A. 構 え( 姿 勢 ) 構 えた 時 の 足 の 位 置 は 揃 えるのが 一 般 的 と 思 いますが,BT の 場 合,コ-トの 大 きさから,フォアストロ-ク (フォア- 打 ち) が 80-90%で 有 り,フォア-スウィングがし 易 い 様 にスタンス( 足 の 位 置 )は 左 足

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1 - 目 次 A. 構 え( 姿 勢 ) 横 からの 構 えを 追 加 B. 目 線 1. 構 え 時 2.テイクバック 時 3.スウィング 時 C.グリップ 1. 握 り 方 2. 代 表 的 なフォアハンドグリップ 1). 基 本 的 な 打 球 の 位 置 : 2). 腕 とラケットの 角 度 3. 代 表 的 なバックハンドグリップ 以 上

2 A. 構 え( 姿 勢 ) 構 えた 時 の 足 の 位 置 は 揃 えるのが 一 般 的 と 思 いますが,BT の 場 合,コ-トの 大 きさから,フォアストロ-ク (フォア- 打 ち) が 80-90%で 有 り,フォア-スウィングがし 易 い 様 にスタンス( 足 の 位 置 )は 左 足 を 一 足 分, 前 に 出 し 構 える ( 右 方 向 踏 出 し 優 先 ) ラケットは 強 いトップスピンを 得 意 とする 人 以 外 は 上 向 きに 構 え 左 手 の 薬 指 と 小 指 の 間 を 右 手 の 人 差 指 に 下 から 添 え( 又 は 左 手 小 指 を 右 手 人 差 指 の 横 に 置 き) ラケットのネックを 軽 く 握 る 身 体 の 回 転 を 生 かしたフォアハンドを 打 つためには 姿 勢 が 大 切 で 背 筋 を 真 直 ぐにして 前 傾 した 状 態 (Fig A_03)で 構 える ( 足 の 力 の 効 率 が 良 くなり 早 く 動 き 出 せる 為 反 応 が 良 くなる ) 足 の 位 置 及 びラケットの 状 態 は 上 記 がフォア/バックへのテイクバックがスム-ズと 考 えるが これに 固 持 せず, 自 分 の スタイルに 合 った 構 えがベストである (トップスピンが 得 意 な 中 / 上 級 者 はラケットを 下 向 き ) 体 重 ( 重 心 )はベタ 足 に 置 くので 無 く, 足 の 拇 指 丘 80% かかとの 内 側 20% 程 度,それぞれに 重 心 を 置 く 但 し, 構 えている 時 は 瞬 時 に 動 ける 様, 身 体 は 大 きく 動 かさず, 小 刻 みに 動 かし, 目 線 は 大 きく 上 下 左 右 させない 事 (コ-トが 狭 い 分 ボ-ルが 速 く 来 る 為, 瞬 時 の 動 きが 要 求 され 目 線 を 大 きく 動 かす 事 は, 一 瞬 でもボ-ルから 目 が 離 れる 要 因 となる ) Fig1A_01 Fig1A_02 Fig1A_03 Fig1A_04 B. 目 線 大 きく 分 けて,サ-ビスされる 前 ( 構 え 時 ) サ-ビスされリタ-ンする 迄 の 間 (フットワ-ク~テイクバック) 打 球 時 及 びリタ-ン 後 (フォロ-スウィング~ 次 の 相 手 の 打 球 ) が 有 り, 目 線 をボ-ルから 離 さない 事 が 重 要 です 1. 構 え 時 身 体 を 瞬 時 に 動 かせる 様, 身 体 を 動 かしながら 構 えるが, 目 線 を 大 きく 上 下 左 右 させない 事 (ボ-ルから 目 を 離 れる 要 因 となる ) <F.フットワーク 参 照 > 目 線 はボ-ルを 注 視 するが, 目 線 がボ-ルを 追 っている 時 に 比 べ,100%ボ-ルを 注 視 するのでは 無 く, 相 手 の 動 き (ダブルスの 場 合 は, 相 手 パ-トナ-の 位 置 / 動 き) も 見 て, 次 にどこに 打 つかイメ-ジする ( 相 手 サ-ビスの 来 る 場 所 / 種 類 に よりイメージ 通 りに 行 かないが!) ここで 言 う ボ-ルの 注 視 とは,ボ-ル 自 体 で 無 く, 相 手 及 びラケットの 動 きであり, 相 手 の 動 きに 従 い, 目 線 も 移 って 行 く * 相 手 の 動 作 に 対 する 目 線 < 表 B01_01> サ-ビスの 構 え テイクバック~ 打 球 (サーヒ ス) 前 打 球 (サーヒ ス) 打 球 後 相 手 (ハ ートナー)の 身 体 全 体 ラケットの 動 き ラケット 面 /ボール ボ-ル 何 を 注 視 して 見 ているか によって 見 え 方 が 全 然 違 ってくる 同 じ 様 に 見 ている 様 でも フォ-カスして 観 ている のと 漠 然 と 見 る( 見 えている)ではまったく 景 色 は 違 い 観 ているものに 対 して 素 早 く 反 応 出 来 る (Fig C3_01 参 照 ) 2.テイクバック 時 身 体 を 右 に 回 転 するが 頭 は 身 体 程 回 転 せず 顔 を 相 手 側 方 向 に 出 来 るだけ 残 し 流 し 目 でボ-ルを 追 う ( 左 目 だけで 無 く 両 目 で 見 る )

