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1 〇研究炉 ( 原子炉の運転状況によっては 以下の実験条件が変更になることがあります ) 1. 圧気輸送管試料をポリエチレン製のキャプセルで炉心の近くまで運んで中性子を照射する設備で Pn-1 Pn-2 Pn-3 の3 種類があります それぞれ照射できる中性子強度が異なり 実験条件に応じて選択できます 照射時間は4 時間まで (1MW 運転時 ) 可能ですが 試料によっては更に制限することもあります 2. 水圧輸送管試料をアルミニウム製のキャプセルで炉心の近くまで運んで中性子を照射する設備で 照射時間は5 時間以上 24 時間以内を原則とします 24 時間以上の照射を希望する場合は 研究炉部と相談のうえ マシンタイムに余裕がある場合のみ認められます このような長時間の照射を希望する場合は 原則として 4. 長期照射 で実験を計画してください 3. 傾斜照射孔比較的大きな試料を容器に入れて 炉内に吊り下げて照射を行います 照射時間の制限は吊り下げに用いる容器により異なり ポリエチレン製の容器を用いる場合は5 時間以内 アルミニウム製 ( 実験者が用意すること ) の容器を用いる場合は1 時間以内とします 4. 長期照射アルミニウム製のキャプセルに封入した試料を炉心内で長時間照射すること ( 炉心内照射 ) ができる設備です 初めて長期照射を行う試料については 圧気輸送管による同種の試料の予備照射によって安全性を確認する必要があります 1 週間の長期照射で安全性が確認されている試料については 審査によって認められれば更に1 年間までの照射が可能になります 5. 黒鉛設備黒鉛設備に設置された圧気輸送管 (TC-Pn) を用いて熱中性子照射をすることができます 原子炉の運転時間内であれば 照射時間の制限はありません 冷中性子導管実験室では小角散乱実験 中性子光学実験 ラジオグラフィなどの冷中性子実験がそれぞれ可能です 6. 重水設備ホウ素中性子捕捉療法の医療照射を主目的に設備が整備されました 医療照射については 共同利用掛又は粒子線腫瘍学研究センターに照会してください 連続運転中の照射及び実験利用が照射レール ( 小型試料 ) と大型試料輸送台車システムを用いて可能です これらの利用は年間を通じてあらかじめ計画された週で行います 照射モードを 熱中性子単独照射 熱外中性子単独照射 並びに 熱及び熱外中性子混合照射の中から選択できます 7. 冷中性子実験孔 CN-1 単色中性子用光学用ベンチが設置されています CN-2 中性子小角散乱装置が設置されています CN-3 スーパーミラー導管の出口にTOF 実験用光学ベンチが設置されています ま た 中性子イメージングプレートを利用した中性子ラジオグラフィ測定が実施で

