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1 フォシーガ 錠 発 売 開 始 1 年 後 安 全 性 結 果 報 告 市 販 直 後 調 査 期 間 :2014 年 年 安 全 性 モニタリング 実 施 期 間 :2014 年 年 5 22

2 平 素 は 弊 社 製 品 につき 格 別 のご 配 を 賜 り 厚 く 御 礼 申 し 上 げます フォシーガ 錠 は 市 販 直 後 調 査 期 間 終 了 以 降 も 市 販 直 後 調 査 と 同 様 の 安 全 性 モニタリング 活 動 を 実 施 して まいりましたが 同 活 動 を2015 年 5 22 ( 発 売 開 始 1 年 )をもちまして 終 了 致 しました 期 間 中 先 におかれましてはご 協 を 賜 りましたことを 重 ねて 御 礼 申 し 上 げます 今 般 承 認 (2014 年 3 24 ) 以 降 発 売 開 始 1 年 後 (2015 年 5 22 )までに 先 よりご 報 告 をいただきました 副 作 を 安 全 性 結 果 報 告 としてまとめましたので ご 報 告 申 し 上 げます 使 に 際 しましては 添 付 書 新 医 薬 品 の 使 上 の 注 意 の 解 説 適 正 使 のしおり 等 をご 参 照 のうえ 適 正 使 にご 協 下 さいますようお 願 い 申 し 上 げます また 本 剤 投 与 後 に 有 害 事 象 が 認 められた 場 合 は 引 き 続 き 速 やかに 医 薬 情 報 担 当 者 までご 連 絡 下 さい ますようお 願 い 申 し 上 げます 2015 年 8 医 薬 品 名 : 承 認 : 市 販 直 後 調 査 期 間 : フォシーガ 錠 2014 年 年 年 安 全 性 モニタリング 実 施 期 間 : 2014 年 年 5 22 調 査 対 象 施 設 : 21,761 施 設 推 定 使 患 者 数 : 約 60,000 ( 算 定 法 : 処 患 者 数 情 報 および 販 売 実 績 を いて 概 算 として 算 出 しました) 2

3 承 認 ~ 発 売 1 年 後 までの 安 全 対 策 のまとめ 市 販 直 後 調 査 期 間 ( 発 売 ~2014 年 11 月 22 日 )に 集 積 した 脱 水 関 連 症 例 を 基 に SGLT2 阻 害 剤 共 通 の 注 意 喚 起 として 脱 水 に 関 する 添 付 文 書 改 訂 を 実 施 致 しました (2015 年 1 月 改 訂 ) 使 用 上 の 注 意 改 訂 箇 所 [ SGLT2 阻 害 剤 共 通 ] [ 慎 重 投 与 ] 脱 水 を 起 こしやすい 患 者 ( 血 糖 コントロールが 極 めて 不 良 の 患 者 高 齢 者 利 尿 剤 併 用 患 者 等 ) [ 重 大 な 副 作 用 ] 脱 水 : 脱 水 があらわれることがあるので 適 度 な 水 分 補 給 を 行 うよう 指 導 し 観 察 を 十 分 に 行 うこ と 口 渇 多 尿 頻 尿 血 圧 低 下 等 の 症 状 があらわれ 脱 水 が 疑 われる 場 合 には 休 薬 や 補 液 等 の 適 切 な を 行 うこと 脱 水 に 引 き 続 き 脳 梗 塞 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 等 を 発 現 した 例 が 報 告 され ているので 十 分 注 意 すること の 事 象 については 本 剤 承 認 後 から 発 売 1 年 後 までに 収 集 した 副 作 用 情 報 において 本 剤 との 関 連 が 強 く 疑 われ 注 意 喚 起 が 必 要 と 判 断 した 副 作 用 は 認 めておらず また 使 用 上 の 注 意 に 記 載 の 副 作 用 の 頻 度 と 比 較 して 著 明 に 高 い 発 現 傾 向 を 認 めた 副 作 用 は 認 め られなかったことから 現 時 点 において 添 付 文 書 改 訂 などの 更 なる 措 置 を 行 う 必 要 はと 判 断 しております 今 後 も 引 き 続 き 本 剤 投 与 後 の 副 作 用 を 収 集 し 更 なる 適 正 使 用 推 進 を 行 っていき たいと 考 えておりますので ご 協 力 よろしくお 願 いいたします 3

4 副 作 用 の 概 要 2014 年 3 月 24 日 ( 承 認 日 )から 発 売 開 始 1 年 後 (2015 年 5 月 22 日 )までに 報 告 された 副 作 用 は 651 例 900 件 であり うち 重 篤 は73 例 114 件 非 重 篤 は589 例 786 件 で 多 くは 副 作 用 の 報 告 でした なお 発 売 日 までに 入 手 した 副 作 用 は 試 用 医 薬 品 ( 製 剤 見 本 又 は 臨 床 試 用 医 薬 品 )によるものです 承 認 日 (2014 年 3 月 24 日 )~ 発 売 日 前 日 (2014 年 5 月 22 日 )に 第 一 報 を 入 手 した 症 例 :4 例 9 件 発 売 日 (2014 年 5 月 23 日 )~ 発 売 開 始 1 年 後 (2015 年 5 月 22 日 )に 第 一 報 を 入 手 した 症 例 :647 例 891 件 副 作 用 の 収 集 状 況 を 参 照 される 際 には 以 下 の 点 にご 留 意 ください 先 生 方 から 自 発 的 にご 報 告 いただいた 症 例 ( 自 発 報 告 )を 含 む 副 作 用 情 報 の 集 計 のため 発 現 頻 度 は 不 明 です 下 記 表 1 に 記 載 している 頻 度 は 報 告 頻 度 です 報 告 頻 度 は 本 剤 服 用 後 の 副 作 用 報 告 状 況 の 参 考 にしていただくために 表 示 しております 報 告 された 報 告 件 数 を 推 定 使 用 患 者 数 (60,000 人 )を 分 母 として 算 出 したものであり 各 事 象 名 の 正 確 な 発 現 頻 度 を 示 したものではこ とにご 留 意 ください 医 薬 品 ごとに 患 者 数 や 特 性 などが 異 なります そのため 副 作 用 の 報 告 件 数 をもって 単 純 に 医 薬 品 の 安 全 性 を 評 価 または 比 較 することはできません 調 査 中 の 症 例 も 含 めて 集 計 していますので 今 後 追 加 情 報 により や 重 篤 性 などが 変 わ る 可 能 性 があります 本 情 報 は 本 剤 との 関 連 が 否 定 できと 判 断 された 事 象 の 一 覧 のため 本 剤 以 外 の 要 因 も 疑 わ れる 症 例 や 情 報 不 足 の 症 例 など 事 象 と 本 剤 との 因 果 関 係 が 明 確 で 症 例 も 含 まれています 表 中 の は 報 告 された を ICH 国 際 医 薬 用 語 集 (MedDRA)の 基 本 語 に 読 み 替 え ています 1 症 例 で 複 数 の 副 作 用 を 発 現 している 場 合 それぞれの 副 作 用 としてカウントされます 重 篤 とは 死 亡 生 命 を 脅 かす 事 象 永 続 的 または 顕 著 な 障 害 機 能 不 全 に 陥 る 事 象 治 療 のための 入 院 または 入 院 期 間 の 延 長 が 必 要 となる 事 象 医 学 的 に 重 要 な 状 態 先 天 異 常 先 天 性 欠 損 をきたす 事 象 に 該 当 すると 医 師 または 企 業 が 判 断 した 事 象 です 主 な 副 作 用 の 詳 細 は 巻 末 の 副 作 用 症 例 ラインリスト をご 覧 ください 4

5 表 1 副 作 用 収 集 状 況 一 覧 推 定 使 用 患 者 数 (2015 年 5 月 末 時 点 ) 副 作 用 の 発 現 症 例 数 副 作 用 の 発 現 件 数 約 60,000 人 651 例 900 件 重 篤 非 重 篤 合 計 報 告 頻 度 (%) 感 染 症 および 寄 生 虫 症 虫 垂 炎 % 気 管 支 炎 % 結 膜 炎 % 膀 胱 炎 % 毛 包 炎 % 真 菌 感 染 % 性 器 カンジダ 症 % 単 純 ヘルペス % 帯 状 疱 疹 % 肺 炎 % 腎 盂 腎 炎 % 急 性 腎 盂 腎 炎 % 敗 血 症 % 敗 血 症 性 ショック % 上 気 道 感 染 % 尿 道 炎 % 尿 路 感 染 % 腟 感 染 % 外 陰 部 炎 % 外 陰 部 腟 カンジダ 症 % 性 器 感 染 % β 溶 血 性 レンサ 球 菌 感 染 % 細 菌 性 肺 炎 % 女 性 性 器 感 染 % 血 液 およびリンパ 系 障 害 貧 血 % 播 種 性 血 管 内 凝 固 % 赤 血 球 増 加 症 % 内 分 泌 障 害 甲 状 腺 機 能 亢 進 症 % 代 謝 および 栄 養 障 害 アシドーシス % 脱 水 % 糖 尿 病 % コントロール 不 良 の 糖 尿 病 糖 尿 病 性 ケトアシドー シス % % 高 血 糖 % 5 重 篤 非 重 篤 合 計 報 告 頻 度 (%) 高 乳 酸 血 症 % 高 トリグリセリド 血 症 % 高 尿 酸 血 症 % 低 血 糖 症 % 食 欲 亢 進 % ケトアシドーシス % 体 重 変 動 % 食 物 渇 望 % 食 欲 減 退 % 過 小 食 % 高 浸 透 圧 性 高 血 糖 状 態 % 精 神 障 害 うつ 病 % 不 相 応 な 情 動 % 不 眠 症 % 落 ち 着 きのなさ % 抑 うつ 症 状 % 神 経 系 障 害 意 識 変 容 状 態 % 固 定 姿 勢 保 持 困 難 % 小 脳 梗 塞 % 脳 梗 塞 % 脳 血 管 障 害 % 浮 動 性 めまい % 体 位 性 めまい % 味 覚 異 常 % 頭 痛 % 感 覚 鈍 麻 % 意 識 消 失 % 記 憶 障 害 % 錯 感 覚 % 多 発 ニューロパチー % 傾 眠 % 失 神 % 一 過 性 脳 虚 血 発 作 % 振 戦 % 第 7 脳 神 経 麻 痺 % ラクナ 梗 塞 % 血 栓 性 脳 梗 塞 % 眼 障 害 複 視 %

6 重 篤 非 重 篤 合 計 報 告 頻 度 (%) 眼 乾 燥 % 網 膜 静 脈 閉 塞 % 結 膜 充 血 % 耳 および 迷 路 障 害 耳 鳴 % 心 臓 障 害 急 性 心 筋 梗 塞 % 不 安 定 狭 心 症 % 不 整 脈 % 心 房 細 動 % 心 不 全 % 急 性 心 不 全 % 心 肺 停 止 % 心 筋 虚 血 % 動 悸 % 心 室 細 動 % 血 管 障 害 動 脈 血 栓 症 % 血 圧 変 動 % % 低 血 圧 % 蒼 白 % 呼 吸 器 胸 郭 および 縦 隔 障 害 窒 息 % 誤 嚥 % 呼 吸 困 難 % 間 質 性 肺 疾 患 % 喉 頭 浮 腫 % 肺 障 害 % 咽 頭 浮 腫 % 胃 腸 障 害 腹 部 不 快 感 % 腹 部 膨 満 % 腹 痛 % 上 腹 部 痛 % 口 唇 炎 % 便 秘 % 下 痢 % 出 血 性 腸 憩 室 % 胃 腸 障 害 % イレウス % 口 唇 腫 脹 % 悪 心 % 口 腔 内 分 泌 物 % 歯 周 病 % 口 内 炎 % 重 篤 非 重 篤 合 計 報 告 頻 度 (%) 舌 浮 腫 % 嘔 吐 % 頬 粘 膜 のあれ % 心 窩 部 不 快 感 % 肝 胆 道 系 障 害 肝 機 能 異 常 % 肝 障 害 % 薬 物 性 肝 障 害 % 皮 膚 および 皮 下 組 織 障 害 ざ 瘡 % 脱 毛 症 % 冷 汗 % 皮 膚 炎 % 薬 疹 % 湿 疹 % 紅 斑 % 環 状 紅 斑 % 多 形 紅 斑 % 多 汗 症 % 寝 汗 % 光 線 過 敏 性 反 応 % 痒 疹 % そう 痒 症 % 発 疹 % 紅 斑 性 皮 疹 % 全 身 性 皮 疹 % 丘 疹 性 皮 疹 % そう 痒 性 皮 疹 % 皮 膚 硬 化 症 % 皮 膚 臭 異 常 % 蕁 麻 疹 % 爪 破 損 % 全 身 性 そう 痒 症 % 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 障 害 関 節 痛 % 関 節 障 害 % 背 部 痛 % 筋 痙 縮 % 筋 力 低 下 % 筋 骨 格 痛 % 筋 肉 痛 % 頚 部 痛 % 四 肢 痛 % 横 紋 筋 融 解 症 % 筋 骨 格 系 胸 痛 % 筋 骨 格 硬 直 % 筋 肉 減 少 症 %

