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1 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで 欧 州 連 合 理 事 会 議 長 国 就 任 期 間 中 の 公 式 ポーランド 文 化 プログラム ポーランド 文 化 国 家 遺 産 省 大 臣 ボグダン スドロイェフスキ 大 臣 Adam Mickiewicz Institute アダム ミツキェヴィチ インスティトゥート 代 表 パヴェウ ポトロチン ポーランド フィルム インスティトゥート 代 表 アグニェシュカ オドロヴィチ ポーランドTV 局 番 組 編 成 部 長 イェジ カプシチンスキ ベルサトTV 局 局 長 アグニェシュカ ロマシェフスカ=グズィ エヴェレスト スタジオ 代 表 ミロスワフ デンビンスキ ミンスク の 夜 明 けから 夕 暮 れまで キエフ の 夜 明 けから 夕 暮 れまで モスクワ の 夜 明 けから 夕 暮 れまで 北 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで 東 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで skład/dtp-radosław Libiszewski korekta-katarzyna Pergół MMXI 本 プロジェクトは ポーランド 文 化 国 家 遺 産 省 ポーランド フィルム インスティトゥートとの 共 同 出 資 によって 実 施 されています

2 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで 映 画 教 育 プロジェクト 発 案 者 : 協 力 : マチェイ J ドルィガス ミロスワフ デンビンスキ Idea Idea マルツェル ウォジンスキ ヴィタ ジェラケヴィチュテ パヴェウ ウォジンスキ ラファウ リストパト ヤツェク ブワヴト マテウシュ ヴェルネル ヤツェク ペトルィツキ アンジェイ ムシャウ 私 たちは 毎 日 TVで 世 界 中 の 映 像 を 見 ています 戦 争 地 震 政 治 デモ サッカーの 試 合 証 券 相 場 ファッション ショー 重 要 な 事 件 は あらゆる 場 所 から リアル タイムで 私 たちに 伝 えら れてきます しかし これが 私 たちの 世 界 に 関 する 真 実 のすべてでしょうか? それとも その 表 面 的 な 投 影 にすぎないのでしょうか? ヘッドライン ニュース の 表 層 の 下 にあるものを より 深 く 見 ることはできないのでしょうか? 北 京 の 魚 市 場 の 売 り 子 の 微 笑 や モスクワの 地 下 鉄 にいる 物 乞 いの 思 索 的 な 容 貌 の 方 が 現 代 世 界 とその 状 況 について 私 たちにより 多 くを 物 語 っているのでは ないでしょうか? 私 たちは ウッチ 映 画 大 学 の 学 生 たちに 現 実 観 察 という 記 録 映 画 製 作 メソッドを 提 案 しました 数 年 間 にわたって ウッチの 夜 明 けから 夕 暮 れまで というプロジェクトを 実 施 してきました この 度 私 たちは 私 たちと 同 じ 仕 事 をしている ヤツェク ブワヴト マルツェル ウォジンスキ ヴィタ ジェラケヴィチュテ パヴェウ ウォジンスキ ヤツェク ペトルィツキ ラファウ リス トパトなど 著 名 なポーランドの 記 録 映 画 作 家 映 画 製 作 スタッフ 映 画 批 評 家 を 招 き 世 界 の5 大 首 都 で 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで というプロジェクトを 実 現 することにしました ミンスク キエフ モスクワ 北 京 東 京 の 映 画 大 学 学 生 は 自 分 の 都 市 についての 記 録 映 画 を 撮 ります それ は 私 たちが 毎 日 テレビで 見 ているものとはまったく 別 の 映 像 になるはずです このようにして 生 まれた 映 画 連 作 は 私 たちの 現 代 世 界 についてより 深 く 考 察 するための 出 発 点 にな るかもしれません Project 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで は ポーランドの 優 れた 記 録 映 画 作 家 グループが 世 界 5 都 Project ミロスワフ デンビンスキ マチェイ ドルィガス 市 ミンスク キエフ モスクワ 北 京 東 京 の 映 画 大 学 学 生 たちを 対 象 にワーク ショップを 開 くというプロジェクトです 各 ワークショップのなかで 1 時 間 の 記 録 映 画 が 製 作 されました 肖 像 画 です ワークショップと 映 画 製 作 の 方 法 は ミロスワフ デンビンス キとマチェイ ドルィガスの 発 案 によって 数 年 前 からウッチ 映 画 大 学 学 生 を 対 象 に 実 施 さ れている ウッチの 夜 明 けから 夕 暮 れまで に 依 拠 しています 本 プロジェクトは ポーランド 文 化 国 家 遺 産 省 のコンペで 高 い 評 価 を 受 け ポーランドが EU 議 長 国 を 務 める 期 間 の 公 式 文 化 プログラムに 選 ばれました 企 画 に 対 して ポーランド フィルム インスティトゥートから 外 国 におけるポーラン ド 映 画 振 興 ならびに 映 画 製 作 に 関 する 優 先 プログラムとして 資 金 提 供 を 受 けました ポーランド 第 2TV 局 とベルサトTVが 映 画 の 共 同 製 作 にあたりました ポーランド 全 国 なら びに 衛 星 放 送 で 放 映 されます 本 企 画 は ポーランド 外 務 省 からも 好 意 的 に 迎 えられ 各 都 市 におけるポーランド 外 交 代 表 部 から 組 織 面 と 資 金 面 で 援 助 を 受 けました 本 プロジェクトのフィナーレは ワルシャワから 世 界 一 周 してブリュッセルまで という 一 連 の 上 映 会 で そこでは 製 作 された 映 画 と 指 導 教 員 たちの 作 品 が 披 露 されます ワーク ショップの 作 者 全 員 が ワルシャワからミンスク キエフ モスクワ 北 京 東 京 を 経 てブ リュッセルに 至 る 旅 に 出 かけます 各 都 市 で 学 生 たち そして 一 般 の 観 客 と 出 会 い ワーク ショップで 作 られた5 本 の 映 画 と 自 らが 撮 った 最 も 興 味 深 い 作 品 群 を 上 映 するのです The explanation how to carry out the project 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで は ミロスワフ デンビンスキとマチェイ ドルィガスの 発 案 によるプロジェクトです 