ギ特異的 IgE 抗体検査について受託件数陽性率 I 方法及びクラス分類の割合を調べた特異的 IgE 抗体検査は濃度と共にの 7 段階のクラス分類によって表わされクラスが陰性クラス 1 が偽陽性 1 スギ花粉の計測スギ花粉計測は 1 及び年は当社下館研クラスが陽性である

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しょうこむこやま
7 years ago
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1 資料スギ花粉飛散数とスギ特異的 IgE 抗体検査との関連性について福嶋陽子 1) 小貫明美 1) 大矢幸子 1) 池澤剛 ) 1) 株セントラル医学検査研究所下館研究所茨城県筑西市幸町 -7-7 ) 株セントラル医学検査研究所要旨花粉症は花粉によって引き起こされる I 型アレルギー疾患である特に日本ではスギ花粉症の罹患者数は年々増加傾向にあるが今後も継続的な大量飛散等により罹患者数の増加や低年齢化が予想されている花粉飛散はその地形や気候変動の影響を大きく受けるため地域に密着した情報提供は抗原回避や花粉曝露への対策に活用できその意義は非常に大きいと考えられるまた特異的 IgE 抗体検査の結果と共に花粉飛散情報を活用することは罹患者の QOL 向上にも役立つそこで我々は当研究所におけるスギ花粉飛散状況を把握するため 1 年に花粉飛散数の計測を行い当研究所におけるスギ特異的 IgE 抗体検査の受託件数及び陽性率との関連を検討した花粉飛散数は受託件数及び陽性率に影響することが示唆された前年の飛散状況や気候等の影響を大きく受けるため地域に根ざした調査や情報提供の活用が重要であるキーワードスギ花粉スギ特異的 IgE 花粉飛散量件雄花の着花量等様々な影響を受ける ), 4) まはじめにた 1 月 1 日からの日最高気温積算値が花粉飛散開始と関係すると報告されている 5) このような情報近年スギ花粉症の罹患者数の増加は著しくわと共により地域に密着したスギ花粉飛散情報を提が国でのスギ花粉症の有病率は %を超え低年齢供することにより花粉曝露の回避や花粉対策への化も進んでいることが報告されている戦後大量活用が期待できる 1) にスギが植林されそれらが花粉生産能力の高い樹一方スギ花粉症の診断においてその発症に密齢 3 年以上を迎えた結果花粉飛散量の増加をもた接にかかわるスギ特異的 IgE 抗体の測定の意義は高らしスギ花粉症の有病率を高める要因となってく重要な補助診断として位置づけられている ) ) いる例年飛散期には花粉飛散情報や予報花粉当社では茨城県内の医療機関から検査を受託して症対策などが連日報じられ社会問題と言っても過おり現在その多くは県央県西部からの受託であ言ではないるそこで我々は当社施設における花粉飛散数一般的に I 型アレルギーの発症抑制には抗原回の計測を実施し飛散開始と最高気温積算値の関係避が重要であるスギ花粉症は典型的な I 型アレル受託したスギ特異的 IgE 抗体検査との関係を検討しギーであり花粉飛散状況を把握し情報を活用するたことは花粉曝露の回避やスギ花粉症の初期療法の点から非常に有用である 1), 3) スギ花粉飛散量は飛散期の気象条件だけでなく前年の飛散状況や気象条平成 7 年 3 月 4 日受付平成 7 年月 8 日受理 1 医学検査 Vol.4 No.5 15

1 年に花粉飛散数の計測を行い当研究所におけるスギ特異的 IgE 抗体検査の受託件数及び陽性率との関連を検討した花粉飛散数は受託件数及び陽性率に影響することが示唆された前年の飛散状況や気候等の影響を大きく受けるため地域に根ざした調査や情報提供の活用が重要であるキーワードスギ花粉スギ特異的 IgE 花粉飛散量件雄花の着花量等様々な影響を受ける ), 4) まはじめに