7 重 篤 非 重 篤 合 計 報 告 頻 度 (%) 筋 硬 化 症 % 腱 痛 % 軟 部 組 織 腫 瘤 % 腎 および 尿 路 障 害 出 血 性 膀 胱 炎 % 排 尿 困 難 % 血 尿 % 夜 間 頻 尿 % 頻 尿 % 多 尿 % 腎 障 害 % 腎 尿 細 管 壊 死 % 切 迫 性 尿 失 禁 % 尿 失 禁 % 尿 閉 % 尿 臭 異 常 % 腎 機 能 障 害 % 急 性 腎 不 全 % 生 殖 系 および 乳 房 障 害 亀 頭 包 皮 炎 % 乳 房 腫 脹 % 性 器 発 疹 % 前 立 腺 炎 % 陰 部 そう 痒 症 % 腟 分 泌 物 % 外 陰 腟 不 快 感 % 外 陰 腟 そう 痒 症 % 勃 起 不 全 % 外 陰 部 びらん % 性 器 不 快 感 % 一 般 全 身 障 害 および 投 与 部 位 の 状 態 無 力 症 % 胸 部 不 快 感 % 胸 痛 % 悪 寒 % 死 亡 % 溺 死 % 顔 面 浮 腫 % 異 常 感 1) % 歩 行 障 害 % 空 腹 % 倦 怠 感 % 末 梢 性 浮 腫 % 疼 痛 % 重 篤 非 重 篤 合 計 発 熱 % 1) 気 分 不 良 と 報 告 された 症 例 である MedDRA version 18.0 にて 集 計 2015/5/28 時 点 の 安 全 性 データベースから 抽 出 したデータ 報 告 頻 度 (%) 口 渇 % 末 梢 腫 脹 % 臨 床 検 査 アラニンアミノトラン スフェラーゼ 増 加 アスパラギン 酸 アミノ トランスフェラーゼ 増 加 血 中 クレアチンホスホ キナーゼ 増 加 % % % 血 中 クレアチニン 増 加 % 血 中 ブドウ 糖 増 加 % 血 圧 低 下 % 血 中 ナトリウム 減 少 % 血 中 トリグリセリド 増 加 % 血 中 尿 素 増 加 % 血 中 尿 酸 減 少 % 糸 球 体 濾 過 率 減 少 % 尿 中 ブドウ 糖 陽 性 % グリコヘモグロビン 増 加 % ヘマトクリット 減 少 % ヘマトクリット 増 加 % ヘモグロビン 増 加 % 肝 機 能 検 査 異 常 % 低 比 重 リポ 蛋 白 増 加 % リンパ 球 数 増 加 % 血 小 板 数 減 少 % 血 小 板 形 態 異 常 % 体 重 減 少 % 体 重 増 加 % 白 血 球 数 増 加 % 血 中 ケトン 体 増 加 % 尿 中 ケトン 体 陽 性 % 血 中 アルカリホスファ ターゼ 増 加 % 尿 量 増 加 % レンサ 球 菌 検 査 陽 性 % 傷 害 中 毒 および 転 倒 % 交 通 事 故 % 手 首 関 節 骨 折 % 熱 中 症 %

8 副 作 用 の 内 訳 副 作 用 を MedDRA 器 管 別 大 分 類 (SOC) 別 の 件 数 でみると 最 も 多 く 報 告 されたのは 皮 膚 および 皮 下 組 織 障 害 (162/900 件 全 体 の 18%)であり そのうちの 127 件 が 皮 疹 に 関 する 事 象 でした( 図 1) 図 1: 器 管 別 大 分 類 別 の 副 作 用 報 告 件 数 皮 膚 および 皮 下 組 織 障 害 感 染 症 および 寄 生 虫 症 腎 および 尿 路 障 害 代 謝 および 栄 養 障 害 生 殖 系 および 乳 房 障 害 神 経 系 障 害 臨 床 検 査 一 般 全 身 障 害 および 投 与 部 位 の 状 態 胃 腸 障 害 筋 骨 格 系 および 結 合 組 織 障 害 心 臓 障 害 呼 吸 器 胸 郭 および 縦 隔 障 害 肝 胆 道 系 障 害 血 管 障 害 精 神 障 害 眼 障 害 血 液 およびリンパ 系 障 害 傷 害 中 毒 および 耳 および 迷 路 障 害 内 分 泌 障 害 重 篤 SOC をまたがった 関 連 事 象 別 でみると 尿 路 性 器 感 染 関 連 が 最 も 多 く 170/900 件 ( 全 体 の 19%) 皮 疹 関 連 が 127/900 件 ( 全 体 の 14%) 頻 尿 尿 量 増 加 関 連 が 67/900 件 ( 全 体 の 7%)でした 図 2: 関 連 事 象 別 副 作 用 報 告 件 数 (10 件 以 上 報 告 された 事 象 のみ) 尿 路 性 器 感 染 関 連 皮 疹 関 連 頻 尿 尿 量 増 加 関 連 体 液 量 減 少 関 連 脳 心 血 管 障 害 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 低 血 糖 症 そう 痒 関 連 腎 障 害 悪 心 嘔 吐 関 連 ケトアシドーシス 糖 尿 病 コントロール 不 良 関 連 肝 障 害 体 重 減 少 重 篤 8

9 性 別 副 作 用 報 告 割 合 報 告 された 副 作 用 症 例 では 男 女 の 割 合 はほぼ 同 じでした 図 3: 性 別 副 作 用 報 告 割 合 女, 333 例, 51% 男, 318 例, 49% 年 齢 別 副 作 用 報 告 割 合 報 告 された 副 作 用 症 例 では 60 代 が 最 も 多 く 高 齢 者 の 割 合 は 約 4 割 でした 図 4: 年 齢 別 副 作 用 報 告 割 合 年 齢 不 明 症 例 除 く 高 齢 者 と 報 告 された 症 例 は 65 歳 以 上 として 集 計 した 65 歳 以 上, 歳 未 満, 363 0% 20% 40% 60% 80% 100% 副 作 用 報 告 例 数 代 30 代 40 代 50 代 60 代 70 代 80 代 90 代 不 明 母 数 には 報 告 された 副 作 用 症 例 数 を 用 いており 副 作 用 が 報 告 されなかったフォシーガ 投 与 例 は 含 まれていません 他 の SGLT2 阻 害 剤 と 比 較 できるものではございませんのでご 注 意 ください 別 途 高 齢 者 における 特 定 使 用 成 績 調 査 を 実 施 しております 中 間 報 告 を 配 布 しておりま すのでそちらも 合 わせてご 覧 ください 9

10 重 篤 な 副 作 用 発 売 1 年 後 までに 報 告 された 重 篤 な 副 作 用 は 73 例 114 件 でした 主 な 重 篤 な 副 作 用 は 脳 心 血 管 障 害 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 (26 例 28 件 ) 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 (8 例 12 件 ) ケトアシドーシス 関 連 (7 例 7 件 ) 体 液 量 減 少 関 連 ( 脱 水 口 渇 )(6 例 6 件 ) 腎 障 害 関 連 (5 例 5 件 )でした( 表 2) 表 2 発 売 1 年 後 までに 5 例 以 上 入 手 した 重 篤 な 副 作 用 報 告 件 数 合 計 脳 心 血 管 障 害 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 脳 梗 塞 例 28 件 ラクナ 梗 塞 3 血 栓 性 脳 梗 塞 2 小 脳 梗 塞 1 一 過 性 脳 虚 血 発 作 1 脳 血 管 障 害 1 急 性 心 筋 梗 塞 1 不 安 定 狭 心 症 1 心 筋 虚 血 1 網 膜 静 脈 閉 塞 1 動 脈 血 栓 症 1 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 急 性 腎 盂 腎 炎 3 8 例 12 件 腎 盂 腎 炎 3 尿 路 感 染 1 敗 血 症 3 敗 血 症 性 ショック 2 ケトアシドーシス 関 連 糖 尿 病 性 ケトアシドーシス 4 7 例 7 件 ケトアシドーシス 2 尿 中 ケトン 体 陽 性 1 体 液 量 減 少 関 連 ( 脱 水 口 渇 ) 脱 水 5 6 例 6 件 口 渇 1 腎 障 害 関 連 急 性 腎 不 全 3 5 例 5 件 腎 機 能 障 害 2 10

11 脳 心 血 管 障 害 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 本 剤 との 関 連 性 は 明 らかではありませんが 当 該 期 間 に 重 篤 な 脳 梗 塞 等 の 血 栓 塞 栓 症 が 報 告 さ れています 血 栓 塞 栓 症 等 の 発 現 に 注 意 し 十 分 に 観 察 してください 図 5: 血 栓 塞 栓 症 月 別 発 現 件 数 ( 発 現 日 不 明 の 症 例 を 除 く) 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 発 現 日 7~8 月 と 報 告 された 症 例 は7 月 ( 早 い 月 )で 集 計 した 重 篤 体 液 量 減 少 関 連 ( 脱 水 口 渇 ) 重 篤 と 報 告 された 体 液 量 減 少 関 連 6 例 のうち 5 例 は 夏 季 (6 月 ~9 月 )に 報 告 されています 図 6: 体 液 量 減 少 関 連 副 作 用 月 別 発 現 件 数 ( 発 現 日 不 明 の 症 例 を 除 く) 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 発 現 日 7~8 月 と 報 告 された 症 例 は7 月 ( 早 い 月 )で 集 計 した 重 篤 2015 年 1 月 SGLT2 阻 害 剤 共 通 の 注 意 喚 起 として 脱 水 に 関 する 添 付 文 書 改 訂 を 実 施 致 しま した 改 訂 内 容 は 以 下 の 通 りです 使 用 上 の 注 意 [ 慎 重 投 与 ] 脱 水 を 起 こしやすい 患 者 ( 血 糖 コントロールが 極 めて 不 良 の 患 者 高 齢 者 利 尿 剤 併 用 患 者 等 ) [ 重 大 な 副 作 用 ] 脱 水 : 脱 水 があらわれることがあるので 適 度 な 水 分 補 給 を 行 うよう 指 導 し 観 察 を 十 分 に 行 うこと 口 渇 多 尿 頻 尿 血 圧 低 下 等 の 症 状 があらわれ 脱 水 が 疑 われる 場 合 には 休 薬 や 補 液 等 の 適 切 な 処 置 を 行 うこと 脱 水 に 引 き 続 き 脳 梗 塞 を 含 む 血 栓 塞 栓 症 等 を 発 現 した 例 が 報 告 されているので 十 分 注 意 すること 11

12 脱 水 を 未 然 に 防 ぐために 以 下 の 点 をご 確 認 ください 飲 水 指 導 を 徹 底 してください 本 剤 を 含 む SGLT2 阻 害 剤 においては 薬 剤 の 利 尿 作 用 による 体 液 量 の 減 少 が 懸 念 されます 特 に 本 剤 投 与 初 期 には 尿 量 が 増 えます 徐 々に 症 状 は 落 ち 着 きますが 脱 水 予 防 のため このお 薬 を 服 用 中 はこまめな 水 分 補 給 を 継 続 し 自 分 の 判 断 で 水 分 補 給 を 控 えように 指 導 をお 願 いします をご 確 認 ください 利 尿 薬 が 含 まれている 血 圧 降 下 剤 の 配 合 剤 が 併 用 されている 症 例 が 報 告 されております 処 方 の 際 には 再 度 ご 確 認 をお 願 いいたします 利 尿 薬 を 含 有 する 血 圧 降 下 剤 の 配 合 剤 イルトラ (イルベサルタン トリクロルメチアジド 配 合 剤 ) エカード (カンデサルタン シレキセチル ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 ) コディオ (バルサルタン ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 ) プレミネント (ロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 ) ベハイド RA 配 合 錠 (ベンチルヒドロクロロチアジド レセルピン 配 合 剤 ) ミコンビ (テルミサルタン ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 ) ロサルヒド (ロサルタンカリウム ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 ) 以 下 のような 場 合 は 必 要 に 応 じて 投 与 を 中 断 するなどの をご 検 討 ください 血 糖 コントロールが 極 めて 不 良 な 方 高 浸 透 圧 利 尿 により 脱 水 が 起 りやすくなります 高 齢 者 認 知 症 の 方 脱 水 症 状 ( 口 渇 等 )の 認 知 が 遅 れるおそれがあります 利 尿 薬 を 服 用 している 方 利 尿 作 用 が 増 強 されます 暑 い 中 で 作 業 される 方 農 作 業 等 の 労 働 作 業 激 しい 運 動 [ 指 導 も 含 む] 飲 酒 される 方 は 水 分 補 給 にはならことをご 説 明 ください シックデイ( 発 熱 下 痢 嘔 吐 などがある 食 事 が 十 分 に 摂 れような 場 合 ) 治 療 方 法 の 見 直 しが 必 要 な 場 合 もあることから 休 薬 の 上 ただちに 医 師 の 診 察 を 受 けるよう 患 者 さんに 事 前 にご 説 明 ください 患 者 向 け 資 材 を 用 意 しておりますので 飲 水 指 導 にお 役 立 てください 12

13 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 腎 盂 腎 炎 から 敗 血 症 に 至 った 症 例 が 報 告 されています 腎 盂 腎 炎 を 発 症 した 場 合 には 適 切 な を 行 うとともに 状 態 に 応 じて 休 薬 などを 考 慮 して ください 使 用 上 の 注 意 [ 重 要 な 基 本 的 注 意 ] 尿 路 感 染 及 び 性 器 感 染 を 起 こすことがあるので 症 状 及 びその 対 処 方 法 について 患 者 に 説 明 すること また 腎 盂 腎 炎 等 の 重 篤 な 感 染 症 を 起 こすおそれがあるので 十 分 な 観 察 を 行 うなど 尿 路 感 染 及 び 性 器 感 染 の 発 症 に 注 意 し 発 症 した 場 合 には 適 切 な を 行 うとともに 状 態 に 応 じて 休 薬 等 を 考 慮 す ること [ 重 大 な 副 作 用 ] 腎 盂 腎 炎 : 腎 盂 腎 炎 があらわれることがあるので 観 察 を 十 分 に 行 い 異 常 が 認 められた 場 合 は 投 与 を 中 止 するなど 適 切 な を 行 うこと ケトアシドーシス 関 連 インスリン 分 泌 が 低 下 していることが 事 象 の 発 現 に 影 響 したと 考 えられる 症 例 が 報 告 されています インスリン 分 泌 能 が 低 下 している 患 者 さんにおいては インスリン 投 与 投 与 継 続 の 必 要 性 についてご 指 導 ください 作 用 機 序 により 血 糖 コントロールが 良 好 であっても 尿 中 ケトン 体 陽 性 又 は 血 中 ケトン 体 増 加 がみられることがあります 患 者 さんの 症 状 血 糖 値 等 の 臨 床 検 査 値 を 確 認 し インスリンの 作 用 不 足 によるケトン 体 増 加 と 区 別 して 糖 尿 病 の 状 態 を 総 合 的 に 判 断 してください 1 型 糖 尿 病 に 投 与 された 症 例 が 報 告 されています 本 剤 は 2 型 糖 尿 病 と 診 断 された 患 者 に 対 して のみ 使 用 し 1 型 糖 尿 病 の 患 者 には 投 与 しでください 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 本 剤 は2 型 糖 尿 病 と 診 断 された 患 者 に 対 してのみ 使 用 し 1 型 糖 尿 病 の 患 者 には 投 与 しこと 使 用 上 の 注 意 [ 重 要 な 基 本 的 注 意 ] 作 用 機 序 により 血 糖 コントロールが 良 好 であっても 尿 中 ケトン 体 陽 性 又 は 血 中 ケトン 体 増 加 がみられることがある 患 者 の 症 状 血 糖 値 等 の 臨 床 検 査 値 を 確 認 し インスリンの 作 用 不 足 に よるケトン 体 増 加 と 区 別 して 糖 尿 病 の 状 態 を 総 合 的 に 判 断 すること インスリン 分 泌 能 が 低 下 している 患 者 では 糖 尿 病 性 ケトアシドーシスの 発 現 に 注 意 すること 13