世 界 のさまざまな 都 市 で 映 画 大 学 学 生 のために 開 いてきた ワークショップの 経 験 に 基 づくものです 学 生 たちは 教 授 の 芸 術 的 指 導 を 受 けて ひと 月 間 で 都 市 を 主 人 公 に 数 本 の 記 録 映 画 を 共 同 製 作 します 最 終 的 に いくつかの 都 市 の 肖 像 画 を 描 い た 各 1 時 間 の 記 録 映 画 連 作 が 生 まれます 芸 術 面 での 前 提 条 件 一 人 一 人 の 学 生 は 1 時 間 の 時 間 帯 を 選 び その 時 間 に 継 起 するシチュエーションを 探 します 短 い 記 録 映 像 の 一 つ 一 つが 劇 的 構 造 を 持 つ 独 立 した 全 体 です 同 時 に それらが 全 部 集 まっ て 1 時 間 の 記 録 映 画 を 構 成 するのです 一 人 一 人 の 学 生 は 自 分 の 時 間 の 映 画 を 考 え 出 します そして 学 生 グループ 全 員 で 作 る 複 数 の 映 画 が 一 都 市 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで の 肖 像 画 を 構 成 します さらに 全 部 の 映 画 が 集 まって 世 界 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで を 描 き 出 すことになるのです 形 式 面 での 前 提 条 件 映 画 エチュードは 演 出 や 挑 発 を 用 いない 観 察 のメソッドによって 作 られなくてはなりません 映 画 ジャーナリズムとはかけ 離 れたものです 1 本 1 本 の 映 画 は 4-5 分 の 長 さが 適 当 です 時 間 の 制 約 を 設 けることで 視 覚 的 に 劇 的 な 構 成 と 簡 潔 さが 保 証 されます 1 本 ずつの 短 編 映 画 そして 完 成 した 映 画 作 品 は 細 部 (ディテー ル)から 暗 喩 (メタファー)へ の 手 法 を 用 いて 構 成 されるべきです 教 育 面 での 前 提 情 景 プロジェクトはワークショップ 形 式 で 実 施 され 映 画 製 作 の 全 段 階 において 教 員 と 学 生 たち が 力 を 合 わせます 都 市 のさまざまな 空 間 における 映 像 ロケハン プロジェクトを 選 び 出 し それを 観 客 に 見 せる 能 力 シナリオを 構 成 し 撮 影 された 素 材 を 各 エチュードならびに 映 画 の 全 体 を 考 慮 して 分 析 する こと( 個 人 的 集 団 的 な 芸 術 的 責 任 ) 編 集 その 際 より 高 次 な 意 味 レベルを 構 築 する 能 力 を 特 に 重 視 する( 映 像 と 音 声 空 間 の 間 に 有 機 的 関 連 性 を 生 み 出 すこと) 01 02

3 ワークショップ 教 師 と 学 生 の 出 会 い モスクワ(ロシア) モスクワ(ロシア) 記 録 映 画 製 作 ワークショップ モスクワの 夜 明 けから 夕 暮 れまで は ゲラシモフ 映 画 大 学 のシナリオ 監 督 上 級 コースの 学 生 たちの 参 加 を 得 て 2011 年 6 月 24 日 ~7 月 9 日 に 行 われた 指 導 教 員 は マチェイ ドルィガス アンジェイ ムシャウ マテウ シュ ヴェルネル マレク スクシェチの4 人 学 生 全 員 が 参 加 する3 日 間 の 企 画 プ レゼンテーション+ディスカッションで 25の 企 画 が 選 び 出 され 製 作 に 回 された 各 学 生 は 映 画 のテーマのロケハンをすませた 後 一 日 だけ 技 術 スタッフと 機 材 を 与 えられて 撮 影 に 出 た その 後 教 員 と 共 にラッシュを 見 て ラフカットを 製 作 最 終 的 に4 分 の 映 画 が10 数 本 できあがった 雰 囲 気 主 題 登 場 人 物 語 りを 異 にする ドキュメンタリーが それぞれ 大 都 市 の 生 活 の 別 の 一 面 を 描 き 出 している 個 人 の 心 理 描 写 があるかと 思 えば 兵 舎 の 生 活 の 情 景 監 視 カメラ センター 地 下 鉄 拘 置 所 も 描 かれる 年 金 生 活 者 の 住 宅 やアフガニスタンからの 移 民 などが 住 む 質 素 なア パートの 一 室 を 訪 れ モスクワの 富 裕 な 家 族 のマンション 内 部 を 見 市 街 地 にあるロ シア 正 教 の 鐘 楼 へ 登 り 孤 独 な 独 身 生 活 者 に 人 気 がある 青 空 ディス コ レトロ やファッショナブル な 高 級 ナイトクラブを 訪 れる ま た ソーシャルワーカー 地 下 鉄 保 安 員 ロ シ ア 語 教 師 そ し て モスクワの 共 産 主 義 青 年 同 盟 編 集 部 員 の 仕 事 を 観 察 する この ような 多 彩 色 の 小 石 が 組 み 合 わさ れて ロシアの 首 都 モスクワの 現 在 をえがくモザイク 様 式 の 肖 像 画 が 生 まれる キエフ(ウクライナ) キエフ(ウクライナ) キエフのワークショップは 2011 年 7 月 8 日 ~23 日 に 実 施 された プロジェクトの 共 催 機 関 は キエフにあるカルペンコ=カリー 記 念 演 劇 映 画 テレビ 大 学 ポーランドの 著 名 な ドキュメンタリー 作 家 三 名 マルツェル ウォジンスキ ヴィタ ジェラエヴィチュテ ヤツェク ブワウトが 指 導 にあたった シナリオ 作 成 とラッシュ 上 映 は スジリャ 劇 場 で 行 われた 参 加 者 は カルペンコ=カリー 記 念 演 劇 映 画 テレビ 大 学 演 出 および 撮 影 専 攻 の 学 生 とウクライナの 若 手 映 画 作 家 である 初 日 の 授 業 はアイデアのプレゼンテー ション その 中 から 興 味 深 いアイデア10 数 本 が 選 び 出 された その 後 の 数 日 間 に 学 生 たちとポーランド 人 教 師 はアイデアを 練 り 上 げ シナリオを 書 き 改 め 撮 影 班 を 編 成 し て 撮 影 の 準 備 を 行 った 撮 影 はほとんどすべて ドニエプル 川 の 観 光 船 リヴァレス ト 上 で 行 われた これは 製 作 担 当 者 にかなり 困 難 な 課 題 を 突 きつけることになった 撮 影 班 の 作 業 日 程 を 船 の 運 行 時 刻 表 に 合 わせなくてはならなかったのである 学 生 の 撮 影 グループは 観 光 船 に お 互 いに 異 なる 多 種 多 彩 な 人 々を 招 いた 映 画 の 中 で 彼 らが 一 堂 に 会 する 大 富 豪 ウクライナ 正 教 の 司 祭 元 気 いっぱいの 老 婦 人 たち 若 いミュージシャン こ うした 人 々の 会 話 から 何 か 興 味 深 いこ とが 見 えてくるのではないか? 