第１号議案　　平成16年度予算の変更承認について

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ありあさくいし
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1 度事業報告自 4 月 1 日至平成 26 年 3 月 31 日 1 事業概要度は東日本大震災等の未曾有の大災害から丸 2 年が経過しやや落ち着きを取り戻した感もありましたがいまだその爪痕を様々な面で引きずっている状況にありましたそれに加え飼料の高止まり畜産物価格が低迷する中急激な円安による輸入飼料原油生産資材等の暴騰も加わり畜産経営は危機的状況にありました更に年度末の豪雪被害や全国的な PED の蔓延 EPA や TPP 等の国際貿易の先行き不透明不安感消費税率のアップも控え畜産経営者の混迷は深まるばかりでしたこのような状況にあって当協会は 25 年 4 月 1 日に公益社団法人へ移行その社会的使命役割を十分に認識し畜産経営対策や家畜畜産物の衛生対策飼養管理や経営技術等生産性の向上畜産及び畜産物への理解醸成消費拡大事業等様々な事業に取り組んでまいりましたまた度においても引き続き東京電力への賠償請求を千葉県肉用牛損害賠償請求団体の事務局として生産者関係機関団体等との連携協力を得ながら円滑な事務処理に努めてまいりましたなお補助事業や委託事業等の減少のため協会運営が極めて厳しいことから職員の削減及び給与削減の継続等運営経費の節減や事務の効率化に努めてまいりました

2 2 会員及び役職員の構成 ( 平成 26 年 3 月 31 日現在 ) (1) 会員区分計県域畜産団体 21 市町村 51 自衛防疫組織 51 農協会社等 35 生産者組合等 17 賛助会員 5 合計 180 (2) 役員 ( 単位 : 名 ) 会長副会長専務理事理事監事計 (3) 職員 ( 職種別 ) ( 単位 : 名 ) 区分総括畜産畜産コンサルタントコンサルタント技術職員臨時職員合計人数 ( 所属別 ) ( 単位 : 名 ) 区分職員嘱託及び臨時職員合計専務理事事務局長 2-2 総務企画部事業部合計

3 公益社団法人千葉県畜産協会組織図平成 26 年 4 月 1 日 ( 理事会 ) 会長副会長 ( 委員会 ) 家畜衛生評議委員会養豚振興委員会理事専務理事 ( 事務局 ) 事務局長総務企画部事業部畜産コンサルタント団コンサルタントA コンサルタントB コンサルタントC 総務課企画課経営環境課衛生指導課生産課 1. 庶務 2. 経理 3. 管理 4. 畜産コンサルタント等の設置に関すること 1. 肉用牛肥育の経営安定に関すること 2. 畜産物の消費拡大に関すること 3. 生産者流通加工消費者との相互理解促進に関すること 4. 広報等に関すること 1. 畜産経営技術指導支援等に関すること 2. 担い手育成支援に関すること 3. 公庫資金貸付事業等の指導に関すること 4. 飼料用米等の自給飼料生産の振興に関すること 5. 堆肥の生産流通等に関すること 6. 家畜排せつ物法に関すること 7. 生産者のコンプライアンスに関すること 1. 家畜の自衛防疫等の推進指導等に関すること 2. 死亡牛の処理円滑化事業に関すること 3. 家畜防疫互助基金造成等に関すること 4. 指定獣医師に関すること 5. 馬事畜産振興に関すること 1. 養豚の振興等に関すること 2. 豚の登録共進会等豚の改良に関すること 3. 肉豚の価格補償に関すること 4. エコフィードの利用推進に関すること 5. 自家検定推進協ナイスポークチバ推進協に関すること 6. 肉用牛の生産振興に関すること 7. 肉用子牛の価格の安定生産拡大等に関すること 8. 養蜂振興に関すること

4 3 会議の開催 (1) 監事会期日場所内容 6 月 4 日 K&T 千葉ビル平成 24 年度業務の執行状況及び収支決算について (2) 理事会期日場所内容 6 月 10 日ホテルフラサ菜の花 1) 平成 24 年度事業報告正味財産増減計算書貸借対照表及び財産目録の承認について 2) 役員の補欠選任について 3) 諸規程の一部改正について 4) 肉用牛肥育経営安定特別対策事業に係る業務方法書の一部改正及び手数料の徴収について 5) 肉用牛肥育経営安定特別対策事業に係る業務対象年間終了時における積立金の取扱いについて 6) 肉用子牛生産者補給金制度に係る調整積立金の繰り入れについて報告事項代表理事及び業務執行理事の職務執行状況について平成 26 年 3 月 24 日ホテルフラサ菜の花 1) 平成 26 年度事業計画及び収支予算について 2) 平成 26 年度借入金最高限度額及び借入先の決定について 3) 諸規程の一部改正について報告事項代表理事及び業務執行理事の職務執行状況について (3) 総会期日場所内容 6 月 24 日ホテルフラサ菜の花 1) 平成 24 年度事業報告正味財産増減計算書貸借対照表及び財産目録の承認について 2) 役員の補欠選任について

5 (4) 家畜衛生評議委員会期日場所内容 6 月 3 日ホテルフラサ菜の花 1) 平成 24 年度家畜衛生業務関係事業の実績について 2) 度家畜衛生業務関係事業の計画について 3) 家畜衛生業務に係る指定獣医師の諮問について 4) 国及び県の主な家畜衛生対策事業の実施状況について 5) その他 11 月 26 日ホテルフラサ菜の花 1) 度家畜衛生業務関係事業の推進状況について 2) 畜産農家の急性悪性伝染病発生時の初動防疫活動への対応について 3) 特定疾病 ( 牛白血病 ) の感染拡大防止対策について 4) その他平成 26 年 3 月 19 日ホテルフラサ菜の花 1) 度家畜衛生業務関係事業の実施状況について 2) 平成 26 年度家畜衛生業務関係事業の主な計画について 3) 市町村等自衛防疫活動支援事業の継続実施について 4) 牛病及び豚病のワクチン接種に係る農家負担額について 5) その他 (5) 養豚振興委員会期日場所内容 7 月 24 日きぼーる 14 階 1) 千葉県の豚改良について 2) 度養豚経営安定対策事業について 3) 原種豚の認定及び助成について 4) 次期系統造成豚の造成経過について 5) ナイスポークチバ推進協議会の活動について

6 12 月 17 日きぼーる 14 階 1) 度千葉県豚共進会の終了報告と今後について 2) 第 40 回種豚オークション終了報告と今後について 3) 養豚経営安定対策事業 ( 全国肉豚 ) について 4) 次期系統造成豚の造成経過等について 5) 度豚の家畜人工授精技術研修会について 6) その他養豚農業振興法案について豚トレーサビリティについて (6) 定例会議原則として毎月末に常勤役職員による定例会議を開催し翌月以降の事業の計画的な推進と進捗状況の確認及び業務の円滑化効率化に努めた

