産業別の国内総生産を実額ベースでみても 199 年以降 第 3 次産業の GDP は増加し 第 2 次産業の国内総生産は低下傾向にあることが分かる しかし 第 3 次産業についても 1997 年以降は国内総生産も伸び率が鈍化している 産業別の国内総生産の推移 ( 名目 ) ' 兆円 (

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1 第 4 章経済産業構造と就業構造のシミュレーション 日本経済は 産業構造や就業構造をダイナミックに転換させながら 経済成長を実現してきた しかし足元の経済状況をみると グローバル化の進展やアジア 新興国の台頭によって 企業の海外展開が進展し 国内における所得 消費が伸び悩んでいる 本節では 国際比較の観点も折り込みつつ 日本の産業構造及び就業構造の変化を概観した上で 空洞化が進展した場合と 価値創造経済社会の実現によって新産業が創出され成長が実現した場合のそれぞれについて 22 年のマクロ経済 産業構造 就業構造のシミュレーション分析を行う 1. 経済産業構造 就業構造の変化 (1) 日本の産業構造の変化 日本の国内総生産の産業別シェアをみると 第 1 次産業のシェアは一貫して低下してきたことが分かる 第 2 次産業と第 3 次産業の産業別シェアについては 199 年頃までは前者が約 35% 後者が約 6% でほぼ横ばいに推移してきた しかし 199 年代以降は 第 2 次産業のシェアが低下し 直近では 2% 台半ばまで下がってきている 第 3 次産業の産業別シェアについては 7% 台半ばまで上昇してきている このように 日本の産業構造は 199 年代以降 第 3 次産業主体への転換の度合いを強めてきている 産業別の国内総生産シェアの推移 '%( 第 1 次産業第 2 次産業第 3 次産業 ' 出所 (OECD STAN Database 88

2 産業別の国内総生産を実額ベースでみても 199 年以降 第 3 次産業の GDP は増加し 第 2 次産業の国内総生産は低下傾向にあることが分かる しかし 第 3 次産業についても 1997 年以降は国内総生産も伸び率が鈍化している 産業別の国内総生産の推移 ( 名目 ) ' 兆円 ( 第 3 次産業 32.2 第 2 次産業 第 1 次産業 6.7 ' 暦年 ( ' 出所 ( 内閣府 国民経済計算 2 年代前半について 横軸にGDPに占める各産業の割合 縦軸に 2 年代前半の各産業の付加価値 (GDP) 上昇率を取ることで 各産業の経済成長への貢献度をグラフ化する 各産業のGDPシェアと付加価値上昇率の積が マクロの経済成長に対する貢献度になるため グラフの各産業の面積がそれに対応する ( スカイラインチャート ) 緑のグラフで示した部分が第 1 次産業 青いグラフが第 2 次産業 赤いグラフが第 3 次産業となる 製造業を見ると 全体的に付加価値成長率がマイナスになっていることがわかるが 金属製品と輸送機械が全体の経済成長を押し上げていたことが確認できる 第 3 次産業についても 電気 ガス 熱供給や建設は付加価値成長率が大きくマイナスになっている 第 3 次産業のうち日本の経済成長を支えた産業は 金融 不動産 社会サービスなどであることが確認できる 89

3 9 各産業の経済成長への貢献度 (2 25 年 ) ( 横軸 :GDP 全体に占める割合 縦軸 : 付加価値 ( 名目 ) の伸び率 ) 農業鉱業食料品繊維製品木製品パルプ 紙製化学製品非鉄金属金属製品一般機械電気機械輸送機械製造 リサイクリング電気 ガス 熱供給建設卸 小売業飲食 宿泊業運輸郵便 通信金融不動産社会サービス 1% -1% -25% ' 出所 (OECD STAN Database

