 結 果 が 分 から ない 時 でも 行 動 を 起 こして 新 しいチャンスを 切 り 拓 くこと 偶 然 の 出 来 事 を 最 大 限 に 活 用 す ることが 大 事 であるとして 現 在 のキャリア 教 育 が 自 己 理 解 や 計 画 にこだわりすぎる 弊 害 を 指 摘 している 確 かに 人 生 は 計 画 通 りではなく 縁 や 出 会 い といった 偶 然 に 左 右 されることが 多 い しかし 縁 や 出 会 い は 待 っていれば 訪 れるというものではない それは 単 なる 偶 然 で はなく それまでに 自 分 が 起 こした 行 動 が 契 機 となり その 結 果 として 訪 れたと 考 えられる 何 も 行 動 しない 人 の 所 では 何 も 起 こらないの である 行 動 によって 縁 や 出 会 い が 生 み 出 され キャリアは 形 成 されていくので ある ボルツはキャリアの 形 成 に 成 功 している 者 の 特 徴 として 次 の5つの 姿 性 をあげている 1 好 奇 心 ( 新 しい 学 びの 機 会 を 生 み 出 す) 2 持 続 性 ( 困 難 に 負 けず 努 力 を 続 ける) 3 柔 軟 性 ( 態 度 と 環 境 を 変 える) 4 楽 観 性 ( 様 々なチャンスを 達 成 可 能 と 感 じる) 5リスク テイキング ( 不 確 かな 結 果 に 直 面 しても 行 動 を 起 こす) この5つの 姿 勢 に 対 して できそうだ と 自 己 効 力 感 を 高 めることができれば 積 極 的 に キャリアを 形 成 していく 子 ども つまり 小 学 校 卒 業 後 も 将 来 に 対 して 夢 や 希 望 を 持 てる 子 どもに 育 つのではないかと 考 えた ⑷ 自 己 効 力 感 を 高 める 手 立 て バンデューラは 自 己 効 力 感 を 高 める 効 果 的 な 方 法 を4つ 挙 げている 1 制 御 体 験 ( 成 功 達 成 経 験 ) 2 代 理 体 験 ( 他 者 の 成 功 を 観 察 することで 自 分 もできそうだと 感 じる) 3 社 会 的 説 得 ( 他 者 からの 励 ましの 言 葉 ) 4 生 理 的 感 情 的 状 態 の 正 しい 把 握 ( 自 己 の 心 身 の 正 しい 把 握 ) この 中 で 制 御 体 験 が 一 番 成 果 があるとされて おり 職 場 体 験 やインターンシップなどの 理 論 的 背 景 となっている しかし 小 学 生 の 発 達 段 階 でできる 職 場 体 験 は 限 られるため 実 践 は 難 しい そこで 代 理 体 験 に 焦 点 を 当 てプログラム を 構 成 するこことした 代 理 体 験 とは 他 者 の 行 動 を モデル として 見 たり 聞 いたりするこ とである 他 者 の 成 功 体 験 を 見 れば それが 代 理 体 験 となって 自 己 効 力 感 が 高 まるのである これは 話 を 聞 いたり 本 やテレビでも 効 果 がある とされ 既 存 の 学 習 を 活 用 しやすく 他 教 科 領 域 との 連 携 もとりやすい 本 研 究 では 既 存 の 学 習 活 動 を 代 理 体 験 による 自 己 効 力 感 の 向 上 という 視 点 で 見 直 し プログラムを 構 成 し た 本 稿 では インタビュー 活 動 道 徳 お 礼 状 という3つの 活 動 を 中 心 に 論 を 進 める 2 検 証 プログラムの 作 成 と 授 業 実 践 ⑴インタビュー 活 動 による よいモデル 夢 へ の 過 程 との 出 会 い インタビュー 活 動 はこれまでのキャリア 教 育 でも 取 り 上 げられてきている しかし その 多 くは 現 在 の 大 人 の 姿 を 知 り それを 自 分 の 夢 の ゴールとしてとらえるために 行 われることが 多 かった 本 研 究 では 自 己 のキャリアを 発 達 さ せる 行 動 に 対 して 効 力 感 を 高 めたいと 考 えており ゴールにたどり 着 くまでの 過 程 を 代 理 体 験 させる 必 要 がある そこで 次 の 二 つ の 手 立 てを 取 り 入 れた 1プロフィールカード 資 料 1がプロ フィールカー ドである イ ンタビューす る 相 手 に 事 前 に 提 出 してい ただき これ を 元 に 質 問 を 考 えた 特 に 子 どもの 頃 好 きだったこ と 得 意 だっ -18-

