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1 平成 29 年度事業実績 基本方針家畜伝染病予防法第 62 条の 2 の規定に基づき 自主的措置による家畜伝染性疾病の発生予防と家畜の健康に関する技術の指導及び検査を行い 自主防疫の強化推進によって家畜の損耗を防止することで 生産コストの低減と生産性の高い畜産経営体を育成し 畜産の安定的発展と安全で良質な畜産物の生産を図った 事業実績 県補助事業 1 自衛防疫強化総合対策事業 (1) 自衛防疫強化対策事業 1) 推進協議会の開催協会事業の円滑な運営を図るため 家畜自衛防疫推進協議会を開催した 2) 広報活動事業家畜衛生に関する知識 技術等の向上を図るため 指導協会だより の発行による普及 啓発を図った 国補助事業 1 家畜生産農場清浄化支援対策事業 ( 補助対象頭数 ) (1) 疾病清浄化支援対策事業 1) 牛白血病対策ア防疫推進計画の作成のための検討会及び講習会の開催検討会 1 回講習会 1 回イ 牛白血病に関する衛生対策ガイドライン に基づく対策を講じている農場の抗体検査等を実施した 検査頭数 595 頭 2) BVD-MD 対策 ア まん延防止及び清浄化の図るための推進検討会及び講習会の開催 検討会 1 回 講習会 1 回 イ BVD-MD の発生農場等の検査 検査頭数 ウ BVD-MD ワクチン接種 接種頭数 エ PI 牛のとう汰 とう汰頭数 3) 豚疾病防疫支援対策 ( オーエスキー病対策 ) ア清浄性の維持を図るための防疫推進計画の策定 技術検討会の開催

2 イ ウ 検討会 5 回オーエスキー病ワクチン接種対策オーエスキー病による被害防止と清浄化を図るためのワクチン接種接種頭数 14,18感染豚とう汰更新対策野外抗体陽性であることが確認された繁殖豚で 清浄化のため自主とう汰を推進した とう汰頭数 ( 雌 ) 25とう汰頭数 ( 雄 ) 17 頭 エ清浄種豚流通促進対策オ-エスキ- 病の拡大防止と清浄性を維持するために抗体検査と抗体陰性豚の流通を促進した 抗体検査頭数 2,403 頭検査証明書 255 件 4) ヨーネ病対策患畜摘発農場等における同居牛のとう汰推進とう汰頭数 12 頭 (2) 農場飼養衛生管理強化 疾病流行防止支援対策 ( 補助対象外頭数を含む ) ア農場飼養衛生管理強化対策農場のおける飼養衛生管理を向上させるための検討会の開催検討会 0 回イ生産者による飼養衛生管理の向上のための取組を推進するため 獣医師等による農場指導を実施した 農場指導戸数 389 戸ウ疾病発生流行防止対策予防注射の推進及び予防注射接種計画を策定するための検討会の開催検討会 1 回エ牛異常産発生防止事業牛の異常産の原因であるアカバネ病 チュウザン病 アイノウイルス感染症を予防するための三種混合ワクチン接種及び四種混合ワクチン ( ピ-トンウイルス感染症含む ) を推進した 接種頭数 82,743 頭 2 死亡牛緊急検査処理円滑化推進事業農家で発生した死亡牛の適正かつ円滑な処理を推進するとともに,BSE 検査を円滑に実施するため協議会を開催し その推進方法等について 具体的方策を検討するとともに,48か月齢以上の死亡牛の処理費, 輸送費等の一部について 農家に助成する また 死亡牛の適正な処理を推進するための検討会を開催した 検討会 1 回処理頭数 2,566 頭

3 ( 独 ) 農畜産業振興機構 全国団体補助事業 1 家畜防疫互助基金支援事業口蹄疫 豚コレラ 牛疫 牛肺疫及びアフリカ豚コレラの万一の発生に備え生産者が自ら行う互助基金の相互支援に対し 農畜産業振興機構が補助する互助補償制度の推進を図った ア家畜防疫互助等推進事業推進会議の開催県 1 回,9 支部延べ 9 回イ家畜防疫互助事業 ( 平成 27 年度新事業年度開始 ~ 平成 29 年度まで ) ( 平成 29 年度実績 ) 区分 29 年度新規契約者 ( 戸 ) 新規契約頭数 ( 頭 ) 積立金額 ( 円 ) 豚 2 1,652 71,305 牛 40 2, ,735 合計 42 4, ,040 2 育成馬予防接種推進事業ア馬インフルエンザ 日本脳炎 破傷風 ( 三種基礎接種 ) 発生予防事業本病発生予防のため 三種混合接種を実施した 実施頭数イ馬日本脳炎発生予防事業馬日本脳炎の発生を防止するため 予防接種を実施した 実施頭数 125 頭 99 頭 ウ 馬インフルエンザ発生予防事業本病発生予防のた 競走用飼養馬の1 歳馬 2 歳馬等に予防接種を実施した 実施頭数 122 頭 3 衛生体制強化基金事業各種の予防注射事業等の効率的な実施と家畜飼養衛生管理基準遵守による損耗防止指導に努めるとともに 各県 団体との連携により協会事業の推進を図った ア家畜伝染病発生防止のための自衛防疫推進会議の開催イ九州ブロック会議等 全国団体等受託事業 1 馬飼養衛生管理特別対策事業 組替新規 ア 県整備委員会 年 1 回 イ 馬防疫技術講習会 年 1 回 ウ 馬飼養衛生実態調査 県内一円の競走馬以外の馬飼養農家 2 馬伝染性疾病防疫推進対策事業 組替新規 ア馬ワクチン接種等地域推進対策検討会の開催