7 Ⅰ 畜産経営を支援する事業 1 地域畜産支援指導等体制強化事業 ( 地方競馬全国協会 ) 公益地方競馬全国協会からの補助金を得て 1 畜産の担い手育成確保増強に向けた体制強化を図る事業 2 地域畜産に対する理解増進等畜産関連公益活動体制の強化を図る事業 3 馬事畜産普及啓発の推進体制の強化を図る事業に係る 3 事業を実施した 2 畜産コンサルタント等設置事業 ( 県 ) 公益畜産経営の経営改善を図るため組織活動支援を含めた経営改善指導を実施した 3 会報誌編集発行事業 ( 協会単独 ) その他畜産の生産から流通消費に関する最新情報を協会の情報誌畜産ネットワークちばを 3 回 ( 第 27 号 ~29 号各 2,000 部 ) 発行し協会会員はじめ関係機関団体に配布し畜産経営の支援等に資した 4 地域畜産総合支援体制整備事業 ( 県 ) 公益畜産経営の安定化に資するため県及び関係機関団体の協力を得て畜産経営体に対する支援指導を行った ⑴ 畜産コンサルタント団の設置総括畜産畜産非常勤畜産区分コンサルタントコンサルタントコンサルタント人数 ( 名 ) ⑵ 畜産経営体支援指導研究会フォローアップ指導員畜産経営技術等の支援指導畜産経営状況調査を効果的に行うための具体的な指導内容手法等を検討する総合委員会及び専門委員会を下記のとおり開催した 1 総合委員会 : 7 月 5 日 2 専門委員会 : 7 月 5 日平成 26 年 1 月 24 日平成 26 年 2 月 10 日 ⑶ 畜産経営技術指導用機器の整備畜産経営体の支援指導を効果的かつ効率的に行うため経営支援用パーソナルコンピュータをリースした ⑷ 畜産経営技術の支援指導畜産経営体等からの要請内容経営水準実態等に応じ経営改善のための効果的な支援指導を次のとおり実施した

8 1 個別支援指導畜産経営体に対する経営診断改善指導経営管理技術指導生産技術指導フォローアップ指導等を下記のとおり実施した項目経営診断改善指導経営管理技術指導生産技術指導フォローアップ指導戸数 ( 戸 ) 15( 酪農 11 養豚 3 養鶏 1) 10( 酪農 ) 25 件数 ( 件 ) 地域支援指導畜産経営技術に関する研修意見交換等を行う場としての経営セミナー等を 13 回 ( 参加者 :529 人 ) 開催し地域の経営体集団に対して経営改善のための支援を行った指導実績開催期日開催 1 ちば畜産レティースネットワーク研修会 ( 県域 ) 2 養豚講習会 ( 海匝地域 ) 3 酪農講習会 ( 安房地域 ) 4 養豚講習会 ( 香取地域 ) 5 家きん勉強会 ( 海匝地域 ) 6 月 17 日 7 月 10 日 7 月 26 日 8 月 29 日 9 月 4 日場所千葉市旭市南房総市香取市旭市人数 ( ) は農家 37 人 (18 人 ) 61 人 (21 人 ) 28 人 (15 人 ) 43 人 (23 人 ) 18 人 (8 人 ) 内意見交換情報提供容計 1 収益を上げるための飼養管理クローハルヒックファーム高橋久和 2 千葉県系統豚からみた種豚改良の現状畜総研高橋圭二 3 オーエスキー病清浄化対策の進捗状況東部家保笠井史子 1 スマートフォンを利用した牛管理千倉町 2 乳房炎牛の胃について小泉要牧場農済連南部家畜診療所川さや佳 3 度畜産事業について安房農業事務所渡辺聡 4 千葉県酪農青年会議設立について県酪連山口健児 5 鴨川市稲 WCS 生産利用研修会について安房農業事務所中原祐樹 1 千葉県の養豚振興対策について県畜産課島田純 2 オーエスキー病清浄化対策事業の進捗状況北部家畜保健衛生所青木ふき乃 3 ヘンチマーキンクを活用した経営改善動物衛生研究所山根逸郎 1 鳥インフルエンサとその対策千葉科学大学 2 飼養衛生管理基準について吉川泰弘

9 東部家畜保健衛生所道本昌信 6 酪農研修会香取市 29 人 1 飼料高騰を乗り切る経営管理 ( 香取地域 ) 10 月 4 日 (18 人 ) Cowox 川上太朗 2 香取管内の飼料用トウモロコシ生産香取農業事務所溝井つかさ 7 養豚経営セミナー ( 海匝地域 ) 10 月 23 日旭市 64 人 (15 人 ) 1 PRRS の地域清浄化と撲滅に向かうための提案麻布大学新井佐知子 ( 株 ) ピグレッツ早川結子 8 酪農青年部南房総市 29 人 1 あなたの牛舎の繁殖は? 研修会 11 月 20 日 (17 人 ) 家畜改良事業団板橋完 ( 安房地区 ) 2 暑熱対策について農済連南部家畜診療所渡辺哲也 9 自給飼料研佐倉市 22 人 1 頑張る千葉の酪農家のチャレンジ修会 12 月 13 日 (5 人 ) 雪印種苗佐合秀康 ( 印旛地域 ) 10 酪農肉牛平成 26 年旭市 39 人 1 厳しい経営環境を生き抜くために何をシンホシウム 1 月 21 日 (18 人 ) すべきか ( 海匝地域 ) 日本大学小林信一 11 畜産経営技術研修会 ( 北総海匝地域 ) 平成 26 年 2 月 20 日南房総市 56 人 (35 人 ) 1 畜産物の世界状況と輸出日本貿易振興機構坂井宏 2 ET 技術を活用した優良子牛生産全農 ET 研究所大野喜雄 3 全農南那須牧場における和牛繁殖改善事例全農南那須牧場小林健二 12 酪農研修会 ( 安房地区 ) 平成 26 年 2 月 24 日南房総市 50 人 (16 人 ) 1 OPU デモ ET 技術の活用と性判別受精卵の利用についてマツダ牛群管理サーヒス松田啓介 13 6 次産業化研修会 ( 県域 ) 平成 26 年 2 月 24 日千葉市 53 人 (8 人 ) 1 畜産における 6 次産業化の進め方なのはな経営研究所伊能賢一 2 農林漁業成長産業化ファンドの概要農林漁業成長産業化支援機構磯貝保 ⑸ 畜産経営関係情報のデータベースの整備畜産経営体に対する効果的な支援指導を行う目的で畜産関係情報のホームページによる提供を行ったまた中央畜産会の開発した大家畜データベース ( 酪農経営肉用牛経営情報の有効活用 ) を維持管理し加入等の問い合わせに対応したなお経営改善指導の一助に月刊誌畜産コンサルタント (( 公社 ) 中央畜産会発行 ) を毎月 7 機関に配布した畜産会経営情報 (( 公社 ) 中央畜産会発行 ) を毎月 88 団体に配布した