22 たこと を 記 入 してもらうことにより 子 ども の 頃 と 今 の 仕 事 とのつながりや 今 の 仕 事 を 選 んだきっかけなどに 話 を 広 げ キャリア 形 成 の 過 程 を 代 理 体 験 させることを 意 図 した すべて のインタビュー 活 動 で 使 用 した 2 本 校 の 卒 業 生 へのイン タビュー 20 歳 前 後 の 本 校 の 卒 業 生 を 招 いてのインタ ビューである 代 理 体 験 では モデルと 自 己 と の 類 似 性 が 高 いほど 効 果 があるとされている 卒 業 生 は 年 齢 が 近 く 進 路 選 択 までの 過 程 が 時 間 的 に 身 近 でイメージしやすいと 考 えた インタビュー 活 動 は プロ 記 者 から 学 ぶ ゆ め 仕 事 ぴったり 体 験 ようこそ 先 輩 の 順 に 全 部 で 3 回 行 った ア プロ 記 者 から 学 ぶ NPO 法 人 企 業 教 育 研 究 会 が 提 案 する 言 葉 の 授 業 に 手 を 加 えて2 時 間 扱 いで 展 開 した 1 時 間 目 は 読 売 新 聞 の 現 役 記 者 にインタビュー を 実 演 していただき インタビューのコツを 学 んだ 2 時 間 目 は 保 護 者 地 域 のNPO(キャ リアサポートネットワーク)の 方 を 招 き 学 ん だコツを 使 ってインタビューに 挑 戦 した 調 べれば 分 かる 知 識 ( 仕 事 の 内 容 )だけでな く 仕 事 への 思 い(やりがい 喜 び 誇 り)や その 仕 事 を 選 んだきっかけ 子 どもの 頃 と 今 の 仕 事 とのつながりを 語 っていただくよう 事 前 に お 願 いした 子 どもたちは プロフィールカー ドをもとにその 仕 事 の 内 容 を 調 べたり どんな インタビューをするかを 考 えたりして 本 番 に 臨 んだ 資 料 3は 体 験 後 の 振 り 返 りである 子 どもたちの 振 り 返 りを 見 ると 仕 事 のため に 努 力 していることに 感 動 している 子 がほとん どであった これは 5つの 姿 勢 の 持 続 性 を 代 理 体 験 していると 思 われる プロの 仕 事 へ 憧 れを 語 り 効 力 感 の 向 上 が 読 み 取 れる しか し プロフィールカードをもとに 子 どもから 大 人 までのキャリア 形 成 の 過 程 について 考 え 代 理 体 験 している 子 どもは 少 なかった ウ ようこそ 先 輩 これまでのインタビュー 活 動 の 中 で どの 子 も 振 り 返 りの 文 章 量 が 一 番 多 かった 主 体 的 な インタビュー 活 動 だったのがわかる 資 料 4か らは 好 奇 心 持 続 性 楽 観 性 柔 軟 性 リ スクテイキング の 代 理 体 験 が 幅 広 くなされて いることがわかる また プロフィールカード を 生 かして 質 問 し キャリア 形 成 の 過 程 につい 資 料 2はその 時 の 子 どもの 振 り 返 りである 夢 仕 事 ぴったり 体 験 への 導 入 として 位 置 づけ た いろんな 職 種 の 方 にインタビューする 中 で 今 までの 夢 とは 違 うが やってみたいと 思 っ た ( 柔 軟 性 楽 観 性 )という 子 が 多 く 効 力 感 は 高 まったと 考 えられる 5つの 姿 勢 に 関 わる 話 もされていたが この 段 階 では 子 ども の 頃 と 現 在 の 仕 事 と 結 びつけ 5つの 姿 勢 に ついて 代 理 体 験 している 子 は 少 なかった イ ゆめ 仕 事 ぴったり 体 験 -19-

23 ても 多 くの 子 が 代 理 体 験 し 効 力 感 が 向 上 して いることも 分 かった プログラムで 予 測 した 成 果 に 一 番 近 いものとなった その 要 因 として1 卒 業 生 の 年 齢 が 小 学 生 に 近 く キャリア 形 成 の 過 程 について 時 間 的 にイメージしやすい2 進 路 が 決 定 したわけでなく 夢 に 向 かう 途 中 である ことは 小 学 生 も 同 じであり 類 似 性 が 高 い3 卒 業 生 が 小 学 生 の 話 を 聞 き 役 にまわって 受 け 止 めてくれた などが 過 去 2 回 のインタビュー 活 動 との 違 いとして 考 えられる また インタ ビュー 活 動 を3 回 継 続 したことでスキルが 向 上 し 自 信 を 持 って 活 動 できたことも 影 響 したの ではないかと 考 える ⑵ 道 徳 による 利 他 的 な 価 値 との 出 会 い インタビュー 活 動 は どんな 価 値 観 にどの 程 度 ふれられるかが 相 手 によって 左 右 されること がある そこで 道 徳 の 資 料 としてモデルを 提 示 し 安 定 した 出 会 いができるようにした こ の 際 モデルは 利 他 的 な 価 値 観 を 持 った 主 人 公 を 主 として 扱 った これは 人 間 関 係 に 不 安 を 感 じている 現 在 の 子 どもたちにとって 他 者 や 社 会 に 貢 献 する 喜 びをモデルとして 学 び 自 分 も 誰 かに 必 要 とされたい 誰 かのために 役 に 立 ちたい と 感 じることが 自 己 と 他 者 や 社 会 との つながり を 実 感 させ 自 己 効 力 感 の 向 上 につながると 考 えるからである 人 の 命 を 救 いたい (ハイパーレスキュー 隊 ) あるレジ 打 ちの 女 性 命 の 手 帳 (ディズニーランド) 静 寂 のマウンド (プロ 野 球 選 手 )の 資 料 を 用 いて インタビュー 活 動 と 平 行 して4 回 行 った ここ では あるレジ 打 ちの 女 性 についての 振 り 返 りから 考 察 する ( 資 料 5) 学 校 や 家 庭 での 生 活 を 振 り 返 り 自 己 の 役 割 について 考 える 子 が 多 かった 主 人 公 の 利 他 的 な 価 値 観 を 代 理 体 験 し 自 己 と 他 者 や 社 会 とのつながりに 気 付 いているのが 読 み 取 れ 効 力 感 も 高 まっていると 思 われる 道 徳 をインタ ビュー 活 動 と 平 行 して 行 ったことで 互 いに 補 完 し 合 い より 実 感 を 伴 った 学 習 となった ⑶お 礼 状 による 社 会 との 出 会 い インタビューや 道 徳 で 高 まった 自 己 効 力 感 は そのままにしておくと 低 下 してしまう 他 の 活 動 と 連 携 して 強 化 する 必 要 がある そこで ポー トフォリオによる 振 り 返 りの 他 に 国 語 で お 礼 状 を 小 単 元 として 設 定 した お 礼 状 は 広 く 行 われている 活 動 であるが プロ 作 家 から 学 ぶ 活 動 とすることにより 1プロのスキルの 高 さや 考 え 方 にふれ 夢 憧 れにつながる2 体 験 で 見 たり 聞 いたりしてきたモデルについて 言 語 化 することで 認 識 が 深 まる3 返 信 をいただく ことで 自 己 と 社 会 とのつながりを 実 感 できるな どの 効 果 をあげることができると 考 えた 代 理 体 験 による 自 己 効 力 感 の 向 上 は 感 覚 的 な 側 面 が 強 い 人 生 経 験 の 少 ない 小 学 生 にとって 一 度 立 ち 止 まり 体 験 を 振 り 返 って 言 語 化 するこ とは 体 験 を 価 値 観 として 自 己 の 中 で 再 構 築 す ることになり 有 意 義 である 資 料 6の 子 は 思 いやりの 心 という 言 葉 で 価 値 観 を 表 現 してい る この 言 葉 は 今 後 キャリアを 形 成 していく 際 自 分 を 支 える 言 葉 として 有 効 に 機 能 してい くものと 思 われる また 返 信 を 頂 いたことは 社 会 とのつなが りを 実 感 させることに 有 益 であった 社 会 の 一 員 として 一 人 前 に 扱 ってもらえてうれしい という 声 を 多 く 聞 くことができた これは 体 験 前 に 行 った 電 話 による 挨 拶 についても 同 様 であり 効 力 感 の 向 上 に 有 効 だと 考 えられる このように 道 徳 や 礼 状 をインタビュー 活 動 と 連 携 してプログラムを 構 成 したことで 互 い の 活 動 が 関 係 し 合 い それぞれを 独 立 して 学 習 するよりも 自 己 効 力 感 を 向 上 させ より 強 固 な -20-

24 ものにしているのではないかと考える 3 検証授業とプログラムの有効性の分析 質問紙法により意識調査を行った 実施時期 は授業開始の 1 週間前 授業終了の翌日 調査 対象は 6 年児童 162 名 欠席 5 である まず 本プログラムが自己効力感にどのような影響を 与えたかを測定した 質問紙は資料 7 に示す進 路自己効力感尺度 三村 白石が小学校 6 年生 に限定して開発 を使用し 4 点尺度で回答を 求めた すべての項目において p 0.01 で 有意であった まず 事 前と事後の 資料⑧ 事前 2.83 データにつ いて 1 17 の合計得点 事後 3.19 を求め 平 均値を比較 した 資料 8 に示す通り 事前 2.85 事後 3.19 となり 学年全体の傾向として 自己効力感が 向上していることが分かる この平均の内訳を 具体的に分析したものが資料⑨である 自己効 力感について平均得点が 3 以上をプラスグルー プ 2 3 未満をグレーゾーングループ 2 未 満をマイナスグループと分類した プラスグ ループが約 2 倍に増え 自己効力感の向上が裏 付けられる結果とな った 次に 2未満 2 3未満 3以上 本プロ 資料⑨ グラム 事前 が キ ャリア 事後 を形成 3 する姿 勢にど んな影響を与えたかを測定した 資料⑩に示す 通り質問紙を用いて 4 点尺度で行った 質問項 目については 計画された偶然性理論 にお ける 5 つの姿勢の意図を反映するよう自作し た 4 点尺度の平均を見ると ほぼすべての項 目が 3 点台に向上しており 5つの姿勢に対す る効力感は向上している プログラムが有意に 作用したと考えられる 資料⑪は キャリアを形成するのに 子ども たちが本プログラムのどの活動が有効だと感じ ているかを調査したものである 行ったすべて の活動について 4 点尺度で回答を求めた その 結果 9, 15, 14, 12, 3, 19, 17 の順に高い評価で あった 平均値 これらを分類す ると インタビュー活動 道徳 お礼状 であった 代理体験として設定した 3 通りの方 法に対して高い評価がなされ 本プログラムの 有効性を裏付ける形となった インタビュー活 動は ゆめ 仕事ぴったり体験が一番の高評価 で 3.9 であった 直接職場を訪問する意義は大 きいと考えられる しかし学校に様々な大人を 招いた 3. 