4 91 (2) 産業構造変化の国際比較韓国 ドイツ イギリス アメリカの 2 年代の産業別の生産について比較をすると いずれの国でも第 3 次産業の成長の貢献度が大きいが 韓国とドイツでは第 2 次産業の貢献度も小さくない 一方 イギリスとアメリカについては第 2 次産業の成長の貢献はほとんどなく 第 3 次産業 とりわけ金融 不動産 社会サービス中心の経済成長となっている 各国の経済成長への産業別貢献度 (2 25 年 ) ( 横軸 :GDP 全体に占める割合 縦軸 : 付加価値 ( 名目 ) の伸び率 ) 農業鉱業食料品繊維製品木製品パルプ 紙製品化学製品非鉄金属金属製品一般機械電気機械輸送機械電気 ガス 熱供給建設卸 小売業飲食 宿泊業運輸郵便 通信金融不動産社会サービス 1% 25% -1% -25% 製造 リサイクリング農業鉱業食料品繊維製品木製品パルプ 紙製品化学製品金属製品一般機械電気機械輸送機械電気 ガス 熱供給建設卸 小売業飲食 宿泊業運輸郵便 通信金融不動産社会サービス 25% 5% 75% -1% -25% 製造 リサイクリング非鉄金属韓国ドイツ農業鉱業食料品繊維製品木製品パルプ 紙製品化学製品非鉄金属金属製品一般機械電気機械輸送機械電気 ガス 熱供給建設卸 小売業飲食 宿泊業運輸郵便 通信金融不動産社会サービス 25% 5% 75% -1% -25% 製造 リサイクリング鉱業食料品繊維製品木製品パルプ 紙製品化学製品非鉄金属金属製品一般機械電気機械輸送機械製造 リサイクリング建設卸 小売業飲食 宿泊業運輸郵便 通信金融不動産社会サービス 25% 5% 75% -1% 電気 ガス 熱供給農業アメリカイギリス ' 出所 (OECD STAN Database より作成

5 (3) 就業構造の変化 日本について 産業別の就業者数の推移をみると 第 1 次産業と第 2 次産業はほぼ一貫して減尐してきており 第 1 次産業の就業者数は 199 年の 565 万人から約 25 万人減尐し 29 年には 315 万人になっている 第 2 次産業については 199 年の 2119 万人から約 57 万人減尐し 29 年には 1547 万人となっている 一方 第 3 次産業の就業者数は増加している 199 年の 3257 万人だった第 3 次産業の就業者数は 29 年は約 78 万人増加し 415 万人となっている 産業別の就業者数の推移 ' 万人 ( 4,5 4, 3,5 3, ,5 2, ,5 1, ' 出所 ( 内閣府 国民経済計算 第 2 次産業 第 3 次産業 415 第 1 次産業 315 ' 暦年 ( 2 年代における国内総生産 就業者数の変化を より詳細な産業分類で見ると 製造業の就業者数は輸送用機器を除いて減尐していることが分かる また第 3 次産業についても ほぼすべての産業で就業者数は減尐しているが サービス業のみが就業者数を増加させている サービス業の就業者数の変化をより詳細にみると 医療 福祉やその他サービス業において就業者数が増加している 92

6 2 年代の産業別国内総生産 就業者数の変化 名目国内総生産 実額 ' 兆円 ( 2 年からの変化 ' 兆円 ( 就業者数 実数 ' 万人 ( 2 年からの変化 ' 万人 ( 1 人当たり雇用者報酬 実数 ' 万円 ( 2 年からの変化 ' 万円 ( 農林水産業 鉱業 製造業 食料品 繊維 パルプ 紙 化学 石油 石炭製品 窯業 土石製品 一次金属 金属製品 一般機械 電気機械 輸送用機械 精密機械 その他の製造業 建設業 電気 ガス 水道業 卸売 小売業 金融 保険業 不動産業 運輸 通信業 サービス業 < サービス業の内訳 > 就業者数 実数 ' 万人 ( 2 年からの変化 ' 万人 ( 飲食店 宿泊業 医療 福祉 教育 学習支援業 複合サービス業 サービス業 ' 他に分類されないもの ( ' 出所 ( 内閣府 国民経済計算 総務省 労働力調査 ' 注 ( 統計出所が異なるため サービス業内訳の合計値は一致しない 93