10 5 貸付事業指導等事業 (( 公財 ) 畜産近代化リース協会 ) その他畜産近代化リース協会からの畜産機械施設等の借受者を対象にその効果的利用を促進するため再貸付団体の協力を得て 72 基について確認調査並びに指導を実施した 1 再貸付団体再貸付団体名生産者数再貸付団体名生産者数 1 うちぼうミルク農協 3 8 東金酪農協 4 2 真栄酪農会 2 9 房南酪農協 6 3 千葉北部酪農協 1 10 長生酪農協 1 4 八千代酪農協 4 11 南房総みるく農協 20 5 千葉県三和酪農協 5 12 全農千葉県本部 6 6 千葉県東部酪農協 5 7 千葉酪農協 7 2 貸付施設等計 64 貸付施設区分調査数 1 自給飼料生産利用機械施設 35 2 生乳生産合理化施設 21 3 畜舎環境改善機械施設 16 計 72 6 畜産特別資金等推進指導事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) 公益大家畜改善緊急支援資金借受者と畜産経営維持緊急支援資金借受者の経営改善に資するため年 2 回の県支援協議会 ( 本協会事務局 ) を開催するとともに現地調査等を実施し経営改善方策等について検討の上借入者に対する助言指導を行ったまた現地調査指導等は生産者並びに融資機関を対象に行い現状の問題点等について聞取り助言指導を行った緊急 7 経営 ( 肉用牛 1 養豚 6) 大家畜改善 ( 肉用牛 1) 7 肉用牛経営安定対策補完事業 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益肉用牛繁殖基盤の強化を目的とした肉用牛ヘルパー活動推進 ( 削蹄出荷稲わら収集除角など ) を推進した肉用牛ヘルパー活動推進 3 カ所 ( 安房市原香取 ) 各肉用牛ヘルパー利用組合の削蹄補助出荷等ヘルパー利用の推進 8 県産豚肉知名度向上対策事業 ( 県 ) 公益千葉県農業の中にあって主幹産業である畜産養豚は年間約 90 万頭を出荷する全国有数の養豚県であるが大都市東京に近い都市部の消費者の認知度が低い状況にあることから県単独事業として平成 20 年から実施してい

11 る事業は県内銘柄豚肉生産者及び生産者組織販売者等と連携を図り旨さが多彩チバザポークの統一名称及びキャッチコピーを利用してメデア及び商談会を通じて広報宣伝活動を行い県産豚肉の知名度向上を図った 9 県産牛肉知名度向上対策事業 ( 県 ) 公益県内の銘柄牛肉生産者販売者等と連携しこれらの牛肉に冠する共通名称及びキャッチコピーを用いた広報宣伝活動等により県産牛肉の知名度向上を図った 10 エコフィードコーディネーター設置事業 ( 県 ) 公益配合飼料価格の高止まりから食品廃棄物の利活用に向けた関心の高まりとともに利用度もかなり進みつつあるが原料も多岐に亘り畜種毎にその利用状況も異なることから食品残さの資源がエコフィードとしていまだに十分活用がなされていない状況にあるこのような状況を改善するためコーディネーターを委嘱し地域における食品搬出業者エコフィ - ド製造施設生産者関係者との情報交換により未利用資源の発掘とその利用を推進し千葉県畜産の生産性の向上と飼料自給率の向上を図った 11 畜産新規就業者確保定着促進事業 ( 協会単独 ) 公益畜産は他農業分野に比べて法人化が進み雇用の受け皿として期待されているが畜産への就業希望者が少なくまた離職者率が高い状況にあるそこで畜産分野への就業の促進を図るため県主催の新規就業者相談会に参加し畜産就業者の確保及び定着に係る支援活動を行った 12 民間グループ被災畜産農家救援活動推進事業 ( 畜産経営支援協議会 ) その他 (1) 被災地畜産復興に係る人的支援事業のうち被災県支援要請等検討会等の開催事業等 1 支援要請等検討会を開催し千葉県肉用牛損害賠償請求生産者会救援要請等検討会を開催し肉用牛の損害賠償請求として申請者延 252 名請求頭数 14,7 45 頭の取りまとめ請求を行った 2 福島第一原子力発電所事故に伴う牛肉消費量の減退や価格低迷が続いているそこで船橋競馬場において千葉県銘柄牛銘柄豚等の試食販売を実施千葉県家畜市場においては千葉県銘柄牛の試食販売を 2 回開催第一ホテル東京シーフォートではチバザビーフの試食による首都圏流通業者等との情報交換を開催し県及び肉牛生産者関係団体が一丸となって千葉県産牛肉豚肉の美味しさと安全安心をアピールした

12 (2) 被災地畜産復興に係る人的支援等事業のうち生産者団体支援福島第一原子力発電所の事故発生以降に収集された高濃度の放射性セシウムを含む稲わらの給与により被害を受けた畜産農家に交付した緊急支援金等の返還業務を推進した対象農家戸数 57 戸農家への延べ返還請求回数 140 回 13 災害時緊急対応型システム畜舎確立事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) 公益畜産業において飼養方法に合せた建築の自由度を残しつつ建築の規格化 ( システム化 ) を行い国土交通省の建築基準法に基づく形式認定を取得することで何時でも何処でも迅速かつ安価な畜舎建築を実現する革新的なシステム畜舎の建築技術の確立に資するためシステム畜舎の設計について畜種飼養管理方法地域性に応じた畜舎構造についての地域の農家や建築士との意見交換やアンケート調査等を実施した酪農検討会 1 回肉用牛繁殖検討会 1 回

