情報処理学会研究報告 2. 関連研究鉢植え 2.1 公共空間での第三者間コミュニケーション支援空間を共有した第三者同士のコミュニケーションを実現するシステムとしてちかチャット3) が挙げられるちかチャットはソフトバンクモバイル製の端末で Bluetooth を利用ディスプレイし

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こうしろうこのえ
5 years ago
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1 1 1 Web Potted Conversation Bot for Creating an Aura of the Others Existence Takanori Yamanaka 1 and Takashi Yoshino 1 We can communicate actively among third persons on the Internet. However, it is difficult to communicate among third persons at a public space. There is psychological resistance with relations with strangers in a real space. Therefore, we have developed a potted conversation bot that can create a relaxed communication among third persons on a public space. This system can hear a certain person s remark, and then can tell the remark to other people. As the result of the experiment, the appearance and the behavior of the system worked effectively as a motivation of the conversation to the user. Some users were interested in the remark of the others from the system. 1. 1) 2) 3) Twitter 1 Web 4) Goffman 5) 1 Faculty of Systems Engineering, Wakayama University 1 Twitter: 1 c2010 Information Processing Society of Japan

全く未知の他人に突然チャットを申し込むことに抵抗感は大きいマイク人感センサ抵抗感の少ないコミュニケーション支援として Familiar Stranger よく電車で乗り合わせる人など顔は知っているものの話したことのない他人の存在から受ける安心感につ図 1 おしゃべり鉢べえの外観 Fig. 1 Appearance of a potted conversation bot.

他者が同一空間に存在していることを意識させることで新しい情報図 1 に外観を示す鉢植えの傍にはシステムの状態を表示する小型ディスプレイ利用者の価値を生むというアプローチは共通しているの声を収集するマイクを配置するそれらはスタンド下部のノート PC に接続されており 2.

2 情報処理学会研究報告 2. 関連研究鉢植え 2.1 公共空間での第三者間コミュニケーション支援空間を共有した第三者同士のコミュニケーションを実現するシステムとしてちかチャット3) が挙げられるちかチャットはソフトバンクモバイル製の端末で Bluetooth を利用ディスプレイしたチャットを可能にするサービスである半径 10m の周囲の既知未知を問わない他者ノート PC スピーカにチャットを申し込むことができるが全く未知の他人に突然チャットを申し込むことに抵抗感は大きいマイク人感センサ抵抗感の少ないコミュニケーション支援として Familiar Stranger よく電車で乗り合わせる人など顔は知っているものの話したことのない他人の存在から受ける安心感につ図 1 おしゃべり鉢べえの外観 Fig. 1 Appearance of a potted conversation bot. いての研究例6) を挙げる周囲の Familiar Stranger の存在のみを示す架空のデバイスのデザインを通してゆるやかな他者とのつながりの実感が安心感を与える可能性について述べている本研究では他者の発言を引用することで空間を共有する他者の存在を実感させ無機的なイメージから遠ざけ話し相手としての親しみを持たせるために植物を使用したることを試みている. 他者が同一空間に存在していることを意識させることで新しい情報図 1 に外観を示す鉢植えの傍にはシステムの状態を表示する小型ディスプレイ利用者の価値を生むというアプローチは共通しているの声を収集するマイクを配置するそれらはスタンド下部のノート PC に接続されており 2.2 会話ロボットシステムは PC で動作する音声の出力は PC 内蔵のスピーカを用いるまた PC には人現在多くの音声対話型ロボットが開発されている7) 9) その中でシステムが対話可能な感センサを接続し人の通行を検出する 3.2 システムの動作エージェントの形を備えることで利用者の対話の動機づけに大きく影響することが多くの研究例 8) 9) は親しみ本システムは人が通りかかるような通路また人が溜まるようなバス停休憩所などにやすい外見によって利用者に対する興味や好奇心を引き出している良い例である特にロで観察されている鹿野らが開発している音声情報案内システム設置することを想定している人が通りかかり人感センサに反応するとあらかじめ用意ボット型インタフェースを備えるキタロボは子供からの積極的な利用が報告されているされた発言文を合成音声にて出力し呼びかけを行う音声合成には音声合成ソフトウェ本研究のおしゃべり鉢べえについても可愛らしい外見や声などで利用者の親しみやすさにア AITalk 2 を用いた親しみやすいシステムにするために一生懸命さが伝わる話し方が配慮し利用の促進を狙っている特徴の女の子の合成音声であるあんずを話者に用いた会話の遷移を図 2 に示すシステムが会話を開始すると表 1 に示す 8 種のトピック特 3. おしゃべり鉢べえ定の話題のうちの一つをランダムに選択するさらに全てのトピックに 5 つずつ用意されおしゃべり鉢べえは人と会話を行う鉢植え型のボットシステムであるシステムは一般ている会話文セットの一つをランダムに選択する会話文セットの例を表 2 に示すそして的な公共空間に置かれることを想定し鉢植えがスタンドに置かれた形状をしている人が会話文セット中の最初に発話される会話文を用いて呼びかけを開始するマイクから利用者の音声入力が行われると連続音声認識ソフト Julius10) を用いて文字通りかかると声をかけて会話を促すそして利用者との会話の中で利用者の発言を記録収集しまた別の利用者の過去の発言を伝えることで他者の存在を利用者に伝える列に変換するその後文字列の特徴の解析により肯定否定判断不可のいずれか 3.1 おしゃべり鉢べえの構成 R 2 株式会社エーアイソフトウェア開発キット音声合成 AITalk SDK: おしゃべり鉢べえは目口を貼りつけたデーブルヤシの鉢植えであるコンピュータの Information Processing Society of Japan