2 VCN きます 極低エネルギー中性子利用実験が可能です 8. 精密制御照射管試料を高温で制御した材料照射ができます 照射時間は 1 週間 (50~68 時 間 ) までの任意の時間が選択できます 詳しくは 保安教育テキスト をご覧ください 9. 貫通孔 T-1 オンライン同位体分離装置が設置され 高効率でイオン化が可能なアルカリ金属 (Rb,Cs) アルカリ土類金属(Sr,Ba) 希土類元素(La,Ce,Pr,Nd,Pm) の核分裂生成核種が利用できます また 後段加速装置によるRIイオン注入も可能です 本装置の利用は所員との共同研究に限ります 10. 水平照射孔 E-1 特殊プラグ内でリード線付き照射が可能です 詳細は共同利用掛に照会してください E-2 常時中性子ラジオグラフィ装置を設置しています それ以外の利用については 共同利用掛に照会してください E-3 低速中性子ビーム実験用のニッケルミラー中性子導管が設置されています 即発 γ 線測定装置が設置されています E-4 低温照射装置が設置されています 本装置は 10K~ 約 300Kの温度範囲で任意の温度に自動制御できる 詳しくは 保安教育テキスト を参照してください なお 装置運転 監視の当直に当る方は 別途 低温照射実験のための保安教育を受けなければなりません ( 新規の応募については あらかじめ共同利用掛に照会してください 11. ビーム実験孔 B-1 鉄プラグによる24keV 中性子主体のフィルタービームの利用が可能です 照射ガイド管の取付けにより 随時 試料の照射が可能です B-2 3 軸分光器 (TAS) が設置されています B-3 4 軸回析計 (4CND) が設置されています B-4 スーパーミラー中性子導管が設置されています 二相流研究用中性子イメージング装置及び即発 γ 線分析装置を整備中です 12. コバルト 60 ガンマ線照射装置平成 23 年 4 月時点での放射能は 270TBq 最大照射線量率は 24kGy/h となります 13. 中性子発生装置 ( 電子線型加速器 : 最高エネルギー 46MeV) を使用する共同利用は 簡単な照射などの場合は 一般研究により行うことができますが 複雑かつ大規模な実験の場合は 所員との共同研究が望まれます 14. 研究炉熱特性実験装置

3 熱特性実験装置及び附属実験設備の利用については 担当者にお問い合わせください 15.Ge 検出器ガンマ線の分光分析を行う検出器で ホットラボ棟に約 10 台 トレーサ棟に 3 台が設置されています 周辺機器 ( 機器の特性や利用条件等については 機器担当職員にお問い合わせください ) 設置機器名 設置場所 担当職員 備考 4 軸 X 線回折計 X 線回折装置室 川口昭夫 単結晶解析装置 X 線回折装置室 川口昭夫 ESR ガンマ棟 中野幸廣 可視紫外分光光度計 ガンマ棟 齊藤毅 8KPHA トレーサ棟 谷口秋洋 MCA 多次元測定回路 トレーサ棟 谷口秋洋 PAC 測定装置 トレーサ棟 大久保嘉高 クライオダイン冷凍機 トレーサ棟 大久保嘉高 レーザーラマン分光分析装置 トレーサ棟 藤井俊行 短寿命 γ 線源用メスバウアー分光器系 トレーサ棟 瀬戸誠 長寿命 γ 線源用メスバウアー分光器系 トレーサ棟 瀬戸誠 X 線回折装置 (Cu 管球 ) トレーサ棟 森一広 杉山正明 X 線回折装置 (Mo 管球 ) トレーサ棟 伊藤恵司 杉山正明 X 線回折装置 (Mo 管球 ) トレーサ棟 森一広 伊藤恵司 時間分解発光分光装置 トレーサ棟 齊藤毅 透過電子顕微鏡 トレーサ棟 徐虬 佐藤紘一 陽電子消滅寿命測定装置 トレーサ棟 徐虬 佐藤紘一 タンパク質自動結晶化 溶液分注装置 IMP トレーサ棟 ( 微量 オイル封入式 ) 森本幸生 タンパク質自動結晶化 溶液分注装置 NIC トレーサ棟 ( 蒸気拡散方式 ) 森本幸生 集束イオンビーム加工装置 トレーサ棟 徐虬 佐藤紘一 ナノインデンテーションTEMホルダー トレーサ棟 徐虬 佐藤紘一 高機能中性子鏡製造装置 パルス中性子実験室 日野正裕 X 線反射率計 パルス中性子実験室 日野正裕 熱分析装置 (DSC,DTA,TG) パルス中性子実験室 伊藤恵司 森一広 高輝度ミリ波テラヘルツ放射光分光装置 ライナック 高橋俊晴 鉛スペクトロメータ ライナック 堀順一 中性子飛行時間分析装置 ライナック 堀順一 顕微ラマン分光器 (He-Ne Ar 光源 ) 研究棟 杉山正明 極小角光散乱測定装置 研究棟 杉山正明 ペプチド合成装置 研究棟 藤井紀子 重イオン照射装置 原子炉棟ホットラボ 義家敏正 徐虬 FTIR 原子炉棟ホットラボ 徐虬 ICP-AES 原子炉棟ホットラボ 福谷哲 ICP-MS 原子炉棟ホットラボ 福谷哲 SEM-EDX 原子炉棟ホットラボ 徐虬 宮田清美 可視紫外分光光度計 ( 電子回路室 ) 原子炉棟ホットラボ 徐虬 CCD 発光分光分析器 原子炉棟ホットラボ 徐虬

