日本語版目次 アーキテクチャに関するパターン : P035 振る舞いに関する問題 : P040 データの読み込み : P042 構造的なマッピングに関するパターン : P043 関係のマッピング : P043 継承 : P047 マッピングの構築 : P050 2 重のマッピング : P051 メタ

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1 Pattern of Enterprise Application Architecture Chapter 3 リレーショナルデータベースへのマッピング WR WR at Csus4.net

2 日本語版目次 アーキテクチャに関するパターン : P035 振る舞いに関する問題 : P040 データの読み込み : P042 構造的なマッピングに関するパターン : P043 関係のマッピング : P043 継承 : P047 マッピングの構築 : P050 2 重のマッピング : P051 メタデータの使用 : P052 データベース接続 : P053 その他の要点 : P055 参考文献 : P /05/22 PofEAA Chap3 2

3 3.1 アーキテクチャに関するパターン ゲートウェイ /DAO によるレイヤ化 ゲートウェイの構成と分類 ドメインロジック / ビジネスロジックとの関係 ビューとクエリー ドメインモデルの永続化 2005/05/22 PofEAA Chap3 3

4 ゲートウェイ /DAO によるレイヤ化 P T he Case of the Missing Element ビジネスロジック ゲートウェイ /DAO SQL User PK name 1 foo 2 bar deptid データアクセスレイヤの導入 メリット SQL の隠蔽 / 分離 ( プログラム プログラマ ) データアクセスレイヤへの SQL アクセス処理の一元化 2005/05/22 PofEAA Chap3 4

5 ゲートウェイの構成と分類 行データゲートウェイ RDBレコード 1つに1インスタンス オブジェクト指向の考え方に適合 テーブルデータゲートウェイ RDBテーブル 1つに1インスタンス レコードセットに適合 2005/05/22 PofEAA Chap3 5

6 行データゲートウェイの概念 insert update delete User PK name 1 foo 2 bar deptid インスタンスとレコードの対応 2005/05/22 PofEAA Chap3 6

7 行データゲートウェイのバリエーション PersonFinder PersonGateway lastname firstname numberofdependents insert update delete find(id) findforcompany(companyid) 図 3.1 (P36) find(id) findforcompany(companyid) PersonGateway lastname firstname numberofdependents insert update delete 10.2 章 (P162) 2005/05/22 PofEAA Chap3 7

8 テーブルデータゲートウェイの概念 RecordSet find(...) User PK name deptid 1 foo bar 1002 insert(id,...) update(id,...) delete(id) Gateway User PK name deptid 1 foo bar baz /05/22 PofEAA Chap3 8

9 テーブルデータゲートウェイ PersonGateway Find(id) : RecordSet findwithlastname(string) : RecordSet Update(id, lastname, firstname, numberofdependencies) Insert(lastName, firstname, numberofdependencies) Delete(id) 図 3.2 (P36) 2005/05/22 PofEAA Chap3 9

10 ドメインロジックとゲートウェイ テーブルモジュール テーブルデータゲートウェイ ドメインモデル ロジックがシンプルかつ テーブルとオブジェクトの関係がシンプル アクティブレコード ロジックが複雑かつ テーブルのオブジェクトの関係が複雑 データマッパー 多種のゲートウェイを併用してよい しかし 混乱を招く恐れあり 併用せざるを得ないケースもある 2005/05/22 PofEAA Chap3 10

11 アクティブレコード lastname firstname numberofdependents insert update delete Person データアクセスをカプセル化 getexemption isflaggedforaudit gettaxableearnings ビジネスロジックを配置 2005/05/22 PofEAA Chap3 11

12 データマッパー Person lastname firstname numberofdependents getexemption isflaggedforaudit gettaxableearnings PersonMapper insert update delete 2005/05/22 PofEAA Chap3 12

13 OODB の利用 ドメインモデルの永続化 最もシンプルなドメインモデルの永続化方法 長所 生産性の向上 短所 リスク O-R マッピングツールの利用 2005/05/22 PofEAA Chap3 13

14 3.2 振る舞いに関する問題 読み込みと保存に関する ユニットオブワーク 一意マッピング レイジーロード 2005/05/22 PofEAA Chap3 14

15 ユニットオブワークの概念 New! オブジェクトの読み込みと更新を記録する UnitOfWork registernew(obj) registerdirty(obj) registerclean(obj) registerdeleted(obj) commit() 2005/05/22 PofEAA Chap3 15

16 一意マッピングの概念 同一レコードに対して 2 つのオブジェクトが存在すべきでない User PK name 1 foo 2 bar deptid /05/22 PofEAA Chap3 16

17 レイジーロードの概念 1) アクセス fire! 2) fetch 3) load 2005/05/22 PofEAA Chap3 17

18 データの読み込み find メソッド 実装方法 static メソッドとして実装する Finder クラスを設ける 読み込みの効率化 経験則 1 度に複数行を取得するほうが良い ジョインを使用するほうが良い 実際問題 DBA に相談せよ プロファイルを取得せよ 2005/05/22 PofEAA Chap3 18