読売新聞 卒業生 3.60 も高 評価であり 職場を訪問しなくても十分成果は 上がると考えられる 船橋市内では学校規模や 地域の状況によりゆめ 仕事ぴったり体験が困 難な学校もあると聞く 今後 船橋が進むべき 方向の一つを示しているのではないかと考え る また 16. 卒業生へのインタビューについて 図 3 でマイナスグループに分類した子どもたち からの評価が特に高かったのは注目すべき点で ある 卒業生から話を聞き 安心感を得たとい う感想が多かった 今回は多くの卒業生を招く ことができたが 毎年安定的に招くことは難し い そこで 今後 学習ボランティア等の学生 を活用することも有効ではではないかと考える また 道徳で 利他的な価値 にふれること を重視したが 別の意識調査で 将来 自分は 他者や社会の役に立つことができる という項 目で平均値が と向上した 自己と他者や社会とのつながりを実感すること 21

25 も 自 己 効 力 感 の 向 上 に 有 効 だと 考 えられる 最 後 に 自 己 効 力 感 ( 資 料 12)と 自 己 の 適 性 の 理 解 ( 資 料 13)について 述 べる まず 自 己 効 力 感 の 表 れとして 将 来 就 きたい 仕 事 がある か という 問 いに ある と 明 快 に 答 えた 子 は 107 人 152 人 へと 増 えた ( 約 28% 増 ) 分 か らない ない と 効 力 感 の 低 かった 子 たちに 本 プログラムが 優 位 に 働 いたと 考 えられる 資 料 12 次 に 自 分 はどんな 仕 事 に 向 いているかどれく らい 分 かってるか という 問 いに 対 して はっ きりわかっている わかっている と 答 えた 子 が 66 人 125 人 へと 約 2 倍 に 増 えている ( 資 料 13) 本 プログラムは 小 学 校 の 発 達 段 階 に おいて 自 己 理 解 や 将 来 設 計 にこだわりすぎる 弊 害 を 指 摘 し それに 以 外 の 方 法 でプログラム 開 発 を 目 指 してきたが 結 果 として 自 己 理 解 に 対 しても 有 意 に 働 くことが 分 かった Ⅴ 研 究 のまとめ( 成 果 課 題 ) 1 成 果 ⑴インタビュー 活 動 により 様 々な 生 き 方 との 出 会 い 道 徳 による 利 他 的 な 価 値 観 との 出 会 い お 礼 状 による 社 会 との 出 会 いという3つの 代 理 体 験 は 自 己 効 力 感 の 向 上 に 有 効 で あることが 分 かった また 自 己 のキャリアを 形 成 する5つの 姿 勢 に 対 する 効 力 感 を 向 上 さ せることも 分 かった ⑵ 自 己 効 力 感 を 高 めるのに 本 研 究 で 開 発 した 代 理 体 験 によるプログラムでも 効 果 があ ることがわかった 代 理 体 験 の 方 が 準 備 をしやすく 今 後 他 教 科 領 域 と 連 携 したプ ログラム 開 発 が 期 待 できる 2 課 題 ⑴ 各 学 年 を 通 じて 系 統 的 に 行 うことができるよ うにプログラムを 発 展 させたい ⑵ 代 理 体 験 と 制 御 体 験 を 連 携 させることで 自 己 効 力 感 はより 高 まると 考 えられる 学 校 行 事 や 委 員 会 活 動 などで 自 己 の 役 割 を 遂 行 し 達 成 感 を 得 られるような 特 別 活 動 と 連 携 したプ ログラム 開 発 も 必 要 であろう 主 な 参 考 文 献 藤 川 大 祐 企 業 と 作 るキャリア 教 育 教 育 同 人 社 2006 年 下 村 英 雄 キャリア 教 育 の 心 理 学 東 海 教 育 研 究 所 2009 年 Albert Bandura 激 動 社 会 の 中 の 自 己 効 力 金 子 書 房 1997 年 John D.Krumboltz その 幸 運 は 偶 然 ではな いんです! ダイヤモンド 社 2005 年 土 井 弘 昭 自 己 効 力 感 を 高 める 小 学 校 キャリ ア 教 育 のプログラム 開 発 2010 年 千 葉 県 長 期 研 修 生 -22-

