1. イントロダクション 第 1 回全伯 ( ブラジル ) 日語 日文学 日文化大学教師学会 ( 以後 ENPULLCJ 大会と呼ぶ ) がサンパウロ大学で開催されたのが,1990 年のことである それから 2010 年までは毎年,2010 年以降は 2 年に一度, 日語専攻科がある大学で持ち回り制

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1 21/09/2016, Universidade Federal do Amazonas (UFAM) 2016 年 9 月 21 日 ( 水 ), アマゾナス連邦大学 XI Congresso Internacional de Estudos Japoneses no Brasil (CIEJB) 第 11 回ブラジル日研究国際学会 XXIV Encontro Nacional de Professores Universitários de Língua, Literatura e Cultura Japonesa (ENPULLCJ) 第 24 回全伯日語 日文学 日文化大学教師学会 As tendências e perspectivas futuras sobre as pesquisas em língua japonesa e ensino do mesmo idioma no Brasil: algumas considerações quanti-qualitativas ブラジルにおける日語 ( 教育 ) 研究の動向と今後の展望 - 全伯日語 日文 学 日文化大学教師学会誌からの数量的, 及び質的考察 - Yûki MUKAI (Universidade de Brasília) 向井裕樹 ( ブラジリア大学 ) Em 1990 foi realizado o I Encontro Nacional de Professores Universitários de Língua, Literatura e Cultura Japonesa (ENPULLCJ) na Universidade de São Paulo. Desde então, o referido encontro acontecia anualmente, mas a partir de 2010, tem ocorrido bienalmente, de forma rotativa entre as universidades que possuem o curso de Letras- Japonês. Após 26 anos, este congresso dar-se-á, pela primeira vez, na Universidade Federal do Amazonas. Assim, nesta ocasião, convém refletir como tem mudado a tendência das pesquisas sobre a língua japonesa no Brasil nestes 26 anos. Embora o ENPULLCJ tenha começado em 1990, nos anais encontram-se apenas três trabalhos que abordam o tópico em questão, i.e., Pesquisas em língua japonesa no Brasil (um na sessão de comunicação e dois na de painel). Nesses três trabalhos, utilizou-se uma análise qualitativa com a natureza interpretativa, focando em apenas alguns tópicos (livro didático, língua de colônia, etc.). Sendo assim, a presente investigação tem como objetivo averiguar a visão panorâmica e o estado atual das pesquisas em língua japonesa e ensino do mesmo idioma no Brasil, por meio de uma análise quantiqualitativa dos temas de 226 artigos publicados na seção de comunicação de Língua, nos anais do 2º (1991) ao 23º (2014) ENPULLCJ. Nesta miniconferência, procura-se, assim, responder às seguintes perguntas que nortearão a presente investigação: em 23 anos, 1) como tem mudado a tendência de temas dos artigos supracitados?; 2) como tem mudado quantitativamente o número dos artigos sobre a língua japonesa propriamente dita e o dos artigos voltados para o ensino do mesmo idioma?; 3) qual tendência e o estado atual dos temas de subcategorias dessas duas naturezas de artigos?; 4) de agora em diante, como será (e deverá ser) a tendência de artigos sobre a língua japonesa e o ensino do mesmo idioma no Brasil? Serão apresentados e discutidos os dados numéricos e mapeamentos, obtidos através da análise de conteúdo quantitativa e text mining com os softwares KH Coder e AntConc, além das considerações baseadas na análise qualitativa e interpretativa. Palavras-chave: Língua japonesa. Brasil. Anais do ENPULLCJ. Text mining. キーワード : 日語, ブラジル, 全伯日語 日文学 日文化大学教師学会誌, テキストマイニング 1

2 1. イントロダクション 第 1 回全伯 ( ブラジル ) 日語 日文学 日文化大学教師学会 ( 以後 ENPULLCJ 大会と呼ぶ ) がサンパウロ大学で開催されたのが,1990 年のことである それから 2010 年までは毎年,2010 年以降は 2 年に一度, 日語専攻科がある大学で持ち回り制によって行われてきた 26 年の歴史がある学会であるが, アマゾナス連邦大学で開かれるのは今年 (2016 年 ) が初めてである この 26 年の間, ブラジルの日語 ( 教育 ) 研究 1 の傾向はどのように変わってきたのであろうか ここ数年, 日語そのものに関する研究より, 日語教育を意識した研究 ( 論文 ) が増えてきたのではないかと思われるが, 管見の限り学術的にそのテーマを扱った論文は少ない (cf. Mukai, 2007) ブラジルの日語教育は 1908 年の移民開始と同時に始まり, 長い歴史があるのは周知のとおりであるが,ENPULLCJ 大会において ブラジルにおける日語研究 と題した論文やその傾向や動向を扱った論文は意外と少なく, 第 9 回 (1998 年 ) 大会での研究発表 ブラジルにおける日語教育, 第 11 回 (2000 年 ) 大会でのパネルセッション ブラジルにおける日研究 : 言語, 第 12 回 (2001 年 ) 大会でのパネルセッション 日語の研究 の 3 だけである ところがそれらの論文は, 特定の地域や特定のトピックに絞って論じられており, また, 質的研究である解釈的アプローチの観点からしか分析されていない 上記のことを考慮して, 稿ではブラジルの日語 ( 教育 ) 研究の全体像や動向に焦点を当てて分析する 具体的には,1991 年 ( 第 2 回大会 2 ) から 2014 年 ( 第 23 回大会 ) までの学会誌 ENPULLCJ の研究発表の 言語 のセクションに掲載された, 日語 ( 教育 ) 研究に関する 226 の論文のタイトルが研究対象である タイトルがポルトガル語で書かれた 211 の論文テーマに関する傾向を数量的に,226 の論文 ( ポルトガル語とその他の言語 ) を質的に分析し, 日語 ( 教育 ) 研究の動向と現状を明らかにしていきたい それが稿の目的である 尚, 稿では, 以下のリサーチ クエスチョンを考察する 1) この 23 年間 (1991 年から 2014 年まで ), 学会誌 ENPULLCJ の 言語 文学 文化 の研究発表数はどのように推移し, また, 全体の中での 言語 の位置付けはどうか 2) 日語 ( 教育 ) 研究に関する論文のテーマの傾向は, どのように変わってきたか 3) 日語そのものに関する研究論文 ( カテゴリー 1) と日語教育に関する研究論文 ( カテゴリー 2) の両者は,23 年の間に数量的にどのように変遷してきたか 4) 日語そのものに関する研究論文と日語教育に関する研究論文のサブカテゴリーの論文の傾向と現状はどうか 5) 今後の日語 ( 教育 ) 研究に関する論文の傾向はどう ( あるべき ) か 1 以後, 稿では日語そのものに関する研究と日語教育に関する研究の両者を指すときは, 日語 ( 教育 ) 研究 と記す 年の第 1 回 ENPULLCJ 大会の学会誌は, という形で出版されなかったため存在しない 2