7 2.22 年までのマクロ経済 マクロモデルおよび産業連関モデルを用いて 1 国内の潜在需要の掘り起こしと 2アジアなどの外需の取り込みに成功したケース ( 政策実現ケース ) と 国内産業の空洞化が進展したケース ( 空洞化ケース ) について 22 年までの日本経済の動向を将来予測 シミュレーション分析した < 参考 :22 年の経済産業構造 就業構造の将来予測 シミュレーションについて > 試算の概要 産業構造審議会新産業構造部会において 重要性が指摘された1 国内の潜在需要の掘り起こしや 2アジアなど外需の取り込みが 政策によって実現した場合の政策効果を マクロモデルおよび産業連関モデル 産業 就業構造モデルを組み合わせることで 政策実現ケースと空洞化ケースのそれぞれについて 22 年までのマクロ経済動向や 産業別の生産額 就業者数 所得水準を試算した シミュレーションのフローは図表の通り 人口や労働力率といった要素を外生的に設定した上で 潜在内需の掘り起こし効果や外需の取り込み効果をモデルに加味することで マクロ経済の動向を推計する ( マクロモデル ) 次に 潜在内需や中間投入構造の変化を加味することで 産業別の国内生産額を算出する ( 産業連関モデル ) 最後に 労働生産性のトレンドや 産業別 性別 職業別の就業者構成割合 相対賃金のトレンドを加味することで 産業別 性別 職業別の就業者数および一人当たり雇用者報酬を計算する ( 産業 就業構造モデル ) なお政策実現ケースの試算にあたっては 第 3 次男女共同参画計画 における女性に管理職の増加や 労働力率の増加 企業アンケートに基づく職業構成割合の変化を織り込んでいる 将来予測 シミュレーションのフロー 推計 想定 マクロモデル 産業連関モデル 雇用者報酬 産業別国内生産額 GDP 産業別就業者数 潜在内需 外需 投入係数トレンド 産業別労働生産性トレンド 人口 労働力率 産業 就業構造モデル 産業別 性別 職業別就業者数 産業別 性別 職業別就業者構成割合トレンド 産業別 性別 職業別一人当たり雇用者報酬 産業別 性別 職業別相対賃金 トレンド 94

8 ケース設定 空洞化ケースおよび政策実現ケースは以下のように想定を行った ケース空洞化ケース政策実現ケース ケース設定の概要ケースの想定輸出向け自動車生産が 22 年にかけて半減し 関連産業を含む国内産業の生産が低迷する一方 国内における新産業創出が十分に進まず 逆輸入が増加するケースを想定 以下のケースを想定 1 国内の潜在需要のうち 本部会において特に大きな潜在需要が見込まれると指摘された3 分野 ( ヘルスケア 子育て 新たなエネルギー産業 クリエイティブ産業 ) において 国内の新産業が拡大し 国内の消費が活性化 潜在内需の掘り起こしによる新消費の推計方法は以下の通り 2 輸出向け自動車生産が維持される一方で 我が国からアジア諸国向けの輸出や対外直接投資が維持 拡大され 国内の投資や消費が活性化 潜在内需の掘り起こしの想定 新産業構造部会において 特に大きな潜在需要が見込まれると指摘された 1 新たなエネ ルギー産業 2 ヘルスケア 子育て 3 クリエイティブ産業の 3 分野について 新産業創出 と消費拡大効果を積算した 潜在内需の掘り起こしによる新消費の推計方法 産業構造ビジョン 21 の推計値をベースに 22 年の産業別国内生産額を予測 国内生産額に産業連関表の国内消費比率 '= 国内消費 / 国内生産額 ( を乗じ 国内消費額を推計 潜在内需の掘り起こしによる消費拡大効果として 22 年に約 15. 兆円と推計 新しいエネルギー産業 ヘルスケア 子育て クリエイティブ産業 国内生産額の変化 19.1 兆円 11.6 兆円 5.4 兆円 国内消費の変化 4.1 兆円 6.7 兆円 4.1 兆円 合計 36.1 兆円 15. 兆円 アジアなどの外需の取り込み 政策実現ケースでは 潜在内需の掘り起こしに加えて アジアなどの外需の取り込みに成功すると仮定した 具体的には 中国 ASEAN NIEs 諸国の経済成長に合わせて 日本からの輸出が拡大すると予測した また アジア諸国を中心とした対外直接投資が拡大することによって 所得収支が拡大する効果も織り込んだ 95