26 実 践 記 録 発 達 障 害 通 級 指 導 教 室 の 役 割 多 様 なニーズに 応 じた 学 校 体 制 での 実 践 船 橋 市 立 船 橋 中 学 校 齋 藤 浩 司 Ⅰ はじめに 船 橋 中 学 校 に 平 成 18 年 度 設 置 された 発 達 障 害 通 級 指 導 教 室 は 今 年 度 5 年 目 を 迎 えている 県 内 最 初 の 中 学 校 通 級 指 導 教 室 ということで 前 例 がなく まさに 手 探 り 状 態 でスタートした まずモデルとしたのは 市 内 に 設 置 されている 小 学 校 通 級 指 導 教 室 であった しかしながら 現 在 は 発 達 段 階 の 違 いから 当 初 のイメージとは 変 化 し 合 わせて 年 々 異 なったニーズが 求 められ 取 り 組 む 内 容 にも 個 に 応 じた 柔 軟 さがより 必 要 となってきている Ⅱ 本 教 室 の 実 態 ⑴ 在 籍 生 徒 の 実 態 1 年 度 初 め 生 徒 表 1 各 年 度 初 め 通 級 指 導 教 室 在 籍 生 徒 数 年 度 1 年 2 年 3 年 計 新 一 年 生 の 入 級 生 徒 は 小 学 校 で 通 級 指 導 教 室 ( 以 下 通 級 ) 利 用 をしていた または 入 級 を 小 学 校 在 学 時 に 勧 められていた 経 緯 がある 中 に は 小 学 校 時 に 入 級 を 待 機 していたという 生 徒 も いる 小 学 校 時 より 通 級 を 利 用 している 生 徒 に ついてはスムーズに 通 級 できている 進 級 時 に 入 級 した 生 徒 については 新 規 の 生 徒 であり 在 籍 中 学 校 での 適 応 状 況 によるもの である 新 規 の 生 徒 については 事 前 に 本 人 担 任 保 護 者 との 面 談 に 時 間 をかけ 本 人 の 意 向 で 通 級 を 開 始 するようにしている これは 行 かされている という 消 極 的 な 考 えではな く 行 けば 何 かを 得 られる という 積 極 的 な 考 えで 通 級 してもらう 為 である 消 極 的 な 場 合 は 担 当 が 在 籍 校 を 訪 問 し 説 明 相 談 した 上 で 本 人 に 納 得 してもらえるようにしている 通 級 に 在 籍 しながらも 自 校 での 適 応 状 況 が 良 く 経 過 観 察 をしながら 担 任 保 護 者 と 情 報 交 換 を 進 めている 場 合 もある 2 途 中 入 級 生 徒 (2010/12/20 現 在 ) 表 2 各 年 度 途 中 入 級 生 徒 数 年 度 1 年 2 年 3 年 計 開 設 時 は 認 知 度 が 低 かった 為 途 中 入 級 が 多 かった 19 年 度 以 降 の 生 徒 については 何 らか のニーズが 生 じた 為 の 入 級 である 主 な 理 由 と しては 集 団 適 応 が 難 しくなっての 不 登 校 で あったり 在 籍 校 でコミュニケーション 力 の 不 足 からトラブルを 起 こしたりしてしまった 為 等 である 3 途 中 卒 級 生 徒 (2010/12/20 現 在 ) 表 3 各 年 度 途 中 卒 級 生 徒 数 年 度 1 年 2 年 3 年 計 現 在 までに 卒 級 ( 通 級 利 用 を 終 える)した 生 徒 は3 名 1 名 は 在 籍 校 での 適 応 状 況 が 非 常 に 良 くなった 為 他 の2 名 は 特 別 支 援 学 級 への 措 置 替 えによるものである ⑵ 指 導 目 的 1 開 設 時 の 指 導 目 的 開 設 時 には 下 記 のように 船 橋 市 総 合 教 育 セ ンター 教 育 支 援 室 より 提 示 された 目 的 を 立 案 し た これは 既 存 の 小 学 校 通 級 指 導 教 室 での 指 導 目 的 及 び 内 容 に 発 達 段 階 を 考 慮 し 中 学 校 の 目 的 として 創 製 したものである 環 境 への 対 応 や 対 人 関 係 の 改 善 の 為 の 体 験 活 動 やソーシャルスキルトレーニング 状 況 や 場 に 応 じた セルフコントロールの 仕 方 や 自 己 決 定 の 能 力 の 習 得 -23-

27 多 様 な 活 動 への 参 加 の 仕 方 を 学 習 することに よる 集 団 活 動 へのスムーズな 参 加 学 習 の 遅 れに 潜 む 根 本 的 な 原 因 と 学 力 向 上 の 手 がかりを 探 った 上 での 必 要 な 指 導 と 援 助 学 級 担 任 との 連 絡 を 密 にしての 指 導 や 支 援 生 徒 の 思 春 期 の 様 々な 問 題 や 進 路 等 につい て 学 級 担 任 と 連 携 を 図 りながら 保 護 者 と 相 談 2 現 在 の 指 導 目 的 大 きな 変 更 はないが 下 記 3 点 の 目 的 に 絞 り 込 み 学 年 や 発 達 段 階 に 応 じて 内 容 を 検 討 し 指 導 を 進 めている 基 礎 学 力 の 補 充 スムーズな 集 団 活 動 参 加 のためのソーシャル スキルの 向 上 自 立 に 向 けての 対 人 関 係 作 りの 改 善 上 記 の3 点 を 進 めるにあたっては 在 籍 校 訪 問 や 担 任 との 面 