映 画 の 作 者 たちがねらったのは 人 々の 間 に 生 まれる 関 係 であり それを 通 して 愉 快 で 心 温 まるキエフの 肖 像 画 を 描 くこと だった 東 京 ( 日 本 ) 京 ( 日 本 ) 東 京 でのワークショップは 2011 年 8 月 5~18 日 に 川 崎 市 の 日 本 映 画 学 校 で 催 され た ワークショップの 監 督 にあたったのは 佐 藤 忠 男 千 葉 茂 樹 両 教 授 久 山 宏 一 氏 が 通 訳 と 企 画 コーディネートの 労 を 引 き 受 けた ワークショップを 指 導 したの は 高 い 評 価 を 受 けているポーランドの 映 画 人 パヴェウ ウォジンスキ ヤツェ ク ペトルィツキ ラファウ リストパト マレク スクシェチだった 彼 らは 参 加 者 たちに 職 業 経 験 を 伝 え 記 録 映 画 における 演 出 撮 影 音 声 録 音 の 秘 訣 を 教 えた 東 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで の 編 集 はラファウ リストパトが 担 当 した 日 本 の 若 い 映 画 作 家 は 教 師 とともに 東 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで のコンセ プトを 構 築 しようとした メトロポリス 東 京 の 日 常 生 活 を 描 き 出 す 最 良 の 方 法 を 探 したのである まだヨーロッパの 観 客 が 知 らない 伝 統 と 超 近 代 の 間 に 宙 づりに なったコントラスにあふれた 東 京 を 見 せようとした この 街 には 慌 ただしいテンポと 新 しい 生 活 様 式 があり 同 時 に 日 々の 儀 式 が 重 んじられ 伝 統 が 尊 ばれている 私 たちはスクリーンに 観 ることだ ろう 銕 仙 会 の 観 世 銕 之 丞 が 若 い 弟 子 を 指 導 する 風 景 を お 盆 の 行 事 を さらには 通 行 する 人 々に マンガを 読 みあげることで 生 計 を 立 てている 若 者 を 03 04

4 北 京 ( 中 国 ) 京 ( 中 国 ) 北 京 ワークショプは 新 学 年 のはじまりにあたる2011 年 8 月 26 日 ~9 月 10 日 に 中 国 伝 媒 大 学 (CUC)の 協 力 で 催 された 同 大 学 の 演 出 撮 影 編 集 専 攻 の 上 級 生 が 参 加 した ヴィタ ジェラエヴィチュテ マルツェル ウォジンスキ ヤツェク ブワヴトの3 名 の 優 れたドキュメンタリー 作 家 が 参 加 者 たちの 映 画 を 芸 術 面 で 指 導 した 編 集 は プ シェムィスワフ フルシチェレフスキが 担 当 した 学 生 は 困 難 な 課 題 を 引 き 受 けた とても 積 極 的 かつ 創 造 的 で プロジェクトに 熱 心 に 参 加 した それぞれがいくつかの テーマを 提 案 し 授 業 最 初 の 数 日 間 に 学 生 と 教 師 は 協 力 して 最 も 興 味 深 いものを 計 26 本 選 び 出 し 製 作 に 回 した 続 く10 日 間 に 若 い 映 画 人 たちは 過 酷 な 作 業 を 行 った 日 の 出 と 共 に 起 き それぞれの 主 人 公 を 追 って 遠 距 離 を 旅 した 撮 影 終 了 後 ポーラン ド 人 教 師 とともにラッシュ フィル ムを 分 析 し ポーランドの 編 集 担 当 者 とともにその 編 集 を 行 った 作 者 たちは 北 京 の 生 活 をさまざまな 色 合 いで 描 き 出 そうとした ステレ オタイプを 打 ち 壊 し 中 国 のメトロ ポリスの 未 知 で 意 外 な 表 情 を 引 き 出 しながら 記 録 映 画 コレクション 都 市 の 肖 像 画 ミンスク(ベラルーシ) ミンスク(ベラルーシ) ミンスクでのワークショップは 2011 年 9 月 16 日 ~10 月 1 日 に 催 された ミンスク 私 立 映 画 学 校 が ワークショップに 協 力 した 参 加 者 は ミンスク 国 立 美 術 大 学 ミンスク 私 立 映 画 学 校 の 学 生 ベルサトTV 局 のディレクター その 他 の 若 く 才 能 ある 映 画 人 たちである パヴェ ウ ウォジンスキとヤツェク ペトルィツキがワークショップを 指 導 した マレク スクシェ チが 編 集 を 指 導 した ワークショップはプレゼンテーションに 始 まり 参 加 者 と 教 授 たちが 最 も 優 れた 企 画 を20 本 選 んだ それからの 数 日 間 は シナリオをめぐる 集 中 的 な 作 業 技 術 指 導 ロケハンにあてられた これは 撮 影 という 極 めて 困 難 な 作 業 に 備 えるためだった 現 代 のミンスクを たった2 週 間 で 映 画 化 するのは 生 易 しいことではない 作 者 たちは ふだんお 目 にかかることがで きないような 人 物 の 日 常 生 活 を 描 こう とした 映 画 は 彼 らの 興 味 深 い 肖 像 画 の 集 成 である キリスト 教 の 福 音 を 説 くタクシー 運 転 手 はどのような 生 活 を 送 っているのか 韻 文 で 語 る 孤 独 な 老 人 とセクシー ダンスを 踊 る 女 性 は 何 を 隠 しているのか なぜウェディ ング フォトグラファーは 自 分 の 結 婚 相 手 を 見 つけられないのか? 05 06

5 ミンスクの 夜 明 けから 夕 暮 れまで 運 動 着 の 数 人 の 若 者 が 街 を 駆 け 回 る 壁 階 段 公 園 のベンチ ときには 記 念 碑 を 跳 躍 やとんぼ 返 りや 着 地 への 現 実 の 障 害 物 として 乗 り 越 えながら ベラルーシの 首 都 ミン スクのパルクールだろうか そうだとして 何 の 不 思 議 があるだろう? カメラはあたか も 彼 らの 目 になったかのようだ 飛 び 回 りながら 戦 勝 記 念 碑 の 前 の 衛 兵 交 代 地 下 街 の 通 行 人 歩 行 者 天 国 にいる 人 々を 視 野 におさめていく ときに 速 度 をゆるめ タク シーの 車 内 教 室 実 験 室 そしてピアノの レッスンをのぞく それぞれの 場 所 に 主 人 公 がいる 忘 れがたい 人 物 たち 物 語 のその 後 の 進 行 にはっきりと 足 跡 を 残 す 人 物 たちだ 鮮 明 で 陰 影 鮮 やかな 彼 らの 肖 像 は 私 たちの 目 の 前 に ベラルーシの 生 活 を 隠 しそれを 謎 めいた 別 世 界 のように 思 わせているカーテン を 一 瞬 だけ 開 いてみせる ワークショップ 参 加 者 Masha Areh Igor Bogachyk Lina Chaykovsaya Elena Chekina Kiryla Ciareszka Yulya Demianenko Tatiana Dubitskaya Aleh Dzerbianiov Albert Ermakoff Natali Figurovskaya Ekaterina Filanovich