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1 Oracle Direct Seminar <Insert Picture Here> スコアカードで実現する KPI マネジメント 2010 年 9 月 28 日 ( 火 ) 日本オラクル株式会社 EPM/BI 事業統括本部ビジネス推進本部 BI ソリューション部部長勝山公雄

2 アジェンダ 1. 企業戦略の策定と継続的な戦略の可視化 2. OBIEE 11g スコアカード機能 3. KPI ツリーデザイン例 4. まとめ 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス 2

3 <Insert Picture Here> 企業戦略の策定と継続的な戦略の可視化 3

4 企業はリスクの四面楚歌 環境 気候変動 温暖化の促進 水とエネルギーの不足 自然災害の増加 社会 疫病の世界的流行 食品 製造物責任 感染症 経済 オイルショック リーマン ショック 米ドル下落と不安定な 金融市場 中国のハードランディング 地政学 テロ 戦争 犯罪 汚職 情報インフラストラクチャの崩壊 4

5 経営管理サイクルの確立が重要 ビジョン & 戦略 ビジネスモデリング 目標 & 目的 レポーティング分析状況把握 目標設定 分析計画策定 レポーティング分析状況把握 計画策定 レポーティング分析状況把握 モデリング 業績評価 レポーティング & モニタリング 実行 5

6 企業戦略の策定 ビジョン経営戦略ビジネスモデル評価指標体系視点戦略目標重要成功要因戦略的業績管理指標アクション プランマーケ開発製造販売ティング業務活動または組織 Prepared by Kiyoshi Kohzaki ビジョン将来のある時点でどのような姿になっていたいか? 経営戦略ビジョンを達成するための全体的かつ具体的な方針は何か? ビジネスモデル儲ける仕組み視点利害関係者 ( ステークホルダー ) からどう見えるか? 戦略目標ビジョンを実現すると何が変わるのか? 重要成功要因戦略目標達成のためにしなければならないことは何か? 戦略的業績管理指標 (KPI) 戦略の方向性を示す重要な業績評価指標は何か? アクションプラン KPIを達成するための具体的な方策 どうなりたいのか? そのために どうするの? そのための 儲ける仕組みは? 利害関係者との 関係はどうなるの? 利害関係者毎に 何をするの? 達成したかどうか 達成度合いは何で 計るの? 具体的に 何をするの? 6

7 バランス スコアカードの考え方 1 財務の視点 過去 財務的視点 株主 非財務的視点 2 顧客の視点 顧客 ( 消費者 得意先 ) ビジョンと戦略 3 内部プロセスの視点 パートナー 仕入先 現在 外部的視点 内部的視点 4 学習と成長の視点 従業員 未来 7

8 バランス スコアカード : 戦略マップ 総資産利益率の向上 総資産利益率 財務 売上の増加 2% 増売上成長率 営業利益率の拡大 生産性の向上 新製品売上高 営業利益率 売り場面積当たり売上高 顧客ロイヤリティの確立 在庫回転期間 顧客 5% 増 顧客維持率 優れた店員による 適切な商品を 内部プロセス 卓越した顧客サービスの提供 10% 増顧客満足度 10% 増 個人の成長 開発が可能な環境個人の成長度 適切な価格で提供する顧客ニーズの充足度 学習と成長 ゴールへの寄与の関連の明確化 データの蓄積による統計的関連の明示データがない段階では想定 従業員の熟練 20% 増従業員定着率 成果指標先行指標 Prepared by Kiyoshi Kohzaki 8

9 管理サイクルと業務サイクルの統合 レポーティング 事業戦略 戦略目標 財務 業務目標 経営トップ 分析 状況把握 経営管理 予測 変動管理 予算管理 中間管理層 分析 レポーティング 状況把握 現場での実践 活動管理 時間管理 現場 分析 レポーティング 状況把握 9