2 ギ特異的 IgE 抗体検査について受託件数陽性率 I 方法及びクラス分類の割合を調べた特異的 IgE 抗体検査は濃度と共にの 7 段階のクラス分類によって表わされクラスが陰性クラス 1 が偽陽性 1 スギ花粉の計測スギ花粉計測は 1 及び年は当社下館研クラスが陽性である究所以下下館では当社水戸本社以下上記で得られたスギ花粉飛散データと当社が受水戸及び下館の施設でダーラム法重力沈降に託したスギ特異的 IgE 抗体検査の受託件数陽性率よる落下花粉の計測により実施した併せて下館及びクラス分類との関連性について検討したではにウェザーニューズの花粉プロジェクト 3 使用機器に参加し自動花粉計測器ポールンロボによる計花粉計測にはダーラム式捕集器アサヒ理化製作所型式 DK-1SA Figure 1a を用いた捕集時間測も実施した計測期間を Table 1 に示す下館において 1 は朝時から翌朝時までの 4 時間とし前日の花年は環境省発表の飛散開始日 3 月 1 日前の月粉数とした前日が休日の場合は花粉数をで割り日から 4 月 8 日年は前年と同期間前々日と前日の花粉数としたスライドガラスに捕年は本格飛散前の状況を調べるためシーズン前の集されたスギ花粉をカルベラ液で染色し 18 mm 角年 1 月 4 日から水戸では 1 月日から 4 のカバーグラスを使用して鏡検し Figure 1b 月 3 日に計測を行ったポールンロボは装置の準備 1 cm 当たりの数を算出した鏡検の際はスギ花粉ができた 1 月 1 日から開始した得られたデータかのみを計測するためその他の花粉は形態や大きさら当社周辺の花粉飛散状況及び最高気温積算値とのの違いにより除外したまた下館ではに関係について検討したウェザーニューズ社のポールンロボウェザーニュースギ特異的 IgE 抗体検査ズ型式 POLLEN Figure 1c による計測も実スギ花粉の計測期間と同期間に当社が受託したス施したポールンロボは人の呼吸と同じ量の大気中の花粉量をリアルタイムに計測しインターネットを通じてデータが送信されるシステムである計 Table 1 スギ花粉の計測期間 1 年年 8 1/ 下館ポルンロボ下館ダーラム水戸ダーラム測器の設置は各施設とも壁などで遮られない社屋屋上に設置したポールンロボについてはその特性上直接雨が当たらない屋外に吊るして設置した a ダーラム式花粉捕集器 b スギ花粉 c ポールンロボ Figure 1 医学検査 Vol.4 No

捕集時間測も実施した計測期間を Table 1 に示す下館において 1 は朝時から翌朝時までの 4 時間とし前日の花年は環境省発表の飛散開始日 3 月 1 日前の月粉数とした前日が休日の場合は花粉数をで割り日から 4 月 8 日年は前年と同期間前々日と前日の花粉数としたスライドガラスに捕年は本格飛散前の状況を調べるためシーズン前の

3 特異的 IgE 抗体検査は測定機器 MI1 および盛期には一定した飛散数であったは飛散数 DiaPack3 測定試薬オリトン IgE ケミファ機が少なく 3 月末まで徐々に増えてピークを迎えた器試薬とも日本ケミファ株式会社を使用したがその後は期間中ほぼ一定に推移していた受託件数は飛散開始から最盛期まで年がその他の II 結果年の倍余りあったが 3 月下旬からは他の年とほとんど差がなかった 1 及び年は花粉飛散 1 年からの 3 年間で計測期間が重なの最盛期には陽性率が上昇し飛散終息と共に陽性る月日から 4 月 8 日までの下館におけるスギ率が低くなる動向が認められた一方の陽花粉計測数の結果を Figure に示すまた最大計性率はほぼ一定に推移していた測数及び計測数総計を Table に示す年は他さらに 1 週間毎のスギ特異的 IgE 抗体検査をクの年と比べ非常に多く飛散しているが 4 月以降ラス分類しクラス割合の推移を Figure 4 に示すの飛散数には大きな差は見られなかった 1 年に花粉飛散数が多いほどクラス以上の割合が多くは時折ピークが見られたがは大きなピークは高クラスの割合が増える傾向が見られた次にの計測データについて下館での見られず最大飛散数は 1 年の半分程度であった計測結果をもとに花粉飛散開始日と判定した月ものの計測数総計は同程度であった下館における 1 週間毎の花粉計測数合計を日から 4 月 3 日までの水戸及び下館におけるス Figure 3a に同期間の当社におけるスギ特異的 IgE ギ花粉計測数を Figure 5 に最大計測数と総計を抗体検査の受託件数及び陽性率を Figure 3b に示す Table 3 に示す最大計測数及び総計は下館に比べ水大量飛散した年は飛散開始最盛期終息期の戸の方が多かったもののその動向は両地点で近似飛散数の差が大きくかつはっきりと分かれていしていた下館のダーラム法とポルンロボではたこれに比べ 1 年は飛散数が少ないが 3 月の最計測数の動向は近似する部分があった一方大きく乖離する日が見られた下館及び水戸の日最高気温積算値と 4 到達 Table 下館における最大計測数及び総計 1 年年 1 年年最大計測数個 cm 計測数総計個. 1,3. 1.7,4. 1,18. 1,8.7 日計測から判定した飛散開始日を Figure a, b に示す飛散開始の目安となる日最高気温積算値が 4 を超える日は年によって差があるが飛散開始日は月日付近であり飛散開始日の日最高気温 1, 1 年年スギ花粉計測数個 cm 1,4 1, 1, Figure スギ花粉計測数下館 1 医学検査 Vol.4 No.5 15