14 腎 障 害 関 連 シックデイ 後 に 腎 機 能 が 悪 化 している 症 例 が 報 告 されています 本 剤 投 与 中 に 血 清 クレアチニンの 上 昇 又 は egfr の 低 下 がみられることがあるので 腎 機 能 を 定 期 的 に 検 査 してください 腎 機 能 障 害 のある 患 者 においては 経 過 を 十 分 に 観 察 し 継 続 的 に egfr が 45mL/min/1.73m 2 未 満 に 低 下 した 場 合 は 投 与 の 中 止 を 検 討 してください 効 能 効 果 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 重 度 の 腎 機 能 障 害 のある 患 者 又 は 透 析 中 の 末 期 腎 不 全 患 者 では 効 果 が 期 待 できた め 投 与 しこと 中 等 度 の 腎 機 能 障 害 のある 患 者 では 効 果 が 十 分 に 得 られ 可 能 性 があるので 投 与 の 必 要 性 を 慎 重 に 判 断 すること 使 用 上 の 注 意 [ 慎 重 投 与 ] 中 等 度 の 腎 機 能 障 害 のある 患 者 [ の 副 作 用 ] 腎 機 能 障 害 (1% 未 満 ) 14

15 副 作 用 発 売 1 年 後 までに 報 告 された 副 作 用 は 589 例 786 件 でした 主 な 副 作 用 は 尿 路 性 器 感 染 関 連 (156 例 170 件 [ 重 篤 7 例 7 件 腎 盂 腎 炎 を 含 む]) 皮 疹 関 連 ( 121 例 127 件 [ 重 篤 3 例 4 件 を 含 む]) 頻 尿 尿 量 増 加 関 連 (62 例 67 件 [ 重 篤 1 例 2 件 を 含 む]) 体 液 量 減 少 関 連 ( 脱 水 口 渇 )(42 例 42 件 [ 重 篤 6 例 6 件 を 含 む]) 低 血 糖 症 (27 例 28 件 [ 重 篤 3 例 3 件 を 含 む])でした * 体 液 量 減 少 関 連 ( 脱 水 口 渇 )については 重 篤 な 副 作 用 の 概 要 の 項 をご 覧 ください 尿 路 性 器 感 染 関 連 尿 路 感 染 および 性 器 感 染 は 本 剤 による 尿 中 グルコース 排 泄 促 進 に 関 連 している 可 能 性 があります 一 般 的 に 糖 尿 病 患 者 において 血 糖 上 昇 による 易 感 染 性 が 知 られており 尿 路 感 染 症 の 発 生 率 と 重 症 度 が 高 いことが 知 られております 尿 路 感 染 および 性 器 感 染 を 発 症 した 場 合 には 適 切 な を 行 うととも に 状 態 に 応 じて 休 薬 等 を 考 慮 してください 図 7: 男 女 別 の 尿 路 性 器 感 染 関 連 副 作 用 報 告 件 数 女 男 陰 部 そう 痒 症 性 器 カンジダ 症 亀 頭 包 皮 炎 性 器 感 染 性 器 発 疹 前 立 腺 炎 尿 路 感 染 尿 道 炎 腎 盂 腎 炎 急 性 腎 盂 腎 炎 膀 胱 炎 陰 部 そう 痒 症 外 陰 腟 そう 痒 症 性 器 カンジダ 症 外 陰 部 腟 カンジダ 症 外 陰 部 炎 女 性 性 器 感 染 性 器 感 染 腟 感 染 真 菌 感 染 β 溶 血 性 レンサ 球 菌 感 染 尿 路 感 染 尿 道 炎 腎 盂 腎 炎 急 性 腎 盂 腎 炎 膀 胱 炎 出 血 性 膀 胱 炎 重 篤 尿 路 性 器 感 染 について 女 性 での 発 現 が 多 く 報 告 されております 今 日 からはじまるあたらしいお 薬 に 女 性 に 特 に 気 をつけていただきたい 事 項 や 症 状 についてのチェックシートを 掲 載 しておりますので 症 状 の 予 防 発 見 にお 役 立 てください 15

16 頻 尿 尿 量 増 加 関 連 浸 透 圧 利 尿 作 用 により 頻 尿 尿 量 増 加 がみられることがあります 通 常 SGLT2 阻 害 薬 の 継 続 投 与 によって 増 加 する 尿 量 は 1 日 あたり 200~600mL 程 度 と 言 われており 1 海 外 臨 床 試 験 2 において 本 剤 投 与 初 期 に 一 過 性 に 尿 量 増 加 が 認 められています 尿 意 を 我 慢 したり 自 己 判 断 で 投 薬 を 中 止 すると 治 療 効 果 が 不 十 分 となりますので 気 になる 際 は 主 治 医 にご 相 談 いただくよう 患 者 さんへご 説 明 をお 願 いいたします 皮 疹 関 連 121 例 127 件 中 重 篤 と 報 告 されたのは 3 例 4 件 でした 症 例 の 多 くは 本 剤 投 与 当 日 ~ 約 1 ヵ 月 頃 に 発 症 しております 発 現 部 位 は 局 所 ( 顔 四 肢 腹 部 腋 窩 等 ) 全 身 と 様 々です 他 の SGLT2 阻 害 薬 で 皮 疹 が 発 現 し 本 剤 に 切 り 替 えた 後 に 再 び 発 現 した 症 例 も 報 告 されています 問 診 を 行 い 体 質 や 過 去 の 等 をご 確 認 の 上 皮 疹 紅 斑 などが 認 められた 場 合 には 速 やかに 投 与 を 中 止 してください 副 作 用 報 告 の 際 には 今 後 の 適 正 使 用 推 進 のため 皮 疹 の 写 真 をご 提 供 くださいますようご 協 力 をお 願 い いたします 図 8: 皮 疹 関 連 副 作 用 報 告 件 数 内 訳 図 9: 皮 疹 関 連 副 作 用 発 現 部 位 発 疹 薬 疹 そう 痒 性 皮 疹 湿 疹 蕁 麻 疹 紅 斑 痒 疹 全 身 性 皮 疹 多 形 紅 斑 環 状 紅 斑 紅 斑 性 皮 疹 皮 膚 炎 丘 疹 性 皮 疹 副 作 用 報 告 件 数 重 篤 図 10: 皮 疹 関 連 副 作 用 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 別 発 現 件 数 ( 発 現 日 が 特 定 でき 症 例 を 除 く) 15 陰 部 3% 不 明 27% 全 身 15% 局 所 55% 頭 顔 首 腕 腹 背 大 腿 膝 など ( 顔 と 胸 など 複 数 箇 所 発 現 している 症 例 も 含 む) 日 数 1 Ferrannini E, et al.: Nat. Rev. Endocrinol. 8: , ブメタニドとの 薬 物 相 互 作 用 試 験 [ 海 外 試 験 ] (MB 試 験 ) 16

17 低 血 糖 症 27 例 28 件 中 重 篤 と 報 告 されたのは 3 例 3 件 でした 高 齢 者 に 限 らず 低 血 糖 および 低 血 糖 症 状 が 認 められております 他 の 糖 尿 病 用 薬 剤 との 併 用 により 低 血 糖 のリスクが 増 加 するおそれがあります 併 用 の 際 には 低 血 糖 に 十 分 に 留 意 し それらの 用 量 を 減 じるなどの 対 応 をご 検 討 ください 図 11: 低 血 糖 症 年 齢 別 副 作 用 報 告 割 合 図 12: 低 血 糖 症 糖 尿 病 薬 併 用 割 合 不 明 4% 65 歳 未 満 40% 不 明 8% 65 歳 以 上 52% 18% なし 7% SU 剤 併 用 30% INS 併 用 41% 表 3: 糖 尿 病 治 療 薬 の 詳 細 薬 剤 分 類 例 数 INS 併 用 INS 3 INS+DPP4 3 INS+DPP4+BG+TZD 1 INS+DPP4+BG+α-GI 1 INS+DPP4+GLP1+BG+TZD 1 INS+GLP1 2 SU 剤 併 用 SU 1 SU+BG 1 SU+DPP4 1 SU+DPP4+BG 1 SU+DPP4+BG+TZD 1 SU+DPP4+BG+αGI 1 SU+DPP4+TZD 1 SU+TZD 1 DPP4 2 DPP4+BG+TZD 1 DPP4+α-GI 1 α-gi 1 併 用 なし 2 不 明 1 INS: インスリン 製 剤 SU: スルホニルウレア 剤 DPP4: DPP-4 阻 害 剤 GLP1: GLP-1 受 容 体 作 動 薬 BG: ビグアナイド 系 薬 剤 TZD: チアゾリジン 系 薬 剤 α-gi: α-グルコシダーゼ 阻 害 剤 *グリニドとの 併 用 例 はありませんでした 17

18 低 血 糖 に 関 連 する 使 用 上 の 注 意 [ 慎 重 投 与 ] 他 の 糖 尿 病 用 薬 ( 特 に スルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 GLP-1 受 容 体 作 動 薬 又 はインスリン 製 剤 )を 投 与 中 の 患 者 [ 併 用 により 低 血 糖 を 起 こすおそれがある ] 次 に 掲 げる 患 者 又 は 状 態 [ 低 血 糖 を 起 こすおそれがある ] 1) 脳 下 垂 体 機 能 不 全 又 は 副 腎 機 能 不 全 2) 栄 養 不 良 状 態 飢 餓 状 態 不 規 則 な 食 事 摂 取 食 事 摂 取 量 の 不 足 又 は 衰 弱 状 態 3) 激 しい 筋 肉 運 動 4) 過 度 の 者 [ 重 要 な 基 本 的 注 意 ] 使 用 にあたっては 患 者 に 対 し 低 血 糖 症 状 及 びその 対 処 方 法 について 十 分 説 明 すること 特 に スルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 GLP-1 受 容 体 作 動 薬 又 はインスリン 製 剤 と 併 用 する 場 合 低 血 糖 のリスクが 増 加 するおそれがある スルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 又 はインスリン 製 剤 と 併 用 する 場 合 には これらの 薬 剤 による 低 血 糖 のリスクを 軽 減 す るため これらの 薬 剤 の 減 量 を 検 討 すること 低 血 糖 症 状 を 起 こすことがあるので 高 所 作 業 自 動 車 の 運 転 等 に 従 事 している 患 者 に 投 与 する ときは 注 意 すること [ 相 互 作 用 ] 薬 剤 名 臨 床 症 状 措 置 方 法 機 序 危 険 因 子 糖 尿 病 用 薬 スルホニルウレア 剤 チアゾリジン 系 薬 剤 ビグアナイド 系 薬 剤 α-グルコシダーゼ 阻 害 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 DPP-4 阻 害 剤 GLP-1 受 容 体 作 動 薬 インスリン 製 剤 等 糖 尿 病 用 薬 との 併 用 時 には 低 血 糖 の 発 現 に 注 意 すること 特 に スルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 GLP- 1 受 容 体 作 動 薬 又 はインスリン 製 剤 と 併 用 する 場 合 低 血 糖 のリスクが 増 加 するおそ れがある これらの 薬 剤 による 低 血 糖 のリス クを 軽 減 するため スルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 又 はインスリン 製 剤 の 減 量 を 検 討 すること 低 血 糖 症 状 が 認 められた 場 合 には 通 常 はショ 糖 を 投 与 し α-グルコシダーゼ 阻 害 剤 との 併 用 によ り 低 血 糖 症 状 が 認 められた 場 合 にはブドウ 糖 を 投 与 すること 糖 尿 病 用 薬 ( 特 に インスリン 製 剤 又 はスルホニルウレア 剤 )との 併 用 時 に は 低 血 糖 のリスク が 増 加 するおそれが ある [ 重 大 な 副 作 用 ] 低 血 糖 : 他 の 糖 尿 病 用 薬 ( 特 にスルホニルウレア 剤 速 効 型 インスリン 分 泌 促 進 剤 GLP-1 受 容 体 作 動 薬 )との 併 用 で 低 血 糖 があらわれることがある また 他 の 糖 尿 病 用 薬 と 併 用 し 場 合 も 低 血 糖 があらわれることがある 低 血 糖 症 状 が 認 められた 場 合 には 糖 質 を 含 む 食 品 を 摂 取 するなど 適 切 な 処 置 を 行 うこと 18

19 副 作 用 症 例 ラインリスト 副 作 用 症 例 一 覧 を 参 照 される 際 には 以 下 の 点 にご 留 意 ください 調 査 中 の 症 例 も 含 めて 集 計 していますので 今 後 追 加 情 報 により や 重 篤 性 等 が 変 わる 可 能 性 があります 本 情 報 は 本 剤 との 関 連 が 否 定 できと 判 断 された 事 象 の 一 覧 のため 本 剤 以 外 の 要 因 も 疑 われる 症 例 や 情 報 不 足 の 症 例 など 事 象 と 本 剤 との 因 果 関 係 が 明 確 で 症 例 も 含 まれています 表 中 の は 報 告 された を ICH 国 際 医 薬 用 語 集 (MedDRA)の 基 本 語 に 読 み 替 えています 重 篤 とは 死 亡 生 命 を 脅 かす 事 象 永 続 的 又 は 顕 著 な 障 害 機 能 不 全 に 陥 る 事 象 治 療 のための 入 院 又 は 入 院 期 間 の 延 長 が 必 要 となる 事 象 医 学 的 に 重 要 な 状 態 先 天 異 常 先 天 性 欠 損 をきたす 事 象 に 該 当 すると 医 師 または 企 業 が 判 断 した 事 象 です 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 からの 報 告 は 本 集 計 に 含 めておりません なお 製 造 販 売 後 臨 床 試 験 での 副 作 用 発 現 状 況 については 試 験 終 了 後 に 改 めて 結 果 を 報 告 する 予 定 にしております 主 な 重 篤 な 副 作 用 転 帰 死 亡 と 報 告 された 症 例 体 液 量 減 少 関 連 非 重 篤 も 含 む 脳 心 血 管 系 事 象 ( 血 栓 塞 栓 症 ) 非 重 篤 も 含 む 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 非 重 篤 な 腎 盂 腎 炎 重 篤 な 尿 路 感 染 を 含 む ケトアシドーシス 関 連 非 重 篤 も 含 む 腎 障 害 関 連 非 重 篤 も 含 む 主 な 非 重 篤 な 副 作 用 尿 路 性 器 感 染 非 重 篤 * 腎 盂 腎 炎 急 性 腎 盂 腎 炎 重 篤 な 尿 路 感 染 は 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 参 照 頻 尿 尿 量 増 加 関 連 重 篤 も 含 む 皮 疹 関 連 重 篤 も 含 む 低 血 糖 低 血 糖 症 状 重 篤 も 含 む P2 P4 P9 P16 P18 P21 P24 P34 P39 P52 1/54