10 <Insert Picture Here> OBIEE 11g スコアカード機能 10

11 BI EE 11g 統合分析基盤設計思想 : 統合された オープンなシステムビジネスシーンに応じた BI すべてのニーズに対応 本日ご紹介する機能 インタラクティブダッシュボード スコアカード モバイル ストラテジーマップ 非定型分析 SINGLE 統合 ENTERPRISE エンタープライズ INFORMATION 情報モデル MODEL 地図連携 セキュアサーチ 新機能 拡張機能 レポーティング Office 連携組み込み型アプリケーション 11

12 戦略の伝達 / 可視化と戦略を企業アクションに導く戦略ツール戦略ツリー 戦略を実行に導く KPI を定義して 時系列に進捗とパフォーマンスを測定 グラフィカルな戦略のコミュニケーション 例外 / 異常の根本原因をビジネスのかかわり合いをナビゲートすることにより発見し 協調して取り組んで解決する 自身のスコアカード ダッシュボードと評価指標の作成 リアルタイムのパフォーマンス モニタリング EPM との連動 予算 / フォーキャスト (Planning/Essbase) 実績値 (Hyperion Financial Management) 利益 / コスト (Hyperion Profitability and Cost Management Hyperion Strategic Finance) BI Server / BI Apps. でオペレーショナルな詳細情報の分析 レポーティングが可能 KPI 監視リスト 因果関係マップ 12

13 OBIEE 11g スコアカード機能 KPI 状況 / アクション リンク ビジネス ユーザによって作成された KPI は Action Framework によって定義された関連するアクションのトリガーとなります ERP ワークフロー メール アラート その他.. BPEL プロセス リッチな BI(OBIEE/BI Apps.) や EPM とシームレスに統合 ダッシュボード レポーティング オフイス製品からスコアカード コンテンツにアクセス コラボレーション環境 ( コメント イニシアティブ ) の提供 BSC をはじめ 様々な業績管理の方法論に準拠 13

14 スコアカードの作成 *BSC のデフォルト : プリ定義されている 財務 顧客 内部プロセス 学習と成長 の 4 つの視点を採用 14

15 フレームワークの決定 財務の視点 顧客の視点 内部プロセスの視点 学習と成長の視点 15

16 ミッションとビジョンの作成 ミッション なぜその組織が存在するのかを明らかにした短い文章 ( 企業理念 / 使命 ) ビジョン 方向性 期間と目標値等 ( 将来像 ) 16

17 KPI の作成 17

18 KPI の作成 一般プロパティ => データソースの指定 : 実績値およびターゲット値 トレンド設定 ディメンションの選択 ( 見たい KPI の切り口 ) しきい値の設定 関連ドキュメントの設定 式の編集 グラフィック カラーの選択 アクション リンク BI カタログから オブジェクトを選択 URL をリンク 18

19 アクション リンク アクションを実行するステータスの選択 新規アクションの作成 既存アクションの選択 必要な企業アクションに 迅速につなげます 表示するテキスト 19

20 戦略目標の作成 全社および部門の視点に対する戦略目標を作成します 各戦略目標の因果関係や目標に対する企業アクション 各戦略目標への KPI の割り当ても定義します コメントをやり取りするコラボレーション機能も提供されます 戦略目標の親子関係も指定でき 目標と KPI 欄に戦略目標や KPI 等が表示されます 目標を作成 する場合 クリック アクション リンク 関連するアクションをキック! 視点を指定します 20