3 2. 先行研究 イントロダクションですでに述べたとおり,ENPULLCJ 大会における ブラジルにおける日語研究 と題した論文は, 第 9 回 (1998 年 ) 大会での研究発表 ブラジルにおける日語教育 - 概略と外国語としての新たなアプローチのための展望 (Maria Emiko Suzuki), 第 11 回 (2000 年 ) 大会でのパネルセッション ブラジルにおける日研究 : 言語 (Elza Taeko Doi), 第 12 回 (2001 年 ) 大会でのパネルセッション 日語の研究 (Elza Taeko Doi) の 3 だけである 最初の論文 (cf. Suzuki, 1998) は, ブラジルにおける日語教育 といったタイトルであるにも関わらず, 著者自身が論文の冒頭で 研究は, コロニア といった特定のコンテクストの中に位置する, 日 ( 語 ) 学校と伝統的に呼ばれる学校における日語教育に関することのみ (p. 169) を取り上げる, と研究のコンテクストを限定している つまり, ブラジルにおける日語教育 というよりは ( ある特定地域の ) 日系コロニア社会における日語教育 を扱ったものであることが分かる その上で, 当時の日系コロニアの学校 3 で見られた日語の教授法に特化して議論を展開している コロニア 4 では日で出版された国語の教科書が使用され, 書き取りに力を入れた 国語教育 が行われてきたが, ブラジル社会に進出する日系人が増え, 日系三世の中には日語が全く話すことも理解することもできない者がいることを指摘している その事実を踏まえ, 母語教育ではなく, 外国語としての日語教育が必要であると主張する 更に Suzuki(1998) は, ブラジルで 1970 年代から 1990 年代に出版された日語の教材を分析し, そのどれもが日語をゼロから学習するにはふさわしくない教授法を取り入れたものであると批判をした上で, コミュニケーション ( 話すことと理解すること ) と読みを中心としたコミュニカティブ アプローチを用いるべきであると主張する つまり, ポルトガル語の翻訳を介した語彙や文法説明ではなく, 学習者の興味がありそうな状況を設定し, 彼らの理解を促すような絵, 写真, 実物, カードなどを使用して, 文脈化された文 (frase) の中で語彙を教えていく必要があると論じる 一方,Doi(2000) は, もう少し広い視点からブラジルにおける日語研究の方向性について論じている 具体的には, 言語 ( 日語 ) を単に言語システムやコミュニケーションの手段といった観点から分析するのではなく, 社会的, 文化的, 政治的観点からも研究する必要があると訴える 例えば, 日における出稼ぎ子弟の言語 ( 母語の保持や拒否 ) や社会参加など, 教育政策問題に関する研究をはじめ, ブラジルの日系人によって使用されている日語に関する研究である 特に, ブラジル現地で話されている日語は, 日で使われている日語とは別の発展の道を辿ってきただけに, 前者を研究をすることによってブラジル日系移民の歴史, 社会, 文化の理解に寄与するであろうと言及する Doi の 2001 年の論文では, 日語, 日語教育, 日系移民による言語 ( 日語, ポルトガル語 ) といった 3 つの観点から日語研究の動向と展望が論じられている ま 3 どの日系コロニアの学校であるかについては, 論文中では触れられていない 4 どの日系コロニアであるかについては, 論文中では触れられていない 3

4 ず, 日語に関する研究として,1999 年に各大学機関の日語教師によって結成された国語学の研究グループ 5 を取り上げる その研究グループは, 国語学の観点から日語の記述や体系を研究するグループで, その分野の研究者を育てる場を提供していると述べる 2 つ目の観点である日語教育に関しては, 移民の教育に焦点を当てて論じている 移民が来伯した当時は国語教育が行われ, 日語学校が移民師弟の読み書きや日人形成を育むところであったと言及する Doi(2001) はブラジルにおける日語教育の動向についてはそれのみに触れ,Doi(2000) の論文と同様に, 出稼ぎ師弟の言語教育問題についても取り上げ, 師弟の日語のみならずポルトガル語の教育も必要だと訴える 3 つ目の観点 ( 日系移民による言語 ) は, ブラジル日系人によって話されている日語についての研究についてである Doi(2001) はこの分野はあまり研究が行われていないので, 開拓の余地があると述べる Doi(2001) によれば, ブラジルの日系コミュニティーで日系移民 ( 一世やその子孫 ) によって話される言語はコロニア語と呼ばれ, 移民してきた当時の日語や日各地の様々な方言やポルトガル語の変種が混じるのがその特徴である つまり, 現在日で話されている日語とは異なる (Doi, 2001, p, 91) ことから,Doi(2001) はコロニア語を ブラジルの日語の方言 (dialeto japonês do Brasil) と名付けた コロニア語を研究することにより, 言語変化, マイノリティー言語の保持の問題, 移民やその子孫のバイリンガリズム ( 二言語併用 ) が明らかになってくるであろうと述べる また, 言語そのものの研究だけではなく, 移民や子孫のアイデンティティや彼らの産出したもの ( 文学作品, 随筆, 日記, 伝記など ) に関する研究も行われるべきであると訴える Doi(2000,2001) の論文は, 日語, 日語教育, 日系移民による言語の研究といった 3 つの観点からアプローチされているものの, 今後の研究の展望に焦点が当てられており, 過去や現在の日語 ( 教育 ) に関する研究の動向については論じられていないことが分かる 3. 研究方法 研究の分析対象は, 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) にかけて, 学会誌 ENPULLCJ の研究発表の 言語 のセクションに掲載された論文である そのセクションに掲載された論文総数は であったが, 論文を1つ1つ吟味して, 日語, 日語教育に直接関わる 226 の論文を研究の分析対象とした 分析は, 大きく分けて 2 段階からなる 5 研究グループ名は, 大学機関間の日語研究グループ (Grielj - Grupo Interinstitucional de Estudos da Língua Japonesa) で, 当該グループは, 山田, 橋, 時枝, 渡辺文法を研究し,2012 年にはその成果を論文集としてまとめ, 出版した SUZUKI, Tae; NINOMIYA, Sonia Regina Longhi; OTA, Junko; MORALES, Leiko Matsubara (Orgs.). Teorias gramaticais da língua japonesa: Yamada Yoshio, Hashimoto Shinkichi, Tokieda Motoki e Watanabe Minoru. São Paulo, Humanitas/FAPESP, この数値には, 翻訳 のセクションも含まれている 文学 と 文化 のセクションの論文数の推 移と比較 考察する際には, この論文数を用いる 4