20 転 帰 死 亡 と 報 告 された 症 例 ラインリスト( 発 売 1 年 後 ) 番 号 性 別 年 齢 身 長 体 重 等 (MedDRA PT) 脱 水 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 46 日 後 不 明 1 男 50 代 179cm 重 篤 ( 死 死 亡 5mg *ニフェジピン 95kg 亡 ) 関 節 リウマチ 熱 中 症 重 篤 ( 死 死 亡 46 日 後 便 秘 亡 ) タバコ 使 用 者 心 室 細 動 重 篤 ( 死 死 亡 亡 ) 46 日 後 メタボリック 症 候 群 (*は 被 疑 薬 ) *テルミサルタン ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 * * *プラバスタチン *ビルダグリプチン * 酸 化 マグネシウム *センノシド * 副 腎 ホルモン 剤 * 免 疫 抑 制 剤 ( 詳 細 不 明 ) 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 本 剤 開 始 46 日 後 下 痢 嘔 吐 倦 怠 感 発 汗 あり 補 液 開 始 15 分 後 眼 球 上 転 下 顎 呼 吸 脈 触 知 不 能 となり 心 臓 マッサージ 及 び 人 工 呼 吸 開 始 救 急 隊 要 請 その 間 アドレナリン1mg 筋 注 を3 回 右 上 腕 に 施 行 救 急 隊 到 着 心 室 細 動 を 確 認 し AED 施 行 3 回 目 にNSRになり 他 院 に 搬 送 約 9 時 間 後 死 亡 体 液 量 減 少 関 連 副 作 用 症 例 ラインリストNo.1と 同 一 症 例 2 女 60 代 156cm 70kg 脊 椎 すべり 症 高 コレステロール 血 症 骨 粗 鬆 症 脳 梗 塞 や 心 筋 梗 塞 狭 心 症 の :なし 糖 尿 病 性 の ( 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 ):なし 心 電 図 異 常 :なし CVRR: 測 定 してい 肝 機 能 腎 機 能 に 関 する 血 液 検 査 : 異 常 所 見 なし 心 筋 虚 血 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 50 日 後 5mg 不 明 *イルベサルタン トリクロルメチアジド 配 合 剤 *アスピリン *ニフェジピン *ピタバスタチン *アレンドロン 酸 ナトリウム 自 宅 の 布 団 の 中 で 死 亡 しているのを 家 人 が 発 見 死 亡 直 前 の 服 薬 状 況 : 不 明 死 亡 診 断 書 : 虚 血 性 心 疾 患 推 定 死 亡 時 刻 : 午 前 7 時 剖 検 実 施 有 無 : 不 明 < 生 前 の 診 察 時 所 見 > : 薬 剤 によって 良 好 にコントロールされていた 頸 動 脈 エコー 検 査 : 陳 旧 性 プラーク 所 見 を 認 めたため 脳 梗 塞 予 防 のためにバイアスピリンを 投 与 して いた 日 常 生 活 : 歩 いて 診 察 に 来 ており 食 事 や 排 せつは 問 題 なし 受 け 答 えも 問 題 なし HbA1C:6.7 付 近 随 時 血 糖 値 ( 食 後 2~5 時 間 ):93~149mg/dL < 家 人 の 証 言 > 腰 痛 下 肢 痛 でほとんど 動 けず 食 事 は 寝 床 の 横 で 摂 っていたが 食 欲 はあまりなかった < 報 告 医 意 見 > 警 察 からの 連 絡 で 患 者 が 突 然 死 したことを 知 った 警 察 には 患 者 に 処 方 した 薬 を 伝 えた 剖 検 は 行 っていと 考 えられる 9 月 に 入 ってから 暑 い 日 もなく 脱 水 状 態 にはなりにくいが 寝 たきり で 食 事 も 水 分 も 少 量 しかとら 状 態 で 服 薬 を 続 けていたとしたら 脱 水 の 可 能 性 もなくは 結 局 のところ 因 果 関 係 に 関 しては 不 明 これ 以 上 の 情 報 は 得 られ 脳 心 血 管 系 事 象 ( 血 栓 塞 栓 症 ) 副 作 用 症 例 ラインリストNo.26と 同 一 症 例 3 男 60 代 不 明 第 3 脳 神 経 麻 痺 痛 風 急 性 心 不 全 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 81 日 後 5mg 不 明 ボグリボース アムロジピン テルミサルタン フェノフィブラート アロプリノール ニザチジン 早 朝 に 意 識 が 一 瞬 消 失 救 急 車 到 着 時 には 回 復 冷 や 汗 手 のつっぱる 感 じが 残 った 回 復 したた め 救 急 搬 送 されず18 時 頃 ( 食 後 ) 同 様 の 状 態 が 生 じた 2 日 後 患 者 が 低 血 糖 症 状 を 訴 えて 来 院 随 時 血 糖 は184mg/dLで 中 止 を 指 示 脱 水 症 状 はなかった 4 日 後 朝 3 時 に 息 苦 しさ 出 現 救 急 搬 送 され 入 院 入 院 同 日 に 死 亡 肺 のレントゲンは 真 っ 白 であった 死 因 : 急 性 心 不 全 剖 検 実 施 の 有 無 : 不 明 4 男 70 代 166cm 53kg 白 内 障 白 内 障 手 術 上 腕 骨 骨 折 大 腿 骨 頚 部 骨 折 バセドウ 病 心 房 細 動 膵 癌 リンパ 節 転 移 肺 転 移 憩 室 炎 肺 気 腫 胸 水 心 嚢 液 貯 留 脱 水 急 性 腎 不 全 播 種 性 血 管 内 凝 固 重 篤 ( 死 亡 ) 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 死 亡 重 篤 ( 死 死 亡 亡 死 亡 のおそ れ) 75 日 後 ( 本 剤 中 止 8 日 後 ) 75 日 後 ( 本 剤 中 止 8 日 後 ) 75 日 後 ( 本 剤 中 止 8 日 後 ) 5mg 5mg 5mg - ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) * ピタバスタチン セフカペン ピボキシル セフジトレン ピボキシル ニザチジン ピルシカイニド チアマゾール ロキソプロフェン 本 剤 投 与 約 5ヵ 月 前 より 食 欲 低 下 がみられ 本 剤 処 方 後 も 食 欲 改 善 せず 倦 怠 感 あり 補 液 を 施 行 していたが 処 方 開 始 から 約 2ヵ 月 後 腹 痛 あり 抗 生 剤 を 処 方 し 本 剤 は 中 止 本 剤 中 止 2 日 後 に 咳 嗽 喀 痰 等 の 症 状 を 訴 え 抗 菌 剤 消 炎 鎮 痛 剤 等 を 処 方 され その 後 水 分 摂 取 不 良 となり 本 剤 中 止 8 日 後 にショック 状 態 となり 他 院 へ 搬 送 となった 搬 送 時 CRP:6+ Cr:4.62 WBC:43900 BS:128 エコー 等 の 検 査 結 果 より 脱 水 ( 下 大 静 脈 の 呼 吸 性 虚 脱 を 認 める) DIC 急 性 腎 不 全 高 乳 酸 血 症 と 診 断 され 入 院 後 膵 頭 部 腫 瘍 および 転 移 を 指 摘 され 搬 送 から5 日 後 に 死 亡 体 液 量 減 少 関 連 副 作 用 症 例 ラインリストNo.2, 腎 障 害 関 連 副 作 用 症 例 ラインリストNo.1と 同 一 症 例 2/54

21 番 号 性 別 年 齢 身 長 体 重 5 女 30 代 155cm 71kg 等 (MedDRA PT) 重 篤 性 - 死 亡 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 不 明 (1ヵ 月 以 内 ) 服 薬 状 況 不 明 (*は 被 疑 薬 ) 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 不 明 *インスリン リスプロ(ポンプ 使 用 ) インスリン 治 療 中 で コントロールが 極 めて 不 良 (HbA1cは 常 に10% 自 己 管 理 も 不 良 な 患 者 本 剤 処 方 するも 服 薬 状 況 は 不 明 自 宅 で 死 亡 しているのが 発 見 された 剖 検 実 施 されておらず 死 亡 の 正 確 な 原 因 は 不 明 これ 以 上 の 情 報 は 得 られ 本 剤 処 方 と 同 時 にテルミサルタンからイルベサルタンに 切 り 替 え 本 剤 処 方 2 週 間 後 来 院 時 に 特 に 副 作 用 などの 訴 えはなし 本 剤 投 与 1ヵ 月 後 胸 痛 を 訴 え 救 急 搬 送 された 死 亡 ( 詳 細 は 不 明 ) 剖 検 実 施 の 有 無 : 不 明 6 男 60 代 162cm 98kg 動 脈 バイパス 手 術 痛 風 大 腸 出 血 大 腸 手 術 腎 機 能 障 害 慢 性 胃 炎 高 尿 酸 血 症 冠 動 脈 疾 患 運 動 療 法 急 性 心 不 全 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 32 日 後 5mg 不 明 *イルベサルタン ファモチジン 一 硝 酸 イソソルビド フェブキソスタット アトルバスタチン モサプリド テネリグリプチン 大 建 中 湯 ニフェジピン アルベンダゾール アスピリン 7 男 60 代 173cm 80kg 脳 梗 塞 アスペルガー 障 害 動 脈 硬 化 症 勃 起 不 全 心 筋 梗 塞 不 安 障 害 高 コレステロール 血 症 脂 肪 肝 ステント 装 着 動 脈 造 影 元 タバコ 使 用 者 細 菌 性 肺 炎 窒 息 重 篤 ( 死 亡 ) 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 死 亡 331 日 後 333 日 後 5mg 不 明 *ビルダグリプチン クレストール 錠 セフトリアキソン カルボシステイン トラネキサム 酸 テルミサルタン アスピリン 耐 性 乳 酸 菌 製 剤 ポリカルボフィル センノシド 酸 化 マグネシウム ピコスルファート ピオグリタゾン エゼチミブ リラグルチド レボメプロマジン ビペリデン エチゾラム カルバマゼピン ゾピクロン 他 院 ( 糖 尿 病 外 来 )に 通 院 普 段 から 睡 眠 薬 鎮 痛 剤 を 過 量 服 用 する 薬 剤 依 存 傾 向 があり 精 神 科 からは 鎮 痛 剤 を 処 方 し 様 に 指 示 を 受 けていた 患 者 リラグルチドで 血 糖 コントロール 改 善 していたが 注 射 剤 の 治 療 に 難 色 を 示 しリラグルチド 中 止 本 剤 開 始 紛 失 (その 後 発 見 により 再 投 与 )や 自 己 判 断 での 服 用 中 止 (ビグアナイド)など 服 薬 コンプライアンス は 決 して 良 好 ではなかった ( 他 院 にかかるまでフォシーガはきちんと 服 用 していたことを 確 認 済 み ) 他 院 で 冠 動 脈 造 影 (CAG)を 受 けていた 血 糖 コントロール 不 良 のためリラグルチド 投 与 を 勧 める 翌 月 微 熱 血 痰 にて 他 院 受 診 [ 受 診 時 所 見 ] 血 圧 :119/64 体 重 :80.5kg 体 温 :37.3 SPO2:83~86 脈 拍 数 :93 聴 診 で 軽 度 ラ 音 があり 胸 部 XPで 右 に 小 範 囲 の 肺 炎 様 陰 影 を 認 めた 発 熱 咳 あり WBC:12600 CRP:13.4と 高 度 炎 症 所 見 あり BS:247 Hb:12.0 Ht:35.7 細 菌 性 肺 炎 と 診 断 し セフトリアキソン 点 滴 し 施 設 に 帰 宅 脱 水 傾 向 はなかった 夕 食 時 施 設 の 職 員 が 声 をかけた 時 には 笑 顔 で 対 応 翌 朝 部 屋 で 死 亡 しているのが 発 見 された 夕 食 は 食 べてあった 検 死 実 施 口 から 泡 沫 状 の 痰 のようなものが 出 ており 溢 血 斑 もあることから 肺 炎 による 窒 息 と 診 断 死 因 : 肺 炎 による 窒 息 剖 検 : 無 8 男 70 代 不 明 良 性 前 立 腺 肥 大 症 心 肺 停 止 溺 死 重 篤 ( 死 亡 ) 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 死 亡 不 明 不 明 不 明 不 明 レパグリニド アジルサルタン 前 日 より 体 調 不 良 であったが ゴルフ 場 の7ホール 目 で 体 調 不 調 となり 場 内 で 休 息 その 後 場 内 のお 風 呂 場 で 浮 いた 状 態 で 発 見 され 心 肺 停 止 状 態 で 救 急 搬 送 するも 死 亡 死 亡 診 断 は 溺 水 死 血 液 検 査 で 心 筋 梗 塞 の 可 能 性 が 示 唆 された 死 因 : 溺 水 死 ( 心 筋 梗 塞 の 可 能 性 ) 剖 検 実 施 の 有 無 : 不 明 これ 以 上 の 情 報 は 得 られ 3/54