13 Ⅱ 家畜衛生向上に関する事業 1 家畜生産農場清浄化支援対策事業 ( 国庫公募事業 ) 公益オーエスキー病の清浄化対策及び予防接種によるアカバネ病等の発生流行防止対策を推進し自主的な家畜防疫意識の向上及び家畜の損耗防止を図りもって畜産の健全な発展に努めた (1) オーエスキー病清浄化支援対策事業 1 ワクチン接種の推進農場の抗体検査による清浄度がステータス Ⅱ にある地域を対象に全戸全頭接種を推進するためワクチン接種に対し助成した 2 清浄性確認抗体検査農場の清浄度を把握する抽出検査及び繁殖豚全頭検査を推進するため家畜保健衛生所農済連家畜診療所及び民間検査機関の行う抗体検査に対し助成した 3 感染豚のとう汰促進感染豚摘発農場における感染豚のとう汰を推進するため感染豚のとう汰に対し助成したオーエスキー病ワクチン接種検査等実績年度ワクチン接種清浄性確認検査感染豚とう汰備考 25 1,462,540 頭 6,834 頭 1,262 頭 24 1,427,570 頭 21,381 頭 1,059 頭 (2) 疾病発生流行防止支援対策事業牛の異常産の発生流行を防止するため下記のワクチン接種について助成した年度アカバネ病 ( 生 ) 異常産 (3 種混合 ) 備考 25 4,836 頭 9,840 頭 24 5,539 頭 9,768 頭 2 家畜防疫互助基金造成等支援事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益畜産経営に甚大な影響を及ぼす海外悪性伝染病 ( 口蹄疫牛肺疫牛疫アフリカ豚コレラ豚コレラの 5 疾病 ) の発生に備え牛及び豚飼養者による互助基金の造成を支援し万一の発生に際して同額の補助金 (( 独 ) 農畜産業振興機構助成 ) を加えた互助金を交付し損害及び経営再建への支援を図るものである本年度は 2 年目 ( 平成 24~26 年度までの 3 か年 ) にあたり引き続き基金設計額の確保に向け加入促進に努めた

14 今期 ( 平成 24~26 年度 ) の加入状況牛豚年度戸数頭数基金造成額戸数頭数基金造成額 ~ 戸 68,098 頭 12,765,320 円 199 戸 567,833 頭 32,507,080 円前期 778 戸 71,363 頭 4,052,040 円 205 戸 556,739 頭 20,171,930 円 3 死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業 ( 国庫公募事業 ) 公益 BSE 検査が必要な 24 ヶ月齢以上の死亡牛の円滑適正な処理を推進するため死亡牛の発生農場から化製場までの輸送費及び焼却処理経費の一部を助成したなお死亡牛頭数は飼養頭数の減少夏場の気温 ( 残暑 ) 疾病の早期発見治療等の影響により大幅 ( 約 20%) に減少した平成年度別死亡牛発生頭数等年度対象農家数飼養頭数 (24 月以上 ) 死亡牛発生頭数発生率 25 1,186 戸 36,756 頭 1,369 頭 3.72% 24 1,224 戸 37,214 頭 1,670 頭 4.49% 4 馬飼養衛生管理特別対策事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) その他馬の生産流通の国際化等に伴い馬インフルエンザ等の侵入流行の危険性が大きいことから競走馬以外の馬の獣医療実態調査飼養衛生管理技術講習会等を行い馬防疫の意識向上に努めた (1) 馬飼養衛生管理体制整備委員会の開催 1 回 11 名出席日時 : 10 月 10 日 ( 木 ) 場所 : ホテルフラサ菜の花 ( 千葉市 ) (2) 馬飼養衛生管理技術講習会の開催 1 回 44 名出席日時 : 平成 26 年 1 月 16 日 ( 木 ) 場所 : 東金文化会館 ( 東金市 ) 演題講師 1 馬の臨床症状による疾病の早期発見と対策について講師 :JRA 馬事公苑診療所診療防疫係長岩本洋平 2 馬のフットケアについて講師 :JRA 馬事公苑診療所専門役川端勝人 (3) 馬獣医療実態調査 (2 か年継続 ) 乗馬クラブ等の馬飼養者を対象に馬飼養衛生管理基準に基づく衛生管理区域の設定等に関する調査を実施した調査対象戸数 38 戸回答戸数 20 戸 (52.6%) から回答が得られた (2 か年計 : 対象戸数 102 戸回答戸数 84 戸回答率 82.4%)

15 5 育成馬等予防接種推進事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) その他馬飼養の集団化大規模化及び煩雑な移動等の実態を踏まえ競走用育成馬等について予防接種の徹底を図るため下記のワクチン接種に対して助成し馬防疫の推進に努めた 3 種混合ワクチン馬インフルエンザワクチン日本脳炎ワクチン年度 1 歳馬 2 歳馬計 1 歳馬 2 歳馬繁殖牝計 2 歳馬計頭 71 頭 96 頭 40 頭 24 頭 26 頭 90 頭 44 頭 230 頭頭 85 頭 121 頭 44 頭 51 頭 27 頭 122 頭 59 頭 302 頭 6 生産地等馬伝染性疾病防疫強化特別対策事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) その他馬生産地における競走馬以外の乗用馬等を対象に馬インフルエンザワクチンの接種及び競走用繁殖牝馬を対象に馬鼻肺炎ワクチンの接種に対して助成し馬防疫の推進に努めたなお県内馬飼養は競走馬が減少するも乗馬クラブの台頭により乗用馬が増加している年度馬インフルエンザワクチン馬鼻肺炎ワクチン頭 ( 乗用馬 642 頭小格馬等 51 頭 ) 30 頭 (10 頭 3 回接種 ) 頭 ( 乗用馬 417 頭小格馬等 48 頭 ) 45 頭 (15 頭 3 回接種 ) 7 地域自衛防疫強化特別対策事業 ( 家畜衛生対策推進協議会 ) その他生産現場における自衛防疫体制の強化を図るため生産者段階での防疫演習を実施するとともに特定疾病 ( 牛白血病 ) の感染拡大防止対策調査を実施し自衛防疫の推進に努めた区分行事名等実施月日実施場所概要 1 早期緊急自衛口蹄疫防疫演習 10 月 30 日千葉県家畜市場参加者 198 名防疫対策 ( 県演習に共催 ) AM9:00~ 内生産者等 25 名 2 特定疾病拡大牛白血病感染拡随時酪農 :1 戸初乳加温処理等の対防止支援対策大防止対策調査 ( 南部家保管内 ) 策効果を調査 8 農場 HACCP 認証普及推進対策事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) その他農場 HACCP の普及促進を図るため農場 HACCP 推進農場の実態を調査するとともに認証に向けて取組む農場に対して技術指導者を派遣し効果的な指導支援の推進に努めた区分対象農場概要 1 農場取組調査 2HACCP 認証構築指導 9 農場 ( 乳牛 1 豚 5 鶏 3) HACCP 取組みの問題点等調査 7 農場 ( 乳牛 1 豚 5 鶏 1) HACCP 認証への指導支援認証普及