5 まず, 第 1 段階の数量的内容分析では, ポルトガル語で書かれた論文タイトルの全体的な傾向を図るため, タイトルがそれ以外の言語 ( 日語, 英語, フランス語 7 ) でのみ書かれた 15 の論文は省いた そのため,211 8 が数量的内容分析の対象である それらの論文タイトルに使用された語彙の頻度や語彙と語彙の結びつきなどの特徴や傾向を調べるために, 論文タイトルをテキストデータ化し, テキストマイングを行った テキストマイニングとは, 大量のテキストデータから, 隠れた情報や特長, 傾向, 相関関係などを探し出す技術のことである 具体的には,AntConc( バージョン 3.4.4w2014) の ワードリスト 機能 9 を用いて, ポルトガル語で書かれた 211 の論文タイトル中に使用された語彙の頻度別リストの作成を行った 次に,KH Coder( バージョン 2.00b) を用いて, 共起ネットワーク, 階層的クラスター分析を行った 各々, 分析結果がより分かりやすく表示されるように, 検索しない語彙リストを予め作成, 及び登録しておいてから検索に掛けた 検索しない語とは, ポルトガル語の冠詞, 前置詞, 丸括弧, ピリオド, コンマなどである 次に, 第 2 段階の分析では,226 の論文を (1) 日語学, 日語そのものに関する研究論文と (2) 日語教育を意識した研究論文の 2 つの大きなカテゴリー 10 に分類した カテゴリー 1 は, 日語学 言語学をルーツにもつグループで, 言語としての日語, つまり 言語 に研究の焦点をあてたものである ( 田他 2014) いわゆる音声, 語彙, 文法, 談話などを扱う分野である 一方, カテゴリー 2 は, 英語教育学 応用言語学をルーツにもつグループで, 日語の学習あるいは教育 教育貢献を前面に出した日語研究, つまり 人 に研究の焦点をあてたものである ( 田他 2014) 分類の際, タイトルだけでは判断がつかなかったものは, 論文に目を通し, 分類結果を 3 度見直した その後, 各カテゴリーの大会別論文数と大会 22 回分の論文総数を集計して, グラフにまとめた 更に, 両カテゴリー内の論文を, 田他 (2014) に基づき下位分類した カテゴリー 1 の日語学, 日語そのものに関する研究論文のサブカテゴリーは, 音レベル, 語レベル, 文レベル, 談話レベル, 対人レベル である 表 1- 日語に関する研究のサブカテゴリー音レベル : 音をあつかうもの語レベル : 内容語であればここに分類 [ 例 ] 名詞, 副詞, 動詞, 接尾辞など文レベル : 複文レベルまではここに分類 [ 例 ] 各種機能語, 活用など 7 タイトルも論文も日語だけで書かれたものは 12, 英語で書かれたものは 1, フランス語で書かれたものは 2 であった 8 論文は日語で書かれているが, タイトルは日語とポルトガル語の 2 言語で書かれた論文が 5 見られた これらの 5 の論文タイトルも 211 に含まれている 9 KH Coder では, ポルトガル語は Stemming (with Snowball)( 語幹化 ) のみ可能である Stemming とは, 単純な規則に従って語尾をカットする処理のことである 例えば,japonesa も japonês も japoneses も区別されずに japones としてカウントされる 曖昧さを回避するため, 語の抽出には AntConc を使用した 10 翻訳に関する論文の場合, 明らかにカテゴリー 1 か 2 に属すものは, それらのカテゴリーにカウントし, 当てはまらないものは (3) の 翻訳 に分類した また, 上述のどのカテゴリーにも属さない論文は, (4) の その他 に分類した 226 の論文には, カテゴリー 3 と 4 の論文は含まれていない 5