4 溶融塩実験不活性グローブボックス 原子炉棟ホットラボ 藤井俊行 粉末エックス線回折装置 原子炉棟ホットラボ 山名元 熱分析装置 原子炉棟ホットラボ 山名元 アルファ線スペクトロメータ 原子炉棟ホットラボ 山名元 島津オートグラフAG500A 原子炉棟ホットラボ 宮田清美 義家敏正 多層膜磁化測定装置 中性子導管準備室 日野正裕 三次元表面構造解析顕微鏡 中性子導管準備室 日野正裕 中性子小角散乱装置 冷中性子導管実験室 杉山正明 FACSスキャン 原子力科学館 渡邉正己 X 線発生装置 原子力科学館 渡邉正己 共焦点レーザー顕微鏡 原子力科学館 渡邉正己 高性能蛍光定量顕微鏡 原子力科学館 渡邉正己 レーザースキャニングサイトメーター 原子力科学館 渡邉正己 超純水製造装置 原子力科学館 渡邉正己 細胞培養設備 原子力科学館 渡邉正己 細胞培養インキュベーター 原子力科学館 渡邉正己 低酸素培養チャンバー (0%~20%) 原子力科学館 渡邉正己 低酸素培養インキュベーター (0%~20%) 原子力科学館 渡邉正己 印のある機器については 放射線業務従事者でない方も使用できます 共同利用研究に提供可能な機器の担当職員連絡先 所内機器担当職員の電話番号です (50 音順 ) 電話番号は に続けて内線番号をダイヤルしてください 職員名 電話内線番号 伊藤恵司 2423 大久保嘉高 2464 川口昭夫 齊藤泰司 2374 齊籐毅 2378 佐藤紘一 2404 徐虬 2417 杉山正明 2429 瀬戸誠 2445 高橋俊晴 2409 谷口秋洋 2421 中野幸廣 2484 日野正裕 福谷哲 2381 藤井俊行 2469 藤井紀子 2496 堀順一 2427 宮田清美 2388 森一広 2363

5 森本幸生 2371 山名元 2442 義家敏正 2473 渡邉正己 2391

6. 重水設備ホウ素中性子捕捉療法の医療照射を主目的に設備が整備されました 医療照射については 共同利用掛又は粒子線腫瘍学研究センターに照会してください 連続運転中の照射及び実験利用が照射レール ( 小型試料 ) と大型試料輸送台車システムを用いて可能です これらの利用は年間を通じてあらかじめ計画さ

6. 重水設備ホウ素中性子捕捉療法の医療照射を主目的に設備が整備されました 医療照射については 共同利用掛又は粒子線腫瘍学研究センターに照会してください 連続運転中の照射及び実験利用が照射レール ( 小型試料 ) と大型試料輸送台車システムを用いて可能です これらの利用は年間を通じてあらかじめ計画さ 実験設備 照射設備の概要と利用条件 平成 24 年度の標準運転パターンは 約 2 日間の1MW 運転 + 約 6 時間の5MW 運転です 実験研究の都合により1MW 未満の低出力運転 ( 一旦停止も含む ) を実施することがあります また 医療照射はあらかじめ定められた日に実施することを原則とします 各実験設備の詳細については 保安教育テキスト に記載されていますので 参照してください ( 保安教育受講の際にお渡ししますが

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