16 9 千葉県農場 HACCP 推進指導事業 ( 協会単独 ) その他 HACCP 手法を理解し開始しようとしている農場に対して農場 HA CCP 推進農場の指定等に向けて指導支援するとともに技術指導者の派遣等推進業務の一部を NPO 法人に委託し農場 HACCP の普及推進に努めた ⑴ 現地指導 :3 農場 ( 牛 1 豚 1 鶏 1) ⑵ 業務委託 :NPO 法人いきいき畜産ちばサポートセンター 10 市町村等自衛防疫活動支援事業 ( 協会単独 ) 公益当協会で実施する家畜衛生業務の円滑かつ的確な推進を図るため市町村家畜防疫協会等の行う自衛防疫活動に対して支援指導の推進に努めた ( 活動支援助成金交付先 ) 1 市町村家畜防疫会 49 団体 2 地域家畜防疫獣医師会等 3 団体及び千葉県獣医師会 11 特定疾病損耗防止事業 ( 協会単独 ) 公益下記疾病に対して予防接種を推進した区分 25 年度 24 年度アカバネ生及び 3 種混合 30 頭 54 頭伝染性鼻気管炎 5 種 6 種混合 2,375 頭 2,977 頭オーエスキー病 6,460 頭 5,340 頭豚丹毒 ( 生 ) 2,422 頭 1,610 頭豚日脳 ( 生 ) 及び日脳パルボ混合 424 頭 970 頭 12 養鶏研修会 ( 協会単独 ) 公益養鶏経営において最大の関心事にある高病原性鳥インフルエンザの防疫対策と鶏卵の消費拡大策として消費者趣向に対応した鶏卵のパッケージングについて養鶏農家及び関係機関団体業者等を対象に専門家から研修し養鶏振興の一助に資した ( 研修会概要 ) 開催日時 : 11 月 12 日 ( 火 ) 午後 1 時 30 分から開催場所 : 千葉市生涯学習センター演題 1: 高病原性鳥インフルエンザ発生農場の早期経営再開への取組みついて講師 - 三重県南勢家畜保健衛生所指導監視課長林義視演題 2: モノ発想からコト発想でたまごの価値を伝える講師 - ケーオーアップ株式会社統括部長大槻祐二出席者 : 養鶏農家及び関係機関団体等 127 名共催及び後援機関団体 :10 団体

17 Ⅲ 畜産の活性化を進める事業 1 畜産関係団体調整機能強化事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ) その他畜種を越えた畜産に携わる女性の集まりちば畜産レディースネットワークの活動を支援したまた本県の畜産畜産物の理解と消費拡大を図る千葉県畜産フェア及び地方競馬の振興のため千葉県畜産賞 ( 冠レース ) を船橋競馬場で実施した 2 畜産フードチェーン連携推進事業 ( 協会単独 ) 公益消費者の県産畜産物に対する理解促進を図るため県産豚肉を使った加工体験教室 ( ウインナー作り ) を市町村及び関係団体の協力により県内 4 か所 ( 印西市花の丘公園千葉市ふるさと農園千葉市白井公民館船橋市市立行田東小学校 ) で親子や JA 女性部小学校児童を対象に実施したまた畜産物を生産する地域の畜産農家と消費者流通業者との交流を匝瑳市等において行い畜産に対する理解を図った 3 畜産フェア ( 協会単独 ) 公益消費者に千葉県の畜産畜産物に理解を深めて頂くため第 7 回目の畜産フェアを 10 月 5 日 ( 土 ) 船橋競馬場ふれあい広場において開催した県内畜産関係の 28 団体が出展し県内の畜産の現状牛乳牛肉豚肉卵等試食販売骨密度測定を行いましたまた来場者には県内の畜産品等を試食して頂き協賛いただいた団体から参加者に豪華な畜産品をプレゼントした

18 Ⅳ 畜産物の品質向上を図る事業 1 養豚改良対策事業その他登記登録豚共進会種豚オークションを含めた業務を通じ本県の豚の改良推進と強化を図った 1) 登録事業 ( 協会単独 ) 優良種豚改良の基本となる登録を ( 一社 ) 日本養豚協会登録規定に基づき実施した種豚登録 121 頭子豚登記 294 頭一代雑種血統証明 64 頭産子検定 46 頭肉豚証明 500 頭移動証明 7 頭 2) 豚共進会事業 ( 県 ) 豚肉生産量の維持拡大と生産の安定を図るために必要な優良種豚の確保のため種豚改良の成果を競い合いまた勉強会情報交換の場として関係機関の協力を得て開催し種豚の重要性と品質の高い豚肉生産技術の向上を図った肉豚の部 :10 月 1 日 ~3 日出品頭数 278 頭付帯事業 : 枝肉の見方の勉強会種豚の部 :10 月 30 日出品頭数 25 頭付帯事業 : 種豚の見方の勉強会 3) 種豚オークションの開催 ( 協会単独 ) 県内ブリーダーの育成と純粋種資源確保を図るため養豚生産者関係者の協力を得て開催し優良種豚の流通促進と関係者間の情報交換の場ともなりオークションをとおして本県養豚産業推進に重要な種豚の確保を図った第 40 回開催 :10 月 30 日 ( 水 ) 出品頭数 35 頭販売成立 28.6% 4) 優良種豚場認定事業 (( 一社 ) 日本養豚協会 ) 農家戸数の減少規模拡大に伴い種豚の供給を担うブリーダーの役割は限定されてきている状況にある厳しい生産現場の状況を考えるとより能力 ( 繁殖性産肉性 ) の高い種豚の改良確保が最も重要であることから種豚の生産基盤強化と登録事業の推進を図るため ( 一社 ) 日本養豚協会認定規定に基づく認定により育成強化を図った遺伝資源保存指定種豚場 5 場 5) 原種豚認定事業 ( 協会単独 ) ( 一社 ) 日本養豚協会指定種豚場を対象とした事業として本県純粋種豚

19 の改良資源確保のため本事業により助成強化推進を図った認定農場に対する助成 5 農場血統能力の証明に対する助成種豚登録 25 頭子豚登記 59 頭 2 千葉県産オリジナル豚肉生産体制強化事業 ( 県 ) その他 (1) 系統豚相性診断事業本県で現在開発中のランドレース種の系統豚の能力を最大限に活かせる経済効率の高い相性の良い大ヨークシャー種とデュロック種の最適な組合せを見つけるために養豚現場で相性診断を実施したランドレース種調査農場 7 場 13 腹 LW 種調査農場 4 場 21 腹 (2) 系統豚維持増殖推進事業本県で作出したボウソウL3と系統造成中のランドレース種を取り入れた繁殖豚の普及を図るため能力の優れた繁殖素豚の選抜さらには繁殖豚の個体能力を客観的に評価するため繁殖能力等の調査を実施した調査農場 4 場繁殖能力調査 42 腹調査子豚数 177 頭選抜頭数 163 頭