6 談話レベル : 複文を超えるもの, 文脈などを考慮する機能語 [ 例 ] 接続詞, 照応, 談話構造対人レベル : コミュニケーションレベル, 言語行動, 相手の存在を前提とするもの [ 例 ] 感動詞 ( 挨拶, 応答詞, あいづち, フィラーなど ) ( 田他 [2014, p. 16] の表を一部簡略化 ) 上記のカテゴリーに加え, 更に コロニア語研究 という下位グループを作成した 前節の先行研究で見たとおり,Doi(2000,2001) はブラジルの日語研究ではコロニア語を扱った研究も盛んに行われるべきであると主張していることによる また, 上記のどの下位グループにも属さない論文を その他 に分類した カテゴリー 2 の日語教育を意識した研究論文のサブカテゴリーは, 学習者, 教育, 社会 である 表 2- 日語教育に関する研究のサブカテゴリー学習者に関する研究 : 学習者の言語と心理 ( インプット, アウトプット, モチベーション, ビリーフなど ) 教育に関する研究 : 教室活動, 教授法, 評価, 学習者以外の関係者 ( 特に教師, 校長など ) の言語と心理社会に関する研究 : 地域社会が関係する研究, 社会の人々の意識, 言語政策 ( 田他 [2014] を基に一部筆者加筆, 変更 ) 各サブカテゴリーの論文の動向と現状が一目で分かるように, 大会ごとの論文数と大会 22 回分の総数を集計した 日語 ( 教育 ) 研究に関する論文のタイトルの傾向と論文数の推移, 及びサブカテゴリーの論文の動向と現状に関する数量的, 質的分析結果を踏まえ, 今後の日語 ( 教育 ) 研究に関する論文の傾向はどう ( あるべき ) か考察した 4. 結果 4.1 全体の中での 言語 の位置づけ 1991 年 ( 第 2 回大会 ) から 2014 年 ( 第 23 回大会 ) の学会誌 ENPULLCJ の研究発 11 表の 言語 文学 文化 セクションに掲載された論文総数は 542 で, 中で 12 も言語が 235 (43%) と一番多いことが分かる ( 表 3, 図 1 参照 ) その次に, 文化, 文学と続く 表 年 ( 第 2 回 ) から 2014 年 ( 第 23 回 )ENPULLCJ 大会の 研究発表に掲載された言語 文学 文化の論文総数 カテゴリー言語文学文化合計 11 学会名が 全伯日語 日文学 日文化大学教師学会 であるので, 学会誌も 言語 文学 文化 の 3 つのセクションに分けて論文を掲載していることが多い そのため, 歴史, 政治, 経済などは便宜的に 文化 のセクションの中に分類されていることがある 12 脚注 6 を参照 6

7 数 数 図 年 ( 第 2 回 ) から 2014 年 ( 第 23 回 )ENPULLCJ 大会の研究発表に掲載された言語 文学 文化の論文総数の割合 言語 37% 20% 43% 文学 文化 次に, 各セクションの論文数を大会ごとに示したものが図 2 である 図 2-ENPULLCJ( 第 2 回 ~ 第 23 回 ) 大会の研究発表のセクションに掲載された言語 文学 文化の論文数の推移言語文学文化 文化 文学 言語 大会回数 (2~23) と各セクションの論文数 この 23 年間で, 大会ごとの言語 文学 文化の論文総数は徐々に増えてきていることが分かる 第 2 回の論文総数は 12 で, 第 23 回大会の論文総数は 47 である ( 図 2 参照 ) つまり,23 年の間に大会ごとの論文総数はほぼ 4 倍に増加した ただ, 第 19 回 (2008 年 ) 大会を除き, 学会誌がといった形態で出版される ( 付録表 1 参照 ) 以上, これ以上全体の論文数が伸びるとは限らない 次に, 散布図と近似曲線を用いて各セクションの論文数の傾向を提示する 図 3-ENPULLCJ( 第 2 回 ~ 第 23 回 ) の研究発表のセクションに掲載された 7

8 数 言語 文学 文化の論文数の散布図と近似曲線 言語 30 文学 文化 全体 大会回数 明らかに全体の論文数だけではなく, 各研究発表のセクション ( 言語, 文学, 文化 ) の論文数も, ここ 23 年間増加傾向にあることが分かる 特に, 文化 の増加傾向が著しく見え, 第 17 回大会 (2006 年 ) を境に 文化 が 言語 の論文数を上回ることが多く ( 図 2 参照 ), それが 文化 の近似曲線にも現れている ( 図 3 参照 ) その理由は, 文化 のセクションに歴史, 経済, 政治, 社会学, 人類学などの分野の論文が含まれており, それらの論文数が増えてきたためである しかし, 学会名や研究発表のセクションを言語, 文学, 文化の 3 つに区切ることを再考する価値があるかもしれない 4.2 抽出語 共起ネットワーク 階層的クラスター分析 211 の論文タイトル ( ポルトガル語 ) に使用された語彙の頻度や語彙と語彙の結びつきなどの特徴や傾向を調べるために, 論文タイトルをテキストデータ化し, テキストマイングを行った まず,AntConc( バージョン 3.4.4w2014) の ワードリスト 機能を用いて, 論文タイトル中に使用された語彙の頻度別リストの作成を行った ワードトークンは, 1475 であった 以下の結果は, データ中に出現した回数が多い順である 8

9 図 4- 論文タイトルに使用された語彙の頻度別リスト 上位 4 番目までに抽出された語彙は,língua ( 言語 )(84 回 ), japonesa ( 日語 ) (80 回 ), japonês ( 日語 )(41 回 ), ensino ( 教育 )(36 回 ) である 13 japonesa と japonês には 日人 ( の ) という意味もあるが, それらの語が使用された文脈をコンコーダンス機能で調べた結果 日語 であることが分かった 図 5- 語彙 japonês のコンコーダンス検索 13 KH Coder で 抽出語リスト頻出 150 語 検索を行うと, 以下の結果になる japones 112 回,lingu 91 回,ensin 34 回,estud 23 回, didat 17 回,express 17 回,abordag 13 回,uso 13 回である ( 結果はこのように語尾がカットされて提示される ) 9

10 つまり,211 の論文タイトルの傾向として, 日語 教育 を扱ったものが多いと推測することができる 次に, 語彙と語彙の結びつきの特徴や傾向を調べるために,KH Coder( バージョン 2.00b) を用いて, 共起ネットワーク, 階層的クラスター分析を行った 共起ネットワークとは, 出現パターンの似通った語, すなわち共起の程度が強い語を線で結んだネットワーク を描いたものである ( 樋口, 2014: 157) 下記の共起ネットワークは, 最小出現数を 9 に設定し, 上位 20 語彙に焦点を当てたものである 図 6- 共起ネットワーク 10

11 14 強い共起関係ほど太い線で描画され, 出現回数が多い語ほど大きな円で描画される また, 水色, 白, ピンクの順に中心性が高くなることを示している 研究の場合, 線の太さや円の大きさから, japones(a)( 日語 ) と lingu(a)( 言語 ) と ensin(o) ( 教育 ) と, uso ( 使用 ) と didat(ico/a) ( 教授法の ) と abordag(em)( アプローチ ) の語彙の結びつきが強いことが分かる( 図 6 参照 ) 一方, クラスター分析は, 出現パターンの似通った語の組み合わせにはどんなものか ( 樋口, 2014: 156) 探索でき, 結果はデンドグラム ( 樹状図 ) で作成される 以下, 最小出現数を 9 に設定した結果である 図 7- 階層的クラスター分析 14 KH-Coder の場合, 共起関係の強弱に関しては, 分析対象となった語のすべての組み合わせを,Jaccard 係数を用いて計算している 11

