ご挨拶 この度は 弊団体主催の当プロジェクトへのご協力 誠にありがとうございました 至らない点の多々あった私どもへのご温情に心より感謝しております 多くの皆様のご期待に違わぬよう プロジェクトメンバーは全力で取り組んで参りました 今後とも 変わらぬご指導 ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします 略儀に

Size: px
Start display at page:

Download "ご挨拶 この度は 弊団体主催の当プロジェクトへのご協力 誠にありがとうございました 至らない点の多々あった私どもへのご温情に心より感謝しております 多くの皆様のご期待に違わぬよう プロジェクトメンバーは全力で取り組んで参りました 今後とも 変わらぬご指導 ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします 略儀に"

Transcription

1 Experience JAPAN Program 2015

2 ご挨拶 この度は 弊団体主催の当プロジェクトへのご協力 誠にありがとうございました 至らない点の多々あった私どもへのご温情に心より感謝しております 多くの皆様のご期待に違わぬよう プロジェクトメンバーは全力で取り組んで参りました 今後とも 変わらぬご指導 ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします 略儀にて失礼とは存じますが 書面にてご協力のみなさまへの御礼を申し上げます 訪問協力 新宿区立信濃町シニア活動館東京都下水道局落合水再生センター足立清掃工場公益財団法人日本財団株式会社 Ridilover 株式会社 EWM ファクトリー Cloud Camp 農業生産法人有限会社伊南の郷 JA 会津みなみ南郷トマト選果場前沢集落会津田島祇園会館 NPO 法人南会津はりゅう里の会ホシッパの家花泉酒蔵合名会社 会場協力 エン ジャパン株式会社株式会社マイナビ株式会社 EWM ファクトリー 協賛協力 公益財団法人双日国際交流財団福島県南会津町 特別協力 友納健一郎様櫻井亮様戸田裕昭様紫村次宏様東京工業大学国際交流学生会福島県南会津町福島県南会津地方振興局 ( 順不同 敬称略 ) 2 ご挨拶

3 目次 1. 主催団体概要 1-1 MIS の理念 活動 連絡先 Experience Japan 2015 プロジェクトメンバー 5 2. プログラム概要 2-1 Experience Japan Program 2015 の目的 プログラムスケジュール プログラム参加者 8 3. 各日ごとのプログラム詳細 9 4. プログラムの成果 南会津町での参加者発表資料 参加者レポート 収支報告 76 目次 3

4 1 主催団体概要 1-1 MIS の理念 活動 当プログラムの主催団体である特定非営利活動法人 MIS(Multilateral Interaction with Students) は 世界の国々を豊かにする次世代リーダーを輩出するために設立された 東京大学の学生を中心とする団体である 現在 学部 1 年生から大学院生まで約 60 名が所属し 過去にカンボジアやベトナム フィリピン インドネシアにおいて 8 回のプロジェクトを実施した MIS の理念は Seed the future, Lead the world である MIS は学生同士が国境を越え 実際に現場を見ることを通じて社会問題を 発見 し その社会問題に関する課題と解決策を 議論 したのち その解決策を 実行 できる場をデザインする この一連の過程を通じ 各国の学生が自国を客観視することで 自国への貢献意識を高めること また次世代リーダーとしての意識を醸成することを通じて 国際社会の発展に寄与することを目的としている 現在 カンボジア シンガポール ベトナム フィリピン ミャンマー インドネシア マレーシア バングラデシュの東南アジア 南アジア 8 カ国の学生と交流を深め 協働して社会問題の発見 解決策の実行を行っている 私たちは次世代リーダーの輩出による社会問題の根本からの解決 そして未来への種まきを目指す 1-2 連絡先 mis2012leaders@gmail.com (MIS 宛 ) exjapanproject15@gmail.com (Experience Japan Project 2015 宛 ) HP Facebook 4 主催団体概要

5 1-3 Experience Japan 2015 プロジェクトメンバー 以下 今回の Experience Japan 2015 のプロジェクトメンバーである なお 所属 学年 役職はプログラム実施時点 (2015 年 8 月 ) のものである 松嶋達也 東京大学教養学部 2 年 プロジェクトマネージャー 内藤美織 東京大学文学部 3 年 MIS 代表 小見門宏 東京大学工学部 3 年 五百藏元太 東京大学教養学部 2 年 釼持智洋 東京大学教養学部 2 年 堤佳奈 東京大学教養学部 2 年 山越遼一 東京大学教養学部 1 年 林知里 東京大学教養学部 2 年 通訳協力 田中勇登 慶應義塾大学医学部 3 年 通訳協力 長谷川明紀 東京大学教養学部 1 年 通訳協力 渡邊晃一朗 東京大学教養学部 2 年 公募協力 主催団体概要 5

6 2 プログラム概要 2-1 Experience Japan Program 2015 の目的 NPO 法人 MIS の目的は 豊かな世界を実現するため 主体的に問題を発見し 解決する能力をもった次世代リーダーを輩出することである 当プロジェクトの目的は プログラムに参加することで 日本及び東南アジアの学生が 問題を見つけ解決するための視点とモチベーションを獲得することにある この目的を実現するため 今回はテーマを 社会に貢献する とは何か? に設定した このプロジェクトの参加者が 実地経験を通じて 社会に貢献する ことを考えることで プロジェクトを通して自分なりの 社会に貢献する あり方を獲得すること そしてそれにしたがって自国でも主体的に活動できる次世代リーダーとなることを目的とする 自分と社会の関わりを認識し 社会問題を発見し解決する人財となることを最終目標とした テーマについてただ考えるだけでなく 多国の学生との議論の中で考えを深める経験や 東南アジアの学生は自国をでて日本に来て学ぶという経験を 日本の学生は日本について考えるという経験を通して 自国の問題を考えることのできる人財に成長していくことも このプログラムの目指すところである この他国の学生との交流活動は 自国文化を相対的に理解する契機になると考えられる 2-2 プログラムスケジュール 当プログラムは 8 月 4 日から始まり 8 月 7 日までは東京に滞在し 8 月 8 日から 8 月 12 日までは福島県南会津町に滞在した 前半は 東京での 社会貢献 の現場を幅広く見て 社会における各アクターの 社会に貢献する 姿勢を学び 社会に貢献するとは何か? について考えを深める期間とした 後半は 福島県南会津町でのフィールドワーク調査を行い 住民目線での問題発見を行い 学生だからこその視点を用いつつ 解決策を提言した これは前半では多数のアクターの活動現場の見学が主であるのに対して 一つの現場において 自らが問題発見解決を通して活動するアクターとなることで 前半とは異なる観点から テーマについての考えを深める経験となった 具体的なスケジュールは次頁の通りである 6 プログラム概要

7 8/4 集合顔合わせミーティング 8/5 午前 : 信濃町シニア活動館様訪問午後 : 落合水再生センター様訪問夜 : ミーティング 8/6 午前 : 浅草観光午後 : 足立清掃工場様訪問夜 : ミーティング 8/7 午前 : 日本財団様訪問午後 : リディラバ様訪問夜 : ミーティング 8/8 福島県南会津町へ移動南会津町役場の方による町に関する説明夜 : ミーティング BBQ 8/9 午前 : 伊南の里様訪問午後 : 南郷トマト選果場様訪問夜 : ミーティング 花火 8/10 伝統班と産業班に分かれて行動伝統班 : 前沢集落 御蔵入交流館 会津田島祇園会館訪問産業班 : 花泉酒蔵様 ホシッパの家様訪問 8/11 午前 : 会津田島駅近辺にて 聞き取り調査午後 : 会津山村道場にて 南会津滞在を経たアイデアの発表 8/12 南会津町から東京へ移動東京にて最終ミーティング 8/13 解散 プログラム概要 7

8 2-3 プログラム参加者 参加者は公募を通じて決定した 3 つの記述課題を通して選考し 以下の 8 名が今回のプログラム参加者となった Judith Yeoh Xuu Fhen マレーシア 22 歳 University of Nottingham Kaniz Nasrin バングラデシュ 25 歳 Jatiya Kabi Kazi Nazrul Islam University Nguyen Thi Tuyet Mai ベトナム 24 歳 Hue University of Medicine and Pharmacy Sean Rainier E. Zerrudo フィリピン 22 歳 University of the Philippines Diliman Shara.Nicole.N.Abella フィリピン 19 歳 Miriam College 黒澤永 日本 19 歳 獨協大学外国語学部フランス語学科 2 年 竹島桃子 日本 21 歳 獨協大学経済学部国際環境経済学科 3 年 山極和貴 日本 24 歳 群馬大学医学部医学科 6 年 8 プログラム概要

9 各日ごとのプログラム詳細 3 1 日目 (8/4) 報告 : 東京大学教養学部 2 年松嶋達也 東南 南アジア学生来日 日本人学生集合プログラム初日までにマレーシア ベトナム バングラデシュの学生各 1 名 フィリピン人学生 2 名が来日した 全員初めての来日で 思い思いに初めての日本の感想を述べていた また 日本人学生も国立オリンピック記念青少年総合センターに集合し プログラムに合流した ミーティング自己紹介 プログラムの導入 事前準備の共有を行った 始めにプログラム実施団体 (NPO 法人 MIS) の説明 プログラムの概要 目的 日程の説明を行い 参加者 スタッフ全員の自己紹介を行った 参加者の出身や専門は多様であり 初日のミーティングは参加者同士が仲良くなり 互いのバックグラウンドや考え方を知ることを目的として行われた アイスブレイクとして軽いゲームを行った後 事前課題として設定されていた 1 自分の住む地域における社会貢献の例を紹介 2 社会に貢献する とはどういうことかという 2 つのテーマについての各自の意見の共有を行った 初日ミーティング 各日ごとのプログラム詳細 9

10 2 日目 (8/5) 報告 : 東京大学教養学部 2 年釼持智洋 新宿区立信濃町シニア活動館当プログラムで最初に訪問したのは 新宿区立信濃町シニア活動館だった ここでは 高齢者の方の社会との関わり方について視察することを目的としていた まず 施設の大体の間取りを見学した後に 施設についてのお話を伺った 信濃町シニア活動館は 高齢者が交流する場所や ボランティアを行う場所 韓国語やコンピューターなどの活動を自主的に楽しむ場所として機能していた その目的は 地域の高齢者の方々が来るのが楽しくなるように また 高齢者の方に 誰かの役に立つ 感覚を持ってもらえるようにすることで 生きがいを持ってもらうというものであった 新宿区は 高齢者の割合が高いというわけではないものの 一人暮らし率が高いため 高齢者の方のコミュニティを作ることで 孤立を防ぎ 充実した老後を過ごすサポートとなるような活動をしていた プログラム参加者からも ガンなどの病気になった老人が訪問された場合はどうするのかなど 高齢者の抱える問題についての質問が出され 施設の方に丁寧にお答えいただいた その後は 信濃町シニア活動館で行われている活動の一つである 吹き矢の活動にお邪魔させていただいた 参加者の皆が吹き矢を楽しみ また 吹き矢を実際になさっている方々も外国からの参加者に非常に丁寧に教えてくださり とても楽しい時間を過ごした この信濃町シニア活動館の訪問を通して 参加者は 孤独や病気など 高齢者の抱える問題に対する有効なアプローチの一つとして感心し また 自分が貢献しているという感覚をもつことが 生きがいとなっていることへ注目するなどの反応を示していた 落合水再生センター 2 日目の午後は インフラの果たす公共的な役割について学ぶため 落合水再生センターに訪問させていただいた 落合水再生センターは 下水道処理施設であり 新宿近辺の下水を扱う施設である まずは施設の方に下水道及び水処理一般についての説明と 落合水再生センター独自の要素についての説明をしていただいた どうすれば下水がきれいな水になるのかという技術面の話から このような下水道処理施設があることの社会的な意義 また 下水処理の過程で生まれた残滓の焼却処理やリサイクル ろ過された水の再利用などの環境保全への取り組みや 公共の場としての落合水再生センターの公園の整備や下水処理を行うにあたっての地域への配慮などについて お話をしていただいた その後は 実際の水再生設備の見学をさせていただいた いくつもの建物に渡って大規模に水が再生されていく様子は 水再生という重要な作業にかかる手間を実感した この落合水再生センターについては 参加者は この施設本来の水再生活動への評価もしつつ 特に 施設の屋上部分のスペースを公園など公共空間として提供し 地域になじむような施設設計となっていることを 地域への社会貢献の理想的な一モデルであると考える声が相次いだ 10 各日ごとのプログラム詳細

11 ミーティングこの日のミーティングは 訪問先での経験を振り返り 自分の言葉で訪問先の社会で果たしていた役割 社会どのように貢献しているかを確認すること また 他の参加者がどう思ったのかを意見交換することを目的に行った アイスブレイクミーティングの前に 導入として各参加者の夢と将来何をしたいかをお互いに語り合った ディスカッションこの 2 日目に思ったことを自由に話し合う時間と 信濃町シニア活動館と落合水再生センターが社会にどう貢献しているかを分析する時間をとった その日に思ったことを自由に話し合う時間では この日が訪問開始日であったこともあり いわゆる 社会貢献 とは少し違う形の社会貢献もありうることへ考えを発展させた参加者が数多く見られた いわゆるわかりやすい災害ボランティアや寄付だけではなく 信濃町シニア活動館のような 地域に住むひとり一人を支援するような社会貢献や 地域の人々を結びつける役割の重要さ 落合水再生センターの今の日本ではもはや当たり前になってきている水再生の仕組みの社会基盤としての不可欠性への指摘が相次いだ 次の各施設の社会貢献の分析の時間では 信濃町シニア活動館の高齢者の抱える問題への取り組みについて 高齢者の人とのつながりの創出という点についての議論が多く見られた 大きな活動でなくとも ミクロレベル 個人個人を大切にする活動の重要性なども確認した また 落合水再生センターに関しては 地域の中にある ことを意識した施設デザインが主に話題となった 翌日の予定についての告知 フィードバックその日のプログラムの中で 改善すべき点について 運営側 参加者共に話し合った 新宿区立信濃町シニア活動館見学 活動体験落合水再生センター見学 各日ごとのプログラム詳細 11

12 3 日目 (8/6) 報告 : 東京大学教養学部 2 年五百藏元太 浅草観光午前の時間を使い 外国人参加者に日本らしさを体感してもらうこと 観光を通して参加者間の親睦をさらに深めることを目的として浅草周辺を観光した まず全員で浅草文化観光センターを訪れ 展望台から浅草近辺の景色や東京スカイツリーを眺めながら 各自写真撮影などをした その後 外国人参加者と日本人参加者を分割して 3 ~ 5 人の班を作り 班ごとに仲見世通りや浅草寺などを観光した 昼食も近隣の飲食店で班ごとにとり 外国人参加者もかき氷や鰻 寿司など日本食を実際に食べ 日本文化を体感する良い機会となった 足立清掃工場午後に訪問した足立清掃工場では 工場長の方に東京都のゴミ処理システムについてや 廃棄物の処理に関して清掃工場が行っている取り組みなどについてなどを説明していただいた ゴミ処理の仕組みについては日本に住んでいれば当たり前のことのように思えるが 外国人参加者からすると新鮮なものであったようで 多くの質問が寄せられた 説明の後は実際に場内を案内していただき 各設備の役割などを説明していただいた また 実際にためられたゴミを クレーンを使って焼却炉の中に投入する工程を見学し 迫力ある光景に参加者の反応もひとしおであった 場内を見学したのちは再び説明をしていただいた部屋に戻り 自由に質問をさせていただいた ここでは足立清掃工場が行っている社会貢献のあり方について多くの質問や意見が出され プログラムのテーマについて考える上で実りのある機会になった ミーティング主に足立清掃工場での説明内容に関する話題が中心であった そのうちの一つのポイントとして 小学生を対象とした見学型授業の実施の効果についての議論があげられる 日本の初等教育ではごみ処理施設 もしくは水道関連施設の少なくともどちらか一方の見学が行われるが こうした事例は外国人参加者には馴染みが薄く 社会を支える重要な分野に関心を引く有意義な内容であるとの見解が多くみられた また他の話題としては焼却後の廃棄物の処理に関するものがあった 焼却済み廃棄物の再利用については日本での取り組みに感心する声が多く 一方で埋め立て地の不足については東南アジア諸国でも同様の問題が発生しており 参加者各人が自国の状況を踏まえた意見を発表した 12 各日ごとのプログラム詳細

13 浅草観光 足立清掃工場 見学 施設の説明を受ける参加者 足立清掃工場 集合写真 足立清掃工場 見学 工場内部の見学 見学 各日ごとのプログラム詳細 13

14 4 日目 (8/7) 報告 : 東京大学教養学部 2 年堤佳奈 日本財団日本財団様では 最初に日本財団に関する説明を受け その後参加した全員による自己紹介を挟みながら 行っている活動に関する説明を受け その後の質疑応答を通して 社会貢献とは何かに関する考えを深めた 英語による説明及びディスカッションであったため 外国人参加者はより深い学びを得られたようである 財団 という一見すると 何をやっているのか具体的にイメージすることが難しい組織が 実は日本だけでなく海外でも社会をよりよくするために活動しているということに一同感銘を受けた あるメンバーは 将来日本財団で働きたい! と述べてしまうほど 貴重な時間を過ごすことができた ディスカッションの後 ご一緒させて頂いた近所のお祭りでは 外国人参加者は日本の文化を感じることができた リディラバ新宿のマイナビルームをお借りして リディラバ様にご講演して頂いた リディラバの社会の 無関心の構造の打破 という目的について図解を交えながらの説明ののち 質疑応答を行った 社会に対して問題意識を感じ それが起業に繋がったリディラバの例は 今回のプログラムの中で最も 社会に貢献するとは何か 考えるというテーマと結びつきやすく 様々な質問が参加者から寄せられた ミーティング前半の東京滞在最終日となる 4 日目は 東京での訪問先を振り返り 様々な社会貢献のあり方があったということをまとめる機会とした 東京滞在中での目標を 社会に貢献するために何が重要なのか それぞれの訪問先から考える に設定し 各自 南会津町での一つのコミュニティに密着する段階における指針を立てやすいようにした アイスブレイク 4 日間を通して印象に残ったことを各々話した ディスカッション個人でワークシートにある各質問に答えた上で 意見交換を行った 質問は以下の 6 つである 1 今日一日の所感 2 訪問先で社会貢献について考えたこと 3 今日の改善点 4この社会の問題点とどんな社会が最も良い社会なのか 5どうやったら私たちは社会貢献ができるか どのような社会貢献がしたいか 6この東京滞在によって社会貢献についての考え方が変わったか 14 各日ごとのプログラム詳細

15 日本財団 訪問 参加学生と職員の方々との意見交換 リディラバ 日本財団 訪問 集合写真 ご講演 夏祭りにも参加した 東京滞在 ( 前半 ) 最終日 各日ごとのプログラム詳細 15

16 5 日目 (8/8) 報告 : 東京大学工学部 3 年小見門宏 Cloud Camp Cloud Camp は EWM グループの開発拠点として ニアショア開発やサイト運用業務を担当している 今回は 南会津町での宿泊 活動拠点として使用させて頂いた 初日の 8 月 8 日はミーティングを行った後に 参加者全員で BBQ を行わせて頂いた EWM の衰退しつつある地域に資する姿勢と 周囲に広がる雄大な自然に感銘を受けた 訪れたのは夏の盛り真っ只中であったが 山奥に位置する当施設付近は気温もあまり高くなく 知的労働や運動に適した環境であり 大変有り難かった 雄大な自然に囲まれながら行う BBQ は今までで一番気持ちのよい BBQ で 外国人参加者の気分も最も高揚したように思う 南会津町役場の塩生様からの南会津町についてのプレゼン Cloud Camp 到着後 南会津町役場の塩生様に 南会津町についてのプレゼンをしていただいた 南会津町の概要を教わったあと 南会津町の主な問題として人口減少 特に若者の人口減少についての話になった 福島滞在の最後に 南会津町で思ったことに関するのプレゼンが控えており 今回の塩生様からのプレゼンからは 南会津町で訪問先を視察する際の視点を得ることができた ミーティングこの日のミーティングの目的は 今プログラムの最終的な目標 各自が社会貢献に対して自分なりの考えを持つ ということを再確認することであった 最終目標の再確認を丁寧に行った後 自分にとっての社会貢献を考える際に重要な要素の洗い出しと福島滞在における自分のテーマ決めを行った その後 参加者同士でそれらの共有を行い 次の日のスケジュールの確認とフィードバックを以てミーティングを終了した Cloud Camp に滞在 塩生様による南会津町に関する説明 16 各日ごとのプログラム詳細

17 6 日目 (8/9) 報告 東京大学教養学部 1年 山越 遼一 伊南の郷 この日は天候に恵まれ 午前中は南会津町を拠点にトマトや水稲などの栽培 農業体験を実施して いる有限会社伊南の郷様を訪問した 私たちはそこで実際にトマトの収穫をさせていただいた また 伊南の郷の社長である岡本様から南会津やご自身の会社に関する詳細なお話を伺った 自然と親しむ なかで農業という社会を支える重要な産業について考えを巡らせることができた 南郷トマト選果場 午後は南会津町の名産品である南郷トマトの選果場を訪問した 職員の方から選果場についての詳 細な説明を受け その後実際に施設を見学させていただいた 当施設では 冬に降った雪を使ってト マトを保存するなどの様々な工夫を垣間見ることができた 名産品が地元産業を支える根幹を担って いることを実感した ミーティング この日の経験や見聞を踏まえて 南会津町の問題点や改善点 ( 例えば 魅力的な職が少ない 若者 へのアプローチが不足しているなど ) を各参加者が洗い出した後 SNS やメディアによる南会津の宣 伝といった具体的な解決策を思案した 花火 夜には花火を行い 日本人学生 外国人学生が言語の壁を越えて交流した 伊南の里 見学 収穫体験 南郷トマト選果場 見学 各日ごとのプログラム詳細 17