9 以上 以上 政策実現ケースにおける女性管理職の増加 政策実現ケースでは 第 3 次男女共同参画基本計画における想定に基づいて 女性の管理職割合の増加を織り込んだ 具体的には 男女共同参画推進本部決定において 22 年に指導的地位に女性が占める割合を 3% 程度にすることを目標としていることを踏まえて 管理的職業従事者に占める女性割合が 22 年に 3% 程度となると想定した 第 3 次男女共同参画計画の目標と今回の想定 第 3 次男女共同参画基本計画における女性割合中間目標 ( 抜粋 ) 今回の想定 項目 現状 中間目標 (215 年 ) 項目 現状 想定 (22 年 ) 国の本省課室長相当職以上 都道府県の本庁課長相当職以上 民間企業の課長相当職以上 2.2% 5% 程度 5.7% 1% 程度 6.5% 1% 程度 管理的職業従事者に占める女性割合 11.1% ( 平成 19 年就業構造基本調査 ) 3% 程度 ' 出所 ( 内閣府 第 3 次男女共同参画基本計画 ' 出所 ( 総務省 平成 19 年就業構造基本調査 より作成 労働力率の上昇 政策実現ケースでは 女性や高齢者の労働参加によって 労働力率が増加することを織り込んだ 具体的には 27 年雇用政策研究会 ( 厚生労働省 ) の 労働参加が進むケース の労働力率を用いた 空洞化ケースでは 現状の労働力率が変化しないと仮定した 労働力率の想定 ' 労働力率 :%( 1 21 年 22 年 男 ' 注 ( 雇用政策研究会の試算値が公表されていない年については 線形補間を行った 女 96

10 97 国内生産工程の変化に伴う職業構成の変化アジア諸国を始めとした新興国の成長に伴って 日本の国内拠点の役割も変化してきており 垂直的な対外直接投資に代表されるように 業務工程における組立部分等を海外で行う企業が増えてきている 上場企業に対するアンケート調査を見ても 国内において今後拡充したいとする業務工程は 商品企画 マーケティング や 研究開発 といった川上工程や 営業 販売 や サービス といった川下工程となっている こういった国内拠点の役割の変化に伴って 労働者が必要とされる役割にも変化が生じてくると考えられる 政策実現ケースでは こういった国内における業務工程の変化を織り込んで 職業構成の変化が生じることを想定した 具体的には 今後国内において拡充したいと考えている業務工程と職種を紐付けることで 今後 国内において生じる労働者の役割の変化を考慮した 国内において拡充したい業務工程 商品企画 マーケティング研究開発生産インフラ システム構築原材料の生産部品 半製品の生産加工 組立 施工流通営業 販売サービス ' 国内において今後拡充したい業務工程 :%( 平均 ' 出所 ( 三菱総合研究所 新たな産業構造への対応に関するアンケート調査 '211 年 1 月実施 経済産業省委託調査 ( 業務工程と職業の対応関係商品企画 マーケティング研究開発営業 販売サービス 保守業務工程専門技術職 管理職専門職専門技術職 管理職 販売職専門技術職 管理職 事務職 サーヒ ス職職業分類

11 試算の前提 マクロ経済試算の前提は以下の通り 物価は 214 年にかけて.3% まで回復し 以降 22 年まで固定されると仮定 空洞化ケースでは物価下落が継続すると仮定 金利は 211 年に1.1% が 22 年にかけて 199 年以降の平均である2.2% まで回復すると仮定 為替水準は 22 年にかけて1ドル 85 円になると仮定 将来人口は 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 18 年 12 月推計 ) の出生中位 死亡中位を利用 労働力人口は 雇用政策研究会の試算 (27 年 ) を参考に 空洞化ケースでは女性 高齢者等の就労が進まない場合 政策実現ケースでは女性 高齢者等の就労が進む場合の値をそれぞれ利用 政府の歳出 歳入の見通しは 現時点における政府見通しと整合的に仮定 98