12 共起ネットワークの結果と同じであるが, 別の形で表している 以上のことから,211 の論文タイトル ( ポルトガル語 ) に使用された語彙 (word tokens 1475) の出現回数や共起関係を調べた結果, その傾向として 日語教育 教授法のアプローチの使用 といった語彙の結び付きが強いことが分かった この結果を踏まえ, 全体の傾向として日語教育に関する論文が多いと推測することができる 4.3 日語学, 日語そのものに関する研究論文数と日語教育を意識した研究論文 数の動向 この節では,226 の論文のタイトルを分析する それらの論文タイトルを (1) 日語学, 日語そのものに関する研究論文と (2) 日語教育を意識した研究論文 の 2 つの大きなカテゴリーに分類し ( 各カテゴリーの詳細内容は, 稿 3 節の研究方 法を参照 ), 各カテゴリーの論文数を大会別にカウントし, カテゴリー別の論文総数 も出した 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会までの各カテゴリーの論文総数と割 合は, 以下のとおりである 表 4- 各カテゴリーの論文総数と割合 (1991 年から 2014 年 ) カテゴリー 論文総数 割合 カテゴリー 1 ( 日語学, 日語そのものに関する研究論文 ) % 12

13 数 カテゴリー 2 ( 日語教育を意識した研究論文 ) % 4.2 節の AntConc による語彙の頻度別リストでは,ensino( 教育 ) や uso( 使用 ) といった語が上位に見られ, また, 共起ネットワークや階層的クラスター分析結果では, 語彙 ensino( 教育 ) língua( 言語 ) japonês( 日語 ) の共起関係が強いことが分かり, 日語教育を意識した研究論文が多いであろうと予測されたが, 実際に 226 の論文を1つ1つ質的に分析して分類した結果, カテゴリー 1 の日語学, 日語そのものに関する研究論文のほうが, カテゴリー 2 の日語教育を意識した研究論文よりも多いことが判明した この結果を更に詳細に考察するために, 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会までの両カテゴリーの論文数の推移を折れ線グラフで提示する 図 8- 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会までの各カテゴリーの論文数の推移 日語 ( 学 ) 日語教育 大会回数 (2~23) と各セクションの論文数 第 2 回 (1991 年 ) から第 15 回 (2004 年 ) までは, カテゴリー 1 の日語 ( 学 ) を意識した研究論文数が圧倒的に多いようである つまり, 学会が始まった当初から 13 年間は, 日語 ( 学 ) や日語そのものに関する論文数が優勢であった この背景には, ブラジルにおける日語の分野での初の大学院開設が関係していると思われる 1996 年に初めてサンパウロ大学に日語 / 日文学 / 日文化専攻の修士課程が開設された 当時の日語専攻の大学院教員は, 日語学 国語学の専門家で, 言語学で博士号を取得している この背景は, 時期こそ異なるが, 日の教育事情の背景とも似ている 大学の教員が日語学 国語学関係者である限り, 大学院生も関連分野で論文を書いて発表するわけで, 日語学の存在感が大きくなったことは容易に想像できる ( 田他,2015: 19) 13

14 数 一方, 日語教育関係の論文に関しては, 第 8 回大会 (1997 年 ) まではほとんど見られない 1999 年の第 10 回 ENPULLCJ 大会学会誌で, 初めて言語のセクションが 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) 15 と別々になり, 教育 の論文数が 言語 を初めて上回った ( 図 8, 付録表 1 参照 ) また,2005 年の第 16 回大会から 2014 年の第 23 回大会までの 9 年間は, 逆に日語教育のカテゴリーの論文数が日語 ( 学 ) の論文数を常に上回っている ( 図 8 参照 ) つまり, この結果は, イントロダクションで触れた 最近 日語そのものに関する研究より, 日語教育を意識した研究 ( 論文 ) が増えてきたといった仮説を裏付けている この背景には, 近年研究者の興味が, 言語そのものに関する分析から学習者や教師に移り, ブラジル国内で発展してきた応用言語学専攻の大学院コース ( 修士 博士 ) に入る研究者が増えてきたことにもよると思われる その背景を後押しする事実として, 研究発表のセクションの日語教育に関する論文タイトルに, 学会誌上初めて使用された用語が目立った 例えば, 第 16 回大会 (2005 年 ) では 異文化 (interculturalidade), 第 17 回大会 (2006 年 ) では 教師育成 (formação de professores), 第 18 回大会 (2007 年 ) では 教師の概念 (concepções dos professores), 動機 (motivação), 学習ストラテジー (estratégias de aprendizagem), また, 第 21 回大会 (2010 年 ) では ビリーフ (crenças) などである( 付録表 1 参照 ) 次に,23 年間の両カテゴリーの論文数推移の傾向を見るため, 図 8 のデータを散布図と近似曲線で示した ( 図 9 参照 ) 参考までに全体( 言語, 文学, 文化 ) の散布図と論文数の近似曲線も描かれている 図 9- 第 2 回大会 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会までの, 言語のカテゴリー 1 と 2 と全体 ( 言語, 文学, 文化 ) の論文数の散布図と近似曲線 日語 ( 学 ) 日語教育 全体 大会回数 15 この年以降の学会誌でも, 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) が別々になっていることが多い ( 付録表 1 参照 ) が,1 つ 1 つ論文を吟味すると, 教育 に関する論文が 言語 のところに入っている ( またはその逆も ) ことがあり, 分類をする際には注意を要した 14