3 3.スウィング 時 身 体 を 回 転 (ひねり)しながら 目 線 が 流 し 目 から 打 球 点 ( 左 足 の 真 中 から 一 足 分 当 り) では 左 右 対 称 に 移 る 打 球 前 に 目 線 を 打 球 点 から 離 さず ( 相 手 / 相 手 コ-トを 見 ない), 打 球 を 見 届 けた 後, 目 線 はボ-ルを 追 う 人 間 の 目 というのは 何 を 注 視 して 見 ているか によって 見 え 方 が 全 然 違 ってくる 同 じ 様 に 見 ているようでも はばタンだけにフォ-カスして 観 ている ( 右 )と 全 体 が 漫 然 と 見 えている ( 左 )のではまったく 景 色 は 違 う これをショット する 際 の 目 線 に 置 き 換 えれば 観 ている の 方 がボ-ルに 対 して 素 早 く 反 応 出 来 る 分 スウィン グにも 余 裕 が 生 まれる Fig B3_01 (ゴルフと 違 って 打 球 したら 終 わりで 無 く 継 続 している 為 打 球 点 を 見 続 けるのでは 無 く 打 球 後 ある 短 い 期 間 注 視 後 は ボ-ルに 目 線 を 移 す 事 が 重 要 ある 短 い 期 間 を 時 間 で 表 せないが 表 すとすればラケットの 並 進 スウィングの 期 間 ) BT では 確 認 した 事 は 無 いが 卓 球 で 自 分 のラリ-をビデオで 見 ると 距 離 が 短 い 事 もあるが, 打 球 と 同 時 に 目 線 がボ-ルを 追 っている ( 打 球 点 を 見 ているのはほんの 一 瞬 ) <D.フォ-ムの 5.ボ-ルコントロ-ルを 参 照 > 硬 式 テニスのボ-ルとガットとの 接 触 時 間 は 高 速 度 カメラの 撮 影 で 1000 分 の 4 5 秒 である 事 は 既 に 実 証 されており(BT はもう 少 し 長 いと 推 測 ) ボ-ルはガット 越 しに 見 て 打 て と 言 われているが それはイメージで あり 実 際 には 見 えていないと 思 われる 但 し ボ-ルをラケットの 真 中 で 捉 える 事 が 重 要 で 目 線 がボ-ル を 追 いながらラケットの 真 中 及 び 適 正 な 面 に 捉 えるべく スウィングを 補 正 する C.グリップ 1. 握 り 方 ( 詳 細 は 2010/08 改 訂 の 公 認 指 導 者 / 公 認 審 判 員 必 携 書 を 参 照 ください ) FigC01-01 FigC01-02