20 Ⅴ 畜産経営の安定化を図る事業 1 肉用子牛生産者補給金制度 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益 (1) 肉用子牛生産者補給金交付に係る業務肉用子牛生産安定等特別措置法に基づき生産者補給金の交付等の事業を通じ肉用子牛生産の安定と経営の健全な発展に努めた 1 度生産者補給金交付契約締結者 229 人 2 事務委託先契約締結数 18 件品種 1) 契約肉用子牛の個体登録 ( 単位 : 頭 ) 区分 1 月 1 日 ~ 3 月 31 日 4 月 1 日 ~ 6 月 30 日 7 月 1 日 ~ 9 月 30 日 10 月 1 日 ~ 12 月 31 日黒毛和種 ,116 褐毛和種その他肉専乳用種 952 1, ,609 交雑種乳 2,403 2,452 2,279 1,903 9,037 計 3,636 3,870 3,424 2,846 13,776 計 2) 生産者積立金の積立額品種契約頭数 ( 頭 ) 積立単価 ( 円 ) 積立額 ( 円 ) 負担区分 ( 円 ) 農畜産業振興機構千葉県生産者黒毛和種 1,116 2,200 2,455,200 1,227, , ,800 褐毛和種その他肉専 14 24, , ,800 85,400 85,400 乳用種 3,609 12,700 45,834,300 22,917,150 11,458,575 11,458,575 交雑種乳 9,037 5,000 45,185,000 22,592,500 11,296,250 11,296,250 計 13,776-93,816,100 46,908,050 23,454,025 23,454,025

21 3) 生産者補給金交付状況 ( 単位 : 円頭 ) 区分保証基準価格の品種区分黒毛和種その他肉専乳用種交雑種乳合計 1 月 1 日 ~ 3 月 31 日 4 月 1 日 ~ 6 月 30 日 7 月 1 日 ~ 9 月 30 日 10 月 1 日 ~ 12 月 31 日合計 1 月 1 日 ~ 12 月 31 日交付対象販売頭数保留合計生産者補給金単価 - 33,200 10, 生産者補給交付金額 (1 2) - 0 9,126,600-9,126,600 交付対象生産者数交付対象販売頭数保留合計生産者補給金単価 - 0 1, 生産者補給交付金額 (1 2) - 0 1,482,400-1,482,400 交付対象生産者数交付対象販売頭数保留合計生産者補給金単価生産者補給交付金額 (1 2) 交付対象生産者数交付対象販売頭数保留合計生産者補給金単価生産者補給交付金額 (1 2) 交付対象生産者数交付対象販売頭数保留合計 - 0 1,733-1,733 2 生産者補給金単価生産者補給交付金額 ,609,000-10,609,000 交付対象生産者数肉用牛繁殖経営支援事業 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益肉用子牛生産者補給金制度を補完し子牛価格が発動基準を下回った場合に支援交付金を交付することで肉用牛繁殖基盤の安定に努めた

22 1) 支援交付金交付状況交付対象支援交付金交付申請区分品種区分人数 ( 人 ) 頭数 ( 頭 ) 単価 ( 頭 / 円 ) 交付申請額 ( 円 ) 度黒毛和種第 1 四半期褐毛和種 ( その他の肉専用種 , ~6 月分 ) 小計度黒毛和種第 2 四半期褐毛和種 ( その他の肉専用種 , ,200 7~9 月分 ) 小計 ,200 度黒毛和種第 3 四半期褐毛和種 ( その他の肉専用種 ~12 月分 ) 小計度黒毛和種第 4 四半期褐毛和種 ( 平成 26 年その他の肉専用種 ~3 月分 ) 小計黒毛和種合計褐毛和種その他の肉専用種 ,200 合計 ,200 3 肉用子牛生産者補給金制度運営体制整備強化事業 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益 1) 制度運営適正化推進事業肉用子牛生産者補給金制度にかかる業務の適正な実施を図るため全国統一電算処理システムによる業務の充実と事務委託先との個体登録個体識別及び販売保留確認等の業務の委託により適正かつ円滑な実施に努めた 2) 指定協会運営体制支援事業生産者補給金制度の推進のための実施体制の確立と運営基盤の安定化のために財政的支援を得て協会運営の財政的基盤の強化を図り肉用子牛生産者補給金制度の適正な運営に努めた

23 4 肉用牛肥育経営安定特別対策事業 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益肉用牛肥育経営はもと畜の導入から肥育牛の出荷まで一定期間を要しかつ生産費に占めるもと畜費の割合が大きいことからもと畜価格と枝肉価格の水準によっては大幅な収益性の悪化が懸念されるこのため契約生産者積立金及び独立行政法人農畜産業振興機構からの補助金をもって肥育安定基金を造成し肥育牛補填金を交付することで肉用牛肥育経営の安定に努めた度肉用牛肥育経営安定特別対策事業補てん金交付状況期間 3 月期 4 月期品種区分肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計 ( 単位 : 円名 ) 免除交付対象肥育牛補填金の人数頭数単価交付額有無 ( 人 ) ( 頭 ) ( 頭 / 円 ) ( 円 ) 通常計通常 ,800 29,586,800 免除 ,300 0 計 ,586,800 通常 ,600 24,993,600 免除 ,200 0 計 ,993,600 通常 - 1,027-54,580,400 免除計 76 1,027-54,580,400 通常計通常 ,700 32,701,500 計 ,701,500 通常 ,900 25,815,600 計 ,815,600 通常 - 1,249-58,517,100 免除計 79 1,249-58,517,100

24 期間 5 月期 6 月期 7 月期品種区分肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計免除交付対象肥育牛補填金の人数頭数単価交付額有無 ( 人 ) ( 頭 ) ( 頭 / 円 ) ( 円 ) 通常計通常 ,900 27,764,100 計 ,764,100 通常 ,000 22,120,000 計 ,120,000 通常 - 1,214-49,884,100 免除計 74 1,214-49,884,100 通常計通常 ,200 25,344,000 計 ,344,000 通常 ,700 17,366,000 計 ,366,000 通常 - 1,100-42,710,000 免除計 70 1,100-42,710,000 通常計通常 ,400 51,404,400 計 ,404,400 通常 ,200 14,083,200 計 ,083,200 通常 - 1,112-65,487,600 免除計 73 1,112-65,487,600