15 4.1 節の図 3 で見たとおり, 全体の論文数も言語の論文数も上昇傾向であったが, 上記の近似曲線では, 日語 ( 学 )( カテゴリー 1) の近似曲線がゆるやかに下がり, 日語教育 ( カテゴリー 2) の近似曲線が急激に上がっていることが分かる つまり, 日語教育の論文数の上昇が, 言語全体の論文数を上げていたことになる ( 図 3 参照 ) 日語そのものに関する論文数が減少し, 日語教育に関する論文数が増加しているといった傾向は, ブラジルだけではなく, 例えば日の学会誌 日語教育 に掲載された論文にも見られる ( 田他 2014) 16 学習者, 教師, 教材, 教授法など, 日語そのものについての研究以外の研究が発展してきた (4.3.2 節参照 ) ことによる 日語学, 日語そのものに関する研究論文のサブカテゴリーの傾向 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会における, カテゴリー 1( 日語学, 日語そのものに関する研究論文 ) の各サブカテゴリーの論文数と論文の例を挙げる 表 5- 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会における, カテゴリー 1( 日 語に関する研究論文 ) の各サブカテゴリーの論文数と割合 サブカテ 音 語 文 談話 対人 コロニ その他 合計 ゴリー レベル レベル レベル レベル レベル ア語 数 割合 (%) 1% 27% 18% 15% 10% 6% 23% 100% 表 6- 日語に関する研究論文のサブカテゴリーの論文例 サブカテゴリー論文の例音レベル Um problema de comunicação sob o ponto de vista fonológico: choon sokuon (IX ENPULLCJ, 1998) 音韻論的観点( 長音と促音 ) からのコミュニケーションの問題 語レベル Fukushi e as partículas ni e to (III ENPULLCJ, 1992) 副詞と助詞の に と と Os verbos compostos da língua japonesa; (IV ENPULLCJ, 1993) 日語の複合動詞 Sobre o keishikimeishi tokoro (V ENPULLCJ, 1994) 形式名詞 ところ について 文レベル O tratamento dado aos joshi e aos jodoshi na Linguística Japonesa (VII ENPULLCJ, 1996) 日語学における助詞と助動詞の扱い 談話レベル Processos discursivos de argumentação em japonês (IV ENPULLCJ, 1993) 日語での議論の談話的プロセス Conjunção (setsuzokushi) como elemento importante nas frases (IX ENPULLCJ, 1998) 文の重要な要素としての接続詞 対人レベル As interjeições japonesas (IX ENPULLCJ, 1998) 日語の間投詞 Marca de identidade social na interação: o uso de toka por jovens 16 田他 (2004) は, 学会誌 日語教育 の 101 号から 150 号に掲載された 236 の論文の傾向を調 査した 15

16 コロニア語 その他 aprendizes de japonês (XXIII ENPULLCJ, 2014) 相互作用における社会的アイデンティティのマーカー- 若い日語学習者による とか の使用 Algumas reflexões sobre a mudança de código na fala dos nipobrasileiros: caso de Aliança e Fukuhaku-mura (XVI ENPULLCJ, 2005) 日系ブラジル人の発話に見られるコードスイッチングについての考察- アリアンサと福博村のケース A taxionomia da língua japonesa segundo Hashimoto e Tokieda (XV ENPULLCJ, 2004) 橋と時枝による日語の品詞 カテゴリー 1 の論文総数は 122 であるが, 語レベルに関する論文が 33, 文レベルに関する論文が 22 と多い その両サブカテゴリーの論文数を足すと 55 で, カテゴリー 1 の論文総数のほぼ半数を占める 一方, 音レベルに関する論文が 2, コロニア語に関する論文が 7, 対人レベルに関する論文が 12 と少ないことが分かる ( 表 5 参照 ) 稿の先行研究で触れたとおり, コロニア語に関する研究論文が少ないことは, すでに Doi(2000,2001) が指摘している 以上の結果から, 今後ブラジルにおける日語 ( 学 ) に関する研究論文の課題として, 音レベル, コロニア語, 対人レベルの研究が発展していく必要があると言える 日語教育を意識した研究論文のサブカテゴリーの傾向 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会における, カテゴリー 2( 日語教 育に関する研究論文 ) の各サブカテゴリーの論文数と論文の例を下記に提示する 表 7- 第 2 回 (1991 年 ) から第 23 回 (2014 年 ) 大会における, カテゴリー 2( 日 語教育に関する研究論文 ) の各サブカテゴリーの論文数と割合 サブカテ 学習者 教育 社会 合計 ゴリー 数 割合 (%) 15% 76% 9% 100% 表 8- 日語教育に関する研究論文のサブカテゴリーの論文例 サブカテゴリー学習者 教育 論文の例 A motivação entre aprendizes de língua japonesa (XVIII ENPULLCJ, 2007) 日語学習者のモチベーション Estratégias de aprendizagem utilizadas na leitura por aprendizes de língua japonesa como LE (XX ENPULLCJ, 2009) 外国語としての日語学習者による読解における学習ストラテジー Aplicação da abordagem comunicativa em sala de aula (IX ENPULLCJ, 1998) 教室でのコミュニカティブ アプローチの応用 A avaliação da habilidade oral: uma tentativa (IX ENPULLCJ, 1998) 話す技能の評価- 試み 16

17 社会 A política linguística do Japão na era Meiji (XX ENPULLCJ, 2009) 明治時代における日の言語政策 教育 ( 教室活動, 教授法, 評価, 学習者以外の関係者 ( 特に教師, 校長など ) の言語と心理 ) に関する論文が大きな割合を占めていることが分かる それは論文執筆者自身が日語教師であることが多いので, 自身の関心事でもある教授法や教室活動や教師育成に関する研究が圧倒的に多いのではないかと思われる 一方, 学習者や社会 ( 地域社会が関係する研究, 社会の人々の意識, 言語政策 ) に関する論文が少ない 言語 ( 日語教育 ) が 人 に研究の焦点をあてたものである ( 田他 2014) 以上, 学習者の言語 ( アウトプットやインプット ) や心理 ( モチベーションやビリーフなど ) に関する研究なくして, 教育の開発 改善は期待できない また,Doi(2000, 2001) が主張していたように, 社会に関する研究が今後早急に発展していくことが望まれる 図 10- 日語教育に関するサブカテゴリー別の研究論文数の推移 数 社会 教育 学習者 大会回数 5 考察 稿では, 学会誌 ENPULLCJ の研究発表のセクションに掲載された論文の数や傾向を数量的に, また質的に分析をし, ブラジルの日語 ( 教育 ) 研究の全体像や動向に関する考察を試みた その結果, 第 2 回大会 (1991 年 ) から第 23 回大会 (2014 年 ) までの 23 年の間に, 学会誌の研究発表のセクションに掲載された 言語 文学 文化 全体の論文数はほぼ 4 倍に増え ( 図 3 参照 ), 各セクションの論文数も増加傾向にあることが分かった 累計では, 言語 の論文総数が一番多かったが, 第 20 回大会 (2009 年 ) 前までは 言語 の論文数が優勢傾向にあったのに対し, それ以降は 文化 が 言語 の近似曲線を上回った それは 文化 の論文の広がりと発展を示しているとも言えるが, 言語 や 文学 以外のすべての論文が 文化 として扱われることを見直すべきである 言語 のセクションの 211 の論文 ( ポルトガル語のみ ) のタイトルをテキストマイニング ( 抽出語, 共起ネットワーク, 階層的クラスター分析 ) した結果, japones(a)( 日語 ) と lingu(a)( 言語 ) と ensin(o)( 教育 ), また uso 17