4 生 涯 スポ-ツに 重 きを 置 かれる 高 齢 者 の 方 々 及 び 初 心 者 (テニス 経 験 者 を 除 く)の 方 は 始 め 薄 いグリップの イ-スタン をお 勧 めします その 理 由 として 1 ラケット 面 が 掌 と 同 じ 方 向 となる 為 自 然 な 形 でボ-ルを 打 つ 感 覚 となり ボ-ルコントロ-ルがしやすい 2 初 心 者 の 方 々でも 競 技 に 趣 を 置 かれる 方 は 上 達 していくうちにボ-ルスピ-ドを 求 める 様 になり 狭 く 短 い コ-トの 特 質 から 無 意 識 のうちにトップスピン/ 強 打 向 きの 厚 いグリップに 変 って 行 くケ-スが 多 い 現 在 テニスでは 振 り 切 るスウィング が 主 流 になっており 振 り 切 るスウィングを 目 指 すなら 厚 めのグリップ にした 方 が 良 いと 思 われる コメント:グリップ 及 びプレ-スタイルにより 打 点 位 置 スウィング 等 が 異 なって 来 ます 本 書 及 び 指 導 書 等 の 内 容 の 一 部 で 全 てのプレ-ヤ- 向 けで 無 く ある 特 定 のプレ-ヤ- 向 けに 書 かれている 点 もあるので 内 容 を 鵜 呑 みにせず 理 解 する 必 要 が 有 ります 2. 代 表 的 なフォアハンドグリップ グリップによりメリット/デメリット 及 びグリップに 適 した 技 術 が 有 り プレ-スタイルも 違 って 来 る ( 詳 細 は 指 導 書 の 各 グリップの 特 徴 を 参 照 ) ウエスタン: 手 首 の 付 け 根 /グリップエンドから 先 に 振 り 出 される イ-スタン:ラケットヘッドが 先 に 振 り 出 される セミウエスタン: 腕 とラケットの 角 度 によっても 個 性 が 違 って 来 る 左 図 (Fig C02_02)の 人 は 打 点 も 前 になって 厚 いグリップの 感 覚 に 近 くなり 右, 図 (Fig C02_03)の 人 は 逆 に 薄 いグリップの 感 覚 に 近 くなる 1). 基 本 的 な 打 球 の 位 置 : < 腕 とラケットの 角 度 等 でも 異 なるので,イラストは 参 考 として 見 てください> 傾 向 として 前 側 / 身 体 に 近 い> 厚 めの 握 り> 手 首 に 角 度 有 り>イ-スタン> 後 側 / 身 体 から 離 れる Fig C02_01 2). 腕 とラケットの 角 度 グリップの 他 に 腕 とラケットの 角 度 が 有 り 角 度 をつける 人 は 打 点 も 前 になって 厚 いグリップの 感 覚 に 近 く なり 手 首 を 伸 ばし 気 味 にする 人 は 逆 に 薄 いグリップの 感 覚 に 近 くなる 同 じ 握 りでも 腕 とラケットの 角 度 によって 打 点 の 位 置 が 違 ってくる (Nick おじさんは 中 間 位 で スピンの 掛 け 方 で 変 えている 低 い 打 球 は 曲 げが 大 ) (セミウエスタンの 場 合 ) Fig C02_02 Fig C02_03

5 3. 代 表 的 なバックハンドグリップ 構 えで 述 べた 様 に コ-トの 大 きさからフォアストロ-クが 80-90%で,バックストロ-クが 少 ない バックストロ-クは 上 級 者 を 除 き 初 めからコントロ-ルを 重 視 した 両 手 打 ちを 勧 めます テニスでの 両 手 打 ちの 場 合 標 準 的 なグリップは 右 手 がコンチネンタルで 左 手 がセミウェスタンというタイプ バウンドテニスはテニスラケットと 違 い グリップの 長 さが 15 cm 以 内 と 短 く 両 手 でグリップ 部 分 を 持 つのは 難 しく 左 手 はラケットのネック 部 右 手 はグリップ 部 を 握 る 為 左 手 のグリップはあまり 変 わらず 標 準 的 なグリップは FigC01_02-5となり 自 然 と FigC03_01( 左 )のグリップとなる 右 手 がバック 側 に 厚 いタイプ (Fig C03_01 中 央 : 左 手 も 標 準 的 よりも 若 干 厚 い))は 打 球 を 前 で 打 たれる 方 に 多 く 身 体 が 前 向 きとなりその 分 プッシュに 近 いスウィングと なる それと 右 手 がフォアの 握 りのままで それに 左 手 を 添 えるタイプが 有 る Nick おじさんは 標 準 的 なグリップで 左 手 を FigC01_02-5 番 で 握 り 右 手 は7 番 に 持 ち 替 える 様 にしている Fig C03_01 フォアグリップと 同 様 上 記 グリップの 違 いと 共 に 肘 の 角 度 ( 曲 げる/ 伸 ばす)によってスタイルも 変 わって 来 る 自 分 にあったスタイルを 見 つけて 欲 しい Fig C03_02 短 いスウィングで 強 く 叩 いたり 高 い 打 点 からフラットで 打 ったりすることを 得 意 とする 打 ち 方 で 腕 力 もある 程 度 要 求 される ( 女 性 は 不 向 き)---- <ラケットを 立 てるタイプ( 左 )> このように 肘 を 曲 げて 右 腕 とラケットを 一 直 線 にするタイプが 現 在 多 数 派 になっており 女 子 は 圧 倒 的 にこの タイプで 左 腕 の 肘 を 後 ろに 張 るようにしてラケットを 支 える 選 手 が 多 い -- <ラケットを 寝 かすタイプ( 中 央 )> これは 立 てる と 寝 かす の 中 間 型 で 状 況 によって ラケットを 立 て 気 味 にしたり 寝 かせ 気 味 にしたり 使 い 分 けることによって 多 彩 なショットを 打 つことができる -- <ラケットを 寝 かすタイプ( 右 )> Nick おじさん 右 手 はグリップに 添 え 右 脇 を 閉 め( 拳 1 個 分 ) 右 肘 を 中 心 に 左 手 でコンパクトなスウィングを 心 掛 けている 為 FigC03_02 のの 右 側 の 中 間 的 なタイプ 以 上