3 1 Table 1 List of all topics. (1) (4) (7) (2) (5) (8) (3) (6) (1) Table 2 Fig. 2 2 Conversation transitions of a system. 2 Examples of a series of conversation sentences in a topic. (2) (3) (4) 3 c2010 Information Processing Society of Japan

4 3 Table 3 Number of groups at time spent of the system. 4 Table 4 Distribution of group size spent with system. ( ) (22) 160(0) 7(0) 3(1) 5(4) 4(4) 6(5) 8(8) 2 170(21) 130(0) 8(0) 7(1) 9(5) 4(4) 6(6) 6(5) (7) 15(13) 3(2) 0 1(0) 2 27(10) 10(8) 1(1) 1(1) 1(1) 4.2 A Table 5 Number of collected user remarks. ( ) (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (1) 6(2) 6(3) 6(4) 6(3) 6(2)-( ) (3)-( ) 4 c2010 Information Processing Society of Japan

5 Table 6 6 Result of questionnaire survey. ( ) (1) ( ) ( ) ( ) ( ) (2) ( ) ( ) ( ) ( ) (3) ( ) ( ) ( ) (4) ( ) ( ) ( ) :2:3:4: 5: (1)-( ) (1)-( ) 6(1)-( ) (3)-( ) 6(3) (2)- ( ) 4.1 6(2)-( ) (3)-( ) 2.6 6(3)-( ) 5 c2010 Information Processing Society of Japan

6 (2)-( ) 3.6 6(2)-( ) (4)-( ) (1) (2) (3) (4) (B)( ) 1) Vol.2009-HCI-133 No.9 pp.1-8 (2009). 2) DICOMO2007 pp (2007) 3) communication/chika/ ( ). 4) Vol.19 1C2-02 (2005) 5) Erving Goffman: Behavior in Public Places : Notes on the Social Organization of Gatherings, The Free Press of Glencoe (1963). 4 (1980) 6) Eric Paulos, Elizabeth Goodman: The Familiar Stranger: Anxiety, Comfort, and Play in Public Places, CHI2004, pp (2004). 7) Vol.22 No.5 pp (2004) 8) (2002). 9) Vol.2006-SLP-63 No.107 pp (2006) 10) Julius Vol.20 No.1 pp (2005). 6 c2010 Information Processing Society of Japan

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3_23.dvi Vol. 52 No. 3 1234 1244 (Mar. 2011) 1 1 mixi 1 Casual Scheduling Management and Shared System Using Avatar Takashi Yoshino 1 and Takayuki Yamano 1 Conventional scheduling management and shared systems