22 体 液 量 減 少 関 連 副 作 用 症 例 ラインリスト( 発 売 1 年 後 ) 非 重 篤 も 含 む 番 号 性 別 年 齢 等 1 男 50 代 関 節 リウマチ 便 秘 タバコ 使 用 者 メタボリック 症 候 群 (MedDRA PT) 脱 水 重 篤 性 重 篤 ( 死 亡 ) 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 死 亡 46 日 後 7 月 5mg 不 明 *ニフェジピン *テルミサルタン ヒドロクロロチア ジド 配 合 剤 * * *プラバスタチン *ビルダグリプチン * 酸 化 マグネシウム *センノシド * 副 腎 ホルモン 剤 * 免 疫 抑 制 剤 ( 詳 細 不 明 ) 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 転 帰 死 亡 と 報 告 された 症 例 ラインリストNo.1 参 照 2 男 70 代 白 内 障 白 内 障 手 術 上 腕 骨 骨 折 大 腿 骨 頚 部 骨 折 バセドウ 病 心 房 細 動 膵 癌 リンパ 節 転 移 肺 転 移 憩 室 炎 肺 気 腫 胸 水 心 嚢 液 貯 留 脱 水 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 本 剤 中 止 8 日 後 9 月 5mg ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) - * ピタバスタチン セフカペン ピボキシル セフジトレン ピボキシル ニザチジン ピルシカイニド チアマゾール ロキソプロフェン 転 帰 死 亡 と 報 告 された 症 例 ラインリストNo.4 腎 障 害 関 連 副 作 用 症 例 ラインリス トNo.1 参 照 3 男 50 代 タバコ 使 用 者 脱 水 重 篤 ( 死 回 復 9 日 後 9 月 5mg 本 剤 中 亡 のおそ 止 れ) *リナグリプチン(5mg) 腎 障 害 関 連 副 作 用 症 例 ラインリストNo.3と 同 一 症 例 食 事 制 限 服 薬 コンプライアンス 不 良 の 患 者 抗 GAD 抗 体 インスリン 分 泌 能 インスリン 導 入 腎 機 能 の 評 価 : 不 明 本 剤 に 加 え リナグリプチン 追 加 投 与 本 剤 開 始 9 日 後 (リナグリプチン 追 加 投 与 5 日 後 ) 意 識 混 濁 の 状 態 で 発 見 され 救 急 搬 送 GCS(Glasgow Come Scale):3-3-6 目 線 が 合 うも 呼 名 応 答 不 可 血 圧 :111/78mmHg Pulse:78/min (reg) SpO2:94% (room air) 胸 腹 部 異 常 な し 口 腔 内 著 明 な 乾 燥 救 急 外 来 での 採 血 臨 床 経 過 より 高 浸 透 圧 性 高 血 糖 症 候 群 急 性 腎 不 全 高 カ リウム 血 症 低 ナトリウム 血 症 脱 水 と 診 断 治 療 : 生 理 食 塩 水 による 大 量 補 液 持 続 インスリンを 開 始 ミダゾラムでの 持 続 鎮 静 本 剤 リナグリプチン 中 止 グルカゴノーマの 臨 床 症 状 は 認 めず 腹 部 画 像 検 査 : 未 実 施 食 事 摂 取 可 能 となり 強 化 インスリン 療 法 に 切 り 替 え その 後 1000mg/day 併 用 開 始 にて 徐 々に 糖 毒 性 解 除 された さらにインスリン 減 量 をおこな い DPP4 阻 害 薬 併 用 開 始 最 終 的 にインスリンを 離 脱 経 口 糖 尿 病 薬 (およびDPP4 阻 害 薬 )にて 退 院 4 男 60 代 脱 水 重 篤 ( 入 回 復 58 日 後 8 月 5mg/2 日 本 剤 継 院 ) 続 芍 薬 甘 草 湯 ニザチジン アムロジピン 防 風 通 聖 散 スポーツの 指 導 後 水 分 摂 取 せず アルコール 飲 用 し 外 出 し 帰 宅 後 気 分 不 良 脱 水 による 不 整 脈 により 救 急 搬 送 された 本 剤 を 当 日 服 用 したか 不 明 一 晩 入 院 し 退 院 その 後 ダビガトランエテキシラート 投 与 開 始 回 復 後 本 剤 継 続 するも 再 発 なし 4/54

23 番 号 性 別 年 齢 等 5 男 60 代 認 知 症 慢 性 膵 炎 (MedDRA PT) 脱 水 重 篤 性 重 篤 ( 入 院 ) 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 発 現 月 不 明 100 日 後 2 月 5mg 本 剤 中 止 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) ファモチジン フルスルチアミン サナクターゼ 配 合 剤 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 HbA1c:7.8に 悪 化 したため 本 剤 開 始 約 2ヵ 月 後 Ht:44.8 HbA1c:7.7に 改 善 ヘマトクリットも 安 定 電 解 質 : 異 常 なし 事 故 の 約 1ヵ 月 前 より 来 院 なし 本 剤 開 始 約 3ヵ 月 後 単 独 バイク 事 故 にて 救 急 搬 送 され 入 院 入 院 時 命 に 別 状 はものの 極 度 の 脱 水 高 血 糖 による 意 識 障 害 を 認 めた 本 剤 中 止 6 男 50 代 アレルギー 歴 胆 嚢 ポリープ アレルギー 性 鼻 炎 口 渇 重 篤 (そ の 他 重 篤 ) 回 復 14 日 後 6 月 5mg 本 剤 中 止 ボグリボース エナラプリル アムロジピン アログリプチン 脳 心 血 管 系 事 象 ( 血 栓 塞 栓 症 ) 副 作 用 症 例 ラインリスト No.3 参 照 7 男 60 代 胃 潰 瘍 タバコ 使 用 者 脱 水 回 復 19 日 後 5 月 5mg 本 剤 中 止 アナグリプチン ピタバスタチン テルミサルタン アムロジピン ケトアシドーシス 関 連 副 作 用 症 例 ラインリスト No.8 参 照 8 男 40 代 痛 風 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 脱 水 回 復 2~3 日 後 6 月 5mg 本 剤 中 止 アロプリノール エナラプリル ランソプラゾール アルコール 飲 用 時 に 発 現 9 男 50 代 - 脱 水 回 復 29 日 後 6 月 5mg 本 剤 中 止 テネリグリプチン 症 状 : 体 重 減 少 (-2.7kg) 血 圧 低 下 (110/80mmHg) 脈 拍 数 増 加 (112/ 分 ) 動 悸 息 切 れ 10 男 40 代 脱 水 回 復 不 明 不 明 5mg 本 剤 中 止 インダパミド 血 圧 降 下 剤 本 剤 αブロッカー( 血 圧 降 下 剤 ) 中 止 インダパミド 減 量 にて 回 復 11 女 50 代 脱 水 回 復 44 日 後 9 月 5mg 本 剤 中 止 リナグリプチン インスリン グラルギン 利 尿 剤 テルミサルタン 症 状 : 倦 怠 感 本 剤 投 与 前 にも 脱 水 ぎみのことがあった 12 男 60 代 高 コレステロール 血 症 脱 水 13 男 不 明 - 脱 水 14 男 60 代 脱 水 痛 風 腎 機 能 障 害 高 尿 酸 血 症 回 復 13 日 後 9 月 5mg 本 剤 中 止 回 復 不 明 不 明 5mg 本 剤 中 止 回 復 88 日 後 10 月 5mg 本 剤 中 止 アジルサルタン アムロジピン なし フェブキソスタット 症 状 : 倦 怠 感 本 剤 中 止 減 量 にて 回 復 症 状 : 倦 怠 感 ヘマトクリット:16.2から18.2となり 脱 水 と 判 断 症 状 が 本 剤 中 止 15 男 40 代 - 脱 水 16 男 40 代 脱 水 不 明 不 明 不 明 5mg 服 薬 状 況 不 明 回 復 107 日 後 10 月 5mg 本 剤 中 止 なし ニフェジピン カンデサルタン シレキセチル エパルレスタット カプトプリル サキサグリプチン フェノフィブラート レパグリニド 詳 細 不 明 食 当 たりで 下 痢 嘔 吐 あり 発 熱 なし 本 剤 中 止 補 液 投 与 腎 障 害 関 連 副 作 用 症 例 ラインリスト No.13と 同 一 症 例 5/54

24 番 号 性 別 年 齢 等 (MedDRA PT) 重 篤 性 17 男 70 代 脱 水 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 発 現 月 回 復 約 3ヶ 月 後 11 月 5mg 本 剤 中 止 利 尿 剤 併 用 有 無 アログリプチン アムロジピン (*は 被 疑 薬 ) 下 痢 と 脱 水 があった 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 18 女 80 代 腎 機 能 障 害 心 不 全 狭 心 症 糖 尿 病 性 ニューロパチー 糖 尿 病 性 腎 症 鉄 欠 乏 性 貧 血 便 秘 脱 水 回 復 91 日 後 10 月 5mg 本 剤 中 止 *エスゾピクロン クレストール 錠 イソソルビド ベザフィブラート ベニジピン フマル 酸 第 一 鉄 アスコルビン 酸 パントテン 酸 カル シウム メコバラミン センナエキス 含 糖 酸 化 鉄 本 剤 中 止 補 液 投 与 19 女 70 代 アレルギー 歴 浮 動 性 めまい 急 性 肝 炎 高 尿 酸 血 症 性 心 疾 患 アレルギー 性 鼻 炎 脱 水 回 復 93 日 後 12 月 5mg 本 剤 中 止 ボグリボース ペリンドプリルエルブミン フェブキソスタット トラセミド お 風 呂 の 中 で 意 識 消 失 受 診 時 には 呼 吸 状 態 意 識 状 態 共 に 異 常 はなかった 検 査 の 結 果 心 原 性 の 失 神 は 疑 われてい ここ 数 日 体 調 が 悪 く 経 口 摂 取 量 は 少 なかった 血 液 検 査 で 脱 水 状 態 確 認 20 女 90 代 - 脱 水 21 男 70 代 - 脱 水 22 男 50 代 高 尿 酸 血 症 脱 水 喘 息 軽 快 不 明 2 月 不 明 不 明 不 明 点 滴 治 療 実 施 回 復 不 明 9 月 不 明 不 明 不 明 詳 細 不 明 軽 快 252 日 後 2 月 5mg 本 剤 中 止 ビルダグリプチン RBC:586 万 /mm3 Hb:19.6g/dl ミチグリニド 脱 水 の 影 響 を 考 え 本 剤 休 薬 テオフィリン 自 覚 症 状 なし モンテルカスト 約 2ヶ 月 後 RBC:550 万 /mm3 Hb:16.5g/dl アムロジピン ピオグリタゾン ベンズブロマロン クエン 酸 カリウム クエン 酸 ナトリウ ム アトルバスタチン カンデサルタン シレキセチル 23 女 50 代 子 宮 癌 子 宮 手 術 糖 尿 病 網 膜 症 レーザー 療 法 脱 水 軽 快 252 日 後 2 月 5mg 本 剤 中 止 RBC:491 万 /mm3 Hb:15.4g/dL 脱 水 の 影 響 を 考 え 休 薬 インスリン アスパルト 自 覚 症 状 なし インスリン グラルギン 約 1ヶ 月 後 RBC:444 万 /mm3 Hb:12.8g/dL バルサルタン ヒドロクロロチアジド 配 合 剤 シルニジピン アテノロール ウラピジル 24 男 40 代 アレルギー 歴 過 敏 症 口 渇 回 復 1 日 後 4 月 5mg 本 剤 中 止 インスリン アスパルト インスリン グラルギン エピナスチン 詳 細 不 明 25 男 60 代 - 口 渇 回 復 7 日 後 5 月 2.5mg 本 剤 中 止 その 後 再 開 なし 口 渇 を 訴 えたため 一 旦 服 薬 中 止 したが 患 者 より 再 度 本 剤 服 薬 希 望 あり 再 開 再 投 与 後 の 口 渇 再 発 はなし 6/54

25 番 号 性 別 年 齢 等 26 男 70 代 高 コレステロール 血 症 (MedDRA PT) 口 渇 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 発 現 月 軽 快 3 日 後 6 月 5mg 本 剤 中 止 利 尿 剤 併 用 有 無 テルミサルタン ベザフィブラート (*は 被 疑 薬 ) 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 口 渇 食 欲 不 振 あり 本 剤 中 止 2 日 目 で 口 渇 食 欲 不 振 は 軽 減 27 男 50 代 - 口 渇 28 女 40 代 - 口 渇 29 女 60 代 口 渇 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 未 回 復 当 日 7 月 5mg 本 剤 中 止 回 復 当 日 8 月 5mg 本 剤 継 続 不 明 不 明 8 月 5mg 本 剤 中 止 不 明 テネリグリプチン クレストール 錠 5mg ランソプラゾール オルメサルタン メドキソミル イプラグリフロジンから 本 剤 に 切 り 替 え 後 多 飲 多 尿 になった( 水 分 摂 取 量 と 尿 量 が 増 えた) 本 剤 から 他 のSGLT2 阻 害 剤 に 切 り 替 え 全 てのSGLT2 阻 害 剤 で 口 渇 頻 尿 が 発 現 症 状 : 口 渇 倦 怠 感 症 状 : 口 渇 多 尿 30 男 40 代 高 尿 酸 血 症 脂 肪 肝 口 渇 軽 快 当 日 7 月 5mg 本 剤 継 続 塩 酸 塩 症 状 : 口 渇 頻 尿 31 女 40 代 成 人 発 症 スチル 病 アレルギー 性 鼻 炎 口 渇 軽 快 15 日 後 11 月 10mg 本 剤 継 続 プレドニゾロン 症 状 : 口 渇 便 秘 オルメサルタン メドキソミル アゼ ルニジピン 配 合 剤 ビルダグリプチン ファモチジン フェキソフェナジン 32 男 60 代 糖 尿 病 性 腎 症 口 渇 回 復 約 1ヶ 月 後 11 月 5mg 本 剤 中 止 アリスキレン テプレノン ジピリダモール ファモチジン シルニジピン 症 状 : 投 与 初 期 に 口 渇 発 現 33 男 60 代 34 女 60 代 勃 起 不 全 結 腸 癌 脂 肪 肝 口 渇 口 渇 回 復 当 日 9 月 5mg 本 剤 中 止 回 復 1 日 後 1 月 5mg 本 剤 中 止 アトルバスタチン イルベサルタン テオフィリン アンブロキソール 症 状 : 夜 間 口 渇 倦 怠 感 無 力 感 眼 球 結 膜 の 乾 燥 感 充 血 症 状 : 口 渇 下 痢 倦 怠 感 35 男 60 代 胃 癌 胃 切 除 口 渇 36 女 不 明 - 口 渇 37 男 40 代 - 口 渇 38 女 不 明 - 口 渇 回 復 当 日 12 月 5mg 本 剤 中 止 不 明 症 状 : 口 渇 のみ 不 明 不 明 不 明 不 明 不 明 不 明 詳 細 不 明 不 明 14 日 後 9 月 5mg 本 剤 継 続 リナグリプチン フェノフィブラート イルベサルタン インスリン リスプロ インスリン グラルギン 症 状 : 口 渇 のみ 不 明 不 明 不 明 不 明 不 明 不 明 詳 細 不 明 7/54

