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1 弾道ミサイルとは 弾道ミサイル 放物線を描いて飛翔するロケットエンジン推進のミサイル 巡航ミサイル ジェットエンジンで推進する航空機型誘導式ミサイル 1,200 1,000 ミッドコース段階ロケットエンジンの燃焼が終了し慣性運動によって宇宙空間 ( 大気圏外 ) を飛行している段階 長距離にある目標を攻撃することが可能 速度が速い 低空飛行が可能 飛行中に経路を変更できるために命中精度が極めて高い 高度 (km) ブースト段階発射後ロケットエンジンが燃焼し加速している段階 ターミナル段階大気圏に再突入して着弾するまでの段階 , ,500 5,500~ 範囲 (km) 種類射程飛行時間再突入速度 短距離弾道ミサイル 約 1,000km 以下 約 5~10 分 1~3km/ 秒 ( マッハ約 3~9) 速い速度 短い到着時間 迎撃の課題 相対速度は 小銃で小銃の弾を撃つ場合よりも格段に速く目標を迎撃することが必要 極めて短い時間で 迎撃ミサイル発射のための一連の対応を行う必要 中距離弾道ミサイル 約 1,000~5,500km 約 10~20 分 3~7km/ 秒 ( マッハ約 9~21) 高い到達高度 地表から遠く離れた高度まで迎撃ミサイルを精密に誘導する技術が必要 長距離弾道ミサイル 約 5,500km~ 約 20~30 分 7~8km/ 秒 ( マッハ約 21~24) 小さな高速目標 小さく高速である目標を 探知追尾するためにはレーダ能力を向上させ 確実に破壊するためには直撃させることが必要 1 中距離弾道ミサイルは 準中距離級と中距離級に区分することもある 2 参考として F-15 の最高速度はマッハ約 2.5( 約 0.85km/ 秒 ) 極めて精度の高い迎撃システムが必要

2 弾道ミサイルの拡散をめぐる状況 欧州 :16か国アゼルバイジャンアルメニアイタリアウクライナ英国カザフスタンギリシアグルジアセルビアトルクメニスタンフランスブルガリアベラルーシポーランドルーマニアロシア 2009 年現在 44 か国 地域 アフリカ :7か国アルジェリアアンゴラエジプトエチオピアコンゴスーダンリビア 中東 :9か国アフガニスタンアラブ首長国連邦イエメンイスラエルイランサウジアラビアシリアトルコバーレーン アジア :7か国インド韓国北朝鮮台湾中国パキスタンベトナム 8 北米 :1か国アメリカ 中南米 :4か国アルゼンチンエクアドルキューバペルー 出典 : ジェーン年鑑 (2009 年 1 月現在 ) ミリタリーバランス 2009 < 注 > 上記の表は ジェーン年鑑及びミリタリー バランスで Ballistic Missile 又は Unguided Rocket と記されたものを保有しているとされている国を示している 対象としたミサイルには 米国開発の多目的ロケット システム搭載型のミサイルや旧ソ連が 1960 年代に開発した短射程の FROG-7 等を含んでいる 上記の国数の中には 旧ソ連から分離した国家も含んでいる ( これらの国のミサイルは現在ロシアの統制下にあるものもある

3 北朝鮮が保有する弾道ミサイル

4 北朝鮮の弾道の弾道ミサイルの射程 上記図は テポドンを中心に各ミサイルの到達可能距離を概略のイメージとして示したもの

5 北朝鮮による弾道ミサイル拡散の主な指摘 エジプト スカッド B パキスタン リビア スカッド B C ガウリ シリア イエメン スカッド B C スカッド B C スカッド B スカッド C テポドン 北朝鮮 スカッド B C イラン シャハブ 3 ミサイルを生産しているだけではなく 外貨稼ぎを目的としてそれを輸出していることを 既にはっきりと明らかにしている ( 北朝鮮外務省スポークスマン (02 年 12 月 ))

6 弾道ミサイル防衛 (BMD ) ) システム 弾道ミサイルの脅威が東アジアにおいて拡散する中 弾道ミサイルが我が国に飛来した場合に国民の生命 財産を守るための 攻撃的でなく かつ他に代替え手段のない唯一の防御手段として不可欠なもの Ballistic Missile Defense の略

7 BMD システムの整備構想 運用構想 ミッドコース段階 各種センサーによる探知 追尾 ( 地上配備型レーダー及びイージス艦 ) イージス BMD システムによる上層 ( 大気圏外 ) での迎撃 ターミナル段階 ペトリオット PAC-3 による下層 ( 大気圏再突入時 ) での迎撃 イメージ図イメージ図 ブースト段階 弾道ミサイル 3 航空自衛隊警戒管制部隊地上配備型レーダー FPS-3 改 ( 能力向上型 ) FPS-5( 新たなレーダー ) ペトリオット PAC-3 防護地域 航空自衛隊高射部隊ペトリオットPAC-3 ( 既存システムの改修 +ミサイルの取得 ) 2 1 海上自衛隊海上構成部隊イージス艦 ( 既存艦の改修 +ミサイルの取得 ) 航空自衛隊自動警戒管制システム ( 改修 ) イージス BMD 艦防護地域 BMD 統合任務部隊 指揮官航空総隊司令官