21 戦略目標の作成 21

22 戦略目標の作成 コラボレーション機能 22

23 戦略目標の作成 因果関係の設定 23

24 戦略ツリーの作成 戦略目標の定義内容に従って 戦略ツリーが自動表示されます 24

25 戦略ツリーの操作 (1/2) 25

26 戦略ツリーの操作 (2/2) Answers とシームレスに連携 レポートが表示されます 26

27 戦略マップの作成 戦略目標間の相関線の作成 ドラッグ & ドロップ 強さ : 強い 中程度 弱い 比例 : 直接 逆 27

28 因果関係マップの作成 表示上の設定 ドラッグ & ドロップ 戦略目標の 原因 結果 の設定に従って 因果関係マップが自動表示されます 28

29 カスタム ビューの作成 従業員単位の責任のある KPIの一覧の例オリジナルの背景イメージを使ったカスタムのビューを作成できます 29

30 スコアカードのダッシュボードへの組み込み ドラッグ & ドロップ 30

31 KPI 監視リスト ドラッグ & ドロップ Answers のレポートが表示されます 31

32 Demonstration BI Scorecard

33 <Insert Picture Here> KPI ツリーデザイン例 33

34 BI を実現するための流れ 活用に失敗しているプロジェクトでは この部分だけを実施しているプロジェクトが多い 戦略要件定義設計構築活用 ビジネス戦略 分析要件定義 アーキテクチャ設計 開発 導入 定着化 現状分析 改善テーマ決定 管理指標決定 新業務プロセス決定 データ項目定義 分析キー定義 抽出条件定義 分析手法定義 システム構造設計 BI ツール選定 ETL 設計 運用設計 環境構築 ETL 開発 画面 帳票開発 利用者トレーニング 啓蒙と意識改革 利用促進手段の導入 BI 導入戦略 データソース定義 画面帳票設計 テスト 改善 効果測定 評価 スコーピング 導入体制確立 利用部門キーマン任命 情報源定義 データ連携サイクル定義 分析画面設計 帳票設計 動作テスト ユーザ評価に基づく仕様調査 管理指標の改善検討 導入範囲の拡大検討 データベース設計 ここが曖昧になっていると活用効果を測れない DWH 構成設計 RDB 論理 / 物理設計 活用できていなければ システムを導入した意味がない 34

35 Oracle BI Express サービス メニュー 構築支援からセミナー支援まで BI のプロが情報活用を支援します! 3 つのメニューから皆様のニーズに合わせてお届けします E1:BI コンセプト構築支援 対象 : 経営 / 企画系部門目的 : 業務改善を前提とした情報活用とビジネスモデルの構築前提 : 情報活用とした業務モデルの構築を望んでいる方成果物 : グランドデザイン コンセプトデザイン KPI( 評価指標 ) 策定など E2: 設計 / 構築モデル作成支援 対象 : システム部門目的 : プロトタイプ構築前提 : データソースと対象ユーザーが決まっていること成果物 : 簡易設計書ガイド プログラムプロト 簡易デモなど E3:BI 勉強会 ( セミナー ) 対象 :BI に興味がある方目的 :BI に対する興味を深める前提 : 特になし成果物 : 講演資料 35

36 BI Express フレームワーク Oracle の BI ノウハウが詰まった 情報活用を整理するフレームワーク 上記 代表的なフレームワークに加え 様々なフレームワークを状況に応じて適用します 36

37 指標ツリーの意義 なぜ指標ツリーか 指標間の関連性を明らかにする 見えている ところと 見えていない ところが明らかになる 目標をブレークダウンし 具体的な活動内容に落としていくことができる 指標 A 指標 B 指標 C 指標 D 指標 E 指標 F 指標 G 指標 H 指標 I 指標 J 指標 K 指標 L 指標 M 指標 N 指標 O 指標ツリー上位モデル 3 階層を目安に作成してください 37

38 指標ツリーの心得 指標ツリー五箇条 一 トップ指標を明確にすべし一 下位指標は影響指標で二択にすべし一 定性指標も活用すべし一 もれあり ダブリあり一 メンテナンスを忘れるな 38

39 指標ツリー例 ( 百貨店モデル ) 顧客指標ツリー 購入顧客数顧客売上高客単価 来店顧客数 購入頻度 一点単価 一客点数 店舗指標ツリー 対象顧客数 店舗売上高 定着率商談数ヒット率販売員付加価値商品付加価値顧客衝動度販売員提案力 商品指標ツリー 商品売上高 一店売上高店舗数販売量単価 店舗坪数一坪売上高出店計画閉店計画仕入量販売率定価値引率 増改築移転仕入額回転率地域特性投資判断店舗収益率影響度 トレンド 判断力商品陳列商品力仕入判断付加価値回転率在庫量 39