19 3.3 構造的なマッピングに関するパターン 関係のマッピング 一意フィールド 外部キーマッピング 関連テーブルマッピング 順序を持ったコレクション バリューオブジェクト シリアライズ LOB と XML 継承 2005/05/22 PofEAA Chap3 19

20 一意フィールド Person id : long PK 1 2 Person テーブルのキーをオブジェクトのフィールドにマッピングする 2005/05/22 PofEAA Chap3 20

21 外部キーマッピング User Dept name: String * 1 name: String User Dept PK name deptid deptid name 1 foo foo 2 bar bar 2005/05/22 PofEAA Chap3 21

22 関連テーブルマッピング Employee Skill name: String * * name: String Employees ID skill - employees empid skillid ID Skills name foo bar 2005/05/22 PofEAA Chap3 22

23 順序を持ったコレクション 順序を持ったコレクション OO 言語では一般的かつ有用 RDB では取り扱いが難しい 順序を持たないコレクションに利用を検討すべき もしくは 常にあるソート順でデータを取得するようにする 2005/05/22 PofEAA Chap3 23

24 参照整合性 参照整合性が更新の邪魔になるケースがある 参照整合性に引っかからないように更新処理を実行する方法 整合性チェックをコミット時まで遅延させる 更新のトポロジカルソートを行う 2005/05/22 PofEAA Chap3 24

25 バリューオブジェクト Employee ID name: String salary <<value>> Money amount: decimal currency: char ID 1 2 name Employees salaryamount salarycurrency Employees Money PK name moneyid moneyid amount currency /05/22 PofEAA Chap3 25

26 シリアライズ LOB/XML 利点 階層的データ構造を自然に格納できる 欠点 クエリのインタフェースがポータブルでない XPath の普及に期待! 結論 検索不要な 独立性が高い部分に使用するが吉 2005/05/22 PofEAA Chap3 26

27 継承 シングルテーブル継承 具象テーブル継承 クラステーブル継承 2005/05/22 PofEAA Chap3 27

28 シングルテーブル継承 親 Entity と子 Entity を単一のテーブルに格納する Person スペースを食う パフォーマンス良い 継承されたアトリビュートは複製されない サブクラス ( やスーパークラス ) の識別に type を用いる Employee 共通属性 Person id persontype name birthday cur_order salary Customer 2005/05/22 PofEAA Chap3 28

29 具象テーブル継承 継承アトリビュートを 含め すべての属性 が複製される Person Employee Customer 共通属性 Employee id name birthday salary Customer id name birthday payment 2005/05/22 PofEAA Chap3 29

30 クラステーブル継承 継承ツリー間で属性が共有されない 共通属性 Person id name birthday Person Employee Customer Employee id salary Customer id cur_order 2005/05/22 PofEAA Chap3 30

31 多重継承への対処 WR: よくわかりません 2005/05/22 PofEAA Chap3 31

32 3 つの状況 3.4 マッピングの構築 スキーマを自分で選択する 変更できない既存のスキーマへのマッピングを行わなくてはならない 既存のスキーマへのマッピングを行わなければいけないが このための変更には交渉の余地がある 2005/05/22 PofEAA Chap3 32

33 2 重のマッピング Gateway PK 1 2 PersonA Person PK 1 2 仮想的なデータソース Gateway PK 1 2 PersonB 似たようなテーブルが存在 2005/05/22 PofEAA Chap3 33

34 構造のマッピング 3.5 メタデータマッピング Person PK 1 2 Person クエリのマッピング メタデータ? SQL クエリオブジェクト 2005/05/22 PofEAA Chap3 34

35 3.6 データベース接続 データベース接続とレコードセット データベース接続とコネクションプール 接続の管理 2005/05/22 PofEAA Chap3 35

36 データベース接続とレコードセット 切断されたレコードセット 接続を閉じた後に処理される ex. ADO.net の非接続型 DataSet 接続されたレコードセット 処理される間 接続を維持する必要あり ex.??? 2005/05/22 PofEAA Chap3 36

37 データベース接続とコネクションプール コネクションプールすべき ( 一般に ) 多くのプラットフォームではプールが提供される プールのインタフェース 適切にカプセル化されている場合が多い オープン プールからの取得 クローズ プールへの解放 トランザクションとプール 特定のトランザクションには同一の接続を割り当てる必要がある 2005/05/22 PofEAA Chap3 37

38 接続の割り当て法 (1) dohoge(con, param,...) dofuga(con, param,...) 明示的な引数に接続を指定する コネクションを引き回す格好となる 2005/05/22 PofEAA Chap3 38

39 接続の割り当て法 (2) dohoge(param,...) dofuga(param,...) スレッドスコープのレジストリ 2005/05/22 PofEAA Chap3 39

40 接続のクローズ管理 方法 2 つ ガベージコレクションと関連付ける 推奨しない トランザクションと関連付ける 機能との結びつきがわかりやすく 管理しやすい ユニットオブワーク 推奨できる 2005/05/22 PofEAA Chap3 40

41 おわり 2005/05/22 PofEAA Chap3 41