18 ( 使用 ) と didat(ico/a)( 教授法の ) と abordag(em)( アプローチ ) の語彙の出現回数が多く, それらの語の結びつきが強いことが分かった つまり, 言語 のセクションの全体の傾向として, 日語そのものに関する論文ではなく, 日語教育に関する論文を連想させる語彙が優勢であると推測することができる ところが, 言語 に関する 226 の論文のタイトル ( ポルトガル語, 日語など ) を (1) 日語学, 日語そのものに関する研究論文と (2) 日語教育を意識した研究論文の 2 つのカテゴリーに1つ1つ分類した結果, 累計では前者の論文数が後者よりも多いことが判明した ( 表 4 参照 ) 両者の論文数推移を見てみると, 第 2 回 (1991 年 ) から 15 回 (2004 年 ) までの 13 年間は, カテゴリー 1 の日語 ( 学 ) を意識した研究論文数が優勢であったのに対して,2005 年の第 16 回大会から 2014 年の第 23 回大会までの 9 年間は, カテゴリー 2 の日語教育を意識した論文数が逆転し, 常に上回っていたことが確認された ( 図 8 参照 ) 更に, 両者の論文数を近似曲線で表した結果 ( 図 9 参照 ), 日語 ( 学 ) を意識した論文数の推移の傾向は実は下降気味で, 日語教育を意識した論文数の推移の傾向が上昇していたことが明らかとなった このことから, 全体として 言語 の論文数が増加している傾向にあったのは ( 図 3 参照 ), 実は日語教育を意識した論文数の上昇傾向によるものであることが分かった また, テキストマイニングの結果も, 実はこの日語教育を意識した論文数の著しい上昇傾向を反映していた結果ではないかと思われる 日語そのものに関する研究論文のサブカテゴリーの傾向を調べた結果, 語と文レベルに関する論文数が約半数を占める一方, 音レベルとコロニア語に関する論文数が非常に少ないことが分かった ( 表 5 参照 ) このことから, カテゴリー 1 の今後の課題は, 論文数の少ないサブカテゴリー分野に関する研究の進展である 一方, 日語教育に関する研究論文のサブカテゴリーの傾向は, 教育に関する論文数が圧倒的に多く, 学習者と社会に関する論文数は非常に少なかった ( 表 7 参照 ) 言語教育の発展のためには, 教育 ( 教室活動, 教授法, 評価など ) に関する研究だけではなく, 学習者の言語 ( アウトプットやインプット ) や心理 ( モチベーションやビリーフなど ) を調査して知る必要がある また, 社会 ( 地域社会が関係する研究, 社会の人々の意識, 言語政策 ) に関する研究も, コロニア社会や高等教育をはじめ, 初 17 等 中等の公教育でも日語教育が行われている以上, ブラジルにおける日語教育の発展には欠かせない 以上のことから, 今後の日語 ( 教育 ) 研究の展望としては, 日語教育に関する研究が成長し続け, 日語そのものに関する研究は更に減少する可能性があると考えられる それは, 院生を指導する大学教員のプロフィールとも関係している可能性が高い この傾向は,4.3 節で考察したとおり, ブラジルだけではなく, 日の学会誌 日語教育 に掲載された論文の傾向にも見られた 稿では, 数量的, 及び質的にブラジルの日語 ( 教育 ) 研究の全体像や動向を探り, 特に数量的結果に基づいて今後の日語 ( 教育 ) 研究の進展に関する問題点を挙げた 質的な解釈的アプローチだけではなく, 数値を具体的に示すことで日語 ( 教育 ) 研究に関する問題点を指摘することも不可欠である 17 国際交流基金サンパウロ日語文化センター ( 編 ) ブラジルの日語教育 - 初等 中等 高等教育の 学校と講座 - (2015 年 ). 18