談 保 護 者 との 面 談 を 行 いニーズ に 適 した 指 導 内 容 となるように 努 めている ⑶ 具 体 的 な 支 援 1 通 級 指 導 教 室 の 支 援 教 室 としての 年 間 の 予 定 は 表 4の 通 りであ る 表 4 通 級 年 間 主 な 予 定 月 予 定 4 月 入 学 前 説 明 会 / 在 籍 校 訪 問 5 月 在 籍 校 訪 問 6 月 7 月 保 護 者 面 談 8 月 保 護 者 面 談 9 月 10 月 新 入 生 説 明 会 /( 在 籍 校 訪 問 ) 11 月 ( 在 籍 校 訪 問 ) 12 月 保 護 者 面 談 1 月 2 月 3 月 ( 保 護 者 面 談 中 2 対 象 進 路 相 談 ) 新 入 生 は 本 人 だけでなく 保 護 者 も 様 々な 不 安 を 抱 えながら 中 学 校 へ 入 学 してくる 入 学 式 直 前 に 新 入 級 生 徒 保 護 者 を 対 象 に 入 学 前 説 明 会 を 行 っている 教 室 の 場 所 や 様 子 を 知 っ てもらう 事 は 勿 論 の 事 主 な 中 学 校 での 年 間 の 予 定 を 紹 介 し 生 活 面 での 注 意 点 などを 伝 え 学 習 用 具 の 管 理 など 支 援 策 例 を 紹 介 する 場 として いる 在 籍 校 訪 問 として 各 校 に 伺 い 本 人 の 様 子 を 参 観 させていただくと 共 に 担 任 学 年 職 員 特 別 支 援 教 育 コーディネーターの 方 と 今 後 の 支 援 について 話 し 合 いをする 機 会 としている 保 護 者 面 談 は 夏 休 み 前 と 冬 休 み 前 に 行 っ ている それまでの 学 校 生 活 と 家 庭 生 活 の 様 子 を 確 認 し 目 標 にしてきた 事 の 達 成 度 を 確 認 し 休 み 明 けからの 支 援 を 検 討 する 場 としている また 保 護 者 の 悩 み 等 を 聞 き 取 り 必 要 に 応 じ て 在 籍 校 に 報 告 する また 春 休 みには 中 学 2 年 の 保 護 者 を 対 象 に 進 路 についての 相 談 も 受 け ている 進 路 選 択 についても 不 安 があり 時 間 に 余 裕 を 持 ちながら 進 めていく 為 に 設 定 してい る 10 月 に 行 う 新 入 生 説 明 会 は 小 学 5,6 年 生 保 護 者 を 対 象 として 教 室 の 概 要 や 中 学 進 学 に 当 たっての 心 構 えを 伝 える 機 会 としている 本 人 への 支 援 は 前 述 した 指 導 目 的 に 沿 って 発 達 段 階 生 活 年 齢 を 考 慮 しながら 指 導 内 容 を 検 討 し 支 援 している 原 則 として 週 1 回 90 分 間 通 級 手 段 としては 原 則 一 人 で 登 下 校 としてい る これを 機 に 一 人 で 一 般 交 通 機 関 の 利 用 を 始 める 生 徒 も 多 く 社 会 性 を 高 めるチャンスと なっている 指 導 に 当 たっては 特 に 自 己 肯 定 感 や 自 己 効 力 感 を 高 められるような 指 導 を 心 が けている 併 せて 生 活 年 齢 を 考 慮 し 義 務 教 育 を 終 え 社 会 へ 出 る 年 齢 であり 高 等 学 校 へ 進 む 年 齢 であることを 踏 まえた 指 導 内 容 も 含 んでいる 2 校 内 での 支 援 校 内 には 通 級 に 在 籍 する 生 徒 在 籍 しない がニーズのある 生 徒 が 存 在 する 在 籍 を 問 わず 支 援 を 進 めていかなければならない ニーズの 内 容 については 十 人 十 色 であるので 担 任 学 年 主 任 と 個 々について 話 し 合 いを 行 い 方 向 性 を 確 認 した 段 階 で 保 護 者 との 面 談 に 教 育 相 談 担 当 という 立 場 で 同 席 するよう 進 めている 障 害 についての 理 解 が 得 られた 場 合 には 特 別 支 援 教 育 コーディネーターという 立 場 で 医 療 や 外 部 相 談 機 関 との 連 携 も 図 るようにしている 生 徒 指 導 専 任 や 養 護 教 諭 スクールカウンセラーと も 連 携 し 情 報 交 換 をしながら 対 応 している ⑷ 卒 業 後 の 進 路 初 年 度 を 除 いた3 年 間 で20 名 全 員 が 進 学 全 日 制 高 校 へ 進 んだ 生 徒 14 名 内 訳 としては 普 表 5 各 年 度 通 級 生 徒 進 路 状 況 年 度 全 日 制 通 信 制 特 支 校 計