18 7 日目 (8/10) 報告 伝統班 東京大学文学部 産業班 東京大学教養学部 3年 内藤 美織 2年 堤 佳奈 伝統班 前沢集落 7 日目は 2 チームに分かれて活動した 伝統 をテーマとするこちらの班は まず前沢集落を訪 れた 前沢集落は 地域の伝統的な家屋である曲屋の集落であり 国の重要伝統的建造物群保存地区 に指定されている 私たちはまず資料館を訪れ 地域おこし協力隊の方のお話を伺った その後 協 力隊の方の案内のもと 集落を見て回った 茅葺き屋根の断熱という効果を知ったり 無人の販売所 に驚いたり 住人の方に話しかけられたり 外国人学生は勿論 日本人学生にとっても気づきの連続 であった 地域おこし協力隊の方とのディスカッションでは 南会津がどんな状態を目指していて 現状はど のようになっているのかを中心に伺った 地域の住民の中でも観光業への多様な考え方があるという お話が印象的だった 南会津の町おこしについての包括的なお話を伺え 南会津で社会貢献をする としたら という最終日のプレゼンテーマを考えるにあたり土台となった またフィールドワークでは 観光客の私達からみると美しい自然に囲まれた古き良き暮らしである 一方で 実際には住民の方の様々な生活上の困難や 観光地化への葛藤があると知った 伝統的集落 に住んでいても 同じ時代に生きる同じ日本人であり 考えてみれば当然のことであった 御蔵入交流館 御蔵入交流館では お祝いの席などで食される伝統料理 つゆじ の調理体験をした 言葉は通じ ないものの 先生たちの手つきを見よう見まねでまねし おいしいつゆじができた 日本ならではの 食材も多かったようで 外国人学生はめずらしがっていた その後は会津田島祇園会館を訪問し 祇 園祭にまつわる展示物を観覧した 神輿など日本ならではの装飾やその迫力がみな気に入ったよう だった つゆじにしても祇園祭にしても 後継者不足 若い人の伝統離れが深刻だと伺った 人口流入が経 済だけでなく 文化にも影響を及ぼしているのだと気付いた 外国人学生も 自分の国のお祭りに思 いをはせていた 前沢集落 18 見学 各日ごとのプログラム詳細 伝統料理調理体験

19 産業班 花泉酒蔵花泉酒蔵様では 自分たちが飲みたいお酒を作る を企業理念とし日々酒造りをなさっているというお話をお伺いした また 地元が好きになるように地域に対しても盛んにプロジェクトを行っており ツーリングの休憩所提供や 18 歳になる地元の高校生を対象とした 18 歳の酒プロジェクト 音楽祭の開催など 社会貢献に関して興味深いお話をたくさん伺った お話を伺った後 酒蔵の中を案内して頂いた 案内の過程で お酒を作ることがどんなに大変であることなのか興味深いお話を多く聞くことができた ホシッパの家間伐材からアロマを精製し 販売までを行う所謂六次化をおこなっている ホシッパの家 を訪問させて頂いた ホシッパの家 という施設自体は 一般向けに開放されており 公民館のような住民だけが集う場ではなく観光客も集う場であり ここで人の交流が生まれるような施設にすべく企画中とのことであった その施設の説明後に 実際に販売しているアロマオイルの精製を見学させて頂いた 実際に山で間伐材を切り出す作業から アロマの抽出まで体験させて頂いたのだが 実際に体験できたことは外国人参加者だけでなく日本人参加者にとっても貴重な体験となった ミーティング夜のミーティングでは まず伝統 産業の2 班それぞれの活動報告をし その後フィールドワークを通して見えてきた南会津の課題とそれへの解決策を発表し合った 全員が若者離れにつながる問題意識をもっていたが ホシッパの家 の事例のように 地方でも革新的な取り組みは可能だという前向きな意見もあった 花泉酒造見学 ホシッパの家見学 体験 各日ごとのプログラム詳細 19

20 8 日目 (8/11) 報告 : 東京大学教養学部 2 年五百藏元太 聞き込み調査前日までに いくつかの施設や団体を訪問し南会津町の実態や抱える問題について観察 思考してきたが この日は南会津町の住民が実際にどのような問題意識を持っているのかを明らかにするべく 聞き込み調査を行った 実施場所は南会津町の中心地域である会津鉄道会津線会津田島駅周辺である この一帯には駅前には飲食店や八百屋 本屋等が並ぶ商店街が 線路沿いには大きなスーパーマーケットがあり 南会津町の住民が中心として利用している 聞き込みの方法としては 外国人参加者それぞれに一人の運営スタッフが付き添う二人一組のペアを作り 実際に街中で住民の方に声をかけ 聞き込み調査および本プログラムの趣旨を説明し 町での暮らしについてお話を伺った ペアごとに訪問先やお話を伺った方は多岐にわたり 商店街にある八百屋 町のタクシー会社などを訪れただけでなく スーパーマーケットで買い物をしている主婦の方や散歩をしていた方などからも 町で暮らしていて不便な点 困っていることを率直に話していただいた ここで得られた所感は 各参加者が発表する町への提案をまとめる上での参考とした 提案発表南会津町での活動のまとめとして 町が抱える課題について 外国人参加者 5 名 一般参加者 2 名の計 7 名が それぞれ自分が南会津町で体験したことを踏まえながらまとめた町への提案を発表した 会場は会津山村道場の教室を利用し 福島県南会津地方振興局の方々 南会津町役場の方々 協力企業の株式会社 EWM ファクトリー職員の方々に参加者の提案を聞いていただいた 発表会 ( 会津山村道場教室 ) 参加学生によるプレゼンテーション外国人学生は日本人学生とペアで発表した 20 各日ごとのプログラム詳細

21 9 日目 (8/12) 報告 : 東京大学教養学部 2 年松嶋達也 南会津町出発 東京へ移動プログラム後半でお世話になった EWM ファクトリーや南会津町役場の方々にお礼をし 鉄道で東京へ戻った ミーティング国立オリンピック記念青少年総合センターに到着後 プログラムで最後となるミーティングを行った プログラムの最終成果物であるファイナル レポートに関する説明の後 プログラム全体に関する振り返りを行った スタッフと参加者が 2 名 1 組で プログラムに参加したことによる変化や 今後どう社会に向き合い 貢献するかといった自分の考えを共有し深めていった ミーティング終了後 フェアウェル パーティが開かれプログラムの全日程が終了した 翌朝には解散し帰国となってしまうため 別れを惜しみ遅くまで語り合う参加者の姿が見られた なお 10 日目は 解散し残った者で観光をしたのみなので割愛する 南会津町出発 各日ごとのプログラム詳細 21

22 4 プログラムの成果 東南アジア学生 5 名を日本へ招待した 内 4 名は初の東南アジア圏外への訪問だった ただ日本に来るだけではなく 日本企業訪問など学びの多い機会となった 同時に 観光や伝統料理の体験など 日本ならではの文化に実際に触れた また 東京のみでなく南会津町に数日間滞在したことで 普通あまり訪れる機会の少ない日本の地方を経験する機会ともなった 多数の施設 団体を訪問し 参加者の知見を広めた 本報告書の 3 章の 各日ごとのプログラム詳細 に記したように 12 の施設 団体を訪問し 各訪問先での説明 質疑応答 訪問後には参加者間でのディスカッションを行った 多国籍の学生間での議論を行った 今回の参加者はベトナム フィリピン マレーシア バングラデシュ 日本にわたり 相互に価値観や経験が異なる中で 活発な議論を行った 参加者間での継続的な関係性を築いた プログラム終了後もフェイスブックなどを通して関係性が継続されている " 社会に貢献する " とは何か? について 各参加者が自らの考えの指針を持つ一助となった 当プログラムの主たる目的は 社会に貢献する あり方を考えることを通して各参加者が自己と社会の関わりを認識し 社会問題を発見し解決する人財となることであった 各参加者の考えを突き詰めた最終成果物として 本報告書に各参加者の最終レポートを付した 各参加者の具体的な意見は最終レポートを参照されたい 22 プログラムの成果

23 南会津町での参加者発表資料 5 南会津町でのプログラムにおいては フィールドワークをおこない 町の抱える問題に対して 解決策を検討することを通して 社会に貢献する実際の活動を実践することを目的とした 以下 南会津町での 町の抱える問題に対する解決策の提言のプレゼンテーションで使用したスライドを掲載する 南会津町での参加者発表資料 23

24 Judith Yeoh Xuu Fhen 24 南会津町での参加者発表資料

25 Nguyen Thi Tuyet Mai 南会津町での参加者発表資料 25

26 山越 26 遼一 南会津町での参加者発表資料

27 南会津町での参加者発表資料 27

28 Sean Rainier E. Zerrudo 28 南会津町での参加者発表資料

29 南会津町での参加者発表資料 29

30 黒澤 永 30 南会津町での参加者発表資料

31 Shara.Nicole.N.Abella 南会津町での参加者発表資料 31

32 Kaniz Nasrin 32 南会津町での参加者発表資料

33 南会津町での参加者発表資料 33

34 6 参加者レポート Experience Japan Program 2015 では 社会に貢献する とは何か? をテーマに さまざまな施設の訪問 参加者間での議論を通して 社会に貢献する あり方を考え 自分なりの解答を導くことを目標とした そのために 各参加者がプログラムを通して得た自身の考えを最終レポートとしてまとめた 以下 各参加者のレポートを掲載する なお 外国人学生の英語のレポートは 運営メンバーが日本語訳を行った レポートの内容は学生個人が持った感想 見解であり 当団体の見解ではない 参加者レポート目次 Judith Yeoh Xuu Fhen Kaniz Nasrin Nguyen Thi Tuyet Mai Sean Rainier E. Zerrudo Shara Nicole N. Abella 五百藏元太釼持智洋小見門宏堤佳奈内藤美織松嶋達也山越遼一 34 参加者レポート

35 Experience Japan Program 2015 レポート Judith Yeoh マレーシア University of Nottingham 訳 : 松嶋 達也 このプログラムのメインテーマは社会貢献についてであった 私が応募締め切り日のちょうど一週間前に応募したときには 社会貢献 という語が実際には何を意味するかよく分かっていなかった マレーシアにおいて 人々が社会に貢献することは多くない 皆自分のために生きていて だからこの語は私には馴染みの薄いものであった このプログラムが終了し帰国した後 社会に貢献するということが実際に何を意味しどんなに重要であるかについて多くを学んだこと そして私の物の見方が変わったことに気がついた 初日のミーティングでは 簡単なゲームを通じて互いに知り合う時間があった その後 自分たちにとって社会貢献が何を意味するのかを話し合った 社会に貢献する前に はじめに問題を発見し そしてその問題に取り組む必要があるという議論に至り 参加者各々の国が抱える社会問題の例を挙げることとなった 議論の過程で出てきたポイントのひとつは政府の腐敗であり 政府の変革が妥当なアイデアであるのかについて考えた もう一つのポイントは BOP(Base Of Pyramid) ビジネスに関してであった BOP ビジネスでは 大企業が洗剤や石けんといった生活必需品を経済的に不安定な人々が入手しやすいようにしている このビジネスモデルは経済的に貧しい階層の人々がより快適な生活をおくるために貢献している ミーティングが終える前に 私たちは社会にとってのインフラの果たす役割や理想的なインフラがどういうものかを考えるように指示された プログラム 2 日目には 信濃町シニア活動館に訪問した そこでは 新宿区のその地区の高齢者が利用できる活動や施設の説明を受けた これらのコミュニティセンターは高齢者が自分の家に引きこもらず外に出るように促し もう一度社会の一部であると実感できることを目的としている スタッフの方によると 日本では多くの高齢者が一人で生活していて 社会から切り離されていると感じている それゆえに これらのセンターが問題を解決するのに貢献している このセンターで過ごす高齢者は吹き矢やエアロビクス 外国語といった活動のボランティアの先生になることも推奨されている これは高齢者が自身の新しい目標を持ち 再び自分の価値を感じることを手助けすることであるので とても面白い考え方であると思った マレーシアには 高齢者が看護師によって介護される老人ホームしかない 信濃町シニア活動館の入る建物の中には 違った年齢層のための施設もあり このことが世代間の交流を促している 落合水再生センターでは 使用された水を河川や海に放出する前の水の濾過処理に関する説明を受けた この処理は私にとって目新しいものではなかったが 自治体がどれだけ環境の保護に気を配っているのかに驚いた マレーシアには Indah water( 美しい水 ) と呼ばれる水の浄化を行う会社が存在するのだが 皮肉なことに 住宅地の中にある屋根のない水浄化施設であり 悪臭がする 悪天候に弱い 景観にあわないといった問題がある 私の考えでは マレーシアの水処理システムは日本のシステムほど進んでいないと思う そして Indah Water の水処理を知っているマレーシア人はそんなに多くないと思われる これが 社会が水処理の重要性に気付かない原因になっていると思う 訪問の中で一番興味深かったものは 処理によって生まれた汚泥を焼却し その灰からレンガやその 参加者レポート 35

36 他のものを作りリサイクルしたり 生まれるメタンガスをセンターのエネルギーとして再利用していたりしたことである この時点で 社会に貢献することが何であるかがわかり始めたように思う この施設の観点からでは 清潔な水を提供し 環境を壊すことのないように保全することにあたる プログラム 3 日目には 日本の伝統文化を体験するために浅草に向かった 連日 観光客でごった返しているが 2 人の日本人の班員のお陰で 日本の文化を直接学び 経験することができた 班員と一緒に 世界中からの観光客でいっぱいの屋台に沿って土産を買い求めた 屋台の様子を観察してみると ポリエステルからできた みせかけの 浴衣を観光客に売って利益を得ている店もあることが分かった その後 寺院で祈っておみくじを引いた 私はキリスト教徒で マレーシアには浅草寺のような寺院はあまりなく 多くの人が一つの宗教しか信仰していないので 今までこのような経験をしたことはなかった しかし 単に自分の宗教のものではないからといって 別の文化のことを試してみるのを拒むのはとても狭い考え方であると思う 私にとって これらのものを試してみるのはとても新鮮な経験であった そして かき氷を食べて休んだのだが 日本の食べ物には質素なものが多いことに気がついた 例えば 私が食べたかき氷は氷とレモンシロップだけでできていた ここまでシンプルなものを食べるには高すぎると思ったのだが 美味しかったので文句は言えなかった 寿司も食べたのだが 日本国外で食べた寿司と全く異なっていて とても気に入った 一緒にいたメンバーのお陰で 日本で寿司を食べたという経験自体がすばらしいものだった 足立清掃工場では 再びこのような危険な環境で働いているひとたちの献身に驚いた 清掃工場内部の数カ所を見学し これらの設備の重要性に関して説明を受けた 落合水再生センターと同様に施設の紹介ビデオを見たのだが 眠ってしまっているメンバーもいた 長い 1 日であったので 本当に仕方なかったように思う 清掃工場は waste to energy という考え方に重点があった この考え方は水再生センターと同様であったが 廃棄物を焼却することで生まれた熱を再利用し エネルギーにするということにさらに重点があった プログラム 4 日目には 日本財団とリディラバという 2 つの団体の話を伺った 日本財団は一番印象に残っている 日本財団の行っているプロジェクトによって 社会をより良くし 貢献したいと思った 歯の妖精 (Tooth Fairy) やハンセン病の撲滅 遺贈 ( 病気になったひとからの相続 ) 日系スカラーシップ 戦争残留孤児の帰還事業といった事業の話を聞くことで 日本財団に関わる人々が社会貢献にどれだけ真剣に取り組んでいるかが分かった 私が一番関心を持った事業は遺贈の事業である 亡くなった時 遺産を家族に相続することが非常に多いが 遺贈は社会に貢献したいと思っている人にとって素晴らしい仕組みである 近い将来 日本財団と働きたいと思った 日本財団の活動は東南アジアや世界の他の国でも活躍するポテンシャルを持っていると思う 次に リディラバについて述べる この団体は日本財団とは違うアプローチをとっていた リディラバは社会問題に対する問題意識の向上に着目し 社会の無関心を打破することを目的としている 個人一人では問題を解決できず 他者と協力することが必要であり リディラバはそれを行っているという説明を受けた この団体は 活動に対する理由を伴った旅行代理店である 参加者とツアーの実施団体の中間に立つことにより リディラバは日本国内で社会問題に関するツアーを作成している 参加者が 何が問題であるかを直接見ることで 他の人にその問題に関することを広めることを期待している これは 雪玉効果 (snowball effect) と呼ばれている この考えは理想的であるが 私の考えでは リディラバは気づきや社会的な共感の種を蒔くだけになっていると思う もし 参加者 36 参加者レポート

37 がその種に水をやらなかったら 種は育つことができない とは言え 全く種が蒔かれていない状況よりも良い プログラム 5 日目には 電車に乗って福島県南会津町に向かった 移動は全部で 3 時間半ほどかかったが 地方に向かうにつれて変わる風景に見とれていて 素晴らしい旅であった 乗車中に数人の乗客と話したりもして面白かった 駅に着くと 4 日間私たちを色々な場所に案内してくださる 2 名の町役場の方が待っていた 森の中に立地する Cloud Camp に向かい 町に関する短い説明を受けた その後 バーベキューの準備をした 私の他数人は Cloud Camp に残ってバーベキューの道具の準備をし 他のメンバーは買い出しに行った 日本に来る前に同様の経験をしたことがあったので 火を準備するのはとても楽しかった ちょうど火の準備が整ったとき もう一方のグループが帰ってきて すぐに食材の準備にとりかかった 食べたり 笑ったり 冗談を言い合ったりして楽しい時間を過ごした このとき 私たちの中にとても親密な絆が生まれ お互いに心地よい関係になったのだと思った 翌日 伊南の郷にあるトマト農場に向かい どのように農場が運営されているか 夏の間どれだけ人手を必要としているか また 冬の間どのように事業を続けているかについて説明を受けた さらに 農業に関する新たな会社の方針として 今や農業に従事する人たちも 家族とともに休日を過ごせるようになっていることを知った ここで 私は地域の知名度を上げ そこの住民がさらに多くの収穫を得られるようにするために 夏の間のホームステイプログラムを増やすことを提案したい 南会津町は既にホームステイプログラムを実施していると聞いたが 予算や規模が小さいのではないかと思う 2 つのプラスチックボックスに好きなだけトマトを Cloud Camp に持って帰ることができた メンバーの中には土塊を使って椎茸を育成している椎茸用の温室を見学した人もいた トマトの収穫体験が終わると 農場の周りを歩き回って自然を満喫した 川の中に入って冷たい水をメンバーと共に楽しんでいる人もいた 昼食を用意して頂き 昼食をとりながらトマト農場に関してや 農場が抱えている問題について質問をした 問題の一つとして 若い人手が不足しているということ挙げられた もう一つの問題は マーケティングやプロモーションが効果的でないと感じていることであり 若い世代の新しい発想や視点が必要だと分かった しかし 良質な作物を生産していることを強調されていた また 若者にとって農業の他に魅力的な仕事がなく 町に関する関心が薄いという説明を受けた 町は農業機械や農業指導に経済的な支援をしているが 人手が足りていない 農業について学ぶことで 地域の児童が興味を持つように促す計画も存在している その後 私たちが訪れたような農場で生産されたトマトを持ってきて 輸送するために品質別にトマトを分類する選果場を訪問した 選果場の職員の方によると 南会津ではトマトは一番人気のある作物のようだ 人気が高く受賞もしているため 他県から農場で働くためにやってくる人も多い 選果場ではトマトを育てるための講習を実施しており これは恐らく南会津町に定住する動機を持ってもらうためだと思う この講習を受ける人は農場と住居 またトマト農場を始めるにあたり必要な資材を与えられる 前に述べたように トマトは人気が高く 8 月から 9 月にかけ収穫量が最も多い 冬の間は 選果場の職員はスキー場や近くの工場で働いている 従業員のほとんどが中年から高齢者の方で 年齢による給料の差はない 私が見る限り 選果は人の手で行われている一方 作業の 70% は機械で行われている このような小さな選果場でも先進的な機械が導入されていることに驚いた 自身で作物を育てるだけの十分な人手がないために 互いに品種を補っていて 地元生産者間の強いつながりがある 参加者レポート 37