1 週間毎のスギ特異的 IgE 抗体検査をクの年と比べ非常に多く飛散しているが 4 月以降ラス分類しクラス割合の推移を Figure 4 に示すの飛散数には大きな差は見られなかった 1 年に花粉飛散数が多いほどクラス以上の割合が多くは時折ピークが見られたがは大きなピークは高クラスの割合が増える傾向が見られた次にの計測データについて下館での見られず最大飛散数は 1

4 a 3, 1 年年 1週間の計測数個,5, 1,5 1, b, 1 1,5 1 年件年件件 1 年年 4 1, 受託件数件陽性率 Figure 3 a 1 週間毎のスギ花粉計測数下館 b スギ特異的 IgE 抗体検査の受託件数及び陽性率積算値は下館で 47 付近水戸では 48 を超えては計測数の増減に同様の傾向が見られた一方大いたきく乖離した日が数日みられた乖離日の気候について調べたところ 7) 一日の平均風速が大きく最 III 考察大瞬間風速が 1 m を超えていた日が多かったスギ花粉飛散量には気温や風速が関係し強風の日に 1 年から 3 年間の下館における計測結果では多く飛散する可能性が高いまた舗装された場所月日付近に飛散開始 3 月中が最盛期となりでは地面に落ちた花粉が風によって再飛散すること 4 月以降は次第に終息しており飛散量にかかわらが考えられる 8) 一方自動花粉計測器は花粉に似ず飛散開始日は大きく変わらなかった大量飛散のたサイズの粒子も計測するため埃などの花粉以外翌年は花粉飛散が少なくなることが知られているの影響で差が生じる可能性が指摘されている 4 ), ) が 4) 飛散量が多かった年の翌年であるポールンロボも同様の可能性が考えられるため風年はその傾向が表れていた速も情報の一つとして留意すべきであると考える測定法についてはダーラム法とポールンロボで医学検査 Vol.4 No.5 15 自動花粉計測器はリアルタイムに飛散情報を知るこ

多く飛散する可能性が高いまた舗装された場所月日付近に飛散開始 3 月中が最盛期となりでは地面に落ちた花粉が風によって再飛散すること 4 月以降は次第に終息しており飛散量にかかわらが考えられる 8) 一方自動花粉計測器は花粉に似ず飛散開始日は大きく変わらなかった大量飛散のたサイズの粒子も計測するため埃などの花粉以外

5 クラスクラス1 クラスクラス3 クラス4 クラス5 クラス b 年 1% % 8% 7% % 5% 4% 3% % 1% % c 1% % 8% 7% % 5% 4% 3% % 1% % 3 a 1 年 1% % 8% 7% % 5% 4% 3% % 1% % Figure 4 1 週間毎のスギ特異的 IgE 抗体検査のクラス割合下館ポルンロボ下館ダーラム水戸ダーラム 4 1, ポールンロボ計測数個 cm3 花粉計測数個 cm Figure 5 のスギ花粉計測数 Table 3 下館水戸における最大計測数及び総計下館ポルンロボ下館ダーラム水戸ダーラム最大計測数計測数総計個も 47 を超えていた両地点は直線距離で東西に 81 個 cm3 1.7 個 cm 7. 個 cm 1,1. 1,8.7,51.8 約 5 km 離れているが飛散開始については大きな差とができるため今後の改良が望まれるの下館と水戸におけるスギ花粉飛散開始は 1 日差で日最高気温積算値の差は.8 両地点とは見られなかった関東地方では 1 月 1 日からの日最高気温積算値が 4 となる頃にスギ花粉飛散が開始すると言われているしかしながら地域によって気象や地理的な特徴が異なるためより詳細な地医学検査 Vol.4 No.5 15