12 (1) マクロ動向 22 年までのマクロ動向をケース別に比較すると 実質 GDP 成長率は空洞化ケースの場合はほぼゼロ成長となるのに対して 政策実現ケースでは1.2% 程度を維持し 失業率も空洞化ケースと比較して1.5ポイント程度押し下げられる 一人当たり実質成長率でみると 空洞化ケースでは.6% 政策実現ケースで1.6% となる 一人当たり実質 GNI( 国民総所得 ) を見ると 一人当たり実質 GDP 成長率と比較して 政策実現ケースでは平均で.3ポイントほど成長率が高くなる これは 海外展開の進展によって所得収支が拡大するためである 成長 3 分野 ( 新たなエネルギー産業 ヘルスケア 子育て クリエイティブ産業 ) の潜在需要掘り起こしが実現した場合のマクロ動向予測 (211 年度 ~22 年度の平均値 ) 実質 GDP 成長率 1 人当たり実質 GDP 成長率 1 人当たり実質 GNI 成長率 空洞化ケース +.3% ' 1( +.6% +.8% 政策実現ケース +1.2% ' 2( +1.6% +1.9% 失業率 (22 年度 ) 6.1% 4.6% ' 3( ' 出所 ( 三菱 UFJ リサーチ & コンサルティング試算 ' 1( 空洞化ケースでもプラス成長となる理由は 足下の復興需要の拡大が主たる要因 ' 2( 潜在需要が見込まれる 3 分野と外需の取り込みを考慮して試算したもの 他の政策効果とあわせて政府全体で新成長戦略の成長目標 '2%( を目指す方針には変わりない ' 3( 政策実現ケースで失業率が 4.6% となるのは 女性や高齢者等の労働参加が進むため 99

13 ケース別の実質 GDP の推移 ' 兆円 ( 政策実現空洞化 ' 年度 ( ' 注 ( 成長戦略 は内閣府 経済財政の中長期試算 ' 平成 23 年 8 月 12 日 ( の 復旧 復興のための時限的財源措置の期間を 1 年間と想定した場合 の実質 GDP 値 ケース別の名目 GDP の推移 ' 兆円 ( 空洞化政策実現 ' 年度 ( 1

14 (2) 経常収支動向 ケース別に経常収支の推移をみると 空洞化ケースでは 21 年代後半には経常収支が赤字化していくことが見込まれる 一方 政策実現ケースでは 経常収支は 2~3 兆円程度の黒字を維持し続ける見込みとなっている ケース別の経常収支の推移 3 ' 兆円 ( ' 年度 ( 空洞化政策実現 所得収支についてみると 空洞化ケース 政策実現ケースのいずれについても所得収支の黒字幅は徐々に拡大していく しかし純輸出の赤字化スピードよりは緩慢な拡大であるため 合計した経常収支で見ると赤字化していくことになる 政策実現ケースでは所得収支黒字の拡大スピードが速く 空洞化ケースの場合 22 年の所得収支が約 18 兆円の黒字であるのに対して 政策実現ケースでは約 26 兆円となる ケース別の所得収支の推移 33 ' 兆円 ( ' 年度 ( 空洞化政策実現 11

15 3.22 年の産業構造 国内生産額をケース別に比較すると 空洞化ケースの場合 医療 保険 社会保障 介護とサービス業を除いてほぼ横ばいとなる 政策実現ケースの場合 空洞化ケースと比較して製造業およびサービス業の生産額が増加する ケース別の国内生産額 ' 国内生産額 : 兆円 ( サービス業 医療 保健 社会保障 介護 金融 保険 不動産業 商業 電気 ガス 水道 運輸通信業 製造業 農林水産業 鉱業 建設業 実績成長ケース空洞化ケース ' 注 ( 潜在内需を推計したヘルスケアサービスの大半は サービス業 に含まれる 12