38 その翌日 ( プログラム 7 日目 ) 前の晩に決めたグループに分かれて 各々の目的地に向かった 私は前沢集落と祇園会館を訪問する A グループにいた 一方 B グループはホシッパの家と花泉酒造を訪問した 前沢集落では 地元の役場の方と会い 1 軒の古民家に案内された ここでは古民家が保存され 伝統的建造物群保存地区に指定されている 家の形は L 字であり 昔は突き出た部分を 冬の間馬を世話するために使っていた この集落の主要な産業は農業であり これは今も変わらない 春 夏 秋にかけてこの集落は一般に開放されているが 冬の間は大雪のため閉鎖されている 役場の方によると 福島県は木製の家具や木造の家を学ぶのに適した場所のようだ また 集落を維持 保存するための多くの努力のおかげで この地区周辺には大きなテーマパークを建設することはできない 彼はまた 地区の特性や魅力を損なわないためにも この地区 ( 前沢集落 ) を観光名所にするべきではないと感じていた この地区の経済は栄えている訳ではないが ほとんどの地区の住民が自立しているため 比較的安定していると述べていた この集落の年齢層は 65 歳以上で長年住んでいるが 子供や孫は集落から引っ越していった人が多い 私は土地の景観と集落の魅力を維持するという面で 役場の方の考え方は理解できるが この考え方のためにこの集落が若年人口を増やすのが困難になっているように思える この問題を解決するために対策を行わなければならない 私はこの集落の状況を改善するためにいくつか方法を考えた 集落の人びとが自立的な農業を中心とする経済に満足していることや 大きな変化や近代的なインフラが好ましい選択肢でないことを考えると あまり多くのことは提案できない しかし この集落の古民家での宿泊体験行事を企画することで 生徒の前沢集落の伝統的な文化に対する関心を引き上げることができるだろう ほかの簡単な提案としてはこの地域のインターネット接続を増やすことであろう というのも 若者の多くは今や毎日の生活でインターネットを必要としているので この提案は少なくとも若者が集落に帰ることを検討するきっかけにはなるだろう 次に私たちは祇園会館へ向かった 調理場で2 人の女性が待っていた そこでは 会津田島祇園祭の間特別に作られる伝統的な料理を作った 豆腐を藁で包む方法の説明を受け ニンジンやきのこ 里芋の切り方を教わった すべての食材が茹でられ 料理が出来上がるのを待った 料理の材料それぞれが意味を持っていて 将軍のいた時代には祭りを訪れた将軍に料理がふるまわれていたらしい その後 祇園祭に関する小さな博物館を訪問した 毎年 7 月に行われる地元の有名な祇園祭に関する展示を見て回った 見学する時間は短かったが 展示はとても興味深かった すぐに短い見学は終わって 自分の国に持って帰るために手作りのお土産を購入した その夜 私たちは MIS のメンバーとペアになった 私は松嶋達也とペアになり 翌日の発表に関する説明を受けた後 すぐに要点をまとめ始めた 南会津での最終日は それぞれのペアは発表に向けた情報収集のために 町の中心部で地元住民の方々にインタビューをした 松嶋と私は最初に観光案内所に向かった 女性の職員に南会津町の観光の状況を教わったのだが ある程度持続的な経済となっているらしい しかし 南会津町はあまり有名ではなく 多くの人々がほかの町に行くために南会津町を通過してしまう また 利便性の高い公共交通が不足していることも理由の一つとなっているのかもしれない 一年の中でも観光客の少ない時期があり 特に夏の間に少ないようだ 南会津町を訪れる海外からの観光客は春や秋の花見と同様にスキーや祇園祭にも行く 観光案内所のほかにインタビューすることができなかったのが残念だった 大通りに沿って歩き 道沿いの商店を観察して スーパーマーケットに向かった その後 私はこの町には娯楽と利便性が欠けているという結論に至った 道には車も歩行者もそんなに多くなかった 見かけた人々はみんな中年から高齢者だったため 町の十代の若者はどこにいるのだろうと疑問 38 参加者レポート

39 に思った このことに気付いて 発表を作り直し新たな解決策を考えるに至った Cloud Camp に戻り プレゼンテーションを完成させた後 発表会場に向かった 不運なことに 歩いて Cloud Camp を出発した直後 雨が降り始めた 途中で Cloud Camp の職員の方々に車で拾っていただき なんとか会場に到着することができた 私の提案した解決策は娯楽施設を増やし 町の利便性を高めることである 例えば 公共交通を増やし 中心部以外や住宅地にコンビニを増やすことが考えられる 全員のプレゼンテーションがうまくいっていたように思う 南会津町の若者の減少という問題に対し 多様な視点やアイデアがあり いくつかの異なった解決策が提案されていた 私たちの提案が新たなアイデアにつながり 問題を解決する一助になればと思う プログラム最終日には 東京に戻り最後のミーティングを行った 自身の発表を要約してグループになって自分のアイデアを発表した 最後に プログラム全体で一生懸命準備してくれた MIS メンバーそれぞれにプレゼントを渡した 結論として 私はプログラムによって 新たな友達やつながりができ 新しいアイデアが生まれ 新たな視点で物事を見て 社会にさらに関心を持ち 新たな文化を学ぶことができるなど 大きな経験を得ることができた MIS のメンバーが私たち外国人学生を気遣うだけでなく 円滑に運営するために全てに関してプランを立てていて 一生懸命な態度に驚いたし感銘を受けた プログラム中いくつか問題は起こったが 運営チームは解決することができていた このような草分け的プログラムに参加することができてとても嬉しいし 次回のプログラムや MIS の将来のプロジェクトに参加することができたらと思っている MIS のみなさん この貴重な機会を作ってくれてありがとうございました 私は必ず将来の MIS のプロジェクト 特に Experience Japan Program を他の人にも紹介します 参加者レポート 39

40 Experience Japan Program 2015 レポート Kaniz Nasrin バングラデシュ Jatiya Kabi Kazi Nazrul Islam University 訳 : 内藤 美織 Experience Japan Program 2015 は 本当に素晴らしいプログラムだった プログラム中 多くの新しいことを学んだ このプログラムを組んでくれた MIS のメンバーに感謝したい 社会に貢献するとは何か というこのプログラムのテーマは 参加前の私には少しあいまいに感じられた しかし今はより明確に理解できている プログラムはよく一貫されており プログラム中に訪れた様々な場所は 社会貢献の方法を考える助けになった 東京での訪問先 ( 足立清掃工場 日本財団 リディラバなど ) は全てそれぞれに特徴的で 社会貢献についての考えを拡げてくれた 私は社会に貢献するための多様な方法を学んだ そして毎晩のその日の訪問先についてのディスカッションは 社会貢献への考えを整理するのにとても効果的であった また福島での日程は 私たちの考えをさらにブラッシュアップさせた 東京では様々な社会課題への取り組みを学んだ一方で 福島では 私たち自身が課題を発見し 解決法を考えた これら全ての経験が 私自身の社会貢献への考えを磨き上げてくれたのだ 私にとって 社会貢献とは 社会をよりよくすることである それはつまり 素晴らしい物事を成し遂げることだけが社会貢献ではないということだ 私の意見では 社会貢献には2つのタイプがある 1つ目は 個々人の社会的責任を果たすことだ 例えば 自分のコミュニティのルールや規則に従い 良い人間であることである これも立派な社会貢献であり そしてまさに社会貢献の初めにあるべきステップである なぜなら 人々はそれぞれの社会に属しており もしルールに従わなかったり義務をきちんと果たさなかったりすれば その社会を乱すことになるからだ 社会貢献の2つ目のタイプは 社会課題を解決したり 社会にとって有益なものを創り出したりすることだ これは大きな第二の段階である もしあなたが社会貢献の第一の段階を達成できていれば この段階へ進める このステージでは 他者と よりよい社会のためのパッションが必要とされる Experience Japan Program 2015 では 主にこの第二段階の社会貢献を観察した 私たちは人々を助けるために活動する様々な施設を訪れた 初日に訪れたのは信濃町シニア活動館だ ここでは多くの年配の方々がボランティアとして働いていた そこには吹矢大会やコミュニティシャワーなど 様々な素敵な取り組みがあった このような方法で 彼らは社会に貢献している なぜなら 多くの仕事を引退した高齢者がそこで時間を使え リフレッシュできているからだ また 旅行を企画しているリディラバにも訪れた 彼らには明確な目標があった それは 人々に社会貢献への興味を抱かせることである そのために 彼らは興味を持った人々を社会問題の現場に送りこむ これにより 人々は課題を明確に認識し 解決への意欲を持つ 本当に これはリディラバの素晴らしい構想だ 彼らの考えや活動に 私は大きな感銘を受けた 他にも独自の方法で社会貢献に取り組むいくつかの施設があった それらを見ることで 私は 社会貢献とは何か そして 社会貢献にはどんな方法があるのか について多くの考えを得ることが出来た 40 参加者レポート

41 社会貢献に多様な種類と方法があることは明白だ 私たちは既存の方法でも新たな方法でも社会貢献に取り組むことが出来る ここで 私自身が考える社会貢献の方法を述べる 社会に貢献するために いくつかのことをまず心掛けねばならない まず どんなことをするにせよ あなたはそのことに情熱を持っているか? ということだ 社会貢献は重荷ではなく 個々人の興味と愛情に依るものである 次に その活動が全ての人にとって有益であるかについて考えなければならない 課題解決のために何かをするにあたって 他の人々の意見を知ることが重要だ あなた自身の意見と考えは 社会課題を解決するには不十分である さらに 課題解決のやり方も重要な問題である よく組織化され 継続的でなければいけない あなたがしようとしていることが 全ての人にとって有益であるべきだということを 常に念頭に置かなければならない 福島での最終提案で 私は社会課題の解決のためのテーマに コミュニケーション を選んだ 私の主張は より多くのコミュニケーションをとればとるほど より多くの人々と彼らの課題について知り より完璧な解決法を見つけることが出来る ということだ というのも 社会課題について知り それを解決したいと願うなら ひとりで考えるだけでは不十分だからだ 誰も一人では社会課題を解決できない 他の人々の協力が必要である 他の人々とのコミュニケーションを通して その課題についての彼らの意見を知り そして人々を巻き込むことができる 社会福祉に既に携わっている他の組織とコミュニケーションをとることも可能だ さらに 適切な解決策の発見には 課題それ自体を明確に知る必要もある そのためには 社会課題の被害者ともコミュニケーションをとらなければいけない このように コミュニケーションを通して あなたは社会課題の解決方法を見つけることができるのだ 最後に このプログラムは私の人生における最高の思い出の1つになった 多くを学び 非常に楽しめ そこで素敵な仲間を見つけた BBQ や花火などの楽しいイベントも とても面白かった! またプログラムを通し 日本の文化 そして日本の人々について学んだ そして最も重要なこととして 私は社会に貢献するための明確な道筋を見つけた これらの経験が 私の将来の活動を支えることを願う 参加者レポート 41

42 複数国の協力による社会への貢献活動 Nguyen Thi Tuyet Mai ベトナム Hue University of Medicine and Pharmacy 訳 : 堤 佳奈 訪問先 東京信濃町シニア活動館 / 落合水再生センター / 浅草観光 / 足立清掃工場 / 日本財団 / リディラバ 南会津伊南の里 / ホシッパの家 / 花泉酒造 / 田島駅周辺 1 信濃町シニア活動館信濃町シニア活動館とは 新宿区の高齢者のために作られた施設であり 高齢者の方々は社会的結びつきや健康増進のための運動 文化的活動を自由に楽しむことができる 信濃町シニア活動館は毎日高齢者のためにそのような催事を提供しているのだ 1.1 訪問内容 シニア活動館館長様からセンターについての説明を受ける 高齢者の方々と一緒に吹き矢を作って遊ぶ 職員の方にお話を伺う( 宏 通訳してくれてありがとう!) 1.2 気づいたことこの施設には 50 名を越える 60 歳以上の方々がいらっしゃって 彼らはボランティアとして 施設利用者に対して 吹き矢を教えたり 海外援助ために切手を収集していたり パソコンを教えたりしている 彼らはボランティアという活動を通して本当に社会の役に立ちたいと考えていらっしゃるようでした 日本において高齢者は自分が必要とされていないような気持ちになり 孤独を感じやすいということを耳にしたので この施設のボランティアの方々は素晴らしいと思った この施設は午前九時に開館し 午後四時に閉館する また 高齢者のためだけでなく 幼児や若者など子供を支援するためや 日本の伝統的な健康増進のためなど公的な催事を行うときにも利用されている このことは 老若男女問わず社会問題について話し合い 意見を交換するような社会的結合をより強固にするためには適した状況を生みだすと考えられる 施設の各階にはすべて公共浴場が設けられている 施設利用者には単に入浴のみの利用者もいる なぜかというと 高齢者の中には一人で入浴することを困難に感じている人が多いため その補助を施設で行うからだ この施設で様々な活動に参加しているのは 70 歳前後の女性が多いというデータがある おそらくこれは 高齢者女性のほうが高齢者男性より一人でいることに対して孤独やストレスに苦しみやすいからであろう ベトナムには 家では介護することが難しい高齢者のための高水準の高齢者介護施設は数多くある しかし 看護師たちは 高齢者たちをうまく介護しておらず 一般的に身寄りのない人が介護 42 参加者レポート

43 施設へ行くと考えられている また ベトナムにはシニア活動館のような施設はまだない なぜなら ベトナムでは高齢者は施設に行くより一人でいることを好んでいるからだ 私は 施設職員の振る舞いに大変感銘を受けたが その彼は低い給与で高齢であるにも関わらず いつも笑みを絶やさず親切で素晴らしかった 1.3 このような施設はどのようにして社会貢献しているか 高齢者の 身体的 精神的健康に対するケアを行っている 施設の活動に参加することは 高齢者のアルツハイマー病や認知症の発症を軽減する効果がある 高齢者は 他の高齢者に対して指導したり 介護をしたり ボランティアをすることで 自身の経験を存分に生かすことができる 社会とつながることで 高齢者が自身のことを無価値 無益など感じたり 自暴自棄になったりすることを防ぐ 2 落合水再生センター 2.1 訪問内容 水再生センターについて説明を受ける 施設見学及び質疑応答 2.2 気づいたことこのプログラムの参加理由書でも書いた通り 私は自国ベトナムで最も深刻な問題は水質汚染だと考えている ベトナムでは多くの川が汚染されているが サイゴン川のようなより大きな川ほどその汚染は深刻である 現在では たった 60% の国民しかきれいで飲料可能な水を入手することができない 辛うじて過半数の国民が汚染されていない衛生的な水を手に入れることができている しかし 下水道の配管設備の老朽化により漏水し 安全だと考えられている水の30% は廃棄されている また ベトナムにおける水質汚染の要因となっているのは 産業排水処理制度が未発達であることと市民の自覚が足りていないことが挙げられる 産業排水処理制度の未発達がベトナムにおける水質汚染の主な原因である そのため 日本では東京 23 区だけで 13 にも及ぶ水再生センターがあるということに私は非常に感銘を受けた 現在 ベトナムの大都市であるホーチミンにはたった2か所しか排水処理施設がない Bình Hurng では一日に 141,000 m 3 の排水処理が可能であり Bình Hurng Hòa では一日に 30,000 m 3 の排水処理を行う この二つの排水処理施設は ホーチミンの一日当たりの総排水量である 20,000,000 m 3 のうちのたった 13% しか浄化できていない 多くの工場でさえ廃水システムを持っておらず 多くの産業地帯では廃水処理施設を一つも持っていない 産業廃水は直接水路や河川 湖沼へ流れ込み 深刻な水質汚染を引き起こす 例えば 2008 年グルタミン酸ナトリウムを扱う台湾資本の会社である Vedan 社は 処理を行わずに産業廃水を Thi Vai 川に流したため 川に生息していたほとんどの魚や鳥が 排水が原因で死んでしまった 水質汚染のもう一つの主な原因は 市民の自覚の欠如である フエでは 川辺に市場があり 人々は時々ペットボトルやお菓子の袋を川へ直接投げ込む怠慢行為をしてしまう この行為により川には悪臭が漂い それは私にとって耐えられないことである そして多くの場所では 洗濯をしたり 皿洗いをしたり 入浴をしたりするために 自分たちがごみを捨てた川から水をくみ上げ 洗剤や 参加者レポート 43

44 シャンプーと一緒にそのまま生活排水として川に流す 住民たちは捨てたゴミは川を流れ遠くに行くと思っている それで終わりだと思っているのだ 彼らはこれが問題を大きくしうるとは気づいておらず 長い時間をかけて彼らの健康を害する可能性も知らない また 街には十分なごみ箱がないため 人々は単に誰の目にもつかないような場所でごみを捨てようとする 川辺はそれには都合のよい場所であり 環境保全という概念を市民に自覚させることは難しいと考えている とりわけ子供の時から 私たちは周りの人に対する振る舞いを変えなければならないと考える だから 小学生を教育することは最も良い方法だと考える このことが 落合水再生センターに私が最も興味を持った理由である 説明をしてくださった担当者の方々 ありがとうございました 2.3 このような施設はどのようにして社会貢献しているか 環境改善 洪水の防止 地球環境保全 水資源と再利用と浄化 誰もがいつでも水を利用できるようにしている 環境への知識理解と共感を醸成するための 子供へのスタディーツアーの実施 3 浅草観光 3.1 訪問内容 浅草寺観光 3.2 気付いたこと私は初めて日本の寺院を訪れた 佳奈が日本でどこに行きたい? と私に聞いてきたとき 私が最初に思いついたのがパゴダだった 佳奈はパゴダという言葉に違和感があったようで Temple のことかと聞いてきた 日本人はパゴダという代わりに Temple という言葉を使うのだということがわかった もっと私が困惑したのは Shrine と Temple の違いだった 勇登が私に詳しく説明してくれた 勇登ありがとう Shrine とは日本の精霊崇拝の一種であり Shrine の中には日本特有の彫刻や模様が施されている ( だから永は私が Shrine の意味を知らないと言ったときとても驚いたようだった 永 ごめんね!) Shrine には寺院に入る前に 手や口をきれいにするための浄化桶のようなものがある お祈りをする前に Shrine の中で私たちは二回手を叩くことになっている Temple とは仏教崇拝の建造物であるので 仏教国である他の国々と同じような建物を見ることができる Temple の中では静かに祈るが その前に私たちは浄化のためにご焼香をしなければならない また Temple にはおみくじはない 浅草寺は Temple であるが浄化桶のような Shrine に特有であるものも持ち合わせている 辺りを散策しているとき 人力車の運転手と目撃した 彼らはとても若かったので 私はとても痛ましい気持ちになった もっと他の良い仕事に就くべきだと思った 炎天下の中 彼らは重労働を強いられるにもかかわらず 彼らはいつも笑顔で楽しそうだった 私は日本の伝統的な移動手段を保存していこうとする彼らの努力を称賛したい 私はこれもある種の社会貢献だと思う また私は仲見世通りが好きだ なぜなら おいしそうな食べ物や伝統工芸品で溢れるたくさんのお店が軒を連ねている光景はまるで自分が江戸時代の通りを歩いているように想起されるからだ 私は本当に おもてなし文化 に感銘を受けた 商品を売っている人たちはとても素晴らしかっ 44 参加者レポート

45 たので もし私がもっとお金を持っていたらもっとたくさん物を買いたかった 3.3 このような施設はどのようにして社会貢献しているか 伝統的美や文化の維持 東京を訪れた外国人観光客を魅了 4 日本財団及びリディラバ ( ソーシャルビジネス ) の講義 4.1 訪問内容 日本財団の行う活動についての話を聞き 質問した 日本の地域のお祭りを楽しんだ ソーシャルビジネスを行うリディラバの説明を聞いた 4.2 気付いたこと日本財団とは公益財団法人である この財団の理念は日本の競艇による収益やその他の入れ歯の寄贈 夢の自動販売機などで資金調達を行い 日本だけでなく世界において人道主義的活動のための援助にそれらのお金を使っている 事業のフィールドは公共の福祉や健康 教育などである 私は日本財団の労働環境に大変感銘を受けた それらはとても専門的で魅力的であった 私の夢はこのような組織で働くことである 職員の多くが英語に長けており ユーモラスであった 日本財団は社会貢献をしている典型的な組織だと言えよう 近年 日本財団はハンセン病感染者の人権向上へ注力している 私は非常にこのハンセン病事業に興味がある しかし ハンセン病は WHO の規定する優先的な病気ではない ハンセン病患者数はどんどん減ってきているのだ なぜ 巨大組織がハンセン病に注力しているのだろうか その根底にある理由とは 日本財団の会長が昔ハンセン病を患った少女に恋をしたことにある 私の結論では 共感がもっとも社会貢献において重要なファクターだと思う もし 本当に関心のある問題を見つけることができれば その問題解決やプロジェクト計画などに最善を尽くすことができるだろう だから 子供や青年 とりわけ小学生の頃に共感の心を成長させておくことがとても重要だと考える リディラバは元々学生によって創設された組織である 彼らは 社会問題について経験し 学ぶことのできる数々のスタディーツアーを企画している 私は日本全国の NPO や社会起業家との彼らの繋がりにとても感銘を受けた 彼らは丁寧に計画を準備し プレゼンテーションを行うスキルを持ち NPO の将来を明るく照らすことができるに違いない 4 年間で彼らは 100 以上のツアーを実施し 400 以上のテーマを取扱い 2000 人以上の人々を様々な社会問題のある場所へ連れていった これは学生が運営する組織としてはとても大きな数である 彼らの活動は日本だけにとどまらず 台湾やフィリピン ヨーロッパなど海外でもその輪は広がっている しかしながら 彼らの活動は諸問題を直接的に解決するわけではない とても限られた活動ではあるけれども リディラバは 若者が共感の心を持ち 社会の問題を認識させ より合理的で批判的方法で議論や思考するための能力を得ることを手助けする 結論として 社会貢献には様々は方法があることが分かった 勿論それは 個々人の金銭問題や 人間関係やつながりなどの手段によるものである 心から個人が周りで起きていることに関心を持つだけで 私たちは自分たちの社会に貢献し 社会を良くするようなたくさんのことを行うことができるのだ 参加者レポート 45