40 テーマ選定例 戦国期以前 戦国前期 戦国後期 江戸時代 未熟期 成熟期 城 防御力 政治力 企業 売上高 収益力 事業ライフサイクルの観点に対比した指標ツリー例をご紹介します 導入事業 成長事業 成熟事業 衰退事業 40

41 指標ツリー例 ( 城の場合 ) 未熟期 成熟期 価値 防御力 優位性 ターゲット市場 強度 モノ人 ポテンシャル攻略難度 金 耐久性 武力 重要度 肥沃度 プロセス 質 量 シンボル ポジション 営業 技術 城内攻撃力 防壁力 訓練度 兵力 大名ブランド 影響度 商力 農力 価値 政治力 質 量 無意識影響力意識内統治圏外 トップ大名力ブランドその他著名人力 輝度 規模 外交度 プロセス 金 人 出 入 城内 城 財力 人口 輸出 輸入 41

42 指標ツリー例 ( 企業の場合 ) 未熟期 成熟期 価値 売上高 優位性 ターゲット市場 独自性 モノ人 ポテンシャル市場規模 金 製品 技術力 伸び率 市場金額 プロセス 質 量 シンボル ポジション 営業 技術 設備力 製造力 スキル 技術者数 ブランド イノベーション度 営業力 マーケティング力 価値 収益力 質 量 知的資産 無意識 意識 内営業利益 外 ブランド力 スキル コスト 売上高 トップ その他 プロセス 金 人 出 入 社長力 著名人数 創出スキル 拡大スキル 原価 人件費 営業力 展開力 42

43 まとめ 企業戦略の策定と継続的な戦略の可視化 KPI 状況 / アクション リンク ビジネス ユーザによって作成された KPI は Action Framework によって定義された関連するアクションのトリガーとなります ERP ワークフロー メール アラート その他.. BPEL プロセス リッチな BI(OBIEE/BI Apps.) や EPM とシームレスに統合 ダッシュボード レポーティング オフイス製品からスコアカード コンテンツにアクセス コラボレーション環境 ( コメント イニシアティブ ) の提供 BSC をはじめ 様々な業績管理の方法論に準拠 43

44 OTN ダイセミでスキルアップ!! 一般的な技術問題解決方法などを知りたい! セミナ資料など技術コンテンツがほしい! Oracle Technology Network(OTN) を御活用下さい 一般的技術問題解決には OTN 掲示版の データベース一般 をご活用ください OTN 掲示版は 基本的に Oracle ユーザー有志からの回答となるため 100% 回答があるとは限りません ただ 過去の履歴を見ると 質問の大多数に関してなんらかの回答が書き込まれております 過去のセミナ資料 動画コンテンツは OTN の OTN セミナーオンデマンドコンテンツ へ ダイセミ事務局にダイセミ資料を請求頂いても お受けできない可能性がございますので予めご了承ください ダイセミ資料は OTN コンテンツオンデマンドか セミナ実施時間内にダウンロード頂くようお願い致します 44

45 OTN セミナーオンデマンドコンテンツダイセミで実施された技術コンテンツを動画で配信中!! ダイセミのライブ感はそのままに お好きな時間で受講頂けます OTN オンデマンド 掲載のコンテンツ内容は予告なく変更になる可能性があります 期間限定での配信コンテンツも含まれております お早めにダウンロード頂くことをお勧めいたします 45

46 Oracle エンジニアのための技術情報サイトオラクルエンジニア通信 技術資料 ダイセミの過去資料や製品ホワイトペーパー スキルアップ資料などを多様な方法で検索できます キーワード検索 レベル別 カテゴリ別 製品 機能別 コラム オラクル製品に関する技術コラムを毎週お届けします 決してニッチではなく 誰もが明日から使える技術の あ そうだったんだ! をお届けします オラクルエンジニア通信 先月はこんな資料が人気でした Oracle Database 11gR2 RAC インストレーション ガイド ASM 版 Microsoft Windows x86-64 Oracle Database 11gR2 旧バージョンからのアップグレード 46

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