16 4.22 年の就業構造 (1) マクロ動向 空洞化ケースでは 自動車産業及び関連産業を中心とした雇用減尐幅が大きく サービス業で吸収しきれなくなるため 失業率が6.1% に上昇する 政策実現ケースでは 製造業の雇用減尐を抑制すると共に サービス業での雇用が 1 万人程度増加するため 失業率を4.6% まで低下させることができ 全体としての雇用減尐も 95 万人程度に留めることができる 21 年から 22 年にかけての生産年齢人口が 8 万人近く減尐することを踏まえると 政策実現ケースにおける 95 万人の雇用減尐は 実質的には雇用拡大と考えることが出来る ケース別の就業者数予測 (21 年と 22 年の比較 ) 空洞化ケース 政策実現ケース 製造業 -287 万人 13 万人 -184 万人 サービス業等 -189 万人 279 万人 89 万人 雇用の増減 -477 万人 382 万人 -95 万人 失業率 6.1% -1.5%pt 4.6% ' 注 ( 数値は四捨五入をしているため 合計値が一致しない場合がある ' 生産年齢人口 : 万人 ( 84 生産年齢人口の見通し 万人 万人 ( 出所 ) 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ( 平成 24 年 1 月推計 ) ( 注 ) 出生中位 死亡中位の値 ' 出所 ( 国立社会保障 人口問題研究所 日本の将来推計人口 ' 平成 24 年 1 月推計 ( ' 注 ( 出生中位 死亡中位の値 13 ' 年 (

17 14 (2) 産業別の就業者数の変化政策実現ケースにおける産業別の就業者数の変化をみると 1 対事業所サービス ( 新たなエネルギー産業 人材育成業 デザイン設計業 専門サービス業等 ) で約 2 万人 2 医療介護 ( 主に公的保険 ) で約 17 万人 3 対個人サービス業 ( ヘルスケア クリエイティブ産業等 ) で約 1 万人 それぞれ就業者数の増加が見込まれる 製造業は前提では就業者数は減尐する見込みとなっているが 医療機器や次世代自動車 蓄電池等の新事業分野とグローバル需要の取り込みによって 空洞化ケースと比較すると約 1 万人程度の雇用増となる 21 年から 22 年にかけての産業別の就業者数の変化 農林水産業 鉱業 建設業素材型製造業加工組立型製造業生活型 その他製造業電気 ガス 水道 運輸通信業商業金融 保険 不動産業医療 保健 社会保障 介護 ( 主に公的保険 ) 対事業所サービス対個人サービス ( ヘルスケア クリエイティブ等 ) その他 ' 就業者数の変化 : 万人 ( ' 出所 ( 産業構造審議会新産業構造部会における試算より ' 注 ( 製造業の雇用は全体として減少するものの 生産性は向上し生産額は空洞化ケースに比べ 4 兆円増大 輸出も全体で 3 兆円増加 次世代自動車や蓄電池 医療機器等の新産業分野の成長やグローバル需要の取り込みにより 1 万人の雇用創出に貢献

18 15 高齢者の引退による自然減を考慮すると 医療介護 ( 公的保険 ) 対事業所サービス ( 新たなエネルギー産業 人材育成業 デザイン設計業 専門サービス業等 ) 対個人サービス ( ヘルスケア クリエイティブ等 ) は それぞれ 3 万人程度 合計で約 1 万人規模の就業者数の増加が必要となる こういった新産業を賄うためには 他産業からの労働異動が不可欠だが それだけでは絶対量が不足しており 女性や高齢者の労働参加や 若者の活用が不可欠となる 具体的には 22 年に女性は約 3 万人 高齢者は約 15 万人の就労拡大が必要となる 高齢世代の引退による自然減と政策実現ケースの差 農林水産業 鉱業 建設業素材型製造業加工組立型製造業生活型 その他製造業電気 ガス 水道 運輸通信業商業金融 保険 不動産業医療 保健 社会保障 介護 ( 主に公的保険 ) 対事業所サービス対個人サービス ( ヘルスケア クリエイティブ等 ) その他 ' 労働移動等で埋めるべきギャップ : 万人 (