Yuri Golaido Arseniy Hachaturyan Andrei Ivanenko Daria Kaleda Viktoryia Kolchyna Sergei Kovalev Nikita Kostiykevich Aleksey Kozlouvski Ekaterina Krychko 共 催 Minsk Filmschool-Studio Andrei Polupanov Svetlana Yatsyno Ivan Kurakevich Lubov Lebedeva Nata Lipatova Andrey Minin Ilya Mrochko Dmitry Negrienko Anton Nehay Julie Ralko Pawel Romanenya Kate Romashco Semion Shablyko Aleksey Zhygalkovich Tatiana Sivak Nastassia Siamenchyk Pavel Skakun Anna Skrinnik Alexander Svishchenkov Ekaterina Trifonova Dmirty Vishnyakov Konstantin Zamirovskiy Polish Institute in Minsk Wiesław Romanowski 協 力 Elżbieta Szczepańska-Dąbrowska Church of Saints Simon and Helen, Father Władysław Zawalniuk, Franek Wiaczorka, Ekaterina Przybylska, Sergey Katier, Olga Dashuk, Kamil Mardanakulov, Galina Karpovich, Andrey Tchverko, Aleksander Volk, Sergey Katier, Irina Uyshchenko, Marina Lemesheva, Alexey Livansky, Diana Sarkis, Polina Biryukova, Music school 10 of Minsk, Kazimir Dmitrievich Karpenka, Ianina Shirokova, Igor Filipovich, Lena, Nikita Vasilevski, Aleksander Volk, Anastasia Brusnikina, night club Antalya, Sergey Yagelo, Olga, Ahiyevich Yury, Kruglik Vadim, Elsa Ringhoeven, Uladzimir Palazhanka, Nastassia Palazhanka, Mikalay Dzemidzenka,Tishuk Alexander All the workshop participants and everybody who helped by during the workshop ワークショップ 指 導 総 監 督 : Paweł Łoziński Jacek Petrycki 編 集 : Marek Skrzecz 製 作 統 括 : Victoria Ogneva アドバイザー: Victor Asliuk 製 作 コーディネーター: Katarzyna Pergół 企 画 (ベルサト): Jarosław Kamieński 製 作 統 括 (ベルサト): Sergiej Pielesa 音 声 : Grzegorz Lindemann Studio Melange 07 08

6 キエフの 夜 明 けから 夕 暮 れまで ある 晴 れた 夏 の 午 後 キエフの 住 人 たち が 小 さな 遊 覧 船 に 乗 り 込 んで 新 鮮 な 空 気 と 日 光 浴 そして 壮 大 な 眺 めを 目 指 して 出 発 する 若 い 人 たちがいる 学 生 たち 新 婚 カップル 年 輩 の 人 たちも いる 退 役 軍 人 年 金 生 活 の 老 人 たち たまたまキエフに 立 ち 寄 った 旅 行 者 たち 彼 らを 結 びつけているのは 川 下 りとい う 共 通 の 目 的 だ ドニエプル 川 クルーズ 船 で2,3 時 間 を 一 緒 に 過 ごすのである 自 ら 話 し 相 手 を 選 び 自 分 の 夢 や 人 生 神 愛 金 銭 の 意 味 について 語 り 合 い 過 去 と 現 在 の 歴 史 について 議 論 し その 場 限 りの 恋 をする 人 々は 陽 気 で 浮 気 で 真 剣 で 内 省 的 だ 彼 らの 驚 くほどオープンで 自 由 な 出 会 いと 語 り 合 いは 今 日 のウ クライナの 表 情 を 垣 間 見 せてくれる ワークショップ 参 加 者 Yana Antonets Aleksander Babenko Grigirij Bilik Denis Demchenko Alexander Dudnik Yuri Dunay Lyubov Durakova Natalia Egorova Ruslan Girin Lidiya Huzhva Modievskij Igor Alisa Kovalenko Pavel Levchuk Andrei Litvinenko Michail Lubarskiy 共 催 Kiev National Theatre, Film and Television University named after Karpenko-Kary 協 力 Tatiana Artuszewska, Kiev Academic Theatre Suzirya, Director Aleksey Kuzhelniy, Ekaterina Morozova, Dmitry Abezyaev, Olena Podolska, Yuri Dunay, Company Riverest, Director Denis Molotkovets, Team of the ship Riverest 2 Tiger, Captain Vladimir Stetsenko, Aleksander Knizhenko, Vadim Filyk, Vladimir Steshenko, Artem Savchuk Federation of walking named after Shimko, Hem Elizarovich Solganik, Olexander and Mary Pravik, Sergey Triashin, Yuri Parchomenko, Father Maksim, Boris Yeghiazaryan, Denis Dreiman, Julia Makarenko, Ruben, Sasha, Roma, Sergei, Les Beley, Andriy ワークショップ 指 導 総 監 督 : Jacek Bławut Marcel Łoziński Vita Żelakeviciute 編 集 : Weronika Bławut 編 集 助 手 : Svitlana Topor 