25 期間 8 月期 9 月期 10 月期品種区分肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計免除交付対象肥育牛補填金の人数頭数単価交付額有無 ( 人 ) ( 頭 ) ( 頭 / 円 ) ( 円 ) 通常計通常 ,800 39,878,000 計 ,878,000 通常 ,600 15,843,600 計 ,843,600 通常 ,721,600 免除計 ,721,600 通常計通常 ,500 41,890,500 計 ,890,500 通常 ,500 16,243,500 計 ,243,500 通常 - 1,140-58,134,000 免除計 72 1,140-58,134,000 通常計通常 ,000 35,880,000 計 ,880,000 通常 ,700 15,178,800 計 ,178,800 通常 - 1,261-51,058,800 免除計 82 1,261-51,058,800

26 期間 11 月期 12 月期 1 月期品種区分肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計免除交付対象肥育牛補填金の人数頭数単価交付額有無 ( 人 ) ( 頭 ) ( 頭 / 円 ) ( 円 ) 通常計通常 ,200 11,942,200 計 ,942,200 通常 ,400 8,321,400 計 ,321,400 通常 - 1,042-20,263,600 免除計 85 1,042-20,263,600 通常計通常 - 1,004 6,900 6,927,600 計 62 1,004-6,927,600 通常 ,300 11,913,900 計 ,913,900 通常 - 1,267-18,841,500 免除計 79 1,267-18,841,500 通常計通常 ,700 25,274,700 計 ,274,700 通常 ,600 9,798,000 計 ,798,000 通常 ,072,700 免除計 ,072,700

27 期間 2 月期合計品種区分肉専用種交雑種乳用種小計肉専用種交雑種乳用種小計免除交付対象肥育牛補填金の人数頭数単価交付額有無 ( 人 ) ( 頭 ) ( 頭 / 円 ) ( 円 ) 通常計通常 ,400 30,051,600 免除 , ,500 計 ,229,100 通常 ,900 15,518,100 免除 ,900 1,322,600 計 ,840,700 通常 ,569,700 免除 ,500,100 計 ,069,800 通常免除計通常 - 9, ,645,400 免除 ,500 計 676 9, ,816,500 通常 - 3, ,202,100 免除 ,322,600 計 213 3, ,524,700 通常 - 13, ,847,500 免除 ,500,100 計 , ,347,600 5 肉用牛肥育経営緊急支援事業 (( 独 ) 農畜産業振興機構 ) 公益平成 23 年 3 月 11 日の東京電力株式会社福島第一第二原子力発電所の事故発生以降に収集された高濃度の放射性セシュウムを含む稲わらが給与された肉用牛の牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシュウムが検出されたことにより肉用牛肥育経営は出荷の停止や自粛を求められたり枝肉価格の低下から資金繰りが悪化し経営の継続が困難となったそのため独立行政法人農畜産業振興機構からの肉用牛肥育経営に対する緊急支援金等が交付され本年度は交付された緊急支援金等の返還業務を推進した

28 度肉用牛肥育経営緊急支援事業緊急支援金返還状況交付対象返還対象未返還対象頭数金額頭数金額頭数金額頭 13,047 円 652,350,000 頭 12,866 円 643,300,000 頭 181 円 9,050,000 Ⅵ 調査研究及び研修に関する事業 1 乳用種初生牛生産費調査事業 (( 公社 ) 中央畜産会 ( 独 ) 農畜産業振興機構 ) その他畜産を取り巻く厳しい情勢の下乳用後継牛及び肉用素牛の確保を図る上で良質で安定した乳用種初生牛の生産が課題にあるため乳用種初生牛の生産費用等について酪農家 12 戸を対象に調査を行った調査飼養頭数規模調査戸数備考 ~19 頭 4 戸 20~29 頭 2 戸本調査は酪農主要 9 道県の酪農家 30~49 頭 4 戸 161 戸を対象に実施 50~79 頭 2 戸 ( 千葉県 12 戸 (6.8%)) 計 12 戸

29 Ⅶ その他 1 千葉県畜産物消費拡大推進協議会関連事業その他安全安心等消費者ニーズに応える県産物の銘柄等を推進し千葉ブランドを県内首都圏に向け千産千消千産全消の確立を目指している生産者団体が船橋市船橋競馬場 ( 船橋ふれあい広場 ) において千葉県畜産フェアを開催したまた他団体が開催したイベント等に積極的に参加しPR 活動を実施した 2 千葉県養蜂協会関連事業その他千葉県養蜂協会との事務委託契約により協会の執行事業に係る事務を取り扱った 3 千葉県馬事畜産振興協議会関連事業その他 (1) 9 月 27 日船橋競馬場会議室において度千葉県馬事畜産振興協議会総会を開催し平成 24 年度事業報告及び収支決算度計画及び収支予算について審議決議した (2) 10 月 5 日千葉県競馬組合が実施するふれあい広場へ参加し馬事畜産振興コーナーを設置しブックレット等の配布を行い地方競馬の普及啓発を図った (3) 11 月 1 日船橋競馬場において千葉県馬事畜産振興協議会と協賛して冠レース千葉県畜産賞三里塚特別を実施し優勝馬関係者に対して賞状並びに副賞を授与した 4 ナイスポークチバ推進協議会関連事業その他養豚経営の安定強化と産業の振興を図るため生産者自らの資金拠出による活動の柱である県産 ( 国産 ) 豚肉の消費拡大活動養豚経営安定強化のための政策要請活動後継者育成のための青年部活動に対し協会として生産者の活動を支援するため事務を取り扱った実績 1 県議会自民党畜産振興議員連盟との情報交換政策要請 2 イベント参加により県産 ( 国産 ) 豚肉の消費拡大推進 3 オーエスキー病清浄化のための推進支援 4 後継者が取り組む経営安定のためのベンチマーキングの推進 5 関東ブロックによる養豚振興のための情報交換参加 6 東日本大震災支援のための募金活動 7 組織強化のための会員加入推進 8 生産性向上のための講習会研修会の開催 9 ( 一社 ) 日本養豚協会 (JPPA) との連携活動