26 番 号 性 別 年 齢 等 39 男 50 代 アレルギー 歴 季 節 性 アレルギー 運 動 療 法 (MedDRA PT) 口 渇 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 発 現 月 軽 快 当 日 4 月 5mg 本 剤 中 止 利 尿 剤 併 用 有 無 ミグリトール アナグリプチン (*は 被 疑 薬 ) 症 状 : 口 渇 尿 量 増 加 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 40 女 不 明 膀 胱 炎 口 渇 回 復 不 明 不 明 不 明 本 剤 継 続 不 明 症 状 : 口 渇 手 顔 のぴりぴり 感 ふらつき 頻 尿 膀 胱 炎 41 男 不 明 - 口 渇 42 女 不 明 - 口 渇 回 復 不 明 不 明 不 明 本 剤 継 続 回 復 不 明 不 明 不 明 本 剤 継 続 不 明 不 明 症 状 : 口 渇 のみ 症 状 : 口 渇 頻 尿 夜 間 尿 8/54

27 脳 心 血 管 系 事 象 ( 血 栓 塞 栓 症 ) 副 作 用 症 例 ラインリスト( 発 売 1 年 後 ) 非 重 篤 も 含 む 番 号 性 別 年 齢 1 男 50 代 2 女 70 代 等 末 梢 動 脈 閉 塞 性 疾 患 タバコ 使 用 者 腎 機 能 障 害 (MedDRA 重 篤 性 PT) 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 そ の 他 重 篤 ) 脳 梗 塞 重 篤 ( 重 篤 ) 転 帰 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 軽 快 18 日 後 8 月 5mg 本 剤 中 止 ピオグリタゾン シロスタゾール グリベンクラミド 軽 快 75 日 後 8 月 5mg 本 剤 中 止 ピオグリタゾン プラバスタチン テルミサルタン 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 15 年 前 より 高 血 糖 指 摘 投 薬 治 療 していた また 閉 塞 性 動 脈 硬 化 症 (ASO)に 対 しシロスタゾールを 投 与 していた 本 剤 開 始 約 2 週 間 後 の 来 院 は 特 に 問 題 は 認 めなかったが その3 日 後 右 麻 痺 が 発 現 し t-pa( 血 栓 溶 解 療 法 )にて 治 療 麻 痺 としびれは 速 やかに 回 復 するも その 後 右 片 麻 痺 と 右 感 覚 障 害 が 再 発 エダラボン アスピリン 投 与 ホルター 心 電 図 にて 心 房 細 動 を 指 摘 し アピキサバン 投 与 リハビリ 転 院 脳 梗 塞 の 疑 いと 報 告 された 症 例 検 査 等 実 施 されておらず 確 定 診 断 に 至 らず 症 状 : 浮 動 性 めまい ふらつき 歩 行 不 安 定 MRI 等 の 精 密 検 査 は 患 者 が 拒 否 クロピドグレル 投 与 にて 症 状 消 失 3 男 50 代 胆 嚢 ポリープ アレルギー 歴 アレルギー 性 鼻 炎 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 そ の 他 重 篤 ) 回 復 41 日 後 7 月 5mg 本 剤 中 止 ボグリボース エナラプリル アムロジピン アログリプチン 夏 場 屋 外 作 業 時 に 左 足 麻 痺 症 状 を 自 覚 翌 朝 左 上 肢 にも 広 がった ため 来 院 来 院 時 所 見 左 上 下 肢 不 全 麻 痺 握 力 ( 右 ): 29kg ( 左 ): 19kg 片 足 立 ち: 左 足 不 可 言 語 明 瞭 膝 蓋 腱 反 射 : 左 亢 進 アキレス 腱 反 射 :rt=lt 二 頭 筋 腱 反 射 :rt=lt 三 頭 筋 腱 反 射 :rt=lt 意 識 正 常 入 院 時 所 見 意 識 レベル 清 明 血 圧 :187/82 歩 行 可 左 片 足 立 ち 不 可 左 顔 面 感 覚 異 常 頭 部 MRI: 橋 右 下 部 内 側 梗 塞 ( 脳 幹 梗 塞 ) 糖 尿 病 による 脳 血 管 の 動 脈 硬 化 が 強 く 疑 われた アルガトロバン エダラボン 補 液 投 与 体 液 量 減 少 関 連 副 作 用 症 例 ラインリストNo.6と 同 一 症 例 4 男 70 代 動 脈 閉 塞 性 疾 患 動 脈 硬 化 症 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 胃 炎 不 眠 症 背 部 痛 腎 障 害 アルツハイマー 型 認 知 症 持 続 的 気 道 陽 圧 元 タバコ 使 用 者 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 軽 快 8 日 後 ( 本 剤 中 止 2 日 後 ) 8 月 - ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) - ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) - 水 分 補 給 ( 毎 日 2l 以 上 の 飲 水 )を 指 導 飲 酒 制 限 実 施 HbA1cは 著 明 に 改 善 していた(5.9%) 本 剤 中 止 2 日 後 風 呂 場 で 倒 れ 他 院 へ 搬 送 意 識 あり t-pa( 血 栓 溶 解 療 法 )が 実 施 されたか 不 明 左 脳 梗 塞 により 右 半 身 不 随 の 状 態 意 識 会 話 は 可 能 5 女 60 代 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 不 明 約 1ヵ 月 8 月 網 膜 静 脈 閉 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 したが 約 1ヵ 月 8 月 塞 後 遺 症 あ り 動 脈 血 栓 症 重 篤 ( 入 院 ) 不 明 約 1ヵ 月 8 月 5mg 本 剤 中 止 クレストール 錠 ランソプラゾール オルメサルタン メドキソミル 6 男 60 代 (65 脳 梗 塞 重 篤 ( 重 軽 快 38 日 後 8 月 5mg 本 剤 継 続 グリベンクラミド 歳 篤 ) ニフェジピン 9/54 右 眼 の 視 野 異 常 症 状 を 説 明 しえ 程 度 の 眼 底 出 血 あり 塞 栓 性 の 右 眼 動 脈 塞 栓 症 の 可 能 性 を 考 慮 入 院 後 右 網 膜 静 脈 分 枝 閉 塞 症 が 判 明 視 野 異 常 の 原 因 と 考 えられ た 頭 部 MRI: 右 前 頭 葉 に 新 鮮 梗 塞 巣 抗 血 栓 療 法 補 液 投 与 水 分 指 導 実 施 するもあまり 水 分 を 摂 っていなかった 左 半 身 の 軽 度 麻 痺 にて 脳 外 科 受 診

28 番 号 性 別 年 齢 7 男 70 代 8 男 70 代 等 胃 潰 瘍 アルコール 性 肝 疾 患 末 梢 性 ニューロパチー タバコ 使 用 者 くも 膜 下 出 血 硬 膜 下 血 腫 除 去 高 コレステロール 血 症 不 眠 症 脳 梗 塞 神 経 因 性 膀 胱 慢 性 胃 炎 元 タバコ 使 用 者 (MedDRA PT) 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 未 回 復 24 日 後 7 月 5mg 本 剤 中 止 プレガバリン エパルレスタット ビルダグリプチン 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 軽 快 131 日 後 10 月 5mg 本 剤 中 止 *トラネキサム 酸 ピオグリタゾン ランソプラゾール フルバスタチン ソリフェナシン クロピドグレル レボメプロマジン 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 2 年 前 に 糖 尿 病 と 診 断 され 投 薬 治 療 されていた 本 剤 投 与 開 始 約 2ヵ 月 前 に 両 下 肢 のしびれ 疼 痛 のため プレガバリン エパルレ スタット 処 方 HbA1C 9.2 本 剤 開 始 24 日 後 発 熱 (37.2 ) フラフラ 感 訴 えあり 言 語 障 害 麻 痺 など 神 経 学 的 異 常 認 めず 非 常 に 気 温 高 く 脱 水 に 気 をつけ 水 分 補 給 を 指 示 し 一 旦 帰 宅 するも 他 院 にてCTにより 脳 梗 塞 と 診 断 され 入 院 右 膝 の 脱 力 感 右 下 肢 筋 力 低 下 あり 約 2ヵ 月 後 本 剤 中 止 その 後 来 院 なく 転 帰 不 明 17 年 前 に 糖 尿 病 を 指 摘 され 内 服 治 療 開 始 4 年 前 くも 膜 下 出 血 で 根 治 術 受 ける 同 時 期 より 不 眠 高 コレステロー ル 血 症 神 経 因 性 膀 胱 等 の 指 摘 を 受 け 治 療 開 始 1 年 半 前 くも 膜 下 出 血 の 治 療 後 体 重 増 加 ( 約 20kg)に 伴 い HbA1cの コントロールが 不 良 となる 本 剤 投 与 3ヵ 月 前 ラクナ 梗 塞 ( 左 視 床 ) 発 症 他 院 で 保 存 的 に 治 療 リ ハビリのため 転 院 体 重 :76kg HbA1c:9.6と 高 値 のため 本 剤 開 始 とと もにカロリー 制 限 などの 対 策 を 行 う 翌 月 退 院 となり 以 降 は 外 来 フォロー その 後 咽 頭 痛 を 訴 え 以 後 慢 性 的 にトラネキサム 酸 を 投 与 本 剤 投 与 約 4ヵ 月 後 右 不 全 麻 痺 出 現 体 重 は 本 剤 開 始 後 約 4ヵ 月 で 8kg 減 少 症 状 持 続 するため 脳 CT 精 査 実 施 ラクナ 梗 塞 2ヶ 所 確 認 し 本 剤 中 止 保 存 的 治 療 にて 症 状 軽 快 9 女 70 代 頚 腕 症 候 群 自 律 神 経 失 調 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 81 日 後 9 月 5mg 本 剤 中 止 ビデュリオン 皮 下 注 用 バルサルタン アトルバスタチン チザニジン エチゾラム テモカプリル インスリン 治 療 と 経 口 剤 ( )を 継 続 していたが HbA1c:12% 台 とコントロール 不 良 であった その 後 インスリンをビデュリオンに 変 更 経 口 剤 はそのまま 継 続 HbA1c:9.7%まで 改 善 体 重 も66kgから63kgまで 減 量 コントロール 不 十 分 のため 本 剤 追 加 HbA1c:8.9%まで 改 善 体 重 も62kgまで 低 下 本 剤 投 与 約 2.5ヶ 月 後 右 半 身 の 不 全 麻 痺 を 認 めるようになり 様 子 を みていたが 改 善 せず MRI: 左 被 殻 部 の 脳 梗 塞 を 認 め 入 院 その 後 点 滴 リハビリ 治 療 が 行 われ 症 状 改 善 し 右 手 しびれは 残 る が 麻 痺 は 消 失 ビデュリオン 内 服 薬 を 全 て 中 止 インスリンに 切 替 外 来 通 院 再 開 インスリン 注 射 継 続 中 脳 梗 塞 は 回 復 したが 右 手 しびれがある 10 男 60 代 脂 肪 肝 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 タバコ 使 用 者 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 76 日 後 11 月 5mg 本 剤 中 止 テノーミン 錠 ビデュリオン 皮 下 注 用 ピタバスタチン レバミピド 酸 化 マグネシウム ファモチジン グリチルリチン 酸 一 アンモニ ウム グリシン DL-メチオ ニン 配 合 剤 ベポタスチン ラベプラゾール タウリン 車 を 運 転 中 に 視 野 が 狭 いことに 気 づく 同 日 脳 外 科 を 受 診 しMRIで 脳 梗 塞 と 指 摘 された 受 診 時 は 症 状 なし MRI: 半 卵 円 中 心 に 脳 梗 塞 明 らかな 症 状 が 急 性 期 脳 梗 塞 の 治 療 のため 入 院 シロスタゾール にて 治 療 本 剤 中 止 入 院 後 は 症 状 の 悪 化 なし 再 検 したMRIでは 新 規 の 脳 梗 塞 を 認 めず mrs(modified Rankin Scale 脳 梗 塞 判 定 基 準 ) :0 退 院 10/54