製 作 統 括 : Victoria Ogneva Magdalena Borowiec 製 作 統 括 (キエフ): Sergiy Ostapchuk 通 訳 翻 訳 : Marta Sachnevich Yana Filonenko Svitlana Topor Margarita Prokopenko Elena Sheremet Ivan Lubish-Kirdei Aleksander Marinuk Aleksander Mashtaler Lesya Matsko Lena Menzhyl Sergei Nikiforov, Andrei Rogachev Ekaterina Morozova Igor Prokofiev Tatiana Prisiahznaya Nikon Romanchenko Maksim Shipov Dmytro Suholytkyj-Sobchuk Vladimir Usik Polish Institute in Kiev Jarosław Godun Olena Babij Lyubka, Vasiliy Romanuk, Dmitro Zaharevich, Karina, Mariana, Yana Filonenko, Lesya Morgunets-Isaenko and Andrei Isaenko, Elena Anatolievna, Dima Gromov, Grigory Mosko, Katerina Matyakina, Dmitry Gromov, Zoriana Kirilenko, Valentin Piskun, Viktor Kobylinskij, Vano Kriuger, Dasha Bondarchuk, Oleg, Nenia, Sviatoslav Fehtel, Natali Demchenko, Leonid Demchenko, Elizavata Zagoruy, Aleksander, Nikita and Ksenia Zaplavski. All the workshop participants and everybody who helped by during the workshop 製 作 コーディネーター: Katarzyna Pergół 企 画 (ポーランドTV 局 ): Barbara Paciorkowska 製 作 統 括 (ポーランドTV 局 ): Witold Będkowski 音 声 : Michał Kosterkiewicz 09 10

7 モスクワの 夜 明 けから 夕 暮 れまで 10 数 個 の 多 彩 な 小 石 が 組 み 合 わされて 現 代 ロシアの 巨 大 なメトロポリスのモザイ クを 作 り 上 げる それらは 一 見 すると お 互 いにまったく 異 なっているように 見 え る ロシア 正 教 の 司 祭 徴 兵 された 若 者 孤 独 な 老 人 アフガニスタン 移 民 の 家 族 地 下 鉄 保 安 員 電 話 相 談 を 受 けるカウンセラー 彼 らはそれぞれ 別 の 空 間 にい る それぞれの 時 間 は 別 のテンポで 流 れる それぞれが 周 囲 の 人 々との 間 に 持 つ 関 係 も 違 っ て い る し か し 超 ク ローズアップで 撮 られたこれらの 映 像 が 集 まって ある 模 様 を 形 作 っているのが 読 み 取 られる モチーフ オブジェ 状 況 が 回 帰 する 同 じ 言 葉 が 回 帰 する モ スクワの 演 出 クラス 上 級 学 年 の 若 い 映 画 作 者 たちは 意 外 なほど 首 尾 一 貫 した 色 彩 で 描 かれた 集 合 的 自 画 像 を 創 り 上 げた ワークショップ 参 加 者 Anna Arevshatyan Victor Belanov Aleksey Burlutsky Tatiana Churus Philipp Dubrovsky Semyon Galperin Maria Guskova Denis Guskov Jen Shen Gur Vasily Grigolyunas Anna Kogan Natalia Kudryashova Elena Kuznetsova Dmitry Lebedev Ekaterina Morozova Lena Morozova 共 催 Higher Courses of Screenwriters and Directors Director Vera Sumenova 協 力 Father Aleksey Lopatin, rector of Saint Nicholas Church at Tverskaya Zastava,Mikhail Baryshev, commander of Detached Commandant Regiment, Aleksander Kurov, assistant commander, Psychological Aid of EMERCOM of Russia Emergency Centre, Moscow Planitarium, Bordunov Andrei, Artuhina Natalia, Kazantseva Anastasia, Kostina Ekaterina, Vernadskij Department of Civil Registration; press office, Ivan Besedin head of Moscow Metro, Sergey Tsygankov head of press-office of Federal Penitentiary Service, Dmitry Igor Mikhalychev Ekaterina Nasedkina Nadezhda Naumova Anna Nekludova Asya Nikolaeva Aleksey Perevalov Anna Rubtsova Dmiry Ruzov Sophia Safayeva Inga Schepanovskaya Aleksandr Tiskinuk Andrew Vorobiev Lika Yatkovskaya Vladislava Zablotskaya Andrey Zubarev Polish Institute in Moscow Director Marek Radziwon Piven, Tamara Ryabova, Vasily Bochkarev, Natalie Dolanova, Alevtina Doumpé, Alla Dvorenets, Vitali Neiman, Elena Kolesnichenko, Ekaterina Ptashkina, Natalia Zaitseva and Nadgib, Sidika, Kaiz, Belal, Idris, Causar, Mugda Tahiri, Irina Perova, Irina Neugasova, Galina Grigorenko, Lyudmila, Oksana, Nadezhda, Nastya and Vika, Nikita Tataev, Taras Kozyura, Konstantin Semin All the workshop participants and everybody who helped by during the workshop ワークショップ 指 導 総 監 督 : Maciej J. Drygas Andrzej Musiał Mateusz Werner 編 集 : Marek Skrzecz 製 作 統 括 : Victoria Ogneva 製 作 統 括 (モスクワ): Dmitry Abezyaev Diana Shalashnaya 通 訳 翻 訳 : Victoria Ogneva 製 作 コーディネーター: Katarzyna Pergół 企 画 (ポーランドTV 局 ): Barbara Paciorkowska 製 作 統 括 (ポーランドTV 局 ): Witold Będkowski 音 声 : Iwo Klimek 作 曲 Victor Belanov 11 12