水戸における最大計測数及び総計下館ポルンロボ下館ダーラム水戸ダーラム最大計測数計測数総計個も 47 を超えていた両地点は直線距離で東西に 81 個 cm3 1.7 個 cm 7. 個 cm 1,1. 1,8.7,51.

6 a 最高気温積算値 5 4 到達日飛散開始日と積算気温月1日月日月日月日月日月日年年 4 1 年年 3 1 1/1 b 1/1 1/ 1 1 年年 5 最高気温積算値 1/ 到達日飛散開始日と積算気温月日月15日月15日月4日年年 3 1 1/1 1/11 1/1 1/ 1 Figure 最高気温積算値 a 下館 b 水戸域ごとのデータの蓄積や活用が必要と考えられる以降は終息する傾向が見られた特異的 IgE 抗体検飛散開始日は 1 cm 当たりの飛散数が連続して 1 査は原因抗原の確定のために初診時に行われるこ個以上となった最初の日と定義されているがとが多いため大量飛散が予測される年は新たに発年の計測では下館で 1 月に日 1 月に 4 日 1 症する可能性について早めに注意喚起することも重個未満であるがスギ花粉を計測したごく少量の花要であると考える粉飛散であっても症状を呈するケースが報告されて今回調査した 3 年間ではスギ特異的 IgE 抗体検査おり初観測日や飛散開始日前の飛散に留意するの陽性率は最盛期に高くなっていた花粉飛散量の必要があるスギ花粉症の治療では初期療法が有少なかったは期間を通して陽性率がほぼ一定用で広く浸透しているが適切な治療開始のためにであったものの飛散量の増加に伴い受託件数及は初観測日や飛散開始日予測は重要な情報となりび陽性率も増加し飛散量の終息に伴い受託件数うるそのため飛散開始前の計測や情報提供は及び陽性率が収束していた飛散開始日以降に検体有用であると考える得られた情報を活用し花粉数が増えているが陽性率は花粉曝露の影響を受け飛散への備えを周知することが大切であるクラス判定は飛散最盛期にかけて高クラスの割合が 1 ) 3) 花粉飛散量と受託検査の関係について花粉飛散増えていた花粉症は非常に季節性の強い検査項目量の多い年飛散最盛期に入ってから受託数が増えであるが受託件数陽性率共に花粉飛散数との関ており花粉曝露により発症し受診に至るケースが連性が高いことがわかった多いと考えられるまた飛散量にかかわらず 4 月医学検査 Vol.4 No.5 15 スギ花粉飛散予測では飛散期の気象条件の他 15

大量飛散が予測される年は新たに発年の計測では下館で 1 月に日 1 月に 4 日 1 症する可能性について早めに注意喚起することも重個未満であるがスギ花粉を計測したごく少量の花要であると考える粉飛散であっても症状を呈するケースが報告されて今回調査した 3 年間ではスギ特異的 IgE 抗体検査おり初観測日や飛散開始日前の飛散に留意するの陽性率は最盛期に高くなっていた