46 5 足立清掃工場 5.1 訪問内容 職員の方から足立清掃工場の説明を受ける DVD でさらに理解を深める 施設を見学し 質疑応答をする 5.2 気づいたこと私は初めてゴミ処理の1 工程を見学した それはとても近代的で効果的な科学技術であるように思われた 私はベトナムにもこのゴミ処理の過程を紹介したいと思う 各区の様々なごみ 収集 分類 燃えないゴミ 燃えるゴミ 埋め立て処分 肥料化 ゴミの埋めたては土壌や河川 湖沼の汚染を引き起こし 健康や環境へ長い期間の悪影響を及ぼしうる ベトナムと日本のゴミ処理工程に関しては多くの違いがある 将来的には私たちは自分の国の科学技術を適用していくのだろう そして私がこの施設を見学していたときに 私は汚いクレーンの中で 機械を清掃しているたくさんの職員の方々を見た おそらく 彼らはただマスクをしていただけだったので 長い時間は働けないのであろう 5.3 このような施設はどのようにして社会貢献しているか 市民を守り 町の環境を衛生的に保っている 資源の再使用やゴミによる発電 その他再使用を行う 子供に対して環境への理解と共感を芽生えさせるスタディーツアーの開催 46 参加者レポート

47 6 南会津町 6.1 訪問内容 伊南の郷にてトマト収穫体験 ほしっぱの家 芳賀沼製作訪問 花泉酒蔵見学 地元の人への聞き込み調査 自治体職員の方へのプレゼンテーション 6.2 気づいたこと南会津は福島にある小さな町である この素敵で美しい町は素晴らしいワインや日本酒 トマト 川魚 米 ひめさゆりという希少な花で有名だ 空気は澄んでいて 森はきれいだ しかし 毎年冬という長い困難を耐え忍ぶ 人々は身を粉にして働き 雪かきを行う そして目下の深刻な課題は 人口減少であり 彼らは若者を魅了するために尽力している 会津の人口は縮小し続け おそらくその減少率は予想よりも早いペースで減少している 2000 年には南郷地区に 3000 人が住んでいたが 現在はたったの 2200 人しかいない 考えられる理由としては 若者が学校を卒業後 良い仕事を求めて大都市へ移ったからであろう 南会津には限られた仕事しかない また 南会津は 4 つの地区 ( 南郷 伊南 田島 舘岩 ) からなる 私たちは南会津役場が地域経済を強化することと活気あふれるコミュニティを創造することに集中していることを伺うことができる なぜなら 役場の職員の方々は私たちのプレゼンテーションを注意深く聞いて下さり 観光客を魅了するために様々な方法を試していたからだ 南会津では夏にひめさゆりまつりが開催され 冬にはスキーや酒の季節となる なので 観光客の足が遠ざかる春と秋に音楽祭を開いている 私が南会津町民の皆様にこの町での生活状況についてインタビューを行うと 彼らは私にもっともな解答をしてくれた 町が不便だと感じる理由 : 冬が大変である ( だがそれは短い期間であるから今耐えられているように思える ) 雪かきが大変 若者不足 たった 5 台しかタクシーがないように公共交通機関や スーパーやコンビニ 若者のための製品が不足しているまたは限られているため 買い物に対して不便を感じている 仕事が限られている 南会津での 2 日間の滞在で 私はこの町の 3 つの問題を発見した ( - ) 若者への優先的な保障が担保されていない ( + ) 社会学を学んだ若い女性は昨年 酒蔵の一助となるために南郷へ戻ってきた 彼女の給料は 10 万円になったが これは日本において大きな額ではない ( + ) 農学を専攻した男性はホシッパの家を運営し アロマの精製のために林業を行っている 彼は自身の強みを生かしている 彼は専門性を持った建築家であり 夏は涼しく 冬は暖かい家を作る方法を知っている これからは彼のこの輝かしい才能をさらに生かすべきだと思う ( - ) 一人暮らしの高齢者が多い ( + ) 勉強や仕事のため別の町に子息が引っ越してしまう このことは隣人たちで数少ない高齢 参加者レポート 47

48 者たちが協力し合っていることを暗に示している 高齢者が一人で住むことはおそらく不安なことだ 彼らは健康管理に問題を抱え 日々の仕事や家事などに追われ 体調を崩してしまう可能性すらある ( - ) 南会津において町外の企業との連携がない ( + ) 南会津は素晴らしく 美しい町で 蕎麦やトマト 桃や花 伝統的な祭りで有名である しかしながら この町を訪れる観光客の数は増加していない その理由は 町が広告やマーケティングをあまり行っておらず 会社や大学などとの社会的ネットワークが薄いからであろう 6.3 問題の解決策 若者への優先的な保障が担保されていない 才能ある若者にこの町の良さについて気付いてもらうためには 子供の医療費免除や医療センター 会社の利益に見合う多額のボーナス 休暇などのようなよい社会保障や利益を提示すべきである 他にも大学入試に失敗した大学生をサポートすることもできる 卒業後 そのようなサポートをしておけば 彼らは街に帰ってきて街に還元してくれるかもしれない 夫婦優遇措置などの優遇措置政策はたくさんある 自治体は配偶者の職探しや家探しを手伝うべきである 一人暮らしの高齢者が多い 新宿区のようにシニア活動館を建設することが必要である 高齢者は一堂に会し 話したり何か行ったり 一緒に入浴したり 交流することができる 南会津において町外の企業との連携がない 元太の言っていたように インターネット上の広告や SNS での広告に注力すべきである また 地下鉄や電車 バスなどの交通機関の拡充も図るべきである 学生の体験地や小中高生の修学旅行のために 都市の農業大学や学校とのつながりを持つこともよい 他にも market festival のような様々な製品が一堂に会し 購入できるような機会があってもいいかもしれない そこでは蕎麦や 日本酒 トマトや桃 米などの地元の特産品を PR することができる また南会津の町民もまた町では買えないようなものを買うことが出来ても良いかもしれない 7 結論まず初めに このプログラムに参加してよかったと思っている 私は 学生によって実行されたこのプログラムが上手くいくとは思っていなかった プログラムは専門的で注意深く構成されていた 私たちは多くを学び ともに時間を過ごすことを楽しんだ このプログラムで私は社会問題を学ぶ仲介者となり 日本の文化を楽しんだ 私の日本への愛は少しずつ大きくなった 近く 私は日本語を学ぶ予定である この Experience Japan Program 2015 に参加したことで 私は何か社会貢献したいと強く思うようになった ゴミの分別について友人や隣人の意識を向上させたい また 日本での経験を共有することで環境保全を行いたい 組織での能力や行動を学んだので 近い将来に MIS やリディラバのような組織を設立したい 48 参加者レポート

49 小さな意思表示 社会に対する意識と社会に入り込む活動を通して コミュニティを向上させる Sean Rainier E. Zerrudo フィリピン University of the Philippines Dhiliman 訳 : 釼持 智洋 Pagkakawanggawa. これが 私が Experience Japan Program 2015 がどんなテーマを扱うのかというのを見た時に 私の心に浮かんできた最初の言葉だ このフィリピンの単語は おおよそ 慈善 や 博愛 と訳されることになる それは 他人のために役に立つ無私の行為のことである この概念と強く結びついているのは Bayanihan という言葉の概念でもある その言葉の由来の単語は 共同体 と訳される Bayan である Bayanihan の概念は ある目的を達成するために 共同体の仕事をする もしくは 個々の市民の仕事にさえも携わることである 共同 協力 そして一致団結がこれらのフィリピンの言葉の重要な概念なのである これらの言葉が 社会貢献とは何か と最初に聞かれた時に 私の心に浮かんできた事柄の原因ともいえる重要な言葉なのである 最初に そしてなによりも 社会的義務 に対する 慈善の観点 ( たとえば 社会をよくしようという義務感 ) は どのように社会に貢献したいかについて見るためにとりえる観点だ その地域の人々の社会の状況を見て そして 自分の地域共同体の NGO や政府 ボランティア組織がどのようにして ミクロからマクロまでのレベルでおこっている窮状や貧困を緩和していく見込みのある貢献主体たりえているのかを見ることは どのように 社会貢献 によって私たちが助けられているのかを考える動機づけとなりえる たとえば 人々の無関心を打破しようとする リディラバ の活動のおかげで どのようにしたら 直接の体験 もしくはそのような関連分野の活動への参加 ( またはその両方 ) によって 社会に対する自覚を促す出来事として機能するように組まれたプログラムを作りあげられるのか ということを知ることができる そのように 社会に貢献しうる主体である人々が より強くつながり さらには彼らの信念を形作る助けとなりうるだろう というのも 実地の活動の一部になることが 社会問題に関してより深く理解していくこと その後続いて 社会の力になろうと努力する人々の力の一部として自分自身が貢献することの手助けとなりえるからだ 後者の段落との関係性でいうと 日本財団 もまた 社会貢献の分野において重要な基本概念を共有してくれた 日本財団は 社会をよくするだろうプロジェクトに対し 助成することで 慈善活動の実行を促進し 支援している たとえば 彼らはハンセン病の問題への取り組みを支援している それらの問題についての悪評判を終わらせるために活動するだけでなく この病気に感染した人々に向けて 医療や直接の支援に支援金をだし 実際に提供するのだ 彼らはまた海外へ支援を行い 社会福祉活動を進め 日本でボランティアの企画を推し進めている そのような状況を意識するようになることで 慈善活動を実施し 自らの社会的義務を果たし また 社会に変化をもたらすボランティアとなるために 自身で利用することのできる数多くの方法が存在するということが分かる 私たちは 自分のいる共同体の様々な面を手助けする組織や集団に参加することで 自分の社会へ奉仕するボランティアになることができる しかし 私たちは社会を大 参加者レポート 49

50 切に扱わなければならないだけでなく 私たちの住んでいる環境もまた大切に扱わなければならないのだ 社会貢献はまた 国民や人の集まりが社会の福祉と発展を促進するという意思表示になりうる 社会貢献は ボランティアの仕事をするような簡単ものでもありえるし 二酸化炭素の排出量を減らしていくことのできるシステムをデザインするというような複雑なものでもありえる 足立清掃工場と落合水再生センターは どのようにしたら 社会で機能しているシステムが 環境をより良くすることに貢献する手助けとなりえるかということについての例となっている それら二つは 物質をリサイクルすることを進め それによって 環境に対して適切な処理をすることを進めている 足立清掃工場のリサイクルと 意図しているこれからの活動計画によって 二酸化炭素の排出量がより少なくなり それによって 環境に対する被害も減らすことができる また 住民によって利用されている地域のために 代替の物質を使用している ( たとえば 処理後の残滓と それがどのように道や歩行者道路を建築し また 補修するために使われているか など ) そして いかに小さな行動が社会に影響をおよぼしうるかについて 次世代の子どもたちに分からせて 教育するための授業も行っている これらの小さな意思表示は 引き続き社会の福祉に貢献するのだ また 生態学的 社会的 建築的 文化的 行動的な要素を考慮にいれた発展を提案することを通して 空間を作りあげている環境を改善するという実践は 私たちが社会に貢献することの一部分となっている これらの発展は 住宅街や小公園や箱庭のようなミクロレベルで もしくは 住んでいる共同体や貯水池やマングローブや公の公園や またはある地域の都市のマスタープランをさえ含んだマクロレベルで ( もしくはその両方のレベルで ) 起こりうる 落合水再生センターは 施設に近接した場所に活動空間をデザインし 続いて 市民のための 共同体の独自の意味を作りあげることによって 発展を提供している そしてそれはまた 地域の人々 ( と地域の共同体 ) に対する貢献の一つの形 社会貢献の一側面 なのである 社会貢献は他人の生活の質を高めていくことを目指している慈善活動を含んでいる 私が思うに 地域の共同体は 社会貢献が有益たりえる共同体である そのように 地域の文脈において フィリピンのバランゲーは社会貢献に注力した大抵のプログラムの受益者となっている たとえば 私自身の経験からいうと 無料の健康診断が毎年行われ 子供向けにスポーツ医療の診断があり 植樹活動も行われ 私たちのバランゲー ( 地域共同体 ) では毎年奨学金ももらうことができる 今回のプログラムの2 日目に 地域の自治体もまた 日本の状況において地域の共同体を手助けするなかで 支援の活動を行っていることがわかった たとえば 信濃町シニア活動館では 高齢者の方々の社会的 身体的 情緒的なニーズを満たしえる活動を提供することで 生活の質を改善し 手助けしていく中で 高齢者の方々を支えている ミクロレベルでさえ 社会の様々な集団にむけた社会貢献の概念がみられる そのまま この行いが 他者を助けるように向けられた別の共同体を生み出す可能性がある ( たとえば さらに活動範囲を広げたりだとか 社会を形作る手助けとなる活動だったりとか ) 景観建築 社会の民衆レベルまで徹底的に考える建築のことだが の文脈からも考えると 私は 社会貢献と結びついた多様なデザインと実践を応用してみたいし 人々 政府 設計者 そして環境の間での相互作用を観察したい 景観建築の分野で基礎を為している理論と 社会貢献 の分野を目指した計画を考案するために その理論を設計者がどう使うかということは 未来の計画をどう作るべきか ということについての私たちの集団意識の一部となりえるといったように その計画にとって有益なものになるだろう 私は 南会津に滞在していた間に この目的を達成した 次のテーマに取り組んだのだ (1) その土地の社会文化的な背景において考え (2) 次の世代も利用することができ 50 参加者レポート

51 るように持続可能な解決策を生み出し (3) 人々を意識的にし ボランティアとなるようにする これに取り組むことで 私は 南会津における人口の問題がどれだけ重要で どのように物事が大きなシナリオに沿って動いているか に気づくことができたのである 現地の自治体は 社会に対して貢献できるという重要な側面を持っている たとえば 伊南地区における農業の仕事に関しては 彼らは将来の住みうる住民に対して 金銭面での支援を提供する ( もっとも彼らは そこで共同体を作り 繁栄させて支えとなる人 ( 労働力 ) がまだ必要なのであるが ) そのようなプログラムは 南会津の人口がこの先数年にわたって激減しないようにするにはとても重要だ 前沢地区もまた 自治体から支援を受けている 前沢地区では その土地にある伝統的建造物を保存するために自治体が努力をしている しかし 住民の大半は高齢者なのである 私たちは 皆にとって有益になりうる解決策を作成するために 一つの共同体として これらのことに気づき 議論をしなければならないのである 会津田島駅でのフィールドワークによって 実状を明確にし また 一部のケースにおいて どのような種類の社会貢献がなされなければならないかを適切に描くために 様々な集団 分野 関係から協力がなされる必要が本当にあることを明確にする機会を得ることができた 社会貢献は 様々なプログラムやボランティア活動を含む集団や組織に参加することによって もたらされうるのだ この Experience Japan Prorgam は 私たちが 一歩先へと進みように手助けし 私たち自身の所属する社会へ貢献するようなグループを作り上げるための 舞台だった このプログラムのおかげで 私たちは近隣の国々との絆を築くきっかけをえて 新たな友と出会い 私たちの社会への新しい視点を獲得した このことによってまた 自国の国の状況に関する社会的な意識が向上し 私たちが果たすべき役割が作り上げられ 個々の国の代表者としてふるまうことになった このシンプルな行動によって 活動が指揮されうるし 私たちが自分の共同体へどのように貢献するかにまつわる自分達の役割の確立と定義が進められうる 今や なによりも 社会のために 共同し 協力し 一致団結する必要があるのだ 私たちは 社会貢献 の建築家なのだ 参加者レポート 51

52 社会貢献 Shara Nicole Novero Abella フィリピン Miriam College 訳 : 小見門 宏 三年前 私は教授からある会議に出るよう頼まれ どうせあんまり面白くはないだろうなと少しためらったが 出ることにした 会議の途中 他の参加者が互いに話しているのを眺めながら 退屈さを少しでも紛らわせようとペンのボタンを何度も押していた どうせこの会議も退屈なんだ と思いながら しかし 私は間違っていた その会議は私を変えた 私に将来へのヴィジョンを与えてくれた その会議は世界をソーシャルエンタープライズによって変えたい人たちでいっぱいだった その時は 私は自分の知識に自信があって 社会を助けてあげられると思っていた 勿論 それは誤りだった 私は両親に長い間ずっと日本へ連れて行って欲しいと頼んでいた 日本に行くことは私の夢だった 日本で行きたい美しくて個性的な場所 買いたいもの やりたいことをいつも夢見ていた 私の大好きなもののほとんどは日本にあった 日本はいつも私の望みの中で一番だった だから 今回 MIS の Experience Japan Project に参加することは自分の夢を叶えることと同義だった 待ったかいがあった 日本の美しさを見ることがおまけに過ぎないなんてこの時は殆ど思わなかった 私が望んでいたものの全てを体験して 見ることは出来なかったけれど 本当に 想像以上に幸せだった 日本での体験全てが想像以上だった 日本を訪れたことは決して忘れることが出来ない体験になっただけでなく 多くのことを私に教えてくれた 正直に言えば このエッセイは今まで書いたことが無い程難しい 私の心の中に在るものを完璧に言い表せる言葉なんて 見つからない 英作文が下手なだけかもしれないけどね 完璧な言葉は見つからないけれど 私はいつか社会を良くする方法を見つけるってことは確信しているんだ ちゃちに聞こえるかもしれないけれど 社会を良くすることは永遠に私の心のど真ん中にある この短いエッセイで プログラム中だけでなく その前と後に私が学んだこと 体験したこと さらには人生で成し遂げたいことが伝われば と思う ごちゃごちゃのように見えるかもしれないけど 私の言いたいことが伝われば嬉しい この数週間 社会貢献とは本当は何なのか考えていた 様々な NPO や人々 学生から色々なことを学んだけれども 社会貢献とは何かという問いに完璧に答えることは未だに出来なかった いくつもの考えが頭の中に思い浮かんだけれど 満足の行く答えは1つもなかった 日本に行く前は 私は社会貢献とは何か という問いに対して簡単で満足のいく答えを持っていた そして 実際は将来やりたいことは全て心の中で計画済みだった ビジネスによって世界を良くしたい 起業する計画も出来ていて それによって人々に職を与えることが出来ると思っていた 貧困も削減出来る 不十分にも思えるけれど 私は満足だった 他人を助けながらも自分は利益が得られるだろう 52 参加者レポート

53 プログラムの始めの数日間 私は社会貢献について多くのことを知っていると自信を持っていた 今まで色々な社会問題に晒されてきたのだから 私の定義に依ると 社会問題はお金や収入に関する問題であった 収入を増やす何かをつくり出すべきだと考えていた しかし 様々な NGO から学んだことについて思いを巡らした後は 社会問題は金銭的な問題だけでなかった それ以上の何かだった 金銭だけでなく より深く 価値観や精神 魂の内側と関係していた 私たちが訪ねた様々な場所から 私は日本人がどのように自分たちの文化を実践しているかを学んだ 着物を着て 食事を運んでくれる女将を見て 衝撃を受けると同時に少し羨ましくも思った 私の国も同じようにしてくれればいいのに 私たちは自分たちの文化に感謝するということを学ばなければならない フィリピンに戻ってきた時 正直に言うと私は見るもの全てに失望した そう全てにだ 空港についた時から 帰路に着くまでずっと 私は悲しく 不安だった なんで私の国は日本とこんなにも違うんだろうという思いは途切れることが無かった こんな所にずっと居るなんて堪えられない いつの日かこの国を捨てたいと思った 愚かに聞こえるでしょう そう 私は愚かだ フィリピン人は自己中心的で みんなこうだ 強欲で自分のことしか考えていないような人でいっぱいだ しかし ある考えが私は彼らとは違うことを思い出させてくれた 少しまた悲しくなった 友達と喋っている時 彼女はフィリピンで一番の大学に通うある生徒について話してくれた 彼は勤労学生らしい 彼の給料はたったの 50 ペソ 1 ドルだ 教授が彼になぜたった 1 ドルのために働くのかと尋ねた所 彼はこう答えた 必要な本をコピーするためです 彼の答えは私の心を引き裂いた 他の人はそんなこと思わないだろう 彼はお金のためでは無く 研究を終えるため 尊厳を守るために一生懸命働くのだ 自己満足のために他人からお金を奪う人ばかりなのに 彼は違った 彼の話は 助けが必要な人はたくさん居るということに気づかせてくれた 彼のような人がたくさん居て それぞれ様々な事情を抱えているということを私はもう知っている そんな人たちの存在が 私にこのフィリピンにいたいと思わせてくれる そのたった1つの話が 私に多くのことを気づかせてくれた そのたった1つの話が 私が日本で学んだことを1つにまとめてくれて 私が将来行いたい支援を展望させてくれる 日本で尋ねた全ての組織や場所は目的を持っていた 私はどのようにして自分の国を良く出来るかについて希望と知識 アイデアを与えてくれた 私は MIS に送ったエッセイを覚えている そこで私は どのようにして日本が自国の文化を享受しているか フィリピンの人々も自国の文化に敬意を表すことがどれほど重要かを理解してもらいたいこと そしていつか私がそれを手助けしたいことを述べた 日本での経験は本当に私に知識を与えてくれた もし自分自身の文化を体験するだけだったら 同じようになってしまうだろう 他の文化を体験することは 自分たちの文化に対してアイデンティティを持つことに繋がる もしある社会を助けるとするならば 私は自分の国を良くしよう たとえ誰も立ち上がって 国を良くしなくとも 私が立ち上がろう 過去の自分だったら ただ時間をつぶすためにペンを使っていた しかし 今の私は どのように社会を良く出来るかについて大事な考えとアイデアを書き留めるためにペンを使う もしあの会議が 参加者レポート 53