8 北 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで 三 輪 タクシーを 運 転 する 病 弱 な 老 女 は 私 たちの 知 り 合 いだ 彼 女 は 一 日 中 こ の 巨 大 な 街 のあちこちへ 顧 客 を 運 ぶ 街 の 貧 しい 一 角 にある 質 素 なアパートに 夫 と 二 人 で 住 んでいるが 自 分 は 成 功 者 だ と 言 う 彼 女 は 家 長 であり 立 派 に 子 どもたちを 育 て 上 げた 2,3 年 前 に 党 は 身 体 の 不 自 由 な 彼 女 にオートバイを 贈 っ たのだった! 自 分 の 人 生 を 振 り 返 り 昨 今 と 違 い お 金 が 人 々を 支 配 していなかっ た 文 革 時 代 を 懐 かしそうに 思 い 出 す 私 たちは 政 治 経 済 の 両 面 で 転 換 期 にある 北 京 の 姿 を 画 面 に 観 る 天 安 門 広 場 の 巨 大 な 毛 沢 東 の 肖 像 画 の 下 では 衛 兵 交 代 の 儀 式 が 行 われているけれども それを 眺 める 市 民 は まるで 異 国 情 緒 豊 かな 過 去 の 遺 物 をのんびりと 写 真 に 収 める 観 光 客 のようだ 公 民 教 育 の 授 業 では 生 徒 たちが 最 も 良 い 政 治 哲 学 は 何 か 討 論 し ている 儒 教 と 仏 教 と 老 荘 哲 学 の 違 い を 議 論 する 一 方 街 を 散 歩 している 私 たちは 共 産 主 義 闘 争 時 代 の 歌 を 意 気 揚 々と 歌 う 通 行 人 のグループに 出 くわす 商 業 銀 行 の 巨 大 なビルの 傍 らで 革 命 の 敵 へ 血 の 復 讐 を 誓 う 歌 を 歌 う 彼 ら 映 画 にはこうした 逆 説 があふれ それが 一 義 的 に 定 義 しきれない 興 味 深 いス ナップショット 集 を 構 成 している ワークショップ 参 加 者 Yang Wanshu Wang Yu Li Wa Shao Cheng Huang Jingjing Liu Fang Yun Bing Chen Xinyue Shang Shan Zhang Wanyi Sun Mengying He Xin Ding Yike Yuan Lai Fan Di Guo Manli 共 催 Communication University of China (CUC) School of Drama, Cinema & TV Dean Li Xingguo, Vice Dean Pu Jian 協 力 Xia Tian Xie Weiwei Sun Yifan Zhang Xiang Yang Chen Li Xing Jia Ran Sun Bowen Gao Youning Han Yilu Li Changchang Li Xinyi Lu Yufei Song Wenjia Zhang Lin. Embassy of the Republic of Poland in Beijing Counsellor Maciej Gaca Renata Szostek, Mariusz Jezierski Beijing no 17 Middle School, Pu Jian, Xu Zhipeng, Miaotong Yuan ワークショップ 指 導 総 監 督 : Jacek Bławut Marcel Łoziński Vita Żelakeviciute 編 集 : Przemysław Chruścielewski 製 作 統 括 : Magdalena Borowiec 製 作 統 括 ( 北 京 ): Xu ZhiPeng 製 作 コーディネーター: Katarzyna Pergół 企 画 (ポーランドTV 局 ): Barbara Paciorkowska 製 作 統 括 (ポーランドTV 局 ): Witold Będkowski 音 声 Grzegorz Lindemann Studio Melange 通 訳 翻 訳 : Mariusz Jezierski Katarzyna Kilian 13 14

9 東 京 の 夜 明 けから 夕 暮 れまで この 映 画 に 描 かれる 夜 明 け それは 都 市 の 目 覚 めである 人 々がベッドから 起 き 出 す 私 たちはそれを 見 たいと 思 う 日 本 人 はどんな 風 に 寝 ているのだろう? その 後 通 りや 広 場 での 朝 のラジオ 体 操 が 始 まる 通 行 人 の 群 は 身 体 を 前 に 曲 げ 捩 じり 飛 び 上 が る 見 慣 れた 情 景 だ しかし 突 然 裸 の 相 撲 取 りたちが 姿 を 現 す 巨 人 たち 心 優 しい 男 たち 子 どもや 老 人 と 一 緒 に 体 操 をする カメラが 辛 抱 強 く 見 つめていると 肖 像 画 を 描 く 夫 婦 肉 屋 での 買 い 物 手 相 占 いといったどこにでもある 風 景 に 第 二 の 謎 めいた 意 味 が 現 れてくる 輪 郭 はよく 知 られ とき に 通 俗 化 してさえいるが 映 画 のショット とショットの 合 間 のどこかに この 世 界 の 特 異 性 個 性 理 解 しがたさが 隠 れている 過 去 の 大 戦 の 悪 夢 や 最 近 の 福 島 の 大 震 災 に 関 する 集 合 的 記 憶 に 触 れた 部 分 は 東 京 と いう 都 市 の 普 通 の 情 景 と 強 烈 な 対 照 を 成 し ている ワークショップ 参 加 者 Shimada Ryuichi Park Jebum Ito Ryotaro Nagase Yasumi Yamashita Daisuke Okoshi Yasuo Tateishi Ippei Katsube Takuto 共 催 Nihon Eiga Gakko Director Tadao Sato (Japan Institute of the Moving Image) Director