29 番 号 性 別 年 齢 11 男 60 代 (65 歳 等 B 型 肝 炎 (MedDRA PT) 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 89 日 後 ( 途 中 中 断 あり) 発 現 月 11 月 5~ 10mg 本 剤 中 止 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) * グリベンクラミド アログリプチン カンデサルタン シレキセチ ル トコフェロール ピオグリタゾン ウルソデオキシコール 酸 プラバスタチン 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 処 方 時 に 飲 酒 水 分 摂 取 について 指 導 は 実 施 していた 本 剤 開 始 時 にも 再 度 水 分 について 指 導 呂 律 がまわら 頭 痛 あり 脳 外 科 を 受 診 脳 梗 塞 と 診 断 治 療 後 後 遺 症 なく 退 院 12 女 60 代 一 過 性 脳 虚 血 発 作 脳 幹 梗 塞 脳 梗 塞 頻 脈 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 229 日 後 12 月 5mg 本 剤 中 止 クレストール 錠 オメプラール 錠 ベラパミル シロスタゾール 5 年 前 橋 梗 塞 4 年 前 一 過 性 脳 虚 血 発 作 (TIA)にて 入 院 歴 あり 7ヵ 月 前 より 本 剤 服 用 開 始 脳 梗 塞 に 関 連 する 検 査 値 異 常 はなかった 構 語 障 害 と 右 顔 面 神 経 麻 痺 が 生 じ 他 院 受 診 症 状 が 改 善 せず MRIにて 新 規 脳 梗 塞 (CI)あり 入 院 入 院 時 本 剤 中 止 オザグレルとエダラボン 投 与 開 始 約 2 週 間 後 退 院 経 口 の 服 用 薬 はシロスタゾールをクロピドグレルに 変 更 他 の 薬 剤 は 継 続 して 服 用 中 呂 律 障 害 は 徐 々に 改 善 13 男 80 代 腎 機 能 障 害 元 タバコ 使 用 者 脳 梗 塞 軽 快 180 日 後 ( 本 剤 中 止 約 3ヵ 月 後 ) 12 月 - ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) - ( 本 剤 中 止 後 の 発 現 ) ピオグリタゾン 塩 酸 塩 メト ホルミン 塩 酸 塩 配 合 剤 本 剤 からカナグリフロジンに 変 更 約 3ヶ 月 後 の 発 現 症 状 : 両 手 のしびれ 左 手 の 脱 力 カナグリフロジン 中 止 脳 MRI: 右 基 底 核 に 直 径 8mmの 梗 塞 あり 14 男 60 代 (65 歳 胃 癌 胃 腸 内 視 鏡 による 治 療 糖 尿 病 性 腎 症 糖 尿 病 性 ニューロパチー 胃 潰 瘍 腰 部 脊 柱 管 狭 窄 症 タバコ 使 用 者 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 障 害 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 89 日 後 3 月 5mg 本 剤 中 止 リナグリプチン ピオグリタゾン レバミピド ファモチジン ミグリトール クレストール 錠 イルソグラジン ラベプラゾール ジクロフェナク ケトプロフェン 糖 尿 病 歴 29 年 と 罹 病 期 間 が 長 く 多 剤 併 用 でコントロール 不 良 が 続 いてい た 患 者 本 剤 投 与 開 始 約 3ヶ 月 後 具 合 が 悪 くずっと 寝 ていた 下 痢 嘔 吐 なく 食 事 摂 取 量 変 わらず 飲 水 量 は 多 くなかった 呂 律 不 良 が 出 現 し 他 院 受 診 構 音 障 害 右 中 枢 性 顔 面 神 経 麻 痺 あり MRI: 左 被 殻 ~ 放 線 冠 に 新 鮮 梗 塞 あり 脳 神 経 外 科 受 診 ラクナ 梗 塞 との 診 断 JCS1 桁 車 イス 両 上 肢 麻 痺 なし オザグレル シロスタゾール 投 与 本 剤 中 止 インスリン 分 泌 能 低 下 を 認 める 頭 部 ( 脳 )MRA: 左 M1 狭 窄 軽 度 頚 部 動 脈 エコー: 両 側 分 岐 部 に 石 灰 化 プラーク 多 発 評 価 困 難 だが TPS:24.4と 動 脈 硬 化 所 見 は 顕 著 評 価 可 能 部 位 は 面 積 狭 窄 率 右 ECA:84.3% 左 CCA:53.5% 左 ICA:62.1% 頚 部 MRA: 内 頚 動 脈 狭 窄 右 50% 程 度 高 度 狭 窄 は 認 めず 脳 梗 塞 は 回 復 したが 後 遺 症 ( 構 音 障 害 )あり 15 男 60 代 - 脳 梗 塞 重 篤 ( 重 篤 ) 回 復 202 日 後 3 月 5mg 本 剤 中 止 - 本 剤 開 始 後 HbA1cは9.5から7.3に 下 がり 順 調 であった 症 状 :ろれつが 回 ら 脳 外 科 にて 脳 幹 辺 縁 系 の 脳 梗 塞 と 診 断 20 日 後 本 剤 中 止 を 指 示 その 時 点 で 運 動 能 問 題 なし これ 以 上 の 情 報 得 られず 11/54

30 番 号 性 別 年 齢 16 女 60 代 (65 歳 等 (MedDRA PT) 重 篤 性 転 帰 脳 梗 塞 重 篤 ( 障 害 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 約 3ヶ 月 後 5 月 5mg 本 剤 中 止 アナグリプチン ピタバスタチン ベニジピン ミグリトール 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 約 20 年 前 に 糖 尿 病 を 指 摘 され 途 中 民 間 療 法 を 実 施 経 口 糖 尿 病 薬 の 内 服 は 自 己 中 断 されていた その 後 HbA1c:15.5%で 入 院 加 療 後 8% 台 まで 低 下 したが 再 び 悪 化 し ここ1 年 はHbA1c:10% 程 度 で 推 移 していた 他 院 で 本 剤 開 始 約 3ヶ 月 後 血 糖 コントロール 目 的 で 当 院 入 院 HbA1c:9.4%とコントロール 不 良 本 剤 ミグリトール アナグリプチン 継 続 翌 日 ミグリトールの 内 服 中 止 し その3 日 後 本 剤 の 内 服 を 中 止 この 日 失 禁 あり 本 剤 および 中 止 翌 日 異 常 行 動 右 上 下 肢 のもつれ 感 あり MRI: 左 基 底 核 から 放 線 冠 に 新 規 急 性 期 脳 梗 塞 あり 脳 外 科 にコンサルトの 上 外 液 負 荷 アルガトロバン 注 エダラボンの 投 与 開 始 翌 日 左 顔 面 神 経 麻 痺 出 現 右 上 下 肢 の 脱 力 が 増 悪 MRI: 新 たな 梗 塞 巣 が 散 在 性 に 出 現 クロピドグレルの 内 服 開 始 脳 外 科 にてリハビリを 継 続 し 麻 痺 症 状 は 徐 々に 改 善 傾 向 脳 梗 塞 は 回 復 したが 右 下 腿 軽 度 麻 痺 が 残 る 17 男 70 代 18 男 40 代 急 性 心 筋 梗 塞 ステント 装 着 硬 膜 下 出 血 高 コレステロール 血 症 高 トリグリセリド 血 症 壊 死 性 筋 膜 炎 心 不 全 糖 尿 病 網 膜 症 爪 真 菌 症 胃 食 道 逆 流 性 疾 患 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 肥 満 タバコ 使 用 者 血 栓 性 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 70 日 後 10 月 5mg 本 剤 中 止 シンバスタチン フェノフィブラート イコサペント 酸 エチル ベポタスチン 言 葉 がでにくい 両 下 肢 に 力 がはいらなどの 症 状 あり MRI: 左 後 頭 葉 視 床 に 脳 梗 塞 巣 あり アテローム 血 栓 性 脳 梗 塞 と 診 断 エダラボン オザグレル 輸 液 投 薬 にて 治 療 (1 週 間 )するも 梗 塞 範 囲 不 変 1 週 後 本 剤 中 止 血 栓 性 脳 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 176 日 後 1 月 5mg 本 剤 中 止 *トラセミド *ニフェジピン *オメプラゾール *リラグルチド イトラコナゾール ヘビースモーカーで 長 年 糖 尿 病 無 治 療 で 経 過 していた 症 例 本 剤 開 始 後 ダイエットならびに 浮 腫 の 軽 減 により 体 重 132kg 118kgま で 減 少 したが 以 後 は 体 重 減 少 はみられず 症 状 : 右 半 身 しびれ 視 野 異 常 脳 卒 中 内 科 に 搬 送 意 識 清 明 右 同 名 半 盲 と 右 半 身 の 感 覚 異 常 を 認 める 頭 部 MRI: 左 後 頭 葉 に 急 性 期 脳 梗 塞 左 後 大 脳 動 脈 に 狭 窄 や 壁 不 整 が 認 められ 発 症 様 式 ( 階 段 状 増 悪 )と あわせ アテローム 血 栓 性 脳 梗 塞 と 診 断 また 両 側 大 脳 基 底 核 ( 右 被 殻 左 尾 状 核 頭 部 )から 放 線 冠 に 古 い 梗 塞 が 散 在 していた 本 剤 非 採 用 施 設 のため イプラグリフロジンに 変 更 抗 血 小 板 剤 (シロス タゾール) 投 与 入 院 17 日 後 退 院 ( 後 遺 症 : 右 同 名 半 盲 ) その 後 処 方 元 を 再 診 イプラグリフロジン 中 止 トラセミド 中 止 19 男 40 代 肥 満 小 脳 梗 塞 重 篤 ( 障 害 ) 不 明 276 日 後 2 月 5mg 不 明 * 茵 ちん 五 苓 散 クレストール 錠 オメプラール 錠 オルメサルタン メドキソミ ル アゼルニジピン 配 合 剤 グリベンクラミド ボグリボース サキサグリプチン 体 重 100kg 超 服 薬 コンプライアンス 不 良 の 患 者 インスリン 治 療 説 得 するも 同 意 が 得 られず 本 剤 開 始 水 分 補 給 と 食 事 バランスについて 十 分 説 明 していた 服 用 中 体 重 減 少 は 見 られず 頭 痛 等 は 全 くなく 体 全 体 が 左 に 傾 くとの 事 で 来 院 眩 暈 あり ST3+メト クロプラミド と 炭 酸 水 素 ナトリウムを 静 注 するも 症 状 改 善 しため 脳 神 経 外 科 受 診 し CTにて 小 脳 梗 塞 と 診 断 された その 後 入 院 加 療 リハビリ 等 を 行 う 予 定 12/54

31 番 号 性 別 年 齢 等 (MedDRA PT) 重 篤 性 転 帰 20 男 60 代 高 尿 酸 血 症 脳 血 管 障 害 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 したが 後 遺 症 あ り 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 255 日 後 4 月 5mg 本 剤 中 止 *アロプリノール * 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 飲 水 励 行 していた 症 状 : 左 手 指 しびれ 感 左 膝 がかくかくして 歩 きにくい 脳 梗 塞 の 疑 いで 他 院 に 入 院 3 週 間 後 退 院 回 復 したが 軽 いしびれが 残 っている 21 男 70 代 膵 臓 手 術 髄 膜 腫 ラクナ 梗 塞 重 篤 ( 重 篤 ) 軽 快 124 日 後 ( 本 剤 中 止 約 4ヵ 月 後 ) 11 月 5mg - - 本 剤 中 止 4ヶ 月 後 の 発 現 血 圧 :161/88mmHg HR:90/ 洞 性 SpO2:98% 意 識 清 明 で 構 音 障 害 あり 片 麻 痺 は 明 らかでは NIHSS:1 点 頭 部 MRI: 左 橋 腹 側 に 小 さな 梗 塞 巣 あり FLAIR: 白 質 病 変 あり MRA: 血 管 不 整 あり 採 血 ではLDL-C:97 L/H 比 ( 動 脈 硬 化 指 数 ):2.4 HbA1c:6.8 egfr: 33.5 BNP:42.4 Dダイマー:1.9 心 臓 エコー:EF( 左 室 駆 出 率 )74%と 問 題 無 し LAD( 左 房 径 )も37mm 頸 動 脈 エコー: 狭 窄 なし IMT( 頚 動 脈 内 中 膜 厚 ) 右 :0.6 左 :1.1 ABI( 足 関 節 動 脈 上 腕 動 脈 血 圧 比 )も 右 :1.02 左 :1.28と 問 題 無 し オザグレル アスピリン シロスタゾール 投 与 により 症 状 は 少 しずつ 改 善 しリ ハビリ 開 始 する 22 男 50 代 乾 癬 C 型 肝 炎 心 不 全 心 房 細 動 アレルギー 歴 季 節 性 アレルギー タバコ 使 用 者 23 男 60 代 24 男 70 代 潰 瘍 性 大 腸 炎 回 転 性 めまい 椎 間 板 突 出 季 節 性 アレルギー 補 液 慢 性 腎 不 全 ラクナ 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 不 明 23 日 後 2 月 5mg 本 剤 継 続 ( 一 時 中 断 あ り) ラクナ 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 不 明 5 月 5mg 本 剤 中 止 *ニフェジピン フェキソフェナジン 一 過 性 脳 虚 血 発 作 重 篤 ( 重 篤 ) 回 復 約 2~3ヵ 月 後 8 月 5mg 本 剤 中 止 * *イブジラスト *ドキサゾシン *ニフェジピン *テネリグリプチン シロスタゾール ビソプロロール アログリプチン ビオグリダゾン 配 合 錠 服 用 にてもHbA1c オルメサルタン メドキソミル (NGSP):8.3%とコントロール 不 良 であり テネリグリプチン 本 アムロジピン アトルバスタ 剤 に 投 与 変 更 チン 配 合 剤 約 3 週 後 呂 律 障 害 右 手 脱 力 等 の 症 状 あり 脳 神 経 外 科 受 診 脳 神 経 外 科 では 薬 剤 の 脱 水 からくる 脳 梗 塞 という 判 断 よりも 生 活 習 慣 病 テネリグリプチン の 延 長 上 の 脳 梗 塞 と 判 断 し SGLT2 阻 害 剤 継 続 投 与 ( 本 剤 採 用 施 設 ではため 他 のSGLT2 阻 害 剤 に 変 更 ) 入 院 約 3 週 間 後 転 院 転 院 先 では 本 剤 単 独 採 用 のため 本 剤 に 再 変 更 副 作 用 等 特 になし 症 状 : 会 話 中 に 話 しにくい 右 手 右 足 の 動 かしづらさ 上 下 肢 に 脱 力 感 あり 脳 MRI: 左 橋 ラクナ 梗 塞 を 確 認 治 療 : 乳 酸 リンゲル 補 液 投 与 3 日 後 回 復 経 過 観 察 で 退 院 退 院 翌 日 本 剤 中 止 大 動 脈 解 離 からラクナ 梗 塞 を 発 現 した 疑 いもある 本 剤 投 与 前 後 Ht:36~39% 付 近 で 推 移 していた 本 剤 投 与 1ヵ 月 で 体 重 8kg 減 少 HbA1cも 改 善 一 過 性 脳 虚 血 発 作 と 診 断 シロスタゾールを 追 加 両 側 頸 動 脈 狭 窄 を 指 摘 その 後 左 半 身 のしびれや 左 顔 麻 痺 があるとのことで 神 経 内 科 を 紹 介 水 分 補 給 は 十 分 していたとのこと CT 上 はっきりとわからが 視 床 脳 幹 (の 狭 窄 )の 可 能 性 があり 血 管 が 細 くなっているところがあることを 指 摘 血 圧 が 日 内 変 動 が 激 しかった そ の 後 麻 痺 も 後 遺 症 もなし 13/54