19 今回は,ENPULLCJ 大会の学会誌に掲載された論文からブラジルにおける日語 ( 教育 ) 研究の全体像や動向を図ろうと試みたが, 今後の課題として, ブラジルで発 18 行されている他の学術雑誌やブラジル ( 応用 ) 言語学会の中での日語 ( 教育 ) 研究の位置づけなども考察する必要がある 参考文献 神吉宇一 ( 編著者 )(2015) 日語教育学のデザイン - その地と図を描く - 凡人 社 国際交流基金サンパウロ日語文化センター ( 編 )(2015) ブラジルの日語教育 - 初等 中等 高等教育の学校と講座 - 国際交流基金サンパウロ日語文化セ ンター 樋口耕一 (2015) 社会調査のための計量テキスト分析 - 内容分析の継承と発展を目 指して - ナカニシヤ出版 田弘之 岩田一成 義永美央子 渡部倫子 (2014) 日語教育学の歩き方 - 初学 者のための研究ガイド - 大阪大学出版会 DOI, E. T. Estudos japoneses no Brasil: Língua. In: CONGRESSO INTERNACIONAL DE ESTUDOS JAPONESES NO BRASIL, 1.; ENCONTRO NACIONAL DE PROFESSORES UNIVERSITÁRIOS DE LÍNGUA, LITERATURA E CULTURA JAPONESA, 11., 2000, Brasília. Anais... Brasília: LET-UnB, p DOI, E. T. Pesquisas em língua japonesa. In: CONGRESSO INTERNACIONAL DE ESTUDOS JAPONESES NO BRASIL, 2.; ENCONTRO NACIONAL DE PROFESSORES UNIVERSITÁRIOS DE LÍNGUA, LITERATURA E CULTURA JAPONESA, 12., 2001, Porto Alegre. Anais... Porto Alegre: Instituto de Letras da Universidade Federal do Rio Grande do Sul, p MUKAI, Y. Uma nova perspectiva de pesquisas na área de língua japonesa no Brasil: do ponto de vista da Linguística Aplicada. Estudos Japoneses (USP), n. 27, p , SUZUKI, M. E. O ensino da língua japonesa no Brasil: Breve histórico e perspectivas para um novo enfoque como língua estrangeira (LE). In: ENCONTRO NACIONAL DE PROFESSORES UNIVERSITÁRIOS DE LÍNGUA, LITERATURA E CULTURA JAPONESA, 9., 1998, Assis. Anais... Assis: Departamento de Letras Modernas da Faculdade de Ciências e Letras da Universidade Estadual Paulista, p SUZUKI, T.; NINOMIYA, S. R. L.; OTA, J.; MORALES, L. M. (Orgs.). Teorias gramaticais da língua japonesa: Yamada Yoshio, Hashimoto Shinkichi, Tokieda Motoki e Watanabe Minoru. São Paulo, Humanitas/FAPESP, 付録 18 例えば, サンパウロ大学から毎年発行されている 日研究 (Estudos Japoneses) を挙げることがで きる 19

20 付録表 1- 全伯日語 日文学 日文化大学教師学会 (ENPULLCJ) 開催歴と学 会誌の研究発表セクションに見られる特徴 学会開催年 学会開催回 開催校 学会誌出版の形態 --- (USP) (USP) (USP) (USP) 1990 I ENPULLCJ サンパウロ大学 1991 II ENPULLCJ サンパウロ大学 1992 III ENPULLCJ サンパウロ大学 1993 IV ENPULLCJ サンパウロ大学 1994 V ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 1995 VI ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 1996 VII ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 1997 VIII ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 1998 IX ENPULLCJ パウリスタ州立大学 (UNESP) 1999 X ENPULLCJ リオデジャネイロ連 邦大学 (UFRJ) 2000 XI ENPULLCJ ブラジリア大学 (UnB) 2001 XII ENPULLCJ リオ グランデ ド スル連邦大学 (UFRGS) 学会誌の研究発表セクションに見られる特徴 この年から 文学 と 文化 のセクションが別々になる 1997 年までは圧倒的に言語そのものに関する論文が多い この年の大会から教育に関する発表が徐々に増える 言語セクションの論文タイトルに初めて 評価 (avaliação) という用語が現れる この年の大会で初めて言語のセクションが 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) と別々になり, 教育 の論文数が 言語 を初めて上回る 言語のセクションが 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) と別々に設定される この年の大会には, 文化 (Cultura) というセクションがなく, 政治(Política), 人類学 (Antropologia), 歴史(História), 社会学 (Sociologia), 芸術 (Arte), 移民 (Imigração) というセクションが設けられた 20

21 2002 XIII ENPULLCJ サンパウロ大学 / カ ンピーナス州立大学 (USP/UNICAMP) XIV ENPULLCJ パウリスタ州立大学 (UNESP) 2004 XV ENPULLCJ リオデジャネイロ連 邦大学 (UFRJ) 2005 XVI ENPULLCJ ブラジリア大学 (UnB) 2006 XVII ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 2007 XVIII ENPULLCJ パウリスタ州立大学 (UNESP) 2008 XIX ENPULLCJ リオデジャネイロ連邦大学 (UFRJ) 2009 XX ENPULLCJ サンパウロ大学 (USP) 2010 XXI ENPULLCJ ブラジリア大学 (UnB) 2012 XXII ENPULLCJ パラナ連邦大学 (UFPR) 2014 XXIII ENPULLCJ リオデジャネイロ連 邦大学 (UFRJ) 2016 XXIV ENPULLCJ アマゾナス連邦大学 CD 言語のセクションの論文タイトルに初めて アイデンティティ (identidade) という用語が現れる 言語のセクションが 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) と別々に設定される 言語のセクションが 言語 (Língua) と 教育 (Ensino) と別々に設定される この大会では, 言語のセクションが 言語 ( Língua) と 応用言語学 ( Linguística Aplicada) と別々に設定された 応用言語学セクション内の論文タイトルに初めて 異文化 (interculturalidade) という用語が論文タイトルに現れる 言語セクション内の論文タイトルに初めて 教師育成 (formação de professores) という用語が現れる 言語セクション内の論文タイトルに初めて 教師の概念 (concepções dos professores), 動機 (motivação), 学習ストラテジー (estratégias de aprendizagem) という用語が現れる 2009 年以降 2014 年まで, 教育(Ensino) に関する研究発表数が 言語 (Língua) を上回る 言語セクション内の論文タイトルに初めて ビリーフ (crenças) という用語が現れる 研究発表のセクションに初めて 翻訳 (Tradução) というセクションが設けられる 言語セクション内の論文タイトルに初めて 多読 という用語が現れる 19 開催場所は, サンパウロ大学 (USP) である 21

22 (UFAM) 付録表 2- 開催校別第 1 回 ~ 第 24 回 ENPULLCJ 大会の実施回数 開催校 実施回数 開催年 サンパウロ大学 (USP) 11 回 1990 年 ~1997 年,2002 年,2006 年,2009 年 リオデジャネイロ連邦大学 (UFRJ) 4 回 1999 年,2004 年,2008 年,2014 年 パウリスタ州立大学 3 回 1998 年,2003 年,2007 年 (UNESP) ブラジリア大学 (UnB) 3 回 2000 年,2005 年,2010 年 リオ グランデ ド スル 1 回 2001 年 連邦大学 (UFRGS) パラナ連邦大学 (UFPR) 1 回 2012 年 カンピーナス州立大学 1 回 ( サンパウロ 2002 年 (UNICAMP) 大学との共催 ) アマゾナス連邦大学 (UFAM) 1 回 2016 年 22

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