54 私を変えてくれたとするならば MIS は私の人生における価値観を変えた あの会議は私に望む未来像を与え MIS は世界が必要とする変化を確かめるために 私が踏まなければならないステップを具体化してくれた あの会議も MIS も私の中により良い未来像を形作ってくれた 私たちは それぞれが違った社会貢献の定義を持っているようだ 私にとっては 社会貢献とは 幸せ以外何も得ずに他者を助けることだ 社会を良くするということは心の中から来る MIS について 私の出会った一生懸命な人々について 世界を変えるために同じ目標を共有した人々について考えるといつも 私は未来に待っている素晴らしい世界を思い描くことが出来る そして いつも幸せになれる こんな種類の幸せを感じたのは初めてだ 54 参加者レポート

55 社会貢献 とは何か? 五百藏元太日本東京大学教養学部 2 年 あなたにとって 社会貢献 ってどんなものですか? いきなり誰かにそう聞かれたとしても すぐに明快な回答をすることのできる人はほとんどいないだろう 実際 私がこの Experience Japan Program2015 を企画することになり 社会貢献という 非常に抽象度の高いテーマを設定してプログラムを運営することになった後でも 明確な答えを持つことは私自身難しかった それゆえ 短期間でいろいろな 現場 を見て その活動から何か面白そうなことが見えてくればいいな くらいに思っていた では 10 日間にも及ぶプログラムを終えた今 自分の中で何か変化があったかどうか と聞かれれば 確かにあったと答えられるだろうと思う 実のところ変化といっても驚き というか気付きというか ある種の意外さを感じたというくらいなのだが 私はこのプログラムで多くの方々と接する中で みんな意外といろいろな何かに貢献しようと意識しているのだな と何度も何度も感じた プログラムに参加する以前 私は基本的に社会におけるどんな活動や行動も その規模や影響力に違いはあれど めぐりめぐって社会に影響を与え 何らかの形で社会に貢献することになっていると思っていた この考え自体はプログラムを経て間違っていると思うことはなかったし むしろより強くそう感じるようになったことのだが プログラム以前の私はこの考え方ゆえに 多くの人々は社会に貢献しよう 誰かのために 何かのために行動しようとそれほど考えずに生活しているのではないか と考えていた節がある つまり それまでの自分がそうであったように いろいろな活動はするものの社会を生きる人々が強く明確なモチベーションを持っているなどということを想像できずにいたのである しかし今回のプログラムで訪問した各施設で活動されている方々には 自身が行っていることへの自負とモチベーションを感じた 一番初めの訪問先であった信濃町シニア活動センターでは館長さんが純粋に高齢者の方々の交流の場を作りたいと思って運営を行っていることがひしひしと感じられたし 館長さんだけでなく吹き矢の先生も自分が吹き矢を通じてどのようにほかの人々に楽しんでもらいたいか どんな貢献をしたいかということを語ってもらうことができた 私はそれまでいわゆる福祉関連の施設への関心がほとんどなかったし そうした施設に従事している方々がどんな気持ちなのかといったことを まるで理解していなかった 強いていうのであればある種の使命感のようなものに駆られているのかな 程度にしか考えていなかった しかしながら今回 そうした施設で活動する方々は今まで自分が思った以上にいきいきと活動しているということに気が付いたし 自分が思っていた以上に 楽しみ を追求しているし そしてまた 自分の 楽しみ を共有しようとしていた こうしたことは決して 誰かのために というような気持ちから発生するようなことではなく それ自体が 楽しみ であり 世間でいうところのやりがいなのだろう 福祉関連の施設に関心がなかったと前述したが それはつまりそうした施設の持つ他人のために働くという言葉以上の やりがい がピンと来ていなかったのである 今回の訪問で言葉にすることは難しいが 参加者レポート 55

56 そうしたある種の やりがい を発見できたと感じている 社会貢献というとなんだか難しそうな気もするけれど 自分が やりがい を感じていることというのは それ自体が 楽しみ なのであるし それは同時に社会貢献へのモチベーションでもあるのだろうと思う これまでは両者を知らず知らずのうちに相いれないものとして捉えていたが このプログラムを通して 両者が実は同じなのではないか もう少し言えば 両者が一体となっている状態が理想的な社会貢献には必要な事なのではないか という考えを獲得することができたように思う また 私は今回の訪問で特に 2 つの訪問先で やるべきことを超えた社会貢献 のかたちを見ることができたと思う 一つは落合水再生センター もう一つは南会津町で訪れた花泉酒造である 落合水再生センターの主たる業務はもちろんのこと私たちが日々生活するうえでだす排水を処理することであり これだけ考えても私たちの生活にかなり貢献しているといえる重要なものだが 自分のやるべきことをやればいい といったような活動のしかたをしているわけではないということを改めて感じた 具体的には水再生センターの敷地を公園化し近隣住民への住みよい暮らしに貢献しようとしている点や 今回私たちが水再生センターを訪れたように 外部からセンターを知ろうとする人々に対し 丁寧に施設について説明 案内し理解の手助けを行っている点である 説明をしてくださった案内係の方はにこやかに笑いながら レポートとかで使いたかったらいつでも来ていいよ もっと詳しく説明するから と帰りがけの私たちを見送ってくださったが このとき私は純粋にここまで私たちに対応してくださる姿勢にすごいと感じた よくよく考えて見ればどこから来たのかもわからない大学生や国も違う学生に事細かに施設を案内するというのは水再生センターの本来的業務ではまったくない こうした活動のように考えてみれば多くの施設や団体で本来的業務とは全く違う領域の活動が行われているということを再認識したのであった もう一つの訪問先 花泉酒造では実際に日本酒造りに使う酒蔵の中を案内していただきながら 日本酒の分類について どうやって日本酒が作られるのか など多くのことを説明していただくことができた そしてその後 現在花泉酒造が南会津町で行っていることについて説明を受けたのだが ここに酒造りにとどまらない従業員の方々の思いを強く感じることとなった ここで説明していただいた 18 歳の酒プロジェクト などは若者の日本酒への関心を上げたいという狙いのほかに 地域の良さを若い人たちに感じてもらいたいという 地域全体を見据えた狙いがある 酒造なのだから酒造りをする という本来的目的にとどまらない地域への貢献に向けた気概を強く感じた 花泉酒造はもともと地域のための酒造りという観点から創業 運営されている だからこそ 酒造りだけでない地域への関わり方を模索しているのだろう 以上のように特にこの二か所の訪問先では 当然やるべき仕事以外への活動の様子を知ることができたのだが 私はこうしたプラスアルファの活動を見て純粋にスゴイと感じた また自然と社会貢献ってきっとこういうものなのだろうなと感じた もちろん やるべきことに専念し それを高いクオリティで達成し 人々の役に立ち人々に喜ばれる そうした形の社会貢献というものもあると思う しかしながらこうした考えには 一定数の人々から やるべきことをやるのは当たり前で 社会に特別貢献しているとは言い難い といった意見がでることだろう やはり自他ともに自身をもって社会に貢献しているといえるためには プラスアルファ という要素が不可欠になってくるように思う ど 56 参加者レポート

57 んなことでもいい 今 自分が何かやろうとしていること 実際にやっていることに何かちょこっとの関心を足してあげるだけで 当たり前にやっていたことがより社会貢献的な性質を帯びるのではないだろうか 参加者レポート 57

58 社会への所属意識と貢献アプローチ 釼持智洋日本東京大学教養学部 2 年 はしがきこのレポートでは まず前提として 社会貢献はしなければならないものなのか そもそも社会貢献とは何かということを考えたい 続いて 自分にとって社会貢献をする動機を述べる その後 実際に社会に貢献するにあたって 今回のプログラムで考えを深めたアプローチ方法を書き 最後に結論を書こうと思う 1 社会貢献とは何か今回のプログラムのテーマは 社会に貢献するとは何か だったわけだが そもそも人は皆社会貢献をすべき存在なのだろうか まずこれに答えるためには 貢献する対象となる 社会 とは何か から考えなければならない 人それぞれにとっての 社会 とは 自分が所属意識を持っているコミュニティということになる それは 家族 隣人といった直接の親しい関係性から 自分の所属している企業 学校 団体まで さらには 自分の住んでいる地域 国 挙句の果てには世界までのレベルが存在するということを意味する この身近なレベルから世界レベルまでの内 自分にとっての 社会 をどこに認識するかの時点で 貢献対象となる 社会 も人それぞれのものと言える たとえば 南会津町で活動されている人々を見て思ったのは 彼らは 南会津町をよくするには といった地域への目線 特にその地域に住む人々への目線を当たり前のように身に付けているということだった つまり 南会津町の人々は 自分の所属している企業や組織のレベルにとどまらず 地域レベルにまで所属意識を持ち 貢献していた また 日本財団への訪問では 日本や世界といったレベルにある問題を解決しようとしている人々の姿を見ることができた 一般に普段の生活からでは 日本や世界について考えようと思うことはまれだが 彼らは日本や世界に対し 貢献をしていた これら二つは 対象としている 社会 の性質に違いがあるけれども それによって活動に優劣がつくわけではなく 自分が大切にしている 社会 への働きかけを目指していた これらの経験から考えても 所属意識を持つ対象となる 社会 とは様々なレベルがあり 個々人はその中で生きている 社会 を自分なりにそのようにとらえたところで 貢献する とはどういうことかを考えたい 人は生きている限り企業や学校や地域など何かしらの組織に所属し 社会をもつことになる それはその人の日常のことであり 決して特別なことではない その 自分が所属することになった社会に プラスの影響を及ぼせるように積極的に働きかける それが社会に 貢献する と言えるのではないかと思う ( もちろん 自分の 社会 にはプラスであっても 社会全体を見た時に明らかにマイナスになるのであればそれは貢献とは言わない ) 社会貢献というと いわゆるボランティアなどわかりやすい活動を想定しがちだが それは単に言葉のイメージの問題であって 自分が所属意識を持っている社会に対し プラスの影響を及ぼせるように 積極的に働きかける ということになるというのが個人的に得た意識である 58 参加者レポート

59 このように定義すると 私にとっては次の二つのことが焦点となった 第一に自分にとっての所属している社会はなにか どういう社会に貢献していきたいか 第二に実際に社会に働きかけるとき どのようなアプローチ方法をとればいいのか 以降この二つを論じる 2 自分にとっての社会は何か 自分はどうしたいのか私にとっての社会は 結局自分が興味に基づき所属している もしくはこれから所属することになる組織を中心に広がるのだろう なぜなら 結局自分の所属している組織の属する社会こそ 自分にとって打ち込みたくなる社会だからだ そのような社会に対してこそ 問題だなという思いや もっとよくしたいという思いが芽生えれば その思いを駆動力にして取り組んでいける ただし この考え方では 他の問題分野を見ていないことになる リディラバの方のお話を聞いたときに 印象に残ったのは 小さな集団であれば 共感 や 同情 を他者に対して抱くことが可能であるが 大きな社会になるとそれが不可能になり 問題を抱えている人々が気付かれないことがあるということだった リディラバは 無関心の打破 を目標として 社会問題の現場を見るスタディーツアーを企画し より多くの人に社会問題への関心を持ってもらう活動していた リディラバのこの信念をみたときに 自分の知っている社会に関心をとどめてしまうことは 裏返せば 他の社会 そこに属する人々への無関心となってしまうので 多種多様な 社会 を知っておくことの不可欠性が実感された 南会津町での人口減少の問題について考えた時も いままでずっと都会で育ってきたため 知ってはいても実感としてわかなかった問題を知ることができたのは 私にとって視野を広げる体験になった 自らの先入観や無知を乗り越えるためにも より多くの社会を知っておくことの必要性を痛感した 結局 いずれかの社会に貢献しようという気持ちになるとしても そもそもその現場 社会を知らなければ所属意識が生じる機会が少ない さまざま社会を直接知った上で 自分が取り組みたい社会を決めて そこで活動している組織に所属すること 所属した組織を中心に その組織の対象となる社会に対して貢献する プラスの影響をもたらせるようにする というのが自分の目指していくべき社会貢献像にしたい 続いてその社会貢献像を実現するにあたってのアプローチ方法についても検討してみたい 3 社会に貢献するアプローチ :3つの視点社会に働きかけるにしても どういう方法がいいのだろうか この疑問に対し 今回の 10 日間のプログラムでは示唆に富む経験を得ることができた 最も印象に残っているのは 社会構造から考えるという視点だ これはリディラバの方からお話を伺った際に得た考えである これは 個別の問題がある時に ただ目の前の問題に集中して取り組むのではなくて 社会全体の構造から見た時に その問題がどういう位置づけと因果関係にあるのかを理解して問題解決をしなければ解決できないということだった これは 南会津町の人口減少の問題について考えると理解しやすい 人口減少という問題自体がまず南会津だけの問題ではなく 国や各地方自治体が抱えていて また人口の流出という観点からでは 地方と都市という対立軸が見えてくる 玉石混交にしろ 地方創生などの活動は全国で幅広く行われているためサンプル数は多い そう 参加者レポート 59

60 いう状況下で 南会津町だけを見ているだけでは 人や資金やインフラなどのリソースが限られている中では解決はできない ( もちろん強みの南郷トマトなど 南会津町に独自の点があるため 社会構造を見るだけでは足りず 地域そのものの強み弱みもしっかりと見ていかなければならない ) 社会構造からみるということが問われているケースそのものだといえる この 社会構造から見る という視点は 対策が対症療法に陥らずに根本から解決するために非常に重要な視点なので これから社会で活動していくにあたって 身に付けていきたい また 現地の人から専門家まで幅広い層の人を巻き込んだ活動をしなければならない 南会津町では 実際に現地で活動をなさっている方々にお話を伺った 伊南の郷や南郷トマトの選果場では地域の農業を知っている方々が一番詳しく事情を把握していらっしゃったし 前沢集落では 集落の住民としては 実際に住んでいるためにむやみな観光化を避けたいと思っていらっしゃる声を聞くことができた このように現地の人こそが 現状がどのようであり どうしたいのかということに一番近な認識を持っているのであり 社会に働きかける以上彼らと一緒に活動することが最もよい 同時に 専門家の視点 というものも その問題が困難であればあるほど重要になってくる 日本財団は 世界の問題に取り組んでいる現地集団や専門家に助成を出すという形での社会貢献を行っていた この形での活動の強みは 専門知識を有している人々が制約なく働けるような環境を作り出していることにある 専門家の知識をいかにして現地の問題に活用していくのかというのもまた 社会に働きかけるにあたって重要な点である この 現地の人と専門家という異なる層の人々の力を取り込んでいく方法を考えなければならないのだ そして どのような活動をしている組織であれ 自らが拠点を置いている地域に対する視線というものが欠かせないものとなる それが顕著に表れた例が 落合水再生センターや足立清掃工場である これらの施設は欠かせない社会基盤であるものの 匂いや排煙などデメリットがあり 地域にとってはなぜ自分の地域に建設されるのかという思いになりかねない そこで 自らのデメリットに対して精一杯の対策をした上で 公園やプールなどの公共の人々に有益な施設を作り 子供への教育を通して理解を得ていくなど 地域に対しての配慮と調和の姿勢が見られる このように 取り組む対象の分野が地域に関わるものであれ関わらないものであれ 自らのおかれている地域に対する配慮を忘れてはならないと思った 4 結論社会貢献の入り口とゴール自分はどういう 社会 に所属して生きているのか 生きていきたいのか まずはそれを考えるためにも さまざまな社会における活動について知らなければならない そして自分が活動したいと決めた社会において どういった社会になってほしいのかを考えること それがまず社会貢献の入り口になるはずだ その入り口からさらに先に進んでいくときに アプローチ方法が問われることになる そこでは社会構造から考えるということ 現地の人から専門家まで幅広い人々を巻き込むこと また 自分が活動している地域への目線をわすれないこと これが実際に社会に貢献していく上で自分が大切にしていきたい視点である 60 参加者レポート

61 実際には そんな簡単な話ではないだろう どういう社会が理想なのか 自分はどうしたいのか どうすればいいのか 答えはなく 状況や時間によって考えを改めなければならない 自分の頭で考え続けるということは結構疲れることでもあるけれど 考えて 考えて 考え続けなければならない そしてなにより 考えたことを実行に移し 成果に変えて初めてゴールにつくことができるのだ 参加者レポート 61

62 隣人を愛することこそ社会貢献である 小見門宏 日本東京大学工学部 3 年 はじめに私は 社会貢献とは隣人を愛することだと思う 私たちは皆 他者の考えを想像し 何に苦しんでいるか 何が幸福に繋がるかを考え それを実行に移すべきだ そうしたならば どんなに小さいことでも 社会貢献に成りうる もちろん 継続性や社会的影響力の大きさなど 社会貢献を考える際に重要となる要素は他にもある しかし 私にとっての社会貢献とは 隣人を愛することに等しい そして それは共感する心から始まる 他人の考えを慮るには 共感する心が欠かせない 共感出来ない人は 他者の気持ちを想像し 助けること 幸せにすることを実行することなど出来ない 何よりもまず 私たちは共感する心を育むべきだ 世界には色々な種類の社会貢献が存在しているということが私のこの結論を導いてくれた 実を言えば Experience Japan Program 2015 に参加する前から似たような考えは持っていたが このプログラムによって私は自分の考えを再び確かめる事が出来た プログラムについて 東京フェーズこのプログラムで私たちは数多くの場所や人を訪ね 社会貢献に着いて様々な視点から考えた 東京では 信濃町シニア活動館 落合水再生センター 浅草 足立焼却場 日本財団 リディラバを訪ねた 信濃町シニア活動館は高齢者同士の相互扶助システムの構築を目指していた この人口減少 高齢化社会では 若者だけで高齢者を世話することは不可能で それ故高齢者同士の相互扶助は非常に重要である この施設であった人々は皆笑顔であった 今でもその笑顔を思い出せる程 そのことは印象的だった 落合水再生センターは水の再利用のための浄化施設であった 水は人間にとって欠かせないものである この施設で最も印象的であったのは 私たちに説明してくれた人が 定年後の方であったことだ 定年退職をした後も どのようにすれば社会に役立てるかを考え 実行していることに感銘を受けた 私も定年後 誰かの役に立てるかなど考え 少し不安になった 浅草では特定の施設を訪ねるのではなく 観光を行った 浅草という場所も 日本の文化を紹介し 後世に遺していくという面で ある種の社会貢献を行っているのだと感じた 足立焼却場は ゴミを焼却し 減量しているという点で社会に貢献していた 島国故に 埋め立て地が限られる日本ではゴミの減量は非常に重要である 日本財団やリディラバは明らかに社会に貢献している 日本財団はハンセン病患者の権利を保障すること リディラバは社会問題に対する人々の無関心を打破することを目的としていた 62 参加者レポート

63 福島フェーズ南会津では 伊南の郷 南郷トマト選果場 前沢集落 祇園会館を訪ね 南会津の問題に対する解決策の提示を行った また EWM や町役所の方々を始めとした 南会津の住民から 何が南会津の問題であるのか それに対してどう思っているのか どう解決しようとしているのかといったことに対して 直接意見を伺うことも出来た 南会津は人口減少と高齢化に直面している都市の1つである 今の日本には同じような都市が多く存在している 2050 年には東京 大阪 名古屋を除いたほぼ全ての都市で人口が減少するという予測もある 様々な組織が人口減少を食い止めようとしているが 南会津もその例に洩れない 伊南の郷は農業における新たなシステムをつくり出したという点で画期的であった 従業者は週末に休みを取ることが出来る 農業の不人気理由の1つに 重労働というものがある 農業従事者は毎日早起きをし 一日中働かなければならない 伊南の郷はそんな現状を打破出来るかもしれない 南郷トマト選果場はとても魅力的であった 南郷トマトの生産者は 6 月から 9 月だけで 1000 万円稼ぐらしい この情報は私だけでなく その他の農業を始めようとしている人にも同様に魅力的であろう 前沢集落では 人々は暮らしを守ったまま その美しく伝統的な風景を動的に保存しようとしている アミューズメントパークのようにその景観を守っている伝統的な場所は他にも多くあるが 前沢集落はそれらとは異なっていた 祇園会館では 日本三大祇園祭の1つである会津祇園祭について学んだ 日本の伝統的な祭りは次々と姿を消しつつあり それらの日本の伝統文化を後世に遺していく大切さを学んだ おわりにこのプログラムを通して 私は他人を助けようとしている または社会問題を解決しようとしている組織や人々が多く存在していることを知った 組織形式が違っていようとも 掲げている目的が違っていようとも その根底に流れている感情は共通しているように思えた それは社会的に弱い人や事柄を助けようという感情である プログラムに参加している間いつも私はその感情を感じていた このプログラムは概して良く練られており 得るものが多かった しかしながら 改善すべき点もいくつかあった 1つには 最終的な目標の共有が不十分であったこと 最初の数日間 参加者は十分に目標を理解していなかったように思う 最初から参加者が目標を十分に理解していれば その後のプログラムから得られるものはより多くなるだろう もう一つには 文化交流が足りなかったことである このプログラムの目的の1つに お互いの文化や価値観を知るというものがあったが 自国について紹介するイベントなどが無かったように思う 異なる文化を知ることは 新たな視点を得ることに繋がり 私たちの考えも深まるだろう このプログラムがこれからも幾度となく開催され その度に改善していくことを願って止まない 参加者レポート 63