4 検討会 1 回イ馬鼻肺炎ワクチン接種推進事業馬鼻肺炎発生予防のため 軽種馬の繁殖牝馬を対象に馬鼻肺炎ワクチン接種を実施した 実施頭数 54 頭ウ馬インフルエンザワクチン接種推進事業馬インフルエンザ発生予防のため 競走馬以外の馬に対し補強接種を実施した 実施接種 62 頭 3 自衛防疫体制強化推進事業 継続 地域自衛防疫防疫体制の強化 定着による防疫活動の有効性を図った ア自衛防疫体制推進検討会の開催検討会イ地域防疫演習の実施実施箇所 2 回 2 カ所 4 飼養衛生管理基準等緊急啓発普及促進事業 継続 飼養衛生管理基準の見直による啓発普及の徹底するため 生産段階における防疫措置 体制の強化推進を図った ア地域啓発普及促進委員会の開催委員会 1 回 イ啓発普及説明会の開催説明会 27 カ所 5 地域豚疾病緊急対策推進事業 新規 養豚主要生産地域の自衛防疫組織で PRRS の発生低減 排除に取組む対策を計 画立案し それを実施する農場を含む自衛防疫組織に対して 必要な防疫対策など に係る経費の助成を行い PRRS の発生の低減を図った ア 獣医師による巡回指導 実施回数 27 回 対象農場 12 農場 イ 着地検査 (12 農場 ) PRRS 抗体検査 3,081 頭 PRRS 遺伝子検査 656 検体 ウ モニタリング検査 (2 農場 ) PRRS 抗体検査 10 PRRS 遺伝子検査 32 検体 6 野生獣衛生体制整備推進確立対策事業 新規 野生獣による家畜への伝染病の伝搬拡散や人畜共通感染症の浸潤等 家畜飼養衛生管理上の危害の防止を図るため 家畜衛生関係者等を中心とした畜産分野での情報発信体制を構築整備するとともに イノシシ シカの野生獣に係る衛生実態等の調査, 畜舎侵入防止強化対策及び衛生管理に関する情報の普及推進を図った ア地域衛生技術連絡会議 研修会の開催 3 回

5 イ野生獣 ( シカ イノシシ ) の衛生実態調査シカ イノシシ各 25 頭 7 農場 HACCP 取組体制緊急強化事業 新規 農場 HACCP 関係者による普及推進のための検討会 制度説明会 地域での取り組み活動 農場 HACCP に取組予定農場の構築指導等を実施した ア普及推進会議 農場 HACCP 認証制度説明会の開催 4 回 イ地域取組促進活動 7 回 ウ農場 HACCP に取組む予定農場の認証構築指導 3 戸 衛指協単独事業 1 各種伝染病発生予防事業 (1) イバラキ病発生予防事業イバラキ病の発生予防のため肉用牛 乳用牛を対象に予防接種を実施した 実施頭数 24 頭 (2) 牛流行熱発生予防事業牛流行熱発生が懸念されるため肉用牛 乳用牛を対象に予防接種を実施した 実施頭数 49 (3) 牛流行熱 イバラキ病混合発生予防事業牛流行熱とイバラキ病の発生予防のため 混合ワクチンの接種を実施した 実施頭数 1,931 頭 (4) 牛五種混合生ワクチン接種事業牛伝染性鼻気管炎 (IBR) 牛ウイルス性下痢 粘膜病(BVD-MD) 牛パラインフルエンザ3 型 (PI-3) 牛 RSウイルス感染症 (RS) 牛アデノウイルス7 型感染症 (Ad -7) の五種の疾病発生を予防するため子牛セリ市上場の子牛を対象に混合ワクチン接種を実施した 実施頭数 9,712 頭 (5) 牛五種混合不活化ワクチン接種事業牛伝染性鼻気管炎 (IBR) 牛ウイルス性下痢 粘膜病(BVD-MD) 牛パラインフルエンザ3 型 (PI-3) 牛 RSウイルス感染症 (RS) 牛アデノウイルス7 型感染症 (Ad -7) の五種の疾病発生を予防するため妊娠牛を対象にワクチン接種を実施する 実施頭数 (6) 牛六種混合ワクチン接種事業牛伝染性鼻気管炎 (IBR) 牛ウイルス性下痢 粘膜病 (BVD-MD)2 価 牛パラインフルエンザ 3 型 (PI-3) 牛 RS ウイルス感染症 (RS) 牛アデノウイルス 7 型感染症 (Ad-7) の五種の疾病発生を予防するため子牛を対象にワクチン接種を実施した