7 前年の飛散状況前年夏の気象条件雄花の生育状況や着花量休眠打破の状況等が重要な手掛かりとなることが報告されている 4) 発症や重症化の予防には早い段階での予測や対策に役立つ情報を提供する必要があるそのため花粉飛散数や気候等の地域に密着した調査結果の活用により予測の精度が上がり情報提供による花粉症患者の QOL 向上に有用であると考えられる IV 結語今回我々は当社研究所地点におけるスギ花粉飛散及びスギ特異的 IgE 抗体検査との関連性を検討したスギ花粉飛散には様々な要因が関係するが地域に密着したスギ花粉情報の提供活用はスギ文献 1) 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会鼻アレルギー診療ガイドライン年版改訂第 7 版ライフサイエンス. ) 村山貢司花粉飛散の予測臨床検査 ; 5: 月中旬の気温によるスギ花粉飛散開始日 3) 湯田厚司他予測日本鼻科学会誌 11; 5: 18. スギヒノキ科花粉の計測と予測大気環境学 4) 鈴木基雄会誌 7; 4: A34 A4. 5) 竹内裕美他スギ花粉飛散開始時期の予測耳鼻と臨床 1; 3(Suppl. ): ) 荻野敏他花粉症における IgE 測定臨床検査 ; 5: 3. 7) 気象庁ホームページ 8) 大橋えり大岡龍三スギ花粉飛散についてながれ 7; : 3 3. ) 大久保公裕花粉症その原因物質とメカニズムモダンメディア ; : ) 馬場廣太郎スギ花粉症の重症度分類について耳鼻科展望 1; 3:. 花粉治療や QOL の向上に有用であり今後も当研究所で得られた情報を積極的に配信し地域医療に役立てたいと考えている Material Relationship between cedar pollen count and cedar-specific IgE test Yoko FUKUSHIMA 1) Akemi ONUKI 1) Sachiko OYA 1) Tsuyoshi IKEZAWA ) 1) Central Medicine Inspection Laboratory Shimodate (7-7-, Saiwai-cho, Chikusei-shi, Ibaraki , Japan) ) Central Medicine Inspection Laboratory Summary Particularly in Japan, the number of individuals affected by cedar pollen allergy is increasing every year owing to continuous mass scattering of pollens and similar allergens. In the future, the number of affected individuals will increase and younger patients are expected. Since pollen dissemination is considerably affected by the terrain and climate change, information on the region can be used to establish antigen avoidance measures and prevent pollen exposure. Furthermore, providing pollen information together with the results of specific IgE antibody tests can help improve the quality of life (QOL) of sufferers. Thus, in order to grasp the actual cedar pollen situation, we performed measurements of airborne pollen count from 1 to and considered the relationship between the contract number and the rate of positivity for the cedar-specific antibody, as determined by the tests conducted in the Institute. Pollen count has been suggested to affect the contract number and positivity rate. Thus, it is important to take advantage of research and information specific to the region. Key words: cedar pollen, cedar-specific IgE, pollen amount (Received: March 4, 15; Accepted: June 8, 15) 医学検査 Vol.4 No.5 15

11 月中旬の気温によるスギ花粉飛散開始日 3) 湯田厚司他予測日本鼻科学会誌 11; 5: 18. スギヒノキ科花粉の計測と予測大気環境学 4) 鈴木基雄会誌 7; 4: A34 A4. 5) 竹内裕美他スギ花粉飛散開始時期の予測耳鼻と臨床 1; 3(Suppl. ): 11 11. ) 荻野敏他花粉症における IgE 測定臨床検査 ; 5: 3.

3 再診患者数の変動再診患者数の立ち上がりは 3 月 6 日の週からでピークは 3 月 27 日の週であったピーク後も 4 月中は 3 人以上 / 週の状況が続いたこの時期の患者はヒノキ花粉の影響を受けているものと思われる飛散花粉数の 2 次ピークは再診患者数 ( 週計 ) のピークの

3 再診患者数の変動再診患者数の立ち上がりは 3 月 6 日の週からでピークは 3 月 27 日の週であったピーク後も 4 月中は 3 人以上 / 週の状況が続いたこの時期の患者はヒノキ花粉の影響を受けているものと思われる飛散花粉数の 2 次ピークは再診患者数 ( 週計 ) のピークの資料 3 花粉症患者動向調査西端耳鼻咽喉科西端慎一スギヒノキ花粉シーズンに千代田区の西端耳鼻咽喉科を受診した花粉症患者の受診状況を調査した 1 調査期間平成 29 年 1 月 4 日 ~5 月 14 日 2 調査内容上記期間に来院したスギヒノキ花粉症患者に対して診療日ごとの初診患者数再診患者数及び花粉症患者全体の症状の印象について調査を行ったまた患者数及び飛散花粉数の週計を用いて