Shigeki Chiba (Japan Academy of Moving Images) 協 力 Yoshimi Chiba, Profesor Kenzo Horikoshi (Tokyo University of the Arts), Profesor Seiichi Miyazawa (Nihon University), Iseya, EmikoTakahashi, Teppei Kikuchi, Susumu Hanagata, Juzo Onuki, Toshiko Onuki, Kenichi Tani, Hideto Azumaya, Sachiko Ishimaru, Hiroo Inoue, Kenji Ohara, Motoko Kato, Motoki Saga, Hiroshi Shibahara, Noriko Tanaka, Kenichi Tsukagoshi, Rina Nakamura, Takahiro Hosoya, Natsumi Hori, Aki Momoka, Miki Mori, Rinataro Yoshinaga, Eri Wakabayashi, Michiaki Kubota, Kenichi Tani, Saori Tanaka, Koro, Yusuke Hisawa, Takeshi Hongo, Reo Tamaki, Kenshiro Nakata, Tatsuya Ito, Junichi Hirota, Mimuru Komatsu, Tsuyoshi Oguri, Suguru Yamamoto, Hideto Azumaya, Yurika Fukaya, Michiko Murata, Yumegoan, Rikimaru Toho, Hiroto Nitta, Yuko Nitta, Kaito Nitta, Minami Nitta, Toru ワークショップ 指 導 総 監 督 : Jacek Petrycki Paweł Łoziński Rafał Listopad 編 集 協 力 : Marek Skrzecz 編 集 : Rafał Listopad 製 作 統 括 : Magdalena Borowiec 製 作 統 括 ( 東 京 ): Koichi Kuyama Kihei Yamamoto 通 訳 翻 訳 : Koichi Kuyama 製 作 コーディネーター: Katarzyna Pergół 企 画 (ポーランドTV 局 ): Barbara Paciorkowska Kameyama Mio Iida Ai Takei Toshiyuki Takahashi Sota Takahashi Saki Jo Ara Yun Sangsook Tanaka Kei. The Embassy of the Republic of Poland in Tokyo Ambassador Jadwiga Rodowicz- Czechowska Counsellor Mirosław Łuczko Honda, Masaki Yamamoto, Fortune-teller from Asakusa District, Tomoe Unuma, Hana Unuma, Kimiko Ida, Mitsuaki Iida, Daiki Iida, Chieko Murakami, Junko Shiraishi, Tokyo Japan Dance Circle Shinboku-kai, Asakusa Hospital, SHARE (Health for ALL[NGO]), Hospice Hope House, SNG (Shinjuku Nihongo Gakko), Hanagata Boxing Gym, Kawasaki-city Asao-ward Office, Community Health and Social Welfare Section Health and Welfare Center (Kawasaki-city Aso-ward Office), Walking Promotion Committee in Asao Ward, Park Yamaguchidai- Hakusan, Asao Fire Station (Kawasakicity), Radio Gymnastics Club in Minami- Ward, Saiko-in, RyogokuKokugi-kan, Kisai Elementary School (Kazo-city, Saitama-prefecture), Masanobu Matsui, Company dub, Watchmaker's Takahashi, DULL-COLORED POP. 製 作 統 括 (ポーランドTV 局 ): Witold Będkowski 音 声 Grzegorz Lindemann Studio Melange メイキング Waldemar Czechowski 15 16

10 プロジェクト 発 案 者 総 監 督 指 導 者 総 監 督 ミロスワフ デンビンスキ マルツェル ウォジンスキ ポーランド 国 立 ウッチ 映 画 大 学 教 員 - 20 年 以 上 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 - 約 30 本 の 映 画 を 監 督 代 表 作 は オレンジ 色 の 選 択 肢 (1989) イカロス (1999) 敗 者 と 勝 者 (2004) ベラルーシ 語 の 授 業 (2006) 音 楽 パルチザン (2007) - 国 際 映 画 祭 で80 以 上 の 賞 を 受 賞 アムステルダム 映 画 祭 特 別 賞 オーバーハウゼン 映 画 祭 特 別 賞 ライプツィヒ 映 画 祭 特 別 賞 クラクフ 映 画 祭 銅 の 棒 馬 賞 サン フランシスコ 映 画 祭 金 門 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 など マチェイ J ドルィガス アンジェイ ワイダ 映 画 演 出 マスター スクール 教 員 - 約 40 年 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 - 約 40 作 品 を 監 督 代 表 作 は どのように 生 きるべきか (1977) 高 校 卒 業 試 験 (1979) マイクのテスト (1980) ぼくの 場 所 (1986) ヨーロッパから89MM (1993) 何 が 起 こっても 不 思 議 ではない (1995) 痛 くないように (1998) 夜 はまだ (2008) 局 留 めの 手 紙 (2008) - 国 際 映 画 祭 で50 以 上 の 受 賞 オスカー(ノミネート) フェリックス 賞 欧 州 最 優 秀 記 録 映 画 賞 オーバーハウゼン 映 画 祭 グランプリ ライプツィヒ 映 画 祭 金 の 鳩 賞 クラクフ 映 画 祭 金 の 竜 金 の 棒 馬 賞 サン フランシスコ 映 画 祭 金 門 