28 通 科 12 名 職 業 科 2 名 である 特 別 支 援 学 校 に 進 学 した 生 徒 は2 名 とも 千 葉 県 立 特 別 支 援 学 校 流 山 高 等 学 園 である 私 立 全 日 制 高 校 受 験 時 は 学 校 説 明 会 の 際 に 保 護 者 から 本 人 の 状 況 を 高 校 側 に 伝 え 受 験 に ついての 相 談 にかける 事 が 増 えてきている あ る 高 校 の 進 学 担 当 の 方 は 本 人 に 向 けて 得 意 な 事 を 伸 ばすのと 併 せて 授 業 態 度 や 提 出 物 の 改 善 を 課 題 として 挙 げてくれ 本 人 が 飛 躍 的 に 改 善 され 無 事 に 入 学 したケースもある 公 立 全 日 制 高 校 受 験 に 際 しては どの 生 徒 に ついても 自 己 申 告 書 の 扱 いについて 相 談 を 行 っ ている 本 人 の 状 況 を 伝 えるべきかどうか 保 護 者 が 悩 むところとなっている また 受 験 時 の 配 慮 申 請 を 行 った 例 もある 初 めての 場 所 に 不 安 を 持 ってしまう 生 徒 に 保 護 者 が 会 場 入 り 口 まで 付 き 添 う 許 可 をいただいた 合 格 後 入 学 説 明 会 の 場 で 保 護 者 から 高 校 側 に 本 人 の 状 況 を 伝 えるケースが 多 く それに 対 して 通 級 ではどのような 状 況 だったのかを 聞 き 取 りたいと 申 し 出 た 高 校 もあった 入 学 後 も 定 期 的 に 連 絡 を 取 り 状 況 を 確 認 した 生 徒 もいる 県 内 公 立 高 校 には 平 成 20 年 度 より 特 別 支 援 教 育 コーディネーターが 配 置 され 各 校 での 支 援 がスタートしている Ⅲ より 良 い 体 制 を 構 築 する 為 に ⑴ 通 級 での 支 援 体 制 担 任 と 担 当 の 連 携 コミュニケーションの 重 要 性 話 せばわかる という 言 葉 を 最 近 あまり 耳 にしなくなった 言 葉 で 伝 えるべき 事 柄 が 文 字 化 されメールとなって 感 情 抜 きで 飛 び 交 う 時 代 である 現 代 の 生 活 で 大 人 と 子 どもが 会 話 を 交 わす 場 面 は 大 きく 分 けると 学 校 で 教 師 と もしくは 家 庭 で 親 との 二 場 面 に 分 けられると 考 える かつ ては 近 所 の 大 人 との 挨 拶 や 会 話 もあったであろ うが 住 宅 事 情 等 閉 鎖 的 な 社 会 で 限 られた 人 との かかわりになっていると 考 える 子 どもたちは 大 人 から 学 び 自 分 の 力 としていく 前 提 で 考 えて いくと 教 師 との 会 話 場 面 が 限 られ 家 族 の 為 に 働 く 親 との 会 話 も 減 りモデルになるものが 激 減 しているのではないだろうか こんな 時 はど うする? という 場 面 でも 大 人 が (これくら いはわかっているだろう) と 思 っていたり 子 どもたちは 大 人 から 自 分 で 考 えなさい と 言 われてしまったり 孤 立 していて 自 分 で 判 断 す るしかなかったりというのが 現 実 ではないだろ うか 常 識 の 尺 度 も 人 それぞれであったり 家 庭 によって 極 端 に 教 育 観 が 異 なる 事 があり どれ が 正 解 と 言 い 切 れないのが 実 情 である 水 撒 き 当 番 になった 発 達 障 害 のある 生 徒 が 雨 の 日 も 傘 をさして 水 を 撒 きに 行 くというエピソードが ある 状 況 判 断 の 苦 手 なこのような 生 徒 が 物 事 の 善 し 悪 しの 尺 度 なしでは 非 常 に 生 きづらい のが 現 実 である それを 伝 えていく 為 には 子 どもたちがどのような 尺 度 を 持 ち 合 わせていて 大 人 が 何 を 伝 えていくべきなのかということを 考 えなければならない 新 米 教 師 の 頃 若 い 者 は と 先 輩 からご 指 導 いただいた 事 が 教 師 としての 尺 度 となり 現 在 に 至 っているわけで 今 を 生 きる 子 どもたちともっともっといろいろ な 話 をしていかなければならない それは 時 に は 雑 談 であり 時 には 説 教 かもしれない 人 が 人 を 育 てるのであり パソコンが 人 を 育 てる 事 は できない 担 任 と 担 当 も 事 務 的 な 面 ではメールやfaxで のやりとりを 行 うが 生 徒 の 支 援 にかかわる 内 容 についてはできるだけ 顔 を 合 わせて 話 をする または 電 話 で 直 接 話 をするように 努 めている 通 級 生 徒 とのやりとりも 会 話 を 中 心 としたも のを 大 切 にしている その 中 から 本 人 が 意 欲 的 に 取 り 組 める 物 事 や 苦 手 な 物 事 を 聞 き 取 り 支 援 の 糸 口 としている 通 級 開 始 当 初 は90 分 間 で 会 話 がほとんどなかった 生 徒 も 3 ~ 4 回 の 支 援 で 様 々な 話 題 を 本 人 から 提 供 してくるよう になってくる そして 半 年 後 には90 分 間 お 喋 りを 続 ける 様 になった 生 徒 もいる 逆 に 会 話 が 優 先 して 落 ち 着 かない 生 徒 には 読 書 の 時 間 を 長 めに 設 定 している 通 級 生 徒 の 中 には 在 籍 校 での 友 だちとの 関 係 作 りに 苦 しみ 不 登 校 に 至 ったF 君 という 生 徒 がいる 図 1 派 生 して 起 こりうる 現 象 図 1のよう に 二 次 障 害 としての 不 登 校 と 捉 え た 登 校 でき ずにいたF 君 が 安 心 し て 登 校 でき る 場 を 設 定 し 小 規 模 グループで の 活 動 を 取 り 入 れて 徐 々に 集 団 規 模 を 拡 大 -25-