64 利他の心を持つということ 堤佳奈日本東京大学教養学部 2 年 社会貢献 という言葉はよく耳にするが 具体的に何を以てしてそれを定義するのか考える機会は少ない 自分も含め 漠然と将来的には社会に貢献できる人間になりたいと考えている人間は多いと思う 実際社会にはどのような働き方があり 人はどのように社会と繋がり その繋がりというものがどのようにして社会にとってプラスに働いているのか 自分の目で見てみたいという気持ちから 今回このプログラムに携わった 結論としては タイトルにも設定したように 利他の心を持つことこそが社会貢献と人々が言うものすべての根底にあるのだと考えた 利他というのは利己と対になる言葉であり 自分のためではなく 他人や社会のためを思って行動することだと思う 相手のために誠心誠意尽くすこと その相手という対象は 一人かもしれないし 複数人なのかもしれないし 社会全体なのかもしれない だが その対象のために考えて行動することが必要なのだと思う この結論に至ったのは 今回のプログラムを通して知った 様々な職業 社会人の方々の言葉から 当たり前のことであるかもしれないが どんな仕事でも社会と繋がっていて 社会にプラスになっているということに改めて気づいたからだ 例えば リディラバの須田さんのご講演の中であった言葉の中に 社会貢献とは自分のために費やすものではなく 際限のない情熱を持って楽しむこととあった 今回のプログラムで出会った人は全て 働いているフィールドは違えども 皆 自分のためではなく他人のために志を持って仕事に従事していらっしゃったように感じる そしてその仕事は全て直接的とは言わないでも社会が幸せになることに繋がっていたのだ 以上のように定義づけしたのはプログラム前半の東京フェーズにおいてであるが その考えはプログラム後半の福島 南会津フェーズでより確固としたものとなった 塩生さんを始めとする南会津町役場の方々 西名さんを始めとする EWM の方々と共に 南会津を訪問させて頂いた中で 南会津の方々がどんなに南会津が好きで人口減少に悩む町をどうにか改善させていこうと日々働いていらっしゃるかを見た また 花泉酒蔵や伊南の郷 ホシッパの家などそれぞれの訪問先では 様々な地域との関わり方を見た 特に印象的であったのは花泉酒蔵でのお話である 花泉酒蔵は土地に根差した 地域に愛される地酒を目指し 米作りからお酒の醸造までを行っていた この地域でしかとれない水と米で作られた花泉酒蔵のお酒は このお酒を飲めばこのふるさとを離れていたとしてもこの地を思い出してもらいたいという願いを込めて作られているそうだ もちろん酒蔵であるだから 酒造りを通じた地域の結びつきを強める活動というのはイメージしやすいものである だが 花泉酒蔵の行っているプロジェクトはこれだけには留まらない 花泉酒蔵のある南会津町南郷地区の人口は 2000 年に 3000 人であったが 2015 年には 2200 人まで減少し 東京五輪の開催される 2020 年には 1500 人と 20 年で半数にまで減ってしまうという統計予想も出ている この背後には少子高齢化だけではなく 人口流出という問題があり 上述の願いも地域のことを想っての願いであることが伺える 雪深い地域だから 64 参加者レポート

スライド 1

スライド 1 八戸 IT テレマーケティング未来創造協議会御中 社員資質向上研修 アンケート集計結果 平成 27 年 4 月 23 日 実施概要 (1) 一般社員向け研修 楽しい職場 を目指すためのマナー向上研修 対象者 主に新社会人 ~3 年以内の一般社員 合計 9 社 42 名 開催日時 1H27.1.14( 水 )9:00~12:00 2H27.1.15( 木 )14:00~17:00 参加人数 15 名

More information

表紙案8

表紙案8 新しい 働き方 応援フォーラム 報告書 主催広島市男女共同参画推進センター ( ゆいぽーと ) 会社は目標を持って一緒にやっていくもの 女性が働き続けられずに仕事に穴ができると 会社にとってもその人にとっても損失女性の活躍は必要だが 女性を甘やかすことになってはよくない 女性の視点も男性の視点も必要であり 同じ給料をもらっている以上 女性もできることをしないと男性が育児休暇を取得するのは周囲の理解がなければ難しいと思う

More information

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる 第 5 学年 国語科学習指導案 1 単元名 情報を集めて提案しよう教材 ゆるやかにつながるインターネット ( 光村図書 5 年 ) 2 単元目標 ( は重点目標) インターネットを通じた人と人とのつながりについて考えるために, 複数の本や文章を比べて 読み, 情報を多面的に収集しようとする ( 国語への関心 意欲 態度 ) 意見を述べた文章などに対する自分の考えをもつために, 事実と感想, 意見などとの関係を押

More information

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想

3 時限目日本にあるブラジル生まれの食べ物を知る 4 時限目なぜピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える 一部が隠れた写真を使い, 日本にあるブラジルのものを考える活動を行う 感想を交流する ピラルクがへっているのかを考えて, 自分たちに何ができるのか考える活動を行う 感想 ブラジルってどんなとこ? 同じところと違うところをみつけよう! 学校所在府県 : 京都府学校名 : 京都市立新町小学校名前 : 森泰紀 全教科実践教科 : 学級活動 指導時数 :4 時間対象学年 : 新町小学校 2 年生対象人数 :28 人 (1クラス) 1. 教師海外研修を通して感じたことブラジルはどの国よりも日本に近い 日本から最も遠い場所に位置するブラジルに行くには, 少なくとも 30 時間程度かかるが,

More information

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加 私たちの社会的責任 宣言 ~ 協働の力 で新しい公共を実現する~ 平成 22 年 5 月 12 日社会的責任に関する円卓会議 社会的責任に関する円卓会議 ( 以下 本円卓会議 という ) は 経済 社会 文化 生活など 様々な分野における多様な担い手が対等 平等に意見交換し 政府だけでは解決できない諸課題を 協働の力 で解決するための道筋を見出していく会議体として 平成 21 年 3 月に設立されました

More information

平成30年版高齢社会白書(全体版)

平成30年版高齢社会白書(全体版) 1-2-2-19 有効求人倍率 ( 介護分野 ) の推移の動向図 ( 倍 ) 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 1.38 0.95 1.68 2.00 1.06 1.04 平成 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ( 年 ) (2005)(2006)(2007)(2008)(2009)(2010)(2011)(2012)(2013)(2014)(2015)(2016)(2017)

More information

第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 7 人 24% 22 人 76% 女性 男性 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 8 人 28% 2 人 7

第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 7 人 24% 22 人 76% 女性 男性 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 0 人 0% 8 人 28% 2 人 7 第 9 回料理体験を通じた地方の魅力発信事業 ( 石川県 ) アンケート結果 1 属性 (1) 性別 (2) 年齢 アンケート回答者数 29 名 ( 参加者 30 名 ) 2 76% 女性 男性 8 人 28% 7% 7% 5 人 1 20~24 歳 25~29 歳 30~34 歳 35~39 歳 40~44 歳 45~49 歳 50~54 歳 55~59 歳 60 歳 ~ (3) 職業 15 人

More information

総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 )

総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 ) これがあれば あなた一人 でも探究学習ができる! 高校生 先生のための 探究学習ガイドブック 1 総合的な探究の時間 は 何を 何のために学ぶ学習なのか? 総合的な探究の時間 は与えられたテーマから みなさんが自分で 課題 を見つけて調べる学習です 総合的な探究の時間 ( 総合的な学習の時間 ) には教科書がありません だから 自分で調べるべき課題を設定し 自分の力で探究学習 ( 調べ学習 ) を進めていく必要があります

More information

平成18年度

平成18年度 第 3 章 子どもと地域社会の人間関係の様子 子どもたちは, 地域社会の中でどのように過ごし, 実際にどのように行動しているか 困った場面に遭遇したときにどのように対処するのだろうか 子どもたちの地域社会における人間関係の様子を子ども, 保護者, 教師, 地域の方を対象に, 意識を調査した -34- 3-1 登下校中, 近所の人にあいさつをしていますか 子どもたちを対象に, 登下校中に近所の人に会ったときのあいさつについて5つの選択肢を挙げ,

More information

<4D F736F F D F18CBE A D8D DC58F49816A39382E646F63>

<4D F736F F D F18CBE A D8D DC58F49816A39382E646F63> 総合的な学習の時間 ( 小学校第 4 学年 ) 豊橋筆 のよさをつかみ 分かりやすく伝える授業 本事例の言語活動のポイント 1 文字 写真等の情報や体験活動での思いを根拠に自らの考えをもたせる 2 話し合い活動によって児童が収集した情報や考えを共有させることで 新たな気付きや疑問から学習課題に対する考えを深めさせる 3 グループ活動を取り入れることで 児童の思いや願いを大切にしながら 追究成果をまとめさせたり

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

(Microsoft Word - Weekly\223\307\216\322\203A\203\223\203P\201[\203g\222\262\215\270\214\213\211\312\203\214\203|\201[\203g_No.1_Ver.3.0.doc)

(Microsoft Word - Weekly\223\307\216\322\203A\203\223\203P\201[\203g\222\262\215\270\214\213\211\312\203\214\203|\201[\203g_No.1_Ver.3.0.doc) 職場のリーダーシップについてのアンケート調査 - アンケート調査結果レポート - キーワードリーダーの数, リーダーの現状 1. 調査の主旨と概要 1.1 調査の主旨本調査結果レポートは 職場のリーダーシップについてのアンケート調査 をまとめたものです 本調査は 企業等で働く日本人が リーダーの数や自身のリーダーシップに対して どのような意識を持っているかを明らかにすることを目的に調査を実施しました

More information

============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関

============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関 ============================== < 第 6 章 > 高校生 大学生 社会人の反応 ============================== 本調査研究では 高校生が社会に出ていく上での実効性のある資質 能力の重要性が感じられ また 調査問題そのものについての興味 関心を持つことができるように かつ 教師にとっても指導法の検討材料にするためのデータを収集するために 高校生だけではなく

More information

<835A E E A B83678F578C768C8B89CA E786C7378>

<835A E E A B83678F578C768C8B89CA E786C7378> 2017 年年会 ( 日本大学 ) ランチョンセミナー セラミックスカフェ アンケート集計 1. セラミックスカフェはお役にたちましたか? 1 2) まあまあ 5% 1 1) 良かった 95% 1. セラミックスカフェはお役にたちましたか? 1-1) 良かった 1-2) まあまあ 1-3) あまりよくなかった 54 3 57 95% 5% 0% 自由意見渡利先生のご講演の中で 強みを活かす 伸ばす

More information

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業

質問 1 企業 団体にお勤めの方への質問 あなたの職場では定年は何歳ですか?( 回答者数 :3,741 名 ) 定年は 60 歳 と回答した方が 63.9% と最も多かった 従業員数の少ない職場ほど 定年は 65 歳 70 歳 と回答した方の割合が多く シニア活用 が進んでいる 定年の年齢 < 従業 ニッセイインターネットアンケート ~ セカンドライフ に関する意識調査 ~ 2018 年 9 月 1 1 日日本生命保険相互会社 日本生命保険相互会社 ( 社長 : 清水博 ) は ずっともっとサービス のサンクスマイルメニューのひとつ として ホームページ (http://www.nissay.co.jp) 内の ご契約者さま専用サービス にて セカンドライフ に関するアンケート調査を実施いたしました

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 働いて収入を得るという意味を理解しよう 14-2 1 企業がお金を得る仕組みとは キャリアデザインとお金を考えるために まずは企業の仕事とお金の流れについて考えてみましょう 企業がどうやってお客様からお金を得ているのか考えてみましょう 2 ビジネスとは価値とお金の交換 ビジネス = 価値とお金の交換 価値 企業 お金 顧客 ビジネスとは企業が顧客へ価値を提供し その対価としてお金を得ることです 顧客とは個人のお客様の場合や他の企業である場合や

More information

 

  ゲートキーパー Q&A( 問題編 ) はい か いいえ でお答えください < 初級編 > 問 1. 日本の自殺者数は 3 万人以上である はい いいえ 問 2. 問 2. 悩んでいる人はそっとしておいてあげた方がいい はい いいえ 問 3. 問 3. 悩んでいる人はサインを発していることが多い はい いいえ 問 4. 悩んでいる人の話を聴くことは大切なことである はい いいえ 問 5. 社会全体で自殺対策に取り組むことが必要である

More information

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ 1 2 6 4/6 1 2 3 5 6 45

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ 1 2 6 4/6 1 2 3 5 6 45 2 1 18 1 1 1 2 1. 1 2 ➀ 1 ➁ 1 3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ 1 2 6 4/6 1 2 3 5 6 45 2 いろいろな場を設定する 子ともたちが 今もっている力 で楽しみながら活動し また多様な動きを見つけられるようにす る手だてとしてマット遊びの特性をそなえた場を考えた 初めは 活動1 活動2ともにマットの傾 斜 広さなどを考慮し8つの場をつくった 授業が進むにつれて子ども達から

More information

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ 介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす

More information

きたがわ8月号_588.ec9

きたがわ8月号_588.ec9 1 2 2 年間お世話になりました! 皆さん 毎日蒸し暑い日が続いていますが 夏バテに負けていませんか? 私にとっては 3 回目の高知の夏ですが あっという間に 2 年間が経って 高知とのお別れの時間が来ました! まだまだいろいろと忙しいのですが 最後の最後まで高知での生活を満喫したいです! 7 月 6 日 ( 月 ) に中学校で人権教育プログラムの一部の 生き方学び講座 : 多彩な社会 というテーマの講座を開催しました

More information

Uモニ  アンケート集計結果

Uモニ  アンケート集計結果 U モニ アンケート集計結果 第 66 回のテーマは 浦安市健幸ポイントプロジェクト事業に関するアンケート でした 登録者数 699 人 実施期間 平成 28 年 7 月 15 日 ( 金 )~7 月 21 日 ( 木 ) 回答者数 ( 回答率 ) 401 人 (57.4%) 問 1 あなたは 健幸ポイント事業 について知っていますか 問 1 あなたは 健幸ポイント事業 について知っていますか 1.

More information

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0

3-2 学びの機会 グループワークやプレゼンテーション ディスカッションを取り入れた授業が 8 年間で大きく増加 この8 年間で グループワークなどの協同作業をする授業 ( よく+ある程度あった ) と回答した比率は18.1ポイント プレゼンテーションの機会を取り入れた授業 ( 同 ) は 16.0 3-1 大学教育観 大学に指導や支援を求める意見が 8 年間で増加 3 大学生の学びこの8 年間で 学習方法を 自分で工夫 するよりも 大学の指導 を受けたいと考える学生が11.4ポイント 学生生活について 学生の自主性に任せる よりも 教員の指導 支援 を受けたいと考える学生が22.9ポイント増加しており 大学に指導を求める声が大きくなっている また 単位取得が難しくても興味のある授業 よりも あまり興味がなくても楽に単位を取得できる授業

More information

H30全国HP

H30全国HP 平成 30 年度 (2018 年度 ) 学力 学習状況調査 市の学力調査の概要 1 調査の目的 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図る 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する 2 本市における実施状況について 1 調査期日平成

More information

9 月 26 日 ( 火 ) 京都市内班別自主研修 ( タクシー研修 ) タクシー研修の目的 自ら学び 調査し 体験したことをまとめ 調べる力 伝える力を身につけよう 京都にある文化( 歴史 芸術 技術 自然 生活など ) を実際につくった人 受け継いでいる人のすばらしさをも実感しよう お互いに認め

9 月 26 日 ( 火 ) 京都市内班別自主研修 ( タクシー研修 ) タクシー研修の目的 自ら学び 調査し 体験したことをまとめ 調べる力 伝える力を身につけよう 京都にある文化( 歴史 芸術 技術 自然 生活など ) を実際につくった人 受け継いでいる人のすばらしさをも実感しよう お互いに認め 修学旅行 9 月 25 日 ( 月 )~28 日 ( 木 ) 9 月 25 日 ( 月 ) 日田 博多 新大阪 法隆寺 奈良公園 東大寺 京都シティホテル 修学旅行の目標 日本古来の文化に触れ 見聞を広げること 集団生活の中で望ましい人間関係を育むこと 社会の一員としてのマナーを実践すること 総合的な学習の時間としての学習の成果をあげる 9 月 26 日 ( 火 ) 京都市内班別自主研修 ( タクシー研修

More information

最初に 女の子は皆子供のとき 恋愛に興味を持っている 私もいつも恋愛と関係あるアニメを見たり マンガや小説を読んだりしていた そしてその中の一つは日本のアニメやマンガだった 何年間もアニメやマンガを見て 日本人の恋愛について影響を与えられて 様々なイメージができた それに加え インターネットでも色々

最初に 女の子は皆子供のとき 恋愛に興味を持っている 私もいつも恋愛と関係あるアニメを見たり マンガや小説を読んだりしていた そしてその中の一つは日本のアニメやマンガだった 何年間もアニメやマンガを見て 日本人の恋愛について影響を与えられて 様々なイメージができた それに加え インターネットでも色々 日本人の恋愛観 マコベツ アニタ群馬大学社会情報学部 13684008 最初に 女の子は皆子供のとき 恋愛に興味を持っている 私もいつも恋愛と関係あるアニメを見たり マンガや小説を読んだりしていた そしてその中の一つは日本のアニメやマンガだった 何年間もアニメやマンガを見て 日本人の恋愛について影響を与えられて 様々なイメージができた それに加え インターネットでも色々読んだ 例えば 日本では外国と違って

More information

スライド 1

スライド 1 問 1 プロ野球への関心 問 1-1 直接野球場に足を運ぶのは 若い年代の性が多い 実際に割合を見ると 年代別 性別共に差がことがわかる 特に年代別では顕著な差が見られ のほうが直接割合が高い n=110 27.3% 72.7% n=204 22.5% 77.5% n=155 n=135 14.8% 15.6% 85.2% 84.4% n=198 14.6% 85.4% n=400 18.5% 81.5%

More information

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的 1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的に学習に取り組む態度の育成, 課題を解決できる子ども, 友達と交流して考えを深められる子どもの育成を目指して研究を進めてきた

More information

2. 現状と課題 3 大津市の観光地としての課題 大津市の観光地として成長するには強みを磨き上げていく事と並行して 他の観光地と比較し課題を明らかにする事が大切です 大津市の観光地としての課題は 複数の調査結果をまとめ 次の5つであると考えています 1 一人あたりの来訪者の現地小遣いが低い 2 来訪

2. 現状と課題 3 大津市の観光地としての課題 大津市の観光地として成長するには強みを磨き上げていく事と並行して 他の観光地と比較し課題を明らかにする事が大切です 大津市の観光地としての課題は 複数の調査結果をまとめ 次の5つであると考えています 1 一人あたりの来訪者の現地小遣いが低い 2 来訪 2. 現状と課題 3 大津市の観光地としての課題 大津市の観光地として成長するには強みを磨き上げていく事と並行して 他の観光地と比較し課題を明らかにする事が大切です 大津市の観光地としての課題は 複数の調査結果をまとめ 次の5つであると考えています 1 一人あたりの来訪者の現地小遣いが低い 2 来訪者の大津市での滞在時間が短い 3 観光地としての知名度が低い 4 市民に大津の魅力をより知ってほしい

More information

< F2D838F815B834E B B>

< F2D838F815B834E B B> ワークシート ディベートは こうていがわひていがわ肯定側と否定側に分かれて行う 討論ゲーム です ディベートの様子をビデオで見てみましょう ディベートをすると 筋道を立てて考えることわかりやすく話すこと相手の話をしっかり聴くことよくメモを取ることなどの練習ができます ディベートの討論するテーマを 論題といいます -- これから, みなさんといっしょに ディベート学習 を通して 筋道立てて考える力 (

More information

第3節 重点的な取り組み

第3節 重点的な取り組み 第 4 節 高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進 1 生きがいづくり活動等への参加促進現状と課題 団塊の世代が定年退職し さまざまな価値観を持った高齢者が増えてきました 社会の中で高齢者の占める割合が高くなるにつれて 高齢者が社会的弱者であるというイメージは徐々に変わりつつあり 第二の現役世代 として さまざまな形で地域で活躍していくことが 特別なことではなく高齢者の普通の姿になろうとしています

More information

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え

結婚しない理由は 結婚したいが相手がいない 経済的に十分な生活ができるか不安なため 未婚のに結婚しない理由について聞いたところ 結婚したいが相手がいない (39.7%) で最も高く 経済的に十分な生活ができるか不安なため (2.4%) 自分ひとりの時間が取れなくなるため (22.%) うまく付き合え Press Release 27 年 月 7 日 楽天リサーチ株式会社 既婚者の約 7 割は結婚生活に 満足 結婚生活を始めるのに必要な夫婦合計年収は 4 万円 万円未満 が最多に 結婚に関する調査 URL: https://research.rakute.co.jp/report/277/ 楽天リサーチ株式会社 ( 本社 : 東京都世田谷区 代表取締役社長 : 田村篤司 以下 楽天リサーチ ) は