19 16 (3) 産業内の職種変化製造業の産業内の職種転換の動向を見ると 素材型製造業と加工組立型製造業では 合計で 25 万人程度の生産工程の雇用が減尐する 一方 製造業の高付加価値化やサービス化を反映して 素材型製造業と加工組立型製造業の合計で 15 万人程度の専門技術者の雇用が増加する 製造業全体では 男性労働者を中心に 5 万人程度の職種転換が必要となる 産業内の職種のミスマッチ (22 年 製造業 ) 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( < 素材型製造業 > < 加工組立型製造業 > ' 注 ( 成長ケースの 22 年の性別 職業別就業者数と 性別の職業構成比が 21 年時点と変わらないと仮定した場合の就業者数の差分を計算したもの サービス業のうち 新産業を担う対事業所サービス ( 新たなエネルギー産業 人材育成業 デザイン設計業 専門サービス業等 ) と対個人サービス ( ヘルスケア クリエイティブ等 ) について 産業内の職種変化をみると 対事業サービスでは販売職や専門技術職の雇用が拡大する また対個人サービスでは 特に女性の事務職 販売職 専門技術職等の雇用が拡大する

20 17 産業内の職種のミスマッチ (22 年 サービス業 ) 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( ' 注 ( 成長ケースの 22 年の性別 職業別就業者数と 性別の職業構成比が 21 年時点と変わらないと仮定した場合の就業者数の差分を計算したもの < 対個人サービス > < 対事業所サービス > 産業全体でみると 製造業は男女ともに生産工程が減尐し 専門技術職が増加する 全体では男性で 3 万人 女性で 1 万人程度の職種転換が必要となる また 非製造業では 男性は労務職が減尐し事務職やサービス職が増加する 女性は管理職やサービス職が増加する 全体では 男性で 6 万人 女性で 1 万人程度の職種転換が必要となる その結果 産業全体では 2 万人規模の職種転換が必要となる 産業内の職種のミスマッチ (22 年 産業全体 ) 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( 管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者管理的職業従事者専門的 技術的職業従事者事務従事者生産工程 労務作業者販売従事者サービス職従事者男女 ' 職業間ミスマッチ : 万人 ( ' 注 ( 成長ケースの 22 年の性別 職業別就業者数と 性別の職業構成比が 21 年時点と変わらないと仮定した場合の就業者数の差分を計算したもの < 非製造業 > < 製造業 >

21 (4) 男女別の職種 賃金の見通し 男女別 職種別に就業者数と所得水準の変化をみると 男性の場合 生産工程等で減尐し サービス 事務 専門技術職が増加する 賃金水準をみると 専門技術職で増加幅が大きくなる 女性についても生産工程の就業者数は減尐する 一方で就業者数が増加する職種は サービス 専門職 管理職等である 管理職を始めとして 男性との相対的な賃金格差が縮小していく 女性の就業者数は サービス職で 1 万人 管理職で 3 万人 専門技術職で 15 万人程度の増加が必要であり 女性就業者を拡大するためには M 字カーブの解消等に向けて取り組みを進める必要がある 21 年から 22 年にかけての職業別の賃金 就業者数の変化 ( 男性 ) ' 就業者数 : 万人 ( 1,2 1, 8 生産工程 労務作業者 21 年 男性 政策実現ケース '22 年 ( 6 販売従事者 事務従事者 4 2 サービス職業従事者 専門的 技術的職業従事者 管理的職業従事者 , 1,2 ' 一人当たり雇用者報酬 : 万円 ( 21 年から 22 年にかけての職業別の賃金 就業者数の変化 ( 女性 ) ' 就業者数 : 万人 ( 1,2 1, 8 事務従事者 21 年 女性 政策実現ケース '22 年 ( 6 サービス職業従事者 専門的 技術的職業従事者 4 生産工程 労務作業者 2 販売従事者 管理的職業従事者 , 1,2 ' 一人当たり雇用者報酬 : 万円 ( 18