29 していった その 結 果 平 日 5 日 間 は 適 応 指 導 教 室 等 にも 通 所 し 集 団 生 活 を 送 れるようになっ た 現 在 は 全 日 制 県 立 高 校 に 進 学 し 教 師 を 目 指 して 学 習 に 励 んでいる 進 路 についての 考 え 方 前 述 した 不 登 校 に 至 った 生 徒 とは 非 常 に 多 く の 時 間 をかけて 悩 みだけでなく 得 意 な 事 苦 手 な 事 を 聞 き 取 った 特 に 最 初 の 段 階 では 得 意 な 事 を 優 先 しながらできることのバリエー ションを 増 やすよう 支 援 を 進 めた 自 信 を 持 ち 自 分 の 得 意 な 事 と 言 い 切 れるものを 見 つけ 増 やした 結 果 苦 手 な 事 にも 意 欲 的 に 取 り 組 むようになった 作 文 を 書 く 事 について は 強 い 拒 否 を 示 していたが 箇 条 書 きを 整 理 し ていく 方 法 で 書 く 事 ができるようになり 高 校 入 試 時 の 作 文 は 見 事 な 出 来 映 えだった その 実 践 から 通 級 では 進 路 について 図 2のような 考 え 方 で 入 学 時 から 保 護 者 にも 理 解 いただき 支 援 を 進 めている 他 の 生 徒 についても 得 意 な 事 を 柱 にした 支 援 を 継 続 する 中 で 自 信 を 持 ち 進 路 選 択 の 条 件 に 得 意 な 事 を 活 かせる 場 を 加 えた 例 もあ る これは 通 級 の 生 徒 に 限 らず 多 くの 生 徒 に 当 てはまる 事 だと 考 えている ⑵ 校 内 の 支 援 体 制 コミュニケーションがとれるようになり 自 信 を 持 って 取 り 組 める 事 が 増 え 在 籍 校 での 適 応 が 良 くなった 通 級 生 徒 とは 逆 に 入 級 していな い 生 徒 対 応 が 難 しくなっている 場 合 もある 特 別 支 援 教 育 が 進 められている 状 況 の 中 校 内 の ニーズのある 生 徒 への 支 援 も 進 めていかなけれ ばならない 本 校 では 特 別 支 援 教 育 の 体 制 作 り を 通 級 開 設 と 共 に 進 めてきた 生 徒 指 導 部 会 の 在 り 方 生 徒 の 問 題 行 動 情 報 交 換 の 場 であった 部 会 を より 多 くの 視 点 で 一 人 一 人 の 生 徒 に 対 応 した 学 校 となるよう 図 3のように 特 別 支 援 学 級 主 任 や 特 別 支 援 教 育 コーディネーターも 加 えた 構 成 に 改 編 した この 部 会 では 問 題 行 動 だけで はなく 不 登 校 生 徒 や 教 室 には 入 れない 生 徒 保 健 室 頻 回 来 室 生 徒 等 の 情 報 も 交 換 し どのように 支 援 をして いくか 状 況 によって はケース 会 議 としての 機 能 も 持 た せている より 多 くの 支 援 策 や 関 係 機 関 の 役 割 について 相 互 理 解 を 深 める 事 ができ 該 当 する 他 生 徒 への 支 援 に 活 用 する 事 ができている 教 室 以 外 の 支 援 体 制 養 護 教 諭 スクールカウンセラーとの 連 携 も 図 り 教 室 以 外 の 部 分 での 支 援 体 制 も 整 えつつ ある 図 4は 教 室 以 外 で の 支 援 体 制 であ る 校 舎 の 配 置 的 にも4つ の 空 間 ( 部 屋 ) が 隣 接 し ておりつながりが 作 りやすくなっている 保 健 室 に 来 室 したが 身 体 的 ではなく 心 的 な 訴 えと 養 護 教 諭 が 感 じ 取 った 場 合 通 級 担 当 や 相 談 室 担 当 が 話 を 聞 き 取 り 担 任 に 伝 えたりスクールカウ ンセラーにつないだりできる 体 制 がある 生 徒 だけではなく 保 護 者 への 対 応 も 担 任 や 学 年 職 員 と 連 携 して 進 めることができつつある 引 き 継 ぎの 方 法 検 討 中 1プロブレム という 言 葉 があるが よ -26-

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