8 イ - ジス BMD 艦 こんごう 型 1 イ - ジス BMD 艦とは 飛来する弾道ミサイルをミッドコース段階 ( 大気圏外 ) において迎撃する防御システム 短 中距離の弾道ミサイルを海上から迎撃するシステム 現有イージス艦にBMD 機能を付加 ( イージス システムのレーダー ソフトウェア 発射装置等を改修 ) するとともに 弾道ミサイルを迎撃可能なSM-3ミサイルを新規に取得し イージス艦に搭載するもの SM-3ミサイルは イージス艦の垂直発射装置 (VLS) に 他のミサイル ( 対潜ミサイルや弾道ミサイル迎撃用ではない対空ミサイル ) と混載する形で搭載 当面の整備目標は4 隻 ( うち3 隻はBMD 機能付加が完了 ) 垂直発射装置 (VLS) SM-3 ミサイル

9 2 ペトリオット PAC-3 とは 飛来する弾道ミサイルをターミナル段階 ( 大気圏内 ) において迎撃する防御システム 1 能力 ペトリオットPAC-3は 短距離 中距離の弾道ミサイルに対処するよう設計され 下層 ( 高度十数 Km) において 落下する最終段階 ( ターミナルフェーズ ) にある弾道ミサイルを迎撃するシステム ( 航空自衛隊が保有 ) 1 個高射隊により半径約数十 kmの範囲の防護が可能 機動的に移動 展開し 状況に応じた適切な地点において運用が可能 2 構成 1 個高射群は 4 個の高射隊で構成 1 個高射隊の構成は右図のとおり 1 個高射隊の構成 射撃管制装置 発射機 ( ランチャー ) 5 発射機 ( ランチャー )5 基のうち レーダー装置 2 基に BMD 能力を付与 (PAC-3 化 ) 現在 16 個の高射隊を配備 アンテナマストグループ 電源車 BMD 対応化し PAC-3 ミサイルを搭載 その他 無線中継装置がある

10 3 BMD 用能力向上型迎撃ミサイル ( 日米共同開発 ) の概要 将来的な脅威への対応を念頭に 弾道ミサイル対処能力を向上するため 平成 年度より イージス艦年度より イージス艦に搭載するに搭載するBMD 用能力向上型迎撃ミサイル (SM-3BlockⅡA) (SM-3BlockⅡA) の日米共同開発を実施 このこのBMD 用能力向上型迎撃ミサイルによって 防護範囲の拡大 撃破能力の向上 将来脅威 (( おとりを搭おとりを搭載した弾道ミサイル等載した弾道ミサイル等 )) への対応が可能に への対応が可能に SM-3BlockⅠA( 現在保有する迎撃ミサイル ) SM-3BlockⅡA( 日米共同開発中 ) 大気圏外 能力向上能力向上 目標を捉えるシーカー ( 目 ) 推進装置のロケットモータ ( 足 ) 弾道ミサイルを撃破するキネティック弾頭 ( 拳 ) 等の能力を向上させることにより 現在我が国が保有する迎撃ミサイルに比べ より早くかつ正確に目標を見つけ より迅速に目標まで到達し より確実に目標を撃破することが可能となる 2 隻で防護 1 隻による防護も可能迎撃回避手段 ( おとり等にも対応可能 ) イ - ジス BMD 艦

11 平成 21 年 4 月の北朝鮮ミサイル発射事案への対応 平成平成 年 4 月の北朝鮮ミサイル発射事案においては 弾道ミサイルを迎撃可能な月の北朝鮮ミサイル発射事案においては 弾道ミサイルを迎撃可能な SM-3 SM-3 ミサイルを搭載したイミサイルを搭載したイ - ジス BMD BMD 艦 2 隻 ( こんごう および ちょうかい こんごう および ちょうかい ) を日本海中部へ ペトリオットを日本海中部へ ペトリオット PAC-3 PAC-3 部隊を東北地方部隊を東北地方 ( 岩手岩手県及び秋田県県及び秋田県 ) および首都圏および首都圏 ( 埼玉県 千葉県および東京都埼玉県 千葉県および東京都 ) に所在する自衛隊の駐屯地などに展開させ わが国領域へに所在する自衛隊の駐屯地などに展開させ わが国領域への落下に対する備えを行った の落下に対する備えを行った テポドン地区 飛翔経路 ( イメージ ) イ - ジス BMD 艦 ペトリオット PAC-3 首都圏 朝霞 市ヶ谷 習志野

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