More information

<4D F736F F F696E74202D208ED089EF959F8E F958B5A8F70985F315F91E630338D E328C8E313393FA8D E >

<4D F736F F F696E74202D208ED089EF959F8E F958B5A8F70985F315F91E630338D E328C8E313393FA8D E > 第 2 章では ソーシャルワーク実践を方向づけるものとして ソーシャルワークの価値を学習しました ソーシャルワーク専門職は ソーシャルワークの価値を深く理解し ソーシャルワーク実践のなかにしっかりと位置づけ 具現化していかなければなりません 1 価値 は 人の判断や行動に影響を与えます ソーシャルワーカーの判断にも 価値 が大きく影響します ソーシャルワークとしてどのような援助の方向性をとるのか さまざまな制約の中で援助や社会資源の配分をどのような優先順位で行うか

More information

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思

環境 体制整備 4 チェック項目意見 事業所評価 生活空間は 清潔で 心地よく過ごせる環境になっているか また 子ども達の活動に合わせた空間となっているか クーラーの設定温度がもう少し下がればなおよいと思いました 蒸し暑く感じました お迎え時に見学させて頂きますが とても清潔だと思 児童発達支援センターふうか保護者等向け児童発達支援評価表集計 チェック項目意見 事業所評価 子どもの活動等のスペースが十分に確保されているか 8 0 0 砂場やプールもあり 室内も十分スペースがあり良いと思います 1 10 事業所 他の部署の方も利用されますが 広い中庭とプールも整備されています 環境 体制整備 2 チェック項目意見 事業所評価 職員の配置数や専門性は適切であるか 8 0 0 10

More information

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです

3 地域コミュニティ活動について 地域コミュニティ活動 への参加について よく参加している 時々参加している とい う回答は 55.4% となりました また 参加したことはない と回答された方以外を対象に 地域コミュニティ団体の課題と 思うもの を尋ねたところ 回答が多かったものは 以下のとおりです 地域のつながりに関するアンケート調査結果 環境生活政策課 県では 地域における人と人との絆 つながりが希薄化しつつある中で 家族や地域社会とのつながりを失い 地域の中で孤立し 生活上の不安や困難を抱えるといった問題が生じてきている状況に対応するため 地域のつながりの再生や支え合いの仕組みづくりなどを通して 誰もが安心して暮らせる地域づくりを推進しています そこで 県民の皆さんの地域のつながりや地域コミュニティに対する意識等について把握し

More information

「オリンピック・レガシーに関する意識調査」(第2回)結果概要

「オリンピック・レガシーに関する意識調査」(第2回)結果概要 オリンピック レガシーに関する意識調査 ( 第 2 回 ) 結果概要 2015 年 6 月 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 調査概要 調査対象 : 全国 20-60 歳代の男女 3,500 名 調査時期 :2015 年 4 月 ( 第 1 回意識調査は 2013 年 12 月に実施 ) 調査方法 :WEB アンケート調査 ( 三菱総合研究所

More information

一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2

一人暮らし高齢者に関する意識調査結果 <概要版>2 (5) 頼りたいと思う相手 (Q5(1)~(10)) Q5 あなたは 次の事柄について あてはまると感じる人はいますか (1) 電球の交換などの日常のちょっとした用事を頼みたい相手 頼りたいと思う相手のうち (1) 電球の交換などの日常のちょっとした用事を頼みたい相手について聞いたところ 子 ( 息子 娘 ) を挙げた者の割合が28.2% と高く 以下 近所の人 ( 7.2%) 兄弟姉妹 親戚 (6.0%)

More information

4.2 リスクリテラシーの修得 と受容との関 ( ) リスクリテラシーと 当該の科学技術に対する基礎知識と共に 科学技術のリスクやベネフィット あるいは受容の判断を適切に行う上で基本的に必要な思考方法を獲得している程度のこと GMOのリスクリテラシーは GMOの技術に関する基礎知識およびGMOのリス

4.2 リスクリテラシーの修得 と受容との関 ( ) リスクリテラシーと 当該の科学技術に対する基礎知識と共に 科学技術のリスクやベネフィット あるいは受容の判断を適切に行う上で基本的に必要な思考方法を獲得している程度のこと GMOのリスクリテラシーは GMOの技術に関する基礎知識およびGMOのリス 4. 的 か の 受容の 4.1 に る の態度の に る態度 に る態度東京都内在住の成人男女 600 人を無作為抽出し 社会調査を実施した 3 ( 有効回収率 :67.5%) その結果 一般市民はGMOに対し 従来型の品種改良農作物と比較して かなり否定的な態度を持っていることが示された 品種改良農作物に対しては 約 7 割の者が 安心 と回答し 一方 GMOに対しては 8 割近くの者が 不安

More information

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2

平成25年度 高齢期に向けた「備え」に関する意識調査結果(概要版)2 (7) 世帯の高齢期に備えて必要になると思う貯蓄額 (Q9) Q9 あなたの世帯では 高齢期に備えて それまでにどのくらいの貯蓄が必要になると思いますか ( は1つ) 1 1 未満 5 5 くらい 9 3, くらい 2 1 くらい 6 7 くらい 1 5, くらい 3 2 くらい 7 1, くらい 11 5, 以上 4 3 くらい 8 2, くらい 12 世帯の高齢期に備えて必要になると思う貯蓄額について聞いたところ

More information

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん

調査の結果 問 1 あなたの性別は 調査に回答していただいた生徒の性別は 男 が問 % 女 が 49.5% です 男 女 問 2 あなたは, 生まれてからずっと鈴鹿市に住んでいますか 生まれたときから鈴鹿市に ずっと住ん 地域福祉に関する中学生アンケート調査の結果 調査の実施概要 (1) 調査の目的第 2 期鈴鹿市地域福祉計画を 第 3 次鈴鹿市地域福祉活動計画 ( 鈴鹿市社会福祉協議会が策定主体 ) と一体的に策定するにあたり 次代の鈴鹿市の地域福祉の中核を担う子どもたちの意識を 地域の活動や福祉教育への参加などとの関わりなどもふまえながら把握し 計画に反映するために実施しました (2) 調査の方法 鈴鹿市内の中学校うち

More information

10SS

10SS 方 方 方 方 大 方 立立 方 文 方 文 田 大 方 用 方 角 方 方 方 方 方 1 方 2 方 3 4 5 6 方 7 方 8 9 大 10 自 大 11 12 大 13 14 自 己 15 方 16 大 方 17 立立 18 方 方 19 20 21 自 22 用 23 用 24 自 大 25 文 方 26 27 28 文 29 田 大 30 文 31 方 32 用 方 文 用 用 33

More information

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e

l. 職業以外の幅広い知識 教養を身につけたいから m. 転職したいから n. 国際的な研究をしたかったから o. その他 ( 具体的に : ) 6.( 修士課程の学生への設問 ) 修士課程進学を決めた時期はいつですか a. 大学入学前 b. 学部 1 年 c. 学部 2 年 d. 学部 3 年 e 1. 大学院生対象アンケート 実施期間 : 平成 21 年 3 月 1 日 ~ 3 月 19 日 対象 : 大学院生 回収率 :25.6% [ アンケート内容 ] 1. あなたは次のどの学生に属しますか a. 一般学生 b. 留学生 2. あなたは現在どの専攻に在籍していますか 修士課程 a. 美術専攻 b. デザイン専攻 博士後期課程 c. 造形芸術専攻 3. あなたの学年は a. 修士課程 1

More information

最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に

最初に あなたの働く目的は何ですか? という質問をしたところ 20~50 代のすべての年代において 生活 家族のため と答えた人が最も多かった その割合は 20 代が 63.6% 30 代が 74.0% 40 代が 83.8% 50 代が 82.5% だった また 全年代共通で 第 2 位が 自由に 王権 働く目的 モチベーション に関する実態調査 働く目的 第 1 位は 生活 家族のため 若年層ほど お金 を重視 働くモチベーション 76.8% が 給料がもらえること と回答 一方 出世 昇給 はわずか 8.8% 12 月から就職活動が解禁となる 就活生の多くが 一度は 何のために働くのか という質問を 他人から受けたり 自問したことがあるのではないだろうか しかし現実問題 働いてみないと分からない

More information

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題 第 1 学年けやき学習 ( 総合的な学習の時間 ) 学習指導案指導者小笠原健浩 1 日時平成 8 年 7 月 1 日 ( 金 ) 公開授業 1 第 1 校時 学級上田中学校 1 年 4 組男子 0 名女子 18 名計 8 名南校舎 4 階 1 年 4 組教室 主題 なぜ働くのだろう 4 主題について 1 学年に行う けやき学習 は, 職業調べ と 小学校訪問 を中核に据えて学習していく 本単元は 学年で行う

More information

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況 資料 23 ソーシャルビジネス推進研究会報告書 平成 22 年度地域新成長産業創出促進事業 ( ソーシャルビジネス / コミュニティビジネス連携強化事業 ) 抜粋 平成 23 年 3 月 目次 1. ソーシャルビジネス推進研究会の趣旨... 2 (1) ソーシャルビジネス推進研究会の目的... 2 (2) 政府の取組におけるソーシャルビジネスの位置づけ... 3 (3) 本研究会におけるソーシャルビジネスの概念の整理...

More information

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73>

< F C18D E93788EF38D7590B B CC8F578C76834F E786C73> 平成 23 年度未来の科学者養成講座 受講生アンケート全体集計 & グラフ アンケート実施 : 平成 23 年 12 月 16 日 ~ 平成 24 年 1 月 16 日 平成 24 年 3 月 1 日 JST 未来の科学者養成講座事務局 H23 未来の科学者養成講座 参加者アンケート全機関集計グラフ 問 1. 参加しようと思った動機は何ですか?( 複数回答 ) 選択肢 回答数 割合 1. 面白そうだから

More information

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい

3 参加しやすい工夫 ( 効果的な周知や会議運営 ( 開催時間 委員の構成等 ) の工夫 ) 4 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 小橋委員 2 名関口副会長 高柴委員 1 名櫻井委員 関口副会長 パブリックの後の説明会 意見交換会の開催検討の方向性は 担当課の工夫がある 高柴委員 このバスを望んでい 平成 30 年度市民参加実施予定委員 1 事業名 市内循環バス運行見直し 道路安全課 1 市民参加の組み合わせ実施時期 ( ハ フ リック 意見交換会 審議会等の組み合わせ方 実施時期 回数 ) 3 名柳田委員 猪瀬委員 庄司委員 3 名関口副会長 高柴委員 小橋委員 1 名櫻井委員 関口副会長 高柴委員 市内循環バス車内における利用者のアンケート 市民ニーズを初期の段階で調査 計画されていることは

More information

データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合

データ概要調査対象 : 留学ジャーナルから 7 月 ~9 月に短期留学 (1 週間 ~4 週間の留学を指す ) した大学生に任意で実施したアンケート調査の結果調査人数 :64 名調査期間 :2016 年 9 月 26 日 ~10 月 16 日 留学期間 1 週間以内 2 週間 3 週間 4 週間 合 2016 年 11 月 2 日 報道関係各位 株式会社留学ジャーナル 夏休みを利用して留学した大学生への調査 結果発表全体の 84% が留学で語学力が伸びたと回答 ~ 日常会話や身の回りの単語など 語学に関する準備不足を痛感した学生は 7 割以上に ~ 雑誌 留学ジャーナル の発行元であり 日本最大級の留学エージェントでもある株式会社留学ジャーナル ( 本社 : 東京都新宿区信濃町 34 JR 信濃町ビル代表取締役社長

More information

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医

下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医 1 下の図は 平成 25 年 8 月 28 日の社会保障審議会介護保険部会資料であるが 平成 27 年度以降 在宅医療連携拠点事業は 介護保険法の中での恒久的な制度として位置づけられる計画である 在宅医療 介護の連携推進についてのイメージでは 介護の中心的機関である地域包括支援センターと医療サイドから医療 介護の連携を司る医師会等による在宅医療連携拠点機能施設を 市町村がコーディネートし これを都道府県が後方支援する形が提唱されている

More information

-Š³‡Ì”q‚æ06“ƒ_Ł\”ƒfiÁ’Fid6.indd

-Š³‡Ì”q‚æ06“ƒ_Ł\”ƒfiÁ’Fid6.indd 6 Jul 2010 Contents P.2 P.3 P.4 P.6 P.11 P.12 P.14 P.15 P.16 2 3 4 5 6 7 8 9 10 奨学生からのメッセージ 平成22年度竜の子奨学生 将来への夢をご紹介します 第4回奨学金贈呈式 第3回卒業式 祝賀会を通じて 他の奨学生とも交流を深めることができたと同時に 先輩方 の熱意に感化されたことでやる気を更に増やすことができました

More information

ICTを軸にした小中連携

ICTを軸にした小中連携 北海道教育大学附属函館小学校教育研究大会研究説明平成 29 年 7 月 27 日 主体的 対話的で深い学び を保障する授業の具現化 ~ 学びの文脈 に基づいた各教科等の単元のデザイン ~ 研究説明 1. 本校における アクティブ ラーニング (AL) について 2. 本校の研究と小学校学習指導要領のつながり 3. 授業づくりに必要な視点 AL 手段 手法授業改善の視点 本校の研究 PDCA サイクル

More information

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて 主体的 対話的で深い学び の 実現に向けて 國學院大學教授田村学 学習指導要領改訂の方向性 新しい時代に必要となる資質 能力の育成と 学習評価の充実 学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力 人間性の涵養 生きて働く知識 技能の習得 未知の状況にも対応できる思考力 判断力 表現力等の育成 何ができるようになるか よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し 社会と連携 協働しながら

More information

今号の目次 特集 こんなに豊富な水産物が身近に手に入る浜松 うなぎいも のコスモグリーン庭好さんが全国表彰を受けました 食卓に幸せを届けたい ハピフルとまと 県温室メロン品評会 浜松市のメロン農家さんが 1 位 2 位を独占 新規就農者インタビュー 三方原馬鈴薯農家 磯貝将太さん 8 月 11 日

今号の目次 特集 こんなに豊富な水産物が身近に手に入る浜松 うなぎいも のコスモグリーン庭好さんが全国表彰を受けました 食卓に幸せを届けたい ハピフルとまと 県温室メロン品評会 浜松市のメロン農家さんが 1 位 2 位を独占 新規就農者インタビュー 三方原馬鈴薯農家 磯貝将太さん 8 月 11 日 今号の目次 特集 こんなに豊富な水産物が身近に手に入る浜松 うなぎいも のコスモグリーン庭好さんが全国表彰を受けました 食卓に幸せを届けたい ハピフルとまと 県温室メロン品評会 浜松市のメロン農家さんが 1 位 2 位を独占 新規就農者インタビュー 三方原馬鈴薯農家 磯貝将太さん 8 月 11 日 木 祝 山の日イベント 山で遊ぶ休日 を開催します 新潟市より 香り豊かな夏の逸品 枝豆 新規就農者インタビュー

More information

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ

周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービ 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル改訂版 平成 28 年 6 月 周南市地域福祉課 地域包括支援センター 周南市版地域ケア会議 運用マニュアル 1 地域ケア会議の定義 地域ケア会議は 地域包括支援センターまたは市町村が主催し 設置 運営する 行政職員をはじめ 地域の関係者から構成される会議体 と定義されています 地域ケア会議の構成員は 会議の目的に応じ 行政職員 センター職員 介護支援専門員 介護サービス事業者

More information

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も

世の中の人は信頼できる と回答した子どもは約 4 割 社会には違う考え方の人がいるほうがよい の比率は どの学年でも 8 割台と高い 一方で 自分の都合 よりみんなの都合を優先させるべきだ は 中 1 生から高 3 生にかけて約 15 ポイント低下して 5 割台にな り 世の中の人は信頼できる も 5 社会に対する意識 成績上位ほど 努力すればたいていのことはできる と感じている 中 1 生から中 2 生にかけて 努力すればたいていのことはできる の比率が減少し 自分ががんばっても社会を変えることはできない の比率が増加する これらを成績別にみると 上位の子どもほど できる と感じている傾向にある また 子どものほうが保護者より比率が高いのは 人生で起こったことは本人の責任だ 競争に負けた人が幸せになれないのは仕方ない

More information

研修シリーズ

研修シリーズ info@m-advice.co.jp tel : 03-3356-6551 fax : 03-3356-6563 問題解決と課題形成概要 目的 管理者の役割である問題解決と課題形成の重要性を認識する 問題解決のアプローチの仕方を理解する 部門内の課題形成のステップを理解する 課題形成演習を通じて 自部門の課題形成を実施する 対象 課長 新任課長 同等職位の方 所要時間 2 時間 30 分 教材 シート1

More information

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~

演習:キャップハンディ ~言葉のわからない人の疑似体験~ 2 日目 10:50 演習 強度行動障害とコミュニケーション 2017 年 10 月 18 日 テキスト p.37-53 - 言葉のわからない人の疑似体験 - 太陽の里福祉会生活支援センター ぷらねっと 八木澤 新治 演習で使う物 指示書 A B : それぞれ受講者 2 枚 スケジュール 時間間隔内容 20 分間演習のねらい 進め方 20 分間演習の説明 準備 20 分間演習 1 の実施と振り返り

More information

002第3章・授業案14~159.indd

002第3章・授業案14~159.indd 第 3 章 : モデル授業案 18 働く に関する法と制度の歴史 ~ 労働法と制度の学習の歴史的アプローチ ~ ねらい : 労働に関する法令は時代と共に変わってきていることを理解させる 授業スタイル グループでの話合い 扱うことが適切な教科等 公民科 [ 労働問題 等 ] 地理歴史科 総合的な学習の時間 どのタイミングで扱うか 教科での場合 適切な時期にそれ以外の場合 多様な入学者選抜への準備学習として

More information

平成 26 年度海外市場探求奨学金報告書 機械創造工学課程 4 年高桑勇太 探求テーマ スペインにおける自動車市場の探求 実務訓練期間 2014 年 9 月 1 日 2015 年 2 月 7 日 実務訓練先 スペイン ( バルセロナ ): カタルーニャ工科大学 概要近年, 日本の自動車企業の海外進出

平成 26 年度海外市場探求奨学金報告書 機械創造工学課程 4 年高桑勇太 探求テーマ スペインにおける自動車市場の探求 実務訓練期間 2014 年 9 月 1 日 2015 年 2 月 7 日 実務訓練先 スペイン ( バルセロナ ): カタルーニャ工科大学 概要近年, 日本の自動車企業の海外進出 平成 26 年度海外市場探求奨学金報告書 機械創造工学課程 4 年高桑勇太 探求テーマ スペインにおける自動車市場の探求 実務訓練期間 2014 年 9 月 1 日 2015 年 2 月 7 日 実務訓練先 スペイン ( バルセロナ ): カタルーニャ工科大学 概要近年, 日本の自動車企業の海外進出が進んでいる. スペイン, バルセロナには日産自動車の工場が建設され, 現在稼働している. また, ヨーロッパでは自動車産業が進んでおりドイツの

More information

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか

必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいか 必要性 学習指導要領の改訂により総則において情報モラルを身に付けるよう指導することを明示 背 景 ひぼう インターネット上での誹謗中傷やいじめ, 犯罪や違法 有害情報などの問題が発生している現状 情報社会に積極的に参画する態度を育てることは今後ますます重要 目 情報モラル教育とは 標 情報手段をいかに上手に賢く使っていくか, そのための判断力や心構えを身に付ける 情報社会の特性の一側面である影の部分を理解

More information

REPORT22_1.indd

REPORT22_1.indd サスティナブルな地球 社会のための 学び 応援マガジン 国連持続可能な開発のための教育の10年 イーエスディー レポート 22 vol. 2010 春 2010 年 3 月 26 日発行 NPO 法人 持続可能な開発のための教育の10 年 推進会議 Education for Sustainable Development ESDとは 持続可能な開発のための教育=Education for Sustainable

More information

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供

看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供 看護部教育体制 2015 年新人研修教育委員会 看護部 : 教育理念 目標 目的 理念 看護部理念に基づき組織の中での自分の位置づけを明らかにし 主体的によりよい看護実践ができる看護職員を育成する 目標 看護職員の個々の学習ニーズを尊重し 専門職業人として成長 発達を支援するための教育環境を提供する 目的 1 看護専門職として 質の高いケアを提供するために必要な知識 技術 態度の向上を促す 2 専門職として

More information

01-02_入稿_0415

01-02_入稿_0415 2017年度 学校案内 日本農業経営大学校 http://jaiam.afj.or.jp/ お問い合わせ先 日本農業経営大学校 一般社団法人アグリフューチャージャパン 108-0075 東京都港区港南2丁目10番13号 農林中央金庫品川研修センター5階 TEL 03-5781-3751 admission@afj.or.jp 日本の農業を切り拓く 農業経営者へ 農業の可能性を具現させる農業経営者の育成に

More information

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~ コード B02(rev.03) ~ 柔軟な組織運営を目指す ~ 組織活性化の進め方 本コースは 組織活性化は組織成果を出していくための十分な条件である ことを前提として 組織の基本理解 原則を踏まえ 組織活性化のポイントについて理解を深めていくことを狙いとしています ケーススタディを通じて具体的な状況における組織活性化策を検討することで 柔軟な組織運営能力を高めていきます 2. 組織の基本理解 3.