22 (5) 業種別の職種 賃金の見通し 産業別に就業者数 所得水準の変化をみると 就業者数と所得水準の双方の増加が見込まれる成長産業は 1 対事業所サービス ( 新たなエネルギー産業 人材育成業 デザイン設計業 専門サービス業等 ) 2 対個人サービス ( ヘルスケア 子育て産業 クリエイティブ産業等 ) 3 医療介護である 一方 製造業は生産性の向上によって就業者数は減尐するが 賃金水準は大きく上昇する 主要な業種別の平均賃金と就業者数の予測 ( 面的分析 ) <21 年 > <22 年 ' 政策実現ケース (> ' 一人当たり雇用者報酬 : 万円 ( ' 一人当たり雇用者報酬 : 万円 ( 鉱業 '1 万人 ( 鉱業 '3 万人 ( 製造業 '1,49 万人 ( 商業 '1,1 万人 ( 運輸 通信業 '546 万人 ( 対事業所サービス '586 万人 ( 金融 建設業医療 保健 対個人保険 農林水産業 '498 万人 ( 社会保障 介サービス 1 不動産業護 ' 主として ' ヘルスケア '252 万人 ( '246 万人 ( 公的保険 ( クリエイティブ '653 万人 ( 等 ( '75 万人 ( 1, 2, 3, 4, 5, 6, ' 就業者数 : 万人 ( 農林水産業 '18 万人 ( 製造業 '865 万人 ( 建設業 '463 万人 ( 商業 '999 万人 ( 運輸 通信業 '381 万人 ( 金融 保険 不動産業医療 保健 '225 万人 ( 社会保障 介護 ' 主として公的保険 ( '815 万人 ( 対事業所サービス '783 万人 ( 対個人サービス ' ヘルスケア クリエイティブ等 ( '816 万人 ( ' 就業者数 : 万人 ( 主要な業種別の平均賃金と就業者数の予測 ( ベクトル分析 ) ' 就業者数 : 万人 ( 対個人サービス ' ヘルスケア クリエイティブ等 ( 医療 保健 社会保障 介護 ' 主に公的保険 ( 商業 生活型製造業 対事業所サービス 21 年 加工組立型製造業 政策実現ケース '22 年 ( 2 素材型製造業 金融 保険 不動産業 ' 一人当たり雇用者報酬 : 万円 ( 19

23 (6) 所得分布の変化 21 年の所得 ( 賃金 俸給 ) 分布をみると 年収 1~4 万円の所得階層の就業者数が多くなっており 平均所得は 388 万円となる 22 年 ( 政策実現ケース ) では 全体的に所得が拡大し 年収 4~7 万円の就業者数が増加する そのため 政策実現ケースでは中間層の厚みを回復の方向へ向かう 所得 ( 賃金 俸給 ) 分布の比較 ' 就業者数 : 万人 ( 年 平均 :388 万円 '21 年 ( 平均 :459 万円 ' 実質 457 万円 ( ' 政策実現ケース ( 政策実現ケース ' 年間収入階級 : 万円 ( ' 注 ( 産業別 性別 職業別の就業者数および一人当たり賃金 俸給より作成 賃金 俸給 ' 雇い主の社会保険料負担等を除く ( は雇用者報酬から算出したもの 一人当たり賃金 俸給は 産業別 性別 職業別の平均所得から算出したものであり 個々人の所得から作成したものではない点に留意が必要 また 賃金は雇用者のみのものであり 自営業者等は含まれない 政策実現ケースの実質平均所得は 21 年価格で評価したもの 11

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CW6_A3657D14.indd 第 4 節 物価の動向 物価は 為替レートの円安方向への動きや景気の回復に伴うマクロ的な需給バランスの改善等を背景に 214 年に入って緩やかに上昇する動きをみせた しかし 214 年夏以降 原油価格の急激な下落を受けて 足下では国内企業物価は緩やかに下落に転じたが 消費者物価の基調 12 は 緩やかに上昇している 215 年度の物価の動向を確認するため 企業間取引における物価 と 消費者物価 の動きに分けてみていく

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