6 実施頭数 359 頭 (7) 牛五種混合ワクチン ヘモフィルス混合ワクチン接種事業牛伝染性鼻気管炎 (IBR) 牛ウイルス性下痢 粘膜病(BVD-MD) 牛パラインフルエンザ3 型 (PI-3) 牛 RSウイルス感染症 (RS) 牛アデノウイルス7 型感染症 (Ad- 7) の五種とヘモフィルスの疾病発生を予防するため子牛セリ市上場の子牛を対象に混合ワクチン接種を実施した 実施頭数 83,511 頭 (8) 牛伝染性鼻気管炎 (IBR) 発生予防事業本病発生予防のため, 予防接種を実施した 実施頭数 73 頭 (9) 牛ヘモフィルス感染症発生予防事業本病の発生予防と肉用牛子牛の商品性向上のため 予防接種を実施した 実施頭数 4,412 頭 (10) 炭疽発生予防事業炭疽発生予防のため 県下全域の乳用牛及び肉用牛に予防接種を実施した 実施頭数 24,12 (11) 豚流行性下痢 (PED) 発生予防事業豚の流行性下痢の発生予防と拡大防止を図るため 妊娠豚に予防接種を実施する 実施頭数 (12) 豚伝染性胃腸炎 豚流行性下痢 (TGE PED) 発生予防事業豚伝染性胃腸炎 豚流行性下痢の発生予防のため 予防接種を実施する 実施頭数 (13) 豚伝染性胃腸炎発生予防事業豚伝染性胃腸炎の発生予防のため 予防接種を実施する 実施頭数 (14) 豚丹毒発生予防事業人畜共通伝染病である豚丹毒の発生予防のため 豚丹毒ワクチンの予防接種を実施した 実施頭数 ( 生 ) 87 頭実施頭数 ( 不活化 ) 9 頭 (15) 豚日本脳炎発生予防事業豚の流死産発生予防のため 初産豚を対象に予防接種を実施した 実施頭数 19 頭

7 (16) 豚日脳 豚パルボ発生予防事業豚の流死産発生予防のため 日脳 パルボの混合ワクチンの接種を実施する 実施頭数 (17) 豚伝染病萎縮性鼻炎発生予防事業本病による生産性の低下を防止するため 予防接種を実施する 実施頭数母豚 :, 子豚 : (18) オ-エスキ- 病発生予防事業 ( 非補助対象頭数 ) オ-エスキ- 病の清浄化に自主的に取り組む農場に対し予防接種を実施した 実施頭数 652,925 頭 (19) 豚サ - コウイルス感染症発生予防事業豚サーコウイルス感染症の発生を防止するため 予防接種を実施する 実施頭数 (20) 馬日本脳炎発生予防事業馬日本脳炎発生予防のため 競走馬以外の馬に対し補強接種を実施した 実施頭数 78 頭 (21) 馬インフルエンザ発生予防事業馬インフルエンザ発生予防のため 競走馬以外の馬に対し補強接種を実施した 実施頭数 34 頭 (22) 馬インフルエンザ, 日本脳炎, 破傷風 ( 三種基礎接種 ) 発生予防事業本病発生予防のため 競走馬以外の馬に対して三種混合接種を実施した 実施頭数 36 頭 (23) 採卵鶏に対し ニューカッスル病またはニューカッスル病 伝染性気管支炎 混合生ワクチン投与を実施し 疾病の発生を防止する 1 ND IB 混合ワクチン接種 実施羽数 0 羽 2 NDワクチン接種 実施羽数 0 羽 2 予防注射事故対策事業 予防注射事故に対する注射事故見舞金の交付を実施した 流産 4 頭 死亡 2 頭

イ BVD-MD の発生農場等の検査及び証明書交付等 検査頭数 3 検査証明書 30 件 ウ BVD-MD ワクチン接種 接種頭数 3 エ PI 牛のとう汰推進 とう汰頭数 2 頭 4) 豚疾病防疫支援対策 ( オーエスキー病対策 ) ア 清浄性の維持を図るための防疫推進計画の策定 技術検討会の開催

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