More information

電通総研、「若者×働く」調査を実施

電通総研、「若者×働く」調査を実施 2015 年 8 月 13 日 電通総研 若者 働く 調査を実施 働いている の若者の 4 割が 働くのは当たり前 だと思っているが できれば働きたくない と思っている若者も 3 割 若者の 4 割は安定した会社で働きたいと思っているが 1 つの会社でずっと働いていたいという割合は 2 割弱にとどまる 電通総研は 日本の 今とこれからの働き方 を研究 提言する 働く スタディーの 働く シニア 働く

More information

魅力発見紹介レポート(ミニミニ岐阜)

魅力発見紹介レポート(ミニミニ岐阜) 魅力発見紹介レポート 報告者 : 経済学部経済学科氏名浅山孝平 (3 年生 ) 経済学部経済学科氏名大西菜南子 (2 年生 ) 企業 団体の名称 株式会社ミニミニ岐阜 業種 サービス業 期間 2018 年 8 月 17 日 ( 金 )~8 月 21 日 ( 火 ) 5 日間 会社概要 事業内容 仲介事業物件紹介 案内 契約 鍵渡しなどの業務 管理事業入居者管理 建物管理などの業務 設立 1999 年

More information

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4

2 教科に関する調査の結果 (1) 平均正答率 % 小学校 中学校 4 年生 5 年生 6 年生 1 年生 2 年生 3 年生 国語算数 数学英語 狭山市 埼玉県 狭山市 61.4 平成 29 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査です 平成 27 年度からは 調査対象を小学校 4 年生以上の児童生徒に広げ 毎年実施することにより 児童生徒一人一人の学習内容の定着状況や学力の伸びの様子が把握できるものとなっています このような 一人一人の学力の伸び に注目した調査は 全国でも初めての取組となります

More information

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出

平成 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出 平成 25 26 年度佐賀県教育センタープロジェクト研究小 中学校校内研究の在り方研究委員会 2 研究の実際 (4) 校内研究の推進 充実のための方策の実施 実践 3 教科の枠を越えた協議を目指した授業研究会 C 中学校における実践 C 中学校は 昨年度までの付箋を用いた協議の場においては 意見を出したままで終わったり感想を順に述べるに留まったりする状況でした そこで 今回 授業研究会を実施するに当たり

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション ビジネスパーソン調査レポート 2017 ~ 趣味 購買行動篇 ~ ビジネスパーソンの 趣味 よく利用するブランド 消費 情報に対する意識など ビジネスパーソンの 今 に迫ります 2018.4 調査概要 ジェイアール東海エージェンシーでは ビジネスパーソンを対象にした Web アンケート調査を定期的に実施しています ビジネスパーソン を総務省 労働力調査 の定義する 就業者 から パート アルバイト

More information

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc)

(Microsoft Word - \217\254\212w\202U\224N\201i\216R\217\343\201j.doc) 小学校第 6 学年家庭科学習指導案 1 題材名 楽しい食事をくふうしよう 日時 : 平成年月日 ( ) 限指導者 : T1 教諭 T2 栄養教諭 ( 学校栄養職員 ) 場所 : 2 題材の目標 毎日の食事に関心を持ち 食事を作るときの視点に気づき 家族と楽しい食事をしようとす 関心 意欲 態度 栄養的なバランスを考えて 1 食分の食事を工夫し 調理計画を立てることができ 創意 工夫 調理計画に基づいて手順よく食事を整えることができ

More information

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください 課題研究の進め方 Ⅰ 課題研究の進め方 1 課題研究 のねらい日頃の教育実践を通して研究すべき課題を設定し, その究明を図ることにより, 教員としての資質の向上を図る

More information

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P

P5 26 行目 なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等の関係から なお 農村部は 地理的状況や通学時 間等から P5 27 行目 複式学級は 小規模化による学習面 生活面のデメリットがより顕著となる 複式学級は 教育上の課題が大きいことから ことが懸念されるなど 教育上の課題が大きいことから P 資料 34 検討報告書 ( たたき台 ) から 検討報告書 ( 案 ) への変更等箇所 表紙 ( 案 ) ( たたき台 ) 目次 3 学校規模等の適正化に向けて検討すべき方策 (3) 小規模特認校の指定拡大 (4) 小中一貫校の設置 4 学校規模等の適正化にあたっての留意事項 (1) 通学距離 通学時間等への配慮 (2) 学級編制への配慮 (5) エリア ファミリー ( 幼保小中の連携 ) の充実

More information

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成

(3) 将来の夢や目標を持っていますか 平成 29 年度 平成 28 年度 平成 年度平成 29 年度平成 28 年度平成 26 年度平成 25 年度 調査実施生徒数 133 130 126 154 134 133 (1) 自分には, よいところがあると思いますか 33.1 49.6 15.8 1.5 0.0 0.0 平成 29 年度 22.3 53.8 21.5 2.3 0.0 0.0 平成 28 年度 30.2 45.2 20.6 4.0 0.0 0.0 20.8 49.4

More information

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx

Microsoft Word - 単純集計_センター職員.docx 認知症高齢者を支える地域づくり に向けた業務環境改善に関する調査 _ 単純集計結果 ( センター職員用調査 ) 回答者 ( センター職員 ) の属性 問 1 性別 度数 パーセント 男性 277 23.2 女性 917 76.8 1194 100.0 無回答 1 問 2 年齢 度数 パーセント 20 歳代 73 6.1 30 歳代 295 24.7 40 歳代 428 35.8 50 歳代 316

More information

運営と経営Vol15.indd

運営と経営Vol15.indd お金をかけない職員募集 ~ 情報発信が魅力を生む ~ 職員採用に時間もお金もかけられない小規模デイでは 力のある職員のスムーズな採用が急務だ しかし 少人数でサービス提供にあたる現場では 1 人に課せられる業務範囲が広く 知識 スキルともに要求レベルが高い なかなか理想の職員が採用できない現状をいかに打破するか デイサービス民家いろは デイサービス民家あすなろ の手法を公開する 株式会社いきいき介護デイサービス民家いろはデイサービス民家あすなろ

More information

未来教育 1 プロジェクト学習とポートフォリオ 文部科学省採択事業 確かな学力の育成に係る実践的調査研究 課題解決能力の獲得を可能とするプロジェクト学習とポートフォリオ教員研修プログラムの開発 コーチング指導による コンピテンシー育成 を目指して 報告書 (H22) より シンクタンク未来教育ビジョ

未来教育 1 プロジェクト学習とポートフォリオ 文部科学省採択事業 確かな学力の育成に係る実践的調査研究 課題解決能力の獲得を可能とするプロジェクト学習とポートフォリオ教員研修プログラムの開発 コーチング指導による コンピテンシー育成 を目指して 報告書 (H22) より シンクタンク未来教育ビジョ 未来教育 1 プロジェクト学習とポートフォリオ 文部科学省採択事業 確かな学力の育成に係る実践的調査研究 課題解決能力の獲得を可能とするプロジェクト学習とポートフォリオ教員研修プログラムの開発 コーチング指導による コンピテンシー育成 を目指して 報告書 (H22) より シンクタンク未来教育ビジョン = ポートフォリオとプロジェクト学習の関係 プロジェクト学習はポートフォリオと両輪で意志ある学びを果たします

More information

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる 中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てることを主なねらいとしている 本学習では 生徒一人一人がこれまでの学習をもとに 地球温暖化 人口増加と貧困

More information

3 学校の部活動部活動についてについてお聞きします 問 7: あなたは 学校の部活動に参加していますか 学校の部活動に参加していますか 部活動部活動に参加している人は 所属している部活動の名前も記入してください 1. 運動部活動に参加 ( 問 8へ ) 2. 文化部活動に参加 ( 問 9へ ) 3.

3 学校の部活動部活動についてについてお聞きします 問 7: あなたは 学校の部活動に参加していますか 学校の部活動に参加していますか 部活動部活動に参加している人は 所属している部活動の名前も記入してください 1. 運動部活動に参加 ( 問 8へ ) 2. 文化部活動に参加 ( 問 9へ ) 3. 中学 高校学 高校生のスポーツに関するアンケート このアンケートにおいて スポーツ 運動 とは 競技としての運動のほか 健康づくり のために行う散歩 サイクリングやレクリエーションなど身体を使う運動全般を指します 1 あなた自身についてお聞き聞きします 該当する番号に をご記入下さい ( 回答は各 1 つ ) 問 1: あなたは中学生ですか 高校生ですか 1. 中学生 2. 高校生 問 2: あなたの性別を教えてください

More information

Microsoft PowerPoint - 04_01_text_UML_03-Sequence-Com.ppt

Microsoft PowerPoint - 04_01_text_UML_03-Sequence-Com.ppt システム設計 (1) シーケンス図 コミュニケーション図等 1 今日の演習のねらい 2 今日の演習のねらい 情報システムを構成するオブジェクトの考え方を理解す る 業務プロセスでのオブジェクトの相互作用を考える シーケンス図 コミュニケーション図を作成する 前回までの講義システム開発の上流工程として 要求仕様を確定パソコンを注文するまでのユースケースユースケースから画面の検討イベントフロー アクティビティ図

More information

untitled

untitled 行政評価委員のひとこと 第一歩からの学び代表行政評価委員冨田 教育界を 4 年前に退き 昨年 10 月より 行政評価の仕事をさせていただいております この間 幾つかの事案について検討を重ねてきましたが 問題は多岐にわたり複雑に入り組んでいます 教師を 37 年間務め そこで得た経験知では対処できず 戸惑うばかりです 困りました ここは 謙虚に第一歩から学ぶ以外 道はありません 幸いなことに 周りには

More information

1

1 平成 28 年度第 1 回地域援助技術研修報告書 1. 概要八王子市内の主任介護支援専門員に対するフォローアップ研修 地域資源の長所 短所の理解 地域特性の把握 利用者の自立した生活環境を整える上でどのように地域との関係を築いてゆくか 社会資源をどのように活かすかを学ぶ ( 基礎編 ) 2. 研修内容 研修名 地域援助技術研修 ( 基礎編 ) テーマ 利用者と家族を支える地域づくり 日時 平成 28

More information

Taro-プレミアム第66号PDF.jtd

Taro-プレミアム第66号PDF.jtd ソフトテニス誰でも 10 倍上達しますプレミアム PDF 版 no66 攻め 守りの新機軸 著作制作 :OYA 転載転用禁止です 2013/2/25 編 1, 攻め 守り後衛と対峙する前衛にとっては 相手後衛が攻撃してくるのか 守ってくるのかは とても重要な問題です 相手後衛が攻めてくるのであれば ポジション的に守らなければならないし 相手が守りでくるならば スマッシュを待ったり 飛び出したりする準備をしなければいけません

More information

長野市門前町周辺のリノベーション事業について はじめ自分は リノベーション事業は行政が関わって行われているものだと思っていたが この門前町で行われている事業はそうではなく住民主体で行われているものだった リノベーション事業を進め始めてから そこに住む住民らは行政である長野市にリノベーションに市として

長野市門前町周辺のリノベーション事業について はじめ自分は リノベーション事業は行政が関わって行われているものだと思っていたが この門前町で行われている事業はそうではなく住民主体で行われているものだった リノベーション事業を進め始めてから そこに住む住民らは行政である長野市にリノベーションに市として 研修成果報告書 研修期間 2017 年 2 月 8 日 ~2 月 9 日 研修先長野県長野市 今回の研修では長野県庁建設部都市 まちづくり課に勤めている倉根明徳さんにお世話になり 倉根さんが共同代表を務める信州イノベーションプロジェクト (SHIP) の活動への参加 長野市門前町周辺のリノベーション事業の紹介 また倉根さんから行政の行うまちづくり 都市計画がどういったものであるか まちづくりにおける行政と地域住民らの関係などをお話していただいた

More information

Microsoft Word - ②敬老の日0912(ソニー生命確認).docx

Microsoft Word - ②敬老の日0912(ソニー生命確認).docx 平成 24 年 9 月 14 日ソニー生命保険株式会社 ソニー生命 敬老の日 アンケート 60~70 代の男女 300 人にライフプランのアドバイスを仰ぐ いまの暮らしに満足しているシニア世代は約 7 割 幸せなシニアライフを送るために早くから準備を心掛けたい 3 ヵ条とは 9 月 17 日は敬老の日 いわゆる団塊の世代のリタイアがはじまり 少子高齢社会となった日本において シニア世代の方々は果たして

More information

未来へつなぐ 心安らぐ 国際文化都市 International Cultural City with Peaceful Future 6 三沢に暮らすすべての人が 多様な文化を尊重し 心豊かで国際性に富んだまちをつくりましょう 未来 三沢が持つ素晴らしい伝統 文化 自然を活かして 穏やかな暮らしを守りましょう 三沢の子どもたちの未来をみんなで創り 希望あふれる明日へと贈りましょう 7 Present

More information

61.8%

61.8% 人権教育における部落問題学習の推進上の課題 人権教育における部落問題学習を進めるに当たって大切にしたいことこれまでの具体的な取組の中で常に大切にされてきたのは 目の前にいる子どもたちの姿をその生活背景まで含めて捉えるということでした そのことを通して 多くの教職員は よりよく生きたい 幸せに生きたい 勉強がわかるようになりたい といった子どもたちの思いや願いにふれ その願いが差別により妨げられていることを目の当たりにしてきました

More information

筝で社会に貢献しよう !

筝で社会に貢献しよう ! 筝で社会に貢献しよう! この作品は 2005 年に受講された 品川区立東海中学校谷山優司先生 ( 当時 ) の作品をベースに Intel Teach プログラム事務局が一部改編し作成いたしました 単元情報 学習実践タイプ 教科型 単元タイトル筝で社会に貢献しよう! 教科音楽学習テーマ伝統文化 交流 学年中学校 1 年総時間 20 時間 単元概要 学習目標 筝の演奏をまず体験し基本的な演奏ができるようにする

More information

平成17年5月11日

平成17年5月11日 報道関係各位 2014 年 2 月 6 日 第 13-26 号 クラブツーリズム株式会社 < 好きのシニア世代 400 名に聞く とシニアライフに関する意識調査 > ツアー参加者が全てお一人様? いまどきシニアの約半数が参加希望の旅シニアに広がる新しい ひとり旅ツアー その魅力は 好きな時間に好きなところへ 4 月の消費税増税も関係なし 増税でも節約したくないもの第一位 72.3% クラブツーリズム株式会社

More information

GCAS2014_honbun_140303-nyu.indd

GCAS2014_honbun_140303-nyu.indd 2 [2012? 2] [1] Let s Study Archival Science: From a Graduate [ report] Misuzu Oneyama 1 : 100 ( [2]) [3] ISAD(G) 3 2008 2 : 2-1: GCAS Report Vol.3 2014 088 2008 (?) 14 16 9 :00-18:00 40 > 9:00-15:00 9:00-12:00

More information

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと 平成 27 年度埼玉県学力 学習状況調査の結果の概要 狭山市立小学校 中学校 埼玉県学力 学習状況調査は 埼玉県内の小中学校を対象とした学力調査として 本年度から新たな形で実施することとなりました 本調査は 小学校 4 年生以上の児童生徒を対象に毎年実施されます そのことにより 児童生徒一人一人の学力がどれだけ伸びているのか と言う視点で 教師が一人一人の学力の伸びを把握できることや児童生徒が学力の伸びを実感することによって

More information

解答類型

解答類型 総合的な学習の時間学習指導案指導者熊野町立熊野第三小学校教諭河野紘範支援員前田奈美 1 日時平成 30 年 2 月 6 日 ( 火 )5 校時 2 学年 学級第 6 学年 1 組 39 名 ( 通級児童 1 名 ) 3 単元名 6 年生卒業プロジェクト ~ 熊三小に恩返しをしよう ~ 4 単元について 児童の実態 本学級の児童は 3 学期に入り, 小学校生活が残り 30 日弱になり, 少しずつ 卒業

More information

2016年_プログラム_03

2016年_プログラム_03 第 15 回 ジュニアスポーツフェスタ 札幌地区ミニバスケットボール新人フレンドシップ大会 2016 主催 / 札幌地区ミニバスケットボール連盟後援 / 札幌時計台ライオンズクラブ札幌市 札幌市教育委員会 すべてのプレイヤー 指導者 保護者 観客に贈る よりよい ミ ニ バ ス みんなで Good Minibas をつくりましょう この心得は 子ども達が一層ミニバスケットボールを楽しむために

More information

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007

エコポリスセンターとの打合せ内容 2007 資料 2 1 平成 28 年度の活動経過 平成 28 年度板橋区環境教育カリキュラム部会活動報告 日程 活動内容 28. 7 板橋区環境教育カリキュラム部会委員の推薦依頼及び決定 28.7.19 第 1 回部会 28.8.3 第 2 回部会 28.9.23 第 3 回部会 28.11.10 第 4 回部会 29.1.23 第 5 回部会 29.2.6 第 6 回部会 今年度の活動方針の確認について

More information

Microsoft Word - N1222_Risk_in_ (和訳案).docx

Microsoft Word - N1222_Risk_in_ (和訳案).docx ISO 9001:2015 における リスク 1. 本文書の目的 - ISO 9001 でリスクがどのように扱われているかについて説明する - ISO 9001 で 機会 が何を意味しているかについて説明する - リスクに基づく考え方がプロセスアプローチに置き換わることに対する懸念に応える - 予防処置が ISO 9001 から削除されたことに対する懸念に応える - リスクに基づくアプローチの各要素を簡潔な言葉で説明する

More information

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65

問 2. 現在 該当区域内に居住していますか 1. 居住している % 2. 居住していない % 無回答 % % 単位 : 人 1.9% 32.7% 65.4% 1. 居住している 2. 居住していない無回答 回答者のうち 居住者が約 65 習志野市の 市街化調整区域 におけるまちづくり今後の土地利用について アンケート調査全体集計結果 アンケート調査の概要 1. 配布 回収期間 平成 27 年 1 月 16 日 ~1 月 31 日 2. 調査総数 1,680 通 3. 総回収数 752 通 4. 地区別の集計結果地区名鷺沼地区藤崎 鷺沼台地区実籾本郷地区実籾 3 丁目地区屋敷 1 丁目地区計 送付数 回収数 回収率 311 139 44.7%

More information

Microsoft Word - t2gika1.doc

Microsoft Word - t2gika1.doc 事例テーマ授業改善の視点 中学校技術 家庭科 ( 家庭分野 ) 第 1 学年 わたしたちの生活と住まい 生活の中にある課題を見付け 身に付けた知識及び技能( 技術 ) を活用して自ら課題を解決するための指導の工夫改善 ~ 追究する視点を明確にした実践的 体験的な学習活動を充実し 家庭実践への見通しをもたせる指導の工夫改善 ~ 1 安全 快適 の視点から実践的態度を育成するための指導計画の工夫改善 2

More information

問 1-1 現在の成人のつどいの内容等についてどう思いますか?(1 つ選択 ) 11.4% 19.0% 69.6% 現在のままでよい 213 名 分からない 58 名 変更したほうがよい 35 名 問 1-2 成人のつどいに参加又はお子様等が参加したことがありますか?(1 つ選択 ) 45.1% あ

問 1-1 現在の成人のつどいの内容等についてどう思いますか?(1 つ選択 ) 11.4% 19.0% 69.6% 現在のままでよい 213 名 分からない 58 名 変更したほうがよい 35 名 問 1-2 成人のつどいに参加又はお子様等が参加したことがありますか?(1 つ選択 ) 45.1% あ 平成 30 年度まちづくりネットモニター第 10 回調査結果テーマ 成人年齢引き下げに伴う成人のつどいのあり方について 郡山市では 民法改正に伴い 2022 年 4 月から成人年齢が現在の 20 歳から 18 歳へ引き下げとなることを受け 今後の 成人のつどい のあり方について 市民の皆様の意見をお伺いし検討を進めるため アンケートを実施しましたので その結果についてお知らせいたします ( 生涯学習課

More information

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科

2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙 1) 9 ( アセスメント用紙 2) 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科 2013 年度 統合実習 [ 表紙 1] 提出記録用紙 1 実習評価表 2 課題レポート 3 日々の体験記録 4 事前レポート 学生証番号 : KF 学生氏名 : 実習期間 : 月 日 ~ 月 日 実習施設名 : 担当教員名 : 指導者名 : 看護学科 3 年専門教育科目 2013 年度 統合実習 [ 表紙 2] 提出記録用紙 5 実習計画表 6 問題リスト 7 看護過程展開用紙 8 ( アセスメント用紙

More information

Microsoft Word - 博士論文概要.docx

Microsoft Word - 博士論文概要.docx [ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,

More information

p01.`32

p01.`32 Ⅰ 会長メッセージ 会 長 曽野 綾子 再び新しい感慨をもってアニュアル レポートを書く時期になりました 人間の生活は確実に 10年 20年前と違います その変化を鋭く受け止め 常に今日の人 間の魂から光を受けて仕事をすることを 私たち財団職員は希ってきました もとより誰一人として正しい判断をできる人はありません しかし日本財団の仕事は 感謝 すべきことに 常に大きな2つの生命の要求に基本の部分で支えられています

More information

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事 第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事実を関連付け, 自動車工業が国民生活を支える重要な役割を果たしていることや工業の発展について考え, 適切に表現することができる

More information