30 TPP 交渉における差額関税制度の堅持と厳格運用に関する要請配合飼料価格高騰に伴う飼料価格安定制度に関する要請養豚農業振興法に関する要請豪雪風水被害に伴う養豚場救済支援の要請豚流行性下痢 (PED) に関する要請トレサビリテイーの推進に関する要請国産豚肉消費拡大推進イベントへの参加 5 千葉県自家検定推進協議会関連事業その他原種豚の確保と能力の高い種豚の改良を担う生産者組織に対し協会の執行事業関連事務を取り扱った 6 ちば畜産レディースネットワーク関連事業その他畜種を越えた畜産に携わる女性のネットワークとして平成 19 年 3 月に設立会員は女性経営者をはじめ県関係機関団体女性職員等の58 名 ( 内 3 賛助団体 ) で会員相互の情報交換研修消費者交流等の活動への支援等事務を取り扱った 1 情報交換会研修会として第 1 回では総会終了後参加者全員から1 分間のショートスピーチをいただき日頃思っていること経営内容の紹介あるいはTPPの状況等多方面にわたる意見情報の交換を行った (6 月 17 日ホテルプラザ菜の花 ) 第 2 回では当会初めてとなる県外視察研修及び情報交換会を実施しましたバスを借り上げアクアラインを通り横須賀市において銘柄牛である葉山牛ステーキを堪能し横須賀市に唯一残った関口牧場において牧場主を交え経営状況や6 次産業化の取組等情報交換を行った (7 月 9 日横須賀市 ) 第 3 回では会員手作りの商品や6 次産業化に向けての試作品等持ち寄り賞味市原市栄養士会等と学校給食の状況や県産畜産物等の加工製造や販売方法等について情報交換した (12 月 3 日市原市農業センター ) 2 消費者交流として千葉県畜産フェアに出展しミルクくずもちの会場内での製造販売や自慢の自家産品を購入者にくじ提供するなど畜産に携わる女性の心意気と畜産の大切さをアピールしたまた会員と消費者から構成される女性パフォーマンスユニットカウミックスが初ステージを飾った (10 月 5 日船橋競馬場 ) 7 NPO 法人いきいき畜産ちばサポートセンター関連事業その他畜産に係わる生産者等への支援や畜産振興に向けた消費者等との交流を図るために設立したNPO 法人の会員は団体含めて79 名となった当畜産協会が行う下記の畜産支援事業や人材情報システム運営及び団体事

31 務受託消費者交流動物情操教育事業についてその一部をNPO 法人に委託または協力を得て実施した (1) 畜産経営支援事業家畜飼養衛生環境改善事業畜産情報収集提供事業食の安全消費者の信頼確保対策事業( 農場飼養衛生管理強化対策 ) 6 次産業化支援対策事業 ( 推進事業 ) 千葉県エコフードコーディネーター設置事業地域畜産総合支援体制整備事業千葉県農場 HACCP 推進指導事業 (2) 人材情報システム運営及び団体事務受託千葉県農林水産就業相談会ちばフェルミエチーズネットワーク事務 (3) 消費者交流動物情操教育事業千葉県畜産フェア馬とのふれあいブック配布畜産何でも相談コーナー設置畜産ふれあい体験交流研修会 8 千葉県肉用牛損害賠償請求生産者会関連事業その他東京電力福島第一原子力発電所の事故により放射能物質により汚染された稲わらが流通し牛肉などに風評被害が出ている問題で千葉県内の肉用牛生産農家が損害賠償請求を行うため平成 23 年度に設立された千葉県肉用牛損害賠償請求生産者会会長山崎巌の事務局を度も引き続き行い県の指導と下記支援団体の協力を得て賠償請求を行ったなお 8 月分をもって肉用牛の逸失利益の賠償が終了し 9 月分から放射能検査に係る費用の賠償に移行した < 支援団体 > 千葉県家畜商協同組合千葉県肉牛生産農業協同組合千葉県配合飼料価格安定基金協会 [ 千葉県全日本畜産経営者協会 ] 社団法人千葉県農業協会 ( 肉用牛部会 ) 株式会社千葉県食肉公社横芝光町 ( 東陽食肉センター ) 県南畜産処理事業協同組合 ( 南総食肉センター )

32 (1) 請求状況請求次請求者数請求金額 ( 千円 ) 請求日 ,441 平成 23 年 11 月 15 日 ,226 平成 23 年 12 月 28 日 ,014,603 平成 24 年 3 月 30 日 ,275 平成 24 年 9 月 5 日 ,062 平成 24 年 10 月 17 日 ,794 平成 24 年 11 月 26 日 ,417 2 月 22 日 ,434 5 月 22 日 ,302 8 月 26 日 , 月 21 日 ,063 3 月 11 日 ,091 平成 26 年 5 月 19 日計 3,331,317 第 6 次請求から肉用牛の肥育に係る請求方法が積上方式から下落率方式へ変更され全国統一の様式となった (2) 支払状況請求次支払者数支払金額 ( 千円 ) 支払完了日 ,152 平成 23 年 12 月 30 日 ,553 平成 24 年 3 月 30 日 ,134,984 2 月 21 日 ,651 2 月 21 日 ,433 4 月 2 日 ,811 8 月 23 日 , 月 11 日 , 月 11 日 , 月 12 日 ,542 平成 26 年 1 月 8 日計 3,374,106 支払完了日は各請求次における最終支払者の日付である

33 (3) 請求対象期間請求次期間 1 平成 23 年 7 月 8 日 ~ 平成 23 年 9 月 30 日 2 平成 23 年 10 月 1 日 ~ 平成 23 年 11 月 30 日 3 平成 23 年 12 月 1 日 ~ 平成 24 年 2 月 29 日 4 平成 24 年 3 月 1 日 ~ 平成 24 年 5 月 31 日 5 平成 24 年 6 月 1 日 ~ 平成 24 年 7 月 31 日 6 平成 24 年 8 月 1 日 ~ 平成 24 年 9 月 30 日 7 平成 24 年 10 月 1 日 ~ 平成 24 年 12 月 31 日 8 1 月 1 日 ~ 3 月 31 日 9 4 月 1 日 ~ 6 月 30 日 10 7 月 1 日 ~ 8 月 31 日 11 9 月 1 日 ~ 12 月 31 日 12 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 26 年 3 月 31 日第 2 次以降の請求については未請求請求漏れを含む場合がある

6-1 指定食肉 ( 豚肉及び牛肉 ) の安定価格肉用子牛の保証基準価格等算定概要生産局平成 27 年 1 月

6-1 指定食肉 ( 豚肉及び牛肉 ) の安定価格肉用子牛の保証基準価格等算定概要生産局平成 27 年 1 月指定食肉 ( 豚肉牛肉 ) の価格安定制度の概要食肉の価格安定制度は ( 独 ) 農畜産業振興機構の需給操作等を通じて安定価格帯の幅の中に卸売価格を安定させることにより価格の乱高下を防ぎ消費者への食肉の安定供給を図るとともに生産者の経営安定に資する価格安定制度の仕組み機構の保管食肉の売渡し

第１号議案 平成16年度予算の変更承認について

第１号議案　　平成16年度予算の変更承認について