32 番 号 性 別 年 齢 25 男 70 代 等 痛 風 慢 性 腎 臓 病 高 尿 酸 血 症 運 動 療 法 元 タバコ 使 用 者 (MedDRA PT) 一 過 性 脳 虚 血 発 作 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 回 復 83 日 後 8 月 5mg 本 剤 中 止 なし 詳 細 不 明 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 26 女 60 代 脊 椎 すべり 症 高 コレステロール 血 症 骨 粗 鬆 症 脳 梗 塞 や 心 筋 梗 塞 狭 心 症 の :なし 心 筋 虚 血 重 篤 ( 死 亡 ) 死 亡 50 日 後 9 月 5mg 不 明 *イルベサルタン トリクロル メチアジド 配 合 剤 *アスピリン *ニフェジピン *ピタバスタチン *アレンドロン 酸 ナトリウム 転 帰 死 亡 と 報 告 された 症 例 ラインリスト No.2 参 照 糖 尿 病 性 の ( 網 膜 症 腎 症 神 経 障 害 ):な し 心 電 図 異 常 :なし CVRR: 測 定 してい 肝 機 能 腎 機 能 に 関 する 血 液 検 査 : 異 常 所 見 なし 27 男 60 代 (65 歳 急 性 心 筋 梗 塞 冠 動 脈 形 成 ステント 装 着 血 管 拡 張 術 狭 心 症 睡 眠 時 無 呼 吸 症 候 群 肥 満 胃 炎 元 タバコ 使 用 者 急 性 心 筋 梗 塞 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 9 日 後 9 月 5mg 本 剤 中 止 アスピリン バルサルタン エゼチミブ アムロジピン グリクラジド チクロピジン アトルバスタチン レバミピド イコサペント 酸 エチル 糖 尿 病 の 罹 病 期 間 10 年 以 上 喫 煙 100 本 / 日 (20 歳 ~57 歳 ) 10 年 前 に 急 性 心 筋 梗 塞 にてPCI( 経 皮 的 冠 動 脈 形 成 術 ) 施 行 9 年 前 に 新 規 病 変 にステント 留 置 POBA(バルーン 拡 張 術 ) 施 行 5 年 前 に 薬 物 負 荷 心 筋 シンチで 下 壁 領 域 に 僅 かな 心 筋 虚 血 所 見 を 認 めており Seg3 には75%の 有 意 狭 窄 がある 部 位 もあったが 自 覚 症 状 なく 薬 物 加 療 にて 経 過 観 察 としていた 本 剤 開 始 1 週 後 安 静 労 作 に 関 係 なく 8 時 間 ごとにニトログリセリン 舌 下 が 有 効 な 胸 痛 が 繰 り 返 し 出 現 するようになった 心 電 図 は 異 常 なし 胸 痛 発 作 により 本 剤 中 止 中 止 翌 日 他 院 外 来 受 診 不 安 定 狭 心 症 の 診 断 で 緊 急 入 院 緊 急 カテーテル 検 査 :seg3:90% seg8:90% seg9:90% seg11:75%の 病 変 を 認 めたため 責 任 病 変 の 可 能 性 が 高 いseg3に 対 しPCI ( 経 皮 的 冠 動 脈 形 成 術 ) 施 行 後 拡 張 し 良 好 な 開 大 が 得 られた チクロピジンはクロピドグレルに 変 更 術 後 心 筋 逸 脱 酵 素 の 上 昇 があり 急 性 心 筋 梗 塞 と 診 断 残 存 虚 血 がありビソプロロール 開 始 負 荷 心 筋 シンチ: 中 隔 側 壁 に 再 分 布 像 を 認 め seg8 seg11ともに 血 行 再 建 の 適 応 と 判 断 その 後 採 血 では 心 筋 逸 脱 酵 素 の 再 上 昇 はなく 心 電 図 変 化 も 認 め ず seg8 seg11に 対 しPCI 施 行 seg8は 小 径 の 血 管 であり 1.5mmの balloonで 拡 張 のみで 終 了 seg11はresolute Integrity mmを direct stenting 後 拡 張 なく 良 好 な 開 大 が 得 られた 術 後 経 過 は 良 好 その 後 退 院 処 方 14/54

33 番 号 性 別 年 齢 28 男 70 代 等 腎 機 能 障 害 運 動 療 法 (MedDRA PT) 不 安 定 狭 心 症 重 篤 性 重 篤 ( 死 亡 のお それ 入 院 ) 転 帰 投 与 開 始 か ら 発 現 までの 期 間 発 現 月 利 尿 剤 併 用 有 無 (*は 被 疑 薬 ) 回 復 182 日 後 12 月 5mg 本 剤 中 止 テネリグリプチン ピタバスタチン フルオシノロンアセトニド ピオグリタゾン 配 合 剤 インスリン グラルギン 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 10 分 以 内 の 胸 痛 発 作 あり(ニトログリセリン 有 効 ) 内 頚 動 脈 IMT:1.8mmの 肥 厚 を 認 め 虚 血 性 心 疾 患 のリスクがありうると 診 断 対 症 療 法 として 心 臓 カテーテル 検 査 施 行 し 不 安 定 プラーク 部 にス テント 挿 入 運 動 負 荷 心 電 図 検 査 : 異 常 なし HbA1C:6.8 大 学 病 院 受 診 時 トロポニンT: 陽 性 で 不 安 定 狭 心 症 のハイリスク 群 のため 緊 急 入 院 となる カテーテル 検 査 : 左 冠 動 脈 右 冠 動 脈 に 有 意 な 狭 窄 病 変 左 冠 動 脈 7 番 で 狭 窄 の 可 能 性 あり 15/54

34 腎 盂 腎 炎 敗 血 症 副 作 用 症 例 ラインリスト( 発 売 1 年 後 ) 非 重 篤 な 腎 盂 腎 炎 重 篤 な 尿 路 感 染 を 含 む 番 号 性 別 年 齢 等 1 男 70 代 末 梢 動 脈 閉 塞 性 疾 患 タバコ 使 用 者 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 本 剤 1 日 投 与 量 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 入 院 ) 軽 快 3 日 後 5mg 本 剤 中 止 (*は 被 疑 薬 ) アスピリン アロプリノール ピオグリタゾン リナグリプチン ボグリボース ファモチジン シロスタゾール インスリン デグルデク 糖 尿 病 用 剤 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 40 年 来 の 糖 尿 病 患 者 で 教 育 入 院 等 実 施 するも 本 剤 投 与 前 からコントロール 不 良 であった 頻 尿 排 尿 痛 あり 受 診 時 40 の 発 熱 あり WBC:25510 CRP:20.5mg/dl 検 尿 にてWBC:49/H 尿 路 感 染 症 ( 腎 盂 腎 炎 )と 診 断 し 入 院 本 剤 中 止 抗 生 剤 投 与 し 軽 快 退 院 2 女 60 代 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 40 日 後 5mg 本 剤 中 止 アムロジピン アトルバスタチ ン 配 合 剤 オルメサルタン メドキソミル 膿 尿 出 現 下 部 尿 路 感 染 症 発 現 2 日 後 腰 痛 あり 受 診 CVA knocking pain: 陽 性 尿 中 WBC:30~49/ 毎 真 菌 :1+ 体 温 :37.3 WBC:10330 CRP:0.47 BUN:19 Cr:0.86 単 純 CT: 左 腎 腫 大 と 周 囲 の 毛 羽 立 ちを 認 め 腎 盂 腎 炎 と 診 断 入 院 勧 めるも 帰 宅 本 剤 中 止 抗 生 剤 漢 方 薬 投 与 にて 回 復 尿 路 性 器 感 染 副 作 用 症 例 ラインリスト No.104と 同 一 症 例 3 女 60 代 股 関 節 形 成 股 関 節 手 術 子 宮 内 膜 症 子 宮 手 術 関 節 脱 臼 変 形 性 関 節 症 関 節 脱 臼 整 復 高 コレステロール 血 症 高 尿 酸 血 症 腎 機 能 障 害 糖 尿 病 性 ニューロパチー 糖 尿 病 性 腎 症 胃 潰 瘍 緊 張 性 膀 胱 筋 痙 縮 急 性 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 障 害 ) 軽 快 2 日 後 5mg 本 剤 中 止 敗 血 症 性 ショック 重 篤 ( 障 害 ) 回 復 3 日 後 5mg 本 剤 中 止 テルミサルタン ソリフェナシン フェブキソスタット プラバスタチン ファモチジン ピオグリタゾン テネリグリプチン 芍 薬 甘 草 湯 ロキソプロフェン インスリン 導 入 を 拒 否 され 内 服 薬 でのコントロールを 希 望 され 本 剤 投 与 された 症 例 本 剤 投 与 前 の SCr: 1.96mg/dL 気 分 不 良 意 識 障 害 ( 傾 眠 傾 向 ) 発 熱 (39 )で 緊 急 搬 送 来 院 時 所 見 頭 部 CTで 急 性 期 病 変 は 否 定 的 脱 水 による 腎 機 能 増 悪 尿 路 感 染 腸 炎 を 疑 い 抗 生 剤 投 与 内 服 薬 投 与 中 止 炎 症 所 見 (WBC:15980/μl CRP:15.61mg/dl) CK:2838U/I Cr:4.72mg/dlと 高 値 であり 横 紋 筋 融 解 症 を 疑 う 入 院 時 所 見 BT:36.5 Plt:5.9 万 /μl( 目 視 :6.3) FDP:181.4μg/ml(DIC score:7 点 ) 浅 呼 吸 頻 呼 吸 SpO2 低 下 (O2=5L/minで87%) WBC:19200/μl CRP:21.94mg/dl CT: 右 腎 背 部 の 脂 肪 織 混 濁 ありで 腎 盂 腎 炎 を 疑 う CK: 5078IU/lで 横 紋 筋 融 解 症 による 腎 不 全 ではなく 腎 盂 腎 炎 に 起 因 する 敗 血 性 ショック および 急 性 尿 細 管 壊 死 (ATN)と 診 断 本 剤 中 止 抗 生 剤 免 疫 グロブリン ノルアドレナリン 投 与 BIPAP 療 法 CPAP 療 法 ( 経 鼻 的 持 続 陽 圧 呼 吸 療 法 ) 実 施 シベレスタットナトリウム 投 与 持 続 的 血 液 濾 過 透 析 (CHDF) 実 施 血 液 透 析 施 行 退 院 後 のSCr: 4.62mg/dL 人 工 透 析 に 移 行 することなく 外 来 受 診 16/54

35 番 号 性 別 年 齢 等 4 男 50 代 高 尿 酸 血 症 アレルギー 性 鼻 炎 重 篤 性 転 帰 投 与 開 始 から 発 現 までの 期 間 急 性 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 63 日 後 敗 血 症 重 篤 ( 死 亡 の 回 復 66 日 後 おそれ) 本 剤 1 日 投 与 量 5mg 本 剤 中 止 (*は 被 疑 薬 ) * *ビルダグリプチン *アロプリノール *アジルサルタン *ロラタジン 副 作 用 に 関 連 する 症 状 検 査 値 経 過 等 発 熱 (37 台 ) 頻 尿 残 尿 感 出 現 3 日 後 尿 失 禁 発 熱 (40.0 )にて 精 査 加 療 目 的 で 入 院 本 剤 中 止 し ヒトインスリン 開 始 補 液 抗 生 剤 投 与 尿 培 養 よりE.coli α-streptococcus 血 液 培 養 よりE.coli 検 出 その 後 解 熱 し 退 院 5 女 40 代 6 女 70 代 7 女 70 代 鼻 出 血 クッシング 症 候 群 統 合 失 調 症 肥 満 糖 尿 病 性 腎 症 糖 尿 病 性 ニューロパチー 尿 路 感 染 腎 盂 腎 炎 尿 管 結 石 骨 粗 鬆 症 尿 路 結 石 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 死 亡 の 回 復 おそれ) 敗 血 症 性 ショック 重 篤 ( 死 亡 の 回 復 おそれ) 109 日 後 109 日 後 急 性 腎 盂 腎 炎 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 209 日 後 敗 血 症 重 篤 ( 入 院 ) 不 明 不 明 8 男 40 代 - 敗 血 症 重 篤 ( 重 篤 ) 尿 路 感 染 重 篤 ( 入 院 ) 回 復 46 日 後 5mg 本 剤 中 止 回 復 不 明 5mg 本 剤 中 止 9 女 50 代 尿 管 結 石 腎 盂 腎 炎 回 復 18 日 後 5mg 本 剤 中 止 5mg 5mg 本 剤 中 止 本 剤 中 止 * * 炭 酸 リチウム カンデサルタン シレキセチル アムロジピン プラバスタチン トリヘキシフェニジル リスペリドン サキサグリプチン 血 糖 値 516mg/dl, HbA1c:10.9%に 対 し インスリン 強 化 療 法 及 びを 導 入 された 血 糖 改 善 傾 向 となりインスリンを 終 了 の 後 本 剤 投 与 開 始 HbA1c:6.8% 前 後 で 推 移 した 38 度 の 発 熱 悪 寒 にて 外 来 受 診 をされ 両 側 腎 盂 腎 炎 による 敗 血 症 性 ショック 急 性 腎 不 全 の 診 断 にて 大 量 補 液 抗 生 剤 ノルアドレナリンにて 治 療 経 過 良 好 腎 障 害 関 連 副 作 用 症 例 ラインリスト No.2と 同 一 症 例 血 糖 コントロール 不 良 の 為 インスリン 投 与 を 検 討 したが 患 者 の 希 望 により 経 口 剤 (グリメピ リド サキサグリプチン)で 治 療 中 であった 血 糖 改 善 なく 本 剤 追 加 約 7ヶ 月 後 腰 に 激 痛 と 発 熱 を 訴 え 他 院 腎 臓 内 科 受 診 左 側 腎 盂 腎 炎 と 診 断 され 緊 急 入 院 入 院 中 敗 血 症 尿 路 感 染 症 を 併 発 抗 生 剤 (セフトリアキソン)を 投 与 本 剤 中 止 にて 改 善 し 退 院 アルファカルシドール もともと 尿 管 結 石 のある 患 者 アログリプチン ピオグリタゾン 尿 路 感 染 症 に 対 し 抗 生 剤 投 与 にて 回 復 配 合 剤 アムロジピン アリスキレン 不 明 水 疱 発 生 後 破 けた 皮 膚 から 感 染 その 後 敗 血 症 を 発 現 抗 生 剤 投 与 にて 敗 血 症 は 回 復 するも 薬 疹 は 未 回 復 皮 疹 関 連 副 作 用 症 例 ラインリスト No.3と 同 一 症 例 なし 腎 盂 腎 炎 を 発 現 本 剤 中 止 し 抗 菌 薬 投 与 にて 回 復 17/54