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 など ヤツェク ブラヴト ポーランド 国 立 ウッチ 映 画 大 学 教 員 - 20 年 以 上 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 代 表 作 は 私 の 叫 びを 聞 け (1991) 無 重 力 状 態 (1994) 希 望 の 声 (2002) 人 民 ポーランドの 一 日 (2005) - 20 以 上 の 国 際 映 画 祭 で 受 賞 フェリック 賞 欧 州 最 優 秀 記 録 映 画 賞 クラクフ 映 画 祭 銀 の 竜 ベルボルン 映 画 祭 グランプリ モンテカルロ 映 画 祭 グランプリ イタリア 特 別 賞 サン フランシスコ 映 画 祭 金 門 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 など アンジェイ ワイダ 映 画 演 出 マスター スクール 教 員 - 30 年 以 上 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 - 約 30 作 品 を 監 督 代 表 作 は アブノーマル (1990) 死 産 (2004) 王 冠 をかぶったネズミ (2005) 戦 士 (2007) 夜 はまだ (2008) - 60 以 上 の 国 際 映 画 祭 で 受 賞 トロント 映 画 祭 グランプリ グディニャ 映 画 祭 銀 獅 子 賞 クラクフ 映 画 祭 金 の 棒 馬 銀 の 棒 馬 賞 マンハイム 映 画 祭 特 別 賞 サン セバス チャン 映 画 祭 特 別 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 など 17 18

11 ヴィタ ジェラケヴィチュテ ヤツェク ペトルィツキ アンジェイ ワイダ 映 画 演 出 マスター スクール 教 員 - 数 年 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 - 代 表 作 統 合 失 調 症 (2001) 壁 の 向 こう (2007) 源 (2009) 国 際 映 画 祭 での 受 賞 歴 ヒューストン 映 画 祭 ゴールド レミー 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 キェル ツェ 映 画 祭 グランプリ パヴェウ ウォジンスキ -30 年 以 上 にわたり 映 画 製 作 映 画 撮 影 に 携 わる - 撮 影 監 督 として100 本 以 上 の 作 品 に 関 わる 代 表 作 は 田 舎 役 者 (1978 アグニェシュカ ホラント 監 督 ) アマチュア (1980 クシシュトフ キェシロフスキ 監 督 ) 尋 問 (1982 リシャルト ブガイスキ 監 督 ) 容 赦 なし (1993 クライヴ ゴードン 監 督 ) 谷 (1998 年 ダン リード 監 督 ) 隣 家 のピペリン (2005 年 ニノ キルタゼ 監 督 ) - 国 際 映 画 祭 で 数 十 の 賞 を 受 賞 カンヌ 映 画 祭 国 際 映 画 批 評 家 連 盟 賞 シカゴ 映 画 祭 ゴールデン フゴ 賞 モスクワ 映 画 祭 グランプリ カンヌ 映 画 祭 最 優 秀 主 演 女 優 賞 ベルリン 映 画 祭 最 優 秀 ヨーロッパ 映 画 賞 フェリックスヨーロッパ 映 画 賞 ノミネート( 撮 影 部 門 ) 英 国 アカデミー 賞 ( 撮 影 部 門 ) 1999 年 プリ イタリア 賞 ビアリッツ 映 画 祭 グランプリなど ラファウ リストパト グダンスク 映 画 大 学 教 員 -20 年 以 上 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 -10 数 本 の 映 画 を 監 督 代 表 作 は 生 地 (1992) 階 段 (1996) こんな 話 (1999) 姉 妹 (1999) ドアとドアの 間 (2004) 化 学 (2009) - 国 際 映 画 祭 で 多 くの 賞 を 受 賞 ベルリン 映 画 祭 最 優 秀 ヨーロッパ 映 画 賞 欧 州 大 賞 ライプツィヒ 映 画 祭 特 別 賞 クラ クフ 映 画 祭 銅 の 棒 馬 銀 の 棒 馬 賞 クラクフ 映 画 祭 金 の 竜 賞 ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 ライプツィヒ 映 画 祭 金 の 鳩 賞 など グダンスク 映 画 大 学 教 員 数 年 前 から 記 録 映 画 劇 映 画 の 編 集 に 携 わる 代 表 作 は カティンの 森 (2007 年 アンジェイ ワイダ 監 督 ) 局 留 めの 手 紙 (2008 年 マルツェル ウォジンスキ 監 督 ) 神 のいない 街 (2009 年 ヤツェク ペトルィツキ 監 督 ) 一 覧 表 作 り (2010 年 パヴェウ ウォジンスキ 監 督 ) 他 人 の 手 紙 (2011 年 マチェイ ドリガス 監 督 ) 黒 い 木 曜 日 (2011 年 アントニ クラウゼ 監 督 ) - 国 際 映 画 祭 での 受 賞 歴 あり ポーランド 映 画 鷲 賞 最 優 秀 編 集 賞 ノミネート ポツダム 映 画 祭 編 集 賞 コシャリン 映 画 祭 編 集 賞 など 19 20

12 マテウシュ ヴェルネル カタジナ ペルグウ プロジェクト コーディネーター ヴィクトリア オグネヴァ プロジェクト コーディネーター ステファン ヴィシンスキ 枢 機 卿 大 学 ワルシャワ 社 会 心 理 大 学 教 員 映 画 批 評 家 理 論 家 文 化 哲 学 者 著 書 数 冊 論 文 数 10 点 映 画 ワークショップ ポーランド ロシア 新 しい 視 点 の 企 画 実 現 にあたる 新 しい 視 点 ポーランド イスラエル マグダ ボロヴィェツ プロジェクト コーディネーター アンジェイ ムシャウ ヴェロニカ ブワヴト 編 集 マレク スクシェチ 編 集 アンジェイ ムシャウ ウッチ 映 画 大 学 教 員 20 年 以 上 にわたり 記 録 映 画 を 製 作 カメラマンとして50 本 以 上 の 映 画 製 作 に 関 わる 代 表 作 は 生 きていくための 方 法 (1993 年 マリウシュ フロント 監 督 ) 無 重 力 状 態 (1994 年 マチェイ ドルィガス 監 督 ) アルヴォ ペルト (1998 年 マリシュ グジェゴジェク 監 督 ) 希 望 の 声 (2002 年 マチェイ ドルィガス 監 督 ) 勝 者 と 敗 者 (2004 年 ミロスワフ デンビンスキ 監 督 ) 多 くの 賞 を 受 賞 している モンテカルロ 映 画 祭 グランプリ ウッチ 映 画 祭 白 いコブラ 賞 ベルリン 映 画 祭 ヨーロッパ 映 画 賞 入 賞 トロント 映 画 祭 銀 リンドウ 賞 プシェムィスワフ フルシチェレフスキ 編 集 21 22